JPH0793773A - トラッキングサーボ装置 - Google Patents
トラッキングサーボ装置Info
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- JPH0793773A JPH0793773A JP23836993A JP23836993A JPH0793773A JP H0793773 A JPH0793773 A JP H0793773A JP 23836993 A JP23836993 A JP 23836993A JP 23836993 A JP23836993 A JP 23836993A JP H0793773 A JPH0793773 A JP H0793773A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1スポットプッシュプル方式で回路構成を簡
単化し、光記録媒体の記録容量を増やすことができるト
ラッキングサーボ装置の提供を目的とする。 【構成】 有限倍率レンズ23からの戻り光をMDP1
0の各フォトディテクタ10P、10Sからの出力に基
づいて差分検出部11で出力差分をそれぞれプッシュプ
ル信号として取り出し、トラッキングエラー信号検出回
路12でトラッキングエラー信号を求めている。
単化し、光記録媒体の記録容量を増やすことができるト
ラッキングサーボ装置の提供を目的とする。 【構成】 有限倍率レンズ23からの戻り光をMDP1
0の各フォトディテクタ10P、10Sからの出力に基
づいて差分検出部11で出力差分をそれぞれプッシュプ
ル信号として取り出し、トラッキングエラー信号検出回
路12でトラッキングエラー信号を求めている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等の記録媒体に対してレーザビームの照射光/戻
り光の検出を行うピックアップのトラッキング動作の制
御を行うトラッキングサーボ装置に関するものである。
ィスク等の記録媒体に対してレーザビームの照射光/戻
り光の検出を行うピックアップのトラッキング動作の制
御を行うトラッキングサーボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報信号を記録する回転記録媒体として
は、磁気ディスク、光ディスク等が実用化されている。
特に、光ディスクは、記録面密度が極めて高いことか
ら、このような記録された情報信号を読み出す光学ピッ
クアップには高い応答性と残留偏差の小さいサーボ系が
必要である。このトラッキングサーボは、光ディスクの
記録トラックに対するレーザビームスポットの位置ずれ
(トラッキングエラー)を検出し、このトラッキングエ
ラーがゼロとなるようにレーザビームスポット位置を移
動させることにより行われる。このトラッキングエラー
検出方法の一つとして、いわゆるプッシュプル法が知ら
れている。このプッシュプル法は、一般に、光記録媒体
で反射された戻り光を2分割された光検出素子(フォト
ディテクタ)に入射させ、各分割受光部からの信号の差
分をとることにより、上記トラッキングエラーを得るも
のである。
は、磁気ディスク、光ディスク等が実用化されている。
特に、光ディスクは、記録面密度が極めて高いことか
ら、このような記録された情報信号を読み出す光学ピッ
クアップには高い応答性と残留偏差の小さいサーボ系が
必要である。このトラッキングサーボは、光ディスクの
記録トラックに対するレーザビームスポットの位置ずれ
(トラッキングエラー)を検出し、このトラッキングエ
ラーがゼロとなるようにレーザビームスポット位置を移
動させることにより行われる。このトラッキングエラー
検出方法の一つとして、いわゆるプッシュプル法が知ら
れている。このプッシュプル法は、一般に、光記録媒体
で反射された戻り光を2分割された光検出素子(フォト
ディテクタ)に入射させ、各分割受光部からの信号の差
分をとることにより、上記トラッキングエラーを得るも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、対物レンズ
のみを光軸に対して直交する方向に移動させてトラッキ
ングする場合、例えばいわゆる2軸デバイスを用いる場
合に、上記プッシュプル法を用いてトラッキングエラー
検出を行う際に、図7に示すように、光記録媒体120
に対向して配置される対物レンズ124の移動に応じて
2分割光検出素子(フォトディテクタ)125上でもビ
ームスポットが動いてしまい、トラッキングエラー信号
に直流オフセットが現れることになる。すなわち、図7
において、対物レンズ124がΔxだけ動いたときは、
ビーム中心は光強度が大きいので受光部125Bでは検
出光量が増加し、受光部125Aでは光量が減少する。
これらの受光部125A、125Bからの検出信号が差
動アンプ(減算器)126に送られ、差分がとられるこ
とにより、トラッキングエラー信号に上記光軸ずれによ
る直流オフセットが重畳されることになる。
のみを光軸に対して直交する方向に移動させてトラッキ
ングする場合、例えばいわゆる2軸デバイスを用いる場
合に、上記プッシュプル法を用いてトラッキングエラー
検出を行う際に、図7に示すように、光記録媒体120
に対向して配置される対物レンズ124の移動に応じて
2分割光検出素子(フォトディテクタ)125上でもビ
ームスポットが動いてしまい、トラッキングエラー信号
に直流オフセットが現れることになる。すなわち、図7
において、対物レンズ124がΔxだけ動いたときは、
ビーム中心は光強度が大きいので受光部125Bでは検
出光量が増加し、受光部125Aでは光量が減少する。
これらの受光部125A、125Bからの検出信号が差
動アンプ(減算器)126に送られ、差分がとられるこ
とにより、トラッキングエラー信号に上記光軸ずれによ
る直流オフセットが重畳されることになる。
【0004】このような直流オフセットを除去するため
に、種々の方法が考えられており、その一例として、本
件出願人は、特開昭61−94246号公報において、
光学ヘッドのトラッキング誤差検出方式を提案してい
る。この技術においては、一対のビームを対物レンズを
介して光学式記録媒体に対し、そのトラックピッチの略
々1/2の奇数倍の間隔を以って照射せしめ、上記光学
式記録媒体よりの一対の出射ビームをそれぞれ一対の2
分割光検出素子に入射せしめ、該一対の2分割光検出素
子よりの各両検出出力の各差出力の差からトラッキング
誤差信号を得るようにしている。このように構成するこ
とにより、直流変動(直流オフセット)をほとんど含ま
れないトラッキング誤差信号(トラッキングエラー信
号)を得ることができる。しかしながら、光記録媒体上
に例えば3ビームスポットを照射する必要から、光学系
が非常に複雑になり、レーザ出力に対する利用効率が悪
くなってしまう等の改善すべき点が残存している。
に、種々の方法が考えられており、その一例として、本
件出願人は、特開昭61−94246号公報において、
光学ヘッドのトラッキング誤差検出方式を提案してい
る。この技術においては、一対のビームを対物レンズを
介して光学式記録媒体に対し、そのトラックピッチの略
々1/2の奇数倍の間隔を以って照射せしめ、上記光学
式記録媒体よりの一対の出射ビームをそれぞれ一対の2
分割光検出素子に入射せしめ、該一対の2分割光検出素
子よりの各両検出出力の各差出力の差からトラッキング
誤差信号を得るようにしている。このように構成するこ
とにより、直流変動(直流オフセット)をほとんど含ま
れないトラッキング誤差信号(トラッキングエラー信
号)を得ることができる。しかしながら、光記録媒体上
に例えば3ビームスポットを照射する必要から、光学系
が非常に複雑になり、レーザ出力に対する利用効率が悪
くなってしまう等の改善すべき点が残存している。
【0005】また、直流オフセット除去の他の例とし
て、本件発明者は、特開平1−143086号におい
て、光記録媒体に設けられているミラー面からの反射光
を2分割ディテクタで検出することにより対物レンズの
変位量を検出し、この変位量に応じて粗アクチュエータ
であるスレッド送りモータを駆動制御するようにした記
録/再生光ディスクのトラックシーク方式を提案してい
る。
て、本件発明者は、特開平1−143086号におい
て、光記録媒体に設けられているミラー面からの反射光
を2分割ディテクタで検出することにより対物レンズの
変位量を検出し、この変位量に応じて粗アクチュエータ
であるスレッド送りモータを駆動制御するようにした記
録/再生光ディスクのトラックシーク方式を提案してい
る。
【0006】このトラックシーク方式においては、記録
/再生光ディスクに対峙して半径方向に移動する光学ヘ
ッドを粗アクチュエータに搭載されている密アクチュエ
ータによって構成し、目標のトラックをシークする際に
は前記密アクチュエータに所定数のトラックをトラバー
スするジャンプ信号を供給すると共に、前記密アクチュ
エータの変位位置を検出した信号を積分して前記粗アク
チュエータに供給し前記密アクチュエータに追従して前
記密アクチュエータを移動させるようにしている。
/再生光ディスクに対峙して半径方向に移動する光学ヘ
ッドを粗アクチュエータに搭載されている密アクチュエ
ータによって構成し、目標のトラックをシークする際に
は前記密アクチュエータに所定数のトラックをトラバー
スするジャンプ信号を供給すると共に、前記密アクチュ
エータの変位位置を検出した信号を積分して前記粗アク
チュエータに供給し前記密アクチュエータに追従して前
記密アクチュエータを移動させるようにしている。
【0007】ここで、上記密アクチュエータの変位位置
(ポジション)信号がトラッキングエラー信号のレベル
を越えないように制御するために、回路構成が非常に複
雑になり、上記記録/再生光ディスクは、記録容量に無
関係な領域となるミラー部を設けることにより、オーバ
ーヘッドが増加して記録容量を低下させてしまう。
(ポジション)信号がトラッキングエラー信号のレベル
を越えないように制御するために、回路構成が非常に複
雑になり、上記記録/再生光ディスクは、記録容量に無
関係な領域となるミラー部を設けることにより、オーバ
ーヘッドが増加して記録容量を低下させてしまう。
【0008】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであり、いわゆる1スポットプッシ
ュプル方式で回路構成を簡単化し、光記録媒体の記録容
量を増やすことができるトラッキングサーボ装置の提供
を目的とする。
鑑みてなされたものであり、いわゆる1スポットプッシ
ュプル方式で回路構成を簡単化し、光記録媒体の記録容
量を増やすことができるトラッキングサーボ装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラッキン
グサーボ装置は、記録媒体からの戻り光をプリズムでビ
ーム分割して得られるそれぞれの光をトラッキングをと
る方向に分割配置された一対の光検出部分で検出する光
検出手段と、該光検出手段の各分割受光部からの出力の
差分をそれぞれ取り出す差分検出手段と、該差分検出手
段からのトラッキングを制御する信号を生成する制御信
号生成手段とを有することを特徴としている。
グサーボ装置は、記録媒体からの戻り光をプリズムでビ
ーム分割して得られるそれぞれの光をトラッキングをと
る方向に分割配置された一対の光検出部分で検出する光
検出手段と、該光検出手段の各分割受光部からの出力の
差分をそれぞれ取り出す差分検出手段と、該差分検出手
段からのトラッキングを制御する信号を生成する制御信
号生成手段とを有することを特徴としている。
【0010】ここで、上記光検出手段は、トラック方向
と平行な方向に3分割された光検出部分を有している。
また、上記光検出手段は、例えばマイクロプリズムディ
テクタ(MPD)に使用されるビームスプリッタを光磁
気(MO)ディスクに対して使用する場合、偏光ビーム
スプリッタを構成して用いる。
と平行な方向に3分割された光検出部分を有している。
また、上記光検出手段は、例えばマイクロプリズムディ
テクタ(MPD)に使用されるビームスプリッタを光磁
気(MO)ディスクに対して使用する場合、偏光ビーム
スプリッタを構成して用いる。
【0011】
【作用】本発明に係るトラッキングサーボ装置では、光
検出手段の各分割受光部からの出力に基づいて差分検出
手段で出力差分をそれぞれプッシュプル信号として取り
出し、制御信号生成手段でトラッキングエラー信号を求
めることにより、このトラッキングエラー信号と対物レ
ンズのポジション移動を示すポジション信号とを分離し
てトラッキングエラー信号にオフセット成分を含まない
ようにする。
検出手段の各分割受光部からの出力に基づいて差分検出
手段で出力差分をそれぞれプッシュプル信号として取り
出し、制御信号生成手段でトラッキングエラー信号を求
めることにより、このトラッキングエラー信号と対物レ
ンズのポジション移動を示すポジション信号とを分離し
てトラッキングエラー信号にオフセット成分を含まない
ようにする。
【0012】上記光検出手段は、トラック方向と平行な
方向に3分割された光検出部分を有してRF信号、フォ
ーカスエラー信号を検出することができる。
方向に3分割された光検出部分を有してRF信号、フォ
ーカスエラー信号を検出することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るトラッキングサーボ装置
の実施例について、図面を参照しながら説明する。
の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明に係るトラッキングサーボ装置は、
図1に示すように、記録媒体からの戻り光をプリズムで
ビーム分割して得られるそれぞれの光をトラッキングの
とる方向に分割配置された一対の光検出部分で検出する
光検出手段としてのマイクロプリズムディテクタ(以
下、MPDという)10と、該MPD10の各分割受光
部からの出力の差分をそれぞれ取り出す差分検出手段と
しての差分検出部11と、該差分検出部11からのトラ
ッキングを制御する信号を生成する制御信号生成手段と
してのトラッキングエラー信号検出回路12とで構成さ
れる。
図1に示すように、記録媒体からの戻り光をプリズムで
ビーム分割して得られるそれぞれの光をトラッキングの
とる方向に分割配置された一対の光検出部分で検出する
光検出手段としてのマイクロプリズムディテクタ(以
下、MPDという)10と、該MPD10の各分割受光
部からの出力の差分をそれぞれ取り出す差分検出手段と
しての差分検出部11と、該差分検出部11からのトラ
ッキングを制御する信号を生成する制御信号生成手段と
してのトラッキングエラー信号検出回路12とで構成さ
れる。
【0015】光ディスク装置には、例えば図1に示すト
ラッキングサーボ装置が適用され、光ディスクや光磁気
ディスク等の記録媒体に対してレーザビームの照射光/
戻り光の検出を行うピックアップのトラッキング動作の
制御を行っている。光ディスク装置は、レーザビームを
発生させるレーザダイオード21からの照射光と光ディ
スクからの戻り光を分離するビームスプリッタ22、有
限倍率の対物レンズ23を介して光ディスク20にレー
ザビームを照射させている。光ディスク20で反射した
戻り光は、上記対物レンズ23を介してビームスプリッ
タ22に供給される。ビームスプリッタ22は、この戻
り光を側方に配したMPD10に送る。このビームスプ
リッタ22とMPD10の間には、光束の収束させるた
めの収束レンズを設けてもよい。この収束レンズを設け
ることによってビームスプリッタ22とMPD10の間
の距離を短くできる。
ラッキングサーボ装置が適用され、光ディスクや光磁気
ディスク等の記録媒体に対してレーザビームの照射光/
戻り光の検出を行うピックアップのトラッキング動作の
制御を行っている。光ディスク装置は、レーザビームを
発生させるレーザダイオード21からの照射光と光ディ
スクからの戻り光を分離するビームスプリッタ22、有
限倍率の対物レンズ23を介して光ディスク20にレー
ザビームを照射させている。光ディスク20で反射した
戻り光は、上記対物レンズ23を介してビームスプリッ
タ22に供給される。ビームスプリッタ22は、この戻
り光を側方に配したMPD10に送る。このビームスプ
リッタ22とMPD10の間には、光束の収束させるた
めの収束レンズを設けてもよい。この収束レンズを設け
ることによってビームスプリッタ22とMPD10の間
の距離を短くできる。
【0016】MPD10は、供給された戻り光を基に2
箇所に設けたフォトディテクタで検出する。これら2つ
のフォトディテクタは、3分割されたものであるが、後
述するように、従来のフォトディテクタの分割方向に対
して分割方向をトラッキングをとる方向に3分割してい
る。2つのフォトディテクタは、それぞれ3分割した光
検出領域の内2つの領域A、C、D、Fで検出した信号
a、c、d、fを差分検出部11に供給する。
箇所に設けたフォトディテクタで検出する。これら2つ
のフォトディテクタは、3分割されたものであるが、後
述するように、従来のフォトディテクタの分割方向に対
して分割方向をトラッキングをとる方向に3分割してい
る。2つのフォトディテクタは、それぞれ3分割した光
検出領域の内2つの領域A、C、D、Fで検出した信号
a、c、d、fを差分検出部11に供給する。
【0017】差信号検出部11は、差信号回路11a、
11bとで構成されている。差信号回路11aは、信号
aと信号cの差(a−c)を第1の差信号Δ1としてト
ラッキングエラー信号検出回路12の一端側に供給す
る。また、差信号回路11bは、信号dと信号fの差
(d−f)を第2の差信号Δ2としてトラッキングエラ
ー信号検出回路12の他端側に供給する。
11bとで構成されている。差信号回路11aは、信号
aと信号cの差(a−c)を第1の差信号Δ1としてト
ラッキングエラー信号検出回路12の一端側に供給す
る。また、差信号回路11bは、信号dと信号fの差
(d−f)を第2の差信号Δ2としてトラッキングエラ
ー信号検出回路12の他端側に供給する。
【0018】トラッキングエラー信号検出回路12は、
供給された第1の差信号Δ1と第2の差信号Δ2との差
をとって対物レンズ23の移動方向の影響を受けないプ
ッシュプル信号から生成されたトラッキングエラー信号
TEとして位相補償回路14に出力する。
供給された第1の差信号Δ1と第2の差信号Δ2との差
をとって対物レンズ23の移動方向の影響を受けないプ
ッシュプル信号から生成されたトラッキングエラー信号
TEとして位相補償回路14に出力する。
【0019】また、差信号回路11a、11bの出力が
それぞれポジション信号検出回路13に送られている。
このポジション信号検出回路13は、上記第1の差信号
Δ1と上記第2の差信号Δ2とを加算してポジション信
号PSを生成して位相補償回路15に出力する。位相補
償回路14、15は、それぞれ供給されるトラッキング
エラー信号TEとポジション信号PSの位相補償処理を
行い、微アクチュエータ16と粗アクチュエータ17に
供給する。これら微アクチュエータ16と粗アクチュエ
ータの各位置情報xS とxL を加算器18で加算する。
加算器18は、出力信号を差信号検出部11にループ帰
還させてトラッキングサーボ系を構成している。
それぞれポジション信号検出回路13に送られている。
このポジション信号検出回路13は、上記第1の差信号
Δ1と上記第2の差信号Δ2とを加算してポジション信
号PSを生成して位相補償回路15に出力する。位相補
償回路14、15は、それぞれ供給されるトラッキング
エラー信号TEとポジション信号PSの位相補償処理を
行い、微アクチュエータ16と粗アクチュエータ17に
供給する。これら微アクチュエータ16と粗アクチュエ
ータの各位置情報xS とxL を加算器18で加算する。
加算器18は、出力信号を差信号検出部11にループ帰
還させてトラッキングサーボ系を構成している。
【0020】つぎに、MPDについて図2〜図4を参照
しながら説明する。従来からMPD10は、光ピックア
ップのフォーカスエラー信号を検出するために用いられ
てきた。MPD10におけるフォトディテクタ10P、
10Sは、互いに平行な分割線で分割されている。この
分割方向は、従来のMPDで用いられている分割方向と
異なり、上述したようにトラッキングをとる方向に設定
している。
しながら説明する。従来からMPD10は、光ピックア
ップのフォーカスエラー信号を検出するために用いられ
てきた。MPD10におけるフォトディテクタ10P、
10Sは、互いに平行な分割線で分割されている。この
分割方向は、従来のMPDで用いられている分割方向と
異なり、上述したようにトラッキングをとる方向に設定
している。
【0021】図2に示すように有限倍率レンズ1を透過
した光が結像する焦点近傍の焦点前方の位置PA にフォ
トディテクタ10Pを配設し、他方のフォトディテクタ
10Sを上記焦点近傍の焦点後方の位置PB に配設した
場合に対応している。このとき、位置PA 、PB での像
が焦点を介して左右反転してトラッキングエラーが逆極
性を示す。また、図2から明らかなように対物レンズの
位置を平行移動させると、光軸の移動に伴って焦点位置
の像が平行移動する。この場合、位置PA 、P B での像
の移動方向が同じになることから、オフセット成分は同
じ方向にずれを有することになる。
した光が結像する焦点近傍の焦点前方の位置PA にフォ
トディテクタ10Pを配設し、他方のフォトディテクタ
10Sを上記焦点近傍の焦点後方の位置PB に配設した
場合に対応している。このとき、位置PA 、PB での像
が焦点を介して左右反転してトラッキングエラーが逆極
性を示す。また、図2から明らかなように対物レンズの
位置を平行移動させると、光軸の移動に伴って焦点位置
の像が平行移動する。この場合、位置PA 、P B での像
の移動方向が同じになることから、オフセット成分は同
じ方向にずれを有することになる。
【0022】実際に、コンティニュアスサーボ系におい
てMPDを使用した際、例えば図3のグルーブからの回
折パターン像が、フォトディテクタ10P、10Sで左
右に分かれて互いに逆のパターンになるので、検出され
るトラッキングエラーは逆極性になる。また、対物レン
ズの移動により生じるオフセット成分はフォトディテク
タ10P、10Sで同じ方向に現れる。
てMPDを使用した際、例えば図3のグルーブからの回
折パターン像が、フォトディテクタ10P、10Sで左
右に分かれて互いに逆のパターンになるので、検出され
るトラッキングエラーは逆極性になる。また、対物レン
ズの移動により生じるオフセット成分はフォトディテク
タ10P、10Sで同じ方向に現れる。
【0023】透明基板上に記録層が形成された光記録媒
体に対してレーザビームを入射させ、記録層からの反射
ビーム(戻り光)が対物レンズ等の収束レンズ1、マイ
クロプリズム10の一端側を介してマイクロプリズム1
0を構成する台形プリズム10Aと三角プリズム10B
とが対向するビームスプリッタ10Bの端面10Cに送
られると、ビームスプリッタ10BSでは、入射光を焦
点の前に位置するフォトディテクタ10Pに分割した光
を入射させる。また、ビームスプリッタ10BSでは、
入射光をビームスプリッタ10BSの端面10Cで反射
させ、焦点を経た後に位置する台形プリズム10Aの他
端面10D側でさらに、反射させてフォトディテクタ1
0Sに供給する(図4を参照)。
体に対してレーザビームを入射させ、記録層からの反射
ビーム(戻り光)が対物レンズ等の収束レンズ1、マイ
クロプリズム10の一端側を介してマイクロプリズム1
0を構成する台形プリズム10Aと三角プリズム10B
とが対向するビームスプリッタ10Bの端面10Cに送
られると、ビームスプリッタ10BSでは、入射光を焦
点の前に位置するフォトディテクタ10Pに分割した光
を入射させる。また、ビームスプリッタ10BSでは、
入射光をビームスプリッタ10BSの端面10Cで反射
させ、焦点を経た後に位置する台形プリズム10Aの他
端面10D側でさらに、反射させてフォトディテクタ1
0Sに供給する(図4を参照)。
【0024】上述した性質を利用してMPD10では、
レンズのポジション移動の影響を受けないプッシュプル
信号とポジション信号とを分離させる。この関係につい
て具体的に図4〜図6を参照しながら説明する。破線で
示す対物レンズ1がポジション移動しておらず、元の光
軸が一致しているとき、図2の光路図に示すように、各
フォトディテクタ10P、10Sでの入射するスポット
光が共に左右で同じ光量になる。従って、上述した計算
式の関係からトラッキングエラー信号がゼロとして出力
される。これが図4のMPDの光路に一致するものであ
る。
レンズのポジション移動の影響を受けないプッシュプル
信号とポジション信号とを分離させる。この関係につい
て具体的に図4〜図6を参照しながら説明する。破線で
示す対物レンズ1がポジション移動しておらず、元の光
軸が一致しているとき、図2の光路図に示すように、各
フォトディテクタ10P、10Sでの入射するスポット
光が共に左右で同じ光量になる。従って、上述した計算
式の関係からトラッキングエラー信号がゼロとして出力
される。これが図4のMPDの光路に一致するものであ
る。
【0025】ところで、図5に示すように、対物レンズ
が矢印L方向にずれたとき、図2に示した関係から明ら
かなように、受光する各フォトディテクタにおける3分
割した領域の領域A、Dに像がオフセットして偏ること
になる。この偏り方向は、光軸のずれ方向に一致してい
る。また、図6では、対物レンズが矢印R方向にずれた
ときを示して3分割した領域の領域C、Fに像が偏るこ
とになる。この場合も、この偏り方向は、光軸のずれ方
向に一致している。このように対物レンズの移動により
生じるオフセット成分は、フォトディテクタ10P、1
0Sで同じ方向に現れる。この対物レンズの焦点の前後
で光検出した信号Δ1、Δ2の差動をとることにより、
分割線に対して垂直方向、すなわちトラッキングをとる
方向への位置ずれに対してオフセット成分をキャンセル
してオフセットの発生を抑えることができる。
が矢印L方向にずれたとき、図2に示した関係から明ら
かなように、受光する各フォトディテクタにおける3分
割した領域の領域A、Dに像がオフセットして偏ること
になる。この偏り方向は、光軸のずれ方向に一致してい
る。また、図6では、対物レンズが矢印R方向にずれた
ときを示して3分割した領域の領域C、Fに像が偏るこ
とになる。この場合も、この偏り方向は、光軸のずれ方
向に一致している。このように対物レンズの移動により
生じるオフセット成分は、フォトディテクタ10P、1
0Sで同じ方向に現れる。この対物レンズの焦点の前後
で光検出した信号Δ1、Δ2の差動をとることにより、
分割線に対して垂直方向、すなわちトラッキングをとる
方向への位置ずれに対してオフセット成分をキャンセル
してオフセットの発生を抑えることができる。
【0026】以上のように構成することにより、トラッ
キングエラー信号にオフセット成分を含まないことによ
り、回路の簡略化を行うことができ、低コスト化を図る
ことができる。記録媒体のフォーマット上のミラー部を
設けなくてもよいことから、記録媒体の容量も増加させ
ることができる。
キングエラー信号にオフセット成分を含まないことによ
り、回路の簡略化を行うことができ、低コスト化を図る
ことができる。記録媒体のフォーマット上のミラー部を
設けなくてもよいことから、記録媒体の容量も増加させ
ることができる。
【0027】なお、本実施例ではトラッキングサーボ装
置において光記録媒体に対する1スポットプッシュプル
方式を説明したが、光磁気記録媒体に対しても同様のト
ラッキングサーボ制御をすることができ、この場合、M
PD内で使用するビームスプリッタを偏光ビームスプリ
ッタとして構成することにより、各ディテクタの全光量
の差から光磁気信号を得ることができる。
置において光記録媒体に対する1スポットプッシュプル
方式を説明したが、光磁気記録媒体に対しても同様のト
ラッキングサーボ制御をすることができ、この場合、M
PD内で使用するビームスプリッタを偏光ビームスプリ
ッタとして構成することにより、各ディテクタの全光量
の差から光磁気信号を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係るトラッキングサーボ装置で
は、光検出手段の各分割受光部からの出力に基づいて差
分検出手段で出力差分をそれぞれプッシュプル信号とし
て取り出し、制御信号生成手段でトラッキングエラー信
号を求めて、このトラッキングエラー信号と対物レンズ
のポジション移動を示すポジション信号とを分離してト
ラッキングエラー信号にオフセット成分を含まないこと
により、回路の簡略化を行って、低コスト化を図ること
ができる。記録媒体のフォーマット上のミラー部を設け
なくてもよいことから、記録媒体の容量も増加させるこ
とができる。
は、光検出手段の各分割受光部からの出力に基づいて差
分検出手段で出力差分をそれぞれプッシュプル信号とし
て取り出し、制御信号生成手段でトラッキングエラー信
号を求めて、このトラッキングエラー信号と対物レンズ
のポジション移動を示すポジション信号とを分離してト
ラッキングエラー信号にオフセット成分を含まないこと
により、回路の簡略化を行って、低コスト化を図ること
ができる。記録媒体のフォーマット上のミラー部を設け
なくてもよいことから、記録媒体の容量も増加させるこ
とができる。
【図1】本発明に係るトラッキングサーボ装置の一実施
例の回路構成を示すブロック回路図である。
例の回路構成を示すブロック回路図である。
【図2】対物レンズの移動に伴う対物レンズとMPDと
の原理的な光路関係を模式的に示す図である。
の原理的な光路関係を模式的に示す図である。
【図3】上記ブロック回路のMPDで得られる回折像の
影響によるトラッキングエラー信号の極性関係を説明す
る図である。
影響によるトラッキングエラー信号の極性関係を説明す
る図である。
【図4】有限倍率レンズを用い、オントラックしてオフ
セットがない場合の光路及び上記MPDのフォトディテ
クタの受光像を説明する図である。
セットがない場合の光路及び上記MPDのフォトディテ
クタの受光像を説明する図である。
【図5】MPDに対して対物レンズが矢印L方向に移動
した際の光路及び受光像を示す図である。
した際の光路及び受光像を示す図である。
【図6】MPDに対して対物レンズが矢印R方向に移動
した際の光路及び受光像を示す図である。
した際の光路及び受光像を示す図である。
【図7】従来のトラッキングサーボ装置でトラッキング
信号を求める回路構成を説明する模式図である。
信号を求める回路構成を説明する模式図である。
10・・・・・・・・MPD 11・・・・・・・・差分検出部 12・・・・・・・・トラッキングエラー信号検出回路 13・・・・・・・・ポジション信号検出回路 14、15・・・・・位相補償回路 16・・・・・・・・微アクチュエータ 17・・・・・・・・粗アクチュエータ 18・・・・・・・・加算器 11a、11b・・・差信号回路
Claims (2)
- 【請求項1】 記録媒体からの戻り光をプリズムでビー
ム分割して得られるそれぞれの光をトラッキングをとる
方向に分割配置された一対の光検出部分で検出する光検
出手段と、 該光検出手段の各分割受光部からの出力の差分をそれぞ
れ取り出す差分検出手段と、 該差分検出手段からのトラッキングを制御する信号を生
成する制御信号生成手段とを有することを特徴とするト
ラッキングサーボ装置。 - 【請求項2】 上記光検出手段は、トラック方向と平行
な方向に3分割された光検出部分を有することを特徴と
する請求項1記載のトラッキングサーボ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23836993A JPH0793773A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | トラッキングサーボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23836993A JPH0793773A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | トラッキングサーボ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793773A true JPH0793773A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17029168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23836993A Pending JPH0793773A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | トラッキングサーボ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793773A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23836993A patent/JPH0793773A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011106 |