JPH0788805B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム

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JPH0788805B2
JPH0788805B2 JP3337322A JP33732291A JPH0788805B2 JP H0788805 B2 JPH0788805 B2 JP H0788805B2 JP 3337322 A JP3337322 A JP 3337322A JP 33732291 A JP33732291 A JP 33732291A JP H0788805 B2 JPH0788805 B2 JP H0788805B2
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達 毛利
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱エネルギーや電力エ
ネルギーの効率的利用を図るコージェネレーションシス
テムに関する。
【0002】
【従来技術】コージェネレーションシステムは、エンジ
ンやガスタービンなどを動力源として発電を行い、同時
にその排熱を利用して給湯・冷暖房などを行う熱電併給
システムである。このようなコージェネレーションシス
テムは、例えば動力源となる原動機と発電機とを1対1
に対応させて連結したものや、原動機とヒートポンプと
を1対1に対応させて連結したものが一般的であり、更
にまた排熱利用系とは別に電動式ヒートポンプを設置し
たものなどが周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来システムは、供給する熱電比が常に一定であ
るため、季節や時間帯などによってバランスが変わる熱
需要と電力需要との変化に柔軟に対応できない。特に、
電力需要が計画値以下になった場合、原動機は定格運転
ができず、需要に合わせた部分負荷運転となる。このた
め発電機及び熱回収分の熱効率は定格運転時のそれと較
べてかなり低下され、コージェネレーションシステムの
目的とする総合熱効率例えば70〜80%を達成できな
い。更に、従来型では、例えば電力需要が少なく熱需要
がある場合、料金の割安な夜間電力を利用してヒートポ
ンプのみを運転することが、システム構成上からできな
い。即ち、従来型は、高い経済性を得るために改善の余
地がある。また従来型は、電動式ヒートポンプがシステ
ム外部に設けられているため、このヒートポンプと連係
した高効率運転ができない。本発明は、上記実情に鑑み
なされたものであり、電力需要及び熱需要に応じた柔軟
なシステム運転ができると共に、原動機を常に定格運転
して熱効率が高められるコージェネレーションシステム
を提供することを目的とする。更に本発明は、夜間電力
を利用して高い経済性が得られると共に、電動式ヒート
ポンプを組み込んでシステムの有用性が拡大できるコー
ジェネレーションシステムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の上記
目的は、原動機と、切替ユニットに付属するクラッチを
介して前記原動機と接続し駆動される誘導発電機及び第
1の熱負荷機器と、前記原動機の排熱エネルギーを回収
する排熱回収手段と、回収された排熱エネルギーを変換
供給する第2の熱負荷機器と、前記誘導発電機へ電力供
給する商用電力源と、前記原動機及び前記排熱回収手段
を接続しかつ該排熱回収手段及び前記第2の熱負荷機器
を繋ぐ配管系とからなることを特徴とするコージェネレ
ーションシステムによって達成される。
【0005】
【作用】電力需要及び熱需要に応じて切替ユニットを調
節することにより、定格運転される原動機の出力を、誘
導発電機及び第1の熱負荷機器となるヒートポンプに適
切に振り分けて供給できる。また原動機を定格運転する
ことにより、熱エネルギーの利用効率を最大に高めるこ
とができる。更に、夜間電力を利用する蓄熱式ヒートポ
ンプシステムを適用し、夜の間に、夏は冷水、冬は温水
を、前記ヒートポンプで効率的につくって蓄熱槽に蓄
え、昼間にこの冷水や温水を使って、冷房や暖房を行う
ことにより、経済性の高いシステムを構築できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明のコージェネレーションシステ
ムの実施例を図面に基づいて詳説する。図1は、本発明
のコージェネレーションシステムの一実施例を示す概略
系統図である。図において、このコージェネレーション
システムは、ディーゼルエンジンからなる原動機1と、
該原動機1の動力軸10に連結された切替ユニット2と、
該切替ユニット2の出力として設けられ、2系統に分け
られた第1及び第2の動力伝達軸11,12 と、前記第1の
動力伝達軸11に接続された誘導発電機3及び前記第2の
動力伝達軸12に接続され第1の熱負荷機器となるヒート
ポンプ4と、前記原動機1と接続され該原動機1の排熱
エネルギーを回収する排熱回収手段となる冷却水熱交換
器5と、前記原動機1と排ガス管14を介して接続され、
同じく排熱回収手段となる排ガス熱交換器6と、前記冷
却水熱交換器5及び排ガス熱交換器6と温熱管15を介し
て連通し、第2の熱負荷機器として熱媒体が循環される
吸収冷凍機7及び熱交換器8とから構成されている。な
お、運転上必要される計装品、ポンプ、弁機構、バイパ
ス管及び冷却塔等の周知の構成部分は図示を省略してあ
るが、使用目的に応じて適宜箇所に設けられていること
は当然である
【0007】上記システム構成を更に詳述すると、前記
原動機1は、冷却水が前記冷却水熱交換器5により循環
されると共に、その排ガスが排ガス管14を介して前記排
ガス熱交換器6へ供給される構成からなっている。前記
切替ユニット2は、前記動力軸10と前記第1及び第2の
動力伝達軸11, 12にそれぞれ配したクラッチ16,17,18を
付属しており、各クラッチ16,17,18が各軸10,11,12の駆
動側と従動側とをそれぞれ接続可能または遮断可能にす
る。前記誘導発電機3は、需要に応じて発電した電力を
電力供給部20へ給電可能にすると共に、予備電力として
確保される商用電力源9が給電線19を介して供給可能に
設けられている。前記ヒートポンプ4は、例えば低い温
度の熱をくみ上げて高い温度の熱エネルギーを冷温熱供
給部21へ供給可能にするもので、本実施例では蒸気圧縮
式が適用されて前記原動機1を駆動源とするが、また前
記切替ユニット2が切り換えられることにより、前記誘
導発電機3を電動機として使用し駆動される構成からな
っている。前記冷却水熱交換器5は、前記原動機1の循
環冷却水について熱交換を行うものであり、前記排ガス
熱交換器6は、前記原動機1の排ガスについて熱交換を
行うものである。前記熱負荷機器7,8は、吸収冷凍
機、熱交換機、貯湯槽等の装置が目的に合わせて使用さ
れており、本実施例では、熱負荷機器7として吸収冷凍
機が、熱負荷機器8として熱交換器がそれぞれ適用さ
れ、循環される熱媒体を吸収冷凍機及び熱交換器で熱変
換し、吸収冷凍機で熱変換された冷熱エネルギーを冷熱
供給部22へ、熱交換器で熱変換された温熱エネルギーを
温熱供給部23へそれぞれ供給可能にしている。
【0008】以下、本発明のコージェネレーションシス
テムの運転方法について順次説明する。従来型と同じ熱
電併給運転を行う場合、原動機1を駆動すると共に、動
力軸10のクラッチ16を繋いで駆動力を切替ユニット2に
伝達する。更に、第1の動力伝達軸11のクラッチ17を繋
ぐことにより誘導発電機3を駆動し、該誘導発電機3で
発電された電力を電力供給部20へ給電する。一方、熱需
要に対し、原動機1の循環冷却水が、冷却水熱交換器5
により所定温度に冷却されると、これに伴って熱交換さ
れる熱媒体が温熱管15を経て排ガス熱交換器6にて更に
昇温される。この昇温された熱媒体は、吸収冷凍機とし
て構成した熱負荷機器7及び熱交換器として構成した熱
負荷機器8にそれぞれ供給され、熱変換された冷熱エネ
ルギーが冷熱供給部22へ、また熱変換された温熱エネル
ギーが温熱供給部23へ供給される。上記運転方法は、計
画通りの電力需要及び熱需要が求められた場合に行わ
れ、前記原動機1を定格運転することにより、所定電力
量の供給及び排熱エネルギーの利用を最大限に高めてシ
ステムの高効率化が達成できる。
【0009】次に、計画の電力需要が少なく熱需要が大
きい場合に適用される誘導発電機及びヒートポンプの同
時運転方法について述べる。このような需要に対し、熱
電併給運転の場合と同様、原動機1を駆動して誘導発電
機3を駆動し、発電された電力を電力供給部20へ給電す
ると共に、第2の動力伝達軸12のクラッチ18を繋いでヒ
ートポンプ4を駆動し、冷温熱エネルギーを冷温熱供給
部21へ供給する。一方、原動機1の排熱利用系に関して
は、先の熱電併給運転の場合と同様である。上記運転方
法により、原動機1は駆動力が分割されて誘導発電機3
が低下した発電量を供給するのに対し、ヒートポンプ4
が排熱利用系とは別に冷温熱エネルギーを付加すること
になり、システムはその運転目的が達成できる。即ち、
上記運転を行うことにより、電力需要が低下しても原動
機1は部分負荷運転されず、定格運転を行ってシステム
の高効率化が達成できる。なお、上記運転方法におい
て、第1の熱負荷機器から冷熱エネルギーのみ供給する
場合、前記ヒートポンプを冷凍機に置き換えることがで
きる。
【0010】次に、システムの対象とする電力需要はな
いが、熱需要のみがある場合の運転方法を述べる。この
運転方法は、原動機1を駆動すると共に、動力軸10のク
ラッチ16を繋いで駆動力を切替ユニット2に伝達する。
更に、第2の動力伝達軸12のクラッチ18を繋いで第1の
熱負荷機器であるヒートポンプ4を駆動し、冷温熱エネ
ルギーを冷温熱供給部21へ供給する。一方、原動機1の
排熱利用系に関しては、先の熱電併給運転の場合と同様
である。このような運転方法により、電力需要及び熱需
要が計画と異なる場合でも、原動機1を有効に活用しコ
ージェネレーションシステムとして高効率運転が達成で
きる。
【0011】次に、商用電力源によりヒートポンプを駆
動する運転方法について説明する。この運転方法は、通
常、原動機1の代替手段としてヒートポンプを用いる
か、或いは商用電力源として安価な夜間電力を利用する
場合に適用される。即ち、この運転方法では、前記誘導
発電機3は電動機として使用され、商用電力源9を給電
線19を介して給電することにより駆動される。その際、
前記動力軸10はクラッチ16が遮断されると共に、前記第
1及び第2の動力伝達軸11,12 はクラッチ17,18 が繋が
れている。従って、電動機として機能する前記誘導発電
機3は切替ユニット2を介して前記ヒートポンプ4を駆
動する。その結果、前記ヒートポンプ4は、冷温熱エネ
ルギーを冷温熱供給部21へ供給できる。但し、上記運転
方法は、高価な商用電源を使用するため、システム本来
の目的を充分に満たしていると言えない。そこで、望ま
しくは蓄熱式ヒートポンプシステムを採用することがで
きる。この蓄熱式ヒートポンプシステムは、図示はしな
いが、前記ヒートポンプ4に蓄熱槽が付加されており、
夜の間に、安価な夜間電力を使用してヒートポンプを駆
動し、該ヒートポンプ4で効率的に作った冷温熱エネル
ギーを蓄熱槽に蓄え、この冷温熱エネルギーを昼間の熱
需要時に前記冷温熱供給部21へ供給する。係る構成によ
り、別途に電動機付きヒートポンプを設置することな
く、システム内に組み込んだヒートポンプを電気駆動し
て冷温熱エネルギーを供給できる。しかも安価な夜間電
力を利用できる。この運転方法はまた、原動機1の故障
或いは保守等による停止時にも適用されて冷温熱エネル
ギーを供給できるものであるが、しかし高価な商用電源
はあくまでも予備電力として確保されるものである。
【0012】最後に、原動機1の始動運転方法について
説明する。通常、原動機1の始動は、付属のスタータに
より行うが、本発明のシステムでは、前記誘導発電機3
で行うことができる。即ち、この始動運転方法では、前
記誘導発電機3は電動機として使用され、商用電力源9
を給電線19を介して給電することにより駆動される。そ
の際、前記動力軸10及び第1の動力伝達軸11はクラッチ
16, 17が繋がれると共に、前記第2の動力伝達軸12はク
ラッチ18が遮断されている。従って、電動機として機能
する前記誘導発電機3は切替ユニット2を介して前記原
動機1を始動できる。係る構成により、セルモータやコ
ンプレッサ等の一般に設けられているエンジン始動装置
を省くことができ、システムとしての有効活用が図れ
る。以上記載したとおり、本発明のコージェネレーショ
ンシステムは、熱需要をベースとして有効に運転される
ことを基本としてなされたものであるが、状況により或
いは安価な燃料が入手できる等の場合においては、電力
需要ベースでの運転も可能なものである。即ち、本発明
のコージェネレーションシステムは、従前システムに比
して電力需要や熱需要に柔軟に対応できるばかりでな
く、設備の有効利用及び高稼働が達成できると共に、夜
間電力の利用による経済的効果も得られたものである。
なお、上記実施例において、熱負荷機器として記載した
吸収冷凍機及び熱交換器を、冷熱用或いは温熱用に限定
するものではなく、目的に応じたものが適宜使用される
ことは当然である。また、上記実施例では、原動機とし
てディーゼルエンジンを用いたが、この他にガスエンジ
ンやガスタービン等を用いることもできる。特に、原動
機としてガスタービンを用いた場合、冷却水熱交換器は
設けられないので、熱媒体を排ガス熱交換器により熱交
換するとか、冷却水熱交換器及び排ガス熱交換器に対応
して各々独立した温熱管を設ける構成とすることもでき
る。
【0013】
【発明の効果】以上記載したとおり、本発明のコージェ
ネレーションシステムによれば、原動機と発電機が1対
1に対応して連結されるだけでなく、例えば複数の熱負
荷機器を需要に応じて切り換えて連結できる構成からな
るので、従来型の熱電比が一定の1運転方式に較べて下
記のような電力需要及び熱需要に応じた柔軟な運転がで
きる。 熱電併給運転の場合 電力需要及び熱需要が計画通りバランスしている時、従
来通りの運転を行い発電機のみを駆動してシステムの高
効率運転が達成できる。 発電機及びヒートポンプ同時運転の場合 計画より電力需要が少ない時、発電機とヒートポンプの
同時運転を行うと共に、原動機の排熱エネルギーを利用
することにより、前記原動機は定格運転できてシステム
の高効率運転が達成できる。 エンジン・ヒートポンプ運転の場合 電力需要がなく熱需要はある時、原動機を駆動源として
ヒートポンプのみの運転を行い、同時に該エンジンの排
熱エネルギーを利用することにより、高効率運転が達成
できる。 電動・ヒートポンプ運転の場合 誘導発電機を電動機として用いてヒートポンプを運転す
ることにより、原動機の保守時や故障時にも熱エネルギ
ーを供給できる。また、蓄熱式ヒートポンプシステムを
採用することにより、料金の割安な夜間の電力を利用し
て経済効果を一層高めることができる。上記効果の他に
更に、本発明のシステムは、 原動機のスタータとして電動機として用いられる誘
導発電機を適用することにより、スタータを不要にして
システムを簡単化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコージェネレーション
システムの概略系統図である。
【符号の説明】
1 原動機 2 切替ユニット 3 誘導発電機 4 ヒートポンプ 5 冷却水熱交換器 6 排ガス熱交換器 7,8 熱負荷機器 10 動力軸 11,12 動力伝達軸 14 排ガス管 15 温熱管 16,17,18 クラッチ 20 電力供給部 21 冷温熱供給部 22 冷熱供給部 23 温熱供給部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、該原動機と切替ユニットを介
    して接続される誘導発電機及び第1の熱負荷機器と、前
    記原動機の排熱エネルギーを回収する排熱回収手段と、
    回収された排熱エネルギーを変換供給する第2の熱負荷
    機器と、前記誘導発電機へ電力供給する商用電力源と、
    前記原動機及び前記排熱回収手段を接続しかつ該排熱回
    収手段及び前記第2の熱負荷機器を繋ぐ配管系とからな
    ることを特徴とするコージェネレーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記第1の熱負荷機器にヒートポンプが
    適用され、前記第2の熱負荷機器に吸収冷凍機及び熱交
    換器がそれぞれ適用されることを特徴とする請求項1記
    載のコージェネレーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記原動機は前記誘導発電機及び前記第
    1の熱負荷機器により電力エネルギー及び熱エネルギー
    を供給可能にすると共に、前記排熱回収手段により回収
    される排熱エネルギーを前記第2の熱負荷機器で熱エネ
    ルギーに変換し供給することを特徴とする請求項1記載
    のコージェネレーションシステム。
JP3337322A 1991-12-19 1991-12-19 コージェネレーションシステム Expired - Lifetime JPH0788805B2 (ja)

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JP4929994B2 (ja) * 2006-11-13 2012-05-09 アイシン精機株式会社 コジェネレーションシステムのエンジン始動方法及びエンジン始動装置

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