JPH0790682B2 - 糸絡み防止キャスタ - Google Patents
糸絡み防止キャスタInfo
- Publication number
- JPH0790682B2 JPH0790682B2 JP59200127A JP20012784A JPH0790682B2 JP H0790682 B2 JPH0790682 B2 JP H0790682B2 JP 59200127 A JP59200127 A JP 59200127A JP 20012784 A JP20012784 A JP 20012784A JP H0790682 B2 JPH0790682 B2 JP H0790682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- inward
- support yoke
- caster
- axle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B33/00—Castors in general ; Anti-clogging castors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
この発明は、工場の床面等のキャスタ走行面に散乱した
糸屑がキャスタの車軸に糸絡みすることを防止する構造
に関する。
糸屑がキャスタの車軸に糸絡みすることを防止する構造
に関する。
工場の床面等のキャスタ走行面に糸屑が散乱している場
合、キャスタの走行により糸屑がキャスタの車輪接地面
に密着し、次第にずれて車軸に糸絡みしていく。 この糸絡みの増大により車輪回転のためのスペースが塞
がれてしまい、キャスタが走行不能となる欠点がある。 そこで、従来、支持ヨークと車輪との間に断面略コ状の
円盤からなる保護盤を支持ヨークに隙間なく固設し、該
保護盤で車輪の側面でリムの内周に沿って環状に窪む凹
部とボスとを一連に覆う構造が知られている。 この構造によれば、支持ヨークと車輪との間の車軸部分
が保護盤により覆われるので糸屑が絡みつく場所が塞が
れ、糸絡みが防止できる。 しかし、支持ヨークと保護盤とがいかに隙間無く密着し
ようとも、一体形成されていない以上は支持ヨークと保
護盤との間に糸屑が絡みつきキャスタの回転によって徐
々にきつく且つ厚く巻きつき保護盤を車輪方向へ押圧し
ていく。 得に重量物や大型の機械等を支承する大型キャスタの場
合、キャスタに係る負荷も大きいことから糸屑の巻きつ
き力も強力なものとなり、糸屑の厚みによって保護盤を
車輪側に狭圧してキャスタを走行不能とするので、従来
構成では前記欠点を完全に解決するに至らなかった。
合、キャスタの走行により糸屑がキャスタの車輪接地面
に密着し、次第にずれて車軸に糸絡みしていく。 この糸絡みの増大により車輪回転のためのスペースが塞
がれてしまい、キャスタが走行不能となる欠点がある。 そこで、従来、支持ヨークと車輪との間に断面略コ状の
円盤からなる保護盤を支持ヨークに隙間なく固設し、該
保護盤で車輪の側面でリムの内周に沿って環状に窪む凹
部とボスとを一連に覆う構造が知られている。 この構造によれば、支持ヨークと車輪との間の車軸部分
が保護盤により覆われるので糸屑が絡みつく場所が塞が
れ、糸絡みが防止できる。 しかし、支持ヨークと保護盤とがいかに隙間無く密着し
ようとも、一体形成されていない以上は支持ヨークと保
護盤との間に糸屑が絡みつきキャスタの回転によって徐
々にきつく且つ厚く巻きつき保護盤を車輪方向へ押圧し
ていく。 得に重量物や大型の機械等を支承する大型キャスタの場
合、キャスタに係る負荷も大きいことから糸屑の巻きつ
き力も強力なものとなり、糸屑の厚みによって保護盤を
車輪側に狭圧してキャスタを走行不能とするので、従来
構成では前記欠点を完全に解決するに至らなかった。
この発明は上記事情に鑑み鋭意研究の結果創案されたも
のであって、保護盤を設けてもなお絡みつく糸屑を車軸
より大径に巻き取り、車軸に糸屑が隙間なく絡みつかな
いようにすることを解決課題とした。
のであって、保護盤を設けてもなお絡みつく糸屑を車軸
より大径に巻き取り、車軸に糸屑が隙間なく絡みつかな
いようにすることを解決課題とした。
上記課題を解決するために、第1の発明では、 支持ヨークと車輪との間で車軸に嵌挿され、車輪の側面
でリム部の内周に沿って環状に開口し内側に窪む凹部に
嵌込まれ、上記凹部の車輪のボス部とを一連に覆って支
持ヨークに固定された円盤状の保護盤を備えたキャスタ
において、 支持ヨークの側壁上で上下方向に穿設された長穴を設け
る、 該長穴内を上下方向に摺動して位置調整可能に固定され
ると共に、先端が内方へ延びる内向突部を設ける、 という技術的手段を講じている。 また、第2の発明では、上記構成に加えて、 保護盤の外表面から外側へ突出すると共に、車軸を中心
とした円の円周上で等間隔に3個所以上に配置された外
向突部を設ける、 内向突部が前記外向突部よりも車軸に径方向で近い位置
に配置される、 という技術的手段を講じた。
でリム部の内周に沿って環状に開口し内側に窪む凹部に
嵌込まれ、上記凹部の車輪のボス部とを一連に覆って支
持ヨークに固定された円盤状の保護盤を備えたキャスタ
において、 支持ヨークの側壁上で上下方向に穿設された長穴を設け
る、 該長穴内を上下方向に摺動して位置調整可能に固定され
ると共に、先端が内方へ延びる内向突部を設ける、 という技術的手段を講じている。 また、第2の発明では、上記構成に加えて、 保護盤の外表面から外側へ突出すると共に、車軸を中心
とした円の円周上で等間隔に3個所以上に配置された外
向突部を設ける、 内向突部が前記外向突部よりも車軸に径方向で近い位置
に配置される、 という技術的手段を講じた。
これにより、第1の発明では、キャスタの回転する車輪
に付着した糸屑は支持ヨークに固定された内向突部と車
軸に沿って絡みつき、車輪の回転で残りの車輪に付着し
ている糸屑が順次締付けられながら巻取られる。 この巻取られた糸屑は、内向突部の固定を解除し内向突
部を下方へ摺動し車軸との間隔を狭めることにより、環
状の糸屑の緊張を緩めてからハサミ等で切り離せば簡単
に除去することができる。 第2の発明の場合には、車輪に付着した糸屑は、支持ヨ
ークに固定された保護盤上に配置された外向突部を結ぶ
外周に沿って絡みつき、車輪の回転で残りの車輪に付着
している糸屑が順次外向突部に締付けられながら巻取ら
れる。 また、外向突部に掛止められない糸屑は外向突部を超え
て車軸側へ侵入するので、この侵入した糸屑は支持ヨー
クと保護盤との固着部分の内向突部とに絡みつき巻取ら
れる。 従って、この場合、外向突部側には糸屑が大径に巻き取
られ、内向突部側にはそれよりやや小径に糸屑が巻き取
られる。 このように巻き取られた糸屑は外向突部側のものは外向
突部間に延びる部分をハサミ等で切り離せば簡単に除去
することができる。 また内向突部側のものは、前述のように内向突部を下方
へ摺動し、巻き取られた糸屑を緊張を緩めてからハサミ
等で切り離せばよい。
に付着した糸屑は支持ヨークに固定された内向突部と車
軸に沿って絡みつき、車輪の回転で残りの車輪に付着し
ている糸屑が順次締付けられながら巻取られる。 この巻取られた糸屑は、内向突部の固定を解除し内向突
部を下方へ摺動し車軸との間隔を狭めることにより、環
状の糸屑の緊張を緩めてからハサミ等で切り離せば簡単
に除去することができる。 第2の発明の場合には、車輪に付着した糸屑は、支持ヨ
ークに固定された保護盤上に配置された外向突部を結ぶ
外周に沿って絡みつき、車輪の回転で残りの車輪に付着
している糸屑が順次外向突部に締付けられながら巻取ら
れる。 また、外向突部に掛止められない糸屑は外向突部を超え
て車軸側へ侵入するので、この侵入した糸屑は支持ヨー
クと保護盤との固着部分の内向突部とに絡みつき巻取ら
れる。 従って、この場合、外向突部側には糸屑が大径に巻き取
られ、内向突部側にはそれよりやや小径に糸屑が巻き取
られる。 このように巻き取られた糸屑は外向突部側のものは外向
突部間に延びる部分をハサミ等で切り離せば簡単に除去
することができる。 また内向突部側のものは、前述のように内向突部を下方
へ摺動し、巻き取られた糸屑を緊張を緩めてからハサミ
等で切り離せばよい。
以下にこの発明の好適実施例を第1図乃至第3図の図面
の基づいて説明する。 キャスタ1の絡み防止構造は、保護盤2上に突設された
複数の外向突部3と、支持ヨーク4に形成された長穴h
に摺動可能に取付けられた内向突部5とから構成されて
いる。 即ち、キャスタ1は、取付基台11に断面横倒コ状の支持
ヨーク4が回動自在に連結されており、該支持ヨーク4
の先端側でキャスタの車輪12を軸支する車軸13がボルト
締めされている。 ここで、この車輪12は軸受部分がラディアルベアリング
14で形成されている。 そして、この車輪12と支持ヨーク4との間に車軸部分を
覆うように保護盤2が介設されている。ここで保護盤2
は、中央部分の隆起部21が周縁部22に対し外方へ隆起す
るトレー状の金属円盤からなっている。 この保護盤2は、車輪12の両側方から車軸13に嵌挿さ
れ、車軸13に固着されたスリーブ13′,13′の外端側に
衝合し位置決めされる。 そして支持ヨーク4で保護盤2を外側から挟持し、ナッ
トNによる車軸13の締付けによって支持ヨーク4に保護
盤2の中央部分の隆起部21が支持ヨーク4の内壁面と隙
間なく当接した状態で固着される。 これにより、保護盤2は、車輪の側面でリムの内周に沿
って環状に開口し内側へ窪む凹部とボス部とを一連に覆
うことができる。 なお、このスリーブ13′の外周面は前記ラディアルベア
リング14の滑動面となっており車輪12の走行を滑らかに
している。 この保護盤2の内側(車輪側)には車軸の周方向にラデ
ィアルベアリングのケーシング15が取付けられており、
そのケーシング15内に環状に収納されたラディアルベア
リング14は車輪12と車軸13側に当接するよう配設されて
いる。 そして、前記保護盤2の周縁部22の外端が内向きに折曲
されて車輪12の中央段部に嵌込まれ位置決めされる。 これにより、支持ヨーク4と車輪12との間にある車軸13
部分の隙間は支持ヨーク4に固設された保護盤2により
塞がれた状態で車輪12が支持ヨーク4に装着される。 そして、保護盤2は支持ヨーク4に固着された固定状態
を維持したまま車輪12が回転可能となる。 尚、図中16は、ラディアルベアリングのシーケンス間に
介設されて両者の設置位置を固定するためのスペーサで
ある。 このように構成されたキャスタ1の保護盤2上に外向突
部3が突設される。 即ち本実施例の場合、保護盤2の周縁部22上で同一円周
状に5つの外向突部3が等間隔に配設されている。 この外向突部3は水平に延びる軸部と、その先端で軸部
より大径に設定された皿状の鍔部とから形成されてお
り、該鍔部によって外向突部3にう巻取られた糸屑が外
れないよう掛止められる。 次に支持ヨーク4には前記保護盤2上に設けられた外向
突部3の車軸13からの半径よりも短い位置に長穴hが穿
設されている。 この長穴hには内向突部5が上下に摺動自在に取付けら
れている。 即ち内向突部5は内端側に前記外向突部3の鍔部と同様
の皿状で長穴の横幅より大径に設定された鍔部が形成さ
れており、長穴hから内向突部5が外方へ抜け落ちるこ
とがないよう構成されている。 この内向突部5の外端側は螺刻されており、蝶ネジ6に
よって外側から螺合可能となっており長穴h内の任意の
位置で内向突部5を締付固定することができるようにな
っている。 従って、蝶ネジ6を緩めることによって内向突部5は長
穴内に上下に摺動することができ、又蝶ネジ6を締付て
内向突部5を適宜位置で支持ヨーク4上に固定すことが
できる。 ここで長穴hは前述の如く外向突部3の配設位置より車
輪12半径方向で短い位置に設定されていることから内向
突部5の固定位置も外向突部3より車軸13寄りに設定さ
れることになる。 これにより外向突部3が大径環状の第1糸巻部Lを構成
し、支持ヨーク4及び保護盤2との固着部分と内向突部
5とが小径の第2糸巻部Mを構成する。 そこで今、回転する車輪12の接地面に糸屑が接着する
と、該糸屑は徐々にズレて側面に移動して支持ヨーク4
とこれに固定された保護盤2の間に侵入する。 この糸屑の巻付きは、第3図(a)を参照しながら説明
すると、糸屑の先端が車輪12のトラッド面から離れ、且
つその先端が落下して近傍の外向突部3に絡みつくと、
車輪12の図中反時計方向の回転力により、同一円周上に
配置された外向突部3に次々と掛止められ、第1糸巻部
Lに巻き取られていく。 しかし、糸屑が上記外向突部3に巻取られずに内側へ入
り込んだり、または外向突部3から外れた場合には、皿
に内側即ち車軸12側へ侵入するが、その際に、前記支持
ヨーク4及び保護盤2の固着部分と内向突部5とで構成
する小径の第2糸巻部Mに巻取られる。 このように巻取られた糸屑は、第1糸巻部Lの場合は外
向突部3と外向突部3との間で略環状に絡んだ糸屑を切
断することにより除去することができる。 第2糸巻部Mの場合は蝶ネジ6を弛めて内向突部5を下
方即ち車軸13寄りに摺動させることにより緊張状態で略
環状にからんだ糸屑を弛緩させ一部を支持ヨーク4より
外方へ出す等して切断することにより除去することがで
きる。 尚、糸屑が短寸で第2糸巻部Mに巻取られない場合は更
に車軸側へ侵入することになるが、通常は短寸の糸屑は
車軸13に糸絡みすることはないのでそのまま通過して床
面等に落下するにすぎない。 本実施例においては外向突部3を大径環状に配列した
が、更により大径環状に外向突部3を設け第1糸巻部を
多段に形成してもよい。 また、保護盤2は隆起部21と周縁部22とを設けた段差構
造としたが、これは内向突部5が保護盤2と衝合しない
構成であればよく、例えば支持ヨーク4の長穴形成部分
を外方へ膨出する隆起段部に形成しておけば保護盤2は
偏平皿状であってもよい。 更にこの発明では実際の糸絡み状態は第1糸巻部と第2
糸巻部との間で複合する場合も含むものである。 上記実施例では、外向突部と内向突部を両方設けた場合
を例示したが、この発明においては、内向き突部だけを
用いた構成であってもよい。
の基づいて説明する。 キャスタ1の絡み防止構造は、保護盤2上に突設された
複数の外向突部3と、支持ヨーク4に形成された長穴h
に摺動可能に取付けられた内向突部5とから構成されて
いる。 即ち、キャスタ1は、取付基台11に断面横倒コ状の支持
ヨーク4が回動自在に連結されており、該支持ヨーク4
の先端側でキャスタの車輪12を軸支する車軸13がボルト
締めされている。 ここで、この車輪12は軸受部分がラディアルベアリング
14で形成されている。 そして、この車輪12と支持ヨーク4との間に車軸部分を
覆うように保護盤2が介設されている。ここで保護盤2
は、中央部分の隆起部21が周縁部22に対し外方へ隆起す
るトレー状の金属円盤からなっている。 この保護盤2は、車輪12の両側方から車軸13に嵌挿さ
れ、車軸13に固着されたスリーブ13′,13′の外端側に
衝合し位置決めされる。 そして支持ヨーク4で保護盤2を外側から挟持し、ナッ
トNによる車軸13の締付けによって支持ヨーク4に保護
盤2の中央部分の隆起部21が支持ヨーク4の内壁面と隙
間なく当接した状態で固着される。 これにより、保護盤2は、車輪の側面でリムの内周に沿
って環状に開口し内側へ窪む凹部とボス部とを一連に覆
うことができる。 なお、このスリーブ13′の外周面は前記ラディアルベア
リング14の滑動面となっており車輪12の走行を滑らかに
している。 この保護盤2の内側(車輪側)には車軸の周方向にラデ
ィアルベアリングのケーシング15が取付けられており、
そのケーシング15内に環状に収納されたラディアルベア
リング14は車輪12と車軸13側に当接するよう配設されて
いる。 そして、前記保護盤2の周縁部22の外端が内向きに折曲
されて車輪12の中央段部に嵌込まれ位置決めされる。 これにより、支持ヨーク4と車輪12との間にある車軸13
部分の隙間は支持ヨーク4に固設された保護盤2により
塞がれた状態で車輪12が支持ヨーク4に装着される。 そして、保護盤2は支持ヨーク4に固着された固定状態
を維持したまま車輪12が回転可能となる。 尚、図中16は、ラディアルベアリングのシーケンス間に
介設されて両者の設置位置を固定するためのスペーサで
ある。 このように構成されたキャスタ1の保護盤2上に外向突
部3が突設される。 即ち本実施例の場合、保護盤2の周縁部22上で同一円周
状に5つの外向突部3が等間隔に配設されている。 この外向突部3は水平に延びる軸部と、その先端で軸部
より大径に設定された皿状の鍔部とから形成されてお
り、該鍔部によって外向突部3にう巻取られた糸屑が外
れないよう掛止められる。 次に支持ヨーク4には前記保護盤2上に設けられた外向
突部3の車軸13からの半径よりも短い位置に長穴hが穿
設されている。 この長穴hには内向突部5が上下に摺動自在に取付けら
れている。 即ち内向突部5は内端側に前記外向突部3の鍔部と同様
の皿状で長穴の横幅より大径に設定された鍔部が形成さ
れており、長穴hから内向突部5が外方へ抜け落ちるこ
とがないよう構成されている。 この内向突部5の外端側は螺刻されており、蝶ネジ6に
よって外側から螺合可能となっており長穴h内の任意の
位置で内向突部5を締付固定することができるようにな
っている。 従って、蝶ネジ6を緩めることによって内向突部5は長
穴内に上下に摺動することができ、又蝶ネジ6を締付て
内向突部5を適宜位置で支持ヨーク4上に固定すことが
できる。 ここで長穴hは前述の如く外向突部3の配設位置より車
輪12半径方向で短い位置に設定されていることから内向
突部5の固定位置も外向突部3より車軸13寄りに設定さ
れることになる。 これにより外向突部3が大径環状の第1糸巻部Lを構成
し、支持ヨーク4及び保護盤2との固着部分と内向突部
5とが小径の第2糸巻部Mを構成する。 そこで今、回転する車輪12の接地面に糸屑が接着する
と、該糸屑は徐々にズレて側面に移動して支持ヨーク4
とこれに固定された保護盤2の間に侵入する。 この糸屑の巻付きは、第3図(a)を参照しながら説明
すると、糸屑の先端が車輪12のトラッド面から離れ、且
つその先端が落下して近傍の外向突部3に絡みつくと、
車輪12の図中反時計方向の回転力により、同一円周上に
配置された外向突部3に次々と掛止められ、第1糸巻部
Lに巻き取られていく。 しかし、糸屑が上記外向突部3に巻取られずに内側へ入
り込んだり、または外向突部3から外れた場合には、皿
に内側即ち車軸12側へ侵入するが、その際に、前記支持
ヨーク4及び保護盤2の固着部分と内向突部5とで構成
する小径の第2糸巻部Mに巻取られる。 このように巻取られた糸屑は、第1糸巻部Lの場合は外
向突部3と外向突部3との間で略環状に絡んだ糸屑を切
断することにより除去することができる。 第2糸巻部Mの場合は蝶ネジ6を弛めて内向突部5を下
方即ち車軸13寄りに摺動させることにより緊張状態で略
環状にからんだ糸屑を弛緩させ一部を支持ヨーク4より
外方へ出す等して切断することにより除去することがで
きる。 尚、糸屑が短寸で第2糸巻部Mに巻取られない場合は更
に車軸側へ侵入することになるが、通常は短寸の糸屑は
車軸13に糸絡みすることはないのでそのまま通過して床
面等に落下するにすぎない。 本実施例においては外向突部3を大径環状に配列した
が、更により大径環状に外向突部3を設け第1糸巻部を
多段に形成してもよい。 また、保護盤2は隆起部21と周縁部22とを設けた段差構
造としたが、これは内向突部5が保護盤2と衝合しない
構成であればよく、例えば支持ヨーク4の長穴形成部分
を外方へ膨出する隆起段部に形成しておけば保護盤2は
偏平皿状であってもよい。 更にこの発明では実際の糸絡み状態は第1糸巻部と第2
糸巻部との間で複合する場合も含むものである。 上記実施例では、外向突部と内向突部を両方設けた場合
を例示したが、この発明においては、内向き突部だけを
用いた構成であってもよい。
内向突部を支持ヨークの長穴に沿って上下に移動できる
ようにしたので、車軸と内向突部とに環状に巻き取られ
た糸屑は、内向き突部を車軸接近方向に移動することに
より緊張が解かれ緩むのでハサミ等による切り離しが容
易となる。 また内向突部と共に外向突部を設けた場合には、保護盤
上に設けた外向突部により第1糸巻部を構成し、支持ヨ
ークに上下方向に摺動自在な内向突部5を設けて第2糸
巻部を構成するので、糸屑はまず第1糸巻部で巻取ら
れ、第1糸巻部で巻取れなかったものは第2糸巻部で巻
取ることができる。 外向突部は保護盤上に形成されているので、それに環状
に巻き取られた糸屑は容易に切り離すことができる。 この場合は二段階に巻き取ることができるので、巻取り
量が多い場合にも支障がない。
ようにしたので、車軸と内向突部とに環状に巻き取られ
た糸屑は、内向き突部を車軸接近方向に移動することに
より緊張が解かれ緩むのでハサミ等による切り離しが容
易となる。 また内向突部と共に外向突部を設けた場合には、保護盤
上に設けた外向突部により第1糸巻部を構成し、支持ヨ
ークに上下方向に摺動自在な内向突部5を設けて第2糸
巻部を構成するので、糸屑はまず第1糸巻部で巻取ら
れ、第1糸巻部で巻取れなかったものは第2糸巻部で巻
取ることができる。 外向突部は保護盤上に形成されているので、それに環状
に巻き取られた糸屑は容易に切り離すことができる。 この場合は二段階に巻き取ることができるので、巻取り
量が多い場合にも支障がない。
第1図はこの発明のキャスタの好適実施例を示す一部破
断側面図、第2図は同正面図、第3図(a)は糸絡み状
態を示す説明図、同(b)は内向突部に糸絡みした糸屑
を切断する場合の説明図である。 2……保護盤 3……外向突部 4……支持ヨーク 5……内向突部 12……車輪 13……車軸 h……長穴
断側面図、第2図は同正面図、第3図(a)は糸絡み状
態を示す説明図、同(b)は内向突部に糸絡みした糸屑
を切断する場合の説明図である。 2……保護盤 3……外向突部 4……支持ヨーク 5……内向突部 12……車輪 13……車軸 h……長穴
Claims (4)
- 【請求項1】支持ヨークと車輪との間で車軸に嵌挿さ
れ、車輪の側面でリム部の内周に沿って環状に開口し内
側に窪む凹部に嵌込まれ、上記凹部と車輪のボス部とを
一連に覆って支持ヨークに固定された円盤状の保護盤を
備えたキャスタにおいて、 支持ヨークの側壁上で上下方向に穿設された長穴と、 該長穴内を上下方向に摺動して位置調整可能に固定され
ると共に、先端が内方へ延びる内向突部とからなること
を特徴とする糸絡み防止キャスタ。 - 【請求項2】長穴から支持ヨークの外側へ突出される内
向突部の外端に刻設されるネジと、該ネジに螺合する蝶
ネジとを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の糸絡み防止キャスタ。 - 【請求項3】支持ヨークと車輪との間で車軸に嵌挿さ
れ、車輪の側面でリム部の内周に沿って環状に開口し内
側に窪む凹部に嵌込まれ、上記凹部と車輪のボス部とを
一連に覆って支持ヨークに固定された円盤状の保護盤を
備えたキャスタにおいて、 支持ヨークの側壁上で上下方向に穿設された長穴と、 該長穴内を上下方向に摺動して位置調整可能に固定され
ると共に、先端が内方へ延びる内向突部とからなり、 該保護盤の外表面から外側へ突出すると共に、車軸を中
心とした円の円周上で等間隔に3個所以上に配置された
外向突部を設け、 前記内向突部が前記外向突部よりも車軸に径方向で近い
位置に配置されてなることを特徴とする糸絡み防止キャ
スタ。 - 【請求項4】外向突部及び内向突部が水平に延びる軸か
らなって突出先端に該軸よりも大径の鍔部が形成 されていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
の糸絡み防止キャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59200127A JPH0790682B2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 糸絡み防止キャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59200127A JPH0790682B2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 糸絡み防止キャスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6177501A JPS6177501A (ja) | 1986-04-21 |
| JPH0790682B2 true JPH0790682B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=16419261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59200127A Expired - Lifetime JPH0790682B2 (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 糸絡み防止キャスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790682B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5303449A (en) * | 1992-09-03 | 1994-04-19 | Albion Industries, Inc. | Thread inhibiting caster assembly |
| US7143472B2 (en) * | 2003-10-10 | 2006-12-05 | Gary Dwayne Hicks | Caster thread guard and caster assembly |
| US7284299B2 (en) * | 2005-03-08 | 2007-10-23 | Rubbermaid Commercial Products Llp | Caster |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844160U (ja) * | 1971-09-27 | 1973-06-08 |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP59200127A patent/JPH0790682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6177501A (ja) | 1986-04-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4881783A (en) | Wheel liner assembly | |
| EP0966572B1 (en) | Guard assembly for a wheel | |
| US4824177A (en) | Spoked vehicle wheel with tubeless tire | |
| EP1137582B8 (en) | Disc rosette with release tab | |
| EP0588460B1 (en) | Thread inhibiting caster assembly | |
| US4171851A (en) | Wheel cover locking device | |
| JPH0790682B2 (ja) | 糸絡み防止キャスタ | |
| US5445047A (en) | Hanger means for a wheeled vehicle | |
| US4164273A (en) | Resilient shield for vehicle wheel brake assemblies | |
| US4696153A (en) | Lawn mower blade safety assembly | |
| CN108583155A (zh) | 脚轮组件 | |
| US7108334B2 (en) | Snap-on wheel cover | |
| KR910014925A (ko) | 정지 테이프 카세트 릴 잠금장치 | |
| US7784876B2 (en) | Motorcycle wheel assembly and method for protecting bearings and for providing security for mounting bolts | |
| US4462639A (en) | Wheel cover support pedestal | |
| US4183587A (en) | Wheel and hubcap assembly | |
| KR20070109144A (ko) | 케이블드럼 받침대 | |
| JPS6227514Y2 (ja) | ||
| JPH0235729Y2 (ja) | ||
| US2523268A (en) | Clothesline reel | |
| JP2542828Y2 (ja) | ドラムブレーキ用バッフルプレート | |
| US2843427A (en) | Hub cap | |
| CN208896779U (zh) | 脚轮组件 | |
| JP3340896B2 (ja) | 線条体の繰り出し用線出機 | |
| KR970008082B1 (ko) | 모의 와이어 차륜 장식 조립체 |