JPH0792654A - マスク修正装置およびマスクの修正方法 - Google Patents
マスク修正装置およびマスクの修正方法Info
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- JPH0792654A JPH0792654A JP23345693A JP23345693A JPH0792654A JP H0792654 A JPH0792654 A JP H0792654A JP 23345693 A JP23345693 A JP 23345693A JP 23345693 A JP23345693 A JP 23345693A JP H0792654 A JPH0792654 A JP H0792654A
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- mask
- slit
- shaped
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、光の回折による影響を抑え、欠
陥部の高精度な修正ができるマスク修正装置等を提供す
ることを目的とする。 【構成】 内辺部に沿って、透過光の位相を1/2波長
だけ変える位相板12を有した2枚のL形遮光板10,
10を組み合わせて、可変形スリット14を形成する。
一対のL形遮光板10,10に光を照射すると、この光
は可変形スリット14中を通過するとともに、一部の光
は位相板12を透過する。また、この場合、L形遮光板
10の位相板12側に回り込む回折光が生じる。ところ
が、位相板12の透過光は位相が1/2波長だけずれて
いるため、この透過光と回折光とがエネルギー的に相殺
される。したがって、回折光の無い状態での欠陥部Kの
修正が可能となる。
陥部の高精度な修正ができるマスク修正装置等を提供す
ることを目的とする。 【構成】 内辺部に沿って、透過光の位相を1/2波長
だけ変える位相板12を有した2枚のL形遮光板10,
10を組み合わせて、可変形スリット14を形成する。
一対のL形遮光板10,10に光を照射すると、この光
は可変形スリット14中を通過するとともに、一部の光
は位相板12を透過する。また、この場合、L形遮光板
10の位相板12側に回り込む回折光が生じる。ところ
が、位相板12の透過光は位相が1/2波長だけずれて
いるため、この透過光と回折光とがエネルギー的に相殺
される。したがって、回折光の無い状態での欠陥部Kの
修正が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造工程で用
いられるマスクのパターン上に発生する欠陥を除去し
て、マスクの修正を行なうマスク修正装置およびその修
正方法に関するものである。
いられるマスクのパターン上に発生する欠陥を除去し
て、マスクの修正を行なうマスク修正装置およびその修
正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は特開昭60-132325号公報
に示された従来のマスク修正装置の基本的構成を示す図
である。図において、1はマスクMのパターン上の欠陥
部Kを除去するレーザ光Lの光源(例えばNd:YAG
レーザ)、2はレーザ光Lを平行光とするコリメータレ
ンズ、3はレーザ光LをマスクMの欠陥部Kの形状に合
わせて所定の矩形形状に整形する可変長方形スリット、
4は整形されたレーザ光LをマスクMの欠陥部Kに集光
する対物レンズである。
に示された従来のマスク修正装置の基本的構成を示す図
である。図において、1はマスクMのパターン上の欠陥
部Kを除去するレーザ光Lの光源(例えばNd:YAG
レーザ)、2はレーザ光Lを平行光とするコリメータレ
ンズ、3はレーザ光LをマスクMの欠陥部Kの形状に合
わせて所定の矩形形状に整形する可変長方形スリット、
4は整形されたレーザ光LをマスクMの欠陥部Kに集光
する対物レンズである。
【0003】図5はマスクの欠陥部周りの拡大図であ
る。この場合、マスクMは、例えば合成石英板上にLS
I用のマスクパターンPをクロム薄膜で形成したもので
あり、欠陥部Kは、マスクMの形成中に、マスクパター
ンPの光透過領域中に飛び出した余分なクロム薄膜であ
る。
る。この場合、マスクMは、例えば合成石英板上にLS
I用のマスクパターンPをクロム薄膜で形成したもので
あり、欠陥部Kは、マスクMの形成中に、マスクパター
ンPの光透過領域中に飛び出した余分なクロム薄膜であ
る。
【0004】つぎに、このマスク修正装置の動作につい
て説明する。光源1から出射されたレーザ光Lはコリメ
ータレンズ2により平行光とされた後、可変長方形スリ
ット3を通過して、所定の矩形形状に整形される。そし
て、このレーザ光Lは対物レンズ4によりマスクM上に
集光照射されて、マスクMの欠陥部K上に可変長方形ス
リット3のスリット像を形成する。このため、マスクM
上の欠陥部Kはレーザ光Lが集光されたこのスリット像
により加熱されて蒸発し、除去される。
て説明する。光源1から出射されたレーザ光Lはコリメ
ータレンズ2により平行光とされた後、可変長方形スリ
ット3を通過して、所定の矩形形状に整形される。そし
て、このレーザ光Lは対物レンズ4によりマスクM上に
集光照射されて、マスクMの欠陥部K上に可変長方形ス
リット3のスリット像を形成する。このため、マスクM
上の欠陥部Kはレーザ光Lが集光されたこのスリット像
により加熱されて蒸発し、除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記マスク修正装置で
は、レーザ光Lとして、高分解能化を図るため、Nd:
YAGレーザの第2高調波(波長0.53μm )が用い
られている。一方、可変長方形スリット3のスリット像
のコーナー部は、光の回折により、レーザ光Lの波長程
度の大きさの曲率半径を有した丸みを有することとな
る。したがって、1μm 程度の欠陥部Kの修正をする場
合、スリット像のサイズも1μm 程度の大きさとなるた
め、光の回折の影響により、所望のスリット像を形成す
ることが困難となり、修正精度の低下を招く。
は、レーザ光Lとして、高分解能化を図るため、Nd:
YAGレーザの第2高調波(波長0.53μm )が用い
られている。一方、可変長方形スリット3のスリット像
のコーナー部は、光の回折により、レーザ光Lの波長程
度の大きさの曲率半径を有した丸みを有することとな
る。したがって、1μm 程度の欠陥部Kの修正をする場
合、スリット像のサイズも1μm 程度の大きさとなるた
め、光の回折の影響により、所望のスリット像を形成す
ることが困難となり、修正精度の低下を招く。
【0006】特に、図5で示されるような、マスクパタ
ーンPのコーナー部の欠陥部Kの修正はスリット像のコ
ーナーの丸みによって困難となり、修正後のマスクパタ
ーンPの寸法が設計値から大きくずれることとなる。マ
スクパターンPの寸法のずれは最終的に製造されるデバ
イス(製品)の信頼性に大きな影響を及ぼす。したがっ
て、マスクMの修正精度はプロセス全体の精度を決めて
しまうこととなるため、できるだけ高精度であることが
望まれる。
ーンPのコーナー部の欠陥部Kの修正はスリット像のコ
ーナーの丸みによって困難となり、修正後のマスクパタ
ーンPの寸法が設計値から大きくずれることとなる。マ
スクパターンPの寸法のずれは最終的に製造されるデバ
イス(製品)の信頼性に大きな影響を及ぼす。したがっ
て、マスクMの修正精度はプロセス全体の精度を決めて
しまうこととなるため、できるだけ高精度であることが
望まれる。
【0007】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、光の回折による影響を抑え、欠陥
部の高精度な修正ができるマスク修正装置およびマスク
の修正方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、光の回折による影響を抑え、欠陥
部の高精度な修正ができるマスク修正装置およびマスク
の修正方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明
は、修正用のスリットを通過した光をマスクのパターン
上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除去するマス
ク修正装置において、前記修正用のスリットが、透過光
の位相を1/2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って
有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成される可変
形スリットであることである。
は、修正用のスリットを通過した光をマスクのパターン
上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除去するマス
ク修正装置において、前記修正用のスリットが、透過光
の位相を1/2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って
有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成される可変
形スリットであることである。
【0009】この発明の第2の発明は、修正用のスリッ
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置におい
て、前記修正用のスリットが、角部の内方にL形の小開
口部を有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成され
る可変形スリットであることである。
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置におい
て、前記修正用のスリットが、角部の内方にL形の小開
口部を有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成され
る可変形スリットであることである。
【0010】この発明の第3の発明は、修正用のスリッ
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置におい
て、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/2波
長だけ変える位相板を内辺部に沿って有し、かつ、角部
の内方にL形の小開口部を有した2枚のL形遮光板を組
み合わせて形成される可変形スリットであることであ
る。
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置におい
て、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/2波
長だけ変える位相板を内辺部に沿って有し、かつ、角部
の内方にL形の小開口部を有した2枚のL形遮光板を組
み合わせて形成される可変形スリットであることであ
る。
【0011】この発明の第4の発明は、修正用のスリッ
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスクの修正方法におい
て、透過光の位相を1/2波長だけ変える位相板を内辺
部に沿って有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成
される修正用の可変形スリットを用いて、前記光を整形
するようにしたことである。
トを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に集光照
射して、この欠陥部を除去するマスクの修正方法におい
て、透過光の位相を1/2波長だけ変える位相板を内辺
部に沿って有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成
される修正用の可変形スリットを用いて、前記光を整形
するようにしたことである。
【0012】
【作用】この発明の第1の発明では、可変形スリット側
に照射された光は、その一部が、可変形スリットの端部
からL形遮光板の位相板裏側に移動する回折光となると
ともに、その一部が位相板を透過して、位相が1/2波
長だけ変えられた透過光になる。一般に光はsinカー
ブ等で表わされる波動と考えることができるので、位相
が1/2波長だけ異なるこの透過光と回折光とは、互い
に、エネルギーが打ち消される。したがって、このマス
ク修正装置では、回折光の影響が無くなり、マスク上
に、例えばレーザ光による可変形スリットのスリット像
を正確に集光照射できるようになり、このマスクのパタ
ーン上の欠陥部を精度よく除去できるようになる。
に照射された光は、その一部が、可変形スリットの端部
からL形遮光板の位相板裏側に移動する回折光となると
ともに、その一部が位相板を透過して、位相が1/2波
長だけ変えられた透過光になる。一般に光はsinカー
ブ等で表わされる波動と考えることができるので、位相
が1/2波長だけ異なるこの透過光と回折光とは、互い
に、エネルギーが打ち消される。したがって、このマス
ク修正装置では、回折光の影響が無くなり、マスク上
に、例えばレーザ光による可変形スリットのスリット像
を正確に集光照射できるようになり、このマスクのパタ
ーン上の欠陥部を精度よく除去できるようになる。
【0013】この発明の第2の発明では、可変形スリッ
ト側に照射された光により、第1の発明の場合と同様
に、L形遮光板の位相板裏側に移動する回折光が生じる
が、この場合、L形遮光板の小開口部を通過した光によ
りこの回折光が弱められる。したがって、このマスク修
正装置でも、回折光の影響を弱めることができ、マスク
のパターン上の欠陥部を精度よく除去できる。
ト側に照射された光により、第1の発明の場合と同様
に、L形遮光板の位相板裏側に移動する回折光が生じる
が、この場合、L形遮光板の小開口部を通過した光によ
りこの回折光が弱められる。したがって、このマスク修
正装置でも、回折光の影響を弱めることができ、マスク
のパターン上の欠陥部を精度よく除去できる。
【0014】この発明の第3および第4の発明は、第1
の発明と第2の発明の要部を組み合わせた場合であり、
第1および第2の発明より以上に、マスクのパターン上
の欠陥部を精度よく除去できる。
の発明と第2の発明の要部を組み合わせた場合であり、
第1および第2の発明より以上に、マスクのパターン上
の欠陥部を精度よく除去できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の第1乃至第4の発明の一実施例に
係るマスク修正装置の2枚のL形遮光板の平面図、図2
は2枚のL形遮光板を組み合わせて修正用スリットを形
成しているところを示す図である。
る。図1はこの発明の第1乃至第4の発明の一実施例に
係るマスク修正装置の2枚のL形遮光板の平面図、図2
は2枚のL形遮光板を組み合わせて修正用スリットを形
成しているところを示す図である。
【0016】図において、10は修正用のスリットを形
成するためのL形遮光板である。このL形遮光板10は
完全に光を通さないL形の遮光部11の内面側に、透過
した光の位相を1/2波長(例えばπ)だけ変化させる
細長いL形の位相板12を有したものである。この位相
板12は光透過性の大きいガラス系(例えば、溶融石
英)またはセラミック系(例えば、炭化シリコン)等の
材料から構成されている。13はL形遮光板10の内側
の角部の近傍に形成され、内辺側がこの角部と同一角度
にカッティングされているL形の小開口部である。な
お、この実施例の場合、小開口部13は位相板12の角
部の外端に沿って形成されている。14は2枚のL形遮
光板10の内面側どうしを対向させるように組み合わせ
て形成される可変形スリットとしての矩形状開口部であ
る。なお、他の構成は図4で示したマスク修正装置と同
一である。
成するためのL形遮光板である。このL形遮光板10は
完全に光を通さないL形の遮光部11の内面側に、透過
した光の位相を1/2波長(例えばπ)だけ変化させる
細長いL形の位相板12を有したものである。この位相
板12は光透過性の大きいガラス系(例えば、溶融石
英)またはセラミック系(例えば、炭化シリコン)等の
材料から構成されている。13はL形遮光板10の内側
の角部の近傍に形成され、内辺側がこの角部と同一角度
にカッティングされているL形の小開口部である。な
お、この実施例の場合、小開口部13は位相板12の角
部の外端に沿って形成されている。14は2枚のL形遮
光板10の内面側どうしを対向させるように組み合わせ
て形成される可変形スリットとしての矩形状開口部であ
る。なお、他の構成は図4で示したマスク修正装置と同
一である。
【0017】つぎにこのマスク修正装置の動作について
説明する。まず、一対のL形遮光板10,10を組み合
わせて、修正用スリットとなる所定寸法の開口部14を
形成し、この開口部14の像(以下これをスリット像と
いう)が、マスクMのマスクパターンP上の欠陥部Kを
適正に覆うようにする。つぎに光源1からコリメータレ
ンズ2を介して一対のL形遮光板10,10側にレーザ
光Lを照射する。このレーザ光LはL形遮光板10,1
0の開口部14を通って矩形状に整形された後、対物レ
ンズ4により集光されて、マスクMの欠陥部K上に開口
部14のスリット像を形成する。
説明する。まず、一対のL形遮光板10,10を組み合
わせて、修正用スリットとなる所定寸法の開口部14を
形成し、この開口部14の像(以下これをスリット像と
いう)が、マスクMのマスクパターンP上の欠陥部Kを
適正に覆うようにする。つぎに光源1からコリメータレ
ンズ2を介して一対のL形遮光板10,10側にレーザ
光Lを照射する。このレーザ光LはL形遮光板10,1
0の開口部14を通って矩形状に整形された後、対物レ
ンズ4により集光されて、マスクMの欠陥部K上に開口
部14のスリット像を形成する。
【0018】この場合、開口部14を通ったレーザ光L
は、平行な状態で対物レンズ4側に進むとともに、開口
部14の端部から位相板12側に回折した回折光も対物
レンズ4側に進むこととなる。このため、この回折光の
影響でスリット像の輪郭がぼやけ、特にスリット像の角
部はレーザ光Lの波長(0.53μm )程度の大きさの
曲率半径で丸みを帯びてしまう。
は、平行な状態で対物レンズ4側に進むとともに、開口
部14の端部から位相板12側に回折した回折光も対物
レンズ4側に進むこととなる。このため、この回折光の
影響でスリット像の輪郭がぼやけ、特にスリット像の角
部はレーザ光Lの波長(0.53μm )程度の大きさの
曲率半径で丸みを帯びてしまう。
【0019】一方、開口部14を形成するL形遮光板1
0の内側には位相板12が取り付けられており、L形遮
光板10に当ったレーザ光Lは、位相板12中をも透過
する。そして、位相板12中を透過した透過光は、開口
部14の端部から位相板12側に回折した回折光ととも
に対物レンズ4側に移動する。この場合位相板12中を
透過した透過光の位相は1/2波長だけずれるが、位相
板12側に回折した回折光には位相のずれは生じない。
ところが、光は一般にsinカーブ等で示される波動と
して捉えることができるため、位相が1/2波長だけず
れた透過光と、位相のずれのない回折光とが合流するこ
とにより、この2つの光は打ち消し合ってしまう。
0の内側には位相板12が取り付けられており、L形遮
光板10に当ったレーザ光Lは、位相板12中をも透過
する。そして、位相板12中を透過した透過光は、開口
部14の端部から位相板12側に回折した回折光ととも
に対物レンズ4側に移動する。この場合位相板12中を
透過した透過光の位相は1/2波長だけずれるが、位相
板12側に回折した回折光には位相のずれは生じない。
ところが、光は一般にsinカーブ等で示される波動と
して捉えることができるため、位相が1/2波長だけず
れた透過光と、位相のずれのない回折光とが合流するこ
とにより、この2つの光は打ち消し合ってしまう。
【0020】すなわち、位相板12を透過したレーザ光
Lが、位相板12側に回折したレーザ光Lと干渉して、
互いにエネルギーを打ち消し合い、実質的に2つのレー
ザ光Lは存在しない状態となる。したがって、このマス
ク修正装置の開口部14には、回折光による影響が無く
なり、そのスリット像の輪郭は明確となる。このため、
このマスク修正装置では、マスクMのマスクパターンP
上の欠陥部Kをこの開口部14のスリット像により正確
に除去できるようになり、マスクMの精度の高い修正が
可能となる。
Lが、位相板12側に回折したレーザ光Lと干渉して、
互いにエネルギーを打ち消し合い、実質的に2つのレー
ザ光Lは存在しない状態となる。したがって、このマス
ク修正装置の開口部14には、回折光による影響が無く
なり、そのスリット像の輪郭は明確となる。このため、
このマスク修正装置では、マスクMのマスクパターンP
上の欠陥部Kをこの開口部14のスリット像により正確
に除去できるようになり、マスクMの精度の高い修正が
可能となる。
【0021】また、L形遮光板10,10に照射された
レーザ光Lの一部は開口部14の角部近傍に設けられた
小開口部13を通って対物レンズ4側に進む。この小開
口部13を通ったレーザ光Lは開口部14の角部周りの
回折光を弱める働きがあるため、この小開口部13によ
っても、スリット像の角部の輪郭は明確となる。したが
って、このマスク修正装置では、この小開口部13の作
用によっても、マスクMのマスクパターンP上の欠陥部
Kを、この開口部14のスリット像により正確に除去で
きるようになる。この場合、小開口部13の形状は、図
3で示されるように、内辺側がL形遮光板10の角部と
同一形状であればよく、外辺側は円形状をしていてもよ
い。
レーザ光Lの一部は開口部14の角部近傍に設けられた
小開口部13を通って対物レンズ4側に進む。この小開
口部13を通ったレーザ光Lは開口部14の角部周りの
回折光を弱める働きがあるため、この小開口部13によ
っても、スリット像の角部の輪郭は明確となる。したが
って、このマスク修正装置では、この小開口部13の作
用によっても、マスクMのマスクパターンP上の欠陥部
Kを、この開口部14のスリット像により正確に除去で
きるようになる。この場合、小開口部13の形状は、図
3で示されるように、内辺側がL形遮光板10の角部と
同一形状であればよく、外辺側は円形状をしていてもよ
い。
【0022】なお、この実施例では、L形遮光板10を
用いて矩形状の開口部14を形成するようにしたが、こ
の開口部14の形状はマスクMのマスクパターンPの形
状によって種々に変えてもよい。すなわち、マスクMの
マスクパターンPの角部が直角でなく、例えば鋭角状に
形成されている場合、角部が鋭角のL形遮光板10を用
いて、平行四辺形の開口部14を形成し、この開口部1
4を使用してマスクMのマスクパターンP上の欠陥部K
を除去するようにしてもよい。この場合においても、L
形遮光板10はその内端側に位相板12を有しており、
その角部近傍に小開口部13を有しているものとする。
また、この実施例では、残留欠陥の修正について説明し
ているが、白欠陥の修正に適用しても同様の効果を奏す
る。
用いて矩形状の開口部14を形成するようにしたが、こ
の開口部14の形状はマスクMのマスクパターンPの形
状によって種々に変えてもよい。すなわち、マスクMの
マスクパターンPの角部が直角でなく、例えば鋭角状に
形成されている場合、角部が鋭角のL形遮光板10を用
いて、平行四辺形の開口部14を形成し、この開口部1
4を使用してマスクMのマスクパターンP上の欠陥部K
を除去するようにしてもよい。この場合においても、L
形遮光板10はその内端側に位相板12を有しており、
その角部近傍に小開口部13を有しているものとする。
また、この実施例では、残留欠陥の修正について説明し
ているが、白欠陥の修正に適用しても同様の効果を奏す
る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】この発明の第1の発明によれば、修正用の
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/
2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って有した2枚の
L形遮光板を組み合わせて形成される可変形スリットで
あるので、この可変形スリットにより、光の回折による
影響を抑えることができ、マスク上の欠陥部の高精度な
修正ができる。
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/
2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って有した2枚の
L形遮光板を組み合わせて形成される可変形スリットで
あるので、この可変形スリットにより、光の回折による
影響を抑えることができ、マスク上の欠陥部の高精度な
修正ができる。
【0025】この発明の第2の発明によれば、修正用の
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、角部の内方にL形の
小開口部を有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成
される可変形スリットであるので、この可変形スリット
により、光の回折による影響を抑えることができ、マス
ク上の欠陥部の高精度な修正ができる。
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、角部の内方にL形の
小開口部を有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成
される可変形スリットであるので、この可変形スリット
により、光の回折による影響を抑えることができ、マス
ク上の欠陥部の高精度な修正ができる。
【0026】この発明の第3の発明によれば、修正用の
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/
2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って有し、かつ、
角部の内方にL形の小開口部を有した2枚のL形遮光板
を組み合わせて形成される可変形スリットであるので、
この可変形スリットにより、光の回折による影響を抑え
ることができ、マスク上の欠陥部の高精度な修正ができ
る。
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスク修正装置に
おいて、前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/
2波長だけ変える位相板を内辺部に沿って有し、かつ、
角部の内方にL形の小開口部を有した2枚のL形遮光板
を組み合わせて形成される可変形スリットであるので、
この可変形スリットにより、光の回折による影響を抑え
ることができ、マスク上の欠陥部の高精度な修正ができ
る。
【0027】この発明の第4の発明によれば、修正用の
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスクの修正方法
において、透過光の位相を1/2波長だけ変える位相板
を内辺部に沿って有した2枚のL形遮光板を組み合わせ
て形成される修正用の可変形スリットを用いて、前記光
を整形するようにしているので、光の回折による影響を
抑えて、マスク上の欠陥部の高精度な修正ができる。
スリットを通過した光をマスクのパターン上の欠陥部に
集光照射して、この欠陥部を除去するマスクの修正方法
において、透過光の位相を1/2波長だけ変える位相板
を内辺部に沿って有した2枚のL形遮光板を組み合わせ
て形成される修正用の可変形スリットを用いて、前記光
を整形するようにしているので、光の回折による影響を
抑えて、マスク上の欠陥部の高精度な修正ができる。
【図1】この発明の一実施例に係るマスク修正装置の2
枚のL形遮光板の平面図である。
枚のL形遮光板の平面図である。
【図2】図1の2枚のL形遮光板を組み合わせて修正用
スリットを形成しているところを示す図である。
スリットを形成しているところを示す図である。
【図3】この発明の他の実施例に係るマスク修正装置の
L形遮光板の平面図である。
L形遮光板の平面図である。
【図4】従来のマスク修正装置の基本的構成を示す図で
ある。
ある。
【図5】マスクの欠陥部周りの拡大図である。
10 L形遮光板 12 位相板 13 小開口部 14 開口部(可変形スリット)
Claims (4)
- 【請求項1】 修正用のスリットを通過した光をマスク
のパターン上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除
去するマスク修正装置において、 前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/2波長だ
け変える位相板を内辺部に沿って有した2枚のL形遮光
板を組み合わせて形成される可変形スリットであること
を特徴とするマスク修正装置。 - 【請求項2】 修正用のスリットを通過した光をマスク
のパターン上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除
去するマスク修正装置において、 前記修正用のスリットが、角部の内方にL形の小開口部
を有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成される可
変形スリットであることを特徴とするマスク修正装置。 - 【請求項3】 修正用のスリットを通過した光をマスク
のパターン上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除
去するマスク修正装置において、 前記修正用のスリットが、透過光の位相を1/2波長だ
け変える位相板を内辺部に沿って有し、かつ、角部の内
方にL形の小開口部を有した2枚のL形遮光板を組み合
わせて形成される可変形スリットであることを特徴とす
るマスク修正装置。 - 【請求項4】 修正用のスリットを通過した光をマスク
のパターン上の欠陥部に集光照射して、この欠陥部を除
去するマスクの修正方法において、 透過光の位相を1/2波長だけ変える位相板を内辺部に
沿って有した2枚のL形遮光板を組み合わせて形成され
る修正用の可変形スリットを用いて、前記光を整形する
ようにしたことを特徴とするマスクの修正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23345693A JPH0792654A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マスク修正装置およびマスクの修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23345693A JPH0792654A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マスク修正装置およびマスクの修正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792654A true JPH0792654A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16955324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23345693A Pending JPH0792654A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | マスク修正装置およびマスクの修正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792654A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009514224A (ja) * | 2005-10-28 | 2009-04-02 | サイマー・インコーポレーテッド | ラインビームとして整形されたレーザー光を生成するためのシステム及び方法 |
| CN106597814A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-04-26 | 深圳市大川光电设备有限公司 | 多功能曝光平台 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23345693A patent/JPH0792654A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009514224A (ja) * | 2005-10-28 | 2009-04-02 | サイマー・インコーポレーテッド | ラインビームとして整形されたレーザー光を生成するためのシステム及び方法 |
| CN106597814A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-04-26 | 深圳市大川光电设备有限公司 | 多功能曝光平台 |
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