JPH0790777B2 - 板ガラス用運搬具 - Google Patents

板ガラス用運搬具

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JPH0790777B2
JPH0790777B2 JP4361921A JP36192192A JPH0790777B2 JP H0790777 B2 JPH0790777 B2 JP H0790777B2 JP 4361921 A JP4361921 A JP 4361921A JP 36192192 A JP36192192 A JP 36192192A JP H0790777 B2 JPH0790777 B2 JP H0790777B2
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glass
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JP4361921A
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JPH06191411A (ja
Inventor
修一 武内
Original Assignee
有限会社武内商店
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ガラスの運搬具に関
するものであり、特に大型の板ガラスの運搬に好適な板
ガラス用運搬具に関する。
【0002】
【背景技術】従来、板ガラスを運搬するにあたっては、
吸盤を板ガラスに吸着させて人力により運搬するという
手法がとられていた。この吸盤を使用する従来の運搬手
段については、ホテルやショーウインドーなどに多く用
いられている板ガラスで、その重量が数百Kgにも及ぶ
ような大型のものを運搬するには、数十人もの作業員を
必要とし、そのうえ、板ガラスの運搬作業は破損による
事故を伴う危険なものである。
【0003】本発明者は、先に板硝子用運搬具を提案し
た(図5参照、特願平3−320089号)。先に提案
した運搬具は、板ガラスの運搬作業に要する作業員を削
減し、運搬作業の省力化に役立つものであったが、運搬
具本体に吸着具が完全に固定されているために運搬者の
身長に対応して吸着具の高さを調整することができず、
特に、身長差のある複数の作業員が板ガラスを運搬する
際にこれを使用すると、身長の大きい人は小さい人の身
長に合わせた姿勢で作業をすることが必要となるという
欠点があった。また、この運搬具では、底板(4)に取
り付けたキャスターが固定キャスター(3)であるた
め、回転が一方向のみで規制されており、運搬作業中の
方向性が規制され、作業自体の安定性にも欠けるという
問題があった。
【0004】
【発明の開示】本発明者は、上記の問題点を解決すべく
種々考究したところ、運搬具本体に吸着具を摺動可能に
取り付け、また底板に自在キャスターと固定キャスター
とを取り付けることによって、上記諸問題点の解消され
た板ガラス用運搬具を提供することに成功した。
【0005】本発明は、本体(1)と、板ガラスの吸着
具(2)と、底板(22)とその底板(22)に取り付
けられたキャスターとよりなる板ガラス用運搬具であっ
て、上記吸着具(2)は本体(1)に設けられた長孔
(21)に沿って摺動可能に本体(1)に取り付けられ
ている板ガラス用運搬具を提供するものであり、さらに
底板(22)に取り付けられたキャスターが、自在キャ
スター(23)と固定キャスター(24)の2種よりな
る板ガラス用運搬具を提供するものである。
【0006】本発明を以下に詳細に説明する。本発明に
かかる板ガラス用運搬具における本体(1)、その他の
各部材の材料および寸法については、運搬すべき板ガラ
スの大きさおよび重量を考慮して、随時適宜の寸法およ
び材料が選択され、適切な任意の形状に設計することが
できる。通常は、本体(1)としては、長さ90〜11
0cm程度、巾10〜18cm程度、厚さ2〜3cm程
度の板材が標準的に選択され、また、吸盤(6)につい
ては、その大きさは径15〜18cm程度、自在キャス
ター(23)としては通常、径12〜18cm程度、ま
た固定キャスター(24)としては、通常径6〜18c
m程度をもって作製される。
【0007】自在キャスター(23)および固定キャス
ター(24)は、それぞれ少なくとも一つが底板(2
2)に取り付けられるが、自在キャスターおよび固定キ
ャスターをそれぞれ二個を取り付けた場合が、最も作業
性が良く好ましい態様である。本発明に係る運搬具は、
上述の如き態様においては、通常、200kg程度の重
量の板ガラスの運搬に十分に使用することができ、充分
な強度を備えている。
【0008】以下、本発明にかかる板ガラス用運搬具を
図面を参照して説明する。図1は、本発明にかかる板ガ
ラス用運搬具の一実施態様を示すものであり、底板(2
2)を本体(1)の下端面(12)に密着させた状態を
吸盤(6)側から見た正面図である。図2は、図1で示
された状態の反対側から見た図である。図3は、図1で
示した状態の同運搬具の側面図である。図4は、同運搬
具の本体(1)に取りつけられた底板(22)を蝶番
(5)を介して、取り付けた場合において、同底板(2
2)を回転させて本体(1)に関して吸盤側の反対側に
位置させたときの状態を示す側面図である。図5は、本
発明者が、先に提案した特願平3−320089号に係
る板硝子用運搬具の一実施態様の側面図である。
【0009】本体(1)は、木材あるいは硬質プラスチ
ックなどよりなる板状素材を加工してなり、中央部に吸
着具を上下に摺動するように取り付けるための長孔(2
1)が設けられている。本体(1)の形状は任意である
が、必要以上大型なものとすることはかえって取扱上不
便であり、必要な強度と作業性が確保される限り軽量で
小型どなるようにするのが好ましい。
【0010】吸着具(2)は、板ガラスを吸着するため
の吸盤(6)と板ガラスについて着脱操作を行うための
吸盤作動用レバー(7)ど取手(8)とから構成されて
いる。この吸盤作動用レバー(7)は、本体(1)を貫
通したシャフトにより、吸盤(6)と一体になるように
吸盤(6)の取り付け側に対して本体(1)の反対側に
取りつけられている。吸盤(6)は、径の大きさに比例
して吸着力が増し、各種径のものとすることが可能であ
るが、本発明にかかる運搬具における吸盤(6)として
は、その径が15〜18cm程度のものが大方の板ガラ
スに適応できる。かかる吸着具(2)は、本体(1)の
中央部に開けられた上下方向の長孔(21)に摺動可能
に取り付けられる。
【0011】本体(1)の下端部には、キャスターを取
りつけた底板(22)が、好ましくは蝶番(5)を介し
て下向きに取付けられる。図示の運搬具の底板(22)
には、自在キャスター(23)と固定キャスター(2
4)が、各々2個取り付けられている。運搬具は、自在
キャスター(23)の回転により運搬の方向を変えるこ
とができるものであるが、必要以上の回転性は作業時の
安定性を失わせ、板ガラスの運搬作業をスムーズに行う
ことが難しくなる。したがって、固定キャスター(2
4)は、この自在キャスター(23)の必要以上の回転
による不安定性を防止する役割を果たすもので、これに
より板ガラスの安全な運搬作業がを可能となる。蝶番
(5)は、慣用されているスプリング蝶番(自由蝶番)
であり円筒軸内にスプリングが嵌装されているタイプの
ものが好ましく使用される。底板(22)は、この蝶番
(5)により吸盤が取り付けられている側に向かって付
勢されており、図1〜図3に示された状態となるように
されている。
【0012】本体(1)には、底板(22)の回転を防
止するためにストッパー(9)あるいは止め金具(2
5)を取り付けておいてもよい。図中には、ストッパー
(9)および止め金具(25)のいずれもが取り付けら
れたものが示されているが、いずれかの一方でもよく、
また、止め金具(25)は、必ずしも本体(1)の両側
に取り付けられることを要せず、片側だけでも差し支え
ない。このストッパー(9)および止め金具(25)
は、板ガラスの運搬作業中に、衝撃によって底板(2
2)が、蝶番(5)の付勢力に抗して回転して、図4の
状態となる動きを防止するためのものであり、特に大型
で重量の重い板ガラスの運搬、あるいは長い距離を運搬
するような場合には、安全性の点からも好ましいもので
ある。
【0013】また、本体(1)には、必要に応じて適切
なアテ板(11)を固定することができる。アテ板(1
1)は、本体(1)とガラスとの接触を緩衝するための
ものであり、その材料としては特定されないが、内側が
スポンジ材で外側がゴム板からなる合板は好ましいもの
の例の一つである。
【0014】次に、本発明にかかる板ガラス用運搬具を
用いて行う板ガラスの運搬作業について説明する。ま
ず、板ガラスの置かれている場所、たとえば、自動車の
積荷台、倉庫あるいは板ガラスの取り付け作業場等にお
いて、本発明の運搬具を図4に示されている状態とす
る。そして、本体(1)の下端面(12)と板ガラスの
下端面とが水平面でほぼ同じ程度の位置になるように
し、板ガラスを吸盤(6)側に位置させ、ついで吸着具
(2)を作業員の身長に合わせた適切な高さの位置とし
た後、吸盤作動レバー(7)を操作して板ガラスを本体
(1)の吸盤(6)に対して吸着させる。
【0015】次に運搬具全体を吸着された板ガラスとと
もに徐々に持ち上げると底板(22)が蝶番(5)のス
プリングにより付勢されているので、この付勢力により
底板(22)は図1〜図3に示されている状態となる。
この際、必要に応じて取り付けられているストッパー
(9)のロックピン(10)あるいは止め金具(25)
により底板(22)を固定することができる。
【0016】このようにして、運搬作業が可能な状態と
なるので、取手(8)を保持し運搬作業を行う。本発明
の運搬具は、板ガラスの大きさに応じて同時に複数個を
使用して複数の作業者により大型の板ガラスを安全に運
搬することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る板ガ
ラス用運搬具は、以下に列記する格別の作用効果をもた
らすものである。 (1)吸着具の高さ調整を自由におこなうことができ
る。 (2)キャスターを自在キャスターとすることにより、
さらに作業性を高めることができる。 (3)固定キャスターを取り付けたことにより、運搬作
業時の進行方向を変えることができるうえ、自在キャス
ターの過度の回転を防止する結果、運搬具の安定性を保
ち板ガラスの運搬作業を安全かつスムーズに行うことが
できる。
【0018】本発明に係る板ガラス用運搬具の使用によ
り、運搬に要する人力エネルギーは著しく軽減され、そ
の結果、従来必要とされている作業員数も大幅に削減さ
れる。また、本発明の運搬具は、その構造が複雑でない
ので、製作が簡易になされ、したがって、製作費も廉価
となる。その実用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板ガラス用運搬具の一実施態様を
示す図であり、底板が本体下部に密着している状態を吸
盤側からみた正面図である。
【図2】図1に示されている運搬具の状態を本体に関し
て吸盤側の反対側からみた正面図である。
【図3】図1に示されている運搬具の状態を側面からみ
た側面図である。
【図4】本発明に係る板ガラス運搬具の一実施態様を示
す図であり、運搬具の本体(1)の下端部に蝶番(5)
を介して取り付けられた底板(22)を本体(1)の下
端部に密着させた状態から解放し、蝶番(5)により回
転させて、吸盤側からみて本体(1)の反対側に位置さ
せたときの状態を示す側面図である。
【図5】特願平3−320089号の板硝子用運搬具の
側面図である。
【符号の説明】
1・・・本体 2・・・吸着具 3・・・キ
ャスター 5・・・スプリング蝶番 6・・・吸盤 7・
・・吸盤作動用レバー 8・・・取手 9・・・ストッパー 10・・・ロ
ックピン 11・・・アテ板 21・・・ 長孔 22・・・
底板 23・・・自在キャスター 24・・・小径固定キ
ャスター 25・・・止め金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)と、板ガラスの吸着具(2)
    と、底板(22)とその底板(22)に取り付けられた
    キャスターとよりなる板ガラス用運搬具であって、上記
    吸着具(2)は本体(1)に設けられた長孔(21)に
    沿って摺動可能に本体(1)に取り付けられていること
    を特徴とする板ガラス用運搬具。
  2. 【請求項2】 上記底板(22)に取り付けられたキャ
    スターが、自在キャスター(23)と固定キャスター
    (24)の2種よりなる請求項1記載の板ガラス用運搬
    具。
JP4361921A 1992-12-25 1992-12-25 板ガラス用運搬具 Expired - Lifetime JPH0790777B2 (ja)

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JPH06191411A JPH06191411A (ja) 1994-07-12
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