JPH0791279A - ガスタービンエンジンの燃焼生成物からの熱エネルギー回収方法 - Google Patents
ガスタービンエンジンの燃焼生成物からの熱エネルギー回収方法Info
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Abstract
向上を図る。 【構成】 吸熱性燃料を用いる。タービンセクション3
2の下流に復熱交換器50を設ける。復熱交換器50に
より、吸熱性燃料とエンジンの燃焼生成物との熱交換を
行う。復熱交換器50で回収された熱エネルギーを持つ
吸熱性燃料を燃焼セクション28に供給する。また、触
媒を配設することにより、熱エネルギーを吸収して加熱
された吸熱性燃料を高圧のガス状の成分に分解して燃焼
セクション28に供給する。
Description
の燃焼生成物から熱エネルギーを回収する方法に関し、
特にガスタービンエンジンの燃焼生成物から熱エネルギ
ーを回収することによりエンジンの総合効率を向上する
ための技術に関する。
を選択する選択基準として、熱力学的総合効率がしばし
ば考慮される。公共用航空路線の運営者にとって、総合
効率は、利益の面で航空路線の運営にとって重要な要素
である。また、軍用航空機の関係者にとっても、同様に
熱力学的総合効率は重要であり、この熱力学的総合効率
により特定用途の航空機の有効なエンジン効率範囲が決
定される。例えば、発電の用途に用いられる工業用ガス
タービンの熱力学効率は、直接、発電費用に影響する。
低い熱力学的効率に起因して、消費者は高い使用量を支
払わなければならず、或は電力会社にとっても還元され
る利益が低下してしまう。現在も、ガスタービンエンジ
ンの熱力学的効率を高める為の努力が払われ続けている
が、ここで重要なことは、熱力学的総合効率を十分に高
める為、ガスタービンエンジンのエネルギー管理をいか
に効率的にするかといった点にある。
ては、ガスタービンエンジンの熱力学的総合効率を十分
満足のいくように高める方法として好適なものがなかっ
た。
ンエンジンの燃焼生成物から熱エネルギーを回収する方
法においては、燃料として吸熱性燃料を用いることによ
り、タービンセクションの下流でエンジンの燃焼生成物
から熱エネルギーを回収し、且つ回収した熱エネルギー
をタービンセクションの上流の燃焼セクションに還元す
るように構成している。本願の第一実施例では、圧縮機
セクションから圧縮空気の一部をブリードエアとして取
り出し、取り出した圧縮空気の一部を更に圧縮して高圧
高温化して吸熱性燃料を加熱するための熱源として熱交
換リアクター内に供給し、且つ該熱交換リアクター内に
触媒を配設することにより、加熱された吸熱性燃料を高
圧のガス状成分に分解するように構成されている。ま
た、本願の他の実施例では、タービンセクションの下流
に触媒を設けて吸熱性燃料を高圧のガス状成分に分解す
るために、タービンセクションの下流で燃焼生成物の熱
エネルギーを熱源として利用する構成を提供している。
スタービンエンジンの燃焼生成物から熱エネルギーを回
収する方法によると、燃焼生成物の熱エネルギーの一部
が吸熱性燃料を媒体として燃料に効果的に回収され、燃
焼セクションに送り込まれるために、エンジンの熱力学
的総合効率を高めることができる。
熱性燃料として炭化水素燃料を用いており、この炭化水
素燃料の比較的大きな吸熱容量を利用してガスタービン
エンジンにおけるエネルギーの流れを効果的に管理する
ことにより、より改善された熱力学的総合効率を実現し
ている。本願の方法は、ガスタービンエンジンによって
発生したエネルギーを管理することを含むと共に、ター
ビン発電機のような定置型動力源としてのみならず、タ
ーボジェットエンジン、ターボファンエンジン、ターボ
シャフトエンジンによって駆動される航空機のような乗
物に適用され得る。本発明の好適実施例においては、燃
料ポンプ16を介してエンジンに燃料を供給する吸熱性
燃料源14を使用しているターボファンエンジン12に
本発明の方法を適用した場合が例示されている。エンジ
ン12は、吸入空気を連続的に圧縮するための圧縮機セ
クション18を有する。この圧縮機セクション18は、
圧縮空気26を作り出す為に、吸入空気流の方向に対し
て互いに連続的に配列された低圧圧縮機(ファン)20
と高圧圧縮機22とから構成される。この圧縮機セクシ
ョン18の後流側には、燃料を圧縮空気26と混合し且
つこの混合物を点火して燃焼生成物30を発生する燃焼
セクション28が配設されている。燃焼セクション28
の後流側には、タービンセクション32が設けられてお
り、このセクションで燃焼生成物30を膨張し且つ圧縮
機セクション18の低圧圧縮機20と高圧圧縮機22と
を駆動している。吸熱性燃料源14は外気とほぼ同一の
温度並びに圧力状態にあるが、燃焼生成物30は高温状
態となる。
ション32は、吸入空気流に対して互いに連続的に配列
された一対の高圧タービン34と低圧タービン36とか
ら成る。低圧タービン36は、ファン20にタービン3
6を結合する低圧側シャフト38によってファン20を
駆動しており、一方、高圧タービン34は、タービン3
4を高圧圧縮機22に結合する高圧側シャフト40によ
って高圧圧縮機22を駆動している。タービンセクショ
ン32の後流側には、タービンセクション32を介して
吐き出される燃焼生成物30をガスタービンエンジン1
2の外に排気ガス42として排出するための排気セクシ
ョン44が更に設けられている。エンジンケース46の
内周壁面と圧縮機セクション、燃焼セクション、タービ
ンセクションの各外周壁面との間には、バイパスダクト
200が画成されており、このバイパスダクト200
は、ファン20の出口を介して供給されるファンエア4
8が高圧圧縮機22、燃焼セクション28及びタービン
セクション32をそれぞれ迂回して排気セクション44
に直接運搬されることを許容している。
ギー回収方法に従う熱エネルギー回収システムにおいて
は、エンジン12に配設された復熱交換器50を利用し
ている。この復熱交換器50は、エンジンケース46に
近接して配設されるか、或はエンジンケースに内蔵され
ている。この復熱交換器50は、その中に延設された第
一流路52と第二流路54とを有している。第一流路5
2は入口56と出口60を有しており、第二流路54は
入口58と出口62を有している。復熱交換器50の第
一流路52は、この流路を燃焼生成物30が通過するこ
とにより燃焼生成物30にさらされる。本発明に従う熱
エネルギー回収方法は、また、熱交換リアクター64か
らなる第二熱交換器を用いている。この熱交換リアクタ
ー64は、その中に延設された第一流路66と第二流路
68とを有している。リアクター64の第一流路66は
入口70と出口74を有しており、第二流路68は入口
72と出口76とを有している。
器と触媒コンバータとが総合的に組み合わさって構成さ
れている。この触媒コンバータの触媒は、所望の吸熱性
燃料によって決定され、且つ熱交換リアクター64を通
過する吸熱性燃料がこの触媒と密に接触して触媒作用を
受けるようにリアクター64内に塗布されるか、或はリ
アクター64内にパッケージごと詰め込まれ配設されて
いる。
方法は、補助圧縮機78と補助タービン80とからなる
補助ユニットを利用しており、この補助タービン80は
補助シャフト82を介して補助圧縮機78に結合されて
いる。補助圧縮機78は、入口84と出口86を有して
おり、補助タービン80は入口88と出口90とを有し
ている。
口94に接続され、且つその他端でリアクター64の第
一流路66の入口70に接続されている。リアクター6
4の第一流路66の出口74は、第二導管96を介して
復熱交換器50の第二流路54の入口58に接続されて
おり、これにより、リアクター64の第一流路66内に
存在する吸熱性燃料を復熱交換器50に供給するように
配管されている。復熱交換器50の第二流路54の出口
62は、第三導管98を介してエンジン12の燃焼セク
ション28に接続されており、これにより第二流路54
内に存在する吸熱性燃料を燃焼セクションに供給してい
る。
00を介して高圧圧縮機ブリード102に接続されてお
り、このブリードで高圧圧縮機22からの圧縮空気26
の一部を取り出すようになっている。第四導管100に
は、流量調整弁104を配設するのが好ましく、この弁
104を用いて、第四導管100を介して取り出される
圧縮空気26の流量を調整している。補助圧縮機78の
出口86は、第五導管106を介してリアクター64の
第二流路68の入口72に接続されている。リアクター
64の第二流路68の出口76は、第六導管108を介
して補助タービン80の入口88に接続されており、リ
アクター64の第二流路68内に存在する圧縮空気26
を補助タービン80に供給するようになっている。補助
タービン80の出口90は第七導管110に接続されて
おり、この導管を介して補助タービン80から吐き出さ
れた圧縮空気26を導出するようになっている。
収方法に従うシステムは、以下のように作用する。燃料
源14内の吸熱性燃料は、燃料ポンプ16によって、第
一導管92を通ってリアクター64の入口70に供給さ
れ、第一流路66を流れる。一方、高圧圧縮機22から
ブリード102を経由して取り出された圧縮空気26の
一部は、第四導管100を介して補助圧縮機78の入口
84に供給される。取り出された圧縮空気の一部は、そ
の後、補助圧縮機78で更に圧縮され、この結果、更に
高温高圧となって補助圧縮機78の出口86からリアク
ター64の入口72を経由して第二流路68内に供給さ
れる。更に高温高圧化された第二流路68内を流れる圧
縮空気の一部は、第一流路66を流れる燃料に熱を与え
て燃料を加熱すると同時に圧縮空気自体も熱を奪われ冷
却されるといった具合に熱交換がなされる。加熱された
燃料は、リアクター64内の触媒の下で、水素ガス成分
と炭化水素ガス成分に分解され、その結果としてかなり
多くの熱吸収がなされる。その後、ガス状の燃料は、リ
アクター64の第一流路66の出口74から第二導管9
6内に供給される。一方、圧縮空気26の一部はリアク
ター64の第二流路68の出口76から第六導管108
内に供給される。
空気26の一部は、第六導管108を経由して補助ター
ビン80に送り込まれ、この補助タービン80で膨張さ
れ、これにより、更に空気温度が減少すると共に、補助
シャフト82によって補助圧縮器78を駆動するのに必
要な仕事量をもたらす。その後、補助タービン80内で
膨張された圧縮空気は、第七導管110を経由して導出
され、エンジン冷却の為、エンジン冷却システム(EC
S)に供給される。また、リアクター64から送出され
るガス状の燃料は第二導管96を経由して復熱交換器5
0の第二流路の入口58に供給され、第二流路54内を
流れる。一方、タービンセクション32を通過した燃焼
生成物30は、復熱交換器50の第一流路の入口56内
に導入され、第一流路52内を通過する。
ガス状の燃料に熱エネルギーを与えると同時に燃焼生成
物自体は冷却される。その後、燃焼生成物30は復熱交
換器の第一流路の出口60から排出される。一方、ガス
状の燃料は、復熱交換器の第二流路の出口62を経由し
て第三導管98内に送出される。その後、第三導管98
を経由して燃焼セクション28に送り込まれたガス状の
燃料は、ここで、高圧圧縮機22を介して高圧化された
圧縮空気26と混合され、点火、燃焼される。燃焼生成
物30の冷却及び/又は排気セクションの領域における
エンジンケース46の冷却の為に、吸熱性燃料を用いる
ことにより、排気セクション44において燃焼生成物3
0から吸熱性燃料を介して吸熱された熱量の総計は、燃
料に対する正味の加熱値の10%以上にのぼる。吸熱性
燃料によって燃焼セクションにもたらされた熱エネルギ
ーは、排気セクション44から排出される排気ジェット
の発生するスラストの一部減少を来すが、高圧タービン
34並びに低圧タービン36にとって有効なポテンシャ
ルパワーの増加をもたらす。結果的に、排気セクション
44から燃焼セクション28への熱エネルギーの総合的
還元効率が熱エネルギーサイクルの熱力学的実効率の増
加を来すことになる。
組み付けることに代わって、燃料を直接的に高圧タービ
ン34のベーン(図示せず)及び/又は低圧タービン3
6のベーン(図示せず)に送り込み、これにより、燃料
による気化冷却効果を得ることもでき得る。一般に、タ
ービンベーンは、高圧圧縮機22からの圧縮空気によっ
て冷却されているが、このため、タービンセクション3
2内の未燃焼空気の噴射に因って、結果的にはエンジン
性能の低下を招く。燃料によって、タービン構成要素の
静翼側を冷却することによって、タービン冷却空気の所
要量の内、その一部を低減することができると共に、タ
ービンの後方から抽出された熱を高圧タービン34の上
流側の燃焼セクション28に戻すための手段を提供する
ことができる。仮に、直接的に燃料をタービン構成要素
に供給することを望まない場合には、中間的な熱伝達流
体がタービンから別の外部熱交換リアクターへと熱エネ
ルギーを伝達するために用いてもよい。
対して本発明に従う熱エネルギー回収方法を適用した本
発明の第二実施例を示す。このターボシャフトエンジン
150は、前述のターボファンエンジン12と比較した
場合、ターボシャフトの圧縮機セクション152が単一
の圧縮機154からなり、且つタービンセクション15
6が単一のタービン158からなるところが異なる。タ
ービン158の回転軸と圧縮機154の回転軸とを結合
するエンジンシャフト160によって、タービン158
は圧縮機154に対して駆動関係にある。また、ターボ
シャフトエンジン150は、吸熱性燃料の燃料源14に
結合された燃料ポンプ16、及びターボシャフトエンジ
ン150の他の構成要素は、ほぼ図1に明示されたター
ボファンエンジン12と同一である。このターボシャフ
トエンジン150においては、追加的に、出力シャフト
164を有するギアボックス162がエンジンシャフト
160に結合されており、エンジンシャフト160の回
転速度に対する出力シャフト164の回転速度を増加或
は減少するようになっている。第一実施例に類似して、
ターボシャフトエンジン150の排気セクション44に
は、エンジンケースの近傍に配設された、或はエンジン
ケースに内蔵された復熱交換リアクター166が設けら
れている。この復熱交換リアクター166は、その中に
延設された第一流路52と第二流路54とを有する。第
一実施例と同様に、第一流路52は入口56と出口60
とを伴って形成されており、第二流路54は入口58と
出口62とを伴って形成されている。復熱交換リアクタ
ー166の第一流路52を介して燃焼生成物30は排出
される。第二実施例の復熱交換リアクター166は、以
下の点を除いて、ほぼ第一実施例の復熱交換器50に類
似している。即ち、復熱交換リアクター166の第二流
路54自体がその中に塗布或は詰め込まれた触媒を有し
ており、これにより、第二流路54内を流れる燃料が触
媒と密に接触して触媒作用を受けるように構成されてい
る。第二実施例においても、入口170と出口172を
有する補助タービン168が第一実施例と同様に配設さ
れており、この補助タービン168は、機械エネルギー
を所望のエンジン補機類や装備品類に供給してこれらを
駆動するために、通常、PTOシャフトと略称されるパ
ワーテイクオフシャフト174に結合されている。
16の出口178に接続され、その他端でリアクター1
66の第二流路54の入口58に接続されている。リア
クター166の第二流路54の出口62は、第二導管1
80を介して、補助タービン168の入口170に接続
されており、第二流路54内の燃料が補助タービン16
8に送り込まれる。補助タービン168の出口172
は、第三導管182に接続されており、この第三導管1
82を介して、ガス状の燃料がターボシャフトエンジン
150の燃焼セクション28に供給される。
0の作用を以下に説明する。タービンセクション156
を介して流れる燃焼生成物30は、復熱交換リアクター
166の第一流路の入口56を通過し、第一流路52内
を流れる。燃料源14からポンプ16によって送出され
る吸熱性燃料は、第一導管176を経由して、リアクタ
ー166の第二流路の入口58に供給され、第二流路5
4内を流れる。復熱交換リアクター166内において、
燃焼生成物30は、その熱エネルギーを燃料に伝達し
て、第二流路54内の燃料を加熱し、少なくとも二つの
ガス状燃料成分に分解すると同時に、燃焼生成物30自
体も冷却される。その後、燃焼生成物30は、出口60
を介してリアクター166の第一流路52から排出され
る。一方、ガス状の燃料成分は、出口62を介してリア
クター166の第二流路54から補助タービン168へ
と送出される。実際に、リアクター166内のガス状の
燃料成分は、第二導管180を経由して補助タービン1
68の入口170に供給され、補助タービンによって膨
張される。パワーテイクオフシャフト174を介して補
助タービン168で抽出された動力は、ターボシャフト
エンジン150から直接的に提供される機械的動力に代
わって、補助動力として、エンジン補機類を駆動するた
めに使用することができる。この後、補助タービン16
8の出口172に存在するガス状の燃料は、第三導管1
82を経由して燃焼セクション28に供給され、ここ
で、圧縮機154を介して圧縮された圧縮空気と混合さ
れ、点火、燃焼される。
らの熱エネルギーを吸収するために、燃料を復熱交換リ
アクター166に供給する前に、吸熱性燃料を高圧に加
圧することにより、ガス状の燃料がより効果的に補助タ
ービン168内で膨張される。復熱交換リアクター16
6内で加熱され、触媒作用によって分解された反応生成
物は、水素ガスと軽炭化水素ガスとの混合物から構成さ
れると共に、機械的動力源としての動力を提供する。上
述したように、本発明に従うターボファンエンジン、タ
ーボシャフトエンジン、及び定置型動力装置等の排気セ
クションにおいては、燃焼生成物30からの熱エネルギ
ーの回収により、熱エネルギーサイクルの熱力学的総合
効率を改善することができる。
の実施に際しての具体化のほんの一例を示したものにす
ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されるものではない。
と、吸熱性燃料を介して、効率的に燃焼生成物から熱エ
ネルギーが燃焼セクションに回収されるので、実質的な
燃費の向上を来し且つエンジンの熱力学的総合効率を向
上することができると共に、排気セクションからの排気
ガスの排気温度を低下することができ、排気エミッショ
ンを低減することができるといった優れた効果を奏す
る。
動される乗物に適した本発明に従う方法の第一実施例を
示すシステム図である。
れた本発明に従う方法の第二実施例を示すシステム図で
ある。
Claims (14)
- 【請求項1】 乗物の燃焼生成物から熱エネルギーを回
収するための熱エネルギー回収方法において、低圧圧縮
機及び高圧圧縮機の順に互いに連続配列された二つの圧
縮機から形成され且つ圧縮空気を発生するために外気を
圧縮する圧縮機セクションと、燃料を圧縮空気と混合し
且つこの混合物を点火して燃焼生成物を発生する燃焼セ
クションと、該燃焼生成物を膨張し且つ圧縮機セクショ
ンを駆動するタービンセクションと、及びタービンセク
ションから送出された燃焼生成物をガスタービンエンジ
ンの外部に排出する排気セクションとを有し、且つ圧縮
機セクション、燃焼セクション、タービンセクション、
及び排気セクションの順に各セクションが互いに連続配
列されるように構成した少なくとも一つのガスタービン
エンジンを乗物に配設する工程と、その中に延設された
第一流路及び第二流路を有し且つ各流路が入口と出口を
有してなる第一熱交換器であって、該第一熱交換器を燃
焼生成物にさらされるように排気セクションに配設する
工程と、可燃性燃料源を配設する工程と、第一熱交換器
の第一流路を経由して燃焼生成物を流す工程と、及び第
一熱交換器の第二流路を介してガスタービンエンジンの
燃焼セクションに対して燃料源からの燃料を送出する工
程とからなり、これにより、燃料を加熱すると同時に燃
焼生成物を冷却するようにしたことを特徴とする熱エネ
ルギー回収方法。 - 【請求項2】 その中に延設された第三流路及び第四流
路を有し且つ各流路が入口と出口を有してなる第二熱交
換器であって、該第二熱交換器が乗物に配設されてお
り、且つ前記の燃料を燃焼セクションに送出する工程
は、燃料を第三流路の入口に送出した後、燃料を第三流
路の出口の外に送出し、且つ燃料を第二流路を経由して
送出した後、燃料を燃焼セクションに吐出する工程とか
ら構成したことを特徴とする請求項1に記載の熱エネル
ギー回収方法。 - 【請求項3】 燃料を燃焼セクションに送出する工程
は、更に、高圧圧縮機からの圧縮空気の一部を取り出
し、取り出された圧縮空気の一部を冷却し、且つ放出さ
れた熱にさらされる乗物の構成部位の冷却の用途に前記
の冷却圧縮空気を使用する工程へと続くことを特徴とす
る請求項2に記載の熱エネルギー回収方法。 - 【請求項4】 取り出された圧縮空気の一部を冷却する
工程は、該圧縮空気の一部を第四流路の入口に送出した
後、第四流路を経由して圧縮空気を流す工程を含んでお
り、第三流路を通過する燃料に第四流路を通過する圧縮
空気から熱エネルギーが伝達され熱交換がなされること
により、第三流路を流れる燃料が加熱されると同時に第
四流路を流れる圧縮空気が冷却されることを特徴とする
請求項3に記載の熱エネルギー回収方法。 - 【請求項5】 補助圧縮機と補助タービンとから構成さ
れており、且つ該補助タービンで発生した動力を補助圧
縮機に伝達するためにシャフトを介して補助タービンを
補助圧縮機に連結するようにした補助ユニットを乗物に
配設し、且つ前記の圧縮空気の一部を取り出す工程は、
補助圧縮機内に圧縮空気の一部を送出する工程へと続
き、これにより、取り出された圧縮空気の一部の圧力と
温度を上昇させて補助圧縮機の外に高温高圧化した圧縮
空気を送り出すことを特徴とする請求項4に記載の熱エ
ネルギー回収方法。 - 【請求項6】 取り出された圧縮空気の一部を冷却する
工程は、第四流路を介して補助タービンへ該圧縮空気の
一部を送出する工程へと続き、これにより、該圧縮空気
の温度を更に低下させると共に、シャフトを介して補助
圧縮機を駆動するのに必要な仕事を提供することを特徴
とする請求項5に記載の熱エネルギー回収方法。 - 【請求項7】 燃料が吸熱性燃料であり、且つ吸熱性燃
料を少なくとも二つの燃料成分に分解するために触媒を
第三流路に設けたことを特徴とする請求項6に記載の熱
エネルギー回収方法。 - 【請求項8】 吸熱性燃料が高圧のガス状成分に分解さ
れることを特徴とする請求項7記載の熱エネルギー回収
方法。 - 【請求項9】 圧縮空気の一部を取り出す工程におい
て、圧縮空気の一部を取り出すための圧縮空気抽出ライ
ンに、補助圧縮機に供給される圧縮空気の流量を選択的
に調整する弁を配設したことを特徴とする請求項8に記
載の熱エネルギー回収方法。 - 【請求項10】 燃焼生成物から熱エネルギーを回収す
るための熱エネルギー回収方法において、圧縮空気を発
生するために外気を圧縮する圧縮機セクションと、燃料
を圧縮空気と混合し且つこの混合物を点火して燃焼生成
物を発生する燃焼セクションと、該燃焼生成物を膨張し
且つ圧縮機セクションを駆動するタービンセクション
と、及びタービンセクションから送出された燃焼生成物
をガスタービンエンジンの外部に排出する排気セクショ
ンとを有し、且つ圧縮機セクション、燃焼セクション、
タービンセクション、及び排気セクションの順に各セク
ションが互いに連続配列されるように構成したガスター
ビンエンジンを配設する工程と、その中に延設された第
一流路及び第二流路を有し且つ各流路が入口と出口を有
してなる熱交換器であって、該熱交換器を燃焼生成物に
さらされるように排気セクションに配設する工程と、可
燃性燃料源を配設する工程と、熱交換器の第一流路を経
由して燃焼生成物を流す工程と、燃料源からの燃料を熱
交換器に送出する工程と、燃焼生成物からの熱エネルギ
ーを燃料に伝達するために燃料を熱交換器の第二流路を
経由して流す工程と、及び熱交換器の第二流路を介して
ガスタービンエンジンの燃焼セクションに燃料を送出す
る工程とからなることを特徴とする熱エネルギー回収方
法。 - 【請求項11】 燃料が吸熱性燃料であり、且つ吸熱性
燃料を少なくとも二つの燃料成分に分解するために触媒
を第二流路に設けたことを特徴とする請求項10に記載
の熱エネルギー回収方法。 - 【請求項12】 吸熱性燃料が高圧のガス状成分に分解
されることを特徴とする請求項11記載の熱エネルギー
回収方法。 - 【請求項13】 前記ガスタービンエンジンが補助ター
ビンを有し且つ該補助タービンが機械式被駆動部である
補機類に動力を提供するために補助シャフトを有すると
共に、燃料を第二流路を経由して流す工程は、熱交換器
内に存在するガス状の燃料を補助タービンに送出し且つ
ここでガス状の燃料を膨張する工程へと続き、これによ
り、補助シャフトを駆動する仕事を提供することを特徴
とする請求項12に記載の熱エネルギーの回収方法。 - 【請求項14】 前記ガスタービンエンジンは、ターボ
シャフトエンジンからなり、且つ圧縮器セクションが前
記補助シャフトとは別のシャフトに付設された圧縮器か
らなり、且つタービンセクションがこのシャフトに付設
されたタービンからなり、且つギアボックスがこのシャ
フトに結合されていることを特徴とする請求項13記載
の熱エネルギー回収方法。
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