JPH0789185A - ヘッドユニットの組立て方法及びその装置、インクジェット出力装置 - Google Patents

ヘッドユニットの組立て方法及びその装置、インクジェット出力装置

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JPH0789185A
JPH0789185A JP8978594A JP8978594A JPH0789185A JP H0789185 A JPH0789185 A JP H0789185A JP 8978594 A JP8978594 A JP 8978594A JP 8978594 A JP8978594 A JP 8978594A JP H0789185 A JPH0789185 A JP H0789185A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッドユニットのインク着弾位置の位置ずれ
の調節をヘッドユニットの組立て段階で完了させ、画像
出力の都度、補正を行う必要がなくし、装置を小型化及
び単純化する。また、ヘッドの交換時、位置ずれの補正
をする必要をなくし、保守点検作業が容易なインクジェ
ット出力装置を構成する。 【構成】 インクを吐出する複数のヘッドチップCを枠
体28に取り付けるヘッドユニットの組立て方法におい
て、インクの着弾位置の位置ずれの補正を行うように、
前記複数のヘッドチップC間の相対位置を決定し、該相
対位置を保つように、前記複数のヘッドチップCを枠体
28に固定たことを特徴とするヘッドユニットの組立て
方法、及びこの方法に基づいたヘッドユニットの組立て
方法、さらにこれらヘッドユニットを組み込んだインク
ジェット出力装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクジェット方式
の複数のヘッドチップを枠体に取り付けて構成するヘッ
ドユニットの組立て方法及びその装置、インクジェット
出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク液滴を吐出して画像を出力するイ
ンクジェット方式の出力方法は、低騒音性に優れ、装置
の小型化が容易であることから、今日広く使用されてい
る。このようなインクジェット方式において、カラー出
力を行う場合には、インクを吐出するノズルを一列に有
するヘッドチップを複数個キャリッジに所定間隔で並
べ、各ヘッドチップから色の異なるインクを吐出するこ
とによってカラー画像を出力する。
【0003】このようなカラー出力装置にあっては、各
ヘッドチップから吐出されるインクの着弾精度が画像品
位に大きく影響する。例えば、360dpiの記録を行
う場合、記録ピッチは1画素当たり約70μmであり、
半画素以上ずれてしまうと画像品位が極端に低下する。
【0004】特に、生産の過程で、個々のヘッドチップ
にはそれぞれ癖が生じ、インクの着弾位置が微妙にずれ
るため、高い画像品位を保つためには、このずれを有効
に補正することが不可欠である。
【0005】従来、このような複数のヘッドチップをキ
ャリッジに搭載したシリアル型のインクジェット出力装
置にあっては、上記したずれの補正を、次のような方法
で行われていた。まず、装置をヘッドチップをキャリッ
ジ上に個々に取りつける構造とし、このとき、各ヘッド
チップの癖を調べながら取りつけ位置を調節し、インク
着弾位置の位置ずれの補正を行う方法がある。また、複
数のヘッドチップをインクカートリッジに一体化した装
置にあっては、装置を作動させた際、ヘッドチップから
インクを吐出させ、インク着弾位置を測定し、その情報
をロムに記憶させ、この情報に基づいてインク吐出タイ
ミングを電気的に調節する方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの方法
でも、装置の組立て工程が複雑化し、生産費用の増加に
つながる。加えて、ヘッドチップを個々に調節しながら
取りつける方法では、ヘッド交換に特殊な技術が要求さ
れるためユーザがヘッドを交換できず、メインテナンス
作業が煩雑であるという問題点もあった。また、電気的
に位置ずれを調節する方法では、装置が大型化し、小型
の画像出力装置には使用できないという問題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、出力装置を複
雑にすることなく、高いインクの着弾精度を実現し、か
つユーザ交換も容易な出力ヘッドユニットの組立て方法
及び出力ヘッドの組立て装置、さらにインクジェット出
力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、インクを吐出する複数のヘッドチップを
枠体に取り付けた出力ヘッドユニットの組立て方法にお
いて、インクの着弾位置の位置ずれの補正を行うよう
に、複数のヘッドチップ間の相対位置を決定し、この相
対位置を保つように、前記複数のヘッドチップを枠体に
固定する方法を提案する。
【0009】また、装置としてインクの着弾位置の位置
ずれの補正を行うように、複数のヘッドチップ間の相対
位置を決定する位置決定手段と、これらヘッドチップ間
の相対位置を保つように、複数のヘッドチップを枠体に
接着固定する枠体取り付け手段と、を有する出力ヘッド
ユニットの組立て装置を提案する。
【0010】また、上記した基本的な発明に加えて、ヘ
ッドチップを用いてテストパターンを記録し、該テスト
パターンから読み取ったインクの着弾位置情報を用い
て、ヘッドチップ間の相対位置を決定する方法としても
よく、また、その装置としてヘッドチップを用いてテス
トパターンを記録するためのテストパターン出力手段
と、該テストパターンからインクの着弾位置及びインク
の大きさの情報を読み取るテストパターン読み取り手段
とを有する組立て装置としてもよい。
【0011】さらに上記ヘッドチップの枠体への取り付
けに際し、複数のヘッドチップを枠体の壁に押し当てる
ことなく位置決めし、ヘッドチップ端面の少なくとも2
ヶ所以上で、枠体から浮上した状態で接着固定する組立
て方法を提案する。
【0012】また、上記したような方法及び装置により
組み立てたヘッドユニットを有するインクジェット出力
装置を提案する。
【0013】
【作用】
【0014】本発明のヘッドユニットの組立て方法及び
組立て装置では、インク着弾位置の位置ずれの調節をヘ
ッドユニットの組立て段階で完了させる。そのために、
画像出力の都度、補正を行う必要がなくなり、装置が小
型化及び単純化する。
【0015】テストパターンを使用して着弾位置情報を
得る方法及び装置では、かかる着弾位置情報に基づき、
個々のヘッドチップの癖に関する情報を簡単に且つ正確
に得る。そして、ヘッドチップ間の相対位置を決定する
際に、精度の高い制御を行う。
【0016】ヘッドチップを枠体から浮上した状態で接
着固定する組立て方法では、組み込まれる複数のヘッド
チップの相対距離が、枠体の精度の善し悪しに影響を受
けることがない。
【0017】さらに、本発明のインクジェット出力装置
では、ヘッドチップ交換の必要性が生じた際、ユーザが
ヘッドユニットごとに交換することを可能とし、ヘッド
チップの位置調整を必要としない。
【0018】
【実施例】本発明に係るヘッドユニットを組み込んだ出
力装置は、プリンタや複写機等の記録装置の他、印刷装
置や染色装置等として使用することもできるが、以下に
説明する実施例では記録装置について説明する。
【0019】〔第1実施例〕 (ヘッドユニットの組立て装置)本発明に第一実施例に
係るヘッドユニットの取り付け方法及びヘッドユニット
の組立て装置について、図1乃至図4を参照して説明す
る。
【0020】まず図1を参照してヘッドユニットの組立
て方法を実施するための装置構成について説明する。テ
ストパターン記録手段1は、個々のインクヘッドCの着
弾性能の癖を判定する手段であって、ヘッドチップCを
把持するチップ把持具1aと、このチップ把持体1aの
正面に配置される記録用紙1bとよりなる。把持したヘ
ッドチップCには、インク供給タンク(図示せず)及び
ヘッドチップCに電気信号を与えるためのコンタクトピ
ン(図示せず)が接続可能であり、このコンタクトピン
を介してヘッドチップCにテストパターンの記録信号を
与えると、ヘッドチップCからインクが吐出され記録用
紙1bにテストパターン記録を行う構造となっている。
【0021】尚、前記記録用紙1bは供給ロール1c及
び巻取ロール1dに巻き付けられており、巻取ロール1
dは、テストパターン記録を行う毎に記録用紙1bを順
次巻き取るようにしている。また前記供給ロール1c及
び巻取ロール1dは移動ステージ1eに搭載されてお
り、テストパターンが記録された記録用紙1bをテスト
パターン読取手段2の読み取り位置に移動することが可
能である。
【0022】テストパターン読取手段2は、前記記録用
紙1bに記録されたテストパターン記録の情報を読み取
り、この記録状態の情報を読み取るとともにその記録状
態が規格内にあるか否かを判別するものである。このテ
ストパターン読取手段2は、光照射を行うとともに、記
録用紙1bからの反射光によってテストパターンを読み
取る光学装置2aと、インクの着弾位置及びドットの大
きさを測定してテストパターンを分析し、前記テストパ
ターンのインク着弾位置のずれ及びドットの大きさが規
格内にあるか否かを判別する画像処理装置2bとからな
る。
【0023】具体的には図2に示すように、記録用紙1
bに記録されたテストパターンのインク着弾位置(黒丸
位置)が座標原点から指定されたインク着弾目標位置
(白丸位置)に対する縦ずれ及び横ずれの量と、更には
ドット径とを情報として読み取り、それぞれが規格内に
あるか否かを判別し、規格内にある場合には、そのヘッ
ドチップCをオートハンド3によって仮置き台4へスト
ックする。
【0024】前記オートハンド3は、ヘッドチップCに
よるインク吐出方向(Y軸方向)に対して直角なX軸方
向に設けたレール3aと、このレール3a上を往復移動
可能な移動台3bとにより構成され、さらに、この移動
台3bには前記X、Y軸方向に対して直角なZ軸方向へ
昇降可能であり、且つ前記ヘッドチップCを把持可能な
チップ把持フィンガ3cが設けてある。
【0025】前記テストパターン記録手段1の近傍に
は、仮置台4が配置されており、テストパターン読取手
段2が規格内であると判断したヘッドチップCはこの仮
置台4に一旦ストックされる。そして、前記フィンガ3
cがこのヘッドチップCを把持し、枠体取付手段5上の
枠体28の所定の位置に取り付けられる。
【0026】枠体取付手段5は、枠体28を保持する枠
体保持具5aと、その近傍に配置される枠体28に接着
剤を塗布するためのディスペンサー5bと、前記接着剤
を硬化させるためのUV光を導く3本の光ファイバ5
c,5d,5eとにより構成される。また、枠体保持具
5a自体は、枠体移動ステージ5fに取り付けられてお
り、保持した枠体28をX軸方向へ移動することができ
る。
【0027】(ヘッドユニットの組立て手順)次に前記
装置によってヘッドチップCを枠体28に取り付ける手
順について、図3及び図4に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0028】まずヘッドチップCをオートハンドによっ
てチップ把持具1aへ供給し(S1)、ヘッドチップC
の基準面を把持具1aの突当部に突き当てて固定する
(S2)。そして把持したヘッドチップCにインク供給
タンク及び電気信号を与えるコンタクトピンを接続する
(S3)。
【0029】前記インク供給タンクとの接続に際し、ヘ
ッドチップC内のインク流路に気泡が入ると、インク吐
出が不十分となるために、図1では図示していない回復
手段によってヘッドチップCから一定量のインクを吸引
する回復動作を行うと共に、インク吐出面のクリーニン
グや予備吐出等を行う(S4)。
【0030】前記動作によってヘッドチップCからイン
クを正常に吐出可能とした後、記録用紙1bを巻取ロー
ル1dに一定量巻き取り(S5)、該記録用紙1bにテ
ストパターンの記録を行う(S6)。この記録用紙1b
を移動ステージ1eによって読取手段2の観察エリアへ
移動する(S7)。この移動の際、記録用紙1bによる
記録開始位置と、観察エリア内での停止位置はステージ
1eによって正確にコントロールされる。
【0031】そして光学系2a及び画像処理装置2bに
よって前記テストパターン記録によるインクの着弾位置
情報及びドットの大きさの情報を読み取ると共に(S
8)、その読み取り結果が規格内にあるか否かを判別す
る(S9)。この判別は、図2に示すようにドット径や
縦ずれ、横ずれ、更にはインク着弾位置を測定し、これ
ら測定が規格に対して照合させることにより行われる。
そして前記読み取り結果が規格外であった場合には、そ
のヘッドチップCを吐出不良品としてオートハンド3で
排出する(S10)。
【0032】一方、前記読み取り結果が規格内であった
場合には、そのヘッドチップCをオートハンド3によっ
て仮置き台4へ移動し(S11)、該ヘッドチップC内
の残留インクを吸引すると共に(S12)、染料を含ま
ないクリアインクをヘッドチップCへ充填する(S1
3)。これは残留インクによるヘッドチップCの吐出口
付近のインク固着を防ぐためである。ヘッドチップCは
仮置き台4で待機し(S14)、仮置き台4はヘッドチ
ップCの有無を監視し(S15,S16)、ヘッドチッ
プCがフィンガ3cによって運ばれたら、次のヘッドチ
ップの作業を行う(S1)。
【0033】次にクリアインクを充填したヘッドチップ
Cを、フィンガ3cによって把持すると共に、オートハ
ンド3によって枠体28の所定位置へ配置して接着剤で
固定する。これを具体的に説明すると、ヘッドチップC
の下部への接着剤の塗布は、該ヘッドチップ下部が接着
される枠体28の対応する部分に接着剤を塗布すること
によって行われる。そのために枠体28の所定位置に接
着剤を塗布する(S17)。なお、この枠体28への接
着剤の塗布は、ヘッドチップCにクリアインクを充填し
ている間に行う。
【0034】そして前記接着剤が塗布された枠体28を
枠体保持具5aにセットし(S18)、フィンガ3cに
よってヘッドチップCを把持する(S19)。このフィ
ンガ3cを上昇させると共に(S20)、移動台3bを
レール3aに沿って移動させ(S21)、移動台3bが
所定位置まで移動したところでフィンガ3cを下降させ
てヘッドチップCを枠体28の所定配置位置へ挿入する
(S22)。このときヘッドチップCは枠体28のどの
部分にも接することなく、フィンガ3cによって把持さ
れている。これは枠体28の精度が悪くても正確なヘッ
ドチップ位置を出せるようにするためである。これによ
り、枠体28やヘッドチップCの精度に左右されること
なく、装置の機械精度のみによってヘッドチップCを並
べることが可能となる。
【0035】前記ヘッドチップCの移動に際し、ヘッド
チップCのインク着弾位置にバラツキが全くがなければ
複数のヘッドチップCを枠体28に取り付けるに際して
機械的に等間隔で並べれば良い。しかし、実際は各ヘッ
ドチップCのインク着弾位置には多少のバラツキが生ず
るために、前記読み取り結果で得られたインク着弾位置
のデータを基に、前記バラツキ分を補正する(S23、
S24)。
【0036】図1に示す、X軸方向の補正は移動台3b
の移動量を補正することによって可能であり、Z軸方向
の補正はフィンガ3cの下降量を補正することによって
可能である。
【0037】尚、本実施例では前記X軸方向の補正に関
し、枠体移動ステージ5fによって枠体28をX軸方向
へ移動させることによって補正するようにしている。こ
れはヘッドチップC側のX軸方向の移動量を変えるとす
ると、それに応じて接着剤を塗布するディスペンサー5
bや光ファイバ5c,5d,5eも移動させなければな
らないために、装置が複雑化してしまうからである。ま
た移動台3bのX軸方向の移動は、ある程度の速度が要
求されるために移動精度(分解能)を高めるのに限界が
ある。これに対して枠体28をX軸方向へ移動させるよ
うにすれば、移動台3bの移動量は常に同じ移動量の往
復運動で良くなるために、位置再現性が著しく向上する
からである。
【0038】前記のようにしてヘッドチップCを枠体2
8の所定位置へ挿入すると、枠体28に塗布しておいた
接着剤がヘッドチップCの下部につく。そしてディスペ
ンサー5bによってヘッドチップCの上部と枠体28と
に接着剤を塗布する(S25)。次にディスペンサー5
bをUV光の影響がない場所へ退避させた後(S2
6)、UV光を照射して接着剤を硬化させてヘッドチッ
プCを枠体28に固定する(S27)。
【0039】次に接着剤が硬化してからフィンガ3cが
ヘッドチップCの把持を解除すると共に(S28)、フ
ィンガ3cが上昇し(S29)、仮置き台4にストック
されている次のヘッドチップCを取りにいくために移動
台3bを移動させる(S30)。
【0040】そして次のヘッドチップCを枠体28に取
り付ける場合には、枠体移動ステージ5fを駆動して枠
体28を標準ピッチ分移動し(S31,S32)、ステ
ップS19へ戻って前記と同様の動作を行う。
【0041】そして枠体28へ複数のヘッドチップCを
取り付けた後、枠体28を図示しないオートハンドによ
って所定のストッカへと収納する(S33)。
【0042】前記のようにヘッドチップでテストパター
ン記録を行い、そのインク着弾位置及びドットの大きさ
が規格内であるもののみをインク着弾位置のずれに応じ
て補正しつつ枠体に組み込むことにより、枠体を交換す
ることによってインク着弾精度が保証されたヘッドチッ
プの交換を容易に行うことが出来る。
【0043】(ヘッドユニットの構成)次に、本実施例
に関するヘッドユニットの組立て構造について説明す
る。
【0044】図7は単一のヘッドチップCの組立構成を
示すものであり、該ヘッドチップCは底部を構成する金
属製の支持体19上に、ヒータボード20、配線基板2
1、天板22、押さえバネ23、インク供給部材24を
順次重ねて取り付けることにより構成されている。
【0045】上記配線基板21の一端21aはヒータボ
ード20の配線部分と交互に接続され、また配線基板2
1の他端21bは、装置本体側に設けられた電気熱変換
体25(図8参照)に対応した複数のパット21cが設
けられている。上記配線基板21は支持体19に対して
接着剤等により貼着されている。
【0046】上記押さえバネ23はM字形状をしてお
り、そのM字中央部によって共通液室26(図8参照)
を軽圧で押圧すると共に、その前だれ部23aで液路の
一部、好ましくは吐出口27近傍の領域を線圧で集中的
に押圧する。また前記ヒータボード20と天板22と
は、押さえバネ23の脚部23bを支持体19に穿設し
た穴19aに挿通して先端部を裏面側に係合させること
により挟み込んだ状態で取り付けられ、押さえバネ23
とその前だれ部23aの集中付勢によって相互に圧着固
定される。
【0047】上記天板22にはインク受け口22aが形
成されており、後述するインク供給部材24のインク導
管24aに連結するものである。
【0048】上記インク供給部材24は、上記インク導
管24aを固定したインク供給管24bに片持ち梁状に
支持するものであり、さらに上記インク導管24aの固
定端側とインク供給管24bとの流路を形成するために
封止ボール24cが挿入されている。また上記インク供
給管24bの側端部にはフィルター24dが設けられて
いる。
【0049】また上記インク供給部材24は、モールド
成型により作られるので、安価で位置精度が高く、製造
上の精度低下がなく、更に大量生産しても片持ち梁構造
のインク導管24aの天板22に形成されたインク受け
口22aに対する圧接状態が安定している。よって、上
記インク導管24aをインク受け口22aに圧接した状
態で封止用接着剤をインク供給部材24側から流し込む
だけで、より完全な連通状態を形成することが可能であ
る。
【0050】尚、上記インク供給部材24の支持体19
に対する固定は、該インク供給部材24裏面側に突設さ
れた図示しない2本のピンを、支持体19の穴19に対
し各々挿通して裏面側に突出させ、これを熱融着させる
ことにより固定する。
【0051】次に図5及び図6を参照してヘッドチップ
を位置決めする枠体について説明する。枠体28は、複
数のヘッドチップCを並列して固定するものであって、
後述するように複数のリブ間に形成される溝にヘッドチ
ップCを一括して位置決め固定するものである。複数の
ヘッドチップCを取り付けた後、枠体28に上蓋29を
被せるが、この上蓋29には、ヘッドチップCのインク
供給管24bを通す穴29aが4箇所に設けられている
(本実施例はヘッドチップCを4つ並列する場合につい
て例示するものとする)。また上記上蓋29は、両端に
設けた係止片29bを枠体28の対応する係止部28a
に係止させることにより枠体28に装着される。
【0052】枠体28は、さらに蓋コネクタ30によっ
て被覆され、この蓋コネクタ30には各ヘッドチップC
と装置本体との電気的接点を1箇所にまとめ、フレキシ
ブルケーブルで形成された電極パット31が蓋枠32に
組み付けられている。またこの蓋コネクタ30には、ヘ
ッドチップCに接続するコネクタ31aが設けられてお
り、該コネクタ31aは上記電極パット31に接続され
ており、装置本体に対するそれぞれの電気的接点をここ
で1箇所にまとめられる。上記蓋コネクタ30は蓋枠3
2の両端に設けた係止片32aを枠体28の対応する係
止部28bに係止させることにより枠体28に装着され
る。本実施例では、各ヘッドチップCにシフトレジスタ
(図示せず)を搭載しているため、接点数はヘッドチッ
プの電極総数以下にすることができ、上記電極パット3
1によってまとめられた電気的接点を介して装置本体と
電気的に接続されて各ヘッドチップに対して記録信号が
送信される。尚、本実施例では、ヘッドチップCを4つ
並列した例を示したが、これに限定されるものではな
い。
【0053】また装置本体との電気的接続は、上記枠体
28に被覆する蓋コネクタ30に組み付けられた電極パ
ット31に、装置本体側の電極パット(図示せず)を押
し付けることにより接続される。
【0054】また図6に示すように、上記枠体28の裏
面側(図5の矢印L方向側)外壁には、2つの溝穴33
が形成されている。上記枠体28は、この溝穴33にキ
ャリッジ5に突設した位置決めピン(図示せず)を嵌合
させることによりキャリッジ5に位置決めされる。上記
枠体28のキャリッジ5への装着時には、枠体28のみ
装着力を受けるため、各ヘッドチップCは外力によるひ
ずみを最小限に抑えることができる。
【0055】更に上記枠体28の材質は該枠体の剛性に
影響を及ぼすが、上記枠体28の製造上の精度(耐環
境)、装置本体への固定力、ハンドリング時の変形を考
慮して選択される。本実施例では、フィラー入りPPS
(ポリフェニレンサルファイト)を用いている。
【0056】(ヘッドチップの取付構成)次に上述のよ
うに構成されたヘッドチップCをキャリッジ5に取り付
けるための構成について図9及び図10を参照して説明
する。
【0057】上記ヘッドチップCを複数個並列させて夫
々に異なるカラーインクを供給することによりカラー記
録が可能となる。また同一インクを供給する場合には高
速記録が可能となる。いずれにせよ、各ヘッドチップC
はキャリッジ5に対して高精度に位置決めされているこ
とが必要である。
【0058】前記枠体28に対する各ヘッドチップCの
位置決めは、図10に示すように矢印の箇所で位置出し
を行うことにより決定される。即ち、Ca,Cbはノズ
ル端までの長さ方向の距離を規制し、Ccはノズル端ま
での幅方向の距離、Cdはノズル先端までの高さを示し
ている。
【0059】上記枠体28の底面には、図10に示すよ
うに、突起34a,34b、突起34c,34dと2本
のレール35 によって囲まれた接着剤溜まり部36が
夫々形成されている。この接着剤溜まり部36 には、
ヘッドチップCを固定支持するための第1接着剤が一定
体積量充填される。よって、各ヘッドチップCは上記接
着剤溜まり部36に充填された接着剤によって支持体1
9を枠体28より浮上した状態で固定支持されるもので
ある。
【0060】また上記レール35はY,Z軸方向に平行
に枠体28の底面及び裏面にも形成されており、底面側
のレール35と突起34aによって囲まれた部分及び裏
面側のレール35間の溝には、接着剤溜まり部37が形
成されている。この接着剤溜まり部37には、前記第1
接着剤が固化した後、該第1接着剤を被覆し更にヘッド
チップCの端部と枠体28の隙間に第2接着剤が埋め込
まれる。
【0061】またレール35間には凹部38が形成され
ており、ヘッドチップCの支持体19の矢印M,N方向
のいずれか一方から第2接着剤を注入した際、或いは両
側から第2接着剤を注入した際に、ヘッドチップCの両
面に第2接着剤が平均して塗布できるようになってい
る。
【0062】上記第1接着剤としては、硬化が早く量産
効率が高く、完全硬化後には硬度が高いUV系の硬化接
着剤を使用し、第2接着剤としては、上記第1接着剤の
もろさをカバーするため弾性を有し、微小な隙間に十分
充填可能なシリコン系の接着剤を使用した。
【0063】また各ヘッドチップCと枠体28とのイン
ク滴の着弾位置補正方法は、各ヘッドチップ毎に予め着
弾ずれを測定しておき、枠体28内に接着固定する際に
この情報をもとに自動レジスト調整装置によりヘッドチ
ップCを主走査方向に傾けるか、或いは同方向に平行移
動させるかのいずれかの方法でヘッドチップCを枠体2
8より微小量浮上させた状態で接着固定させる。これに
よって、各ヘッドチップCをX,Y,Z軸方向全ての位
置調整を行って枠体28に固定でき、従来より位置決め
精度の高いヘッドチップユニットを構成することができ
る。
【0064】尚、前記第1接着剤は接着剤溜まり部36
に少なくとも2箇所に充填されていればよいが、レール
35間の溝に沿って全体を接着しても良い。また本実施
例では、自動化を考慮して短時間でヘッドチップを位置
出し固定するために、第1接着剤塗布した後、その後バ
ッチ処理で第2接着剤を塗布するように2種類の接着剤
を用いたが、エポキシ系接着剤等の常温硬化、加熱硬化
型接着剤等の一種類の接着剤によって接着固定すること
も可能である。
【0065】更に図11に示すように枠体28をキャリ
ッジ5に装着後、該枠体28の裏面側より突出している
各インク供給管24bにインク供給タンク7を夫々嵌合
させてキャリッジ5上に搭載することによりヘッドチッ
プCの取り付け作業を終了する。上記インク供給タンク
7は枠体28に対して交換可能に取り付けられている。
【0066】上記構成によれば、ヘッドチップ間のイン
クの着弾ずれを予め測定しておき、その情報を加味して
各ヘッドチップCをX,Y,Z軸方向全ての位置調整を
行って枠体28に固定することにより、ヘッドチップユ
ニットとして各ヘッドチップの着弾ずれを補正した状態
となり、装置本体側より電気的にインク吐出のタイミン
グを調整する必要はなくなるため、制御動作を簡略化す
ることができる。よって、高画像品位を維持して安定し
た画像を提供することができる。
【0067】また上記ヘッドチップCは直接枠体28に
当接せずに接着剤よって浮上するようにX,Y,Z軸方
向の全ての位置調整を行って高精度に位置決めするた
め、ヘッドチップCや枠体28の精度に影響されず、製
造コストを低減することができる。
【0068】また更に複数のヘッドチップCを枠体28
に位置決め保持させることにより、ヘッドチップをユニ
ット化してキャリッジ5に対するヘッド交換作業を容易
化することができる。
【0069】〔第2実施例〕前述した第1実施例ではヘ
ッドチップCを枠体28に組み込む際に、各ヘッドチッ
プCのインク着弾位置ずれ分を各ヘッドチップC毎に補
正しながら枠体28にセットするようにした例を示した
が、この方法では、ヘッドチップCのとりおき及び接着
剤の塗布及びそれを硬化させるためのUV光照射時間は
枠体28に組み込むヘッドチップCの数だけ必要となっ
ているため作業工程が長くなりがちであった。また、こ
の方法では工程を短縮化するために、ヘッドチップCを
枠体28に対して同時にセットするには補正機構が複数
必要となるため、装置が複雑となり、装置の機械精度が
低下するおそれがある。
【0070】そこで、第2実施例の組立て装置は、前記
図3のステップS13 とS14の間に、テストパター
ン記録のインク着弾位置の横方向位置ずれ(X軸方向)
量に応じてヘッドチップCをランクに分けて分別する手
順を加えたものである。
【0071】このようにすると、同一ランク内のヘッド
チップC同士ならば枠体28に対して等間隔で組み込ん
でもインク着弾点のずれは、そのランクの範囲内に収め
ることが出来る。従って、前述した第1実施例の図4に
示す補正手順(ステップS23 、S24 )が不要と
なる。
【0072】図12に第2実施例の組立て装置を説明す
る。テストパターン記録手段1は、第1実施例と同様の
構造を有するが、それぞれ4つのヘッドチップC1〜C
4を載置することができる仮置台104を複数有してい
る。また、同装置は4連のフィンガ103C1〜103
C4を有しており、仮置台104から4つのヘッドチッ
プC1〜C4を同時に把持し、枠体保持具5a上の枠体
28に同時に組み付ける構造となっている。さらに、こ
の装置は、ヘッドチップC1〜C4の枠体28への取付
け位置に対応して、4つの接着剤のディスペンサー10
5b1〜105b4及びヘッドチップC毎に3本の光フ
ァイバ105c1〜105c4,105d1〜105d
4,105e1〜105e4を有し、ヘッドチップC1
〜C4を同時に枠体28に接着できる。
【0073】次に、ヘッドチップC1〜C4を枠体に取
り付ける手順について、図13,図14に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0074】まず、ヘッドチップCnをオートハンドに
よって、チップ把持具1aへ供給し(S101)、ヘッ
ドチップCの基準面を把持体1aの突当部に突き当てて
固定する(S102)。そして、把持したヘッドチップ
Cnにインク供給タンク及び電気信号を与えるコンタク
トピンを接続する(S103)。
【0075】前記インク供給タンクとの接続に際し、ヘ
ッドチップCn内のインク流路に気泡が入ると、インク
吐出が不十分となるために、図13で図示しない回復手
段によってヘッドチップCnから一定量のインクを吸引
する回復動作を行うとともに、インク吐出面のクリーニ
ングや予備吐出等を行う(S104)。
【0076】前記動作によってヘッドチップCnからイ
ンクを正常に吐出可能とした後、記録用紙1bを巻取ロ
ール1dに一定量巻取り(S105)、該記録用紙1b
にテストパターンの記録を行う(S106)。この記録
用紙1bを移動ステージ1eによって読取手段2の観察
エリアへ移動する(S107)。この移動は記録用紙1
bによる記録開始位置と、観察エリア内での停止位置は
ステージ1eによって正確にコントロールする。
【0077】そして、光学計2a及び画像処理装置2b
によって前記テストパターン記録によるインクの着弾位
置情報及びドットの大きさの情報を読み取ると共に(S
108)、その読み取り結果が規格内にあるのか否かを
判別する(S109)。この判別は図2に示すように、
ドット径や縦ズレ、横ずれ、更にはインク着弾位置を測
定し、これらを規格と照合して規格内か、規格外かを判
別して行う。そして、前記読み取り結果が規格外であっ
た場合は、そのヘッドチップCnは吐出不良品として図
示しないオートハンドで排出する(S110)。
【0078】一方、前記読み取り結果が規格内であった
場合には、そのヘッドチップCn内の残留インクを吸引
するとともに(S111)、染料を含まないクリアイン
クをヘッドチップへ充填する(S112)。これは残留
インクによりヘッドチップCnの吐出口付近のインク固
着を防ぐためである。ヘッドチップCnは着弾位置ずれ
の量によってランク分けされ、図示しないトレイにラン
ク別に収納される(S113)。同一ランクのヘッドチ
ップが所定数、このトレイに溜まったか否かを判別し
(S114,115)、所定数が溜まった場合は、図示
しないオートハンドで同一ランクのヘッドチップを仮置
台104に並べる(S116)。この時のヘッドチップ
の間隔は概略等間隔である。
【0079】仮置台104に並べられたヘッドチップC
1〜C4をフィンガ103C1〜103C4によって同
時に把持するとともに、枠体28の所定位置へ配置して
接着剤で固定する。これを具体的に説明すると、ヘッド
チップC1〜C4の下部への接着剤の塗布は、該ヘッド
チップ下部が接着される枠体Wの下部側に接着剤を取る
することによって行う。そのために、第1実施例で説明
したように、枠体28の所定位置に接着剤を塗布する
(S117)。この枠体28への接着剤の塗布は、ヘッ
ドチップC1〜C4を仮置台104に並べている間に行
う。
【0080】そして、前記接着剤を塗布した枠体28を
枠体保持具5aにセットし(S118)、フィンガ10
3C1〜103C4によってヘッドチップC1〜C4を
把持する(S119)。このフィンガ103C1〜10
3C4を上昇させるとともに(S120)、移動台3b
をレール3aに沿って移動させ(S121)、移動台3
bが所定位置まで移動するとフィンガ103C1〜10
3C4を降下させてヘッドチップC1〜C4を枠体28
の所定位置に挿入する(S122)このとき、ヘッドチ
ップC1〜C4は枠体28のどの部分にも接することな
く、フィンガC1〜C4によって把持されている.これ
は枠体28の精度が悪くとも正確なヘッドチップ位置を
出すためである。これにより、装置の機械精度、即ちフ
ィンガ103C1〜103C4の間隔の制度によってヘ
ッドチップC1〜C4を正確に並べることが可能とな
る。
【0081】前記ヘッドチップC1〜C4は着弾ずれ量
が同一ランクなので、インク着弾位置にばらつきが少な
いため、複数のヘッドチップC1〜C4を枠体28に取
り付けるに際して、機械的に所定のピッチで等間隔に並
べればよい。すなわち、フィンガ103C1〜103C
4の間隔を所定のピッチで等間隔になるように設定すれ
ばよい。
【0082】上記のようにしてヘッドチップC1〜C4
を枠体28の所定位置に挿入すると、枠体28に塗布し
ておいた接着剤がヘッドチップCの下部につく。そして
ディスペンサー105b1〜105b4によってヘッド
チップC1〜C4の上部と枠体28とに接着剤を塗布す
る(S123)。次に、ディスペンサー105b1〜1
05b4をUV光の影響がない場所へ退避させた後(S
124)、UV光を照射して接着剤を硬化させてヘッド
チップC1〜C4を枠体28に固定する(S125)。
【0083】そして、接着剤が硬化してからフィンガ1
03C1〜103C4がヘッドチップC1〜C4の把持
を解除すると共に(S126)、フィンガ103C1〜
103C4が上昇し(S127)、仮置台4にストック
されている次のヘッドチップC1〜C4を取りにいくた
め移動台3bを移動させる(S128)。
【0084】最後に、ヘッドチップC1〜C4が取り付
けられた枠体28を図示しないオートハンドによって所
定のストッカへと収容する(S129)。
【0085】以上説明したように、ヘッドチップでテス
トパターン記録を行い、そのインク着弾位置およびドッ
トの大きさが規格内であるもののみをインク着弾位置の
ずれに応じてランク分けを行い、複数個のヘッドチップ
を一回の操作で枠体に取り付けられるために、作業時間
が著しく短縮される。また、第1実施例と異なり、枠体
移動ステージ5fがヘッドチップC1〜C4相互間の間
隔を調整するものではないため、そのための制御装置を
必要とせず、装置を簡略化することができる。さらに、
複数のヘッドチップCを同時に組み込むことが可能とな
り、組み込み時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0086】尚、本実施例ではヘッドチップCのノズル
配列方向である縦方向(Z軸方向)のインク着弾位置ず
れに関しては、ヘッドチップCの構成上、バラツキが規
格内に充分に入るため、ランク分けは横方向の位置ずれ
のみについて行っている。
【0087】〔第3実施例〕前記第2実施例に於いて
は、チップの並び方向(横方向)の着弾位置ずれに応じ
てランク分けを行い、ノズル配列方向である縦方向(Z
軸方向)の着弾位置ずれに関しては、そのバラツキが規
格内に入いるためランク分けは行なわなかった。
【0088】しかしながら、より高度な印字品位を求め
るためには、縦方向(Z軸方向)においても着弾位置を
合わせる必要がある。
【0089】そのためには縦方向(Z軸方向)の着弾ず
れに関しても、ずれ量に関してランク分けを行えば良い
のだが、縦・横両方合わせるためには、ランクの数が増
えてしまい、縦・横とも同一ランクのヘッドチップを得
ることは困難になってくる。
【0090】そこで、本実施例は、横方法(X軸方向)
のずれ補正を第2実施例と同様のランク分けにより行
い、縦方向(Z軸方向)に於いては仮置台に、ヘッドチ
ップC1〜C4をそれぞれの縦方向のずれ量に応じて、
これを補正する構造としたものである。
【0091】縦方向の調整機構はフィンガ103C1〜
103C4にそれぞれつけても同様の効果は得られる
が、移動するフィンガのそれぞれに調整機構を設ける
と、フィンガ自体の重量が増えるのと、所定ピッチに設
定されたフィンガ列に合わせて調整機構を入れるのは困
難であるため好ましくない。
【0092】図15に上記した調整機構を設けた仮置台
204及び高さ調整装置205を示す。
【0093】仮置台204は、断面L字型の本体204
aと、その上面に配置されるピエゾ素子204b1〜2
04b4とからなる。ピエゾ素子204b1〜204b
4は、それぞれヘッドチップC1〜C4が置かれる位置
に対応して配置され、個々のピエゾ素子204b1〜2
04b4は独立している。高さ調整装置205は、直流
電源器205b1〜205b4と、これらを各ピエゾ素
子204b1〜204b4につなげるリード線205a
1〜205a4とからなり、これらは図示しない制御装
置に連結されている。すなわち、ピエゾ素子204b1
〜204b4は、直流電源205b1〜205b4の電
圧により、ヘッドチップC1〜C4の縦方向(Z軸方
向)にのび縮みできる構造となっている。
【0094】すなわち、ヘッドチップC1〜C4の縦方
向(Z軸方向)の着弾位置情報に応じて、図示しない制
御装置が直流電源301b1〜301b4の電圧を変化
させることにより、ピエゾ素子204b1〜204b4
の高さを調整して、仮置台204におけるヘッドチップ
の縦方向(Z軸方向)の位置を変化させることができ
る。
【0095】このように、仮置台205ですでに縦方向
(Z軸方向)の着弾点ずれを補正しており、それ以降の
工程は第2実施例と同様に、所定ピッチで等間隔に配置
されたフィンガでヘッドチップC1〜C4を同時に把持
し、枠体へ移動し、接着することにより、縦方向(Z軸
方向)においても着弾点ずれの少ないヘッドを作ること
が可能となる。
【0096】なお、本実施例では、ヘッドチップ間のピ
ッチが小さいため、積層されたピエゾ素子を用いたが、
物理的に配置可能であるならば、通常のZステージを用
いても同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0097】(インクジェット記録装置の構成)最後
に、上記第1実施例乃至第3実施例に示す方法により組
み立てられた、ヘッドユニットを組み込んだインクジェ
ット記録装置について説明する。
【0098】図16に示すように、搬送手段であるプラ
テンローラ501は、被記録材である記録シートPを搬
送すると共に、記録位置にて該記録シートPを支持す
る。上記プラテンローラ501の回転軸の一端には、手
動により回転操作可能なノブ501aが設けられてい
る。上記プラテンローラ501の正面には、記録位置に
搬送される記録シートPを押さえるための押さえ板50
2が配置される。
【0099】枠体28内に複数のヘッドチップC1〜C
4を組み込んでなるヘッドユニットHには、夫々インク
供給タンク7が連結されており、該インク供給タンク7
より各色インクが供給されている。そして、信号に応
じ、前記プラテンローラ501によって搬送された記録
シートPにインクを吐出してカラー記録を行うものであ
る。
【0100】そして、これら上記ヘッドユニットH及び
インク供給タンク7は、キャリッジ505に搭載され、
副走査方向(矢印a,b方向)に往復移動する。上記キ
ャリッジ505は螺旋溝506aが穿設されたリードス
クリュー506に連結しており、該リードスクリュー5
06の端部にはスクリューギヤ506bが取付けられて
いる。また上記キャリッジ505は両端を装置本体に支
持されたガイドレール507に挿通されている。
【0101】上記キャリッジ505の材質は、装置本体
の使用状況により十分剛性のある構造になるように選定
される。本実施例ではフィラー入りPPS(ポリフェニ
レンサルファイト)を使用した。
【0102】駆動源である駆動モータ508の駆動力
は、駆動伝達ギヤ509a,スクリューギヤ506bを
介してリードスクリュー506に伝達される。よって、
上記駆動モータ508を正逆回転駆動することにより、
上記駆動伝達ギヤ509a,スクリューギヤ506bを
介してリードスクリュー506に駆動力を伝達し、キャ
リッジ505は図の矢印a,b方向に往復移動するもの
である。
【0103】また上記キャリッジ505にはレバー50
5aが突設されており、キャリッジ移動範囲の端部に設
けられたフォトカプラ510a,510bによって上記
レバー505aを検知することによって、キャリッジ5
05のホームポジション(待機位置)を検知して、前記
駆動モータ508の回転方向を切り換えるものである。
【0104】キャップ部材511は、ヘッドユニットの
インク吐出口の回復処理を行うものであり、支持部材5
12によって一体的に支持されている。この支持部材5
12には図示しない吸引手段が装備されている。また上
記キャップ部材511には開口部513が設けられてお
り、該開口部513をヘッドユニットのノズルに被覆し
て吸引手段によって吸引することにより回復処理を行う
ものである。
【0105】回復レバー514は、回復処理を開始する
ためのものであって、キャリッジ505がホームポジシ
ョンに戻った時に当接するカム515が移動に伴って移
動し、駆動モータ508からの駆動力が駆動伝達ギヤ5
09bや図示しないクラッチ切り換え等の公知の伝達手
段によって移動が制御される。
【0106】また装置本体のシャーシ516には支持板
517が取り付けられており、該支持板517にはクリ
ーニングブレード518が摺動自在に支持されている。
このクリーニングブレード518は、図示しない駆動手
段によって前後方向に移動されて、吐出口に付着したイ
ンク滴をクリーニングするものである。上記クリーニン
グブレード518の形態は図示のものに限らず、他の公
知のものも適用できることはいうまでもない。
【0107】上記キャッピング,クリーニング,吸引回
復の各処理はキャリッジ505がホームポジション側領
域に移動したときリードスクリュー506の動作に応じ
て対応する位置で所定のタイミングで行われる。
【0108】このようなインクジェット記録装置によっ
ては、ヘッドチップCを組み込んだ枠体28を、キャリ
ッジ505へ搭載し、前記ヘッドチップCに対してイン
ク供給タンク7及び電気信号を供給するコンタクトピン
(図示せず)を接続することによって容易に交換するこ
とが出来る。
【0109】〔他の実施例〕前述した実施例では記録方
式としてインクジェット記録方式を用いたが、この場
合、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、前記電気
熱変換体によって印加される熱エネルギーにより、イン
クに生ずる膜沸騰を利用してインクに生ずる気泡の成
長,収縮により、インクを吐出口より吐出して記録を行
うように構成すると更に好ましい。
【0110】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、ヘッドチッ
プの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動
信号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので
有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0111】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0112】ヘッドチップの構成としては、前述の各明
細書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換
体の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書
を用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0113】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0114】またインクジェット記録装置の構成として
設けられる、ヘッドチップの回復手段、予備的な補助手
段等を付加することは本発明の効果を一層安定出来るの
で好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、ヘ
ッドチップに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこ
れとは別の加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加
熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行う
ことも安定した記録を行うために有効である。
【0115】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録シートに到達する時点で
はすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーに
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も適
用可能である。
【0116】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0117】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末のして用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0118】
【効果】以上説明した本発明によっては、ヘッドユニッ
トはインク着弾位置の位置ずれの調節をヘッドユニット
の組立て段階で完了させることができるために、画像出
力の都度、補正を行う必要がなくなり、装置を小型化及
び単純化することができる。
【0119】特に、テストパターンを使用して、着弾位
置情報を得る方法及び装置によっては、個々のヘッドチ
ップの癖に関する情報を簡単に且つ正確に得ることがで
き、ヘッドチップ間の相対位置を決定する際により精度
の高い制御を行うことが可能なる。
【0120】さらに、ヘッドチップを枠体から浮上した
状態で接着固定する組立て方法によれば、組み込まれる
複数のヘッドチップの相対距離は、枠体の精度に影響を
受けることがなく、より画像品位の高いヘッドチップを
生産することができる。
【0121】さらに、本発明のインクジェット出力装置
によれば、ユーザがヘッドユニットごとに交換すること
ができ調整も必要ないことから、取扱性に優れ、また、
位置制御機構も必要がないため、構造も簡単なインクジ
ェット出力装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のヘッドユニットの組立て装置の斜
視図である。
【図2】テストパターンのインク吐出をしたときの説明
図である。
【図3】第1実施例のヘッドユニットの組立て手順を示
すフローチャートである。
【図4】第1実施例のヘッドユニットの組立て手順を示
すフローチャートである。
【図5】ヘッドユニットの構成を示す説明図である。
【図6】へッドユニットの底面図である。
【図7】ヘッドチップの組立構成を示す説明図である。
【図8】ヘッドチップの部分説明図である。
【図9】ヘッドチップの位置決めを示す説明図である。
【図10】ヘッドチップの枠体に対する位置決め部を示
す説明図である。
【図11】ヘッドユニットのキャリッジに対する取り付
け構成を示す説明図である。
【図12】第2実施例のヘッドユニットの組立て装置の
斜視図である。
【図13】第2実施例のヘッドユニットの組立て手順を
示すフローチャートである。
【図14】第2実施例のヘッドユニットの組立て手順を
示すフローチャートである。
【図15】第3実施例のヘッドユニットの仮置き台の斜
視図である。
【図16】インクジェット記録装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…テストパターン記録手段、1a…チップ把持具、1
b…記録用紙、1c…供給ロール、1d…巻取ロール、
1e…移動ステージ、2…テストパターン読取手段、2
a…光学系、2b…画像処理装置、3…オートハンド、
3a…レール、3b…移動台、3c…チップ把持フィン
ガ、4…仮置き台、5…枠体取り付け手段、5a…枠体
保持具、5b…ディスペンサー、5c,5d,5e…光
ファイバ、5f…枠体移動ステージ、7…インク供給タ
ンク、19…支持体、19a,19b,29a…穴、20…ヒータ
ボード、21…配線基板、22…天板、22a…インク受け
口、23…押さえバネ、23a…前だれ部、23b…脚部、24
…インク供給部材、24a…インク導管、24b…インク供
給管、24c…封止ボール、24d…フィルター、25…電気
熱変換体、26…共通液室、27…吐出口、28…枠体、29…
上蓋、29b,32a…係止片、30…蓋コネクタ、31…電極
パット、31a…コネクタ、32…蓋枠、33…溝穴、34a,
34b,34c,34d…突起、35…レール、36,37…接着剤
溜まり部、38…凹部、103 c1〜c4…チップ把持フィン
ガ、104 …仮置き台、105 b1〜b4…ディスペンサー、10
5 c1〜c4,105 d1〜d4,105 e1〜e4…光ファイバ、204
…仮置き台、205 b1〜b4…ピエゾ素子、505 …キャリッ
ジ、P…ヘッドチップ、H…ヘッドユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 25/28 Z (72)発明者 日隈 昌彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 里井 庸修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する複数のヘッドチップを
    枠体に取り付けるヘッドユニットの組立て方法におい
    て、 インクの着弾位置の位置ずれの補正を行うように、前記
    複数のヘッドチップ間の相対位置を決定し、 該相対位置を保つように、前記複数のヘッドチップを枠
    体に固定たことを特徴とするヘッドユニットの組立て方
    法。
  2. 【請求項2】 第1請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 前記複数のヘッドチップの相対位置は、前記ヘッドチッ
    プを用いてテストパターンを記録し、該テストパターン
    から読み取ったインクの着弾位置情報を用いて決定され
    ることを特徴とするヘッドユニットの組立て方法。
  3. 【請求項3】 第2請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 前記テストパターンから読み取ったインクの着弾位置情
    報に基づいて、前記ヘッドチップの着弾品質が規格内の
    ものかどうかを判断し、規格内のヘッドチップを選択し
    て前記枠体に固定することを特徴とするヘッドユニット
    の組立て方法。
  4. 【請求項4】 第2請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 インクの着弾位置の位置ずれ補正は、前記テストパター
    ンから読み取ったインクの着弾位置情報を用い、前記複
    数のヘッドチップを枠体に固定する際に行うことを特徴
    とするヘッドユニットの組立て方法。
  5. 【請求項5】 第2請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 インクの着弾位置の位置ずれ補正は、前記テストパター
    ンから読み取ったインクの着弾位置情報を用い、インク
    の着弾位置の位置ずれが近い前記ヘッドチップ同士を組
    み合わせ、所定の相対位置を保つように前記枠体に固定
    したことを特徴とするヘッドユニットの組立て方法。
  6. 【請求項6】 第2請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 インクの着弾位置の位置ずれ補正のうち、縦方向の位置
    ずれ補正は、前記テストパターンから読み取った着弾位
    置情報を用い、前記ヘッドチップが仮に置かれる仮置台
    の前記各ヘッドチップが置かれる部分の高さを調整する
    ことによって行い、この所定の相対位置を保つように前
    記枠体に固定したことを特徴とするヘッドユニットの組
    立て方法。
  7. 【請求項7】 第1請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 前記複数のヘッドチップは、前記枠体の壁に押し当てる
    ことなく位置決めし、ヘッドチップ端面の少なくとも2
    ヶ所以上で、前記枠体から浮上した状態で接着固定する
    ことを特徴とするヘッドユニットの組立て方法。
  8. 【請求項8】 第7請求項に記載するヘッドユニットの
    組立て方法であって、 前記ヘッドチップの固定は2種類以上の接着剤を使用
    し、少なくとも第1接着剤としてUV系接着剤を使用
    し、第2接着剤としてシリコン系接着剤を使用すること
    を特徴とするヘッドユニットの組立て方法。
  9. 【請求項9】 インクを吐出する複数のヘッドチップを
    枠体に取り付けるヘッドユニットの組立て装置におい
    て、 インクの着弾位置の位置ずれの補正を行うように、前記
    複数のヘッドチップ間の相対位置を保つ位置決め手段
    と、 前記ヘッドチップ間の相対位置を保つように、前記複数
    のヘッドチップを枠体に固定する枠体取り付け手段と、 を有することを特徴とするヘッドユニットの組立て装
    置。
  10. 【請求項10】 第9請求項に記載するヘッドユニット
    の組立て装置であって、 前記位置決定手段は、ヘッドチップを用いてテストパタ
    ーンを記録するためのテストパターン出力手段と、該テ
    ストパターンからインクの着弾位置及びインクの大きさ
    の情報を読み取るテストパターン読み取り手段とを有す
    ることを特徴とする特徴とするヘッドユニットの組立て
    装置。
  11. 【請求項11】 第10請求項に記載するヘッドユニッ
    トの組立て装置であって、 前記テストパンターン読み取り手段は、前記テストパタ
    ーンから読み取ったインクの着弾位置情報に基づいて、
    前記ヘッドチップの着弾品質が規格内のものかどうかを
    判断し、規格内のヘッドチップを選択して前記枠体に固
    定することを特徴とするヘッドユニットの組立て装置。
  12. 【請求項12】 第10請求項に記載するヘッドユニッ
    トの組立て装置であって、 前記枠体取り付け手段は、前記位置決定手段から得たイ
    ンクの着弾位置情報を用い、前記複数のヘッドチップを
    枠体に固定する際に位置ずれの補正を行うことを特徴と
    するヘッドユニットの組立て装置。
  13. 【請求項13】 第10請求項に記載するヘッドユニッ
    トの組立て装置であって、 前記枠体取り付け手段は、前記位置決定手段から得たイ
    ンクの着弾位置情報を用い、インクの着弾位置の位置ず
    れが近い前記ヘッドチップ同士を組み合わせ、所定の相
    対位置を保つように前記枠体に固定して、位置ずれの補
    正を行うことを特徴とするヘッドユニットの組立て装
    置。
  14. 【請求項14】 第10請求項に記載するヘッドユニッ
    トの組立て装置であって、 前記枠体取り付け手段は、前記テストパターンから読み
    取った着弾位置情報を用い、前記ヘッドチップが仮に置
    かれる仮置台の前記各ヘッドチップが置かれる部分の高
    さを調整することによって行い、この所定の相対位置を
    保つように前記枠体に固定し、インクの着弾位置の位置
    ずれ補正のうち、縦方向の位置ずれ補正を行うことを特
    徴とするヘッドユニットの組立て装置。
  15. 【請求項15】 被出力材を搬送するための搬送手段
    と、 画像情報に応じて前記被出力材にインクを吐出させて像
    を出力する複数の出力ヘッドチップを枠体上に接着固定
    してなる出力手段と、 前記出力手段を搭載して主走査方向に往復移動可能な搬
    送体と、を有し、 前記出力手段は、インクの着弾位置の位置ずれの補正を
    行うように、前記複数のヘッドチップ間の相対位置を決
    定し、該相対位置を保つように、前記複数のヘッドチッ
    プを枠体に接着固定して構成されることを特徴とするイ
    ンクジェット出力装置。
  16. 【請求項16】 第15請求項に記載されたインクジェ
    ット出力装置であって、 前記出力手段はインク吐出用の熱エネルギーを発生する
    ための電気熱変換体を備えていることを特徴とするイン
    クジェット出力装置。
  17. 【請求項17】 第16請求項に記載されたインクジェ
    ット出力装置であって、 前記記録手段は前記電気熱変換体によって印加される熱
    エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用して吐
    出口よりインクを吐出させることを特徴とするインクジ
    ェット出力装置。
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