JPH0790768A - 糸条部分染色法と染色ボビン - Google Patents

糸条部分染色法と染色ボビン

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JPH0790768A
JPH0790768A JP24871793A JP24871793A JPH0790768A JP H0790768 A JPH0790768 A JP H0790768A JP 24871793 A JP24871793 A JP 24871793A JP 24871793 A JP24871793 A JP 24871793A JP H0790768 A JPH0790768 A JP H0790768A
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Japan
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dyeing
cheese
bobbin
dye
yarn
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JP24871793A
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Keisuke Hirano
恵介 平野
Takao Miyazaki
多佳夫 宮崎
Yoshimasa Okuda
善正 奥田
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Kawashima Textile Manufacturers Ltd
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Kawashima Textile Manufacturers Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浸染法によってスペースダイ糸を得る。 【構成】 周面11に染液流通孔12を有する染色ボビ
ン13に糸条を巻き上げたチーズ14を染色釜に設置
し、染液流通孔12から染液を吐出しチーズの糸層15
を透過させて糸条を染色するチーズ染色する。その場
合、染液流通孔12の周縁16に外接する外接円の直径
dの5倍以上の直径Dの円が内接する広さの染液の透過
しない非透過部17を、染色ボビン13の周面11また
はチーズの糸層内15に、染色ボビン13の軸芯23を
中心とする円弧状弓形を形成しておく。又、染色釜内で
の染色時間は、チーズの糸層15の巻き上げられて非透
過部17の上に重なる部分18と、チーズの糸層15の
非透過部17の上に重ならない部分19との間に現れた
色差が消失し、チーズ全体が同色にならない範囲に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、糸条を部分的に染色す
る糸条部分染色法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】糸条部分的染色法はスペースダイとも称
され、引っ張られて走行する糸条に染液を付与する方法
(特公昭51−9075、特公昭56−47302)、
染色ボビンに巻き上げられた糸条のチーズに染液を注入
する方法(特公昭47−8198)、糸条を巻き上げた
綛に染液を注入付与する方法(特公昭51−254
9)、綛の表面に捺染糊を印捺含浸させる方法(特公昭
57−4737)、捺染を施した丸編地に解編して糸条
を引き出すニットデニット法(特開昭55−13276
2、特公昭58−45516)等が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の糸条部分的
染色法は、何れも染液に糊剤を配合して粘性を付与し、
捺染糊として調製し、常温常圧の室内雰囲気下において
瞬時糸条に付与するものである。しかし染料や繊維に
は、高温高圧の雰囲気下において固着・発色させる必要
のある染着し難い分散染料や、ポリエステル繊維のよう
に染色し難い繊維糸条がある。これらの染料や繊維に従
来の糸条部分的染色法を適用しようとする場合には、染
液に配合する糊剤と染料との相容性、その糊剤を配合し
た染液の繊維内部への浸透性などの点で適用し得る染料
や糊剤の種類に制約があり、また、格別な固着・発色工
程が必要になる等の問題があった。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、浸染法においてスペー
スダイ糸を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明に係る糸条部
分染色法は、周面11に染液流通孔12を有する染色ボ
ビン13に糸条を巻き上げたチーズ14を染色釜に設置
し、染液流通孔12から染液を吐出してチーズの糸層1
5を透過させて糸条を染色するチーズ染色において、染
液流通孔12の周縁16に外接する外接円の直径dの5
倍以上の直径Dの円が内接する広さの染液の透過しない
非透過部17を、染色ボビン13の周面11またはチー
ズの糸層内15に、染色ボビン13の軸芯23を中心と
する円弧状弓形を形成し、チーズの糸層15の巻き上げ
られて非透過部17の上に重なる部分18と、チーズの
糸層15の非透過部17の上に重ならない部分19との
間に色差を付けることを特徴とするものである。
【0006】一般に染色ボビンの周面は、染液の透過す
る染液流通孔12とその周りの染液の透過しない染液非
透過部17とによって構成されており、染色開始時には
糸層15の非透過部17の上に重ならない部分19だけ
を染液が透過し、非透過部17の上に重なる部分18に
は染液が入り込まないが、染色時間の経過と共に非透過
部17の上に重なる部分18にも染液が入り込んでチー
ズ全体が均一に染色されることになる。即ち、チーズを
透過する染液の貫流は、染液流通孔12からチーズ外周
20に向けて放射線状に真っ直ぐに生じるのではなく、
染色ボビン12に螺旋状に巻かれた糸条の長さ方向(螺
旋方向)に広がった一定の幅をもって生じる。その一個
の染液流通孔12から吐出される染液の貫流の幅は、染
色ボビン側(13)からチーズ外周側(20)に向けて
広がるが、糸層15の厚み(チーズの太さ・糸条の巻
量)、糸層15の固さ(チーズ14の固さ・巻き上げ時
のテンション)、巻き上げる糸条の太さ、染液流通孔1
2の口径や穿設密度等によって変わり、また、貫流の幅
は、染色時間の経過と共に次第に広がっていく。チーズ
染色において染色される糸条は、染液流通孔12から糸
層15を貫いてチーズ外周20に向けて流れる染液の貫
流の中に一定時間おかれ、繊維内部に染料が徐々に拡散
して染着するので、チーズ内外層に色差なく安定に染色
される。染色ボビンは、この点を考慮し短時間に均一に
染色されるように設計されており、慣用される染色ボビ
ンの外径は概して4〜10cmであり、染液流通孔には
円形のものや矩形のものもあるが、それらの染液流通孔
の周縁に外接する外接円の直径(d)は概して3〜15
mmになっており、巻き上げられたチーズの糸層15の
厚み(h)は概して3〜8cmになっており、通常、糸
条を染液の貫流に曝す染色時間を30〜100分間に設
定してチーズ染色を行っている。
【0007】かかる条件下で行われるチーズ染色におい
て、誤って染色時間を短くした場合には染液流通孔12
の周りの染液非透過部17に染液が十分に入り込まず染
め斑が発生し、又、チーズの巻き上げ時に誤って異物を
巻き込めば、その異物の上に重なる部分での染液の貫流
が不十分になって染め斑の原因となる。
【0008】本発明は、従来チーズ染色においてトラブ
ルの対象となった染め斑を逆利用し、その染め斑の原因
となる染液非透過部17を染色ボビン13の周面11ま
たはチーズの糸層内15に積極的に形成することとし、
その染液非透過部17を染液流通孔12の5倍以上の大
きさにし、それによって染色ボビン側(13)からチー
ズ外周側(20)に達する大きい染め斑を確実に発生さ
せてスペースダイ糸を得ようとするものである。
【0009】勿論、そのように染液流通孔12の5倍以
上の大きさの染液非透過部17を染色ボビン13の周面
11またはチーズの糸層内15に設けても、染色時間を
十分に長くすればチーズ全体が均一に染色されてしまう
が、従来のチーズ染色における標準化処方における染色
ボビン13の周面11またはチーズの糸層内15に、染
液流通孔12の口径dの5倍以上の直径Dの円が内接す
る大きさの染液非透過部17を染色ボビン13の軸芯2
3を中心とする円弧状弓形を形成し、その標準化処方に
従ってチーズ染色すると、染液非透過部17の上に重な
る部分18と重ならない部分19との間が色差を有する
スペースダイ糸が得られる。
【0010】従って本発明において、染液流通孔12の
5倍以上の染液非透過部17を染色ボビン13の周面1
1またはチーズの糸層内15に設けることは、それによ
って必然的にスペースダイ糸が得られることを意味せ
ず、スペースダイ糸を得る可能性が生じることを意味す
る。その可能性は、染液非透過部17を設けることなく
無地一色に均一に染色する従来の標準化処方に従って染
色することによって実現される。従って本発明におい
て、染液非透過部17に重なる部分18と重ならない部
分19との間に色差を付けるとは、染液非透過部17を
設けることなく無地一色に均一に染色する従来の標準化
処方に比して必要以上に染色時間を長くせず、その従来
の標準化処方に従って染色時間を設定すべきことを意味
する。尚、新規な染料や繊維糸条についての標準化処方
は、本番染色前に行う試験染めによって容易に設定され
る。
【0011】更に詳しく説明すると、従来慣用される染
色ボビンでは、染液の貫流をよくして染色時間を短くす
るため、その染液貫通孔12の口径(d)と穿設密度
を、染色ボビンの強度が確保される限り最大限に設定さ
れており、その多くの染色ボビンの染液貫通孔12の1
個あたり開口面積は1cm2 前後で、その全染液貫通孔
12の合計面積は染色ボビン周面全体の15〜45%を
を占めており、染液流通孔12の周りがその口径dの5
倍以上の直径Dの円が内接する大きさの染液非透過部1
7となった染色ボビン13はチーズ染色に使用されてい
ない。
【0012】従って本発明において、染液非透過部17
の大きさを「染液流通孔12の口径dの5倍以上」と規
定する数値「5」それ自体は明確な臨界意義を有するも
のではなく、本発明に係る染色ボビン13が従来の染色
ボビンと全く異なるものであることを明確にするもので
あり、そのように染液流通孔12よりも遙かに大きい染
液非透過部17は、染液の貫流を妨げる手段としての技
術的意義を有する。従って、染液非透過部17の面積
は、染液流通孔12の開口面積の数倍ないし数百倍と
し、染色ボビン周面全体の面積の85%を超える100
%未満になるように、より好ましくは、染色ボビン周面
全体の面積の95%を超える100%未満になるように
設定すると効果的である。染液流通孔12は、その口径
dの5倍未満の間隔を開け、或いは、その口径dよりも
短い間隔を開けて穿設した数個の纏まった穿孔群として
形成することも出来、染液非透過部17は、それら数個
の染液流通孔12が纏まった穿孔群24と穿孔群24の
間に形成されることになる(図5)。その場合、穿孔群
24の外側に位置する孔12と、その穿孔群24に隣合
う穿孔群24の外側に位置する孔12との間隔Dを、そ
れら外側に位置する孔12の口径dの5倍以上にする。
また、穿孔群24を形成する数個の染液流通孔12が、
染色ボビン12の軸芯23を中心とする円周方向Mに並
ぶ場合には、その数個の染液流通孔12が円周方向Mに
並ぶ配列の幅(w)の5倍以上の幅(D)を持って軸芯
方向Nに続く幅広い染液非透過部17を、その数個の染
液流通孔12が円周方向Mに並ぶ穿孔群24の両側また
は片側に形成するものとする(図6)。
【0013】そのように染液非透過部17の大きい染色
ボビン13は新規に作られるべきものであるが、本発明
は、従来の染色ボビンの周面11に金属箔やプラスチッ
クフイルム等の染液非透過性フイルムその他の遮蔽材2
1を巻き付け、或いは、糸条を巻き上げる過程において
数回にわたって遮蔽材21をチーズ14に巻き込ませる
等して、染色ボビン周面11やチーズ糸層内15に何層
にも重ねて形成することも出来る(図4)。
【0014】その他の方法として、染液流通孔12を一
定間隔で多数穿設した従来の染色ボビンの所要箇所の染
液流通孔12にキャップ25を嵌めて塞ぎ染液非透過部
17を形成することも出来る。そのようなキャップ25
は、円周方向Mに沿った数個の染液流通孔12に合わせ
てリング30に突設し、そのリング30を染色ボビン1
3に内嵌させ、数個の染液流通孔12に同時に嵌め合わ
せるようにするとよい(図7)。そのように染液流通孔
12にキャップを嵌めて塞ぎ染液非透過部17を形成し
た染色ボビンによって本発明を実施する場合、その染色
ボビンに巻き上げた糸条を巻き戻すことなく、そのチー
ズに巻き上げたままの状態で、キャップ25を着脱して
染液非透過部17の位置を変え、その都度染色釜にチー
ズを設置し直してそれぞれ異色の染液によってチーズ染
色を行い、多色に色分けされたスペースダイ糸を得るこ
とも出来る。同様に、染色ボビン13の内側にシリンダ
ー26を挿入して二重構造にし、そのシリンダー26の
外周面を取り巻く鍔状弁28を二段に突設し、その隆起
した鍔状弁28を染色ボビン13の内周面に密着する高
さにし、そのシリンダー26の外周面の鍔状弁28と鍔
状弁28に挟まれた溝内に染液流通孔29を穿設し、染
色ボビン13の染液流通孔12にシリンダー26の染液
流通孔29が重なり合わない部分を染液非透過部17と
し、シリンダー26をスライドさせて染液非透過部17
の位置を変え、その都度染色釜にチーズを設置し直して
それぞれ異色の染液によってチーズ染色を行い、多色に
色分けされたスペースダイ糸を得ることも出来る(図
8)。
【0015】勿論、一旦染液非透過部17の上に重なる
部分18と重ならない部分19との間に色差を付けたス
ペースダイ糸を巻き戻し、再びチーズに巻き上げて別の
染液によって染液非透過部17の上に重なる部分18と
重ならない部分19との間に色差を付けて、多色に色分
けされたスペースダイ糸を得ることも出来る。
【0016】尚、本発明において、染液非透過部17を
染色ボビンの軸芯23を中心とする円弧状弓形を形成す
るとは、円柱状を成すチーズ内の糸層15に染液非透過
部17を密着させ、染液非透過部表裏の糸層に染液の入
り込みやすい隙間をつくらないことを意味する。
【0017】
【実施例1】30番手のポリエステル短繊維紡績糸を、
上下端の外径が66mm、全長が162.5mm、上下
各端から30mm離れた点(それぞれ10点)を中心と
する直径3mmの円形染液流通孔12をそれぞれ18m
m間隔を開けて10個穿設した円形染色ボビン13に3
00g巻き上げた太さ(外径)110mmのチーズ14
を、スピンドル軸22に差し込んで染色釜(日阪製作所
製チーズ染色機)に設置し、分散染料(Resolin
・Blue・FBL)0.5%o.w.f.と分散均染
剤1cc/リットルとPH調整剤0.2cc/リットル
とによって調整された染液を、スピンドル軸22から染
液流通孔12を通して噴出させ、チーズ14の糸層15
の外周20へと透過させて30分間130°Cにて染色
処理をして後、還元洗浄し、水洗・脱水・乾燥処理をし
た。染色後のチーズ14は、上下各端からそれぞれ約5
5mmまでの部分が青色に染色され、中間の約10mm
の部分が染色されず元の白地のままに残り、それらの上
下各境目の約15mmの部分は淡青色に染色され、青・
淡青・白・淡青・青の5段に色分けされていた。このチ
ーズ14を巻き戻すと、青と淡青と白に色分けされたス
ペースダイ糸が得られた。
【0018】
【実施例2】淡赤色に先染された30番手のポリエステ
ル短繊維紡績糸を、実施例1に使用した染色ボビン13
に300g巻き上げた太さ(外径)110mmのチーズ
14を、実施例1と同様にチーズ染色機に設置し、実施
例1と同様に調整された染液により30分間130°C
にて染色処理をして後、還元洗浄し、水洗・脱水・乾燥
処理をした。染色後のチーズ14は、上下各端からそれ
ぞれ約55mmまでの部分が濃紫色に染色され、中間の
約10mmの部分が染色されず元の淡赤色のままに残
り、それらの上下各境目の約15mmの部分は淡赤紫色
に染色された。このチーズ14を巻き戻すと、淡赤と濃
紫と淡赤紫に色分けされたスペースダイ糸が得られた。
【0019】上記実施例1と2において、それぞれ通常
の染色ボビンに30番手の白地ポリエステル短繊維紡績
糸および30番手の淡赤色先染ポリエステル短繊維紡績
を巻き上げたチーズをもチーズ染色機に設置し、それぞ
れ同時に青色および濃紫色にチーズ染色し、これら無地
染色糸と実施例1と2において得られたスペースダイ糸
の染色堅牢度を調べると、それらは何れも耐光堅牢度
(83°C×200時間)が4級であり、乾燥摩擦堅牢
度(JIS−L−0849)が4〜5級であり、湿潤摩
擦堅牢度(JIS−L−0849)が5級であった。
【0020】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、 (1) 繊維に染着し難く、捺染では過酷な発色固着工
程を必要とする分散染料によるポリエステル繊維につい
ても、スペースダイ糸が、通常のチーズ染色機(浸染
機)で容易に得られる。 (2) 従来スペースダイに必要とされた走行する糸条
に染液を付与する装置、チーズに染液を注入する装置、
綛に染液を捺染付与する装置、丸編地を捺染しニットデ
ニットする装置などの格別な装置を必要とせず、通常の
チーズ染色機において常法に従って浸染することによっ
てスペースダイ糸が得られる。 (3) スペースダイ糸を得るための手段が、ただ染色
ボビンを替えるか、又は、フイルム等を巻き込んでチー
ズを巻き上げると言う単純なものであり、簡便かつ経済
的に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチーズの断面図である。
【図2】本発明に係る染色ボビンの斜視図である。
【図3】本発明に係るチーズの断面斜視図である。
【図4】本発明に係るチーズの断面図である。
【図5】本発明に係る染色ボビンの展開図である。
【図6】本発明に係る染色ボビンの展開図である。
【図7】本発明に係る染色ボビンの斜視図である。
【図8】本発明に係る染色ボビンとチーズの断面図であ
る。
【符号の説明】
11 周面 12 染液流通孔 13 染色ボビン 14 チーズ 15 糸層 16 周縁 17 染液非透過部 18 重なる部分 19 重ならない部分 20 チーズ外周 21 フイルム 22 スピンドル軸 23 軸芯 24 穿孔群 25 キャップ 26 シリンダー 28 鍔状弁 29 染液流通孔 30 リング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】上記の如く本発明によると、 (1) 繊維に染着し難く、捺染では過酷な発色固着工
程を必要とする分散染料によるポリエステル繊維につい
ても、スペースダイ糸が、通常のチーズ染色機(浸染
機)で容易に得られる。 (2) 従来スペースダイに必要とされた走行する糸条
に染液を付与する装置、チーズに染液を注入する装置、
綛に染液を捺染付与する装置、丸編地を捺染しニットデ
ニットする装置などの格別な装置を必要とせず、通常の
チーズ染色機において常法に従って浸染することによっ
てスペースダイ糸が得られる。 (3) スペースダイ糸を得るための手段が、ただ染色
ボビンを替えるか、又は、フイルム等を巻き込んでチー
ズを巻き上げると言う単純なものであり、簡便かつ経済
的に実施することが出来る。尚、この明細書の特許請求の範囲の欄の記載事項には、
図面に表示した番号に対応する番号を付記しているが、
その付記した番号は、この明細書の内容を理解し易くす
るためのものであり、その付記した番号によって、その
付記された特許請求の範囲の欄の記載事項が、図面の記
載事項に限定されることを意味するものではない。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 周面11に染液流通孔12を有す
    る染色ボビン13に糸条を巻き上げたチーズ14を染色
    釜に設置し、染液流通孔12から染液を吐出してチーズ
    の糸層15を透過させて糸条を染色するチーズ染色にお
    いて、(b) 染液流通孔12の周縁16に外接する外
    接円の直径dの5倍以上の直径Dの円が内接する広さの
    染液の透過しない非透過部17を、染色ボビン13の周
    面11またはチーズの糸層内15に、染色ボビン13の
    軸芯23を中心とする円弧状弓形を形成し、(c) チ
    ーズの糸層15の巻き上げられて非透過部17の上に重
    なる部分18と、チーズの糸層15の非透過部17の上
    に重ならない部分19との間に色差を付けることを特徴
    とする糸条部分染色法。
  2. 【請求項2】 染液流通孔12を有する染色ボビン13
    の周面11に、染液流通孔12の周縁16に外接する外
    接円の直径dの5倍以上の直径Dの円が内接する広さの
    染液の透過しない染液非透過部17が形成されているこ
    とを特徴とする染色ボビン。
  3. 【請求項3】 前掲請求項2に記載の非透過部17の内
    接円の直径Dが10mm以上であり、全染液貫通孔12
    の合計面積が染色ボビン周面全体の15%以下を占めて
    いることを特徴とする前掲請求項2に記載の染色ボビ
    ン。
  4. 【請求項4】 数個の染液流通孔12が円周方向Mに並
    んで穿孔群24を形成しており、その数個の染液流通孔
    12が円周方向Mに並ぶ穿孔群24の両側または片側
    に、それら数個の染液流通孔12が円周方向Mに並ぶ配
    列の幅(w)の5倍以上の幅(D)を持って軸芯方向N
    に続く幅広い染液非透過部17が形成されていることを
    特徴とする染色ボビン。
JP24871793A 1993-09-08 1993-09-08 糸条部分染色法と染色ボビン Pending JPH0790768A (ja)

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