JPH0792988A - 音声検出装置と映像切り替え装置 - Google Patents
音声検出装置と映像切り替え装置Info
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- JPH0792988A JPH0792988A JP5238579A JP23857993A JPH0792988A JP H0792988 A JPH0792988 A JP H0792988A JP 5238579 A JP5238579 A JP 5238579A JP 23857993 A JP23857993 A JP 23857993A JP H0792988 A JPH0792988 A JP H0792988A
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- microphone
- speaker
- input signal
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 話者の音声が判別でき話者に対応したマイク
ロホンを正確に特定できる音声検出装置と、この特定に
より映像を自動的に話者に切り換えることができる映像
切り替え装置を提供することを目的とする。 【構成】 音声判定部3が、マイクロホン1に入力され
た信号からスペクトルの特徴量を抽出し、予め求めた音
声の特徴量との類似性の有無によりその信号が音声であ
るか否かを判定する。話者検出部2が、隣接したマイク
ロホン1の入力信号の間の差異を検出することにより話
者の位置を推定し、この話者に対応したマイクロホン1
を特定する。以上の音声判定部3と話者検出部2の出力
結果に基づいて、総合判定部4がそれぞれのマイクロホ
ン1に対応した話者の音声のみを判定する。
ロホンを正確に特定できる音声検出装置と、この特定に
より映像を自動的に話者に切り換えることができる映像
切り替え装置を提供することを目的とする。 【構成】 音声判定部3が、マイクロホン1に入力され
た信号からスペクトルの特徴量を抽出し、予め求めた音
声の特徴量との類似性の有無によりその信号が音声であ
るか否かを判定する。話者検出部2が、隣接したマイク
ロホン1の入力信号の間の差異を検出することにより話
者の位置を推定し、この話者に対応したマイクロホン1
を特定する。以上の音声判定部3と話者検出部2の出力
結果に基づいて、総合判定部4がそれぞれのマイクロホ
ン1に対応した話者の音声のみを判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議システム等
における話者の位置を特定する音声検出装置とこの出力
により映像を切り替える映像切り替え装置に関するもの
である。
における話者の位置を特定する音声検出装置とこの出力
により映像を切り替える映像切り替え装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN等ディジタル通信網の発
達により、企業の間では遠隔地間で積極的にテレビ会議
システムを利用し始めている。
達により、企業の間では遠隔地間で積極的にテレビ会議
システムを利用し始めている。
【0003】現在のテレビ会議システムにおいて、限ら
れた大きさのモニター画面を用いてより自然な会議進行
を実現するためには、発言者が誰であるのかを知らせる
ためにリアルタイムにモニター画面を発言者に切り換え
る必要がある。現在の多くの会議システムでは、発言者
が切り替わる度に操作卓を使ってマニュアルで映像を切
り換えなければならず、自然な会議の進行の妨げになっ
ていた。そこで会議中の発言者の音声を自動的に検出し
発言者の映像に自動的に切り換えるための音声検出装置
の実現が望まれている。
れた大きさのモニター画面を用いてより自然な会議進行
を実現するためには、発言者が誰であるのかを知らせる
ためにリアルタイムにモニター画面を発言者に切り換え
る必要がある。現在の多くの会議システムでは、発言者
が切り替わる度に操作卓を使ってマニュアルで映像を切
り換えなければならず、自然な会議の進行の妨げになっ
ていた。そこで会議中の発言者の音声を自動的に検出し
発言者の映像に自動的に切り換えるための音声検出装置
の実現が望まれている。
【0004】実際に複数の参加者が存在するテレビ会議
の場面を想定すると、会議中には参加者の発言した音声
以外に様々な雑音が発生する。また全参加者の音声を収
音するために会議室には複数のマイクロホンが設置され
ることになるが、ある話者の音声は自分自信のマイクロ
ホンだけでなく隣接した位置にあるマイクロホンにも入
力される。さらに会議の相手方の音声が拡声され各マイ
クロホンに混入する。このような状況下で上記の音声検
出装置を実現するためには、入力信号から音声信号の部
分を正確に判別すると共に、どのマイクロホンに対応し
た位置にいる話者の発声した音声であるかを的確に判定
できなければならない。
の場面を想定すると、会議中には参加者の発言した音声
以外に様々な雑音が発生する。また全参加者の音声を収
音するために会議室には複数のマイクロホンが設置され
ることになるが、ある話者の音声は自分自信のマイクロ
ホンだけでなく隣接した位置にあるマイクロホンにも入
力される。さらに会議の相手方の音声が拡声され各マイ
クロホンに混入する。このような状況下で上記の音声検
出装置を実現するためには、入力信号から音声信号の部
分を正確に判別すると共に、どのマイクロホンに対応し
た位置にいる話者の発声した音声であるかを的確に判定
できなければならない。
【0005】このような音声検出装置を実現するため
に、各マイクロホンに入力される信号のパワーを算出
し、パワーが検出されたときにそのマイクロホンに音声
が入力されていると判断することによって、予め記憶さ
れたそのマイクロホンに対応する話者の位置へ自動的に
カメラを向け映像を切り換える試みが行われている。こ
こでパワーが検出された区間が一定時間以下の場合は音
声と判定しないことで突発的な雑音による誤判定を防止
している。またある話者の音声が同時に隣接した複数の
マイクロホンに混入し、複数のマイクロホン入力が音声
であると判定される場合に対応するため、パワー強度の
大きい方を選択する方法もある。
に、各マイクロホンに入力される信号のパワーを算出
し、パワーが検出されたときにそのマイクロホンに音声
が入力されていると判断することによって、予め記憶さ
れたそのマイクロホンに対応する話者の位置へ自動的に
カメラを向け映像を切り換える試みが行われている。こ
こでパワーが検出された区間が一定時間以下の場合は音
声と判定しないことで突発的な雑音による誤判定を防止
している。またある話者の音声が同時に隣接した複数の
マイクロホンに混入し、複数のマイクロホン入力が音声
であると判定される場合に対応するため、パワー強度の
大きい方を選択する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、突発的な雑音は取り除けるが、パワーの大きな
連続的な信号であれば音声あるいは雑音にかかわらず反
応してしまい、発言していない話者に誤って映像が切り
替わる場合が発生するという問題点がある。
成では、突発的な雑音は取り除けるが、パワーの大きな
連続的な信号であれば音声あるいは雑音にかかわらず反
応してしまい、発言していない話者に誤って映像が切り
替わる場合が発生するという問題点がある。
【0007】また、発言者は必ずしもマイクロホンの正
面から発声するとは限らず、口元とマイクロホンとの位
置関係は変化するため、パワー強度の違いだけでは、ど
の話者の発声した音声であるかは正確には判定すること
ができないという問題点もある。
面から発声するとは限らず、口元とマイクロホンとの位
置関係は変化するため、パワー強度の違いだけでは、ど
の話者の発声した音声であるかは正確には判定すること
ができないという問題点もある。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
であり、入力された信号が突発的、連続的なものにかか
わらず正確に音声信号であるか否かが判別できる共に、
その音声信号がそれぞれのマイクロホンに対応した話者
から発声されたものであるかが正確に判定することがで
きる音声検出装置と、この音声検出装置の判定結果に基
づいて自動的に話者の映像を切り換えることができる映
像切り替え装置を提供することを目的とする。
であり、入力された信号が突発的、連続的なものにかか
わらず正確に音声信号であるか否かが判別できる共に、
その音声信号がそれぞれのマイクロホンに対応した話者
から発声されたものであるかが正確に判定することがで
きる音声検出装置と、この音声検出装置の判定結果に基
づいて自動的に話者の映像を切り換えることができる映
像切り替え装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の音声検
出装置は、音響を検出する複数のマイクロホンと、これ
らのマイクロホンに入力された信号からスペクトルの特
徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有
無によりその信号が音声であるか否かを判定する音声判
定部と、任意のマイクロホンの入力信号とこのマイクロ
ホンに隣接した位置にあるマイクロホンの入力信号との
間の差異を検出することにより音響の発生源である話者
の位置を推定し、この話者に対応したマイクロホンを特
定する話者検出部と、前記音声判定部と話者検出部の出
力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそれぞれの
マイクロホンに対応した話者の音声のみを判定する総合
判定部とを備えたことを特徴とする。
出装置は、音響を検出する複数のマイクロホンと、これ
らのマイクロホンに入力された信号からスペクトルの特
徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有
無によりその信号が音声であるか否かを判定する音声判
定部と、任意のマイクロホンの入力信号とこのマイクロ
ホンに隣接した位置にあるマイクロホンの入力信号との
間の差異を検出することにより音響の発生源である話者
の位置を推定し、この話者に対応したマイクロホンを特
定する話者検出部と、前記音声判定部と話者検出部の出
力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそれぞれの
マイクロホンに対応した話者の音声のみを判定する総合
判定部とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の音声検出装置は、話者方
向に向いた第1のマイクロホンと、話者と反対方向に向
いた第2のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンと
第2のマイクロホンのそれぞれの入力信号の差異を検出
することにより第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出する前方音検出部と、第1のマイクロ
ホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出
し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりそ
の信号が音声であるか否かを判定する音声判定部と、前
記前方音検出部と音声判定部の出力結果を用いてそれぞ
れの第1のマイクロホンに対応した話者の音声のみを判
定する総合判定部とを備えたことを特徴とする。
向に向いた第1のマイクロホンと、話者と反対方向に向
いた第2のマイクロホンと、前記第1のマイクロホンと
第2のマイクロホンのそれぞれの入力信号の差異を検出
することにより第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出する前方音検出部と、第1のマイクロ
ホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出
し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりそ
の信号が音声であるか否かを判定する音声判定部と、前
記前方音検出部と音声判定部の出力結果を用いてそれぞ
れの第1のマイクロホンに対応した話者の音声のみを判
定する総合判定部とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の音声検出装置は、話者方
向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対方向に向い
た第2のマイクロホンとを一組とする複数組のマイクロ
ホンと、それぞれの組の前記第1のマイクロホンと第2
のマイクロホンのそれぞれの入力信号の差異を検出する
ことにより第1のマイクロホンの前方より発せられた信
号のみを検出する前方音検出部と、それぞれの組の第1
のマイクロホンに入力された信号からスペクトルの特徴
量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無
によりその信号が音声であるか否かを判定する音声判定
部と、任意の第1のマイクロホンの入力信号とこのマイ
クロホンに隣接した位置にある第1のマイクロホンの入
力信号との間の差異を検出することにより話者の位置を
推定し、この話者に対応したマイクロホンを特定する話
者検出部と、前記前方音検出部と音声判定部及び話者検
出部の出力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそ
れぞれの組の第1のマイクロホンに対応した話者の音声
のみを判定する総合判定部とを備えたことを特徴とす
る。
向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対方向に向い
た第2のマイクロホンとを一組とする複数組のマイクロ
ホンと、それぞれの組の前記第1のマイクロホンと第2
のマイクロホンのそれぞれの入力信号の差異を検出する
ことにより第1のマイクロホンの前方より発せられた信
号のみを検出する前方音検出部と、それぞれの組の第1
のマイクロホンに入力された信号からスペクトルの特徴
量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無
によりその信号が音声であるか否かを判定する音声判定
部と、任意の第1のマイクロホンの入力信号とこのマイ
クロホンに隣接した位置にある第1のマイクロホンの入
力信号との間の差異を検出することにより話者の位置を
推定し、この話者に対応したマイクロホンを特定する話
者検出部と、前記前方音検出部と音声判定部及び話者検
出部の出力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそ
れぞれの組の第1のマイクロホンに対応した話者の音声
のみを判定する総合判定部とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】請求項25に記載の映像切り替え装置は、
請求項1に記載の音声検出装置と、各話者の映像を出力
するために、それぞれの話者の位置を予め記憶し出力映
像を制御するカメラ制御部と、前記音声検出部の出力に
基づいて音声が入力されているマイクロホンを特定し、
対応する話者の映像に切り換えるための制御信号を前記
カメラ制御部に出力する映像切り替え制御部とを備えた
ことを特徴とする。
請求項1に記載の音声検出装置と、各話者の映像を出力
するために、それぞれの話者の位置を予め記憶し出力映
像を制御するカメラ制御部と、前記音声検出部の出力に
基づいて音声が入力されているマイクロホンを特定し、
対応する話者の映像に切り換えるための制御信号を前記
カメラ制御部に出力する映像切り替え制御部とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1の構成によると、音声判定部が、マイ
クロホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽
出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無により
その信号が音声であるか否かを判定する。話者検出部
が、隣接したマイクロホンの入力信号の間の差異を検出
することにより話者の位置を推定し、この話者に対応し
たマイクロホンを特定する。以上の音声判定部と話者検
出部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞれのマ
イクロホンに対応した話者の音声のみを判定する。
クロホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽
出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無により
その信号が音声であるか否かを判定する。話者検出部
が、隣接したマイクロホンの入力信号の間の差異を検出
することにより話者の位置を推定し、この話者に対応し
たマイクロホンを特定する。以上の音声判定部と話者検
出部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞれのマ
イクロホンに対応した話者の音声のみを判定する。
【0014】請求項3の構成によると、前方音検出部
が、話者方向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対
方向に向いた第2のマイクロホンに入力された信号の差
異を検出して、第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出する。音声判定部が、第1のマイクロ
ホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出
し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりそ
の信号が音声であるか否かを判定する。以上の前方音検
出部と音声判定部の出力結果に基づいて、総合判定部が
それぞれの第1のマイクロホンに対応した話者の音声の
みを判定する。
が、話者方向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対
方向に向いた第2のマイクロホンに入力された信号の差
異を検出して、第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出する。音声判定部が、第1のマイクロ
ホンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出
し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりそ
の信号が音声であるか否かを判定する。以上の前方音検
出部と音声判定部の出力結果に基づいて、総合判定部が
それぞれの第1のマイクロホンに対応した話者の音声の
みを判定する。
【0015】請求項4の構成によると、前方音検出部
が、一組にされた話者方向に向いた第1のマイクロホン
と話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンに入力さ
れた信号の差異を検出して、第1のマイクロホンの前方
より発せられた信号のみを検出する。音声判定部が、各
組の第1のマイクロホンに入力された信号からスペクト
ルの特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似
性の有無によりその信号が音声であるか否かを判定す
る。話者検出部が、隣接した第1のマイクロホンの入力
信号の間の差異を検出することにより話者の位置を推定
し、この話者に対応したマイクロホンを特定する。以上
の前方音検出部と音声判定部と話者検出部の出力結果に
基づいて、総合判定部が各組の第1のマイクロホンに対
応した話者の音声のみを判定する。
が、一組にされた話者方向に向いた第1のマイクロホン
と話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンに入力さ
れた信号の差異を検出して、第1のマイクロホンの前方
より発せられた信号のみを検出する。音声判定部が、各
組の第1のマイクロホンに入力された信号からスペクト
ルの特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似
性の有無によりその信号が音声であるか否かを判定す
る。話者検出部が、隣接した第1のマイクロホンの入力
信号の間の差異を検出することにより話者の位置を推定
し、この話者に対応したマイクロホンを特定する。以上
の前方音検出部と音声判定部と話者検出部の出力結果に
基づいて、総合判定部が各組の第1のマイクロホンに対
応した話者の音声のみを判定する。
【0016】請求項25の構成によると、請求項1に記
載の音声検出装置の出力に基づいて、映像切り替え制御
部が、特定したマイクロホンに対応した話者に映像を切
り換える制御信号をカメラ制御部に出力する。この制御
信号により、カメラ制御部は予め記憶した話者の位置情
報に基づいて出力映像の切り替えを制御する。
載の音声検出装置の出力に基づいて、映像切り替え制御
部が、特定したマイクロホンに対応した話者に映像を切
り換える制御信号をカメラ制御部に出力する。この制御
信号により、カメラ制御部は予め記憶した話者の位置情
報に基づいて出力映像の切り替えを制御する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の音声検出装置の第1の実施例
について図面を参照しながら説明する。
について図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本実施例の構成を示すブロック図で
ある。図1において、Wは音声を発する話者、1はマイ
クロホン、2は隣接したマイクロホンの入力信号間の波
形上の類似性を調べることにより話者の位置を推定する
話者検出部、3は各マイクロホンの入力信号から音韻の
特徴を抽出し、音声信号であるか否かを判定する音声判
定部、4は音声判定部および話者検出部の結果をもと
に、それぞれのマイクロホンに対してそれぞれの前方に
位置する話者の音声信号が入力されているかを否かを判
定し、この判定結果を出力する総合判定部である。
ある。図1において、Wは音声を発する話者、1はマイ
クロホン、2は隣接したマイクロホンの入力信号間の波
形上の類似性を調べることにより話者の位置を推定する
話者検出部、3は各マイクロホンの入力信号から音韻の
特徴を抽出し、音声信号であるか否かを判定する音声判
定部、4は音声判定部および話者検出部の結果をもと
に、それぞれのマイクロホンに対してそれぞれの前方に
位置する話者の音声信号が入力されているかを否かを判
定し、この判定結果を出力する総合判定部である。
【0019】以下、上記音声検出装置の動作を説明す
る。ここでは一般的なテレビ会議の場面を想定し、話者
が横一線に並んでいるとし、また各話者にそれぞれマイ
クロホンが設置されているものとする。
る。ここでは一般的なテレビ会議の場面を想定し、話者
が横一線に並んでいるとし、また各話者にそれぞれマイ
クロホンが設置されているものとする。
【0020】まず、マイクロホン1に入力された音響信
号はアナログ/ディジタル変換され、話者検出部2、音
声判定部3にそれぞれ入力される。話者検出部2では隣
合うマイクロホン同志での入力信号間の相関関係を調べ
ることにより話者の位置を推定する。ここで例えば話者
W2が発言している場合を考える。話者W2の発声した
音声はマイクロホンM2はもちろんその隣のマイクロホ
ンM1、M3にも入力される(その他のマイクロホンに
も入力されるがそのパワーは小さくなる)。また話者W
2は常にマイクロホンM2の正面方向にいるわけではな
く、話者W1、あるいは話者W3の方向に寄って発声し
ているかもしれない。これらの位置関係を示したのが図
2である。もし話者がマイクロホンM2、M3から等距
離の地点xにいるときは、音声信号の各マイクロホンへ
の到達時間は等しいが、話者が左右にずれることによっ
て到達時間に差が生じる。そこでこの到達時間の差を検
出することにより、話者のおおよその位置を推定するこ
とが可能となる。
号はアナログ/ディジタル変換され、話者検出部2、音
声判定部3にそれぞれ入力される。話者検出部2では隣
合うマイクロホン同志での入力信号間の相関関係を調べ
ることにより話者の位置を推定する。ここで例えば話者
W2が発言している場合を考える。話者W2の発声した
音声はマイクロホンM2はもちろんその隣のマイクロホ
ンM1、M3にも入力される(その他のマイクロホンに
も入力されるがそのパワーは小さくなる)。また話者W
2は常にマイクロホンM2の正面方向にいるわけではな
く、話者W1、あるいは話者W3の方向に寄って発声し
ているかもしれない。これらの位置関係を示したのが図
2である。もし話者がマイクロホンM2、M3から等距
離の地点xにいるときは、音声信号の各マイクロホンへ
の到達時間は等しいが、話者が左右にずれることによっ
て到達時間に差が生じる。そこでこの到達時間の差を検
出することにより、話者のおおよその位置を推定するこ
とが可能となる。
【0021】図3は話者検出部2の動作を示す要部フロ
ーチャートである。以下図3のフローチャートに沿って
説明する。図3のステップ31で、まず隣合う2つのマ
イクロホンそれぞれの組について入力信号の相互相関係
数を一定時間間隔毎(以下フレームと呼ぶ)に式1によ
り算出する。
ーチャートである。以下図3のフローチャートに沿って
説明する。図3のステップ31で、まず隣合う2つのマ
イクロホンそれぞれの組について入力信号の相互相関係
数を一定時間間隔毎(以下フレームと呼ぶ)に式1によ
り算出する。
【0022】
【数1】
【0023】ここでbt 、Ct は任意の時刻tにおける
サンプル値、nは1フレームのサンプル数、mは話者の
左右のずれを検出するために予め設定された値であり、
分析条件、マイクロホンと話者の位置関係により多少変
わってくる。次にステップ32で、各マイクロホンの組
毎に得られたそれぞれの−m次からm次までの相互相関
係数のうち最大値を与える相関係数の値及びその次数を
記憶する。ステップ33では、各マイクロホンの組毎の
相互相関係数の最大値の中から最大値を与えるマイクロ
ホンの組を選択する。次にステップ34で、選択された
マイクロホンの組の最大相関値を与える次数から話者の
左右へのずれ幅を推定し、話者が対応するマイクロホン
の正面方向に存在するか否かを判定する。例えば図2に
おいて話者W2の位置から発声された音声信号のマイク
ロホンM2、マイクロホンM3への到達時間の差Tは音
の速度をc、話者W2からマイクロホンM2までの距離
l、マイクロホンM3までの距離kとして式2で表され
る。
サンプル値、nは1フレームのサンプル数、mは話者の
左右のずれを検出するために予め設定された値であり、
分析条件、マイクロホンと話者の位置関係により多少変
わってくる。次にステップ32で、各マイクロホンの組
毎に得られたそれぞれの−m次からm次までの相互相関
係数のうち最大値を与える相関係数の値及びその次数を
記憶する。ステップ33では、各マイクロホンの組毎の
相互相関係数の最大値の中から最大値を与えるマイクロ
ホンの組を選択する。次にステップ34で、選択された
マイクロホンの組の最大相関値を与える次数から話者の
左右へのずれ幅を推定し、話者が対応するマイクロホン
の正面方向に存在するか否かを判定する。例えば図2に
おいて話者W2の位置から発声された音声信号のマイク
ロホンM2、マイクロホンM3への到達時間の差Tは音
の速度をc、話者W2からマイクロホンM2までの距離
l、マイクロホンM3までの距離kとして式2で表され
る。
【0024】
【数2】
【0025】ここで最大相関値を与える次数がm1 であ
ったとすると、TはTS ×m1 (秒)に相当し、話者W
2は地点xからほぼこの時間に相当する距離分だけ左に
いることがわかる。TS はサンプリング周期である。そ
こで予めマイクロホン正面方向の話者の音声を捉えるべ
き範囲を設定しておき、検出の結果その範囲内であれば
話者が存在すると判定する。またマイクロホンM2及び
M3からほぼ等距離の地点xを含む線上の近傍に音源が
存在する場合は、特に入力されているマイクロホンは特
定しないようにする。
ったとすると、TはTS ×m1 (秒)に相当し、話者W
2は地点xからほぼこの時間に相当する距離分だけ左に
いることがわかる。TS はサンプリング周期である。そ
こで予めマイクロホン正面方向の話者の音声を捉えるべ
き範囲を設定しておき、検出の結果その範囲内であれば
話者が存在すると判定する。またマイクロホンM2及び
M3からほぼ等距離の地点xを含む線上の近傍に音源が
存在する場合は、特に入力されているマイクロホンは特
定しないようにする。
【0026】最後にステップ35で、判定結果として、
話者が発声していると特定されたマイクロホンについて
はオン信号を、特定されなかったマイクロホンについて
はオフの信号を送出する。ここで誤判定、及び短い発
言、突発的な雑音による判定結果の短時間での切り替わ
りを防止するため、同一の判定結果が一定フレーム続い
た場合に判定結果をオンにし、またマイクロホンの特定
が一つもできない状態が一定フレーム以上続いたときに
オフにするよう制御する。以上が話者検出部2の動作説
明である。
話者が発声していると特定されたマイクロホンについて
はオン信号を、特定されなかったマイクロホンについて
はオフの信号を送出する。ここで誤判定、及び短い発
言、突発的な雑音による判定結果の短時間での切り替わ
りを防止するため、同一の判定結果が一定フレーム続い
た場合に判定結果をオンにし、またマイクロホンの特定
が一つもできない状態が一定フレーム以上続いたときに
オフにするよう制御する。以上が話者検出部2の動作説
明である。
【0027】次に音声判定部3の動作について説明す
る。図4は音声判定部3に関するブロック構成図であ
る。図4において41は音声検出のための複数の特徴量
を抽出する特徴抽出部で、1フレーム毎の特徴量を算出
する。これらの特徴量は音声を検出するために用いられ
るものであり、音声に特有の性質を有している。本実施
例では1次以上のケプストラム係数を用いる。他の特徴
量としてたとえば線形予測分析の際に得られる自己相関
係数や線形予測係数、PARCOR係数、メルケプスト
ラム係数等を用いても差し支えない。あるいは他の音声
分析、たとえばFFT分析により得られるスペクトル情
報を用いても、音声の特徴を捉えていることでは同じで
あるので使用可能である。また、入力信号をアナログフ
ィルタあるいはディジタルフィルタにより周波数軸上で
数個の帯域に分割し、各帯域のエネルギーを算出してそ
れをひとつの特徴量として扱うこともできる。また各帯
域毎に求めた零交差回数を特徴量として使用すること
や、各帯域毎にFFT分析して得られるメルケプストラ
ム係数をひとつの特徴量として扱う、また各帯域毎にL
PC分析により得られるスペクトルをひとつの特徴量と
して扱うことも可能である。
る。図4は音声判定部3に関するブロック構成図であ
る。図4において41は音声検出のための複数の特徴量
を抽出する特徴抽出部で、1フレーム毎の特徴量を算出
する。これらの特徴量は音声を検出するために用いられ
るものであり、音声に特有の性質を有している。本実施
例では1次以上のケプストラム係数を用いる。他の特徴
量としてたとえば線形予測分析の際に得られる自己相関
係数や線形予測係数、PARCOR係数、メルケプスト
ラム係数等を用いても差し支えない。あるいは他の音声
分析、たとえばFFT分析により得られるスペクトル情
報を用いても、音声の特徴を捉えていることでは同じで
あるので使用可能である。また、入力信号をアナログフ
ィルタあるいはディジタルフィルタにより周波数軸上で
数個の帯域に分割し、各帯域のエネルギーを算出してそ
れをひとつの特徴量として扱うこともできる。また各帯
域毎に求めた零交差回数を特徴量として使用すること
や、各帯域毎にFFT分析して得られるメルケプストラ
ム係数をひとつの特徴量として扱う、また各帯域毎にL
PC分析により得られるスペクトルをひとつの特徴量と
して扱うことも可能である。
【0028】次に、42は予め信頼性の高い多数の学習
用音声データについて特徴抽出部41で抽出した特徴量
を用いて、音声の周波数的なの標準パターンを作成する
周波数パターン作成部である。標準パターンとしては、
予め多数の音声データからスペクトルに関する特徴量を
抽出しておき、各音韻毎にその特徴量を用いて標準パタ
ーンを作成する。本実施例では標準パターンとしては、
特徴量の分布を多次元正規分布としたときの平均、共分
散を用い、これを音韻毎に作成しておく。また他の分布
として、たとえばガンマ分布やポアソン分布等を用いて
も差し支えない。さらにこの標準パターンとしては、学
習用音声データを音韻毎に分類した後各音韻毎に作成し
た最適な標準パターンを用いたり、学習用音声データを
ベクトル量子化によりクラスタリングすることにより得
られたコードを用いても、より精度の高い判定が可能と
なる。
用音声データについて特徴抽出部41で抽出した特徴量
を用いて、音声の周波数的なの標準パターンを作成する
周波数パターン作成部である。標準パターンとしては、
予め多数の音声データからスペクトルに関する特徴量を
抽出しておき、各音韻毎にその特徴量を用いて標準パタ
ーンを作成する。本実施例では標準パターンとしては、
特徴量の分布を多次元正規分布としたときの平均、共分
散を用い、これを音韻毎に作成しておく。また他の分布
として、たとえばガンマ分布やポアソン分布等を用いて
も差し支えない。さらにこの標準パターンとしては、学
習用音声データを音韻毎に分類した後各音韻毎に作成し
た最適な標準パターンを用いたり、学習用音声データを
ベクトル量子化によりクラスタリングすることにより得
られたコードを用いても、より精度の高い判定が可能と
なる。
【0029】43は特徴抽出部41から出力される入力
信号のフレーム毎のケプストラム係数について周波数パ
ターン作成部42にて作成した音韻毎の特徴量分布との
距離すなわち尤度を計算し、ある閾値と比較することで
音声であるかそれ以外かを判定する尤度判定部である。
信号のフレーム毎のケプストラム係数について周波数パ
ターン作成部42にて作成した音韻毎の特徴量分布との
距離すなわち尤度を計算し、ある閾値と比較することで
音声であるかそれ以外かを判定する尤度判定部である。
【0030】44は予め信頼性の高い多数の学習用音声
データから作成した音声の時間的な特徴を表現する時間
パターンを作成する時間パターン作成部である。本実施
例においては、多数の学習用音声データから作成した、
音韻毎の継続時間に関する最大値、最小値を用いる。ま
た、他の例として、継続時間分布たとえば正規分布やガ
ンマ分布、ポアソン分布等を用いても差し支えない。
データから作成した音声の時間的な特徴を表現する時間
パターンを作成する時間パターン作成部である。本実施
例においては、多数の学習用音声データから作成した、
音韻毎の継続時間に関する最大値、最小値を用いる。ま
た、他の例として、継続時間分布たとえば正規分布やガ
ンマ分布、ポアソン分布等を用いても差し支えない。
【0031】45は、尤度判定部43にて入力信号のう
ち音声と判定された部分について、時間パターン作成部
44にて作成した時間パターンとを比較することで、入
力信号が音声であったかそれ以外であったかを判定する
最終判定部である。本実施例では、入力信号から各音韻
がどの程度継続しているかを示す継続時間を求め、予め
多数の音声から求めておいた音声の継続時間の最大値お
よび最小値を用いて、最大値より小さくしかも前記最小
値より大きいときのみ音声が検出されたとする。ここ
で、音声の継続時間の最大値および最小値にかえて、継
続時間が統計的な分布特性を持つと仮定し、入力信号か
ら得られた音声の継続時間をもとに確率を求め、その確
率がある閾値より大きければ音声であると断定すること
も可能である。また、時間パターンとして多数の音声デ
ータから標準的な音声のスペクトル系列を標準パターン
として登録しておき、入力信号とこの標準パターンとの
非線形伸縮(DPマッチング)により、入力信号のどの
部分に各標準パターンが存在するかを検出(スポッティ
ング)することで、音声であるかそれ以外かを判定する
ことが可能である。また、時間パターンとして多数の音
声スペクトル系列から隠れマルコフモデル(HMM)を
予め標準パターンとして作成しておき、入力信号とこの
HMMモデルとの確率計算により、入力信号のどの部分
に各標準パターンが存在するかを検出(スポッティン
グ)し、音声であるかどうかを判定することも可能であ
る。また、時間パターンを用いて音声を検出するのでは
なく、入力信号を音声分析して得られた特徴量の変化量
を時々刻々求め、その変化量を閾値判定することで音声
中の音韻を検出し、音声と雑音を判別することも可能で
ある。さらに話者の発声した音声中の音韻性を特徴付け
る特徴量や、フィルタリング処理により各帯域毎に音声
分析して得られた特徴量をベクトル量子化して求めたコ
ードブックを用いて、入力信号をベクトル量子化した際
の量子化歪みを閾値判定することで音声であるか雑音で
あるかを判定したり、さらに入力信号をベクトル量子化
した際のコード列の変化のパターンに変換し、その各コ
ードの出現頻度や、各コードの継続時間により、音声で
あるかどうかを判定することも可能である。
ち音声と判定された部分について、時間パターン作成部
44にて作成した時間パターンとを比較することで、入
力信号が音声であったかそれ以外であったかを判定する
最終判定部である。本実施例では、入力信号から各音韻
がどの程度継続しているかを示す継続時間を求め、予め
多数の音声から求めておいた音声の継続時間の最大値お
よび最小値を用いて、最大値より小さくしかも前記最小
値より大きいときのみ音声が検出されたとする。ここ
で、音声の継続時間の最大値および最小値にかえて、継
続時間が統計的な分布特性を持つと仮定し、入力信号か
ら得られた音声の継続時間をもとに確率を求め、その確
率がある閾値より大きければ音声であると断定すること
も可能である。また、時間パターンとして多数の音声デ
ータから標準的な音声のスペクトル系列を標準パターン
として登録しておき、入力信号とこの標準パターンとの
非線形伸縮(DPマッチング)により、入力信号のどの
部分に各標準パターンが存在するかを検出(スポッティ
ング)することで、音声であるかそれ以外かを判定する
ことが可能である。また、時間パターンとして多数の音
声スペクトル系列から隠れマルコフモデル(HMM)を
予め標準パターンとして作成しておき、入力信号とこの
HMMモデルとの確率計算により、入力信号のどの部分
に各標準パターンが存在するかを検出(スポッティン
グ)し、音声であるかどうかを判定することも可能であ
る。また、時間パターンを用いて音声を検出するのでは
なく、入力信号を音声分析して得られた特徴量の変化量
を時々刻々求め、その変化量を閾値判定することで音声
中の音韻を検出し、音声と雑音を判別することも可能で
ある。さらに話者の発声した音声中の音韻性を特徴付け
る特徴量や、フィルタリング処理により各帯域毎に音声
分析して得られた特徴量をベクトル量子化して求めたコ
ードブックを用いて、入力信号をベクトル量子化した際
の量子化歪みを閾値判定することで音声であるか雑音で
あるかを判定したり、さらに入力信号をベクトル量子化
した際のコード列の変化のパターンに変換し、その各コ
ードの出現頻度や、各コードの継続時間により、音声で
あるかどうかを判定することも可能である。
【0032】以下、音声判定部3の動作について図4の
ブロック構成図を参照しながら詳細に説明する。音響信
号がマイクロホンを通して入力されると、特徴抽出部4
1でまず複数の特徴量が抽出される。本実施例ではケプ
ストラム係数を用いて判定する。一定時間毎にK次の自
己相関係数Ai(k)が算出され、さらにAi(k)は0次の自
己相関係数Ai(0)で正規化される。ここで一定の時間間
隔は、例えばサンプリング周波数を10KHzとして、
200点(20ms)とし、この時間単位をフレームと
呼ぶ。フレームiでのL次のケプストラム係数Ci(l)を
線形予測分析により求める。ここでは、これらの特徴量
が互いに独立であるとして、一括して1つのベクトル
(m次元)xとして扱うことにする。
ブロック構成図を参照しながら詳細に説明する。音響信
号がマイクロホンを通して入力されると、特徴抽出部4
1でまず複数の特徴量が抽出される。本実施例ではケプ
ストラム係数を用いて判定する。一定時間毎にK次の自
己相関係数Ai(k)が算出され、さらにAi(k)は0次の自
己相関係数Ai(0)で正規化される。ここで一定の時間間
隔は、例えばサンプリング周波数を10KHzとして、
200点(20ms)とし、この時間単位をフレームと
呼ぶ。フレームiでのL次のケプストラム係数Ci(l)を
線形予測分析により求める。ここでは、これらの特徴量
が互いに独立であるとして、一括して1つのベクトル
(m次元)xとして扱うことにする。
【0033】周波数パターン作成部42では、予め多数
の学習用音声データを用いて、各音韻毎に特徴抽出部4
1で得られる特徴量を抽出し、各音韻毎の周波数パター
ンを作成する。音韻としては母音や無声摩擦音、鼻音、
有声破裂音、破擦音、流音、半母音等が考えられる。こ
こでは次の方法により音韻毎の平均値μkcと共分散行列
Σkcを周波数パターンとして使用する。ただし、kは音
韻番号、cは特徴量分布作成部にて得られた値であるこ
とを示し、μkcはm次元のベクトル、Σkcはm×m次元
のマトリックスである。学習用音韻データとしては、例
えばある標準話者の音韻kの部分を学習用データから切
り出して用いればよい。また、複数の話者の音声データ
を用いることで、話者の発声の変動に強い標準モデルを
作成することができる。
の学習用音声データを用いて、各音韻毎に特徴抽出部4
1で得られる特徴量を抽出し、各音韻毎の周波数パター
ンを作成する。音韻としては母音や無声摩擦音、鼻音、
有声破裂音、破擦音、流音、半母音等が考えられる。こ
こでは次の方法により音韻毎の平均値μkcと共分散行列
Σkcを周波数パターンとして使用する。ただし、kは音
韻番号、cは特徴量分布作成部にて得られた値であるこ
とを示し、μkcはm次元のベクトル、Σkcはm×m次元
のマトリックスである。学習用音韻データとしては、例
えばある標準話者の音韻kの部分を学習用データから切
り出して用いればよい。また、複数の話者の音声データ
を用いることで、話者の発声の変動に強い標準モデルを
作成することができる。
【0034】尤度判定部43は、特徴抽出部41から出
力されるフレーム毎の入力信号のいくつかの特徴量につ
いて、周波数パターン作成部42にて作成した各音韻毎
の標準パターンと対数尤度を計算する部分である。ここ
で対数尤度とは、各特徴量の分布を多次元正規分布と仮
定した場合の統計的距離尺度であり、ある音韻の標準パ
ターンkに対するiフレーム目の入力ベクトルxi の特
徴量尤度Likは、式3により計算される。
力されるフレーム毎の入力信号のいくつかの特徴量につ
いて、周波数パターン作成部42にて作成した各音韻毎
の標準パターンと対数尤度を計算する部分である。ここ
で対数尤度とは、各特徴量の分布を多次元正規分布と仮
定した場合の統計的距離尺度であり、ある音韻の標準パ
ターンkに対するiフレーム目の入力ベクトルxi の特
徴量尤度Likは、式3により計算される。
【0035】
【数3】
【0036】ただし、xi はm次元のベクトル(m次元
の特徴量)であり、tは転値、−1は逆行列を示す。そ
して式4により、各音韻毎の対数尤度と予め決めておい
た各音韻毎との閾値とを比較することで音韻の検出を行
う。
の特徴量)であり、tは転値、−1は逆行列を示す。そ
して式4により、各音韻毎の対数尤度と予め決めておい
た各音韻毎との閾値とを比較することで音韻の検出を行
う。
【0037】
【数4】
【0038】ただし、LkTH は各音韻kに関する判定閾
値(対数尤度の閾値)である。時間パターン作成部44
では、予め多数の学習用音声データを用いて、各音韻毎
の継続時間の最大値Dmax 、最小値Dmin を求め、最終
判定部45において、最終的な音声かそれ以外の雑音で
あるかの判定を行う。まず尤度判定部43にて検出され
た音韻の情報を最終判定部45に送り、各音韻が何フレ
ーム継続したかすなわち各音韻毎の継続時間Dk を求め
る。そして、この継続時間Dk と時間パターン作成部4
3にて求めておいた各音韻毎の継続時間の最大値より大
きくかつ最小値より小さいとき音韻が検出されたと判定
し、最終的に入力信号が音声であるかそれ以外であるか
を判定する。
値(対数尤度の閾値)である。時間パターン作成部44
では、予め多数の学習用音声データを用いて、各音韻毎
の継続時間の最大値Dmax 、最小値Dmin を求め、最終
判定部45において、最終的な音声かそれ以外の雑音で
あるかの判定を行う。まず尤度判定部43にて検出され
た音韻の情報を最終判定部45に送り、各音韻が何フレ
ーム継続したかすなわち各音韻毎の継続時間Dk を求め
る。そして、この継続時間Dk と時間パターン作成部4
3にて求めておいた各音韻毎の継続時間の最大値より大
きくかつ最小値より小さいとき音韻が検出されたと判定
し、最終的に入力信号が音声であるかそれ以外であるか
を判定する。
【0039】さらに、このような音韻がある区間内でど
のくらいの頻度で出現するかを、ファジィ推論により判
定することもできる。たとえば予め多数の音声データか
ら各音韻毎の出現数に関するメンバシップ関数を決定し
ておき、実際に入力信号の各音韻毎の出現数を上記音韻
判定部43にて求め、メンバシップ関数から算出される
ファジィ出力を最終的に判定することで音声が検出され
たのか雑音が検出されたのかを決定することができる。
以上が音声判定部3の動作説明である。
のくらいの頻度で出現するかを、ファジィ推論により判
定することもできる。たとえば予め多数の音声データか
ら各音韻毎の出現数に関するメンバシップ関数を決定し
ておき、実際に入力信号の各音韻毎の出現数を上記音韻
判定部43にて求め、メンバシップ関数から算出される
ファジィ出力を最終的に判定することで音声が検出され
たのか雑音が検出されたのかを決定することができる。
以上が音声判定部3の動作説明である。
【0040】最後に総合判定部4では、話者検出部2に
おいて対応する話者が発言しているとして特定されたマ
イクロホンの入力について、音声判定部3で音声信号が
入力されていると判定されている場合に、そのマイクロ
ホンはオンであるという信号を外部に送出する。
おいて対応する話者が発言しているとして特定されたマ
イクロホンの入力について、音声判定部3で音声信号が
入力されていると判定されている場合に、そのマイクロ
ホンはオンであるという信号を外部に送出する。
【0041】以上のように本実施例によれば隣接マイク
ロホン間の相関関係から話者方向から信号が入力されて
いるマイクロホンを特定し、また音韻性を用いて入力信
号が音声か否かを正確に判別することにより、突発雑
音、連続的な雑音が入力されたときに誤って音声と誤判
定するのを防ぐことができ、また音声信号が隣接するマ
イクロホンへ入力された場合でも話者に対応するマイク
ロホンを特定することができ、さらに周囲騒音等による
誤反応をも防止することができる。
ロホン間の相関関係から話者方向から信号が入力されて
いるマイクロホンを特定し、また音韻性を用いて入力信
号が音声か否かを正確に判別することにより、突発雑
音、連続的な雑音が入力されたときに誤って音声と誤判
定するのを防ぐことができ、また音声信号が隣接するマ
イクロホンへ入力された場合でも話者に対応するマイク
ロホンを特定することができ、さらに周囲騒音等による
誤反応をも防止することができる。
【0042】次に本発明の音声検出装置の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図5は第2の実
施例の音声検出装置の構成を示すブロック図である。図
5において、Wは音声を発する話者(例えば、話者W
1,W2などで構成されている)、51は話者方向に向
いた第1のマイクロホン(例えば、マイクロホンM1
1,M21などで構成されている)、52は話者と反対
方向の向いた第2のマイクロホン(例えば、マイクロホ
ンM12,M22などで構成されている)、53はマイ
クロホン51とマイクロホン52の入力信号から話者方
向からの信号のみを検出する前方音検出部、54は第1
のマイクロホンの入力信号からスペクトルの特徴量を検
出し、音声であるか否かを判定する音声判定部、55は
上記結果から話者方向からの音声信号のみを判定し、こ
の判定結果を出力する最終判定部である。
について図面を参照しながら説明する。図5は第2の実
施例の音声検出装置の構成を示すブロック図である。図
5において、Wは音声を発する話者(例えば、話者W
1,W2などで構成されている)、51は話者方向に向
いた第1のマイクロホン(例えば、マイクロホンM1
1,M21などで構成されている)、52は話者と反対
方向の向いた第2のマイクロホン(例えば、マイクロホ
ンM12,M22などで構成されている)、53はマイ
クロホン51とマイクロホン52の入力信号から話者方
向からの信号のみを検出する前方音検出部、54は第1
のマイクロホンの入力信号からスペクトルの特徴量を検
出し、音声であるか否かを判定する音声判定部、55は
上記結果から話者方向からの音声信号のみを判定し、こ
の判定結果を出力する最終判定部である。
【0043】以下、上記音声検出装置の動作を説明す
る。音響信号が各第1のマイクロホン51、第2のマイ
クロホン52に入力され、両方の信号が前方音検出部5
3に、第1のマイクロホンへの入力信号のみが音声判定
部54に送出される。ここでは話者毎に第1のマイクロ
ホンと第2のマイクロホンが一組として設置されている
ものとする。
る。音響信号が各第1のマイクロホン51、第2のマイ
クロホン52に入力され、両方の信号が前方音検出部5
3に、第1のマイクロホンへの入力信号のみが音声判定
部54に送出される。ここでは話者毎に第1のマイクロ
ホンと第2のマイクロホンが一組として設置されている
ものとする。
【0044】前方音検出部53ではマイクロホン51、
52のそれぞれの入力信号の差によりマイクロホン51
の前方からの信号であるか否かを判定する。また、どの
話者からの音声であるかの推定は、前方音検出部53に
よりマイクロホン51とマイクロホン52のそれぞれの
入力信号のパワーの差を求め、この差が最も大きな値と
なるマイクロホン51の前方の話者からの音声であると
判定することにより行う。話者方向から発せられた音響
信号が入力された場合、マイクロホン51のパワー強度
はマイクロホン52のそれに比べて当然大きな値とな
る。そこで、フレーム毎のマイクロホン51のパワー値
をP1 、マイクロホン52のパワー値をP 2 とすると式
5の条件式を満たす場合に話者方向からの信号(前方
音)であると判定することができる。
52のそれぞれの入力信号の差によりマイクロホン51
の前方からの信号であるか否かを判定する。また、どの
話者からの音声であるかの推定は、前方音検出部53に
よりマイクロホン51とマイクロホン52のそれぞれの
入力信号のパワーの差を求め、この差が最も大きな値と
なるマイクロホン51の前方の話者からの音声であると
判定することにより行う。話者方向から発せられた音響
信号が入力された場合、マイクロホン51のパワー強度
はマイクロホン52のそれに比べて当然大きな値とな
る。そこで、フレーム毎のマイクロホン51のパワー値
をP1 、マイクロホン52のパワー値をP 2 とすると式
5の条件式を満たす場合に話者方向からの信号(前方
音)であると判定することができる。
【0045】
【数5】
【0046】ここでc1 は予め設定された前方音検出の
ためのパワー差の閾値である。なお前方音の判定は式6
の条件式を用いても同様の判定をすることができる。
ためのパワー差の閾値である。なお前方音の判定は式6
の条件式を用いても同様の判定をすることができる。
【0047】
【数6】
【0048】ここでc2 は予め設定された前方音検出の
ためにパワー比の閾値である。上記フレーム毎に得られ
た判定結果から、短時間での判定結果の切り替わりを防
止するため、前方音として判定されたフレームが連続し
て一定フレーム数以上続いたときに前方音判定結果をオ
ンにし、また前方音と判定されないフレームが一定フレ
ーム数以上続いたときに前方音判定結果をオフにして、
そのオン、オフの情報を外部に出力する。上記の処理に
より話者方向からの信号のみを検出することが可能とな
る。
ためにパワー比の閾値である。上記フレーム毎に得られ
た判定結果から、短時間での判定結果の切り替わりを防
止するため、前方音として判定されたフレームが連続し
て一定フレーム数以上続いたときに前方音判定結果をオ
ンにし、また前方音と判定されないフレームが一定フレ
ーム数以上続いたときに前方音判定結果をオフにして、
そのオン、オフの情報を外部に出力する。上記の処理に
より話者方向からの信号のみを検出することが可能とな
る。
【0049】音声判定部54では第1のマイクロホン5
1への入力信号が音声であるか否かを判定する。音声判
定部54の動作は上記音声検出装置の第1の実施例の音
声判定部3の動作と同一であるので説明は省略する。
1への入力信号が音声であるか否かを判定する。音声判
定部54の動作は上記音声検出装置の第1の実施例の音
声判定部3の動作と同一であるので説明は省略する。
【0050】総合判定部55では前方音検出部53、音
声判定部54から一定時間間隔毎に送られてくる出力結
果をもとに、各マイクロホンの組の中で話者方向からの
入力が存在すると判定された第1のマイクロホンの入力
信号について、音声判定部54でそれが音声信号である
と判定されている場合にそのマイクロホンはオンである
という信号を外部に出力する。
声判定部54から一定時間間隔毎に送られてくる出力結
果をもとに、各マイクロホンの組の中で話者方向からの
入力が存在すると判定された第1のマイクロホンの入力
信号について、音声判定部54でそれが音声信号である
と判定されている場合にそのマイクロホンはオンである
という信号を外部に出力する。
【0051】以上のように本実施例によれば、話者の前
後に向いた2本のマイクロホンの組を用いて、それぞれ
の入力信号のパワー値の違いから話者方向からの信号で
あるか否かを判定し、また入力信号の音韻性から音声信
号であるか否かを判定するようにしたことにより、雑音
による誤判定を防止し、話者方向から発せられる音声信
号のみを正確に検出することができる。
後に向いた2本のマイクロホンの組を用いて、それぞれ
の入力信号のパワー値の違いから話者方向からの信号で
あるか否かを判定し、また入力信号の音韻性から音声信
号であるか否かを判定するようにしたことにより、雑音
による誤判定を防止し、話者方向から発せられる音声信
号のみを正確に検出することができる。
【0052】次に本発明の音声検出装置の第3の実施例
について図面を参照しながら説明する。図6は本実施例
の動作を示すブロック図である。図6において、Wは音
声を発する話者(例えば、話者W1,W2などで構成さ
れている)、61は話者方向を向いた第1のマイクロホ
ン(例えば、マイクロホンM11,M21などで構成さ
れている)、62は話者と反対方向を向いた第2のマイ
クロホン(例えば、マイクロホンM12,M22などで
構成されている)、ここで、第1のマイクロホン61と
第2のマイクロホン62は、一対ごとに一組のマイクロ
ホン(例えば、マイクロホンの組Mc1,Mc2など)
として複数組のマイクロホンで構成されている。また図
6において、63は第1のマイクロホンと第2のマイク
ホンのそれぞれの入力信号の差から話者方向からの信号
のみを検出する前方音検出部、64は各第1のマイクロ
ホンの入力信号についてそのスペクトルの特徴量を検出
することにより音声信号であるか否かを判定する音声判
定部、65は隣合う第1のマイクロホンの組毎に入力信
号間の相関をみることにより話者の位置を推定し、その
話者に対応するマイクロホンを特定する話者検出部、6
6は上記前方音検出部63,音声判定部64,話者検出
部65の出力結果をもとに最終的に各第1のマイクロホ
ンについて前方からの音声信号がの入力されているか否
かを判定し、この判定結果を出力する総合判定部であ
る。
について図面を参照しながら説明する。図6は本実施例
の動作を示すブロック図である。図6において、Wは音
声を発する話者(例えば、話者W1,W2などで構成さ
れている)、61は話者方向を向いた第1のマイクロホ
ン(例えば、マイクロホンM11,M21などで構成さ
れている)、62は話者と反対方向を向いた第2のマイ
クロホン(例えば、マイクロホンM12,M22などで
構成されている)、ここで、第1のマイクロホン61と
第2のマイクロホン62は、一対ごとに一組のマイクロ
ホン(例えば、マイクロホンの組Mc1,Mc2など)
として複数組のマイクロホンで構成されている。また図
6において、63は第1のマイクロホンと第2のマイク
ホンのそれぞれの入力信号の差から話者方向からの信号
のみを検出する前方音検出部、64は各第1のマイクロ
ホンの入力信号についてそのスペクトルの特徴量を検出
することにより音声信号であるか否かを判定する音声判
定部、65は隣合う第1のマイクロホンの組毎に入力信
号間の相関をみることにより話者の位置を推定し、その
話者に対応するマイクロホンを特定する話者検出部、6
6は上記前方音検出部63,音声判定部64,話者検出
部65の出力結果をもとに最終的に各第1のマイクロホ
ンについて前方からの音声信号がの入力されているか否
かを判定し、この判定結果を出力する総合判定部であ
る。
【0053】以下、本実施例の動作を説明する。各マイ
クロホンに入力された音響信号はディジタル信号に変換
され、全てのマイクロホン出力が前方音検出部63へ、
各第1のマイクロホンの出力信号が音声判定部64、話
者検出部65に送られる。
クロホンに入力された音響信号はディジタル信号に変換
され、全てのマイクロホン出力が前方音検出部63へ、
各第1のマイクロホンの出力信号が音声判定部64、話
者検出部65に送られる。
【0054】ここで前方音検出部63の動作は第2の実
施例における図5の前方音検出部53の動作と同一であ
り、音声判定部64および話者検出部65の動作は、そ
れぞれ第1の実施例における図1の音声判定部3、話者
検出部2の動作と同一であるので説明は省略する。
施例における図5の前方音検出部53の動作と同一であ
り、音声判定部64および話者検出部65の動作は、そ
れぞれ第1の実施例における図1の音声判定部3、話者
検出部2の動作と同一であるので説明は省略する。
【0055】総合判定部66では、前方音検出部63で
前方の話者からの入力があると判定された第1のマイク
ロホン61が、話者検出部65でも特定された場合に、
音声判定部64でその入力信号が音声であると判定され
ている場合に、その第1のマイクロホンはオンであると
いう信号を外部に出力する。
前方の話者からの入力があると判定された第1のマイク
ロホン61が、話者検出部65でも特定された場合に、
音声判定部64でその入力信号が音声であると判定され
ている場合に、その第1のマイクロホンはオンであると
いう信号を外部に出力する。
【0056】以上のように本実施例によれば、前方音検
出部63で話者の前後を向いた2つのマイクロホンの組
毎にその入力信号間のパワー値の違いから前方からの信
号のみを検出し、音声判定部64で音韻性の検出に基づ
き音声信号であるか否かを判定し、話者検出部65で隣
合うマイクロホンの入力信号間の相互相関係数から話者
の位置を推定することにより前方からの入力のあるマイ
クロホンを特定し、これらの結果を総合的に判断して各
マイクロホンの音声検出結果を出力するようにしたこと
により、あらゆる方向からの様々な雑音が入力されても
確実に棄却することができ、音声が他のマイクロホンに
混入した場合でも発言した話者に対応するマイクロホン
を正確に特定することができる。
出部63で話者の前後を向いた2つのマイクロホンの組
毎にその入力信号間のパワー値の違いから前方からの信
号のみを検出し、音声判定部64で音韻性の検出に基づ
き音声信号であるか否かを判定し、話者検出部65で隣
合うマイクロホンの入力信号間の相互相関係数から話者
の位置を推定することにより前方からの入力のあるマイ
クロホンを特定し、これらの結果を総合的に判断して各
マイクロホンの音声検出結果を出力するようにしたこと
により、あらゆる方向からの様々な雑音が入力されても
確実に棄却することができ、音声が他のマイクロホンに
混入した場合でも発言した話者に対応するマイクロホン
を正確に特定することができる。
【0057】次に本発明の映像切り替え装置の一実施例
について図面を参照しながら説明する。図7は本実施例
の構成を示すブロック図である。図7において71は各
マイクロホンの入力信号からそれぞれに対応する話者の
音声信号のみを検出し、マイクロホン毎の音声信号の入
力があるか否かの情報を一定時間間隔毎に出力する音声
検出部、72は話者の音声が入力されているマイクロホ
ンの位置に映像を切り換えるように制御信号を送出する
映像切り替え制御部、73は、映像切り替え制御部72
の出力を受けて、予め設定された発言している話者の位
置にモニター74の映像を切り換えるように、カメラ7
5およびモニター制御部76を制御するカメラ制御部で
ある。
について図面を参照しながら説明する。図7は本実施例
の構成を示すブロック図である。図7において71は各
マイクロホンの入力信号からそれぞれに対応する話者の
音声信号のみを検出し、マイクロホン毎の音声信号の入
力があるか否かの情報を一定時間間隔毎に出力する音声
検出部、72は話者の音声が入力されているマイクロホ
ンの位置に映像を切り換えるように制御信号を送出する
映像切り替え制御部、73は、映像切り替え制御部72
の出力を受けて、予め設定された発言している話者の位
置にモニター74の映像を切り換えるように、カメラ7
5およびモニター制御部76を制御するカメラ制御部で
ある。
【0058】以下、本実施例の動作を説明する。ここで
音声検出部71は、上記で説明した音声検出装置の第1
の実施例あるいは第2の実施例あるいは第3の実施例の
いずれかの構成であればよく、動作の説明は省略する。
音声検出部71は、上記で説明した音声検出装置の第1
の実施例あるいは第2の実施例あるいは第3の実施例の
いずれかの構成であればよく、動作の説明は省略する。
【0059】音声検出部71からは一定時間間隔毎に音
声の検出されたマイクロホンの情報が出力される。この
出力を受けて映像切り替え制御部72では映像切り替え
のタイミングを定め、音声検出されているマイクロホン
位置の映像に切り換えるよう制御信号をカメラ制御部7
3に送出する。ここで映像切り替えのタイミングは、映
像の頻繁に切り替わることによる画面の見ずらさを回避
し、また音声検出の誤検出の場合にも対応できるよう
に、音声検出が開始されてから一定時間後に映像切り替
えの信号を送出し、また音声検出が終了した時点から一
定時間後に終了信号を送出する。
声の検出されたマイクロホンの情報が出力される。この
出力を受けて映像切り替え制御部72では映像切り替え
のタイミングを定め、音声検出されているマイクロホン
位置の映像に切り換えるよう制御信号をカメラ制御部7
3に送出する。ここで映像切り替えのタイミングは、映
像の頻繁に切り替わることによる画面の見ずらさを回避
し、また音声検出の誤検出の場合にも対応できるよう
に、音声検出が開始されてから一定時間後に映像切り替
えの信号を送出し、また音声検出が終了した時点から一
定時間後に終了信号を送出する。
【0060】カメラ制御部73では、映像切り替え制御
部72からの切り替え制御信号に基づき、判定されたマ
イクロホンに対応する話者の画面に切り換えるようにカ
メラ75に移動信号を送りカメラ75の向きを変更す
る。なお各マイクロホンに対応する話者の位置はそれぞ
れ予め設定しており、その位置情報がカメラ制御部73
に記憶されている。
部72からの切り替え制御信号に基づき、判定されたマ
イクロホンに対応する話者の画面に切り換えるようにカ
メラ75に移動信号を送りカメラ75の向きを変更す
る。なお各マイクロホンに対応する話者の位置はそれぞ
れ予め設定しており、その位置情報がカメラ制御部73
に記憶されている。
【0061】以上のように本実施例によれば、複数のマ
イクロホンから対応する話者の音声が入力されているも
ののみを正確に捉え、この音声検出情報をもとにその話
者の方に自動的に映像を切り換えることが可能となり、
特に自然なテレビ会議の進行を実現することのできる映
像切り替え装置が実現できる。
イクロホンから対応する話者の音声が入力されているも
ののみを正確に捉え、この音声検出情報をもとにその話
者の方に自動的に映像を切り換えることが可能となり、
特に自然なテレビ会議の進行を実現することのできる映
像切り替え装置が実現できる。
【0062】この実施例では、一台のカメラ75を使用
して、カメラ制御部73が、映像切り替え制御部72か
らの切り替え制御信号に基づき、判定されたマイクロホ
ンに対応する話者に画面を切り換えるようにカメラ75
に移動信号を送り、カメラ75の向きを変更するよう構
成したが、複数台のカメラを、各カメラが適当数の話者
に対応するように配置して、カメラ制御部73が、映像
切り替え制御部72からの切り替え制御信号に基づき、
判定されたマイクロホンに対応する話者に対応して配置
されたカメラに接続を切り替えて、この話者に画面を切
り換えるように構成することもできる。これにより、話
者に対する画面の切り換えの追従性が向上して、話者の
速い立ち代わりにも、十分対応できる。
して、カメラ制御部73が、映像切り替え制御部72か
らの切り替え制御信号に基づき、判定されたマイクロホ
ンに対応する話者に画面を切り換えるようにカメラ75
に移動信号を送り、カメラ75の向きを変更するよう構
成したが、複数台のカメラを、各カメラが適当数の話者
に対応するように配置して、カメラ制御部73が、映像
切り替え制御部72からの切り替え制御信号に基づき、
判定されたマイクロホンに対応する話者に対応して配置
されたカメラに接続を切り替えて、この話者に画面を切
り換えるように構成することもできる。これにより、話
者に対する画面の切り換えの追従性が向上して、話者の
速い立ち代わりにも、十分対応できる。
【0063】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、音声判定部
が、マイクロホンに入力された信号からスペクトルの特
徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有
無によりその信号が音声であるか否かを判定し、話者検
出部が、隣接したマイクロホンの入力信号の間の差異を
検出することにより話者の位置を推定し、この話者に対
応したマイクロホンを特定するので、音声判定部と話者
検出部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞれの
マイクロホンに対応した話者の音声のみが判定できる。
そのため、発声している話者に対応するマイクロホンを
正確に特定することができ、様々な雑音が入力されても
音声と誤検出することのない精度の高い音声検出ができ
る。
が、マイクロホンに入力された信号からスペクトルの特
徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性の有
無によりその信号が音声であるか否かを判定し、話者検
出部が、隣接したマイクロホンの入力信号の間の差異を
検出することにより話者の位置を推定し、この話者に対
応したマイクロホンを特定するので、音声判定部と話者
検出部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞれの
マイクロホンに対応した話者の音声のみが判定できる。
そのため、発声している話者に対応するマイクロホンを
正確に特定することができ、様々な雑音が入力されても
音声と誤検出することのない精度の高い音声検出ができ
る。
【0064】請求項3の構成によれば、前方音検出部
が、話者方向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対
方向に向いた第2のマイクロホンに入力された信号の差
異を検出して、第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出し、音声判定部が、第1のマイクロホ
ンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出し、
予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりその信
号が音声であるか否かを判定するので、前方音検出部と
音声判定部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞ
れの第1のマイクロホンに対応した話者の音声のみが判
定できる。そのため、左右、後方からの雑音、音声を棄
却でき、様々な雑音が入力されても音声と誤検出するこ
とのない精度の高い音声検出ができる。
が、話者方向に向いた第1のマイクロホンと話者と反対
方向に向いた第2のマイクロホンに入力された信号の差
異を検出して、第1のマイクロホンの前方より発せられ
た信号のみを検出し、音声判定部が、第1のマイクロホ
ンに入力された信号からスペクトルの特徴量を抽出し、
予め求めた音声の特徴量との類似性の有無によりその信
号が音声であるか否かを判定するので、前方音検出部と
音声判定部の出力結果に基づいて、総合判定部がそれぞ
れの第1のマイクロホンに対応した話者の音声のみが判
定できる。そのため、左右、後方からの雑音、音声を棄
却でき、様々な雑音が入力されても音声と誤検出するこ
とのない精度の高い音声検出ができる。
【0065】請求項4の構成によれば、前方音検出部
が、一組にされた話者方向に向いた第1のマイクロホン
と話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンに入力さ
れた信号の差異を検出して、第1のマイクロホンの前方
より発せられた信号のみを検出し、音声判定部が、各組
の第1のマイクロホンに入力された信号からスペクトル
の特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性
の有無によりその信号が音声であるか否かを判定し、話
者検出部が、隣接した第1のマイクロホンの入力信号の
間の差異を検出することにより話者の位置を推定し、こ
の話者に対応したマイクロホンを特定するので、前方音
検出部と音声判定部と話者検出部の出力結果に基づい
て、総合判定部が各組の第1のマイクロホンに対応した
話者の音声のみが判定できる。そのため、左右、後方か
らの雑音、音声を棄却でき、また発声している話者に対
応するマイクロホンを正確に特定することができ、様々
な雑音が入力されても音声と誤検出することのない精度
の高い音声検出ができる。
が、一組にされた話者方向に向いた第1のマイクロホン
と話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンに入力さ
れた信号の差異を検出して、第1のマイクロホンの前方
より発せられた信号のみを検出し、音声判定部が、各組
の第1のマイクロホンに入力された信号からスペクトル
の特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性
の有無によりその信号が音声であるか否かを判定し、話
者検出部が、隣接した第1のマイクロホンの入力信号の
間の差異を検出することにより話者の位置を推定し、こ
の話者に対応したマイクロホンを特定するので、前方音
検出部と音声判定部と話者検出部の出力結果に基づい
て、総合判定部が各組の第1のマイクロホンに対応した
話者の音声のみが判定できる。そのため、左右、後方か
らの雑音、音声を棄却でき、また発声している話者に対
応するマイクロホンを正確に特定することができ、様々
な雑音が入力されても音声と誤検出することのない精度
の高い音声検出ができる。
【0066】請求項25の構成によれば、請求項1に記
載の音声検出装置の出力に基づいて、映像切り替え制御
部が、特定したマイクロホンに対応した話者に映像を切
り換える制御信号をカメラ制御部に出力するので、この
制御信号により、カメラ制御部が予め記憶した話者の位
置情報に基づいて出力映像の切り替えが制御できる。そ
のため、音声入力のあったマイクロホンの位置に自動的
に映像を切り換えることができ、正確で使い勝手のよ
い、特にテレビ会議システムでのスムーズな会議進行が
実現できる。
載の音声検出装置の出力に基づいて、映像切り替え制御
部が、特定したマイクロホンに対応した話者に映像を切
り換える制御信号をカメラ制御部に出力するので、この
制御信号により、カメラ制御部が予め記憶した話者の位
置情報に基づいて出力映像の切り替えが制御できる。そ
のため、音声入力のあったマイクロホンの位置に自動的
に映像を切り換えることができ、正確で使い勝手のよ
い、特にテレビ会議システムでのスムーズな会議進行が
実現できる。
【図1】本発明の第1の実施例の音声検出装置の構成図
【図2】同実施例の話者の特定動作の説明図
【図3】同実施例の話者の特定動作のフローチャート図
【図4】同実施例の音声判定部の構成図
【図5】本発明の第2の実施例の音声検出装置の構成図
【図6】本発明の第3の実施例の音声検出装置の構成図
【図7】本発明の一実施例の映像切り替え装置の構成図
1 マイクロホン 2,65 話者検出部 3,54,64 音声判定部 4,55,66 総合判定部 51,61 第1のマイクロホン 52,62 第2のマイクロホン 53,63 前方音検出部
Claims (27)
- 【請求項1】 音響を検出する複数のマイクロホンと、
これらのマイクロホンに入力された信号からスペクトル
の特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との類似性
の有無によりその信号が音声であるか否かを判定する音
声判定部と、任意のマイクロホンの入力信号とこのマイ
クロホンに隣接した位置にあるマイクロホンの入力信号
との間の差異を検出することにより音響の発生源である
話者の位置を推定し、この話者に対応したマイクロホン
を特定する話者検出部と、前記音声判定部と話者検出部
の出力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそれぞ
れのマイクロホンに対応した話者の音声のみを判定する
総合判定部とを備えた音声検出装置。 - 【請求項2】 話者検出部を、隣接する2つのマイクロ
ホンの入力信号間の相互相関係数を用いて隣接する前記
マイクロホンへの入力信号の到達時間の差を検出するこ
とにより、話者の位置を推定し、この話者に対応したマ
イクロホンを特定するよう構成した請求項1に記載の音
声検出装置。 - 【請求項3】 話者方向に向いた第1のマイクロホン
と、話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンと、前
記第1のマイクロホンと第2のマイクロホンのそれぞれ
の入力信号の差異を検出することにより第1のマイクロ
ホンの前方より発せられた信号のみを検出する前方音検
出部と、第1のマイクロホンに入力された信号からスペ
クトルの特徴量を抽出し、予め求めた音声の特徴量との
類似性の有無によりその信号が音声であるか否かを判定
する音声判定部と、前記前方音検出部と音声判定部の出
力結果を用いて予め定めた判定条件をもとにそれぞれの
第1のマイクロホンに対応した話者の音声のみを判定す
る総合判定部とを備えた音声検出装置。 - 【請求項4】 話者方向に向いた第1のマイクロホンと
話者と反対方向に向いた第2のマイクロホンとを一組と
する複数組のマイクロホンと、それぞれの組の前記第1
のマイクロホンと第2のマイクロホンのそれぞれの入力
信号の差異を検出することにより第1のマイクロホンの
前方より発せられた信号のみを検出する前方音検出部
と、それぞれの組の第1のマイクロホンに入力された信
号からスペクトルの特徴量を抽出し、予め求めた音声の
特徴量との類似性の有無によりその信号が音声であるか
否かを判定する音声判定部と、任意の第1のマイクロホ
ンの入力信号とこのマイクロホンに隣接した位置にある
第1のマイクロホンの入力信号との間の差異を検出する
ことにより話者の位置を推定し、この話者に対応したマ
イクロホンを特定する話者検出部と、前記前方音検出部
と音声判定部及び話者検出部の出力結果を用いて予め定
めた判定条件をもとにそれぞれの組の第1のマイクロホ
ンに対応した話者の音声のみを判定する総合判定部とを
備えた音声検出装置。 - 【請求項5】 前方音検出部を、第1のマイクロホンと
第2のマイクロホンのそれぞれの入力信号のパワーの差
を算出し、この値により第1のマイクロホンの前方より
発せられた信号であるか否かを判定するよう構成した請
求項3または請求項4のいずれかに記載の音声検出装
置。 - 【請求項6】 前方音検出部を、第1のマイクロホンと
第2のマイクロホンのそれぞれの入力信号のパワーの比
を算出し、この値により第1のマイクロホンの前方より
発せられた信号であるか否かを判定するよう構成した請
求項3または請求項4のいずれかに記載の音声検出装
置。 - 【請求項7】 話者検出部を、隣接する2つの第1のマ
イクロホンの入力信号間の相互相関係数を用いて隣接す
る前記第1のマイクロホンへの入力信号の到達時間の差
を検出することにより、話者の位置を推定し、この話者
に対応した第1のマイクロホンを特定するよう構成した
請求項4に記載の音声検出装置。 - 【請求項8】 音声判定部を、予め多数の音声データか
ら音声信号の持つ周波数的特徴あるいは時間的特徴を求
めておき、入力信号がどの程度前記周波数的特徴あるい
は時間的特徴が類似しているかを表す指標により音声と
雑音を判別し、前記周波数的特徴あるいは時間的特徴を
持つ音声信号のみを検出するよう構成した請求項1また
は請求項3または請求項4のいずれかに記載の音声検出
装置。 - 【請求項9】 音声判定部を、入力信号を線形予測分析
した際に得られた線形予測係数あるいはケプストラム係
数あるいは自己相関係数を、予め作成しておいた音声に
関する前記線形予測係数あるいはケプストラム係数ある
いは自己相関係数と比較することにより周波数的特徴を
検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号中
の音声のみを検出するよう構成した請求項8に記載の音
声検出装置。 - 【請求項10】 音声判定部を、予め作成しておいた音
韻毎のスペクトルと入力信号のスペクトルがどの程度似
通っているかに基づいて音声中の音韻性を認識すること
により周波数的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音
を判別し、入力信号中の音声のみを検出するよう構成し
た請求項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項11】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎のエネルギーのパターンを認識することにより周波数
的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入
力信号中の音声のみを検出するよう構成した請求項8に
記載の音声検出装置。 - 【請求項12】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎の信号の零交差を求め、各帯域毎の前記零交差の回数
により周波数的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音
を判別し、入力信号中の音声のみを検出するよう構成し
た請求項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項13】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎の信号の1次以上の自己相関係数により周波数的特徴
を検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号
中の音声のみを検出するよう構成した請求項8に記載の
音声検出装置。 - 【請求項14】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎の信号をFFT分析した際に得られた1次以上のケプ
ストラム係数により周波数的特徴を検出して、入力信号
の音声と雑音を判別し、入力信号中の音声のみを検出す
るよう構成した請求項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項15】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎の信号をFFT分析した際に得られた1次以上の自己
相関係数及び1次以上のケプストラム係数のうち少なく
とも1つ以上の特徴量により周波数的特徴を検出して、
入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号中の音声のみ
を検出するよう構成した請求項8に記載の音声検出装
置。 - 【請求項16】 音声判定部を、周波数軸をデジタルあ
るいはアナログフィルタにより数帯域に分割し、前記デ
ジタルあるいはアナログフィルタにより得られた各帯域
毎の信号をFFT分析し得られた特徴量をベクトル量子
化して求めたコードブックにより周波数的特徴を検出し
て、入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号中の音声
のみを検出するよう構成した請求項8に記載の音声検出
装置。 - 【請求項17】 音声判定部を、話者の発声した音声中
の音韻性を特徴付ける特徴量をベクトル量子化して求め
たコードブックを予め求めておき、入力信号を前記コー
ドブックにてベクトル量子化した際の量子化歪みにより
周波数的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音を判別
し、入力信号中の音声のみを検出するよう構成した請求
項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項18】 音声判定部を、入力信号のスペクトル
が時事刻々いかなる変化をしているかに基づいて音声中
の音韻性を認識することにより時間的特徴を検出して、
入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号中の音声のみ
を検出するよう構成した請求項8に記載の音声検出装
置。 - 【請求項19】 音声判定部を、予め多数の音声から求
めておいた音韻毎の継続時間の最大値および最小値によ
り入力信号から分析フレーム毎に音韻を検出し、各音韻
がどの程度継続しているかを示す継続時間を求め、前記
音韻毎の継続時間の最大値より小さくしかも最小値より
大きいときのみ音声が入力されたとすることにより時間
的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入
力信号中の音声のみを検出するよう構成した請求項8に
記載の音声検出装置。 - 【請求項20】 音声判定部を、予め多数の音声から求
めておいた音韻毎のスペクトル系列を標準モデルとして
予め求めておき、前記標準モデルを用いて入力信号中の
スペクトルがどの程度継続しているかを表す継続時間を
計測することにより時間的特徴を検出して、入力信号の
音声と雑音を判別し、入力信号中の音声のみを検出する
よう構成した請求項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項21】 音声判定部を、話者の発声した音声中
の音韻性を特徴付ける特徴量をベクトル量子化して求め
たコードブックを用いて、入力信号をベクトル量子化し
た際のコード列の変化のパターンを認識することにより
時間的特徴を検出して、入力信号の音声と雑音を判別
し、入力信号中の音声のみを検出するよう構成した請求
項8に記載の音声検出装置。 - 【請求項22】 音声判定部を、話者の発声した音声中
の音韻性を特徴付ける特徴量をベクトル量子化して求め
たコードブックを用いて、入力信号をベクトル量子化し
各コードがどの程度継続して現れるかにより時間的特徴
を検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号
中の音声のみを検出するよう構成した請求項8に記載の
音声検出装置。 - 【請求項23】 音声判定部を、予め多数の音声データ
から各音韻毎のHMMモデルを作成しておき、前記HM
Mモデルを用いて入力信号中に存在する音韻性を認識す
ることにより周波数的特徴あるいは時間的特徴を検出し
て、入力信号の音声と雑音を判別し、入力信号中の音声
のみを検出するよう構成した請求項8に記載の音声検出
装置。 - 【請求項24】 音声判定部を、入力信号から分析フレ
ーム毎に音声を特徴付ける特徴量を抽出し、入力信号中
の音声成分がどの程度継続しているか予め多数の音声デ
ータより求めておいた継続時間に関するファジィメンバ
シップ関数を用いてファジィ推論することにより時間的
特徴を検出して、入力信号の音声と雑音を判別し、入力
信号中の音声のみを検出するよう構成した請求項8に記
載の音声検出装置。 - 【請求項25】 請求項1に記載の音声検出装置と、各
話者の映像を出力するために、それぞれの話者の位置を
予め記憶し出力映像を制御するカメラ制御部と、前記音
声検出部の出力に基づいて音声が入力されているマイク
ロホンを特定し、対応する話者の映像に切り換えるため
の制御信号を前記カメラ制御部に出力する映像切り替え
制御部とを備えた映像切り替え装置。 - 【請求項26】 請求項3に記載の音声検出装置と、各
話者の映像を出力するために、それぞれの話者の位置を
予め記憶し出力映像を制御するカメラ制御部と、前記音
声検出部の出力に基づいて音声が入力されている第1の
マイクロホンを特定し、対応する話者の映像に切り換え
るための制御信号を前記カメラ制御部に出力する映像切
り替え制御部とを備えた映像切り替え装置。 - 【請求項27】 請求項4に記載の音声検出装置と、各
話者の映像を出力するために、それぞれの話者の位置を
予め記憶し出力映像を制御するカメラ制御部と、前記音
声検出部の出力に基づいて音声が入力されている第1の
マイクロホンを特定し、対応する話者の映像に切り換え
るための制御信号を前記カメラ制御部に出力する映像切
り替え制御部とを備えた映像切り替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238579A JPH0792988A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 音声検出装置と映像切り替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5238579A JPH0792988A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 音声検出装置と映像切り替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0792988A true JPH0792988A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17032310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5238579A Pending JPH0792988A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 音声検出装置と映像切り替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0792988A (ja) |
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