JPH0787713A - 電動機用整流子及びその製造方法 - Google Patents
電動機用整流子及びその製造方法Info
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- JPH0787713A JPH0787713A JP5231832A JP23183293A JPH0787713A JP H0787713 A JPH0787713 A JP H0787713A JP 5231832 A JP5231832 A JP 5231832A JP 23183293 A JP23183293 A JP 23183293A JP H0787713 A JPH0787713 A JP H0787713A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/06—Manufacture of commutators
- H01R43/08—Manufacture of commutators in which segments are not separated until after assembly
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49009—Dynamoelectric machine
- Y10T29/49011—Commutator or slip ring assembly
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】製造コストが低く、製造が容易で、しかも絶縁
樹脂部材に固定される整流子片が飛散しないように耐久
性を向上させるようにした。 【構成】円筒形状の絶縁樹脂部材2の外周面に整流子片
4をスリット3を形成して複数配設することにより構成
された電動機用整流子であって、前記絶縁樹脂部材2の
外周面と接触する整流子片4の内周面において、前記整
流子片4の軸線方向には互いに対向し、前記絶縁樹脂部
材2側に向かうほど接近する一対の係止爪6a,6bを
形成し、前記一対の係止爪6a,6bの間には絶縁樹脂
部材2側に向かうほど縮小する充填空間部9を形成し、
前記整流子片4の上端には前記一対の係止爪6a,6b
を連結する上部爪10を形成し、前記充填空間部9と対
応する上部爪10には該充填空間部10と連通する切込
み部11を形成した。
樹脂部材に固定される整流子片が飛散しないように耐久
性を向上させるようにした。 【構成】円筒形状の絶縁樹脂部材2の外周面に整流子片
4をスリット3を形成して複数配設することにより構成
された電動機用整流子であって、前記絶縁樹脂部材2の
外周面と接触する整流子片4の内周面において、前記整
流子片4の軸線方向には互いに対向し、前記絶縁樹脂部
材2側に向かうほど接近する一対の係止爪6a,6bを
形成し、前記一対の係止爪6a,6bの間には絶縁樹脂
部材2側に向かうほど縮小する充填空間部9を形成し、
前記整流子片4の上端には前記一対の係止爪6a,6b
を連結する上部爪10を形成し、前記充填空間部9と対
応する上部爪10には該充填空間部10と連通する切込
み部11を形成した。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機用整流子及びその
製造方法に係り、詳しくは整流子を構成する整流子片が
絶縁樹脂部材から飛散しないように固定した電動機用整
流子及びその製造方法に関するものである。
製造方法に係り、詳しくは整流子を構成する整流子片が
絶縁樹脂部材から飛散しないように固定した電動機用整
流子及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒形状を成す導電部材の内部に
円筒形状となる絶縁樹脂部材を充填し、前記導電部材に
はその軸線方向に沿って複数のスリットを設けて複数の
整流子片を形成して電動機用の整流子を構成している。
又、個々の整流子片の一端にはロータに巻かれる励磁巻
線が掛止めされる掛止ピンが一体形成されている。
円筒形状となる絶縁樹脂部材を充填し、前記導電部材に
はその軸線方向に沿って複数のスリットを設けて複数の
整流子片を形成して電動機用の整流子を構成している。
又、個々の整流子片の一端にはロータに巻かれる励磁巻
線が掛止めされる掛止ピンが一体形成されている。
【0003】ところで、整流子の整流子片には種々の力
が加わる。即ち、電動機が回転すると整流子も回転する
ため遠心力が加わるとともに、ブラシが各整流子片と摺
接するので、円周方向の力も加わることになる。更に、
掛止ピンに励磁巻線が掛止めされるので、整流子片には
軸線方向の引張力が加わる。
が加わる。即ち、電動機が回転すると整流子も回転する
ため遠心力が加わるとともに、ブラシが各整流子片と摺
接するので、円周方向の力も加わることになる。更に、
掛止ピンに励磁巻線が掛止めされるので、整流子片には
軸線方向の引張力が加わる。
【0004】これらの力の影響により整流子片が絶縁樹
脂部材から剥離して飛散しないようにした構造が図19
〜図24に提案されている。図19,図20に示す整流
子100は、複数のスリット101により複数の整流子
片102が形成さている。又、整流子片102の上下両
端にはそれぞれ一対の折曲げ爪103が一体形成されて
いる。この折曲げ爪103が絶縁樹脂部材104の内部
に入り込んだ状態となっている。
脂部材から剥離して飛散しないようにした構造が図19
〜図24に提案されている。図19,図20に示す整流
子100は、複数のスリット101により複数の整流子
片102が形成さている。又、整流子片102の上下両
端にはそれぞれ一対の折曲げ爪103が一体形成されて
いる。この折曲げ爪103が絶縁樹脂部材104の内部
に入り込んだ状態となっている。
【0005】図21,図22に示す整流子100は、同
じく複数のスリット101により複数の整流子片102
が形成されている。又、整流子片102の内周面上下両
端部には切起こし爪105が形成されている。この切起
こし爪105が絶縁樹脂部材104の内部に入り込んだ
状態となっている。
じく複数のスリット101により複数の整流子片102
が形成されている。又、整流子片102の内周面上下両
端部には切起こし爪105が形成されている。この切起
こし爪105が絶縁樹脂部材104の内部に入り込んだ
状態となっている。
【0006】図23,図24に示す整流子100は、複
数のスリット101により複数の整流子片102が形成
されている。又、整流子片102の内周面には所定間隔
毎に一対の係合爪106が複数形成されている。この係
合爪106が絶縁樹脂部材104の内部に入り込んだ状
態となっている。
数のスリット101により複数の整流子片102が形成
されている。又、整流子片102の内周面には所定間隔
毎に一対の係合爪106が複数形成されている。この係
合爪106が絶縁樹脂部材104の内部に入り込んだ状
態となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1
9,図20に示す整流子片102の折曲げ爪103は板
状の導電部材をプレスにて打ち抜き、それを折り曲げて
形成している。そのため、導電部材の歩溜まりが悪いと
いう問題がある。又、絶縁樹脂部材104を充填すると
きに樹脂成形圧力にて折曲げ爪103が変形したり折損
したりする問題がある。更に、折曲げ爪103を形成し
た各整流子片102は励磁巻線の引張力には強いもの
の、円周方向の力や遠心力に弱いという問題がある。
9,図20に示す整流子片102の折曲げ爪103は板
状の導電部材をプレスにて打ち抜き、それを折り曲げて
形成している。そのため、導電部材の歩溜まりが悪いと
いう問題がある。又、絶縁樹脂部材104を充填すると
きに樹脂成形圧力にて折曲げ爪103が変形したり折損
したりする問題がある。更に、折曲げ爪103を形成し
た各整流子片102は励磁巻線の引張力には強いもの
の、円周方向の力や遠心力に弱いという問題がある。
【0008】図21,図22に示す整流子片102の切
起こし爪105は、絶縁樹脂部材104を充填するとき
に樹脂成形圧力にて変形したり折損したりする問題があ
る。更に、切起こし爪105を形成した各整流子片10
2は励磁巻線の引張力には強いものの、円周方向の力や
遠心力に弱いという問題がある。
起こし爪105は、絶縁樹脂部材104を充填するとき
に樹脂成形圧力にて変形したり折損したりする問題があ
る。更に、切起こし爪105を形成した各整流子片10
2は励磁巻線の引張力には強いものの、円周方向の力や
遠心力に弱いという問題がある。
【0009】図23,図24に示す各整流子片102は
励磁巻線の引張力、円周方向の力及び遠心力には強い。
しかし、整流子片102の係合爪106は板状の導電部
材を延圧して形成したものであり、この導電部材を円筒
形状にした後、スリット101を形成して整流子片10
2としているため、延圧加工工程が必要となり、その設
備費が高くなるという問題がある。
励磁巻線の引張力、円周方向の力及び遠心力には強い。
しかし、整流子片102の係合爪106は板状の導電部
材を延圧して形成したものであり、この導電部材を円筒
形状にした後、スリット101を形成して整流子片10
2としているため、延圧加工工程が必要となり、その設
備費が高くなるという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は製造コストが低く、製造
が容易で、しかも絶縁樹脂部材に固定される整流子片が
飛散しないように耐久性を向上させることができる電動
機用整流子及びその製造方法を提供することにある。
れたものであって、その目的は製造コストが低く、製造
が容易で、しかも絶縁樹脂部材に固定される整流子片が
飛散しないように耐久性を向上させることができる電動
機用整流子及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、円筒形状の絶縁樹脂部材の
外周面に整流子片を所定の間隙を持たせて複数配設する
ことにより構成された電動機用整流子であって、前記絶
縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内周面におい
て、前記整流子片の軸線方向には互いに対向し、前記絶
縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係止爪を形成
し、前記一対の係止爪の間には絶縁樹脂部材側に向かう
ほど縮小する充填空間部を形成し、前記整流子片の上端
には前記一対の係止爪を連結する上部爪を形成し、前記
充填空間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通す
る切込み部を形成したことをその要旨とする。
め、請求項1記載の発明は、円筒形状の絶縁樹脂部材の
外周面に整流子片を所定の間隙を持たせて複数配設する
ことにより構成された電動機用整流子であって、前記絶
縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内周面におい
て、前記整流子片の軸線方向には互いに対向し、前記絶
縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係止爪を形成
し、前記一対の係止爪の間には絶縁樹脂部材側に向かう
ほど縮小する充填空間部を形成し、前記整流子片の上端
には前記一対の係止爪を連結する上部爪を形成し、前記
充填空間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通す
る切込み部を形成したことをその要旨とする。
【0012】請求項2記載の発明は、円筒形状の絶縁樹
脂部材の外周面に整流子片を所定の間隙を持たせて複数
配設することにより構成された電動機用整流子であっ
て、前記絶縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内
周面において、前記整流子片の軸線方向には互いに対向
し、前記絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係
止爪を形成するとともに、前記一対の係止爪の間には整
流子片の軸線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど拡開す
る中爪を形成して一対の係止爪と中爪との間に絶縁樹脂
部材側に向かうほど縮小する充填空間部を形成し、前記
整流子片の上端には前記一対の係止爪及び中爪を連結す
る上部爪を形成し、前記充填空間部と対応する上部爪に
は該充填空間部と連通する切込み部を形成したことこと
をその要旨とする。
脂部材の外周面に整流子片を所定の間隙を持たせて複数
配設することにより構成された電動機用整流子であっ
て、前記絶縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内
周面において、前記整流子片の軸線方向には互いに対向
し、前記絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係
止爪を形成するとともに、前記一対の係止爪の間には整
流子片の軸線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど拡開す
る中爪を形成して一対の係止爪と中爪との間に絶縁樹脂
部材側に向かうほど縮小する充填空間部を形成し、前記
整流子片の上端には前記一対の係止爪及び中爪を連結す
る上部爪を形成し、前記充填空間部と対応する上部爪に
は該充填空間部と連通する切込み部を形成したことこと
をその要旨とする。
【0013】請求項3記載の発明は、円筒形状の導電部
材の内周面に円筒形状の絶縁樹脂部材を配設し、前記導
電部材の軸線方向に複数の間隙を設けて複数の整流子片
を構成する電動機用整流子の製造方法において、前記導
電部材の下端及び外周面を支持するガイド金型に該導電
部材の上端が突出するように配設し、前記導電部材の内
周面には整流子片毎に対応させた各係止爪を形成するた
めの溝を形成した円柱状の中金型を挿入し、前記中金型
に対して摺動する加圧金型によりガイド金型から突出し
ている導電部材の上端を加圧することにより、前記導電
部材の一部を中金型の溝に充填させ、前記導電部材の内
周面には整流子片毎に対応した前記絶縁樹脂部材側に向
かうほど接近する一対の係止爪を形成するとともに、前
記一対の係止爪の間に導電部材の軸線方向に絶縁樹脂部
材側に向かうほど拡開する中爪を形成して一対の係止爪
と中爪との間に絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する充
填空間部を形成し、前記導電部材の上端には前記一対の
係止爪及び中爪を連結する上部爪を形成し、前記充填空
間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通する切込
み部を形成したことをその要旨とする。
材の内周面に円筒形状の絶縁樹脂部材を配設し、前記導
電部材の軸線方向に複数の間隙を設けて複数の整流子片
を構成する電動機用整流子の製造方法において、前記導
電部材の下端及び外周面を支持するガイド金型に該導電
部材の上端が突出するように配設し、前記導電部材の内
周面には整流子片毎に対応させた各係止爪を形成するた
めの溝を形成した円柱状の中金型を挿入し、前記中金型
に対して摺動する加圧金型によりガイド金型から突出し
ている導電部材の上端を加圧することにより、前記導電
部材の一部を中金型の溝に充填させ、前記導電部材の内
周面には整流子片毎に対応した前記絶縁樹脂部材側に向
かうほど接近する一対の係止爪を形成するとともに、前
記一対の係止爪の間に導電部材の軸線方向に絶縁樹脂部
材側に向かうほど拡開する中爪を形成して一対の係止爪
と中爪との間に絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する充
填空間部を形成し、前記導電部材の上端には前記一対の
係止爪及び中爪を連結する上部爪を形成し、前記充填空
間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通する切込
み部を形成したことをその要旨とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、絶縁樹脂部材の
外周面と接触する整流子片の内周面には、整流子片の軸
線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係
止爪が形成されている。そのため、一対の係止爪の間に
は絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する充填空間部が形
成されている。又、整流子片の上端には一対の係止爪を
連結する上部爪が形成されている。更に、充填空間部と
対応する上部爪には該充填空間部と連通する切込み部が
形成されている。従って、絶縁樹脂部材は充填空間部及
び切込み部に充填される。
外周面と接触する整流子片の内周面には、整流子片の軸
線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対の係
止爪が形成されている。そのため、一対の係止爪の間に
は絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する充填空間部が形
成されている。又、整流子片の上端には一対の係止爪を
連結する上部爪が形成されている。更に、充填空間部と
対応する上部爪には該充填空間部と連通する切込み部が
形成されている。従って、絶縁樹脂部材は充填空間部及
び切込み部に充填される。
【0015】そして、充填空間部及び切込み部に絶縁樹
脂部材が充填されているため、一対の係止爪が絶縁樹脂
部材を抱えるようにしている。そのため、整流子片に円
周方向の力及び遠心力が加わっても一対の係止爪によっ
てその力に耐えることが可能となる。又、上部爪に形成
された切込み部に絶縁樹脂部材が充填されているため、
上部爪が絶縁樹脂部材に係合された状態となる。そのた
め、整流子片に励磁巻線の引張力が加わってもその力に
耐えることが可能となる。更に、一対の係止爪及び上部
爪は一体形成されているため、絶縁樹脂部材の樹脂成形
圧力に充分耐えることができる。
脂部材が充填されているため、一対の係止爪が絶縁樹脂
部材を抱えるようにしている。そのため、整流子片に円
周方向の力及び遠心力が加わっても一対の係止爪によっ
てその力に耐えることが可能となる。又、上部爪に形成
された切込み部に絶縁樹脂部材が充填されているため、
上部爪が絶縁樹脂部材に係合された状態となる。そのた
め、整流子片に励磁巻線の引張力が加わってもその力に
耐えることが可能となる。更に、一対の係止爪及び上部
爪は一体形成されているため、絶縁樹脂部材の樹脂成形
圧力に充分耐えることができる。
【0016】請求項2記載の発明によれば、絶縁樹脂部
材の外周面と接触する整流子片の内周面には、整流子片
の軸線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対
の係止爪が形成されている。そして、一対の係止爪の間
における整流子片の内周面にはその軸線方向に絶縁樹脂
部材側に向かうほど拡開する中爪が形成されている。そ
のため、一対の係止爪と中爪との間には絶縁樹脂部材側
に向かうほど縮小する充填空間部が形成されている。
又、整流子片の上端には一対の係止爪及び中爪を連結す
る上部爪が形成されている。更に、充填空間部と対向す
る上部爪には該充填空間部と連通する切込み部が形成さ
れている。従って、絶縁樹脂部材は充填空間部及び切込
み部に充填される。
材の外周面と接触する整流子片の内周面には、整流子片
の軸線方向に絶縁樹脂部材側に向かうほど接近する一対
の係止爪が形成されている。そして、一対の係止爪の間
における整流子片の内周面にはその軸線方向に絶縁樹脂
部材側に向かうほど拡開する中爪が形成されている。そ
のため、一対の係止爪と中爪との間には絶縁樹脂部材側
に向かうほど縮小する充填空間部が形成されている。
又、整流子片の上端には一対の係止爪及び中爪を連結す
る上部爪が形成されている。更に、充填空間部と対向す
る上部爪には該充填空間部と連通する切込み部が形成さ
れている。従って、絶縁樹脂部材は充填空間部及び切込
み部に充填される。
【0017】そして、充填空間部及び切込み部に絶縁樹
脂部材が充填されているため、一対の係止爪及び中爪が
絶縁樹脂部材を抱えるようにしている。そのため、整流
子片に円周方向の力及び遠心力が加わって一対の係止爪
及び中爪によってその力に耐えることが可能となる。
又、上部爪に形成された切込み部に絶縁樹脂部材が充填
されているため、上部爪が絶縁樹脂部材に係合された状
態となる。そのため、整流子片に励磁巻線の引張力が加
わってもその力に耐えることが可能となる。更に、一対
の係止爪、中爪及び上部爪は一体形成されているため、
絶縁樹脂部材の樹脂成形圧力に充分耐えることができ
る。
脂部材が充填されているため、一対の係止爪及び中爪が
絶縁樹脂部材を抱えるようにしている。そのため、整流
子片に円周方向の力及び遠心力が加わって一対の係止爪
及び中爪によってその力に耐えることが可能となる。
又、上部爪に形成された切込み部に絶縁樹脂部材が充填
されているため、上部爪が絶縁樹脂部材に係合された状
態となる。そのため、整流子片に励磁巻線の引張力が加
わってもその力に耐えることが可能となる。更に、一対
の係止爪、中爪及び上部爪は一体形成されているため、
絶縁樹脂部材の樹脂成形圧力に充分耐えることができ
る。
【0018】請求項3記載の発明によれば、下端及び外
周面を支持するガイド金型に導電部材の上端が突出する
ように該導電部材を配設する。又、導電部材の内周面に
各係止爪を形成するための溝を形成した円柱状の中金型
を挿入する。そして、中金型に対して摺動する加圧金型
によりガイド金型から突出している導電部材の上端を加
圧する。すると、導電部材の一部が中金型の溝に充填さ
れる。
周面を支持するガイド金型に導電部材の上端が突出する
ように該導電部材を配設する。又、導電部材の内周面に
各係止爪を形成するための溝を形成した円柱状の中金型
を挿入する。そして、中金型に対して摺動する加圧金型
によりガイド金型から突出している導電部材の上端を加
圧する。すると、導電部材の一部が中金型の溝に充填さ
れる。
【0019】そのため、導電部材の内周面には整流子片
毎に対応した一対の係止爪が絶縁樹脂部材側に向かうほ
ど近接するように形成される。又、一対の係止爪の間に
おける導電部材の内周面には絶縁樹脂部材側に向かうほ
ど拡開する中爪が形成される。そのため、一対の係止爪
と中爪との間には絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する
充填空間部が形成される。更に、導電部材の上端には一
対の係止爪及び中爪を連結する上部爪が形成され、前記
充填空間部と対応する上部爪には充填空間部と連通する
切込み部が形成される。
毎に対応した一対の係止爪が絶縁樹脂部材側に向かうほ
ど近接するように形成される。又、一対の係止爪の間に
おける導電部材の内周面には絶縁樹脂部材側に向かうほ
ど拡開する中爪が形成される。そのため、一対の係止爪
と中爪との間には絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小する
充填空間部が形成される。更に、導電部材の上端には一
対の係止爪及び中爪を連結する上部爪が形成され、前記
充填空間部と対応する上部爪には充填空間部と連通する
切込み部が形成される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図17に基づいて説明する。図1,図5に示すように、
円筒形状を成す銅製の導電部材1の内周面には円筒形状
となる絶縁樹脂部材2が設けられている。この絶縁樹脂
部材2に図示しない電動機の回転軸が挿通固定されるよ
うになっている。又、導電部材1にはその軸線方向に所
定の間隔を持った間隙としてのスリット3が形成されて
いる。
図17に基づいて説明する。図1,図5に示すように、
円筒形状を成す銅製の導電部材1の内周面には円筒形状
となる絶縁樹脂部材2が設けられている。この絶縁樹脂
部材2に図示しない電動機の回転軸が挿通固定されるよ
うになっている。又、導電部材1にはその軸線方向に所
定の間隔を持った間隙としてのスリット3が形成されて
いる。
【0021】このスリット3により導電部材1が電気的
に絶縁された状態で複数分割され、この分割されたもの
が整流子片4となっている。従って、絶縁樹脂部材2の
外周面に複数の整流子片4が取付固定された状態となっ
ている。尚、各整流子片4の下端には図示しない励磁巻
線が掛け止めされる掛止めピン5が一体形成されてい
る。
に絶縁された状態で複数分割され、この分割されたもの
が整流子片4となっている。従って、絶縁樹脂部材2の
外周面に複数の整流子片4が取付固定された状態となっ
ている。尚、各整流子片4の下端には図示しない励磁巻
線が掛け止めされる掛止めピン5が一体形成されてい
る。
【0022】次に、絶縁樹脂部材2の外周面に取付固定
される整流子片4の構成に付いて説明する。図1〜図9
に示すように、整流子片4の軸線方向における内周面に
おいて、中央から上端には一対の係止爪6a,6bが対
向するように一体形成されている。又、一対の係止爪6
a,6bは絶縁樹脂部材2側に向かうほど縮小するよう
に斜状に形成されている。そして、一対の係止爪6a,
6bの間における整流子片4の内周面において、中央か
ら上端には一対の係止爪6a,6bと平行に中爪7が一
体形成されている。又、中爪7は絶縁樹脂部材2側に向
かうほど拡開する台形形状に形成されている。更に、中
爪7の下端部には鋭角となる爪部7aが形成され、この
爪部7aにより中爪7の下端には鋭角の切込み空間部8
が形成されている。
される整流子片4の構成に付いて説明する。図1〜図9
に示すように、整流子片4の軸線方向における内周面に
おいて、中央から上端には一対の係止爪6a,6bが対
向するように一体形成されている。又、一対の係止爪6
a,6bは絶縁樹脂部材2側に向かうほど縮小するよう
に斜状に形成されている。そして、一対の係止爪6a,
6bの間における整流子片4の内周面において、中央か
ら上端には一対の係止爪6a,6bと平行に中爪7が一
体形成されている。又、中爪7は絶縁樹脂部材2側に向
かうほど拡開する台形形状に形成されている。更に、中
爪7の下端部には鋭角となる爪部7aが形成され、この
爪部7aにより中爪7の下端には鋭角の切込み空間部8
が形成されている。
【0023】又、整流子片4の軸線方向において、前記
一対の係止爪6a,6bと中爪7との間には絶縁樹脂部
材2側に向かうほど縮小した台形形状となる充填空間部
9がそれぞれ形成されている。
一対の係止爪6a,6bと中爪7との間には絶縁樹脂部
材2側に向かうほど縮小した台形形状となる充填空間部
9がそれぞれ形成されている。
【0024】整流子片4上端部内周面の円周方向には前
記一対の係止爪6a,6b及び中爪7を連結する上部爪
10が一体形成されている。又、前記充填空間部9に対
応した上部爪10には切込み部11が連通されている。
この切込み部11は充填空間部9から上方の上部爪10
内に入り込むように形成されている。
記一対の係止爪6a,6b及び中爪7を連結する上部爪
10が一体形成されている。又、前記充填空間部9に対
応した上部爪10には切込み部11が連通されている。
この切込み部11は充填空間部9から上方の上部爪10
内に入り込むように形成されている。
【0025】従って、絶縁樹脂部材2を充填空間部9、
切込み部11及び切込み空間部8に充填することによ
り、一対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a及び上
部爪10が絶縁樹脂部材2内に入り込んでいる。そのた
め、前記一対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a及
び上部爪10は絶縁樹脂部材2を抱え、整流子片4が絶
縁樹脂部材2から剥離しないようになっている。
切込み部11及び切込み空間部8に充填することによ
り、一対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a及び上
部爪10が絶縁樹脂部材2内に入り込んでいる。そのた
め、前記一対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a及
び上部爪10は絶縁樹脂部材2を抱え、整流子片4が絶
縁樹脂部材2から剥離しないようになっている。
【0026】次に、整流子片4の内周面に形成された一
対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a、上部爪10
を形成する形成方法及びそれらを形成する金型について
説明する。
対の係止爪6a,6b、中爪7、爪部7a、上部爪10
を形成する形成方法及びそれらを形成する金型について
説明する。
【0027】図10〜図13に示すように、下部支持金
型15には導電部材1を挿入してその外周面をガイドす
るガイド孔16が形成されている。又、ガイド孔16に
は導電部材1の下端を支持するためのガイド金型を構成
する円柱形状の支持金型17が下部支持金型15の下方
から挿入されている。そして、下部支持金型15の上方
には導電部材1の内部に挿入され、その内周面に当接す
る円柱形状のガイド金型を構成するピン金型18が配設
されている。更に、ピン金型18には導電部材1の上端
を加圧する加圧金型19が摺動可能に設けられている。
型15には導電部材1を挿入してその外周面をガイドす
るガイド孔16が形成されている。又、ガイド孔16に
は導電部材1の下端を支持するためのガイド金型を構成
する円柱形状の支持金型17が下部支持金型15の下方
から挿入されている。そして、下部支持金型15の上方
には導電部材1の内部に挿入され、その内周面に当接す
る円柱形状のガイド金型を構成するピン金型18が配設
されている。更に、ピン金型18には導電部材1の上端
を加圧する加圧金型19が摺動可能に設けられている。
【0028】図14〜図17に示すように、ピン金型1
8の下端外周面には、その軸線方向に一対の係止爪6
a,6bを形成する係止爪形成溝20a,20bが形成
されている。この係止爪形成溝20a,20bはピン金
型18の中心に向かうほど近接するように形成されてい
る。又、一対の係止爪形成溝20a,20bの間にはそ
の軸線方向に中爪7を形成する中爪形成溝21が形成さ
れている。この中爪形成溝21はピン金型18の中心に
向かうほど拡開するように形成されている。
8の下端外周面には、その軸線方向に一対の係止爪6
a,6bを形成する係止爪形成溝20a,20bが形成
されている。この係止爪形成溝20a,20bはピン金
型18の中心に向かうほど近接するように形成されてい
る。又、一対の係止爪形成溝20a,20bの間にはそ
の軸線方向に中爪7を形成する中爪形成溝21が形成さ
れている。この中爪形成溝21はピン金型18の中心に
向かうほど拡開するように形成されている。
【0029】従って、係止爪形成溝20a,20bと中
爪形成溝21との間には充填空間部9を形成する空間部
形成突部22がそれぞれ形成されている。空間部形成突
部22はピン金型18の中心へ向かうほど縮小するよう
に形成されている。又、中爪形成溝21の上部には切込
み形成爪23が鋭角状に形成されている。
爪形成溝21との間には充填空間部9を形成する空間部
形成突部22がそれぞれ形成されている。空間部形成突
部22はピン金型18の中心へ向かうほど縮小するよう
に形成されている。又、中爪形成溝21の上部には切込
み形成爪23が鋭角状に形成されている。
【0030】又、空間部形成突部22の下端には切込み
部形成爪24が鋭角状に形成され、この切込み部形成爪
24はピン金型18の下端面より短く形成されている。
そして、ピン金型18の下端円周方向には係止爪形成溝
20a,20b、中爪形成溝21をそれぞれ接続し、上
部爪10を形成する上部爪形成溝25が形成されてい
る。
部形成爪24が鋭角状に形成され、この切込み部形成爪
24はピン金型18の下端面より短く形成されている。
そして、ピン金型18の下端円周方向には係止爪形成溝
20a,20b、中爪形成溝21をそれぞれ接続し、上
部爪10を形成する上部爪形成溝25が形成されてい
る。
【0031】さて、下部支持金型15のガイド孔16に
導電部材1を挿入し、該導電部材1の外周面を下部支持
金型15によりガイドするとともに、支持金型17によ
り導電部材1の下端を支持する。このとき、図10に示
すように、導電部材1の上端が下部支持金型15より突
出するように支持金型17をガイド孔16に挿入する挿
入量を調節する。
導電部材1を挿入し、該導電部材1の外周面を下部支持
金型15によりガイドするとともに、支持金型17によ
り導電部材1の下端を支持する。このとき、図10に示
すように、導電部材1の上端が下部支持金型15より突
出するように支持金型17をガイド孔16に挿入する挿
入量を調節する。
【0032】次に、図11に示すように、ピン金型18
を導電部材1内に挿入し、該ピン金型18の下端面を支
持金型17の上端面と当接させた状態とする。そして、
図12,13に示すように、ピン金型18に対して加圧
金型19をスライドさせて導電部材1の上端を加圧して
いく。すると、加圧金型19による鍛造の塑性加工によ
り、導電部材1の一部がピン金型18の係合爪形成溝2
0a,20b、中爪形成溝21及び上部爪形成溝25に
流れ込む。
を導電部材1内に挿入し、該ピン金型18の下端面を支
持金型17の上端面と当接させた状態とする。そして、
図12,13に示すように、ピン金型18に対して加圧
金型19をスライドさせて導電部材1の上端を加圧して
いく。すると、加圧金型19による鍛造の塑性加工によ
り、導電部材1の一部がピン金型18の係合爪形成溝2
0a,20b、中爪形成溝21及び上部爪形成溝25に
流れ込む。
【0033】そのため、導電部材1の内周面には整流子
片4毎に対応する一対の係止爪6a,6b、中爪7及び
上部爪10がそれぞれ一体に形成される。更に、切込み
形成爪23によって中爪7の下端には爪部7aが一体形
成される。又、空間部形成突部22の下端に形成された
切込み部形成爪24により充填空間部9に対応する上部
爪10には切込み部11が形成される。そして、図5に
示すように、導電部材1には整流子片4毎に対応する掛
止めピン5を一体形成した後、導電部材1の内周面に円
筒形状の絶縁樹脂部材2を充填する。絶縁樹脂部材2が
充填された後、導電部材2の軸線方向にスリット3を形
成し、該導電部材1を複数に分割して整流子片4を絶縁
樹脂部材2の外周面に形成する。
片4毎に対応する一対の係止爪6a,6b、中爪7及び
上部爪10がそれぞれ一体に形成される。更に、切込み
形成爪23によって中爪7の下端には爪部7aが一体形
成される。又、空間部形成突部22の下端に形成された
切込み部形成爪24により充填空間部9に対応する上部
爪10には切込み部11が形成される。そして、図5に
示すように、導電部材1には整流子片4毎に対応する掛
止めピン5を一体形成した後、導電部材1の内周面に円
筒形状の絶縁樹脂部材2を充填する。絶縁樹脂部材2が
充填された後、導電部材2の軸線方向にスリット3を形
成し、該導電部材1を複数に分割して整流子片4を絶縁
樹脂部材2の外周面に形成する。
【0034】従って、導電部材1の内周面には整流子片
4毎に対応する一対の係止爪6a,6b、中爪7及び上
部爪10を一度に一体形成することができる。その結
果、整流子の製造を簡単にすることができるとともに、
コストを抑えることができる。
4毎に対応する一対の係止爪6a,6b、中爪7及び上
部爪10を一度に一体形成することができる。その結
果、整流子の製造を簡単にすることができるとともに、
コストを抑えることができる。
【0035】又、導電部材1の内周面に円筒形状の絶縁
樹脂部材2を形成するとき、樹脂成形圧により絶縁樹脂
部材2が充填空間部9、上部爪10の切込み部11及び
中爪7の切込み空間部8に流れ込む。そのため、一対の
係止爪6a,6b及び中爪7が絶縁樹脂部材2の円周方
向において、該絶縁樹脂部材2を抱え込んだ状態とな
る。
樹脂部材2を形成するとき、樹脂成形圧により絶縁樹脂
部材2が充填空間部9、上部爪10の切込み部11及び
中爪7の切込み空間部8に流れ込む。そのため、一対の
係止爪6a,6b及び中爪7が絶縁樹脂部材2の円周方
向において、該絶縁樹脂部材2を抱え込んだ状態とな
る。
【0036】更に、切込み部11及び切込み空間部8に
絶縁樹脂部材2が入り込むので、上部爪10と絶縁樹脂
部材2とが該絶縁樹脂部材2の軸線方向において係合さ
れた状態となり、同じく、爪部7aと絶縁樹脂部材2と
が該絶縁樹脂部材2の軸線方向において係合された状態
となる。
絶縁樹脂部材2が入り込むので、上部爪10と絶縁樹脂
部材2とが該絶縁樹脂部材2の軸線方向において係合さ
れた状態となり、同じく、爪部7aと絶縁樹脂部材2と
が該絶縁樹脂部材2の軸線方向において係合された状態
となる。
【0037】従って、整流子が回転することにより、各
整流子片4には絶縁樹脂部材2の径方向の遠心力が加わ
る。又、各整流子片4にはブラシと摺接するときの円周
方向の力も加わる。このとき、一対の係止爪6a,6b
と中爪7とは絶縁樹脂部材2を円周方向において抱え込
んでいるので各整流子片4は遠心力に耐えることができ
る。
整流子片4には絶縁樹脂部材2の径方向の遠心力が加わ
る。又、各整流子片4にはブラシと摺接するときの円周
方向の力も加わる。このとき、一対の係止爪6a,6b
と中爪7とは絶縁樹脂部材2を円周方向において抱え込
んでいるので各整流子片4は遠心力に耐えることができ
る。
【0038】又、掛止めピン5に掛け止めされる励磁巻
線により各励磁巻線4には絶縁樹脂部材2の軸線方向に
引張力が加わる。このとき、切込み部11及び切込み空
間部8のる上部爪10及び中爪7の下端が絶縁樹脂部材
2と係合しているので整流子片4は引張力に耐えること
ができる。
線により各励磁巻線4には絶縁樹脂部材2の軸線方向に
引張力が加わる。このとき、切込み部11及び切込み空
間部8のる上部爪10及び中爪7の下端が絶縁樹脂部材
2と係合しているので整流子片4は引張力に耐えること
ができる。
【0039】この結果、各整流子片4に加わる円周方向
の力、遠心力及び引張力全ての力に各整流子片4が耐え
るので、絶縁樹脂部材2の外周面から整流子片4が剥離
して飛散しないようにすることができる。
の力、遠心力及び引張力全ての力に各整流子片4が耐え
るので、絶縁樹脂部材2の外周面から整流子片4が剥離
して飛散しないようにすることができる。
【0040】又、一対の係止爪6a,6b、中爪7及び
上部爪10は整流子片4の内周面に一体形成されている
ため、絶縁樹脂部材2の樹脂成形圧によって、これらが
変形したり折損したりすることを防止することができ
る。この結果、整流子片4を形成しても絶縁樹脂部材2
に整流子片4が安定した状態で取付固定される。
上部爪10は整流子片4の内周面に一体形成されている
ため、絶縁樹脂部材2の樹脂成形圧によって、これらが
変形したり折損したりすることを防止することができ
る。この結果、整流子片4を形成しても絶縁樹脂部材2
に整流子片4が安定した状態で取付固定される。
【0041】更に、整流子片4に形成される一対の係止
爪6a,6b、中爪7及び上部爪10の径方向の高さを
実際には1mm程度とすることができる。この結果、絶
縁樹脂部材2の厚さを薄くすることができ、整流子の小
型化を図ることができる。
爪6a,6b、中爪7及び上部爪10の径方向の高さを
実際には1mm程度とすることができる。この結果、絶
縁樹脂部材2の厚さを薄くすることができ、整流子の小
型化を図ることができる。
【0042】又、一対の係止爪6a,6b、中爪7及び
上部爪10の高さを低くすることができるので、絶縁樹
脂部材2の樹脂成形圧により係止爪6a,6b、中爪7
及び上部爪10が変形したり折損したりすることを防止
することができる。
上部爪10の高さを低くすることができるので、絶縁樹
脂部材2の樹脂成形圧により係止爪6a,6b、中爪7
及び上部爪10が変形したり折損したりすることを防止
することができる。
【0043】この結果、絶縁樹脂部材2に整流子片4の
係止爪6a,6b、中爪7及び上部爪10が係合するた
め、整流子片4が絶縁樹脂部材2から剥離して飛散しな
いようにすることができる。
係止爪6a,6b、中爪7及び上部爪10が係合するた
め、整流子片4が絶縁樹脂部材2から剥離して飛散しな
いようにすることができる。
【0044】本実施例においては、一対の係止爪6a,
6bの間に中爪7を形成したが、必要に応じてはこの中
爪7を省略するようにしてもよい。又、図18に示すよ
うに、中爪7にV字状の溝7bを形成して整流子片4と
絶縁樹脂部材2との接触面積を増加させて剥離しないよ
うに防止することも可能である。
6bの間に中爪7を形成したが、必要に応じてはこの中
爪7を省略するようにしてもよい。又、図18に示すよ
うに、中爪7にV字状の溝7bを形成して整流子片4と
絶縁樹脂部材2との接触面積を増加させて剥離しないよ
うに防止することも可能である。
【0045】本実施例においては、パイプ状となる導電
部材1を使用したが、導電板を円筒形状に湾曲形成して
パイプ状にし、これを導電部材1として使用して整流子
片4を形成してもよい。
部材1を使用したが、導電板を円筒形状に湾曲形成して
パイプ状にし、これを導電部材1として使用して整流子
片4を形成してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、製
造コストが低く、製造が容易で、しかも絶縁樹脂部材に
固定される整流子片が飛散しないように耐久性を向上さ
せることができる優れた効果がある。
造コストが低く、製造が容易で、しかも絶縁樹脂部材に
固定される整流子片が飛散しないように耐久性を向上さ
せることができる優れた効果がある。
【図1】電動機用の整流子の構成を示す部分断面斜視図
である。
である。
【図2】絶縁樹脂部材の外周面に取付固定された整流子
片を示す部分断面図である。
片を示す部分断面図である。
【図3】整流子片の形状を示す斜視図である。
【図4】整流子片内周の構成を示す正面図である。
【図5】導電部材に一対の係止爪、中爪及び上部爪を形
成した斜視図である。
成した斜視図である。
【図6】整流子片の内周面に形成された一対の係止爪を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
【図7】図6におけるA−A線断面図である。
【図8】図6におけるB−B線断面図である。
【図9】図6におけるC−C断面図である。
【図10】導電部材の内周面に整流子片毎に対応した一
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
【図11】導電部材の内周面に整流子片毎に対応した一
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
【図12】導電部材の内周面に整流子片毎に対応した一
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
【図13】導電部材の内周面に整流子片毎に対応した一
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
対の係止爪、中爪及び上部爪を形成する工程を示す説明
図である。
【図14】ピン金型の下端外周面に形成された各溝の形
状を示す部分斜視図である。
状を示す部分斜視図である。
【図15】図14におけるY−Y線断面図である。
【図16】図14におけるX−X線断面図である。
【図17】ピン金型の下端外周面に形成された各溝の形
状を示す部分側面図である。
状を示す部分側面図である。
【図18】別例となる整流子片の形状を示す部分断面図
である。
である。
【図19】従来の整流子を示す部分断面図である。
【図20】図19に使用される整流子片の形状を示す斜
視図である。
視図である。
【図21】従来の整流子を示す部分断面図である。
【図22】図21に使用される整流子片の形状を示す斜
視図である。
視図である。
【図23】従来の整流子を示す部分断面図である。
【図24】図23に使用される整流子片の形状を示す斜
視図である。
視図である。
1…導電部材、2…絶縁樹脂部材、3…間隙としてのス
リット、4…整流子片、6a,6b…係止爪、7…中
爪、9…充填空間部、10…上部爪、11…切込み部、
15…ガイド金型を構成する下部支持金型、16…ガイ
ド金型を構成する支持金型、18…中金型としてのピン
金型、19…加圧金型、20a,20b…係止爪形成
溝、21…中爪形成溝、25…上部爪形成溝
リット、4…整流子片、6a,6b…係止爪、7…中
爪、9…充填空間部、10…上部爪、11…切込み部、
15…ガイド金型を構成する下部支持金型、16…ガイ
ド金型を構成する支持金型、18…中金型としてのピン
金型、19…加圧金型、20a,20b…係止爪形成
溝、21…中爪形成溝、25…上部爪形成溝
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒形状の絶縁樹脂部材の外周面に整流
子片を所定の間隙を持たせて複数配設することにより構
成された電動機用整流子であって、 前記絶縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内周面
において、 前記整流子片の軸線方向には互いに対向し、前記絶縁樹
脂部材側に向かうほど接近する一対の係止爪を形成し、
前記一対の係止爪の間には絶縁樹脂部材側に向かうほど
縮小する充填空間部を形成し、前記整流子片の上端には
前記一対の係止爪を連結する上部爪を形成し、前記充填
空間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通する切
込み部を形成したことを特徴とする電動機用整流子。 - 【請求項2】 円筒形状の絶縁樹脂部材の外周面に整流
子片を所定の間隙を持たせて複数配設することにより構
成された電動機用整流子であって、 前記絶縁樹脂部材の外周面と接触する整流子片の内周面
において、 前記整流子片の軸線方向には互いに対向し、前記絶縁樹
脂部材側に向かうほど接近する一対の係止爪を形成する
とともに、前記一対の係止爪の間には整流子片の軸線方
向に絶縁樹脂部材側に向かうほど拡開する中爪を形成し
て一対の係止爪と中爪との間に絶縁樹脂部材側に向かう
ほど縮小する充填空間部を形成し、前記整流子片の上端
には前記一対の係止爪及び中爪を連結する上部爪を形成
し、前記充填空間部と対応する上部爪には該充填空間部
と連通する切込み部を形成したことを特徴とする電動機
用整流子。 - 【請求項3】 円筒形状の導電部材の内周面に円筒形状
の絶縁樹脂部材を配設し、前記導電部材の軸線方向に複
数の間隙を設けて複数の整流子片を構成する電動機用整
流子の製造方法において、 前記導電部材の下端及び外周面を支持するガイド金型に
該導電部材の上端が突出するように配設し、前記導電部
材の内周面には整流子片毎に対応させた各係止爪を形成
するための溝を形成した円柱状の中金型を挿入し、前記
中金型に対して摺動する加圧金型によりガイド金型から
突出している導電部材の上端を加圧することにより、前
記導電部材の一部を中金型の溝に充填させ、前記導電部
材の内周面には整流子片毎に対応した前記絶縁樹脂部材
側に向かうほど接近する一対の係止爪を形成するととも
に、前記一対の係止爪の間に導電部材の軸線方向に絶縁
樹脂部材側に向かうほど拡開する中爪を形成して一対の
係止爪と中爪との間に絶縁樹脂部材側に向かうほど縮小
する充填空間部を形成し、前記導電部材の上端には前記
一対の係止爪及び中爪を連結する上部爪を形成し、前記
充填空間部と対応する上部爪には該充填空間部と連通す
る切込み部を形成したことを特徴とする電動機用整流子
の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231832A JPH0787713A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 電動機用整流子及びその製造方法 |
| US08/249,995 US5584115A (en) | 1993-09-17 | 1994-05-27 | Method of manufacturing commutator having commutator pieces each provided with axially extending engagement claws |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5231832A JPH0787713A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 電動機用整流子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787713A true JPH0787713A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16929719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5231832A Pending JPH0787713A (ja) | 1993-09-17 | 1993-09-17 | 電動機用整流子及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5584115A (ja) |
| JP (1) | JPH0787713A (ja) |
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1993
- 1993-09-17 JP JP5231832A patent/JPH0787713A/ja active Pending
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- 1994-05-27 US US08/249,995 patent/US5584115A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5584115A (en) | 1996-12-17 |
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