JPH079153A - プラズマ切断装置の制御方法 - Google Patents
プラズマ切断装置の制御方法Info
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- JPH079153A JPH079153A JP17464193A JP17464193A JPH079153A JP H079153 A JPH079153 A JP H079153A JP 17464193 A JP17464193 A JP 17464193A JP 17464193 A JP17464193 A JP 17464193A JP H079153 A JPH079153 A JP H079153A
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- arc
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 プラズマ切断装置のノズルの高寿命化、切断
品質の改良。 【構成】 プラズマ切断の工程を、1.プリフロー工
程、2.電極とノズルの間にパイロットアーク生成工
程,3.電極と被切断材料との間にメインアーク生成開
始工程,4.連続して、電極と被切断材料との間にメイ
ンアークを生成し、被切断材料を切断する工程、5.電
極と被切断材料間のメインアーク生成終了工程、6.ア
フタフロー工程、の漸次工程からなり、各工程に応じプ
ラズマガスあるいはプラズマ電流値のいづれかを自動で
切り換える。また、パイロットアーク生成時には非酸化
性気体、メインアーク生成あるいはメインアーク連続に
は酸化性気体、外周切断終了点から切断終了点までの間
に酸化性気体から非酸化性気体に切り替えて消弧する。
品質の改良。 【構成】 プラズマ切断の工程を、1.プリフロー工
程、2.電極とノズルの間にパイロットアーク生成工
程,3.電極と被切断材料との間にメインアーク生成開
始工程,4.連続して、電極と被切断材料との間にメイ
ンアークを生成し、被切断材料を切断する工程、5.電
極と被切断材料間のメインアーク生成終了工程、6.ア
フタフロー工程、の漸次工程からなり、各工程に応じプ
ラズマガスあるいはプラズマ電流値のいづれかを自動で
切り換える。また、パイロットアーク生成時には非酸化
性気体、メインアーク生成あるいはメインアーク連続に
は酸化性気体、外周切断終了点から切断終了点までの間
に酸化性気体から非酸化性気体に切り替えて消弧する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ切断装置の制
御方法に係わり、特には、切断加工に用いられるプラズ
マ切断装置のノズルの高寿命化、切断品質の向上に関す
る。
御方法に係わり、特には、切断加工に用いられるプラズ
マ切断装置のノズルの高寿命化、切断品質の向上に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電極と被切断材料との間にプラズ
マアークを発生し、被切断材料を切断するプラズマ切断
装置のプラズマトーチは、プラズマアークを放出する電
極と、先端にプラズマアークの噴出口を持つノズルから
なっている。プラズマアークは電極のプラズマアーク放
出部よりノズルのプラズマアーク噴出口を通して被切断
材料に到達し、被切断材料を切断する。通常プラズマガ
スには、切断品質向上の目的から酸化性気体(主に、酸
素ガス)が用いられることが多い。しかし、切断中、電
極とノズルとの間にパイロットアークを生成する段階に
おいて、 電極のプラズマアーク放出部に熱衝撃が加わり、さ
らに酸化することによって、電極の消耗が異常に進行し
てしまい、電極の有効寿命を短くしている。 ノズルに存在するパイロットアークの足が酸化雰囲
気中でノズルにダメージを与える。 パイロットアークからメインアークへ移行する間の
過渡期に異常アーク(以降、ダブルアークという)が発
生し易く、酸化雰囲気下でノズルに大きなダメージを与
えてしまう。という問題がある。
マアークを発生し、被切断材料を切断するプラズマ切断
装置のプラズマトーチは、プラズマアークを放出する電
極と、先端にプラズマアークの噴出口を持つノズルから
なっている。プラズマアークは電極のプラズマアーク放
出部よりノズルのプラズマアーク噴出口を通して被切断
材料に到達し、被切断材料を切断する。通常プラズマガ
スには、切断品質向上の目的から酸化性気体(主に、酸
素ガス)が用いられることが多い。しかし、切断中、電
極とノズルとの間にパイロットアークを生成する段階に
おいて、 電極のプラズマアーク放出部に熱衝撃が加わり、さ
らに酸化することによって、電極の消耗が異常に進行し
てしまい、電極の有効寿命を短くしている。 ノズルに存在するパイロットアークの足が酸化雰囲
気中でノズルにダメージを与える。 パイロットアークからメインアークへ移行する間の
過渡期に異常アーク(以降、ダブルアークという)が発
生し易く、酸化雰囲気下でノズルに大きなダメージを与
えてしまう。という問題がある。
【0003】これらの問題点に対し、従来技術として、
プラズマアークがメインアークに移行するまで非酸化性
気体を、メインアーク移行後は酸化性気体を電極とノズ
ルとの間で発生させる方法が、特開平3−258464
号公報に開示されている。図9は、この従来例のガス流
れ(図9a)と、アーク電流(図9b)のタイムチャー
ト図を示す。プラズマ切断のタイムチャートをプラズマ
ガスの切り替えタイミングとアーク電流の発生で分割す
ると、プラズマガスの流れは、電極とノズルの間にパイ
ロットアークを創生する段階の流れt1(以下、先行流
れt1という)と、メインアーク発生の段階の流れt2
(以下、メインアーク発生t2という)と、および、切
断終了後(開始前)の段階の流れt3(以下、後行流れ
t3という)に分けている。このとき、ガスは、先行流
れt1と後行流れt3の段階では非酸化気体を用い、メ
インアーク発生t2の段階では酸化性気体をプラズマガ
スとして用いる。このとき、パイロットアークからメイ
ンアークへ移行すると同時に非酸化気体を停止し、酸化
性気体をプラズマガスとし、さらに、切断終了後、メイ
ンアークを停止すると同時に、プラズマガスを酸化性気
体から非酸化性気体に切り替えている。従来技術の実施
例では、非酸化気体には窒素を、酸化性気体には酸素を
用いている。さらに、従来技術では、以上のシーケンス
を用いることで、電極とノズルとの間にパイロットアー
クを生成する段階の電極の消耗とノズルへのダメージを
防止し、電極およびノズルの長寿命を実現しようとして
いる。また、メインアーク発生の段階に移行すると同時
に、プラズマガスを酸化性気体に切り替えることで切断
性能の向上をも同時に実現しようとしている。
プラズマアークがメインアークに移行するまで非酸化性
気体を、メインアーク移行後は酸化性気体を電極とノズ
ルとの間で発生させる方法が、特開平3−258464
号公報に開示されている。図9は、この従来例のガス流
れ(図9a)と、アーク電流(図9b)のタイムチャー
ト図を示す。プラズマ切断のタイムチャートをプラズマ
ガスの切り替えタイミングとアーク電流の発生で分割す
ると、プラズマガスの流れは、電極とノズルの間にパイ
ロットアークを創生する段階の流れt1(以下、先行流
れt1という)と、メインアーク発生の段階の流れt2
(以下、メインアーク発生t2という)と、および、切
断終了後(開始前)の段階の流れt3(以下、後行流れ
t3という)に分けている。このとき、ガスは、先行流
れt1と後行流れt3の段階では非酸化気体を用い、メ
インアーク発生t2の段階では酸化性気体をプラズマガ
スとして用いる。このとき、パイロットアークからメイ
ンアークへ移行すると同時に非酸化気体を停止し、酸化
性気体をプラズマガスとし、さらに、切断終了後、メイ
ンアークを停止すると同時に、プラズマガスを酸化性気
体から非酸化性気体に切り替えている。従来技術の実施
例では、非酸化気体には窒素を、酸化性気体には酸素を
用いている。さらに、従来技術では、以上のシーケンス
を用いることで、電極とノズルとの間にパイロットアー
クを生成する段階の電極の消耗とノズルへのダメージを
防止し、電極およびノズルの長寿命を実現しようとして
いる。また、メインアーク発生の段階に移行すると同時
に、プラズマガスを酸化性気体に切り替えることで切断
性能の向上をも同時に実現しようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メイン
アーク移行と同時にプラズマガス(プラズマガスの回
路)を切り替えても、すぐには酸化性気体のみに置換す
ることはなく、切断開始後しばらくは非酸化気体と混合
するため切断性能が劣化したり、ピアッシング時に非酸
化気体をプラズマガスとして用いることから、ピアッシ
ング能力の低下を招き、被切断材料からの吹き上がりが
ノズルに付着することにより、ダブルアークを誘発し、
ノズルの寿命が低下する。また、切断終了後、電極のプ
ラズマアーク放出部の溶解物が酸化性気体雰囲気中で再
凝固すると、電極のプラズマアーク放出部に酸化物が生
成されることと、急激に冷却されることから、その部分
にひび割れが生ずる。このひび割れが熱伝導率の低下を
招き、次回の電極とノズルの間にパイロットアークを創
生する段階において、飛散してノズルの内壁に付着して
ダブルアークを誘発することによりノズルの有効寿命を
短くしてしまうという問題がある。
アーク移行と同時にプラズマガス(プラズマガスの回
路)を切り替えても、すぐには酸化性気体のみに置換す
ることはなく、切断開始後しばらくは非酸化気体と混合
するため切断性能が劣化したり、ピアッシング時に非酸
化気体をプラズマガスとして用いることから、ピアッシ
ング能力の低下を招き、被切断材料からの吹き上がりが
ノズルに付着することにより、ダブルアークを誘発し、
ノズルの寿命が低下する。また、切断終了後、電極のプ
ラズマアーク放出部の溶解物が酸化性気体雰囲気中で再
凝固すると、電極のプラズマアーク放出部に酸化物が生
成されることと、急激に冷却されることから、その部分
にひび割れが生ずる。このひび割れが熱伝導率の低下を
招き、次回の電極とノズルの間にパイロットアークを創
生する段階において、飛散してノズルの内壁に付着して
ダブルアークを誘発することによりノズルの有効寿命を
短くしてしまうという問題がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に着目し、プラ
ズマ切断装置の制御方法に係わり、特には、切断加工に
用いられるプラズマ切断装置のノズルの高寿命化、切断
品質の改良に関する。
ズマ切断装置の制御方法に係わり、特には、切断加工に
用いられるプラズマ切断装置のノズルの高寿命化、切断
品質の改良に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラズマ切断装置および切断方法の第1発
明では、電極と被切断材料との間にプラズマアークを発
生し、被切断材料を切断するプラズマ切断装置におい
て、切断の工程を、プリフローの工程と、電極とノズル
の間にパイロットアークを生成する工程と、電極と被切
断材料との間にメインアークを生成開始する工程と、連
続して、電極と被切断材料との間にメインアークを生成
し、被切断材料を切断する工程と、電極と被切断材料と
の間にメインアークの生成を終了する工程と、アフター
フローの工程の漸次の工程からなり、各工程に応じて少
なくともプラズマガスあるいはプラズマ電流値のいずれ
かを自動で切り換えることを特徴とする。
に、本発明のプラズマ切断装置および切断方法の第1発
明では、電極と被切断材料との間にプラズマアークを発
生し、被切断材料を切断するプラズマ切断装置におい
て、切断の工程を、プリフローの工程と、電極とノズル
の間にパイロットアークを生成する工程と、電極と被切
断材料との間にメインアークを生成開始する工程と、連
続して、電極と被切断材料との間にメインアークを生成
し、被切断材料を切断する工程と、電極と被切断材料と
の間にメインアークの生成を終了する工程と、アフター
フローの工程の漸次の工程からなり、各工程に応じて少
なくともプラズマガスあるいはプラズマ電流値のいずれ
かを自動で切り換えることを特徴とする。
【0007】第1発明を主体とする第2の発明では、プ
リフローの工程と、電極とノズルの間にパイロットアー
クを生成する工程と、電極と被切断材料との間にメイン
アークの生成を終了する工程と、およびアフターフロー
の工程には非酸化性気体を、電極と被切断材料との間に
メインアークを生成開始する工程、および連続して、電
極と被切断材料との間にメインアークを生成し、被切断
材料を切断する工程には酸化性気体をプラズマガスとし
て用いる。
リフローの工程と、電極とノズルの間にパイロットアー
クを生成する工程と、電極と被切断材料との間にメイン
アークの生成を終了する工程と、およびアフターフロー
の工程には非酸化性気体を、電極と被切断材料との間に
メインアークを生成開始する工程、および連続して、電
極と被切断材料との間にメインアークを生成し、被切断
材料を切断する工程には酸化性気体をプラズマガスとし
て用いる。
【0008】第1発明を主体とする第3発明では、プリ
フローの工程と、電極とノズルの間にパイロットアーク
を生成する工程と、電極と被切断材料との間にメインア
ークの生成を終了する工程と、およびアフターフローの
工程には非酸化性気体を、電極と被切断材料との間にメ
インアークを生成開始する工程には切断に適切な所定の
圧力より高圧の酸化性気体を、また、連続して電極と被
切断材料との間にメインアークを生成し、被切断材料を
切断する工程には切断に適切な所定の圧力の酸化性気体
をプラズマガスとして用いる。
フローの工程と、電極とノズルの間にパイロットアーク
を生成する工程と、電極と被切断材料との間にメインア
ークの生成を終了する工程と、およびアフターフローの
工程には非酸化性気体を、電極と被切断材料との間にメ
インアークを生成開始する工程には切断に適切な所定の
圧力より高圧の酸化性気体を、また、連続して電極と被
切断材料との間にメインアークを生成し、被切断材料を
切断する工程には切断に適切な所定の圧力の酸化性気体
をプラズマガスとして用いる。
【0009】第2の発明あるいは3の発明を主体とする
第4発明では、非酸化性気体として、窒素、アルゴン、
あるいは、二酸化炭素のいずれかを、酸化性気体とし
て、酸素、あるいは空気のいずれかを用いる。
第4発明では、非酸化性気体として、窒素、アルゴン、
あるいは、二酸化炭素のいずれかを、酸化性気体とし
て、酸素、あるいは空気のいずれかを用いる。
【0010】第1ないし第4のいずれかの発明を主体と
する第5発明では、プラズマ電源への電流指令値とし
て、パイロットアークを生成する工程時の電流指令値I
pと、メインアークを生成開始する工程時の電流指令値
Imと、電極と被切断材料との間にメインアークの生成
を終了する工程が終了し、アークが消弧するときの電流
指令値Ieと、を設定し、漸次の各工程に応じた電流値
を自動で切り換えるとともに、電流指令値Ipから電流
指令値Im、および、電流指令値Imから電流指令値I
eへの切り換え時にそれぞれ所定の変化率で切り換え
る。
する第5発明では、プラズマ電源への電流指令値とし
て、パイロットアークを生成する工程時の電流指令値I
pと、メインアークを生成開始する工程時の電流指令値
Imと、電極と被切断材料との間にメインアークの生成
を終了する工程が終了し、アークが消弧するときの電流
指令値Ieと、を設定し、漸次の各工程に応じた電流値
を自動で切り換えるとともに、電流指令値Ipから電流
指令値Im、および、電流指令値Imから電流指令値I
eへの切り換え時にそれぞれ所定の変化率で切り換え
る。
【0011】第5発明を主体とする第6の発明では、電
極とノズルの間にパイロットアークを生成する工程に移
行すると同時に電源への電流指令値Ipとし、電極と被
切断材料との間にメインアークを生成開始する工程へ移
行し、メインアーク検出信号と同時に電流指令値Imへ
切り換え、電極と被切断材料との間にメインアークの生
成を終了する工程へ移行すると同時に電流指令値をIe
へ切り換え、電流指令値Ipから電流指令値Im、およ
び、電流指令値Imから電流指令値Ieへの切り換え時
にそれぞれ所定の変化率で切り換える。
極とノズルの間にパイロットアークを生成する工程に移
行すると同時に電源への電流指令値Ipとし、電極と被
切断材料との間にメインアークを生成開始する工程へ移
行し、メインアーク検出信号と同時に電流指令値Imへ
切り換え、電極と被切断材料との間にメインアークの生
成を終了する工程へ移行すると同時に電流指令値をIe
へ切り換え、電流指令値Ipから電流指令値Im、およ
び、電流指令値Imから電流指令値Ieへの切り換え時
にそれぞれ所定の変化率で切り換える。
【0012】第1ないし第6のいずれかの発明を主体と
する第7の発明では、プラズマトーチの外側に設けたア
シストガス噴出口より、酸化性気体を噴出させる。
する第7の発明では、プラズマトーチの外側に設けたア
シストガス噴出口より、酸化性気体を噴出させる。
【0013】第7の発明を主体とする第8の発明では、
酸化性気体として、酸素、あるいは空気のいずれかを用
いる。
酸化性気体として、酸素、あるいは空気のいずれかを用
いる。
【0014】第9の発明では、電極と被切断材料との間
にプラズマアークを発生し、被切断材料を切断するプラ
ズマ切断装置において、切断工程が、切断開始点(A
a)からワーク品3aの外周の切断開始点(Ba)まで
には、パイロットアーク生成からメインアーク連続が行
われるとともに、パイロットアーク生成時には非酸化性
気体を、かつ、メインアーク生成あるいはメインアーク
連続には酸化性気体を用い、さらに、外周切断終了点
(Bb)から切断終了点(Cb)までの間に酸化性気体
から非酸化性気体に切り替えて消弧することを特徴とす
る。
にプラズマアークを発生し、被切断材料を切断するプラ
ズマ切断装置において、切断工程が、切断開始点(A
a)からワーク品3aの外周の切断開始点(Ba)まで
には、パイロットアーク生成からメインアーク連続が行
われるとともに、パイロットアーク生成時には非酸化性
気体を、かつ、メインアーク生成あるいはメインアーク
連続には酸化性気体を用い、さらに、外周切断終了点
(Bb)から切断終了点(Cb)までの間に酸化性気体
から非酸化性気体に切り替えて消弧することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】一般的に、プラズマガス圧力を一定にしてプラ
ズマ切断を行ったときのプラズマ電流とプラズマガス流
量の関係は図8に示すようになっている。すなわち、プ
ラズマガス圧力が一定の場合には、プラズマ電流とプラ
ズマガス流量は反比例の関係にある。したがって、上記
構成によれば、メインアーク生成開始T3の工程では、
メインアークの発生の検出信号と同時にプラズマガスの
回路を酸化性気体の回路に接続し、それと平行して、プ
ラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐々にメイ
ンアーク発生時の電流指令値Imへ変化させて回路中に
残っている非酸化性気体を所定の変化率で徐々に上げて
いる間に素早く追い出している。これにより、メインア
ーク移行に対して時間遅れがほとんど無く、プラズマガ
スを酸化性気体のみに置換できる。
ズマ切断を行ったときのプラズマ電流とプラズマガス流
量の関係は図8に示すようになっている。すなわち、プ
ラズマガス圧力が一定の場合には、プラズマ電流とプラ
ズマガス流量は反比例の関係にある。したがって、上記
構成によれば、メインアーク生成開始T3の工程では、
メインアークの発生の検出信号と同時にプラズマガスの
回路を酸化性気体の回路に接続し、それと平行して、プ
ラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐々にメイ
ンアーク発生時の電流指令値Imへ変化させて回路中に
残っている非酸化性気体を所定の変化率で徐々に上げて
いる間に素早く追い出している。これにより、メインア
ーク移行に対して時間遅れがほとんど無く、プラズマガ
スを酸化性気体のみに置換できる。
【0016】また、これとは逆に、プラズマ電源起動指
令がOFFになり、メインアーク生成終了の工程に移行
するとき、プラズマガスの回路に再び非酸化性気体の回
路を接続し、これと平行して、プラズマ電源への電流指
令値を所定の変化率でメインアークを消弧するときの電
流指令値Ieへと変化させて回路中に残っている酸化性
気体を素早く追い出してプラズマガスを非酸化性気体の
みに置換している。このときは、電流指令値Ieの低下
に伴い図8に示すように、電流に対してガス流量は反比
例の関係にあるため、さらに加速されてガスの置換が行
われる。これにより、電極のプラズマアーク放出部の溶
解物の再凝固が非酸化性気体中で行われるので、電極の
プラズマアーク放出部の酸化物の生成が防止され、ひび
割れが生じない。この結果、プラズマアーク放出部の飛
散がノズルの内壁に付着して誘発するダブルアークを防
止できる。また、これらの電流指令は、アーク点弧にと
もなう電極への熱衝撃緩和の効果とアーク消弧時、電極
が急冷されることを防止する効果も得られる。また、電
極とノズルの間にパイロットアークを発生する段階では
非酸化性気体でプラズマガス回路中を満たして電極の酸
化の防止を図っている。さらに、シーケンスと平行して
行われるアシストガスの噴出によって、被切断材料から
の吹き上がりがノズルに付着することも防止できるので
ノズルの寿命を伸ばせる。
令がOFFになり、メインアーク生成終了の工程に移行
するとき、プラズマガスの回路に再び非酸化性気体の回
路を接続し、これと平行して、プラズマ電源への電流指
令値を所定の変化率でメインアークを消弧するときの電
流指令値Ieへと変化させて回路中に残っている酸化性
気体を素早く追い出してプラズマガスを非酸化性気体の
みに置換している。このときは、電流指令値Ieの低下
に伴い図8に示すように、電流に対してガス流量は反比
例の関係にあるため、さらに加速されてガスの置換が行
われる。これにより、電極のプラズマアーク放出部の溶
解物の再凝固が非酸化性気体中で行われるので、電極の
プラズマアーク放出部の酸化物の生成が防止され、ひび
割れが生じない。この結果、プラズマアーク放出部の飛
散がノズルの内壁に付着して誘発するダブルアークを防
止できる。また、これらの電流指令は、アーク点弧にと
もなう電極への熱衝撃緩和の効果とアーク消弧時、電極
が急冷されることを防止する効果も得られる。また、電
極とノズルの間にパイロットアークを発生する段階では
非酸化性気体でプラズマガス回路中を満たして電極の酸
化の防止を図っている。さらに、シーケンスと平行して
行われるアシストガスの噴出によって、被切断材料から
の吹き上がりがノズルに付着することも防止できるので
ノズルの寿命を伸ばせる。
【0017】
【実施例】以下に、本発明に係わるプラズマ切断装置の
制御方法の実施例につき、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明のプラズマ切断装置の実施例の一例で
説明のための概略図を示す。図1において、プラズマ切
断装置1は、プラズマトーチ10と、プラズマガス供給
装置30と、アシストガス供給装置40と、プラズマ電
源50と、および、制御装置60とからなる。また、プ
ラズマトーチ10の下方には被切断材料3が配設され、
被切断材料3は支持台5の上に置かれている。
制御方法の実施例につき、図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明のプラズマ切断装置の実施例の一例で
説明のための概略図を示す。図1において、プラズマ切
断装置1は、プラズマトーチ10と、プラズマガス供給
装置30と、アシストガス供給装置40と、プラズマ電
源50と、および、制御装置60とからなる。また、プ
ラズマトーチ10の下方には被切断材料3が配設され、
被切断材料3は支持台5の上に置かれている。
【0018】図2はプラズマトーチの断面図とプラズマ
電源50等を示している。プラズマトーチ10は、中心
部に電極11を持ち、その電極11の外側にはガス12
のプラズマガス通路13が配設され、また、プラズマガ
ス通路13を隔てて電極11を被覆するようにノズル1
5が配置されている。ノズル15の外側には保護キャツ
プ17が配設されるとともに、ノズル15と保護キャツ
プ17との間にアシストガス通路19が設けられてい
る。また、電極11の下方中心部には、ハフニウム、ジ
ルコニウム、タングステン、およびそれらの合金が埋設
され、さらに、その中心部には冷却用の穴が配設されて
いる。
電源50等を示している。プラズマトーチ10は、中心
部に電極11を持ち、その電極11の外側にはガス12
のプラズマガス通路13が配設され、また、プラズマガ
ス通路13を隔てて電極11を被覆するようにノズル1
5が配置されている。ノズル15の外側には保護キャツ
プ17が配設されるとともに、ノズル15と保護キャツ
プ17との間にアシストガス通路19が設けられてい
る。また、電極11の下方中心部には、ハフニウム、ジ
ルコニウム、タングステン、およびそれらの合金が埋設
され、さらに、その中心部には冷却用の穴が配設されて
いる。
【0019】プラズマガス通路13はプラズマガス配管
13aを介してプラズマガス供給装置30に連結されて
いる。図1において、プラズマガス供給装置30は、非
酸化性気体源31と、酸化性気体源32と、非酸化性気
体源31に接続される非酸化性気体流量調整弁33(以
下、非酸化流量調整弁33という。)と、酸化性気体源
32に接続される酸化性気体流量調整弁34(以下、酸
化流量調整弁34という。)と、一方が非酸化流量調整
弁33と酸化流量調整弁34とに、他方がプラズマガス
配管13aに接続されるプラズマガス切換弁35とから
なる。
13aを介してプラズマガス供給装置30に連結されて
いる。図1において、プラズマガス供給装置30は、非
酸化性気体源31と、酸化性気体源32と、非酸化性気
体源31に接続される非酸化性気体流量調整弁33(以
下、非酸化流量調整弁33という。)と、酸化性気体源
32に接続される酸化性気体流量調整弁34(以下、酸
化流量調整弁34という。)と、一方が非酸化流量調整
弁33と酸化流量調整弁34とに、他方がプラズマガス
配管13aに接続されるプラズマガス切換弁35とから
なる。
【0020】アシストガス通路19はアシストガス配管
19aを介してアシストガス供給装置40に連結されて
いる。アシストガス供給装置40は酸化性気体源41
と、酸化性気体源41に接続されるアシストガス流量調
整弁42(以下、アシスト流量調整弁42という。)
と、一方がアシスト流量調整弁42に、他方がアシスト
ガス配管19aに接続されるアシストガス切換弁43と
からなる。なお、本実施例では、酸化性気体源32と酸
化性気体源41とは同一の容器の気体源を用いているの
で以後は、酸化性気体源32を用いて説明する。
19aを介してアシストガス供給装置40に連結されて
いる。アシストガス供給装置40は酸化性気体源41
と、酸化性気体源41に接続されるアシストガス流量調
整弁42(以下、アシスト流量調整弁42という。)
と、一方がアシスト流量調整弁42に、他方がアシスト
ガス配管19aに接続されるアシストガス切換弁43と
からなる。なお、本実施例では、酸化性気体源32と酸
化性気体源41とは同一の容器の気体源を用いているの
で以後は、酸化性気体源32を用いて説明する。
【0021】図2において、プラズマ電源50の陰極5
1aは電極11に接続され、また電源50の陽極51b
は図示しない抵抗、スイッチ52を介してノズル15に
接続されている。また、電源51の陽極51bはスイッ
チ53、メインアーク電流検出器54(以下、メイン電
流検出器54という)を介して被切断材料3に接続され
ている。電極11とノズル15との間にはパイロットア
ーク電流検出器55(以下、パイロット電流検出器55
という)が配設されている。パイロット電流検出器55
およびメイン電流検出器54は後述する制御装置60に
接続されている。電極11と被切断材3の間に発生する
アーク放電により作られる高温のプラズマガス流7をノ
ズル15の孔15aで細く絞り、被切断材料3に噴射す
ることによりおこなわれる。
1aは電極11に接続され、また電源50の陽極51b
は図示しない抵抗、スイッチ52を介してノズル15に
接続されている。また、電源51の陽極51bはスイッ
チ53、メインアーク電流検出器54(以下、メイン電
流検出器54という)を介して被切断材料3に接続され
ている。電極11とノズル15との間にはパイロットア
ーク電流検出器55(以下、パイロット電流検出器55
という)が配設されている。パイロット電流検出器55
およびメイン電流検出器54は後述する制御装置60に
接続されている。電極11と被切断材3の間に発生する
アーク放電により作られる高温のプラズマガス流7をノ
ズル15の孔15aで細く絞り、被切断材料3に噴射す
ることによりおこなわれる。
【0022】制御装置60はコントローラ等からなり、
制御装置60には、プラズマガス切換弁35、アシスト
ガス切換弁43、非酸化流量調整弁33、酸化流量調整
弁34、アシスト流量調整弁42、スイッチ52、スイ
ッチ53、パイロット電流検出器55、および、メイン
電流検出器54に接続されている。また、制御装置60
にはプラズマ電源50への電流指令値を入力する入力装
置61および切断形状の軌跡等の入力キー62が付設さ
れている。 制御装置60は、入力装置61からのプラ
ズマ電源50への電流指令値に従い、パイロット電流検
出器55、および、メイン電流検出器54、位置センサ
ーあるいは時間等の検出により、プラズマガス切換弁3
5、アシストガス切換弁43、非酸化流量調整弁33、
酸化流量調整弁34、あるいはアシスト流量調整弁4
2、に指令を出力する。
制御装置60には、プラズマガス切換弁35、アシスト
ガス切換弁43、非酸化流量調整弁33、酸化流量調整
弁34、アシスト流量調整弁42、スイッチ52、スイ
ッチ53、パイロット電流検出器55、および、メイン
電流検出器54に接続されている。また、制御装置60
にはプラズマ電源50への電流指令値を入力する入力装
置61および切断形状の軌跡等の入力キー62が付設さ
れている。 制御装置60は、入力装置61からのプラ
ズマ電源50への電流指令値に従い、パイロット電流検
出器55、および、メイン電流検出器54、位置センサ
ーあるいは時間等の検出により、プラズマガス切換弁3
5、アシストガス切換弁43、非酸化流量調整弁33、
酸化流量調整弁34、あるいはアシスト流量調整弁4
2、に指令を出力する。
【0023】上記構成において次に作動について、図
3、及び図4のタイムチャート、あるいは、図5の切断
軌跡の一例で説明する。まず、図3で、アシストガスの
酸化性気体、プラズマガスの酸化性気体、および、プラ
ズマガスの非酸化性気体についてのガスの流れについ
て、縦軸でON(流れ)、OFF(停止)で、ガスの流
れを横軸で、プリフローT1、パイロットアークT2、
メインアーク生成開始T3、メインアーク連続T4、メ
インアーク生成終了T5、アフターフローT6の段階の
各段階に分けて説明する。プリフローT1の段階は、パ
イロットアーク発生時の熱衝撃等を防止するために非酸
化性気体でプラズマガス回路中を満たし、かつ、プラズ
マガス流量を安定させるために設けられており、この段
階ではプラズマガスの回路13、13aは制御装置60
からの指令により、非酸化流量調整弁33、プラズマガ
ス切換弁35を作動させて、非酸化性気体源31に接続
される。次に、パイロットアークT2へ移行する。
3、及び図4のタイムチャート、あるいは、図5の切断
軌跡の一例で説明する。まず、図3で、アシストガスの
酸化性気体、プラズマガスの酸化性気体、および、プラ
ズマガスの非酸化性気体についてのガスの流れについ
て、縦軸でON(流れ)、OFF(停止)で、ガスの流
れを横軸で、プリフローT1、パイロットアークT2、
メインアーク生成開始T3、メインアーク連続T4、メ
インアーク生成終了T5、アフターフローT6の段階の
各段階に分けて説明する。プリフローT1の段階は、パ
イロットアーク発生時の熱衝撃等を防止するために非酸
化性気体でプラズマガス回路中を満たし、かつ、プラズ
マガス流量を安定させるために設けられており、この段
階ではプラズマガスの回路13、13aは制御装置60
からの指令により、非酸化流量調整弁33、プラズマガ
ス切換弁35を作動させて、非酸化性気体源31に接続
される。次に、パイロットアークT2へ移行する。
【0024】パイロットアークT2の段階は、電極11
とノズル15にパイロットアークを生成する段階であ
り、プラズマ電源50への電流指令値を入力装置61よ
り入力した所定のパイロットアーク発生時の電流指令値
Ip(図4に示す)に自動的に切り替える。このとき、
プラズマガスの回路13、13aは継続して、非酸化性
気体源31に接続されている。
とノズル15にパイロットアークを生成する段階であ
り、プラズマ電源50への電流指令値を入力装置61よ
り入力した所定のパイロットアーク発生時の電流指令値
Ip(図4に示す)に自動的に切り替える。このとき、
プラズマガスの回路13、13aは継続して、非酸化性
気体源31に接続されている。
【0025】メインアーク生成開始T3の段階は、プラ
ズマガス12に非酸化性気体を用いて切断を行うと切断
品質が低下するのでプラズマガス回路中13、13aを
酸化性気体で満たすために設けられており、この段階で
はプラズマガスの回路は制御装置60からの指令によ
り、酸化流量調整弁34、プラズマガス切換弁35を作
動させて、酸化性気体源32に接続される。これと平行
して、プラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐
々にメインアーク発生時の電流指令値Im(図4に示
す)へと変化させる。このとき、プラズマ電源50に対
する電流指令値にスロープ(図4の(イ)に示す)を設
けることにより、プラズマガス回路中13、13aに残
っている非酸化性気体をこのスロープ間で素早く追い出
し、酸化性気体で満たすことができるので良質切断への
移行がスムーズになる。一定時間(以下、アップスロー
プ時間Tuという)経過後、電流指令値がImに到達す
ると、メインアーク連続T4へと移行する。
ズマガス12に非酸化性気体を用いて切断を行うと切断
品質が低下するのでプラズマガス回路中13、13aを
酸化性気体で満たすために設けられており、この段階で
はプラズマガスの回路は制御装置60からの指令によ
り、酸化流量調整弁34、プラズマガス切換弁35を作
動させて、酸化性気体源32に接続される。これと平行
して、プラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐
々にメインアーク発生時の電流指令値Im(図4に示
す)へと変化させる。このとき、プラズマ電源50に対
する電流指令値にスロープ(図4の(イ)に示す)を設
けることにより、プラズマガス回路中13、13aに残
っている非酸化性気体をこのスロープ間で素早く追い出
し、酸化性気体で満たすことができるので良質切断への
移行がスムーズになる。一定時間(以下、アップスロー
プ時間Tuという)経過後、電流指令値がImに到達す
ると、メインアーク連続T4へと移行する。
【0026】メインアーク連続T4の段階は、酸化性気
体により安定したプラズマ切断を行う。このとき、プラ
ズマガスの回路13、13aは継続して、酸化性気体源
32に接続されている。
体により安定したプラズマ切断を行う。このとき、プラ
ズマガスの回路13、13aは継続して、酸化性気体源
32に接続されている。
【0027】メインアーク生成終了T5の段階は、プラ
ズマ電源起動指令がOFFになり、非酸化性気体の中で
電極のプラズマアーク放出部の溶解物の再凝固を行ない
プラズマアーク放出部の酸化物の生成を防止してひび割
れの発生を防ぐために設けられており、この段階ではプ
ラズマガスの回路13、13aは制御装置60からの指
令により、非酸化流量調整弁33、プラズマガス切換弁
35を作動させて、再度非酸化性気体源31に接続され
る。これと平行して、プラズマ電源50への電流指令値
を所定の変化率で徐々にメインアーク発生時の電流指令
値Ieへと変化させる。このとき、プラズマ電源に対す
る電流指令値にスロープ(図4の(ロ)に示す)を設け
ることにより、プラズマガス回路中に残っている酸化性
気体を素早く追い出し、非酸化性気体で満たすことがで
きるので電極のプラズマアーク放出部の飛散物がノズル
内壁に付着して引き起こすダブルアークを防止できる。
一定時間(以下、ダウンスロープ時間Tdという)経過
後、電流指令値がIeに到達すると、メイン電流生成終
了の段階が終了し、プラズマ電源が停止してアフターフ
ローT6の段階へと移行し、一連のシーケンスが終了す
る。
ズマ電源起動指令がOFFになり、非酸化性気体の中で
電極のプラズマアーク放出部の溶解物の再凝固を行ない
プラズマアーク放出部の酸化物の生成を防止してひび割
れの発生を防ぐために設けられており、この段階ではプ
ラズマガスの回路13、13aは制御装置60からの指
令により、非酸化流量調整弁33、プラズマガス切換弁
35を作動させて、再度非酸化性気体源31に接続され
る。これと平行して、プラズマ電源50への電流指令値
を所定の変化率で徐々にメインアーク発生時の電流指令
値Ieへと変化させる。このとき、プラズマ電源に対す
る電流指令値にスロープ(図4の(ロ)に示す)を設け
ることにより、プラズマガス回路中に残っている酸化性
気体を素早く追い出し、非酸化性気体で満たすことがで
きるので電極のプラズマアーク放出部の飛散物がノズル
内壁に付着して引き起こすダブルアークを防止できる。
一定時間(以下、ダウンスロープ時間Tdという)経過
後、電流指令値がIeに到達すると、メイン電流生成終
了の段階が終了し、プラズマ電源が停止してアフターフ
ローT6の段階へと移行し、一連のシーケンスが終了す
る。
【0028】アフターフローT6の段階は、プラズマガ
スの回路13、13aは継続して、非酸化性気体源31
に接続されている。また、上記のシーケンスと平行し
て、上記の各段階において、被切断材料3からの吹き上
がりがノズルに付着するのを防止するために、プラズマ
トーチの外側のアシストガス噴出口19aより酸化性気
体を噴出している。このアシストガスの入切は、制御装
置60からの指令によりアシスト流量調整弁42、アシ
ストガス切換弁43により行われ、適宜に、適量のアシ
ストガスが供給される。また、上記では、プラズマガス
の酸化性気体、および、プラズマガスの非酸化性気体の
ガスの流れについてON(流れ)で表示したが、適宜
に、適量に設定されたガスが流量調整弁で調整されて供
給されることはいうまでもない。 なお、本実施例の酸
化性気体には、酸素、空気を、非酸化性気体には、窒
素、アルゴン、あるいは二酸化炭素を用いている。
スの回路13、13aは継続して、非酸化性気体源31
に接続されている。また、上記のシーケンスと平行し
て、上記の各段階において、被切断材料3からの吹き上
がりがノズルに付着するのを防止するために、プラズマ
トーチの外側のアシストガス噴出口19aより酸化性気
体を噴出している。このアシストガスの入切は、制御装
置60からの指令によりアシスト流量調整弁42、アシ
ストガス切換弁43により行われ、適宜に、適量のアシ
ストガスが供給される。また、上記では、プラズマガス
の酸化性気体、および、プラズマガスの非酸化性気体の
ガスの流れについてON(流れ)で表示したが、適宜
に、適量に設定されたガスが流量調整弁で調整されて供
給されることはいうまでもない。 なお、本実施例の酸
化性気体には、酸素、空気を、非酸化性気体には、窒
素、アルゴン、あるいは二酸化炭素を用いている。
【0029】次に、図3および図4での電流指令値の切
り替えについて説明する。切り替えの時期(横軸)につ
いては、ガスの流れと同一とし、プリフローT1、パイ
ロットアークT2、メインアーク生成開始T3、メイン
アーク連続T4、メインアーク生成終了T5、アフター
フローT6の段階の各段階に分けて説明する。また、縦
軸は、図3では、電流についての流れを、ON(流
れ)、OFF(停止)で、また、図4では、電流指令値
の大きさを示している。
り替えについて説明する。切り替えの時期(横軸)につ
いては、ガスの流れと同一とし、プリフローT1、パイ
ロットアークT2、メインアーク生成開始T3、メイン
アーク連続T4、メインアーク生成終了T5、アフター
フローT6の段階の各段階に分けて説明する。また、縦
軸は、図3では、電流についての流れを、ON(流
れ)、OFF(停止)で、また、図4では、電流指令値
の大きさを示している。
【0030】制御装置60から図示しない起動スイッチ
を押してプラズマ電源に対して起動指令を出力すると同
時にプリフローT1の段階がスタートする。従って、プ
リフローT1の段階では、電流指令値はゼロであり、電
極11に流れる電流もゼロである。所定時間(例えば、
パイロットアーク発生時の熱衝撃等を防止するために非
酸化性気体でプラズマガス回路中を満たし、かつ、プラ
ズマガス流量を安定させるためまでの時間)が経過の後
に、パイロットアークT2の段階に移行する。
を押してプラズマ電源に対して起動指令を出力すると同
時にプリフローT1の段階がスタートする。従って、プ
リフローT1の段階では、電流指令値はゼロであり、電
極11に流れる電流もゼロである。所定時間(例えば、
パイロットアーク発生時の熱衝撃等を防止するために非
酸化性気体でプラズマガス回路中を満たし、かつ、プラ
ズマガス流量を安定させるためまでの時間)が経過の後
に、パイロットアークT2の段階に移行する。
【0031】パイロットアークT2の段階では、スイッ
チ52が入りパイロットアークT2の段階に移行すると
同時に、電流指令値はゼロからパイロットアーク発生時
の電流指令値Ipへとステップ状に自動的に切り替え
る。パイロットアークが発生し、さらに、パイロットア
ークからメインアークに移行し、プラズマ電源50から
のメインアーク移行信号がメインアーク電流検出器54
により検出されるとメインアーク生成開始T3の段階に
移行する。
チ52が入りパイロットアークT2の段階に移行すると
同時に、電流指令値はゼロからパイロットアーク発生時
の電流指令値Ipへとステップ状に自動的に切り替え
る。パイロットアークが発生し、さらに、パイロットア
ークからメインアークに移行し、プラズマ電源50から
のメインアーク移行信号がメインアーク電流検出器54
により検出されるとメインアーク生成開始T3の段階に
移行する。
【0032】メインアーク生成開始T3の段階では、プ
ラズマ電源50への電流指令値を所定の変化率で徐々に
メインアーク発生時の電流指令値Imへと変化させる。
アップスロープ時間Tu経過後(あるいは、メイン電流
検出器54からの信号により)、電流指令値がImに到
達すると、メインアーク連続T4へと移行する。
ラズマ電源50への電流指令値を所定の変化率で徐々に
メインアーク発生時の電流指令値Imへと変化させる。
アップスロープ時間Tu経過後(あるいは、メイン電流
検出器54からの信号により)、電流指令値がImに到
達すると、メインアーク連続T4へと移行する。
【0033】メインアーク連続T4の段階では、スイッ
チ52が切れ、かつ、スイッチ53が入りプラズマ電源
から所定の電流Imが出力され、プラズマ切断を行う。
被切断材料3を所定量だけ切断し、その切断が終了位置
に近接し、その位置が後述する位置センサーあるいは時
間等により検出されたら、制御装置60からプラズマ電
源に対して0FFを出力すると同時にメインアーク生成
終了T5の段階に移行する。
チ52が切れ、かつ、スイッチ53が入りプラズマ電源
から所定の電流Imが出力され、プラズマ切断を行う。
被切断材料3を所定量だけ切断し、その切断が終了位置
に近接し、その位置が後述する位置センサーあるいは時
間等により検出されたら、制御装置60からプラズマ電
源に対して0FFを出力すると同時にメインアーク生成
終了T5の段階に移行する。
【0034】メインアーク生成終了T5の段階では、プ
ラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐々にメイ
ンアーク発生時の電流指令値Ieへと変化させる。ダウ
ンスロープ時間Td経過後、電流指令値がIeに到達す
ると、メイン電流生成終了の段階が終了し、スイッチ5
3が切れるとともに、プラズマ電源50が停止してアフ
ターフローT6の段階へと移行する。
ラズマ電源への電流指令値を所定の変化率で徐々にメイ
ンアーク発生時の電流指令値Ieへと変化させる。ダウ
ンスロープ時間Td経過後、電流指令値がIeに到達す
ると、メイン電流生成終了の段階が終了し、スイッチ5
3が切れるとともに、プラズマ電源50が停止してアフ
ターフローT6の段階へと移行する。
【0035】アフターフローT6の段階では、電流指令
値はゼロであり、電極11に流れる電流もゼロである。
値はゼロであり、電極11に流れる電流もゼロである。
【0036】図5の切断軌跡の一例を示す。切断の軌跡
を被切断材料3の丸型形状のワーク品3aを切断すると
きに、切断開始点(Aa)、ワーク品3aの外周の切断
開始点(Ba)および終了点(Bb)(以下、外周切断
開始点(Ba)あるいは外周切断終了点(Bb)とい
う)、切断終了点(Cb)、切断開始点(Aa)と外周
切断開始点(Ba)との間の助走区間(Ea)、およ
び、外周切断終了点(Bb)と切断終了点(Cb)の間
の消弧区間(Fb)とする。切断軌跡の切断開始点(A
a)では、少なくともプリフローT1、パイロットアー
クT2、メインアーク生成開始T3、が行われる。ま
た、外周切断開始点(Ba)では、完全にメインアーク
連続T4の段階になっている。さらに、この状態は、ワ
ーク品3aの外周の切断終了点(Bb)あるいは消弧区
間(Fb)まで継続される。消弧区間(Fb)では、メ
インアーク生成終了T5あるいはアフターフローT6の
段階がおこなわれる。なお、このときの、プリフローT
1、パイロットアークT2、メインアーク生成開始T
3、メインアーク連続T4、メインアーク生成終了T
5、アフターフローT6の段階の切り替えは、切断開始
点(Aa)、外周切断開始点(Ba)、あるいは、外周
切断終了点(Bb)をプラズマトーチを搭載しているX
Y軸の可動装置に装着した位置センサーにより検出する
か、あるいは、テーチィング時に切断時間を設定して時
間で把握するか、あるいは、切断軌跡をXY軸の可動装
置あるいはロボット等の制御装置に記憶させるときにそ
の位置を指示するか、等により行う。
を被切断材料3の丸型形状のワーク品3aを切断すると
きに、切断開始点(Aa)、ワーク品3aの外周の切断
開始点(Ba)および終了点(Bb)(以下、外周切断
開始点(Ba)あるいは外周切断終了点(Bb)とい
う)、切断終了点(Cb)、切断開始点(Aa)と外周
切断開始点(Ba)との間の助走区間(Ea)、およ
び、外周切断終了点(Bb)と切断終了点(Cb)の間
の消弧区間(Fb)とする。切断軌跡の切断開始点(A
a)では、少なくともプリフローT1、パイロットアー
クT2、メインアーク生成開始T3、が行われる。ま
た、外周切断開始点(Ba)では、完全にメインアーク
連続T4の段階になっている。さらに、この状態は、ワ
ーク品3aの外周の切断終了点(Bb)あるいは消弧区
間(Fb)まで継続される。消弧区間(Fb)では、メ
インアーク生成終了T5あるいはアフターフローT6の
段階がおこなわれる。なお、このときの、プリフローT
1、パイロットアークT2、メインアーク生成開始T
3、メインアーク連続T4、メインアーク生成終了T
5、アフターフローT6の段階の切り替えは、切断開始
点(Aa)、外周切断開始点(Ba)、あるいは、外周
切断終了点(Bb)をプラズマトーチを搭載しているX
Y軸の可動装置に装着した位置センサーにより検出する
か、あるいは、テーチィング時に切断時間を設定して時
間で把握するか、あるいは、切断軌跡をXY軸の可動装
置あるいはロボット等の制御装置に記憶させるときにそ
の位置を指示するか、等により行う。
【0037】次に、図6、および、図7を用いて、第2
実施例について説明する。なお、第1実施例と同一符号
には同一記号を付して説明は省略する。図6において、
プラズマガス通路13はプラズマガス配管13aを介し
てプラズマガス供給装置70に連結されている。プラズ
マガス供給装置70は、非酸化性気体源31と、高圧酸
化性気体源72と、最適圧酸化性気体源73と、一方が
各気体源に、他方がプラズマガス配管13aに接続され
るプラズマガス切換弁75とからなる。アシストガス通
路19はアシストガス配管19a、アシストガス切換弁
43、および、アシスト流量調整弁42を介して最適圧
酸化性気体源73に連結されている。
実施例について説明する。なお、第1実施例と同一符号
には同一記号を付して説明は省略する。図6において、
プラズマガス通路13はプラズマガス配管13aを介し
てプラズマガス供給装置70に連結されている。プラズ
マガス供給装置70は、非酸化性気体源31と、高圧酸
化性気体源72と、最適圧酸化性気体源73と、一方が
各気体源に、他方がプラズマガス配管13aに接続され
るプラズマガス切換弁75とからなる。アシストガス通
路19はアシストガス配管19a、アシストガス切換弁
43、および、アシスト流量調整弁42を介して最適圧
酸化性気体源73に連結されている。
【0038】上記構成において、次にプラズマガスの作
動について説明するが、プリフローT1の段階、およ
び、パイロットアークT2の段階は同一のため説明を省
略し、メインアーク生成開始T3の段階、および、メイ
ンアーク連続T4の段階について説明する。メインアー
ク生成開始T3の段階は、前記と同様にプラズマガス1
2に非酸化性気体を用いて切断を行うと切断品質が低下
するのでプラズマガス回路中13、13aを酸化性気体
で満たすために設けられており、この段階ではプラズマ
ガスの回路は制御装置60からの指令により、プラズマ
ガス切換弁75を作動させて、高圧酸化性気体源72に
接続される。この高圧酸化性気体源72からの供給によ
り、プラズマガス回路中13、13aに残っている非酸
化性気体を素早く追い出し、酸化性気体で満たすことが
できるので良質切断への移行がスムーズになる。なお、
このとき、第1実施例と同様に、プラズマ電源への電流
指令値を所定の変化率で徐々にメインアーク発生時の電
流指令値Im(図4に示す)へと変化させても良い。所
定時間経過後、電流指令値がImに到達すると、メイン
アーク連続T4へと移行する。
動について説明するが、プリフローT1の段階、およ
び、パイロットアークT2の段階は同一のため説明を省
略し、メインアーク生成開始T3の段階、および、メイ
ンアーク連続T4の段階について説明する。メインアー
ク生成開始T3の段階は、前記と同様にプラズマガス1
2に非酸化性気体を用いて切断を行うと切断品質が低下
するのでプラズマガス回路中13、13aを酸化性気体
で満たすために設けられており、この段階ではプラズマ
ガスの回路は制御装置60からの指令により、プラズマ
ガス切換弁75を作動させて、高圧酸化性気体源72に
接続される。この高圧酸化性気体源72からの供給によ
り、プラズマガス回路中13、13aに残っている非酸
化性気体を素早く追い出し、酸化性気体で満たすことが
できるので良質切断への移行がスムーズになる。なお、
このとき、第1実施例と同様に、プラズマ電源への電流
指令値を所定の変化率で徐々にメインアーク発生時の電
流指令値Im(図4に示す)へと変化させても良い。所
定時間経過後、電流指令値がImに到達すると、メイン
アーク連続T4へと移行する。
【0039】メインアーク連続T4の段階は、酸化性気
体により安定したプラズマ切断を行うために、プラズマ
ガスの回路は制御装置60からの指令により、プラズマ
ガス切換弁75を作動させて最適圧酸化性気体源73に
接続する。この最適圧酸化性気体源73からの供給によ
り、プラズマノズル15は最適圧なガスが流れ、安定し
たプラズマ切断が行われる。次のメインアーク生成終了
T5、および、アフターフローT6の段階は第1実施例
と同一のため説明を省略する。なお、アシストガス通路
19は最適圧酸化性気体源73に連結され、プリフロー
T1の段階からアシストガス切換弁43、および、アシ
スト流量調整弁42を介して所定の適量が流れている。
体により安定したプラズマ切断を行うために、プラズマ
ガスの回路は制御装置60からの指令により、プラズマ
ガス切換弁75を作動させて最適圧酸化性気体源73に
接続する。この最適圧酸化性気体源73からの供給によ
り、プラズマノズル15は最適圧なガスが流れ、安定し
たプラズマ切断が行われる。次のメインアーク生成終了
T5、および、アフターフローT6の段階は第1実施例
と同一のため説明を省略する。なお、アシストガス通路
19は最適圧酸化性気体源73に連結され、プリフロー
T1の段階からアシストガス切換弁43、および、アシ
スト流量調整弁42を介して所定の適量が流れている。
【0040】なお、上記の第2実施例では、高圧酸化性
気体源72および最適圧酸化性気体源73を配設した
が、図1に示すように、電磁調圧弁80を配設して高圧
酸化性気体と最適圧酸化性気体とを調整するようにして
も良い。
気体源72および最適圧酸化性気体源73を配設した
が、図1に示すように、電磁調圧弁80を配設して高圧
酸化性気体と最適圧酸化性気体とを調整するようにして
も良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラズマガスの回路に切り替える制御機能を設け、電極
とノズルの間にパイロットアークを発生する段階では非
酸化性気体でプラズマガス回路中を満たして電極の酸化
の防止を図り、また、メインアークの発生の段階ではプ
ラズマガスの回路を酸化性気体の回路に接続するととも
に、非酸化性気体を素早く追い出すことを行うため良好
な切断品質が得られる。また、メインアーク生成終了の
段階では、プラズマガスの回路に再び非酸化性気体の回
路を接続し、プラズマ電源への電流指令値を所定の変化
率で変化させて回路中に残っている酸化性気体を素早く
追い出してプラズマガスを非酸化性気体のみに置換して
いるので電極のプラズマアーク放出部の溶解物の再凝固
が非酸化性気体中で行われるので、電極のプラズマアー
ク放出部の酸化物の生成が防止され、ひび割れを防止で
きる。さらに、シーケンスと平行して行われるアシスト
ガスの噴出によって、被切断材料からの吹き上がりがノ
ズルに付着することも防止できるのでノズルの有効寿命
を伸ばせるという優れた効果が得られる。
プラズマガスの回路に切り替える制御機能を設け、電極
とノズルの間にパイロットアークを発生する段階では非
酸化性気体でプラズマガス回路中を満たして電極の酸化
の防止を図り、また、メインアークの発生の段階ではプ
ラズマガスの回路を酸化性気体の回路に接続するととも
に、非酸化性気体を素早く追い出すことを行うため良好
な切断品質が得られる。また、メインアーク生成終了の
段階では、プラズマガスの回路に再び非酸化性気体の回
路を接続し、プラズマ電源への電流指令値を所定の変化
率で変化させて回路中に残っている酸化性気体を素早く
追い出してプラズマガスを非酸化性気体のみに置換して
いるので電極のプラズマアーク放出部の溶解物の再凝固
が非酸化性気体中で行われるので、電極のプラズマアー
ク放出部の酸化物の生成が防止され、ひび割れを防止で
きる。さらに、シーケンスと平行して行われるアシスト
ガスの噴出によって、被切断材料からの吹き上がりがノ
ズルに付着することも防止できるのでノズルの有効寿命
を伸ばせるという優れた効果が得られる。
【図1】本発明のプラズマ切断装置の第1実施例の説明
のための概略図を示す。
のための概略図を示す。
【図2】本発明のプラズマトーチの断面図とプラズマ電
源および制御装置との接続を説明のための概略図を示
す。
源および制御装置との接続を説明のための概略図を示
す。
【図3】本発明のプラズマ切断装置の第1実施例のガス
流れおよび電流のタイムチャート図である。
流れおよび電流のタイムチャート図である。
【図4】本発明のプラズマ切断装置の電流指令値のタイ
ムチャート図である。
ムチャート図である。
【図5】被切断材の切断軌跡と切断するガスの種類の一
例を説明する図である。
例を説明する図である。
【図6】本発明のプラズマ切断装置の第2実施例の説明
のための概略図を示す。
のための概略図を示す。
【図7】本発明のプラズマ切断装置の第2実施例のガス
流れおよび電流のタイムチャート図である。
流れおよび電流のタイムチャート図である。
【図8】プラズマガス圧力を一定にしてプラズマ切断を
行ったときのプラズマ電流とプラズマガス流量との関係
を示す図である。
行ったときのプラズマ電流とプラズマガス流量との関係
を示す図である。
【図9】従来のプラズマ切断装置のガス流れおよびアー
ク電流のタイムチャート図である。
ク電流のタイムチャート図である。
1 プラズマ切断装置、 3 被切断材料、 10
プラズマトーチ、11 電極、 13 プラズマガス
通路、 15 ノズル、19 アシストガス通路、 3
0、70 プラズマガス供給装置、31 非酸化性気体
源、 32 酸化性気体源、33 非酸化性気体流量調
整弁、 34 酸化性気体流量調整弁、35、75 プ
ラズマガス切換弁、 40 アシストガス供給装置、4
2 アシストガス流量調整弁、 50 プラズマ電源、
54 パイロットアーク電流検出器、 55 メインア
ーク電流検出器、60 制御装置、 72 高圧酸化性
気体源、 73 最適圧酸化性気体源、
プラズマトーチ、11 電極、 13 プラズマガス
通路、 15 ノズル、19 アシストガス通路、 3
0、70 プラズマガス供給装置、31 非酸化性気体
源、 32 酸化性気体源、33 非酸化性気体流量調
整弁、 34 酸化性気体流量調整弁、35、75 プ
ラズマガス切換弁、 40 アシストガス供給装置、4
2 アシストガス流量調整弁、 50 プラズマ電源、
54 パイロットアーク電流検出器、 55 メインア
ーク電流検出器、60 制御装置、 72 高圧酸化性
気体源、 73 最適圧酸化性気体源、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 秀往 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内 (72)発明者 長谷川 雅彦 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】 電極と被切断材料との間にプラズマアー
クを発生し、被切断材料を切断するプラズマ切断装置に
おいて、切断の工程を プリフローの工程と、 電極とノズルの間にパイロットアークを生成する工
程と、 電極と被切断材料との間にメインアークを生成開始
する工程と、 連続して、電極と被切断材料との間にメインアーク
を生成し、被切断材料を切断する工程と、 電極と被切断材料との間にメインアークの生成を終
了する工程と、 アフターフローの工程と、 の漸次の工程からなり、各工程に応じて少なくともプラ
ズマガスあるいはプラズマ電流値のいずれかを自動で切
り換えることを特徴とするプラズマ切断装置の制御方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載のプラズマ切断装置の制御
方法において、プリフローの工程と、電極とノズルの間
にパイロットアークを生成する工程と、電極と被切断材
料との間にメインアークの生成を終了する工程と、およ
びアフターフローの工程には非酸化性気体を、電極と被
切断材料との間にメインアークを生成開始する工程、お
よび連続して、電極と被切断材料との間にメインアーク
を生成し、被切断材料を切断する工程には酸化性気体を
プラズマガスとして用いることを特徴とするプラズマ切
断装置の制御方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のプラズマ切断装置の制御
方法において、プリフローの工程と、電極とノズルの間
にパイロットアークを生成する工程と、電極と被切断材
料との間にメインアークの生成を終了する工程と、およ
びアフターフローの工程には非酸化性気体を、電極と被
切断材料との間にメインアークを生成開始する工程には
切断に適切な所定の圧力より高圧の酸化性気体を、ま
た、連続して電極と被切断材料との間にメインアークを
生成し、被切断材料を切断する工程には切断に適切な所
定の圧力の酸化性気体をプラズマガスとして用いること
を特徴とするプラズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項4】 請求項2あるいは3記載のプラズマ切断
装置の制御方法において、非酸化性気体として、窒素、
アルゴン、あるいは、二酸化炭素のいずれかを、酸化性
気体として、酸素、あるいは空気のいずれかを用いるプ
ラズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のプ
ラズマ切断装置の制御方法において、プラズマ電源への
電流指令値として、 パイロットアークを生成する工程時の電流指令値I
pと、 メインアークを生成開始する工程時の電流指令値I
mと、 電極と被切断材料との間にメインアークの生成を終
了する工程が終了し、アークが消弧するときの電流指令
値Ieと、を設定し、漸次の各工程に応じた電流値を自
動で切り換えるとともに、電流指令値Ipから電流指令
値Im、および、電流指令値Imから電流指令値Ieへ
の切り換え時にそれぞれ所定の変化率で切り換えるプラ
ズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項6】 請求項5記載のプラズマ切断装置の制御
方法において、電極とノズルの間にパイロットアークを
生成する工程に移行すると同時に電源への電流指令値I
pとし、電極と被切断材料との間にメインアークを生成
開始する工程へ移行し、メインアーク検出信号と同時に
電流指令値Imへ切り換え、電極と被切断材料との間に
メインアークの生成を終了する工程へ移行すると同時に
電流指令値をIeへ切り換え、電流指令値Ipから電流
指令値Im、および、電流指令値Imから電流指令値I
eへの切り換え時にそれぞれ所定の変化率で切り換える
プラズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のプ
ラズマ切断装置の制御方法において、プラズマトーチの
外側に設けたアシストガス噴出口より、酸化性気体を噴
出させるプラズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項8】 請求項7記載のプラズマ切断装置の制御
方法において、酸化性気体として、酸素、あるいは空気
のいずれかを用いるプラズマ切断装置の制御方法。 - 【請求項9】 電極と被切断材料との間にプラズマアー
クを発生し、被切断材料を切断するプラズマ切断装置に
おいて、切断工程が、切断開始点(Aa)からワーク品
3aの外周の切断開始点(Ba)までには、パイロット
アーク生成からメインアーク連続が行われるとともに、
パイロットアーク生成時には非酸化性気体を、かつ、メ
インアーク生成あるいはメインアーク連続には酸化性気
体を用い、さらに、外周切断終了点(Bb)から切断終
了点(Cb)までの間に酸化性気体から非酸化性気体に
切り替えて消弧することを特徴とするプラズマ切断装置
の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17464193A JPH079153A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | プラズマ切断装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17464193A JPH079153A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | プラズマ切断装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079153A true JPH079153A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15982151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17464193A Pending JPH079153A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | プラズマ切断装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079153A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013202663A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Nissan Tanaka Corp | プラズマ切断方法、プラズマ切断装置 |
| KR102029753B1 (ko) * | 2018-06-22 | 2019-11-08 | 백승철 | 플라즈마 절단 장치 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP17464193A patent/JPH079153A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013202663A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Nissan Tanaka Corp | プラズマ切断方法、プラズマ切断装置 |
| KR102029753B1 (ko) * | 2018-06-22 | 2019-11-08 | 백승철 | 플라즈마 절단 장치 |
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