JPH0793839A - 光磁気ディスクのオーバライト方法および光磁気ディスク - Google Patents
光磁気ディスクのオーバライト方法および光磁気ディスクInfo
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- JPH0793839A JPH0793839A JP25901793A JP25901793A JPH0793839A JP H0793839 A JPH0793839 A JP H0793839A JP 25901793 A JP25901793 A JP 25901793A JP 25901793 A JP25901793 A JP 25901793A JP H0793839 A JPH0793839 A JP H0793839A
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- magnetic field
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コイル(磁気ヘッド)に通電するための制御
回路を簡単にすると共に、その通電のための電力消費を
低減する。 【構成】 光磁気ディスクの記録膜には、永久磁石によ
り常時一定方向の固定磁界を印加しておき、レーザ光を
照射して記録膜を一定方向に磁化したり、レーザ光の照
射と同時に上記固定磁界より強い反対方向の磁界をコイ
ルにより印加して記録膜を反対方向に磁化したりする。 【効果】 コイルには、一方向の電流を通電すればよい
ので、通電のための制御回路が簡単になる。断続通電で
よく、平均電流を小さくすることができるため、電力消
費が低減する。
回路を簡単にすると共に、その通電のための電力消費を
低減する。 【構成】 光磁気ディスクの記録膜には、永久磁石によ
り常時一定方向の固定磁界を印加しておき、レーザ光を
照射して記録膜を一定方向に磁化したり、レーザ光の照
射と同時に上記固定磁界より強い反対方向の磁界をコイ
ルにより印加して記録膜を反対方向に磁化したりする。 【効果】 コイルには、一方向の電流を通電すればよい
ので、通電のための制御回路が簡単になる。断続通電で
よく、平均電流を小さくすることができるため、電力消
費が低減する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式の光磁気
ディスクのオーバライト方法、およびそのオーバライト
方法を採用する光磁気ディスク装置に好適な光磁気ディ
スクに関する。
ディスクのオーバライト方法、およびそのオーバライト
方法を採用する光磁気ディスク装置に好適な光磁気ディ
スクに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、実用されている光磁気ディスク装
置は、光磁気ディスクの記録情報を書き換える場合、記
録情報を消去するアクセス動作を実行した後、新しい情
報を記録するアクセス動作を実行している。
置は、光磁気ディスクの記録情報を書き換える場合、記
録情報を消去するアクセス動作を実行した後、新しい情
報を記録するアクセス動作を実行している。
【0003】このような2段階のアクセス動作に対し
て、1回のアクセス動作で記録情報を書き換える動作を
オーバライトと呼んでいる。
て、1回のアクセス動作で記録情報を書き換える動作を
オーバライトと呼んでいる。
【0004】光磁気ディスク装置のオーバライト方式に
は、磁界変調方式と光パワー変調とがある。この内、通
常の構造の光磁気ディスクをそのまま使用することがで
きる磁界変調方式がよく知られている。
は、磁界変調方式と光パワー変調とがある。この内、通
常の構造の光磁気ディスクをそのまま使用することがで
きる磁界変調方式がよく知られている。
【0005】この磁界変調方式では、情報記録する場
合、図9(a)に示すように、一定パワーのレーザ光を
光磁気ディスクの目標トラックに連続的に照射する。そ
して、同図(b)に示すように、記録情報に応じた磁界
を印加する。この場合、+と−の2極性で磁界を印加し
ている。この磁界は、通常、300Oe程度の強さに設
定される。これにより、同図(c)に示すように、光磁
気ディスクの情報トラック上に“1”と“0”の記録マ
ークが形成され、情報記録される。
合、図9(a)に示すように、一定パワーのレーザ光を
光磁気ディスクの目標トラックに連続的に照射する。そ
して、同図(b)に示すように、記録情報に応じた磁界
を印加する。この場合、+と−の2極性で磁界を印加し
ている。この磁界は、通常、300Oe程度の強さに設
定される。これにより、同図(c)に示すように、光磁
気ディスクの情報トラック上に“1”と“0”の記録マ
ークが形成され、情報記録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記印加磁
界は、磁気ヘッドすなわちコイルで発生させるので、磁
界の極性を切り換える場合、コイルの通電方向を反転さ
せなければならなかった。また、いずれか一方向に一定
電流を連続して通電しなければならなかった。
界は、磁気ヘッドすなわちコイルで発生させるので、磁
界の極性を切り換える場合、コイルの通電方向を反転さ
せなければならなかった。また、いずれか一方向に一定
電流を連続して通電しなければならなかった。
【0007】このため、コイルの通電方向を反転させる
制御回路がやや複雑になると共に、連続通電するために
電力消費が大きくなってしまうという問題があった。
制御回路がやや複雑になると共に、連続通電するために
電力消費が大きくなってしまうという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を解決し、コイルに
通電するための制御回路を簡単にすると共に電力消費を
低減することができる光磁気ディスクのオーバライト方
法、およびそのオーバライト方法を採用する光磁気ディ
スク装置に好適な光磁気ディスクを提供することを目的
とする。
通電するための制御回路を簡単にすると共に電力消費を
低減することができる光磁気ディスクのオーバライト方
法、およびそのオーバライト方法を採用する光磁気ディ
スク装置に好適な光磁気ディスクを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、光
磁気ディスクの記録膜に対して、永久磁石により一定方
向の固定磁界を常時印加する一方、情報を記録する際に
は、目標トラックに、レーザ光を照射して記録膜を一定
方向に磁化したり、レーザ光の照射と同時に上記固定磁
界より強い反対方向の磁界をコイルにより印加して記録
膜を反対方向に磁化したりするようにしている。
磁気ディスクの記録膜に対して、永久磁石により一定方
向の固定磁界を常時印加する一方、情報を記録する際に
は、目標トラックに、レーザ光を照射して記録膜を一定
方向に磁化したり、レーザ光の照射と同時に上記固定磁
界より強い反対方向の磁界をコイルにより印加して記録
膜を反対方向に磁化したりするようにしている。
【0010】
【作用】コイルには、一方向の電流を通電すればよいの
で、通電のための制御回路が簡単になる。また、断続的
に通電すればよいので、平均電流を小さくすることがで
きるため、電力消費が低減する。
で、通電のための制御回路が簡単になる。また、断続的
に通電すればよいので、平均電流を小さくすることがで
きるため、電力消費が低減する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る光磁気デ
ィスク装置の要部構成図を示している。図において、光
磁気ディスク1は、スピンドルモータ2の回転軸に固定
され回転するようになっている。光磁気ディスク1の一
側下方には、光ピックアップ装置3が配設され、その上
方には、磁気ヘッド4が配設されている。光磁気ディス
ク1の側方には、シークモータ5が配設されている。光
ピックアップ装置3は、アーム6を介してシークモータ
5の可動部5aに固定されている。磁気ヘッド4は、板
バネ7とアーム8とを介して可動部5aに固定されてい
る。
ィスク装置の要部構成図を示している。図において、光
磁気ディスク1は、スピンドルモータ2の回転軸に固定
され回転するようになっている。光磁気ディスク1の一
側下方には、光ピックアップ装置3が配設され、その上
方には、磁気ヘッド4が配設されている。光磁気ディス
ク1の側方には、シークモータ5が配設されている。光
ピックアップ装置3は、アーム6を介してシークモータ
5の可動部5aに固定されている。磁気ヘッド4は、板
バネ7とアーム8とを介して可動部5aに固定されてい
る。
【0013】シークモータ5は、光ピックアップ装置3
と磁気ヘッド4を光磁気ディスク1の半径方向に駆動す
るものである。
と磁気ヘッド4を光磁気ディスク1の半径方向に駆動す
るものである。
【0014】光磁気ディスク1は、図2に示すように、
基板1aの上に、誘電体層1b、光磁気記録膜1c、誘
電体層1d、固定磁化膜1e、反射膜1fおよび保護膜
1gが順に形成されたものである。従来と異なる点は、
固定磁化膜1eが形成されている点である。固定磁化膜
1eは、予め一方向に固定的に磁化されている永久磁石
である。
基板1aの上に、誘電体層1b、光磁気記録膜1c、誘
電体層1d、固定磁化膜1e、反射膜1fおよび保護膜
1gが順に形成されたものである。従来と異なる点は、
固定磁化膜1eが形成されている点である。固定磁化膜
1eは、予め一方向に固定的に磁化されている永久磁石
である。
【0015】光ピックアップ装置3と磁気ヘッド4は、
通常の光磁気ディスク装置で使用される既知構成のもの
である。
通常の光磁気ディスク装置で使用される既知構成のもの
である。
【0016】図3は、制御回路の要部構成図を示してい
る。図において、モータ駆動部9は、スピンドルモータ
2を駆動制御するもので、モータ駆動部10はシークモ
ータ5を駆動制御するものである。
る。図において、モータ駆動部9は、スピンドルモータ
2を駆動制御するもので、モータ駆動部10はシークモ
ータ5を駆動制御するものである。
【0017】データ変調部11は、記録するデータを既
知の変調方式により一定法則の2値信号に変調するもの
である。データ変調部11から出力される2値信号は、
トランジスタTrのベース端子に入力されている。その
トランジスタTrのエミッタ端子は、抵抗Rと磁気ヘッ
ド4とを介してアースされている。また、コレクタ端子
は電源+Vに接続されている。
知の変調方式により一定法則の2値信号に変調するもの
である。データ変調部11から出力される2値信号は、
トランジスタTrのベース端子に入力されている。その
トランジスタTrのエミッタ端子は、抵抗Rと磁気ヘッ
ド4とを介してアースされている。また、コレクタ端子
は電源+Vに接続されている。
【0018】LD駆動部12は、光ピックアップ装置3
内に配設されている半導体レーザ3aを駆動するもので
ある。制御部13は、モータ駆動部9、モータ駆動部1
0、データ変調部11およびLD駆動部12を制御する
ものである。
内に配設されている半導体レーザ3aを駆動するもので
ある。制御部13は、モータ駆動部9、モータ駆動部1
0、データ変調部11およびLD駆動部12を制御する
ものである。
【0019】以上の構成で、本実施例の光磁気ディスク
装置は、電源が投入されると、まず光磁気ディスク1の
回転駆動を開始する。
装置は、電源が投入されると、まず光磁気ディスク1の
回転駆動を開始する。
【0020】そして、例えば、光磁気ディスク1に情報
を記録する場合、シークモータ5により光ピックアップ
装置3と磁気ヘッド4を目標トラック位置にシークさせ
る。なお、磁気ヘッド4は、板バネ7で支持されている
ため、光磁気ディスク1の表面上で微小距離を保ちなが
ら浮いた状態に保持される。
を記録する場合、シークモータ5により光ピックアップ
装置3と磁気ヘッド4を目標トラック位置にシークさせ
る。なお、磁気ヘッド4は、板バネ7で支持されている
ため、光磁気ディスク1の表面上で微小距離を保ちなが
ら浮いた状態に保持される。
【0021】次に、光ピックアップ装置3が目標セクタ
位置に位置した時点で、図4(a)に示すように、光磁
気ディスク1に対して記録用のレーザ光の出射を開始す
る。また同時に、データ変調部11に記録するデータを
入力する。データ変調部11は、入力したデータを変調
して所定の2値信号を出力する。トランジスタTrは、
その2値信号により磁気ヘッド4を通電制御する。これ
により、光磁気ディスク1には、同図(b)に示すよう
に、その2値信号に対応した磁界が印加される。
位置に位置した時点で、図4(a)に示すように、光磁
気ディスク1に対して記録用のレーザ光の出射を開始す
る。また同時に、データ変調部11に記録するデータを
入力する。データ変調部11は、入力したデータを変調
して所定の2値信号を出力する。トランジスタTrは、
その2値信号により磁気ヘッド4を通電制御する。これ
により、光磁気ディスク1には、同図(b)に示すよう
に、その2値信号に対応した磁界が印加される。
【0022】光磁気ディスク1は、レーザ光を照射しな
い初期状態においては、図5(a)に示すように、光磁
気記録膜1cは、磁化されておらず、固定磁化膜1eだ
けが一方向に磁化されている。
い初期状態においては、図5(a)に示すように、光磁
気記録膜1cは、磁化されておらず、固定磁化膜1eだ
けが一方向に磁化されている。
【0023】光磁気記録膜1cは、図6に示すように、
常温では一定の保持力を有し、キュリー温度Tcを越え
ると、保持力を消失する性質を有している。
常温では一定の保持力を有し、キュリー温度Tcを越え
ると、保持力を消失する性質を有している。
【0024】また、一般に、光磁気記録膜を磁化して情
報記録する場合、図7に示すように、印加磁界を100
Oe程度以上に設定すれば、良好なC/N(Carri
er/Noise)比が得られることが知られている。
ISOの規格DIS10090では、印加磁界は200
〜400Oeと規定されている。
報記録する場合、図7に示すように、印加磁界を100
Oe程度以上に設定すれば、良好なC/N(Carri
er/Noise)比が得られることが知られている。
ISOの規格DIS10090では、印加磁界は200
〜400Oeと規定されている。
【0025】情報の記録動作時には、図4(a),
(b)に示したように、レーザ光の照射だけ実行される
期間と、レーザ光の照射と磁気ヘッド4による磁界の印
加とが同時に実行される期間とがある。
(b)に示したように、レーザ光の照射だけ実行される
期間と、レーザ光の照射と磁気ヘッド4による磁界の印
加とが同時に実行される期間とがある。
【0026】本実施例では、上記記録動作時のレーザ光
の照射パワーは、光磁気記録膜1cをキュリー温度Tc
以上に加熱するパワーに設定している。また、固定磁化
膜1eの磁界は、100Oe程度に設定している。
の照射パワーは、光磁気記録膜1cをキュリー温度Tc
以上に加熱するパワーに設定している。また、固定磁化
膜1eの磁界は、100Oe程度に設定している。
【0027】従って、レーザ光の照射だけ実行される期
間には、図5(b)に示すように、光磁気記録膜1cが
固定磁化膜1eの磁界により磁化されて、例えば“0”
という記録マークが形成される。
間には、図5(b)に示すように、光磁気記録膜1cが
固定磁化膜1eの磁界により磁化されて、例えば“0”
という記録マークが形成される。
【0028】また、本実施例では、磁気ヘッド4の印加
磁界は、固定磁化膜1eの磁化方向とは逆方向で、その
強さは400Oe程度に設定している。
磁界は、固定磁化膜1eの磁化方向とは逆方向で、その
強さは400Oe程度に設定している。
【0029】従って、レーザ光の照射と磁気ヘッド4の
磁界印加とが同時に実行される期間には、図5(c)に
示すように、光磁気記録膜1cには、固定磁化膜1eの
磁界100Oeと、磁気ヘッド4の磁界400Oeとの
差、すなわち300Oe程度磁界が印加される。この印
加磁界の方向は、上記と反対になるため、光磁気記録膜
1cが、その方向に磁化されて、例えば“1”という記
録マークが形成される。なお、この場合の磁界を、30
0Oeというように強くしているのは、磁気ヘッド4と
光磁気ディスク1の間の距離の変動により印加磁界が増
減しても、最低限必要な100Oe以上の強度を得るた
めである。
磁界印加とが同時に実行される期間には、図5(c)に
示すように、光磁気記録膜1cには、固定磁化膜1eの
磁界100Oeと、磁気ヘッド4の磁界400Oeとの
差、すなわち300Oe程度磁界が印加される。この印
加磁界の方向は、上記と反対になるため、光磁気記録膜
1cが、その方向に磁化されて、例えば“1”という記
録マークが形成される。なお、この場合の磁界を、30
0Oeというように強くしているのは、磁気ヘッド4と
光磁気ディスク1の間の距離の変動により印加磁界が増
減しても、最低限必要な100Oe以上の強度を得るた
めである。
【0030】このようにして、光磁気ディスク1の目標
トラックの目標セクタに情報が記録される。この場合、
記録前の目標セクタに古い情報が記録されていても、新
しい情報に書き換えるオーバライトが実行されることに
なる。
トラックの目標セクタに情報が記録される。この場合、
記録前の目標セクタに古い情報が記録されていても、新
しい情報に書き換えるオーバライトが実行されることに
なる。
【0031】以上のように、本実施例では、光磁気ディ
スク1に固定磁化膜1eを形成して光磁気記録膜1cに
常時一定方向の固定磁界を印加しておき、情報記録する
場合には、レーザ光の照射だけ実行して光磁気記録膜1
cを一定方向に磁化したり、レーザ光の照射と磁気ヘッ
ド4による磁界印加とを同時に実行して光磁気記録膜1
cを反対方向に磁化したりしている。
スク1に固定磁化膜1eを形成して光磁気記録膜1cに
常時一定方向の固定磁界を印加しておき、情報記録する
場合には、レーザ光の照射だけ実行して光磁気記録膜1
cを一定方向に磁化したり、レーザ光の照射と磁気ヘッ
ド4による磁界印加とを同時に実行して光磁気記録膜1
cを反対方向に磁化したりしている。
【0032】この場合、磁気ヘッド4には、一方向の電
流を通電すればよく、従来のように通電方向を反転する
必要がないので、通電のための制御回路が簡単になる。
流を通電すればよく、従来のように通電方向を反転する
必要がないので、通電のための制御回路が簡単になる。
【0033】また、その磁気ヘッド4には、断続的に通
電すればよいので、平均電流が小さくなり、電力消費が
低減する。すなわち、本実施例では、光磁気記録膜1c
に300Oeの磁界を作用させるために、磁気ヘッド4
で400Oeの磁界を発生するようにしたが、例えば、
通電期間が全体の1/2であるとすると、平均的には2
00Oeの磁界を発生することに相当する。従来は、3
00Oeの磁界を作用させる場合、連続して300Oe
の磁界を発生しなければならなかったが、本実施例で
は、100Oeだけ発生磁界を小さくすることができ
る。これにより、磁気ヘッド4の平均電流が小さくな
り、電力消費が低減するようになる。
電すればよいので、平均電流が小さくなり、電力消費が
低減する。すなわち、本実施例では、光磁気記録膜1c
に300Oeの磁界を作用させるために、磁気ヘッド4
で400Oeの磁界を発生するようにしたが、例えば、
通電期間が全体の1/2であるとすると、平均的には2
00Oeの磁界を発生することに相当する。従来は、3
00Oeの磁界を作用させる場合、連続して300Oe
の磁界を発生しなければならなかったが、本実施例で
は、100Oeだけ発生磁界を小さくすることができ
る。これにより、磁気ヘッド4の平均電流が小さくな
り、電力消費が低減するようになる。
【0034】また、従来の光磁気ディスクは、記録情報
を消去する場合にも、レーザ光の照射と磁界の印加とが
必要であったが、本実施例の光磁気ディスク1は、固定
磁化膜1eを備えたことにより、レーザ光の照射だけで
記録情報を消去することができる。光磁気ディスク1
は、このような単体部品としての効果もある。
を消去する場合にも、レーザ光の照射と磁界の印加とが
必要であったが、本実施例の光磁気ディスク1は、固定
磁化膜1eを備えたことにより、レーザ光の照射だけで
記録情報を消去することができる。光磁気ディスク1
は、このような単体部品としての効果もある。
【0035】ところで、上記実施例の光磁気ディスク装
置では、固定磁化膜1eという特別な膜を形成した光磁
気ディスク1を使用するようにしたが、図8に示すよう
に、固定磁化膜1eのない通常の光磁気ディスク14を
使用し、その隣接位置に永久磁石15を配設するように
してもよい。この場合、永久磁石15で光磁気ディスク
1の光磁気記録膜に常時一方向の磁界を印加しておけば
よい。これにより、上記実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
置では、固定磁化膜1eという特別な膜を形成した光磁
気ディスク1を使用するようにしたが、図8に示すよう
に、固定磁化膜1eのない通常の光磁気ディスク14を
使用し、その隣接位置に永久磁石15を配設するように
してもよい。この場合、永久磁石15で光磁気ディスク
1の光磁気記録膜に常時一方向の磁界を印加しておけば
よい。これにより、上記実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
【0036】なお、上述の実施例では、磁気ヘッド4と
光磁気ディスク1との距離変動に対して充分な余裕を持
つために、磁気ヘッド4から光磁気記録膜1cに作用さ
せる磁界を400Oeに設定したが、この磁界はある程
度低くすることができる。すなわち、上記の例では、固
定磁化膜1eから作用する磁界が100Oeであり、光
磁気記録膜1cには、100Oe以上の磁界が印加され
れば動作可能であるので、磁気ヘッド4から作用させる
磁界は、余裕を考慮しなければ、200Oe以上あれば
よいことになる。
光磁気ディスク1との距離変動に対して充分な余裕を持
つために、磁気ヘッド4から光磁気記録膜1cに作用さ
せる磁界を400Oeに設定したが、この磁界はある程
度低くすることができる。すなわち、上記の例では、固
定磁化膜1eから作用する磁界が100Oeであり、光
磁気記録膜1cには、100Oe以上の磁界が印加され
れば動作可能であるので、磁気ヘッド4から作用させる
磁界は、余裕を考慮しなければ、200Oe以上あれば
よいことになる。
【0037】
【発明の効果】以上ように、本発明によれば、光磁気デ
ィスクの記録膜に対して、永久磁石により常時一定方向
の固定磁界を印加する一方、情報記録する場合、レーザ
光の照射により記録膜を一定方向に磁化したり、レーザ
光の照射とコイルによる磁界印加により記録膜を反対方
向に磁化したりするようにしたので、コイルには、断続
的な一方向の電流を通電すればよいため、通電制御回路
が簡単になると共に、平均電流を小さくすることができ
るため、電力消費が低減するようになる。
ィスクの記録膜に対して、永久磁石により常時一定方向
の固定磁界を印加する一方、情報記録する場合、レーザ
光の照射により記録膜を一定方向に磁化したり、レーザ
光の照射とコイルによる磁界印加により記録膜を反対方
向に磁化したりするようにしたので、コイルには、断続
的な一方向の電流を通電すればよいため、通電制御回路
が簡単になると共に、平均電流を小さくすることができ
るため、電力消費が低減するようになる。
【図1】本発明の一実施例に係る光磁気ディスク装置の
要部構成図である。
要部構成図である。
【図2】光磁気ディスクの部分断面図である。
【図3】制御回路の要部構成図である。
【図4】情報記録動作の説明図である。
【図5】光磁気ディスク装置の各動作状態の説明図であ
る。
る。
【図6】光磁気記録膜の保持力の変化を示すグラフ図で
ある。
ある。
【図7】印加磁界とC/N比との関係を示すグラフ図で
ある。
ある。
【図8】光磁気ディスク装置の他の実施例を示す説明図
である。
である。
【図9】従来の情報記録動作の説明図である。
1 光磁気ディスク 1a 基板 1b,1d 誘電体層 1c 光磁気記録膜 1e 固定磁化膜 1f 反射膜 1g 保護膜 2 スピンドルモータ 3 光ピックアップ装置 3a 半導体レーザ 4 磁気ヘッド 5 シークモータ 9,10 モータ駆動部 11 データ変調部 12 LD駆動部 13 制御部 14 通常の光磁気ディスク 15 永久磁石 Tr トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】 光磁気ディスクの目標トラック上にレー
ザ光を連続照射しながら、一定方向の磁界を印加して記
録膜を一定方向に磁化すると共に反対方向の磁界を印加
して記録膜を反対方向に磁化する磁界変調方式の光磁気
ディスクのオーバライト方法において、光磁気ディスク
の記録膜には永久磁石により一定方向の固定磁界を常時
印加する一方、目標トラックにレーザ光を照射して記録
膜を一定方向に磁化すると共に、レーザ光の照射と同時
に上記固定磁界より強い反対方向の磁界をコイルにより
印加して記録膜を反対方向に磁化することにより情報記
録することを特徴とする光磁気ディスクのオーバライト
方法。 - 【請求項2】 上記永久磁石は、光磁気ディスク自体に
1つの磁化膜として形成していることを特徴とする請求
項1記載の光磁気ディスクのオーバライト方法。 - 【請求項3】 上記永久磁石は、光磁気ディスクの近傍
に独立して配設していることを特徴とする請求項1記載
の光磁気ディスクのオーバライト方法。 - 【請求項4】 レーザ光を照射しながら磁界を印加する
ことによりその印加磁界の方向に記録膜を磁化する光磁
気ディスクにおいて、一定方向に予め固定的に磁化され
ている固定磁化膜を有していることを特徴とする光磁気
ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25901793A JPH0793839A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光磁気ディスクのオーバライト方法および光磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25901793A JPH0793839A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光磁気ディスクのオーバライト方法および光磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0793839A true JPH0793839A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17328198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25901793A Pending JPH0793839A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 光磁気ディスクのオーバライト方法および光磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793839A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP25901793A patent/JPH0793839A/ja active Pending
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