JPH0788517B2 - 酵素含有洗剤組成物 - Google Patents
酵素含有洗剤組成物Info
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- JPH0788517B2 JPH0788517B2 JP61249539A JP24953986A JPH0788517B2 JP H0788517 B2 JPH0788517 B2 JP H0788517B2 JP 61249539 A JP61249539 A JP 61249539A JP 24953986 A JP24953986 A JP 24953986A JP H0788517 B2 JPH0788517 B2 JP H0788517B2
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- Japan
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- detergent
- water
- microcapsules
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、酵素を配合した一般家庭用および業務用の液
体状あるいはゲル状の洗剤、詳しく言えば衣類の洗濯、
食器洗浄、家具あるいは住居の洗浄用等のいわゆるハウ
スホールド洗剤、シャンプーおよび身体洗浄用洗剤に関
する。
体状あるいはゲル状の洗剤、詳しく言えば衣類の洗濯、
食器洗浄、家具あるいは住居の洗浄用等のいわゆるハウ
スホールド洗剤、シャンプーおよび身体洗浄用洗剤に関
する。
[従来の技術およびその問題点] 洗剤に酵素を添加することは、洗浄率の向上等、洗浄に
対し好ましい結果を与えるものであり、種々の酵素が使
用あるいは提案されている。
対し好ましい結果を与えるものであり、種々の酵素が使
用あるいは提案されている。
例えば、プロテアーゼは人体汚垢に含まれるタンパク質
成分を加水分解することにより洗浄率を向上する(小野
打 喬,バイオインダストリー 3,181,(1986)
等)。リパーゼは表面活性剤では除去しにくい人体脂質
中のトリグリセリドをジグリセリドあるいはモノグリセ
リドに変えることにより洗浄率を向上する(M.Minagawa
等,J.Am.Oil Chem.,62 1053−1058(1985)等)。アミ
ラーゼは食品の汚れ等に含まれるデンプン質を加水分解
して汚れを除去し易くし、またセルラーゼはドロ汚れを
除去する際に有効であり、木綿布の洗浄仕上りの色を良
くする(特開昭59−1598号、同57−108199号)。リゾチ
ームは溶菌作用による生菌数の減少および身体洗浄時の
消炎作用を期待して添加される。
成分を加水分解することにより洗浄率を向上する(小野
打 喬,バイオインダストリー 3,181,(1986)
等)。リパーゼは表面活性剤では除去しにくい人体脂質
中のトリグリセリドをジグリセリドあるいはモノグリセ
リドに変えることにより洗浄率を向上する(M.Minagawa
等,J.Am.Oil Chem.,62 1053−1058(1985)等)。アミ
ラーゼは食品の汚れ等に含まれるデンプン質を加水分解
して汚れを除去し易くし、またセルラーゼはドロ汚れを
除去する際に有効であり、木綿布の洗浄仕上りの色を良
くする(特開昭59−1598号、同57−108199号)。リゾチ
ームは溶菌作用による生菌数の減少および身体洗浄時の
消炎作用を期待して添加される。
これ等の酵素は、一般に乾燥状態では比較的安定であ
り、粉末洗剤に酵素が配合される場合は乾燥状態が維持
されるので、酵素の保存安定性は良好である。
り、粉末洗剤に酵素が配合される場合は乾燥状態が維持
されるので、酵素の保存安定性は良好である。
これに対し、酵素は溶解状態では高次構造が変化し易す
く、失活を起し易い。また、洗剤の主成分として汎用さ
れているアニオン界面活性剤には水の存在下で酵素を失
活させるものが多い。従って液体洗浄剤に問題があり、
その対策として従来種々の提案がなされている。
く、失活を起し易い。また、洗剤の主成分として汎用さ
れているアニオン界面活性剤には水の存在下で酵素を失
活させるものが多い。従って液体洗浄剤に問題があり、
その対策として従来種々の提案がなされている。
例えば、界面活性剤としてエチレンオキシド付加数の大
きいアルキルエトキシレートを用い、pHを8〜10.5に調
整し、カルシウム塩を化する方法(特開昭58−80397
号)、亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤とプロピレング
リコール等を添加する方法(特開昭55−27378号)、ア
ルコキシル化されたアルキルアミンを添加する方法(特
開昭53−16012号)、ポリヒドロキシ化合物とホウ酸と
を添加する方法(特開昭53−57209号)、遊離カルシウ
ムイオンとクエン酸等のポリ酸とを添加する方法(特開
昭52−128904号)、窒素化合物と低級カルボン酸塩とを
添加する方法(特開昭47−3733号)等が提案されてい
る。
きいアルキルエトキシレートを用い、pHを8〜10.5に調
整し、カルシウム塩を化する方法(特開昭58−80397
号)、亜硫酸ナトリウム等の酸化防止剤とプロピレング
リコール等を添加する方法(特開昭55−27378号)、ア
ルコキシル化されたアルキルアミンを添加する方法(特
開昭53−16012号)、ポリヒドロキシ化合物とホウ酸と
を添加する方法(特開昭53−57209号)、遊離カルシウ
ムイオンとクエン酸等のポリ酸とを添加する方法(特開
昭52−128904号)、窒素化合物と低級カルボン酸塩とを
添加する方法(特開昭47−3733号)等が提案されてい
る。
しかしながら、これ等の多くの提案にもかかわらず、液
体あるいはゲル状の洗剤に配合された酵素の保存安定性
は充分とは言えないのが現実である(C.A.Starace,J.A
M.Oil Chem.Soc.,60 1025(1983)等)。
体あるいはゲル状の洗剤に配合された酵素の保存安定性
は充分とは言えないのが現実である(C.A.Starace,J.A
M.Oil Chem.Soc.,60 1025(1983)等)。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は酵素が保存安定性の良好な状態
で配合されている液体あるいはゲル状の洗剤組成物を提
供することにある。
で配合されている液体あるいはゲル状の洗剤組成物を提
供することにある。
[発明の概要] 本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた
結果、通常使用されている液体あるいはゲル状の洗剤中
では不溶性であるが、洗剤と共に水に混合した場合には
容易に溶解するポリビニルアルコールにより、含水ポリ
ヒドロオキシ化合物に溶解あるいは分散した状態の酵素
を被覆してマイクロカプセルとし、このマイクロカプセ
ルを洗剤に配合した場合に酵素活性が長期間安定に保持
されることを見出し、本発明を完成するに至った。
結果、通常使用されている液体あるいはゲル状の洗剤中
では不溶性であるが、洗剤と共に水に混合した場合には
容易に溶解するポリビニルアルコールにより、含水ポリ
ヒドロオキシ化合物に溶解あるいは分散した状態の酵素
を被覆してマイクロカプセルとし、このマイクロカプセ
ルを洗剤に配合した場合に酵素活性が長期間安定に保持
されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は酵素を鹸化率80〜99%で平均重合度
が200〜4,000のポリビニルアルコールまたはその架橋物
で被覆したマイクロカプセルを含水率5〜70%の液体状
あるいはゲル状の洗剤に均一に分散してなる、前記マイ
クロカプセルが前記洗剤には溶けないが水には溶ける性
質を有することを特徴とする液体洗剤組成物である。
が200〜4,000のポリビニルアルコールまたはその架橋物
で被覆したマイクロカプセルを含水率5〜70%の液体状
あるいはゲル状の洗剤に均一に分散してなる、前記マイ
クロカプセルが前記洗剤には溶けないが水には溶ける性
質を有することを特徴とする液体洗剤組成物である。
[発明の関連技術] 酵素をマイクロカプセル化して液体洗剤に配合する方法
は、本発明が最初であり、過去に例を見ない。しかし、
酵素のマイクロカプセル化については従来多くの提案が
されており、洗剤配合を目的として提案もあるが、これ
等は全て粉末状の乾燥した洗剤を対象としている。
は、本発明が最初であり、過去に例を見ない。しかし、
酵素のマイクロカプセル化については従来多くの提案が
されており、洗剤配合を目的として提案もあるが、これ
等は全て粉末状の乾燥した洗剤を対象としている。
例えば、酵素と膨潤性粒子がバインダー液中に共存する
分散液をスプレードライング法でマイクロカプセル化
し、乾燥状態では酵素を保護しているが、水中では酵素
を溶出する、含酵素カプセル(特公昭46−42594号)、
被覆層が中性〜酸性で水不溶性であり、アルカリ性で水
溶性である変性セルローズからなる洗剤用酵素粒剤(特
公昭61−44471号)、酵素と無機塩とを水溶性バインダ
ー溶液中に共存する溶液を噴霧乾燥法でマイクロカプセ
ル化し、乾燥状態では酵素を保護し、水中では酵素を溶
出する含酵素カプセル(特公昭50−22506号)等があ
る。
分散液をスプレードライング法でマイクロカプセル化
し、乾燥状態では酵素を保護しているが、水中では酵素
を溶出する、含酵素カプセル(特公昭46−42594号)、
被覆層が中性〜酸性で水不溶性であり、アルカリ性で水
溶性である変性セルローズからなる洗剤用酵素粒剤(特
公昭61−44471号)、酵素と無機塩とを水溶性バインダ
ー溶液中に共存する溶液を噴霧乾燥法でマイクロカプセ
ル化し、乾燥状態では酵素を保護し、水中では酵素を溶
出する含酵素カプセル(特公昭50−22506号)等があ
る。
これ等の提案は、すべて乾燥状態にある洗剤への配合を
対象としており、液体洗剤のように水が存在する系への
配合は考慮されていない。
対象としており、液体洗剤のように水が存在する系への
配合は考慮されていない。
酵素を含有するマイクロカプセルとしては、その他固定
化酵素を目的とした、水不溶性でかつ半透膜性の皮膜で
カプセル化したもの(例えば、特公昭52−18271号な
ど)あるいは医薬用に開発された酵素の溶腸カプケル
(例えば、特開昭58−55413号、同58−67166号など)が
多く存在するが、これ等を本発明と同様の目的に使用す
ることは困難である。
化酵素を目的とした、水不溶性でかつ半透膜性の皮膜で
カプセル化したもの(例えば、特公昭52−18271号な
ど)あるいは医薬用に開発された酵素の溶腸カプケル
(例えば、特開昭58−55413号、同58−67166号など)が
多く存在するが、これ等を本発明と同様の目的に使用す
ることは困難である。
他方、酵素以外の薬剤をマイクロカプセル化して洗剤に
配合する提案もなされている。
配合する提案もなされている。
例えば、陽イオン性剤をデキストリン等でマイクロカプ
セル化し、無水の陰イオン性シャンプーに配合した組成
物があるが(特開昭50−3105号)、この場合シャンプー
は無水であり、マイクロカプセルは無水でないと崩壊す
る。
セル化し、無水の陰イオン性シャンプーに配合した組成
物があるが(特開昭50−3105号)、この場合シャンプー
は無水であり、マイクロカプセルは無水でないと崩壊す
る。
また、アルカリ性の水には不溶で、中性ないし酸性の水
に溶解する特殊なコポリマーで被覆したマイクロカプセ
ルも提案されており(特開昭61−28440号、同61−28441
号)、芯物質に柔軟仕上剤等の洗濯用助剤を適用すれ
ば、洗剤配合用として使用できることが記載されてい
る。この場合も洗濯工程における洗浄、脱水、すすぎな
ど、洗濯液のpH変化により柔軟仕上剤をすすぎ時に放出
させることを意図したもので、本発明の目的とは異なる
ものである。
に溶解する特殊なコポリマーで被覆したマイクロカプセ
ルも提案されており(特開昭61−28440号、同61−28441
号)、芯物質に柔軟仕上剤等の洗濯用助剤を適用すれ
ば、洗剤配合用として使用できることが記載されてい
る。この場合も洗濯工程における洗浄、脱水、すすぎな
ど、洗濯液のpH変化により柔軟仕上剤をすすぎ時に放出
させることを意図したもので、本発明の目的とは異なる
ものである。
本発明に使用されるマイクロカプセルは、含水水溶性物
質を芯物質とし、液体洗剤の様な含水混合物中では溶解
しないが、水中では溶解する極めて特殊な性質を有し、
過去に例を見ない。
質を芯物質とし、液体洗剤の様な含水混合物中では溶解
しないが、水中では溶解する極めて特殊な性質を有し、
過去に例を見ない。
[発明の構成] 酵素 本発明の洗剤組成物に適用される酵素は、中性あるいは
アルカリ性条件下で活性を有し、洗浄力の向上に寄与す
る酵素であり、洗剤の存在により著しい失活を起さない
ものが望ましい。
アルカリ性条件下で活性を有し、洗浄力の向上に寄与す
る酵素であり、洗剤の存在により著しい失活を起さない
ものが望ましい。
このような酵素としては、例えば Bacillus Licheniformis(バチラス リケニフォルミ
ス)、 Bacillus Subtilis(枯草菌)、 Bacillus firmus(バチラス ファーマス)、 Bacillus SP.FERM.BP−93(特開昭58−134990号)、 Bacillus alcalophilus(バチラス アルカロフィラ
ス)の様な菌株により生産されるプロテアーゼ; Bacillus subtilis(枯草菌)、 Bacillus licheniformis(バチラス リケニホルミ
ス)、 Aspergillus oryzae(アスパラギラス オリゼ)の様な
菌株により生産されるアミラーゼ; Mucor lipolyticus(ムコール リポリティカス)、 Candinda cylindracea(キャンデイダ シリンドラ
ス)、 Pseudomouns nitroreducens(シュードモナス ニトロ
リデューセンス)、 Pseudomonus fragi(シュードモナス フラジ)、 Chromodbacterium viscosum(クロモバクテリウム ビ
スコサム)、 Rhizopus delemer(リゾプス デレマー)等の菌株によ
り生産されるリパーゼおよび豚等の動脈膵臓により分離
されるリパーゼ; Bacillus Pasteri(バシラス パスツーリ)、 Trichoderma viride(トリコデルマ ビリデ)、 Aspergillus niger(アスペルギラス ニガー)等の菌
株により生産されるセルラーゼあるいはヘミセルラー
ゼ; 鶏卵白リゾチームおよびBacillus subtilis(枯草菌)
等の菌株により生産されるリゾチームが挙げられる。
ス)、 Bacillus Subtilis(枯草菌)、 Bacillus firmus(バチラス ファーマス)、 Bacillus SP.FERM.BP−93(特開昭58−134990号)、 Bacillus alcalophilus(バチラス アルカロフィラ
ス)の様な菌株により生産されるプロテアーゼ; Bacillus subtilis(枯草菌)、 Bacillus licheniformis(バチラス リケニホルミ
ス)、 Aspergillus oryzae(アスパラギラス オリゼ)の様な
菌株により生産されるアミラーゼ; Mucor lipolyticus(ムコール リポリティカス)、 Candinda cylindracea(キャンデイダ シリンドラ
ス)、 Pseudomouns nitroreducens(シュードモナス ニトロ
リデューセンス)、 Pseudomonus fragi(シュードモナス フラジ)、 Chromodbacterium viscosum(クロモバクテリウム ビ
スコサム)、 Rhizopus delemer(リゾプス デレマー)等の菌株によ
り生産されるリパーゼおよび豚等の動脈膵臓により分離
されるリパーゼ; Bacillus Pasteri(バシラス パスツーリ)、 Trichoderma viride(トリコデルマ ビリデ)、 Aspergillus niger(アスペルギラス ニガー)等の菌
株により生産されるセルラーゼあるいはヘミセルラー
ゼ; 鶏卵白リゾチームおよびBacillus subtilis(枯草菌)
等の菌株により生産されるリゾチームが挙げられる。
酵素支持物質 マイクロカプセル化に際して酵素は支持物質に溶解また
は分散した状態で取扱われる。酵素支持物質はカプセル
被膜を完全なものとする上で望ましく、また酵素の保存
安定性を増進する働きをする。
は分散した状態で取扱われる。酵素支持物質はカプセル
被膜を完全なものとする上で望ましく、また酵素の保存
安定性を増進する働きをする。
支持物質として望ましい物質は水溶性のポリハイドロオ
キシ化合物、すなわち水酸基を2個以上有する炭素数2
〜6の化合物およびこれらの低重合体である。
キシ化合物、すなわち水酸基を2個以上有する炭素数2
〜6の化合物およびこれらの低重合体である。
具体例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、ブタントリオール、グリセリ
ン、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フラク
トース、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、デキストリン、ペクチ
ン、アルギン酸等が挙げられる。
コール、ブタンジオール、ブタントリオール、グリセリ
ン、マンニトール、ソルビトール、グルコース、フラク
トース、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、デキストリン、ペクチ
ン、アルギン酸等が挙げられる。
被覆材料 マイクロカプセルの被覆材料は本発明の最も重要な構成
要件の一つである。本発明者等は水分70%以下の洗剤中
では溶解せず、水中では溶解する被覆材料について、種
々の検討を繰返した結果、特定のポリビニルアルコール
が最適であることを見出した。
要件の一つである。本発明者等は水分70%以下の洗剤中
では溶解せず、水中では溶解する被覆材料について、種
々の検討を繰返した結果、特定のポリビニルアルコール
が最適であることを見出した。
すなわち、本発明においてマイクロカプセル被覆材料と
して用いられるポリビニルアルコールは、 (i)平均重合度200〜4,000、望ましくは500〜2,500、 (ii)鹸化率80〜99%、望ましくは87〜99%のものであ
る。
して用いられるポリビニルアルコールは、 (i)平均重合度200〜4,000、望ましくは500〜2,500、 (ii)鹸化率80〜99%、望ましくは87〜99%のものであ
る。
重合度の高過ぎるものは、粘度等の取扱いの面で問題が
あり、また鹸化率の低いものは、液体洗剤中での被覆強
度に問題がある。
あり、また鹸化率の低いものは、液体洗剤中での被覆強
度に問題がある。
なお、カプセルの強度を向上する目的で、ホウ酸、ホウ
酸誘導体等の架橋剤でカプセルを処理することも有効な
場合がある。
酸誘導体等の架橋剤でカプセルを処理することも有効な
場合がある。
アルカリ土類金属塩および酵素安定化剤 酵素の保存安定性を一層向上させるために、酵素支持物
質にアルカリ土類金属塩を添加することが有効である。
質にアルカリ土類金属塩を添加することが有効である。
アルカリ土類金属塩の酵素安定化効果は、各酵素によっ
て異なるが、カプセル中の酵素原末に対してアルカリ土
類金属塩の量が5ppm以上となる割合で添加することが望
ましい。
て異なるが、カプセル中の酵素原末に対してアルカリ土
類金属塩の量が5ppm以上となる割合で添加することが望
ましい。
既に酵素原末中にカルシウム等が充分量存在している場
合はカプセル作成時に添加の必要はないが、不足してい
る場合は、水溶性あるいは少なくとも一部が水に溶解す
るアルカリ土類金属塩、例えば酢酸カルシウム、塩化カ
ルシウム、硝酸カルシウム、酢酸マグネシウム、塩化マ
グネシウム、硝酸マグネシウム等を添加する。
合はカプセル作成時に添加の必要はないが、不足してい
る場合は、水溶性あるいは少なくとも一部が水に溶解す
るアルカリ土類金属塩、例えば酢酸カルシウム、塩化カ
ルシウム、硝酸カルシウム、酢酸マグネシウム、塩化マ
グネシウム、硝酸マグネシウム等を添加する。
酵素を安定化させるためには、上記のアルカリ土類金属
塩以外に、アスコルビン酸およびその誘導体のような酸
化防止剤、アミノ酸、ポリペプチドおよびその誘導体、
ガム類等保護コロイドを形成する物質の添加も有効であ
り、これらが必要に応じて適用される。
塩以外に、アスコルビン酸およびその誘導体のような酸
化防止剤、アミノ酸、ポリペプチドおよびその誘導体、
ガム類等保護コロイドを形成する物質の添加も有効であ
り、これらが必要に応じて適用される。
さらに酵素には安定なpH領域があり、カプセル内部のpH
を安定な領域に維持するために、緩衝作用を形成する塩
類等の添加も必要に応じて適用される。
を安定な領域に維持するために、緩衝作用を形成する塩
類等の添加も必要に応じて適用される。
マイクロカプセル化方法 前述のプロテアーゼ等の酵素およびポリビニルアルコー
ルをプロピレングリコール等のポリヒドロオキシ化合物
と水との混合物に溶解する。この溶液中のカルシウムの
量が酵素に対して5ppm以下であればカルシウム塩等を添
加し、さらに他の酵素安定化剤を必要に応じて添加す
る。
ルをプロピレングリコール等のポリヒドロオキシ化合物
と水との混合物に溶解する。この溶液中のカルシウムの
量が酵素に対して5ppm以下であればカルシウム塩等を添
加し、さらに他の酵素安定化剤を必要に応じて添加す
る。
この溶液からのポリビニルアルコールを被膜材とするマ
イクロカプセルの調製は、例えば下記の方法で行なうこ
とができる。
イクロカプセルの調製は、例えば下記の方法で行なうこ
とができる。
(i)上記酵素溶液をホウ酸を溶解した、水および/ま
たはアルコール(エタノール,エチレングリコール,プ
ロピレングリコール,グリセリン等)に微小な滴として
落下することによりマイクロカプセルとする方法。
たはアルコール(エタノール,エチレングリコール,プ
ロピレングリコール,グリセリン等)に微小な滴として
落下することによりマイクロカプセルとする方法。
(ii)上記酵素溶液をスプレードライヤーで噴霧してマ
イクロカプセルとする方法。この場合、熱風の温度は導
入口で200℃以下、望ましくは、品温の上昇による酵素
の失活を避けるために80〜120℃が適用される。
イクロカプセルとする方法。この場合、熱風の温度は導
入口で200℃以下、望ましくは、品温の上昇による酵素
の失活を避けるために80〜120℃が適用される。
iii)上記酵素溶液を疎水性溶媒(ベンゼン,ヘキサ
ン,液体パラフィン等)中に微小な滴として分散し、加
温あるいは減圧により水分を除去し、マイクロカプセル
とする方法。
ン,液体パラフィン等)中に微小な滴として分散し、加
温あるいは減圧により水分を除去し、マイクロカプセル
とする方法。
界面活性剤 本発明の洗剤組成物においては、従来、酵素を失活させ
るため酵素含有液体洗剤では利用が制限されていたアニ
オン界面活性剤およびカチオン界面活性剤をも含む、一
般の洗剤用界面活性剤を広く使用することができる。
るため酵素含有液体洗剤では利用が制限されていたアニ
オン界面活性剤およびカチオン界面活性剤をも含む、一
般の洗剤用界面活性剤を広く使用することができる。
例えば、アニオン界面活性剤としては、 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(アルキ
ル:C10〜C16)(LAS)、 α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(オレフィン:C6
〜C22)(AOS)、 アルキル硫酸ナトリウム(アルキル:C9〜C17)(AS)、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム
(アルキル:C9〜C17,EO=1〜20)(AES)、 2−スルホ脂肪酸エステルナトリウム(脂肪酸:C11〜C
17,アルコール:C1〜C6)(SFE)、 2級アルカンスルホン酸ナトリウム(アルカン:C12〜C
18)(SAS)、 セッケン(脂肪酸:C12〜C18)、 アルキルリン酸ナトリウム(アルキル:C9〜C17)等が挙
げられ、 非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル(アルキル:C5〜C17,EO=4〜20(A
E)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
(アルキル:C6〜C12,EO:4〜20)(APE)等が挙げら
れ、 カチオン界面活性剤としては、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニ
ウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムが挙げら
れ、 また両性イオン界面活性剤としては、ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタインが挙げられる。
ル:C10〜C16)(LAS)、 α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(オレフィン:C6
〜C22)(AOS)、 アルキル硫酸ナトリウム(アルキル:C9〜C17)(AS)、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム
(アルキル:C9〜C17,EO=1〜20)(AES)、 2−スルホ脂肪酸エステルナトリウム(脂肪酸:C11〜C
17,アルコール:C1〜C6)(SFE)、 2級アルカンスルホン酸ナトリウム(アルカン:C12〜C
18)(SAS)、 セッケン(脂肪酸:C12〜C18)、 アルキルリン酸ナトリウム(アルキル:C9〜C17)等が挙
げられ、 非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル(アルキル:C5〜C17,EO=4〜20(A
E)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
(アルキル:C6〜C12,EO:4〜20)(APE)等が挙げら
れ、 カチオン界面活性剤としては、塩化セチルトリメチルア
ンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニ
ウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムが挙げら
れ、 また両性イオン界面活性剤としては、ラウリルベタイ
ン、ステアリルベタインが挙げられる。
洗剤組成物の組成 本発明による洗剤の基本的な組成は下記のとおりであ
る。
る。
酵素含有カプセル 0.01〜10%(重量%) 界面活性剤 3〜70% 水 5〜70% 配合する酵素含有カプセルは1種類に限定されない。従
来、液体洗剤のような水の存在する系で数種の酵素を混
合することは困難であったが、本発明によれば、例え
ば、プロテアーゼ、アミラーゼ等を各々別個にマイクロ
カプセル化して、複数種のマイクロカプセルを同時に配
合しても保存安定性の良好な状態に維持することができ
る。
来、液体洗剤のような水の存在する系で数種の酵素を混
合することは困難であったが、本発明によれば、例え
ば、プロテアーゼ、アミラーゼ等を各々別個にマイクロ
カプセル化して、複数種のマイクロカプセルを同時に配
合しても保存安定性の良好な状態に維持することができ
る。
本発明の洗剤組成物では、上記の基本的な組成の他に、
プロピレングリコール、エタノール、蛍光染料、および
クエン酸などの、洗剤で通常用いられているビルダーが
必要に応じて添加される。
プロピレングリコール、エタノール、蛍光染料、および
クエン酸などの、洗剤で通常用いられているビルダーが
必要に応じて添加される。
[実施例] 以下、実施例および比較例により本発明を更に詳しく説
明する。
明する。
なお、下記の例において、酵素の力価単位として、プロ
テアーゼは特開昭58−134990号に記載の単位、アミラー
ゼは日本工業規格JIS−K7001(1972)記載の単位、セル
ラーゼは「酵素利用ハンドブック」(地人書館,昭和55
年,小崎道雄監修)298頁記載の単位、リゾチームは
「酵素利用ハンドブック」422頁記載の単位、リパーゼ
は「酵素利用ハンドブック」230頁記載の単位を採用し
た。
テアーゼは特開昭58−134990号に記載の単位、アミラー
ゼは日本工業規格JIS−K7001(1972)記載の単位、セル
ラーゼは「酵素利用ハンドブック」(地人書館,昭和55
年,小崎道雄監修)298頁記載の単位、リゾチームは
「酵素利用ハンドブック」422頁記載の単位、リパーゼ
は「酵素利用ハンドブック」230頁記載の単位を採用し
た。
実施例1 特開昭58−134990号に記載のBacillus SP.FERM BP−93
を培養し、力価105nkat/mgのプロテアーゼ(API−21)
原末を得た(力価の測定は特開昭58−134990号に記載の
方法に従って行なった。)。
を培養し、力価105nkat/mgのプロテアーゼ(API−21)
原末を得た(力価の測定は特開昭58−134990号に記載の
方法に従って行なった。)。
このプロテアーゼを下記の混合物を含む溶液に調製し
た。
た。
プロテアーゼ(API−21)原末 70g 酢酸カルシウム 8g プロピレングリコール 480g ポリビニルアルコール(平均重合度2,000,鹸化率95%)
55g 蒸溜水 387g この溶液をフィルターで濾過後、ホウ酸飽和水溶液に細
いノズルから滴下してマイクロカプセルを形成させた。
このマイクロカプセルを濾過により分離し、水25%を含
有するプロピレングリコール中に保管した。
55g 蒸溜水 387g この溶液をフィルターで濾過後、ホウ酸飽和水溶液に細
いノズルから滴下してマイクロカプセルを形成させた。
このマイクロカプセルを濾過により分離し、水25%を含
有するプロピレングリコール中に保管した。
マイクロカプセルの大きさは直径約150〜800μであっ
た。
た。
次に上記のマイクロカプセルを分散させたプロピレング
リコールを含む、下記組成の液体洗剤組成物を調製し
た。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C14〜15,EO=15) 15 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C12〜15,EO=10) 18 カルボキシメチルセルロース 1 ポリエチレングリコール(MW6,000) 1 エタノール 10 クエン酸ナトリウム・2水塩 8 マイクロカプセルのプロピレングリコール分散 液(平均プロテアーゼ力価4,000nkat/ml) 5 蒸溜水 42 比較例1 プロテアーゼ(API−21)および酢酸カルシウムを25%
の水を含むプロピレングリコールに溶解し、プロテアー
ゼ力価は4,000nkat/ml、カルシウムイオン50mMを含む溶
液に調製して、これをマイクロカプセルのプロピレング
リコール分散液の代りに使用したこと以外は実施例1の
液体洗剤と全く同じ組成の組成物を作成した。
リコールを含む、下記組成の液体洗剤組成物を調製し
た。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C14〜15,EO=15) 15 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C12〜15,EO=10) 18 カルボキシメチルセルロース 1 ポリエチレングリコール(MW6,000) 1 エタノール 10 クエン酸ナトリウム・2水塩 8 マイクロカプセルのプロピレングリコール分散 液(平均プロテアーゼ力価4,000nkat/ml) 5 蒸溜水 42 比較例1 プロテアーゼ(API−21)および酢酸カルシウムを25%
の水を含むプロピレングリコールに溶解し、プロテアー
ゼ力価は4,000nkat/ml、カルシウムイオン50mMを含む溶
液に調製して、これをマイクロカプセルのプロピレング
リコール分散液の代りに使用したこと以外は実施例1の
液体洗剤と全く同じ組成の組成物を作成した。
実施例1および比較例1の液体洗剤組成物を38℃(100
゜F)で10中間貯蔵した後、酵素の活性を測定したとこ
ろ、活性残存率はマイクロカプセルを配合した実施例1
の場合には80〜85%であったが、プロテアーゼのプロピ
レングリコールを配合した比較例1の場合には3%(検
出限界)以下であった。
゜F)で10中間貯蔵した後、酵素の活性を測定したとこ
ろ、活性残存率はマイクロカプセルを配合した実施例1
の場合には80〜85%であったが、プロテアーゼのプロピ
レングリコールを配合した比較例1の場合には3%(検
出限界)以下であった。
実施例2 豚の膵臓より分離した市販リパーゼ(天野製薬,パンク
レアチンTA,リパーゼ力価5,000U/g)、(Bacillus subt
ilisを培養して得られるアミラーゼ(大和化成,クライ
スターゼM20,力価220,000U/g)およびBacillus subtili
sを培養して得られるプロテアーゼ(大和化成,プロチ
ンAS,力価600,000PU/g)を用いて下記の組成を溶液A、
B、Cを作成した。
レアチンTA,リパーゼ力価5,000U/g)、(Bacillus subt
ilisを培養して得られるアミラーゼ(大和化成,クライ
スターゼM20,力価220,000U/g)およびBacillus subtili
sを培養して得られるプロテアーゼ(大和化成,プロチ
ンAS,力価600,000PU/g)を用いて下記の組成を溶液A、
B、Cを作成した。
次に、溶液A、B、Cを各々50%エタノールを含むホウ
酸飽和水曜に細いノズルより滴下してマイクロカプセル
を形成させ、実施例1の場合と同様に処理して水25%を
含有するプロピレングリコール中に保管した。
酸飽和水曜に細いノズルより滴下してマイクロカプセル
を形成させ、実施例1の場合と同様に処理して水25%を
含有するプロピレングリコール中に保管した。
次いで、上記3種のマイクロカプセルを配合した下記組
成の液体洗剤組成物を調製した。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C14〜15,EO=5) 10 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C13〜15,EO=12) 25 マシ脂肪酸ナトリウム塩 5 カルボキシメチルセルロース 1 リパーゼマイクロカプセル−プロピレン分散液 (平均リパーゼ力価,3,300U/ml) 3 アミラーゼマイクロカプセル−プロピレン分散 液(平均リパーゼ力価,3,300U/ml) 3 プロテアーゼマイクロカプセル−プロピレン分 散液(平均プロテアーゼ力価,1,800nkat/ml) 10 ジエチレングリコール 7 蒸溜水 36 比較例2 リパーゼ原末、アミラーゼ原末、プロテアーゼ原末を各
々カルシウムイオン60mMを含むプロピレングリコール
(25%水含有)に溶解し、平均リパーゼ力価100U/mlの
プロピレングリコール溶液、平均アミラーゼ力化3,300U
/mlのプロピレングリコール溶液、および平均プロテア
ーゼ力価1,800nkat/mlのプロピレングリコール溶液を調
製し、各々実施例2のマイクロカプセル分散液の代りに
使用し、洗剤組成物A、B、Cに対応する組成物を作成
した。
成の液体洗剤組成物を調製した。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C14〜15,EO=5) 10 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C13〜15,EO=12) 25 マシ脂肪酸ナトリウム塩 5 カルボキシメチルセルロース 1 リパーゼマイクロカプセル−プロピレン分散液 (平均リパーゼ力価,3,300U/ml) 3 アミラーゼマイクロカプセル−プロピレン分散 液(平均リパーゼ力価,3,300U/ml) 3 プロテアーゼマイクロカプセル−プロピレン分 散液(平均プロテアーゼ力価,1,800nkat/ml) 10 ジエチレングリコール 7 蒸溜水 36 比較例2 リパーゼ原末、アミラーゼ原末、プロテアーゼ原末を各
々カルシウムイオン60mMを含むプロピレングリコール
(25%水含有)に溶解し、平均リパーゼ力価100U/mlの
プロピレングリコール溶液、平均アミラーゼ力化3,300U
/mlのプロピレングリコール溶液、および平均プロテア
ーゼ力価1,800nkat/mlのプロピレングリコール溶液を調
製し、各々実施例2のマイクロカプセル分散液の代りに
使用し、洗剤組成物A、B、Cに対応する組成物を作成
した。
実施例2および比較例2の液体洗剤組成物を38℃(100
゜F)で8週間貯蔵した後の酵素活性残存率は酵素をマ
イクロカプセルとして配合した実施例2の場合には、リ
パーゼ75〜80、アミラーゼ80〜85%、プロテアーゼ80〜
85%であったが、酵素をプロピレングリコール溶液とし
て配合した比較例2の場合には3%(検出限界)以下で
あった。
゜F)で8週間貯蔵した後の酵素活性残存率は酵素をマ
イクロカプセルとして配合した実施例2の場合には、リ
パーゼ75〜80、アミラーゼ80〜85%、プロテアーゼ80〜
85%であったが、酵素をプロピレングリコール溶液とし
て配合した比較例2の場合には3%(検出限界)以下で
あった。
実施例3 Bacillus licheniformisを培養して得られるアルカリプ
ロテアーゼ(シグマ社製,製品番号p5380)を用いて下
記の混合物を含む溶液を調製した。
ロテアーゼ(シグマ社製,製品番号p5380)を用いて下
記の混合物を含む溶液を調製した。
アルカリプロテアーゼ 50g 塩化マグネシウム 3g 塩化カルシウム 3g アスコルビン酸モノリン酸ナトリウム 4g プロピレングリコール 450g ポリビニルアルコール(平均重合度1,000,鹸化率99%)
45g 蒸溜水 445g 上記プロテアーゼ溶液を、ホウ酸を飽和させたプロピレ
ングリコール−水混合液に滴下してマイクロカプセルを
作成し、これを濾過により分離し、水25%を含有するプ
ロピレングリコール中に保管した。
45g 蒸溜水 445g 上記プロテアーゼ溶液を、ホウ酸を飽和させたプロピレ
ングリコール−水混合液に滴下してマイクロカプセルを
作成し、これを濾過により分離し、水25%を含有するプ
ロピレングリコール中に保管した。
次に、このマイクロカプセルを分散させたプロピレング
リコールを含む下記組成のゲル状洗剤組成物を調製し
た。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C13〜15,EO=5) 8 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C13〜15,EO=10) 25 ステアリン酸ナトリウム 3 クエン酸ナトリウム・2水塩 10 カルボキシメチルセルロース 1 ポリエチレングリコール(MW1,000) 3 マイクロカプセルのプロピレングリコール分散 液(平均プロテアーゼ力化,1,600nkat/ml) 10 プロピレングリコール 14 蒸溜水 16 比較例3 アルカリプロテアーゼ(シグマ社製,P5380)1,600nkat/
mlおよび塩化カルシウム(0.3%)、塩化マグネシウム
(0.8%)、アスコルビン酸モノリン酸ナトリウム(0.
4)を含むプロピレングリコール溶液(水25%)を調製
し、この溶液を実施例3のマイクロカプセル分散液の代
りに使用したこと以外は実施例3のゲル状洗剤と全く同
じ組成の組成物を作成した。
リコールを含む下記組成のゲル状洗剤組成物を調製し
た。組成物の組成 重量% ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナト リウム(C13〜15,EO=5) 8 ポリオキシエチレンアルキルエーテル C13〜15,EO=10) 25 ステアリン酸ナトリウム 3 クエン酸ナトリウム・2水塩 10 カルボキシメチルセルロース 1 ポリエチレングリコール(MW1,000) 3 マイクロカプセルのプロピレングリコール分散 液(平均プロテアーゼ力化,1,600nkat/ml) 10 プロピレングリコール 14 蒸溜水 16 比較例3 アルカリプロテアーゼ(シグマ社製,P5380)1,600nkat/
mlおよび塩化カルシウム(0.3%)、塩化マグネシウム
(0.8%)、アスコルビン酸モノリン酸ナトリウム(0.
4)を含むプロピレングリコール溶液(水25%)を調製
し、この溶液を実施例3のマイクロカプセル分散液の代
りに使用したこと以外は実施例3のゲル状洗剤と全く同
じ組成の組成物を作成した。
実施例3および比較例3のゲル状洗剤組成物を38℃(10
0゜F)で10週間貯蔵した後のゲル状洗剤組成物中の酵
素の活性残存率はマイクロカプセルを配合した実施例3
の場合には90〜95%であったが、プロテアーゼのプロピ
レングリコール溶液を配合した比較例3の場合には3%
(検出限界)以下であった。
0゜F)で10週間貯蔵した後のゲル状洗剤組成物中の酵
素の活性残存率はマイクロカプセルを配合した実施例3
の場合には90〜95%であったが、プロテアーゼのプロピ
レングリコール溶液を配合した比較例3の場合には3%
(検出限界)以下であった。
実施例4 Bacillus subtilisを培養して得られる耐熱性アミラー
ゼ(大和化成,クライスターゼ TU20,力価220,000U/
g)およびBacillus subtilisを培養して得られる耐熱性
プロテアーゼ(大和化成,サモアーゼ PS,力価500,000
PU/g)を用いて、下記の組成の溶液D、Eを調製した。
ゼ(大和化成,クライスターゼ TU20,力価220,000U/
g)およびBacillus subtilisを培養して得られる耐熱性
プロテアーゼ(大和化成,サモアーゼ PS,力価500,000
PU/g)を用いて、下記の組成の溶液D、Eを調製した。
次に、溶液D、Eを各々、10%エタノール、20%エチレ
ングリコールを含むホう酸飽和水溶液に、細いノズルよ
り滴下し、生成したマイクロカプセルを分離し、水25%
を含有するプロピレングリコール中に分散し保管した。
ングリコールを含むホう酸飽和水溶液に、細いノズルよ
り滴下し、生成したマイクロカプセルを分離し、水25%
を含有するプロピレングリコール中に分散し保管した。
次いで、上記マイクロカプセルを配合して下記組成の食
器洗浄用洗剤組成物を調製した。組成物の組成 重量% 硫酸ドデシルナトリウム 20 アルコールエトキシレート (C13〜15,EO=10モル) 20 カルボキシメチルセルロース 1 アミラーゼ−マイクロカプセル分散液 (平均アミラーゼ力価3,000U/ml) プロテアーゼ−マイクロカプセル分散液 (平均プロテアーゼ力価1,500nkat/ml) 47 蒸溜水 47 比較例4 耐熱性アミラーゼ原末および耐熱性プロテアーゼ原末を
カルシウムイオン50mMを含むプロピレングリコール(25
%水含有)に溶解し、平均アミラーゼ力価3,000U/mlの
プロピレングリコール溶液および平均プロテアーゼ力価
1,500nkat/mlのプロピレングリコール溶液を調製し、各
々実施例4のアミラーゼおよびプロテアーゼマイクロカ
プセル分散液の代りに使用し、他は全く同じとして食器
洗浄用洗剤組成物を調製した。
器洗浄用洗剤組成物を調製した。組成物の組成 重量% 硫酸ドデシルナトリウム 20 アルコールエトキシレート (C13〜15,EO=10モル) 20 カルボキシメチルセルロース 1 アミラーゼ−マイクロカプセル分散液 (平均アミラーゼ力価3,000U/ml) プロテアーゼ−マイクロカプセル分散液 (平均プロテアーゼ力価1,500nkat/ml) 47 蒸溜水 47 比較例4 耐熱性アミラーゼ原末および耐熱性プロテアーゼ原末を
カルシウムイオン50mMを含むプロピレングリコール(25
%水含有)に溶解し、平均アミラーゼ力価3,000U/mlの
プロピレングリコール溶液および平均プロテアーゼ力価
1,500nkat/mlのプロピレングリコール溶液を調製し、各
々実施例4のアミラーゼおよびプロテアーゼマイクロカ
プセル分散液の代りに使用し、他は全く同じとして食器
洗浄用洗剤組成物を調製した。
実施例4および比較例5の洗剤組成物を38℃(100゜
F)で10週間貯蔵した後の洗剤組成物中の酵素の活性残
存率は、マイクロカプセルとして配合した実施例4の場
合はアミラーゼ、プロテアーゼと共に90〜95%であった
が、酵素をプロピレングリコール溶液として配合した比
較例4の場合は3%(検出限界)以下であった。
F)で10週間貯蔵した後の洗剤組成物中の酵素の活性残
存率は、マイクロカプセルとして配合した実施例4の場
合はアミラーゼ、プロテアーゼと共に90〜95%であった
が、酵素をプロピレングリコール溶液として配合した比
較例4の場合は3%(検出限界)以下であった。
実施例5 鶏卵より分離されたリゾチーム(シグマ社製,製品番号
L7001)を用いて下記の混合物を含む溶液を調製した。
L7001)を用いて下記の混合物を含む溶液を調製した。
リゾチーム 20g 塩化カルシウム 3g プロピレングリコール 520g アスコルビン酸モノリン酸エステルナトリウム 2g ポリビニルアルコール(平均重合度700,鹸化率87%)45
g エタノール 20g 蒸溜水 390g この溶液を、回転円盤型分散器を装備したスプレードラ
イヤーを用いてマイクロカプセルを作成した。マイクロ
カプセルの大きさは直径約20〜100μであった。次にこ
のマイクロカプセルを分散させたプロピレングリコール
を含む下記組成のシャンプー組成物を調製した。組成 重量% ポリオキシエチレンラウリルエーエル硫酸ナト リウム 10 ステアリン酸ナトリウム 5 ラウリル酸ナトリウム 8 プロピレングリコール 47 エチルアルコール 15 リゾチームマイクロカプセルプロピレングリコ ール分散液(平均リゾチーム力価400U/ml) 5 蒸溜水 10 比較例5 リゾチーム、塩化カルシウム(0.3%)、アスコルビン
酸モノリン酸エステルナトリウム(0.2%)を含む力価4
00U/mlのリゾチームのプロピレングリコール溶液を調製
し、この溶液を実施例5のリゾチームマイクロカプセル
分散液の代わりに使用したこと以外は実施例5と全く同
じ組成のシャンプー組成物を作成した。
g エタノール 20g 蒸溜水 390g この溶液を、回転円盤型分散器を装備したスプレードラ
イヤーを用いてマイクロカプセルを作成した。マイクロ
カプセルの大きさは直径約20〜100μであった。次にこ
のマイクロカプセルを分散させたプロピレングリコール
を含む下記組成のシャンプー組成物を調製した。組成 重量% ポリオキシエチレンラウリルエーエル硫酸ナト リウム 10 ステアリン酸ナトリウム 5 ラウリル酸ナトリウム 8 プロピレングリコール 47 エチルアルコール 15 リゾチームマイクロカプセルプロピレングリコ ール分散液(平均リゾチーム力価400U/ml) 5 蒸溜水 10 比較例5 リゾチーム、塩化カルシウム(0.3%)、アスコルビン
酸モノリン酸エステルナトリウム(0.2%)を含む力価4
00U/mlのリゾチームのプロピレングリコール溶液を調製
し、この溶液を実施例5のリゾチームマイクロカプセル
分散液の代わりに使用したこと以外は実施例5と全く同
じ組成のシャンプー組成物を作成した。
実施例5および比較例5のシャンプー組成物を30℃で3
月間貯蔵した後のシャンプー組成物中の酵素の活性残存
率は、マイクロカプセルとして配合した実施例5の場合
には90〜95%であったが、酵素をプロピレングリコール
溶液として配合した比較例5の場合は3%(検出限界)
以下であった。
月間貯蔵した後のシャンプー組成物中の酵素の活性残存
率は、マイクロカプセルとして配合した実施例5の場合
には90〜95%であったが、酵素をプロピレングリコール
溶液として配合した比較例5の場合は3%(検出限界)
以下であった。
[発明の効果] 本発明は、酵素の安定化溶液をマイクロカプセル化して
液体あるいはゲル状の洗剤に配合した洗剤組成物を提供
したものであり、本発明によれば、 (1)洗剤中では不溶性で、水には可塑性のポリビニル
アルコールで酵素を被覆しているので、洗剤の保存時に
は酵素は安定化状態に維持されること、 (2)水の存在下で酵素を失活させる傾向のある界面活
性剤およびその他の洗剤用ビルダーと、洗剤保存時には
酵素がじかに接触しないため、従来の酵素配合液体洗剤
に比べて酵素の保存安定性が格段に向上すること、 (3)酵素を失活させるため、酵素の洗浄力を加味でき
なかったカチオン界面活性剤あるいはアニオン界面活性
剤の場合にも適用できること、 (4)液体洗剤のように水の存在下では困難であった複
数種の酵素の混合が、別個にマイクロカプセル化した酵
素を利用することにより可能となったこと等の優れた効
果が得られる。
液体あるいはゲル状の洗剤に配合した洗剤組成物を提供
したものであり、本発明によれば、 (1)洗剤中では不溶性で、水には可塑性のポリビニル
アルコールで酵素を被覆しているので、洗剤の保存時に
は酵素は安定化状態に維持されること、 (2)水の存在下で酵素を失活させる傾向のある界面活
性剤およびその他の洗剤用ビルダーと、洗剤保存時には
酵素がじかに接触しないため、従来の酵素配合液体洗剤
に比べて酵素の保存安定性が格段に向上すること、 (3)酵素を失活させるため、酵素の洗浄力を加味でき
なかったカチオン界面活性剤あるいはアニオン界面活性
剤の場合にも適用できること、 (4)液体洗剤のように水の存在下では困難であった複
数種の酵素の混合が、別個にマイクロカプセル化した酵
素を利用することにより可能となったこと等の優れた効
果が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】酵素を鹸化率80〜99%で平均重合度が200
〜4,000のポリビニルアルコールまたはその架橋物で被
覆したマイクロカプセルを含水率5〜70%の液体状ある
いはゲル状の洗剤に均一に分散してなる、前記マイクロ
カプセルが前記洗剤には溶けないが水には溶ける性質を
有することを特徴とする液体洗剤組成物。 - 【請求項2】酵素が含水ポリヒドロオキシ化合物に溶解
あるいは分散した状態でマイクロカプセル化されている
特許請求の範囲第1項に記載の洗剤組成物。 - 【請求項3】酵素とともにアルカリ土類金属塩がマイク
ロカプセルに封入されている特許請求の範囲第2項に記
載の洗剤組成物。 - 【請求項4】ポリビニルアルコールの平均重合度が500
〜2,500である特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに
記載の洗剤組成物。 - 【請求項5】液体状あるいはゲル状の洗剤が、界面活性
剤として非イオン界面活性剤および/またはアニオン界
面活性剤を主体とするものである特許請求の範囲第1〜
4項のいずれかに記載の洗剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61249539A JPH0788517B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 酵素含有洗剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61249539A JPH0788517B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 酵素含有洗剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105098A JPS63105098A (ja) | 1988-05-10 |
| JPH0788517B2 true JPH0788517B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=17194490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61249539A Expired - Fee Related JPH0788517B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 酵素含有洗剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788517B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8816443D0 (en) * | 1988-07-11 | 1988-08-17 | Albright & Wilson | Liquid enzymatic detergents |
| US5460817A (en) * | 1988-01-19 | 1995-10-24 | Allied Colloids Ltd. | Particulate composition comprising a core of matrix polymer with active ingredient distributed therein |
| NO175601C (no) * | 1988-08-24 | 1994-11-02 | Allied Colloids Ltd | Flytende, enzymholdig blanding, samt fremgangsmåte for dens fremstilling |
| DK171054B1 (da) * | 1988-08-24 | 1996-05-06 | Allied Colloids Ltd | Fremgangsmåde til tørring af biologiske produkter |
| EP0691398A1 (en) * | 1994-07-08 | 1996-01-10 | Unilever N.V. | Process for making polymer capsules |
| GB9519094D0 (en) * | 1995-09-19 | 1995-11-22 | Warwick Int Group | Granulated active with controlled release |
| DE60312989T2 (de) * | 2002-06-28 | 2007-12-13 | Reckitt Benckiser N.V. | Tensidzusammensetzung |
| GB2392449A (en) * | 2002-08-24 | 2004-03-03 | Reckitt Benckiser Nv | Detergent composition containing stabilised enzymes |
| GB2390098A (en) * | 2002-06-28 | 2003-12-31 | Reckitt Benckiser Nv | Detergent gel containing encapsulated enzymes |
| US8834865B2 (en) | 2008-11-03 | 2014-09-16 | Danisco Us Inc. | Delivery system for co-formulated enzyme and substrate |
| MX350545B (es) * | 2010-07-20 | 2017-09-08 | The Procter & Gamble Company * | Partículas de suministro con pluralidad de núcleos. |
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