JPH0789087B2 - 溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ− - Google Patents
溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ−Info
- Publication number
- JPH0789087B2 JPH0789087B2 JP19628587A JP19628587A JPH0789087B2 JP H0789087 B2 JPH0789087 B2 JP H0789087B2 JP 19628587 A JP19628587 A JP 19628587A JP 19628587 A JP19628587 A JP 19628587A JP H0789087 B2 JPH0789087 B2 JP H0789087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- peripheral surface
- holder
- paper tube
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融金属の温度を熱電対を先端に有するプロ
ーブ浸漬型の温度計を用いて測定する際に外筒を構成す
る紙管が焼損する際に発生する煙を常時パージしてヤニ
付着による誤測定を無くすことの出来る溶融金属用温度
計に関するものである。
ーブ浸漬型の温度計を用いて測定する際に外筒を構成す
る紙管が焼損する際に発生する煙を常時パージしてヤニ
付着による誤測定を無くすことの出来る溶融金属用温度
計に関するものである。
溶融金属例えば転炉中の溶鋼の温度を測定するには、ホ
ルダーと通常熱電対が先端に取り付けられており高温か
らホルダーを保護するためのプローブ紙管から成るプロ
ーブとから成る溶融金属用温度計が使用されている。
ルダーと通常熱電対が先端に取り付けられており高温か
らホルダーを保護するためのプローブ紙管から成るプロ
ーブとから成る溶融金属用温度計が使用されている。
このような溶融金属の測定状況及び従来のホルダーが使
用された溶融金属用温度計を図面によつて説明する。第
10図は転炉中での溶融金属の温度測定状況を示す説明
図、第11図(イ)は従来のホルダーが使用された溶融金
属用温度計の1例を示す断面説明図で(ロ)は同じ溶融
金属用温度計のホルダーの冷却状況を示す断面説明図で
ある。
用された溶融金属用温度計を図面によつて説明する。第
10図は転炉中での溶融金属の温度測定状況を示す説明
図、第11図(イ)は従来のホルダーが使用された溶融金
属用温度計の1例を示す断面説明図で(ロ)は同じ溶融
金属用温度計のホルダーの冷却状況を示す断面説明図で
ある。
溶融金属用温度計1(以下、温度計とのみ言うことがあ
る)は第10図に示す如く例えばランス13の先端に取り付
けられて転炉炉体14中の溶融金属15中に浸漬され、この
温度計1で発生する起電力は補償導線16で演算器,温度
表示器(図示なし)に導かれて温度が読み取られる。
る)は第10図に示す如く例えばランス13の先端に取り付
けられて転炉炉体14中の溶融金属15中に浸漬され、この
温度計1で発生する起電力は補償導線16で演算器,温度
表示器(図示なし)に導かれて温度が読み取られる。
第11図(イ)に示す温度計1は、プローブ2とこのプロ
ーブ2を保持する従来のホルダー7′とから成る。プロ
ーブ2は溶融金属15中に浸漬されて溶融金属15と直接に
接触する部分であり、その外筒を成すプローブ紙管3の
先端には熱電対4が取り付けられており、プローブコネ
クター5でその電極5a,5bと熱電対4からの補償導線6
とが電気的に接続されていて基部5cによつて電極5a,5b
側の部分が熱電対4側と遮断された状態にプローブ紙管
3内に取り付けられている。また、プローブホルダー
7′は、第11図(イ)に示す如くプローブ紙管3の先端
の所定位置にプローブコネクター5の基部5cが位置せし
められているプローブ2を外挿されてプローブ2を保持
する筒体8を主体とし、この筒体8の先端周壁内にホル
ダーコネクター9を有しており、このホルダーコネクタ
ー9は筒体8に上記の如くプローブ2のプローブ紙管3
が外挿された状態においてプローブコネクター5の電極
5a,5bにそれぞれ接触する電極9a,9bを有しており、この
電極9a,9bは補償導線10により演算器や温度表示等の外
部の機器に接続されている。プローブコネクター5の電
極5a,5b間及びホルダーコネクター9の電極9a,9b間は絶
縁されていることは言うまでもない。ホルダーコネクタ
ー9の筒体8の基部8a側には通気孔9cが設けられてい
る。そしてこのホルダーコネクター9は筒体8の先端周
壁内に螺合等の手段(図示なし)により着脱容易に構成
されている。また筒体8の基部8aから先端までの筒体8
の内側には内側通気路8bが設けられており、基部8aにお
いて外部に連通していて冷却気体が吹き込まれるように
なつている。
ーブ2を保持する従来のホルダー7′とから成る。プロ
ーブ2は溶融金属15中に浸漬されて溶融金属15と直接に
接触する部分であり、その外筒を成すプローブ紙管3の
先端には熱電対4が取り付けられており、プローブコネ
クター5でその電極5a,5bと熱電対4からの補償導線6
とが電気的に接続されていて基部5cによつて電極5a,5b
側の部分が熱電対4側と遮断された状態にプローブ紙管
3内に取り付けられている。また、プローブホルダー
7′は、第11図(イ)に示す如くプローブ紙管3の先端
の所定位置にプローブコネクター5の基部5cが位置せし
められているプローブ2を外挿されてプローブ2を保持
する筒体8を主体とし、この筒体8の先端周壁内にホル
ダーコネクター9を有しており、このホルダーコネクタ
ー9は筒体8に上記の如くプローブ2のプローブ紙管3
が外挿された状態においてプローブコネクター5の電極
5a,5bにそれぞれ接触する電極9a,9bを有しており、この
電極9a,9bは補償導線10により演算器や温度表示等の外
部の機器に接続されている。プローブコネクター5の電
極5a,5b間及びホルダーコネクター9の電極9a,9b間は絶
縁されていることは言うまでもない。ホルダーコネクタ
ー9の筒体8の基部8a側には通気孔9cが設けられてい
る。そしてこのホルダーコネクター9は筒体8の先端周
壁内に螺合等の手段(図示なし)により着脱容易に構成
されている。また筒体8の基部8aから先端までの筒体8
の内側には内側通気路8bが設けられており、基部8aにお
いて外部に連通していて冷却気体が吹き込まれるように
なつている。
プローブ2がホルダー7′に外挿されて第11図(イ)の
如く温度計1が構成され、第10図に示す如く高温の溶融
金属15中に浸漬されて温度測定がなされているうちにプ
ローブ紙管3が焼損する(そのとき煙が発生する)と共
に、ホルダー7′もプローブ紙管3の焼損による熱も加
わった高温の影響を受ける。そこで所定の温度測定が終
るとプローブ紙管3の先端が焼損しているので温度計1
を引き揚げ、プローブ2を引き抜いて廃棄し、第11図
(ロ)の如くホルダー7′の筒体8内を基部8a側から冷
却気体(通常は空気であるが、N2ガスなども使用され
る)を矢印方向に吹き込みそしてホルダーコネクター9
の通気孔9cを経て外部に排気してホルダー7′内の煙を
パージすると共に補償導線10やホルダーコネクター9の
電極9a,9b等を冷却するのである(一般に上記の如く冷
却気体でパージするホルダーはガスパージ型ホルダーと
呼ばれている)。上記のパージ操作は、実際的には筒体
8の基部8a側では冷却気体が常時加圧状態にあるが、温
度計1の内部が閉鎖状態にあるため冷却気体は流れず、
プローブ2がホルダー7′から引き抜かれると同時に自
動的に冷却気体が筒体8内をパージするのである。冷却
されたホルダー7′には新しいプローブ紙管3とプロー
ブ2とが外挿されて温度計1が構成される。このように
してホルダー7′は繰り返し使用される。
如く温度計1が構成され、第10図に示す如く高温の溶融
金属15中に浸漬されて温度測定がなされているうちにプ
ローブ紙管3が焼損する(そのとき煙が発生する)と共
に、ホルダー7′もプローブ紙管3の焼損による熱も加
わった高温の影響を受ける。そこで所定の温度測定が終
るとプローブ紙管3の先端が焼損しているので温度計1
を引き揚げ、プローブ2を引き抜いて廃棄し、第11図
(ロ)の如くホルダー7′の筒体8内を基部8a側から冷
却気体(通常は空気であるが、N2ガスなども使用され
る)を矢印方向に吹き込みそしてホルダーコネクター9
の通気孔9cを経て外部に排気してホルダー7′内の煙を
パージすると共に補償導線10やホルダーコネクター9の
電極9a,9b等を冷却するのである(一般に上記の如く冷
却気体でパージするホルダーはガスパージ型ホルダーと
呼ばれている)。上記のパージ操作は、実際的には筒体
8の基部8a側では冷却気体が常時加圧状態にあるが、温
度計1の内部が閉鎖状態にあるため冷却気体は流れず、
プローブ2がホルダー7′から引き抜かれると同時に自
動的に冷却気体が筒体8内をパージするのである。冷却
されたホルダー7′には新しいプローブ紙管3とプロー
ブ2とが外挿されて温度計1が構成される。このように
してホルダー7′は繰り返し使用される。
しかしながら、上記従来のホルダー7′を使用して構成
した温度計1で溶融金属15の温度を測定すると、ホルダ
ー7′が新品から当初の2〜3回の測定値には問題はな
かったが、それ以降は時々温度測定に異常を来すように
なり、本発明者等の調査では6ヶ月間に起つた温度測定
値の全異常発生回数のうち、ホルダー7′が新品でない
ことに起因する回数は約80%に達した。このような異常
な温度測定値の発生は、再測温をすることによるプロー
ブ紙管3と熱電対4とを備えたプローブ2の無駄な消費
や時間ロスとなり、或いは異常な温度測定値の混入に気
付かないことによる工程時間ロスや酸素などの資材ロス
を惹起していた。
した温度計1で溶融金属15の温度を測定すると、ホルダ
ー7′が新品から当初の2〜3回の測定値には問題はな
かったが、それ以降は時々温度測定に異常を来すように
なり、本発明者等の調査では6ヶ月間に起つた温度測定
値の全異常発生回数のうち、ホルダー7′が新品でない
ことに起因する回数は約80%に達した。このような異常
な温度測定値の発生は、再測温をすることによるプロー
ブ紙管3と熱電対4とを備えたプローブ2の無駄な消費
や時間ロスとなり、或いは異常な温度測定値の混入に気
付かないことによる工程時間ロスや酸素などの資材ロス
を惹起していた。
従来のホルダー7′には上記の如き欠点があつた。
本発明は、上記従来技術の欠点がなくホルダーが新品の
うちばかりでなく長時間に亘つて温度計の異常測定値の
発生原因となることのないホルダーを提供することを目
的とする。
うちばかりでなく長時間に亘つて温度計の異常測定値の
発生原因となることのないホルダーを提供することを目
的とする。
この目的達成のために本発明者等は従来のホルダー7′
を使用した場合の異常測定値の原因を検討して次の結果
を得た。
を使用した場合の異常測定値の原因を検討して次の結果
を得た。
前記したように溶融金属15の温度測定中においてプロー
ブ紙管3が焼損するとき煙が発生する。しかしながら従
来のホルダー7′が使用された温度計1では第11図
(イ)に示す如くホルダー7′とプローブ2のプローブ
紙管3との間のギヤツプが非常に小さくて煙がこのギヤ
ツプを通り抜け難いばかりでなく、ギヤツプの端部で煙
が外部に放出されるような構造になつていない。従つて
発生した煙は上記ギヤツプ中に充満,停滞し、煙に含ま
れるヤニ11がタール状となつてプローブ2側のプローブ
コネクター5,プローブ紙管3の面やホルダー7′側のホ
ルダーコネクター9,更には筒体8の内部にも侵入して補
償導線や結線部等に付着する(付着したヤニ11は第11図
(ロ)でホルダーコネクター9にのみ示す)。プローブ
2は温度計1を溶融金属15中から引き揚げる毎に使い捨
てとして新品を使用するが、ホルダー7′は繰り返して
使用するために清掃する。そしてホルダーコネクター9
は、その清掃作業を容易にするために前記した如く筒体
8との着脱容易な構造となつているのである。以上のこ
とは従来実施されていたことであつた。
ブ紙管3が焼損するとき煙が発生する。しかしながら従
来のホルダー7′が使用された温度計1では第11図
(イ)に示す如くホルダー7′とプローブ2のプローブ
紙管3との間のギヤツプが非常に小さくて煙がこのギヤ
ツプを通り抜け難いばかりでなく、ギヤツプの端部で煙
が外部に放出されるような構造になつていない。従つて
発生した煙は上記ギヤツプ中に充満,停滞し、煙に含ま
れるヤニ11がタール状となつてプローブ2側のプローブ
コネクター5,プローブ紙管3の面やホルダー7′側のホ
ルダーコネクター9,更には筒体8の内部にも侵入して補
償導線や結線部等に付着する(付着したヤニ11は第11図
(ロ)でホルダーコネクター9にのみ示す)。プローブ
2は温度計1を溶融金属15中から引き揚げる毎に使い捨
てとして新品を使用するが、ホルダー7′は繰り返して
使用するために清掃する。そしてホルダーコネクター9
は、その清掃作業を容易にするために前記した如く筒体
8との着脱容易な構造となつているのである。以上のこ
とは従来実施されていたことであつた。
しかしながら、このヤニ11について本発明者等が詳細に
検討した結果、ヤニ11は付着当初は柔らかいが数時間後
に固くなつて除去が困難になり、単に一通りの清掃作業
では充分に除去されず、これがホルダーコネクター9の
表面に固着蓄積していく。そしてこの固くなつたヤニ11
がホルダーコネクター9の電極9a,9b間の絶縁度(新品
では10MΩ程度)を、例えば使用後清掃しない条件下で
は20回使用後で500〜700KΩまで、100回使用後で60KΩ
まで低下させること、及びこのような絶縁度の低下が指
示温度に直接悪影響を及ぼすばかりでなく、他の部分の
電導不良や熱電対4の断線等の検出を困難にさせて見逃
させることが温度の異常測定値の原因であることが判明
した。また清掃が更に行き届かない筒体8の内部の配線
や結線にもヤニ11が付着することが種々な故障の原因と
なつていることが判つた。このようなヤニ11の付着によ
る影響は従来全く認識されていなかつた。
検討した結果、ヤニ11は付着当初は柔らかいが数時間後
に固くなつて除去が困難になり、単に一通りの清掃作業
では充分に除去されず、これがホルダーコネクター9の
表面に固着蓄積していく。そしてこの固くなつたヤニ11
がホルダーコネクター9の電極9a,9b間の絶縁度(新品
では10MΩ程度)を、例えば使用後清掃しない条件下で
は20回使用後で500〜700KΩまで、100回使用後で60KΩ
まで低下させること、及びこのような絶縁度の低下が指
示温度に直接悪影響を及ぼすばかりでなく、他の部分の
電導不良や熱電対4の断線等の検出を困難にさせて見逃
させることが温度の異常測定値の原因であることが判明
した。また清掃が更に行き届かない筒体8の内部の配線
や結線にもヤニ11が付着することが種々な故障の原因と
なつていることが判つた。このようなヤニ11の付着によ
る影響は従来全く認識されていなかつた。
そこでこのヤニ11の付着していない状態でホルダー7′
を使用するために種々な試みを行つた。例えば使用され
たホルダー7′等に付着したヤニ11が固くならないうち
に頻繁に温度計1の溶融金属15中から引き揚げてホルダ
ー7′のヤニ11が拭き取る方法は、実際の現場では2時
間に1回程度が実施可能な限界であり、これではヤニ11
を充分に除去することが出来なかつた。また固くなつた
ヤニ11をアルコールで除去することを試みたところ、可
能ではあつたが手間が掛かり過ぎて実際的ではなかつ
た。
を使用するために種々な試みを行つた。例えば使用され
たホルダー7′等に付着したヤニ11が固くならないうち
に頻繁に温度計1の溶融金属15中から引き揚げてホルダ
ー7′のヤニ11が拭き取る方法は、実際の現場では2時
間に1回程度が実施可能な限界であり、これではヤニ11
を充分に除去することが出来なかつた。また固くなつた
ヤニ11をアルコールで除去することを試みたところ、可
能ではあつたが手間が掛かり過ぎて実際的ではなかつ
た。
このようにヤニ11が付着していない状態で温度計1の構
成に使用されるホルダー7′を如何にして得るかについ
て非常に解決困難な問題点があつた。
成に使用されるホルダー7′を如何にして得るかについ
て非常に解決困難な問題点があつた。
本発明者等の種々検討の結果、プローブのプローブ紙管
とホルダーの筒体との間に外側通気路を形成させて内側
通気路と連通せしめ、冷却気体をこの通気路に常時通し
て発生する煙を少しも停滞させることなく温度計外に常
時パージ出来るようにホルダーを構成して温度測定すれ
ば、上記問題点を解決出来ることを究明して本発明を成
した。
とホルダーの筒体との間に外側通気路を形成させて内側
通気路と連通せしめ、冷却気体をこの通気路に常時通し
て発生する煙を少しも停滞させることなく温度計外に常
時パージ出来るようにホルダーを構成して温度測定すれ
ば、上記問題点を解決出来ることを究明して本発明を成
した。
すなわち本発明は、溶融金属中に浸漬されるプローブ紙
管の先端の取り付けられた熱電対に補償導線を介して電
気的に接続されているプローブコネクターがその基部に
より熱電対側とプローブコネクターの電極側との通気を
遮断された状態に上記プローブ紙管内に取り付けられて
成るプローブを保持する保持具であつて前記プローブコ
ネクターの基部がその先端にほぼ当接するまで外挿され
る筒体を主体とし該筒体の先端周壁内に上記外挿状態に
おいてプローブコネクターに電気的に接続されて外部に
通電するためのホルダーコネクターを有すると共に該筒
体の基部から先端までの筒体内側に上記基部において外
部に連通する内側通気路を設けられて成るホルダーであ
つて、プローブ紙管の上記外挿状態において筒体の基部
側から先端までの筒体とプローブ紙管との間に筒体の基
部側において開口する外側通気路が形成される形状の外
周面を筒体に有すると共に筒体の先端がプローブのプロ
ーブコネクターに当接した状態においても内側通気路と
外側通気路とを連通せしめる通気口が設けられているこ
とを特徴とする溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホル
ダーに関するものである。
管の先端の取り付けられた熱電対に補償導線を介して電
気的に接続されているプローブコネクターがその基部に
より熱電対側とプローブコネクターの電極側との通気を
遮断された状態に上記プローブ紙管内に取り付けられて
成るプローブを保持する保持具であつて前記プローブコ
ネクターの基部がその先端にほぼ当接するまで外挿され
る筒体を主体とし該筒体の先端周壁内に上記外挿状態に
おいてプローブコネクターに電気的に接続されて外部に
通電するためのホルダーコネクターを有すると共に該筒
体の基部から先端までの筒体内側に上記基部において外
部に連通する内側通気路を設けられて成るホルダーであ
つて、プローブ紙管の上記外挿状態において筒体の基部
側から先端までの筒体とプローブ紙管との間に筒体の基
部側において開口する外側通気路が形成される形状の外
周面を筒体に有すると共に筒体の先端がプローブのプロ
ーブコネクターに当接した状態においても内側通気路と
外側通気路とを連通せしめる通気口が設けられているこ
とを特徴とする溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホル
ダーに関するものである。
以下、本発明に係る溶融金属用温度計のヤニ付着防止型
ホルダーの実施例について図面によつて詳細に説明す
る。
ホルダーの実施例について図面によつて詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤニ付着防止
型ホルダーの1実施例の筒体の一部を切除して内部を示
す側面図、第2図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)は
それぞれ第1図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−
D線を筒体のみの端面図、第3図は本発明に係る溶融金
属用温度計のヤニ付着防止型ホルダーの他の実施例の側
面図、第4図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)はそれ
ぞれ第3図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−D線
の筒体のみの端面図、第5図は筒体の一部の形状の1例
を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A線
端面図、第6図及び第7図はそれぞれ筒体の先端部の態
様を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A
線断面図、第8図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤ
ニ付着防止型ホルダーが使用されている温度計の一部を
切除して内部を示す側面説明図、第9図は第8図中のX
部の拡大説明断面図である。
型ホルダーの1実施例の筒体の一部を切除して内部を示
す側面図、第2図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)は
それぞれ第1図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−
D線を筒体のみの端面図、第3図は本発明に係る溶融金
属用温度計のヤニ付着防止型ホルダーの他の実施例の側
面図、第4図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)はそれ
ぞれ第3図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−D線
の筒体のみの端面図、第5図は筒体の一部の形状の1例
を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A線
端面図、第6図及び第7図はそれぞれ筒体の先端部の態
様を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A
線断面図、第8図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤ
ニ付着防止型ホルダーが使用されている温度計の一部を
切除して内部を示す側面説明図、第9図は第8図中のX
部の拡大説明断面図である。
図面中、7は本発明に係るホルダーであつて、溶融金属
15中に浸漬されるプローブ紙管3の先端に取り付けられ
た熱電対4に補償導線6を介して電気的に接続されてい
るプローブコネクター5がその基部5cにより熱電対4側
とプローブコネクター5の電極5a,5b側との通気を遮断
された状態にプローブ紙管3内に取り付けられて成るプ
ローブ2を保持する保持具であつてプローブコネクター
5の基部5cがその先端にほぼ当接するまで外挿される筒
体8を主体としており、この筒体8は内側通気路8bを有
し且つその先端周壁内にホルダーコネクター9を有して
いてプローブ2が外挿された状態においてホルダーコネ
クター9の電極9a,9bがプローブコネクター5の電極5a,
5bと接触して熱電対4からの起電力を補償導線10によつ
て外部の機器を通電して温度を表示せしめる作用をする
点は、前記従来のホルダー7′と全く同様である。第1
図,第3図及び第8図に示す実施例及びそれと組み合わ
せるプローブ2においては、筒体8やプローブ紙管3の
形状やホルダーコネクター9,プローブコネクター5の形
状従つて電極9a,9b,5a,5bの形状が異なつており、また
プローブコネクター5の基部5cの形状も異なつている
が、機能的には従来のものと変わりはない。
15中に浸漬されるプローブ紙管3の先端に取り付けられ
た熱電対4に補償導線6を介して電気的に接続されてい
るプローブコネクター5がその基部5cにより熱電対4側
とプローブコネクター5の電極5a,5b側との通気を遮断
された状態にプローブ紙管3内に取り付けられて成るプ
ローブ2を保持する保持具であつてプローブコネクター
5の基部5cがその先端にほぼ当接するまで外挿される筒
体8を主体としており、この筒体8は内側通気路8bを有
し且つその先端周壁内にホルダーコネクター9を有して
いてプローブ2が外挿された状態においてホルダーコネ
クター9の電極9a,9bがプローブコネクター5の電極5a,
5bと接触して熱電対4からの起電力を補償導線10によつ
て外部の機器を通電して温度を表示せしめる作用をする
点は、前記従来のホルダー7′と全く同様である。第1
図,第3図及び第8図に示す実施例及びそれと組み合わ
せるプローブ2においては、筒体8やプローブ紙管3の
形状やホルダーコネクター9,プローブコネクター5の形
状従つて電極9a,9b,5a,5bの形状が異なつており、また
プローブコネクター5の基部5cの形状も異なつている
が、機能的には従来のものと変わりはない。
本発明の特徴は、ホルダー7にプローブ紙管3が外挿さ
れた状態において、第8図に示す如く筒体8の基部8a側
から先端までの筒体8とプローブ紙管3との間に筒体8
の基部8a側において開口する通気出口12aを有する外側
通気路12が形成される形状の外周面を筒体8が有してい
る点、及び筒体8の先端がプローブ2のプローブコネク
ター5の基部5cに当接した状態においても内側通気路8b
と上記外側通気路12を連通せしめる通気口8cが筒体8の
先端周壁に設けられている点にある。
れた状態において、第8図に示す如く筒体8の基部8a側
から先端までの筒体8とプローブ紙管3との間に筒体8
の基部8a側において開口する通気出口12aを有する外側
通気路12が形成される形状の外周面を筒体8が有してい
る点、及び筒体8の先端がプローブ2のプローブコネク
ター5の基部5cに当接した状態においても内側通気路8b
と上記外側通気路12を連通せしめる通気口8cが筒体8の
先端周壁に設けられている点にある。
先ず第1の特徴の点であるプローブ紙管3との間に外側
通気路12を形成させる筒体8の外周面の形状として種々
な態様がある。第1の態様は、筒体8の外周面の少なく
とも一部がプローブ紙管3の内周面と断面形状(例えば
円形)と相以(従つて例えば断面円形)であつて(この
場合筒体8の外形の小さいことは当然である)、プロー
ブ2が筒体8に外挿された状態においてプローブ紙管3
の内周面との間隙を所定の大きさに保つための第1図及
び第2図に示す如く小突起8hを有する場合である。第2
の態様は、筒体8の外周面の少なくとも一部がプローブ
紙管3の内周面の断面形状(例えば円形)と非相以な断
面形状(例えば多角形や外周に凹部を有する形状)であ
つてプローブ紙管3の内周面とは最大径の部分で当接
し、それ以外の部分で外側通気路12を形成する場合であ
る。第3の態様は第1の態様と第2の態様とを併わせ有
し但し非相以な外周面部分は相以な外周面部分よりも断
面中心により近く位置している場合である。第1図及び
第3図に示す実施例の筒体8は基部8a側から先端に向か
つて固定部8d,中間部8e,ホルダー部8f及びコネクターカ
バー8gの4つの部分を連結して成つているが、これらは
筒体8の製作や配線等の内部作業を容易にするため、ま
た部分的な取替え可能とするためのものである。固定部
8dはプローブ紙管3を外挿された状態で通気出口12aが
形成されるように構成されている。第1図及び第3図に
示す筒体8は共に断面円形の内周面を有するプローブ紙
管3を主体とするプローブ2を保持するためのものであ
つて外側通気路12を形成せしめる外周面の形状としては
第3の態様に属している。すなわち、筒体8を構成する
前記4つの部分の各外周面の断面形状は、第1図及び第
3図のそれぞれA−A線,B−B線,C−C線,D−D線の各
個所での断面を示す第2図及び第4図の(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示す如く、プロープ紙管3の
内周面と相以な外周面部分8i(以下、相以な外周面部分
とのみ言うことがある)とプローブ紙管3の内周面と非
相以な外周面部分8j(以下、非相以な外周面部分とのみ
言うことがあり、第1図では平面状であり、第3図では
溝状である)とから成つており、固定部8d及びホルダー
部8fの相以な外周面部分8iには小突起8hが設けられてい
る。この小突起8hの形状としては上記図例に示す如き半
球状や角柱状等が例示されるが、第5図に示す如き筒軸
に沿つてやゝ長くて両端に角θが例えば15゜前後の緩い
傾斜を付した形状の小突起8hをホルダー部8fの中間部8e
寄りの個所の外周面に複数個設けると他の個所に小突起
8hが設けなくても差し支えない。外側通気路12を形成し
ているプローブ紙管3の内周面と筒体8の外周面との必
要な距離は通常ほぼ2mm以上であり、従つて第1の態様
及び第3の態様における小突起8hの高さH1(例えば第2
図(イ)のH1)や第2の態様におけるプローブ紙管3の
内周面との間の最大距離をほぼ2mm以上とする。第3の
態様における相以な外周面部分と非相以な外周面部分と
の高さの差H2(例えば第2図(イ)のH2,第4図(イ)
のH2)もほぼ2mm以上で良い。しかしこれらの高さや高
さの差は測定対象の差やプローブ紙管3の材質によつて
は上記の値より小さくても差し支えなく、例えば転炉工
程に続く真空脱ガス,連続鋳造工程で溶融金属の温度測
定をする場合、上記H1は1.5mmで差H2は1mmでも充分であ
る。また第3図に示した実施例の非相以な外周面部分
(つまり溝)の幅Wは5mmで充分である。コネクターカ
バー8gは第9図に示す如くホルダー部8fにネジ部8gaで
着脱容易に取り付けられて筒体8の最先端を構成するも
のであつて、プローブ紙管3の内周面と相以なまま径を
小さくして第8図に示す如くプローブ紙管3の内周面と
の間に充分な間隙をとることが出来る。図例では第9図
に示す如くコネクターカバー8gはネジ部8gaによつてホ
ルダー部8fの端部との着脱が容易である。このようにし
て筒体8とプローブ紙管3との間に第8図に示す如く筒
体8の基部8a側に通気出口12aを有する外側通気路12が
形成される。
通気路12を形成させる筒体8の外周面の形状として種々
な態様がある。第1の態様は、筒体8の外周面の少なく
とも一部がプローブ紙管3の内周面と断面形状(例えば
円形)と相以(従つて例えば断面円形)であつて(この
場合筒体8の外形の小さいことは当然である)、プロー
ブ2が筒体8に外挿された状態においてプローブ紙管3
の内周面との間隙を所定の大きさに保つための第1図及
び第2図に示す如く小突起8hを有する場合である。第2
の態様は、筒体8の外周面の少なくとも一部がプローブ
紙管3の内周面の断面形状(例えば円形)と非相以な断
面形状(例えば多角形や外周に凹部を有する形状)であ
つてプローブ紙管3の内周面とは最大径の部分で当接
し、それ以外の部分で外側通気路12を形成する場合であ
る。第3の態様は第1の態様と第2の態様とを併わせ有
し但し非相以な外周面部分は相以な外周面部分よりも断
面中心により近く位置している場合である。第1図及び
第3図に示す実施例の筒体8は基部8a側から先端に向か
つて固定部8d,中間部8e,ホルダー部8f及びコネクターカ
バー8gの4つの部分を連結して成つているが、これらは
筒体8の製作や配線等の内部作業を容易にするため、ま
た部分的な取替え可能とするためのものである。固定部
8dはプローブ紙管3を外挿された状態で通気出口12aが
形成されるように構成されている。第1図及び第3図に
示す筒体8は共に断面円形の内周面を有するプローブ紙
管3を主体とするプローブ2を保持するためのものであ
つて外側通気路12を形成せしめる外周面の形状としては
第3の態様に属している。すなわち、筒体8を構成する
前記4つの部分の各外周面の断面形状は、第1図及び第
3図のそれぞれA−A線,B−B線,C−C線,D−D線の各
個所での断面を示す第2図及び第4図の(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示す如く、プロープ紙管3の
内周面と相以な外周面部分8i(以下、相以な外周面部分
とのみ言うことがある)とプローブ紙管3の内周面と非
相以な外周面部分8j(以下、非相以な外周面部分とのみ
言うことがあり、第1図では平面状であり、第3図では
溝状である)とから成つており、固定部8d及びホルダー
部8fの相以な外周面部分8iには小突起8hが設けられてい
る。この小突起8hの形状としては上記図例に示す如き半
球状や角柱状等が例示されるが、第5図に示す如き筒軸
に沿つてやゝ長くて両端に角θが例えば15゜前後の緩い
傾斜を付した形状の小突起8hをホルダー部8fの中間部8e
寄りの個所の外周面に複数個設けると他の個所に小突起
8hが設けなくても差し支えない。外側通気路12を形成し
ているプローブ紙管3の内周面と筒体8の外周面との必
要な距離は通常ほぼ2mm以上であり、従つて第1の態様
及び第3の態様における小突起8hの高さH1(例えば第2
図(イ)のH1)や第2の態様におけるプローブ紙管3の
内周面との間の最大距離をほぼ2mm以上とする。第3の
態様における相以な外周面部分と非相以な外周面部分と
の高さの差H2(例えば第2図(イ)のH2,第4図(イ)
のH2)もほぼ2mm以上で良い。しかしこれらの高さや高
さの差は測定対象の差やプローブ紙管3の材質によつて
は上記の値より小さくても差し支えなく、例えば転炉工
程に続く真空脱ガス,連続鋳造工程で溶融金属の温度測
定をする場合、上記H1は1.5mmで差H2は1mmでも充分であ
る。また第3図に示した実施例の非相以な外周面部分
(つまり溝)の幅Wは5mmで充分である。コネクターカ
バー8gは第9図に示す如くホルダー部8fにネジ部8gaで
着脱容易に取り付けられて筒体8の最先端を構成するも
のであつて、プローブ紙管3の内周面と相以なまま径を
小さくして第8図に示す如くプローブ紙管3の内周面と
の間に充分な間隙をとることが出来る。図例では第9図
に示す如くコネクターカバー8gはネジ部8gaによつてホ
ルダー部8fの端部との着脱が容易である。このようにし
て筒体8とプローブ紙管3との間に第8図に示す如く筒
体8の基部8a側に通気出口12aを有する外側通気路12が
形成される。
次に、第2図の特徴の点である筒体8の内側通気路8bと
外側通気路12とを連通させるための筒体8の先端のコネ
クターカバー8gに設けられた通気口8cは、第6図に示す
如く先端の縁を僅かに残して孔として穿設されたもので
あつても良く、また第7図に示す如く先端の縁と共に一
部を切除した切込みであつても良い。通気口8cは冷却気
体が通り抜けるのに充分な大きさ及び個数が望ましく、
例えば1個当り2mm×4mmの大きさのもの8個が示され
る。このような通気口8cによつて、プローブ2がホルダ
ー7に外挿された状態において、第8図及び第9図に示
す如く内側通気路8bと外側通気路12とが連通されるので
ある。なお、筒体8にプローブ紙管3が外挿された状態
において筒体8の先端とプローブコネクター5の基部5c
との間に間隙が形成され且つ充分に強固にプローブ2か
保持されるように構成されるときは、この間隙を通気口
8cとして作用させることが出来る。
外側通気路12とを連通させるための筒体8の先端のコネ
クターカバー8gに設けられた通気口8cは、第6図に示す
如く先端の縁を僅かに残して孔として穿設されたもので
あつても良く、また第7図に示す如く先端の縁と共に一
部を切除した切込みであつても良い。通気口8cは冷却気
体が通り抜けるのに充分な大きさ及び個数が望ましく、
例えば1個当り2mm×4mmの大きさのもの8個が示され
る。このような通気口8cによつて、プローブ2がホルダ
ー7に外挿された状態において、第8図及び第9図に示
す如く内側通気路8bと外側通気路12とが連通されるので
ある。なお、筒体8にプローブ紙管3が外挿された状態
において筒体8の先端とプローブコネクター5の基部5c
との間に間隙が形成され且つ充分に強固にプローブ2か
保持されるように構成されるときは、この間隙を通気口
8cとして作用させることが出来る。
以上の如く本発明に係るホルダー7は、プローブ紙管3
との間に外側通気路12を形成させる形状の外周面と、そ
れを内側通気路8bに連通させる通気口8cとを有するよう
に構成されている。
との間に外側通気路12を形成させる形状の外周面と、そ
れを内側通気路8bに連通させる通気口8cとを有するよう
に構成されている。
本発明に係る溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ
ーを使用して溶融金属15の温度を測定するには、ホルダ
ー7にプローブ2のプローブ紙管3を第8図に示す如く
プローブコネクー5の基部5cがホルダー7の先端に当接
するまで外挿して第9図(筒体8の外周面を特定の形状
に示すことは省略)に示す如くプローブコネクター5の
電極5a,5bとホルダーコネクター9の電極9a,9bとをそれ
ぞれ接触せしめて温度計1を構成し、例えば第10図に示
す如くランス13に取り付け、冷却気体を供給圧力1.5kg/
cm2Gで筒体8の基部8a側から内側通気路8bに吹き込みな
がら溶融金属15中に浸漬して温度を測定するのである。
高温の溶融金属15によりプローブ紙管3から煙がプロー
ブ紙管3の内側に発生するが、筒体8の基部8a側から吹
き込まれ第8図及び第9図に示す矢印に従つて内側通気
路8bから通気口8cを通り抜ける冷却気体と共に煙は外側
通気路12を通つて通気口8cを経て外部に完全にパージさ
れ、筒体8の内部には煙は全く侵入しない。このような
冷却気体による煙のパージを行うための外側通気路12を
閉塞することなく維持することは重要であり、本発明に
おいて完全な構成が採られているが、筒体8の外周面の
形状として前記第3の態様が採られている場合は、若し
プローブ紙管3が変形していて外側通路12が筒体8の相
以な外周面部分8iで閉塞状態にある場合でも、非相以な
外周面部分8jで通気を確定なものとならしめているので
ある。そして所定の測定作業が終了すれば、温度計1を
引き揚げてプローブ2は新品と取り換えるが、ホルダー
7は丁寧な清掃する必要は全くなくそのまま繰り返し使
用することが出来る。
ーを使用して溶融金属15の温度を測定するには、ホルダ
ー7にプローブ2のプローブ紙管3を第8図に示す如く
プローブコネクー5の基部5cがホルダー7の先端に当接
するまで外挿して第9図(筒体8の外周面を特定の形状
に示すことは省略)に示す如くプローブコネクター5の
電極5a,5bとホルダーコネクター9の電極9a,9bとをそれ
ぞれ接触せしめて温度計1を構成し、例えば第10図に示
す如くランス13に取り付け、冷却気体を供給圧力1.5kg/
cm2Gで筒体8の基部8a側から内側通気路8bに吹き込みな
がら溶融金属15中に浸漬して温度を測定するのである。
高温の溶融金属15によりプローブ紙管3から煙がプロー
ブ紙管3の内側に発生するが、筒体8の基部8a側から吹
き込まれ第8図及び第9図に示す矢印に従つて内側通気
路8bから通気口8cを通り抜ける冷却気体と共に煙は外側
通気路12を通つて通気口8cを経て外部に完全にパージさ
れ、筒体8の内部には煙は全く侵入しない。このような
冷却気体による煙のパージを行うための外側通気路12を
閉塞することなく維持することは重要であり、本発明に
おいて完全な構成が採られているが、筒体8の外周面の
形状として前記第3の態様が採られている場合は、若し
プローブ紙管3が変形していて外側通路12が筒体8の相
以な外周面部分8iで閉塞状態にある場合でも、非相以な
外周面部分8jで通気を確定なものとならしめているので
ある。そして所定の測定作業が終了すれば、温度計1を
引き揚げてプローブ2は新品と取り換えるが、ホルダー
7は丁寧な清掃する必要は全くなくそのまま繰り返し使
用することが出来る。
本発明に係る溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ
ーは、上記の如く作用することにより次の効果を有す
る。
ーは、上記の如く作用することにより次の効果を有す
る。
(i)ホルダーを繰り返し使用してもホルダーコネクタ
ーにはヤニは少しも付着せず、電極間の絶縁度が低下す
ることは全くない。本発明者等の実施によれば、2,000
回の連続使用ではヤニは全く付着しなかつた。
ーにはヤニは少しも付着せず、電極間の絶縁度が低下す
ることは全くない。本発明者等の実施によれば、2,000
回の連続使用ではヤニは全く付着しなかつた。
(ii)温度測定値異常による再測温率が減少し、プロー
ブの無駄な消費及び時間ロスが減少する。本発明者等の
実施によれば再測温率は従来3.86%のところ、本発明に
係るホルダー使用により0.75%に減少した。
ブの無駄な消費及び時間ロスが減少する。本発明者等の
実施によれば再測温率は従来3.86%のところ、本発明に
係るホルダー使用により0.75%に減少した。
(ii)温度測定精度が安定し、精度不良による工程時間
の不要な延長による時間ロスや酸素等の資材の無駄な使
用が回避出来る。また金属成分中の目標値適中率向上に
よる歩留り向上に寄与出来る。
の不要な延長による時間ロスや酸素等の資材の無駄な使
用が回避出来る。また金属成分中の目標値適中率向上に
よる歩留り向上に寄与出来る。
(iv)人手によるヤニ除去作業が不要となり、更には測
定装置の無人化が可能となった。
定装置の無人化が可能となった。
(v)ホルダーの修理・整備工数が大幅に減少する。本
発明者等の実施によれば、約70%を減少させることが出
来た。
発明者等の実施によれば、約70%を減少させることが出
来た。
第1図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤニ付着防止
型ホルダーの1実施例の筒体の一部を切除して内部を示
す側面図、第2図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)は
それぞれ第1図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−
D線の筒体のみの端面図、第3図は本発明に係る溶融金
属用温度計のヤニ付着防止型ホルダーの他の実施例の側
面図、第4図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)はそれ
ぞれ第3図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−D線
の筒体のみの端面図、第5図は筒体の一部の形状の1例
を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A線
端面図、第6図及び第7図はそれぞれ筒体の先端部の態
様を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A
線断面図、第8図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤ
ニ付着防止型ホルダーが使用されている温度計の一部を
切除して内部を示す側面説明図、第9図は第8図中のX
部の拡大説明断面図、第10図は転炉中での溶融金属の温
度測定状況を示す説明図、第11図(イ)は従来のホルダ
ーが使用された溶融金属用温度計の1例を示す断面説明
図で(ロ)は同じ溶融金属用温度計のホルダーを冷却状
況を示す断面説明図である。 1……溶融金属用温度計 2……プローブ 3……プローブ紙管 4……熱電対 5……プローブコネクター 5a……電極 5b……電極 5c……基部 6……補償導線 7……本発明に係るホルダー 7′……従来のホルダー 8……筒体 8a……基部 8b……内側通気路 8c……通気口 8d……固定部 8e……中間部 8f……ホルダー部 8g……コネクターカバー 8ga……ネジ部 8h……小突起 8i……プローブの内側面と相以な外周面部分 8j……プローブの内側面と非相以な外周面部分 9……ホルダーコネクター 9a……電極 9b……電極 9c……通気孔 10……補償導線 11……ヤニ 12……外側通気路 12a……通気出口 13……ランス 14……転炉炉体 15……溶融金属 16……補償導線 H1……小突起の高さ H2……相以な外周面部分と非相以な外周面部分との高さ
の差 W……溝状の非相以な外周面部分の幅
型ホルダーの1実施例の筒体の一部を切除して内部を示
す側面図、第2図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)は
それぞれ第1図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−
D線の筒体のみの端面図、第3図は本発明に係る溶融金
属用温度計のヤニ付着防止型ホルダーの他の実施例の側
面図、第4図(イ),(ロ),(ハ)及び(ニ)はそれ
ぞれ第3図中のA−A線,B−B線,C−C線及びD−D線
の筒体のみの端面図、第5図は筒体の一部の形状の1例
を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A線
端面図、第6図及び第7図はそれぞれ筒体の先端部の態
様を示す(イ)は側面図で(ロ)は図(イ)中のA−A
線断面図、第8図は本発明に係る溶融金属用温度計のヤ
ニ付着防止型ホルダーが使用されている温度計の一部を
切除して内部を示す側面説明図、第9図は第8図中のX
部の拡大説明断面図、第10図は転炉中での溶融金属の温
度測定状況を示す説明図、第11図(イ)は従来のホルダ
ーが使用された溶融金属用温度計の1例を示す断面説明
図で(ロ)は同じ溶融金属用温度計のホルダーを冷却状
況を示す断面説明図である。 1……溶融金属用温度計 2……プローブ 3……プローブ紙管 4……熱電対 5……プローブコネクター 5a……電極 5b……電極 5c……基部 6……補償導線 7……本発明に係るホルダー 7′……従来のホルダー 8……筒体 8a……基部 8b……内側通気路 8c……通気口 8d……固定部 8e……中間部 8f……ホルダー部 8g……コネクターカバー 8ga……ネジ部 8h……小突起 8i……プローブの内側面と相以な外周面部分 8j……プローブの内側面と非相以な外周面部分 9……ホルダーコネクター 9a……電極 9b……電極 9c……通気孔 10……補償導線 11……ヤニ 12……外側通気路 12a……通気出口 13……ランス 14……転炉炉体 15……溶融金属 16……補償導線 H1……小突起の高さ H2……相以な外周面部分と非相以な外周面部分との高さ
の差 W……溝状の非相以な外周面部分の幅
Claims (6)
- 【請求項1】溶融金属(15)中に浸漬されるプローブ紙
管(3)の先端の取り付けられた熱電対(4)に補償導
線(6)を介して電気的に接続されているプローブコネ
クター(5)がその基部(5c)により熱電対(4)側と
プローブコネクター(5)の電極(5a),(5b)側との
通気を遮断された状態に上記プローブ紙管(3)内に取
り付けられて成るプローブ(2)を保持する保持具であ
つて前記プローブコネクター(5)の基部(5c)がその
先端にほぼ当接するまで外挿される筒体(8)を主体と
し該筒体(8)の先端周壁内に上記外挿状態においてプ
ローブコネクター(5)に電気的に接続されて外部に通
電するためのホルダーコネクター(9)を有すると共に
該筒体(8)の基部(8a)から先端までの筒体(8)内
側に上記基部(8a)において外部に連通する内側通気路
(8b)を設けられて成るホルダーであつて、プローブ紙
管(3)の上記外挿状態において筒体(8)の基部(8
a)側から先端までの筒体(8)とプローブ紙管(3)
との間に筒体(8)の基部(8a)側において開口する外
側通気路(12)が形成される形状の外周面を筒体(8)
に有すると共に筒体(8)の先端がプローブ(2)のプ
ローブコネクター(5)に当接した状態においても内側
通気路(8b)と外側通気路(12)とを連通せしめる通気
口(8c)が設けられていることを特徴とする溶融金属用
温度計のヤニ付着防止型ホルダー(7)。 - 【請求項2】筒体(8)の外周面の形状が、該外周面の
少なくとも一部がプローブ紙管(3)の内周面の断面形
状と相以な断面形状であつてプローブ紙管(3)が外挿
された状態においてプローブ紙管(3)の内周面との間
隙を所定の大きさに保つための小突起(8h)を有するも
のである特許請求の範囲第1項に記載の溶融金属用温度
計のヤニ付着防止型ホルダー(7)。 - 【請求項3】筒体(8)の外周面の形状が、該外周面の
少なくとも一部がプローブ紙管(3)の内周面の断面形
状と非相以な断面形状であつてプローブ紙管(3)の内
周面とは最大径の部分で当接しそれ以外の部分で外側通
気路(12)を形成するものである特許請求の範囲第1項
に記載の溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダー
(7)。 - 【請求項4】筒体(8)の外周面の形状が、その一部が
プローブ紙管(3)の内周面の断面形状と相以な断面形
状であつてプローブ紙管(3)が外挿された状態におい
てプローブ紙管(3)の内周面との間隙を所定の大きさ
に保つための小突起(8h)を有するものであり、他の部
分がプローブ紙管(3)の内周面の断面形状と非相以な
断面形状であつて且つプローブ紙管(3)の内周面の断
面形状と相以な断面形状の外周面部分よりも断面中心に
近く位置しているものである特許請求の範囲第1項に記
載の溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダー
(7)。 - 【請求項5】筒体(8)の先端に設けられた通気口(8
c)が、孔として穿設されたものである特許請求の範囲
第1項から第4項までのいずれか1項に記載の溶融金属
用温度計のヤニ付着防止型ホルダー(7)。 - 【請求項6】筒体(8)の先端に設けられた通気口(8
c)が、該先端の縁の共に一部を切除された切込みであ
る特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項
に記載の溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダー
(7)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19628587A JPH0789087B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19628587A JPH0789087B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6441824A JPS6441824A (en) | 1989-02-14 |
| JPH0789087B2 true JPH0789087B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=16355258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19628587A Expired - Lifetime JPH0789087B2 (ja) | 1987-08-07 | 1987-08-07 | 溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0789087B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871944B2 (en) | 1996-02-21 | 2005-03-29 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge |
| US20220126360A1 (en) * | 2019-02-22 | 2022-04-28 | Shenyang Taihe Metallurgical Measurement And Control Technologies Co., Ltd. | Ventilating stopper rod with temperature measurement function |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10359449B3 (de) * | 2003-12-17 | 2005-03-03 | Heraeus Electro-Nite International N.V. | Trägerrohr für Sensoren |
| GB0415849D0 (en) * | 2004-07-15 | 2004-08-18 | Heraeus Electro Nite Int | Guide system for signal lines, device for measuring temperatures and/or concentrations and use |
| CN108593125B (zh) * | 2018-03-28 | 2020-03-27 | 新兴能源装备股份有限公司 | 一种热电偶防护套管 |
-
1987
- 1987-08-07 JP JP19628587A patent/JPH0789087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871944B2 (en) | 1996-02-21 | 2005-03-29 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge |
| US20220126360A1 (en) * | 2019-02-22 | 2022-04-28 | Shenyang Taihe Metallurgical Measurement And Control Technologies Co., Ltd. | Ventilating stopper rod with temperature measurement function |
| US12179260B2 (en) * | 2019-02-22 | 2024-12-31 | Shenyang Taihe Metallurgical Measurement And Control Technologies Co., Ltd. | Ventilating stopper rod with temperature measurement function |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6441824A (en) | 1989-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO1986000843A1 (fr) | Buse pour soudage a l'arc au gaz | |
| US5210457A (en) | Outer electrode for spark plug and a method of manufacturing thereof | |
| DE2738334C3 (de) | Sauerstoff-Gasblaslanze mit Meßanordnung | |
| CN101359811B (zh) | 内燃机用火花塞及火花塞的制造方法 | |
| KR0164899B1 (ko) | 측온장치 | |
| JPH0789087B2 (ja) | 溶融金属用温度計のヤニ付着防止型ホルダ− | |
| US4060086A (en) | Endoscope with an operating device | |
| US6846105B2 (en) | Method for continuously measuring melting steel temperature and measuring temperature pipe | |
| EP3163693B1 (en) | Spark plug | |
| CN113237827A (zh) | 用于熔盐腐蚀实验的电化学测试系统 | |
| CN101828076A (zh) | 具无炭化物积层的预热塞 | |
| JPH0224466B2 (ja) | ||
| CN113795711A (zh) | 用于气体燃烧器的改进的温度传感器以及包括这种传感器和燃烧器的组件 | |
| JP2024542177A5 (ja) | ||
| JPH07280659A (ja) | 耐高温腐食用温度計 | |
| WO2021260252A1 (en) | Device for measuring temperature in a rotary kiln and thermocouple unit | |
| RU2000132524A (ru) | Защитное устройство трубного листа и труб и способ его изготовления | |
| KR200293081Y1 (ko) | 용탕의 온도측정구 | |
| JPS5854689Y2 (ja) | 消耗型プロ−ブ | |
| JP2000501512A (ja) | 固体電解質気体分析器のための不活性セル保護装置 | |
| JPH032850Y2 (ja) | ||
| WO2004085981A1 (en) | Thermowell and a method of measuring the temperature of a pipe | |
| JP2001289715A (ja) | 測温基板 | |
| JPS5867231A (ja) | 内視鏡 | |
| JPS6259398A (ja) | 多管式復水器の細管洗浄用ブラシ打ちの打ち残し検査方法 |