JPH0791428A - 締結用機械要素の結合方法 - Google Patents
締結用機械要素の結合方法Info
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- JPH0791428A JPH0791428A JP23470193A JP23470193A JPH0791428A JP H0791428 A JPH0791428 A JP H0791428A JP 23470193 A JP23470193 A JP 23470193A JP 23470193 A JP23470193 A JP 23470193A JP H0791428 A JPH0791428 A JP H0791428A
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- hole
- fastening
- male screw
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単に締結部材、あるいは、締結部材に挟まれ
る取付部材および締結部材自体の仮止めが行なえると共
に、おねじ体の緊締時には、その挟圧力により、通孔の
内縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止して、おねじ体と
締結部材との分離が防止される締結用機械要素の結合方
法を提供する。 【構成】ねじ体1の軸部3a,ねじ部3や突起体6に挿嵌
される締結部材2の通孔8を、該締結部材2の湾曲また
は折曲等により曲面加工を施すと共に、挟孔させて係止
縁9を形成させ、ねじ体1の軸部3a,ねじ部3や突起体
6とこの係止縁9とを係合させて保持させた後、曲面加
工された箇所を平滑状とする。
る取付部材および締結部材自体の仮止めが行なえると共
に、おねじ体の緊締時には、その挟圧力により、通孔の
内縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止して、おねじ体と
締結部材との分離が防止される締結用機械要素の結合方
法を提供する。 【構成】ねじ体1の軸部3a,ねじ部3や突起体6に挿嵌
される締結部材2の通孔8を、該締結部材2の湾曲また
は折曲等により曲面加工を施すと共に、挟孔させて係止
縁9を形成させ、ねじ体1の軸部3a,ねじ部3や突起体
6とこの係止縁9とを係合させて保持させた後、曲面加
工された箇所を平滑状とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の組み立てあるい
は連結等に使用する締結部材の結合方法に関する。
は連結等に使用する締結部材の結合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の組み立てあるいは連結等を
行なうためには、ボルト等の締結体による締結が一般的
で、このボルトの緩み止めや、ボルトが当接する座が不
安定や弱いときの広い面での当接を行なったり、ボルト
穴が大きい場合におけるボルト頭の支承の目的で各種の
座金がボルトと共に併用されている。
行なうためには、ボルト等の締結体による締結が一般的
で、このボルトの緩み止めや、ボルトが当接する座が不
安定や弱いときの広い面での当接を行なったり、ボルト
穴が大きい場合におけるボルト頭の支承の目的で各種の
座金がボルトと共に併用されている。
【0003】そして、この座金は、流通時の輸送や保管
あるいは締結時の作業性を向上させるために、図17(a)
に示すように、ボルト20の首下部21を転造等でもみ上げ
て、ねじ部22より細径にした部分に、該座金23,24を嵌
着させるか、あるいは、図17(b) に示すように、ボルト
頭25の座面26にかしめ付けて使用するボルト20と一体化
させることもある。
あるいは締結時の作業性を向上させるために、図17(a)
に示すように、ボルト20の首下部21を転造等でもみ上げ
て、ねじ部22より細径にした部分に、該座金23,24を嵌
着させるか、あるいは、図17(b) に示すように、ボルト
頭25の座面26にかしめ付けて使用するボルト20と一体化
させることもある。
【0004】しかしながら、図17(a) に示す場合は、ボ
ルト20の製作にあって転造する工程が増えるため、製品
コストが高騰して安価に市場提供することができず、ま
た、座金23,24の組み合わせが変わるごとにその機械治
具も取り替えるためその作業が面倒な上、細く形成させ
た首下部21が強度不足となって安定した締結が行なえな
いと共に、該部分21にねじ部22がないため薄物の取付部
材の締結には使用できない。
ルト20の製作にあって転造する工程が増えるため、製品
コストが高騰して安価に市場提供することができず、ま
た、座金23,24の組み合わせが変わるごとにその機械治
具も取り替えるためその作業が面倒な上、細く形成させ
た首下部21が強度不足となって安定した締結が行なえな
いと共に、該部分21にねじ部22がないため薄物の取付部
材の締結には使用できない。
【0005】更に、図17(b) に示す場合は、座金23が、
かしめによりボルト20に仮止めされているので、ボルト
20の回転に伴って、座金23におけるプレス成形時に生ず
るバリ等により、その表裏選別を行なってないものの使
用にあっては、締め込み時において取付部材面に擦り傷
を残す。
かしめによりボルト20に仮止めされているので、ボルト
20の回転に伴って、座金23におけるプレス成形時に生ず
るバリ等により、その表裏選別を行なってないものの使
用にあっては、締め込み時において取付部材面に擦り傷
を残す。
【0006】特に、前記したこれらのものは、締結使用
に当たって別の種類の座金に交換することができない、
すなわち、軸部やねじ部より該座金を取り外すことがで
きないので、使用目的やその箇所に応じて他品種のボル
ト座金セットを用意しなければならないので不経済とな
る上、その保管や在庫管理も大変であると共に、座金自
体では、前記ボルトの軸部やねじ部への一時仮止めが全
くできないので、ボルトが下向き姿勢にナットを螺合さ
せるとき等は、そのままでは座金がねじ部より落下して
しまう。その上、手の入りにくい箇所や作業姿勢が悪い
箇所での締結にあっては、作業者に大きな労働負担を与
え労働衛生上好ましくない。等の様々な問題点を有する
ものである。
に当たって別の種類の座金に交換することができない、
すなわち、軸部やねじ部より該座金を取り外すことがで
きないので、使用目的やその箇所に応じて他品種のボル
ト座金セットを用意しなければならないので不経済とな
る上、その保管や在庫管理も大変であると共に、座金自
体では、前記ボルトの軸部やねじ部への一時仮止めが全
くできないので、ボルトが下向き姿勢にナットを螺合さ
せるとき等は、そのままでは座金がねじ部より落下して
しまう。その上、手の入りにくい箇所や作業姿勢が悪い
箇所での締結にあっては、作業者に大きな労働負担を与
え労働衛生上好ましくない。等の様々な問題点を有する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、おねじ体のねじ
径に挿嵌される締結部材の通孔を、該締結部材の湾曲ま
たは折曲等により曲面加工を施すと共に挟孔させて係止
縁を形成させ、おねじ体のねじ部とこの係止縁とを係合
させて保持させた後、曲面加工された箇所を平滑状とす
ることにより、簡単に締結部材、あるいは、締結部材に
挟まれる取付部材および締結部材自体の仮止めが行なえ
ると共に、おねじ体の緊締時には、その挟圧力により、
通孔の内縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止して、おね
じ体と締結部材との分離が防止される締結用機械要素の
結合方法を提供することを目的としている。
題点を解決するためになされたもので、おねじ体のねじ
径に挿嵌される締結部材の通孔を、該締結部材の湾曲ま
たは折曲等により曲面加工を施すと共に挟孔させて係止
縁を形成させ、おねじ体のねじ部とこの係止縁とを係合
させて保持させた後、曲面加工された箇所を平滑状とす
ることにより、簡単に締結部材、あるいは、締結部材に
挟まれる取付部材および締結部材自体の仮止めが行なえ
ると共に、おねじ体の緊締時には、その挟圧力により、
通孔の内縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止して、おね
じ体と締結部材との分離が防止される締結用機械要素の
結合方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、おねじ体と、このおねじ体と係
合する通孔を有する締結部材とからなり、該通孔の係合
により、前記おねじ体とが一体となる締結用機械要素の
結合方法にあって、前記締結部材に、湾曲,折曲または
ひねり,歪等による曲面加工を行なう工程と、該通孔
に、湾曲,折曲またはひねり,歪,押圧,加熱等による
挟孔によって係止縁を形成させる工程と、おねじ体の軸
部やねじ部と通孔とを挿通して係止縁を、前記軸部やね
じ部に接触させ、該おねじ体と締結部材とを一体的に仮
止めする工程と、締結部材の曲面加工を平滑状として通
孔の内縁を内方へ張り出させ、おねじ体の軸部やねじ部
に係止させておねじ体と締結部材との仮止めを促進させ
る工程と、を備えさせた締結用機械要素の結合方法にあ
る。
ための本発明の手段は、おねじ体と、このおねじ体と係
合する通孔を有する締結部材とからなり、該通孔の係合
により、前記おねじ体とが一体となる締結用機械要素の
結合方法にあって、前記締結部材に、湾曲,折曲または
ひねり,歪等による曲面加工を行なう工程と、該通孔
に、湾曲,折曲またはひねり,歪,押圧,加熱等による
挟孔によって係止縁を形成させる工程と、おねじ体の軸
部やねじ部と通孔とを挿通して係止縁を、前記軸部やね
じ部に接触させ、該おねじ体と締結部材とを一体的に仮
止めする工程と、締結部材の曲面加工を平滑状として通
孔の内縁を内方へ張り出させ、おねじ体の軸部やねじ部
に係止させておねじ体と締結部材との仮止めを促進させ
る工程と、を備えさせた締結用機械要素の結合方法にあ
る。
【0009】また、前記したおねじ体は、その座面にお
いてめねじ径の外周に付設した突起体を有するめねじ体
を採用することもある。
いてめねじ径の外周に付設した突起体を有するめねじ体
を採用することもある。
【0010】更に、締結部材は、平板状の板材から、そ
の外形と通孔とを同時に打ち抜いて締結部材を形成し
て、この打ち抜きに際して、該締結部材の座面へ、湾
曲,折曲またはひねり,歪等による曲面加工を施し、通
孔は、その内周縁を、おねじ体の軸部やねじ部とに挿通
し得る略同径に穿設することもある。
の外形と通孔とを同時に打ち抜いて締結部材を形成し
て、この打ち抜きに際して、該締結部材の座面へ、湾
曲,折曲またはひねり,歪等による曲面加工を施し、通
孔は、その内周縁を、おねじ体の軸部やねじ部とに挿通
し得る略同径に穿設することもある。
【0011】そして、通孔に係止縁を形成させる工程
は、締結部材に対する曲面加工のスプリングバックも採
用される。
は、締結部材に対する曲面加工のスプリングバックも採
用される。
【0012】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
作用を奏する。
【0013】締結部材における通孔周辺部を、湾曲や折
曲またはひねり,歪等により平滑状ではない曲面加工を
施す。
曲またはひねり,歪等により平滑状ではない曲面加工を
施す。
【0014】更に、この締結部材の通孔を、おねじ体の
軸部やねじ部とに挿通し得る略同径に穿設すると共に、
該通孔に、湾曲,折曲またはひねり,歪,加熱等による
挟孔によって内方へ張り出す係止縁を形成させる。
軸部やねじ部とに挿通し得る略同径に穿設すると共に、
該通孔に、湾曲,折曲またはひねり,歪,加熱等による
挟孔によって内方へ張り出す係止縁を形成させる。
【0015】そして、この締結部材の通孔とおねじ体と
を挿通して、締結部材の係止縁をおねじ体の軸部やねじ
部に接触させると、該おねじ体と締結部材とが一体的に
仮止めされ、組立作業や輸送等にあっては、締結部材と
おねじ体とは結合して通常の取り扱いでは分離すること
はないものであり、また、両者の組み替え,付け替え等
にあっては、締結部材とおねじ体とを手等により引き抜
けばその交換や付け替えが容易に行なえる。
を挿通して、締結部材の係止縁をおねじ体の軸部やねじ
部に接触させると、該おねじ体と締結部材とが一体的に
仮止めされ、組立作業や輸送等にあっては、締結部材と
おねじ体とは結合して通常の取り扱いでは分離すること
はないものであり、また、両者の組み替え,付け替え等
にあっては、締結部材とおねじ体とを手等により引き抜
けばその交換や付け替えが容易に行なえる。
【0016】この状態において、例えば、めねじ部材の
めねじ部へおねじ体のねじ部を螺合し、両者を緊締する
と、締結部材の曲面加工がその圧締により平滑状となる
もので、このとき、通孔の内縁は曲面加工の復元により
内方へ張り出して、内径を狭くするので、この狭くなっ
た周縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止するため、おね
じ体と締結部材との仮止めが促進されて、軸部やねじ部
より容易に離脱しなくなるものである。
めねじ部へおねじ体のねじ部を螺合し、両者を緊締する
と、締結部材の曲面加工がその圧締により平滑状となる
もので、このとき、通孔の内縁は曲面加工の復元により
内方へ張り出して、内径を狭くするので、この狭くなっ
た周縁がおねじ体の軸部やねじ部に係止するため、おね
じ体と締結部材との仮止めが促進されて、軸部やねじ部
より容易に離脱しなくなるものである。
【0017】このとき、ねじ体と締結部材との係合を確
実にして両者が分離しないようすることも、必要に応じ
てねじ体と締結部材との係合を解除し、別のねじ体ある
いは締結部材の交換を行うことができるもので、締結部
材の通孔に形成した係止縁の突出量により、そのいずれ
かの係合を適宜選定し得るものである。
実にして両者が分離しないようすることも、必要に応じ
てねじ体と締結部材との係合を解除し、別のねじ体ある
いは締結部材の交換を行うことができるもので、締結部
材の通孔に形成した係止縁の突出量により、そのいずれ
かの係合を適宜選定し得るものである。
【0018】前記した作用は、めねじ体の突起体に係合
する締結部材であっても同様に行なわれるものである。
する締結部材であっても同様に行なわれるものである。
【0019】
【実施例】次に本発明に関する締結用機械要素の結合方
法の一実施例を図面に基づいて説明する。
法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0020】図1,図3,図6,図13および図16におい
てAは、二部材からなる締結用機械要素のセットを示す
もので、おねじ体1Mまたはめねじ体1Fによるねじ体1
(1M,1F) と、締結部材2とにより基本的に構成され
る。
てAは、二部材からなる締結用機械要素のセットを示す
もので、おねじ体1Mまたはめねじ体1Fによるねじ体1
(1M,1F) と、締結部材2とにより基本的に構成され
る。
【0021】そして、この締結用機械要素セットAは、
物品の組み立てあるいは連結等に利用されるものであっ
て、これら二部材1,2(二部材の間に他の締結用機械
要素あるいは後記する取付部材が挟み設けられることも
ある。)がセット状態で流通や保管がなされる。
物品の組み立てあるいは連結等に利用されるものであっ
て、これら二部材1,2(二部材の間に他の締結用機械
要素あるいは後記する取付部材が挟み設けられることも
ある。)がセット状態で流通や保管がなされる。
【0022】このうち、前記したねじ体1においておね
じ体1Mを採用した場合は、外周に所定ピッチのねじ部3
が形成されているものであれば、慣用のもの、あるい
は、特別に成形される特殊なものであっても適用される
ものである。
じ体1Mを採用した場合は、外周に所定ピッチのねじ部3
が形成されているものであれば、慣用のもの、あるい
は、特別に成形される特殊なものであっても適用される
ものである。
【0023】例えば、例示的に一般的なその幾つかの種
類を示すとすれば、図1(a) 〜(c)に示すような、一端
に頭部4を有する金属また合成樹脂、あるいは、他の材
質により成形されたボルト,ビス等があり、図1(b) に
示すように、頭部4下において無ねじ部の軸部3aを有す
るおねじ体1Mや、図1(d) に示すように、外周にねじ部
3を有するコイル状スプリングも採用されるしかしなが
ら、このおねじ体1Mは前記したように、別途加工された
ねじ体や頭なしのねじ体等の特殊のボルト,スクリュ
ー,スタッド,アンカー等があり、この形状や種類,ね
じピッチあるいは使用箇所においては特に限定されない
ものである。
類を示すとすれば、図1(a) 〜(c)に示すような、一端
に頭部4を有する金属また合成樹脂、あるいは、他の材
質により成形されたボルト,ビス等があり、図1(b) に
示すように、頭部4下において無ねじ部の軸部3aを有す
るおねじ体1Mや、図1(d) に示すように、外周にねじ部
3を有するコイル状スプリングも採用されるしかしなが
ら、このおねじ体1Mは前記したように、別途加工された
ねじ体や頭なしのねじ体等の特殊のボルト,スクリュ
ー,スタッド,アンカー等があり、この形状や種類,ね
じピッチあるいは使用箇所においては特に限定されない
ものである。
【0024】また、前記したねじ体1においてめねじ体
1Fの場合は、図2に示すように、他のおねじ等と螺合さ
れるめねじ部5が螺設されたもので、その座面におい
て、めねじ部5におけるねじ径の外周に突起体6が付設
されている。
1Fの場合は、図2に示すように、他のおねじ等と螺合さ
れるめねじ部5が螺設されたもので、その座面におい
て、めねじ部5におけるねじ径の外周に突起体6が付設
されている。
【0025】この突起体6は、めねじ体1Fの座面へ環状
であって、図2(a) に示すように連続した円筒状に設け
るか、図2(b) に示すように断続的に複数片を突設す
る。
であって、図2(a) に示すように連続した円筒状に設け
るか、図2(b) に示すように断続的に複数片を突設す
る。
【0026】そして、このめねじ体1Fの形状を図3(a)
〜(d) に例示的に表わすとすれば、金属また合成樹脂、
あるいは、他の材質により成形されたナットや、特別に
加工されためねじ体1Fや、特殊ナットが採用されるもの
で、この形状や種類,ねじピッチあるいは使用箇所にお
いては特に限定されないものである。
〜(d) に例示的に表わすとすれば、金属また合成樹脂、
あるいは、他の材質により成形されたナットや、特別に
加工されためねじ体1Fや、特殊ナットが採用されるもの
で、この形状や種類,ねじピッチあるいは使用箇所にお
いては特に限定されないものである。
【0027】次に、前記した締結部材2は、ねじ体1
と、ナット等のめねじ部材11とによる連結によって、後
記する取付部材7等を緊締状態に締結する際に、両者
1,5の間に挟まれて、その一側面が前記ねじ体1また
はめねじ部材11面に当接するものである。
と、ナット等のめねじ部材11とによる連結によって、後
記する取付部材7等を緊締状態に締結する際に、両者
1,5の間に挟まれて、その一側面が前記ねじ体1また
はめねじ部材11面に当接するものである。
【0028】そしてその形状は、図4に示すような、慣
用(特殊な態様なものも含む)の座金か、図5(a) およ
び図6(a),(b) に示すように、各種業界において適宜使
用される金具類や物品の構成材および、建造物等の構造
体やその付属部品,箱形ケース,家具等の組み立て等の
構成材、あるいは、金属,非鉄金属製または合成樹脂製
等によるパッキングや、図5(b) に示すように、電気接
続用板端子等のように幅広い分野において採用される。
用(特殊な態様なものも含む)の座金か、図5(a) およ
び図6(a),(b) に示すように、各種業界において適宜使
用される金具類や物品の構成材および、建造物等の構造
体やその付属部品,箱形ケース,家具等の組み立て等の
構成材、あるいは、金属,非鉄金属製または合成樹脂製
等によるパッキングや、図5(b) に示すように、電気接
続用板端子等のように幅広い分野において採用される。
【0029】なお、図6(c) に示すように、取付部材18
の一側に突設したおねじ体1Mを用いることもある。
の一側に突設したおねじ体1Mを用いることもある。
【0030】そして、その締結部材2の適所に、前記し
たねじ体1におけるおねじ体1Mの軸部3aおよびねじ部3
の外形、あるいは、めねじ体1Fの突起体6の外形よりや
や大径で略真円または楕円,長円等に形成された通孔8
を設けてある。
たねじ体1におけるおねじ体1Mの軸部3aおよびねじ部3
の外形、あるいは、めねじ体1Fの突起体6の外形よりや
や大径で略真円または楕円,長円等に形成された通孔8
を設けてある。
【0031】この締結部材2は、前記したねじ体1と結
合して、抜け止めとなる締結用機械要素セットAを形成
するために事前の様々な加工がなされるもので、まず、
第一の段階として、曲面加工工程が行なわれる。
合して、抜け止めとなる締結用機械要素セットAを形成
するために事前の様々な加工がなされるもので、まず、
第一の段階として、曲面加工工程が行なわれる。
【0032】この曲面加工工程は、湾曲,折曲またはひ
ねり,歪等によりなされるもので、締結部材2を成形し
た後行なう二次加工か、後述するように、締結部材2の
成形と同時に行うかされるもので、通孔8の周縁部の一
部または全周か、あるいは、締結部材2における座面全
体に施されるものであって、曲面加工手段として、ロー
ラ掛け等の押圧手段や、プレスまたはバイス等の任意の
挟圧手段等が用いられる。
ねり,歪等によりなされるもので、締結部材2を成形し
た後行なう二次加工か、後述するように、締結部材2の
成形と同時に行うかされるもので、通孔8の周縁部の一
部または全周か、あるいは、締結部材2における座面全
体に施されるものであって、曲面加工手段として、ロー
ラ掛け等の押圧手段や、プレスまたはバイス等の任意の
挟圧手段等が用いられる。
【0033】この工程により、前記した二次加工の場合
は、図7において(a) に示す平滑状態から、同図におい
て(b) に示すように、例えば、弧状あるいは皿状に形成
される。
は、図7において(a) に示す平滑状態から、同図におい
て(b) に示すように、例えば、弧状あるいは皿状に形成
される。
【0034】更に、この締結部材2の通孔8は、前記し
た曲面加工を施した後の状態において、ねじ体1におけ
るおねじ体1Mの軸部3aやねじ部3、あるいは、めねじ体
1Fの突起体6の軸方向に対して、図7(b) に示すように
(本例においてはおねじ体1Mのねじ部3を示す。)、略
平行に穿設するか、または、軸部3aやねじ部3,突起体
6への挿入側が、図8に示すように(本例においてはめ
ねじ体1Fの突起体6を示す。)、鋭角状や突起状となる
ように穿設するものである。
た曲面加工を施した後の状態において、ねじ体1におけ
るおねじ体1Mの軸部3aやねじ部3、あるいは、めねじ体
1Fの突起体6の軸方向に対して、図7(b) に示すように
(本例においてはおねじ体1Mのねじ部3を示す。)、略
平行に穿設するか、または、軸部3aやねじ部3,突起体
6への挿入側が、図8に示すように(本例においてはめ
ねじ体1Fの突起体6を示す。)、鋭角状や突起状となる
ように穿設するものである。
【0035】そして、曲面加工された締結部材2の通孔
8には、ローラ掛けや打圧等の押圧手段や、プレスある
いはバイス等の任意の挟圧手段(図示せず)により、係
止縁9を形成させる工程が施される。
8には、ローラ掛けや打圧等の押圧手段や、プレスある
いはバイス等の任意の挟圧手段(図示せず)により、係
止縁9を形成させる工程が施される。
【0036】この係止縁9の加工にあっては、前記曲面
加工された箇所に対して更にその曲面方向へ突出する図
9(a) 〜(c) および図10(a) に示す例や、曲面加工され
た箇所に対してこれを押える図9(d) 〜(f) および図10
(b) に示す例等がある。
加工された箇所に対して更にその曲面方向へ突出する図
9(a) 〜(c) および図10(a) に示す例や、曲面加工され
た箇所に対してこれを押える図9(d) 〜(f) および図10
(b) に示す例等がある。
【0037】このうち前者の例は、図9(a) に示すよう
に、湾曲,歪または折曲やポンチ等の打ち出し等か、あ
るいは、図9(b) に示すように、ひねりまたは波形状等
や、図9(c) に示すように、通孔8の周辺を盛り上げる
膨出加工等を行なう。
に、湾曲,歪または折曲やポンチ等の打ち出し等か、あ
るいは、図9(b) に示すように、ひねりまたは波形状等
や、図9(c) に示すように、通孔8の周辺を盛り上げる
膨出加工等を行なう。
【0038】また後者の例は、図9(d) に示すように、
曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を施してそ
の一部を湾曲,歪または折曲させるか、図9(e) に示す
ように、曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を
施してその一部を平滑状に戻すか、図9(f) に示すよう
に、曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を施し
てその略全部を平滑状に戻すか、図示してないが、通孔
8の周縁全体を少し平に押えることによりなされる。
曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を施してそ
の一部を湾曲,歪または折曲させるか、図9(e) に示す
ように、曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を
施してその一部を平滑状に戻すか、図9(f) に示すよう
に、曲面加工に対してローラ掛けや打圧等の押圧を施し
てその略全部を平滑状に戻すか、図示してないが、通孔
8の周縁全体を少し平に押えることによりなされる。
【0039】更に、この締結部材2を加熱することによ
って生ずる通孔8の変形を利用することもある。
って生ずる通孔8の変形を利用することもある。
【0040】なお、前記した加工を施す締結部材2の部
位は、通孔2の周囲において、一箇所または複数箇所、
あるいは、その全面になされるものである。
位は、通孔2の周囲において、一箇所または複数箇所、
あるいは、その全面になされるものである。
【0041】特に、この通孔8の係止縁9は、図10に示
すように、一側の側縁と他側の側縁とに段差sが設けら
れるように形成すると、次のねじ体1と締結部材2との
仮止め工程において、おねじ体1Mのねじ部3へ締結部材
2を挿嵌したとき、その全体の重力差により傾斜して該
係止縁9がねじ部3に係合し、この締結部材2を下方へ
向けたときのその自重や、強制的な引っ張りには容易に
離脱しないものであって、締結用機械要素セットAが形
成されるものであり、このとき、ねじ部3へ螺合状態に
係合するか、僅かに係止される遊合状態かによりなされ
る。
すように、一側の側縁と他側の側縁とに段差sが設けら
れるように形成すると、次のねじ体1と締結部材2との
仮止め工程において、おねじ体1Mのねじ部3へ締結部材
2を挿嵌したとき、その全体の重力差により傾斜して該
係止縁9がねじ部3に係合し、この締結部材2を下方へ
向けたときのその自重や、強制的な引っ張りには容易に
離脱しないものであって、締結用機械要素セットAが形
成されるものであり、このとき、ねじ部3へ螺合状態に
係合するか、僅かに係止される遊合状態かによりなされ
る。
【0042】なお、この係止縁9は、通孔8の形成時
の、プレス等の打ち抜き加工による自然のバリを用いる
こともでき、図4(a) に示すようなスプリングワッシャ
ーや、図4(d) に示すような歪ワッシャー等による締結
部材2の場合は、成形時にコイル状に巻かれて成形され
る自然の歪や、一個ずつ成形される切断時にできる歪等
によることもある。
の、プレス等の打ち抜き加工による自然のバリを用いる
こともでき、図4(a) に示すようなスプリングワッシャ
ーや、図4(d) に示すような歪ワッシャー等による締結
部材2の場合は、成形時にコイル状に巻かれて成形され
る自然の歪や、一個ずつ成形される切断時にできる歪等
によることもある。
【0043】そして、遊合状態に仮止めされる場合は、
例えば、図11に示すように、おねじ体1Mにおけるねじ部
3の端部を上方へ向け、この端部から締結部材2をその
曲面加工側を下方に向けて挿嵌すると、該締結部材2の
重心差により揺動しつつ僅かな隙間に沿って落下するも
ので、おねじ体1Mの座面に当接すると、通孔8の係止縁
9がねじ部3に係合することで、前記したように二部材
1M,2は容易に離脱しないものである。
例えば、図11に示すように、おねじ体1Mにおけるねじ部
3の端部を上方へ向け、この端部から締結部材2をその
曲面加工側を下方に向けて挿嵌すると、該締結部材2の
重心差により揺動しつつ僅かな隙間に沿って落下するも
ので、おねじ体1Mの座面に当接すると、通孔8の係止縁
9がねじ部3に係合することで、前記したように二部材
1M,2は容易に離脱しないものである。
【0044】また、螺合により仮止めされる場合は、お
ねじ体1Mのねじ部3へ締結部材2の係止縁9が掛かるよ
うに通孔8を回し入れると、そのねじ込みにより両者1
M,2が噛み合って容易に離脱しないものであって、い
ずれも、ねじ部3における任意の位置において、締結部
材2、あるいは、該締結部材2とめねじ体1とに挿嵌さ
せた取付部材7の仮止めがなされる。
ねじ体1Mのねじ部3へ締結部材2の係止縁9が掛かるよ
うに通孔8を回し入れると、そのねじ込みにより両者1
M,2が噛み合って容易に離脱しないものであって、い
ずれも、ねじ部3における任意の位置において、締結部
材2、あるいは、該締結部材2とめねじ体1とに挿嵌さ
せた取付部材7の仮止めがなされる。
【0045】更に、この締結部材2に設けた通孔8は、
図12における(a) および(b) に示すように、締結部材2
に対して偏心させて設けたり、図12(c) に示すように長
孔状か、図12(d) に示すようにスリット状かに設けるこ
ともある。
図12における(a) および(b) に示すように、締結部材2
に対して偏心させて設けたり、図12(c) に示すように長
孔状か、図12(d) に示すようにスリット状かに設けるこ
ともある。
【0046】そして、おねじ体1と締結部材2との連結
工程は、締結部材2の曲面加工を平滑状として通孔8の
内縁を内方へ張り出させ、おねじ体1Mの軸部3aやねじ部
3、あるいは、めねじ体1Fの突起体6に係止させること
によりなされる。
工程は、締結部材2の曲面加工を平滑状として通孔8の
内縁を内方へ張り出させ、おねじ体1Mの軸部3aやねじ部
3、あるいは、めねじ体1Fの突起体6に係止させること
によりなされる。
【0047】この作動は、例えば、図13(a) に示すよう
に、取付部材7,7の取付孔10,10に、締結用機械要素
セットAにおけるおねじ体1Mのねじ部3を挿し通し、図
13(b) に示すように、このねじ部3へめねじ部材11を螺
合して取付部材7,7を緊締すると、この圧締力により
曲面加工が平滑状に復元して、締結部材2における通孔
8の内縁は、内方へ張り出してその内径を狭くするの
で、この狭くなった周縁がおねじ体1Mのねじ部3に係止
するため、おねじ体1Mと締結部材2との仮止めが一層確
実となって、該締結部材2はねじ部3より容易に離脱し
なくなるものである。
に、取付部材7,7の取付孔10,10に、締結用機械要素
セットAにおけるおねじ体1Mのねじ部3を挿し通し、図
13(b) に示すように、このねじ部3へめねじ部材11を螺
合して取付部材7,7を緊締すると、この圧締力により
曲面加工が平滑状に復元して、締結部材2における通孔
8の内縁は、内方へ張り出してその内径を狭くするの
で、この狭くなった周縁がおねじ体1Mのねじ部3に係止
するため、おねじ体1Mと締結部材2との仮止めが一層確
実となって、該締結部材2はねじ部3より容易に離脱し
なくなるものである。
【0048】なお、このおねじ体1と締結部材2との連
結工程は、めねじ部材11の緊締以外にも、この締結部材
2のみを適当な手段により圧締することによって行なわ
れるものである。
結工程は、めねじ部材11の緊締以外にも、この締結部材
2のみを適当な手段により圧締することによって行なわ
れるものである。
【0049】この例は、例えば、図示してないが、取付
部材等に設けられためねじへ、締結用機械要素セットA
のおねじ体を螺合して緊締する、いわゆる、立て込み,
植え込み等によって行なわれることはもちろんのことで
ある。
部材等に設けられためねじへ、締結用機械要素セットA
のおねじ体を螺合して緊締する、いわゆる、立て込み,
植え込み等によって行なわれることはもちろんのことで
ある。
【0050】この連結工程は、ねじ体1(1M, 1F)と締結
部材2との係合を確実にして両者が分離しないようする
ことも、必要に応じて、ねじ体1(1M, 1F)と締結部材2
との係合を解除し、別のねじ体1(1M, 1F)あるいは締結
部材2の交換を行うことができるもので、締結部材2の
通孔8に形成した係止縁9の突出量、すなわち、係止縁
9を形成させる工程において希望する張り出しを行なう
ことにより、前記したそのいずれかの係合を適宜選定し
得るものである。
部材2との係合を確実にして両者が分離しないようする
ことも、必要に応じて、ねじ体1(1M, 1F)と締結部材2
との係合を解除し、別のねじ体1(1M, 1F)あるいは締結
部材2の交換を行うことができるもので、締結部材2の
通孔8に形成した係止縁9の突出量、すなわち、係止縁
9を形成させる工程において希望する張り出しを行なう
ことにより、前記したそのいずれかの係合を適宜選定し
得るものである。
【0051】更に、おねじ体1Mやめねじ体1Fの座面が傾
斜する皿状に形成されていると、これらを緊締したと
き、この傾斜面による曲面加工の押圧が促進される効果
を奏する。
斜する皿状に形成されていると、これらを緊締したと
き、この傾斜面による曲面加工の押圧が促進される効果
を奏する。
【0052】次に本発明実施例方法において、平板状の
板材wから締結部材2である座金の成形に際して、前記
した各工程を説明する。
板材wから締結部材2である座金の成形に際して、前記
した各工程を説明する。
【0053】この例は、座金2の成形と曲面加工とを一
度に行なうもので、まず、図14に示すように、プレス機
12における上型13と下型14とへ平板状の板材wを供給
し、該プレス機12を作動させると、その外形と通孔8と
が同時に打ち抜かれて円形の座金2を形成される。
度に行なうもので、まず、図14に示すように、プレス機
12における上型13と下型14とへ平板状の板材wを供給
し、該プレス機12を作動させると、その外形と通孔8と
が同時に打ち抜かれて円形の座金2を形成される。
【0054】このとき、下型14のカット部には、同図に
示すように、外勾配となる所定角度の傾斜面16が形成さ
れているので、上型13と下型14とのプレス時に、座金2
の座面に湾曲状の曲面加工がなされる。
示すように、外勾配となる所定角度の傾斜面16が形成さ
れているので、上型13と下型14とのプレス時に、座金2
の座面に湾曲状の曲面加工がなされる。
【0055】このカット部の傾斜面16は、希望する曲面
加工に合わせて任意に設定し得るもので、更に、弧面
や、凸等の稜部を有するものでもよい。
加工に合わせて任意に設定し得るもので、更に、弧面
や、凸等の稜部を有するものでもよい。
【0056】そして、前記打ち抜かれた通孔8は、おね
じ体1Mの軸部3aやねじ部3とに挿通し得る略同径でか
つ、おねじ体1Mの軸線方向と略平行または曲面側が鋭角
となるテーパー状にあけられている。
じ体1Mの軸部3aやねじ部3とに挿通し得る略同径でか
つ、おねじ体1Mの軸線方向と略平行または曲面側が鋭角
となるテーパー状にあけられている。
【0057】この状態で、該座金2には係止縁9を形成
する工程が与えられるもので、前記したようにローラ掛
けや打圧等の押圧手段や、プレスあるいはバイス等の任
意の挟圧手段(図示せず)により、湾曲,折曲またはひ
ねり,歪,押圧,加熱等による挟孔によって該係止縁2
が形成される。
する工程が与えられるもので、前記したようにローラ掛
けや打圧等の押圧手段や、プレスあるいはバイス等の任
意の挟圧手段(図示せず)により、湾曲,折曲またはひ
ねり,歪,押圧,加熱等による挟孔によって該係止縁2
が形成される。
【0058】この係止縁2は、おねじ体1Mの軸部3aやね
じ部3、または、めねじ体1Fの突起体6へわずかに食い
込む程度に挟孔される。
じ部3、または、めねじ体1Fの突起体6へわずかに食い
込む程度に挟孔される。
【0059】なお、この係止縁9の成形は、プレス等に
よる座金2の成形後に生ずるスプリングバックにより一
部分の曲面が戻り、該通孔8が、軸部3aやねじ部3と略
同径状態から挟孔となって、この部分に係止縁9が形成
される方法も採用し得る。
よる座金2の成形後に生ずるスプリングバックにより一
部分の曲面が戻り、該通孔8が、軸部3aやねじ部3と略
同径状態から挟孔となって、この部分に係止縁9が形成
される方法も採用し得る。
【0060】この座金2をおねじ体1Mのねじ部3の端部
へ当てて、通孔3を挿通すると、その係止縁9がねじ部
3に接触して、おねじ体1Mと座金2とが一体的に仮止め
されて締結用機械要素セットAが形成される。
へ当てて、通孔3を挿通すると、その係止縁9がねじ部
3に接触して、おねじ体1Mと座金2とが一体的に仮止め
されて締結用機械要素セットAが形成される。
【0061】この状態で、図13に示すように、おねじ体
1Mとこれに螺合するめねじ部材11との緊締により、曲面
加工された座金2の座面を平滑状とすることにより、通
孔8の内縁を内方へ張り出させ、その内径を挟孔とし
て、おねじ体1Mのねじ部3に係止させ、おねじ体1Mと座
金2との仮止めが一層確実となって結合される。
1Mとこれに螺合するめねじ部材11との緊締により、曲面
加工された座金2の座面を平滑状とすることにより、通
孔8の内縁を内方へ張り出させ、その内径を挟孔とし
て、おねじ体1Mのねじ部3に係止させ、おねじ体1Mと座
金2との仮止めが一層確実となって結合される。
【0062】したがって、該締結用機械要素セットAを
機械等の据付固定に用いた場合は、例えば、あらかじめ
行なわれる試験の仮組みにおいて、前記した工程により
おねじ体1Mと座金2との結合が行なわれるものであり、
この仮組み後、現場等においての機械等の本組みにあっ
ては、一旦、螺合を解除した締結用機械要素セットA
は、その座金2の係止縁9が確実にねじ部3に係合して
いるので、両者1,2は分離することなく一体となって
いて、その取り扱いが極めて良好である。
機械等の据付固定に用いた場合は、例えば、あらかじめ
行なわれる試験の仮組みにおいて、前記した工程により
おねじ体1Mと座金2との結合が行なわれるものであり、
この仮組み後、現場等においての機械等の本組みにあっ
ては、一旦、螺合を解除した締結用機械要素セットA
は、その座金2の係止縁9が確実にねじ部3に係合して
いるので、両者1,2は分離することなく一体となって
いて、その取り扱いが極めて良好である。
【0063】なお、前記したように形成される締結用機
械要素セットAは、図1(a) に示すように、おねじ体1M
に結合される締結部材2の間にスプリングワッシャー17
等を介在させてこれらと一体的に仮止めすることもでき
る。
械要素セットAは、図1(a) に示すように、おねじ体1M
に結合される締結部材2の間にスプリングワッシャー17
等を介在させてこれらと一体的に仮止めすることもでき
る。
【0064】また、めねじ体1Fも同様にスプリングワッ
シャー17(取付部材や保温材や保護材等も可)を介在さ
せることができるもので、この場合、図16に示すよう
に、締結部材2に形成された係止縁9を、外方へ更に延
長させて、めねじ体1Fの突起体6に嵌着させることもあ
るもので、スプリングワッシャー17はこの係止縁9を外
装することもある。
シャー17(取付部材や保温材や保護材等も可)を介在さ
せることができるもので、この場合、図16に示すよう
に、締結部材2に形成された係止縁9を、外方へ更に延
長させて、めねじ体1Fの突起体6に嵌着させることもあ
るもので、スプリングワッシャー17はこの係止縁9を外
装することもある。
【0065】更に、プレス機等により座金2の成形と曲
面加工とを一度に行なう場合には、このプレス工程にお
いて係止縁9を一工程により形成することも可能であ
り、上型か下型、あるいは両型に該加工をし得る手段を
付設するものである。
面加工とを一度に行なう場合には、このプレス工程にお
いて係止縁9を一工程により形成することも可能であ
り、上型か下型、あるいは両型に該加工をし得る手段を
付設するものである。
【0066】
【発明の効果】前述したように本発明は、締結部材にお
ける通孔部を湾曲,歪,折曲またはひねり,加熱を行な
うだけの簡単な加工により、該締結部材あるいは取付部
材と共にねじ体へ仮止めさせることができるので、部材
の締結にあってその作業性や取り扱いが極めて良好であ
る。
ける通孔部を湾曲,歪,折曲またはひねり,加熱を行な
うだけの簡単な加工により、該締結部材あるいは取付部
材と共にねじ体へ仮止めさせることができるので、部材
の締結にあってその作業性や取り扱いが極めて良好であ
る。
【0067】締結部材のねじ体への取り付けは、該締結
部材との螺合・遊合等の係合により容易に行なえるの
で、ねじ体の種類の変更があっても現場等において直ち
にその付け替えが行なえると共に、ねじ体と締結部材と
をセットにした締結部材をその作業ごとに合わせて多数
用意する必要がないので経済的である上、その保管や在
庫管理も場所を取らず容易である。
部材との螺合・遊合等の係合により容易に行なえるの
で、ねじ体の種類の変更があっても現場等において直ち
にその付け替えが行なえると共に、ねじ体と締結部材と
をセットにした締結部材をその作業ごとに合わせて多数
用意する必要がないので経済的である上、その保管や在
庫管理も場所を取らず容易である。
【0068】また、ねじ体において締結部材を支承させ
るための付帯する加工を施さないので、これに起因する
強度不足による締結不良を生じたりすることがなく、ボ
ルト頭の座面まで螺設することができるので薄物の取付
部材であっても確実に締結することができる。
るための付帯する加工を施さないので、これに起因する
強度不足による締結不良を生じたりすることがなく、ボ
ルト頭の座面まで螺設することができるので薄物の取付
部材であっても確実に締結することができる。
【0069】特にこの締結部材は、ねじ体またはめねじ
部材の緊締に伴ってねじ体へ一体的に連結されるので、
締めつけたねじ体を一旦取り外して、再使用する際に、
ねじ体と締結部材とが分離しないため、締結部材の紛失
が防止できて、しかも、その締結作業や取り扱いが良好
となる。等の格別な効果を奏するものである。
部材の緊締に伴ってねじ体へ一体的に連結されるので、
締めつけたねじ体を一旦取り外して、再使用する際に、
ねじ体と締結部材とが分離しないため、締結部材の紛失
が防止できて、しかも、その締結作業や取り扱いが良好
となる。等の格別な効果を奏するものである。
【図1】本発明に関する締結用機械要素の締結方法に採
用される締結用機械要素セットの各例を示すもので、
(a) は全ねじボルトによるねじ体からなる正面図を、
(b)は軸部を有するボルトによるねじ体からなる一部破
断正面図を、(c) はねじ体がスクリューの場合の一部破
断正面図を、(d) はねじ体がコイルスプリング状の場合
の一部破断正面図である。
用される締結用機械要素セットの各例を示すもので、
(a) は全ねじボルトによるねじ体からなる正面図を、
(b)は軸部を有するボルトによるねじ体からなる一部破
断正面図を、(c) はねじ体がスクリューの場合の一部破
断正面図を、(d) はねじ体がコイルスプリング状の場合
の一部破断正面図である。
【図2】図1におけるねじ体がめねじ体による場合のめ
ねじ体の各例を示す底面図である。
ねじ体の各例を示す底面図である。
【図3】図1におけるねじ体が、ナットのめねじ体によ
る場合の各例を示す一部を破断した正面図である。
る場合の各例を示す一部を破断した正面図である。
【図4】図1における締結部材の各例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】図1における締結部材の他の例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図6】図1における締結部材の更に他の例を示す断明
図である。
図である。
【図7】図1における締結部材の曲面加工状態を示す断
面図である。
面図である。
【図8】図7における締結部材がめねじ体1Fに係合する
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図9】図1における締結部材の通孔において係止縁が
形成された状態の各例を示す斜視図である。
形成された状態の各例を示す斜視図である。
【図10】図9における更に他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図11】図1における締結部材のねじ体1への係合状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図12】図1における締結部材の更に他の各例を示す
平面図である。
平面図である。
【図13】図1における締結部材とねじ体との連結状態
を示す縦断面図で、(a) は締結前を、(b) は締結後を示
す。
を示す縦断面図で、(a) は締結前を、(b) は締結後を示
す。
【図14】図1における締結部材の成形状態を示す説明
図である。
図である。
【図15】図1における締結部材のスプリングバックを
示す状態を示すもので、(a) は平面図を、(b) は断面図
である。
示す状態を示すもので、(a) は平面図を、(b) は断面図
である。
【図16】図1におけるセットが三部材による結合状態
の例を示す一部を破断した正面図である。
の例を示す一部を破断した正面図である。
【図17】従来のボルトと座金のセット状態を示す正面
図である。
図である。
1M おねじ体 1F めねじ体 2 締結部材 3 ねじ部 3a 軸部 6 突起体 8 通孔 9 係止縁 w 板材
Claims (4)
- 【請求項1】 おねじ体と、このおねじ体と係合する通
孔を有する締結部材とからなり、これら通孔とおねじ体
との係合により一体的となる締結用機械要素の結合方法
にあって、前記締結部材に湾曲,折曲またはひねり,歪
等による曲面加工を行なう工程と、該通孔に、湾曲,折
曲またはひねり,歪,押圧,加熱等による挟孔によって
係止縁を形成させる工程と、おねじ体の軸部やねじ部と
通孔とを挿通して係止縁を、前記軸部やねじ部に接触さ
せ、該おねじ体と締結部材とを一体的に仮止めする工程
と、締結部材の曲面加工を平滑状として通孔の内縁を内
方へ張り出させ、おねじ体の軸部やねじ部に係止させて
おねじ体と締結部材との仮止めを促進させる工程とを備
えさせたことを特徴とする締結用機械要素の結合方法。 - 【請求項2】 その座面においてめねじ径の外周に付設
した突起体を有するめねじ体と、該めねじ体の突起体と
係合する通孔を有する締結部材とからなり、これら通孔
とめねじ体との係合により一体的となる締結用機械要素
の結合方法にあって、前記締結部材に湾曲,折曲または
ひねり,歪等による曲面加工を行なう工程と、該通孔
に、湾曲,折曲またはひねり,歪,押圧,加熱等による
挟孔によって係止縁を形成させる工程と、突起体と通孔
とを嵌合して、このめねじ体と締結部材とを一体的に仮
止めする工程と、締結部材の曲面加工を平滑状として通
孔の内縁を内方へ張り出させ、めねじ体の突起体に係止
させてめねじ体と締結部材との仮止めを促進させる工程
とを備えさせたことを特徴とする締結用機械要素の結合
方法。 - 【請求項3】 締結部材は、平板状の板材から、その外
形と通孔とを同時に打ち抜いて締結部材を形成して、こ
の打ち抜きに際して、該締結部材の座面へ、湾曲,折曲
またはひねり,歪等による曲面加工を施し、通孔は、そ
の内周縁を、おねじ体の軸部やねじ部とに挿通し得る略
同径に穿設したことを特徴とする請求項1または2記載
の締結用機械要素の結合方法。 - 【請求項4】 通孔に係止縁を形成させる工程は、締結
部材に対する曲面加工のスプリングバックにより行なう
ことを特徴とする請求項1または2記載の締結用機械要
素の結合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23470193A JPH0791428A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 締結用機械要素の結合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23470193A JPH0791428A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 締結用機械要素の結合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791428A true JPH0791428A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=16975051
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP23470193A Pending JPH0791428A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | 締結用機械要素の結合方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791428A (ja) |
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-
1993
- 1993-09-21 JP JP23470193A patent/JPH0791428A/ja active Pending
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