JPH0788354B2 - キラルな4−アリールオキシアゼチジノンの改良された製造方法 - Google Patents

キラルな4−アリールオキシアゼチジノンの改良された製造方法

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JPH0788354B2
JPH0788354B2 JP4034631A JP3463192A JPH0788354B2 JP H0788354 B2 JPH0788354 B2 JP H0788354B2 JP 4034631 A JP4034631 A JP 4034631A JP 3463192 A JP3463192 A JP 3463192A JP H0788354 B2 JPH0788354 B2 JP H0788354B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D205/00Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D205/02Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D205/06Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
    • C07D205/08Heterocyclic compounds containing four-membered rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member with one oxygen atom directly attached in position 2, e.g. beta-lactams

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は光学的に純粋な化合物の調製に関
するものである。更に詳しく言えば本発明は4−アリー
ルオキシアゼチジン−2−オン誘導体の望ましいエナン
チオマーを光学的に純粋な形で製造するための改良方法
に関するものである。
【0002】ヨーロッパ特許−A−0199630及び
ヨーロッパ特許−A−0337549は、強力なエラス
ターゼ抑制剤であり、それ故に抗炎症剤及び抗変質剤と
して有用な種々のタイプのN−置換・4−アリールオキ
シアゼチジン−2−オンについて記述している。これら
の公報は本活性化合物の種々の調製方法について説明し
ており、その一つの方法はアゼチジノン環の窒素原子が
置換されていない4−アリールオキシアゼチジン−2−
オン前駆体にN−置換基を結合させることを含んでい
る。4−アリールオキシアゼチジン−2−オン前駆体
は、適切な4−アセトキシアゼチジン−2−オン誘導体
と随意に置換されていてもよいフェノール化合物とを反
応させて調製され、またこの誘導体は対応するエノール
・アセチル・エステルをクロロスルホニルイソシアナー
トで付加環化して調製される。
【0003】アルケン類とイソシアン酸スルフォニルク
ロリドの付加環化反応の範囲はケミカル・レビュー(Ch
em. Rev.) 、1976年、76巻、389頁に広くレビ
ューされている。特にイソシアン酸スルフォニルクロリ
ドと種々のビニル・エステルとの付加環化反応からの4
−アセトキシアゼチジン−2−オンを調製することはあ
る程度詳しくユストゥス・リービヒ・アナリティカル・
ケミストリー(JustusLiebigs Ann. Chem.)、1974
年、539頁に記述されている。イソシアン酸スルフォ
ニルクロリドと酢酸ビニル誘導体との反応における重大
な欠点は、収量が最良でも40%程度のほどほどの結果
であり、得られた4−アセトキシアゼチジン−2−オン
中間体が一般的に不安定なため取扱いにかなり問題が生
じることである。
【0004】望ましい活性N−置換4−アリールオキシ
アゼチジン−2−オン標品の前駆体となる4−アリール
オキシアゼチジン−2−オン前駆体は、4−アセトキシ
アゼチジン−2−オン中間体のアセトキシ基を置換また
は非置換のフェノール誘導体で置き換えることにより調
製される。4−アセトキシアゼチジン−2−オン中間体
がラセミ化合物であるからこの置換反応により得られた
製造物も同様にラセミ化合物となる。本最終製造物が最
大の治療効果を達成するためには、大部分の活性がある
ほうの単一エナンチオマーを製造し、それを投与するこ
とが望ましいのは明かである。合成面からは、合成工程
において可能な限り早期にラセミ分割することが望まし
い。それ故、ラセミ分割するのに適切な候補はアゼチジ
ノン環の窒素原子が置換されていない4−アリールオキ
シアゼチジン−2−オン前駆体である。そのために過去
において、例えば炭酸ナトリウムのような塩基の存在下
で触媒量のシンコニンと共に反応を遂行することにより
アセトキシ置換反応の立体化学的結果に影響を及ぼす試
みが成されてきている。しかし、現在までにこの反応か
ら得られた最も有望な結果でも収率は約70%でエナン
チオマーの70:30の混合物が得られている。この研
究方法の顕著な欠点は残存するフェノール出発物質の除
去のため生成物をクロマトグラフィ処理しなければなら
ないことであり、これは本方法を産業規模で行なうに当
たって明確な障害となる。
【0005】キラルな4−アリールオキシアゼチジン−
2−オンを調製するための従来法には種々の欠点が付き
まとうことが以上の検討から明白である。本発明はそれ
故にこれらの不都合を克服した、この種類の化合物の調
製に対する改良方法を供給するものである。
【0006】本発明の一つの特徴によれば、構造式Iの
4−アリールオキシアゼチジン−2−オン誘導体の単一
エナンチオマーの調製方法が提供される:
【化7】 ここでnはゼロ又は1から6までの正の整数である;R
1 及びR2 はそれぞれ水素、C1-6 アルキル又はC1-6
アルコキシ(C1-6)アルキルを示す;及びXは水素、ハ
ロゲン、C1-6 アルキル又はC1-6 アルコキシを示す;
本方法は次の工程を含む: (i)構造式IIの化合物:
【化8】 〔式中R1 及びR2 は上記の定義の通りであり、R3
ヒンダードアシル残基を表す〕とイソシアン酸スルフォ
ニルクロリドを反応させて構造式III :
【化9】 〔式中R1 、R2 及びR3 は上記の定義の通りであり、
波線は指示した位置でのエナンチオマーの混合物が得ら
れることを示す〕のβ−ラクタム誘導体を得る; (ii) それにより得られた構造式III のβ−ラクタム誘
導体と構造式IVのフェノール化合物:
【化10】 〔式中n及びXは上記の定義の通りであり、R4 はカル
ボキシル基保護原子団を示す〕を塩基の存在下で反応さ
せて構造式V:
【化11】 〔ここでn及びR1 、R2 、R4 、X、および波線は上
記の定義の通りである〕の化合物を得る; (iii)得られた構造式Vの化合物からカルボキシル基保
護原子団R4 を除去して式IA:
【化12】 〔ここでn、R1 、R2 、X及び波線は上記の定義の通
りである〕の化合物を得る;; (iv) 得られた構造式IAの化合物から、構造式Iのβ
−ラクタム・カルボン酸の望ましいエナンチオマーに対
応するキラルなアミン塩を得るためにほぼ等モル量の適
切なキラルなアミンで処理する; (v) 反応混合物の濾過;及び (vi) 得られた固形塩を酸性にして、十分に光学的に純
粋な形の4−アリールオキシアゼチジン−2−オン誘導
体の望ましいエナンチオマーを再生させる。ここでヒン
ダード(hindered)とは立体障害となり得るかさ高な基
を有することを意味する。上記の構造式Iにおけるnの
特性値はゼロ、1、2及び3である。望ましくはnは1
である。上記の構造式Iの化合物におけるR1 及びR2
はそれぞれ水素、C1-6 アルキル又はC1-6 アルコキシ
(C1-6 )アルキルを表す。C1-6 アルキル部分で適切
なのはメチル又はエチル原子団、又は直鎖又は分岐のプ
ロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシル原子団である。
望ましくはR1 及びR2 が同一である。特定な態様では
1 及びR2 が共にエチルである。上記の構造式Iの化
合物におけるXがハロゲンを表すのであれば、この原子
団で適切なのはフッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。
XがC1-6 アルキル又はC1-6 アルコキシを表すのであ
れば、アルキル部分で適切なのはメチル又はエチル原子
団、又は直鎖又は分岐のプロピル、ブチル、ペンチル又
はヘキシル原子団である。望ましくはXは水素を表す。
【0007】上記の構造式IIの化合物におけるヒンダー
ドアシル基の置換基R3 の例はアルキル原子団、及びア
リール原子団を含む。典型的なヒンダードアルキル原子
団はエチル、及び直鎖又は分岐のプロピル、ブチル、ペ
ンチル及びヘキシル原子団を含む。アルキル原子団は詳
しくは、Ra が水素、メチル又はエチルを表しRb がメ
チル又はエチルを表し、特にRa が水素、Rb がメチ
ル、又はRa 及びRb がそれぞれメチル又はエチルを表
す、−CHRa b 構造により表される。典型的なアリ
ール原子団はフェニル及びナフチル基を含む。望ましく
はR3 はエチル、イソプロピル、t−ブチル又はペント
−3−イルを表す。
【0008】従来法で使用される酢酸ビニル誘導体の代
りに上記の方法の工程(i)における構造式IIのヒンダ
ードビニルエステルを使用することにより、不必要な副
産物(一般的には望ましくないレジオ異性体)を分離す
る必要が少なくなり未変化の出発物質が回収されること
も少なくなってかつ構造式III の望ましい生成物が有意
に高い収量で得られる。この驚くべき効果は以前の技術
からは予測することが出来なかった。上に示したように
イソシアン酸フェニルクロリドと広範囲のビニルエステ
ルとの付加環化反応の詳細な研究はJustus Liebigs An
n. Chem.1974年、539頁に発表されている。し
かし、そこにはヒンダードアシル残基をビニルエステル
反応物に結合させる反応における効果を示唆するものは
無い。
【0009】本発明による方法の工程(i)においてヒ
ンダードビニルエステルを使用することによる有利な効
果は反応条件を賢明に選択することにより更に上昇させ
ることが出来る。例えば反応を極性を持つ有機溶媒中で
実施するとより品質の良い物質がより高収量で得られる
ことが見出だされている。この知見はジャスタス・リー
ビヒ・アナリティカル・ケミストリー(Justus Liebigs
Ann. Chem.)、1969年、722巻、110頁に記述
された実験結果と一致する。しかし本反応は、反応性副
産物及び不必要な副反応の可能性を最小にできる溶媒を
用いない方法で実施することが望ましい。それでも極性
を持つ溶媒を使用する場合は、適切な溶媒はニトロメタ
ン及び1,1,1−トリクロロエタン、望ましくはニト
ロメタン等である。
【0010】上記の方法の工程(i)は−10℃から+
40℃の温度で0.5から60時間で遂行されることが
適切である。ニトロメタンを溶媒として使用する場合、
反応は0℃、30時間で順調に実施される。反応が溶媒
を用いずに遂行される場合、温度10℃を42時間維持
すれば一般的に十分である;これらの条件下で構造式II
I の望ましい生成物の収量は90−95%の範囲である
ことが期待される。
【0011】上記の構造式IV及びVの化合物におけるカ
ルボキシル基保護原子団R4 はカルボキシル基部分を保
護することが知られているエステル残基ならどれでも良
い。適切なカルボキシル基保護原子団は「有機化学にお
ける保護基」(Protective Groups in Organic Chemist
ry) 、(J. F. W. McOmie)、Plenum press 版、197
3年;及びT. W. Greene) 著、「有機合成における保護
基」(Protective Groups in Organic Synthesis) 、Joh
n Wiley & Sons 、1981年に記述されている。典型
的なカルボキシル基保護原子団はt−ブチル、ベンジ
ル、4−メトキシベンジル及び4−ニトロベンジルを含
む。原子団R4 を特定すればベンジルである。
【0012】本発明による方法の工程(ii) におけるア
シルオキシ置換反応を促進できる適切な塩基の例にはヨ
ウ化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化バリウムが含ま
れる。望ましい塩基は水酸化バリウム・8水和物であ
る。本反応はトルエン又はジメチル・アセトアミドのよ
うな不活性有機溶媒中で温度40℃程度で約3時間行な
うのが都合がよい。適切であれば、反応の進行を完全に
するために更に構造式III のβ−ラクタム誘導体の一部
を必要に応じて反応混合物に加えても良い。
【0013】本発明による方法の工程(ii) の生成物が
望ましいエナンチオマーに富むようにする方法が見出だ
されている。望ましいエナンチオマーが初期の段階で優
勢であるように中間体の立体化学的バランスを変更する
ことは明らかに方法全体の効率に有利に働く。立体化学
的増強方法は無水炭酸ナトリウムのような温和な塩基の
存在下で上記に定義したβ−ラクタム誘導体III 及びフ
ェノール化合物Vを適切量の非対称触媒と混合し、次に
本発明による方法の工程(ii) で必要とされる塩基を使
用して処理することを含む。
【0014】上記の立体化学的増強方法において使用さ
れる非対称触媒としてはシンコニン、シンコニジン又は
キニーネのようなキラル・アルカロイド誘導体が有利で
ある。非対称触媒は特定すればシンコニンである。使用
すべき非対称触媒の正確な性質は結局、反応から得よう
とする望ましいエナンチオマーに依存する。使用すべき
適切な非対称触媒の選択及び正確な量の確定は一般的に
熟練した当業者の試行錯誤に基いて成されてきている。
【0015】非対称触媒/温和な塩基による処理は、4
0℃から70℃、望ましくは約55℃で約2日から6日
間、望ましくは約5日間、適切に加熱しながら、トルエ
ンのような不活性有機溶媒中で行うのが都合がよい。こ
の処理で得られる生成物はそのまま本発明の通常の方法
の工程(ii) で用いられる塩基で処理することが出来、
つづいて合成の次の工程を行うことができる。立体化学
的強化増強を使用することにより反応の結果は望ましい
エナンチオマーが3:1の割りで多くなり、とりわけク
ロマトグラフィ処理が不必要になることが見出だされて
いる。上記の立体化学的増強手順はそれだけで新規な方
法を構成し、結果的に本発明のさらなる特色を表わして
いる。
【0016】本発明による方法の工程(iii)はカルボキ
シル基保護原子団R4 の除去を含む。これはそれ自体が
技術分野で公知の従来技術を使用して適切に行っても良
い。カルボキシル基保護原子団R4 がベンジルを表す場
合、この原子団の除去に適した手順は転移水素添加であ
る。これはシクロヘキサンのような水素供与体の存在下
で、炭素上のパラジウムのような水素添加触媒を使用し
て構造式Vのエステルを処理することを含む。本反応は
工業用メタノール変性アルコールのような溶媒中で、使
用する溶媒に適した還流温度で適切に実施される。完全
な反応に要する時間は特に反応混合物中の水素添加触媒
の量により変動するであろう。炭素触媒上の10%パラ
ジウムを使用する場合、この触媒は構造式Vのエステル
重量の5%から10%量で存在することが有利であり、
この場合1から6時間の反応時間が必要であろう。
【0017】本発明による方法の工程(iv)における
“適切なキラルなアミン”とは、式Iのβ−ラクタム・
カルボン酸の望ましいエナンチオマーと優先的に結晶塩
を形成できる全てのキラルなアミンを意味する。これに
相当するキラルなアミンとしてはα−メチルベンジルア
ミンがある。キラルなアミンのどの光学異性体を使うか
に関する決定は式Iのβ−ラクタム・カルボン酸の望ま
しいエナンチオマーのキラル性に依存し、一般的に当業
者の試行錯誤に基づいて行われるであろう。
【0018】例えば、nが1、R1 及びR2 が共にエチ
ル、及びXが水素、望ましいキラルなアミンが(S)−
(−)−α−メチルベンジルアミンである場合、このキ
ラルなアミンは実施例に示すように、構造式IBにより
表わされるβ−ラクタム・カルボン酸の4(S)エナン
チオマーの(S)−(−)−α−メチルベンジルアンモ
ニウム塩を生じる:
【化13】
【0019】本発明による方法の工程(iv)は構造式I
Aの光学異性体の混合物を酢酸エチルのような不活性有
機溶媒中のキラルなアミンで処理し、室温で12から2
4時間攪拌することにより順調に行われる。
【0020】結晶塩を濾過すれば構造式Iのβ−ラクタ
ム・カルボン酸誘導体の望ましいエナンチオマーは本発
明による方法の工程(iv)に明記したように酸性にする
ことにより再生出来る。これは酢酸エチルのような不活
性有機溶媒中に塩を溶解し、無機酸の希釈水溶液を使用
して処理することにより順調に実施される。適切な無機
酸は塩酸及び硫酸などであるが、塩酸が好ましい。
【0021】もし望むなら合成工程の終点で得られた構
造式Iの4−アリールオキシアゼチジン−2−オン誘導
体のラセミ分割体は、例えば当業界公知の方法を使用し
て上記に定義したようなカルボキシル基保護原子団R4
をそのカルボキシル基部分に付加して修飾しても良い。
【0022】上記に定義した構造式Iのラセミ分割され
た4−アリールオキシアゼチジン−2−オン誘導体のエ
ナンチオマーはそれぞれ新規化合物であり、従って本発
明のさらなる特徴を構成している。特に本発明はアゼチ
ジン環の4の位置に(S)配置を持つ、上に定義した構
造式Iの化合物のエナンチオマーを提供する。
【0023】上記の構造式III 、V及びIAの中間体は
本発明による方法のそれぞれの工程(i)、(ii)及び
(iii)の後に単離しても良い。その場合、工程(i)か
ら(iv)は独自に実施しても良い。又は工程(i)から
(iv)のどれか又は全ての手順はその前工程から得られ
る反応混合物をそのまま用いて実行しても良い。本発明
の方法全体の収量の点から、工程(ii) から(iv)の各
手順はその前工程から得られる反応混合物をそのまま用
いて実行することが望ましい。
【0024】上記の構造式II及びIVの試薬が市販されて
いない場合、実施例に記述した方法により又は当業者に
知られた類似法により調製しても良い。
【0025】本発明による方法の中間体III 及びVは一
般的に望ましいエナンチオマーと不必要なエナンチオマ
ーの混合物から成るので、分割操作後に残る構造式Iの
不必要な異性体を再度ラセミ化する方法がなければ多量
の原料が構造式IAの立体異性体混合物の分割で無駄に
なる。現在、我々はそのようなラセミ化が効率良く行え
ることを見いだした。それにより経済面からみて方法全
体に明らかに利益がもたらされる。
【0026】それ故、更に本発明は上に定義した構造式
Iの化合物の不必要なエナンチオマーをラセミ化する方
法を提供する。本方法は次の工程を含む: (a)構造式Iの化合物の不必要なエナンチオマーのカ
ルボキシル基部分にカルボキシル基保護基R4 を付加す
る; (b)それにより得られたカルボキシル基が保護された
化合物を、触媒量の第三級有機塩基により処理して、上
で定義した構造式Vの化合物をラセミ形で得る;及び (c)得られた構造式Vのラセミ化合物からカルボキシ
ル基保護基R4 を除去して、上で定義した構造式IAの
化合物を得る。
【0027】上述のラセミ化方法における工程(c)が
本発明による方法の工程(iii)に相当することが理解さ
れよう。従って構造式IAのラセミ化物が本ラセミ化方
法の工程(c)から得られれば、もし望むなら、これを
本発明による方法の工程(iv)及び(vi)に従って常法
通りに分割出来る。
【0028】上記の方法の各工程(a)及び(c)によ
りカルボキシル基保護基R4 の付加及び除去は、当業界
で公知の先に述べた伝統的な手順により行われる。
【0029】上記の方法の工程(b)において使用する
第三級有機塩基の例は1,8−ジアザビシクロ〔5.
4.0〕ウンデク−7−エン(DBU)及び1,5−ジ
アザビシクロ〔4.3.0〕ノン−5−エン(DBN)
であり、望ましくはDBUである。本反応はカルボキシ
ル基が保護された基質をトルエンのような不活性有機溶
媒中0.01から0.1当量、望ましくは0.05当量
の三級有機塩基を使用して処理することにより順調に行
われる。反応混合物の完全なラセミ化のためには、使用
溶媒の還流温度で0.5から4時間加熱するのがよい。
次の実施例は本発明を説明するものであるが限定するも
のではない。
【0030】
【実施例】〔実施例1〕 工程A:1−プロピオニルオキシ−2−エチル−1−ブ
テン(II、R1 =R2 3 =Et) 30ガロン容ステンレス製反応容器にトリエチルアミン
(12.81)、無水プロピオン酸(14.48リット
ル)、4−ジメチルアミノピリジン(94g)及び2−
エチルブチルアルデヒド(7.5リットル、分析値92
%、(AldrichChemical Co. Ltd., Gilligham, Englan
d)より入手可能)を次々と加えた。本混合物を窒素ガス
環境下で5時間、緩やかな還流(120℃−135℃)
下で攪拌しながら加熱した。本反応混合物はサンプルを
ヘキサンと水の間て分配して分析を行った。ヘキサン層
のガスクロマト分析〔CP SIL S CBカラム、
注入温度=200℃、検出温度=300℃、条件:35
℃(3分)、次に10℃/分で280℃まで、280℃
(2分)〕は、2%以下の出発アルデヒド、80%の生
成物、3.8%のジエステル及び10.9%の無水物を
示した。本反応混合物を70℃に冷却し水(13.5リ
ットル)を加えた。開始時の添加速度は発熱(約20℃
上昇)があるので遅くした。添加完了後、本混合物を4
5分間還流下で加熱した。本反応物を室温まで冷却し、
ヘキサン(7.5リットル)を加えた。水層部を分離
し、ヘキサン(5リットル)で再抽出した。有機抽出部
を合体し、飽和 NaHCO3 溶液(2×7.5リットル)で
洗い、40℃で真空下で蒸発した。残渣物(約10kg)
を分別蒸留し、沸点75−80℃(30−40mmHg) で
流動性の液体様の生成物が得られた。収量:7.712
kg、88%、ガスクロマト特性98.7%。
【0031】工程B:4−プロピオニルオキシ−3,3
−ジエチルアゼチジン−2−オン(III 、R 1 =R 2
3 =Et) ビニルエステル(II、R1 =R2 =R3 =Et、2.5
kg)をニトロメタン(1.25リットル)に溶かし、本
溶液をクライオクールを用いてIMS/H2 O槽に一夜
放置して−2℃まで冷却した。イソシアン酸スルフォニ
ルクロリド(Lonza AG, Basle Switzerland より入手可
能、2.1リットル)を6℃以下の温度を保持しながら
30分以上かけて添加した。添加完了した後、本黄色溶
液を0℃に冷却し30時間、N2 ガス雰囲気下で貯蔵し
た。本反応混合物をジエチルエーテル(4リットル)で
稀釈し、水(70リットル)、硫酸ナトリウム(7.5
kg)及び重炭酸ナトリウム(12.5kg)の混合物が入
っている20ガロン容のガラス内張容器にロートを用い
て添加した。さらにジエチルエーテル(2.5リット
ル)を用いて、反応混合物が入っていた10リットル容
フラスコを添加用ロート上に洗い込んだ。反応混合物は
30分以上かけて急冷用混合物(5℃以下の温度に保
持)に徐々に添加した。冷却容器を取り去り、内容物を
1時間以上かけて15℃に加温した。この時点までにガ
スの放出は止まった。反応混合物をエストレラ濾紙で濾
過して100ガロン容のガラス製反応器に入れた。20
ガロン容・ガラス容器を水(10リットル)及びt−ブ
チルメチルエーテル(15リットル)とで濯ぎ、このす
すぎ液を用いて濾紙とラインを濯いだ。下方水相部を分
離し、t−ブチルメチルエーテル(15リットル)で再
抽出した。有機抽出物を合体し、飽和食塩水(20リッ
トル)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4) そして溶剤を真空下
で除去(35℃以下の温度を保持しながら)して、黄色
オイル様の生成物を得た。収量:2.64kg、83%、
ガスクロマトグラフィ/マス・スペクトルは90.8%
生成物(III 、R1 =R2 =R3 =R=Et)、6.2
%レジオ異性体副産物及び1.4%出発エステル(II、
1 =R2 =R3 =Et)を示した。
【0032】工程C:4−ヒドロキシフェニル酢酸ベン
ジルエステル(IV、n=1、R4 CH 2 Ph、X=
H) 20ガロン容ガラス内張容器にN,N−ジメチルホルム
アミド(15.9リットル)及び4−ヒドロキシフェニ
ル酢酸(3.969kg、26.09モル)を入れた。溶
液ができたら、炭酸リチウム(2.12kg、28.7モ
ル、1.1当量)を一度に加え、得られた混合物を室温
で10分間攪拌した。臭化ベンジル(3.723リット
ル、31.3モル、1.2当量)を一度に加え、混合物
を100℃(内部温度)に加熱し3時間保持した。この
時点でのLC(40/60、0.0025M H3PO4
CH3CN 、220nm、1.5ml/分、Hypersilカラム)は
約5%の出発酸の残存を示した。本反応物を約60℃に
冷却し、2N HCl 水溶液(20リットル)加え、そし
て本溶液を酢酸エチル(2×10リットル)で抽出し
た。有機抽出物を合体したものを、飽和 NaHCO3 溶液
(16リットル)と水(3×16リットル)とで洗浄し
た。水洗中にエマルジョンが生成されたが、トルエンの
添加(20リットル総量)により破壊できた。酢酸エチ
ルは蒸留により除去するが、残存酢酸エチルの濃度が
0.3%以下になるまで行う(蒸留中に追加のトルエン
(5リットル)を加える)。本混合物の容量を(更なる
蒸留により)約16リットルに調整した後、室温に冷却
放置して結晶化を起こさせた。本スラリーにヘキサン
(20リットル)を加えて稀釈し、環境温度で一夜熟成
した。スラリーを0℃に冷却して1時間保持した後、生
成物を濾過し、冷やした(0℃)1:1トルエン/ヘキ
サン混合物(4リットル)で洗浄後、50℃にて真空乾
燥して、白色固形物様の生成物が得られた。収量:5.
283kg、83%。LC/GC98%以上。NMR確認
構造;検知された不純物は痕跡。
【0033】工程D:ベンジル4−((3,3−ジエチ
ル−4−オキソ−2−アゼチジニル)−オキシ)ベンゼ
ンアセテート(V、n=1、R1 =R2 =Et、R4
CH2 Ph、X=H) 20ガロン容のガラス内張製容器に、トルエン(65リ
ットル)とエステル(IV、n=1、R4 =CH2 Ph、
X=H、2.68kg、11.07 mole)を入れ、40℃
で加熱して溶液とした。水酸化バリウム・8H2
(4.20kg、13.31モル)を一度に加え、得られ
たスラリーを40℃で10分間攪拌した。得られた40
℃の濃厚なスラリーに、トルエン(10リットル)中の
β−ラクタム(III 、R1 =R2 =R3 =Et、2.5
7kg、11.73kg、11.73モル分析値90.8%
に基ずく)溶液を添加した。1.5時間後に、TCL
(ヘキサン中30%酢酸エチルで展開)は出発フェノー
ル化合物が痕跡であることを示したので、続いて2回目
のβ−ラクタム(III 、R1 =R2 =R3 =Et、70
g)を添加した。30分後、TCLは反応の完了を示し
た。混合物を15℃に冷やし、2N塩酸(30リット
ル)を添加した。下層水相部を分離し、有機相部を飽和
NaHCO3 溶液(2×30リットル)及び飽和食塩溶液
(20リットル)で洗った。反応混合物を45℃以下の
温度に保持しながら真空下で濃縮し、粘性の黄色オイル
様の生成物を得た。収量:3.805kg、93.6%。
LC(40/60、0.0025M H3PO4 /CH3CN 、
220nm、1.5ml/分、Hypersilカラム)は94.2
%の生成物と1.4%のトルエンを示した。NMRは生
成物は純度約95%であることを示した。
【0034】工程E:4−((3,3−ジエチル−4−
オキソ−2−アゼチジニイル)オキシ)−ベンゼン酢酸
(IA、n=1、R 1 =R 2 =Et、X=H) ベンジルエステル(V、n=1、R1 =R2 =Et、R
4 =CH2 Ph、X=H、5.24kg、14.26モ
ル)をIMS(34.5リットル)及び10%パラジウ
ム/炭素(524g)を含むシクロヘキセン(10.5
リットル)に溶かした。混合物を攪拌し、30ガロン容
のステンレススチール製容器の中で還流下で加熱した。
還流下で3時間後、LC(50/50、0.0025M
H3PO4 /CH3CN、220nm、1.5ml/分、Hypersil
カラム)は出発エステルが痕跡のみであることを示し
た。本バッチを25℃に冷却した後、ワットマンGF/
A濾紙を通してゆっくりと濾過し触媒を除去した。パッ
ドを酢酸エチルで濯ぎ、その洗浄液と濾液とを合体し、
40℃以下の温度に保持しながら真空下で溶媒を除去し
て粘性のオイルを得た。本オイルを10%炭酸カリ水溶
液(6リットル)と酢酸エチル(7リットル)との間で
分画した。下方水相部を分離し、酢酸エチル(7リット
ル)で再抽出した。水溶液を5N塩酸溶液(約4.8リ
ットル)で酸性にし、酢酸エチル(10リットル)で抽
出した。下方水相部を分離し酢酸エチル(7リットル)
て再抽出した。有機抽出物を合体し、水(5リットル)
で洗い、乾燥(Na2SO4) し、真空下で蒸発(40℃以下
に保持する)させて粘性のオイル様の生成物を得た。こ
れは低温室で固化した。収量:3.55kg、90%、N
MRで生成物の同一性を確認した;検知された不純物は
極めて微量であった。
【0035】工程F: (R)−(+)−及び(S)−(−)−α−メチルベン
ジルアミン塩を経由したβ−ラクタム酸の分割(IA、
n=1、R 1 =R 2 =Et、X=H) 酸(IA、n=1、R1 =R2 =Et、253.3g、
0.91モル)を酢酸エチル(1.27リットル)に溶
解し、そして(R)−(+)−α−メチルベンジルアミ
ン(117.7ml、110.6g、0.91モル)で処
理し、次に本溶液に純(97以上:3)塩を種晶として
入れた。得られた混合物を室温で一夜攪拌し、次いで一
時間0〜5℃で冷却し、濾過し、少量の冷酢酸エチルで
洗い、大気中で乾燥した。収量:124g。本物質を酢
酸エチル(1.2リットル)中で60℃、1時間渦巻攪
拌した。本混合物を0〜5℃で1.5時間冷却し、濾過
後、少量の新鮮な溶媒で洗い、そして真空下40℃で乾
燥して、不必要な(R)−(+)−α−メチルベンジル
アミン(α−MBA)塩を得た。収量:91.44g、
25%。NMRはジアステレオマーの比率が95:5で
あることを示した。先の塩生成時の濾液と振盪液とを合
体し、2N HCl溶液(3×350ml)で、ついで食
塩溶液(350ml)で洗浄した。有機相部を乾燥(Na2S
O4) し、蒸発させて粘性のオイル(187g)を得た。
このオイルを酢酸エチル(935ml)に溶解し、上述の
ように(S)−(−)−α−MBAで処理して、望まし
い粗製の(S)−(−)−α−MBA塩、収量:175
gを得た。これを先述のように酢酸エチル中で渦巻攪拌
して、収量33%で純(S)−(−)−α−MBAを得
た(融点129−130℃、MNRジアステレオマー比
率98:2)。生成した塩及び渦巻攪拌液を、上述のよ
うに稀釈塩酸溶液で処理して遊離酸(IA、n=1、R
1 =R2 =Et、X=H)を再生成した。これにより2
回目の不必要な(R)−(+)−α−MBA塩が13.
7%の収量(49.68g)でえられた。即ち(R)−
(+)−α−MBA塩の総量は141.2g、38.6
%であった。これらの液体も同様に処理され全く同様の
方法で(S)−(−)−α−MBA塩の第二回目の収穫
が収量5.2%で得られ、即ち望ましい(S)−(−)
−α−MBA塩の総量は138.64g、38%、即ち
利用できる異性体の76%で得られた。大量の酸(I
A、n=1、R1 =R2 =Et、X=H、8.03kg総
量)を同様に処理して、純(S)−(−)−α−MBA
塩(4.39kg、38%)(異性体比率97:3以上)
を得た。
【0036】工程G:ベンジル4−((3,3−ジエチ
ル−4−オキソ−2−アゼチジニル)オキシ)ベンゼン
アセテートのラセミ分割体 分割酸(IB、3.35kg、8.41モル)の(S)−
(−)−α−メチルベンジルアミン塩を、酢酸エチル
(21リットル)と2N塩酸水溶液(2×4.2リット
ル)との間で15分攪拌して分配した。下方水相部を分
離し、有機相部を2N塩酸水溶液(2×4.2リット
ル)で、その次に水(2×5)で洗浄した。有機溶液を
乾燥(Na2SO4) し、蒸発させて定量的に分割酸(IB、
2.36kg)を得た。オイルを、DMF(11.8リッ
トル)(KF:0.015%H2 O)に溶解し、粉砕し
た炭酸カリ(698g、5.05モル、=塩基の1.2
当量)及び臭化ベンゼン(1.02リットル、1.47
kg、8.57モル、1.02当量)と共に室温で一夜攪
拌した。LC(50/50、0.0025M H3PO4
CH3CN、220nm、1.5ml/分、ハイパーシルカラ
ム)は、保持時間2.93分に酸(IB)の痕跡を、保
持時間7.50分に臭化ベンゼンを、保持時間14分に
分割ベンジル−((3,−3−ジエチル−4−オキソ−
2−アゼチジニル)オキシ)−ベンゼンアセテートを示
した。水(26リットル)を添加して反応を停止させ、
次にt−ブチルメチルエーテル(14リットル)で抽出
した。下方水相部を分離し、t−ブチルメチルエーテル
(14リットル)で再抽出した。有機相部は合体し、水
(2×10リットル)で洗い、乾燥(Na2SO4) し、蒸発
させて粘性のオイル様の生成物を得た。収量:2.87
kg、93%。〔α〕=−60.8°(1,1,1−トリ
クロロエタン中C=1.0)
【0037】〔実施例2〕β−ラクタム酸IBの(S)−(−)−α−メチルベン
ジルアミン塩 フェノール化合物(IV、n=1、R4 =CH2 Ph、X
=H、11g、0.045モル)、β−ラクタム(III
、R1 =R2 =R3 =ET、約75%分析値の12g
=9g、0.045モルに相当)、粉砕無水 Na2CO
3 (4.75g)及びシンコニン(1.36g)をトル
エン(340ml)中で攪拌し、窒素ガス環境下で55
℃、120時間加熱した。LC(0.0025M H3PO
4 /CH3CN 、40/60、220nm、1.5ml/分、ハ
イパーシルカラム)は、(IV、n=1、R4 =CH2
h、X=H):(V、n=1、R1 =R2 =Et、R4
=CH2Ph、X=H)の比率が31:69であること
を示した。本反応混合物を室温まで冷やし、そして水酸
化バリウム・8H2 O(4.44g、0.014モル)
とβ−ラクタム(III 、R1 =R2 =R3 =Et、75
%分析値で3.74g、0.014モル)を加えた。本
反応混合物を40℃に加温した。3時間後に、LC(先
述の)は、88%の生成物(V、n=1、R1 =R2
Et、R4 =CH2Ph、X=H)及び12%のフェノ
ール化合物(IV、n=1、R4 =CH2 Ph、X=H)
を示した。反応物をエーテル(110ml)と2N塩酸
(110ml)とで分配して処理した。有機相部を別の2
N塩酸(110ml)で、次に水(110ml)で、続いて
飽和 NaHCO3 溶液(2×110ml)で洗浄し、乾燥(Na
2SO4) し蒸発した。混合物をトルエン(400ml)に溶
かし、水酸化バリウム・8H2 O(1.72g)及びβ
−ラクタム(III 、R1 =R2 =R3 =Et、75%分
析値で1.45g)を加えた。得られた混合物を40℃
に加熱し3時間保持する間に反応は完了した。反応混合
物を、室温まで冷却し先述の如く処理して、粘性のオイ
ルとしてエステル(V、n=1、R1 =R2 =Et、R
4 =CH2 Ph、X=H、23g)を得た。本オイル
(23g)をIMS(149g)とシクロヘキサン(4
6ml)に溶解し、10%パラジウム/炭素(2.3g)
を加え、混合物を攪拌し還流下で3時間加熱した。反応
物を冷やし、ワットマンGF/A濾紙で濾過して触媒を
除去した。溶媒を真空下で除去して、ガム様の粗製酸
(IA、n=1、R1 =R2 =Et、X=H)を得た。
本生成物を酢酸エチル(30ml)と10% K2CO3水溶液
(65ml)との間で分配した。有機相部を第二回目の1
0% K2CO3溶液(35ml)で洗った。水溶液を合体し、
酢酸エチル(30ml)で洗った後に、5N塩酸水溶液
(30ml)で酸性にし、遊離させた酸を酢酸エチル(4
0ml)に抽出した。水相部を酢酸エチルで再抽出し、有
機抽出物を合体したものを水(2×30ml)で洗い、乾
燥(Na2SO4)し、蒸発して酸(IA、n=1、R1 =R
2 =Et、X=H)を得た。本酸生成物を酢酸エチル
(63ml)に溶解し、(S)−(−)−α−メチルベン
ジルアミン(5.5g、0.045モル)を添加した。
溶液に種晶を入れ、得られたスラリーを室温で一夜攪拌
した。翌日、本スラリーを0℃に冷却し、1時間保持し
た後に濾過し、少量の冷酢酸エチルと及び続いてエーテ
ルで洗浄し、乾燥した。収量:12.27g、68%。
NMRは約8:1のエナンチオマーの混合物の存在を示
した。本固形物(12.27g)を熱い(60℃)酢酸
エチル(120ml)で1時間振盪し、室温にて1時間攪
拌し、0℃に冷却して1時間保持した後に、濾過し、少
量の酢酸エチルで洗浄しそして乾燥した。収量:10.
1g、82%回収。NMRはジアステレオマー塩98:
2の混合物を示した。上記の振盪からの水溶液と本来の
塩生成物とを合体し、そして2N塩酸溶液(3×20m
l)と水(20ml)とで洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、蒸
発して遊離の酸(IB、5.83g)を得た。上述の方
法と全く同じ方法で、これを(R)−(+)−α−メチ
ルベンジル・アミン塩に変換し、これを渦巻攪拌し、濾
液を合体したものを2N塩酸溶液で処理して遊離の酸I
Bを得、これを(S)−(−)−α−メチルベンジル・
アミン塩に変換した。再びこれを渦巻攪拌して2回目の
99:1塩(1g)を得た。酸IBの渦巻攪拌され分割
された(98:2)(S)−(−)−α−メチルベンジ
ルアミン塩の総量=11.1g、フェノール化合物(I
V、n=1、R4 =CH2 Ph、X=H、11g)から
は61%の収量。
【0038】〔実施例3〕 β−ラクタム・エステル(V、n=1、R1 =R2 =E
t、R4 =CH2 Ph、X=H)の不必要な異性体のラ
セミ化 DBU(0.2ml、0.05当量)を含有するトルエン
100ml中のキラル(不必要な)β−ラクタム・エス
テル(n=1、R1 =R2 =Et、R4 =CH2 Ph、
X=H、10g)を還流下で40分間加熱した後40℃
に冷却した。LCは約12%のフェノール化合物(IV、
n=1、R2 =CH2 Ph、X=H)が生成したことを
示した。続いて水酸化バリウム・8H2 O(1.2g)
を添加し、混合物を5分間攪拌した。β−ラクタム(II
I 、R1 =R2 =R3 =Et、0.76g、85%分析
値=0.65g)を加えて得られた混合物を40−45
℃で2.5時間熟成した。反応混合物を室温まで冷や
し、エーテル(100ml)で稀釈し、そして2N塩酸水
溶液(2×50ml)で洗った後に NaHCO3 溶液(2×5
0ml)で飽和させ、乾燥(Na2SO4)し、蒸発させてオイ
ル様の生成物を得た。収量:10.41g、104%
(然しながら、重量で6%のトルエンを含んでいた)。
LC約90%。
【0039】〔実施例4〕 工程A:2−エチル−1−(2−エチルブチリルオキ
シ)−1−ブテン(II、 1 =R 2 =Et、R 3 =CH
Et 2 2リットル容の三つ首フラスコに無水2−エチル酪酸
(381ml)、2−エチルブチルアルデヒド(200m
l)、トリメチルアミン(230ml)及び4−ジメチル
アミノピリジン(18.3g)を入れた。本混合物を約
30℃まで徐々に加温して均一な溶液とした後、穏やか
に還流しながら加熱した(120−150℃)。反応の
進行情況はキャピラリー・ガスクロマトグラフ分析
〔D.B.S.カラム、15m、注入温度=250℃、
検出温度=300℃、条件:30℃(2分)、次に10
℃/分で300℃まで昇温、流速2ml/分〕で追跡し
た。6時間後には1%以下のアルデヒドを示した。反応
混合物を90℃に冷やし、5分以上かけて水(400m
l)を加えた。得られた混合物を還流下で1時間加温
(過剰無水物を加水分解するまで)した。本混合物を2
5℃に冷やし、次に水(200ml)及びヘキサン/酢酸
エチル(3:1、200ml)を加えた。下方水相部を分
離した。有機相部を2N塩酸(2×100ml)、で洗
い、 NaHCO3 溶液(2×100ml)で飽和し、乾燥(Na
2SO4)した。本溶液を真空下で蒸発し、そして残渣を沸
点58−64℃(1mmHg) で蒸留して、液状の生成物を
得た。収量:274g、92%。GC分析97.5%。
【0040】工程B:3,3−ジエチル−4−(2−エ
チルブチリルオキシ)−2−アゼチジノン(III 、R 1
=R 2 =Et、R 3 =CHEt 2 250mlフラスコ中のビニルエステル(II、R1 =R2
=Et、R3 =CHEt2 、50.0g、0.246モ
ル)を窒素ガス環境下で攪拌しながら10℃に冷やし
た。クロロスルフォニル・イソシアン酸(33ml、0.
369モル)を滴下しながら15分以上かけて加え(明
らかな発熱は無い)、42時間、反応温度を10±1℃
に保持した。反応混合物をトルエン(100ml)で稀釈
し、水1100ml中の重炭酸ナトリウム(196g)及
び亜硫酸ナトリウム(117g)のスラリーに20℃で
1時間以上かけて滴下して加えた(約28℃までの発熱
と発泡)。添加完了後、スラリーを約25℃で、4時間
攪拌した(CO2 の緩慢な放出)。酢酸エチル(100
ml)及び水(約1000ml)を無機塩を溶かすために加
えた。水相部を分離し、酢酸エチル(200ml)で抽出
した。合体した有機相を食塩水(80ml)で洗い、乾燥
(Na2SO4)した。本溶液を真空下蒸発し無色のオイル様
の生成物を得た。収量:57.0g、96%。NMRは
約3%のレジオ異性体副産物を示した。
【0041】工程C:ベンジル4−((3,3−ジエチ
ル−4−オキソ−2−アゼチジニル)オキシ)ベンゼン
アセテート(V、n=1、R1 =R2 =Et、R4
2 Ph、X=H) N,N−ジメチルフォルムアミド(20ml)中ベンジル
4−ヒドロキシフェニルアセテート(IV、n=1、R4
=CH2 Ph、X=H、2.6g、11mモル)の溶液
に、水(2.8ml)及び粉砕した無水炭酸カリウム
(4.5g、32mモル)を加えた。混合物を35℃で
攪拌し、N,N−ジメチルホルムアミド(4ml)中アゼ
チジノン(III 、R1 =R2 =Et、R3 =CHE
2 、3.4g、93%分析値、13mmol) を添加し
た。本混合物を30℃で1時間攪拌し、次に20℃に冷
やした。2N塩酸水溶液(15ml)を加え、本混合物を
酢酸エチル(2×20ml)で抽出した。本有機溶液を飽
和 NaHCO3 溶液(15ml)、水(10ml)及び飽和食塩
水(10ml)で洗浄した。本溶液を真空下で蒸発して黄
色オイル様のベンジルエステル(V、n=1、R1 =R
2 =Et、R4 =CH2 Ph、X=H)を得た。分析評
価収量3.8g(94%)。
フロントページの続き (72)発明者 ピーター グレンヴィル ホートン イギリス国,ハートフォードシャー,ニア ロイストン,バッシングボーン,タワー クローズ 8 (72)発明者 ガイ アール.ハンフリー アメリカ合衆国,08502 ニュージャーシ ィ,ベルミード,ウォーカー ドライヴ 14 (56)参考文献 特開 昭61−289074(JP,A) 欧州特許出願公開337549(EP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式Iの4−アリールオキシアゼ
    チジン−2−オン誘導体の単一なエナンチオマーの調製
    方法であって: 【化1】 〔式中nは0または1から6の整数であり;R1及びR2
    はそれぞれ水素、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシ
    (C1-6)アルキルを表す;Xは水素、ハロゲン、C1-6
    アルキルまたはC1-6アルコキシを表す〕次の工程:
    (i)下記構造式II: 【化2】 〔式中R1 及びR2 は上で定義した通りであり、R3
    エチル、直鎖または分枝のプロピル、ブチル、ペンチ
    ル、ヘキシル、またはフェニル、またはナフチル基を表
    す〕 の化合物をクロロスルフォニルイソシアナートと反応さ
    せて式III: 【化3】 〔式中、R1 、R2 、R3 は上で定義した通りであり、
    波線は示す位置でのエナンチオマーの混合物が得られる
    ことを表す〕 のβラクタム誘導体を得; (ii)得られたβラクタム誘導体を下記式IV: 【化4】 〔式中、nとXは上で定義した通りであり、R4はカル
    ボキシの保護基を表す〕のフェノール性化合物と塩基の
    存在下で反応させて下記式V: 【化5】 〔n、R1 、R2 、R4 、X及び波線は上で定義した通
    りである〕 の化合物を得; (iii)得られた式Vの化合物からカルボキシ保護基
    4 を除去して下記式IA: 【化6】 〔n、R1 、R2 、X及び波線は上で定義した通りであ
    る〕 の化合物を得; (iv)得られた式IAの化合物を適当なキラルなアミ
    ンのほぼ等モル量で処理して、式Iのβラクタムカルボ
    ン酸の所望のエナンチオマーの対応するキラルなアミン
    塩を得; (v)反応混合物をろ過し; (vi)得られた固体の塩を酸性にして、光学的に十分
    に純粋な形の4−アリールオキシアゼチジン−2−オン
    誘導体の所望のエナンチオマーを再生させる;ことから
    なる製法。
  2. 【請求項2】 R3 が、式−CHRabで表される請求
    項1記載の製法(但しRaは水素、メチルまたはエチル
    を表し、Rbはメチルまたはエチルを表す)。
  3. 【請求項3】 工程(i)における反応が溶媒の非存在
    下で行われる請求項1または2記載の製法。
  4. 【請求項4】 工程(ii)において利用される塩基が
    フッ化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸
    化ナトリウム、水酸化カリウム、または水酸化バリウム
    である請求項1から3のいずれかに記載の製法。
  5. 【請求項5】 工程(ii)において塩基によって処理
    する前に、適当な量の非対称触媒と穏和な塩基の存在下
    でβラクタム誘導体III及びフェノール性化合物とを
    混合することにより、工程(ii)で得られる生成物中
    の所望のエナンチオマー形の割合を多くすることを特徴
    とする、請求項1から4のいずれかに記載の製法。
  6. 【請求項6】 使用される非対称触媒が、シンコニン、
    シンコニジン、及びキニンから選択されるキラルなアル
    カロイド誘導体である請求項5記載の製法。
  7. 【請求項7】 工程(iv)において使用されるキラル
    なアミンがα−メチルベンジルアミンである、請求項1
    から6のいずれかに記載の製法。
  8. 【請求項8】 請求項1で規定された式Iの4−アリー
    ルオキシアゼチジン−2−オン誘導体の単一エナンチオ
    マー。
  9. 【請求項9】 請求項1で規定された式Iの4−アリー
    ルオキシアゼチジン−2−オン誘導体の4(S)エナン
    チオマー。
  10. 【請求項10】 請求項1に規定された式Iの化合物の
    目的としない方のエナンチオマーをラセミ化する方法で
    あって; (a)式Iの化合物の目的としないエナンチオマーのカ
    ルボキシ基にカルボキシ保護基のR4 を付加し、 (b)得られたカルボキシ基が保護された化合物を触媒
    量の3級有機塩基で処理して、請求項1で規定される式
    Vの化合物のラセミ体を得、 (c)得られた式Vのラセミ体からカルボキシ保護基R
    4 を除去して、請求項1で規定される式IAの化合物を
    得る、 ことからなる方法。
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