JPH079030U - 高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造 - Google Patents

高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造

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JPH079030U
JPH079030U JP4293293U JP4293293U JPH079030U JP H079030 U JPH079030 U JP H079030U JP 4293293 U JP4293293 U JP 4293293U JP 4293293 U JP4293293 U JP 4293293U JP H079030 U JPH079030 U JP H079030U
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JP4293293U
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久好 上名
佳生 北山
良三 山田
峻 前川
Original Assignee
株式会社ミウラ化学
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘリコプターその他高所より確認し易く、か
つ風雨その他の自然現象に対しても安定した状態を保持
できる高圧送電線鉄塔等の鉄塔におけるヘリコプター巡
視用番号札取付構造を提供する。 【構成】 2枚以上の表示板を左右方向並列配置し、該
並列配置した表示板を、該表示板の左右方向に長い長孔
を有する補助板で固定して該表示板を一体化して番号札
を形成し、該番号札を上記鉄塔の構成材に番号札取付金
具により着脱自在に取り付けてなる構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造に係り、より詳細 には、例えば、送電線鉄塔にヘリコプター巡視用番号札等の番号札を取り付ける に際し、該ヘリコプターその他高所より確認し易く、かつ風雨その他の自然現象 に対しても安定した状態を保持できる高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取 付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
高圧送電線鉄塔等の鉄塔に取り付けるヘリコプター巡視用番号札は、通常、一 枚のプラスチック板、耐水性金属板等よりなる標識板に、『10』とか『100 』という数字よりなる番号を表示することで形成されていて、上記鉄塔を構成す るL形アングル材やパイプ材等よりなる構成材に取り付け、ヘリコプターより視 覚的に番号の確認ができる構成とされている。
【0003】 そして、このヘリコプター巡視用番号札を鉄塔の構成材であるL形塔脚に取り 付けるには、例えば、『鉄塔を構成するL形アングル部材の折曲部に対応する折 曲部を有するL形金具本体と、該L形金具本体の各片に形成された長孔に挿通し たボルトによって、塔脚を抱込むようにして固定し、L形金具本体に形成された 取付片にヘリコプター巡視用番号札を取付けるようにした構成』等が採用されて いる(実公平3−47392号公報参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述したような高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造の場 合、次のような問題がある。すなわち、 ヘリコプター巡視用番号札が、番号の大小(例えば、一桁の数字と三桁の数 字)に拘らず、所定の大きさの一枚のプラスチック板、耐水性金属板等よりなる 標識板で形成されているので、番号の桁数が大きくなるつれて、ヘリコプターよ り、その番号の確認、判読が難しくなる。 ヘリコプター巡視用番号札が、一枚の標識板で形成されているため、風圧等 に対しての耐久性を担保し難く、また亀裂等が発生した場合、標識板全体の取替 えが必要になる。 L形アングル部材等の構成材を組合わせて構成される鉄塔の前面に平板状の 表示部材を取付ける場合、交差する一方の構成材と他方の構成材とで前面から見 て奥行方向の位置が異なるため、両方の構成材に跨がって平板状の表示部材を取 付ける場合には、前方側の構成材に取付ける番号札取付金具と、後方側の構成材 に取付ける番号札取付金具とは長さの異なるものを用いる必要があると共に、そ の構成が複雑になる。 等の問題がある。
【0005】 本考案は、上述した問題に対処して創案したものであって、その目的とする処 は、送電線鉄塔等の鉄塔にヘリコプター巡視用番号札等の番号札を取り付けるに 際して、該ヘリコプターその他高所より確認し易く、かつ風雨その他の自然現象 に対しても安定した状態を取り付け保持できる高圧送電線鉄塔等の鉄塔における 番号札取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そして、上記目的を達成するための手段としての本考案の高圧送電線鉄塔等の 鉄塔における番号札取付構造は、高圧送電線鉄塔等の鉄塔に番号札を取り付ける ための番号札取付構造であって、該番号札は、FRP板、金属板等よりなる2枚 以上の標識板を左右方向または上下方向に並列配置すると共に、該並列する標識 板を補助板で連結・固定して該並列する標識板を一体化して形成され、また該補 助板には、該標識板の左右方向または上下方向に長い長孔が設けられていて、該 補助板の長孔を介して上記番号札を上記鉄塔を構成するアングル材またはパイプ 材等の構成材に番号札取付金具により着脱自在に取り付けた構成としている。
【0007】 また、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、前記 考案において、補助板が、枠状部材や上下または左右一対の『コ』型または『L 』型部材等の補助部材で形成され、並列する標識板の裏面または周縁部で連結・ 固定してなる構成としている。
【0008】 更に、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、前記 考案において、番号札取付金具が、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介して 固定する補助板固定片を備えた補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボル トとナットを有する締付金具とを有し、該補助金具は、該締付金具と係合する長 孔または丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、 該長孔または丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を 介して挿通し、上記ナットにより、該構成材に締め付け固定することで、番号札 を該構成材に取り付け固定してなる構成としている。
【0009】 更にまた、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、 前記考案において、番号札取付金具が、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介 して固定する補助板固定部材と、該補助板固定部材を前方に任意長さ突出させる 長孔を備えたL型補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナットよ りなる締付金具とを有し、上記補助板固定部材は、平行する複数本のアングル部 材等の部材で形成し、該L型補助金具は、該締付金具と係合する長孔または丸状 孔を有し、該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または 丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介して挿通し 、上記ナットにより、該構成材に締め付け固定することで、番号札を該構成材に 取り付け固定してなる構成としている。
【0010】 また、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、前記 考案において、番号札取付金具が、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介して 固定する補助板固定部材と、該補助板固定部材を相対的に上下または左右に摺動 させる補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナットを有する締付 金具とを有し、該補助金具は、該締付金具と係合する長孔または丸状孔を有し、 該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または丸状孔に鉄 塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介して挿通し、上記ナッ トにより、該構成材に締め付け固定することで、番号札を該構成材に取り付け固 定してなる構成としている。
【0011】 更に、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、前記 考案において、番号札取付金具が、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介して 固定する平行する複数本のアングル部材等の部材よりなる補助板固定部材と、該 補助板固定部材を固定する補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトと ナットを有する締付金具とを有し、上記補助板固定部材は、平行する複数本のア ングル部材等の部材で形成し、該補助金具は、該締付金具と係合する長孔または 丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔ま たは丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ部材等の構成材を介して 挿通し、上記ナットにより、該構成材に締め付け固定することで、番号札を該構 成材に取り付け固定してなる構成としている。
【0012】 更にまた、本考案の他の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、 高圧送電線鉄塔等の鉄塔に番号札を取り付けるための番号札取付構造であって、 該番号札は、FRP板、金属板等よりなる標識板を配置すると共に、該標識板を 補助板で固定・一体化して形成され、また該補助板には、該標識板の隅部に長い 長孔が設けられていて、該補助板の長孔を介して上記番号札を上記鉄塔を構成す るアングル材またはパイプ材等の構成材に、該補助板の長孔を介して固定する補 助板固定片を備えた補助金具、または補助板固定部材を係合した補助金具と、『 フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナットを有する締付金具とを有し、該補助 金具は、該締付金具と係合する長孔または丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型 ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または丸状孔に鉄塔を構成するL形アン グル部材やパイプ材等の構成材を介して挿通し、上記ナットにより、該構成材に 締め付け固定することで、番号札を該構成材に取り付け固定してなる構成として いる。
【0013】
【作用】
本考案の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造は、番号札が、2枚 以上の標識板を左右方向または上下方向に並列配置し、これを補助板で連結・固 定・一体化して形成されているので、番号札を形成する各標識板に、一個の数字 または文字を表示し、並列する標識板に表示した文字または数字の通し読みによ って一連の番号または文言を形成することができるように作用する。
【0014】 また、番号札が、並列する標識板を連結固定する補助板の長孔を介して鉄塔を 構成するアングル材またはパイプ材等の構成材に番号札取付金具により着脱自在 に取り付けているので、該構成材への取り付け位置の位置決めが容易に行え、か つその取り付けが容易に行えるように作用する。
【0015】 また、補助板を、枠状部材や上下または左右一対の『コ』型または『L』型部 材等の補助部材で形成した場合は、番号札の重量を軽量化することができると共 に、番号札の強度をいっそう高めることができることより、風圧等による損傷・ 破損の危険性を軽減することができるように作用する。
【0016】 更に、番号札取付金具が、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介して固定す る補助板固定片を備えた補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナ ットを有する締付金具とを有し、該補助金具は、該締付金具と係合する長孔また は丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔 または丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介して 挿通し、上記ナットにより、該構成材に締め付け固定する構成の場合は、該番号 札取付金具の構成部品点数を少なくすることができるので、該構成材への番号札 の取り付け作業を単純化できると共に、番号札の構成材への取り付け保持強度が 頑丈になる。
【0017】 更にまた、番号札取付金具が、平行する複数本のアングル部材等の部材で形成 され補助板固定部材と、該補助板固定部材を固定する保持金具を有する構成の場 合は、鉄塔を構成する構成材が、『L』型アングル材であっても、まだパイプ材 であっても、その取り付けが正確に行え、また該構成において、補助金具を、前 方に任意長さ突出させる長孔を備えたL型補助金具とした構成の場合は、構成材 に対する該補助金具の位置を調整することができるので、簡単な作業でもって、 番号札の取付位置を同一平面に取り付けることができるという作用を有する。ま た、番号札取付金具が、補助板固定部材と、該補助板固定部材を相対的に上下ま たは左右に摺動させる補助金具とを有する構成の場合は、番号札の取り付け位置 の調整ができ、鉄塔を構成する構成材の向きの異なる配置箇所、例えば、鉄塔の アーム先端部等においても簡単に取り付けができるように作用する。
【0018】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本考案を具体化した4つの実施例について説明す る。ここに、図1〜図6は、本考案の第1の実施例を示し、図7〜図9は、第2 の実施例を示し、図10〜図13は、本考案の第3の実施例を示し、図14は、 本考案の第4の実施例を示す。以下、各実施例について説明する。
【0019】 −実施例1− 本実施例は、図1〜図6に示すように、ヘリコプター巡視用番号札の高圧送電 線鉄塔への取付構造の基本的な構成の実施例である。ここに、図1は番号札の正 面図、図2は補助板の正面図、図3は番号札の取付構造を適用した鉄塔の略正面 図、図4は図3の要部拡大正面図、図5は図4の部分側面図、図6は図4の側面 図である。
【0020】 高圧送電線鉄塔等の鉄塔1は、多数の塔脚であるL型アングル部材2を組合わ せて構成され、該鉄塔1の最上部にはヘリコプターによる巡視用の表示部材であ る番号札3が取付けられている。この番号札3を取付けるため、2つの交差する L型アングル部材2,2に、それぞれ補助金具4をフ型ボルト5によって固定し ている。補助金具4は、断面L型をなす金具であって、長手方向に沿ってフ型ボ ルト5が挿通される長孔4aがL型アングル部材2の幅の倍より長く形成される とともに、一端には補助板取付片4bが形成されている。
【0021】 フ型ボルト5は、L形アングル部材2を介して補助金具4の長孔4a内に挿通 された後、一方のボルト部5aには座金等を介してナット6が螺着されて固定さ れ、他方のボルト部5bには45゜金具7及び座金等を介してナット6が螺着さ れて固定されている。この補助金具4は、交差するアングル部材2,2のそれぞ れ2箇所に取付けられ、対応する2個の補助金具4,4の間に、番号札3を構成 する補助板10,10がそれぞれボルト11及びナット12によって取付けられ ていて、これらの補助板10,10に標識板13が取付けられている。
【0022】 番号札3は、図1〜図4に示すように、2枚の標識板13,13を左右方向( 必要に応じて、上下方向に並列配置してもよい)に配置し、該並列する標識板1 3,13の裏面の上下部位を補助板10,10で連結・固定して該並列する標識 板13,13を一体化した構成とされている。標識板13,13は、FRP板、 金属板等よりなる耐久性、耐水性を有する板状体で形成され、並列配置される標 識板13,13間には、通常、若干の空隙をとって配置されている。これは、風 圧等の自然現象に対応できるようにしたことによる。また、補助板10,10に は、図2に示すように、並列配置する標識板13,13の並列方向に長い長孔1 4が複数個設けられている。これにより、番号札3の取り付け位置の調整ができ るようにしている。
【0023】 そして、以上のように構成された番号札取付構造にあっては、番号札3が、2 枚の標識板13,13を左右方向または上下方向に並列配置し、これを補助板1 0,10で連結・固定・一体化して形成されているので、番号札3を形成する各 標識板13,13に、一個の数字または文字を表示し、並列する標識板に表示し た文字または数字の通し読みによって一連の番号または文言を形成することがで きる。従って、番号の桁数(例えば、『99』)が多くなっても、大きな数字『 9』『9』として視覚的に認識でき、ヘリコプターより、その番号を巡視・確認 できる。また、番号札3は、補助板10,10の長孔14,14を介して鉄塔を 構成するアングル部材(構成材)2に着脱自在に取り付けているので、その取り 付け位置の位置決めが容易に行える。
【0024】 また、番号札が、上下一対の『コ』型部材で形成されているので、番号札3の 重量を軽量化することができ、番号札3の強度をいっそう高めることができるこ とより、風圧等による損傷・破損の危険性を軽減することができる。なお、本実 施例において、補助板は、枠部材で形成した構成、番号札3の左右一対に配置す ることで形成した構成等としてもよい。また『フ』型ボルトに代えて、『U』型 (『J』型を含む)ボルトで形成してもよい。ところで、本実施例において、交 差するアングル部材2,2は、その奥行きに差が生じるので、該『フ』型ボルト によって、その差を調整することで、番号札3の同一平面に位置させることがで きる。
【0025】 −実施例2− 本実施例は、実施例1の構成において、図7〜図9に示すように、番号札3を 鉄塔を構成するL型アングル部材(あるいはパイプ部材)2,2の前方に突出さ せ、番号札3の表示状態を良好にさせる構成である。ここに、図7は図3の要部 拡大正面図、図8は図7のA−A断面図、図9は図7の矢示B方向の斜視図であ る。
【0026】 本実施例においては、番号札取付金具を、補助板固定部材15と、補助板固定 部材を固定する補助金具4と、『フ』型ボルト(必要に応じて、『U』型ボルト )5とナット6および45°金具(スライド金具)7を有する締付金具からなる 構成のものを用いている。補助板固定部材15は、番号札3の補助板10,10 を、該補助板10,10の長孔14,14を介して固定する平行する複数本のア ングル部材等の部材で形成されている。また、補助金具4は、補助板固定部材1 5、15を相対的に任意に突出させる長孔16,16を備えている。他の構成に ついては、実施例1と同様の構成よりなる。
【0027】 そして、この実施例の場合、補助金具4,4の長孔16,16によって、補助 板固定部材15、15を前方に任意長さ突出させることができるので、簡単な作 業でもって、『L』型アングル部材(構成材)2,2に対する番号札3の取付位 置を同一平面に取り付けることができるという利点を有する。また、鉄塔の種々 の箇所に取り付けることができる。
【0028】 −実施例3− 本実施例は、実施例1の構成において、図10〜図13に示すように、番号札 3を鉄塔を構成するL型アングル部材(あるいはパイプ部材)2,2に対して、 左右方向または上下方向に、任意にスライドさせ、番号札3の取り付け位置、表 示状態を良好にさせる構成である。ここに、図10は図3の要部拡大正面図、図 11、図12は図10の要部斜視図、図13は図10のC−C断面図である。
【0029】 本実施例においては、番号札取付金具を、補助板固定部材15と、補助板固定 部材を固定する補助金具4と、『フ』型ボルト(必要に応じて、『U』型ボルト )5とナット6および45°金具(スライド金具)7を有する締付金具からなる 構成のものを用いている。補助金具4,4と補助板固定部材15を相対的に上下 または左右に摺動させる構成、すなわち、補助板固定部材15として、長孔17 ,17を備えた部材で形成すると共に、補助金具4,4を、該長孔17,17に 沿って、上下または左右動させ得る構成としている。
【0030】 そして、本実施例の場合、番号札3の取り付け位置の調整ができ、鉄塔を構成 する『L』型アングル部材(鉄塔構成材)2,2の向きの異なる配置箇所、例え ば、鉄塔のアーム先端部等においても簡単に取り付けができる。すなわち、番号 札取付金具を、『L』型アングル部材(鉄塔構成材)2,2の向き等に応じて、 その取り付け位置を変えることで、鉄塔のあらゆる箇所で番号札3を頑丈な状態 で取り付け保持できる。
【0031】 −実施例4− 本実施例は、実施例1の構成において、図14に示すように、番号札3を鉄塔 を構成する構成材が『L』型アングル材であっても、まだパイプ部材であっても 、その取り付けが正確に行えるようにした構成である。ここに、図14は、図3 の要部拡大正面図である。
【0032】 本実施例においては、補助板固定部材15,15として、平行する複数本のア ングル部材等の部材を用い、また補助板固定部材15,15の上側に位置する補 助金具4,4として、パイプ部材で形成された鉄塔構成材2,2と固定状態とす るための丸状孔18,18を備えた部材を用いている。なお、補助板固定部材1 5,15の下側に位置する補強金具4,4としては、実施例2と同様の構成のも のを用いている。
【0033】 そして、本実施例の場合、補強金具4,4として、丸状孔18,18を備えた 部材で形成しているので、パイプ部材で形成される鉄塔構成材2,2に対しても 番号札3を頑丈に取り付け保持できる。
【0034】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を 変更しない範囲内で変形実施できる構成を含むものである。因みに、上述した各 実施例においては、高圧送電線鉄塔について説明したが、その他の各種鉄塔(ア ングル材やパイプ材で構成される各種の塔を含む)に、取り付ける番号札、標識 札の取り付け構造についても実施できることは当然である。なお、本考案におい て、番号札には、文字等を表示する標識札を含む。
【0035】 また、上述した実施例においては、番号札として、標識板を2枚以上並列配置 して、これを長孔を有する補助板で形成した構成で説明したが、該標識板を1枚 のみ用い、これを長孔を有する補助板で固定して一体化構造とした構成としても よいことは当然である。この構成の場合であっても、その番号札の取り付けが頑 丈で、かつその取り付け位置調整、取り付け保持強度を高めることができるとい う利点を有する。
【0036】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番 号札取付構造によれば、番号札が、2枚以上の標識板を左右方向または上下方向 に並列配置し、これを補助板で連結・固定・一体化して形成されているので、番 号札を形成する各標識板に、一個の数字または文字を表示し、並列する標識板に 表示した文字または数字の通し読みによって一連の番号または文言を形成するこ とができるので、番号の桁数が多くなっても、大きな数字として視覚的に認識で き、ヘリコプターその他高所より、その番号を巡視・確認できるという効果を有 する。また、番号札が、並列する標識板を連結固定する補助板の長孔を介して鉄 塔を構成するアングル材またはパイプ材等の構成材に番号札取付金具により着脱 自在に取り付けているので、該構成材への取り付け位置の位置決めが容易に行え 、かつその取り付けが容易に行えるという効果を有する。
【0037】 また、本考案の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造において、補 助板を、枠状部材や上下または左右一対の『コ』型または『L』型部材等の補助 部材で形成した場合は、番号札の重量を軽量化することができると共に、番号札 の強度をいっそう高めることができることより、風圧等による損傷・破損の危険 性を軽減することができるはという効果を有する。
【0038】 更に、本考案の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造において、番 号札取付金具を、番号札の補助板を、該補助板の長孔を介して固定する補助板固 定片を備えた補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナットを有す る締付金具とを有し、該補助金具は、該締付金具と係合する長孔または丸状孔を 有し、該締付金具の『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または丸状 孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介して挿通し、上 記ナットにより、該構成材に締め付け固定する構成とした場合は、該番号札取付 金具の構成部品点数を少なくすることができるので、該構成材への番号札の取り 付け作業を単純化できると共に、番号札の構成材への取り付け保持強度が頑丈に なるという効果を有する。
【0039】 更にまた、本考案の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造において 、番号札取付金具を、平行する複数本のアングル部材等の部材で形成され補助板 固定部材と、該補助板固定部材を固定する保持金具を有する構成とした場合は、 鉄塔を構成する構成材が、『L』型アングル材であっても、まだパイプ材であっ ても、その取り付けが正確に行え、また該構成において、補助金具を、前方に任 意長さ突出させる長孔を備えたL型補助金具とした構成の場合は、構成材に対す る該補助金具の位置を調整することができるので、簡単な作業でもって、番号札 の取付位置を同一平面に取り付けることができるという効果を有する。また、番 号札取付金具を、補助板固定部材と、該補助板固定部材を相対的に上下または左 右に摺動させる補助金具とを有する構成とした場合は、番号札の取り付け位置の 調整ができ、鉄塔を構成する構成材の向きの異なる配置箇所、例えば、鉄塔のア ーム先端部等においても簡単に取り付けができるという効果を有する。
【0040】 従って、本考案によれば、送電線鉄塔等の鉄塔にヘリコプター巡視用番号札等 の番号札を取り付けるに際して、該ヘリコプターその他高所より確認し易く、か つ風雨その他の自然現象に対しても安定した状態を取り付け保持できる高圧送電 線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造を提供することができるという効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示し、番号札の正面図
である。
【図2】補助板の正面図である。
【図3】番号札の取付構造を適用した鉄塔の略正面図で
ある。
【図4】図3の要部拡大正面図である。
【図5】図4の部分側面図である。
【図6】図4の側面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示し、図3の要部拡大正
面図である。
【図8】図7のA−A断面図である。
【図9】図7の矢示B方向の斜視図である。
【図10】本考案の第3実施例を示し、図3の要部拡大
正面図である。
【図11】図10の要部斜視図である。
【図12】図10の要部斜視図である。
【図13】図10のC−C断面図である。
【図14】本考案の第4の実施例を示し、図3の要部拡
大正面図である。
【符号の説明】
1・・・鉄塔、2・・・L型アングル部材(鉄塔構成
材)、3・・・番号札(標識部材)、4,・・・補助金
具、4a・・・長孔、5・・・フ型ボルト、5a・・・
ボルト部、6・・・ナット、7・・・45゜金具、10
・・・補助板、11・・・ボルト、12・・・ナット、
13・・・標識板、14・・・長孔、15・・・補助板
固定部材、16・・・長孔、17・・・長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前川 峻 山口県宇部市草江2丁目9番10−1号 株 式会社ミウラ化学内

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧送電線鉄塔等の鉄塔に番号札を取り
    付けるための番号札取付構造であって、該番号札は、F
    RP板、金属板等よりなる2枚以上の標識板を左右方向
    または上下方向に並列配置すると共に、該並列する標識
    板を補助板で連結・固定して該並列する標識板を一体化
    して形成され、また該補助板には、該標識板の左右方向
    または上下方向に長い長孔が設けられていて、該補助板
    の長孔を介して上記番号札を上記鉄塔を構成するアング
    ル材またはパイプ材等の構成材に番号札取付金具により
    着脱自在に取り付けてなることを特徴とする高圧送電線
    鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造。
  2. 【請求項2】 補助板が、枠状部材や上下または左右一
    対の『コ』型または『L』型部材等の補助部材で形成さ
    れ、並列する標識板の裏面または周縁部で連結・固定し
    てなる請求項1に記載の高圧送電線鉄塔等の鉄塔におけ
    る番号札取付構造。
  3. 【請求項3】 番号札取付金具が、番号札の補助板を、
    該補助板の長孔を介して固定する補助板固定片を備えた
    補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナ
    ットを有する締付金具とを有し、該補助金具は、該締付
    金具と係合する長孔または丸状孔を有し、該締付金具の
    『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または
    丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等
    の構成材を介して挿通し、上記ナットにより、該構成材
    に締め付け固定することで、番号札を該構成材に取り付
    け固定してなる請求項1に記載の高圧送電線鉄塔等の鉄
    塔における番号札取付構造。
  4. 【請求項4】 番号札取付金具が、番号札の補助板を、
    該補助板の長孔を介して固定する補助板固定部材と、該
    補助板固定部材を相対的に上下または左右に摺動させる
    補助金具と、『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナ
    ットを有する締付金具とを有し、該補助金具は、該締付
    金具と係合する長孔または丸状孔を有し、該締付金具の
    『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトを、該長孔または
    丸状孔に鉄塔を構成するL形アングル部材やパイプ材等
    の構成材を介して挿通し、上記ナットにより、該構成材
    に締め付け固定することで、番号札を該構成材に取り付
    け固定してなる請求項1に記載の高圧送電線鉄塔等の鉄
    塔における番号札取付構造。
  5. 【請求項5】 番号札取付金具が、番号札の補助板を、
    該補助板の長孔を介して固定する平行する複数本のアン
    グル部材等の部材よりなる補助板固定部材と、該補助板
    固定部材を固定する補助金具と、『フ』型ボルトまたは
    『U』型ボルトとナットを有する締付金具とを有し、上
    記補助板固定部材は、平行する複数本のアングル部材等
    の部材で形成し、該補助金具は、該締付金具と係合する
    長孔または丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型ボルト
    または『U』型ボルトを、該長孔または丸状孔に鉄塔を
    構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介し
    て挿通し、上記ナットにより、該構成材に締め付け固定
    することで、番号札を該構成材に取り付け固定してなる
    請求項1に記載の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号
    札取付構造。
  6. 【請求項6】 補助金具が、補助板固定部材を前方に任
    意長さ突出させる長孔を備えたL型補助金具よりなる請
    求項5に記載の高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札
    取付構造。
  7. 【請求項7】 高圧送電線鉄塔等の鉄塔に番号札を取り
    付けるための番号札取付構造であって、該番号札は、F
    RP板、金属板等よりなる標識板を配置すると共に、該
    標識板を補助板で固定・一体化して形成され、また該補
    助板には、該標識板の隅部に長い長孔が設けられてい
    て、該補助板の長孔を介して上記番号札を上記鉄塔を構
    成するアングル材またはパイプ材等の構成材に、該補助
    板の長孔を介して固定する補助板固定片を備えた補助金
    具、または補助板固定部材を係合した補助金具と、
    『フ』型ボルトまたは『U』型ボルトとナットを有する
    締付金具とを有し、該補助金具は、該締付金具と係合す
    る長孔または丸状孔を有し、該締付金具の『フ』型ボル
    トまたは『U』型ボルトを、該長孔または丸状孔に鉄塔
    を構成するL形アングル部材やパイプ材等の構成材を介
    して挿通し、上記ナットにより、該構成材に締め付け固
    定することで、番号札を該構成材に取り付け固定してな
    る高圧送電線鉄塔等の鉄塔における番号札取付構造。
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