JPH0793805B2 - 車輌用交流発電機 - Google Patents
車輌用交流発電機Info
- Publication number
- JPH0793805B2 JPH0793805B2 JP62286785A JP28678587A JPH0793805B2 JP H0793805 B2 JPH0793805 B2 JP H0793805B2 JP 62286785 A JP62286785 A JP 62286785A JP 28678587 A JP28678587 A JP 28678587A JP H0793805 B2 JPH0793805 B2 JP H0793805B2
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- JP
- Japan
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- cooling fin
- side cooling
- thermal conductivity
- vehicle
- fin
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は整流装置を備えた車輌用交流発電機に係わり、
特に整流装置の冷却性能の向上により小形、軽量高出力
化に好適な車輌用交流発電機に関する。
特に整流装置の冷却性能の向上により小形、軽量高出力
化に好適な車輌用交流発電機に関する。
従来の車輌用交流発電機の整流装置は、特開昭61−1805
56号に記載のように、1対の冷却フィンのそれぞれに複
数個の異極性の整流素子を設置してなり、1対の冷却フ
ィン間には、合成樹脂性の絶縁ブッシュを狭持すること
により、前記フィン間を電気的に絶縁すると共に、これ
ら2つのフィン間に空隙を設ける構造となっていた。
56号に記載のように、1対の冷却フィンのそれぞれに複
数個の異極性の整流素子を設置してなり、1対の冷却フ
ィン間には、合成樹脂性の絶縁ブッシュを狭持すること
により、前記フィン間を電気的に絶縁すると共に、これ
ら2つのフィン間に空隙を設ける構造となっていた。
しかしながら上記従来技術では、1対の冷却フィン間の
熱伝導の点について配慮がされておらず、1対の冷却フ
ィンのうち整流装置を固定するブラケットに接触してい
る冷却フィン即ち(−)側冷却フィンに関しては、冷却
風による冷却と、そのブラケットへの熱伝導での冷却と
により、高い冷却性能が得られるが、絶縁ブッシュを介
して固定するもう一方の冷却フィン即ち(+)側冷却フ
ィンに関しては、絶縁ブッシュが熱の伝導性が悪いため
のその部分での熱伝導による冷却がほとんどなく、冷却
風のみによる冷却となっており、最初に述べた冷却フィ
ンに比べ冷却性能が悪く、その冷却フィンに設けられて
いる整流素子の温度が高くなるという問題があった。
熱伝導の点について配慮がされておらず、1対の冷却フ
ィンのうち整流装置を固定するブラケットに接触してい
る冷却フィン即ち(−)側冷却フィンに関しては、冷却
風による冷却と、そのブラケットへの熱伝導での冷却と
により、高い冷却性能が得られるが、絶縁ブッシュを介
して固定するもう一方の冷却フィン即ち(+)側冷却フ
ィンに関しては、絶縁ブッシュが熱の伝導性が悪いため
のその部分での熱伝導による冷却がほとんどなく、冷却
風のみによる冷却となっており、最初に述べた冷却フィ
ンに比べ冷却性能が悪く、その冷却フィンに設けられて
いる整流素子の温度が高くなるという問題があった。
本発明の目的は、冷却フィンの冷却性能を向上させた整
流装置を備えた車輌用交流発電機を提供することであ
る。
流装置を備えた車輌用交流発電機を提供することであ
る。
上記目的は、(−)側冷却フィンと(+)側冷却フィン
との間に、前記(+)側冷却フィンの熱を(−)側冷却
フィンに流す手段として、ガラスクロスの両面に熱伝導
性を有するシリコンゴムをコーティングした良熱伝導性
で電気絶縁性の材料からなるシート状の電気絶縁部材
と、良熱伝導性の材料からなるスペーサ部材とを配置す
ることによって達成される。
との間に、前記(+)側冷却フィンの熱を(−)側冷却
フィンに流す手段として、ガラスクロスの両面に熱伝導
性を有するシリコンゴムをコーティングした良熱伝導性
で電気絶縁性の材料からなるシート状の電気絶縁部材
と、良熱伝導性の材料からなるスペーサ部材とを配置す
ることによって達成される。
(+)側冷却フィンに設けられた整流素子により発生し
た熱は、(+)側冷却フィン内を拡散し、冷却風に伝わ
る。一方、(−)側冷却フィンに設けられた整流素子に
より発生した熱は、(−)側フィン内を拡散し、冷却風
に伝わると共に、(−)側冷却フィンはブラケットに接
触しているのでこのブラケットにも伝わる。従って
(−)側冷却フィンは、ブラケットへの熱の伝導がある
ため、(+)側冷却フィンよりも低温となる。従って、
(+)側冷却フィンと(−)側冷却フィンとの間には温
度差が生じ、(+)側冷却フィンの熱は、2つの冷却フ
ィン間に配置された良熱伝導性で電気絶縁性の材料から
なるシート状の電気絶縁部材と、良熱伝導性の材料から
なるスペーサ部材とを通り、(−)側冷却フィンに伝わ
り、この冷却フィンからブラケットに伝わる。上記電気
絶縁部材としては、ガラスクロスの両面に熱伝導性を有
するシリコンゴムをコーティングしたシート状のものが
好適である。
た熱は、(+)側冷却フィン内を拡散し、冷却風に伝わ
る。一方、(−)側冷却フィンに設けられた整流素子に
より発生した熱は、(−)側フィン内を拡散し、冷却風
に伝わると共に、(−)側冷却フィンはブラケットに接
触しているのでこのブラケットにも伝わる。従って
(−)側冷却フィンは、ブラケットへの熱の伝導がある
ため、(+)側冷却フィンよりも低温となる。従って、
(+)側冷却フィンと(−)側冷却フィンとの間には温
度差が生じ、(+)側冷却フィンの熱は、2つの冷却フ
ィン間に配置された良熱伝導性で電気絶縁性の材料から
なるシート状の電気絶縁部材と、良熱伝導性の材料から
なるスペーサ部材とを通り、(−)側冷却フィンに伝わ
り、この冷却フィンからブラケットに伝わる。上記電気
絶縁部材としては、ガラスクロスの両面に熱伝導性を有
するシリコンゴムをコーティングしたシート状のものが
好適である。
ところで、一般に電気絶縁性の良い材料は熱伝導性が良
くないのが普通であり、電気絶縁部材の材料としてなる
べく良熱伝導性のものを使用したとしても熱伝導性の向
上には限度がある。即ち、電気絶縁性と熱伝導性の両立
を図ることは難しい。本発明では、電気絶縁材としてガ
ラスクロスのようなシート状の薄いものを使用すること
で熱伝導性の劣化を防止し、しかもその両面に熱伝導性
を有するシリコンゴムをコーティングすることにより熱
伝導性の改善を図っており、(+)側冷却フィンの熱が
(−)側冷却フィンへ流れる時の電気絶縁部材の熱抵抗
を小さくしている。また、電気絶縁部材とは別にスペー
サ部材を配置することにより、スペーサ部材としては電
気絶縁性を持つ必要がなく、熱伝導性の極めて良好なも
のを使用できる。このようにシート状の電気絶縁部材と
スペーサ部材との組合せにより、電気絶縁性を確保しな
がら(+)側冷却フィンから(−)側冷却フィンへ良好
に熱を流すことができる。このため(+)側冷却フィン
の冷却性能が向上し、(+)側冷却フィンに設けられた
整流素子を効果的に冷却することができる。
くないのが普通であり、電気絶縁部材の材料としてなる
べく良熱伝導性のものを使用したとしても熱伝導性の向
上には限度がある。即ち、電気絶縁性と熱伝導性の両立
を図ることは難しい。本発明では、電気絶縁材としてガ
ラスクロスのようなシート状の薄いものを使用すること
で熱伝導性の劣化を防止し、しかもその両面に熱伝導性
を有するシリコンゴムをコーティングすることにより熱
伝導性の改善を図っており、(+)側冷却フィンの熱が
(−)側冷却フィンへ流れる時の電気絶縁部材の熱抵抗
を小さくしている。また、電気絶縁部材とは別にスペー
サ部材を配置することにより、スペーサ部材としては電
気絶縁性を持つ必要がなく、熱伝導性の極めて良好なも
のを使用できる。このようにシート状の電気絶縁部材と
スペーサ部材との組合せにより、電気絶縁性を確保しな
がら(+)側冷却フィンから(−)側冷却フィンへ良好
に熱を流すことができる。このため(+)側冷却フィン
の冷却性能が向上し、(+)側冷却フィンに設けられた
整流素子を効果的に冷却することができる。
以下本発明の一実施例を第1図ないし第3図により説明
する。
する。
第1図において、本発明の一実施例による車輌用交流発
電機はロータ1を有し、このロータ1はブラケット2,3
に軸受4,5を用いて回転自在に支持されている。ロータ
1はプーリ6を通し、発動機により回転される。またロ
ータ1の周囲には固定子7が位置し、この固定子7は1
対のブラケット2,3により挟持され、交流電流を発生さ
せる。ブラケット2には全波整流装置8が取り付けら
れ、固定子7によって発生した交流電流はこの整流装置
8により整流され出力として取り出される。
電機はロータ1を有し、このロータ1はブラケット2,3
に軸受4,5を用いて回転自在に支持されている。ロータ
1はプーリ6を通し、発動機により回転される。またロ
ータ1の周囲には固定子7が位置し、この固定子7は1
対のブラケット2,3により挟持され、交流電流を発生さ
せる。ブラケット2には全波整流装置8が取り付けら
れ、固定子7によって発生した交流電流はこの整流装置
8により整流され出力として取り出される。
回転子の両端面は冷却ファン9,10が取り付けられ、かつ
ブラケット2,3には複数の通風孔11,12が設けられ、回転
子と共に回転する冷却ファン9,10により通風孔11,12を
通して矢印で示すような空気の冷却風が生じ、これによ
り回転子1、固定子7及び整流装置8が冷却される。
ブラケット2,3には複数の通風孔11,12が設けられ、回転
子と共に回転する冷却ファン9,10により通風孔11,12を
通して矢印で示すような空気の冷却風が生じ、これによ
り回転子1、固定子7及び整流装置8が冷却される。
整流装置8は、第2図及び第3図に拡大して示すよう
に、1対の概ね馬てい形をした冷却フィン20,21を有
し、これら冷却フイン20,21の反ブラケット2側の面に
はそれぞれ複数の凹部22,23が形成され、これら凹部22,
23に、冷却フィン20を(−)側回路の一部とし冷却フィ
ン21を(+)側回路の一部として異極性の整流素子即ち
ダイオード素子24,25が装着されている。即ち、ダイオ
ード素子24は、それぞれカソード側を凹部22の共通フィ
ン20に接続し、異極側にターミナルプレート26を接続し
て(−)側ダイオード素子として機能し、ダイオード素
子25は、それぞれアノード側の凹部23の共通フィン21に
接続し、異極側にターミナルプレート27を接続して
(+)側のダイオード素子として機能する。
に、1対の概ね馬てい形をした冷却フィン20,21を有
し、これら冷却フイン20,21の反ブラケット2側の面に
はそれぞれ複数の凹部22,23が形成され、これら凹部22,
23に、冷却フィン20を(−)側回路の一部とし冷却フィ
ン21を(+)側回路の一部として異極性の整流素子即ち
ダイオード素子24,25が装着されている。即ち、ダイオ
ード素子24は、それぞれカソード側を凹部22の共通フィ
ン20に接続し、異極側にターミナルプレート26を接続し
て(−)側ダイオード素子として機能し、ダイオード素
子25は、それぞれアノード側の凹部23の共通フィン21に
接続し、異極側にターミナルプレート27を接続して
(+)側のダイオード素子として機能する。
(−)側冷却フィン20の反ブラケット2側の面には、冷
却フィン20、21の間に空隙を形成する手段として突部28
が設けられている。この突部28は冷却フィン20の一部を
成すので、冷却フィンと同様、銅、アルミニウム等のよ
うな熱伝導性に優れた材料で作られている。(−)側冷
却フィン20の突部28と(+)側冷却フィン21との間に
は、熱伝導性に優れかつ電気的に絶縁性の材料からなる
前記絶縁部材即ち絶縁体薄膜29が狭持されている。この
絶縁体薄膜29は、例えば、ガラスクロスの両面に熱伝導
性を付与した特種シリコンをコーティングした、サーモ
フローシートとして知られている絶縁シートで作ること
ができる。
却フィン20、21の間に空隙を形成する手段として突部28
が設けられている。この突部28は冷却フィン20の一部を
成すので、冷却フィンと同様、銅、アルミニウム等のよ
うな熱伝導性に優れた材料で作られている。(−)側冷
却フィン20の突部28と(+)側冷却フィン21との間に
は、熱伝導性に優れかつ電気的に絶縁性の材料からなる
前記絶縁部材即ち絶縁体薄膜29が狭持されている。この
絶縁体薄膜29は、例えば、ガラスクロスの両面に熱伝導
性を付与した特種シリコンをコーティングした、サーモ
フローシートとして知られている絶縁シートで作ること
ができる。
冷却フィン20,21は、突部28で絶縁体薄膜29を狭持した
状態で、ボルトと30及びナット31によりブラケット2に
一体に固定、保持されている。
状態で、ボルトと30及びナット31によりブラケット2に
一体に固定、保持されている。
このような構成によれば、(−)側冷却フィン20に設け
られた突部28が形成する冷却フィン間の空隙により、上
記冷却ファン9によって誘起される冷却風に対する冷却
フィン20,21の放熱面積が大きくなり、(−)側ダイオ
ード素子24及び(+)側ダイオード素子25により発生し
た熱は、それぞれ(−)側冷却フィン20及び(+)側冷
却フィン21内を拡散し、その大きな放熱面積により冷却
風に伝えられる。また(−)側冷却フィン20はブラケッ
ト2に接触しているので、その熱は矢印Aで示すように
このブラケット2にも直接伝わる。またその熱の一部
は、ボルト30との接触部を介してボルト30及びナット31
からブラケット2に伝わる。従って(−)側冷却フィン
20は、ブラケット2への熱の伝導があるため、(+)側
冷却フィン21よりも低温となる。従って(+)側冷却フ
ィン(20)と(−)側冷却フィン21との間には温度差が
生じ、(+)側冷却フィン21の熱は、2つの冷却フィン
20,21間に狭持された熱伝導性に優れた絶縁体薄膜29及
び熱伝導性の良い突部28を通り、矢印Bで示すように
(−)側冷却フィン20に伝わり、この冷却フィン20から
ブラケット2に伝わる。またその熱の一部はやはりボル
ト30及びナット31からもブラケット2に伝わる。ところ
で一般に電気絶縁性の良い材料は熱伝導性が良くないの
が普通であり、絶縁体薄膜29の材料としてなるべく良熱
伝導性のものを使用したとしても熱伝導性の向上には限
度がある。即ち、電気絶縁性と熱伝導性の両立を図るこ
とは難しい。本実施例では絶縁体薄膜29をシート状に薄
くすることで、(+)側冷却フィンの熱が(−)側冷却
フィンへ流れる時の絶縁体薄膜29の熱抵抗を小さくす
る。また、絶縁体薄膜29と共に(+)側冷却フィンと
(−)側冷却フィンの間に配置される突部28は、電気絶
縁性を持つ必要がなく、熱伝導性の極めて良好な冷却フ
ィンと同一の導体を使用できる。このようにシート状の
絶縁体薄膜29と突部28との組合せにより、電気絶縁性を
確保しながら(+)側冷却フィンから(−)側冷却フィ
ンへ良好に熱を流すことができる。このため、(+)側
冷却フィン21の冷却性能も(−)側冷却フィン20と同程
度まで向上し、(−)側冷却フィン20に設けられたダイ
オード素子24だけでなく(+)側冷却フィン21に設けら
れたダイオード素子25も効果的に冷却することができ
る。
られた突部28が形成する冷却フィン間の空隙により、上
記冷却ファン9によって誘起される冷却風に対する冷却
フィン20,21の放熱面積が大きくなり、(−)側ダイオ
ード素子24及び(+)側ダイオード素子25により発生し
た熱は、それぞれ(−)側冷却フィン20及び(+)側冷
却フィン21内を拡散し、その大きな放熱面積により冷却
風に伝えられる。また(−)側冷却フィン20はブラケッ
ト2に接触しているので、その熱は矢印Aで示すように
このブラケット2にも直接伝わる。またその熱の一部
は、ボルト30との接触部を介してボルト30及びナット31
からブラケット2に伝わる。従って(−)側冷却フィン
20は、ブラケット2への熱の伝導があるため、(+)側
冷却フィン21よりも低温となる。従って(+)側冷却フ
ィン(20)と(−)側冷却フィン21との間には温度差が
生じ、(+)側冷却フィン21の熱は、2つの冷却フィン
20,21間に狭持された熱伝導性に優れた絶縁体薄膜29及
び熱伝導性の良い突部28を通り、矢印Bで示すように
(−)側冷却フィン20に伝わり、この冷却フィン20から
ブラケット2に伝わる。またその熱の一部はやはりボル
ト30及びナット31からもブラケット2に伝わる。ところ
で一般に電気絶縁性の良い材料は熱伝導性が良くないの
が普通であり、絶縁体薄膜29の材料としてなるべく良熱
伝導性のものを使用したとしても熱伝導性の向上には限
度がある。即ち、電気絶縁性と熱伝導性の両立を図るこ
とは難しい。本実施例では絶縁体薄膜29をシート状に薄
くすることで、(+)側冷却フィンの熱が(−)側冷却
フィンへ流れる時の絶縁体薄膜29の熱抵抗を小さくす
る。また、絶縁体薄膜29と共に(+)側冷却フィンと
(−)側冷却フィンの間に配置される突部28は、電気絶
縁性を持つ必要がなく、熱伝導性の極めて良好な冷却フ
ィンと同一の導体を使用できる。このようにシート状の
絶縁体薄膜29と突部28との組合せにより、電気絶縁性を
確保しながら(+)側冷却フィンから(−)側冷却フィ
ンへ良好に熱を流すことができる。このため、(+)側
冷却フィン21の冷却性能も(−)側冷却フィン20と同程
度まで向上し、(−)側冷却フィン20に設けられたダイ
オード素子24だけでなく(+)側冷却フィン21に設けら
れたダイオード素子25も効果的に冷却することができ
る。
第4図に、従来の車輌用交流発電機と上記実施例の車輌
用交流発電機とにおけるダイオード素子の温度上昇の実
験結果を示す。図中、Aが従来品の(+)側ダイオード
素子の温度上昇値を示す線図であり、Bが同(−)側ダ
イオード素子の温度上昇値を示す線図であり、Cが本実
施例品の(+)側ダイオード素子の温度上昇値を示す線
図であり、Dが同(−)側ダイオード素子の温度上昇値
を示す線図である。この実験結果から、本実施例では従
来品に比べて、最高温度近辺において10℃程度(+)側
ダイオード素子の温度を低減することができることが分
かる。
用交流発電機とにおけるダイオード素子の温度上昇の実
験結果を示す。図中、Aが従来品の(+)側ダイオード
素子の温度上昇値を示す線図であり、Bが同(−)側ダ
イオード素子の温度上昇値を示す線図であり、Cが本実
施例品の(+)側ダイオード素子の温度上昇値を示す線
図であり、Dが同(−)側ダイオード素子の温度上昇値
を示す線図である。この実験結果から、本実施例では従
来品に比べて、最高温度近辺において10℃程度(+)側
ダイオード素子の温度を低減することができることが分
かる。
以上の実施例では、冷却フィン20,21間に空隙を形成す
る手段として冷却フィン20に突部28を設けた。しかしな
がらこれは一例であり、その空隙を形成する手段として
他の構成を採用することもできる。第5図及び第6図
は、この点に関する他の実施例を示し、図中第1図ない
し第3図に示すものと同等の部材には同じ符号を付して
ある。
る手段として冷却フィン20に突部28を設けた。しかしな
がらこれは一例であり、その空隙を形成する手段として
他の構成を採用することもできる。第5図及び第6図
は、この点に関する他の実施例を示し、図中第1図ない
し第3図に示すものと同等の部材には同じ符号を付して
ある。
第5図に示す実施例においては、(−)側冷却フィン20
に突部28を設ける変わりに、図の如く冷却フィン20を一
部曲げて屈曲部40を設け、この屈曲部40と(+)側冷却
フィン21との間に絶縁体薄膜29を狭持する構成とした。
に突部28を設ける変わりに、図の如く冷却フィン20を一
部曲げて屈曲部40を設け、この屈曲部40と(+)側冷却
フィン21との間に絶縁体薄膜29を狭持する構成とした。
また第6図に示す実施例においては、冷却フィン20に突
部28を設ける代わりに、熱伝導性に優れた材料、例えば
銅、アルミニウム等の金属、または熱伝導性の良いセラ
ミックス等で作られた別体のブッシュ41を、1対の冷却
フィン20,21間に狭持し、絶縁体薄膜29をこのブッシュ4
1と冷却フィン20,21の少なくともどちらか一方との間、
図示実施例ではブッシュ41と(+)側冷却フィン21との
間に狭持する構成とした。但し、ブッシュ41の材料とし
て銅やアルミニウム等の金属を使用した場合には、ブッ
シュ41は電気絶縁性を有しないことになるが、この場合
にも絶縁体薄膜29で電気絶縁性が保たれているので問題
なく、電気絶縁性と熱伝導性の両立を図ることが可能で
ある。
部28を設ける代わりに、熱伝導性に優れた材料、例えば
銅、アルミニウム等の金属、または熱伝導性の良いセラ
ミックス等で作られた別体のブッシュ41を、1対の冷却
フィン20,21間に狭持し、絶縁体薄膜29をこのブッシュ4
1と冷却フィン20,21の少なくともどちらか一方との間、
図示実施例ではブッシュ41と(+)側冷却フィン21との
間に狭持する構成とした。但し、ブッシュ41の材料とし
て銅やアルミニウム等の金属を使用した場合には、ブッ
シュ41は電気絶縁性を有しないことになるが、この場合
にも絶縁体薄膜29で電気絶縁性が保たれているので問題
なく、電気絶縁性と熱伝導性の両立を図ることが可能で
ある。
このような構成によっても、第1図ないし第3図に示し
た実施例と同様の作用効果を得ることができることは明
らかであろう。
た実施例と同様の作用効果を得ることができることは明
らかであろう。
以上明らかなように本発明の車輌用交流発電機によれ
ば、2つの冷却フィンの間に空隙を設けることができ、
冷却フィンの放熱面積を大きくとることができると共
に、(+)側ダイオード素子で発生した熱は、(+)側
冷却フィン、電気的絶縁部材及び(−)側冷却フィンを
通り、ブラケットに伝えることができるので、高い冷却
性能を得ることが出来る。
ば、2つの冷却フィンの間に空隙を設けることができ、
冷却フィンの放熱面積を大きくとることができると共
に、(+)側ダイオード素子で発生した熱は、(+)側
冷却フィン、電気的絶縁部材及び(−)側冷却フィンを
通り、ブラケットに伝えることができるので、高い冷却
性能を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例による車輌用交流発電機の全
体を示す断面図であり、第2図はその車輌用交流発電機
の整流装置の半断面図であり、第3図はその整流装置の
平面図であり、第4図はその車輌用交流発電機と従来品
との冷却フィンの温度上昇を測定した実験結果を示す図
であり、第5図は本発明の他の実施例による車輌用交流
発電機の部分断面図であり、第6図は本発明のさらに他
の実施例による車輌用交流発電機の部分断面図である。 符号の説明 8……整流装置、20,21……冷却フィン 24,25……ダイオード素子(整流素子) 28……突部(空隙を形成する手段) 29……絶縁体薄膜(電気絶縁部材)
体を示す断面図であり、第2図はその車輌用交流発電機
の整流装置の半断面図であり、第3図はその整流装置の
平面図であり、第4図はその車輌用交流発電機と従来品
との冷却フィンの温度上昇を測定した実験結果を示す図
であり、第5図は本発明の他の実施例による車輌用交流
発電機の部分断面図であり、第6図は本発明のさらに他
の実施例による車輌用交流発電機の部分断面図である。 符号の説明 8……整流装置、20,21……冷却フィン 24,25……ダイオード素子(整流素子) 28……突部(空隙を形成する手段) 29……絶縁体薄膜(電気絶縁部材)
Claims (4)
- 【請求項1】ブラケットに熱伝導可能に固定された
(−)側冷却フィンと、この(−)側冷却フィンに対し
て空隙を設けて配置された(+)側冷却フィンのそれぞ
れに複数個の異極性の整流素子を設けてなる整流装置を
備えた車輌用交流発電機において、 上記(−)側冷却フィンと(+)側冷却フィンとの間
に、前記(+)側冷却フィンの熱を(−)側冷却フィン
に流す手段として、ガラスクロスの両面に熱伝導性を有
するシリコンゴムをコーティングした良熱伝導性で電気
絶縁性の材料からなるシート状の電気絶縁部材と、良熱
伝導性の材料からなるスペーサ部材とを配置したことを
特徴とする車輌用交流発電機。 - 【請求項2】上記スペーサ部材が、上記(−)側冷却フ
ィン及び(+)側冷却フィンの少なくとも一方に設けら
れた突部であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の車輌用交流発電機。 - 【請求項3】上記スペーサ部材が、上記(−)側冷却フ
ィン及び(+)側冷却フィンの少なくとも一方に設けら
れた屈曲部であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の車輌用交流発電機。 - 【請求項4】上記スペーサ部材が、上記(−)側冷却フ
ィン及び(+)側冷却フィンとは別体のブッシュである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用交
流発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286785A JPH0793805B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 車輌用交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62286785A JPH0793805B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 車輌用交流発電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01129740A JPH01129740A (ja) | 1989-05-23 |
| JPH0793805B2 true JPH0793805B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=17709015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62286785A Expired - Lifetime JPH0793805B2 (ja) | 1987-11-13 | 1987-11-13 | 車輌用交流発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793805B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2633762B2 (ja) * | 1992-05-12 | 1997-07-23 | 株式会社日立製作所 | 全波整流装置 |
| JP4282599B2 (ja) * | 2002-10-28 | 2009-06-24 | 三菱電機株式会社 | 車両用交流発電機の整流装置およびその製造方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5230919U (ja) * | 1975-08-27 | 1977-03-04 | ||
| JPS5482004A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-29 | Mitsubishi Electric Corp | Rectifier for vehicle ac generator |
| JPS59138356A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Mitsubishi Electric Corp | 整流装置 |
| JPS61106047A (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-24 | Hitachi Ltd | 自動車用交流発電機 |
-
1987
- 1987-11-13 JP JP62286785A patent/JPH0793805B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01129740A (ja) | 1989-05-23 |
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