JPH079413A - チッパー・ブレードとその製造法 - Google Patents

チッパー・ブレードとその製造法

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JPH079413A
JPH079413A JP15768693A JP15768693A JPH079413A JP H079413 A JPH079413 A JP H079413A JP 15768693 A JP15768693 A JP 15768693A JP 15768693 A JP15768693 A JP 15768693A JP H079413 A JPH079413 A JP H079413A
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JP
Japan
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blade
chipper
build
substrate
chip
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JP15768693A
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English (en)
Inventor
Takumi Yamamoto
工 山本
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TAKEFU TOKUSHU KOZAI KK
Original Assignee
TAKEFU TOKUSHU KOZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製造でき、しかも刃こぼれ等の修復作
業も容易なチッパー・ブレードとその製造法を提供する
こと。 【構成】 チッパー・ブレードを、木材を直接に粉砕あ
るいは切削するブレード先端刃と、このブレード先端刃
を支持するブレード基体とから構成し、ブレード基体部
分をプレハードン鋼で形成するという技術的手段を採用
した。 【効果】 ブレード基体を溶断性・溶接性に優れたプレ
ハードン鋼で形成し、ブレード先端刃を別に設けている
ので、大掛かりな熱処理設備が不要となり大幅な製造コ
スト低減を可能にし、またブレード折損が生じた場合に
も、ブレード先端刃の肉盛溶接作業あるいは交換作業だ
けで対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木材を小片(チップ)
に粉砕あるいは切削処理する木材チッパーに最適なチッ
パー・ブレードとその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙製品の使用量が増加の一途を辿ってい
る今日、チップ需要は益々増加し、また森林保護の観点
から、チップ製造に用いる原材料も従来あまり利用され
ていなかった製材廃材、建築廃材、包装箱などの回収材
にまで及んでいる。
【0003】このような状況の下、木材チッパーの性能
向上は勿論、消耗部品であるチッパー・ブレードに対す
る低コスト化、修理容易化の要求が強くなってきてい
る。従来のチッパー・ブレードは、肌焼き鋼(JIS SCM
系)を浸炭・熱処理したり、或いは高炭素鋼を熱処理し
たりしてブレード全体を表面硬化し、これより先端刃を
研出し製しており、その大きさも組立式のブレード部品
でさえ重量が数十kgにも達する大きなものであった。
このため、浸炭処理や熱処理等に大掛かりな設備を必要
とし、その処理工程も煩雑になることから、チッパー・
ブレードの製造コストは高価なものとなっていた。
【0004】さらに、従来のチッパー・ブレードは、ブ
レード先端刃の磨耗や折損に対しての修復作業も容易で
なかった。各種廃材には、例えば建築廃材中の釘等のよ
うな異物が混在するため、このような廃材をチップ原材
料として利用する場合には、チッパー・ブレードの折損
事故がどうしても多発することになる。けれども、高価
なチッパー・ブレードを度々交換するわけにもいかず、
各種廃材の有効利用を更に促進するためにも、チッパー
・ブレードの再生修復作業の容易化が切望されていたの
である。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、廃材利用が進む
程、チッパー・ブレードの折損事故が頻発するにも拘ら
ず、従来チッパー・ブレードが、異物に対抗する強靱さ
に主眼を置いていたために高価なものとなっていたこと
に鑑みて為されたものであり、製造コストを大幅に低減
し、しかも刃こぼれ等に対する修復作業も至極簡単に行
なうことのできるチッパー・ブレードと、このチッパー
・ブレードの製造法を提供することを技術的課題とする
ものである。
【0006】
【課題解決のために採用した手段】本発明は、プレハー
ドン鋼から成る所要形状のブレード基体と、当該ブレー
ド基体の所要部位に溶接するか、或いは着脱自在に付設
するブレード先端刃とでチッパー・ブレードを構成する
という技術的手段を採用することにより上記課題を解決
した。
【0007】更に、本発明方法は、溶断処理にてプレハ
ードン鋼鈑より所要形状のブレード基体を得る溶断処理
工程と、溶断処理して得られたブレード基体における所
要部位に、硬化肉盛溶接材を用いて肉盛り溶接を施し肉
盛部を得る肉盛処理工程と、肉盛処理して得られた肉盛
部を所要の切刃形状に研出しブレード先端刃を得る先端
刃成形工程とを施すという技術的手段を採用した。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例をもって本発明
を説明する。なお、図1は、本発明実施例チッパー・ブ
レードを具備した木材チッパーの一例を示す簡略説明
図、図2は本発明の第1〜第6実施例チッパー・ブレー
ドの構成を説明する全体斜視図、図3〜図6は本発明第
1〜第6実施例チッパー・ブレードの製造工程を示す簡
略説明図、図7は本発明の第7実施例チッパー・ブレー
ドの構成を説明する分解斜視図である。
【0009】図1に図示するものが、各種廃材等の木材
材料Wをチップ化処理する木材チッパーCであり、この
チッパーCに本発明実施例のチッパー・ブレード2・2
…が装着される。図示しないモーターにて駆動する2本
の回転軸S・Sには各々、一部分が重なり且つ互い違い
になるように複数枚のチッパー・ブレード2・2…、2
・2…が嵌合されており、これら二列に並設されたチッ
パー・ブレード2・2…、2・2…が互いに逆回転し、
上部から投入される木材材料Wを粉砕していくのであ
る。
【0010】「第1〜第6実施例」チッパー・ブレード
2は、図2に示すように、周縁部の対向位置に2つの突
起部21b・21b、及び中央部に嵌合孔21aをそれぞれ有
する略円盤形状のブレード基体21と、このブレード基体
21の突起部21b・21b先端に溶接された先端刃22・22と
から構成されている。ブレード基体21には予め熱処理が
為され、しかも溶接性・溶断性に優れた通称プレハード
ン鋼(材料A、材料B;表1参照)を使用しており、先
端刃22には硬化肉盛溶接材(材料1〜材料3;表2参
照)を用いている。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】プレハードン鋼(材料A、材料B)、及び
硬化肉盛溶接材(材料1〜材料3)は材料によってそれ
ぞれ異なる硬度(ヴィッカース硬さ)を有しており、こ
れらの組み合わせによって、表3に示す第1〜第6実施
例のように各タイプのチッパー・ブレードを得ることが
できる。チップ原料となる各種廃材の性質等に応じて最
適なチッパー・ブレードが選択できるのである。
【0014】
【表3】
【0015】次に、本発明の第1〜第6実施例チッパー
・ブレードの製造方法の一例を図3〜図6を参照しなが
ら説明する。
【0016】まず、符号1で指示する厚さ約50mmのプレ
ハードン鋼鈑に対して、通常のガス溶断処理(火口サイ
ズ4番;溶断速度 100mm/min)にて、略円盤形状(最大
径約400mm)のブレード基体21・21…を得る作業を行な
う(図3参照)。各ブレード基体21の突起部21b・21b
の先端に各々、図4に示す溶接部21c・21cを形成する
ように溶断していくのである。
【0017】次いで、溶断処理して得られたブレード基
体21の突起部21b・21b先端に形成された溶接部21c・
21cに対して、予熱処理(150 〜200 ℃)を行ない、硬
化肉盛溶接材(直径4mm棒)を用いて電気肉盛溶接(電
流値 150A)を施すことにより肉盛部3・3を形成する
(図5参照)。
【0018】そして、この肉盛部3・3に対して、ディ
スクグラインダ(砥石粗さ80番)にて切削加工を施し、
先端刃22・22を各々研出することにより、チッパー・ブ
レードを完成するのである(図6参照)。
【0019】このように上記第1〜第6実施例チッパー
・ブレードにあっては、互いに異なる材質のブレード基
体とブレード先端刃とを溶接処理にて接合しているの
で、例えば釘などのような異物混入によりブレード折損
をもたらすような大きな衝撃力がチッパー・ブレードに
加わった際にも、殆どの場合、硬化肉盛溶接材から成る
ブレード先端刃部分か、或いはブレード基体とブレード
先端刃との溶接部において、ブレード折損が生じること
となる。先端刃がブレード基体と一体に成形されている
ため折損発生箇所も区々であった従来チッパー・ブレー
ドとは異なり、本発明チッパー・ブレードにおいては、
折損部分の修復作業も至極容易になる。
【0020】「第7実施例」第7実施例チッパー・ブレ
ードは、ブレード基体とブレード先端刃とをボルトを用
いて機械的に接合するものである。第1〜第6実施例と
同様、ブレード基体はプレハードン鋼で形成し、またそ
の形状も第1〜第6実施例と略同形である。ただ、ブレ
ード基体の突起部23bの先端には、複数の固定溝が切削
された取付け部23cが形成してあり(図7はブレード基
体の突起部23bの拡大図である)、この取付け部23c
に、取付け部23cに嵌合する形状に形成された工具鋼
( JIS SKS-3、SKH-51等)製の先端刃24が、高張力鋼材
製ボルト25・25によって、着脱自在に固定されている。
【0021】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明に係るチッパー・ブレードは、大きなものに
なりがちなブレード基体を、溶断性・溶接性に優れたプ
レハードン鋼で構成し、ブレード先端刃を別に設けるよ
うにしているので、大掛かりな各種熱処理設備が不要と
なり、同時に製造工程を頗る簡易化することができ、大
幅な製造コスト低減が可能となる。
【0022】また、本発明に係るチッパー・ブレード
は、例えば釘などのような異物混入によりブレード折損
が発生しても、ブレード先端刃のみの肉盛溶接作業、或
いはブレード先端刃の交換作業で対応することができる
ので、チッパー・ブレードの折損・磨耗に対する再生修
復作業も頗る容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例チッパー・ブレードを具備した木
材チッパーの一例を示す簡略説明図である。
【図2】第1〜第6実施例チッパー・ブレードの構成を
説明する全体斜視図である。
【図3】第1〜第6実施例チッパー・ブレードの製造工
程を示す簡略説明図である。
【図4】第1〜第6実施例チッパー・ブレードの製造工
程を示す簡略説明図である。
【図5】第1〜第6実施例チッパー・ブレードの製造工
程を示す簡略説明図である。
【図6】第1〜第6実施例チッパー・ブレードの製造工
程を示す簡略説明図である。
【図7】第7実施例チッパー・ブレード要部の構成を説
明する分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プレハードン鋼鈑 2 チッパー・ブレード 21 ブレード基体 21b・23b 突起部 22・24 ブレード先端刃 3 肉盛部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材をチップに粉砕あるいは切削処理す
    る木材チッパーに用いるチッパー・ブレードであって、 木材を直接に粉砕あるいは切削するブレード先端刃と、
    当該ブレード先端刃を支持するブレード基体とを含み、
    当該ブレード基体がプレハードン鋼から成ることを特徴
    とするチッパー・ブレード。
  2. 【請求項2】 ブレード基体が、周縁部に少なくとも一
    つの突起部を有する略円盤形状であり、当該ブレード基
    体の突起部に硬化肉盛溶接材から成るブレード先端刃が
    溶接してあることを特徴とする請求項1記載のチッパー
    ・ブレード。
  3. 【請求項3】 ブレード基体が、周縁部に少なくとも一
    つの突起部を有する略円盤形状であり、当該ブレード基
    体の突起部にブレード先端刃が着脱自在に設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1記載のチッパー・ブレード。
  4. 【請求項4】 溶断処理にてプレハードン鋼鈑より所要
    形状のブレード基体を得る溶断処理工程と、 溶断処理して得られたブレード基体における所要部位
    に、硬化肉盛溶接材を用いて肉盛り溶接を施し肉盛部を
    得る肉盛処理工程と、 肉盛処理して得られた肉盛部を所要の切刃形状に研出し
    ブレード先端刃を得る先端刃成形工程とを含むことを特
    徴とするチッパー・ブレードの製造法。
  5. 【請求項5】 溶断処理にてプレハードン鋼鈑より周縁
    部に少なくとも一つの突起部を有する略円盤形状のブレ
    ード基体を得る溶断処理工程と、 溶断処理して得られたブレード基体における前記突起部
    に、硬化肉盛溶接材を用いて肉盛り溶接を施し肉盛部を
    得る肉盛処理工程と、 肉盛処理して得られた肉盛部を所要の切刃形状に研出し
    ブレード先端刃を得る先端刃成形工程とを含むことを特
    徴とするチッパー・ブレードの製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010264353A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Kinki:Kk 切断刃の製造方法とその切断刃
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