JPH0793954B2 - ゴルフ用ウッドクラブヘッド - Google Patents
ゴルフ用ウッドクラブヘッドInfo
- Publication number
- JPH0793954B2 JPH0793954B2 JP1122638A JP12263889A JPH0793954B2 JP H0793954 B2 JPH0793954 B2 JP H0793954B2 JP 1122638 A JP1122638 A JP 1122638A JP 12263889 A JP12263889 A JP 12263889A JP H0793954 B2 JPH0793954 B2 JP H0793954B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- boundary
- sole
- crown
- wood club
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ヘッド形状に改良を施したゴルフ用ウッド
クラブヘッドに関し、ヘッド本体のフェース面を除く他
の全面を卵型から滑らかな曲面することにより、スウィ
ング時にヘッド上下両表面の打球方向に沿って流れる空
気流の層流境界層の層流剥離による空気抵抗力を極力減
少させ、ヘッドスピード及びスウィング軌道の安定化を
図るようにしたものである。
クラブヘッドに関し、ヘッド本体のフェース面を除く他
の全面を卵型から滑らかな曲面することにより、スウィ
ング時にヘッド上下両表面の打球方向に沿って流れる空
気流の層流境界層の層流剥離による空気抵抗力を極力減
少させ、ヘッドスピード及びスウィング軌道の安定化を
図るようにしたものである。
(従来の技術) 一般に、テークバックからインパクトに掛けてのウッド
クラブのスウィング時に、クラブヘッドの周りに発生す
る空気流の流れは、ヘッドスピード及びスウィング軌道
の安定性に大きな影響を及ぼす。
クラブのスウィング時に、クラブヘッドの周りに発生す
る空気流の流れは、ヘッドスピード及びスウィング軌道
の安定性に大きな影響を及ぼす。
従来、この種のゴルフ用ウッドクラブヘッドにおいて
は、第5図に示すように、ヘッド本体1のフェース面2
を番手に応じて所定のロフト角を持たせ、かつ、その上
面(クラウン面)3を打球方向Xのバック面4側に向け
流線形をなす球面に、また下面(ソール面)5を打球方
向Xのバック面4側に向け直線的なほぼ平坦な面に形成
するとともに、それらのフェース面2、クラウン面3、
バック面4、ソール面5及びトウ・ヒール側サイド面
6、7との間の互いの境界部にそれぞれ角を持たせて稜
線a、b、c、d、e、f、gで区切られた特異な形態
からなっている。
は、第5図に示すように、ヘッド本体1のフェース面2
を番手に応じて所定のロフト角を持たせ、かつ、その上
面(クラウン面)3を打球方向Xのバック面4側に向け
流線形をなす球面に、また下面(ソール面)5を打球方
向Xのバック面4側に向け直線的なほぼ平坦な面に形成
するとともに、それらのフェース面2、クラウン面3、
バック面4、ソール面5及びトウ・ヒール側サイド面
6、7との間の互いの境界部にそれぞれ角を持たせて稜
線a、b、c、d、e、f、gで区切られた特異な形態
からなっている。
なお、この場合の境界部の稜線の定義は、ある面と他の
面が接する境界部の曲率半径が5mm以下のものとする。
面が接する境界部の曲率半径が5mm以下のものとする。
しかしながら、このような従来構造のウッドクラブヘッ
ドにあっては、ヘッド本1のフェース面2の上下両端縁
角部2a、2bと繋がるクラウン面3及びソール面5との境
界部に角を持たせて稜線a、bが鋭角に形成されている
ことから、第6図に示すように、打球方向Xへのスウィ
ング時に、ヘッド本体1の周りに発生する空気流の流れ
(第6図実線矢印で示す)が、前記フェース面2の上下
両端縁角部2a、2bの直後で大きく乱れて、層流境界層の
層流剥離が生じ、この層流剥離による乱れに誘起されて
層流から乱流へと遷移して、ヘッド本体1のバック面4
側に剥離域を生じさせ、これによって、ヘッド本体1の
フェース面2の前後に圧力差を生じさせる。
ドにあっては、ヘッド本1のフェース面2の上下両端縁
角部2a、2bと繋がるクラウン面3及びソール面5との境
界部に角を持たせて稜線a、bが鋭角に形成されている
ことから、第6図に示すように、打球方向Xへのスウィ
ング時に、ヘッド本体1の周りに発生する空気流の流れ
(第6図実線矢印で示す)が、前記フェース面2の上下
両端縁角部2a、2bの直後で大きく乱れて、層流境界層の
層流剥離が生じ、この層流剥離による乱れに誘起されて
層流から乱流へと遷移して、ヘッド本体1のバック面4
側に剥離域を生じさせ、これによって、ヘッド本体1の
フェース面2の前後に圧力差を生じさせる。
ところで、流れの中に置かれた物体は、流体から力を受
け、このうち、主流と直角方向に働く成分は揚力、主流
と平行な方向に働く成分は抗力と通常呼ばれる。そし
て、この抗力は、物体、つまり、ヘッド本体1に働く圧
力分布を積分して得られる圧力抗力と、剪断応力を積分
して得られる摩擦抗力とに分けられ、層流環境層の剥離
がない流れでは、摩擦抗力が大であり、剥離を伴う流れ
では、圧力抗力が大である。
け、このうち、主流と直角方向に働く成分は揚力、主流
と平行な方向に働く成分は抗力と通常呼ばれる。そし
て、この抗力は、物体、つまり、ヘッド本体1に働く圧
力分布を積分して得られる圧力抗力と、剪断応力を積分
して得られる摩擦抗力とに分けられ、層流環境層の剥離
がない流れでは、摩擦抗力が大であり、剥離を伴う流れ
では、圧力抗力が大である。
特に、上記したような圧力差により生じる圧力抗力は、
層流境界層の剥離点の後方に形成される剥離域の負圧作
用により、スウィング時のヘッドスピードを減少させ、
ボールの飛距離を低下させるばかりでなく、スウィング
軌道を不安定にする原因となっていることが知られてい
る。
層流境界層の剥離点の後方に形成される剥離域の負圧作
用により、スウィング時のヘッドスピードを減少させ、
ボールの飛距離を低下させるばかりでなく、スウィング
軌道を不安定にする原因となっていることが知られてい
る。
そこで、特公昭53−31417号公報に開示されているよう
に、ヘッド本体のフェース面上端縁角部にトリップステ
ップと称する条溝を形成したり、あるいは、特開昭62−
176469号公報に開示されているように、ヘッド本体のク
ラウン面及びソール面のほぼ全面に亘り多数の微細な溝
を鮫肌状に形成することにより、スウィング時のヘッド
表面に乱流境界層を発生させるように構成してなるもの
がある。
に、ヘッド本体のフェース面上端縁角部にトリップステ
ップと称する条溝を形成したり、あるいは、特開昭62−
176469号公報に開示されているように、ヘッド本体のク
ラウン面及びソール面のほぼ全面に亘り多数の微細な溝
を鮫肌状に形成することにより、スウィング時のヘッド
表面に乱流境界層を発生させるように構成してなるもの
がある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記した従来公報に記載の発明に係るウッド
クラブヘッドの構成によれば、スウィング時にヘッド表
面に乱流境界層を発生させることにより、空気流の境界
層の剥離域を遅れさせ、圧力抗力を小さくするようにな
っているものであるが、単に、ヘッド本体のフェース面
上端縁角部にトリップステップと称する条溝を形成した
り、あるいは、ヘッド本体のクラウン面及びソール面の
ほぼ全面に亘り多数の微細な溝を鮫肌状に形成して表面
処理を施すだけでは、目的とする作用・効果を発揮させ
ることは不可能である。
クラブヘッドの構成によれば、スウィング時にヘッド表
面に乱流境界層を発生させることにより、空気流の境界
層の剥離域を遅れさせ、圧力抗力を小さくするようにな
っているものであるが、単に、ヘッド本体のフェース面
上端縁角部にトリップステップと称する条溝を形成した
り、あるいは、ヘッド本体のクラウン面及びソール面の
ほぼ全面に亘り多数の微細な溝を鮫肌状に形成して表面
処理を施すだけでは、目的とする作用・効果を発揮させ
ることは不可能である。
すなわち、従来のウッドクラブヘッドは、第6図に示す
ように、ヘッド本体1のフェース面2の上下両端縁角部
2a、2bと繋がるクラウン面3及びソール面5との境界部
に角を持たせて稜線a、bが鋭角に形成され、流体力学
上では、所謂『先天的に剥離域が決まっている』ため
に、ヘッド本体フェース面2の上下両端縁角部2a、2bの
直後で既に層流境界層の層流剥離が生じてしまい、これ
によって、ヘッド周りには、目的とする乱流境界層が形
成されないという問題があった。
ように、ヘッド本体1のフェース面2の上下両端縁角部
2a、2bと繋がるクラウン面3及びソール面5との境界部
に角を持たせて稜線a、bが鋭角に形成され、流体力学
上では、所謂『先天的に剥離域が決まっている』ため
に、ヘッド本体フェース面2の上下両端縁角部2a、2bの
直後で既に層流境界層の層流剥離が生じてしまい、これ
によって、ヘッド周りには、目的とする乱流境界層が形
成されないという問題があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、スウィング時におけるヘッドフェ
ース面に発生する空気流の層流境界層を、層流剥離後に
ヘッド周りに再付着させ、ヘッドバッグ面側の後方近く
まで助長させて再剥離を防止することができるようにし
たゴルフ用ウッドクラブヘッドを提供することにある。
目的とするところは、スウィング時におけるヘッドフェ
ース面に発生する空気流の層流境界層を、層流剥離後に
ヘッド周りに再付着させ、ヘッドバッグ面側の後方近く
まで助長させて再剥離を防止することができるようにし
たゴルフ用ウッドクラブヘッドを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記した目的を達成するために、この発明は、ヘッド本
体のクラウン面及びソール面を、四方に丸みを帯びる所
定の曲率半径からなる球状の凸面としてほぼ同形状にか
つ上下ほぼ対称的に形成し、そのフェース面との境界部
の稜線を除く他のクラウン面、バック面、ソール面及び
トウ・ヒール側サイド面との間の互いの境界部の稜線を
無くすとともに、前記ヘッド本体の打球方向の奥行寸法
をフェース面の横幅寸法と同一にしてなる構成としたも
のである。
体のクラウン面及びソール面を、四方に丸みを帯びる所
定の曲率半径からなる球状の凸面としてほぼ同形状にか
つ上下ほぼ対称的に形成し、そのフェース面との境界部
の稜線を除く他のクラウン面、バック面、ソール面及び
トウ・ヒール側サイド面との間の互いの境界部の稜線を
無くすとともに、前記ヘッド本体の打球方向の奥行寸法
をフェース面の横幅寸法と同一にしてなる構成としたも
のである。
この場合、前記ヘッド本体のクラウン面及びソール面の
曲率半径は、0.2m以上で、0.5m以下の範囲に設定するこ
とが好ましい。
曲率半径は、0.2m以上で、0.5m以下の範囲に設定するこ
とが好ましい。
また、その際の稜線部分の曲率半径を、5mm以下に設定
することにより、この発明の効果である空気流の剥離防
止効果が得られ、5mmを越えると、空気流の剥れが生じ
易くなる。
することにより、この発明の効果である空気流の剥離防
止効果が得られ、5mmを越えると、空気流の剥れが生じ
易くなる。
さらに、ヘッド本体の打球方向の奥行寸法Lは、フェー
ス面の横幅寸法Wと8mm以内、好ましくは5mm以内で同一
にすることが望ましいが、奥行寸法Lが横幅寸法Wの90
%まで変動しても、この発明の効果が生じる。
ス面の横幅寸法Wと8mm以内、好ましくは5mm以内で同一
にすることが望ましいが、奥行寸法Lが横幅寸法Wの90
%まで変動しても、この発明の効果が生じる。
(作 用) すなわち、この発明は、ヘッド本体のクラウン面及びソ
ール面を、四方に丸みを帯びる所定の曲率半径からなる
球状の凸面としてほぼ同形状にかつ上下ほぼ対称的に形
成し、そのフェース面との境界部の稜線を除く他のクラ
ウン面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド
面との間の互いの境界部の稜線を無くすようにしてなる
ために、スウィング時におけるヘッドフェース面に発生
する空気流の層流境界層がヘッドフェース面の上下両角
縁部のクラウン面とソール面との境界部の稜線で一旦層
流剥離しても、その後にバック面側の後方のヘッド周り
に再付着し、しかも、この再付着状態がヘッドバック両
側の後方近くまで助長して再剥離が防止されることか
ら、圧力抗力の低下が図れる。
ール面を、四方に丸みを帯びる所定の曲率半径からなる
球状の凸面としてほぼ同形状にかつ上下ほぼ対称的に形
成し、そのフェース面との境界部の稜線を除く他のクラ
ウン面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド
面との間の互いの境界部の稜線を無くすようにしてなる
ために、スウィング時におけるヘッドフェース面に発生
する空気流の層流境界層がヘッドフェース面の上下両角
縁部のクラウン面とソール面との境界部の稜線で一旦層
流剥離しても、その後にバック面側の後方のヘッド周り
に再付着し、しかも、この再付着状態がヘッドバック両
側の後方近くまで助長して再剥離が防止されることか
ら、圧力抗力の低下が図れる。
[実 施 例] 以下、この発明を第1図から第4図に示す実施例を参照
しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施例
において、第5図及び第6図に示す従来構造のものと構
成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
しながら説明する。なお、この発明に係る図示の実施例
において、第5図及び第6図に示す従来構造のものと構
成が重複する部分は同一符号を用いて説明する。
第1図から第3図に示すように、この発明に係るゴルフ
用ウッドクラブのヘッド本体1は、クラウン面3及びソ
ール面5を四方に丸みを帯びる所定の曲率半径Rからな
る球状の凸面としてほぼ同形状にかつ上下ほぼ対称的に
形成してなるとともに、フェース面2との境界部の稜線
a、bを除く他のクラウン面3、バック面4、ソール面
5及びトウ・ヒール側サイド面6、7との間の互いの境
界部の稜線を滑らかにして無くしてなる構成を有するも
のである。
用ウッドクラブのヘッド本体1は、クラウン面3及びソ
ール面5を四方に丸みを帯びる所定の曲率半径Rからな
る球状の凸面としてほぼ同形状にかつ上下ほぼ対称的に
形成してなるとともに、フェース面2との境界部の稜線
a、bを除く他のクラウン面3、バック面4、ソール面
5及びトウ・ヒール側サイド面6、7との間の互いの境
界部の稜線を滑らかにして無くしてなる構成を有するも
のである。
しかして、上記したこの発明に係るゴルフ用ウッドクラ
ブヘッドの構成によれば、ヘッド本体1のクラウン面3
及びソール面5が、四方に丸みを帯びる0.2m以上で、0.
5m以下の曲率半径Rからなる球状の凸面にほぼ同形状に
かつ上下ほぼ対照的に形成されていることから、第3図
に示すように、スウィング時にフェース面2に発生する
空気流の層流境界層が、フェース面2の上下両端部2a、
2bとクラウン面3及びソール面5との境界部の稜線a、
bの双方で一旦剥離しても、バック面4側の後方で再付
着する。しかも、前記フェース面2の境界部の稜線a、
bを除く他のクラウン面3、バック面4、ソール面5及
びトウ・ヒール側サイド面6、7との間の互いの境界部
の稜線を無くして、全面が卵型の滑らかな曲面を呈する
ように形成してなることから、再付着した層流境界層を
バック面4の後端近くまで極力遅れさせることが可能に
なる。
ブヘッドの構成によれば、ヘッド本体1のクラウン面3
及びソール面5が、四方に丸みを帯びる0.2m以上で、0.
5m以下の曲率半径Rからなる球状の凸面にほぼ同形状に
かつ上下ほぼ対照的に形成されていることから、第3図
に示すように、スウィング時にフェース面2に発生する
空気流の層流境界層が、フェース面2の上下両端部2a、
2bとクラウン面3及びソール面5との境界部の稜線a、
bの双方で一旦剥離しても、バック面4側の後方で再付
着する。しかも、前記フェース面2の境界部の稜線a、
bを除く他のクラウン面3、バック面4、ソール面5及
びトウ・ヒール側サイド面6、7との間の互いの境界部
の稜線を無くして、全面が卵型の滑らかな曲面を呈する
ように形成してなることから、再付着した層流境界層を
バック面4の後端近くまで極力遅れさせることが可能に
なる。
また、前記ヘッド本体1のクラウン面3及びソール面5
をそれぞれ形成する球状の凸面の曲率半径Rc、Rsは、0.
2m以上で、0.5m以下[0.2m<(Rc、Rs)<0.5m]に設定
することが好ましく、0.2m以下では、再付着した層流境
界層をバック面4の後端近くまで遅れさせることが不可
能であり、0.5m以上では、従来構造と同様に層流境界層
を再付着させることが不可能であるという不具合を生じ
ることになる。
をそれぞれ形成する球状の凸面の曲率半径Rc、Rsは、0.
2m以上で、0.5m以下[0.2m<(Rc、Rs)<0.5m]に設定
することが好ましく、0.2m以下では、再付着した層流境
界層をバック面4の後端近くまで遅れさせることが不可
能であり、0.5m以上では、従来構造と同様に層流境界層
を再付着させることが不可能であるという不具合を生じ
ることになる。
なお、第4図はこの発明に係るウッドクラブヘッド
(イ)と、下表で示す公知の従来形状の複数種(例えば
8種類)のウッドクラブヘッド(ロ)(ハ)(ニ)
(ホ)(ト)(チ)(リ)(ヌ)との抗力係数(Cd); Cd=F/[(1/2)・v2・ρ・A] 但し、F:抗力 v:ヘッドスピード ρ:空気の密度 A:打球方向(進行方向)の投影面積 を、スウィング時における3段階のヘッドスピード毎に
測定し、それぞれ棒グラフで比較して表示したもので、
図において、右上り斜線表示は30m/sec、点表示は40m/s
ec、左上り斜線表示は50m/secの場合を示し、この結果
から明らかなように、この発明のウッドクラブヘッド
(イ)は、他の従来公知のもの(ロ)〜(ヌ)よりも抗
力係数が最も小さいことが判明した。
(イ)と、下表で示す公知の従来形状の複数種(例えば
8種類)のウッドクラブヘッド(ロ)(ハ)(ニ)
(ホ)(ト)(チ)(リ)(ヌ)との抗力係数(Cd); Cd=F/[(1/2)・v2・ρ・A] 但し、F:抗力 v:ヘッドスピード ρ:空気の密度 A:打球方向(進行方向)の投影面積 を、スウィング時における3段階のヘッドスピード毎に
測定し、それぞれ棒グラフで比較して表示したもので、
図において、右上り斜線表示は30m/sec、点表示は40m/s
ec、左上り斜線表示は50m/secの場合を示し、この結果
から明らかなように、この発明のウッドクラブヘッド
(イ)は、他の従来公知のもの(ロ)〜(ヌ)よりも抗
力係数が最も小さいことが判明した。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、ヘ
ッド本体のクラウン面及びソール面を、四方に丸みを帯
びる所定の曲率半径からなる球状の凸面としてほぼ同形
状にかつ上下ほぼ対称的に形成するとともに、そのフェ
ース面との境界部の稜線を除く他のクラウン面、バック
面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面との間の互い
の境界部の稜線を無くすように構成したことから、スウ
ィング時におけるヘッドフェース面に発生する空気流の
層流境界層が、ヘッドフェース面の上下両角縁部のクラ
ウン面とソール面の境界部の稜線で一旦層流剥離して
も、その後にバック両側の後方のヘッド周りに再付着さ
せることができる。
ッド本体のクラウン面及びソール面を、四方に丸みを帯
びる所定の曲率半径からなる球状の凸面としてほぼ同形
状にかつ上下ほぼ対称的に形成するとともに、そのフェ
ース面との境界部の稜線を除く他のクラウン面、バック
面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面との間の互い
の境界部の稜線を無くすように構成したことから、スウ
ィング時におけるヘッドフェース面に発生する空気流の
層流境界層が、ヘッドフェース面の上下両角縁部のクラ
ウン面とソール面の境界部の稜線で一旦層流剥離して
も、その後にバック両側の後方のヘッド周りに再付着さ
せることができる。
しかも、ヘッドフェース面との境界部の稜線を除く他の
クラウン面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サ
イド面との間の互いの境界部の稜線を無くしていること
から、層流境界層の再付着状態をヘッドバック面側の後
方近くまで助長させて再剥離を防止することができるた
めに、圧力抗力を低下させることができ、これによっ
て、空気抵抗を極力減少させることができ、ヘッドスピ
ードの低下を防止することができるとともに、スウィン
グ軌道の安定化を図ることができる。
クラウン面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サ
イド面との間の互いの境界部の稜線を無くしていること
から、層流境界層の再付着状態をヘッドバック面側の後
方近くまで助長させて再剥離を防止することができるた
めに、圧力抗力を低下させることができ、これによっ
て、空気抵抗を極力減少させることができ、ヘッドスピ
ードの低下を防止することができるとともに、スウィン
グ軌道の安定化を図ることができる。
第1図はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッドの
一実施例を示す外観図、 第2図は同じくヘッド奥行寸法とフェース面横幅寸法と
の関係を平面状態で示す説明図、 第3図は同じくスウィング時における空気流の層流境界
層の層流剥離状態及び再付着状態を概略的に示す説明
図、 第4図はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッドの
試作品と従来のゴルフ用ウッドクラブヘッドとの抗力係
数の段階的なヘッドスピード毎の測定結果を棒グラフで
比較して示す説明図、 第5図は従来のゴレフ用ウッドクラブヘッドの外観図、 第6図は同じく従来のスウィング時における空気流の層
流境界層の層流剥離状態を概略的に示す説明図 である。 1……ヘッド本体、 2……フェース面、 2a、2b……上下両端縁角部、 3……クラウン面、4……バック面、 5……ソール面、6……トウ側サイド面、 7……ヒール側サイド面、 a、b……境界部の稜線、 Rs……ソール面の曲率半径、 Rc……クラウン面の曲率半径、 X……打球方向。
一実施例を示す外観図、 第2図は同じくヘッド奥行寸法とフェース面横幅寸法と
の関係を平面状態で示す説明図、 第3図は同じくスウィング時における空気流の層流境界
層の層流剥離状態及び再付着状態を概略的に示す説明
図、 第4図はこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブヘッドの
試作品と従来のゴルフ用ウッドクラブヘッドとの抗力係
数の段階的なヘッドスピード毎の測定結果を棒グラフで
比較して示す説明図、 第5図は従来のゴレフ用ウッドクラブヘッドの外観図、 第6図は同じく従来のスウィング時における空気流の層
流境界層の層流剥離状態を概略的に示す説明図 である。 1……ヘッド本体、 2……フェース面、 2a、2b……上下両端縁角部、 3……クラウン面、4……バック面、 5……ソール面、6……トウ側サイド面、 7……ヒール側サイド面、 a、b……境界部の稜線、 Rs……ソール面の曲率半径、 Rc……クラウン面の曲率半径、 X……打球方向。
Claims (2)
- 【請求項1】ヘッド本体のクラウン面及びソール面を、
四方に丸みを帯びる所定の曲率半径からなる球状の凸面
としてほぼ同形状にかつ上下ほぼ対称的に形成し、 そのフェース面との境界部の稜線を除く他のクラウン
面、バック面、ソール面及びトウ・ヒール側サイド面と
の間の互いの境界部の稜線を無くすとともに、 前記ヘッド本体の打球方向の奥行寸法をフェース面の横
幅寸法とほぼ同一にしたゴルフ用ウッドクラブヘッド。 - 【請求項2】ヘッド本体のクラウン面及びソール面の曲
率半径を、0.2m以上で、0.5m以下の範囲に設定したこと
を特徴とする請求項1記載のゴルフ用ウッドクラブヘッ
ド。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122638A JPH0793954B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | ゴルフ用ウッドクラブヘッド |
| US07/511,064 US5120061A (en) | 1989-04-19 | 1990-04-19 | Golf club head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122638A JPH0793954B2 (ja) | 1989-05-16 | 1989-05-16 | ゴルフ用ウッドクラブヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02302277A JPH02302277A (ja) | 1990-12-14 |
| JPH0793954B2 true JPH0793954B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=14840927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1122638A Expired - Lifetime JPH0793954B2 (ja) | 1989-04-19 | 1989-05-16 | ゴルフ用ウッドクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793954B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9643065B2 (en) | 2005-05-10 | 2017-05-09 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads |
| GB2564171B (en) * | 2015-08-13 | 2019-07-10 | Karsten Mfg Corp | Golf club head with transition regions to reduce aerodynamic drag |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60128664U (ja) * | 1984-02-04 | 1985-08-29 | ダイワゴルフ株式会社 | ゴルフクラブヘツド |
| JPS63189174A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-04 | マルマンゴルフ株式会社 | ウツド型ゴルフクラブのヘツド |
-
1989
- 1989-05-16 JP JP1122638A patent/JPH0793954B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02302277A (ja) | 1990-12-14 |
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