JPH079370A - 停止位置検出用表示装置及び停止位置検出装置 - Google Patents

停止位置検出用表示装置及び停止位置検出装置

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JPH079370A
JPH079370A JP5154060A JP15406093A JPH079370A JP H079370 A JPH079370 A JP H079370A JP 5154060 A JP5154060 A JP 5154060A JP 15406093 A JP15406093 A JP 15406093A JP H079370 A JPH079370 A JP H079370A
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marks
moving vehicle
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station
imaged
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JP5154060A
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English (en)
Inventor
Keisuke Oguro
敬介 小黒
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準部材の小型化と共に停止位置ずれの検出
精度を確保する。 【構成】 移動車Aが自動走行するステーションSTに
設けられた基準部材3に備えられた複数個の被撮像マー
ク3iが、車体前後方向に沿って一列状に等間隔で配置
され、且つ、各被撮像マーク3iの夫々が、それ自体で
又は他のマークとの組合わせにより自己の配置箇所を特
定する情報を表示するように構成され、又、基準部材3
の表示情報を読み取るために移動車Aに設けられる撮像
手段Saが複数個の被撮像マーク3iを1画面内に撮像
可能な画面を備え、それら複数個の被撮像マーク3iの
配置関係を特定した情報からステーションSTでの設定
適正停止状態に対する移動車Aの車体前後方向での位置
ずれXと車体横幅方向での位置ずれYを判別し、複数個
の被撮像マーク3iを結ぶ直線の撮像画面での傾きから
移動車Aの角度ずれθを判別するずれ量判別手段100
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動車が自動走行する
ステーションに、平面視での基準位置情報を表示する基
準部材が設けられた停止位置検出用表示装置、及び、前
記基準部材の表示情報に基づいてステーションに自動走
行した移動車の停止位置を検出する停止位置検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記停止位置検出用表示装置は、移動車
に設けられた撮像手段によって基準部材を撮像して、そ
の撮像情報に基づいて停止位置を検出するのに用いられ
る。そして、従来では、基準部材の全体を撮像手段で撮
像したときにはステーションでの設定適正停止状態に対
する移動車の停止状態のずれ量、即ち車体前後方向での
位置ずれ、車体横幅方向での位置ずれ及び角度ずれが判
別できるが、基準部材の一部を撮像したときには上記ず
れ量が判別できないように構成されていた。つまり、基
準部材を構成する複数個の被撮像マークの夫々を同一形
状(例えば円形)のマークに形成し、これら同一形状の
被撮像マークを所定間隔で配置して基準部材を構成して
いたために、被撮像マークを1個或いは一部の組み合わ
せで撮像しただけでは、そのマークの全体に対する配置
箇所が特定できなかったのである。そのため、上記撮像
情報に基づいて停止位置を検出する停止位置検出装置
は、従来では、移動車が前記設定適正停止状態から大き
くずれた状態で停止しても、基準部材の全体を撮像して
その表示情報を確実に読み取れるようにするために、撮
像手段の撮像視野を広くし、その広視野の撮像情報に基
づいて前記ずれ量を判別させるようにしていた。同時
に、移動車が設定適正停止状態から車体前後方向及び車
体横幅方向の夫々でずれる位置ずれの大きさは同程度と
考えられることから、前記複数個の被撮像マークを車体
前後方向及び車体横幅方向で等しい間隔となるように
(例えば正方形の各頂点に)配置して基準部材を構成し
ていた(例えば、特開平2−232183号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、基準部材を広視野の撮像手段で撮像してい
たために、基準部材に対する撮像情報の分解能が低下し
て、前記ずれ量判別の精度が悪くなるという問題点があ
った。同時に、基準部材も、前記のような配置の結果、
車体前後方向及び車体横幅方向で等しい大きさを持つよ
うになるために、その全体サイズが小型化できないとい
う問題点もあった。
【0004】ところで、移動車がステーションに対して
停止した状態において、設定適正停止状態に対する移動
車の位置ずれ自体は車体前後方向及び車体横幅方向にお
いて同程度であると考えられるが、停止状態での車体の
傾きつまり角度ずれの影響は大部分車体前後方向の位置
ずれとして現れ車体横幅方向にはあまり効かない。即
ち、図11に示すように車体中心を旋回軸位置として車
体が設定適正停止状態から傾いた場合にその影響が車体
前後方向の位置ずれとして現れていることが判り、結果
的には、車体前後方向の位置ずれの方が車体横幅方向の
位置ずれよりも大きくなる。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の欠点を解消すべ
く、基準部材の小型化を実現できる停止位置検出用表示
装置、及び、その表示装置を使用して移動車の停止位置
のずれを所望の検出精度で検出することができる停止位
置検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の停止位置検出用
表示装置の特徴構成は、前記基準部材が、車体前後方向
に沿って一列状に等間隔で配置された複数個の被撮像マ
ークを備えるように構成され、前記複数個の被撮像マー
クの夫々が、それ自体で又は他のマークとの組合わせに
より自己の配置箇所を特定するための情報を表示するよ
うに構成されている点にある。
【0007】又、本発明の停止位置検出装置の特徴構成
は、前記基準部材の表示情報を読み取るために前記移動
車に設けられる撮像手段が、前記複数個の被撮像マーク
の撮像が可能な画面を備えるように構成され、前記撮像
手段が前記複数個の被撮像マークを1画面内に撮像した
撮像情報に基づいて、それら複数個の被撮像マークの配
置関係を特定した情報から前記ステーションでの設定適
正停止状態に対する前記移動車の車体前後方向での位置
ずれと車体横幅方向での位置ずれとを判別するととも
に、前記複数個の被撮像マークを結ぶ直線に対する撮像
画面の傾き情報から前記ステーションでの設定適正停止
状態に対する前記移動車の角度ずれを判別するずれ量判
別手段が設けられている点にある。
【0008】
【作用】上記両特徴構成による作用は次の通りである。
移動車がステーションに対して停止した状態において、
撮像手段によってステーションに設けられた基準部材の
表示情報を読み取る。ここにおいて、前記説明したよう
に、設定適正停止状態に対する移動車の位置ずれ自体は
車体前後方向及び車体横幅方向において同程度であると
しても、実際的には車体前後方向の位置ずれの方が車体
横幅方向の位置ずれよりも大きくなる。これに対応させ
るように、本発明では、基準部材が車体前後方向に沿っ
て一列状に等間隔で配置された複数個の被撮像マークを
備え、且つ、撮像手段が上記複数個の被撮像マークが撮
像可能な画面(この場合、複数個の被撮像マークの全体
が撮像可能な程の広視野の画面にして分解能を低くする
必要はなく比較的狭視野の画面にする)に構成されてい
るので、車体前後方向の位置ずれが大きい場合であって
も複数個の被撮像マークのいずれかのマークを1画面内
に捉えて撮像することができる。
【0009】そして、その1画面内に捉えた被撮像マー
クがそれ自体(単独)で又は他のマークとの組合わせに
より自己の配置箇所を特定するための情報、例えば、基
準部材の中心位置に対する方向情報や距離情報を表示す
るように構成されているので、その捉えた被撮像マーク
の撮像情報からそれらの被撮像マークの配置関係を特定
して、ステーションでの設定適正停止状態に対する移動
車の車体前後方向での位置ずれと車体横幅方向での位置
ずれとを判別することができる。又、1画面内に捉えた
被撮像マークは車体前後方向に沿って一列状に配置され
ているので、それらの被撮像マークを結ぶ直線に対する
撮像画面の傾き情報からステーションでの設定適正停止
状態に対する移動車の角度ずれを判別することができ
る。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明の停止位置検出用表示装
置では、車体前後方向に沿って一列状に配置された複数
個の被撮像マークによって基準部材が構成されて車体横
幅方向には狭い幅で済むので、基準部材の小型化を実現
でき、又、本発明の停止位置検出装置は、上記表示装置
の基準部材が表示する配置関係の情報を使用することに
よる利点を生かして比較的狭視野の高分解能の撮像手段
が使用でき、これによって所望の検出精度を確保するこ
とができるものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1〜図2及び図4に示すように、荷移載
用のマニプレータ1が搭載された移動車Aの走行路の横
側部に、作業用ステーションとしての荷移載用のステー
ションSTの複数個が設置されている。そして、移動車
Aが指示されたステーションSTに停止するに伴って、
マニプレータ1によって、ステーションSTと移動車A
との間で荷Nの移載作業を自動的に行うように構成され
ている。尚、詳述はしないが、一つのステーションST
で移動車Aに移載された荷Nは、他のステーションST
で卸されたり、ステーションSTでの加工作業等が終了
する毎に再度移動車Aに移載されて、次のステーション
STに運搬されることになる。
【0013】但し、前記移動車Aは、走行用ガイド等を
用いないでステーションST間に亘って自律走行するよ
うに構成されている。そして、詳しくは後述するが、前
記ステーションSTに停止したときのステーションST
に対する平面視での設定適正停止状態に対する車体前後
方向でのずれ量X、車体横幅方向でのずれ量Y、及び、
車体前後方向に対する傾きθの各ずれ量情報に基づい
て、次のステーションSTに対する正規の走行経路を走
行するための修正走行をも実行するように構成されてい
る(図5参照)。尚、図中、移動車の走行制御システム
の静止基準座標軸(以下、レイアウト座標軸と称する)
を、X”Y”軸とし、そのX”Y”座標軸の原点とし
て、走行フロアの所定位置(例えばフロア中央位置)を
設定する。
【0014】前記ステーションST間の走行経路につい
て説明を加えれば、図4に示すように、前記X”Y”座
標軸夫々に平行で且つ所定の間隔(分解能)で並ぶ直線
群の交点として座標点が設定されている。そして、これ
らの座標点の位置によって、各ステーションSTでの停
止位置や各ステーションST間を走行させる際の走行経
路を設定する。図では、二つのステーションST1,S
T2の各停止位置がMP1,MP2として設定され、こ
の二つのステーションST1,ST2の間で移動車Aを
走行させる正規ルートL0が、一つのステーションST
1の停止位置MP1と経由点である座標点MP3での旋
回開始点RSTとを結ぶ直線区間L1と、上記旋回開始点
RSTから移動車Aが旋回を始めて90度旋回を終了する
旋回終了点RENまでの旋回区間L2と、上記旋回終了点
RENと次のステーションST2の停止位置MP2とを結
ぶ直線区間L3の3区間によって設定されている。尚、
前記旋回開始点RST及び旋回終了点RENは、前記MP3
に与えられている後述の付属情報に基づいて計算によっ
て求められる。
【0015】従って、前記正規ルートL0に沿って移動
車Aを一つのステーションST1から他のステーション
ST2に向けて走行させるための走行制御情報が、前記
指定された座標点MP1,MP2,MP3の各座標情報
と、経由点である座標点MP3を旋回するために座標点
MP3に与えられている付属情報(具体的には、旋回半
径R3、旋回角度及び旋回速度v3の情報)として設定
される。そして、他のステーションSTの停止位置の座
標情報やその他の旋回点の付属情報を含めたフロア全体
の座標点に関する走行制御情報が予めマップ化されて、
前記移動車A及び後述の地上側の中央制御装置8(図
3)に記憶させてある。そして、移動車Aは、地上側の
中央制御装置8から指示された前記走行制御情報に基づ
いて、一つのステーションST1から他のステーション
ST2に向けて前記正規ルートL0を走行し、次のステ
ーションST2の停止位置MP2に停止するのである。
尚、前記旋回区間L2では、移動車Aは前記旋回角度及
び旋回速度v3の情報に基づいて旋回走行を行う。
【0016】図1及び図2に示すように、前記移動車A
が指示されたステーションSTにおいて停止したとき
に、ステーションSTに対する移動車Aの設定適正停止
状態からの前記ずれ量X,Y,θを検出して、前記マニ
プレータ1の作動量を自動補正させたり、移動車Aを次
のステーションSTに向けて走行させるときの走行経路
を自動補正させたりするために、前記ステーションST
には、平面視での基準位置情報を表示する基準部材とし
ての基準マーク3が設けられ、同時に、移動車Aには、
前記基準マーク3の表示情報を読み取るための撮像手段
としての2次元のイメージセンサSaが設けられてい
る。以下、一つのステーションST1を例に具体的に説
明する。
【0017】前記基準マーク3は、図6(イ)に示すよ
うに、車体前後方向をX軸方向に車体横幅方向をY軸方
向に設定し、X軸方向に沿って一列状に等間隔wで配置
された11個の被撮像マーク3iを備えている。基準マ
ーク3の中央位置O’には1個の中心マークkが位置
し、この中心マークkの左側方向及び右側方向の左右対
称の位置に、夫々5個の左方向マークa〜e及び5個の
右方向マークf〜jが位置している。そして、各マーク
a〜kは円マークであり、それらの直径は中心マークk
が最も小さく、この中心マークkから左右方向夫々に順
次配置される左方向マークa〜e及び右方向マークf〜
jの直径がその配置の順番で大きくなり、且つ、左右対
称の位置にあるマークは同一直径になるように構成され
ている。
【0018】従って、隣接する他のマークと組合わせ状
態で各マークの直径を識別することによって、例えば前
記中央位置O’に対して左右いずれの側に位置するマー
クなのか、或いは、そのマークと中央位置O’との距離
を検出することが可能となる。即ち、それら11個の被
撮像マーク3iの夫々が、他の被撮像マーク3iとの組
合わせにより自己の配置箇所を特定するための情報を表
示するように構成されている。そのため、前記イメージ
センサSaは、上記マークの配置関係を読み取れるよう
に、即ち1画面内に11個のマーク3iのうちの複数個
(具体的には、図7或いは図8に示すように少なくとも
5個以上)の被撮像マーク3iが撮像可能となるような
撮像視野に構成されており、その分解能は11個のマー
ク3iを全部画面内に捉えるのに較べて比較的高解像度
にすることができる。図中、前記中央位置O’を、X,
Y座標軸の原点とする。
【0019】図6(ロ)に示すように、前記基準マーク
3は、入射光をその入射方向に全反射するシート状のプ
リズム型光反射体3aを設定大きさに形成して、その表
面に、黒色艶消し塗装された樹脂製の平板3bを貼着し
たものである。尚、図6(ロ)は、図6(イ)のX軸に
沿った断面を示している。前記黒色の平板3bには、前
記中心マークk、左方向マークa〜e及び右方向マーク
f〜jの夫々を形成する各貫通孔が所定の配置で並ぶよ
うに形成されている。つまり、前記基準マーク3は、前
記各マークa〜kが形成された箇所のみが反射して周囲
よりも明るく見えるように形成されているのである。
【0020】図1及び図2に示すように、前記移動車A
は、一対の電動モータ5にて各別に駆動停止並びに逆転
自在な状態で車体前後方向の略中央に設けられた左右一
対の推進車輪6と、車体前後端部の夫々に設けられた左
右一対の遊転輪7とを備えている。又、移動車Aには、
光ファイバ式のジャイロ装置Sbが搭載され、そのジャ
イロ装置Sbの情報に基づいて前記正規ルートL0に対
する走行方向のずれが検出され、又、前記左右一対の推
進車輪6の旋回中心となる箇所に設けられた接地輪式の
走行距離検出用センサーScの情報に基づいて、走行距
離が検出されるように構成されている。そして、上記検
出された走行方向及び走行距離の情報に基づいて、前記
左右一対の推進車輪6の回転速度に差を付けるように一
対の電動モータ5を変速操作して操向操作させるように
なっている。
【0021】図3に示すように、移動車Aの運行を管理
する地上側の中央制御装置8と移動車Aとの間で、移動
車Aに対する前記走行制御情報や前記マニプレータ1の
作動指令情報等の各種情報を通信するための無線式の通
信装置9a,9bが、移動車A及び地上側夫々に設けら
れている。尚、地上側の通信装置9bは中央制御装置8
に接続され、移動車側の通信装置9aは、移動車Aの走
行及びマニプレータ1の作動を制御するために移動車A
に搭載されたマイクロコンピュータ利用の移動車コント
ローラ10に接続されている。
【0022】尚、図3中、11は前記イメージセンサS
aの撮像情報を画像処理して基準マーク3の情報を前記
移動車コントローラ10に伝達する画像処理部、12は
移動車コントローラ10の指令に基づいてマニプレータ
1の作動を制御するマニプレータ用コントローラ、13
は左右両推進車輪6を駆動する走行用モータ5の作動を
制御する走行用コントローラ、14は走行用コントロー
ラ13の指令に基づいて走行用モータ5を駆動する駆動
装置、15は移動車Aに対して行き先情報を手動設定し
たり、非常停止時等の復旧を行うために各種情報を手動
設定するための設定器である。
【0023】前記マニプレータ1について説明すれば、
図1及び図2に示すように、いわゆる多関節型に構成さ
れているものであって、その先端部に、荷把持具2と、
前記イメージセンサSaとが取り付けられている。尚、
詳述はしないが、前記マニプレータ1は、各関節に設け
られた電動モータの作動量を、その作動量を検出するエ
ンコーダの情報と、予め記憶された各種制御情報とに基
づいて制御されて、荷移載作業を行うことになる。
【0024】又、図3に示すように、前記画像処理部1
1及び前記移動車コントローラ10を利用して、前記イ
メージセンサSaが前記複数個の被撮像マーク3iを1
画面内に撮像した撮像情報に基づいて、それら複数個の
被撮像マーク3iの配置関係を特定した情報から前記ス
テーションSTでの設定適正停止状態に対する前記移動
車Aの車体前後方向での位置ずれXと車体横幅方向での
位置ずれYとを判別するとともに、前記複数個の被撮像
マーク3iを結ぶ直線に対する撮像画面の傾き情報から
前記ステーションSTでの設定適正停止状態に対する前
記移動車Aの角度ずれθを判別するずれ量判別手段10
0が構成されている。
【0025】次に、上記ずれ量判別手段100による移
動車Aの設定適正停止状態からのずれ量X,Y,θの判
別について説明する。尚、以下の説明において、イメー
ジセンサSaの画面Gの座標軸であるx軸y軸の夫々
は、移動車Aの車体前後方向及び車体横幅方向と平行に
なるように設定されているとする。
【0026】先ず、図7に示すように、イメージセンサ
Saの画面G内に中心マークkを含む5個以上の被撮像
マーク3iが捉えられている場合は、画面Gの中心に近
いマークを5個選択する。この例では、中心マークkと
左右各2個のマークd〜gを選ぶ。ここにおいて、イメ
ージセンサSaからの撮像信号は画像処理部11に入力
され、その撮像信号のコントラストの大小に基づいて2
値化されてから、撮像視野Gでの各マークの重心位置の
座標情報が、移動車コントローラ10に出力されてい
る。そして、この場合は、中心マークkの重心位置の画
面座標x3,y3を求めればそれがそのまま夫々前記移
動車Aの位置ずれX,Yになる。
【0027】
【数1】X=x3,Y=y3 ………(i)
【0028】次に、上記5個のマークの左端のマークd
の重心座標x1,y1と右端のマークgの重心座標x
2,y2を求め、次式(ii)或いは(iii)よりマーク側
のX軸と画面x軸との傾きθを計算すると、このθが前
記移動車Aの角度ずれθになる。尚、X軸を基準として
x軸が時計回り方向に角度ずれする側をθのプラス方向
とする。
【0029】
【数2】 θ=tan-1(y2−y1)/(x2−x1) ………(ii) θ=sin-1(y2−y1)/(4×w) ………(iii)
【0030】次に、図8に示すように、イメージセンサ
Saの画面G内に中心マークkを含まない5個以上(こ
の場合は5個)の被撮像マーク3iが捉えられている場
合は、同じく画面Gの中心に近いマークを5個選択す
る。この例では、撮像画面が基準マーク3の右方向にず
れているので、右方向マークf〜jを選ぶことになる。
そして、上記5個のマークf〜jの左端のマークfの重
心座標x1,y1と右端のマークjの重心座標x2,y
2とから上式(ii)或いは(iii)を使ってマーク側のX
軸と画面x軸との傾きθを求めると、これが前記移動車
Aの角度ずれθになる。更に、この場合には、中心マー
クkの右側に画面Gがずれているので、中心マークkか
ら一番遠い位置にある右端のマークjの重心座標x2,
y2と上記求めた傾きθとから、中心マークkの重心位
置の座標x3,y3を次式(iv)のようにして求める
と、それらが夫々前記移動車Aの位置ずれX,Yにな
る。
【0031】
【数3】x3=−5×w×cos(θ)+x2 y3=−5×w×sin(θ)+y2 ………(iv)
【0032】次に、図9に示すように、イメージセンサ
Saの画面G内に中心マークkを含まない5個以下(こ
の場合は左方向マークの4個)の被撮像マーク3iが捉
えられている場合は、その4個のマークa〜dの左端の
マークaの重心座標x1,y1と右端のマークdの重心
座標x2,y2とから、前記式(ii)或いは次式(v)
によってマーク側のX軸と画面x軸との傾きθを計算す
ると、このθが前記角度ずれになる。
【数4】 θ=sin-1(y2−y1)/(3×w) ………(v)
【0033】そして、この場合は中心マークkよりも左
側にずれているので、中心マークkから一番遠い位置に
ある左端のマークaの重心座標x1,y1と上記傾きθ
とから、中心マークkの重心位置の座標x3,y3を次
式(vi)のようにして求めると、それらが夫々前記移動
車Aの位置ずれX,Yになる。
【0034】
【数5】x3=5×w×cos(θ)+x1 y3=5×w×sin(θ)+y1 ………(vi)
【0035】以上、いくつかの具体的な場合について、
移動車Aの設定適正停止状態からのずれ量X,Y,θを
求める構成を説明してきたが、上記の場合以外に、イメ
ージセンサSaの画面G内に捉えられる被撮像マーク3
iの個数が、4個以下、3個、2個になった場合でも、
上記述べたと同様な構成によって前記ずれ量X,Y,θ
を求めることができる。
【0036】従って、前記位置ずれX,Yの値と前記角
度ずれθの値とに基づいて、予め設定記憶された各関節
の作動量を補正することにより、前記移動車Aの停止時
における姿勢が前記ステーションSTに対する設定適正
停止状態からずれても、前記マニプレータ1の荷把持具
2が、基準マーク3に対して既値の位置にある荷Nを適
正通りに把持できるようにしているのである。
【0037】そして、荷移載作業が終了するに伴って、
前記通信装置9a,9bを介して前記中央制御装置8か
ら指示される次のステーションSTまでの走行制御情報
と、前記基準停止位置LCに対する移動車Aの中心AC
の位置ずれX,Y及び前記角度ずれθの情報に基づい
て、次のステーションSTに走行するための走行方向を
修正して自動走行を開始させることになる。
【0038】前記移動車Aを次のステーションST(S
T2)に走行させるための走行について説明すれば、基
本的には、一定時間(例えば10ms)毎に次の一定時
間後の目標走行位置を設定してその目標走行位置に向け
て自律走行させるものであり、上記目標走行位置は、一
定時間毎に前記ジャイロ装置Sbによって検出される走
行方向つまり車体の傾き情報と、前記走行距離検出用セ
ンサーScの走行距離情報とによって判別されるフロア
上の現在位置と前記正規ルートL0とのずれ情報に基づ
いて、正規ルートL0に近づくような走行位置に設定さ
れる。そして、設定された目標走行位置に向かって走行
することを繰り返して可能な限り前記正規ルートL0上
を走行させようとするものである。但し、自律走行のみ
では走行車輪のスリップ等に起因する走行誤差の蓄積に
よって正規ルートL0からの位置ずれが大きくなること
を考慮して、前記ステーションSTの設定適正停止状態
からのずれ情報を利用して、上記走行誤差の蓄積を各ス
テーションSTにおいてリセットする(零にする)よう
にしている。以下、具体的に説明する。
【0039】図5に示すように、移動車Aが正規ルート
L0上のステーションST1に対する停止位置MP1か
らずれた位置に、即ち車体前後方向及び横幅方向でずれ
量X,Y、及び車体前後方向に対する傾きθの状態で位
置SPに停止しているとする。従って、移動車Aは、上
記ずれ情報から前記フロア上の座標位置が認識できる。
そして、上記傾きθの値で前記ジャイロ装置Sbをリセ
ットして傾きの検出値を適正化してから、正規ルートL
0に近づくように前記一定時間後の次の目標位置を設定
して前記推進車輪6に回転速度差をつけて操向させなが
らその目標位置に向けて走行を開始する。
【0040】ここで、次の一定時間後の走行位置SP1
での傾きがθ1と検出され、又、前の走行位置SPから
この走行位置SP1までの走行距離がm1と検出された
とすると、この両検出情報θ1,m1から、移動車Aは
前の走行位置SPからθ1の方向に距離m1だけ走行し
たと判断される。そこで、この走行位置SP1から正規
ルートL0に近づくように次の目標走行位置を設定して
走行させて、その走行後の走行位置SP2での傾きθ2
とその走行位置SP2までの走行距離m2を検出する。
そして、この両検出情報θ2,m2から、移動車Aは前
の走行位置SP1からθ2の方向に距離m2だけ走行し
たと判断される。以下、一定時間毎の走行位置において
上記手順を繰り返して、常に正規ルートL0に近づくよ
うに次の目標走行位置を設定して移動車Aを走行させ
る。尚、上記一定時間即ちジャイロ装置Sbの検出間隔
は比較的短い時間に設定されて上記走行方向の修正は短
い走行距離毎になされ、これによって正規ルートL0に
対する走行位置の誤差を小さくするようにしている。
【0041】そして、前記走行距離検出用センサーSc
によって、前記経由点MP3に対する旋回開始点RSTに
到達したことが検出されると、前記旋回区間L2に沿っ
て走行させることになる。尚、この旋回区間L2を走行
しているときにも、前記したと同様に一定時間毎に目標
走行位置を設定して極力その正規ルートL2上を走行す
るようにしている。そして、旋回終了点RENに到達した
ことが検出されると、次のステーションST2への直線
区間L3を同様にその正規ルートL3に沿わせるように
一定時間毎に目標走行位置を設定して走行し、前記走行
距離検出用センサーScの情報に基づいて、次のステー
ションST2の停止位置MP2に到着するに伴って自動
停止させることになる。
【0042】〔別実施例〕上記実施例では、イメージセ
ンサSaの1画面内に11個のマーク3iのうち少なく
とも5個以上の被撮像マーク3iが撮像可能となるよう
な撮像視野に構成したが、例えば、移動車Aの停止状態
の精度が悪くて前記ずれ量が大きい場合には、撮像可能
なマークの数を7個以上にするとか、或いは移動車Aの
停止状態の精度が比較的良くて前記ずれ量が小さい場合
には、撮像可能なマークの数を3個以上にする等、上記
撮像可能なマークの数は適宜変更することができる。
【0043】又、上記実施例では、イメージセンサSa
の1画面内に11個のマーク3iのうち5個未満、例え
ば4個、或いは3個等のマークしか撮像していない場合
には、その画面内に存在する数のマークによってずれ量
を判別させるようにしたが、これ以外に、5個未満のマ
ークを撮像しているときには、イメージセンサSaを移
動させて5個以上のマークを撮像するようにしてからず
れ量を判別させ、検出精度を一定以上に確保させるよう
にすることもできる。
【0044】又、上記実施例では、被撮像マーク3iを
中心マークkの左右各5個の合計11個のマークで構成
するようにしたが、移動車Aの停止状態のずれ量判別に
要求される精度に合わせて、中心マークkの左右に各4
個(合計9個)、各3個(合計7個)、各2個(合計5
個)、各1個(合計3個)のマークを配置するようにし
てマーク個数を減らし、マーク構成の簡略化を図ること
が可能である。
【0045】又、上記実施例では、基準部材3を、前記
のように中心マークkの左右両側に等間隔で且つ左右対
称(位置及び直径共に)になるように配置された直径の
異なる複数個(11個)の円マーク3iで構成して、他
のマーク3iとの組み合わせにより自己の配置箇所を特
定するための情報を表示させるようにしたが、基準部材
3の構成は上記のものに限られるものではない。例え
ば、図10に示すように、中心マークkの左側に3個の
正三角形マークp〜rを右側に3個の正方形マークs〜
uを夫々の重心位置が等間隔wで位置するように配置
し、且つ、各正三角形及び正方形の辺の長さを中心マー
クkから離れるほど順番に大きくなるように構成する。
尚、正三角形及び正方形の底辺はX軸に平行であるとす
る。このマーク構成においては、上記7個のマークk,
p〜uのうち1個だけを撮像した場合であっても、その
形状から左右方向が判別されるとともに底辺の傾きによ
って角度ずれθが判別され、又、辺の長さの判別よりそ
のマークから中心マークkまで距離が判るので上記角度
ずれθと合わせて計算によって前記位置ずれX,Yが求
められる。つまり、それ自体で自己の配置箇所を特定す
るための情報を表示する被撮像マーク3iが構成される
ことになる。
【0046】又、上記実施例では、基準部材3に備える
被撮像マーク3iを光反射式に形成した場合を例示した
が、基準部材3の背景を白色に形成して被撮像マーク3
iを黒色に形成したり、発光ダイオード等を利用して発
光式に形成したりしてもよく、基準部材3の具体構成は
各種変更できる。
【0047】又、上記実施例では、移動車Aを自律走行
させる場合について例示したが、例えば、光反射テープ
や磁気誘導帯を利用した走行用ガイドを用いて自動走行
させるように構成してもよく、本発明を実施する上で必
要となる各部の具体構成は各種変更できる。
【0048】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】移動車がステーションで停止している状態の平
面図
【図2】移動車がステーションで停止している状態の正
面図
【図3】制御構成のブロック図
【図4】走行ルートの平面図
【図5】移動車の走行方向修正の説明図
【図6】基準部材の平面図及び縦断正面図
【図7】ずれ量判別の説明図
【図8】ずれ量判別の説明図
【図9】ずれ量判別の説明図
【図10】別実施例の基準部材の平面図
【図11】ずれ発生の説明図
【符号の説明】
A 移動車 ST ステーション 3 基準部材 3i 被撮像マーク Sa 撮像手段 X 位置ずれ Y 位置ずれ θ 角度ずれ 100 ずれ量判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 1/02 Q 9323−3H K 9323−3H 3/12 L 9179−3H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動車(A)が自動走行するステーショ
    ン(ST)に、平面視での基準位置情報を表示する基準
    部材(3)が設けられた停止位置検出用表示装置であっ
    て、 前記基準部材(3)が、車体前後方向に沿って一列状に
    等間隔で配置された複数個の被撮像マーク(3i)を備
    えるように構成され、 前記複数個の被撮像マーク(3i)の夫々が、それ自体
    で又は他のマークとの組合わせにより自己の配置箇所を
    特定するための情報を表示するように構成されている停
    止位置検出用表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基準部材(3)の表示情
    報に基づいてステーション(ST)に自動走行した移動
    車(A)の停止位置を検出する停止位置検出装置であっ
    て、 前記基準部材(3)の表示情報を読み取るために前記移
    動車(A)に設けられる撮像手段(Sa)が、前記複数
    個の被撮像マーク(3i)の撮像が可能な画面を備える
    ように構成され、 前記撮像手段(Sa)が前記複数個の被撮像マーク(3
    i)を1画面内に撮像した撮像情報に基づいて、それら
    複数個の被撮像マーク(3i)の配置関係を特定した情
    報から前記ステーション(ST)での設定適正停止状態
    に対する前記移動車(A)の車体前後方向での位置ずれ
    (X)と車体横幅方向での位置ずれ(Y)とを判別する
    とともに、前記複数個の被撮像マーク(3i)を結ぶ直
    線に対する撮像画面の傾き情報から前記ステーション
    (ST)での設定適正停止状態に対する前記移動車
    (A)の角度ずれ(θ)を判別するずれ量判別手段(1
    00)が設けられている停止位置検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09166411A (ja) * 1995-12-14 1997-06-24 Toshiba Corp 位置計測用マーカ
JP2017020797A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 日酸Tanaka株式会社 鋼板位置検出装置及び切断装置
WO2025100274A1 (ja) * 2023-11-09 2025-05-15 三菱重工業株式会社 ロボット、自律走行ロボットシステム、誘導方法、制御方法、およびプログラム
WO2025164221A1 (ja) * 2024-01-29 2025-08-07 グローリー株式会社 移動ロボット、移動ロボットの制御方法、およびプログラム

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