JPH0790259B2 - 金属の連続押出装置 - Google Patents
金属の連続押出装置Info
- Publication number
- JPH0790259B2 JPH0790259B2 JP17876087A JP17876087A JPH0790259B2 JP H0790259 B2 JPH0790259 B2 JP H0790259B2 JP 17876087 A JP17876087 A JP 17876087A JP 17876087 A JP17876087 A JP 17876087A JP H0790259 B2 JPH0790259 B2 JP H0790259B2
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- JP
- Japan
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- coining
- groove
- extrusion
- feed material
- shoe block
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属の連続押出装置に関し、特に、ダイス近傍
のデッドメタルゾーンをなくすることにより押出材の品
質の向上を図るようにした金属の連続押出装置に関す
る。
のデッドメタルゾーンをなくすることにより押出材の品
質の向上を図るようにした金属の連続押出装置に関す
る。
従来のコンフォーム押出装置として、例えば、第2図に
示すものがあり、溝1aを有する溝付ホイール1と、供給
素材2を押出しするための輸送通路3を形成する溝1aに
係合したシューブロック4と、シューブロック4の閉塞
部4aの近傍に配置された押出成形するためのダイス5か
ら成る。
示すものがあり、溝1aを有する溝付ホイール1と、供給
素材2を押出しするための輸送通路3を形成する溝1aに
係合したシューブロック4と、シューブロック4の閉塞
部4aの近傍に配置された押出成形するためのダイス5か
ら成る。
以上の構成において、溝1aに組込まれた供給素材2は、
溝付ホイール1が図中矢印方向に回転することにより溝
1a内面の接触摩擦抵抗によって輸送通路5の奥に強制的
に送り込まれ、送り込まれた供給素材2が輸送通路5の
奥の閉塞部4aによりその移動を阻止されることによって
押出しのための圧力が発生させられ、この圧力によって
供給素材2をダイス5より押出材6として押出す。押出
圧力は供給素材2と溝1aの壁面との摩擦による力が積算
されてダイス方向に向かって増加するが、l1域とl2域で
は供給素材2の溝1a壁面への接触に違いがあり(接触部
2a参照)、l1域では供給素材2は溝1a壁面およびシュー
ブロック4と部分的に接している状態であり、これらの
接触面の差引に相当する摩擦力(静止しているシューブ
ロック4側では溝付ホイール1の回転方向と逆方向へ摩
擦力が動くため)により、l1域先端の供給素材2は塑性
変形して溝1a断面に充満する。l2域のエクストルージョ
ングリップ領域(extrusion grip zone)では供給素材
2と溝1a壁面とは全面で強い圧力で接するために、供給
素材2の剪断変形抵抗による力によって押出圧力が発生
する。しかし、l1域においては供給素材2と溝1a壁面の
部分的な接触の摩擦力に期待することになり、押出圧力
が不安定になると言う不都合があった。これを解消する
ために、例えば、特開昭54-56066号公報に示すように、
コイニングロールを用いてコイニングし、摩擦力を確実
に安定にしたものがある。第3図はこの種のコンフォー
ム押出装置を示し、シューブロック4の入口近傍にコイ
ニングロール7を設け、供給素材2を溝1a中にコイニン
グしている。この方法によれば、供給素材2と溝1a壁面
が全面で接するため(接触部2a参照)摩擦力が増加し、
さらにl1域においては図示の如くシューブロック4の面
との間に隙間ができるため、摩擦力の無駄あるいは損失
をなくすことができ、有効な摩擦力を効果的に発揮させ
て全体の動力を低減させるか、あるいは押出圧力を高め
てより大きな加工度を得ることができる効果がある。加
えて、強度の高い材料の押出を可能にするなど、その工
業的価値はきわめて大なるものがある。
溝付ホイール1が図中矢印方向に回転することにより溝
1a内面の接触摩擦抵抗によって輸送通路5の奥に強制的
に送り込まれ、送り込まれた供給素材2が輸送通路5の
奥の閉塞部4aによりその移動を阻止されることによって
押出しのための圧力が発生させられ、この圧力によって
供給素材2をダイス5より押出材6として押出す。押出
圧力は供給素材2と溝1aの壁面との摩擦による力が積算
されてダイス方向に向かって増加するが、l1域とl2域で
は供給素材2の溝1a壁面への接触に違いがあり(接触部
2a参照)、l1域では供給素材2は溝1a壁面およびシュー
ブロック4と部分的に接している状態であり、これらの
接触面の差引に相当する摩擦力(静止しているシューブ
ロック4側では溝付ホイール1の回転方向と逆方向へ摩
擦力が動くため)により、l1域先端の供給素材2は塑性
変形して溝1a断面に充満する。l2域のエクストルージョ
ングリップ領域(extrusion grip zone)では供給素材
2と溝1a壁面とは全面で強い圧力で接するために、供給
素材2の剪断変形抵抗による力によって押出圧力が発生
する。しかし、l1域においては供給素材2と溝1a壁面の
部分的な接触の摩擦力に期待することになり、押出圧力
が不安定になると言う不都合があった。これを解消する
ために、例えば、特開昭54-56066号公報に示すように、
コイニングロールを用いてコイニングし、摩擦力を確実
に安定にしたものがある。第3図はこの種のコンフォー
ム押出装置を示し、シューブロック4の入口近傍にコイ
ニングロール7を設け、供給素材2を溝1a中にコイニン
グしている。この方法によれば、供給素材2と溝1a壁面
が全面で接するため(接触部2a参照)摩擦力が増加し、
さらにl1域においては図示の如くシューブロック4の面
との間に隙間ができるため、摩擦力の無駄あるいは損失
をなくすことができ、有効な摩擦力を効果的に発揮させ
て全体の動力を低減させるか、あるいは押出圧力を高め
てより大きな加工度を得ることができる効果がある。加
えて、強度の高い材料の押出を可能にするなど、その工
業的価値はきわめて大なるものがある。
しかし、従来のコイニングロールを用いたコンフォーム
押出装置によれば、コイニングロール7で供給素材2を
圧下させ場合、第3図に示すように圧下した供給素材2
の厚み(Hf)と、溝1aの底面とシューブロック4との高
さ(HO)の差(HDM)の隙間が生じ、押出中のフローを
厳密に観察すると、溝1aの底へコイニングされた供給素
材2が溝付ホイール1の回転周速度と等速で移動しよう
とするため、l2域のエクストルージョングリップ領域に
おいてもこの傾向が保たれ、従って、静止したシューブ
ロック4面に供給素材2は固着し、隙間HDMにデッドメ
タル・ゾーン(DM)が形成される。デッドメタル・ゾー
ンに供給素材2、例えば、Alが固着すると剪断変形抵抗
はAl供給素材の最大値を示すこととなり、押出動力の損
失をまねくと言う不都合があった。また、供給素材2の
表面酸化物がこのデッドメタル・ゾーン中へ順次積層す
ることになり、そこから余剰分が時々押出材6中へ混入
して製品品質を悪化させると言う不都合があった。
押出装置によれば、コイニングロール7で供給素材2を
圧下させ場合、第3図に示すように圧下した供給素材2
の厚み(Hf)と、溝1aの底面とシューブロック4との高
さ(HO)の差(HDM)の隙間が生じ、押出中のフローを
厳密に観察すると、溝1aの底へコイニングされた供給素
材2が溝付ホイール1の回転周速度と等速で移動しよう
とするため、l2域のエクストルージョングリップ領域に
おいてもこの傾向が保たれ、従って、静止したシューブ
ロック4面に供給素材2は固着し、隙間HDMにデッドメ
タル・ゾーン(DM)が形成される。デッドメタル・ゾー
ンに供給素材2、例えば、Alが固着すると剪断変形抵抗
はAl供給素材の最大値を示すこととなり、押出動力の損
失をまねくと言う不都合があった。また、供給素材2の
表面酸化物がこのデッドメタル・ゾーン中へ順次積層す
ることになり、そこから余剰分が時々押出材6中へ混入
して製品品質を悪化させると言う不都合があった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、シューブロ
ック面上のデッドメタル・ゾーンの形成を抑止し、押出
動力の損失を少なくし、かつ、押出材の表面欠陥の発生
頻度を少なくするため、コイニングロールの断面形状を
山型とし、かつ、シューブロックの供給素材と接する面
の形状を同様の山型とし、さらにエクストルージョング
リップ領域ではシューブロックと溝底面の間隙をコイニ
ングした供給素材の高さと等しいか、わずかに大きい間
隙とし、それ以外の領域では供給素材とシューブロック
の間に隙間を形成するようにシューブロックを構成する
ようにした金属の連続押出装置を提供するものである。
ック面上のデッドメタル・ゾーンの形成を抑止し、押出
動力の損失を少なくし、かつ、押出材の表面欠陥の発生
頻度を少なくするため、コイニングロールの断面形状を
山型とし、かつ、シューブロックの供給素材と接する面
の形状を同様の山型とし、さらにエクストルージョング
リップ領域ではシューブロックと溝底面の間隙をコイニ
ングした供給素材の高さと等しいか、わずかに大きい間
隙とし、それ以外の領域では供給素材とシューブロック
の間に隙間を形成するようにシューブロックを構成する
ようにした金属の連続押出装置を提供するものである。
即ち、本発明の金属の連続押出装置は以下の手段を備え
ている。
ている。
(1)コイニング手段 山型のコイニング面を有するコイニングロールにより、
供給素材を溝付きホイールの溝中に溝中心部分が低くな
るようにコイニングする。換言すれば、供給素材の溝壁
面への接触部分を増して供給素材と溝との接着を強固に
し、かつ、見掛け上の供給素材の厚みを増すことによっ
て供給素材とシューブロックとの間の間隙を小さくす
る。これによって、押出圧力が増大し、かつ、デッドメ
タル・ゾーンが形成される隙間HDMが減少する。コイニ
ング面の山型の形状は頂角が90°以上になるように設定
することが望ましい。例えば、頂角が90°以下になる
と、同じ溝幅でも後述するシューブロック面との接触に
おいて接触面積が増し、抵抗が大きくなるためである。
供給素材を溝付きホイールの溝中に溝中心部分が低くな
るようにコイニングする。換言すれば、供給素材の溝壁
面への接触部分を増して供給素材と溝との接着を強固に
し、かつ、見掛け上の供給素材の厚みを増すことによっ
て供給素材とシューブロックとの間の間隙を小さくす
る。これによって、押出圧力が増大し、かつ、デッドメ
タル・ゾーンが形成される隙間HDMが減少する。コイニ
ング面の山型の形状は頂角が90°以上になるように設定
することが望ましい。例えば、頂角が90°以下になる
と、同じ溝幅でも後述するシューブロック面との接触に
おいて接触面積が増し、抵抗が大きくなるためである。
(2)輸送通路内の抵抗軽減手段 輸送通路内の供給素材と接触するシューブロック面をコ
イニングされた供給素材と類似の山型の形状とすること
により、シューブロック面が供給素材に与える圧力を分
散させる。換言すれば、供給素材の輸送方向に逆らう力
のベクトル方向を分散させることによって全体の抵抗を
小さくする。その結果として、供給素材のシューブロッ
ク面への固着力が減少し、デットメタル・ゾーンの形成
を抑止する。シューブロック面の山型の形状もコイニン
グロールの山型と同様の理由から頂角を90°以上とす
る。
イニングされた供給素材と類似の山型の形状とすること
により、シューブロック面が供給素材に与える圧力を分
散させる。換言すれば、供給素材の輸送方向に逆らう力
のベクトル方向を分散させることによって全体の抵抗を
小さくする。その結果として、供給素材のシューブロッ
ク面への固着力が減少し、デットメタル・ゾーンの形成
を抑止する。シューブロック面の山型の形状もコイニン
グロールの山型と同様の理由から頂角を90°以上とす
る。
(3)輸送通路の最適化手段 輸送通路を形成する溝付きホイールの溝とシューブロッ
クとの位置を調整することによりデットメタル・ゾーン
の形成を抑止する。即ち、エクストルージョングリップ
の領域ではシューブロックと溝底面の間隙をコイニング
した供給素材の高さと等しいか、僅かに大きい間隙と
し、それ以外の領域では供給素材とシューブロックとの
間に隙間を形成するようシューブロックを構成する。例
えば、エクストルージョングリップの領域において、供
給素材の厚みがシューブロックの接触面の高さより大き
い場合、供給量が多くなって押出されずに蓄積し、エク
ストルージョングリップの領域が長くなるため、不要な
動力を費す原因となる。また、供給素材の厚みがシュー
ブロックの接触面の高さより小さくなると、デッドメタ
ル・ゾーン形成の原因となる。エクストルージョングリ
ップの領域は、ダイス入口での必要な押出圧力に依存す
るため、押出比,温度,速度,工具形状等を考慮した上
で、装置仕様上の最大圧力を必要とする条件に基づいて
設定する。換言すれば、設定されたエクストルージョン
グリップの範囲に基づいてシューブロックの接触面の範
囲を設定する。
クとの位置を調整することによりデットメタル・ゾーン
の形成を抑止する。即ち、エクストルージョングリップ
の領域ではシューブロックと溝底面の間隙をコイニング
した供給素材の高さと等しいか、僅かに大きい間隙と
し、それ以外の領域では供給素材とシューブロックとの
間に隙間を形成するようシューブロックを構成する。例
えば、エクストルージョングリップの領域において、供
給素材の厚みがシューブロックの接触面の高さより大き
い場合、供給量が多くなって押出されずに蓄積し、エク
ストルージョングリップの領域が長くなるため、不要な
動力を費す原因となる。また、供給素材の厚みがシュー
ブロックの接触面の高さより小さくなると、デッドメタ
ル・ゾーン形成の原因となる。エクストルージョングリ
ップの領域は、ダイス入口での必要な押出圧力に依存す
るため、押出比,温度,速度,工具形状等を考慮した上
で、装置仕様上の最大圧力を必要とする条件に基づいて
設定する。換言すれば、設定されたエクストルージョン
グリップの範囲に基づいてシューブロックの接触面の範
囲を設定する。
以上の(1)〜(3)の手段は、それぞれデットメタル
・ゾーンの形成抑止、押出動力の損失軽減、および押出
材の表面欠陥の発生頻度の低下を実現するものであり、
(1)の手段のみの適用、あるいは(1)+(2)の適
用を行うことによって改善を図ることも可能であり、
(1)〜(3)の手段を併せて用いることによって、よ
り良い効果を得ることができるのは当然である。
・ゾーンの形成抑止、押出動力の損失軽減、および押出
材の表面欠陥の発生頻度の低下を実現するものであり、
(1)の手段のみの適用、あるいは(1)+(2)の適
用を行うことによって改善を図ることも可能であり、
(1)〜(3)の手段を併せて用いることによって、よ
り良い効果を得ることができるのは当然である。
以下、本発明の金属の連続押出装置を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示し、溝1aを有する溝付ホ
イール1と、溝1aに供給素材2をコイニングする頂角12
0°の山型のコイニング面7aを有するコイニングロール
7(第1図(ロ)に示す)と、コイニングされた供給素
材2を押出しするための輸送通路3を形成する溝1aに係
合したシューブロック4と、シューブロック4の閉塞部
4aの近傍に配置された押出形成するためのダイス5から
成る。6は押出形成後の押出材である。シューブロック
4の溝1a底面との間隙Hsは、エクストルージョングリッ
プの領域(l2)内においてはHs≒Hf(Hfと等しいか、そ
れより所定の僅小値だけ大きい)であり、それ以外では
Hs>Hfとなるように設定し、さらに溝1aと係合するシュ
ーブロックの面はエクストルージョングリップの領域に
おいて山型面4b(第1図(ニ)に示す)とし、それ以外
では平坦面4c(第1図(ハ)に示す)とする。
イール1と、溝1aに供給素材2をコイニングする頂角12
0°の山型のコイニング面7aを有するコイニングロール
7(第1図(ロ)に示す)と、コイニングされた供給素
材2を押出しするための輸送通路3を形成する溝1aに係
合したシューブロック4と、シューブロック4の閉塞部
4aの近傍に配置された押出形成するためのダイス5から
成る。6は押出形成後の押出材である。シューブロック
4の溝1a底面との間隙Hsは、エクストルージョングリッ
プの領域(l2)内においてはHs≒Hf(Hfと等しいか、そ
れより所定の僅小値だけ大きい)であり、それ以外では
Hs>Hfとなるように設定し、さらに溝1aと係合するシュ
ーブロックの面はエクストルージョングリップの領域に
おいて山型面4b(第1図(ニ)に示す)とし、それ以外
では平坦面4c(第1図(ハ)に示す)とする。
以上の構成において、山型のコイニング面7aを有するコ
イニングロール7で、第1図(ロ)に示すように、供給
素材2を溝1aにコイニングする。溝付ホイール1の回転
にともなってコイニングされた供給素材2は溝1aとの摩
擦力によって輸送通路3を図中矢印方向に進行する。こ
の時、供給素材2は図に示す如く接触部2aで溝1aと全面
的に接触している。供給素材2は輸送通路3のl1域にお
いては、シューブロック4と隙間をおいて接触しないた
め、摩擦力の損失はなく、押出圧力を高めることができ
る。供給素材2が輸送通路3中のl2域に到達すると、Hs
≒Hfに設定された山型4bを有するシューブロック4に接
触し、充分に高められた押出圧力によってダイス5より
押出成形される。
イニングロール7で、第1図(ロ)に示すように、供給
素材2を溝1aにコイニングする。溝付ホイール1の回転
にともなってコイニングされた供給素材2は溝1aとの摩
擦力によって輸送通路3を図中矢印方向に進行する。こ
の時、供給素材2は図に示す如く接触部2aで溝1aと全面
的に接触している。供給素材2は輸送通路3のl1域にお
いては、シューブロック4と隙間をおいて接触しないた
め、摩擦力の損失はなく、押出圧力を高めることができ
る。供給素材2が輸送通路3中のl2域に到達すると、Hs
≒Hfに設定された山型4bを有するシューブロック4に接
触し、充分に高められた押出圧力によってダイス5より
押出成形される。
本実施例では、供給素材2は溝1aに強くコイニングされ
ており溝付きホイール1側からの力が大きく、かつ、シ
ューブロック4の面も山型のコイニング面7aになってい
るため、溝1a底面からの力が、シューブロックの面が平
坦な場合よりも強くなっており、供給素材のシューブロ
ック4面上への固着がおこりにくくなっている。さら
に、エクストルージョングリップの領域(l2)内におい
てはHs≒Hf(Hfと等しいか、それより所定の僅小値だけ
大きい)に設定されているため、デットメタル・ゾーン
の形成が抑止できる。押出成形後、シューブロック4面
上のデットメタルの形成状態を観察した結果、明確なデ
ットメタルは残存していなかった。押出中の軸トルクの
計測値も従来に比べて減少しているのが確認できた。ま
た、押出材6のかぶり、ピッティング状の表面欠陥の発
生についても、特に、シューブロック面側に相当する個
所の発生頻度が大幅に減少した。
ており溝付きホイール1側からの力が大きく、かつ、シ
ューブロック4の面も山型のコイニング面7aになってい
るため、溝1a底面からの力が、シューブロックの面が平
坦な場合よりも強くなっており、供給素材のシューブロ
ック4面上への固着がおこりにくくなっている。さら
に、エクストルージョングリップの領域(l2)内におい
てはHs≒Hf(Hfと等しいか、それより所定の僅小値だけ
大きい)に設定されているため、デットメタル・ゾーン
の形成が抑止できる。押出成形後、シューブロック4面
上のデットメタルの形成状態を観察した結果、明確なデ
ットメタルは残存していなかった。押出中の軸トルクの
計測値も従来に比べて減少しているのが確認できた。ま
た、押出材6のかぶり、ピッティング状の表面欠陥の発
生についても、特に、シューブロック面側に相当する個
所の発生頻度が大幅に減少した。
以上説明した通り、本発明の金属の連続押出装置によれ
ば、コイニングロールの断面形状を山型とし、かつ、シ
ューブロックの供給素材と接する面の形状を同様の山型
とし、さらにエクストルージョングリップの領域ではシ
ューブロックと溝底面との間隙をコイニングした供給素
材の高さと等しいか、わずかに大きい間隙とし、それ以
外では供給素材とシューブロックの間に隙間を形成する
ようにシューブロックを構成するようにしたため、デッ
トメタル・ゾーンの形成が抑止でき、押出動力の損失を
少なくすることができ、かつ、押出材の表面欠陥の発生
頻度を少なくすることができた。また、デットメタル・
ゾーンの位置の変動が原因となる押出速度の変動も解消
できた。
ば、コイニングロールの断面形状を山型とし、かつ、シ
ューブロックの供給素材と接する面の形状を同様の山型
とし、さらにエクストルージョングリップの領域ではシ
ューブロックと溝底面との間隙をコイニングした供給素
材の高さと等しいか、わずかに大きい間隙とし、それ以
外では供給素材とシューブロックの間に隙間を形成する
ようにシューブロックを構成するようにしたため、デッ
トメタル・ゾーンの形成が抑止でき、押出動力の損失を
少なくすることができ、かつ、押出材の表面欠陥の発生
頻度を少なくすることができた。また、デットメタル・
ゾーンの位置の変動が原因となる押出速度の変動も解消
できた。
第1図(イ)〜(ニ)は本発明の一実施例を示す説明
図。第2図は従来のコンフォーム押出装置の説明図。第
3図は従来のコイニングロールを用いたコンフォーム押
出装置の説明図。 符号の説明 1……溝付ホイール 1a……溝 2……供給素材 3……輸送通路 4……シューブロック 4a……閉塞部 4b……山型面 4c……平坦面 5……ダイス 6……押出材 7……コイニングロール 7a……山型コイニング面
図。第2図は従来のコンフォーム押出装置の説明図。第
3図は従来のコイニングロールを用いたコンフォーム押
出装置の説明図。 符号の説明 1……溝付ホイール 1a……溝 2……供給素材 3……輸送通路 4……シューブロック 4a……閉塞部 4b……山型面 4c……平坦面 5……ダイス 6……押出材 7……コイニングロール 7a……山型コイニング面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−80318(JP,A) 特開 昭52−58049(JP,A) 実開 昭58−66017(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】供給素材を溝付ホイールの溝中に挿入後、
溝付ホイールおよびシューブロックによって形成された
一端を閉塞された輸送通路内で押出圧力を発生させ、該
輸送通路の閉塞箇所の近傍に設けたダイスで押出成形す
るコンフォーム押出装置において、 前記供給素材を前記溝中にコイニング加工状に押込み圧
延する山型のコイニング断面を有するコイニングロール
を備えたことを特徴とする金属の連続押出装置。 - 【請求項2】供給素材を溝付ホイールの溝中に挿入後、
溝付ホイールおよびシューブロックによって形成された
一端を閉塞された輸送通路内で押出圧力を発生させ、該
輸送通路の閉塞箇所の近傍に設けたダイスで押出成形す
るコンフォーム押出装置において、 前記供給素材を前記溝中にコイニング加工状に押込み圧
延する山型のコイニング断面を有するコイニングロール
を備え、 前記溝と対向する前記シューブロックが前記山型のコイ
ニング断面と類似した山型の突起を有することを特徴と
する金属の連続押出装置。 - 【請求項3】供給素材を溝付ホイールの溝中に挿入後、
溝付ホイールおよびシューブロックによって形成された
一端を閉塞された輸送通路内で押出圧力を発生させ、該
輸送通路の閉塞箇所の近傍に設けたダイスで押出成形す
るコンフォーム押出装置において、 前記供給素材を前記溝中にコイニング加工状に押込み圧
延する山型のコイニング断面を有するコイニングロール
を備え、 前記溝と対向する前記シューブロックが前記山型のコイ
ニング断面と類似した山型の突起を有し、かつ、前記輸
送通路の入口近傍では前記コイニングされた供給素材と
の間に間隔を有し、前記ダイスから前記供給素材を押出
すための圧力を形成するエクストルージョングリップ
(Extrusion grip)領域では前記コイニングされた供給
素材の高さと等しいか、あるいはそれより所定の僅小値
だけ大きいシュー面を有することを特徴とする金属の連
続押出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17876087A JPH0790259B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | 金属の連続押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17876087A JPH0790259B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | 金属の連続押出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422415A JPS6422415A (en) | 1989-01-25 |
| JPH0790259B2 true JPH0790259B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=16054125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17876087A Expired - Lifetime JPH0790259B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | 金属の連続押出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790259B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108380684A (zh) * | 2018-01-02 | 2018-08-10 | 大连康丰科技有限公司 | 一种挤压轮腔体之间带有凹形密封面的连续挤压机 |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP17876087A patent/JPH0790259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422415A (en) | 1989-01-25 |
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