JPH079242B2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH079242B2
JPH079242B2 JP2292789A JP29278990A JPH079242B2 JP H079242 B2 JPH079242 B2 JP H079242B2 JP 2292789 A JP2292789 A JP 2292789A JP 29278990 A JP29278990 A JP 29278990A JP H079242 B2 JPH079242 B2 JP H079242B2
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JP
Japan
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stem portion
locking
mounting
mounting hole
bending
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伸二 西賀
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、車体においてゴム製のカバー材等取
付材を被取付板材であるパネル材に一体的に取付ける場
合に用いられるクリップに関する。
従来の技術 この種の従来のクリップとしては、例えば第9図に示す
ようなものがあり、このクリップ1は、頭部2の背面か
ら延出したステム部3の外面に軸方向に設定間隔をおい
て鍔4と複数の係止用突起5a,5b,5cを形成し、頭部2と
鍔部4で取付材6を係止した状態でステム部3を被取付
板材7,8の取付孔7a,8aに挿入したときに、係止用突起5
a,5b,5cのいずれか一つを取付孔8aに係止させるように
なっている。このクリップ1においては、ステム部3に
複数の係止用突起5a,5b,5cを形成してあるため、取付材
6から被取付板材8の下面までの距離(図中W1,W2,W3
示す。)が異なる場合にも共用が可能となっている。
尚、ステム部3には中空部9が形成され、係止用突起5
a,5b,5cには傾斜面10が形成されており、ステム部3を
取付孔8aに挿入する際に係止用突起5a,5b,5cが傾斜面10
をガイドとしてステム部3の軸芯方向に撓み変形し、こ
れによって係止用突起5a,5b,5cが取付孔8aを容易に通り
抜け、しかも、通り抜けた後に確実な節度感が得られる
ようになっている。
この類似構造は、例えば特開平2−97706号公報や同2
−97707号公報に示されている。
また、この他の従来のクリップとしては、第10図に示す
ように(図中クリップは1′で示す。)ステム部3に肉
薄の係止用突起11を層状に複数形成し、ステム部3を取
付孔8aに挿入する際にこのいずれかの肉薄の係止用突起
11が取付孔8aに係止されるようにしたものも案出されて
いる。尚、第9図に示したものと同一部分には、説明は
省略してあるが同一符号が付してある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、第9図に示した従来のクリップ1にあっ
ては、ステム部3の挿入を容易にするために係止用突起
5a,5b,5cに傾斜面10を設けた構造であるため、軸長の限
られたステム部3には僅かの係止用突起しか設けること
が出来ず、取付材6から被取付板材8の下面までの距離
が異なる場合についての採用の自由度が低いという問題
がある。
また、第10図に示した従来のクリップ1′にあっては、
ステム部3に肉薄の係止用突起11を複数設けた構造であ
るため、第9図に示したものに比較して採用の自由度は
高いものの、ステム部3を取付孔8aに挿入するに際して
係止用突起11をその弾性限界に近い力で大きく変形させ
なければならないため、ステム部3の挿入作業が困難な
うえ、節度感が得られ難いという問題がある。
そこで本発明は、取付材から被取付板材の下面までの距
離が異なる場合についての採用の自由度が高く、しか
も、ステム部の取付孔への挿入作業を容易に行うことが
出来、確実な節度感も得られるクリップを提供せんとす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は上述した課題を解決するための手段として、取
付材係止用の頭部の背面から延出したステム部を被取付
板材の取付孔に係止するクリップにおいて、前記ステム
部を中空状に形成すると共に、隣合う該撓み片の撓み支
点を、一方がステム部の基端側に他方が先端側に位置さ
れるように配置し、さらに、前記各撓み片に前記被取付
板材を係止するための係止用突起を設けると共に、隣合
う撓み片の突起形成位置をステム部軸方向にオフセット
させた。
作用 頭部に取付材を係止した状態でステム部を取付孔に挿入
するに際して係止用突起が取付孔に接触すると、その係
止用突起を備えた撓み孔が撓み支点を中心にステム部の
軸芯方向に撓み変形する。そして、係止用突起が取付孔
を通り抜けたとこで撓み片が弾性復帰して係止用突起が
取付孔に係止される。
取付材から被取付板材の下面までの距離が種々異なる場
合であっも、いずれかの撓み片に形成された係止用突起
が取付孔に係止される。
実施例 以下、本発明の実施例を第1〜8図に基づいて説明す
る。尚、第9,10図に示した従来のものと同一部分には同
一符号を用いるものとする。
第1〜8図において、101は、本発明にかかるクリップ
であり、このクリップ101は樹脂材によって一体に形成
され、取付材6を係止する頭部2と、この頭部2の背面
から延出して被取付板材8の取付孔8aに嵌合係止される
ステム部3を備えている。頭部2には所定形状の開口12
が形成され、ステム部3には一端が先端部近傍にまて達
し、他端がこの開口12に連通する中空部13が形成されて
いる。また、4は、ステム部3の頭部2に近接した位置
に形成された鍔部であり、この鍔部4と頭部2に挟まれ
た部分に取付材6の装着孔6aを嵌合することにより、鍔
部4と頭部2で取付材6を確実に係止するようになって
いる。
14は、ステム部3の外周上の対向位置に形成された一対
の略コ字状のスリットであり、この各スリット14の内側
部分はステム部3の基端側を撓み支点として弾性変形が
可能な撓み片15となっている。この撓み片15の下端外面
には下側に傾斜面16を有する係止用突起17が形成されて
いる。また、ステム部3の外周上のスリット14と直行す
る位置には別の一対の略コ字状のスリット18が形成され
ている。この各スリット18の内側部分は、前記スリット
14部分とは逆にステム部3の先端側を撓み支点とした弾
性変形が可能な撓み片19となっており、この撓み片19の
外面には下側に傾斜面16を有する一対の係止用突起20a,
20bが形成されている。尚、係止用突起17と係止用突起2
0a,20bはステム部3の軸方向にオフセットした位置に形
成されている。
このクリップ101は、ステム部3を中空状に形成すると
共に、ステム部3の外面に略コ字状のスリット14,18を
設けることで撓み片15,19を形成し、半径方向の断面が
複雑に入り組まない形状としているため、例えば、第5
図に示すような中空部13形成用の中子型21を使用し、金
型の見切り線を図中Lで示すように設定すれば、見切り
線の数の少ない単純な構造の金型によって成形すること
が可能になる。尚、図中22は中子型21によって鍔部4に
形成される開口であり、7は、取付孔7aを備えた被取付
板材である。
以上の構成において、第6図に示すように取付材6を被
取付板材7,8に取付ける場合には、まず、クリップ101の
頭部2に取付材6を係止した状態において、ステム部3
の先端を被取付板材7,8の取付孔7a,8aに順次挿入する。
こうしてステム部3を取付孔8aに挿入すると、まず、係
止用突起20bの傾斜面16が取付孔8aに接触し、これによ
り、撓み片19がステム部3の軸芯方向に押されて弾性変
形し、係止用突起20bが取付孔8aを通り抜ける。そし
て、さらにステム部3の挿入がつづくと、同様に係止用
突起17、20aが順次取付孔8aに接触し、これによって撓
み片15,19が弾性変形して係止用突起17,20aが取付孔8a
を通り抜け、最終的に係止用突起20aの上部が取付孔8a
に係止される。尚、係止用突起20b,17,20aが取付孔8aを
通り抜けた瞬間には、ステム部3の軸芯方向に変形して
いた撓み片19,15が弾性復帰し、これによって作業にあ
たっての確実な節度感が得られる。
また、取付材6から被取付板材8の下面までの距離がW1
である場合には、第6図に示すように係止用突起20aが
取付孔8aに係止されるが、この距離がW1よりも大きい
W2,W3の場合には、第7,8図に示すように係止用突起17,2
0bが夫々取付孔8aに係止される。
このクリップ101の場合、隣合う撓み片15,19の撓み支点
がステム部3の基端側と先端側とに夫々配置されている
ため、取付作業(取付孔8aへの挿入作業)にあたっての
節度感を高めるために撓み片15,19の幅を広げてもステ
ム部、特にその撓み支点近傍の充分な剛性を確保するこ
とができ、したがって、取付作業に何等支障を来すこと
がないのは勿論のこと、充分な取付強度をも得ることが
できる。
尚、本発明の実施例はここで説明したものに限らず、例
えば撓み片や係止用突起の数も任意に選定することが可
能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、中空状に形成したステム
部に略コ字状のスリットを設けることによって複数の撓
み片を形成すると共に各撓み片に係止用突起を形成し、
ステム部を取付孔に挿入する際に撓み片がステム部の軸
芯方向に撓み変形して係止用突起が取付孔を通り抜けた
ときに弾性復帰するようにしたため、ステム部の取付孔
に対する挿入作業を容易に行うことが可能になるうえ、
確実な節度感が得られるようになり、さらに隣合う撓み
片の突起形成位置をステム部軸方向にオフセットさせて
多数の係止用突起をステム部の軸方向に配設出来るよう
にしたため、取付材から被取付板材の下面までの距離が
種々異なる場合についての採用の自由度が高まる。
また、隣合う撓み片の撓み支点を、一方がステム部の基
端側に、他方が先端側に位置されるように配置し、取付
作業時における節度感を高めるために撓み片の幅を広げ
てもステム部の撓み支点近傍の剛性が低下することの無
いようにしたため、取付作業時にステム部の撓み支点近
傍が変形や破損する心配がないうえ、充分な取付強度を
も維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1,6,7,8図は本発明の一実施例を示す部分断面正面
図、第2図は同実施例の平面図、第3図は同実施例の側
面図、第4図は同実施例の背面図、第5図は同実施例の
斜視図、第9図は従来の技術を示す部分断面正面図、第
10図は他の従来の技術を示す部分断面正面図である。 2……頭部、3……ステム部、6……取付材、8……被
取付板材、8a……取付孔、14,18……スリット、15,19…
…撓み片、17,20a,20b……係止用突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付材係止用の頭部の背面から延出したス
    テム部を被取付板材の取付孔に係止するクリップにおい
    て、前記ステム部を中空状に形成し、該ステム部の外周
    に略コ字状のスリットを設けることによって複数の撓み
    片を形成すると共に、隣合う該撓み片の撓み支点を、一
    方がステム部の基端側に他方が先端側に位置されるよう
    に配置し、さらに、前記各撓み片に前記被取付板材を係
    止するための係止用突起を設けると共に、隣合う撓み片
    の突起形成位置をステム部軸方向にオフセットさせたこ
    とを特徴とするクリップ。
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