JPH0788562A - ロール成形装置 - Google Patents

ロール成形装置

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Publication number
JPH0788562A
JPH0788562A JP26286493A JP26286493A JPH0788562A JP H0788562 A JPH0788562 A JP H0788562A JP 26286493 A JP26286493 A JP 26286493A JP 26286493 A JP26286493 A JP 26286493A JP H0788562 A JPH0788562 A JP H0788562A
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JP
Japan
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roll
bending
rolls
forming
final
Prior art date
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JP26286493A
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Harumi Kinoshita
晴美 木下
Takeo Kono
武夫 河野
Masanori Tomita
正徳 富田
Shuji Shibuya
修司 渋谷
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Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さ寸法の大なる軽量鋼矢板等を小さなロー
ル径で成形可能にし,かつ兼用可能な製品サイズ範囲を
広くする。 【構成】 素材の送り駆動は送り駆動専用の複数の送り
駆動専用ロールスタンドにより行う。前半曲げ成形ロー
ルスタンド13およびその下流側の後半曲げ成形ロール
スタンドは,送り駆動専用ロールスタンド群のそれぞれ
前半部分および後半部分において送り駆動専用ロールス
タンド間に配置される。前半曲げ成形ロールスタンド1
3は,軽量鋼矢板のウエブ部1aを挾む上下の遊転のフ
ラットロール21a,21bと,第2の折曲部1dを挾
む上下の遊転の水平なV曲げロール23a,23bとを
備え,第1の折曲部1bの最終的な曲げ角度の半分の曲
げ成形と,第2の折曲部1dの最終的な曲げ角度の曲げ
成形とを行う。後半曲げ成形ロールスタンドは,上下の
遊転のフラットロールと,遊転の傾斜ロールおよび受け
ロールとを持ち,第1の折曲部1bを最終的な曲げ角度
まで曲げ成形する。最終工程の形決め用ロールスタンド
により,最終的な形状決めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,主として高さ寸法の
大きな軽量鋼矢板等を成形するのに好適なロール成形装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なロール成形方法は,素材
が通過する孔型を形成する上下一対の水平な孔型ロール
を備えたロールスタンドを複数段タンデムに配置し,各
ロールスタンドの少なくとも上下の一方を駆動して,素
材の送り駆動と折り曲げ成形とを同時に行うものであ
る。前記の一般的な成形方法に対して,素材の送り駆動
と素材の折り曲げ成形とを分離し,送り駆動は上下の水
平な円筒状の材料送り用ロールを持つ送り駆動専用ロー
ルスタンドにより行い,素材の成形は図12に示すよう
に,各送り駆動専用ロールスタンドの間に配置された,
ローラダイスとして機能する複数の遊転ロールを持つ成
形ユニット7により行う方法がローラダイス成形法とし
て知られている。この成形ユニット7は,素材2の折曲
部2aを挾む両側で折曲部2a近傍の外面にそれぞれ接
触する円筒状のロール3および4と,折曲部2aの内側
に接触する鋭角状のロール5との3つの遊転ロールの組
みを,素材幅方向(図12で左右方向)にそれぞれ移動
調整可能な左右の可動面板6に取り付けた構造であり,
ローラダイスとして機能する遊転の各ロール3,4,5
の間隙を素材が通過する際に,所定の角度の折り曲げ成
形が行われる(特開昭51−2668号,特開昭55−
106630号等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,軽量鋼矢板
として図11に示すように,中央のウエブ部1aと,こ
のウエブ部1aの両端の第1の折曲部1bを経てそれぞ
れ下方に延びるフランジ部1cと,このフランジ部1c
の下端の第2の折曲部1dを経てそれぞれ水平方向外側
に延びるフラット部1eとを有し,フラット部1eの両
端に爪1fを持つ断面形状の軽量鋼矢板1がある。この
種の軽量鋼矢板は通常,最大サイズのもので高さ寸法H
が160mm程度であるが,近年,主として断面性能の
面で,高さ寸法が200mmを越える大型の軽量鋼矢板
も要請されている。従来より,高さ寸法があまり大きく
ない通常の軽量鋼矢板を成形する場合,前述の上下一対
の孔型ロールによる一般的な方法を採用しているが,前
記の大型の軽量鋼矢板を孔型ロールによる一般的な方法
で成形しようとすると,必然的にロール径が大でロール
重量が大となり,ロール交換作業やコストその他の面で
著しく不利となる。また,孔型ロールによる成形方法
は,兼用できる製品サイズ範囲は狭い。
【0004】この大型の軽量鋼矢板の成形に前述のロー
ラダイス成形法を採用することも考えられるが,左右そ
れぞれ2つの折曲部を持つこのような断面形状のものに
ローラダイス成形法を採用した場合,左右それぞれ2箇
所の折曲部の成形を併行して行おうとすれば,各遊転ロ
ール3,4,5の位置調整が複雑になり形状出しが容易
でなく,あまり適切でない。なお,左右1箇所の折曲部
ずつ順次折り曲げ成形すれば,このような問題は生じな
いが,それではロールスタンド段数が増大して好ましく
ない。
【0005】本発明は上記背景のもとでなされたもの
で,高さ寸法の大なる軽量鋼矢板等を成形する場合に,
ロール径を小さくしてロール重量の軽減を図ることがで
き,かつ兼用できる製品サイズ範囲が広く,また形状出
しが容易であり,さらにロールスタンド段数を増大させ
ることのないロール成形装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は,中央のウエブ部と,このウエブ部の両端の第1の
折曲部を経てそれぞれ下方に延びるフランジ部と,この
フランジ部の下端の第2の折曲部を経てそれぞれ水平方
向外側に延びるフラット部とを持つ断面形状の成形製品
を成形するロール成形装置において,前記ウエブ部のみ
を圧下する上下一対の水平な材料送り用ロールを有し,
その下側の材料送り用ロールを遊転とし上側の材料送り
用ロールのみを駆動して素材の送り駆動を行う複数の送
り駆動専用ロールスタンドと,ウエブ部を挾む上下一対
の水平な遊転のフラットロールと,このフラットロール
のロール軸とは独立したロール軸に設けられ,V形の孔
型を形成して第2の折曲部の曲げ成形を行う上下一対の
水平な遊転のV曲げロールとを有し,前記複数の送り駆
動専用ロールスタンド群の前半部分における送り駆動専
用ロールスタンド間に配置されて,第1の折曲部の最終
的な曲げ角度の約半分の曲げ成形と第2の折曲部の最終
的な曲げ角度の曲げ成形とを併行して行う複数の前半曲
げ成形ロールスタンドと,ウエブ部を挾む上下一対の水
平な遊転のフラットロールと,傾斜したロール軸に設け
られ前記フランジ部の外側面に接触する上側の遊転の傾
斜ロールおよび前記の下側のフラットロールのロール軸
とは独立したロール軸に設けられ第2の折曲部の下面側
を受ける下側の水平な遊転の受けロールとを備え,前記
複数の送り駆動専用ロールスタンド群の後半部分におけ
る送り駆動専用ロールスタンド間に配置されて,第1の
折曲部の最終的な曲げ角度の曲げ成形を行う複数の後半
曲げ成形ロールスタンドと,ほぼ最終断面形状に折曲さ
れた後の最終行程に配置され,最終断面形状の孔型を形
成する上下一対の水平な孔型ロールを備え,少なくとも
上下の一方が駆動される形決め用ロールスタンドとを備
えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成において,例えば軽量鋼矢板の場合
は,爪成形用ロールスタンドにより予め両端の爪を成形
する。これにより,中央が平坦で両端に爪を持つ断面形
状が得られる。引き続き素材は,複数の送り駆動専用ロ
ールスタンドにより送り駆動される。そして,複数の送
り駆動専用ロールスタンド群の前半部分では,送り駆動
専用ロールスタンド間に配置された前半曲げ成形ロール
スタンドにより,第1の折曲部および第2の折曲部の成
形が行われる。このプロセスでは第2の折曲部はほぼ最
終的な曲げ角度まで曲げ成形され,第1の折曲部は最終
的な曲げ角度の約半分の曲げ成形が行われる。この場
合,V曲げロールは第2の折曲部を浅いV形から深いV
形へと次第にその曲げ角度を深くしつつ第1の折曲部を
折り曲げていく。複数の送り駆動専用ロールスタンド群
の後半部分では,送り駆動専用ロールスタンド間に配置
された後半曲げ成形ロールスタンドにより,第1の折曲
部が最終的な曲げ角度まで曲げ成形される。この段階で
素材はほぼ最終的な断面形状となる。この場合,傾斜ロ
ールでフランジ部を押し下げて,第1の折曲部の曲げ角
度を深くしていく。次いで,形決め用ロールスタンドの
孔型ロールを通過することで,最終的な形状決めが行わ
れる。
【0008】
【実施例】以下,本発明の一実施例を図1〜図11を参
照して説明する。この実施例は,前述の図11に示すよ
うにウエブ部1a,第1の折曲部1b,フランジ部1
c,第2の折曲部1d,フラット部1e,および爪1f
を持つ断面形状で,高さ寸法Hが例えば200mmを越
える大型の軽量鋼矢板1を成形する場合のものである。
図1は本発明のロール成形装置の一実施例を示す全体側
面図で,符号11は爪成形用ロールスタンド,符号12
は送り駆動専用ロールスタンド,符号13は前半曲げ成
形ロールスタンド,符号14は後半曲げ成形ロールスタ
ンド,符号15は形決め用ロールスタンドである。
【0009】前記爪成形用ロールスタンド11は,平坦
な素材の両端に予め爪1fを成形するロールスタンドで
あり,図2に示すように上下一対の水平な孔型ロール1
6a,16bからなり,少なくとも上下の一方を駆動す
る。この爪成形用ロールスタンド12の段数は図示例で
は8段であり,図2はその最終段を示す。なお,各爪成
形用ロールスタンド11におけるロール孔型自体は従来
から採用されているものであり,その詳細は省略する
が,この爪成形の段階では素材を大きく立ち上げること
がないので,上下の各ロール16a,16bともロール
径は小さくすることができ,特別な考慮をしなくてもよ
い。ただし,後段のロールとの周速を揃えるために,駆
動軸の回転数を調整する必要はある。また,図1の軽量
鋼矢板1では通常,ウエブ部1aの中央に小さな溝によ
る補強としてのリブを有し,このリブは爪1fに先立っ
て成形するが,ここでは省略した。
【0010】前記送り駆動専用ロールスタンド12は,
図示例では5段設けられている。この送り駆動専用ロー
ルスタンド12は,図3に示すように軽量鋼矢板のウエ
ブ部1aのみを圧下する上下一対の水平な材料送り用ロ
ール17a,17bからなり,その下側の材料送り用ロ
ール17bを遊転とし,上側の材料送り用ロール17a
のみを駆動している。この場合,駆動する上側の材料送
り用ロール17aのロール径(ウエブ部1aでのロール
径)をパスライン径(パスライン上のロール径であっ
て,そのロール径での周速がほぼ素材送り速度となるロ
ール径)に設定し,下側の材料送り用ロール17bのロ
ール径は可能な範囲で小さくする。これによりロール重
量の軽減を図る。この実施例の材料送り用ロール17
a,17bは,素材の送り駆動とともに,第1の折曲部
1bのコーナ決めを兼ねるものとしている。すなわち,
下側の材料送り用ロール17bの幅はウエブ部1aの幅
にほぼ等しい幅を持つが,上側の材料送り用ロール17
aの幅はフランジ部1cの一部にも接触する幅を持つ。
なお,上側の材料送り用ロール17aがフランジ部1c
に接触していても,下側の材料送り用ロール17bはフ
ランジ部1cに接触しないので,上下の材料送り用ロー
ル17a,17bは,ウエブ部1aのみを圧下すること
になる。ただし,上側の材料送り用ロール17aを単な
る円筒状のフラットロールとすることもできる。また,
送り駆動専用ロールスタンド12の段数については,素
材の送り駆動力に不足がなければ,適宜省略してもよ
い。その場合には,2つの前半曲げ成形ロールスタンド
13あるいは2つの後半曲げ成形ロールスタンド14が
続いて配置されることもあり得る。
【0011】前記前半曲げ成形ロールスタンド13は,
図示例では3段設けられている。この前半曲げ成形ロー
ルスタンド13は,図4,図5に示すように,ウエブ部
1aを挾む上下一対の水平な遊転のフラットロール21
a,21bと,各フラットロール21a,21bのロー
ル軸22a,22bとはそれぞれ独立したロール軸24
a,24bに設けられ,V形の孔型を形成して第2の折
曲部1dの曲げ成形を行う上下一対の水平な遊転のV曲
げロール23a,23bとを有し,前記複数の送り駆動
専用ロールスタンド12群の前半部分における送り駆動
専用ロールスタンド12間に配置されており,第1の折
曲部1bの最終的な曲げ角度(図示例では82°)の約
半分(すなわち41°)の曲げ成形と第2の折曲部1d
の最終的な曲げ角度(図示例では82°)の曲げ成形と
を併行して行う。この場合,V曲げロール23a,23
bは図8に示すように,第2の折曲部1dを浅いV形か
ら深いV形へと次第にその曲げ角度を深くしつつ第1の
折曲部1bを折り曲げていく。前記,上側のフラットロ
ール21aおよび上側のV曲げロール23aはそれぞれ
ホルダ25,26を介して上側フレーム27に取り付け
られ,下側のフラットロール21bおよびV曲げロール
23bはそれぞれホルダ28,29を介して下側フレー
ム30に取り付けられ,上下の各フレーム27,30
は,ねじ棒31を介して互いに連結され,間隔調整可能
である。また,詳細は省略するが,V曲げロール23
a,23bはロール幅方向(図4で左右方向)に移動調
整可能である。さらに,上側のV曲げロール23aの上
側フレーム27への取り付け高さ位置,および下側のフ
ラットロール21bの下側フレーム30への取り付け高
さ位置はいずれも変更可能である。このように各ロール
の高さ位置あるいはロール幅方向位置の調整・変更が可
能なことで,この前半曲げ成形ロールスタンド13の各
ロールは製品サイズ変更に容易に対応させることができ
る。なお,上下のフレーム27,30をねじ棒31によ
り間隔調整可能に結合したこの構造はモデル的に示した
ものであり,各ロールを保持するフレーム構造について
は,その他種々の構造を採用することができる。
【0012】前記後半曲げ成形ロールスタンド14は,
図示例では3段設けられている。この後半曲げ成形ロー
ルスタンド14は,図6,図7に示すようにウエブ部1
aを挾む上下一対の水平な遊転のフラットロール35
a,35bと,傾斜したロール軸38aに設けられフラ
ンジ部1cの外側面に接触する遊転の傾斜ロール37a
および前記の下側のフラットロール35bのロール軸3
6bとは独立したロール軸38bに設けられ第2の折曲
部1dの下面側を受ける水平な遊転の受けロール37b
とを備え,前記送り駆動専用ロールスタンド12群の後
半部分における送り駆動専用ロールスタンド12間に配
置されて,第1の折曲部1bの最終的な曲げ角度の曲げ
成形(図示例ではほぼ41°から82°までの曲げ成
形)を行う。なお,前記傾斜ロール37aは,第1の折
曲部側の部分37’aと第2の折曲部側の部分37”a
とに二分割され,そのロール軸38aが前記第1の折曲
部側の部分37’aを挾むコ字形のホルダ40に支持さ
れるとともに,前記第2の折曲部側の部分37”aはロ
ール軸38aのホルダ40の下方の軸支持台部分40a
より下方に延出した片持ち部分に支持されている。この
構成により,傾斜ロール37aを安定して支持できると
同時に,爪1fをかわして第2の折曲部1dに突き当た
ることが可能となり,第2の折曲部1dの成形を確実に
行うことが可能となる。また,製品サイズの変更の際に
は,傾斜ロール37aの第2の折曲部側の部分37”a
のみを所定の幅のものと交換すればよいので,製品サイ
ズ変更に容易に対応可能である。前記上側のフラットロ
ール35aおよび傾斜ロール37aはそれぞれホルダ3
9,40を介して上側フレーム41に取り付けられ,前
記下側のフラットロール35bおよび受けロール37b
はそれぞれホルダ42,43を介して下側フレーム44
に取り付けられ,上下の各フレーム41,44は,ねじ
棒45を介して互いに連結され,間隔調整可能である。
また,詳細は省略するが,傾斜ロール37aおよび受け
ロール37bはロール幅方向(図6で左右方向)に移動
調整可能である。さらに,二分割されている傾斜ロール
37aの第2の折曲部1d側のものはフランジ部1cの
長さに応じて幅の異なるものと交換可能である。また,
下側のフラットロール35bの下側フレーム44への取
り付け高さ位置は変更可能である。このように各ロール
の高さ位置あるいはロール幅方向位置の調整・変更ある
いは一部のロールの交換等が可能なことで,この後半曲
げ成形ロールスタンド14の各ロールは製品サイズ変更
に容易に対応させることができる。この後半曲げ成形ロ
ールスタンド14では,第2の折曲部1dの角度は既に
最終形状まで曲げ成形されているので変化せず,図9に
示すように第1の折曲部1bのみが最終的な曲げ角度の
半分の状態から最終的な曲げ角度まで折り曲げ成形され
る。なお,複数の後半曲げ成形ロールスタンド14にお
ける一部のものについては,受けロール37bを省略す
ることも可能である。
【0013】前記形決め用ロールスタンド15は,従来
と同様な専用ロールであるが,図10に示すように最終
断面形状の孔型を形成する上下一対の孔型ロール50
a,50bを備え,少なくとも上下の一方が駆動され,
前記の後半曲げ成形ロールスタンド14の後段に配置さ
れる。この孔型ロール50a,50bのパスライン径
は,フランジ部1cの中間高さ位置(パスラインを1点
鎖線PLで示す)とする。この形決め用ロールスタンド
15では,製品の形状出しを行うが,さらに必要に応じ
て反り・曲がりの矯正も行う。
【0014】上記構成のロール成形装置における成形プ
ロセスを説明すると,まず,爪成形用ロールスタンド1
1の上下の孔型ロール16a,16bにより予め両端の
爪1fを成形する。これにより,図2に示すように中央
が平坦で両端に爪1fを持つ断面形状が得られる。引き
続き素材は,複数の送り駆動専用ロールスタンド12に
より送り駆動されるが,送り駆動専用ロールスタンド1
2群の前半部分では,前半曲げ成形ロールスタンド13
により,図8に示すように第1の折曲部1bおよび第2
の折曲部1dの成形が行われる。このプロセスでは,ウ
エブ部1aは上下のフラットロール21a,21bで拘
束され,上下のV曲げロール23a,23bにより,第
2の折曲部1dがほぼ最終的な曲げ角度(図示例では約
82°)まで曲げ成形され,第1の折曲部1bは最終的
な曲げ角度の約半分(図示例では約41°)の曲げ成形
が行われる。送り駆動専用ロールスタンド12群の後半
部分では,後半曲げ成形ロールスタンド14により,図
9に示すように第1の折曲部1bが最終的な曲げ角度
(図示例では約82°)まで曲げ成形される。このプロ
セスでは,ウエブ部1aは上下のフラットロール35
a,35bで拘束され,傾斜ロール37aおよび受けロ
ール37bにより,第1の折曲部1bの曲げ角度が次第
に深くされる。この段階で素材はほぼ最終的な断面形状
となる。次いで,形決め用ロールスタンド15の上下の
孔型ロール50a,50bを通過することで,最終的な
形状決めおよび必要に応じて反り・曲がりの矯正が行わ
れる。
【0015】なお,各ロールスタンド11,12,1
3,14,15の段数については,図示例のものは一例
であり,必要に応じて増減する。また,実施例では両端
に爪1fを持つ軽量鋼矢板1を成形する場合について説
明したが,軽量鋼矢板に限らず,両端に爪を持たない断
面形状の成形にも適用可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば,第1の折曲部および第
2の折曲部の成形を併行して行う領域(すなわち,前半
曲げ成形ロールスタンドの領域)では,上下一対の水平
な遊転のフラットロールと,これとは独立したロール軸
を持つ上下一対の水平な遊転のV曲げロールとで行い,
第1の折曲部を終了した後に第2の折曲部の成形のみを
行う領域(すなわち,後半曲げ成形ロールスタンドの領
域)では,上下一対の水平な遊転のフラットロールと,
上側の傾斜した遊転の傾斜ロールおよび下側の水平な遊
転の受けロールとで行うようにしたので,高さ寸法の大
なる断面形状を成形する場合であっても,ロール径を大
幅に小さくすることが可能となりロール重量の大幅な軽
減を図ることができた。
【0017】また,各遊転ロールの位置を移動調整する
ことで,種々の製品サイズに対応させることができるの
で,兼用できる製品サイズ範囲は十分広い。また,第2
の折曲部の成形の際に第1の折曲部の成形も併行して行
うので,ロールスタンド段数を無用に増大させることが
ない。また,2箇所の折曲部の曲げ成形を併行して行う
プロセス(前半曲げ成形ロールスタンドの領域)におい
ては,水平なロール軸に設けた遊転ロールで成形を行う
ものであるから,ロール軸の傾斜したロールを用いるロ
ーラダイス成形法等と比べて,調整が容易であり,製品
の形状出しが容易である。さらに,前半曲げ成形ロール
スタンドおよび後半曲げ成形ロールスタンドにおける遊
転ロール等はカセット化し易く軽量であるため運搬が容
易であり,製品サイズ変更に伴うロール交換作業が容易
であり,ロール交換時間が短縮される。
【0018】請求項3によれば,二分割した傾斜ロール
の第1の折曲部側の部分は両持ち軸(ロール軸の両持ち
状部分)で支持され,第2の折曲部側の部分は片持ち軸
(ロール軸の片持ち状部分)で支持されることになるの
で,傾斜ロールを安定して支持できると同時に,軽量鋼
矢板の爪をかわして第2の折曲部に突き当たることが可
能となり,第2の折曲部の成形を確実に行うことが可能
となる。また,製品サイズの変更の際には,第2の折曲
部側の部分のみを所定の幅のものと交換すればよいの
で,製品サイズ変更に容易に対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール成形装置の一実施例を示す全体
側面図である。
【図2】本発明のロール成形装置における爪成形用ロー
ルスタンドの要部の正面図である。
【図3】本発明のロール成形装置における送り駆動専用
ロールスタンドの要部の正面図である。
【図4】本発明のロール成形装置における前半曲げ成形
ロールスタンドの要部の正面図である。
【図5】図4における要部の右側面図である。
【図6】本発明のロール成形装置における後半曲げ成形
ロールスタンドの要部の正面図である。
【図7】図6における要部の右側面図である。
【図8】前記前半曲げ成形ロールスタンドにおける素材
の折り曲げプロセスを示す図である。
【図9】前記後半曲げ成形ロールスタンドにおける素材
の折り曲げプロセスを示す図である。
【図10】本発明のロール成形装置における形状決め用
の形決め用ロールスタンドの要部の正面図である。
【図11】本発明のロール成形装置で成形しようとする
製品の一例を示すもので,軽量鋼矢板の断面図である。
【図12】従来のロール成形方法の一例としてのローラ
ダイス成形法を説明する図である。
【符号の説明】
1 軽量鋼矢板 1a ウエブ部 1b 第1の折曲部 1c フランジ部 1d 第2の折曲部 1e フラット部 1f 爪 11 爪成形用ロールスタンド 12 送り駆動専用ロールスタンド 13 前半曲げ成形ロールスタンド 14 後半曲げ成形ロールスタンド 15 形決め用ロールスタンド 17a,17b 材料送り用ロール 21a,21b フラットロール 22a,22b ロール軸 23a,23b V曲げロール 24a,24b ロール軸 35a,35b フラットロール 36a,36b ロール軸 37a 傾斜ロール 37’a 第1の折曲部側の部分 37”a 第2の折曲部側の部分 37b 受けロール 38a,38b ロール軸 50a,50b 孔型ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央のウエブ部と,このウエブ部の両端
    の第1の折曲部を経てそれぞれ下方に延びるフランジ部
    と,このフランジ部の下端の第2の折曲部を経てそれぞ
    れ水平方向外側に延びるフラット部とを持つ断面形状の
    成形製品を成形するロール成形装置において,前記ウエ
    ブ部のみを圧下する上下一対の水平な材料送り用ロール
    を有し,その下側の材料送り用ロールを遊転とし上側の
    材料送り用ロールのみを駆動して素材の送り駆動を行う
    複数の送り駆動専用ロールスタンドと,ウエブ部を挾む
    上下一対の水平な遊転のフラットロールと,このフラッ
    トロールのロール軸とは独立したロール軸に設けられ,
    V形の孔型を形成して第2の折曲部の曲げ成形を行う上
    下一対の水平な遊転のV曲げロールとを有し,前記複数
    の送り駆動専用ロールスタンド群の前半部分における送
    り駆動専用ロールスタンド間に配置されて,第1の折曲
    部の最終的な曲げ角度の約半分の曲げ成形と第2の折曲
    部の最終的な曲げ角度の曲げ成形とを併行して行う複数
    の前半曲げ成形ロールスタンドと,ウエブ部を挾む上下
    一対の水平な遊転のフラットロールと,傾斜したロール
    軸に設けられ前記フランジ部の外側面に接触する上側の
    遊転の傾斜ロールおよび前記の下側のフラットロールの
    ロール軸とは独立したロール軸に設けられ第2の折曲部
    の下面側を受ける下側の水平な遊転の受けロールとを備
    え,前記複数の送り駆動専用ロールスタンド群の後半部
    分における送り駆動専用ロールスタンド間に配置され
    て,第1の折曲部の最終的な曲げ角度の曲げ成形を行う
    複数の後半曲げ成形ロールスタンドと,ほぼ最終断面形
    状に折曲された後の最終行程に配置され,最終断面形状
    の孔型を形成する上下一対の水平な孔型ロールを備え,
    少なくとも上下の一方が駆動される形決め用ロールスタ
    ンドとを備えたことを特徴とするロール成形装置。
  2. 【請求項2】 前記フラット部の両端に爪を持つ断面形
    状の軽量鋼矢板を成形するためのロール成形装置であっ
    て,前記前半曲げ成形ロールスタンド群の前段に,上下
    一対の水平な孔型ロールにより予め両端の爪を成形する
    複数の爪成形用ロールスタンドを有することを特徴とす
    る請求項1記載のロール成形装置。
  3. 【請求項3】 前記後半曲げ成形ロールスタンドにおけ
    る傾斜ロールは,第1の折曲部側の部分と第2の折曲部
    側の部分とに二分割され,そのロール軸が前記第1の折
    曲部側の部分を挾むコ字形のホルダに支持されるととも
    に,前記第2の折曲部側の部分はロール軸のホルダより
    下方に延出した片持ち部分に支持されたことを特徴とす
    る請求項2記載のロール成形装置。
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