JPH078771A - 粉体混入溶解方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

粉体混入溶解方法およびそれに用いる装置

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JPH078771A
JPH078771A JP5159304A JP15930493A JPH078771A JP H078771 A JPH078771 A JP H078771A JP 5159304 A JP5159304 A JP 5159304A JP 15930493 A JP15930493 A JP 15930493A JP H078771 A JPH078771 A JP H078771A
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powder
tubular body
peripheral surface
inner peripheral
cylindrical body
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JP5159304A
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Yuji Kawamichi
祐史 川路
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定濃度の溶液を簡単に作ることができ、粉
体の消費量が少なくてすむ粉体混入溶解装置を提供す
る。 【構成】 粉体収容体2と混入溶解用筒状体3を上下に
配置し、上記粉体収容体2の下部に粉体出口7aを開口
し、上記筒状体3の上端開口を上記粉体出口7aの下方
に位置させ、この筒状体3に、外部からの水を内部に導
入する導水管12を設け、この導水管12の先端開口1
2aを、上記筒状体3の内周面に沿う方向に向けて開口
し、上記筒状体3の内周面の上記導水管12の下側部分
に下端周壁11を形成し、この下側周壁11の下端開口
11aを上記筒状体3の下端開口に連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体、特に難溶解性の
粉体を液体に混入溶解する方法およびそれに用いる装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、排水等を清浄化するため、高分
子凝集剤が用いられている。この凝集剤は水等の液体に
溶解しにくく、塊りやすい性質を有しているため、攪拌
機等でかき混ぜて発生させた水流を利用しこの水流中に
凝集剤を散布して混入溶解させようとしても、充分に混
入溶解させることが困難であった。そこで、このような
凝集剤の混入溶解を簡単にするものとして、つぎに示す
ような溶解装置が出回っている。この溶解装置は、図1
1および図12に示すように、上部本体20と下部本体
21とを上下に配置,固定して構成されている。上部本
体20は、粉末状の高分子凝集剤1を収容する収容部2
2と、下端部から垂下する嵌合用枠体20aにスライド
自在に取付けられたスライド板23とを備えており、こ
のスライド板23のスライド移動により収容部22の下
端に設けた粉体出口22aが開閉される構造にしてい
る。一方、下部本体21の内面には、その左側壁21a
の上端部から中央に向かって下り傾斜状に延びる第1傾
斜板24が取付けられているとともに、その右側壁21
bの傾斜面から外側に向かって上り傾斜状に延びる第2
傾斜板26が取付けられている。また、下部本体21の
右側壁21bには、第2傾斜板26と対面する位置に導
水管25が取付けられている。図11において、27は
蓋であり、28は第2傾斜板26を乗り越えて溢れ出す
水道水の勢いを抑制する板体であり、29は流出口であ
る。また、図12において、30は2つのボルト挿通孔
30aが形成された左右一対の取付板である。
【0003】上記溶解装置を用い、上部本体20の収容
部22内に収容された凝集剤1を水道水に溶解する場合
には、まず、図13に示すように、水道水を導水管25
から下部本体21内に導入し、第2傾斜板26と右側壁
21bと前後両側壁(図示せず)とで囲まれた空間31
内に水道水を満たしたのち、この空間31から溢れ出さ
せる(図13の矢印参照)。これにより、空間31から
溢れ出た水道水は第2傾斜板26上を直線的に流下した
のち右側壁21bの傾斜面上を直線的に流下するように
なる。一方、スライド板23を右側にスライドさせて収
容部22の粉体出口22aを開ける。これにより、収容
部22内の凝集剤1が粉体出口22aから第1傾斜板2
4上に落下し、この第1傾斜板24をすべり落ちたのち
この第1傾斜板24の下端から下方に落下し、第2傾斜
板26上および右側壁21bの傾斜面上を直線的に流下
する水道水上に落ちる。このようにして水道水上に落下
した凝集剤1は、水道水中に混入溶解し、この水道水は
流出口29から外部(例えば、タンク内等)に取り出さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記溶
解装置では、凝集剤1が第2傾斜板26上や右側壁21
bの傾斜面上を直線的に流下する水道水上に落下したと
きに、何らかの作用で第1傾斜板24上、第2傾斜板2
6上および右側壁21bの傾斜面上に点状に付着する
と、この点状の付着物の上に凝集剤1が付着しやすくな
って徐々に盛り上がるとともに、周囲に拡がって島状の
付着物となる。このため、一定量の粉体を水道水中に混
入溶解させて所定濃度の溶液を作ることが大変困難であ
るという問題が生じている。また、上記のように第2傾
斜板26上および右側壁21bの傾斜面上に凝集剤1が
島状に付着する場合には、凝集剤1の消費量が多いうえ
メンテナンスを頻繁に行わなければならないという問題
も生じている。さらに、下部本体21の第2傾斜板26
の上端面が正確に水平になっていない場合には、第2傾
斜板26の上端面を乗り越えて溢れ出る水道水が第2傾
斜板26上を一様に流下しないため、上記所定濃度の溶
液を作ることが一層困難になるうえ、組付け作業時に第
2傾斜板26の水平度を高い精度で確保しなければなら
ないため、組付け作業に手間がかかるという問題もあ
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、所定濃度の溶液を簡単に作ることができ、粉体
の消費量が少なくてすむ粉体混入溶解方法およびそれに
用いる装置の提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、内周面が略じょうご状に形成された混入
溶解用筒状体を準備し、この筒状体の内周面の上部に側
方から液体を導入することにより、上記筒状体の内部
に、上記内周面に沿って渦巻き状に回転しながら流下す
る渦流を発生させ、この渦流に上方から粉体を落下させ
混入するようにした粉体混入溶解方法を第1の要旨と
し、粉体収容体と混入溶解用筒状体を上下に配置し、上
記粉体収容体の下部に粉体出口を開口し、上記筒状体の
上端開口を上記粉体出口の下方に位置させ、この筒状体
に、外部からの液体を内部に導入する液体入口部を設
け、この液体入口部の液体入口を、上記筒状体の内周面
に沿う方向に向けて開口し、上記筒状体の内周面の上記
液体入口の下側部分に、略じょうご状の傾斜面を形成
し、この傾斜面の下端開口を上記筒状体の下端開口に連
通した粉体混入溶解装置を第2の要旨とする。
【0007】
【作用】すなわち、本発明の粉体混入溶解方法は、内周
面が略じょうご状に形成された混入溶解用筒状体の上記
内周面の上部に側方から液体を導入し、これにより、筒
状体の内部に、内周面に沿って渦巻き状に回転しながら
流下する渦流を発生させ、この渦流に上方から粉体を落
下させ混入するようにしている。このように、筒状体の
内部に発生する渦流を利用して粉体を液体中に混入溶解
する場合には、渦巻き状に回転しながら流下する水流お
よび適度に起こる乱流によって粉体が液体中に混入溶解
しやすくなり、筒状体の内周面に島状となって付着する
ことが殆どなくなる。したがって、一定量の粉体を液体
中に混入溶解させて所定濃度の溶液を作ることが容易に
なる。また、上記のように筒状体の内周面に粉体が島状
となって付着しないことから、粉体の消費量が少なくな
るうえ、メンテナンスの回数が極めて少なくて済む。一
方、本発明の粉体混入溶解装置によれば、本発明の方法
を簡単に行うことができるうえ、高精度に組付けなけれ
ばならない部分がなく、組付け作業が楽になって手間が
かからないという利点がある。
【0008】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示している。2は
円筒状の粉体収容体であり、この内部に粉末状の高分子
凝集剤1が収容されている。3は粉体収容体2の下部に
取付けられた混入溶解用筒状体であり、この内部に水道
水を側方から導入して渦流を発生させ、この渦流に粉体
収容体2内の凝集剤1を上方から散布するようにしてい
る。
【0010】より詳しく説明すると、上記粉体収容体2
には、図2および図3に示すように、その円筒状の外側
筒体2aの内周面に、中央部に支持金具5が取り付けら
れた支持棒(もしくはパイプ)4が左右を横切る状態で
架設されているとともに、この支持棒4の下部に円錐状
筒形の内側筒体7が設けられている。また、図4に示す
ように、上記支持金具5には上下方向にねじ部5aが刻
設されており、このねじ部5aに調節棒6のねじ部6b
がら合している。この調節棒6には、その下部に円錐形
状の弁体6aが形成されており、この弁体6aで内側筒
体7の下端開口(粉体出口)7aを塞ぐことができる構
造にしている。
【0011】上記混入溶解用筒状体3は、図5に示すよ
うに、円筒状の上側周壁10と、この上側周壁10の下
端から一体的に延びる円錐状筒形の下側周壁11と、こ
の下側周壁11の下端開口11aに取付けられ中央部に
流出口14aが穿設されたフランジ部14とで、略じょ
うご状に形成されている。上側周壁10には、導水管1
2が貫通状に取付けられており、図6に示すように、こ
の導水管12の先端開口12aが上側周壁10の内周面
に沿う方向に向いて開口している。また、上側周壁10
の上端部には、図7に示すように、その外周面に、粉体
収容体1の外側筒体3の下端部と着脱自在に係合する段
部10aが形成されているとともに、その内周面には、
導水管12から導入された水道水が上方に飛び散るのを
防ぐ鍔部10bが形成されている。図2において、15
は粉体収容体2の外側筒体2aに穿設された水封防止穴
であり、この穴15を介して粉体収容体1内および筒状
体3内を外気と連通することで、渦流の水量が変化した
場合にも渦流の流れがスムーズになるようにしている。
また、図5において、13はリブである。
【0012】上記構成において、粉末状の高分子凝集剤
1を水道水に溶解する場合には、まず、粉体収容体2の
内側筒体7の粉体出口7aを調節棒6の弁体6aで塞
ぎ、その状態で粉体収容体2の上方から内部に凝集剤1
を入れる(図1参照)。ついで、図8および図9に示す
ように、水道水を導水管12から筒状体3内に導入し、
筒状体3内に、この筒状体3の内周面に沿って渦巻き状
に回転しながら流下する渦巻を発生させる(図8および
図9の矢印参照)。一方、調節棒6を回転させて適正距
離だけ下降させ、内側筒体7の粉体出口7aと調節棒6
の弁体6aとの間に適正距離の隙間をあけ、この隙間か
ら凝集剤1を落下させる。これにより、凝集剤1が渦巻
上に散布され、渦巻き状に回転する水流や適度に起こる
乱流によって水道水中に充分に混入溶解し、また、筒状
体3の内周面に凝集剤1が一塊りとなって付着すること
がない。このようにして凝集剤1が混入溶解した水道水
はフランジ部14の流出口14aを通ってタンク内等に
取り出される。
【0013】上記装置によれば、筒状体3の内部に水道
水を導入して渦巻を発生させ、この渦巻を利用して凝集
剤1を水道水中に混入溶解するため、水道水中に充分に
混入溶解させることができ、所定濃度の水溶液を容易に
得ることができるようになる。また、凝集剤1は筒状体
3の内周面に付着しないため、消費量が少なくて済むう
え、メンテナンスの回数も極めて少なくて済む。しか
も、粉体収容体2や筒状体3は高精度を必要としないた
め、その製作が簡単であり、製作費も軽減できる。
【0014】なお、上記実施例では、粉体として、難溶
解性の高分子凝集剤1を用いているが、これに限定する
ものではなく、易溶解性の粉体を用いてもよい。また、
凝集剤1を水道水に混入溶解するようにしているが、上
記凝集剤1やその他の粉体を薬液等の各種液体に混入溶
解するようにしてもよい。
【0015】また、上記実施例では、1個の粉体収容体
2を筒状体3上に固定しているが、これに限定するもの
ではなく、粉体収容体2としてカートリッジ式のものを
用い、このカートリッジ式の粉体収容体2を多段に積み
重ねるようにしてもよい。この場合には、凝集剤1の収
容量を適宜に設定することができる。
【0016】また、上記実施例では、筒状体3の下端部
にフランジ14を取付け、このフランジ14をタンク等
にボルト止めするようにしているが、これに限定するも
のではなく、筒状体3の下端部をソケットタイプにして
もよい。
【0017】また、上記実施例では、粉体収容体2と筒
状体3とを別体に作製してメンテナンスの向上を図って
いるが、これに限定するものではなく、粉体収容体2と
筒状体3とを一体に形成してもよい。
【0018】また、上記実施例では、調整棒6のねじ部
を支持棒4に設けた支持金具5のねじ部にら合させるこ
とにより、調整棒6の高さ調節を無段階に行えるように
しているが、これに限定するものではなく、調整棒6の
高さ調節を多段に切り換えうる構造にしてもよい。
【0019】また、上記実施例では、フランジ部14に
流出口14aを穿設しているが、これに限定するもので
はなく、上記フランジ部14を無くし、筒状体3の下側
周壁11の下端開口11aを流出口にしてもよい。
【0020】また、上記実施例では、導水管12を筒状
体3の上側周壁10内に突入させるようにしているが、
これに限定するものではなく、図10に示すように、導
水管12を上側周壁の外側面に取り付ける等して、導水
管12の先端開口12aが上側周壁10内に突入しない
ようにしてもよい。また、導水管12を上側周壁10
に、その接線方向に向かう状態で、取り付けるようにし
てもよい。
【0021】また、上記実施例では、支持棒4もしくは
パイプの中央部に、ねじ部5aが刻設された支持金具5
を取り付けているが、これに限定するものではなく、支
持棒4もしくはパイプの中央部に、直接ねじ部を刻設し
てもよい。また、ねじ以外の昇降手段を支持棒4もしく
はパイプの中央部に設け、昇降手段より調節棒6の昇降
作用を行わせてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
筒状体の内部に発生する渦流を利用して粉体を液体中に
混入溶解するため、渦巻き状に回転しながら流下する水
流および適度に起こる乱流によって粉体が液体中に混入
溶解しやすくなり、筒状体の内周面に一塊りとなって付
着することが殆どなくなる。したがって、一定量の粉体
を液体中に混入溶解させて所定濃度の溶液を作ることが
容易になる。また、上記のように筒状体の内周面に粉体
が島状となって付着しないことから、粉体の消費量が少
なくなるうえ、メンテナンスの回数が極めて少なくて済
む。一方、本発明の粉体混入溶解装置によれば、本発明
の方法を簡単に行うことができるうえ、高精度に組付け
なければならない部分がなく、組付け作業が楽になって
手間がかからないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】粉体収容体の説明図である。
【図3】上記粉体収容体の平面図である。
【図4】上記粉体収容体の要部の断面図である。
【図5】筒状体の説明図である。
【図6】上記筒状体の平面図である。
【図7】上記筒状体の要部の断面図である。
【図8】本発明の作用を示す説明図である。
【図9】本発明の作用を示す説明図である。
【図10】上記筒状体の変形例を示す要部断面図であ
る。
【図11】従来例を示す説明図である。
【図12】従来例の平面図である。
【図13】従来例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 凝集剤 2 粉体収容体 3 筒状体 6 調整棒 7 内側筒体 7a 粉体出口 11 下側周壁 12 導水管 12a 先端開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面が略じょうご状に形成された混入
    溶解用筒状体を準備し、この筒状体の内周面の上部に側
    方から液体を導入することにより、上記筒状体の内部
    に、上記内周面に沿って渦巻き状に回転しながら流下す
    る渦流を発生させ、この渦流に上方から粉体を落下させ
    混入するようにしたことを特徴とする粉体混入溶解方
    法。
  2. 【請求項2】 粉体収容体と混入溶解用筒状体を上下に
    配置し、上記粉体収容体の下部に粉体出口を開口し、上
    記筒状体の上端開口を上記粉体出口の下方に位置させ、
    この筒状体に、外部からの液体を内部に導入する液体入
    口部を設け、この液体入口部の液体入口を、上記筒状体
    の内周面に沿う方向に向けて開口し、上記筒状体の内周
    面の上記液体入口の下側部分に、略じょうご状の傾斜面
    を形成し、この傾斜面の下端開口を上記筒状体の下端開
    口に連通したことを特徴とする粉体混入溶解装置。
JP5159304A 1993-06-29 1993-06-29 粉体混入溶解方法およびそれに用いる装置 Pending JPH078771A (ja)

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