JPH0793108B2 - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPH0793108B2
JPH0793108B2 JP3018241A JP1824191A JPH0793108B2 JP H0793108 B2 JPH0793108 B2 JP H0793108B2 JP 3018241 A JP3018241 A JP 3018241A JP 1824191 A JP1824191 A JP 1824191A JP H0793108 B2 JPH0793108 B2 JP H0793108B2
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quadrupole
quadrupole lens
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electrodes
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武文 加藤
政則 武部
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオシロスコープ等に用い
られる観測用CRT(陰極線管)に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】陰極、
制御電極、加速電極、ユニポテンシャル型の第1及び第
2の四極レンズ、垂直偏向系、ユニポテンシャル型の第
3の四極レンズ、水平偏向系、走査拡大レンズ、及びス
クリーンを排気管体の軸に沿って配置することによりオ
シロスコープのCRTを構成することは、例えば、特開
昭63−23733号公報、特開昭63−237335
号公報、特開昭64−6348号公報に開示されてい
る。
【0003】これ等のCRTにおける結像原理は図1で
示すことができる。図1では、第1、第2及び第3の四
極レンズQ1 、Q2 、Q3 が管軸1上に配置されてい
る。図1では物点12(クロスオーバー)から像面4の
像5に向う管軸1の上側領域2に垂直方向のレンズ作用
(フォーカス状態)が表示され、下側領域3に水平方向
のレンズ作用(フォーカス状態)が表示されている。Q
1 、Q3 で示す第1及び第3の四極レンズ6、8は垂直
方向に凹レンズ、水平方向に凸レンズとして作用し、Q
2 で示す第2の四極レンズ7は垂直方向に凸レンズ、水
平方向に凹レンズとして作用する。この様に3個の四極
レンズQ1 、Q2 、Q3 を設けると像5を真円に近づけ
ることができる。
【0004】図1の物点12は、図2に示す陰極9から
放出された電子が陰極9と制御電極10と加速電極11
とによって構成されるレンズによって略一点に収束され
る点(クロスオーバー)である。
【0005】物点12(クロスオーバー)から第1の四
極レンズQ1 までの距離をv、第1の四極レンズQ1 か
ら第2の四極レンズQ2 までの距離をd、第2の四極レ
ンズQ2 から第3の四極レンズQ3 までの距離をq、第
3の四極レンズQ3 から像面4までの距離をz、各四極
レンズQ1 、Q2 、Q3 の凹凸の焦点距離が同じと仮定
し、その逆数をS1 、S2 、S3 とすれば、S1 、S2
、S3 を次の(1)(2)(3)式で示すことができ
る。
【0006】
【数1】
【0007】図2に於いて、制御電極10の電圧を変化
させ、電子ビームの量を制御すると、物点12の位置が
変化する。即ち、物点12から第1の四極レンズQ1 ま
での距離vが変化する。このことは各々の四極レンズの
レンズ定数をvの変化に応じて変えねば、像面4に像5
が出来なくなることを意味する。四極レンズを用いた電
子銃の弱点の一つは、電子ビーム量を変化させたとき、
各四極レンズの電圧を調整する複雑さがある。この複雑
さを解消する方策が前述の特開昭63−237334号
公報に等に開示されている。
【0008】しかしながら、これ等のCRTに於いて
は、電子ビーム量の変化に応じて少なくとも2つの可変
抵抗器を調整しなければならない。
【0009】特開昭63−237334号公報には、、
図3に原理的に示すように、物点12と第1の四極レン
ズQ1 との間に軸対称レンズ13を配置し、そのレンズ
の作用によって物点12の位置を実質的に一定にするこ
とが開示されている。図3で、軸対称レンズ13と第1
の四極レンズ13との距離をeとし、制御電極10の調
整によりvからv′に物点の位置が変化したとする。こ
れを軸対称レンズ13を作用させvに戻すと、このレン
ズの作用により物点の大きさが(v−e)/(v′−
e)となる。電子ビーム量を増加させる場合v>v′の
関係になる。従って、ビーム量を増加させたとき、軸対
称レンズ13の作用によって物点12は拡大される。こ
の例では制御電極10の変化に対応して軸対称レンズ1
3の電圧だけを調整すれば、他は変化させなくても結像
5は得られる。しかし、ビーム量を増加させたとき、物
点12が大きくなり、結像5が大きくなり品質が低下す
る。
【0010】そこで、本発明の目的は、電子ビーム量の
変化によるフォーカス状態の変化の調整を単一可変電圧
源で行うことが可能なCRTを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、電子ビームの量を制御するための制御電極
を有し、更に少なくとも第1、第2及び第3の四極レン
ズを有する陰極線管において、少なくとも前記第1及び
第2の四極レンズが管軸に対して直角に配置された複数
の板状電極から夫々成り、前記複数の板状電極は第1の
極性の電圧を印加する複数の第1極性電極と第2の極性
の電圧を印加する複数の第2極性電極との組み合せから
なり、前記第1の四極レンズの前記第1極性電極と前記
第2の四極レンズの前記第1極性電極とが同一の一定電
圧源に接続され、前記第1の四極レンズの前記第2極性
電極の全部と前記第2の四極レンズの前記第2極性電極
の一部とが同一の可変電圧源に接続され、前記第2の四
極レンズの前記第2極性電極の残りが別の一定電圧源に
接続され、前記第3の四極レンズが一定電圧源に接続さ
れ、前記制御電極によって電子ビーム量を変化させた時
のフォーカス調整を唯一の前記可変電圧源で行うように
構成されていることを特徴とする陰極線管に係わるもの
である。
【0012】
【作用】第2の四極レンズの第2極性電極の一部に第1
の四極レンズと同一の電圧を印加することにより、第2
の四極レンズのレンズ長を変えたと等価な作用が生じ
る。この第2の四極レンズのレンズのレンズ長変化のレ
ンズ定数への寄与が、電子ビーム量の変化によるフォー
カス状態の変化の補正に利用される。この結果、低輝度
までのフォーカス調整を1つの可変電圧源で行うことが
可能になる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例に係わるオシロスコー
プのCRTを説明する。図4には、管軸1に沿って配置
された陰極9と、制御電極10と、加速電極11と、ユ
ニポテンシャル型の第1及び第2の四極レンズQ1 、Q
2 と、一対の偏向板から成る垂直偏向系40と、ユニポ
テンシャル型の第3の四極レンズQ3 と、一対の偏向板
から成る水平偏向系41と、ドームメッシュ42と、像
面即ちスクリーン4とから成るCRTが示されている。
なお、CRTの排気管体は省略されている。各部の基本
的構成及び作用は特開昭63−237334号公報に開
示されているものと実質的に同一であるので、詳しい説
明は省略する。
【0014】ドームメッシュ42は軸対称性を有するよ
うに形成され、像面4に結像される像点をスクリーン面
に結像する働きを有し、更に偏向系40、41で偏向さ
れたたビームを拡大する作用(走査拡大作用)を有す
る。
【0015】第1、第2及び第3の四極レンズQ1 、Q
2 、Q3は説明の都合上斜線を付して示す第1の電極2
0と、斜線を付さないで示す第2の電極21との組み合
せから成る。この実施例では、第1及び第2の四極レン
ズQ1、Q2 が3枚の第1の電極20と3枚の第2の電
極21とを交互に配置することによって夫々構成され、
第3の四極レンズQ3 が2枚の第1の電極20と2枚の
第2の電極21とを交互に配置することによって構成さ
れている。。なお、各四極レンズQ1 、Q2 、Q3 によ
って図1に示すレンズ作用を得るために、第1及び第2
の電極20、21の配置順番が第1及び第3の四極レン
ズQ1 、Q3 と第2の四極レンズQ2 とで相違してい
る。即ち、第1及び第3の四極レンズQ1 、Q3 では第
1の電極20が正極性(第1極性)電極となり、第2の
電極21が負極性(第2極性)電極となり、第2の四極
レンズQ2 では第2の電極21が正極性電極となり、第
1の電極20が負極性電極になっている。
【0016】図5は第1の四極レンズQ1 の電極20、
21の配置を示すものであり、各電極20、21の中心
は管軸1に一致している。各電極20、21は間隔lを
有して互いに平行に配置され且つ管軸1に対して直角に
配置されている。このレンズの全長はLである。
【0017】図6は第1及び第2の電極20、21を詳
しく示す斜視図である。金属板から成る第1及び第2の
電極20、21は孔20a、21aを夫々有する。孔2
0a、21aは軸1に向って突出している一対の周縁2
2と、軸1から離れるように凹んでいる一対の周縁23
とを夫々有する。管軸1を中心に対称に配置された一対
の周縁22は直角双曲線を示す式x2 −y2 =±a2 を
ほぼ満足する曲率を有する。同様に管軸1を中心に対称
に配置された一対の周縁23は円を示す式x2 +y2 =
b2 をほぼ満足する曲率を有する。なお、xy座標の中
心即ち管軸1から第1の対の周縁22の頂点までの距離
aと、中心から第2の対の周縁23の頂点までの距離b
との関係は、b>aである。また、第2の電極21の孔
21aは第1の電極20の孔20aを90度回転したも
のに相違する。
【0018】この実施例では、第1及び第2の電極2
0、21の厚さは夫々0.5mm、双曲線の定数aは5で
あり、電極間隔lは1mmである。
【0019】図4においては、第1の四極レンズQ1 の
3枚の第1の電極20と第2の四極レンズQ2 の3枚の
第2の電極21が+300Vの電源端子43に接続さ
れ、第1の四極レンズQ1 の3枚の第2の電極21と第
2の四極レンズQ2 の第1番目の電極20とが可変抵抗
器44に接続されている。この可変抵抗器44は負の電
源端子45に接続され、例えば−300V程度の負電圧
をライン44aに与える。第2の四極レンズQ2 の第2
番目の第1の電極20は−40Vの負の電源端子46に
接続されている。第3の四極レンズQ3 の2枚の第1の
電極20は+250Vの正の電源端子47に接続され、
2枚の第2の電極21はグランドに接続されている。電
源の数を減らす目的で第3の四極レンズQ3 には正負の
対称電圧が印加されていないが、(250+0)/2=
125から正電圧+125Vと負電圧−125Vを印加
したと同等の効果が得られる。
【0020】図4において第1、第2及び第3の四極レ
ンズQ1 、Q2、Q3 の軸方向の長さL1 、L2 、L3
は、10mm、7.5mm、6mmであり、クロスオーバー
(物点)から第1の四極レンズQ1 の中心までの距離v
が30mm、第1の四極レンズQ1 の中心から第2の四極
レンズQ2 の中心までの距離dが30mm、第2の四極レ
ンズQ2 の中心から第3の四極レンズQ3 の中心までの
距離qが60mm、第3の四極レンズQ3 の中心から像面
4までの距離zが120mmである。
【0021】次に、制御電極10の電圧を変えて電子ビ
ームの量を変えることによって生じるクロスオーバーの
移動に基づくフォーカスずれを単一の可変抵抗器で44
で調整することができることを説明する。
【0022】前述の(1)、(2)、(3)式で与えら
れた各四極レンズQ1、Q2 、Q3 のレンズ定数S1 、
S2 、S3 に基づいて次の(4)、(5)式が得られ
る。
【0023】
【数2】
【0024】制御電極10の電圧を調整してクロスオー
バーから第1の四極レンズQ1 の中心までの距離がvか
らv−Δvに変化したとすれば、(4)、(5)式に対
応してS1 、S2 、S3 のvの微分係数S1'(v)、S
2'(v)、S3'(v)を示す(6)、(7)式が得られ
る。
【0024】
【数3】
【0025】(6)、(7)式はvを一定としてQ1 、
Q2 、Q3 のレンズ定数の比率を(4)、(5)式によ
って決めてもvの変化があると像点に結像しないことを
意味する。即ち、(6)、(7)式から、−△vの変化
に対して付加因数により(4)、(5)式からはずれ、
結像の条件が満足しなくなる。前述の特開昭63−23
7334号公報に開示されている方式では、vがあまり
変化しない場合は問題がないが、vの変化が大きい場
合、即ちビーム電流を大きくすると結像しなくなる。
【0026】図5及び図6に示すような四極レンズの焦
点距離の逆数Sは次の(8)式で与えられる。なお、次
式のVは電極20、21に印加する正負の電圧であり、
Lはレンズ長である。
【0027】
【数4】
【0028】この(8)式はレンズ長Lを適当に選ぶこ
とによって、(4)、(5)式を満足するS1 、S2 、
S3 を得ることが可能であることを示す。即ち、第1の
四極レンズQ1 のレンズ長L1 と第2及び第3の四極レ
ンズQ2 、Q3 のレンズ長L2 、L3 とを、(4)、
(5)、(8)式に基づいて次の(9)、(10)式に
従うように決定すればよい。
【0029】
【数5】
【0030】各四極レンズQ1 、Q2 、Q3 のレンズ長
L1 、L2 、L3 が(9)、(10)式を満足するよう
に設定され且つクロスオーバーが一定即ちvが一定の場
合には各四極レンズQ1 、Q2 、Q3 に±Vの電圧を印
加することによって結像させることができる。しかし、
クロスオーバー点即ちvが変化したときには(6)、
(7)式に示すように付加因数が加わり、像面に結像し
なくなる。つまり(9)、(10)式によってレンズ長
を決めた場合、像面に結像しなくなり、像点の質が悪く
なり、最適フォーカスからずれることが判る。
【0031】本発明は上述のようなフォーカスずれを単
一の電源で調整することができる方法を提供する。本発
明の原理は基本的には(6)、(7)式の付加因数を配
慮したものである。図7はその原理を説明するものであ
る。四極レンズQ1 、Q2 、Q3 のレンズ長は各々L1
、L2 、L3 とする。四極レンズの各々は図6に示さ
れた双曲形状の電子通過孔を有する電極から構成されて
いる。。即ち、図7の四極レンズQ1 、Q2 、Q3 は図
7の四極レンズQ1 、Q2 、Q3 と同様に示されてい
る。しかし、電極20、21の枚数を適当に増減されて
いる。3つの四極レンズQ1 、Q2 、Q3 は共通の正の
電源端子30に接続されているが、負の電源に対しては
全部が共通に接続されていない。第2及び第3の四極レ
ンズQ2 、Q3 の一部は負の電源端子31に接続され、
残りは第1の四極レンズQ1 と共に可変抵抗器34に接
続されている。可変抵抗器34は負の電源端子33に接
続されて折り、この出力ライン34aに負の電位を与え
る。第2及び第3の四極レンズQ2 、Q3 の可変抵抗器
34に接続する電極に基づくレンズ長ΔL2 、ΔL3 は
次の(11)、(12)式を満足するように設定する。
【0032】
【数6】
【0033】四極レンズを構成する各電極には、交互に
正負の電圧が印加され、正側電極には電源30により+
Vが印加される。クロスオーバー点即ちvが一定の時に
は可変抵抗器34の分圧出力ライン34aに−Vを与
え、電源端子31にも−Vを与える。物点12から第1
の四極レンズQ1 6までの距離がvのとき正側には+
V、負側に−Vを印加すれば、これまでの説明から、像
面4上に結像が得られることは明らかである。
【0034】次に、vがv−Δvと変化したとき、Δv
は幾何学量v、d、q、zに比較して小さいが、レンズ
定数S1 の変化量S1'(v)は、S1 (v−△v)=S
1 (v)−S1'(v)△v式より導かれる。従って、S
1'(v)△vの変化量に対応して電圧が△V変化するも
のとすると、第1の四極レンズに印加される電圧は±V
から±V(V+ΔV)になる。また+Vを一定に保つ場
合には、負側の電圧が−V(1−2ΔV)となる。但
し、△Vは−△vの変化に対応した第1の四極レンズの
調整電圧である。即ち、以上のことはS1 (v−△v)
がL1 (V+△V)/ a2 にほぼ一致することを意味す
る。第2の四極レンズQ2 部分のレンズ長ΔL2 に相当
する部分にはこの電圧が印加されるため、レンズ長ΔL
2 のレンズ定数への寄与分S′を次の(13)式で表わ
すことができる。
【0035】
【数7】
【0036】第2の四極レンズQ2 のvが変化する前の
寄与分S″は次の(14)式で表わされる。また、S2
′とS2 ″との和S2 は(15)式で表わされる。
【0037】
【数8】
【0038】(15)式は(6)式を包含する。即ち、
これは、物点12の変化によって距離vが変化してもフ
ォーカス条件を満足させることができることを意味す
る。第3の四極レンズQ3 についても第2の四極レンズ
Q2 と同様な効果が生じる。よって、1つの可変抵抗器
34により、フォーカス調整を行うことが可能になる。
以上の説明は説明を判りやすくするために、四極レンズ
の端部の効果は考慮していない。実際にはレンズ長につ
いては実験的または数値計算等によって求めるが、基本
的な考え方は相違しない。
【0037】本発明の実施例を示す図4と原理を示した
図7とは同一でないが、フォーカス調整の原理は全く同
一であり、図4の構成によってフォーカス調整が可能に
なる。図4において、低輝度時、つまりビーム電流が少
ないときの可変抵抗器44の出力ライン44aの負電位
は−300Vである。この時、第2の四極レンズQ2 の
電極の内でライン44aに接続された電極に基づくレン
ズ長ΔL2 は約.1.9mmである。L2 は7.5mmに設
定されているので、このL2 に対する割合ΔL2 /L2
は0.25である。一方、(6)式の付加因数v(q+
z)/{2d(v+q+z+d)+v(q+z)}は
0.273となる。この例の場合は(6)式から若干ず
れているが、スクリーン電流で20μA(ビーム電流に
換算すると1mAに相当)までフォーカスの調整が可能
になった。(1)式から推定すると、このときのvの変
化は8mm程度になる。
【0038】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 第1及び第2の四極レンズQ1 、Q2 の負電位
を同一又は固定に設定し、第2の四極レンズQ2 の正電
位を与えるべき電極から選択されたものを第1の四極レ
ンズQ1 の正電位を与える電極と共に正の可変電圧源に
接続しても良い。 (2) 軸対称の後段加速方式であ
るドームメッシュ42の代りに、特開昭63−2373
34号公報等で周知のボックス型走査拡大レンズ等のメ
ッシュレスレンズによる後段加速方式を使用するCRT
においても本発明を適用することができる。メッシュレ
スレンズを使用する場合には、像面までの距離が水平方
向と垂直方向で異なる。従って(1)、(2)、(3)
式は変形されるが、同様な関係式が得られる。即ち実施
例で説明した方法と同様に付加因数を算出し、この付加
因数に相当するように第2の四極レンズQ2 と第3の四
極レンズQ3 との一方または両方を分割し、分割された
ものを第1の四極レンズQ1 に接続すれば同様の結果が
得られる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、低輝度から高輝度
までのフォーカス調整を1つの可変電圧源で行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3個の四極レンズによる結像原理を光学類推で
示す図である。
【図2】CRTの陰極と制御電極と加速電極とから成る
レンズ系による物点の生成を示す図である。
【図 3】軸対称レンズを有するレンズ系を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例に係わるCRTの一部を原理的
に示す図である。
【図5】図4の第1の四極レンズを示す図である。
【図6】図5の第1及び第2の電極を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の原理を説明するための3つの四極レン
ズを示す図である。
【符号の説明】
1 管軸 4 像面 9 陰極 10 制御電極 11 加速電極 44 可変抵抗器 Q1 、Q2 Q3 四極レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームの量を制御するための制御電
    極を有し、更に少なくとも第1、第2及び第3の四極レ
    ンズを有する陰極線管において、 少なくとも前記第1及び第2の四極レンズが管軸に対し
    て直角に配置された複数の板状電極から夫々成り、 前記複数の板状電極は第1の極性の電圧を印加する複数
    の第1極性電極と第2の極性の電圧を印加する複数の第
    2極性電極との組み合せから成り、 前記第1の四極レンズの前記第1極性電極と前記第2の
    四極レンズの前記第1極性電極とが同一の一定電圧源に
    接続され、 前記第1の四極レンズの前記第2極性電極の全部と前記
    第2の四極レンズの前記第2極性電極の一部とが同一の
    可変電圧源に接続され、 前記第2の四極レンズの前記第2極性電極の残りが別の
    一定電圧源に接続され、前記第3の四極レンズが一定電圧源に接続され、 前記制御電極によって電子ビーム量を変化させた時のフ
    ォーカス調整を唯一の前記可変電圧源で行うように構成
    されている ことを特徴とする陰極線管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63237335A (ja) * 1987-03-25 1988-10-03 Iwatsu Electric Co Ltd 電子管の電子銃

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