JPH0792583A - 瞬時発光検出装置 - Google Patents
瞬時発光検出装置Info
- Publication number
- JPH0792583A JPH0792583A JP23948493A JP23948493A JPH0792583A JP H0792583 A JPH0792583 A JP H0792583A JP 23948493 A JP23948493 A JP 23948493A JP 23948493 A JP23948493 A JP 23948493A JP H0792583 A JPH0792583 A JP H0792583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- sheet
- light guide
- instantaneous
- stimulable phosphor
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率的に瞬時発光光を検出し、読取条件等を
短時間で決定することができる瞬時発光検出装置を提供
する。 【構成】 蓄積性蛍光体シート1を略覆うように、蛍光
導光シート2を配し、放射線源5から放射線6を発せし
める。放射線6は被写体4を透過して導光シート2に照
射され、これを透過してシート1に照射され、これによ
り被写体4の放射線画像情報がシート1に蓄積記録され
る。これと同時にシート1からは被写体4の放射線画像
情報を担持する瞬時発光光が発せられる。この瞬時発光
光により導光シート2に含有されている蛍光体は二次発
光し、この二次発光光は導光シート2内を全反射してそ
の端面より出射され、光検出器3により検出される。光
検出器3により検出された情報Qは読取条件決定手段7
に入力され、ここにおいて、シート1から画像信号を得
る際の読取条件が求められ、この条件に基づいてシート
1より画像信号が読み取られる。
短時間で決定することができる瞬時発光検出装置を提供
する。 【構成】 蓄積性蛍光体シート1を略覆うように、蛍光
導光シート2を配し、放射線源5から放射線6を発せし
める。放射線6は被写体4を透過して導光シート2に照
射され、これを透過してシート1に照射され、これによ
り被写体4の放射線画像情報がシート1に蓄積記録され
る。これと同時にシート1からは被写体4の放射線画像
情報を担持する瞬時発光光が発せられる。この瞬時発光
光により導光シート2に含有されている蛍光体は二次発
光し、この二次発光光は導光シート2内を全反射してそ
の端面より出射され、光検出器3により検出される。光
検出器3により検出された情報Qは読取条件決定手段7
に入力され、ここにおいて、シート1から画像信号を得
る際の読取条件が求められ、この条件に基づいてシート
1より画像信号が読み取られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積性蛍光体シートに
放射線画像を蓄積記録する際に蓄積性蛍光体シートから
発せられる瞬時発光光を検出するようにし、この瞬時発
光光に基づいてシートに蓄積記録された放射線画像を読
み取って画像信号を得る際の読取条件および/または得
られた画像信号に画像処理を施す際の画像処理条件を決
定する瞬時発光検出装置に関するものである。
放射線画像を蓄積記録する際に蓄積性蛍光体シートから
発せられる瞬時発光光を検出するようにし、この瞬時発
光光に基づいてシートに蓄積記録された放射線画像を読
み取って画像信号を得る際の読取条件および/または得
られた画像信号に画像処理を施す際の画像処理条件を決
定する瞬時発光検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、放射線画像を記録したフィル
ムあるいは蓄積性蛍光体シートから放射線画像を読み取
って画像信号に変換し、この画像信号に基づき放射線画
像を写真感光材料等の記録材料、CRT等に可視像とし
て出力させる放射線画像記録再生システムが提案されて
いる(特公昭61-5193 号,特開昭55-12429号,同56-113
95号,同55-163472 号,同56-104645 号,同55- 116340
号等)。
ムあるいは蓄積性蛍光体シートから放射線画像を読み取
って画像信号に変換し、この画像信号に基づき放射線画
像を写真感光材料等の記録材料、CRT等に可視像とし
て出力させる放射線画像記録再生システムが提案されて
いる(特公昭61-5193 号,特開昭55-12429号,同56-113
95号,同55-163472 号,同56-104645 号,同55- 116340
号等)。
【0003】このシステムのうち蓄積性蛍光体シートを
用いたシステムは、銀塩写真を用いる放射線写真システ
ムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画像を
記録しうるという実用的な利点を有している。すなわ
ち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して蓄
積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極めて
広い範囲にわたって比例することが認められており、従
って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅に
変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽発
光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変換
手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信号
を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装
置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
用いたシステムは、銀塩写真を用いる放射線写真システ
ムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画像を
記録しうるという実用的な利点を有している。すなわ
ち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して蓄
積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極めて
広い範囲にわたって比例することが認められており、従
って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅に
変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽発
光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変換
手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信号
を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装
置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
【0004】上記システムにおいて、蓄積性蛍光体シー
トに照射された放射線の線量等に応じて最適な読取条件
で読み取って画像信号を得る前に、予め低レベルの光ビ
ームにより蓄積性蛍光体シートを走査してこのシートに
記録された放射線画像の概略を読み取る先読みを行い、
この先読みにより得られた先読画像信号を分析し、その
後上記シートに高レベルの光ビームを照射して走査し、
この放射線画像に最適な読取条件で読み取って画像信号
を得る本読みを行うように構成されたシステムが知られ
ている。
トに照射された放射線の線量等に応じて最適な読取条件
で読み取って画像信号を得る前に、予め低レベルの光ビ
ームにより蓄積性蛍光体シートを走査してこのシートに
記録された放射線画像の概略を読み取る先読みを行い、
この先読みにより得られた先読画像信号を分析し、その
後上記シートに高レベルの光ビームを照射して走査し、
この放射線画像に最適な読取条件で読み取って画像信号
を得る本読みを行うように構成されたシステムが知られ
ている。
【0005】ここで読取条件とは、読取りにおける輝尽
発光光の光量と読取装置の出力との関係に影響を与える
各種の条件を総称するものであり、例えば入出力の関係
を定める読取ゲイン,スケールファクタあるいは、読取
りにおける励起光のパワー等を意味するものである。
発光光の光量と読取装置の出力との関係に影響を与える
各種の条件を総称するものであり、例えば入出力の関係
を定める読取ゲイン,スケールファクタあるいは、読取
りにおける励起光のパワー等を意味するものである。
【0006】また、この先読みを行わずに読取条件を設
定するための方法が本願出願人により提案されている
(特開昭55-48672号,同55-50180号,同56-11348号
等)。この方法は、蓄積性蛍光体シートに放射線を照射
したときにシートから発せられる瞬時発光光を検光検出
器により検出し、この瞬時発光光から放射線画像の特性
あるいは蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射線の
蓄積量等の情報を得て、読取条件を決定する方法であ
る。
定するための方法が本願出願人により提案されている
(特開昭55-48672号,同55-50180号,同56-11348号
等)。この方法は、蓄積性蛍光体シートに放射線を照射
したときにシートから発せられる瞬時発光光を検光検出
器により検出し、この瞬時発光光から放射線画像の特性
あるいは蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された放射線の
蓄積量等の情報を得て、読取条件を決定する方法であ
る。
【0007】また、この先読みを行うシステムか先読み
を行わないシステムかによらず、得られた画像信号(先
読画像信号を含む)を分析し、画像信号に画像処理を施
す際の最適な画像処理条件を決定するようにしたシステ
ムもある。ここで画像処理条件とは、画像信号に基づく
再生画像の階調や感度等に影響を及ぼす処理を該画像信
号に施す際の各種の条件を総称するものである。この画
像信号に基づいて最適な画像処理条件を決定する方法
は、蓄積性蛍光体シートを用いるシステムに限られず、
たとえば従来のX線フィルム等の記録シートに記録され
た放射線画像から画像信号を得るシステムにも適用され
ている。
を行わないシステムかによらず、得られた画像信号(先
読画像信号を含む)を分析し、画像信号に画像処理を施
す際の最適な画像処理条件を決定するようにしたシステ
ムもある。ここで画像処理条件とは、画像信号に基づく
再生画像の階調や感度等に影響を及ぼす処理を該画像信
号に施す際の各種の条件を総称するものである。この画
像信号に基づいて最適な画像処理条件を決定する方法
は、蓄積性蛍光体シートを用いるシステムに限られず、
たとえば従来のX線フィルム等の記録シートに記録され
た放射線画像から画像信号を得るシステムにも適用され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た読取条件あるいは画像処理条件を決定する方法は、前
述したような先読みを行って読取条件を決定しなければ
ならないため蓄積性蛍光体シートから放射線画像を2回
読み出す必要があり、放射線画像を担持する画像信号を
得るのに時間が掛かかり、また読み取る装置の構成も複
雑なものとなってしまうものであった。また、上述した
特開昭55-48672号等に開示された方法は光検出器により
瞬時発光光を検出する方法であるため、光検出器を配設
する位置によっては瞬時発光光を効率的に検出すること
が困難であり、読取条件等を正確に決定することができ
なかった。さらには、光検出器の存在により、再生され
た画像に散乱線によるアーチファクトが発生するおそれ
があった。
た読取条件あるいは画像処理条件を決定する方法は、前
述したような先読みを行って読取条件を決定しなければ
ならないため蓄積性蛍光体シートから放射線画像を2回
読み出す必要があり、放射線画像を担持する画像信号を
得るのに時間が掛かかり、また読み取る装置の構成も複
雑なものとなってしまうものであった。また、上述した
特開昭55-48672号等に開示された方法は光検出器により
瞬時発光光を検出する方法であるため、光検出器を配設
する位置によっては瞬時発光光を効率的に検出すること
が困難であり、読取条件等を正確に決定することができ
なかった。さらには、光検出器の存在により、再生され
た画像に散乱線によるアーチファクトが発生するおそれ
があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑み、効率的に瞬時発
光光を検出することができ、アーチファクトの発生もな
く、読取条件等を短時間で決定することができる瞬時発
光検出装置を提供することを目的とするものである。
光光を検出することができ、アーチファクトの発生もな
く、読取条件等を短時間で決定することができる瞬時発
光検出装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の瞬時
発光検出装置は、放射線画像情報を担持する放射線が照
射されることにより、該放射線画像情報が蓄積記録され
るとともに、該放射線画像情報を担持する瞬時発光光を
発光し、励起光の照射により前記放射線画像情報を担持
する輝尽発光光を発光する蓄積性蛍光体シートと、該蓄
積性蛍光体シートの全面を略覆うように設けられ、前記
瞬時発光光の光量に応じた光量の二次発光光を発する蛍
光体を含有し、端面から該二次発光光を発する蛍光導光
シートと、該蛍光導光シートの端面に対向して設けられ
前記二次発光光を検出し、該二次発光光の光量に関する
情報を出力する光検出器とからなることを特徴とするも
のである。
発光検出装置は、放射線画像情報を担持する放射線が照
射されることにより、該放射線画像情報が蓄積記録され
るとともに、該放射線画像情報を担持する瞬時発光光を
発光し、励起光の照射により前記放射線画像情報を担持
する輝尽発光光を発光する蓄積性蛍光体シートと、該蓄
積性蛍光体シートの全面を略覆うように設けられ、前記
瞬時発光光の光量に応じた光量の二次発光光を発する蛍
光体を含有し、端面から該二次発光光を発する蛍光導光
シートと、該蛍光導光シートの端面に対向して設けられ
前記二次発光光を検出し、該二次発光光の光量に関する
情報を出力する光検出器とからなることを特徴とするも
のである。
【0011】ここで蛍光導光シートとは、シートの広い
面の部分で光を捕らえ、シートに配合された蛍光体がこ
の捕らえられた光に反応して二次発光し、この二次発光
した光がシートの端面、屈折部から放射される性質を有
するシートをいう。
面の部分で光を捕らえ、シートに配合された蛍光体がこ
の捕らえられた光に反応して二次発光し、この二次発光
した光がシートの端面、屈折部から放射される性質を有
するシートをいう。
【0012】また、本発明による第2の瞬時発光検出装
置は、本発明による第1の瞬時発光検出装置において、
前記導光シートが複数の領域に分割され、該分割された
領域毎に前記光検出器を設けたことを特徴とするもので
ある。
置は、本発明による第1の瞬時発光検出装置において、
前記導光シートが複数の領域に分割され、該分割された
領域毎に前記光検出器を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0013】さらに、本発明による第3の瞬時発光検出
装置は、本発明による第2の瞬時発光検出装置におい
て、前記導光シートが2枚前記蓄積性蛍光体シートを挟
むようにもしくは重ねて設けられ、該各導光シートが互
いに異なる方向に分割されていることを特徴とするもの
である。
装置は、本発明による第2の瞬時発光検出装置におい
て、前記導光シートが2枚前記蓄積性蛍光体シートを挟
むようにもしくは重ねて設けられ、該各導光シートが互
いに異なる方向に分割されていることを特徴とするもの
である。
【0014】また、本発明による第4の瞬時発光検出装
置は、上述した本発明による第1から第3のいずれかの
瞬時発光検出装置において、前記光検出器から出力され
た情報に基づいて、前記蓄積性蛍光体シートから前記放
射線画像情報を担持する画像信号を得る際の読取条件お
よび/または画像処理を施す際の画像処理条件を決定す
る読取/処理条件決定手段をさらに設けたことを特徴と
するものである。
置は、上述した本発明による第1から第3のいずれかの
瞬時発光検出装置において、前記光検出器から出力され
た情報に基づいて、前記蓄積性蛍光体シートから前記放
射線画像情報を担持する画像信号を得る際の読取条件お
よび/または画像処理を施す際の画像処理条件を決定す
る読取/処理条件決定手段をさらに設けたことを特徴と
するものである。
【0015】
【作用】本発明による瞬時発光検出装置は、蓄積性蛍光
体シートを略覆うように蛍光導光シートを設け、この導
光シートにより蓄積性蛍光体シートより発せられる瞬時
発光光を捕えこれにより導光シートに含まれる蛍光体が
反応して発光し、この発光した光を導光シートの端面に
設けられた光検出器により検出して二次発光光の光量に
関する情報を出力するようにしたため、導光シートによ
り効率よく瞬時発光光を検出することが可能となる。ま
た、導光シートは非常に薄いものとすることができ、し
かも蓄積性蛍光体シートの略全面に配置するため、入射
された放射線の吸収を最少限にでき、また導光シートの
影が蓄積性蛍光体シートに写し込まれることもなくする
ことができる。さらに、光検出器は蓄積性蛍光体シート
に重ならない位置に配置することができるので、光検出
器によるアーチファクトが発生することもなくなる。
体シートを略覆うように蛍光導光シートを設け、この導
光シートにより蓄積性蛍光体シートより発せられる瞬時
発光光を捕えこれにより導光シートに含まれる蛍光体が
反応して発光し、この発光した光を導光シートの端面に
設けられた光検出器により検出して二次発光光の光量に
関する情報を出力するようにしたため、導光シートによ
り効率よく瞬時発光光を検出することが可能となる。ま
た、導光シートは非常に薄いものとすることができ、し
かも蓄積性蛍光体シートの略全面に配置するため、入射
された放射線の吸収を最少限にでき、また導光シートの
影が蓄積性蛍光体シートに写し込まれることもなくする
ことができる。さらに、光検出器は蓄積性蛍光体シート
に重ならない位置に配置することができるので、光検出
器によるアーチファクトが発生することもなくなる。
【0016】また、本発明による他の瞬時発光検出装置
は、光検出器から出力された情報に基づいて蓄積性蛍光
体シートから画像信号を得る際の読取条件および/また
は画像処理条件を決定するようにしたため前述した先読
みを行うことなく読取条件等を決定することができる。
は、光検出器から出力された情報に基づいて蓄積性蛍光
体シートから画像信号を得る際の読取条件および/また
は画像処理条件を決定するようにしたため前述した先読
みを行うことなく読取条件等を決定することができる。
【0017】さらに、導光シートを複数の領域に分割
し、分割された領域毎に光検出器を設ければ、各領域毎
の瞬時発光光に関する情報を得て、より正確な読取条件
等を決定することができる。
し、分割された領域毎に光検出器を設ければ、各領域毎
の瞬時発光光に関する情報を得て、より正確な読取条件
等を決定することができる。
【0018】また、導光シートを2枚蓄積性蛍光体シー
トを挟むようにあるいは重ねて設け、各シートを互いに
異なる方向に分割するようにすれば、蓄積性蛍光体シー
トに記録された放射線画像の直接放射線が照射されたす
ぬけ部が存在する方向によらずに各領域毎の瞬時発光光
に関する情報を得て、より正確な読取条件等を決定する
ことができる。
トを挟むようにあるいは重ねて設け、各シートを互いに
異なる方向に分割するようにすれば、蓄積性蛍光体シー
トに記録された放射線画像の直接放射線が照射されたす
ぬけ部が存在する方向によらずに各領域毎の瞬時発光光
に関する情報を得て、より正確な読取条件等を決定する
ことができる。
【0019】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。図1は本発明による瞬時発光検出装置の第1
実施例を表す図である。図1に示すように本発明の第1
実施例による瞬時発光検出装置は、放射線画像情報を担
持する放射線が照射されることにより、この放射線画像
情報が蓄積記録されるとともに、放射線画像情報を担持
する瞬時発光光を発光し、励起光の照射により放射線画
像情報を担持する輝尽発光光を発光する蓄積性蛍光体シ
ート1と、蓄積性蛍光体シート1の全面を略覆うように
設けられ、瞬時発光光の光量に応じた光量の二次発光光
を発する蛍光体を含有し、端面からこの二次発光光を発
する蛍光導光シート2と、この蛍光導光シート2の端面
に対向して設けられて二次発光光を検出し、この二次発
光光の光量に関する情報を出力する光検出器3とからな
るものである。
説明する。図1は本発明による瞬時発光検出装置の第1
実施例を表す図である。図1に示すように本発明の第1
実施例による瞬時発光検出装置は、放射線画像情報を担
持する放射線が照射されることにより、この放射線画像
情報が蓄積記録されるとともに、放射線画像情報を担持
する瞬時発光光を発光し、励起光の照射により放射線画
像情報を担持する輝尽発光光を発光する蓄積性蛍光体シ
ート1と、蓄積性蛍光体シート1の全面を略覆うように
設けられ、瞬時発光光の光量に応じた光量の二次発光光
を発する蛍光体を含有し、端面からこの二次発光光を発
する蛍光導光シート2と、この蛍光導光シート2の端面
に対向して設けられて二次発光光を検出し、この二次発
光光の光量に関する情報を出力する光検出器3とからな
るものである。
【0020】ここで、蛍光導光シートの詳細について説
明する。
明する。
【0021】蛍光導光シートは、光を導き易い透明プラ
スチックに蛍光体を含有してなるものであり、周囲から
の直射光、分散光を吸収し、プラスチックの中でこれら
の光は蛍光として二次発光され放射される。放射された
二次発光光は図2に示すようにプラスチック内を全反射
してシートの端面へと伝わり、この端面から二次発光光
を出射するものである。この蛍光導光シートとしては、
例えばスティールライトフイルム、スティールライトシ
ート(富士通化成(株)製)(紫:波長390 〜420nm の
光で励起され波長420 〜500nm の光を発光、緑:波長39
0 〜450nm の光で励起され波長 500〜550nm の光を発
光、赤:波長400 〜550nm の光で励起され波長 600〜70
0nm の光を発光)、「LISA−プラスチック(KL−
1−9400−63R)」(バイエルジャパン社製、波長560n
m 以下の光で励起され波長595nm の光を発光)、「蛍光
オプトコレクター」(誠工特殊硝子(株)製)等が挙げ
られる。また、蛍光導光シートに関する研究も種々なさ
れている(原田俊明、波長交換用フイルムとその応用、
化学と工業、第35巻第12号(1982)P.84〜85、米国特許第
5,162,160 号等)。
スチックに蛍光体を含有してなるものであり、周囲から
の直射光、分散光を吸収し、プラスチックの中でこれら
の光は蛍光として二次発光され放射される。放射された
二次発光光は図2に示すようにプラスチック内を全反射
してシートの端面へと伝わり、この端面から二次発光光
を出射するものである。この蛍光導光シートとしては、
例えばスティールライトフイルム、スティールライトシ
ート(富士通化成(株)製)(紫:波長390 〜420nm の
光で励起され波長420 〜500nm の光を発光、緑:波長39
0 〜450nm の光で励起され波長 500〜550nm の光を発
光、赤:波長400 〜550nm の光で励起され波長 600〜70
0nm の光を発光)、「LISA−プラスチック(KL−
1−9400−63R)」(バイエルジャパン社製、波長560n
m 以下の光で励起され波長595nm の光を発光)、「蛍光
オプトコレクター」(誠工特殊硝子(株)製)等が挙げ
られる。また、蛍光導光シートに関する研究も種々なさ
れている(原田俊明、波長交換用フイルムとその応用、
化学と工業、第35巻第12号(1982)P.84〜85、米国特許第
5,162,160 号等)。
【0022】また、蛍光導光シートに含有される蛍光体
としては、クマリン系、チオキサンテン系、ペリレン誘
導体、ポロン錯体等が挙げられ(特開昭56-36549号、同
56-104987 号、同58-111886 号、同59-89302号)、具体
的にはペリレンテトラカルボン酸ジイミド、3−ベンズ
チアゾリル−4−シアノ−7−ジエチルアミノクマリン
(594nm の光を発光)が挙げられる。
としては、クマリン系、チオキサンテン系、ペリレン誘
導体、ポロン錯体等が挙げられ(特開昭56-36549号、同
56-104987 号、同58-111886 号、同59-89302号)、具体
的にはペリレンテトラカルボン酸ジイミド、3−ベンズ
チアゾリル−4−シアノ−7−ジエチルアミノクマリン
(594nm の光を発光)が挙げられる。
【0023】なお、本実施例においては、蛍光導光シー
ト2としてスティールライトシート(富士通化成(株)
製)を使用し、蓄積性蛍光体シート1に用いられる蛍光
体としては、瞬時発光光波長が390 〜420nm であるBa
FX:Euを用いるものとする。
ト2としてスティールライトシート(富士通化成(株)
製)を使用し、蓄積性蛍光体シート1に用いられる蛍光
体としては、瞬時発光光波長が390 〜420nm であるBa
FX:Euを用いるものとする。
【0024】ここで、本実施例においては矩形の導光体
シートの一辺に光検出器を設けるようにしているため、
光検出器が設けられていない他の一辺には二次発光光を
反射するように銀メッキが施されている。
シートの一辺に光検出器を設けるようにしているため、
光検出器が設けられていない他の一辺には二次発光光を
反射するように銀メッキが施されている。
【0025】以下、瞬時発光検出装置による瞬時発光光
の検出および蓄積性蛍光体シートへの放射線画像の蓄積
記録について説明する。
の検出および蓄積性蛍光体シートへの放射線画像の蓄積
記録について説明する。
【0026】図3は瞬時発光検出装置による瞬時発光光
の検出および蓄積性蛍光体シートへの放射線画像の蓄積
記録を説明するための図である。図3に示すように本発
明の実施例による瞬時発光検出装置は、蛍光導光シート
2が放射線源5の方向を向くように配されている。放射
線源5から発せられた放射線6は被写体4を透過し、被
写体4を透過した放射線6は蛍光導光シート2に照射さ
れ、これを透過する。蛍光導光シート2を透過した放射
線6は蓄積性蛍光体シート1に照射され、被写体4の放
射線画像情報が蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録され
る。
の検出および蓄積性蛍光体シートへの放射線画像の蓄積
記録を説明するための図である。図3に示すように本発
明の実施例による瞬時発光検出装置は、蛍光導光シート
2が放射線源5の方向を向くように配されている。放射
線源5から発せられた放射線6は被写体4を透過し、被
写体4を透過した放射線6は蛍光導光シート2に照射さ
れ、これを透過する。蛍光導光シート2を透過した放射
線6は蓄積性蛍光体シート1に照射され、被写体4の放
射線画像情報が蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録され
る。
【0027】これと同時に蓄積性蛍光体シート1からは
被写体4の放射線画像情報を担持する瞬時発光光が発せ
られる。この瞬時発光光は蛍光導光シート2に照射さ
れ、導光シート2に含有されている蛍光体に捕えられ
る。これにより蛍光体は二次発光し、この二次発光光は
導光シート2内を全反射してその端面より出射される。
ここで、導光シート2の光検出器3が設けられている端
面以外の端面には銀メッキが施されているため、蛍光体
より発せられた二次発光光は全て光検出器3が設けられ
た端面から出射され光検出器3により検出される。この
二次発光光は被写体4の放射線画像情報を担持する瞬時
発光光と対応する光量の光であり、光検出器3は二次発
光光の光量すなわち瞬時発光光の光量に関する情報Qを
出力する。なお、この情報Qは、蓄積性蛍光体シート1
に照射された放射線の総和すなわち露光量を表す情報と
なる。
被写体4の放射線画像情報を担持する瞬時発光光が発せ
られる。この瞬時発光光は蛍光導光シート2に照射さ
れ、導光シート2に含有されている蛍光体に捕えられ
る。これにより蛍光体は二次発光し、この二次発光光は
導光シート2内を全反射してその端面より出射される。
ここで、導光シート2の光検出器3が設けられている端
面以外の端面には銀メッキが施されているため、蛍光体
より発せられた二次発光光は全て光検出器3が設けられ
た端面から出射され光検出器3により検出される。この
二次発光光は被写体4の放射線画像情報を担持する瞬時
発光光と対応する光量の光であり、光検出器3は二次発
光光の光量すなわち瞬時発光光の光量に関する情報Qを
出力する。なお、この情報Qは、蓄積性蛍光体シート1
に照射された放射線の総和すなわち露光量を表す情報と
なる。
【0028】光検出器3より出力された情報Qは読取条
件決定手段7に入力され、ここにおいて、蓄積性蛍光体
シート1から被写体4の放射線画像情報を担持する画像
信号を得る際の読取条件が求められる。すなわち、情報
Qよりシート1に照射された放射線の総量が求められ、
この放射線の総量から例えば画像信号の感度が求めら
れ、この感度から蓄積性蛍光体シート1から被写体4の
放射線画像情報を担持する画像信号を得る際の入出力の
関係を定める読取ゲイン、スケールファクタあるいは読
取りにおける励起光のパワー等が求められる。ここで、
感度とは所定の光量の輝尽発光光をどのレベルの画像信
号とするかを定める光電変換率をいう。
件決定手段7に入力され、ここにおいて、蓄積性蛍光体
シート1から被写体4の放射線画像情報を担持する画像
信号を得る際の読取条件が求められる。すなわち、情報
Qよりシート1に照射された放射線の総量が求められ、
この放射線の総量から例えば画像信号の感度が求めら
れ、この感度から蓄積性蛍光体シート1から被写体4の
放射線画像情報を担持する画像信号を得る際の入出力の
関係を定める読取ゲイン、スケールファクタあるいは読
取りにおける励起光のパワー等が求められる。ここで、
感度とは所定の光量の輝尽発光光をどのレベルの画像信
号とするかを定める光電変換率をいう。
【0029】求められた読取条件は、読取手段8に入力
される。読取手段8においては、この求められた読取条
件に基づいて蓄積性蛍光体シート1から画像信号が読み
取られる。以下この画像信号の読取りについて説明す
る。
される。読取手段8においては、この求められた読取条
件に基づいて蓄積性蛍光体シート1から画像信号が読み
取られる。以下この画像信号の読取りについて説明す
る。
【0030】まず蓄積性蛍光体シート1をエンドレスベ
ルト等の副走査手段9により矢印Yの方向に移動させな
がら、レーザー光源10からのレーザー光(励起光)11を
走査ミラー12によって偏向させ、シート1上をX方向に
主走査させる。この励起光走査により蓄積性蛍光体シー
ト1からは、蓄積記録されている放射線画像情報に応じ
た光量の輝尽発光光13が発散する。輝尽発光光13は、透
明なアクリル板を成形して作られた光ガイド14の一端面
からこの光ガイド14の内部に入射し、その中を全反射を
繰返しながら進行して、フォトマルチプライヤー(光電
子増倍管)15に受光される。このフォトマルチプライヤ
ー15からは、輝尽発光光13の発光量に対応した、つまり
被写体4の放射線画像情報を担持する画像信号Sが出力
される。
ルト等の副走査手段9により矢印Yの方向に移動させな
がら、レーザー光源10からのレーザー光(励起光)11を
走査ミラー12によって偏向させ、シート1上をX方向に
主走査させる。この励起光走査により蓄積性蛍光体シー
ト1からは、蓄積記録されている放射線画像情報に応じ
た光量の輝尽発光光13が発散する。輝尽発光光13は、透
明なアクリル板を成形して作られた光ガイド14の一端面
からこの光ガイド14の内部に入射し、その中を全反射を
繰返しながら進行して、フォトマルチプライヤー(光電
子増倍管)15に受光される。このフォトマルチプライヤ
ー15からは、輝尽発光光13の発光量に対応した、つまり
被写体4の放射線画像情報を担持する画像信号Sが出力
される。
【0031】この画像信号Sは、対数増幅器16により対
数増幅され、次いでA/D変換器17に通されて、デジタ
ルの画像信号S′に変換される。この画像信号S′は画
像処理手段18において階調処理、周波数処理等の画像処
理を受けた後、再生手段19において再生される。
数増幅され、次いでA/D変換器17に通されて、デジタ
ルの画像信号S′に変換される。この画像信号S′は画
像処理手段18において階調処理、周波数処理等の画像処
理を受けた後、再生手段19において再生される。
【0032】次いで、本発明の第2実施例について説明
する。
する。
【0033】図5は本発明による瞬時発光検出装置の第
2実施例を表す図である。図5に示すように本発明の第
2実施例による瞬時発光検出装置の導光シートは4つの
領域2a,2b,2c,2dに分割されており、それぞれの領域
毎に光検出器3a,3b,3c,3dが設けられている。なおこ
の場合は、各領域2a,2b,2c,2dの境界は銀メッキが施
されており、各領域に含有される蛍光体から発せられる
二次発光光は他の領域に出射されることはない。そして
これにより、蓄積性蛍光体シート1より発せられる瞬時
発光光は導光シート2の各領域2a,2b,2c,2d毎に検出
され、各領域2a,2b,2c,2d毎の瞬時発光光に関する情
報が各光検出器3a,3b,3c,3dより出力される。このよ
うに導光シート2を複数の領域に分割することにより、
例えば図6に示すような人間の胸部画像を蓄積性蛍光体
シート1に蓄積記録した場合に、すぬけ部20に対応する
領域2a,2dにより検出される瞬時発光光の光量は他の領
域2b,2cよりも大きいことから画像信号の最大値に対応
する瞬時発光光の値を容易に求めることができる。そし
て領域2a,2dにそれぞれ設けられた光検出器3a,3dから
出力される情報より容易に蓄積性蛍光体シート1から得
られる画像信号の最大値を求めることができ、これによ
り前述した読取条件を容易に求めることが可能となる。
2実施例を表す図である。図5に示すように本発明の第
2実施例による瞬時発光検出装置の導光シートは4つの
領域2a,2b,2c,2dに分割されており、それぞれの領域
毎に光検出器3a,3b,3c,3dが設けられている。なおこ
の場合は、各領域2a,2b,2c,2dの境界は銀メッキが施
されており、各領域に含有される蛍光体から発せられる
二次発光光は他の領域に出射されることはない。そして
これにより、蓄積性蛍光体シート1より発せられる瞬時
発光光は導光シート2の各領域2a,2b,2c,2d毎に検出
され、各領域2a,2b,2c,2d毎の瞬時発光光に関する情
報が各光検出器3a,3b,3c,3dより出力される。このよ
うに導光シート2を複数の領域に分割することにより、
例えば図6に示すような人間の胸部画像を蓄積性蛍光体
シート1に蓄積記録した場合に、すぬけ部20に対応する
領域2a,2dにより検出される瞬時発光光の光量は他の領
域2b,2cよりも大きいことから画像信号の最大値に対応
する瞬時発光光の値を容易に求めることができる。そし
て領域2a,2dにそれぞれ設けられた光検出器3a,3dから
出力される情報より容易に蓄積性蛍光体シート1から得
られる画像信号の最大値を求めることができ、これによ
り前述した読取条件を容易に求めることが可能となる。
【0034】なお、上述した実施例においては、導光シ
ートを1枚のみ設けるようにしているが、蓄積性蛍光体
シートが両面発光するタイプのものである場合には、放
射線が入射される側とは反対側にのみ導光シートを設け
るようにしてもよく、あるいは図7に示す本発明の第3
実施例のように蓄積性蛍光体シート1を2枚の導光シー
ト2,2′で挟むようにしてもよいものである。このよ
うに2枚の導光シート2,2′により蓄積性蛍光体シー
ト1を挟むことにより、蓄積性蛍光体シート1に放射線
が照射されたときに発せられる瞬時発光光をより多く検
出することができるためより好ましい。この場合は各導
光シート2,2′毎に光検出器3,3′が設けられ、各
導光シート2,2′に照射された蓄積性蛍光体シート1
からの瞬時発光光は各導光シート2,2′に捕えられ、
これにより各導光シート2,2′に含有されている蛍光
体が二次発光し、この二次発光光が各光検出器3,3′
において検出され、二次発光光に関する情報が各光検出
器3,3′から出力され、この情報に基づいて蓄積性蛍
光体シート1から画像信号を得る際の読取条件が決定さ
れ、この読取条件にしたがって、画像信号が読み取られ
る。
ートを1枚のみ設けるようにしているが、蓄積性蛍光体
シートが両面発光するタイプのものである場合には、放
射線が入射される側とは反対側にのみ導光シートを設け
るようにしてもよく、あるいは図7に示す本発明の第3
実施例のように蓄積性蛍光体シート1を2枚の導光シー
ト2,2′で挟むようにしてもよいものである。このよ
うに2枚の導光シート2,2′により蓄積性蛍光体シー
ト1を挟むことにより、蓄積性蛍光体シート1に放射線
が照射されたときに発せられる瞬時発光光をより多く検
出することができるためより好ましい。この場合は各導
光シート2,2′毎に光検出器3,3′が設けられ、各
導光シート2,2′に照射された蓄積性蛍光体シート1
からの瞬時発光光は各導光シート2,2′に捕えられ、
これにより各導光シート2,2′に含有されている蛍光
体が二次発光し、この二次発光光が各光検出器3,3′
において検出され、二次発光光に関する情報が各光検出
器3,3′から出力され、この情報に基づいて蓄積性蛍
光体シート1から画像信号を得る際の読取条件が決定さ
れ、この読取条件にしたがって、画像信号が読み取られ
る。
【0035】また、導光シートを2枚設けた場合におい
ても、前述した図5に示す実施例と同様に各導光シート
2,2′を複数の領域に分割するようにしてもよい。例
えば、図8に示す本発明の第4実施例のように各導光シ
ート2,2′を分割方向が互いに直交するように設ける
ようにしてもよい。すなわち、各導光シート2,2′を
それぞれ4つの領域2a,2b,2c,2d,2a′,2b′,2
c′,2d′に分割し、それぞれの領域に光検出器3a,3
b,3c,3d,3a′,3b′,3c′,3d′を設けそれぞれの
領域において検出され二次発光光に変換された瞬時発光
光を各光検出器において検出し、各光検出器から出力さ
れた瞬時発光光に関する情報を比較して最も大きい値を
蓄積性蛍光体シート1から得られる画像信号の最大値と
して検出し、これにより前述した読取条件を容易に求め
ることが可能となる。
ても、前述した図5に示す実施例と同様に各導光シート
2,2′を複数の領域に分割するようにしてもよい。例
えば、図8に示す本発明の第4実施例のように各導光シ
ート2,2′を分割方向が互いに直交するように設ける
ようにしてもよい。すなわち、各導光シート2,2′を
それぞれ4つの領域2a,2b,2c,2d,2a′,2b′,2
c′,2d′に分割し、それぞれの領域に光検出器3a,3
b,3c,3d,3a′,3b′,3c′,3d′を設けそれぞれの
領域において検出され二次発光光に変換された瞬時発光
光を各光検出器において検出し、各光検出器から出力さ
れた瞬時発光光に関する情報を比較して最も大きい値を
蓄積性蛍光体シート1から得られる画像信号の最大値と
して検出し、これにより前述した読取条件を容易に求め
ることが可能となる。
【0036】なお、この場合に各導光シート2,2′の
分割方向を互いに直交せしめているのは、以下述べる理
由による。すなわち、放射線画像には前述した図6に示
すように蓄積性蛍光体シートの長手方向にすぬけ部20が
存在する場合と、図9に示すように短手方向にすぬけ部
20が存在する場合とがある。ここで、図8に示すような
方向に導光シート2,2′が分割されている場合におい
ては、図6に示すような放射線画像の場合は導光シート
2の領域2a,2dにおいて得られる二次発光の光量が大き
くなり、図9に示すような放射線画像の場合は導光シー
ト2′の領域2a′2b′において得られる二次発光の光量
が大きくなる。したがって、導光シートを単一方向にの
み分割した場合は、すぬけ部が存在する方向の相違によ
り導光シートの各領域において得られる瞬時発光光に関
する情報から画像信号の最大値を求めることが困難とな
る。例えば、図9に示すように短手方向にすぬけ部20が
存在する放射線画像の場合は、図8に示す導光シート2
のように分割したのでは、各領域毎の最大値を検出する
ことが困難となり、図6に示すように長手方向にすぬけ
部が存在する放射線画像の場合は、図8に示す導光シー
ト2′のように分割したのでは、各領域毎の最大値を検
出することが困難となる。そこで、2枚の導光シートを
用いた場合は分割方向が互いに異なるように各導光シー
トを複数の領域に分割した方がすぬけ部の存在する方向
によらず各領域毎の画像信号の最大値を検出することが
でき、より好ましいものである。
分割方向を互いに直交せしめているのは、以下述べる理
由による。すなわち、放射線画像には前述した図6に示
すように蓄積性蛍光体シートの長手方向にすぬけ部20が
存在する場合と、図9に示すように短手方向にすぬけ部
20が存在する場合とがある。ここで、図8に示すような
方向に導光シート2,2′が分割されている場合におい
ては、図6に示すような放射線画像の場合は導光シート
2の領域2a,2dにおいて得られる二次発光の光量が大き
くなり、図9に示すような放射線画像の場合は導光シー
ト2′の領域2a′2b′において得られる二次発光の光量
が大きくなる。したがって、導光シートを単一方向にの
み分割した場合は、すぬけ部が存在する方向の相違によ
り導光シートの各領域において得られる瞬時発光光に関
する情報から画像信号の最大値を求めることが困難とな
る。例えば、図9に示すように短手方向にすぬけ部20が
存在する放射線画像の場合は、図8に示す導光シート2
のように分割したのでは、各領域毎の最大値を検出する
ことが困難となり、図6に示すように長手方向にすぬけ
部が存在する放射線画像の場合は、図8に示す導光シー
ト2′のように分割したのでは、各領域毎の最大値を検
出することが困難となる。そこで、2枚の導光シートを
用いた場合は分割方向が互いに異なるように各導光シー
トを複数の領域に分割した方がすぬけ部の存在する方向
によらず各領域毎の画像信号の最大値を検出することが
でき、より好ましいものである。
【0037】また、片面発光するタイプの蓄積性蛍光体
シートの場合であっても、導光シートを2枚設けるよう
にしてもよいものである。すなわち、図10に示すように
蓄積性蛍光体シート1の瞬時発光光あるいは輝尽発光光
が発光する面に導光シート2,2′を積層させるように
設けるものである。この場合は各導光シート2,2′毎
に光検出器3,3′が設けられ、導光シート2はシート
2の厚さを薄くするあるいはシートに含有される蛍光体
の量を少なくする等して透過率を高くしている。これに
より、蓄積性蛍光体シート1から発せられる瞬時発光光
は導光シート2に吸収されるとともに、一部が透過され
て導光シート2′に到達し、この導光シート2に照射さ
れる。各導光シート2,2′に照射された蓄積性蛍光体
シート1からの瞬時発光光は各導光シート2,2′に捕
えられ、これにより各導光シート2,2′に含有されて
いる蛍光体が二次発光し、この二次発光光が各光検出器
3,3′において検出され、二次発光光に関する情報が
各光検出器3,3′から出力され、この情報に基づいて
蓄積性蛍光体シート1から画像信号を得る際の読取条件
が決定され、この読取条件にしたがって、画像信号が読
み取られる。
シートの場合であっても、導光シートを2枚設けるよう
にしてもよいものである。すなわち、図10に示すように
蓄積性蛍光体シート1の瞬時発光光あるいは輝尽発光光
が発光する面に導光シート2,2′を積層させるように
設けるものである。この場合は各導光シート2,2′毎
に光検出器3,3′が設けられ、導光シート2はシート
2の厚さを薄くするあるいはシートに含有される蛍光体
の量を少なくする等して透過率を高くしている。これに
より、蓄積性蛍光体シート1から発せられる瞬時発光光
は導光シート2に吸収されるとともに、一部が透過され
て導光シート2′に到達し、この導光シート2に照射さ
れる。各導光シート2,2′に照射された蓄積性蛍光体
シート1からの瞬時発光光は各導光シート2,2′に捕
えられ、これにより各導光シート2,2′に含有されて
いる蛍光体が二次発光し、この二次発光光が各光検出器
3,3′において検出され、二次発光光に関する情報が
各光検出器3,3′から出力され、この情報に基づいて
蓄積性蛍光体シート1から画像信号を得る際の読取条件
が決定され、この読取条件にしたがって、画像信号が読
み取られる。
【0038】また、片面発光タイプの蓄積性蛍光体シー
トに導光シートを2枚設けた場合においても、前述した
図8に示す実施例と同様に各導光シート2,2′を複数
の領域に分割するようにしてもよい。この場合において
も、図11に示すように各導光シート2,2′を分割方向
が互いに直交するように設けるのが好ましい。
トに導光シートを2枚設けた場合においても、前述した
図8に示す実施例と同様に各導光シート2,2′を複数
の領域に分割するようにしてもよい。この場合において
も、図11に示すように各導光シート2,2′を分割方向
が互いに直交するように設けるのが好ましい。
【0039】さらに、上述した実施例においては、導光
体シートから発せられる二次発光を検出し、読取条件を
求めるようにしているが、検出された二次発光に関する
情報を、放射線画像を再生する際に画像信号に施す画像
処理条件を決定するために用いるようにしてもよいもの
である。
体シートから発せられる二次発光を検出し、読取条件を
求めるようにしているが、検出された二次発光に関する
情報を、放射線画像を再生する際に画像信号に施す画像
処理条件を決定するために用いるようにしてもよいもの
である。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る瞬時発光検出装置は、導光シートにより蓄積性蛍光体
シートから発せられる瞬時発光光を検出するようにした
ため、前述した先読みを行うことなく読取条件等を決定
することができるとともに、導光シートにより効率よく
瞬時発光光を検出することが可能となる。また、光検出
器の存在によるアーチファクトの問題もなくなる。そし
てこれにより、蓄積性蛍光体シートから画像信号を得る
際の読取時あるいは画像処理条件を迅速に求めることが
可能となる。
る瞬時発光検出装置は、導光シートにより蓄積性蛍光体
シートから発せられる瞬時発光光を検出するようにした
ため、前述した先読みを行うことなく読取条件等を決定
することができるとともに、導光シートにより効率よく
瞬時発光光を検出することが可能となる。また、光検出
器の存在によるアーチファクトの問題もなくなる。そし
てこれにより、蓄積性蛍光体シートから画像信号を得る
際の読取時あるいは画像処理条件を迅速に求めることが
可能となる。
【図1】本発明による瞬時発光検出装置の第1実施例を
表す図
表す図
【図2】導光シート内を光が反射する状態を表す図
【図3】蓄積性蛍光体シートに放射線画像が蓄積記録さ
れる状態を表す図
れる状態を表す図
【図4】蓄積性蛍光体シートから画像信号を読み取る状
態を表す図
態を表す図
【図5】本発明による瞬時発光検出装置の第2実施例を
表す図
表す図
【図6】蓄積性蛍光体シートに蓄積記録される放射線画
像の実施例を表す図
像の実施例を表す図
【図7】本発明による瞬時発光検出装置の第3実施例を
表す図
表す図
【図8】導光シートを分割した状態を表す図
【図9】蓄積性蛍光体シートに蓄積記録される放射線画
像の別の実施例を表す図
像の別の実施例を表す図
【図10】本発明による瞬時発光検出装置の第4実施例
を表す図
を表す図
【図11】導光シートを分割した状態を表す図
1 蓄積性蛍光体シート 2,2′,2a,2b,2c,2d,2a,2b,2c,2d 蛍光導
光シート 3,3′,3a,3b,3c,3d,3a,3b,3c,3d 光検出
器 4 被写体 5 放射線源 6 放射線 7 読取条件決定手段 8 再生手段 20 すぬけ部
光シート 3,3′,3a,3b,3c,3d,3a,3b,3c,3d 光検出
器 4 被写体 5 放射線源 6 放射線 7 読取条件決定手段 8 再生手段 20 すぬけ部
Claims (4)
- 【請求項1】 放射線画像情報を担持する放射線が照射
されることにより、該放射線画像情報が蓄積記録される
とともに、該放射線画像情報を担持する瞬時発光光を発
光し、励起光の照射により前記放射線画像情報を担持す
る輝尽発光光を発光する蓄積性蛍光体シートと、 該蓄積性蛍光体シートの全面を略覆うように設けられ、
前記瞬時発光光の光量に応じた光量の二次発光光を発す
る蛍光体を含有し、端面から該二次発光光を発する蛍光
導光シートと、 該蛍光導光シートの端面に対向して設けられ前記二次発
光光を検出し、該二次発光光の光量に関する情報を出力
する光検出器とからなることを特徴とする瞬時発光検出
装置。 - 【請求項2】 前記導光シートが複数の領域に分割さ
れ、該分割された領域毎に前記光検出器を設けたことを
特徴とする請求項1記載の瞬時発光検出装置。 - 【請求項3】 前記導光シートが2枚前記蓄積性蛍光体
シートを挟むようにもしくは重ねて設けられ、該各導光
シートが互いに異なる方向に分割されていることを特徴
とする請求項2記載の瞬時発光検出装置。 - 【請求項4】 前記光検出器から出力された情報に基づ
いて、前記蓄積性蛍光体シートから前記放射線画像情報
を担持する画像信号を得る際の読取条件および/または
画像処理を施す際の画像処理条件を決定する読取/処理
条件決定手段をさらに設けたことを特徴とする請求項
1,2または3記載の瞬時発光検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23948493A JPH0792583A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 瞬時発光検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23948493A JPH0792583A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 瞬時発光検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792583A true JPH0792583A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17045468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23948493A Withdrawn JPH0792583A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 瞬時発光検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792583A (ja) |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP23948493A patent/JPH0792583A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |