JPH0793561A - エッジ及び輪郭抽出装置 - Google Patents
エッジ及び輪郭抽出装置Info
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- JPH0793561A JPH0793561A JP5256406A JP25640693A JPH0793561A JP H0793561 A JPH0793561 A JP H0793561A JP 5256406 A JP5256406 A JP 5256406A JP 25640693 A JP25640693 A JP 25640693A JP H0793561 A JPH0793561 A JP H0793561A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 供給された画像中から輝度差の少ない濃淡、
カラー、テクスチャエッジおよび輪郭を安定に抽出する
こと。 【構成】 供給される画像中の指定された点に対するマ
スク領域の画像情報を抽出するマスク領域格納部Bと、
マスク領域格納部Bで抽出された画像情報から分離度を
計算する分離度計算部22x,22yと、得られた分離
度から指定された点のエッジ強度を計算するエッジ強度
計算部23と、この得られた分離度から輪郭を抽出する
エッジ抽出部Dとを備えて構成される。
カラー、テクスチャエッジおよび輪郭を安定に抽出する
こと。 【構成】 供給される画像中の指定された点に対するマ
スク領域の画像情報を抽出するマスク領域格納部Bと、
マスク領域格納部Bで抽出された画像情報から分離度を
計算する分離度計算部22x,22yと、得られた分離
度から指定された点のエッジ強度を計算するエッジ強度
計算部23と、この得られた分離度から輪郭を抽出する
エッジ抽出部Dとを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は供給された画像中の濃
淡、カラー、テクスチャエッジを安定して抽出するエッ
ジおよび輪郭抽出装置に関する。
淡、カラー、テクスチャエッジを安定して抽出するエッ
ジおよび輪郭抽出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理において、エッジ抽出技術は、
最も基本的で、かつ、重要な要素技術である。エッジ
は、物体輪郭、物体内部の構造、背景の構造などを反映
しており、したがって、これに続く画像理解など上位レ
ベルの処理を実現するためには、エッジを安定、かつ高
精度に抽出することが不可欠となる。
最も基本的で、かつ、重要な要素技術である。エッジ
は、物体輪郭、物体内部の構造、背景の構造などを反映
しており、したがって、これに続く画像理解など上位レ
ベルの処理を実現するためには、エッジを安定、かつ高
精度に抽出することが不可欠となる。
【0003】これまでに、様々なエッジ抽出方法が提案
されてきた。その中で、代表的な方法は、空間微分演算
に基づく方法である。この方法は、図21に示すよう
に、輝度が急激に変化する位置は、エッジに対応すると
いう考えに基づいている。代表的な空間微分演算に基づ
く方法に、1次微分型のRoberts,Prewitt,Sobel 、2次
微分型、Lapacaian などの差分オペレータが挙げられる
[ 画像処理アルゴリズムの最新動向別冊OplusE新技術コ
ミュニケーションズ(1986)] 。また、8個のマスクを用
意して、エッジ強度、および方向を得るPrewitt,kirsc
h,Robinson らの方法も挙げられる[ 画像処理アルゴリ
ズムの最新動向(1986)]。これらの他に局所領域で、エ
ッジモデル当てはめにより、エッジ抽出を行なう方法と
して、Hueckel のモデルフィット法などの様々なエッジ
抽出法が提案されてきた。
されてきた。その中で、代表的な方法は、空間微分演算
に基づく方法である。この方法は、図21に示すよう
に、輝度が急激に変化する位置は、エッジに対応すると
いう考えに基づいている。代表的な空間微分演算に基づ
く方法に、1次微分型のRoberts,Prewitt,Sobel 、2次
微分型、Lapacaian などの差分オペレータが挙げられる
[ 画像処理アルゴリズムの最新動向別冊OplusE新技術コ
ミュニケーションズ(1986)] 。また、8個のマスクを用
意して、エッジ強度、および方向を得るPrewitt,kirsc
h,Robinson らの方法も挙げられる[ 画像処理アルゴリ
ズムの最新動向(1986)]。これらの他に局所領域で、エ
ッジモデル当てはめにより、エッジ抽出を行なう方法と
して、Hueckel のモデルフィット法などの様々なエッジ
抽出法が提案されてきた。
【0004】現在、実際の応用分野で最も使われている
エッジ抽出法は、空間微分演算に基づいた方法である
が、ノイズの影響を受け易いという問題があった。特
に、輝度勾配の小さい(以下、弱いエッジと呼ぶ)を抽
出する場合は、ノイズの影響を受けて正確に抽出するこ
とが難しかった。
エッジ抽出法は、空間微分演算に基づいた方法である
が、ノイズの影響を受け易いという問題があった。特
に、輝度勾配の小さい(以下、弱いエッジと呼ぶ)を抽
出する場合は、ノイズの影響を受けて正確に抽出するこ
とが難しかった。
【0005】また、図22に示すように、輝度が緩やか
に線形変化している領域と、弱いエッジ(ステップ状)
を区別できなかった。弱いエッジまで抽出しようとする
と、線形変化している領域までエッジとして誤って抽出
してしまう。ノイズの影響に対して堅固にするために、
局所領域で輝度平均を求め、これから輝度勾配を求める
方法も提案されたが、線形変化している領域の誤検出
の、問題は解決できていない。
に線形変化している領域と、弱いエッジ(ステップ状)
を区別できなかった。弱いエッジまで抽出しようとする
と、線形変化している領域までエッジとして誤って抽出
してしまう。ノイズの影響に対して堅固にするために、
局所領域で輝度平均を求め、これから輝度勾配を求める
方法も提案されたが、線形変化している領域の誤検出
の、問題は解決できていない。
【0006】また、演算により得られたエッジ強度画像
からエッジ領域を抽出するためには、適切なエッジ強度
をしきい値として2値化処理する必要がある。従来のエ
ッジ抽出法から得られたエッジ強度画像は、輝度階調を
255とした場合、0から255までの幅広いエッジ強
度を含んでいる。したがって、全画面に渡って固定のし
きい値の場合、しきい値を高くすると、弱いエッジが抽
出されなくなる。逆に、しきい値を下げて、弱いエッジ
を抽出しようとすると、強いエッジ(輝度勾配が、大き
い領域)が太く抽出されて不鮮明となる。したがって、
従来のエッジ抽出法では、しきい値を画素毎に動的に変
化させる必要があり、余分な計算量が必要であった。
からエッジ領域を抽出するためには、適切なエッジ強度
をしきい値として2値化処理する必要がある。従来のエ
ッジ抽出法から得られたエッジ強度画像は、輝度階調を
255とした場合、0から255までの幅広いエッジ強
度を含んでいる。したがって、全画面に渡って固定のし
きい値の場合、しきい値を高くすると、弱いエッジが抽
出されなくなる。逆に、しきい値を下げて、弱いエッジ
を抽出しようとすると、強いエッジ(輝度勾配が、大き
い領域)が太く抽出されて不鮮明となる。したがって、
従来のエッジ抽出法では、しきい値を画素毎に動的に変
化させる必要があり、余分な計算量が必要であった。
【0007】さらに、輝度エッジ以外のカラー、テクス
チャーエッジの抽出には、容易には拡張できなかった。
これは、カラー、テクスチャ画像を取り扱う上で、大き
な障害となる。
チャーエッジの抽出には、容易には拡張できなかった。
これは、カラー、テクスチャ画像を取り扱う上で、大き
な障害となる。
【0008】また、エッジ情報から物体輪郭を安定に抽
出するために、輪郭モデルを使ったActiveContourModel
s(Snakes) と呼ばれる方法が提案されている。図23
に、この方法の概念図を示す。この輪郭抽出法は、予め
画像中に定義された動的な輪郭モデル(スネークモデ
ル)を、エッジに引き付けられる力(Image Force )
で、物体のエッジに徐々にフィットさせてゆく方法であ
る。一般的には、輪郭モデルの滑らかさを表す内部エネ
ルギEint とエッジに引き寄せられるポテンシャルエネ
ルギEimageの総和を次のように定義する。
出するために、輪郭モデルを使ったActiveContourModel
s(Snakes) と呼ばれる方法が提案されている。図23
に、この方法の概念図を示す。この輪郭抽出法は、予め
画像中に定義された動的な輪郭モデル(スネークモデ
ル)を、エッジに引き付けられる力(Image Force )
で、物体のエッジに徐々にフィットさせてゆく方法であ
る。一般的には、輪郭モデルの滑らかさを表す内部エネ
ルギEint とエッジに引き寄せられるポテンシャルエネ
ルギEimageの総和を次のように定義する。
【0009】E=Σ(Eint +Eimage ) そして、輪郭抽出は、このエネルギEを最小化すること
により実現できる。図中で、(1) が初期配置された輪郭
モデル、(2) 〜(3) が輪郭抽出過程、(4) がエネルギ最
小状態で、対象物の輪郭が抽出された状態を示してい
る。
により実現できる。図中で、(1) が初期配置された輪郭
モデル、(2) 〜(3) が輪郭抽出過程、(4) がエネルギ最
小状態で、対象物の輪郭が抽出された状態を示してい
る。
【0010】この方法は、背景画像と対象物の輝度差が
明瞭なエッジから構成される対象物の輪郭抽出には、有
効である[ 福井、久野、“マルチスネークによる動物体
の輪郭追跡”、PRU92-68(1992)/藤村,横矢,山本:
“多重スケール画像を用いた非剛体物体の動的輪郭追
跡”,情処研報,CV-78-4,pp.25-32(1992)] 。特にエッ
ジが途切れて抽出される場合にも、モデルを使っている
ので、ロバストに輪郭を抽出できる。
明瞭なエッジから構成される対象物の輪郭抽出には、有
効である[ 福井、久野、“マルチスネークによる動物体
の輪郭追跡”、PRU92-68(1992)/藤村,横矢,山本:
“多重スケール画像を用いた非剛体物体の動的輪郭追
跡”,情処研報,CV-78-4,pp.25-32(1992)] 。特にエッ
ジが途切れて抽出される場合にも、モデルを使っている
ので、ロバストに輪郭を抽出できる。
【0011】しかしながら、基本的には、従来の空間輝
度勾配により抽出されたエッジ情報を利用するために、
前述に述べたエッジと同様に、対象物と背景との輝度差
が小さい弱いエッジから構成される対象物の輪郭抽出
は、うまくいかないことがあった。さらに、画像から特
定のカラー、テクスチャを有する物体を抽出する場合、
カラー、テクスチャには、拡張し難かった。
度勾配により抽出されたエッジ情報を利用するために、
前述に述べたエッジと同様に、対象物と背景との輝度差
が小さい弱いエッジから構成される対象物の輪郭抽出
は、うまくいかないことがあった。さらに、画像から特
定のカラー、テクスチャを有する物体を抽出する場合、
カラー、テクスチャには、拡張し難かった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】現在、前述のように幅
広く使われている空間微分演算に基づく方法だが、輪郭
モデルに適用する場合も含めて、以下に述べる第1乃至
第3の問題点があった。
広く使われている空間微分演算に基づく方法だが、輪郭
モデルに適用する場合も含めて、以下に述べる第1乃至
第3の問題点があった。
【0013】まず、第1の問題点としては、空間微分演
算がノイズの影響を受け易い点である。通常、取り込ま
れた画像は、カメラCCD 素子、照明変化、伝送路などの
ノイズを含んでおり、輝度勾配が小さいエッジ(以下、
弱いエッジと呼ぶ)は、ノイズにより発生した輝度変化
と区別することができない。したがって、輝度勾配がノ
イズより大きいエッジ(強いエッジ)は、容易に抽出で
きるが、弱いエッジを正確に抽出することは、非常に難
しかった。ノイズの影響に対して堅固にするために、局
所的な輝度平均を用いる方法も提案されているが、基本
的には、空間輝度勾配演算に基づくために、以下の第
2、3の問題点が解決できない。
算がノイズの影響を受け易い点である。通常、取り込ま
れた画像は、カメラCCD 素子、照明変化、伝送路などの
ノイズを含んでおり、輝度勾配が小さいエッジ(以下、
弱いエッジと呼ぶ)は、ノイズにより発生した輝度変化
と区別することができない。したがって、輝度勾配がノ
イズより大きいエッジ(強いエッジ)は、容易に抽出で
きるが、弱いエッジを正確に抽出することは、非常に難
しかった。ノイズの影響に対して堅固にするために、局
所的な輝度平均を用いる方法も提案されているが、基本
的には、空間輝度勾配演算に基づくために、以下の第
2、3の問題点が解決できない。
【0014】第2は、輝度が緩やかに線形変化している
領域と、弱いエッジ(ステップ状)を区別できない点で
ある。従来のエッジ抽出法は、輝度の空間勾配に比例し
た値をエッジ強度として出力するため、弱いエッジまで
抽出しようとすると、線形変化している領域まで誤って
抽出してしまった。
領域と、弱いエッジ(ステップ状)を区別できない点で
ある。従来のエッジ抽出法は、輝度の空間勾配に比例し
た値をエッジ強度として出力するため、弱いエッジまで
抽出しようとすると、線形変化している領域まで誤って
抽出してしまった。
【0015】また、同じ理由により、従来のエッジ抽出
法により出力されたエッジ画像から、2値化によりエッ
ジを抽出するためには、しきい値を画素毎に、動的に変
化させる必要があった。通常は、物体表面の反射の特
性、照明などの影響により、得られた画像は、幅広いエ
ッジ強度( 輝度勾配)を含んだものとなる。
法により出力されたエッジ画像から、2値化によりエッ
ジを抽出するためには、しきい値を画素毎に、動的に変
化させる必要があった。通常は、物体表面の反射の特
性、照明などの影響により、得られた画像は、幅広いエ
ッジ強度( 輝度勾配)を含んだものとなる。
【0016】例えば、図24(A)は現画像、(B)は
従来の空間微分演算(Sobel オペレータ)のエッジ強度
画像を77で2値化した画像、(C)は(B)と同じエ
ッジ強度画像を160で、2値化した画像である。
(B)では、缶の外形輪郭は多少抽出されているが、文
字輪郭が不明瞭になっている。逆に、しきい値を上げた
(C)では、文字輪郭は、鮮明に抽出されているが、テ
ーブルと背景画像との境界、缶の外形輪郭が抽出されて
いない。このように、抽出されたエッジ強度(輝度勾
配)が広範囲に分布するので、局所的に最適なしきい値
で2値化する必要がある。
従来の空間微分演算(Sobel オペレータ)のエッジ強度
画像を77で2値化した画像、(C)は(B)と同じエ
ッジ強度画像を160で、2値化した画像である。
(B)では、缶の外形輪郭は多少抽出されているが、文
字輪郭が不明瞭になっている。逆に、しきい値を上げた
(C)では、文字輪郭は、鮮明に抽出されているが、テ
ーブルと背景画像との境界、缶の外形輪郭が抽出されて
いない。このように、抽出されたエッジ強度(輝度勾
配)が広範囲に分布するので、局所的に最適なしきい値
で2値化する必要がある。
【0017】第3の問題点としては、輝度以外の色相、
彩度、テクスチャ情報などの他の画像情報には、容易に
は拡張できない点である。画像中に複数の物体が混在す
る場合、濃淡エッジ情報のみでは、エッジの物体への正
確な対応付けが難しい。カラー、テクスチャエッジの情
報を加えることにより、対応付けが容易になる。一般的
に、カラー情報を扱う場合は、RGB 空間の替わりに、人
間が理解しやすい輝度(Hue) 、色相(Sat) 、彩度(Inten
sity) から成るHSI 空間中で考える方が容易である。し
かし、従来の空間微分演算に基づくエッジ抽出法では、
色相、彩度の空間勾配は、輝度勾配に比較して変化が小
さいため、そのまま適用するのは難しかった。テクスチ
ャエッジに対しても同様であった。
彩度、テクスチャ情報などの他の画像情報には、容易に
は拡張できない点である。画像中に複数の物体が混在す
る場合、濃淡エッジ情報のみでは、エッジの物体への正
確な対応付けが難しい。カラー、テクスチャエッジの情
報を加えることにより、対応付けが容易になる。一般的
に、カラー情報を扱う場合は、RGB 空間の替わりに、人
間が理解しやすい輝度(Hue) 、色相(Sat) 、彩度(Inten
sity) から成るHSI 空間中で考える方が容易である。し
かし、従来の空間微分演算に基づくエッジ抽出法では、
色相、彩度の空間勾配は、輝度勾配に比較して変化が小
さいため、そのまま適用するのは難しかった。テクスチ
ャエッジに対しても同様であった。
【0018】また、上に述べた問題点は、前述の輪郭モ
デルを使って画像中の物体輪郭を抽出するActiveContou
r Models (Snakes) と呼ばれる方法(M.Kass,A.Witkin,
D.Terzopouls,“Snakes:Active Contour Models ”,
In Proc.1st Int.Conf.onComputerVision,pp.259-268
(1987) )にも関与してくる。
デルを使って画像中の物体輪郭を抽出するActiveContou
r Models (Snakes) と呼ばれる方法(M.Kass,A.Witkin,
D.Terzopouls,“Snakes:Active Contour Models ”,
In Proc.1st Int.Conf.onComputerVision,pp.259-268
(1987) )にも関与してくる。
【0019】この方法においては、空間微分演算から求
まるエッジ情報に基づいて、輪郭を抽出する。したがっ
て、従来のエッジ抽出における問題点と共通した問題点
を抱えている。つまり、ノイズの影響を受けやすく、輝
度差の少ないエッジから構成される輪郭の抽出は難しい
という問題点があった。また、特定カラー、テクスチャ
領域の輪郭を抽出する場合、拡張が容易でないとう問題
もあった。
まるエッジ情報に基づいて、輪郭を抽出する。したがっ
て、従来のエッジ抽出における問題点と共通した問題点
を抱えている。つまり、ノイズの影響を受けやすく、輝
度差の少ないエッジから構成される輪郭の抽出は難しい
という問題点があった。また、特定カラー、テクスチャ
領域の輪郭を抽出する場合、拡張が容易でないとう問題
もあった。
【0020】本発明は、上記課題を鑑みてなされたもの
で、その目的は与えられた画像中の濃淡、カラー、テク
スチャエッジを、安定して抽出することのできるエッジ
および輪郭抽出装置を提供することにある。
で、その目的は与えられた画像中の濃淡、カラー、テク
スチャエッジを、安定して抽出することのできるエッジ
および輪郭抽出装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わるエッジ
抽出装置は、供給される画像中の指定された点に対する
マスク領域の画像情報を抽出する手段と、この抽出され
た画像情報から分離度を計算する分離度計算手段と、得
られた分離度から指定された点のエッジ強度を計算する
エッジ強度計算手段と、このエッジ強度計算手段で得ら
れたエッジ強度からエッジを抽出するエッジ抽出手段と
から構成される。
抽出装置は、供給される画像中の指定された点に対する
マスク領域の画像情報を抽出する手段と、この抽出され
た画像情報から分離度を計算する分離度計算手段と、得
られた分離度から指定された点のエッジ強度を計算する
エッジ強度計算手段と、このエッジ強度計算手段で得ら
れたエッジ強度からエッジを抽出するエッジ抽出手段と
から構成される。
【0022】請求項2に係わるエッジ抽出装置は、上記
マスク領域は2つ領域1、2に分割され、上記分離度計
算手段は、領域1に属する画像情報集合と領域2に属す
る画像情報集合の分離度を、マスク領域内の画素iの画
像特徴量をPi、領域1に属する画像特徴量の平均を数
5、領域2に属する画像特徴量の平均を数6、マスク領
域全体の画像特徴量の平均を数7、マスク領域内の全画
素数をN、領域1、2の画素数をそれぞれn1、n2とする
と、分離度ηが下式から求めることを特徴とする。
マスク領域は2つ領域1、2に分割され、上記分離度計
算手段は、領域1に属する画像情報集合と領域2に属す
る画像情報集合の分離度を、マスク領域内の画素iの画
像特徴量をPi、領域1に属する画像特徴量の平均を数
5、領域2に属する画像特徴量の平均を数6、マスク領
域全体の画像特徴量の平均を数7、マスク領域内の全画
素数をN、領域1、2の画素数をそれぞれn1、n2とする
と、分離度ηが下式から求めることを特徴とする。
【0023】
【数5】
【0024】
【数6】
【0025】
【数7】
【0026】
【数8】 請求項3に係わるエッジ抽出装置は、動的輪郭モデルを
用いた輪郭抽出において、最小化すべきエネルギ関数
に、輪郭モデルの内側と外側での請求項2の画像特徴量
の分離度をパラメ−タとしたことを特徴とする。
用いた輪郭抽出において、最小化すべきエネルギ関数
に、輪郭モデルの内側と外側での請求項2の画像特徴量
の分離度をパラメ−タとしたことを特徴とする。
【0027】
【作用】本発明のエッジ抽出装置は、供給された画像中
の指定されたマスク小領域に対する分離度を求めエッジ
強度とすることで、濃淡、カラー、テクスチャエッジを
安定に抽出し得るようにしたものである。
の指定されたマスク小領域に対する分離度を求めエッジ
強度とすることで、濃淡、カラー、テクスチャエッジを
安定に抽出し得るようにしたものである。
【0028】本発明の郭抽出装置は、輪郭モデルの内側
と外側での画像特徴量の分離度を輪郭モデルの滑らかさ
をの拘束下で、最小化して、物体輪郭を安定に抽出し得
るようにしたものである。
と外側での画像特徴量の分離度を輪郭モデルの滑らかさ
をの拘束下で、最小化して、物体輪郭を安定に抽出し得
るようにしたものである。
【0029】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1実施例につ
いて説明する。まず、実施例について具体的に説明する
前に、本発明の基本的な概念について説明する。
いて説明する。まず、実施例について具体的に説明する
前に、本発明の基本的な概念について説明する。
【0030】前述した問題点を解決するために、エッジ
を、輝度が急変する位置として捉える従来方法に対し
て、“領域”と“領域”の境界として捉える。ここで、
“領域”とは、構成する各画素の輝度、色相、彩度、あ
るいは、領域内て定義される輝度分散などの統計量が一
定である領域を指す。領域境界を抽出するために、図3
に示すように、画像中に矩形小領域を設定する。この小
領域の形状は、円、楕円でも良い。この矩形小領域を、
2つの領域に分割し、各領域に属する画像特徴量(輝
度、色相など)の集合が、お互いにどの程度分離されて
いるかを求める。この場合には、エッジは分離の程度が
高い位置と定義できる。
を、輝度が急変する位置として捉える従来方法に対し
て、“領域”と“領域”の境界として捉える。ここで、
“領域”とは、構成する各画素の輝度、色相、彩度、あ
るいは、領域内て定義される輝度分散などの統計量が一
定である領域を指す。領域境界を抽出するために、図3
に示すように、画像中に矩形小領域を設定する。この小
領域の形状は、円、楕円でも良い。この矩形小領域を、
2つの領域に分割し、各領域に属する画像特徴量(輝
度、色相など)の集合が、お互いにどの程度分離されて
いるかを求める。この場合には、エッジは分離の程度が
高い位置と定義できる。
【0031】図4のように、分割位置が、ちょうどエッ
ジ上にある場合に、2つの属性集合は、最も分離されて
いる状態となる。エッジが鈍ってゆくにつれて、2つの
集合の分離の程度は、低下してゆく。エッジが、存在し
ない平坦領域では、分離最も低くなる。
ジ上にある場合に、2つの属性集合は、最も分離されて
いる状態となる。エッジが鈍ってゆくにつれて、2つの
集合の分離の程度は、低下してゆく。エッジが、存在し
ない平坦領域では、分離最も低くなる。
【0032】ここで、2つの集合間の分離の程度を表す
ために、領域間の「分離度」なる量を定義する。この分
離度は、多変量解析の判別分析において、与えられたデ
ータ集合を幾つかのクラスの分割した場合、各クラス間
がどの程度分離されているかを示す量であり、集合全体
の変動に対するクラス間の変動の占める割合である(石
村、有馬、“多変量解析の多変量解析のお話し”)。し
たがって、最大では1.0 に正規化されており、最小は0.
0 に限りなく近付く。エッジは、この分離度が高い位置
と定義できる。
ために、領域間の「分離度」なる量を定義する。この分
離度は、多変量解析の判別分析において、与えられたデ
ータ集合を幾つかのクラスの分割した場合、各クラス間
がどの程度分離されているかを示す量であり、集合全体
の変動に対するクラス間の変動の占める割合である(石
村、有馬、“多変量解析の多変量解析のお話し”)。し
たがって、最大では1.0 に正規化されており、最小は0.
0 に限りなく近付く。エッジは、この分離度が高い位置
と定義できる。
【0033】具体的には、図3に示すように、画像中の
ある点(i.j)近傍に設定した矩形マスク小領域を考
える。このマスク領域を、2つの領域1、2に分割する
場合、領域間の分離度ηは、次のように定義される。
ある点(i.j)近傍に設定した矩形マスク小領域を考
える。このマスク領域を、2つの領域1、2に分割する
場合、領域間の分離度ηは、次のように定義される。
【0034】
【数9】 ここで、N=矩形領域内の全画素数、n1=探索領域1 内
の画素数、n2=探索領域2 内の画素数、Piは、位置iの
画像特徴量、数10は領域1 の画像特徴量の平均値、数
11は領域2 の画像特徴量の平均値、数12は、矩形全
領域内の画像特徴量の平均値を示している。値の範囲
は、0<η≦1となる。
の画素数、n2=探索領域2 内の画素数、Piは、位置iの
画像特徴量、数10は領域1 の画像特徴量の平均値、数
11は領域2 の画像特徴量の平均値、数12は、矩形全
領域内の画像特徴量の平均値を示している。値の範囲
は、0<η≦1となる。
【0035】
【数10】
【0036】
【数11】
【0037】
【数12】 図4は、マスクの大きさをsize=8ピクセル、width=1 ピ
クセルとした場合の、輝度分布とそれに対する分離度の
値を示している。(A)は、理想ステップエッジ、
(B)〜(C)は、鈍ったステップエッジ、(D)は、
線形勾配領域、(E)は、ほぼ平坦領域を示している。
理想ステップエッジが、崩れるにつれて、分離度の値
が、1.0 から徐々に下がってゆく。完全な平坦領域に対
しては、分母の分散が0となるために上式からは、計算
できない。したがって、予め0と定義しておく。
クセルとした場合の、輝度分布とそれに対する分離度の
値を示している。(A)は、理想ステップエッジ、
(B)〜(C)は、鈍ったステップエッジ、(D)は、
線形勾配領域、(E)は、ほぼ平坦領域を示している。
理想ステップエッジが、崩れるにつれて、分離度の値
が、1.0 から徐々に下がってゆく。完全な平坦領域に対
しては、分母の分散が0となるために上式からは、計算
できない。したがって、予め0と定義しておく。
【0038】図5は、探索領域を分割位置Psepで分割し
た時の分離度の変化を示している。Psep =7で分離度
は最大となっている。この位置は、領域境界上(エッ
ジ)に一致している。エッジから離れるにつれて、分離
度は低下してゆく。
た時の分離度の変化を示している。Psep =7で分離度
は最大となっている。この位置は、領域境界上(エッ
ジ)に一致している。エッジから離れるにつれて、分離
度は低下してゆく。
【0039】図6に、この分離度を使って、指定された
点(i,j) のエッジ強度と方向を計算する方法を示す。図
に示すように、X、Y方向に対する2つのマスクを用意
して、それぞれ分離度を求める。求めた2つの分離度か
ら、指定された点のエッジ強度と方向を計算する。
点(i,j) のエッジ強度と方向を計算する方法を示す。図
に示すように、X、Y方向に対する2つのマスクを用意
して、それぞれ分離度を求める。求めた2つの分離度か
ら、指定された点のエッジ強度と方向を計算する。
【0040】この分離度によるエッジ抽出の利点とし
て、ステップエッジの高さ(輝度差)には依らず、全て
の理想ステップエッジに対しては、正規化されて同じエ
ッジ強度(1.0) を出力する点が挙げられる。一方、線形
変化している領域のエッジ強度は、0.75となる。したが
って、しきい値を0.75より大きくとることにより、前述
の第2の問題点を解決できる。また、エッジは領域境界
として、2つの領域に基づいて大局的に抽出されるの
で、空間勾配に基づく方法に比べてノイズの影響に対し
て堅固になり、前述の第2の問題点に対応できる。
て、ステップエッジの高さ(輝度差)には依らず、全て
の理想ステップエッジに対しては、正規化されて同じエ
ッジ強度(1.0) を出力する点が挙げられる。一方、線形
変化している領域のエッジ強度は、0.75となる。したが
って、しきい値を0.75より大きくとることにより、前述
の第2の問題点を解決できる。また、エッジは領域境界
として、2つの領域に基づいて大局的に抽出されるの
で、空間勾配に基づく方法に比べてノイズの影響に対し
て堅固になり、前述の第2の問題点に対応できる。
【0041】また、前述の第3の問題点に対しては、領
域に属する集合を、分離するという考えに基づいている
ために、輝度情報の他に、領域内で定義可能な画像特徴
量(カラー、テクスチャ情報など)にも容易に拡張でき
る。
域に属する集合を、分離するという考えに基づいている
ために、輝度情報の他に、領域内で定義可能な画像特徴
量(カラー、テクスチャ情報など)にも容易に拡張でき
る。
【0042】次に複数の画像特徴量からエッジを抽出す
る方法について説明する。ここでは、画像特徴量とし
て、RGB の3つの輝度情報を例に説明する。分離度ηrg
b は次式から求まる。
る方法について説明する。ここでは、画像特徴量とし
て、RGB の3つの輝度情報を例に説明する。分離度ηrg
b は次式から求まる。
【0043】
【数13】 σg ,σb も同様に求まる。ここで、N=探索領域内の
全画素数、n1=探索領域1 の画素数、n2=探索領域2 の
画素数、Pir は位置i のR輝度レベル、数14は領域1
内のR輝度の平均、数15は領域2内のR輝度の平均、
数16は全体のR輝度の平均、ωr ,ωg ,ωb は、R
、G 、B に対する重み(0 〜1.0 )を示している。値
の範囲は、0<η≦1.0となる。
全画素数、n1=探索領域1 の画素数、n2=探索領域2 の
画素数、Pir は位置i のR輝度レベル、数14は領域1
内のR輝度の平均、数15は領域2内のR輝度の平均、
数16は全体のR輝度の平均、ωr ,ωg ,ωb は、R
、G 、B に対する重み(0 〜1.0 )を示している。値
の範囲は、0<η≦1.0となる。
【0044】
【数14】
【0045】
【数15】
【0046】
【数16】 上記以外に、RGB の各分離度を独立に計算して、3つの
分離度の加重平均値、あるいは、最大値をエッジ強度と
しても良い。また、RGB 情報から、明度(H) 、色相(S)
、彩度(I) に変換して、これに対する分離度を計算す
る。3つの分離度の加重平均値、あるいは、最大値をエ
ッジ強度としても良い。
分離度の加重平均値、あるいは、最大値をエッジ強度と
しても良い。また、RGB 情報から、明度(H) 、色相(S)
、彩度(I) に変換して、これに対する分離度を計算す
る。3つの分離度の加重平均値、あるいは、最大値をエ
ッジ強度としても良い。
【0047】テクスチャエッジを抽出する場合は、輝度
情報から第1次統計量(分散、3次モーメント、4次モ
ーメント)、第2次統計量(同時生起行列、差分統計
量、局座標同時生起行列)を求める。求めたいテクスチ
ャエッジの特性により、こらのテクスチャ量を組み合わ
せて、下式から分離度を計算し、エッジ強度とする。
情報から第1次統計量(分散、3次モーメント、4次モ
ーメント)、第2次統計量(同時生起行列、差分統計
量、局座標同時生起行列)を求める。求めたいテクスチ
ャエッジの特性により、こらのテクスチャ量を組み合わ
せて、下式から分離度を計算し、エッジ強度とする。
【0048】画像特徴量が増えた4つ以上に増えた場合
も、同様に下式のように分離度が定義できる。
も、同様に下式のように分離度が定義できる。
【0049】
【数17】 ここで、Wは、画像特徴量の数、数18は画像特徴量k
の全体での分散値、数19は平均値、数20は領域1内
での画像特徴量k の平均、数21は領域2内での画像特
徴量K の平均である。値の範囲は、0<η≦1.0とな
る。
の全体での分散値、数19は平均値、数20は領域1内
での画像特徴量k の平均、数21は領域2内での画像特
徴量K の平均である。値の範囲は、0<η≦1.0とな
る。
【0050】
【数18】
【0051】
【数19】
【0052】
【数20】
【0053】
【数21】 以下、図1及び図2を参照して第1実施例について説明
する。図1は本発明の第1実施例に係わるエッジ抽出装
置の構成を示すブロック図、図2は第1実施例の動作を
説明するためのフロ−チャ−トである。
する。図1は本発明の第1実施例に係わるエッジ抽出装
置の構成を示すブロック図、図2は第1実施例の動作を
説明するためのフロ−チャ−トである。
【0054】図1において、Aはエッジを抽出する対象
物を画像を入力する画像入力部である。この画像入力部
Aはエッジを抽出する対象物を撮像するITVカメラ1
と、このITVカメラ1で撮像されたアナログ画像デ−
タをデジタルデ−タに変換するA/D変換器2と、この
A/D変換器2から出力されるテジタル画像デ−タをカ
ラ−変換するカラ−ルックアップテ−ブル3と、そのカ
ラ−変換された画像デ−タを記憶する画像メモリ4とか
ら構成される。画像メモリ4は3枚の画像メモリ4−
R、4−G、4−Bから構成されている。
物を画像を入力する画像入力部である。この画像入力部
Aはエッジを抽出する対象物を撮像するITVカメラ1
と、このITVカメラ1で撮像されたアナログ画像デ−
タをデジタルデ−タに変換するA/D変換器2と、この
A/D変換器2から出力されるテジタル画像デ−タをカ
ラ−変換するカラ−ルックアップテ−ブル3と、そのカ
ラ−変換された画像デ−タを記憶する画像メモリ4とか
ら構成される。画像メモリ4は3枚の画像メモリ4−
R、4−G、4−Bから構成されている。
【0055】画像入力部Aの出力は指定したマスク領域
内の画像デ−タを2つのバッファに格納するマスク領域
格納部Bに接続される。このマスク領域格納部Bはマス
ク位置を指定するマスク位置制御部11と、画像メモリ
4から指定された点に対する図6に示す2つの幅width
、長さsizeのx,y方向の矩形マスク領域の画像デー
タを読みだしてそれぞれバッファ13x,13yに格納
する画像取り込み部12、テクステャ量を計算するテク
スチャ計算部14とから構成される。この長さsizeは、
解像度に比例しており、大きくするとノイズ影響は受け
にくくなるが、解像度は荒くなる。実用上は、sizeは、
2〜6ピクセルの範囲で予め設定する。あるいは、様々
サイズのマスクに対する分散値を計算して最も大きくな
るsizeを選択しても良い。width は、1〜5ピクセルの
範囲に設定される。
内の画像デ−タを2つのバッファに格納するマスク領域
格納部Bに接続される。このマスク領域格納部Bはマス
ク位置を指定するマスク位置制御部11と、画像メモリ
4から指定された点に対する図6に示す2つの幅width
、長さsizeのx,y方向の矩形マスク領域の画像デー
タを読みだしてそれぞれバッファ13x,13yに格納
する画像取り込み部12、テクステャ量を計算するテク
スチャ計算部14とから構成される。この長さsizeは、
解像度に比例しており、大きくするとノイズ影響は受け
にくくなるが、解像度は荒くなる。実用上は、sizeは、
2〜6ピクセルの範囲で予め設定する。あるいは、様々
サイズのマスクに対する分散値を計算して最も大きくな
るsizeを選択しても良い。width は、1〜5ピクセルの
範囲に設定される。
【0056】画像取り込み部Bはマスク領域の分離度η
を計算するエッジ計算部Cに接続される。エッジ計算部
Cは、バッファ13x,13yに格納されているx,y
方向の画像デ−タの分散度σを計算し、その分散度σが
所定値以上の場合に後続のx方向分離度計算部22x,
y方向分離度計算部22yでそれぞれx,y方向分離度
ηx,ηyを計算させる分散しきい値処理部21x,2
1y、x方向分離度計算部22x,y方向分離度計算部
22yでそれぞれ計算されたx,y方向分離度ηx,η
yから与えられた点における分離度ηを計算する分離度
計算部23、この分離度計算部23で計算された分離度
ηを、適当なスケ−ル倍、例えば255 倍するスケ−ル変
換部24、このスケ−ル変換後の分離度ηを格納する画
像メモリ25とから構成される。
を計算するエッジ計算部Cに接続される。エッジ計算部
Cは、バッファ13x,13yに格納されているx,y
方向の画像デ−タの分散度σを計算し、その分散度σが
所定値以上の場合に後続のx方向分離度計算部22x,
y方向分離度計算部22yでそれぞれx,y方向分離度
ηx,ηyを計算させる分散しきい値処理部21x,2
1y、x方向分離度計算部22x,y方向分離度計算部
22yでそれぞれ計算されたx,y方向分離度ηx,η
yから与えられた点における分離度ηを計算する分離度
計算部23、この分離度計算部23で計算された分離度
ηを、適当なスケ−ル倍、例えば255 倍するスケ−ル変
換部24、このスケ−ル変換後の分離度ηを格納する画
像メモリ25とから構成される。
【0057】エッジ計算部Cの出力は対象物のエッジを
抽出するエッジ抽出部Dに接続それる。このエッジ抽出
部Dは、画像メモリ25に格納されている与えられた点
の分離度ηが所定しきい値で2値化処理する2値化処理
部31を備える。
抽出するエッジ抽出部Dに接続それる。このエッジ抽出
部Dは、画像メモリ25に格納されている与えられた点
の分離度ηが所定しきい値で2値化処理する2値化処理
部31を備える。
【0058】このエッジ抽出部Dの出力は画像出力部E
に接続される。この画像出力部Eは2値化処理部31で
2値化処理された画像デ−タを格納する画像メモリ41
と、画像メモリ41に格納されている画像デ−タを表示
するモニタ42とから構成されている。なお、画像メモ
リ25、2値化処理部31、画像メモリ41、モニタ4
2はそれぞれ画像バスGに接続されている。
に接続される。この画像出力部Eは2値化処理部31で
2値化処理された画像デ−タを格納する画像メモリ41
と、画像メモリ41に格納されている画像デ−タを表示
するモニタ42とから構成されている。なお、画像メモ
リ25、2値化処理部31、画像メモリ41、モニタ4
2はそれぞれ画像バスGに接続されている。
【0059】次に、上記のように構成された本発明の第
1実施例について図2のフロ−チャ−トを参照しながら
説明する。ITVカメラ1から入力された画像は、A/
D変換器によりデジタル化され、カラールックアップテ
ーブルを経由してカラー変換されて画像メモリ4に格納
される。
1実施例について図2のフロ−チャ−トを参照しながら
説明する。ITVカメラ1から入力された画像は、A/
D変換器によりデジタル化され、カラールックアップテ
ーブルを経由してカラー変換されて画像メモリ4に格納
される。
【0060】まず、マスク位置制御部11によりマスク
位置が指定される(ステップS1)。次に、画像取り込
み部12は、画像メモリ4から、指定された点に対する
図6に示す2つの幅width 、長さsizeの矩形マスク領域
の画像データを、それぞれバッファ13x,13yにそ
れぞれ格納する(ステップS2)。
位置が指定される(ステップS1)。次に、画像取り込
み部12は、画像メモリ4から、指定された点に対する
図6に示す2つの幅width 、長さsizeの矩形マスク領域
の画像データを、それぞれバッファ13x,13yにそ
れぞれ格納する(ステップS2)。
【0061】次に、分散しきい値処理部12x,12y
は、それぞれマスク領域内の分散値σ計算し、指定した
分散しきい値より大きい場合に限り、分離度を計算する
(ステップS31、S32,S41,S42,S52,
S53)。
は、それぞれマスク領域内の分散値σ計算し、指定した
分散しきい値より大きい場合に限り、分離度を計算する
(ステップS31、S32,S41,S42,S52,
S53)。
【0062】一方、マスク領域内の分散値σ計算し、指
定した分散しきい値より小さい場合は、分離度“0”を
与える(ステップS51、S53)。
定した分散しきい値より小さい場合は、分離度“0”を
与える(ステップS51、S53)。
【0063】x方向分離度計算部22xでは、バッファ
13xに格納されている領域X1、X2の輝度データか
ら、数22を使ってX 方向の分離度ηxを計算する(ス
テップS52)。同様に、Y方向分離度計算部22y
は、バッファ13yに格納されている領域Y1、Y2の
輝度データから、数23を使用して、Y方向の分離度η
yを計算する(ステップS54)。分離度計算部23
は、X方向の分離度ηxとY方向の分離度ηyから与え
られた点における分離度Out 、およびエッジ方向φを次
式で計算する(ステップS7、S8)。
13xに格納されている領域X1、X2の輝度データか
ら、数22を使ってX 方向の分離度ηxを計算する(ス
テップS52)。同様に、Y方向分離度計算部22y
は、バッファ13yに格納されている領域Y1、Y2の
輝度データから、数23を使用して、Y方向の分離度η
yを計算する(ステップS54)。分離度計算部23
は、X方向の分離度ηxとY方向の分離度ηyから与え
られた点における分離度Out 、およびエッジ方向φを次
式で計算する(ステップS7、S8)。
【0064】
【数22】
【0065】
【数23】
【0066】
【数24】 テクスチャエッジを抽出する場合は、テクスチャ量計算
部14でテクスチャ量を求め、この値を用いて分離度を
計算する。
部14でテクスチャ量を求め、この値を用いて分離度を
計算する。
【0067】次に全画素のエッジを計算したかを判定す
る(ステップS8)。ここで、すべての画素のエッジが
計算されていない場合には、再度、マスク位置制御部1
1は、次の画素の位置にマスク領域位置を移動させる
(ステップS2)。このような処理を繰り返すことによ
り、すべての画素のエッジが計算されると、適当なスケ
ール倍、例えば255倍して画像メモリ25に格納す
る。
る(ステップS8)。ここで、すべての画素のエッジが
計算されていない場合には、再度、マスク位置制御部1
1は、次の画素の位置にマスク領域位置を移動させる
(ステップS2)。このような処理を繰り返すことによ
り、すべての画素のエッジが計算されると、適当なスケ
ール倍、例えば255倍して画像メモリ25に格納す
る。
【0068】次に、画像メモリ25に格納されている画
像デ−タが2値化処理部31で2値化した後、画像メモ
リに41に格納する(ステップS9)。
像デ−タが2値化処理部31で2値化した後、画像メモ
リに41に格納する(ステップS9)。
【0069】そして、画像メモリ41に格納されている
処理結果を画像バスBを経由してモニタ42に表示する
(ステップS10)。
処理結果を画像バスBを経由してモニタ42に表示する
(ステップS10)。
【0070】以上のように第1実施例によれば、エッジ
を検出する対象物の画像デ−タの全位置に対するx方向
分離度ηx,y方向分離度ηyより分離度ηを計算し、
この分離度ηに基づいてエッジを抽出するようにしたの
で、エッジを安定して抽出することができる。
を検出する対象物の画像デ−タの全位置に対するx方向
分離度ηx,y方向分離度ηyより分離度ηを計算し、
この分離度ηに基づいてエッジを抽出するようにしたの
で、エッジを安定して抽出することができる。
【0071】なお、この第1実施例ではマスク領域はx
方向とy方向の2つだけであったが、マスクの数は3つ
以上であっても良い。例えば、図7に示すような6枚に
増やして、合計6つのマスクを持つようにしても良い。
図7において、マスクは、固有の傾きのエッジに対応す
る。図中で(A)は、水平エッジ、(C)は水平から3
0度傾いたエッジに対応する。
方向とy方向の2つだけであったが、マスクの数は3つ
以上であっても良い。例えば、図7に示すような6枚に
増やして、合計6つのマスクを持つようにしても良い。
図7において、マスクは、固有の傾きのエッジに対応す
る。図中で(A)は、水平エッジ、(C)は水平から3
0度傾いたエッジに対応する。
【0072】こりように、6つのマスクを持った場合に
は、マスク領域格納部Bは、画像メモリ4から、マスク
領域の輝度データを6つのバッファに格納するようし、
エッジ計算部Cは、6つのバッファの輝度データを使っ
て、6方向の分離度を計算し、分離度計算部23は、こ
の6つの分離度の中で最大の分離度を求め、エッジ強度
とし、エッジの方向は、エッジ強度が最大となるマスク
の方向とすれば良い。
は、マスク領域格納部Bは、画像メモリ4から、マスク
領域の輝度データを6つのバッファに格納するようし、
エッジ計算部Cは、6つのバッファの輝度データを使っ
て、6方向の分離度を計算し、分離度計算部23は、こ
の6つの分離度の中で最大の分離度を求め、エッジ強度
とし、エッジの方向は、エッジ強度が最大となるマスク
の方向とすれば良い。
【0073】図24(D)は、図24(A)に対する本
実施例によるエッジ抽出の結果である。マスクサイズは
6 ピクセル、分散値しきい値は16、エッジ強度のしきい
値は0.6 である。図24(D)は図24(B)及び
(C)に比較して固定のしきい値にも拘らずに、外形輪
郭と文字領域の両方とも均一に抽出されていることが分
かる。
実施例によるエッジ抽出の結果である。マスクサイズは
6 ピクセル、分散値しきい値は16、エッジ強度のしきい
値は0.6 である。図24(D)は図24(B)及び
(C)に比較して固定のしきい値にも拘らずに、外形輪
郭と文字領域の両方とも均一に抽出されていることが分
かる。
【0074】次に、本発明の第2実施例に係わる物体の
輪郭抽出装置について図8乃至図14を参照して説明す
る。この第2実施例は、画像中から動的輪郭モデルを用
いて安定に物体の輪郭抽出を行なう物体の輪郭抽出装置
に関する。
輪郭抽出装置について図8乃至図14を参照して説明す
る。この第2実施例は、画像中から動的輪郭モデルを用
いて安定に物体の輪郭抽出を行なう物体の輪郭抽出装置
に関する。
【0075】まず、従来の動的輪郭モデルを使った輪郭
抽出について説明する。この方法は、前述したように画
像中の対象物からの輪郭抽出問題を、エネルギ最小化問
題に変換して解く手法である。画像中に輪郭モデルを定
義して、画像中の輪郭上で最小になるようなエネルギー
関数Eを定義する。
抽出について説明する。この方法は、前述したように画
像中の対象物からの輪郭抽出問題を、エネルギ最小化問
題に変換して解く手法である。画像中に輪郭モデルを定
義して、画像中の輪郭上で最小になるようなエネルギー
関数Eを定義する。
【0076】E=Σ(Eint +Eimage +Eext ) ここで、Eint は、輪郭モデルの滑らかさを示すエネル
ギ−、Eimage はエッジ上で最小となるポテンシャルエ
ネルギ−、つまり、エッジに引き寄せられる力を示して
いる、Eext は外部から与えられるエネルギを示すが、
ここでは考慮しない。このエネルギが最小となる状態
が、輪郭モデルが輪郭にフィットした状態である。
ギ−、Eimage はエッジ上で最小となるポテンシャルエ
ネルギ−、つまり、エッジに引き寄せられる力を示して
いる、Eext は外部から与えられるエネルギを示すが、
ここでは考慮しない。このエネルギが最小となる状態
が、輪郭モデルが輪郭にフィットした状態である。
【0077】従来の動的輪郭モデルによる輪郭抽出は、
空間微分演算から求まるエッジに基づいていた。したが
って、前述したように輝度差の少ない輪郭、カラー、テ
クスチャ輪郭を抽出できないという問題点があった。こ
の問題点を解決するために、エネルギEimage を輪郭モ
デルの内側と外側の画像特徴量の分離度ηから決るエネ
ルギ項Esep に置き換える。
空間微分演算から求まるエッジに基づいていた。したが
って、前述したように輝度差の少ない輪郭、カラー、テ
クスチャ輪郭を抽出できないという問題点があった。こ
の問題点を解決するために、エネルギEimage を輪郭モ
デルの内側と外側の画像特徴量の分離度ηから決るエネ
ルギ項Esep に置き換える。
【0078】E=Σ(Eint +Esep ) Esep =A/η ここで、Aは正の定数である。Esep は、物体輪郭上で
もっとも画像特徴量が分離されるので、最小となる。
もっとも画像特徴量が分離されるので、最小となる。
【0079】上記の最小化問題を解く様々な方法が提案
されている[A.A.Amini T.E. Weymouth, R.C. Jain:,
“Using dynamic programming for solving variationa
l problems in vision“IEEE Trans.onPattern Analysi
s and Machine Intelligence,PAMI,vol12,no9,pp.855-8
67(1990)/藤村, 横矢,山本:“多重スケール画像を用
いた非剛体物体の動的輪郭追跡”,情処研報,CV-78-4,
pp.25-32(1992)/上田,,間瀬,末永“エネルギ最小化
に基づく輪郭追跡”情処研報,CV-73,pp33-39(1991)]。
本実施例では、繰り返し計算を用いずに滑らかさをB ス
プライン曲線で近似するBスプライン輪郭モデル[R. Ci
polla, A. Blake:“The dynamic analysisof apparentc
ontours” In Proc.3rd Int. Conf.on Computer Visio
n,pp616-623(1990)]を使う。B スプライン輪郭モデルの
詳細は、既に出願済みの特許[13A92X092-1] に記載され
ている。
されている[A.A.Amini T.E. Weymouth, R.C. Jain:,
“Using dynamic programming for solving variationa
l problems in vision“IEEE Trans.onPattern Analysi
s and Machine Intelligence,PAMI,vol12,no9,pp.855-8
67(1990)/藤村, 横矢,山本:“多重スケール画像を用
いた非剛体物体の動的輪郭追跡”,情処研報,CV-78-4,
pp.25-32(1992)/上田,,間瀬,末永“エネルギ最小化
に基づく輪郭追跡”情処研報,CV-73,pp33-39(1991)]。
本実施例では、繰り返し計算を用いずに滑らかさをB ス
プライン曲線で近似するBスプライン輪郭モデル[R. Ci
polla, A. Blake:“The dynamic analysisof apparentc
ontours” In Proc.3rd Int. Conf.on Computer Visio
n,pp616-623(1990)]を使う。B スプライン輪郭モデルの
詳細は、既に出願済みの特許[13A92X092-1] に記載され
ている。
【0080】図12は、分離度を輪郭モデルに適用した
例を示している。図中(A)は、初期配置された輪郭モ
デル、(B)は、1ステップ処理が進んだ状態、(C)
は、更に幾つかステップが進んだ状態、(D)はエネル
ギ−関数Eが最小になって、輪郭を抽出している状態を
示している。各サンプル点に対して設けられた矩形領域
は、分離度が最大となる分割位置を探索するための探索
領域である。小さい○がサンプル点を示している。矩形
内部の波形は、分離度の分布を示している。ベクトル
は、各ステップにおける各サンプル点の移動量、大きい
『●」』はBスプライン曲線の制御点をを示している。
例を示している。図中(A)は、初期配置された輪郭モ
デル、(B)は、1ステップ処理が進んだ状態、(C)
は、更に幾つかステップが進んだ状態、(D)はエネル
ギ−関数Eが最小になって、輪郭を抽出している状態を
示している。各サンプル点に対して設けられた矩形領域
は、分離度が最大となる分割位置を探索するための探索
領域である。小さい○がサンプル点を示している。矩形
内部の波形は、分離度の分布を示している。ベクトル
は、各ステップにおける各サンプル点の移動量、大きい
『●」』はBスプライン曲線の制御点をを示している。
【0081】ヒューマンI/Fにおいて、顔輪郭を抽出
することは、重要な要素技術である。ここでは、本実施
例を、より具体的にするために、対象物を人間の顔とし
て図に沿って詳細に説明する。
することは、重要な要素技術である。ここでは、本実施
例を、より具体的にするために、対象物を人間の顔とし
て図に沿って詳細に説明する。
【0082】図8は物体の輪郭抽出装置の構成を示すブ
ロック図である。図8において、Hは物体の画像を撮像
する画像入力部である。この画像入力部Hは対象物を撮
像するITVカメラ51と、このITVカメラ51で撮
像されたアナログ画像デ−タをデジタルデ−タに変換し
て画像バスG1に出力するA/D変換器52と、この画
像バスG1に接続され、A/D変換器52から出力され
るデジタル画像デ−タを記憶する画像メモリ53とから
構成される。
ロック図である。図8において、Hは物体の画像を撮像
する画像入力部である。この画像入力部Hは対象物を撮
像するITVカメラ51と、このITVカメラ51で撮
像されたアナログ画像デ−タをデジタルデ−タに変換し
て画像バスG1に出力するA/D変換器52と、この画
像バスG1に接続され、A/D変換器52から出力され
るデジタル画像デ−タを記憶する画像メモリ53とから
構成される。
【0083】画像入力部Hは画像中から顔候補領域を抽
出して、輪郭モデルを候補領域の近傍の楕円上に初期配
置する初期配置部Iに接続される。初期配置部Iにおい
て、差分回路54とカラ−ルックアップテ−ブル(CL
UT)55が接続されている。
出して、輪郭モデルを候補領域の近傍の楕円上に初期配
置する初期配置部Iに接続される。初期配置部Iにおい
て、差分回路54とカラ−ルックアップテ−ブル(CL
UT)55が接続されている。
【0084】初期配置部Bは、顔候補領域抽出部I1
と、輪郭モデル配置部I2からなる。顔候補領域抽出部
I1は、画像メモリ53に格納されている顔を含まない
画像デ−タ(背景画像ともいう)p1と現時点に入力され
た画像デ−タp2と差分演算を行う差分回路54と、この
差分回路54の出力をしきい値処理して画像デ−タp3を
論理和回路57に出力する2値化回路56と、現時点に
入力された画像デ−タp2をカラ−変換して画像デ−タp4
として前記論理和回路57に出力するカラ−ルックアッ
プテ−ブル55と、画像デ−タp3と画像デ−タp4の論理
和を施し、外接算出回路57に出力する論理和回路57
と、この論理和回路57から出力される画像デ−タから
顔候補領域の外接長方形座標を計算し座標を内接楕円算
出回路59に出力する外接長方形算出回路58と、その
外接長方形に内接する内接楕円を計算する内接楕円計算
回路59とから構成される。
と、輪郭モデル配置部I2からなる。顔候補領域抽出部
I1は、画像メモリ53に格納されている顔を含まない
画像デ−タ(背景画像ともいう)p1と現時点に入力され
た画像デ−タp2と差分演算を行う差分回路54と、この
差分回路54の出力をしきい値処理して画像デ−タp3を
論理和回路57に出力する2値化回路56と、現時点に
入力された画像デ−タp2をカラ−変換して画像デ−タp4
として前記論理和回路57に出力するカラ−ルックアッ
プテ−ブル55と、画像デ−タp3と画像デ−タp4の論理
和を施し、外接算出回路57に出力する論理和回路57
と、この論理和回路57から出力される画像デ−タから
顔候補領域の外接長方形座標を計算し座標を内接楕円算
出回路59に出力する外接長方形算出回路58と、その
外接長方形に内接する内接楕円を計算する内接楕円計算
回路59とから構成される。
【0085】輪郭モデル配置部I2は、図13に示すよ
うに求めた内接楕円上に輪郭モデルを配置する。この輪
郭モデル配置部I2には人間が画像を見ながら、対話的
に入力するマウス60が接続される。
うに求めた内接楕円上に輪郭モデルを配置する。この輪
郭モデル配置部I2には人間が画像を見ながら、対話的
に入力するマウス60が接続される。
【0086】初期配置部Iは輪郭を抽出する輪郭抽出部
Jに接続される。輪郭抽出部Jは与えられた制御点か
ら、輪郭モデル曲線を計算する輪郭モデル計算部J1
と、輪郭モデル自身の周辺の分離度を調べ、輪郭モデル
の内側と外側間の分離度が増加する方向に、輪郭モデル
を変形してゆく輪郭モデル変形部J2と、一時点前の全
サンプル点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化
から、輪郭抽出処理が収束したかの判定を行なう収束判
定部J3とから構成される。
Jに接続される。輪郭抽出部Jは与えられた制御点か
ら、輪郭モデル曲線を計算する輪郭モデル計算部J1
と、輪郭モデル自身の周辺の分離度を調べ、輪郭モデル
の内側と外側間の分離度が増加する方向に、輪郭モデル
を変形してゆく輪郭モデル変形部J2と、一時点前の全
サンプル点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化
から、輪郭抽出処理が収束したかの判定を行なう収束判
定部J3とから構成される。
【0087】輪郭モデル計算部J1は、輪郭モデル配置
部I2から与えられた制御点から、輪郭モデル曲線を計
算する。図23に示したように、輪郭モデル曲線は、n
個の制御点Pi(i=0,n−1)により決るBスプライン曲線で
表される。Bスプライン曲線上には、m 個のサンプル点
Si(i=0,m-1) が設定される。
部I2から与えられた制御点から、輪郭モデル曲線を計
算する。図23に示したように、輪郭モデル曲線は、n
個の制御点Pi(i=0,n−1)により決るBスプライン曲線で
表される。Bスプライン曲線上には、m 個のサンプル点
Si(i=0,m-1) が設定される。
【0088】輪郭モデル計算部J1は、与えられた制御
点から決定される輪郭モデル(Bスプライン曲線)を次
式(3)から計算する。
点から決定される輪郭モデル(Bスプライン曲線)を次
式(3)から計算する。
【0089】
【数25】 ここで、mは、制御点の総数、Qixは、制御点iのY座
標、Qiyは、制御点iのY座標、Ni(s)は、Bスプライ
ン基本関数を表す。
標、Qiyは、制御点iのY座標、Ni(s)は、Bスプライ
ン基本関数を表す。
【0090】輪郭モデル変形部J2は図12に示すよう
に、各サンプル点S の周辺に矩形の探索領域を設け、そ
の探索領域の画像デ−タをバッファ(図示しない)に記
憶させる探索領域決定部61と、そのバッファに格納さ
れている画像データを境界Bで分割した場合の分離度を
計算する分離度計算部62と、分割位置B を変化させな
がら、分離度が最大となる分割境界Bmax を、ニュート
ン法により効率よく探索する最大分離度計算部63と、
各サンプル点S を、得られた分割位置Bmax に向けて移
動させて、輪郭モデルを変形するモデル変形部64とか
ら構成されている。
に、各サンプル点S の周辺に矩形の探索領域を設け、そ
の探索領域の画像デ−タをバッファ(図示しない)に記
憶させる探索領域決定部61と、そのバッファに格納さ
れている画像データを境界Bで分割した場合の分離度を
計算する分離度計算部62と、分割位置B を変化させな
がら、分離度が最大となる分割境界Bmax を、ニュート
ン法により効率よく探索する最大分離度計算部63と、
各サンプル点S を、得られた分割位置Bmax に向けて移
動させて、輪郭モデルを変形するモデル変形部64とか
ら構成されている。
【0091】ところで、輪郭モデル計算部J1で決定さ
れた輪郭モデル(Bスプライン曲線)は、平均分離度計
算部65に出力され、この平均分離度計算部65におい
て全サンプル点の平均分離度が算出される。
れた輪郭モデル(Bスプライン曲線)は、平均分離度計
算部65に出力され、この平均分離度計算部65におい
て全サンプル点の平均分離度が算出される。
【0092】収束判定部66は、一時点前の全サンプル
点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化から、輪
郭抽出処理が収束したかの判定を行なう。
点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化から、輪
郭抽出処理が収束したかの判定を行なう。
【0093】輪郭抽出部Jは収束した輪郭モデル形状か
ら顔領域を抽出する顔領域切り出し部Kに接続される。
顔領域切りだし部Kは前述の画像バスG1に接続される
と共に、収束判定部66からの収束信号が入力される顔
領域切り出し部71と、輪郭抽出処理が収束した時点で
抽出された顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域
情報を蓄えるバッファ72と、顔領域切り出し部71か
ら出力される顔領域の画像を格納する画像メモリ73と
から構成される。
ら顔領域を抽出する顔領域切り出し部Kに接続される。
顔領域切りだし部Kは前述の画像バスG1に接続される
と共に、収束判定部66からの収束信号が入力される顔
領域切り出し部71と、輪郭抽出処理が収束した時点で
抽出された顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域
情報を蓄えるバッファ72と、顔領域切り出し部71か
ら出力される顔領域の画像を格納する画像メモリ73と
から構成される。
【0094】顔領域切り出し部Kは画像出力部Lに接続
される。画像出力部Lは表示を3種類のモードに切替え
ることが可能な表示切替えスイッチ部74と、表示切替
えスイッチ部74を介した画像を表示するモニタ75か
ら構成される。つまり、表示切替えスイッチ部74の入
力側は顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域情報
を蓄えるバッファ72、顔領域の画像を格納する画像メ
モリ73、画像バスG1に接続されており、第1表示モ
ードとして、輪郭曲線のみを表示し、第2表示モードと
して顔領域の画像のみを表示し、第3表示モードとして
元画像に抽出された輪郭を重ねて表示する。
される。画像出力部Lは表示を3種類のモードに切替え
ることが可能な表示切替えスイッチ部74と、表示切替
えスイッチ部74を介した画像を表示するモニタ75か
ら構成される。つまり、表示切替えスイッチ部74の入
力側は顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域情報
を蓄えるバッファ72、顔領域の画像を格納する画像メ
モリ73、画像バスG1に接続されており、第1表示モ
ードとして、輪郭曲線のみを表示し、第2表示モードと
して顔領域の画像のみを表示し、第3表示モードとして
元画像に抽出された輪郭を重ねて表示する。
【0095】次に、上記のように構成された本発明の第
2実施例の動作を図9のフロ−チャ−トを参照して説明
する。顔候補領域抽出部I1は、画像中の輝度が変化し
ている領域を抽出する。まず、予め画像メモリ53に蓄
えられている背景画像デ−タp1と現時点に入力された画
像デ−タp2との差分演算を差分回路54で行なう。この
差分回路の出力は、2値化回路56により、しきい値処
理されて、画像デ−タp3として論理和回路に送られる
(ステップS1)。
2実施例の動作を図9のフロ−チャ−トを参照して説明
する。顔候補領域抽出部I1は、画像中の輝度が変化し
ている領域を抽出する。まず、予め画像メモリ53に蓄
えられている背景画像デ−タp1と現時点に入力された画
像デ−タp2との差分演算を差分回路54で行なう。この
差分回路の出力は、2値化回路56により、しきい値処
理されて、画像デ−タp3として論理和回路に送られる
(ステップS1)。
【0096】顔候補領域抽出部I1は、同じ画像デ−タ
p2から肌色領域を抽出する。画像デ−タp2は、カラール
ックアップテーブル(CLUT)で、カラー変換される。CL
UTの内容は、任意に書き換え可能である。画像中の人間
の肌色領域を抽出する場合は、予めCLUTに肌色領域に相
当するテーブルの領域を適当なデータで埋めておけば良
い。それ以外は、0とする。(ステップS2)。
p2から肌色領域を抽出する。画像デ−タp2は、カラール
ックアップテーブル(CLUT)で、カラー変換される。CL
UTの内容は、任意に書き換え可能である。画像中の人間
の肌色領域を抽出する場合は、予めCLUTに肌色領域に相
当するテーブルの領域を適当なデータで埋めておけば良
い。それ以外は、0とする。(ステップS2)。
【0097】論理和回路57は、画像デ−タp3と画像デ
−タp4の論理和を施し、外接長方形算出回路58に送
る。(ステップS4)。外接長方形算出回路58は送ら
れ画像から、顔候補領域の外接長方形座標を計算し、座
標を内接楕円算出回路59に送る。内接楕円計算回路5
9は、外接長方形に内接する内接楕円を計算する(ステ
ップS6)。
−タp4の論理和を施し、外接長方形算出回路58に送
る。(ステップS4)。外接長方形算出回路58は送ら
れ画像から、顔候補領域の外接長方形座標を計算し、座
標を内接楕円算出回路59に送る。内接楕円計算回路5
9は、外接長方形に内接する内接楕円を計算する(ステ
ップS6)。
【0098】輪郭モデル配置部I1は、図13に示すよ
うに求めた内接楕円上に輪郭モデルを配置する(ステッ
プS7)。内接楕円上に図に示すように制御点を配置す
る。各制御点の間隔は、角度が等間隔になるように配置
する。
うに求めた内接楕円上に輪郭モデルを配置する(ステッ
プS7)。内接楕円上に図に示すように制御点を配置す
る。各制御点の間隔は、角度が等間隔になるように配置
する。
【0099】輪郭モデルの初期配置に関しては、既に出
願されている特許[13A92X092-1] の方法を用いても良
い。この場合は、輪郭モデルは、一つの曲線モデルでは
なく、複数の短いセグメント曲線モデルから構成され
る。各セグメント曲線モデルは、抽出された外接長方形
の各辺に配置される。
願されている特許[13A92X092-1] の方法を用いても良
い。この場合は、輪郭モデルは、一つの曲線モデルでは
なく、複数の短いセグメント曲線モデルから構成され
る。各セグメント曲線モデルは、抽出された外接長方形
の各辺に配置される。
【0100】また、この初期配置処理は、人間が画像を
見ながら、対話的にマウス、キーボードなどの入力手段
により、行なっても良い。
見ながら、対話的にマウス、キーボードなどの入力手段
により、行なっても良い。
【0101】輪郭モデル計算部J1は、与えられた制御
点から、輪郭モデル曲線を計算する。つまり、輪郭モデ
ル計算部J1は、与えられた制御点から決定される輪郭
モデル(Bスプライン曲線)を前述した式(3)から計
算する。(ステップS8)。
点から、輪郭モデル曲線を計算する。つまり、輪郭モデ
ル計算部J1は、与えられた制御点から決定される輪郭
モデル(Bスプライン曲線)を前述した式(3)から計
算する。(ステップS8)。
【0102】輪郭モデル変形部J2は、輪郭モデル自身
の周辺の分離度を調べ、輪郭モデルの内側と外側間の分
離度が増加する方向に、輪郭モデルを変形してゆく。
の周辺の分離度を調べ、輪郭モデルの内側と外側間の分
離度が増加する方向に、輪郭モデルを変形してゆく。
【0103】探索領域決定部61は、図12に示すよう
に、各サンプル点S の周辺に矩形の探索領域を設ける
(ステップS9)。探索領域は、図に示すように輪郭モ
デル曲線の法線方向に内側外側に均等にとる。探索領域
決定部61は、この領域の画像データをバッファ(図示
しない)に蓄える。
に、各サンプル点S の周辺に矩形の探索領域を設ける
(ステップS9)。探索領域は、図に示すように輪郭モ
デル曲線の法線方向に内側外側に均等にとる。探索領域
決定部61は、この領域の画像データをバッファ(図示
しない)に蓄える。
【0104】分離度計算部62は、そのバッファに格納
されている画像データを境界B で分割した場合の分離度
を計算する。最大分離度計算部63は、分割位置B を変
化させながら、分離度が最大となる分割境界Bmax を、
ニュートン法等により効率よく探索する(ステップS1
0)。
されている画像データを境界B で分割した場合の分離度
を計算する。最大分離度計算部63は、分割位置B を変
化させながら、分離度が最大となる分割境界Bmax を、
ニュートン法等により効率よく探索する(ステップS1
0)。
【0105】分割位置Bmax が見つかったら、探索領域
決定部61は、隣のサンプル点s+1に対して同様に分
割位置を求める(ステップS9へ戻る。) 全サンプル点に対する分割位置を求まったら、モデル変
形部64は、各サンプル点S を、得られた分割位置Bma
x に向けて移動させて、輪郭モデルを変形する(ステッ
プS12)。移動量は、現在のサンプル点から分割位置
までの距離に重みを掛けた量とする。
決定部61は、隣のサンプル点s+1に対して同様に分
割位置を求める(ステップS9へ戻る。) 全サンプル点に対する分割位置を求まったら、モデル変
形部64は、各サンプル点S を、得られた分割位置Bma
x に向けて移動させて、輪郭モデルを変形する(ステッ
プS12)。移動量は、現在のサンプル点から分割位置
までの距離に重みを掛けた量とする。
【0106】上記輪郭抽出部Jの処理は、ソフトウェ
ア、専用ハードウェアによる実現が可能である。
ア、専用ハードウェアによる実現が可能である。
【0107】収束判定部66は、一時点前の全サンプル
点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化から、輪
郭抽出処理が収束したかの判定を行なう(ステップS1
3、14)。平均分離度の変化量が基準値より小さくな
った時点で、処理は収束したと判定され、輪郭抽出処理
を終了する。処理が収束していない場合は、再び、ステ
ップS9へ戻る。
点の平均分離度と現在の平均分離度の時間変化から、輪
郭抽出処理が収束したかの判定を行なう(ステップS1
3、14)。平均分離度の変化量が基準値より小さくな
った時点で、処理は収束したと判定され、輪郭抽出処理
を終了する。処理が収束していない場合は、再び、ステ
ップS9へ戻る。
【0108】輪郭抽出処理が収束した時点で、抽出され
た顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域情報が、
バッファ72に蓄えられる。
た顔輪郭の座標情報、輪郭曲線内部のカラー域情報が、
バッファ72に蓄えられる。
【0109】顔領域切りだし部71は、収束した輪郭モ
デル形状から顔領域を抽出する(ステップS15)。
デル形状から顔領域を抽出する(ステップS15)。
【0110】画像出力部Lは、表示切替えスイッチ部7
4の操作に応じて第1表示モードとして、輪郭曲線のみ
を表示し、第2表示モードとして顔領域の画像のみを表
示し、第3表示モードとして元画像に抽出された輪郭を
重ねてモニタ75に表示する。
4の操作に応じて第1表示モードとして、輪郭曲線のみ
を表示し、第2表示モードとして顔領域の画像のみを表
示し、第3表示モードとして元画像に抽出された輪郭を
重ねてモニタ75に表示する。
【0111】次に、図10及び図11を参照して輪郭抽
出部Jについて詳細に説明する。基本的には、図に示す
ように、2段階の処理から構成される。
出部Jについて詳細に説明する。基本的には、図に示す
ように、2段階の処理から構成される。
【0112】人間の顔輪郭を抽出する場合、カラー情報
は重要な情報である。ここでは、予め顔(肌色)大まか
なカラー情報が既知として説明する。画像を見ながら、
マウススなどを使って、顔領域の3〜5点をサンプリン
グして、肌色の大まかなカラーマップを作成する。
は重要な情報である。ここでは、予め顔(肌色)大まか
なカラー情報が既知として説明する。画像を見ながら、
マウススなどを使って、顔領域の3〜5点をサンプリン
グして、肌色の大まかなカラーマップを作成する。
【0113】第1段階では、予め与えられた対象物のカ
ラー情報を使っておおまかな輪郭を抽出する。CLUT使っ
て、カラー2値化を施し、大まかな顔(肌色)領域を抽
出し、輪郭を抽出する。しかし、この段階では、CLUTが
不完全なため、大まかな輪郭しか抽出できない。
ラー情報を使っておおまかな輪郭を抽出する。CLUT使っ
て、カラー2値化を施し、大まかな顔(肌色)領域を抽
出し、輪郭を抽出する。しかし、この段階では、CLUTが
不完全なため、大まかな輪郭しか抽出できない。
【0114】第2段階では、前段の処理で得た輪郭の周
辺に限定して、再度、分離度が高い境界を探索し、正確
な輪郭として抽出する。この場合は、CLUTを使わずに、
R 、G 、B の3つの輝度データから前述した式(2)か
ら分離度を計算する。
辺に限定して、再度、分離度が高い境界を探索し、正確
な輪郭として抽出する。この場合は、CLUTを使わずに、
R 、G 、B の3つの輝度データから前述した式(2)か
ら分離度を計算する。
【0115】第1段階では、 1.初期配置部で抽出された外接楕円上に、幾つかの制
御点を自動生成する。例えば、M 個の制御点の場合は、
360/M 度間隔で配置する。あるいは、人間が画像を見な
がらマウスで制御点を指定しても良い(ステップS
5)。 2.与えられた制御点Qix,Qiy(i=0,M−1)か
ら、Bスプライン曲線上のサンプル点の座標X(s),
Y(s)を前述した式(3)から計算する(ステップS
6)。ここで、sは、曲線上で定義されたパラメタであ
る。 3.各サンプル点s周辺にて、Bスプライン曲線の法線
方向に伸びる矩形探索領域を設定する(ステップS
7)。 4.設定された探索領域内で、分離度が最大となる分割
位置Bmax をニュートン法を用いて探索する(ステップ
S8)。 5.各サンプル点sから分割位置Bmax までの距離に重
み(0.1〜1.0)を掛けて移動量(dsx,dsy)とする。こ
の移動量を、全サンプル点に対して求める。 6.各サンプル点が(dsx,dsy)だけ移動して、変形
した輪郭モデルをP(s)とする。P(s)を最も良く近似
する新しいBスプライン曲線の制御点を求める。新しい
制御点は、次の関数Eint を最小化することにより求ま
る(ステップS9)。
御点を自動生成する。例えば、M 個の制御点の場合は、
360/M 度間隔で配置する。あるいは、人間が画像を見な
がらマウスで制御点を指定しても良い(ステップS
5)。 2.与えられた制御点Qix,Qiy(i=0,M−1)か
ら、Bスプライン曲線上のサンプル点の座標X(s),
Y(s)を前述した式(3)から計算する(ステップS
6)。ここで、sは、曲線上で定義されたパラメタであ
る。 3.各サンプル点s周辺にて、Bスプライン曲線の法線
方向に伸びる矩形探索領域を設定する(ステップS
7)。 4.設定された探索領域内で、分離度が最大となる分割
位置Bmax をニュートン法を用いて探索する(ステップ
S8)。 5.各サンプル点sから分割位置Bmax までの距離に重
み(0.1〜1.0)を掛けて移動量(dsx,dsy)とする。こ
の移動量を、全サンプル点に対して求める。 6.各サンプル点が(dsx,dsy)だけ移動して、変形
した輪郭モデルをP(s)とする。P(s)を最も良く近似
する新しいBスプライン曲線の制御点を求める。新しい
制御点は、次の関数Eint を最小化することにより求ま
る(ステップS9)。
【0116】
【数26】 上式に、最小自乗法を適用すると、新しい制御点は、次
の連立1次方程式を解くことにより求まる(ステップS
11)。
の連立1次方程式を解くことにより求まる(ステップS
11)。
【0117】
【数27】 7.新しい制御点に対して輪郭モデルを計算し、更新す
る(ステップS12)。 8.分離度の時間方向の変化量により収束判定を行なう
(ステップS13)。 9.未収束の場合は、ステップS7へ戻る。 10.収束の場合は、第1段階の処理を終了とする。
る(ステップS12)。 8.分離度の時間方向の変化量により収束判定を行なう
(ステップS13)。 9.未収束の場合は、ステップS7へ戻る。 10.収束の場合は、第1段階の処理を終了とする。
【0118】第2段階も、第1段階の処理と同様である
が、分離度は式(1)の替わりに、式(2)を用いて計
算する。収束したら、顔領域を切り出して表示する。
が、分離度は式(1)の替わりに、式(2)を用いて計
算する。収束したら、顔領域を切り出して表示する。
【0119】なお、図14は、本実施例の実験結果であ
る。運動する顔の連続画像から取り出した3枚の画像に
対する顔領域抽出の結果である。領域白線が輪郭モデル
を示している。
る。運動する顔の連続画像から取り出した3枚の画像に
対する顔領域抽出の結果である。領域白線が輪郭モデル
を示している。
【0120】以上のようにして、分離度を利用して物体
の輪郭を安定して抽出することができる。
の輪郭を安定して抽出することができる。
【0121】次に、本発明の第3実施例に係わる運動す
る物体の輪郭の一部を追跡する輪郭追跡装置について図
15乃至図17を参照して説明する。図15は全体構成
を示すブロック図である。図15において、Mは画像入
力部、Nは輪郭抽出部であり、それぞれ前述した第2実
施例の画像入力部H、輪郭抽出部Jと同様な構成であ
る。輪郭抽出部Nの出力は抽出した輪郭上の一時点前の
輪郭と相関の高い領域を探索する相関計算部Oに出力さ
れる。この相関計算部Oの出力は輪郭スライド部Pに出
力される。この輪郭スライド部Pは抽出した輪郭上をス
ライドしながら、一時点前の輪郭と相関の高い領域を探
索する。
る物体の輪郭の一部を追跡する輪郭追跡装置について図
15乃至図17を参照して説明する。図15は全体構成
を示すブロック図である。図15において、Mは画像入
力部、Nは輪郭抽出部であり、それぞれ前述した第2実
施例の画像入力部H、輪郭抽出部Jと同様な構成であ
る。輪郭抽出部Nの出力は抽出した輪郭上の一時点前の
輪郭と相関の高い領域を探索する相関計算部Oに出力さ
れる。この相関計算部Oの出力は輪郭スライド部Pに出
力される。この輪郭スライド部Pは抽出した輪郭上をス
ライドしながら、一時点前の輪郭と相関の高い領域を探
索する。
【0122】相関計算部Oは、探索領域を設定する探索
領域設定部81と、マスク領域を設定するマスク領域設
定部82、探索領域設定部81で設定された探索領域内
でマスクをスライドさせながら、一時点前のテンプレ−
ト領域と現在のマスク領域の相関値R(s )を計算する
相関計算部83、その相関値のうち最大となる領域を探
索する最大相関探索部84から構成される。相関値R
(s )は、次式よりSSDA(残差逐次検定法)で計算す
る。
領域設定部81と、マスク領域を設定するマスク領域設
定部82、探索領域設定部81で設定された探索領域内
でマスクをスライドさせながら、一時点前のテンプレ−
ト領域と現在のマスク領域の相関値R(s )を計算する
相関計算部83、その相関値のうち最大となる領域を探
索する最大相関探索部84から構成される。相関値R
(s )は、次式よりSSDA(残差逐次検定法)で計算す
る。
【0123】
【数28】 ここで、Mはマスクのデータ数、T(R)は、一時点前の
対象物領域側に設定したテンプレート、sは、輪郭に沿
ったパラメータ、I(i)は、i点の輝度情報である。
対象物領域側に設定したテンプレート、sは、輪郭に沿
ったパラメータ、I(i)は、i点の輝度情報である。
【0124】スライド部Pは、AからBへ輪郭モデルを
スライドさせる。
スライドさせる。
【0125】このスライド部Pには画像出力部Qが接続
される。
される。
【0126】次に、上記のように構成された本発明の第
3実施例の動作について図16のフロ−チャ−トを参照
して説明する。通常、輪郭の一部を追跡する場合、輪郭
に垂直方向の動きは検出できるが、輪郭に水平方向の動
きは検出できないという問題(窓問題)が起こる。
3実施例の動作について図16のフロ−チャ−トを参照
して説明する。通常、輪郭の一部を追跡する場合、輪郭
に垂直方向の動きは検出できるが、輪郭に水平方向の動
きは検出できないという問題(窓問題)が起こる。
【0127】この第3実施例では、この問題を解決する
ために、輪郭抽出後に、輪郭上をスライドして一時点前
に追跡していた輪郭領域の輝度分布と相関が高い領域を
探索し、輪郭モデルをその位置にスライドさせる。図1
7にスライド処理をしている様子を示す。図中で、(A)
は、時刻t における輪郭モデルの位置、(B) は動いた対
象物に追従して輪郭を追跡している様子、(C) は、輪郭
上をマスクが移動しながら、最大相関位置を探索してい
る様子を示している。
ために、輪郭抽出後に、輪郭上をスライドして一時点前
に追跡していた輪郭領域の輝度分布と相関が高い領域を
探索し、輪郭モデルをその位置にスライドさせる。図1
7にスライド処理をしている様子を示す。図中で、(A)
は、時刻t における輪郭モデルの位置、(B) は動いた対
象物に追従して輪郭を追跡している様子、(C) は、輪郭
上をマスクが移動しながら、最大相関位置を探索してい
る様子を示している。
【0128】輪郭抽出部Nは、一時点前に輪郭モデルの
位置から現在の輪郭位置まで変形する(ステップS
2)。
位置から現在の輪郭位置まで変形する(ステップS
2)。
【0129】図17に示すようにスライド部Pは、輪郭
モデルを輪郭上で点Aから点Bへスライドさせる。ま
ず、輪郭モデルに、輪郭曲線の両端E1、E2からの接
線方向に、新しく直線部Lnew を付加する(ステップS
3)。付加された直線部Lnewは、再び輪郭に引き寄せ
られる(ステップS4)。対象物領域側に探索領域を設
定する。
モデルを輪郭上で点Aから点Bへスライドさせる。ま
ず、輪郭モデルに、輪郭曲線の両端E1、E2からの接
線方向に、新しく直線部Lnew を付加する(ステップS
3)。付加された直線部Lnewは、再び輪郭に引き寄せ
られる(ステップS4)。対象物領域側に探索領域を設
定する。
【0130】相関計算部83は、探索領域内でマスクを
スライドさせながら、一時点前のマスク領域と現在のマ
スク領域の相関を計算する(ステップS5、6)。最も
相関値が高くなった位置Bが、一時点前と同じ輪郭領域
であるとする。
スライドさせながら、一時点前のマスク領域と現在のマ
スク領域の相関を計算する(ステップS5、6)。最も
相関値が高くなった位置Bが、一時点前と同じ輪郭領域
であるとする。
【0131】相関値R(s )は、SSDA(残差逐次検定
法)で計算する。
法)で計算する。
【0132】スライド部は、AからBへ輪郭モデルをス
ライドさせ、付加した部分Lnew を取り除く。また、ス
テップS2へ戻る。
ライドさせ、付加した部分Lnew を取り除く。また、ス
テップS2へ戻る。
【0133】そして、その結果をモニタQに出力する。
【0134】以上のようにこの第3実施例によれば、輪
郭の一部を追跡する場合、輪郭に、水平方向の動きも検
出できる。
郭の一部を追跡する場合、輪郭に、水平方向の動きも検
出できる。
【0135】次に、本発明の第4実施例に係わる変化検
出装置について図18及び図19を参照して説明する。
この第4実施例は、画像中の僅かな変化をも安定に抽出
する変化検出装置に関する。
出装置について図18及び図19を参照して説明する。
この第4実施例は、画像中の僅かな変化をも安定に抽出
する変化検出装置に関する。
【0136】画像中の変化を検出するためには、連続す
る画像間、あるいは、予め取り込んだ背景画像との画像
差分演算を行ない、変化量がしきい値より大きい領域
を、変化領域として検出する。一般的には、ノイズに対
してロバストするために、小領域内で平均化した輝度の
差分量を変化量とする。しかしながら、背景画像と抽出
すべき対象物の輝度差が小さい場合、しきい値を下げて
変化を検出するので、ノイズも拾ってしまう。これを解
決するために、ある時点t での小領域内の輝度集合と次
時点t +dtにおける輝度集合の分離度を変化量とする。
る画像間、あるいは、予め取り込んだ背景画像との画像
差分演算を行ない、変化量がしきい値より大きい領域
を、変化領域として検出する。一般的には、ノイズに対
してロバストするために、小領域内で平均化した輝度の
差分量を変化量とする。しかしながら、背景画像と抽出
すべき対象物の輝度差が小さい場合、しきい値を下げて
変化を検出するので、ノイズも拾ってしまう。これを解
決するために、ある時点t での小領域内の輝度集合と次
時点t +dtにおける輝度集合の分離度を変化量とする。
【0137】図18は変化検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。図18において、Rは画像入力部、Sは分
離度計算部、Tはしきい値処理部、Uは画像出力部であ
る。画像入力部Rは対象物を撮像するITVカメラ1
と、このITVカメラ1で撮像されたアナログ画像デ−
タをデジタルデ−タに変換するA/D変換器2と、この
A/D変換器2から出力されるテジタル画像デ−タをカ
ラ−変換するカラ−ルックアップテ−ブル3と、そのカ
ラ−変換された画像デ−タを記憶する画像メモリ4とか
ら構成される。
ク図である。図18において、Rは画像入力部、Sは分
離度計算部、Tはしきい値処理部、Uは画像出力部であ
る。画像入力部Rは対象物を撮像するITVカメラ1
と、このITVカメラ1で撮像されたアナログ画像デ−
タをデジタルデ−タに変換するA/D変換器2と、この
A/D変換器2から出力されるテジタル画像デ−タをカ
ラ−変換するカラ−ルックアップテ−ブル3と、そのカ
ラ−変換された画像デ−タを記憶する画像メモリ4とか
ら構成される。
【0138】分離度計算部Sは、画像メモリ4から指定
された小領域(i,j )の画像データを読みだしてそれぞ
れバッファ91aに格納する画像取り込み部92、バッ
ファ91aに格納された画像デ−タから分離度を計算す
る分離度計算部93とから構成される。
された小領域(i,j )の画像データを読みだしてそれぞ
れバッファ91aに格納する画像取り込み部92、バッ
ファ91aに格納された画像デ−タから分離度を計算す
る分離度計算部93とから構成される。
【0139】しきい値処理部Tは分離度を所定しきい値
で2値化処理して画像出力部Uのスケ−ル変換部94に
出力する。スケ−ル変換部94はしきい値処理部Tの出
力を適当なスケ−ル倍、例えば255 倍して画像メモリ9
5に出力する。こり画像メモリ95の内容はモニタ96
に出力される。
で2値化処理して画像出力部Uのスケ−ル変換部94に
出力する。スケ−ル変換部94はしきい値処理部Tの出
力を適当なスケ−ル倍、例えば255 倍して画像メモリ9
5に出力する。こり画像メモリ95の内容はモニタ96
に出力される。
【0140】次に、上記のように構成された本発明の第
4実施例の動作について説明する。ITVカメラ1から
一時点前の時刻t に入力された画像を画像1、現在入力
された画像2と呼ぶ。入力された画像1は、A/D変換
器2によりデジタル化され、画像メモリ4に格納され
る。ここで、ITVカメラ1から一時点前の時刻t に入
力された画像を画像1、現在入力された画像2と呼ぶ。
4実施例の動作について説明する。ITVカメラ1から
一時点前の時刻t に入力された画像を画像1、現在入力
された画像2と呼ぶ。入力された画像1は、A/D変換
器2によりデジタル化され、画像メモリ4に格納され
る。ここで、ITVカメラ1から一時点前の時刻t に入
力された画像を画像1、現在入力された画像2と呼ぶ。
【0141】入力された画像は、小領域に分割される。
図19にその分割の様子を示す。マスク領域データ取り
込み部92では、画像1、2から指定された小領域(i,
j)の画像特徴量をバッファ91aに格納する。図20に
バッファ91aの構成を示す。画像1の輝度データがT
1、画像2の輝度データがT2にそれぞれ格納される。
図19にその分割の様子を示す。マスク領域データ取り
込み部92では、画像1、2から指定された小領域(i,
j)の画像特徴量をバッファ91aに格納する。図20に
バッファ91aの構成を示す。画像1の輝度データがT
1、画像2の輝度データがT2にそれぞれ格納される。
【0142】バッファ91aと分離度計算部93との間
に介在する図示しない分散しきい値処理部では、バッフ
ァ91aのデータ分散値を基準値と比較して、基準より
小さい場合は、分離度を0とする。基準値としては、1
〜20に設定する。分離度計算部93は、バッファ91
aの輝度データをT1とT2に分離した時の時間方向の
分離度を計算し、しきい値回路Tに送る。しきい値回路
Tは、指定されたしきい値で2値化し、スケール変換部
94で255倍して、変化量として画像メモリ95に格
納する。
に介在する図示しない分散しきい値処理部では、バッフ
ァ91aのデータ分散値を基準値と比較して、基準より
小さい場合は、分離度を0とする。基準値としては、1
〜20に設定する。分離度計算部93は、バッファ91
aの輝度データをT1とT2に分離した時の時間方向の
分離度を計算し、しきい値回路Tに送る。しきい値回路
Tは、指定されたしきい値で2値化し、スケール変換部
94で255倍して、変化量として画像メモリ95に格
納する。
【0143】全小領域に対する変化量が求まるまで、マ
スク領域を全画面に渡って移動させ、変化量を求める。
スク領域を全画面に渡って移動させ、変化量を求める。
【0144】分離度計算部93は、汎用プロセッサで代
用することも可能である。あるいは、複数プロセッサで
代用して、幾つかの領域毎に並列処理しても良い。ま
た、ワークステーションなどの汎用計算機を用いてソフ
トウェア処理しても良い。
用することも可能である。あるいは、複数プロセッサで
代用して、幾つかの領域毎に並列処理しても良い。ま
た、ワークステーションなどの汎用計算機を用いてソフ
トウェア処理しても良い。
【0145】画像出力部Uでは、画像メモリ95のデー
タを画像バスB2を経由してモニタ96に表示する。
タを画像バスB2を経由してモニタ96に表示する。
【0146】以上のようにこの第4実施例によれば、分
離度を利用して画像中の僅かな変化をも安定に抽出する
ことができる。
離度を利用して画像中の僅かな変化をも安定に抽出する
ことができる。
【0147】なお、第1実施例の図1のマスク領域格納
部B、エッジ計算部C、エッジ抽出部しの処理は専用ハ
−ドウェアあるいはソフトウエアだけで実現しても良
い。
部B、エッジ計算部C、エッジ抽出部しの処理は専用ハ
−ドウェアあるいはソフトウエアだけで実現しても良
い。
【0148】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、分
離度を用いて入力された画像中からエッジおよび輪郭を
安定に抽出する装置を実現する等の実用上で多大なる効
果が期待できるエッジ及び輪郭抽出装置を提供すること
ができる。
離度を用いて入力された画像中からエッジおよび輪郭を
安定に抽出する装置を実現する等の実用上で多大なる効
果が期待できるエッジ及び輪郭抽出装置を提供すること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例に係わるエッジ抽出装置の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図2】第1実施例の動作を説明するためのフロ−チャ
−ト。
−ト。
【図3】第1実施例に係わり、エッジを領域境界として
定義する図。
定義する図。
【図4】第1実施例に係わり、輝度分布とそれに対する
分離度の値を示す図。
分離度の値を示す図。
【図5】第1実施例に係わり、分割位置とそれに対する
分離度の値を示す図。
分離度の値を示す図。
【図6】第1実施例に係わり、分離度からエッジ強度を
計算する方法を示す図。
計算する方法を示す図。
【図7】本発明の第1実施例装置のエッジ抽出するため
の他のマスク形状を示す図。
の他のマスク形状を示す図。
【図8】本発明の第2実施例に係わる物体の輪郭抽出装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図9】第2実施例の動作を説明するためのフロ−チャ
−ト。
−ト。
【図10】第2実施例に係わり、輪郭抽出部Jの機能を
詳細に示すフロ−チャ−トの一部。
詳細に示すフロ−チャ−トの一部。
【図11】第2実施例に係わり、輪郭抽出部Jの機能を
詳細に示すフロ−チャ−トの残り一部。
詳細に示すフロ−チャ−トの残り一部。
【図12】第2実施例に係わり、分離度を使った動的輪
郭モデルの概念を示す図。
郭モデルの概念を示す図。
【図13】第2実施例に係わり、輪郭モデルの初期配置
を説明するための図。
を説明するための図。
【図14】第2実施例に係わり、顔領域抽出の結果を示
す図。
す図。
【図15】本発明の第3実施例に係わる運動する物体の
輪郭の一部を追跡する輪郭追跡装置の構成を示すブロッ
ク図。
輪郭の一部を追跡する輪郭追跡装置の構成を示すブロッ
ク図。
【図16】第3実施例の動作を説明するためのフロ−チ
ャ−ト。
ャ−ト。
【図17】第3実施例に係わり、スライド探索を説明す
るための図。
るための図。
【図18】本発明の第4実施例に変化検出装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図19】第4実施例に係わり、画像の小領域への分割
を示す図。
を示す図。
【図20】第4実施例に係わり、バッファの構成を示す
図。
図。
【図21】従来のエッジの定義を説明するための図。
【図22】従来の輝度が線形に変化している領域を誤っ
てエッジとして抽出してしまう場合を説明する図。
てエッジとして抽出してしまう場合を説明する図。
【図23】動的輪郭モデルを用いた物体輪郭抽出の概念
を示す図。
を示す図。
【図24】幅広いエッジ強度を含んだエッジ強度画像に
2値化処理を説明する図。
2値化処理を説明する図。
A…画像入力部、B…マスク領域格納部、C…エッジ計
算部、D…エッジ抽出部、E…画像出力部、1…ITV
カメラ、3…カラールックアップテーブル(CLUT)、4
…画像メモリ、2…A/D変換器、11…マスク位置制
御部、12…画像取り込み部、13x,13y…バッフ
ァ、14…テクスチャ量計算部、21x,21y…分散
しきい値処理部、22x,22y…方向分離度計算部、
23…分離度計算部、24…スケール変換部、31…2
値化回路、42…モニタ。
算部、D…エッジ抽出部、E…画像出力部、1…ITV
カメラ、3…カラールックアップテーブル(CLUT)、4
…画像メモリ、2…A/D変換器、11…マスク位置制
御部、12…画像取り込み部、13x,13y…バッフ
ァ、14…テクスチャ量計算部、21x,21y…分散
しきい値処理部、22x,22y…方向分離度計算部、
23…分離度計算部、24…スケール変換部、31…2
値化回路、42…モニタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 供給される画像中の指定された点に対す
るマスク領域の画像情報を抽出する手段と、この抽出さ
れた画像情報から分離度を計算する分離度計算手段と、
得られた分離度から指定された点のエッジ強度を計算す
るエッジ強度計算手段と、このエッジ強度計算手段で得
られたエッジ強度からエッジを抽出するエッジ抽出手段
とを具備したことを特徴とするエッジ抽出装置。 - 【請求項2】 上記マスク領域は少なくとも2つ領域
1、2に分割され、上記分離度計算手段は、領域1に属
する画像情報集合と領域2に属する画像情報集合の分離
度を、マスク領域内の画素iの画像特徴量をPi、領域1
に属する画像特徴量の平均を数1、領域2に属する画像
特徴量の平均を数2、マスク領域全体の画像特徴量の平
均を数3、マスク領域内の全画素数をN、領域1、2の
画素数をそれぞれn1、n2とすると、分離度ηが下式から
求めることを特徴とする請求項1記載のエッジ抽出装
置。 【数1】 【数2】 【数3】 【数4】 - 【請求項3】 動的輪郭モデルを用いた輪郭抽出におい
て、最小化すべきエネルギ関数に、輪郭モデルの内側と
外側での上記画像特徴量の分離度をパラメ−タとしたこ
とを特徴とする請求項2記載の輪郭抽出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25640693A JP3490482B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | エッジ及び輪郭抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25640693A JP3490482B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | エッジ及び輪郭抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793561A true JPH0793561A (ja) | 1995-04-07 |
| JP3490482B2 JP3490482B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=17292239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25640693A Expired - Fee Related JP3490482B2 (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | エッジ及び輪郭抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3490482B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-09-20 JP JP25640693A patent/JP3490482B2/ja not_active Expired - Fee Related
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