JPH0788302A - 蒸留カラムトレイと該トレイを有する蒸留カラム - Google Patents
蒸留カラムトレイと該トレイを有する蒸留カラムInfo
- Publication number
- JPH0788302A JPH0788302A JP3130258A JP13025891A JPH0788302A JP H0788302 A JPH0788302 A JP H0788302A JP 3130258 A JP3130258 A JP 3130258A JP 13025891 A JP13025891 A JP 13025891A JP H0788302 A JPH0788302 A JP H0788302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- distillation column
- trays
- distillation
- relative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B19/00—Obtaining zinc or zinc oxide
- C22B19/04—Obtaining zinc by distilling
- C22B19/16—Distilling vessels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/16—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B9/00—General processes of refining or remelting of metals; Apparatus for electroslag or arc remelting of metals
- C22B9/02—Refining by liquating, filtering, centrifuging, distilling, or supersonic wave action including acoustic waves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属蒸留用の蒸留カラムに使用するトレイの
形状を改良して熱効率を向上し、同一量の蒸留金属を製
造するのにエネルギー消費量を大幅に減少することので
きる蒸留カラムトレイおよびそれを用いた蒸留カラムを
提供する。 【構成】 トレイを積み重ねたタイプの金属蒸留カラム
に用いられるトレイ(100)であって、貫通孔(11
1)によって穴を開けられた底部(110)と、底部
(110)の周縁を取囲むと共に少なくとも一つの外側
フランク(121)を有するリム(120)とを備え、
外側フランク(121)が少なくとも一つの相対的な突
出部(122)を含んでいる。各トレイの貫通孔(11
1)は各々の底部(110)の横方向に外れた個所に位
置し、各トレイの貫通孔(111)がジグザグ状に位置
するように各トレイを相互に積み重ねてカラム内に配置
する。このトレイは冶金用、特に亜鉛のような金属の蒸
留カラムに応用可能である。
形状を改良して熱効率を向上し、同一量の蒸留金属を製
造するのにエネルギー消費量を大幅に減少することので
きる蒸留カラムトレイおよびそれを用いた蒸留カラムを
提供する。 【構成】 トレイを積み重ねたタイプの金属蒸留カラム
に用いられるトレイ(100)であって、貫通孔(11
1)によって穴を開けられた底部(110)と、底部
(110)の周縁を取囲むと共に少なくとも一つの外側
フランク(121)を有するリム(120)とを備え、
外側フランク(121)が少なくとも一つの相対的な突
出部(122)を含んでいる。各トレイの貫通孔(11
1)は各々の底部(110)の横方向に外れた個所に位
置し、各トレイの貫通孔(111)がジグザグ状に位置
するように各トレイを相互に積み重ねてカラム内に配置
する。このトレイは冶金用、特に亜鉛のような金属の蒸
留カラムに応用可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貫通孔が開けられた底
部と、この底部を取囲むと共に少なくとも一つの外側フ
ランクを有するリムとを有する蒸留カラムトレイに関
し、また、この種のトレイを有するトレイ型蒸留カラム
にも関する。本発明は、金属、特に亜鉛の蒸留のための
冶金処理用途に特に有用である。
部と、この底部を取囲むと共に少なくとも一つの外側フ
ランクを有するリムとを有する蒸留カラムトレイに関
し、また、この種のトレイを有するトレイ型蒸留カラム
にも関する。本発明は、金属、特に亜鉛の蒸留のための
冶金処理用途に特に有用である。
【0002】
【従来の技術】現在のところ、前述のような金属の蒸留
のための冶金処理に利用される蒸留カラムトレイは一般
的に矩形形状で、トレイの底部を取囲むリムが付いてお
り、さらにこのリムには4面の平らな外側フランクが付
いている。加えて、貫通孔が通常はトレイ底部の中心か
ら横に外れた位置に設けられている。このようにして、
トレイは、蒸留カラム中で、前記貫通孔がジグザク状に
配列されるように互に積み重なって配置され、底部の孔
の開いていない部分が上方へ流れる蒸気と下方へ流れる
液体との間の熱交換を増加させるバッフルとして機能す
るようになっている。この形式の蒸留カラムは、ニュー
ジャージーレトルト(New Jersey retort)としても周知
である。
のための冶金処理に利用される蒸留カラムトレイは一般
的に矩形形状で、トレイの底部を取囲むリムが付いてお
り、さらにこのリムには4面の平らな外側フランクが付
いている。加えて、貫通孔が通常はトレイ底部の中心か
ら横に外れた位置に設けられている。このようにして、
トレイは、蒸留カラム中で、前記貫通孔がジグザク状に
配列されるように互に積み重なって配置され、底部の孔
の開いていない部分が上方へ流れる蒸気と下方へ流れる
液体との間の熱交換を増加させるバッフルとして機能す
るようになっている。この形式の蒸留カラムは、ニュー
ジャージーレトルト(New Jersey retort)としても周知
である。
【0003】高い沸点温度、例えば亜鉛における907
℃、を有する金属を蒸留しようとする場合、金属、或い
は更に詳細には蒸留すべき金属を内部に結合した混合物
を蒸発させるための加熱室は、極めて多量の熱を生じな
らず、これはこの方式によって蒸留された金属の価格を
高騰させる傾向がある。そのため、この種の蒸留カラム
の製品対エネルギー比を向上させる試みがなされてき
た。
℃、を有する金属を蒸留しようとする場合、金属、或い
は更に詳細には蒸留すべき金属を内部に結合した混合物
を蒸発させるための加熱室は、極めて多量の熱を生じな
らず、これはこの方式によって蒸留された金属の価格を
高騰させる傾向がある。そのため、この種の蒸留カラム
の製品対エネルギー比を向上させる試みがなされてき
た。
【0004】初期において、この試みの傾向は、与えら
れたエネルギー消費に対して蒸留ユニットの生産容量を
改善することにあった。この目的のために、附属の加熱
室と連携した大型トレイのカラムの使用が行われてき
た。しかしながら、この解決法は、加熱室の容積を減じ
るという障害に悩まされる。更に、石油製品の価格の急
騰のため、産業界の主要な考慮はエネルギー効率を改善
する努力を同時に行ないながら消費される燃料の量を減
少させることであった。
れたエネルギー消費に対して蒸留ユニットの生産容量を
改善することにあった。この目的のために、附属の加熱
室と連携した大型トレイのカラムの使用が行われてき
た。しかしながら、この解決法は、加熱室の容積を減じ
るという障害に悩まされる。更に、石油製品の価格の急
騰のため、産業界の主要な考慮はエネルギー効率を改善
する努力を同時に行ないながら消費される燃料の量を減
少させることであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】即ち、本発明によって
解決しようとする技術課題は、同一量の蒸留金属を製造
するのにエネルギー消費量を大幅に減少することができ
る前述の形式の蒸留カラムトレイを提供することであ
る。
解決しようとする技術課題は、同一量の蒸留金属を製造
するのにエネルギー消費量を大幅に減少することができ
る前述の形式の蒸留カラムトレイを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この技
術的課題に対する解決策は前記外側フランクが少なくと
も一つの相互的な突出部を含むことによって構成され
る。
術的課題に対する解決策は前記外側フランクが少なくと
も一つの相互的な突出部を含むことによって構成され
る。
【0007】すなわち、請求項1に記載された本発明の
基本的な態様によるトレイ型蒸留カラム用のトレイは、
貫通孔によって穴を開けられた底部と、該底部を取囲む
と共に少なくとも一つの外側フランクを有するリム(1
20)とを備えており、外側フランクは少なくとも一つ
の相対的な突出部を含んでいることによって特徴付けら
れる。
基本的な態様によるトレイ型蒸留カラム用のトレイは、
貫通孔によって穴を開けられた底部と、該底部を取囲む
と共に少なくとも一つの外側フランクを有するリム(1
20)とを備えており、外側フランクは少なくとも一つ
の相対的な突出部を含んでいることによって特徴付けら
れる。
【0008】請求項2に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項1に記載のトレイにおいて、前
記外側フランクが前記リムに沿って規則正しい間隔で配
置された複数の相対的な突出部を有することを特徴とし
ている。
カラムトレイは、請求項1に記載のトレイにおいて、前
記外側フランクが前記リムに沿って規則正しい間隔で配
置された複数の相対的な突出部を有することを特徴とし
ている。
【0009】請求項3に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項2に記載のトレイにおいて、前
記相対的な突出部が波形状を形成していることを特徴と
している。
カラムトレイは、請求項2に記載のトレイにおいて、前
記相対的な突出部が波形状を形成していることを特徴と
している。
【0010】請求項4に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項3に記載のトレイにおいて、前
記波形状が連続した凹凸の円弧で作られていることを特
徴としている。
カラムトレイは、請求項3に記載のトレイにおいて、前
記波形状が連続した凹凸の円弧で作られていることを特
徴としている。
【0011】請求項5に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
トレイにおいて、前記リムがほぼ下向きU字状の断面形
状であり、このU字状断面形状におけるトレイに関して
外側のブランチ部が、前記外側フランクと、前記相対的
な突出部と同様の波高にされた少なくとも一つの相対的
な窪みを有する内側フランクとの双方を有することを特
徴とするしている。
カラムトレイは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
トレイにおいて、前記リムがほぼ下向きU字状の断面形
状であり、このU字状断面形状におけるトレイに関して
外側のブランチ部が、前記外側フランクと、前記相対的
な突出部と同様の波高にされた少なくとも一つの相対的
な窪みを有する内側フランクとの双方を有することを特
徴とするしている。
【0012】請求項6に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
トレイにおいて、トレイが良好な熱伝導性を有する耐火
材料で作られていることを特徴としている。
カラムトレイは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
トレイにおいて、トレイが良好な熱伝導性を有する耐火
材料で作られていることを特徴としている。
【0013】請求項7に記載された別の態様による蒸留
カラムトレイは、請求項6に記載のトレイにおいて、前
記材料がカーボランダムであることを特徴としている。
カラムトレイは、請求項6に記載のトレイにおいて、前
記材料がカーボランダムであることを特徴としている。
【0014】請求項8に記載された本発明の一態様によ
る蒸留カラムは、請求項1〜7のいずれか1項に記載の
トレイを複数備え、各トレイの貫通孔が各々の底部の横
方向に外れた個所に位置し、前記各トレイの貫通孔がジ
グザグ状に位置するように各トレイが相互に積み重ねら
れていることを特徴としている。
る蒸留カラムは、請求項1〜7のいずれか1項に記載の
トレイを複数備え、各トレイの貫通孔が各々の底部の横
方向に外れた個所に位置し、前記各トレイの貫通孔がジ
グザグ状に位置するように各トレイが相互に積み重ねら
れていることを特徴としている。
【0015】請求項9に記載された本発明の別の態様に
よる蒸留カラムは、亜鉛の蒸留用の蒸留カラムであっ
て、カーボランダムからなる前記トレイの積層によって
構成されたことを特徴としている。
よる蒸留カラムは、亜鉛の蒸留用の蒸留カラムであっ
て、カーボランダムからなる前記トレイの積層によって
構成されたことを特徴としている。
【0016】
【作用】従来技術のトレイの平面状外側フランクに比較
すると、本発明におけるトレイの少なくとも一つの相対
的な突出部の存在は、トレイと加熱室によって作られた
熱流との結合を変化させ、特にこれを改善する効果を有
する。トレイにおける相対的な突出部は熱伝導面積を増
加し、そのため伝導による熱交換を増加する。更に、前
記相対的な突出部によって生じる妨害作用によってこの
種の熱伝導を低下させるバウンダリ層が小さいため、対
流による熱伝導が増加する。トレイとカラムの内壁との
間の放射面積の減少のために生じる放射結合の僅かな減
少は伝導および対流による増加によって大きく補償され
ることになる。
すると、本発明におけるトレイの少なくとも一つの相対
的な突出部の存在は、トレイと加熱室によって作られた
熱流との結合を変化させ、特にこれを改善する効果を有
する。トレイにおける相対的な突出部は熱伝導面積を増
加し、そのため伝導による熱交換を増加する。更に、前
記相対的な突出部によって生じる妨害作用によってこの
種の熱伝導を低下させるバウンダリ層が小さいため、対
流による熱伝導が増加する。トレイとカラムの内壁との
間の放射面積の減少のために生じる放射結合の僅かな減
少は伝導および対流による増加によって大きく補償され
ることになる。
【0017】前記外側フランクが前記リムに沿って規則
正しく間隔を置いて配置された複数の相対的な突出部を
有する本発明の特別な実施例においては、前記相対的な
突出部が波形の形状に設けられる。
正しく間隔を置いて配置された複数の相対的な突出部を
有する本発明の特別な実施例においては、前記相対的な
突出部が波形の形状に設けられる。
【0018】
【実施例】本発明のその他の特徴および長所は、限定の
意図をもたない添付図面を参照して記述された以下の説
明に詳細に述べられている。
意図をもたない添付図面を参照して記述された以下の説
明に詳細に述べられている。
【0019】図1aおよび図1bは、各々トレイ型蒸留
カラム、例えば亜鉛の様な金属蒸留用カラムのためのト
レイ100の断面図と平面図である。このトレイ100
は貫通孔111が開けられた底部110を有しており、
この貫通孔によって不純物含有量の少ない金属蒸気がカ
ラムを通じて上方に流れ、不純物量の増加した液体が再
蒸発する前に底部トレイに向って流下することが出来る
ようになっている。貫通孔111は底部110の一方の
側に偏って位置している。
カラム、例えば亜鉛の様な金属蒸留用カラムのためのト
レイ100の断面図と平面図である。このトレイ100
は貫通孔111が開けられた底部110を有しており、
この貫通孔によって不純物含有量の少ない金属蒸気がカ
ラムを通じて上方に流れ、不純物量の増加した液体が再
蒸発する前に底部トレイに向って流下することが出来る
ようになっている。貫通孔111は底部110の一方の
側に偏って位置している。
【0020】リム120が底部110を取囲んでおり、
このリムはまた外側フランク121を有している。図1
aと図1bに見られる通り、外側フランク121はリム
120の周囲に規則正しく分布した複数個の相対的な突
出部122を有する。図1bの実施例において、相対的
な突出部122は、限定する意味ではないが、波形を構
成するものとして図示されている。更に詳細には、前記
波形は順番に並んだ凹凸の円弧によって構成されてい
る。
このリムはまた外側フランク121を有している。図1
aと図1bに見られる通り、外側フランク121はリム
120の周囲に規則正しく分布した複数個の相対的な突
出部122を有する。図1bの実施例において、相対的
な突出部122は、限定する意味ではないが、波形を構
成するものとして図示されている。更に詳細には、前記
波形は順番に並んだ凹凸の円弧によって構成されてい
る。
【0021】また図1aに見られるように、前記リムは
実質的に上下逆になったU字形の断面形状であるが、こ
のU字状断面形状におけるトレイに関して外側のブラン
チ部123は、外側フランク121と、前記相対的な突
出部と同一波高にされた相対的な窪み125を含む内側
フランク124との両者を有している。
実質的に上下逆になったU字形の断面形状であるが、こ
のU字状断面形状におけるトレイに関して外側のブラン
チ部123は、外側フランク121と、前記相対的な突
出部と同一波高にされた相対的な窪み125を含む内側
フランク124との両者を有している。
【0022】到達温度が非常に高い冶金処理に利用する
場合、トレイ100は耐火材料で作られねばならない。
但し、この材料には、蒸留カラムを加熱するための室と
蒸留すべき金属混合物との間の伝導による熱的な接触が
与えられるように相当程度の熱伝導性をもたせることが
有利である。カーボランダム、即ちシリコンカーバイド
(SiC)はこのタイプの利用に対して充分に適合する
材料である。
場合、トレイ100は耐火材料で作られねばならない。
但し、この材料には、蒸留カラムを加熱するための室と
蒸留すべき金属混合物との間の伝導による熱的な接触が
与えられるように相当程度の熱伝導性をもたせることが
有利である。カーボランダム、即ちシリコンカーバイド
(SiC)はこのタイプの利用に対して充分に適合する
材料である。
【0023】図2は亜鉛蒸留用のトレイ型蒸留カラムの
部分断面図で、このカラムは、各々の貫通孔111がジ
グザグ状に配置されるように上下に積み重ねられた複数
のトレイ100を含んでいる。貫通孔111のオフセッ
ト配置によって、蒸気310と液体320との流れる通
路は長くなり、そのためカラム内の流体間の熱的接触が
改善される。この蒸留カラムを稼動させるのに必要な熱
量は加熱室220によって供給され、カラムのトレイ1
00との加熱室の結合はトレイのリムの波形によって相
当に改善される。出願人はエネルギーの節約を評価した
が、本発明によれば15%程度の節約となり得ると言う
結果を得ている。
部分断面図で、このカラムは、各々の貫通孔111がジ
グザグ状に配置されるように上下に積み重ねられた複数
のトレイ100を含んでいる。貫通孔111のオフセッ
ト配置によって、蒸気310と液体320との流れる通
路は長くなり、そのためカラム内の流体間の熱的接触が
改善される。この蒸留カラムを稼動させるのに必要な熱
量は加熱室220によって供給され、カラムのトレイ1
00との加熱室の結合はトレイのリムの波形によって相
当に改善される。出願人はエネルギーの節約を評価した
が、本発明によれば15%程度の節約となり得ると言う
結果を得ている。
【0024】不純物、特にカドミウムを伴った亜鉛をオ
リフィス230からカラム210内に投入する。上昇す
るその蒸気はその質量と不純物の両者を失い、一方、落
下する液体金属中のカドミウムその他の不純物含有量は
増加する。純化された亜鉛はカラムの上部から得られ、
一方、カドミウムの富化された合金が底部に形成され
る。
リフィス230からカラム210内に投入する。上昇す
るその蒸気はその質量と不純物の両者を失い、一方、落
下する液体金属中のカドミウムその他の不純物含有量は
増加する。純化された亜鉛はカラムの上部から得られ、
一方、カドミウムの富化された合金が底部に形成され
る。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
従来技術のトレイに比べてトレイが周囲に相対的な突出
部をもつことから、トレイとカラム内の熱流との結合が
改善され、トレイにおける熱伝導面積が増加されて伝導
による熱交換が増加されると共に、前記相対的な突出部
によって生じる妨害作用によってこの種の熱伝導を低下
させるバウンダリ層が小さくなるため、対流による熱伝
導も増加されるほか、トレイとカラムの内壁との間の放
射面積の減少のために生じる放射結合の僅かな減少は伝
導および対流による増加によって大きく補償されるので
問題にならず、従って同一量の蒸留金属を製造するのに
エネルギー消費量を大幅に減少することができるもので
ある。
従来技術のトレイに比べてトレイが周囲に相対的な突出
部をもつことから、トレイとカラム内の熱流との結合が
改善され、トレイにおける熱伝導面積が増加されて伝導
による熱交換が増加されると共に、前記相対的な突出部
によって生じる妨害作用によってこの種の熱伝導を低下
させるバウンダリ層が小さくなるため、対流による熱伝
導も増加されるほか、トレイとカラムの内壁との間の放
射面積の減少のために生じる放射結合の僅かな減少は伝
導および対流による増加によって大きく補償されるので
問題にならず、従って同一量の蒸留金属を製造するのに
エネルギー消費量を大幅に減少することができるもので
ある。
【図1】a図は本発明の蒸留カラムトレイの断面図であ
り、b図はa図のトレイの平面図である。
り、b図はa図のトレイの平面図である。
【図2】本発明の蒸留カラムの断面の略図である。
100 トレイ 110 底部 111 貫通孔 120 リム 121 外側フランク 122 相対的突出部 123 外側ブランチ部 124 内側フランク 125 相対的窪み 210 蒸留カラム 220 加熱室 230 オリフィス 310 蒸気流 320 液体流
フロントページの続き (72)発明者 リカルド・コラー フランス国、59500 ドゥアー、ブールヴ ァー・ポール・アイェ 302 (72)発明者 ロベール・モラージ ベルギー国、7330 サン・ギスラン、リ ュ・ド・ラ・リヴィェレッテ 100、 ヘ プワース・リフラクトリーズ(ベルジャ ム)・ソシエテ・アノニム内
Claims (9)
- 【請求項1】 トレイ型蒸留カラム用のトレイ(10
0)であって、貫通孔(111)によって穴を開けられ
た底部(110)と、該底部(110)を取囲むと共に
少なくとも一つの外側フランク(121)を有するリム
(120)とを備え、外側フランク(121)が少なく
とも一つの相対的な突出部(122)を含んでいること
を特徴とする蒸留カラムトレイ。 - 【請求項2】 前記外側フランク(121)が前記リム
(120)に沿って規則正しい間隔で配置された複数の
相対的な突出部(122)を有することを特徴とする請
求項1に記載の蒸留カラムトレイ。 - 【請求項3】 前記相対的な突出部(122)が波形状
を形成していることを特徴とする請求項2に記載の蒸留
カラムトレイ。 - 【請求項4】 前記波形状が連続した凹凸の円弧で作ら
れていることを特徴とする請求項3に記載の蒸留カラム
トレイ。 - 【請求項5】 前記リム(120)がほぼ下向きU字状
の断面形状であり、このU字状断面形状におけるトレイ
に関して外側のブランチ部(123)が、前記外側フラ
ンク(121)と、前記相対的な突出部(122)と同
様の波高にされた少なくとも一つの相対的な窪み(12
5)を有する内側フランク(124)との双方を有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
蒸留カラムトレイ。 - 【請求項6】 良好な熱伝導性を有する耐火材料で作ら
れていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項
に記載の蒸留カラムトレイ。 - 【請求項7】 前記材料がカーボランダムであることを
特徴とする請求項6に記載の蒸留カラムトレイ。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のト
レイ(100)を複数備え、各トレイの貫通孔(11
1)が各々の底部(110)の横方向に外れた個所に位
置し、前記各トレイの貫通孔(111)がジグザグ状に
位置するように各トレイが相互に積み重ねられているこ
とを特徴とするトレイ型蒸留カラム。 - 【請求項9】 亜鉛の蒸留用の蒸留カラムであって、カ
ーボランダムからなる前記トレイの積層によって構成さ
れたことを特徴とする請求項8に記載のトレイ型蒸留カ
ラム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9005716 | 1990-05-07 | ||
| FR9005716A FR2661618B1 (fr) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | Plateau pour colonne a distiller comportant de tels plateaux et utilisation d'une telle colonne. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0788302A true JPH0788302A (ja) | 1995-04-04 |
| JP3155985B2 JP3155985B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=9396388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13025891A Expired - Fee Related JP3155985B2 (ja) | 1990-05-07 | 1991-05-07 | 蒸留カラムトレイと該トレイを有する蒸留カラム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5264083A (ja) |
| EP (1) | EP0456566B1 (ja) |
| JP (1) | JP3155985B2 (ja) |
| DE (1) | DE69113318T2 (ja) |
| FR (1) | FR2661618B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6607637B1 (en) * | 1998-10-15 | 2003-08-19 | The Procter & Gamble Company | Soft tissue paper having a softening composition containing bilayer disrupter deposited thereon |
| CN106119562B (zh) * | 2016-08-12 | 2018-06-15 | 永兴县億翔环保科技有限公司 | 用于真空冶炼炉的蒸发盘及其蒸发盘组 |
Family Cites Families (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL102363C (ja) * | 1953-11-12 | |||
| US2982527A (en) * | 1956-12-31 | 1961-05-02 | Gulf Oil Corp | Gas-liquid contact apparatus |
| US2983494A (en) * | 1957-02-07 | 1961-05-09 | American Metal Climax Inc | Fractionating column |
| US3039751A (en) * | 1957-03-22 | 1962-06-19 | Shell Oil Co | Sectional contacting tray |
| US3018094A (en) * | 1958-04-29 | 1962-01-23 | Mikkelson Magda | Gas or vapor to liquid contacting tray |
| FR1528358A (fr) * | 1967-06-21 | 1968-06-07 | Cie Des Metaux D Overpelt Lome | Perfectionnements aux procédés de purification de métaux impurs par distillation fractionnée |
| US3792843A (en) * | 1970-12-28 | 1974-02-19 | H Stage | Perforated-tray column |
| DE2111026B1 (de) * | 1971-03-08 | 1972-08-03 | Linde Ag | Kondensator-Plattenwaermetauscher |
| CA993789A (en) * | 1972-01-07 | 1976-07-27 | Dale E. Nutter | Valve trays having means for avoiding edge erosion |
| GB1444418A (en) * | 1973-08-22 | 1976-07-28 | Brown C R | Method and apparatus for recovery and refining of zinc |
| FR2243263A1 (en) * | 1973-09-10 | 1975-04-04 | Brown Clayton | Zinc recuperation and refining - from scrap metal in pollution free install-ation on an industrial scale |
| DE2649774A1 (de) * | 1976-10-29 | 1978-05-03 | Linde Ag | Austauschboden in stoffaustauschkolonnen |
| US4305895A (en) * | 1979-03-02 | 1981-12-15 | Heath Rodney T | Bubble cap and riser construction |
| US4256674A (en) * | 1979-10-01 | 1981-03-17 | Shafranovsky Alexandr V | Counter-current gas-liquid contact apparatus |
| US4310475A (en) * | 1980-06-02 | 1982-01-12 | Max Leva | Tower packing assembly |
| EP0069241B1 (de) * | 1981-07-08 | 1985-09-11 | Kühni AG | Packung für Stoffaustauschkolonnen und Verfahren zur Herstellung der Packung |
| US4604247A (en) * | 1983-06-21 | 1986-08-05 | Glitsch, Inc. | Tower packing material and method |
| SU1289521A1 (ru) * | 1983-12-12 | 1987-02-15 | Предприятие П/Я В-8830 | Аппарат дл концентрировани серной кислоты |
| US4676934A (en) * | 1985-09-27 | 1987-06-30 | Jaeger Products, Inc. | Structured WV packing elements |
| JPS63141605A (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-14 | Nippon Sanso Kk | 気液接触装置 |
| US5047179A (en) * | 1988-08-19 | 1991-09-10 | Nye Trays, Inc. | Distillation tray |
-
1990
- 1990-05-07 FR FR9005716A patent/FR2661618B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-05-06 EP EP91401180A patent/EP0456566B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-06 DE DE69113318T patent/DE69113318T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-07 JP JP13025891A patent/JP3155985B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-07 US US07/696,516 patent/US5264083A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0456566A1 (fr) | 1991-11-13 |
| DE69113318T2 (de) | 1996-04-04 |
| US5264083A (en) | 1993-11-23 |
| FR2661618B1 (fr) | 1992-08-28 |
| DE69113318D1 (de) | 1995-11-02 |
| JP3155985B2 (ja) | 2001-04-16 |
| FR2661618A1 (fr) | 1991-11-08 |
| EP0456566B1 (fr) | 1995-09-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1927674B1 (en) | Evaporation source and vacuum evaporator using the same | |
| US5438836A (en) | Downflow plate and fin heat exchanger for cryogenic rectification | |
| JP7239488B2 (ja) | 物質移動カラムのための構造化充填モジュール | |
| CN1266170A (zh) | 汽液接触器和低温气体分离装置以及气体分离方法 | |
| US5267444A (en) | Process for the cryogenic separation of oxygen containing mixtures, organized lining therefore and air distillation column including such lining | |
| US20080230212A1 (en) | Fin for Heat Exchanger and Heat Exchanger Equipped with Such Fins | |
| EP0703000A2 (en) | Packing material for gas-liquid contact, packed columns and apparatus comprising these columns | |
| JPH0788302A (ja) | 蒸留カラムトレイと該トレイを有する蒸留カラム | |
| US5722258A (en) | Apparatus for combined heat and mass transfer | |
| US5624733A (en) | Structured packing | |
| CN102042777A (zh) | 平板式热管 | |
| CN205430852U (zh) | Igbt散热模组以及具有其的igbt模组 | |
| CN205839091U (zh) | 高沸点合金间断式真空蒸馏分离炉 | |
| JP2014519000A (ja) | タンタル製の複数レベル蒸留るつぼ及び蒸留方法 | |
| US6378332B1 (en) | Packing with low contacting crimp pattern | |
| TW202424414A (zh) | 均溫板 | |
| EP1195563B1 (en) | Structured packing system for reduced distillation column height | |
| CN207933519U (zh) | 一种坩埚 | |
| US2412582A (en) | Apparatus for producing or purifying metals or compounds | |
| CN205473933U (zh) | 一种精馏塔塔盘 | |
| CN211836371U (zh) | 闪蒸塔盘和具有该闪蒸塔盘的闪蒸塔 | |
| CN107541703A (zh) | 一种坩埚 | |
| CN109107210A (zh) | 精馏设备 | |
| US3045995A (en) | Heated fractionating column | |
| CN115156863B (zh) | 一种密鳍片带侧墙散热板的成型方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |