JPH078921Y2 - 平ベルト伝動装置 - Google Patents
平ベルト伝動装置Info
- Publication number
- JPH078921Y2 JPH078921Y2 JP1988152102U JP15210288U JPH078921Y2 JP H078921 Y2 JPH078921 Y2 JP H078921Y2 JP 1988152102 U JP1988152102 U JP 1988152102U JP 15210288 U JP15210288 U JP 15210288U JP H078921 Y2 JPH078921 Y2 JP H078921Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- pulley
- flat
- flat belt
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、平ベルトを使用する平ベルト伝動装置の改良
に関する。
に関する。
(従来の技術) 従来より、平ベルトにより負荷を伝動する平ベルト伝動
装置においては、平プーリ上でのベルトの蛇行や片寄り
等が発生するのを防止するために、プーリの外周にクラ
ウン部(中高部)を設けることは一般によく知られてい
る(例えば実開昭50−121147号、実開昭58−189844号、
実開昭62−2514号等の各公報参照)。
装置においては、平プーリ上でのベルトの蛇行や片寄り
等が発生するのを防止するために、プーリの外周にクラ
ウン部(中高部)を設けることは一般によく知られてい
る(例えば実開昭50−121147号、実開昭58−189844号、
実開昭62−2514号等の各公報参照)。
また、このようなベルトの蛇行や片寄り等を極度に嫌う
場合には、例えば第9図に示す如く、プーリaの幅wpを
ベルトbの幅Wよりも広くしてプーリaの両側に2〜3m
m程度のゆとりを持たせるとともに、プーリaの両端に
厚さ1mm程度のフランジc,cを取り付けることが行われ
る。
場合には、例えば第9図に示す如く、プーリaの幅wpを
ベルトbの幅Wよりも広くしてプーリaの両側に2〜3m
m程度のゆとりを持たせるとともに、プーリaの両端に
厚さ1mm程度のフランジc,cを取り付けることが行われ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、この従来のものでは、プーリ幅wpはベルト幅
Wにベルトb両側のゆとりの寸法と両フランジc,cの厚
さとを加えたものとなって広くなり、特に、伝動負荷が
軽負荷のときには、その傾向が強くなる。このため、ベ
ルト伝動装置のコンパクト化や軽量化を図る点で不利で
あった。
Wにベルトb両側のゆとりの寸法と両フランジc,cの厚
さとを加えたものとなって広くなり、特に、伝動負荷が
軽負荷のときには、その傾向が強くなる。このため、ベ
ルト伝動装置のコンパクト化や軽量化を図る点で不利で
あった。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、平ベルトのベルト幅方向の移動を規制するフラ
ンジの位置を変えることにより、ベルトのプーリ上での
幅方向の移動を防止しつつ、プーリ幅をベルト幅と略同
じ寸法まで狭くして、平ベルト伝動装置のコンパクト化
及び軽量化を図ることにある。
目的は、平ベルトのベルト幅方向の移動を規制するフラ
ンジの位置を変えることにより、ベルトのプーリ上での
幅方向の移動を防止しつつ、プーリ幅をベルト幅と略同
じ寸法まで狭くして、平ベルト伝動装置のコンパクト化
及び軽量化を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解決手段は、基本
的に、平ベルトのベルト幅方向の移動を規制するフラン
ジの位置をプーリの幅方向中間部に配設する。
的に、平ベルトのベルト幅方向の移動を規制するフラン
ジの位置をプーリの幅方向中間部に配設する。
具体的には、請求項(1)記載の考案では、ベルト基体
にエンドレスの複数本の芯体が互いに平行に埋設されて
なる平ベルトにおいて、そのベルト基体における内周面
の幅方向中間部に、ベルト長さ方向に延びかつ上記芯体
の位置よりも深い凹溝を形成する。一方、平プーリにつ
いては、その外周の幅方向中間部に上記平ベルトの凹溝
に嵌合するフランジを設ける。
にエンドレスの複数本の芯体が互いに平行に埋設されて
なる平ベルトにおいて、そのベルト基体における内周面
の幅方向中間部に、ベルト長さ方向に延びかつ上記芯体
の位置よりも深い凹溝を形成する。一方、平プーリにつ
いては、その外周の幅方向中間部に上記平ベルトの凹溝
に嵌合するフランジを設ける。
また、請求項(2)記載の考案では、平プーリの外周に
少なくとも2つ以上のクラウン部を平ベルトの凹溝以外
の部分に対応して幅方向に並んで設け、かつ該クラウン
部間に平ベルトの凹溝に嵌合するフランジを設ける。
少なくとも2つ以上のクラウン部を平ベルトの凹溝以外
の部分に対応して幅方向に並んで設け、かつ該クラウン
部間に平ベルトの凹溝に嵌合するフランジを設ける。
さらに、請求項(3)記載の考案では、平プーリ外周に
1つのクラウン部を設け、かつ該クラウン部の幅方向中
間部に平ベルトの凹溝に嵌合するフランジを設ける。
1つのクラウン部を設け、かつ該クラウン部の幅方向中
間部に平ベルトの凹溝に嵌合するフランジを設ける。
(作用) 上記の構成により、請求項(1),(2)又は(3)記
載の考案では、平ベルトの内周に芯体の位置よりも深い
凹溝が形成され、平プーリの外周でその幅方向の中間部
には平ベルト内周の凹溝に嵌合可能なフランジが形成さ
れているので、ベルト伝動装置の運転時、プーリ外周に
乗ったベルトは、その凹溝がプーリ外周のフランジに係
合した状態で走行することとなり、その幅方向の移動が
規制されるので、蛇行や片寄りの発生を確実に防止する
ことができる。その際、平ベルトの凹溝の深さが芯体の
位置よりも深いので、平ベルトは凹溝の位置を境にして
複数の平ベルト部分にほぼ区画されることとなり、凹溝
とプーリ側フランジとの係合状態で、ベルトにその張力
により片寄り力が発生しても、ベルト基体における凹溝
側壁部分とフランジとの間に働く剪断力が抑制され、凹
溝側壁部分の磨耗を低減することができる。
載の考案では、平ベルトの内周に芯体の位置よりも深い
凹溝が形成され、平プーリの外周でその幅方向の中間部
には平ベルト内周の凹溝に嵌合可能なフランジが形成さ
れているので、ベルト伝動装置の運転時、プーリ外周に
乗ったベルトは、その凹溝がプーリ外周のフランジに係
合した状態で走行することとなり、その幅方向の移動が
規制されるので、蛇行や片寄りの発生を確実に防止する
ことができる。その際、平ベルトの凹溝の深さが芯体の
位置よりも深いので、平ベルトは凹溝の位置を境にして
複数の平ベルト部分にほぼ区画されることとなり、凹溝
とプーリ側フランジとの係合状態で、ベルトにその張力
により片寄り力が発生しても、ベルト基体における凹溝
側壁部分とフランジとの間に働く剪断力が抑制され、凹
溝側壁部分の磨耗を低減することができる。
また、プーリの幅方向中間部のフランジによりベルトの
移動が規制されるので、従来の如きプーリの幅方向両側
のゆとり及びフランジの厚さは全く不要となり、このこ
とによりプーリの幅をベルト幅と同程度まで狭くするこ
とができ、よってベルト伝動装置のコンパクト化及び軽
量化を図ることができる。
移動が規制されるので、従来の如きプーリの幅方向両側
のゆとり及びフランジの厚さは全く不要となり、このこ
とによりプーリの幅をベルト幅と同程度まで狭くするこ
とができ、よってベルト伝動装置のコンパクト化及び軽
量化を図ることができる。
特に、請求項(2)又は(3)記載の考案では、プーリ
の外周にクラウン部が形成されているので、ベルトの幅
方向の移動をフランジのみならずクラウン部によっても
確実に防止することができる。
の外周にクラウン部が形成されているので、ベルトの幅
方向の移動をフランジのみならずクラウン部によっても
確実に防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本考案の実施例に係る平ベルト伝動装置Aの全
体構成を模式的に示したものであり、1は駆動軸、2は
該駆動軸1と平行に配置された従動軸で、上記駆動軸1
には駆動プーリ3が、従動軸2には従動プーリ4がそれ
ぞれ回転一体に取り付けられ、この両プーリ3,4間には
平ベルト5が巻き掛けられている。
体構成を模式的に示したものであり、1は駆動軸、2は
該駆動軸1と平行に配置された従動軸で、上記駆動軸1
には駆動プーリ3が、従動軸2には従動プーリ4がそれ
ぞれ回転一体に取り付けられ、この両プーリ3,4間には
平ベルト5が巻き掛けられている。
上記平ベルト5は、第1図に拡大詳示するように、硬質
ゴムからなるベルト基体5aと、該ベルト基体5aに互いに
平行に配置されて埋設されたエンドレスの複数本の芯体
5b,5b,…とを備え、上記ベルト基体5aのプーリ1に接触
する内周面にはベルト幅方向の3等分位置に、ベルト長
さ方向に延びる有底の2条の凹溝6,6が形成されてい
る。この各凹溝6は芯体5b,5b間を通って該芯体5bの位
置よりもベルト背面側まで延び、その断面は略矩形状と
されている。
ゴムからなるベルト基体5aと、該ベルト基体5aに互いに
平行に配置されて埋設されたエンドレスの複数本の芯体
5b,5b,…とを備え、上記ベルト基体5aのプーリ1に接触
する内周面にはベルト幅方向の3等分位置に、ベルト長
さ方向に延びる有底の2条の凹溝6,6が形成されてい
る。この各凹溝6は芯体5b,5b間を通って該芯体5bの位
置よりもベルト背面側まで延び、その断面は略矩形状と
されている。
一方、上記駆動及び従動プーリ3,4はいずれも平プーリ
からなるもので互いに同じ構造とされている。例えば駆
動プーリ3について説明すると、第1図に示すように、
この駆動プーリ3の外周面はプーリ中心から同じ距離の
円筒面上に位置し、該外周面には3つのクラウン部7,7,
…がそれぞれ上記平ベルト5の凹溝6,6以外の部分に対
応して幅方向に並んで形成され、これらのクラウン部7,
7,…は幅、クラウン高さ及びクラウン半径が互いに同じ
に設定されている。また、上記クラウン部7,7,…間には
上記平ベルト5の凹溝6,6に嵌合する2条のフランジ8,8
がプーリ幅方向に間隔をあけて形成され、この各フラン
ジ8のプーリ外周面からの突出高さ寸法はベルト5の凹
溝6の深さ寸法よりも小さくて、フランジ8の先端が凹
溝6底面に接触しないようになっている。
からなるもので互いに同じ構造とされている。例えば駆
動プーリ3について説明すると、第1図に示すように、
この駆動プーリ3の外周面はプーリ中心から同じ距離の
円筒面上に位置し、該外周面には3つのクラウン部7,7,
…がそれぞれ上記平ベルト5の凹溝6,6以外の部分に対
応して幅方向に並んで形成され、これらのクラウン部7,
7,…は幅、クラウン高さ及びクラウン半径が互いに同じ
に設定されている。また、上記クラウン部7,7,…間には
上記平ベルト5の凹溝6,6に嵌合する2条のフランジ8,8
がプーリ幅方向に間隔をあけて形成され、この各フラン
ジ8のプーリ外周面からの突出高さ寸法はベルト5の凹
溝6の深さ寸法よりも小さくて、フランジ8の先端が凹
溝6底面に接触しないようになっている。
したがって、上記実施例においては、平ベルト5の内周
に2条の凹溝6,6が形成され、一方、平プーリからなる
駆動及び従動プーリ3,4の外周でその幅方向の中間部に
は平ベルト5内周の凹溝6,6にそれぞれ嵌合可能な2条
のフランジ8,8が形成されているので、ベルト伝動装置
Aの運転状態では、プーリ3(又は4)の外周に乗った
ベルト5は、その凹溝6,6がそれぞれプーリ3(又は
4)外周のフランジ8,8に係合した状態で走行する。こ
の凹溝6,6とフランジ8,8との係合により、プーリ3(又
は4)上でのベルト5の幅方向の移動が規制されて、ベ
ルト5の蛇行や片寄りの発生を確実に抑制することがで
きる。
に2条の凹溝6,6が形成され、一方、平プーリからなる
駆動及び従動プーリ3,4の外周でその幅方向の中間部に
は平ベルト5内周の凹溝6,6にそれぞれ嵌合可能な2条
のフランジ8,8が形成されているので、ベルト伝動装置
Aの運転状態では、プーリ3(又は4)の外周に乗った
ベルト5は、その凹溝6,6がそれぞれプーリ3(又は
4)外周のフランジ8,8に係合した状態で走行する。こ
の凹溝6,6とフランジ8,8との係合により、プーリ3(又
は4)上でのベルト5の幅方向の移動が規制されて、ベ
ルト5の蛇行や片寄りの発生を確実に抑制することがで
きる。
しかも、上記プーリ3(又は4)の外周に3つのクラウ
ン部7,7,…が形成されているので、この各クラウン部7
によってもベルト5の幅方向の移動が抑制されることと
なり、よってベルト5の蛇行や片寄りをより一層確実に
抑制することができる。
ン部7,7,…が形成されているので、この各クラウン部7
によってもベルト5の幅方向の移動が抑制されることと
なり、よってベルト5の蛇行や片寄りをより一層確実に
抑制することができる。
その際、ベルト5の各凹溝6の深さが芯体5bの位置より
も深いので、平ベルト5は凹溝6の位置を境にして複数
の平ベルト部分にほぼ区画され、凹溝6とプーリ3(又
は4)のフランジ8との係合状態で、ベルト5にその張
力により片寄り力が発生しても、ベルト基体5aにおける
凹溝6側壁のゴム部とフランジ8との間に働く剪断力は
抑制されて、ゴム部の磨耗を低減でき、ベルト5の寿命
を延ばすことができる。
も深いので、平ベルト5は凹溝6の位置を境にして複数
の平ベルト部分にほぼ区画され、凹溝6とプーリ3(又
は4)のフランジ8との係合状態で、ベルト5にその張
力により片寄り力が発生しても、ベルト基体5aにおける
凹溝6側壁のゴム部とフランジ8との間に働く剪断力は
抑制されて、ゴム部の磨耗を低減でき、ベルト5の寿命
を延ばすことができる。
そして、こうしてベルト5の幅方向の移動がプーリ3
(又は4)の幅方向中間部のフランジ8,8及びクラウン
部7,7,…により規制される結果、フランジをプーリの幅
方向両端に取り付けた場合におけるベルト両側のゆとり
寸法及びフランジの厚さは全く不要となり、このことに
よりプーリ3(又は4)の幅wpをベルト幅Wと略同じ幅
まで狭くすることができ、よってベルト伝動装置Aはコ
ンパクトでしかも軽量なものとなる。
(又は4)の幅方向中間部のフランジ8,8及びクラウン
部7,7,…により規制される結果、フランジをプーリの幅
方向両端に取り付けた場合におけるベルト両側のゆとり
寸法及びフランジの厚さは全く不要となり、このことに
よりプーリ3(又は4)の幅wpをベルト幅Wと略同じ幅
まで狭くすることができ、よってベルト伝動装置Aはコ
ンパクトでしかも軽量なものとなる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施例を包含する。例えば、上記実施例では、
ベルト5の内周に2条の凹溝6,6を形成し、プーリ3
(又は4)側には3つのクラウン部7,7,…と2条のフラ
ンジ8,8とを設けているが、これらの数を増減変更する
ことも可能である。第3図に示す実施例は、ベルト5内
周の凹溝6を1条に減らし、プーリ3(又は4)側に2
つのクラウン部7,7…と1条のフランジ8とを設けたも
のである。
々の変形実施例を包含する。例えば、上記実施例では、
ベルト5の内周に2条の凹溝6,6を形成し、プーリ3
(又は4)側には3つのクラウン部7,7,…と2条のフラ
ンジ8,8とを設けているが、これらの数を増減変更する
ことも可能である。第3図に示す実施例は、ベルト5内
周の凹溝6を1条に減らし、プーリ3(又は4)側に2
つのクラウン部7,7…と1条のフランジ8とを設けたも
のである。
また、上記実施例では、プーリ3(又は4)の外周に複
数のクラウン部7,7,…を形成しているが、第4図及び第
5図に示す如く、プーリ3(又は4)の外周に1つのク
ラウン部7を設け、該クラウン部7の幅方向中間部に平
ベルト5の凹溝6に嵌合する1条又は2条以上のフラン
ジ8を形成してもよく、上記実施例と同様の作用効果を
奏することができる。
数のクラウン部7,7,…を形成しているが、第4図及び第
5図に示す如く、プーリ3(又は4)の外周に1つのク
ラウン部7を設け、該クラウン部7の幅方向中間部に平
ベルト5の凹溝6に嵌合する1条又は2条以上のフラン
ジ8を形成してもよく、上記実施例と同様の作用効果を
奏することができる。
さらに、第6図及び第7図に示すように、プーリ3(又
は4)の外周をクラウン部7のないフラットな円筒面と
し、その外周面に1条以上のフランジ8を形成してもよ
い。また、第8図に示す如く、ベルト5の凹溝6を中拡
がりの略蟻溝形状とし、プーリ3(又は4)のフランジ
8の断面形状を先端に向かって幅が増大する逆台形状と
してもよい。
は4)の外周をクラウン部7のないフラットな円筒面と
し、その外周面に1条以上のフランジ8を形成してもよ
い。また、第8図に示す如く、ベルト5の凹溝6を中拡
がりの略蟻溝形状とし、プーリ3(又は4)のフランジ
8の断面形状を先端に向かって幅が増大する逆台形状と
してもよい。
最後に、具体例について説明する。上記した第3図に示
す実施例に対応するベルト並びに直径が100mmの駆動及
び従動の平プーリを用意した。この平ベルトを駆動及び
従動プーリに巻き掛け、軸荷重50〜500kgをかけた状態
で駆動プーリを600〜2600rpmの回転速度で回転させてベ
ルトの幅方向の挙動を評価したところ、プーリのフラン
ジへのベルトの乗上げやベルトの片寄りは全く見られな
かった。この試験評価から明らかなように、本考案例に
よると、ベルトの蛇行や片寄りの発生を招くことなく、
プーリ幅をベルト幅と略同じにして、平ベルト伝動装置
のコンパクト化及び軽量化を達成できることが判る。
す実施例に対応するベルト並びに直径が100mmの駆動及
び従動の平プーリを用意した。この平ベルトを駆動及び
従動プーリに巻き掛け、軸荷重50〜500kgをかけた状態
で駆動プーリを600〜2600rpmの回転速度で回転させてベ
ルトの幅方向の挙動を評価したところ、プーリのフラン
ジへのベルトの乗上げやベルトの片寄りは全く見られな
かった。この試験評価から明らかなように、本考案例に
よると、ベルトの蛇行や片寄りの発生を招くことなく、
プーリ幅をベルト幅と略同じにして、平ベルト伝動装置
のコンパクト化及び軽量化を達成できることが判る。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項(1),(2)又は(3)
記載の考案によると、平ベルトの内周に芯体の位置より
も深い凹溝を設け、一方、平プーリの外周に上記ベルト
の内周に嵌合可能なフランジをプーリ幅方向の中間位置
に設けたことにより、ベルトの寿命を低下させることな
く、プーリ上でのベルトの幅方向の移動をベルト凹溝と
プーリ外周のフランジとの係合によって規制できるの
で、プーリの両側にベルトに対して設けるゆとり及びプ
ーリ両端のフランジの厚さを不要とでき、よってベルト
の蛇行や片寄りの発生を防止しつつ、プーリ幅をベルト
幅と略同じ寸法まで狭くして、平ベルト変速装置のコン
パクト化及び軽量化を図ることができるという実用上優
れた効果を有するものである。
記載の考案によると、平ベルトの内周に芯体の位置より
も深い凹溝を設け、一方、平プーリの外周に上記ベルト
の内周に嵌合可能なフランジをプーリ幅方向の中間位置
に設けたことにより、ベルトの寿命を低下させることな
く、プーリ上でのベルトの幅方向の移動をベルト凹溝と
プーリ外周のフランジとの係合によって規制できるの
で、プーリの両側にベルトに対して設けるゆとり及びプ
ーリ両端のフランジの厚さを不要とでき、よってベルト
の蛇行や片寄りの発生を防止しつつ、プーリ幅をベルト
幅と略同じ寸法まで狭くして、平ベルト変速装置のコン
パクト化及び軽量化を図ることができるという実用上優
れた効果を有するものである。
また、特に、請求項(2)又は(3)記載の考案では、
プーリの外周にクラウン部を形成するので、ベルトの幅
方向の移動をフランジのみならずクラウン部によっても
規制でき、よってベルトの蛇行及び片寄りをより一層確
実に防止することができる。
プーリの外周にクラウン部を形成するので、ベルトの幅
方向の移動をフランジのみならずクラウン部によっても
規制でき、よってベルトの蛇行及び片寄りをより一層確
実に防止することができる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は第2図のI−
I線拡大断面図、第2図は平プーリ伝動装置の概略構成
を示す正面図である。第3図〜第8図はそれぞれ本考案
の他の実施例を示す第1図相当図である。第9図は従来
例を示す第1図相当図である。 A…平ベルト伝動装置、3,4…プーリ、5…平ベルト、5
a…ベルト基体、5b…芯体、6…凹溝、7…クラウン
部、8…フランジ。
I線拡大断面図、第2図は平プーリ伝動装置の概略構成
を示す正面図である。第3図〜第8図はそれぞれ本考案
の他の実施例を示す第1図相当図である。第9図は従来
例を示す第1図相当図である。 A…平ベルト伝動装置、3,4…プーリ、5…平ベルト、5
a…ベルト基体、5b…芯体、6…凹溝、7…クラウン
部、8…フランジ。
Claims (3)
- 【請求項1】エンドレスの複数本の芯体が互いに平行に
埋設されてなるベルト基体における内周面の幅方向中間
部に、ベルト長さ方向に延びかつ上記芯体の位置よりも
深い凹溝が形成された平ベルトと、 外周の幅方向中間部に上記平ベルトの凹溝に嵌合するフ
ランジを有する平プーリとを備えてなることを特徴とす
る平ベルト伝動装置。 - 【請求項2】エンドレスの複数本の芯体が互いに平行に
埋設されてなるベルト基体における内周面の幅方向中間
部に、ベルト長さ方向に延びかつ上記芯体の位置よりも
深い凹溝が形成された平ベルトと、 外周に少なくとも2つ以上のクラウン部が上記平ベルト
の凹溝以外の部分に対応して幅方向に並んで設けられ、
かつ該クラウン部間に平ベルトの凹溝に嵌合するフラン
ジを有する平プーリとを備えてなることを特徴とする平
ベルト伝動装置。 - 【請求項3】エンドレスの複数本の芯体が互いに平行に
埋設されてなるベルト基体における内周面の幅方向中間
部に、ベルト長さ方向に延びかつ上記芯体の位置よりも
深い凹溝が形成された平ベルトと、 外周に1つのクラウン部が設けられ、かつ該クラウン部
の幅方向中間部に平ベルトの凹溝に嵌合するフランジを
有する平プーリとを備えてなることを特徴とする平ベル
ト伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152102U JPH078921Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 平ベルト伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988152102U JPH078921Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 平ベルト伝動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272840U JPH0272840U (ja) | 1990-06-04 |
| JPH078921Y2 true JPH078921Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31426734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988152102U Expired - Lifetime JPH078921Y2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 平ベルト伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078921Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63135053U (ja) * | 1987-02-26 | 1988-09-05 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP1988152102U patent/JPH078921Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272840U (ja) | 1990-06-04 |
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