JPH0787957A - 微生物skb−1152株及びそれを利用したパルプの漂白方法 - Google Patents
微生物skb−1152株及びそれを利用したパルプの漂白方法Info
- Publication number
- JPH0787957A JPH0787957A JP6126919A JP12691994A JPH0787957A JP H0787957 A JPH0787957 A JP H0787957A JP 6126919 A JP6126919 A JP 6126919A JP 12691994 A JP12691994 A JP 12691994A JP H0787957 A JPH0787957 A JP H0787957A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulp
- strain
- bleaching
- lignin
- skb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
- C12N1/145—Fungi isolates
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
- D21C5/00—Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
- D21C5/005—Treatment of cellulose-containing material with microorganisms or enzymes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/645—Fungi ; Processes using fungi
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Mycology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Virology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Botany (AREA)
- Paper (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂白活
性を有するパルプ漂白用のリグニン分解菌及びそれを利
用したパルプの漂白方法を提供すること。 【構成】 高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂白活
性を有する微生物SKB−1152株及びそれを利用し
たパルプの漂白方法。
性を有するパルプ漂白用のリグニン分解菌及びそれを利
用したパルプの漂白方法を提供すること。 【構成】 高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂白活
性を有する微生物SKB−1152株及びそれを利用し
たパルプの漂白方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な微生物及びそれを
利用したパルプの漂白方法に関し、特に、高いリグニン
分解活性及びパルプ漂白活性を有する新規なリグニン分
解菌、及びそれを利用したパルプの漂白方法に関する。
利用したパルプの漂白方法に関し、特に、高いリグニン
分解活性及びパルプ漂白活性を有する新規なリグニン分
解菌、及びそれを利用したパルプの漂白方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材パルプの漂白に対しては、塩
素や二酸化塩素等の塩素系薬品がパルプ中の残留リグニ
ンを除く目的として広く使用されている。しかしなが
ら、近年、これらの塩素系薬品が有毒物質であるダイオ
キシンを生成する原因となることが明らかとなり、その
使用量の低減が急務となっている。このため、塩素系薬
品に代わる種々の漂白方法が考えられているが、中で
も、微生物又はその酵素を使用するパルプの漂白方法で
ある『バイオブリーチング』が、有力な無塩素漂白方法
の一つとして注目されている。
素や二酸化塩素等の塩素系薬品がパルプ中の残留リグニ
ンを除く目的として広く使用されている。しかしなが
ら、近年、これらの塩素系薬品が有毒物質であるダイオ
キシンを生成する原因となることが明らかとなり、その
使用量の低減が急務となっている。このため、塩素系薬
品に代わる種々の漂白方法が考えられているが、中で
も、微生物又はその酵素を使用するパルプの漂白方法で
ある『バイオブリーチング』が、有力な無塩素漂白方法
の一つとして注目されている。
【0003】一方、従来から、木材中のリグニンを微生
物により分解し、紙パルプ工業などに利用しようとする
試みが数多くなされており、その目的のために、リグニ
ンを選択的に分解する菌である、白色腐朽菌と呼ばれる
一連の担子菌類が用いられている。これらの白色腐朽菌
の中でも、特にカワラタケ(Coriolus versicolor)や
ファネロケーテ クリソスポリウム(Phanerocheate ch
rysporium )等が、リグニン分解活性を有する代表的な
菌として注目され、研究開発に用いられてきた。
物により分解し、紙パルプ工業などに利用しようとする
試みが数多くなされており、その目的のために、リグニ
ンを選択的に分解する菌である、白色腐朽菌と呼ばれる
一連の担子菌類が用いられている。これらの白色腐朽菌
の中でも、特にカワラタケ(Coriolus versicolor)や
ファネロケーテ クリソスポリウム(Phanerocheate ch
rysporium )等が、リグニン分解活性を有する代表的な
菌として注目され、研究開発に用いられてきた。
【0004】しかしながら、これらの菌株は十分なリグ
ニン分解活性を有していないので、パルプの白色度向上
に用いるためには不十分である上、リグニンのみを分解
するという選択性が低いために、リグニンを分解すると
同時にセルロースやヘミセルロース等の多糖類をも分解
し、パルプの品質を低下させたり、パルプ収率を低下さ
せるので、未だ工業的に利用することはできなかった。
ニン分解活性を有していないので、パルプの白色度向上
に用いるためには不十分である上、リグニンのみを分解
するという選択性が低いために、リグニンを分解すると
同時にセルロースやヘミセルロース等の多糖類をも分解
し、パルプの品質を低下させたり、パルプ収率を低下さ
せるので、未だ工業的に利用することはできなかった。
【0005】そこで、本発明者らは、パルプ漂白性に優
れ、工業的使用に耐え得る新規な微生物を分離スクリー
ニングする方法について検討を行い、リグニン分解菌の
みを高い精度で判定したり分離することのできる、新規
な菌株の分離方法及びスクリーニング方法を開発した
(特願平5−85731号)。
れ、工業的使用に耐え得る新規な微生物を分離スクリー
ニングする方法について検討を行い、リグニン分解菌の
みを高い精度で判定したり分離することのできる、新規
な菌株の分離方法及びスクリーニング方法を開発した
(特願平5−85731号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記し
たリグニン分解菌の選択方法に基づき、腐朽材や子実体
等を分離源として、パルプ漂白活性の高い新規な微生物
を分離すべく鋭意検討した結果、リグニン分解活性が高
く、しかもパルプの白色度を大幅に向上させ得る新規な
微生物の分離に成功し、本発明に到達した。
たリグニン分解菌の選択方法に基づき、腐朽材や子実体
等を分離源として、パルプ漂白活性の高い新規な微生物
を分離すべく鋭意検討した結果、リグニン分解活性が高
く、しかもパルプの白色度を大幅に向上させ得る新規な
微生物の分離に成功し、本発明に到達した。
【0007】従って、本発明の第1の目的は、高いリグ
ニン分解活性及びパルプ高温漂白活性を有するパルプ漂
白用のリグニン分解菌を提供することにある。本発明の
第2の目的は、高いリグニン分解活性を有する新規な微
生物及び/又はその微生物による培養物を用いた、工業
的実施が可能なパルプの漂白方法を提供することにあ
る。
ニン分解活性及びパルプ高温漂白活性を有するパルプ漂
白用のリグニン分解菌を提供することにある。本発明の
第2の目的は、高いリグニン分解活性を有する新規な微
生物及び/又はその微生物による培養物を用いた、工業
的実施が可能なパルプの漂白方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の諸目的
は、高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂白活性を有
する微生物SKB−1152株及びそれを利用したパル
プの漂白方法により達成された。以下、本発明を更に詳
細に説明する。本発明における新規な微生物SKB−1
152株は、以下のような菌学的性質を有する。
は、高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂白活性を有
する微生物SKB−1152株及びそれを利用したパル
プの漂白方法により達成された。以下、本発明を更に詳
細に説明する。本発明における新規な微生物SKB−1
152株は、以下のような菌学的性質を有する。
【0009】(1)培地における生育状況 培地の種類 生育状況 麦芽エキス寒天培地 +++ ポテト煎汁・デキストロース培地 +++ ツアベック寒天培地 +++ サブロー寒天培地 +++ 合成ムコール寒天培地 +++ YpSs寒天培地 +++ 培養条件:30℃、3日間 生育状況: 微弱 +/中等++/旺盛+++
【0010】(2)生理学的・生態学的性質 生育のpH(ポテト煎汁・デキストロース培地、30
℃、3日間培養)は、3〜9の範囲であり、pH2以下
及び10以上では生育しない。最適pHの範囲は4〜8
である。生育の温度(ポテト煎汁・デキストロース寒天
培地、pH5.6、4日間培養)は20〜40℃の範囲
であり、50℃以上では生育しない。最適温度は28〜
37℃の範囲である。
℃、3日間培養)は、3〜9の範囲であり、pH2以下
及び10以上では生育しない。最適pHの範囲は4〜8
である。生育の温度(ポテト煎汁・デキストロース寒天
培地、pH5.6、4日間培養)は20〜40℃の範囲
であり、50℃以上では生育しない。最適温度は28〜
37℃の範囲である。
【0011】フェノールオキシダーゼ反応(30℃、3
日間培養)は、微弱又は陰性である。菌叢(ポテト煎汁
・デキストロース寒天培地、pH5.6、4日間培養)
は、白色で薄いフェルト状である。これらの生理学的、
生態学的性質、及び各培地における生育状態といった菌
学的性質を詳細に検討したが、既知の菌と同定するには
至らなかった。
日間培養)は、微弱又は陰性である。菌叢(ポテト煎汁
・デキストロース寒天培地、pH5.6、4日間培養)
は、白色で薄いフェルト状である。これらの生理学的、
生態学的性質、及び各培地における生育状態といった菌
学的性質を詳細に検討したが、既知の菌と同定するには
至らなかった。
【0012】そして、後記する実施例から明らかなよう
に、この菌は、代表的リグニン分解菌として従来より知
られている、カワラタケ属菌やファネロケーテ属菌より
もリグニン分解活性及びパルプ漂白活性に優れている。
この様に両活性が優れた菌は、従来既知の微生物には存
在しない。そこで、本発明者らは、本菌株を新菌株と認
定し、SKB−1152株と命名すると共に、工業技術
院生命工学研究所特許微生物寄託センターに寄託した
(寄託番号:FERM P−13721号)。
に、この菌は、代表的リグニン分解菌として従来より知
られている、カワラタケ属菌やファネロケーテ属菌より
もリグニン分解活性及びパルプ漂白活性に優れている。
この様に両活性が優れた菌は、従来既知の微生物には存
在しない。そこで、本発明者らは、本菌株を新菌株と認
定し、SKB−1152株と命名すると共に、工業技術
院生命工学研究所特許微生物寄託センターに寄託した
(寄託番号:FERM P−13721号)。
【0013】本菌株の分類学上の正確な位置については
なお不明な点が幾つかあるため、正確な同定は現時点に
おいて困難であり、今後の研究に待たなければならな
い。前記したSKB−1152株の分離・選択方法の概
要は、以下のようなものである。即ち、この方法は、リ
グニン又はリグニンが残存するパルプを含有する培地
に、腐朽材や子実体等の分離源サンプルを接種して培養
し、培地の脱色帯形成の有無により、リグニン分解活性
を有する菌を分離・選択する方法である。
なお不明な点が幾つかあるため、正確な同定は現時点に
おいて困難であり、今後の研究に待たなければならな
い。前記したSKB−1152株の分離・選択方法の概
要は、以下のようなものである。即ち、この方法は、リ
グニン又はリグニンが残存するパルプを含有する培地
に、腐朽材や子実体等の分離源サンプルを接種して培養
し、培地の脱色帯形成の有無により、リグニン分解活性
を有する菌を分離・選択する方法である。
【0014】ここで使用するリグニンとしては、クラフ
トリグニンやサルファイトリグニン等が挙げられ、リグ
ニン残存パルプとしては、クラフトパルプのような化学
パルプ等が挙げられる。また、培養時における培地とし
ては、パルプに培養液を添加しただけの液体培地や、パ
ルプを寒天等で固めた固体培地等が挙げられる。なお、
上記した分離・選択方法における培地の調製、リグニン
分解菌の選択は、従来から公知の方法に基づいて行えば
良い。
トリグニンやサルファイトリグニン等が挙げられ、リグ
ニン残存パルプとしては、クラフトパルプのような化学
パルプ等が挙げられる。また、培養時における培地とし
ては、パルプに培養液を添加しただけの液体培地や、パ
ルプを寒天等で固めた固体培地等が挙げられる。なお、
上記した分離・選択方法における培地の調製、リグニン
分解菌の選択は、従来から公知の方法に基づいて行えば
良い。
【0015】また、このリグニン分解菌の分離・選択方
法は、従来のフェノールオキシダーゼの検出による方法
に比較して、簡便かつ高精度であるのみならず、腐朽材
や子実体等の分離源からも、リグニン分解菌の分離・選
択が可能である点にも特徴がある。次に、本発明の新規
な微生物SKB−1152株を利用したパルプの漂白方
法について説明する。
法は、従来のフェノールオキシダーゼの検出による方法
に比較して、簡便かつ高精度であるのみならず、腐朽材
や子実体等の分離源からも、リグニン分解菌の分離・選
択が可能である点にも特徴がある。次に、本発明の新規
な微生物SKB−1152株を利用したパルプの漂白方
法について説明する。
【0016】本発明のパルプの漂白方法は、基本的に
は、SKB−1152株またはその微生物を用いて生成
させた培養物を用いてパルプを処理し、所定期間、前記
微生物を培養すれば良い。その培養条件等は、培養され
る前記菌の生理学的性質の範囲内であれば特に限定され
ない。
は、SKB−1152株またはその微生物を用いて生成
させた培養物を用いてパルプを処理し、所定期間、前記
微生物を培養すれば良い。その培養条件等は、培養され
る前記菌の生理学的性質の範囲内であれば特に限定され
ない。
【0017】ここで、SKB−1152を用いて生成さ
せた培養物とは、本菌株を培養して得た菌体及び培養液
の混合物を意味するが、本発明においては、菌体培養物
から分離した菌体はもとより、該菌体を分離した残渣、
及び、培養物から固形物を全て除去した後の培養液をも
含む概念である。
せた培養物とは、本菌株を培養して得た菌体及び培養液
の混合物を意味するが、本発明においては、菌体培養物
から分離した菌体はもとより、該菌体を分離した残渣、
及び、培養物から固形物を全て除去した後の培養液をも
含む概念である。
【0018】本発明に使用するパルプは、リグニンが残
存するパルプである限り、化学パルプ、機械パルプ等、
その種類は特に制限されない。また、培養時におけるパ
ルプの形状は、菌が生育し漂白され易い形状である限
り、いずれの形状であっても良い。
存するパルプである限り、化学パルプ、機械パルプ等、
その種類は特に制限されない。また、培養時におけるパ
ルプの形状は、菌が生育し漂白され易い形状である限
り、いずれの形状であっても良い。
【0019】更に、培養時におけるパルプ濃度・温度・
pH等は、菌が生理学的に活性を有する範囲内で適宜選
択することができる。しかしながら、通気性・菌の成育
等の観点から、パルプ濃度は固体培養の場合15〜60
%にあることが望ましく、振盪培養の場合は15%以下
であることが望ましく、特に10%以下であることが好
ましい。
pH等は、菌が生理学的に活性を有する範囲内で適宜選
択することができる。しかしながら、通気性・菌の成育
等の観点から、パルプ濃度は固体培養の場合15〜60
%にあることが望ましく、振盪培養の場合は15%以下
であることが望ましく、特に10%以下であることが好
ましい。
【0020】培養時におけるpHは、菌の成育に伴い、
培養中にpHが変化して菌の製造に都合の良いpHにな
るため、特に厳密に調整する必要はなく、pH3〜10
の範囲内であれば、特にパルプの漂白活性に影響はな
い。培養温度は、25〜40℃の範囲内であることが好
ましく、特に、37℃付近とした場合に良好な結果を得
ることができる。
培養中にpHが変化して菌の製造に都合の良いpHにな
るため、特に厳密に調整する必要はなく、pH3〜10
の範囲内であれば、特にパルプの漂白活性に影響はな
い。培養温度は、25〜40℃の範囲内であることが好
ましく、特に、37℃付近とした場合に良好な結果を得
ることができる。
【0021】更に、パルプの漂白に要する時間を短縮す
るために、必要に応じて各種の栄養源を添加しても良
い。以上説明した如く、本発明のSKB−1152株を
パルプの漂白に利用する場合には、従来法と同様のバイ
オブリーチング法によれば良く、格別の培養条件等を必
要としない点も本発明の優れた特徴の一つである。
るために、必要に応じて各種の栄養源を添加しても良
い。以上説明した如く、本発明のSKB−1152株を
パルプの漂白に利用する場合には、従来法と同様のバイ
オブリーチング法によれば良く、格別の培養条件等を必
要としない点も本発明の優れた特徴の一つである。
【0022】
【作用】本発明の微生物SKB−1152株がパルプを
漂白する反応機構については現段階では不明である。し
かしながら、本菌株は同時に高いリグニン分解活性も有
することから、リグニン分解と類似の作用機構であるこ
とが推測される。すなわち、従来、リグニン分解反応は
酸化分解であるとされてきたことから、本発明の微生物
SKB−1152株による漂白反応も、酸化的分解反応
ではないかと予想される。
漂白する反応機構については現段階では不明である。し
かしながら、本菌株は同時に高いリグニン分解活性も有
することから、リグニン分解と類似の作用機構であるこ
とが推測される。すなわち、従来、リグニン分解反応は
酸化分解であるとされてきたことから、本発明の微生物
SKB−1152株による漂白反応も、酸化的分解反応
ではないかと予想される。
【0023】また、本発明の菌株は、後記の実施例によ
って実証されるその漂白性能から明らかなごとく、高い
リグニン分解活性をも有しているので、本発明の菌株
を、パルプ漂白以外の、脱リグニン処理を必要とする各
種の木材利用工業、例えばパルプ排液の脱色化等、リグ
ニンの分解や低分子化等の各種の工業的用途にも利用す
ることができる。この場合の処理方法も、基本的には、
パルプ漂白の場合と同様に、目的とするリグニン原料を
含有する培地に本発明の菌株を接種し、所定期間培養す
れば良い。
って実証されるその漂白性能から明らかなごとく、高い
リグニン分解活性をも有しているので、本発明の菌株
を、パルプ漂白以外の、脱リグニン処理を必要とする各
種の木材利用工業、例えばパルプ排液の脱色化等、リグ
ニンの分解や低分子化等の各種の工業的用途にも利用す
ることができる。この場合の処理方法も、基本的には、
パルプ漂白の場合と同様に、目的とするリグニン原料を
含有する培地に本発明の菌株を接種し、所定期間培養す
れば良い。
【0024】
【発明の効果】本発明のリグニン分解菌は、既存の菌よ
りも格段に優れたリグニン分解活性及びパルプ漂白性能
を有するため、紙パルプ製造工程における塩素系薬品を
使用しないパルプの漂白方法として有望である。
りも格段に優れたリグニン分解活性及びパルプ漂白性能
を有するため、紙パルプ製造工程における塩素系薬品を
使用しないパルプの漂白方法として有望である。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。
【0026】まず、日本全国の山林より採取した腐朽
材、子実体等の分離サンプルの表面を火炎滅菌した後、
市販の未晒し寒天培地に接種・培養し、生育してきた菌
の中で、培地に脱色帯を形成した株のみを選択・分離し
た。このようにして分離した株を用いて、市販の酵素漂
白パルプを、パルプ濃度20%、30℃、7日間の条件
で漂白し、漂白後の白色度を測定した。この中で、最も
白色度を上昇させた株として、SKB−1152株を選
択した。
材、子実体等の分離サンプルの表面を火炎滅菌した後、
市販の未晒し寒天培地に接種・培養し、生育してきた菌
の中で、培地に脱色帯を形成した株のみを選択・分離し
た。このようにして分離した株を用いて、市販の酵素漂
白パルプを、パルプ濃度20%、30℃、7日間の条件
で漂白し、漂白後の白色度を測定した。この中で、最も
白色度を上昇させた株として、SKB−1152株を選
択した。
【0027】実施例1.ポテト煎汁0.4%及びグルコ
ース2%を含んだポテトデキストローブ培地(DIFC
O社製)にSKB−1152株を接種した後、1週間静
置して培養した。次いで、生成した菌体マットをワーリ
ングブレンダーで粉砕した後、120℃で15分間加熱
殺菌した市販の酸素漂白パルプに、最終的なパルプ濃度
が20%となるように菌体懸濁液を加えて、30℃及び
37℃でそれぞれ7日間静置して培養した。
ース2%を含んだポテトデキストローブ培地(DIFC
O社製)にSKB−1152株を接種した後、1週間静
置して培養した。次いで、生成した菌体マットをワーリ
ングブレンダーで粉砕した後、120℃で15分間加熱
殺菌した市販の酸素漂白パルプに、最終的なパルプ濃度
が20%となるように菌体懸濁液を加えて、30℃及び
37℃でそれぞれ7日間静置して培養した。
【0028】次に、500mlの水を加え、ミキサーで
解繊して手抄シートを作製し、シートの白色度をハンタ
ー白色度計を用いて測定(JIS P8123)すると
同時に、カッパー価を測定(JIS P8221−19
76)した。また、比較として、代表的なリグニン分解
菌であるカワラタケ(Coriolus versicolor)及びファネ
ロケーテ クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosp
orium )についても同様の操作を行った。その結果を表
1に示す。
解繊して手抄シートを作製し、シートの白色度をハンタ
ー白色度計を用いて測定(JIS P8123)すると
同時に、カッパー価を測定(JIS P8221−19
76)した。また、比較として、代表的なリグニン分解
菌であるカワラタケ(Coriolus versicolor)及びファネ
ロケーテ クリソスポリウム(Phanerochaete chrysosp
orium )についても同様の操作を行った。その結果を表
1に示す。
【0029】
【表1】 表1から明らかなように、本発明の微生物SKB−11
52株は、その漂白活性が従来の菌よりも格段に優れて
おり、特に、高温において白色度の大幅な向上とカッパ
ー価の大幅な減少を実現できることが確認された。
52株は、その漂白活性が従来の菌よりも格段に優れて
おり、特に、高温において白色度の大幅な向上とカッパ
ー価の大幅な減少を実現できることが確認された。
【0030】実施例2.実施例1において使用した3菌
株をポテト煎汁デキストロース寒天培地で培養し、それ
ぞれの菌体をコルクボーラーで打ち抜いたデイスク各1
個を、高圧滅菌したユーカリプトス グロブラス(Euca
lyptus globulus )の木粉1gに水4mlを加えて調製
した培地に植菌し、カワラタケは30℃で、他の二菌株
は37℃で2週間培養した後、培養木粉中のクラーソン
リグニン(JIS P8008−1961)、及び、酸
可溶性リグニン(中野準造編集:リグニンの化学(ユニ
出版)P53)を定量した。その結果を表2に示す。
株をポテト煎汁デキストロース寒天培地で培養し、それ
ぞれの菌体をコルクボーラーで打ち抜いたデイスク各1
個を、高圧滅菌したユーカリプトス グロブラス(Euca
lyptus globulus )の木粉1gに水4mlを加えて調製
した培地に植菌し、カワラタケは30℃で、他の二菌株
は37℃で2週間培養した後、培養木粉中のクラーソン
リグニン(JIS P8008−1961)、及び、酸
可溶性リグニン(中野準造編集:リグニンの化学(ユニ
出版)P53)を定量した。その結果を表2に示す。
【0031】
【表2】 ─────────────────────────────────── 菌株 クラーソン 酸可溶性 全リグニン量 リグニン リグニン量(%) リグニン量(%) (%) 減少量(%) ─────────────────────────────────── 未処理*) 23.79 3.60 27.39 − カワラタケ属菌 22.74 3.67 26.41 3.6 ファネロケーテ属菌 23.17 3.70 26.87 1.9 SKB−1152株 17.32 3.52 20.84 23.9 *)木粉に水を加え、高圧滅菌した後2週間放置 ─────────────────────────────────── 表2の結果から明らかなように、本発明の微生物SKB
−1152株は、そのリグニン分解活性が、従来公知の
カワラタケ属菌等に比較して格段に優れていることが確
認された。
−1152株は、そのリグニン分解活性が、従来公知の
カワラタケ属菌等に比較して格段に優れていることが確
認された。
【0032】実施例3.酸素漂白パルプの代わりに未晒
しパルプを用いた他は、実施例1と同様の操作により3
菌株による漂白を行った後、3日間又は7日間静置培養
した。更に、実施例1と同様にして手抄シートを作製
し、白色度を測定した。その結果を表3に示した。
しパルプを用いた他は、実施例1と同様の操作により3
菌株による漂白を行った後、3日間又は7日間静置培養
した。更に、実施例1と同様にして手抄シートを作製
し、白色度を測定した。その結果を表3に示した。
【0033】
【表3】 表3に示した様に本発明の微生物SKB−1152株
は、未晒しパルプに対する漂白活性も従来菌よりも格段
に優れている。
は、未晒しパルプに対する漂白活性も従来菌よりも格段
に優れている。
【0034】実施例4.実施例1と同様にして、SKB
−1152株の菌体懸濁液を調製し、市販の酸素漂白パ
ルプに菌体添加量は一定で、最終的なパルプ濃度が2
5、33.3、50、66.6%になる様に加えた。そ
して、37℃で3日間又は7日間静置培養し、培養後実
施例1と同様の操作により手抄シートを作製し、シート
の白色度を測定した。その結果を表4に示した。
−1152株の菌体懸濁液を調製し、市販の酸素漂白パ
ルプに菌体添加量は一定で、最終的なパルプ濃度が2
5、33.3、50、66.6%になる様に加えた。そ
して、37℃で3日間又は7日間静置培養し、培養後実
施例1と同様の操作により手抄シートを作製し、シート
の白色度を測定した。その結果を表4に示した。
【0035】
【表4】 ─────────────────────────────────── パルプ濃度 白色度 培養3日 培養7日 ─────────────────────────────────── 25% 68.0 78.4 33.3% 66.5 78.2 50.0% 62.2 76.5 66.6% 64.0 75.5 ─────────────────────────────────── 表4に示したように本発明の微生物SKB−1152株
は、高いパルプ濃度においても、良好な漂白活性を示し
た。
は、高いパルプ濃度においても、良好な漂白活性を示し
た。
【0036】実施例5.実施例1と同様にして、SKB
−1152株の菌体懸濁液を調製し、市販の酸素漂白パ
ルプに、一定量の菌体を、最終的なパルプ濃度がそれぞ
れ2、1、0.5%となる様に加えた。各試料につい
て、37℃、140rpmで回転振盪培養した後、1日
及び2日培養した後、実施例1と同様の操作により手抄
シートを作製し、シートの白色度を測定した。その結果
を表5に示した。
−1152株の菌体懸濁液を調製し、市販の酸素漂白パ
ルプに、一定量の菌体を、最終的なパルプ濃度がそれぞ
れ2、1、0.5%となる様に加えた。各試料につい
て、37℃、140rpmで回転振盪培養した後、1日
及び2日培養した後、実施例1と同様の操作により手抄
シートを作製し、シートの白色度を測定した。その結果
を表5に示した。
【0037】
【表5】 表5に示したように本発明の微生物SKB−1152株
は、低いパルプ濃度においても良好な漂白活性を示し
た。
は、低いパルプ濃度においても良好な漂白活性を示し
た。
【0038】実施例6.実施例1と同様の方法で、SK
B−1152株による酸素漂白パルプの漂白を行う際、
最初のpHを2〜11まで1きざみで調製し、菌漂白を
行った後、3日間又は7日間、37℃で静置培養し、実
施例1と同様にして手抄シートを作製し、白色度を測定
した。その結果を表6に示す。
B−1152株による酸素漂白パルプの漂白を行う際、
最初のpHを2〜11まで1きざみで調製し、菌漂白を
行った後、3日間又は7日間、37℃で静置培養し、実
施例1と同様にして手抄シートを作製し、白色度を測定
した。その結果を表6に示す。
【0039】
【表6】 ─────────────────────────────────── 最初のpH 2 3 4 5 6 7 8 3日目白色度(%) 52.3 74.2 74.3 74.1 73.8 73.7 74.1 7日目白色度(%) 52.4 79.3 79.6 79.9 79.7 79.5 79.3 ─────────────────────────────────── 最初のpH 9 10 11 3日目白色度(%) 74.0 73.4 68.7 7日目白色度(%) 79.0 79.7 79.4 ─────────────────────────────────── 表6に示した様に、本発明のSKB−1152株による
パルプ漂白における最初のpHは、3〜10の範囲内で
あれば、その漂白活性に特に影響がないことが確認され
た。
パルプ漂白における最初のpHは、3〜10の範囲内で
あれば、その漂白活性に特に影響がないことが確認され
た。
【0040】実施例7.実施例1と同様にして、SKB
−1152株による市販酸素漂白パルプの漂白を行う際
の培養温度をそれぞれ、25℃、30℃、33℃、37
℃、40℃及び43℃とし、7日間培養した後、実施例
1と同様にして手抄シートを作製し、白色度を測定し
た。その結果を表7に示した。
−1152株による市販酸素漂白パルプの漂白を行う際
の培養温度をそれぞれ、25℃、30℃、33℃、37
℃、40℃及び43℃とし、7日間培養した後、実施例
1と同様にして手抄シートを作製し、白色度を測定し
た。その結果を表7に示した。
【0041】
【表7】 ─────────────────────────────────── 培養温度(℃) 25 30 33 37 40 43 白色度 (%) 73.7 77.8 79.2 79.8 76.8 55.6 ─────────────────────────────────── 表7に示したように、本発明のSKB−1152株によ
るパルプ漂白の適性温度としては、25〜40℃が好ま
しく、特に37℃付近にした場合に最も良好な結果を得
られることが確認された。
るパルプ漂白の適性温度としては、25〜40℃が好ま
しく、特に37℃付近にした場合に最も良好な結果を得
られることが確認された。
【0042】実施例8.実施例1と同様の操作により、
市販酸素漂白パルプのSKB−1152株よる漂白を行
い(37℃、7日間)、白色度80.1%の菌処理パル
プを得た。これを下記の条件で過酸化水素漂白を行い、
白色度85.8%のパルプを得た。 (過酸化水素漂白条件)NaOH対パルプ1.5%、パ
ルプ濃度10%、H2 O2 対パルプ0.5%、60℃、
120分 このパルプを105℃で18時間処理し、処理後の白色
度を測定して、熱による色戻りについて検討した。ま
た、対照として同じ市販酸素漂白パルプを二酸化塩素処
理により白色度85.6%まで漂白したものを用い、同
様の熱による色戻りについて検討した。その結果を表8
に示した。
市販酸素漂白パルプのSKB−1152株よる漂白を行
い(37℃、7日間)、白色度80.1%の菌処理パル
プを得た。これを下記の条件で過酸化水素漂白を行い、
白色度85.8%のパルプを得た。 (過酸化水素漂白条件)NaOH対パルプ1.5%、パ
ルプ濃度10%、H2 O2 対パルプ0.5%、60℃、
120分 このパルプを105℃で18時間処理し、処理後の白色
度を測定して、熱による色戻りについて検討した。ま
た、対照として同じ市販酸素漂白パルプを二酸化塩素処
理により白色度85.6%まで漂白したものを用い、同
様の熱による色戻りについて検討した。その結果を表8
に示した。
【0043】
【表8】 ─────────────────────────────────── 熱処理前白色度(%) 熱処理後白色度(%) PC価 ─────────────────────────────────── 菌−H2 O2 処理 85.8 83.1 0.54 二酸化塩素処理 85.6 82.1 0.74 ─────────────────────────────────── 表8の結果は、菌−過酸化水素処理により漂白したパル
プの方が二酸化塩素処理により漂白したパルプよりも熱
による色戻りが少ないことを示している。
プの方が二酸化塩素処理により漂白したパルプよりも熱
による色戻りが少ないことを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 誠 山口県岩国市飯田町2−8−1 日本製紙 株式会社生物科学研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 高いリグニン分解活性及びパルプ高温漂
白活性を有する微生物SKB−1152株。 - 【請求項2】 請求項1に記載された微生物SKB−1
152株又は該微生物を用いて生成させた培養物を用い
てパルプを処理することを特徴とするパルプの漂白方
法。 - 【請求項3】 パルプ濃度を10%以下として振盪処理
する請求項2に記載されたパルプの漂白方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載された微生物SKB−1
152株又は該微生物を用いて生成させた培養物を用い
てパルプを処理した後、アルカリ処理する、請求項2又
は3に記載されたパルプの漂白方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6126919A JPH0787957A (ja) | 1993-07-28 | 1994-05-16 | 微生物skb−1152株及びそれを利用したパルプの漂白方法 |
| US08/406,883 US6379948B1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Microbe SKB-1152 strain, and method of bleaching pulp therewith |
| PCT/JP1994/001245 WO1995004131A1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Microbe skb-1152 strain, method of separating the same, and method of bleaching pulp therewith |
| FI951444A FI951444A7 (fi) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Mikrobikanta SKB-1152, menetelmä sen erottamiseksi sekä menetelmä mass an valkaisemiseksi sen avulla |
| CA002145507A CA2145507A1 (en) | 1993-07-28 | 1994-07-28 | Microbe skb-1152 strain, method of separating the same, and method of bleaching pulp therewith |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20732293 | 1993-07-28 | ||
| JP5-207322 | 1993-07-28 | ||
| JP6126919A JPH0787957A (ja) | 1993-07-28 | 1994-05-16 | 微生物skb−1152株及びそれを利用したパルプの漂白方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0787957A true JPH0787957A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=26462999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6126919A Pending JPH0787957A (ja) | 1993-07-28 | 1994-05-16 | 微生物skb−1152株及びそれを利用したパルプの漂白方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6379948B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0787957A (ja) |
| CA (1) | CA2145507A1 (ja) |
| FI (1) | FI951444A7 (ja) |
| WO (1) | WO1995004131A1 (ja) |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE328688B (ja) * | 1967-07-18 | 1970-09-21 | Mo Och Domsjoe Ab | |
| JPS63137672A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Kobe Steel Ltd | 木材腐朽性担子菌の分離方法 |
| JPS63309181A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-16 | Kobe Steel Ltd | 高活性、高選択性リグニン分解菌 |
| JPS63309182A (ja) * | 1987-06-09 | 1988-12-16 | Kobe Steel Ltd | 高活性、高選択性リグニン分解菌 |
| US4830708A (en) * | 1987-11-30 | 1989-05-16 | Pulp And Paper Research Institute Of Canada | Direct biological bleaching of hardwood kraft pulp with the fungus Coriolus versicolor |
| EP0373108A3 (en) * | 1988-11-23 | 1992-03-04 | Sandoz Ag | Process for bleaching pulp |
| US5427945A (en) * | 1988-11-23 | 1995-06-27 | Sandoz Ltd. | White-rot fungus and uses thereof |
| US5149648A (en) * | 1989-03-16 | 1992-09-22 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Enzymes employed for producing pulps |
| SE465320B (sv) * | 1990-01-10 | 1991-08-26 | Korsnaes Ab | Preparat som uppvisar enzymatisk delignifieringsaktivitet, saett att framstaella detsamma och tillaempningar daerav |
| JPH03213591A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-18 | Kobe Steel Ltd | 微生物によるパルプの製造法 |
| JPH03220388A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-27 | Kobe Steel Ltd | パルプの製造法 |
| US5055159A (en) * | 1990-05-16 | 1991-10-08 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Biomechanical pulping with C. subvermispora |
| MY129967A (en) * | 1990-07-31 | 2007-05-31 | Clariant Finance Bvi Ltd | New fungi for pitch reduction their production, their preparation and use |
| FR2672066B1 (fr) * | 1991-01-25 | 1997-01-31 | Du Pin Cellulose | Traitement enzymatique d'une pate ligno-cellulosique chimique. |
| JPH0691290A (ja) * | 1991-10-11 | 1994-04-05 | Kobe Steel Ltd | パルプ漂白廃水の処理方法 |
| US5460697A (en) * | 1992-10-09 | 1995-10-24 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Method of pulping wood chips with a fungi using sulfite salt-treated wood chips |
| US5437992A (en) * | 1994-04-28 | 1995-08-01 | Genencor International, Inc. | Five thermostable xylanases from microtetraspora flexuosa for use in delignification and/or bleaching of pulp |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP6126919A patent/JPH0787957A/ja active Pending
- 1994-07-28 CA CA002145507A patent/CA2145507A1/en not_active Abandoned
- 1994-07-28 FI FI951444A patent/FI951444A7/fi unknown
- 1994-07-28 US US08/406,883 patent/US6379948B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-28 WO PCT/JP1994/001245 patent/WO1995004131A1/ja not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI951444A0 (fi) | 1995-03-27 |
| US6379948B1 (en) | 2002-04-30 |
| FI951444L (fi) | 1995-05-23 |
| FI951444A7 (fi) | 1995-05-23 |
| WO1995004131A1 (en) | 1995-02-09 |
| CA2145507A1 (en) | 1995-02-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Desai et al. | Isolation of laccase producing fungi and partial characterization of laccase | |
| Kondo et al. | In vitro bleaching of hardwood kraft pulp by extracellular enzymes excreted from white rot fungi in a cultivation system using a membrane filter | |
| Arora et al. | Laccase production and wood degradation by a white-rot fungus Daedalea flavida | |
| Urairuj et al. | Ligninolytic enzymes from tropical endophytic Xylariaceae | |
| Jaspers et al. | Evidence for a role of manganese peroxidase in the decolorization of Kraft pulp bleach plant effluent by Phanerochaete chrysosporium: effects of initial culture conditions on enzyme production | |
| US4935366A (en) | Method of obtaining cellulase deficient strains of white-rot fungi | |
| US7083968B2 (en) | Microorganism of serratia family, isolation method and the preparation method of lignin lyases using this | |
| Selvam et al. | Identification and Screening of wood rot fungi from Western Ghats area of South India | |
| CN100359000C (zh) | 木质素降解细菌的分离和适应性培养的方法 | |
| JP3425453B2 (ja) | パルプ漂白微生物及びそれを用いたパルプの漂白方法 | |
| RU2224061C2 (ru) | Многокомпонентная система для ферментативного окисления субстратов и способ ферментативного окисления | |
| US5081027A (en) | Method for producing pulp by treatment using a microorganism, and its related enzymes | |
| US7018510B2 (en) | Process for bio-bleaching of Kraft pulp using bacterial consortia | |
| JP2757106B2 (ja) | パルプ漂白用微生物及びそれを用いたパルプの漂白方法 | |
| Apiwatanapiwat et al. | Screening of fungi for decolorization of wastewater from pulp and paper industry | |
| US6379948B1 (en) | Microbe SKB-1152 strain, and method of bleaching pulp therewith | |
| JP2021153575A (ja) | 培地、及びラッカーゼの製造方法 | |
| JPH02259180A (ja) | 微生物処理によるパルプの製造方法 | |
| WO2021193893A1 (ja) | 培地、及びラッカーゼの製造方法 | |
| CN1809630B (zh) | 腐朽菌的分离及应用 | |
| JPH09225493A (ja) | リグニン分解菌およびそれを用いたパルプの漂白方法 | |
| JPH09224649A (ja) | リグニン分解菌およびそれを用いたパルプの漂白方法 | |
| JPH09224648A (ja) | リグニン分解菌およびそれを用いたパルプの漂白方法 | |
| Ahlawat et al. | Dye decolorization potential of spent substrates from Agaricus bisporus and Pleurotus sp.-a laboratory study | |
| JPH06327463A (ja) | リグニン分解菌及びその利用方法 |