JPH0791856A - 回転体を使用した焼結原料装入装置 - Google Patents
回転体を使用した焼結原料装入装置Info
- Publication number
- JPH0791856A JPH0791856A JP23813393A JP23813393A JPH0791856A JP H0791856 A JPH0791856 A JP H0791856A JP 23813393 A JP23813393 A JP 23813393A JP 23813393 A JP23813393 A JP 23813393A JP H0791856 A JPH0791856 A JP H0791856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- rotating body
- sintering
- sintering raw
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000002994 raw material Substances 0.000 title claims abstract description 133
- 238000005245 sintering Methods 0.000 title claims abstract description 78
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 61
- 238000005204 segregation Methods 0.000 abstract description 24
- 238000009826 distribution Methods 0.000 abstract description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 50
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 description 6
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 6
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 239000000571 coke Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 1
- 238000007596 consolidation process Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 description 1
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 1
- 230000007480 spreading Effects 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱量不足の補償及び焼結時の通気性に有効な
粒度偏析を原料充填層に付け、高い生産性で焼結鉱を製
造する。 【構成】 ホッパー1に貯留した焼結原料2をドラムフ
ィーダ3から傾斜シュート4に送り出し、分級作用を呈
するワイヤ11を植設した回転体10を経てパレット6
に装入する。焼結原料2は、粒径に応じて領域〜に
落下し、原料充填層7の傾斜面7aに沿った転動により
分級作用を受ける。ワイヤ11の分布を回転体10の軸
方向に変えることによって、原料充填層7の偏析強度を
幅方向に制御することもできる。 【効果】 大きな粒度偏析が原料充填層7に付けられ、
焼結反応が迅速になり、安定化した品質の焼結鉱が高い
歩留りで製造される。
粒度偏析を原料充填層に付け、高い生産性で焼結鉱を製
造する。 【構成】 ホッパー1に貯留した焼結原料2をドラムフ
ィーダ3から傾斜シュート4に送り出し、分級作用を呈
するワイヤ11を植設した回転体10を経てパレット6
に装入する。焼結原料2は、粒径に応じて領域〜に
落下し、原料充填層7の傾斜面7aに沿った転動により
分級作用を受ける。ワイヤ11の分布を回転体10の軸
方向に変えることによって、原料充填層7の偏析強度を
幅方向に制御することもできる。 【効果】 大きな粒度偏析が原料充填層7に付けられ、
焼結反応が迅速になり、安定化した品質の焼結鉱が高い
歩留りで製造される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高さ方向に関し大きな
粒度偏析をもつ原料充填層が形成されるように焼結原料
を焼結機パレットに装入する装置に関する。
粒度偏析をもつ原料充填層が形成されるように焼結原料
を焼結機パレットに装入する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉装入原料である粉鉱石等の鉄鉱石
は、高炉内部の反応性,通気性等を高め、ひいては高炉
の生産性を上げるために、所定の粒径,強度等をもった
焼結鉱に加工されている。焼結鉱は、通常連続走行する
ベルトに搭載したパレットに焼結主原料をコークスや副
原料と共に装入し、原料充填層の上から下に向けて焼結
反応を進めることによって製造される。焼結原料は、パ
レット上に形成された原料充填層の斜面を転動しながら
パレットに装入される。このとき、細粒区分の転動距離
が短く、粗粒区分の転動距離が長くなる。その結果、原
料充填層は、上から下に向けて大きくなる粒径分布をも
つ。また、焼結原料が傾斜シュートを滑走している間で
も、細粒区分及び粗粒区分がそれぞれ下層及び上層とな
った滑走流が形成され、この滑走流の粒度分布も原料充
填層に反映される。
は、高炉内部の反応性,通気性等を高め、ひいては高炉
の生産性を上げるために、所定の粒径,強度等をもった
焼結鉱に加工されている。焼結鉱は、通常連続走行する
ベルトに搭載したパレットに焼結主原料をコークスや副
原料と共に装入し、原料充填層の上から下に向けて焼結
反応を進めることによって製造される。焼結原料は、パ
レット上に形成された原料充填層の斜面を転動しながら
パレットに装入される。このとき、細粒区分の転動距離
が短く、粗粒区分の転動距離が長くなる。その結果、原
料充填層は、上から下に向けて大きくなる粒径分布をも
つ。また、焼結原料が傾斜シュートを滑走している間で
も、細粒区分及び粗粒区分がそれぞれ下層及び上層とな
った滑走流が形成され、この滑走流の粒度分布も原料充
填層に反映される。
【0003】上から下に向けて大きくなる粒径分布は、
焼結時の通気性を改善し、均一な焼結反応を確保する上
で必要である。この点、単に傾斜シュートを滑走した焼
結原料を原料充填層の斜面に沿って転動させるだけでは
不十分である。そこで、原料充填層の粒度偏析を強化さ
せることが要求され、種々の原料装入方式が提案されて
いる。たとえば、特開昭62−130226号公報で
は、粒度構成が異なる焼結原料を2段に積層する方法が
紹介されている。また、特公平4−4378号公報,特
公平4−6776号公報等では、モーゲン篩に属する複
数の棒条材からなるフルイを傾斜シュートの下位側に配
置している。本発明者等も、粒度偏析が強化された原料
充填層を形成するように、回転体を使用して焼結原料を
装入する方法を開発し、特願平5−67847号として
出願した。
焼結時の通気性を改善し、均一な焼結反応を確保する上
で必要である。この点、単に傾斜シュートを滑走した焼
結原料を原料充填層の斜面に沿って転動させるだけでは
不十分である。そこで、原料充填層の粒度偏析を強化さ
せることが要求され、種々の原料装入方式が提案されて
いる。たとえば、特開昭62−130226号公報で
は、粒度構成が異なる焼結原料を2段に積層する方法が
紹介されている。また、特公平4−4378号公報,特
公平4−6776号公報等では、モーゲン篩に属する複
数の棒条材からなるフルイを傾斜シュートの下位側に配
置している。本発明者等も、粒度偏析が強化された原料
充填層を形成するように、回転体を使用して焼結原料を
装入する方法を開発し、特願平5−67847号として
出願した。
【0004】この方法では、図1に示す設備構成の装置
を使用する。ホッパー1に収容されている焼結原料2
は、ホッパー1の下部に設けられているドラムフィーダ
3で定量切り出され、傾斜シュート4上に落下する。焼
結原料2は、傾斜シュート4上を滑走し、傾斜シュート
4の下位側に配置した回転体5によってパレット6上に
分散供給される。焼結原料2は、傾斜シュート4を滑走
している間に、粒径が下から上に向かって大きくなった
粒度分布をもつ流れとなる。粒度偏析が付けられた焼結
原料2は、傾斜シュート4から回転体5に送られ、パレ
ット6の進行方向に関して広い範囲で原料充填層7の傾
斜面7aに分配される。
を使用する。ホッパー1に収容されている焼結原料2
は、ホッパー1の下部に設けられているドラムフィーダ
3で定量切り出され、傾斜シュート4上に落下する。焼
結原料2は、傾斜シュート4上を滑走し、傾斜シュート
4の下位側に配置した回転体5によってパレット6上に
分散供給される。焼結原料2は、傾斜シュート4を滑走
している間に、粒径が下から上に向かって大きくなった
粒度分布をもつ流れとなる。粒度偏析が付けられた焼結
原料2は、傾斜シュート4から回転体5に送られ、パレ
ット6の進行方向に関して広い範囲で原料充填層7の傾
斜面7aに分配される。
【0005】広範囲に分配された焼結原料2は、傾斜シ
ュート4を滑走するときの運動エネルギー及び回転体5
で付与された運動エネルギーにより傾斜面7aを転動す
る。このとき、粗粒ほど転動距離が長くなるため、原料
充填層7の高さ方向に関する偏析が強化される。また、
焼結原料2が安息角を超えて局部的に堆積することがな
いので、傾斜面7aに送り込まれた焼結原料2のナダレ
現象に起因した粒度偏析の不連続や圧密化が防止され
る。原料充填層7は、均し板8でパレット6の幅方向に
関する厚み分布が調整された後、点火炉9で表層部が点
火される。パレット6の下方に配置した風箱(図示せ
ず)により、空気,酸素富化空気等を上から下に吸引し
ているので、原料充填層7の表層部から下層部に向けて
焼結反応が漸次進行する。
ュート4を滑走するときの運動エネルギー及び回転体5
で付与された運動エネルギーにより傾斜面7aを転動す
る。このとき、粗粒ほど転動距離が長くなるため、原料
充填層7の高さ方向に関する偏析が強化される。また、
焼結原料2が安息角を超えて局部的に堆積することがな
いので、傾斜面7aに送り込まれた焼結原料2のナダレ
現象に起因した粒度偏析の不連続や圧密化が防止され
る。原料充填層7は、均し板8でパレット6の幅方向に
関する厚み分布が調整された後、点火炉9で表層部が点
火される。パレット6の下方に配置した風箱(図示せ
ず)により、空気,酸素富化空気等を上から下に吸引し
ているので、原料充填層7の表層部から下層部に向けて
焼結反応が漸次進行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】回転体5は、焼結原料
2を羽根の間に一次的に収容し、幅広い分散流として焼
結原料2を原料充填層7の傾斜面7aに送り出す。分散
流は、種々の粒径の原料粒子が混在したものであり、傾
斜シュート4を焼結原料2が滑走しているときに生じた
下層が細粒で上層が粗粒の分級状態を十分に活用してい
ない。そして、傾斜面7aに分散流が到達した後で各原
料粒子が転動することによって、所定の分級効果を得て
いる。この点、回転体5から放出される分散流自体を粒
径ごとに区分できると、形成された原料充填層7の高さ
方向に関する粒度偏析を更に大きくなる。
2を羽根の間に一次的に収容し、幅広い分散流として焼
結原料2を原料充填層7の傾斜面7aに送り出す。分散
流は、種々の粒径の原料粒子が混在したものであり、傾
斜シュート4を焼結原料2が滑走しているときに生じた
下層が細粒で上層が粗粒の分級状態を十分に活用してい
ない。そして、傾斜面7aに分散流が到達した後で各原
料粒子が転動することによって、所定の分級効果を得て
いる。この点、回転体5から放出される分散流自体を粒
径ごとに区分できると、形成された原料充填層7の高さ
方向に関する粒度偏析を更に大きくなる。
【0007】また、固定式の羽根を備えた回転体5で
は、羽根の間に詰まった原料粒子が操業中に回転体5か
ら離脱して原料充填層7に送り出されることが少ない。
そのため、回転体5に焼結原料2が付着堆積し易く、操
業の経過に伴って回転体5から送り出される焼結原料2
の分散状態が変動する。その結果、原料充填層7の粒度
偏析が不規則に変わり、焼結反応の進行が不安定になる
虞れがある。本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、回転体の周面にワイヤを植設する
ことにより、分散流自体に分級効果を持たせ、長期間に
わたって一定した偏析強度を原料充填層に付け、均質な
焼結反応を行わせ、高品質の焼結鉱を高歩留りで製造す
ることを目的とする。
は、羽根の間に詰まった原料粒子が操業中に回転体5か
ら離脱して原料充填層7に送り出されることが少ない。
そのため、回転体5に焼結原料2が付着堆積し易く、操
業の経過に伴って回転体5から送り出される焼結原料2
の分散状態が変動する。その結果、原料充填層7の粒度
偏析が不規則に変わり、焼結反応の進行が不安定になる
虞れがある。本発明は、このような問題を解消すべく案
出されたものであり、回転体の周面にワイヤを植設する
ことにより、分散流自体に分級効果を持たせ、長期間に
わたって一定した偏析強度を原料充填層に付け、均質な
焼結反応を行わせ、高品質の焼結鉱を高歩留りで製造す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の焼結原料装入装
置は、その目的を達成するため、焼結原料を貯留するホ
ッパーと、該ホッパーの下部に設けられた定量切出し機
構と、切り出された前記焼結原料が落下し滑走する傾斜
シュートと、該傾斜シュートの下位側に配置され、複数
のワイヤが周面に植設された回転体を備えている。焼結
原料は、大部分が前記回転体を経てパレットの走行方向
上流側に送り出され、一部が前記傾斜シュートの下位側
端部と前記回転体との間から落下する。ワイヤは、回転
体の全周面に均一に植設してもよく、或いは回転体の円
周方向に等間隔で軸方向に延びた複数の線に沿って植設
してもよい。また、軸方向中央部が密、両端部が粗な植
設密度で回転体にワイヤを植設することもできる。ワイ
ヤとしては、たとえば、ピアノ線,硬質鋼線等の弾性が
高い鋼線又は鋼棒が使用される。
置は、その目的を達成するため、焼結原料を貯留するホ
ッパーと、該ホッパーの下部に設けられた定量切出し機
構と、切り出された前記焼結原料が落下し滑走する傾斜
シュートと、該傾斜シュートの下位側に配置され、複数
のワイヤが周面に植設された回転体を備えている。焼結
原料は、大部分が前記回転体を経てパレットの走行方向
上流側に送り出され、一部が前記傾斜シュートの下位側
端部と前記回転体との間から落下する。ワイヤは、回転
体の全周面に均一に植設してもよく、或いは回転体の円
周方向に等間隔で軸方向に延びた複数の線に沿って植設
してもよい。また、軸方向中央部が密、両端部が粗な植
設密度で回転体にワイヤを植設することもできる。ワイ
ヤとしては、たとえば、ピアノ線,硬質鋼線等の弾性が
高い鋼線又は鋼棒が使用される。
【0009】本発明においては、たとえば図2(a)に
示すように、多数のワイヤ11が円柱状基体12の周面
に植設された回転体10を、傾斜シュート4の下位側に
配置する。ワイヤ11は、図2の例では円柱状基体12
の円周方向に等間隔で回転軸方向に延びる6本の線に沿
って配列している。しかし、本発明はこれに拘束される
ものではなく、ワイヤ11が配列される線の数を増減し
ても、また円柱状基体12の全周面に均一な分布でワイ
ヤ11を植設しても良い。回転体10の中心部には回転
軸13が取り付けられ、回転軸13に伝達される動力に
よって回転体10が回転することは、図1の回転体5と
同様である。また、円柱状基体12の端面から軸方向に
延びる回転軸13に代え、円柱状基体12の中間部を回
転可能に支持するアームに回転動力伝達機構を組み込む
こともできる。
示すように、多数のワイヤ11が円柱状基体12の周面
に植設された回転体10を、傾斜シュート4の下位側に
配置する。ワイヤ11は、図2の例では円柱状基体12
の円周方向に等間隔で回転軸方向に延びる6本の線に沿
って配列している。しかし、本発明はこれに拘束される
ものではなく、ワイヤ11が配列される線の数を増減し
ても、また円柱状基体12の全周面に均一な分布でワイ
ヤ11を植設しても良い。回転体10の中心部には回転
軸13が取り付けられ、回転軸13に伝達される動力に
よって回転体10が回転することは、図1の回転体5と
同様である。また、円柱状基体12の端面から軸方向に
延びる回転軸13に代え、円柱状基体12の中間部を回
転可能に支持するアームに回転動力伝達機構を組み込む
こともできる。
【0010】傾斜シュート4を滑走してきた焼結原料2
は、傾斜シュート4の表面近傍が細粒になっている。細
粒区分2aは、図2(b)に示すように回転体10まで
至らず、傾斜シュート4の下位側端部4aと回転体10
との間を通り、原料充填層7の表層部に落下する(領域
)。回転体10と傾斜シュート4との位置関係によっ
ては、領域が存在しないこともある。この場合、焼結
原料2は、全量が回転体10に達する。実際の操業にお
いては、焼結原料2の大部分が回転体10に到達し、領
域で落下する焼結原料2は僅かであった。回転体10
まで達した残りの焼結原料2は、ワイヤ11を植設した
回転体10を使用していることから、原料充填層7の傾
斜面7aに落下する位置が粒径に応じて異なる。このと
き、原料粒子の落下によってワイヤ11に振動が加わ
り、ワイヤ11の間にある原料粒子がワイヤ11の弾性
運動によって払い出される。粒径が小さい原料粒子は、
回転体10に到達した直後、ワイヤ11の隙間を通過し
た細粒透過流2cとして傾斜面7aに落下する(領域
)。細粒透過流2cの落下位置は、細粒区分2aの落
下位置よりも下方にある。
は、傾斜シュート4の表面近傍が細粒になっている。細
粒区分2aは、図2(b)に示すように回転体10まで
至らず、傾斜シュート4の下位側端部4aと回転体10
との間を通り、原料充填層7の表層部に落下する(領域
)。回転体10と傾斜シュート4との位置関係によっ
ては、領域が存在しないこともある。この場合、焼結
原料2は、全量が回転体10に達する。実際の操業にお
いては、焼結原料2の大部分が回転体10に到達し、領
域で落下する焼結原料2は僅かであった。回転体10
まで達した残りの焼結原料2は、ワイヤ11を植設した
回転体10を使用していることから、原料充填層7の傾
斜面7aに落下する位置が粒径に応じて異なる。このと
き、原料粒子の落下によってワイヤ11に振動が加わ
り、ワイヤ11の間にある原料粒子がワイヤ11の弾性
運動によって払い出される。粒径が小さい原料粒子は、
回転体10に到達した直後、ワイヤ11の隙間を通過し
た細粒透過流2cとして傾斜面7aに落下する(領域
)。細粒透過流2cの落下位置は、細粒区分2aの落
下位置よりも下方にある。
【0011】粒径が比較的大きい原料粒子は、粗粒区分
2bと混じり合った混粒区分2dとしてワイヤ11で拘
束され、回転体10と共に回転する。混粒区分2dを収
容した部分が最高到達点を越えた後、ワイヤ11による
分級作用によって一部が粗粒透過流2eとしてワイヤ1
1の隙間を通過する(領域)。また、混粒区分2dの
重量によってワイヤ11が弾性変形するため、後でワイ
ヤ11の間を通過する粒子ほど粒径が大きくなる。粗粒
透過流2eを構成する原料粒子は、細粒透過流2eの原
料粒子に比較して粒径が大きく、傾斜面7aへの落下地
点が下方になる。最も粒径が大きい原料粒子は、ワイヤ
11の隙間を通過することなく、回転体10の回転によ
ってワイヤ11の下向き傾斜角度が大きくなると、回転
体10から放出される(領域)。また、回転方向後側
のワイヤ11によって、回転体10から投げ出されるこ
ともある。粗粒区分2bの落下点は、傾斜面7aの最も
下方に位置する。
2bと混じり合った混粒区分2dとしてワイヤ11で拘
束され、回転体10と共に回転する。混粒区分2dを収
容した部分が最高到達点を越えた後、ワイヤ11による
分級作用によって一部が粗粒透過流2eとしてワイヤ1
1の隙間を通過する(領域)。また、混粒区分2dの
重量によってワイヤ11が弾性変形するため、後でワイ
ヤ11の間を通過する粒子ほど粒径が大きくなる。粗粒
透過流2eを構成する原料粒子は、細粒透過流2eの原
料粒子に比較して粒径が大きく、傾斜面7aへの落下地
点が下方になる。最も粒径が大きい原料粒子は、ワイヤ
11の隙間を通過することなく、回転体10の回転によ
ってワイヤ11の下向き傾斜角度が大きくなると、回転
体10から放出される(領域)。また、回転方向後側
のワイヤ11によって、回転体10から投げ出されるこ
ともある。粗粒区分2bの落下点は、傾斜面7aの最も
下方に位置する。
【0012】このように、領域から領域に向かっ
て、送り込まれる焼結原料2の粒径が大きくなる。ま
た、原料粒子の落下位置も、粒径が大きいものほど傾斜
面7aの下側になる。そのため、焼結原料2は、傾斜面
7aに到達した時点ですでにある程度分級されており、
しかも回転体5で付与された運動エネルギーによって広
範囲に広がった分散流として送り込まれる。傾斜面7a
に達した原料粒子は、更に転動し、分級される。その結
果、形成された原料充填層7に、一層大きな偏析強度が
つけられる。形成された原料充填層7は、下層部から表
層部に向けて粒径が小さくなる粒度偏析がつけられてい
る。そのため、下層部では通気性が確保され、上層部で
は熱量不足が補償される。また、原料充填層7の内部
に、焼きムラの原因となる粗粒及び細粒のサンドイッチ
構造が発生しない。その結果、原料充填層7の厚み方向
に関して均質な焼結反応が行われ、焼き不足や焼きすぎ
等を生じることなく、高品質の焼結鉱が高い歩留りで製
造される。
て、送り込まれる焼結原料2の粒径が大きくなる。ま
た、原料粒子の落下位置も、粒径が大きいものほど傾斜
面7aの下側になる。そのため、焼結原料2は、傾斜面
7aに到達した時点ですでにある程度分級されており、
しかも回転体5で付与された運動エネルギーによって広
範囲に広がった分散流として送り込まれる。傾斜面7a
に達した原料粒子は、更に転動し、分級される。その結
果、形成された原料充填層7に、一層大きな偏析強度が
つけられる。形成された原料充填層7は、下層部から表
層部に向けて粒径が小さくなる粒度偏析がつけられてい
る。そのため、下層部では通気性が確保され、上層部で
は熱量不足が補償される。また、原料充填層7の内部
に、焼きムラの原因となる粗粒及び細粒のサンドイッチ
構造が発生しない。その結果、原料充填層7の厚み方向
に関して均質な焼結反応が行われ、焼き不足や焼きすぎ
等を生じることなく、高品質の焼結鉱が高い歩留りで製
造される。
【0013】円柱状基体12の周面に植設するワイヤ1
1の密度を、回転体10の軸方向に変えることもでき
る。植設密度の調整は、原料充填層7の粒度偏析を幅方
向に制御することに有効である。すなわち、焼結時に原
料充填層7が焼き締まり、パレット6との間に隙間が生
じ易い。隙間により原料充填層の通風抵抗が局部的に低
下し、風箱に吸引される空気,酸素富化空気等がパレッ
ト6の側壁に沿って集中的に流れる。この偏流は、焼結
原料を冷却し、焼結不足の原因となる。そこで、焼結時
の焼き締まりを考慮して、幅方向両端部の粒度偏析を小
さくし通風抵抗を予め大きくするため、図3に示す密度
分布でワイヤ11を円柱状基体12に植設する。回転体
10の軸方向両端部ではワイヤ11が粗に植設されてお
り、ワイヤ11による分級作用を低下させている。他
方、軸方向中央部では、ワイヤ11が密に植設されてい
る。
1の密度を、回転体10の軸方向に変えることもでき
る。植設密度の調整は、原料充填層7の粒度偏析を幅方
向に制御することに有効である。すなわち、焼結時に原
料充填層7が焼き締まり、パレット6との間に隙間が生
じ易い。隙間により原料充填層の通風抵抗が局部的に低
下し、風箱に吸引される空気,酸素富化空気等がパレッ
ト6の側壁に沿って集中的に流れる。この偏流は、焼結
原料を冷却し、焼結不足の原因となる。そこで、焼結時
の焼き締まりを考慮して、幅方向両端部の粒度偏析を小
さくし通風抵抗を予め大きくするため、図3に示す密度
分布でワイヤ11を円柱状基体12に植設する。回転体
10の軸方向両端部ではワイヤ11が粗に植設されてお
り、ワイヤ11による分級作用を低下させている。他
方、軸方向中央部では、ワイヤ11が密に植設されてい
る。
【0014】ワイヤ11の植設密度の相違によって、パ
レット6に充填された焼結原料2の原料充填層7は、両
端部7sの粒度偏析が中央部7cより小さくなってい
る。そのため、原料充填層7は、側壁6aの近傍で部分
的に通風抵抗が焼結時の焼き締まりを見込んで高くなっ
ており、結果として幅方向に関して均一化された焼結反
応を受ける。原料充填層7の幅方向に関する粒度偏析
は、回転軸10の軸方向にワイヤ11の植設密度を変え
る他に、ワイヤ11が長いほど分級作用が大きくなるこ
とから、植設するワイヤの長さを回転軸10の軸方向に
変えることによっても制御できる。具体的には、円柱状
基体12の中央部に植設するワイヤ11を長く、両端部
で短くする。或いは、円柱状基体12の両端部を、ワイ
ヤ11を植設していない円周面として使用しても良い。
レット6に充填された焼結原料2の原料充填層7は、両
端部7sの粒度偏析が中央部7cより小さくなってい
る。そのため、原料充填層7は、側壁6aの近傍で部分
的に通風抵抗が焼結時の焼き締まりを見込んで高くなっ
ており、結果として幅方向に関して均一化された焼結反
応を受ける。原料充填層7の幅方向に関する粒度偏析
は、回転軸10の軸方向にワイヤ11の植設密度を変え
る他に、ワイヤ11が長いほど分級作用が大きくなるこ
とから、植設するワイヤの長さを回転軸10の軸方向に
変えることによっても制御できる。具体的には、円柱状
基体12の中央部に植設するワイヤ11を長く、両端部
で短くする。或いは、円柱状基体12の両端部を、ワイ
ヤ11を植設していない円周面として使用しても良い。
【0015】
実施例1:直径2mm及び長さ100mmのピアノ線を
ワイヤ11として、植設密度3本/cmで直径100m
m及び長さ600mmの円柱状基体12の円周面に植設
した。ワイヤ11は、円柱状基体12の円周方向に等間
隔で軸方向に延びる6本の線に沿って分布させた。作製
された回転体10を、傾斜シュート4の下位側に配置し
た。このとき、ワイヤ11の先端が傾斜シュート4の下
位側端部4aに最も接近する距離を、水平方向で150
mm,垂直方向で150mmに設定した。粒度分布を表
1に示す平均粒径3.2mmの焼結原料2を、表2に示
す装入条件でホッパー1から傾斜シュート4及び回転体
10を介して内幅600mmのパレット6に装入した。
回転体10は、モータ駆動によって毎分96回転の速度
で回転させた。装入された焼結原料2のうち、傾斜シュ
ート4の表面近傍を滑走した細粒区分2aは、傾斜シュ
ート4と回転体10との間から原料充填層7の傾斜面7
a上部に落下した。残りの粗粒区分2bは、傾斜シュー
ト4から回転体10に送り出され、粒径に応じた細粒透
過流2c,粗粒透過流2e及び粗粒区分2bとして傾斜
面7aに送り出された。
ワイヤ11として、植設密度3本/cmで直径100m
m及び長さ600mmの円柱状基体12の円周面に植設
した。ワイヤ11は、円柱状基体12の円周方向に等間
隔で軸方向に延びる6本の線に沿って分布させた。作製
された回転体10を、傾斜シュート4の下位側に配置し
た。このとき、ワイヤ11の先端が傾斜シュート4の下
位側端部4aに最も接近する距離を、水平方向で150
mm,垂直方向で150mmに設定した。粒度分布を表
1に示す平均粒径3.2mmの焼結原料2を、表2に示
す装入条件でホッパー1から傾斜シュート4及び回転体
10を介して内幅600mmのパレット6に装入した。
回転体10は、モータ駆動によって毎分96回転の速度
で回転させた。装入された焼結原料2のうち、傾斜シュ
ート4の表面近傍を滑走した細粒区分2aは、傾斜シュ
ート4と回転体10との間から原料充填層7の傾斜面7
a上部に落下した。残りの粗粒区分2bは、傾斜シュー
ト4から回転体10に送り出され、粒径に応じた細粒透
過流2c,粗粒透過流2e及び粗粒区分2bとして傾斜
面7aに送り出された。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】連続装入試験後に、上層部から下層部に向
かう垂直方向に沿って連続的に原料充填層7から試料を
採取し、原料充填層7の高さ方向に関する平均粒度を調
査した。調査結果を、従来の傾斜シュートのみを使用し
た場合と比較して図4に示す。図4から明らかなよう
に、傾斜シュート4のみを使用した従来法では、原料充
填層7の上層部と下層部との間の原料粒度の差は1.0
5mmと小さいものであった。しかも、ナダレ現象の発
生に起因するものと考えられる原料粒度の不連続的な変
化が上層部と下層部との間に検出された。これに対し
て、傾斜シュート4に回転体10を組み合わせた本発明
法によるとき、原料粒度の差は、原料充填層7の上層部
と下層部との間で3.4mmと大きくなっていた。しか
も、原料粒度の不連続点が検出されず、原料充填層7の
高さ方向に関し粒度分布の傾斜角度が小さくなってい
た。この対比から、パレット6上に形成された原料充填
層7は、優れた粒度偏析をもっていることが判る。
かう垂直方向に沿って連続的に原料充填層7から試料を
採取し、原料充填層7の高さ方向に関する平均粒度を調
査した。調査結果を、従来の傾斜シュートのみを使用し
た場合と比較して図4に示す。図4から明らかなよう
に、傾斜シュート4のみを使用した従来法では、原料充
填層7の上層部と下層部との間の原料粒度の差は1.0
5mmと小さいものであった。しかも、ナダレ現象の発
生に起因するものと考えられる原料粒度の不連続的な変
化が上層部と下層部との間に検出された。これに対し
て、傾斜シュート4に回転体10を組み合わせた本発明
法によるとき、原料粒度の差は、原料充填層7の上層部
と下層部との間で3.4mmと大きくなっていた。しか
も、原料粒度の不連続点が検出されず、原料充填層7の
高さ方向に関し粒度分布の傾斜角度が小さくなってい
た。この対比から、パレット6上に形成された原料充填
層7は、優れた粒度偏析をもっていることが判る。
【0019】実施例2:下面に開口率15%で直径5m
mの通風孔が形成された焼成ボックスを使用し、底面に
予め床敷き鉱を敷いた。次いで、各種鉄鉱石を、表3に
示す配合割合で副原料,コークス,返鉱等と配合し、混
合・造粒物として実施例1と同様な条件下でパレット6
に装入した。使用した焼結原料は、表1と同様な粒度構
成をもっていた。
mの通風孔が形成された焼成ボックスを使用し、底面に
予め床敷き鉱を敷いた。次いで、各種鉄鉱石を、表3に
示す配合割合で副原料,コークス,返鉱等と配合し、混
合・造粒物として実施例1と同様な条件下でパレット6
に装入した。使用した焼結原料は、表1と同様な粒度構
成をもっていた。
【0020】
【表3】
【0021】回転体10を使用して焼結原料2を装入し
た本発明例では、実施例1と同様に原料充填層7の上層
部と下層部との間に、3.4mmの原料粒度差が付けら
れた。他方、回転体10を使用することなく焼結原料2
を傾斜シュート4からパレット6に装入したときには、
原料粒度差が1.05mmと小さくなった。パレット6
に装入された原料充填層7の充填密度及び粒度分布が変
化しないように、パレット6の所定位置で原料充填層7
を垂直方向に切断し、前後のパレット6を分離した。切
断面に耐火物を内装した耐火壁を取り付け、ボックス状
に組み立てて焼成ボックスとした。焼結原料2が充填さ
れた焼成ボックスを風箱の上に載せ、原料充填層7の表
層部に着火し、吸引負圧10.79kPaの一定条件下
でブロアーにより空気を下方吸引しながら焼結反応を原
料充填層7の上層から下層に進行させる焼結試験を行っ
た。なお、表4における比較例は、回転体10を使用す
ることなく、傾斜シュート4からパレット6に焼結原料
2を直接装入した場合である。また、焼結時の通気性
は、通気指数(JPU)及び焼成速度(FFS)で評価
した。
た本発明例では、実施例1と同様に原料充填層7の上層
部と下層部との間に、3.4mmの原料粒度差が付けら
れた。他方、回転体10を使用することなく焼結原料2
を傾斜シュート4からパレット6に装入したときには、
原料粒度差が1.05mmと小さくなった。パレット6
に装入された原料充填層7の充填密度及び粒度分布が変
化しないように、パレット6の所定位置で原料充填層7
を垂直方向に切断し、前後のパレット6を分離した。切
断面に耐火物を内装した耐火壁を取り付け、ボックス状
に組み立てて焼成ボックスとした。焼結原料2が充填さ
れた焼成ボックスを風箱の上に載せ、原料充填層7の表
層部に着火し、吸引負圧10.79kPaの一定条件下
でブロアーにより空気を下方吸引しながら焼結反応を原
料充填層7の上層から下層に進行させる焼結試験を行っ
た。なお、表4における比較例は、回転体10を使用す
ることなく、傾斜シュート4からパレット6に焼結原料
2を直接装入した場合である。また、焼結時の通気性
は、通気指数(JPU)及び焼成速度(FFS)で評価
した。
【0022】
【表4】
【0023】試験結果を示す表4から明らかなように、
ワイヤ11が植え付けられた回転体10を使用した本発
明例では、原料充填層7の通気性が改善され、焼結時間
が短くなっていることが判る。また、歩留りが向上し、
結果として焼結鉱の生産性が向上した。焼結鉱の品質を
示すJIS還元率(RI)及び低温還元粉化指数(RD
I)は、回転体10を使用することなく焼結原料を装入
した比較例に比べて若干高い値を示しているが、本質的
に大差のないものであった。
ワイヤ11が植え付けられた回転体10を使用した本発
明例では、原料充填層7の通気性が改善され、焼結時間
が短くなっていることが判る。また、歩留りが向上し、
結果として焼結鉱の生産性が向上した。焼結鉱の品質を
示すJIS還元率(RI)及び低温還元粉化指数(RD
I)は、回転体10を使用することなく焼結原料を装入
した比較例に比べて若干高い値を示しているが、本質的
に大差のないものであった。
【0024】実施例3:円柱状基体12の端面から10
0mmまでの円周面に植設密度1本/cmでワイヤ11
を植設する他は、実施例1と同様の回転体10を使用し
た。そして、実施例1と同様の条件で焼結原料2を装入
したところ、図5に示すように両端部で偏析強度が低下
した原料充填層7が形成された。この原料充填層7を焼
結したところ、焼結反応が幅方向に均一化され、87%
と高い歩留りで焼結鉱が製造された。
0mmまでの円周面に植設密度1本/cmでワイヤ11
を植設する他は、実施例1と同様の回転体10を使用し
た。そして、実施例1と同様の条件で焼結原料2を装入
したところ、図5に示すように両端部で偏析強度が低下
した原料充填層7が形成された。この原料充填層7を焼
結したところ、焼結反応が幅方向に均一化され、87%
と高い歩留りで焼結鉱が製造された。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、傾斜シュートから焼結機パレットに至る焼結原料の
流動通過の途中に、分級作用を呈するワイヤを植設した
回転体を配置している。回転体から送り出された焼結原
料は、広範囲に広がった分散流となり、しかも原料充填
層の傾斜面に対する落下点が粒径に応じて異なる。その
ため、形成された原料充填層は、粒度偏析が強化され、
迅速に焼結される。また、固定式の羽根に比較してワイ
ヤの間に詰まる原料粒子が少なく、粒度偏析の経時的な
変動が抑制される。そのため、焼結反応が安定化且つ迅
速化し、一定した高品質の焼結鉱が高い歩留りで製造さ
れる。
は、傾斜シュートから焼結機パレットに至る焼結原料の
流動通過の途中に、分級作用を呈するワイヤを植設した
回転体を配置している。回転体から送り出された焼結原
料は、広範囲に広がった分散流となり、しかも原料充填
層の傾斜面に対する落下点が粒径に応じて異なる。その
ため、形成された原料充填層は、粒度偏析が強化され、
迅速に焼結される。また、固定式の羽根に比較してワイ
ヤの間に詰まる原料粒子が少なく、粒度偏析の経時的な
変動が抑制される。そのため、焼結反応が安定化且つ迅
速化し、一定した高品質の焼結鉱が高い歩留りで製造さ
れる。
【図1】 傾斜シュートの下位側に回転体を配置した焼
結原料装入装置
結原料装入装置
【図2】 本発明に従った回転体を組み込んだ焼結原料
装入装置の要部(a)及び焼結原料の落下状態(b)
装入装置の要部(a)及び焼結原料の落下状態(b)
【図3】 ワイヤの植設密度を変えた回転体
【図4】 本発明に従った回転体が粒度偏析に与える影
響を、回転体を使用しない従来例と対比して示したグラ
フ
響を、回転体を使用しない従来例と対比して示したグラ
フ
【図5】 ワイヤの植設密度を変えた回転体によって原
料充填層の幅方向に制御した偏析強度
料充填層の幅方向に制御した偏析強度
1:ホッパー 2:焼結原料 2a:細粒区分
2b:粗粒区分 2c:細粒透過流 2d:混粒区
分 2e:粗粒透過流 3:ドラムフィーダ(定量
切出し機構) 4:傾斜シュート 4a:傾斜シュ
ートの下位側端部 6:パレット 7:原料充填層 7a:傾斜面
10:回転体 11:ワイヤ 12:円柱状基体
13:回転軸
2b:粗粒区分 2c:細粒透過流 2d:混粒区
分 2e:粗粒透過流 3:ドラムフィーダ(定量
切出し機構) 4:傾斜シュート 4a:傾斜シュ
ートの下位側端部 6:パレット 7:原料充填層 7a:傾斜面
10:回転体 11:ワイヤ 12:円柱状基体
13:回転軸
Claims (5)
- 【請求項1】 焼結原料を貯留するホッパーと、該ホッ
パーの下部に設けられた定量切出し機構と、切り出され
た前記焼結原料が落下し滑走する傾斜シュートと、該傾
斜シュートの下位側に配置され、複数のワイヤが周面に
植設された回転体を備え、前記焼結原料は、大部分が前
記回転体を経てパレットの走行方向上流側に送り出さ
れ、一部が前記傾斜シュートの下位側端部と前記回転体
との間から落下する焼結原料装入装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のワイヤは、回転体の全周
面に均一に植設されている焼結原料装入装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のワイヤは、回転体の円周
方向に等間隔で軸方向に延びた複数の線に沿って前記回
転体の周面に植設されている焼結原料装入装置。 - 【請求項4】 請求項1又は3記載のワイヤは、軸方向
中央部が密、両端部が粗な植設密度で回転体に植設され
ている焼結原料装入装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載のワイヤ
は、弾性の高い鋼線又は鋼棒で作られている焼結原料装
入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23813393A JPH0791856A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 回転体を使用した焼結原料装入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23813393A JPH0791856A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 回転体を使用した焼結原料装入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0791856A true JPH0791856A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17025683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23813393A Withdrawn JPH0791856A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 回転体を使用した焼結原料装入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791856A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23813393A patent/JPH0791856A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5408180B2 (ja) | 焼結機への原料装入装置 | |
| EP2334829B1 (en) | Device for smoothing the surface of a sinter mixture | |
| JPH0791856A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| EP0286381B1 (en) | Apparatus and method for feeding sintering raw mix | |
| JP3632360B2 (ja) | 焼結機の原料装入方法およびその装置 | |
| JPH0791857A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JP3510525B2 (ja) | 焼結機の原料装入方法および装置 | |
| JPH06279874A (ja) | 回転体を介した焼結機パレットへの原料装入 | |
| JP7339516B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| JPH0791858A (ja) | 回転体を使用した焼結機パレットへの原料装入方法及び装置 | |
| JPH0791853A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JP3858491B2 (ja) | 焼結原料層の通気改善方法及び装置 | |
| JPH08247662A (ja) | 傾斜シュート上の粒度偏析を向上させた焼結原料装入装置 | |
| JPH0791850A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JP2608425B2 (ja) | 燒結原料の装入方法 | |
| JPH10121155A (ja) | 焼結原料の装入方法 | |
| JPH0791859A (ja) | 回転体を使用した焼結機パレットへの原料装入方法 | |
| JPH0791852A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JPH0790396A (ja) | 予備造粒物を一部使用する焼結原料装入方法 | |
| JP3322148B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
| JPH07118764A (ja) | 回転体を使用した焼結機パレットへの原料装入方法 | |
| JPH0791851A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JPH0791855A (ja) | 回転体を使用した焼結原料装入装置 | |
| JP2001227872A (ja) | 焼結機の原料装入装置及びその使用方法 | |
| JPH0741871A (ja) | 焼結原料の装入方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |