JPH0791317A - 燃料混合装置 - Google Patents
燃料混合装置Info
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- JPH0791317A JPH0791317A JP23657593A JP23657593A JPH0791317A JP H0791317 A JPH0791317 A JP H0791317A JP 23657593 A JP23657593 A JP 23657593A JP 23657593 A JP23657593 A JP 23657593A JP H0791317 A JPH0791317 A JP H0791317A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 混合を促進させ、圧力損失を抑えながら拡散
領域を大きくすることができる、燃料混合装置を提供す
る。 【構成】 互いに対向して配置されたエンジン壁面1A
の間に形成される気体流路中に置かれた燃料ストラット
2と、該燃料ストラット2に形成された燃料噴射口とを
含んでなる燃料混合装置において、燃料ストラット2が
前記流路の流れ方向に平行な面で切った断面が前記気体
の流れに対して凹面をなす凹面壁4をそなえ、前記燃料
噴出口は前記凹面をなす壁面の下流側端部の接線にほぼ
平行に燃料を放出するように形成されている。 【効果】 凹面壁4上で発生した縦渦が凹面最終端から
放出された中に燃料が噴射されるので、渦の巻き込み作
用により酸化剤と燃料が効率良く混合する。また凹面最
終端で接線方向に燃料を噴射するので、燃料の噴射方向
が気流の方向と同じになり、圧力損失を抑え、垂直噴射
並に混合領域を確保できるという効果が得られる。
領域を大きくすることができる、燃料混合装置を提供す
る。 【構成】 互いに対向して配置されたエンジン壁面1A
の間に形成される気体流路中に置かれた燃料ストラット
2と、該燃料ストラット2に形成された燃料噴射口とを
含んでなる燃料混合装置において、燃料ストラット2が
前記流路の流れ方向に平行な面で切った断面が前記気体
の流れに対して凹面をなす凹面壁4をそなえ、前記燃料
噴出口は前記凹面をなす壁面の下流側端部の接線にほぼ
平行に燃料を放出するように形成されている。 【効果】 凹面壁4上で発生した縦渦が凹面最終端から
放出された中に燃料が噴射されるので、渦の巻き込み作
用により酸化剤と燃料が効率良く混合する。また凹面最
終端で接線方向に燃料を噴射するので、燃料の噴射方向
が気流の方向と同じになり、圧力損失を抑え、垂直噴射
並に混合領域を確保できるという効果が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、亜音速または超音速の
燃焼器等に適用される燃料混合装置に関するものであ
る。
燃焼器等に適用される燃料混合装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、超音速空気流中での酸化剤と燃料
との混合及び拡散方法としては、「Combustion Test an
d Thermal Analysis of Fuel Injection Struts of aSc
ramjet Combustor,ISABE 91−7133,(1991)」に記載
されているように、燃料ストラットにおいて、その後部
に設けられた後向きステップから燃料を主流に垂直に噴
射させて、酸化剤と燃料を混合拡散させる方法がある。
との混合及び拡散方法としては、「Combustion Test an
d Thermal Analysis of Fuel Injection Struts of aSc
ramjet Combustor,ISABE 91−7133,(1991)」に記載
されているように、燃料ストラットにおいて、その後部
に設けられた後向きステップから燃料を主流に垂直に噴
射させて、酸化剤と燃料を混合拡散させる方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10に、横軸に燃料
噴射位置からの燃焼室の長さ方向距離を、縦軸に燃料と
酸化剤の混合率を示す。図の原点が燃料の噴射位置であ
る。ここでいう混合率は、燃焼室の長手方向に垂直なあ
る断面の断面積Aとその断面での燃料の広がっている面
積Bの比、B/A×100をいう。上記従来技術におい
ては、燃料を酸化剤の気流に対して垂直に噴射するた
め、図10に示すように酸化剤気流への燃料の混合(拡
散)領域は増大するが、圧力損失が大きくなる。したが
って、燃焼器全体としての性能は著しく低下する。一方
燃料を酸化剤の流れに平行に噴射する場合、図10に示
されているように、混合領域は狭くなるが、圧力損失は
抑えられる。また従来はケルビン−ヘルムホルツ型不安
定渦を利用していたので十分な混合が行えなかった。
噴射位置からの燃焼室の長さ方向距離を、縦軸に燃料と
酸化剤の混合率を示す。図の原点が燃料の噴射位置であ
る。ここでいう混合率は、燃焼室の長手方向に垂直なあ
る断面の断面積Aとその断面での燃料の広がっている面
積Bの比、B/A×100をいう。上記従来技術におい
ては、燃料を酸化剤の気流に対して垂直に噴射するた
め、図10に示すように酸化剤気流への燃料の混合(拡
散)領域は増大するが、圧力損失が大きくなる。したが
って、燃焼器全体としての性能は著しく低下する。一方
燃料を酸化剤の流れに平行に噴射する場合、図10に示
されているように、混合領域は狭くなるが、圧力損失は
抑えられる。また従来はケルビン−ヘルムホルツ型不安
定渦を利用していたので十分な混合が行えなかった。
【0004】本発明の目的は、混合を促進し、拡散領域
を大きくしつつ圧力損失を抑えることができる燃料混合
装置を提供することにある。
を大きくしつつ圧力損失を抑えることができる燃料混合
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、酸化剤を含
む気体の流路中に設けられた燃料拡散手段と、この燃料
拡散手段により流れを偏向された前記気体に燃料を供給
する燃料供給手段とを備えた燃料混合装置において、前
記燃料拡散手段が前記流路の流れ方向に平行な面で切っ
た断面が前記気体の流れに対して凹面をなす壁面をそな
えていることと、前記燃料供給手段は前記凹面をなす壁
面の下流側端部の接線にほぼ平行に燃料を放出する燃料
噴出口を備えることで達成される。
む気体の流路中に設けられた燃料拡散手段と、この燃料
拡散手段により流れを偏向された前記気体に燃料を供給
する燃料供給手段とを備えた燃料混合装置において、前
記燃料拡散手段が前記流路の流れ方向に平行な面で切っ
た断面が前記気体の流れに対して凹面をなす壁面をそな
えていることと、前記燃料供給手段は前記凹面をなす壁
面の下流側端部の接線にほぼ平行に燃料を放出する燃料
噴出口を備えることで達成される。
【0006】
【作用】気流の流れ方向に平行な面で切った断面の、該
気流と接する表面のある点に引いた接線と前記気流の流
れ方向のなす角が、前記ある点が前記気流の上流側から
下流側に移動するにつれて大きくなるような面(以下凹
面という)を持つ物体を気流中に配置すると、凹面壁上
には、図8に示すように、流れ方向に軸をもつ縦渦19
が発生する。この縦渦は下流に向かって発達し、最終的
には凹面最終端から主流中に放出される。このとき凹面
最終端での流体の噴出方向は、図9に示す通り他の形状
(例えば断面形状が鈍頭18やくさび17)を採用した
ときに比べて最も横断方向に向く。したがって、酸化剤
気流中にこのような凹面を持つ物体を配置し、該凹面部
分の下流側最終端から凹面の接線方向に燃料を噴射させ
ると、噴射された燃料は前記縦渦に伴われて酸化剤気流
(主流)中へ拡がるので、酸化剤気流(主流)中への燃
料の拡散領域が拡大し、しかも凹面壁から放出された縦
渦中に燃料が巻き込まれるので、この渦の巻き込み運動
により酸化剤と燃料が効率良く混合する。また、凹面最
終端で接線方向に燃料を噴射するので、燃料の噴射方向
が気流の方向と同じになり、平行噴射と同等な効果が得
られる。実際、図10に示すように従来の垂直噴射並み
の混合領域を確保でき、圧力損失も抑えられるという効
果がある。なお、気流の速度は亜音速でも超音速でも良
い。
気流と接する表面のある点に引いた接線と前記気流の流
れ方向のなす角が、前記ある点が前記気流の上流側から
下流側に移動するにつれて大きくなるような面(以下凹
面という)を持つ物体を気流中に配置すると、凹面壁上
には、図8に示すように、流れ方向に軸をもつ縦渦19
が発生する。この縦渦は下流に向かって発達し、最終的
には凹面最終端から主流中に放出される。このとき凹面
最終端での流体の噴出方向は、図9に示す通り他の形状
(例えば断面形状が鈍頭18やくさび17)を採用した
ときに比べて最も横断方向に向く。したがって、酸化剤
気流中にこのような凹面を持つ物体を配置し、該凹面部
分の下流側最終端から凹面の接線方向に燃料を噴射させ
ると、噴射された燃料は前記縦渦に伴われて酸化剤気流
(主流)中へ拡がるので、酸化剤気流(主流)中への燃
料の拡散領域が拡大し、しかも凹面壁から放出された縦
渦中に燃料が巻き込まれるので、この渦の巻き込み運動
により酸化剤と燃料が効率良く混合する。また、凹面最
終端で接線方向に燃料を噴射するので、燃料の噴射方向
が気流の方向と同じになり、平行噴射と同等な効果が得
られる。実際、図10に示すように従来の垂直噴射並み
の混合領域を確保でき、圧力損失も抑えられるという効
果がある。なお、気流の速度は亜音速でも超音速でも良
い。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1に、本発明を超音速空気吸込み式エンジンに適
用した第1の実施例を示す。図示のエンジンは、互いに
対向して配置され、その間に酸化剤の流路を形成する互
いに平行な壁面1Aを持つエンジン本体1と、該エンジ
ン本体1の二つの壁面1Aに挟まれた酸化剤の流路に配
置された燃料ストラット本体2とを含んで構成されてい
る。燃料ストラット本体2は、その軸線を前記流路の軸
線にほぼ平行するように2段に配置されている。また、
エンジン本体1の流路を構成する壁面1Aと燃料ストラ
ット本体2の外表面はいずれも紙面に対して垂直となっ
ている。
る。図1に、本発明を超音速空気吸込み式エンジンに適
用した第1の実施例を示す。図示のエンジンは、互いに
対向して配置され、その間に酸化剤の流路を形成する互
いに平行な壁面1Aを持つエンジン本体1と、該エンジ
ン本体1の二つの壁面1Aに挟まれた酸化剤の流路に配
置された燃料ストラット本体2とを含んで構成されてい
る。燃料ストラット本体2は、その軸線を前記流路の軸
線にほぼ平行するように2段に配置されている。また、
エンジン本体1の流路を構成する壁面1Aと燃料ストラ
ット本体2の外表面はいずれも紙面に対して垂直となっ
ている。
【0008】燃料ストラット本体2は、エンジン本体1
の壁面1Aに垂直でかつ流路軸線に平行な面で切った断
面が上流側に向かって尖った形をしており、該尖った断
面のある点に引いた接線と前記流路軸線のなす角が、前
記ある点が前記気流の上流側から下流側に移動するにつ
れて大きくなるような面(以下凹面という)を持ってい
る。燃料ストラット本体2の前記断面は、該燃料ストラ
ット本体2の流路軸線方向の中心線に対して対称になっ
ている。
の壁面1Aに垂直でかつ流路軸線に平行な面で切った断
面が上流側に向かって尖った形をしており、該尖った断
面のある点に引いた接線と前記流路軸線のなす角が、前
記ある点が前記気流の上流側から下流側に移動するにつ
れて大きくなるような面(以下凹面という)を持ってい
る。燃料ストラット本体2の前記断面は、該燃料ストラ
ット本体2の流路軸線方向の中心線に対して対称になっ
ている。
【0009】以上の構成によれば、図の矢印3の方向か
らエンジン本体1に取り入れられた超音速空気流が燃料
ストラット2に到達すると、その壁面が凹面をなしてい
るために図8に示すようにその表面上に縦渦が発生す
る。以下、図2を用いて説明する。図2は燃料ストラッ
ト2の、エンジン本体1の壁面に垂直でかつ流路軸線に
平行な面で切った断面の半分を示している(他の半分は
図示された部分に軸線20に関して線対称)。
らエンジン本体1に取り入れられた超音速空気流が燃料
ストラット2に到達すると、その壁面が凹面をなしてい
るために図8に示すようにその表面上に縦渦が発生す
る。以下、図2を用いて説明する。図2は燃料ストラッ
ト2の、エンジン本体1の壁面に垂直でかつ流路軸線に
平行な面で切った断面の半分を示している(他の半分は
図示された部分に軸線20に関して線対称)。
【0010】燃料ストラット2は、上流側に凹面壁4を
持ち、凹面壁4の下流側末端に軸線20に垂直でかつ軸
線20に近づく方向に延びる凹面最終端壁5を備え、凹
面最終端壁5の軸線20側端部に接続して該軸線20に
平行でかつエンジン本体1の流路壁面に平行な後向きス
テップ壁6を有し、後向きステップ壁6の下流端は凹面
最終端壁5に平行な後向きステップ最終端壁7に接続さ
れている。後向きステップ最終端壁7が燃料ストラット
2の下流端をなしている。燃料ストラット2の凹面内部
には、外部の燃料供給手段に接続されたチャンバ10が
形成され、該チャンバ10は、凹面最終端壁5の凹面下
流端に近い位置に形成された燃料噴射口8に、凹面末端
部表面に平行する燃料流路10Aで連通されている。
持ち、凹面壁4の下流側末端に軸線20に垂直でかつ軸
線20に近づく方向に延びる凹面最終端壁5を備え、凹
面最終端壁5の軸線20側端部に接続して該軸線20に
平行でかつエンジン本体1の流路壁面に平行な後向きス
テップ壁6を有し、後向きステップ壁6の下流端は凹面
最終端壁5に平行な後向きステップ最終端壁7に接続さ
れている。後向きステップ最終端壁7が燃料ストラット
2の下流端をなしている。燃料ストラット2の凹面内部
には、外部の燃料供給手段に接続されたチャンバ10が
形成され、該チャンバ10は、凹面最終端壁5の凹面下
流端に近い位置に形成された燃料噴射口8に、凹面末端
部表面に平行する燃料流路10Aで連通されている。
【0011】前記凹面に発生した縦渦は、凹面壁4上を
下流に向い発達し、最終的には凹面最終端から酸化剤流
路に放出される。一方、外部の燃料供給手段から供給さ
れた燃料は、チャンバ10を通り凹面最終端壁5に設け
られた燃料噴射口8から凹面接線方向11に角度αで噴
射される。角度αは凹面接線方向11と軸線20がなす
角である。このとき、燃料は凹面最終端から放出された
縦渦中に噴射されるため、渦の巻き込み運動により、燃
料と主流の酸化剤とは良く混合する。さらに、図9に示
すように燃料の拡散方向が他の形状に比べて横断方向
(エンジン1の壁面1Aに近づく方向)に向くので、燃
料噴射口8後方に形成される混合領域が広くなる。凹面
最終端では、凹面壁4に沿って流れてきた酸化剤と、燃
料噴射口8から放出される燃料とは同一方向に放出され
るので、圧力損失を抑えることができる。
下流に向い発達し、最終的には凹面最終端から酸化剤流
路に放出される。一方、外部の燃料供給手段から供給さ
れた燃料は、チャンバ10を通り凹面最終端壁5に設け
られた燃料噴射口8から凹面接線方向11に角度αで噴
射される。角度αは凹面接線方向11と軸線20がなす
角である。このとき、燃料は凹面最終端から放出された
縦渦中に噴射されるため、渦の巻き込み運動により、燃
料と主流の酸化剤とは良く混合する。さらに、図9に示
すように燃料の拡散方向が他の形状に比べて横断方向
(エンジン1の壁面1Aに近づく方向)に向くので、燃
料噴射口8後方に形成される混合領域が広くなる。凹面
最終端では、凹面壁4に沿って流れてきた酸化剤と、燃
料噴射口8から放出される燃料とは同一方向に放出され
るので、圧力損失を抑えることができる。
【0012】図1に示した例は酸化剤の流路中に配置さ
れる燃料ストラット2に凹面壁4を形成したものである
が、図5に示すようにある壁面の一部として、例えばエ
ンジン本体の壁面1Aに凹面壁4を形成してもよい。こ
のときは、後向きステップ壁6はエンジン本体の壁面1
Aということになる。この場合も凹面壁4上に縦渦が発
生するので燃料を凹面最終端で接線方向に噴射すればよ
い。なお、効果は図2の場合と同様である。
れる燃料ストラット2に凹面壁4を形成したものである
が、図5に示すようにある壁面の一部として、例えばエ
ンジン本体の壁面1Aに凹面壁4を形成してもよい。こ
のときは、後向きステップ壁6はエンジン本体の壁面1
Aということになる。この場合も凹面壁4上に縦渦が発
生するので燃料を凹面最終端で接線方向に噴射すればよ
い。なお、効果は図2の場合と同様である。
【0013】次に、本発明に係る第2の実施例を図3を
参照して説明する。同図において、上記第1実施例と同
一符号は同一部材を示すものである。本実施例の前記第
1実施例との相違点は、凹面壁4上に発生する縦渦に沿
って複数のスリットまたは孔12を設け、これらを前記
チャンバ10に連通させて凹面壁4上からも燃料を噴出
させるようにしたことである。すなわち、凹面壁4上に
発達した縦渦中に燃料を矢印13の方向に噴出させる。
噴出された燃料は渦の巻き込み運動により酸化剤と効率
良く混合される。したがって、凹面最終端壁5に設けら
れた燃料噴射口8から燃料を噴射する以前に凹面壁4上
で予め混合気を形成しておくことができる。この場合第
1の実施例と同様な効果が得られ、第1の実施例よりも
十分混合された混合気を形成することができる。孔12
としては、単独の孔を多数もうけてもよいが、該当部分
を多孔質の材料で構成し、多数の孔から噴出させるよう
にしてもよい。また図6に示すようにある壁面の一部と
して凹面壁4を形成した場合でも、凹面壁4上に発生す
る縦渦に沿ってスリットまたは孔12を設け、これらを
前記チャンバ10に連通させて凹面壁4上からも燃料を
噴出させるようにして同様な効果が得ることができる。
参照して説明する。同図において、上記第1実施例と同
一符号は同一部材を示すものである。本実施例の前記第
1実施例との相違点は、凹面壁4上に発生する縦渦に沿
って複数のスリットまたは孔12を設け、これらを前記
チャンバ10に連通させて凹面壁4上からも燃料を噴出
させるようにしたことである。すなわち、凹面壁4上に
発達した縦渦中に燃料を矢印13の方向に噴出させる。
噴出された燃料は渦の巻き込み運動により酸化剤と効率
良く混合される。したがって、凹面最終端壁5に設けら
れた燃料噴射口8から燃料を噴射する以前に凹面壁4上
で予め混合気を形成しておくことができる。この場合第
1の実施例と同様な効果が得られ、第1の実施例よりも
十分混合された混合気を形成することができる。孔12
としては、単独の孔を多数もうけてもよいが、該当部分
を多孔質の材料で構成し、多数の孔から噴出させるよう
にしてもよい。また図6に示すようにある壁面の一部と
して凹面壁4を形成した場合でも、凹面壁4上に発生す
る縦渦に沿ってスリットまたは孔12を設け、これらを
前記チャンバ10に連通させて凹面壁4上からも燃料を
噴出させるようにして同様な効果が得ることができる。
【0014】次に、本発明に係る第3の実施例を図4を
参照して説明する。同図において、上記第1実施例と同
一符号は同一部材を示す。本実施例の前記第2実施例と
の相違点は、もう一つ燃料噴射手段を設けたことであ
る。すなわち、外部の燃料供給手段から供給された燃料
は、凹面壁上で噴出する他に、チャンバ10を通り一方
は凹面最終端壁5の燃料噴射口8から接線方向に噴射さ
れ、他方は後向きステップ最終端壁7に設けられた燃料
噴射口9から軸線20に平行な方向14に噴射される。
本実施例でも前記第2実施例と同様な効果が得られる。
また図7に示すようにある壁面の一部として凹面壁4を
形成した場合に、軸線20に平行な方向14に燃料を噴
射する燃料噴射口9を設けても同様な効果が得られる。
図7は、凹面最終端壁7にもう一つ燃料噴射口9を設け
た例である。この燃料噴射口9から燃料を後向きステッ
プ壁6、つまり燃焼室内壁の壁面に沿って矢印14の方
向に噴射させるので、燃焼室内壁のフィルム冷却効果も
合わせて得られる。なお、図4及び図7では燃料噴射口
8と燃料噴射口9とは同じ外部の燃料供給手段に接続さ
れているが、別々の燃料供給手段に接続してもよい。
参照して説明する。同図において、上記第1実施例と同
一符号は同一部材を示す。本実施例の前記第2実施例と
の相違点は、もう一つ燃料噴射手段を設けたことであ
る。すなわち、外部の燃料供給手段から供給された燃料
は、凹面壁上で噴出する他に、チャンバ10を通り一方
は凹面最終端壁5の燃料噴射口8から接線方向に噴射さ
れ、他方は後向きステップ最終端壁7に設けられた燃料
噴射口9から軸線20に平行な方向14に噴射される。
本実施例でも前記第2実施例と同様な効果が得られる。
また図7に示すようにある壁面の一部として凹面壁4を
形成した場合に、軸線20に平行な方向14に燃料を噴
射する燃料噴射口9を設けても同様な効果が得られる。
図7は、凹面最終端壁7にもう一つ燃料噴射口9を設け
た例である。この燃料噴射口9から燃料を後向きステッ
プ壁6、つまり燃焼室内壁の壁面に沿って矢印14の方
向に噴射させるので、燃焼室内壁のフィルム冷却効果も
合わせて得られる。なお、図4及び図7では燃料噴射口
8と燃料噴射口9とは同じ外部の燃料供給手段に接続さ
れているが、別々の燃料供給手段に接続してもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、凹面壁上で発生した縦
渦が凹面最終端から放出された中に燃料が噴射されるの
で、渦の巻き込み運動により酸化剤と燃料を効率良く混
合させることができる。また凹面最終端で接線方向に燃
料を噴射するので、燃料の噴射方向が酸化剤気流の方向
と同じになり、圧力損失を抑え、垂直噴射並みの混合領
域を確保できるという効果が得られる。
渦が凹面最終端から放出された中に燃料が噴射されるの
で、渦の巻き込み運動により酸化剤と燃料を効率良く混
合させることができる。また凹面最終端で接線方向に燃
料を噴射するので、燃料の噴射方向が酸化剤気流の方向
と同じになり、圧力損失を抑え、垂直噴射並みの混合領
域を確保できるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例である超音速空気吸込み
式エンジンの一部を表す断面図である。
式エンジンの一部を表す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す燃料ストラットの
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す燃料ストラットの
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第2の実施例の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の第3の実施例の変形例を示す断面図で
ある。
ある。
【図8】縦渦の発生状態を示す斜視図である。
【図9】壁面の形状に対する終端部での速度ベクトルの
変化を示す説明図である。
変化を示す説明図である。
【図10】混合率の変化を示す説明図である。
1 超音速空気吸い込み式エンジン 1A エンジン
の壁面 2 燃料ストラット 3 空気流の方
向 4 凹面壁 5 凹面最終端
壁 6 後向きステップ壁 7 後向きステ
ップ最終端壁 8 燃料噴射口 9 燃料噴射口 10 チャンバ 10A 燃料流路 11 燃料の噴射方向 12 スリットま
たは孔 13 燃料の噴射方向 14 燃料の噴射
方向 15 くさびの噴射方向 16 鈍頭の噴射
方向 17 くさび形状 18 鈍頭形状 19 縦渦
の壁面 2 燃料ストラット 3 空気流の方
向 4 凹面壁 5 凹面最終端
壁 6 後向きステップ壁 7 後向きステ
ップ最終端壁 8 燃料噴射口 9 燃料噴射口 10 チャンバ 10A 燃料流路 11 燃料の噴射方向 12 スリットま
たは孔 13 燃料の噴射方向 14 燃料の噴射
方向 15 くさびの噴射方向 16 鈍頭の噴射
方向 17 くさび形状 18 鈍頭形状 19 縦渦
Claims (6)
- 【請求項1】 酸化剤を含む気体の流路中に設けられた
燃料拡散手段と、この燃料拡散手段により流れを偏向さ
れた前記気体に燃料を供給する燃料供給手段とを備えた
燃料混合装置において、前記燃料拡散手段が前記流路の
流れ方向に平行な面で切った断面が前記気体の流れに対
して凹面をなす壁面をそなえていることと、前記燃料供
給手段は前記凹面をなす壁面の下流側端部の接線にほぼ
平行に燃料を放出する燃料噴出口を備えていることとを
特徴とする燃料混合装置。 - 【請求項2】 酸化剤を含む気体の流路中に設けられた
燃料拡散手段と、この燃料拡散手段により流れを偏向さ
れた前記気体に燃料を供給する燃料供給手段とを備えた
燃料混合装置において、燃料拡散手段は気体の流れ方向
に延びる前記気体の縦渦を発生する壁面を備え、燃料供
給手段は発生した前記縦渦中に燃料を噴射する燃料噴射
口を有することを特徴とする燃料混合装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の燃料混合装置におい
て、燃料拡散手段は前記流路の流れ方向に平行な面で切
った断面が前記気体の流れに対して凹面をなす壁面を有
することを特徴とする燃料混合装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の燃料混
合装置において、燃料を供給する燃料供給手段は、燃料
混合装置内部を通して燃料を凹面部分の下流側最終端か
ら該凹面の接線方向に噴射する噴射口を有することを特
徴とする燃料混合装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の燃料混
合装置において、燃料を供給する燃料供給手段は、燃料
混合装置内部を通して燃料を凹面部分の表面上から噴出
する噴出口を有することを特徴とする燃料混合装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の燃料混合装置におい
て、凹面部分の表面上から噴出する噴出口が、気流方向
に設けたスリットまたは多孔質状の孔であることを特徴
とする燃料混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23657593A JPH0791317A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 燃料混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23657593A JPH0791317A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 燃料混合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791317A true JPH0791317A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17002672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23657593A Pending JPH0791317A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 燃料混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791317A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002054504A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-20 | Minoru Yaga | スクラムジェットエンジン用燃料混合促進方法並びに装置 |
| EP3098515A4 (en) * | 2014-03-28 | 2017-03-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Jet engine, flying body, and method of operating a jet engine |
| JP2017180109A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工業株式会社 | スクラムジェットエンジン、飛しょう体 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP23657593A patent/JPH0791317A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002054504A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-20 | Minoru Yaga | スクラムジェットエンジン用燃料混合促進方法並びに装置 |
| EP3098515A4 (en) * | 2014-03-28 | 2017-03-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Jet engine, flying body, and method of operating a jet engine |
| US10830439B2 (en) | 2014-03-28 | 2020-11-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Jet engine, flying object, and method of operating a jet engine |
| JP2017180109A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 三菱重工業株式会社 | スクラムジェットエンジン、飛しょう体 |
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