JPH0790706A - ベルトのバックル止め構造 - Google Patents

ベルトのバックル止め構造

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JPH0790706A
JPH0790706A JP23670493A JP23670493A JPH0790706A JP H0790706 A JPH0790706 A JP H0790706A JP 23670493 A JP23670493 A JP 23670493A JP 23670493 A JP23670493 A JP 23670493A JP H0790706 A JPH0790706 A JP H0790706A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】わ状部においてバックルを取り付けたベルトに
おいて、バックル止め部の好まれる外観を損なわずにバ
ックルを取り替えすることができるベルトのバックル止
め構造を提供すること。 【構成】屈曲部12により重ね合わされた重複部分Wの
ベルト部材2の内側には、脱着部材8を取り付けるため
の内層部6を設け、この内層部6の前記ベルト部材2の
内側において対向するそれぞれの部位には、互いに係合
あるいは嵌合する一対の脱着部材8が取り付けられ、重
複部分Wのベルト部材2を分離可能に設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バックルの取り替え
をすることができるベルトのバックル止め構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベルトは、所定長さの帯状のベ
ルト部材の一端に複数個のパンチ穴が貫設され、他端に
バックルが取り付けられ、バックルの止めピンをパンチ
穴の一つに差し込んでベルトを止めるように形成されて
いる。かかるベルトは、ズボンやスカートを着たときに
腰まわりに取り付けられ、ズボン等を身体に取り付ける
という機能を有するとともに身体のほぼ中心に位置され
目立つ部分でもあり、ファッションの上でも重要なポイ
ントとなっている。従来からあるベルトのバックル止め
部において、外観上から最も好まれているものは、図7
(a)に示す帯状のベルト部材21の一端を折り返し
た”わ”の部分(屈曲部分)22にわ状のバックル30
の一辺部をくぐらせて、折り返し部分を重ねてステッチ
23により重ねて縫着固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ベルト20にあっては、折り返し部分が縫着されるため
通常はバックル30を取り外すことができない。したが
って、バックルだけが傷んだり、また服装に合わせてち
ょっと違ったバックルを着けてみたいと思っても結局ベ
ルト20全体を変えなければならなかった。一方、バッ
クル交換可能なベルトとしては、図7(b)、(c)に
示すものがある。これらはいかにも機能的ではあるが、
いずれもそのバックル止め部において、スナップやネジ
などの脱着部材24、26が露出して外観が悪く使用者
の嗜好に合わないものであった。そこで、本発明は、わ
状部においてバックルを取り付けたベルトにおいて、バ
ックル止め部の好まれる外観を損なわずにバックルを取
り替えすることができるベルトのバックル止め構造を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ための技術的手段として、本発明者は、帯状のベルト部
材の一端をこのベルト部材に沿って折り曲げた屈曲部に
バックルのわ状部をくぐらせ、屈曲部をベルト部材に重
ねて取り付けることでバックルを固定したベルトにおい
て、前記屈曲部により重ね合わされた重複部分のベルト
部材の内側には、脱着部材を取り付けるための内層部を
設け、この内層部の前記ベルト部材の内側において対向
するそれぞれの部位には、互いに係合あるいは嵌合する
一対の脱着部材が取り付けられ、重複部分のベルト部材
を分離可能に設けたことを特徴とするベルトのバックル
止め構造を創作した。また、本発明者は、屈曲部におい
て重ね合わされた重複部分のベルト部材は、ベルト部材
のバックルを止める端縁側からベルト部材の他端方向に
ベルト部材の厚みが内側と外側に切り裂かれて2分割さ
れた内層部と外層部とされ、内層部の重複部分にはその
対向部位において相互に脱着する脱着部材が取り付けら
れ、かつ内層部と外層部が重ね合わせて止着されなるこ
とを特徴とする請求項1記載のベルトのバックル止め構
造を創作した。
【0005】前記ベルト部材とは、通常衣服のウエスト
部の外周に沿って取り付ける帯状の部材をいい、通常一
端にはバックルが取り付けされるものである。ベルト部
材としては、一枚皮のものや、表皮と裏皮とからなるも
の、さらに表皮、フィラー及び裏皮とから帯状に形成さ
れたものが含まれる。
【0006】前記バックルとは、その一端縁、すなわ
ち、略方形状あるいは略円形状のフレームの縦方向の一
辺部、あるいはフレームの一部に縦方向に設けた掛止部
に、前記ベルト部材の一端側をくぐらせて取り付け可能
に形成されるとともに、前記掛止部に止めピンを回転可
能に取り付けたものである。また、バックルは、板状の
飾り板の一端側に取り付け用のわ状部を有する形式のも
のであってもよい。
【0007】
【作用】本発明のベルトのバックル止め構造によれば、
折り返されたベルト部材の内層部に設けた脱着部材によ
り重複部分のベルト部材の分離を可能とするとともに、
バックルの取り付け時においては、重複部分に脱着部材
が露出されない。
【0008】
【実施例】以下に本発明を具現化した一実施例について
図1ないし図5に基づいて説明する。なお、本発明は、
以下の実施例に限るものではない。図1には、本例のベ
ルト1のバックル止め部の断面構造が示され,図2の
(a)及び(b)には、バックル止め部の表側及び裏側
が示されている。図1及び図2から明らかなように、こ
のベルト1においては、ベルト部材2の一端部がバック
ル10の一辺部をくぐらせて折り返した屈曲部(わの部
分)4を設けることによりバックル10をベルト部材2
に固定したものである。
【0009】本例のベルト1はベルト部材2とバックル
4及び脱着部材8とから構成されている。ベルト部材2
は、本例においては牛革の一枚革を使用しており、厚み
は約3mmで、その表面側は所定のなめし処理や着色等
が施されている。また、バックル10は、金属製で方形
状のフレームを主体として、その縦方向の一辺部がバッ
クル掛止部(以下、単に掛止部という)10aとなって
いる。そしてこの掛止部10aには、ベルト部材2の他
端のパンチ穴に挿通する止めピン10bが回転自在に取
り付けられている。
【0010】脱着部材8は、図1に示すように互いに嵌
合する凸部材8aと凹部材8bとから形成され、さら
に、それぞれの部材8a,8bは取り付け部位の反対側
からディスク状の裏打ち部材9a、9bによる機械的な
圧締により一体化されるとともに取り付け部位に固定さ
れるものである。本例のように、厚みのある皮革製のベ
ルト部材2には縫着等によりスナップを取り付けるには
手作業によらなければならず、非常に時間がかかり、ま
た脱着部材8a,8bには脱着時に非常に大きな力がか
かるため、かかる裏打ち部材9a、9bにより圧締固定
するものを用いている。
【0011】しかして、本例のベルト1におけるバック
ル止め構造は、次のようにして形成される。まず、図3
に示すように、ベルト部材2のバックル取り付け側とな
る端縁2A側の所定の位置には、バックル4の止めピン
4bを突出させるためにスリット3が貫設される。そし
て、前記端縁2Aから、ベルト部材2の他端方向にベル
ト部材2の厚みをほぼ2分割するように所定の位置まで
切り裂いて、二股状の帯状部が形成される。この表面側
の帯状部を外層部4とし、裏面側の帯状部を脱着部材取
り付け用の内層部6とする。外層部4及び内層部6は、
折り返して重複するベルト部材2の長さにほぼ一致する
長さとされる。
【0012】図4(a)に示すように、この内層部6に
おいてベルト部材2を折り返して重複部分Wを形成した
際に対向状となるように、すなわち、図4(a)に示す
ベルト部材2の折り返し線Kを中心として左右対照位置
に、計2組の脱着部材8が取り付けられている。
【0013】脱着部材8は、図4(b)に示すように、
例えば凸部材8aは、まず、内層部6の所定の位置にパ
ンチ等によりはと目Mを開けた後、ベルト部材2の裏側
方向にそれぞれ凸部が形成されるようにはと目Mにセッ
トし、内層部6の外層部側に裏打ち部材9aを当てて所
定の圧締機により一体化されると同時に、内層部6に固
定される。なお、この際、凸部材8a及び凹部材8bの
裏打ち部材9a、9bはできるだけ厚みの少ないものが
好ましい。
【0014】図5に示すように、脱着部材8a、8bが
取りつけられた内層部6は外層部4の裏面に沿って接着
剤等により重ね合わせられた後、外層部4の外周縁に沿
ってステッチSにより縫着される。そして、内層部6と
外層部4とが縫着された状態でこの縫着部位をベルト部
材2の裏側に折り返して重ね合わせ、2対の脱着部材8
を嵌め合わせることにより、ベルト部材2の重複部分W
が形成され、バックル10を挿入固定可能な屈曲部12
が形成される(図1参照)。すなわち、バックル10の
掛止部10aを挿入した屈曲部12を形成するようにベ
ルト部材2をバックル10にはめるとともに折り返し
て、貫設されたスリット3から止めピン10bを突出さ
せて脱着部材8a、8bを嵌め合わせることによえい所
定のベルト1となる。
【0015】このように形成されたベルト1は、次の作
用及び効果を奏する。まず、脱着部材8a、8bを嵌め
合わせ、バックル10を取り付けた状態の重複部分Wの
外観は、折り返し部分を縫着してバックル止め部を形成
した従来のベルトの外観と変わることがない。図1及び
図2(a)、(b)に示すように、ベルト1の表側にあ
っては、凸部材8aを固定する裏打ち部材9aが外層部
4の内側に位置し、裏側にあっては、同じく裏打ち部材
9bが同様に外層部4の内側に位置することにより、と
もに凸部材8aや凹部材8bの存在がわからないように
隠蔽された状態になっている。すなわち、表側のみなら
ず、裏側にあっても高級ベルトの外観をそのまま有する
ものとなっている。したがって、使用者の嗜好を満足さ
せることができるものとなっている。
【0016】また、バックル10を交換する場合には、
脱着部材8a、8bの嵌合を外せば屈曲部12から容易
にバックル10を外すことができ、さらに、内層部6を
ベルト部材2の厚みはベルト部材2の厚みを2分したも
のであるため、はと目Mの貫設や脱着部材8の圧締はベ
ルト部材2そのものに取り付けるよりも容易に行いう
る。
【0017】なお、本例においては、内層部6をベルト
部材2の一端側をほぼその厚みを2分割するように二股
状に切り裂くことにより形成しているが、脱着部材8
a,8bの取り付けを容易にし、また裏打ち部材9a、
9bの膨らみのベルト表側への影響をできるだけ抑える
ために内層部6を外層部4に比べて薄く形成してもよ
い。すなわち、外層部4を厚く、内層部6を薄く切り裂
きしてもよいし、ほぼ等分に切り裂きした後、内層部6
のみを薄く削ぐようにしてもよい。
【0018】また、内層部6は、ベルト部材2を切り裂
きして形成するものに限るものではない。例えば、図6
(a)に示すように、薄いシート状の内層部6Aをベル
ト部材2の裏面に縫着等にて取り付け、この内層部6A
に脱着部材8a等を折り返しの際に対向するように取り
付けて、内層部6Aの縫着端末Hを覆うように折り返し
するように設けることもできる。また、図6(b)に示
すように、折り返しされたベルト部材2の対向する部位
のみに、シート状の内層部6Bをそれぞれ縫着等して、
各内層部6Bに脱着部材8等を取り付けたり、さらに図
6(c)に示すように、折り返しされたベルト部材2に
おける対向部位にのみに切り込みRを形成して内層部6
Cを部分的に設けて脱着部材8を取り付けすることもで
きる。また、ベルト部材2の全体に裏地部材を当てる場
合には、裏地部材の所定の部位に脱着部材8を取り付け
る構成としてもよい(図示せず)。
【0019】さらに、脱着部材8は凹部材8bと凸部材
8aとからなるものに限るものでなく、互いに係合等す
ることにより被取り付け部位を一体化させることができ
るものであればよい。例えば、鉤部材とループ部材等か
らなる面ファスナーや、係止頭部を有する雄ネジと袋ナ
ットによるネジ合わせ手段等である。かかる脱着部材を
用いた場合でも、係合する各部材を内層部6に取り付け
すれば、ベルト部材1の表側や裏側からその取り付け跡
や裏打ち部材が見えないので、バックル止め部の見栄え
はよいものとなる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ベルト部材にバックル
交換可能に脱着部材を備えるが、ベルトの外観からは脱
着部材が見えないようになっているため、好ましい外観
とバックル取り替え機能の双方を合わせ持つベルトを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のバックル取り付け構造の断面
図である。
【図2】本実施例のバックル取り付け構造の平面図と裏
面図である。
【図3】ベルト部材の一端側に外層部部と内層部部とを
形成した状態の図である。
【図4】ベルト部材の内層部部に脱着部材を取り付けた
状態の図である。
【図5】内層部部と外層部部とを縫着により一体化した
状態の図である。
【図6】内層部の他の形状を示した図である。
【図7】従来のバックル取り付け構造を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…ベルト 2…ベルト部材 6…内層部 8…脱着部材 10…バックル 12…屈曲部 W…重複部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のベルト部材の一端をこのベルト部
    材に沿って折り曲げた屈曲部にバックルのわ状部をくぐ
    らせ、屈曲部をベルト部材に重ねて取り付けることでバ
    ックルを固定したベルトにおいて、 前記屈曲部により重ね合わされた重複部分のベルト部材
    の内側には、脱着部材を取り付けるための内層部を設
    け、この内層部の前記ベルト部材の内側において対向す
    るそれぞれの部位には、互いに係合あるいは嵌合する一
    対の脱着部材が取り付けられ、重複部分のベルト部材を
    分離可能に設けたことを特徴とするベルトのバックル止
    め構造。
  2. 【請求項2】屈曲部において重ね合わされた重複部分の
    ベルト部材は、ベルト部材のバックルを止める端縁側か
    らベルト部材の他端方向にベルト部材の厚みが内側と外
    側に切り裂かれて2分割された内層部と外層部とされ、
    内層部の重複部分にはその対向部位において相互に脱着
    する脱着部材が取り付けられ、かつ内層部と外層部が重
    ね合わせて止着されなることを特徴とする請求項1記載
    のベルトのバックル止め構造。
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US6549840B1 (en) 1999-10-08 2003-04-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle control apparatus for front and rear drive ratio on the basis of operator's desired vehicle drive force and static and dynamic vehicle states
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