JPH0794445A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0794445A JPH0794445A JP23704693A JP23704693A JPH0794445A JP H0794445 A JPH0794445 A JP H0794445A JP 23704693 A JP23704693 A JP 23704693A JP 23704693 A JP23704693 A JP 23704693A JP H0794445 A JPH0794445 A JP H0794445A
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- conductive layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、半導体基板1上のコンタクト領域等
において全面或いは所望の領域に金属薄膜を膜厚制御性
良く形成する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】本発明では、シリコン基板1に形成されるp+
拡散層3に対してコンタクトをとるに際し、基板1表面
にTiCl4 を吸着させてTiCl4 膜8を形成し、こ
の後、TiCl4 膜8をフッ素プラズマ処理する事によ
りTiCl4 よりも蒸気圧が低いTiFX 膜9aに改質
する。さらに、熱処理によりp+ 拡散層3表面に選択的
にチタンシリサイド膜10を形成することができる。ま
た、同様の方法によりチタンシリサイド膜を全面に形成
することも可能である。
において全面或いは所望の領域に金属薄膜を膜厚制御性
良く形成する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】本発明では、シリコン基板1に形成されるp+
拡散層3に対してコンタクトをとるに際し、基板1表面
にTiCl4 を吸着させてTiCl4 膜8を形成し、こ
の後、TiCl4 膜8をフッ素プラズマ処理する事によ
りTiCl4 よりも蒸気圧が低いTiFX 膜9aに改質
する。さらに、熱処理によりp+ 拡散層3表面に選択的
にチタンシリサイド膜10を形成することができる。ま
た、同様の方法によりチタンシリサイド膜を全面に形成
することも可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係わり、特に、金属化合物薄膜をコンタクト領域に選
択的に、或いは全面にブランケット状に形成する方法に
関する。
に係わり、特に、金属化合物薄膜をコンタクト領域に選
択的に、或いは全面にブランケット状に形成する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大規模集積回路(LSI)の基本
素子である電界効果トランジスタ(FET)の更なる微
細化が必要となってきている。これまでのAl配線に対
し、金属シリサイドはSi基板への密着性が良く、熱や
腐食に対しても安定でショットキー障壁やオーミック接
触ができるうえ、導電率が高く固相反応を利用しても比
較的容易に形成できるので配線材料や電極材料として利
用されている。その中でもデバイス構造の多層化に伴
い、高温で安定なTiSi2 などの耐熱金属シリサイド
が注目されている。
素子である電界効果トランジスタ(FET)の更なる微
細化が必要となってきている。これまでのAl配線に対
し、金属シリサイドはSi基板への密着性が良く、熱や
腐食に対しても安定でショットキー障壁やオーミック接
触ができるうえ、導電率が高く固相反応を利用しても比
較的容易に形成できるので配線材料や電極材料として利
用されている。その中でもデバイス構造の多層化に伴
い、高温で安定なTiSi2 などの耐熱金属シリサイド
が注目されている。
【0003】しかし、この耐熱金属シリサイドを形成す
るためには基板Siの消費が必要であり、素子サイズの
微細化に伴う浅い拡散層を実現するためには、基板Si
の消費量を低減しなければならず、金属シリサイドの薄
膜化が必要となってくる。薄い金属シリサイド膜を選択
的に、或いはブランケット状に形成する方法として、ス
パッタ法、CVD法、電子ビーム蒸着法等を用いた方法
が知られているが、近年特に化学気相成長(CVD)法
が注目を集めている。
るためには基板Siの消費が必要であり、素子サイズの
微細化に伴う浅い拡散層を実現するためには、基板Si
の消費量を低減しなければならず、金属シリサイドの薄
膜化が必要となってくる。薄い金属シリサイド膜を選択
的に、或いはブランケット状に形成する方法として、ス
パッタ法、CVD法、電子ビーム蒸着法等を用いた方法
が知られているが、近年特に化学気相成長(CVD)法
が注目を集めている。
【0004】CVD法の長所は、凹凸部においても段差
被覆性良く成膜が可能な点や下地を選ばせて選択的に成
長せしめること(selective CVD)が可能な点であ
る。また、ブランケット(blanket )状に成膜すること
もでき、形成した金属膜や金属化合物膜は、高融点金属
配線、ゲート電極、コンタクトホール埋め込み配線など
の応用が試みられている。
被覆性良く成膜が可能な点や下地を選ばせて選択的に成
長せしめること(selective CVD)が可能な点であ
る。また、ブランケット(blanket )状に成膜すること
もでき、形成した金属膜や金属化合物膜は、高融点金属
配線、ゲート電極、コンタクトホール埋め込み配線など
の応用が試みられている。
【0005】このCVD法をチタンシリサイド(TiS
i2 )の選択成長を例にとって図4(a)及び図4
(b)を参照しつつ説明する。まず(001)を主面と
するn型シリコン基板41表面に熱酸化により800n
mのフィールド酸化膜42を形成する。この酸化膜42
に囲まれた素子形成領域にBF2 + イオンを35eVで
5×1015cm-2注入し、N2 雰囲気中で1000℃、
20秒の熱処理を加える事により約0.1μmの浅いp
+ 拡散層43を形成する。次に層間絶縁膜としてCVD
−SiO2 膜44、BPSG膜45の積層膜を1.0μ
mの膜厚にて全面に堆積した後、拡散層43上にコンタ
クトホールを設ける(図4(a))。この基板を希弗酸
水溶液で洗浄することでp+ 拡散層43表面の自然酸化
膜を剥離した後、真空装置内に導入し700℃に昇温す
る。この時チャンバー内の圧力は常に1×10-6Tor
r以下に保持した。この後チャンバー内にTiCl4 ガ
スを2sccm導入し、装置内の圧力を1×10-3To
rrとした。この結果、前記p+ 拡散層43表面に約5
0nmのTiSi2膜46を形成する(図4(b))。
i2 )の選択成長を例にとって図4(a)及び図4
(b)を参照しつつ説明する。まず(001)を主面と
するn型シリコン基板41表面に熱酸化により800n
mのフィールド酸化膜42を形成する。この酸化膜42
に囲まれた素子形成領域にBF2 + イオンを35eVで
5×1015cm-2注入し、N2 雰囲気中で1000℃、
20秒の熱処理を加える事により約0.1μmの浅いp
+ 拡散層43を形成する。次に層間絶縁膜としてCVD
−SiO2 膜44、BPSG膜45の積層膜を1.0μ
mの膜厚にて全面に堆積した後、拡散層43上にコンタ
クトホールを設ける(図4(a))。この基板を希弗酸
水溶液で洗浄することでp+ 拡散層43表面の自然酸化
膜を剥離した後、真空装置内に導入し700℃に昇温す
る。この時チャンバー内の圧力は常に1×10-6Tor
r以下に保持した。この後チャンバー内にTiCl4 ガ
スを2sccm導入し、装置内の圧力を1×10-3To
rrとした。この結果、前記p+ 拡散層43表面に約5
0nmのTiSi2膜46を形成する(図4(b))。
【0006】しかしながら最近の研究により、この方法
も次のような問題があることがわかった。例えば、供給
ガスの微小流量制御が難しいために、形成されるTiS
i2 の膜厚の再現性が悪い事が挙げられる。また、反応
開始からの膜成長速度があまりに急峻なことや、基板表
面の自然酸化膜が完全に剥離されていない場合、シリコ
ン基板の表面状態により反応開始時間が変化することの
ために、微細なデバイス上に例えば50nm以下の薄い
TiSi2 膜を膜厚制御性良く形成する事が困難であっ
た。
も次のような問題があることがわかった。例えば、供給
ガスの微小流量制御が難しいために、形成されるTiS
i2 の膜厚の再現性が悪い事が挙げられる。また、反応
開始からの膜成長速度があまりに急峻なことや、基板表
面の自然酸化膜が完全に剥離されていない場合、シリコ
ン基板の表面状態により反応開始時間が変化することの
ために、微細なデバイス上に例えば50nm以下の薄い
TiSi2 膜を膜厚制御性良く形成する事が困難であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体装置製造工程では、薄いシリサイド膜をCVD法を用
いて制御性良く形成する事が困難であった。本発明は、
前記実情に鑑みてなされたもので、薄い金属化合物膜や
合金膜を基板上に制御性良く形成する方法を提供するこ
とを目的とする。
体装置製造工程では、薄いシリサイド膜をCVD法を用
いて制御性良く形成する事が困難であった。本発明は、
前記実情に鑑みてなされたもので、薄い金属化合物膜や
合金膜を基板上に制御性良く形成する方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した問題を解決する
ために本発明は、基板表面に形成される半導体からなる
第1の導電層表面に金属元素を含む原料を吸着せしめる
工程と、この吸着せしめられた金属元素を含む原料を該
原料より蒸気圧が低い物質に改質する工程と、前記蒸気
圧が低い物質を前記第1の導電層を構成する半導体元素
と反応せしめることにより、前記第1の導電層表面に前
記金属元素を含む第2の導電層を形成する工程とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
ために本発明は、基板表面に形成される半導体からなる
第1の導電層表面に金属元素を含む原料を吸着せしめる
工程と、この吸着せしめられた金属元素を含む原料を該
原料より蒸気圧が低い物質に改質する工程と、前記蒸気
圧が低い物質を前記第1の導電層を構成する半導体元素
と反応せしめることにより、前記第1の導電層表面に前
記金属元素を含む第2の導電層を形成する工程とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
【0009】好ましくは、前記金属元素を含む原料を前
記第1の導電層表面に吸着せしめる工程は、前記基板の
温度を該基板以外の部分の温度以下に制御することによ
り行う。
記第1の導電層表面に吸着せしめる工程は、前記基板の
温度を該基板以外の部分の温度以下に制御することによ
り行う。
【0010】また、好ましくは、前記吸着せしめられた
金属元素を含む原料を該原料より蒸気圧が低い物質に改
質する工程は、還元性ガス或いは酸化性ガス雰囲気中で
前記基板に対して、加熱処理、プラズマ処理、或いは紫
外線処理を施すことにより行う。
金属元素を含む原料を該原料より蒸気圧が低い物質に改
質する工程は、還元性ガス或いは酸化性ガス雰囲気中で
前記基板に対して、加熱処理、プラズマ処理、或いは紫
外線処理を施すことにより行う。
【0011】また、好ましくは、前記プラズマ処理は、
フッ素雰囲気で行う。さらに、好ましくは、前記基板表
面に絶縁膜が選択的に形成されるとともに、この絶縁膜
に囲まれた領域に前記半導体からなる第1の導電層が選
択的に形成され、前記金属元素を含む第2の導電層を形
成する工程は、該第2の導電層を前記第1の導電層表面
に選択的に形成する工程である。
フッ素雰囲気で行う。さらに、好ましくは、前記基板表
面に絶縁膜が選択的に形成されるとともに、この絶縁膜
に囲まれた領域に前記半導体からなる第1の導電層が選
択的に形成され、前記金属元素を含む第2の導電層を形
成する工程は、該第2の導電層を前記第1の導電層表面
に選択的に形成する工程である。
【0012】さらに、前記金属元素を含む第2の導電層
を形成する工程は、前記基板全面に対して行う工程であ
る。さらにまた、前記金属元素を含む第2の導電層を形
成する工程は、熱処理によって行う。
を形成する工程は、前記基板全面に対して行う工程であ
る。さらにまた、前記金属元素を含む第2の導電層を形
成する工程は、熱処理によって行う。
【0013】
【作用】本発明の半導体装置の製造方法によれば、半導
体からなる第1の導電層表面に吸着せしめる金属元素を
含む原料の吸着量を制御することにより、この原料の改
質により形成される蒸気圧が低い物質の量を制御し、さ
らにこの蒸気圧が低い物質を前記第1の導電層を構成す
る半導体元素と反応せしめることにより形成される前記
金属元素を含む第2の導電層の量、即ち膜厚を制御する
ことができる。ここで、前記蒸気圧が低い物質は、この
物質と前記半導体元素間の反応の温度においてもほとん
ど蒸発しないので、上記膜厚の制御は容易である。した
がって、浅い拡散層上にも再現性良く薄い金属化合物膜
や合金膜を形成する事が可能となる。さらに今までのC
VD法に比べ基板表面の不純物の影響が減少し、オーミ
ック接触性が良好で、凝集のない平坦な界面を得ること
ができ、半導体素子の信頼性が向上する。
体からなる第1の導電層表面に吸着せしめる金属元素を
含む原料の吸着量を制御することにより、この原料の改
質により形成される蒸気圧が低い物質の量を制御し、さ
らにこの蒸気圧が低い物質を前記第1の導電層を構成す
る半導体元素と反応せしめることにより形成される前記
金属元素を含む第2の導電層の量、即ち膜厚を制御する
ことができる。ここで、前記蒸気圧が低い物質は、この
物質と前記半導体元素間の反応の温度においてもほとん
ど蒸発しないので、上記膜厚の制御は容易である。した
がって、浅い拡散層上にも再現性良く薄い金属化合物膜
や合金膜を形成する事が可能となる。さらに今までのC
VD法に比べ基板表面の不純物の影響が減少し、オーミ
ック接触性が良好で、凝集のない平坦な界面を得ること
ができ、半導体素子の信頼性が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明による半導体装置の製造方法の
実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発
明の第1の実施例に係わる半導体装置の製造工程を示す
断面図である。この第1の実施例では、シリコン基板表
面に選択的にTiSi2 膜を形成する場合について説明
する。
実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発
明の第1の実施例に係わる半導体装置の製造工程を示す
断面図である。この第1の実施例では、シリコン基板表
面に選択的にTiSi2 膜を形成する場合について説明
する。
【0015】まず、(001)を主面とするn型シリコ
ン基板1表面に熱酸化により800nmのフィールド酸
化膜2を選択的に形成する。この酸化膜2に囲まれた素
子形成領域にBF2 + イオンを35eVで5×1015c
m-2注入し、N2 雰囲気中で1000℃、20秒の熱処
理を加える事により約0.1μmの浅いp+ 拡散層3を
形成する。次に、層間絶縁膜としてCVD−SiO2 膜
4、BPSG膜5の積層膜を1.0μm膜厚にて全面に
堆積した後、拡散層3上にコンタクトホールを設ける
(図1(a))。この基板を希弗酸水溶液で洗浄するこ
とでp+ 拡散層3表面の自然酸化膜を剥離した後、図示
しない真空容器内に導入する。この時チャンバー内の圧
力は常に1×10-6Torr以下に保持した。
ン基板1表面に熱酸化により800nmのフィールド酸
化膜2を選択的に形成する。この酸化膜2に囲まれた素
子形成領域にBF2 + イオンを35eVで5×1015c
m-2注入し、N2 雰囲気中で1000℃、20秒の熱処
理を加える事により約0.1μmの浅いp+ 拡散層3を
形成する。次に、層間絶縁膜としてCVD−SiO2 膜
4、BPSG膜5の積層膜を1.0μm膜厚にて全面に
堆積した後、拡散層3上にコンタクトホールを設ける
(図1(a))。この基板を希弗酸水溶液で洗浄するこ
とでp+ 拡散層3表面の自然酸化膜を剥離した後、図示
しない真空容器内に導入する。この時チャンバー内の圧
力は常に1×10-6Torr以下に保持した。
【0016】次に、基板設置台6中を液体窒素7が流れ
るようにすることにより、基板温度を−30℃乃至−2
0℃まで下げるとともに、図示しないTiCl4 導入ラ
イン並びに真空容器壁のような基板1の周辺部を60℃
乃至80℃に保つようにした。この後、チャンバー内に
TiCl4 ガスを1sccm導入し、基板1よりもその
周辺部を高くすることで基板1表面にTiCl4 膜8を
吸着させる事が出来た(図1(b))。この時のチャン
バー内の圧力は0.1Torrに設定した。
るようにすることにより、基板温度を−30℃乃至−2
0℃まで下げるとともに、図示しないTiCl4 導入ラ
イン並びに真空容器壁のような基板1の周辺部を60℃
乃至80℃に保つようにした。この後、チャンバー内に
TiCl4 ガスを1sccm導入し、基板1よりもその
周辺部を高くすることで基板1表面にTiCl4 膜8を
吸着させる事が出来た(図1(b))。この時のチャン
バー内の圧力は0.1Torrに設定した。
【0017】次いで、基板1表面に吸着しているTiC
l4 膜8に、フッ素プラズマ処理Aを行うことによりT
iCl4 をTiFX (Xの値はほぼ4)膜9aに改質し
た(図1(c))。この時フッ素を200sccmチャ
ンバー内に導入し、圧力0.1Torr、150Wで5
分間処理を行った。なお、基板温度は−30℃乃至−2
0℃に限ることはなく、例えば室温程度に維持しても良
い。また、前記プラズマ処理中は、なるべく前記基板温
度を保持するように基板を冷却することが好ましい。
l4 膜8に、フッ素プラズマ処理Aを行うことによりT
iCl4 をTiFX (Xの値はほぼ4)膜9aに改質し
た(図1(c))。この時フッ素を200sccmチャ
ンバー内に導入し、圧力0.1Torr、150Wで5
分間処理を行った。なお、基板温度は−30℃乃至−2
0℃に限ることはなく、例えば室温程度に維持しても良
い。また、前記プラズマ処理中は、なるべく前記基板温
度を保持するように基板を冷却することが好ましい。
【0018】次に、TiCl4 の改質によって形成され
たTiFX 膜9aを、基板1下部からの赤外線加熱Bに
より、約700℃、3分間熱処理することにより、BP
SG膜5上のTiFX 膜9aを9bとして蒸発させると
同時に、拡散層3表面においてTiFX 膜9aと拡散層
3のSiとを反応させる。チャンバー内の圧力は常に1
×10-6Torr以下に保持した。これにより、約20
nm以下のチタンシリサイド膜10を選択的に形成する
ことができた(図1(d))。
たTiFX 膜9aを、基板1下部からの赤外線加熱Bに
より、約700℃、3分間熱処理することにより、BP
SG膜5上のTiFX 膜9aを9bとして蒸発させると
同時に、拡散層3表面においてTiFX 膜9aと拡散層
3のSiとを反応させる。チャンバー内の圧力は常に1
×10-6Torr以下に保持した。これにより、約20
nm以下のチタンシリサイド膜10を選択的に形成する
ことができた(図1(d))。
【0019】この結果,絶縁膜上の吸着物質の除去とシ
リサイド形成とを同時に単一行程で行う事が可能であっ
た。更に上記吸着気体(TiCl4 )の導入量、導入時
間、及び温度条件を制御することにより、最終的に形成
される膜の膜厚を容易に制御することができる。
リサイド形成とを同時に単一行程で行う事が可能であっ
た。更に上記吸着気体(TiCl4 )の導入量、導入時
間、及び温度条件を制御することにより、最終的に形成
される膜の膜厚を容易に制御することができる。
【0020】また、基板温度とその周辺部の温度を制御
することで様々なガスを基板表面に吸着させることも可
能である。例えば、TiCl4 の代わりにTiIX を気
相より基板上に供給し、同様の行程を経ることでTiS
i2 を形成することも可能であった。また上記赤外線加
熱処理以外にも、プラズマ処理、紫外線処理などの方法
を様々に組み合わせる事でチタンシリサイド膜10の形
成は可能である。
することで様々なガスを基板表面に吸着させることも可
能である。例えば、TiCl4 の代わりにTiIX を気
相より基板上に供給し、同様の行程を経ることでTiS
i2 を形成することも可能であった。また上記赤外線加
熱処理以外にも、プラズマ処理、紫外線処理などの方法
を様々に組み合わせる事でチタンシリサイド膜10の形
成は可能である。
【0021】本実施例ではTiCl4 膜8をフッ素プラ
ズマ処理する事によりTiCl4 よりも蒸気圧が低いT
iFX 膜9aにする。上記方法において、TiCl4 膜
8を全てTiFX に変える必要はなく、少なくともTi
Cl4 よりも蒸気圧の低い物質であれば問題はない。こ
のため、TiCl4 膜8を直接加熱した場合にはすぐ蒸
発してしまうため成膜できないが、これをTiFX など
の蒸気圧の低い物質に改質することにより成膜を容易に
行う事ができる。以上の方法によれば、従来のCVD法
等に比べて膜厚の制御が容易である。さらに、TiFX
膜等の改質された膜と基板半導体とはより低温において
反応し、プロセスの低温化を促す。さらにまた、半導体
基板とシリサイド膜との界面における不純物の混入が避
けられる。
ズマ処理する事によりTiCl4 よりも蒸気圧が低いT
iFX 膜9aにする。上記方法において、TiCl4 膜
8を全てTiFX に変える必要はなく、少なくともTi
Cl4 よりも蒸気圧の低い物質であれば問題はない。こ
のため、TiCl4 膜8を直接加熱した場合にはすぐ蒸
発してしまうため成膜できないが、これをTiFX など
の蒸気圧の低い物質に改質することにより成膜を容易に
行う事ができる。以上の方法によれば、従来のCVD法
等に比べて膜厚の制御が容易である。さらに、TiFX
膜等の改質された膜と基板半導体とはより低温において
反応し、プロセスの低温化を促す。さらにまた、半導体
基板とシリサイド膜との界面における不純物の混入が避
けられる。
【0022】次に、本発明の第2の実施例である blank
et状の金属薄膜形成法について述べる。図2は本発明の
第2の実施例に係わる半導体装置の製造工程を示す断面
図である。
et状の金属薄膜形成法について述べる。図2は本発明の
第2の実施例に係わる半導体装置の製造工程を示す断面
図である。
【0023】まず、(001)を主面とするn型シリコ
ン基板1にフィールド酸化膜2、p+ 拡散層3を形成す
る。次に層間絶縁膜としてCVD−SiO2 膜4、BP
SG膜5の積層膜を全面に堆積した後、拡散層上にコン
タクトホールを設ける(図2(a))。この基板1を希
弗酸水溶液で洗浄することによりp+ 拡散層3表面の自
然酸化膜を剥離した後、図示しない真空容器内に導入す
る。チャンバー内の圧力は常に1×10-6Torr以下
に保持した。
ン基板1にフィールド酸化膜2、p+ 拡散層3を形成す
る。次に層間絶縁膜としてCVD−SiO2 膜4、BP
SG膜5の積層膜を全面に堆積した後、拡散層上にコン
タクトホールを設ける(図2(a))。この基板1を希
弗酸水溶液で洗浄することによりp+ 拡散層3表面の自
然酸化膜を剥離した後、図示しない真空容器内に導入す
る。チャンバー内の圧力は常に1×10-6Torr以下
に保持した。
【0024】この後、真空容器内にTi{N(C2 H
5 )2 }4 (テトラキス−ジエチルアミノチタン=TD
EAT)を5sccm、5分間導入することにより基板
1表面にTDEAT膜11aを吸着させた(図2
(b))。このとき、基板設置台6中を液体窒素7が流
れるようにすることにより基板温度を−30℃乃至−2
0℃まで下げた。ここで、チャンバー内の圧力は0.1
Torrに設定した。また、導入ライン並びに真空容器
壁は室温状態のままとした。更に、NH3 ガス雰囲気
(圧力0.1Torr)中で紫外線Cを照射することに
よってTDEAT膜11a表面の改質を行った(図2
(c))。これにより改質層11bを形成し、後工程で
ある熱処理における低温化を促す。
5 )2 }4 (テトラキス−ジエチルアミノチタン=TD
EAT)を5sccm、5分間導入することにより基板
1表面にTDEAT膜11aを吸着させた(図2
(b))。このとき、基板設置台6中を液体窒素7が流
れるようにすることにより基板温度を−30℃乃至−2
0℃まで下げた。ここで、チャンバー内の圧力は0.1
Torrに設定した。また、導入ライン並びに真空容器
壁は室温状態のままとした。更に、NH3 ガス雰囲気
(圧力0.1Torr)中で紫外線Cを照射することに
よってTDEAT膜11a表面の改質を行った(図2
(c))。これにより改質層11bを形成し、後工程で
ある熱処理における低温化を促す。
【0025】次に、H2 雰囲気(0.1Torr)中で
基板下部に対して赤外線加熱Dを行い、基板温度300
℃においてブランケット状に40nmのチタンナイトラ
イド膜12を形成することができた(図2(d))。上
記実施例方法においてTDEAT膜は、改質工程を行わ
ない場合には高温における蒸気圧が高い。したがって、
赤外線加熱Dを行った場合に基板表面より蒸発しTiN
膜の堆積は生じない。これに対し本発明では、TDEA
T膜を吸着させた後、NH3 中での紫外線照射Cを行う
事で、膜の表面をNリッチで且つTiNの組成比に近い
アモルファス状の層に改質するため、その蒸気圧を低下
せしめることができ、後の加熱工程においてTiN膜を
形成できるものと考えられる。なお、加熱工程において
上記アモルファス状の層から不純物のみが蒸発除去され
るので、形成されるTiN膜の膜質は良好なものとな
る。
基板下部に対して赤外線加熱Dを行い、基板温度300
℃においてブランケット状に40nmのチタンナイトラ
イド膜12を形成することができた(図2(d))。上
記実施例方法においてTDEAT膜は、改質工程を行わ
ない場合には高温における蒸気圧が高い。したがって、
赤外線加熱Dを行った場合に基板表面より蒸発しTiN
膜の堆積は生じない。これに対し本発明では、TDEA
T膜を吸着させた後、NH3 中での紫外線照射Cを行う
事で、膜の表面をNリッチで且つTiNの組成比に近い
アモルファス状の層に改質するため、その蒸気圧を低下
せしめることができ、後の加熱工程においてTiN膜を
形成できるものと考えられる。なお、加熱工程において
上記アモルファス状の層から不純物のみが蒸発除去され
るので、形成されるTiN膜の膜質は良好なものとな
る。
【0026】また、Ti{N(CH3 )2 }4 (テトラ
キス−ジメチルアミノチタン=TDMAT)を用いた場
合や、TiClX (X=2,3,4)吸着工程とN2 プ
ラズマ改質工程との組み合わせを用いた場合でも同様の
効果が得られた。
キス−ジメチルアミノチタン=TDMAT)を用いた場
合や、TiClX (X=2,3,4)吸着工程とN2 プ
ラズマ改質工程との組み合わせを用いた場合でも同様の
効果が得られた。
【0027】上記方法により、選択的金属薄膜形成だけ
でなくブランケット状金属薄膜形成においても膜厚制御
が可能となる。また、同じチャンバー内において選択成
長による成膜とブランケット状成膜のプロセスができる
ため、工程数の削減につながり信頼性が向上する。
でなくブランケット状金属薄膜形成においても膜厚制御
が可能となる。また、同じチャンバー内において選択成
長による成膜とブランケット状成膜のプロセスができる
ため、工程数の削減につながり信頼性が向上する。
【0028】更にまた、基板吸着物改質法の一つとし
て、還元性ガス雰囲気処理による改質を行うことも可能
である。この方法(本発明の第3の実施例)について、
選択的TiSi2 膜形成を例として説明する。
て、還元性ガス雰囲気処理による改質を行うことも可能
である。この方法(本発明の第3の実施例)について、
選択的TiSi2 膜形成を例として説明する。
【0029】図3は本発明の第3の実施例に係わる半導
体装置の製造工程を示す断面図である。まず、第1の実
施例と同様にしてn型シリコン基板1表面に形成された
p+拡散層3表面にTiCl4 膜8を吸着させた後(図
3(a))、水銀中をバブリングさせた水素(水銀増感
水素)を10sccm、10分間供給しながら紫外線照
射Eを行うことで、TiCl4 +2H2 →Ti+4HC
l↑の還元反応を生じさせ、塩素を含まない純粋なチタ
ン膜13を基板1表面に吸着させることができた(図3
(b))。この後、チタン膜13に対して基板下部より
3分間赤外線加熱Fを行うことにより、約800℃の温
度において拡散層3表面に約20nm以下のチタンシリ
サイド膜14を選択的に形成した。この後、CVD−S
iO2 膜4、BPSG膜5の積層膜上の未反応のチタン
膜13をエッチング除去した(図3(c))。
体装置の製造工程を示す断面図である。まず、第1の実
施例と同様にしてn型シリコン基板1表面に形成された
p+拡散層3表面にTiCl4 膜8を吸着させた後(図
3(a))、水銀中をバブリングさせた水素(水銀増感
水素)を10sccm、10分間供給しながら紫外線照
射Eを行うことで、TiCl4 +2H2 →Ti+4HC
l↑の還元反応を生じさせ、塩素を含まない純粋なチタ
ン膜13を基板1表面に吸着させることができた(図3
(b))。この後、チタン膜13に対して基板下部より
3分間赤外線加熱Fを行うことにより、約800℃の温
度において拡散層3表面に約20nm以下のチタンシリ
サイド膜14を選択的に形成した。この後、CVD−S
iO2 膜4、BPSG膜5の積層膜上の未反応のチタン
膜13をエッチング除去した(図3(c))。
【0030】上記実施例方法において、水銀増感水素導
入と紫外線処理Eを行う事で、TiCl4 の還元を促進
させ、蒸気圧の低いチタンにすることで成膜を容易にす
ることができた。また、上記第1の実施例と同様にTi
Cl4 を全てチタンに変える必要はなく、TiCl4 よ
りも蒸気圧の低い物質であれば問題はない。以上の方法
により、従来のスパッタ法によるチタン膜形成における
ダメージを考えなくても良いことになる。また界面の不
純物の影響が減少し、凝集のない平坦な界面を得る事が
出来る。なお、本発明は上記実施例方法に限るものでは
なく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して利
用可能である事は言うまでもない。
入と紫外線処理Eを行う事で、TiCl4 の還元を促進
させ、蒸気圧の低いチタンにすることで成膜を容易にす
ることができた。また、上記第1の実施例と同様にTi
Cl4 を全てチタンに変える必要はなく、TiCl4 よ
りも蒸気圧の低い物質であれば問題はない。以上の方法
により、従来のスパッタ法によるチタン膜形成における
ダメージを考えなくても良いことになる。また界面の不
純物の影響が減少し、凝集のない平坦な界面を得る事が
出来る。なお、本発明は上記実施例方法に限るものでは
なく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して利
用可能である事は言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、半導体からなる第1の導電層表面に金属元素を含む
第2の導電層を膜厚制御性良く形成することができ、浅
い拡散層上にも再現性良く薄い金属化合物膜や合金膜を
形成する事が可能となるので、信頼性の高い半導体素子
を形成することができる。
ば、半導体からなる第1の導電層表面に金属元素を含む
第2の導電層を膜厚制御性良く形成することができ、浅
い拡散層上にも再現性良く薄い金属化合物膜や合金膜を
形成する事が可能となるので、信頼性の高い半導体素子
を形成することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる半導体装置の製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる半導体装置の製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図3】本発明の第3の実施例に係わる半導体装置の製
造工程を示す断面図。
造工程を示す断面図。
【図4】従来例の半導体装置の製造工程を示す断面図。
1 シリコン基板 2 フィ−ルド酸化膜 3 p+ 拡散層 4 CVD−SiO2 膜 5 BPSG膜 6 基板設置台 7 液体窒素 8 TiCl4 膜 9 TiFX 膜 10 チタンシリサイド膜 11 TDEAT膜 12 チタンナイトライド膜 13 チタン膜 14 チタンシリサイド膜 41 シリコン基板 42 フィールド酸化膜 43 p+ 拡散層 44 CVD−SiO2 膜 45 BPSG膜 46 チタンシリサイド膜
Claims (7)
- 【請求項1】 基板表面に形成される半導体からなる第
1の導電層表面に金属元素を含む原料を吸着せしめる工
程と、この吸着せしめられた金属元素を含む原料を該原
料より蒸気圧が低い物質に改質する工程と、前記蒸気圧
が低い物質を前記第1の導電層を構成する半導体元素と
反応せしめることにより、前記第1の導電層表面に前記
金属元素を含む第2の導電層を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記金属元素を含む原料を前記第1の導
電層表面に吸着せしめる工程は、前記基板の温度を該基
板以外の部分の温度以下に制御することにより行うこと
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記吸着せしめられた金属元素を含む原
料を該原料より蒸気圧が低い物質に改質する工程は、還
元性ガス或いは酸化性ガス雰囲気中で前記基板に対し
て、加熱処理、プラズマ処理、或いは紫外線処理を施す
ことにより行うことを特徴とする請求項1記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記プラズマ処理は、フッ素雰囲気で行
うことを特徴とする請求項3記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項5】 前記基板表面に絶縁膜が選択的に形成さ
れるとともに、この絶縁膜に囲まれた領域に前記半導体
からなる第1の導電層が選択的に形成され、前記金属元
素を含む第2の導電層を形成する工程は、該第2の導電
層を前記第1の導電層表面に選択的に形成する工程であ
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 前記金属元素を含む第2の導電層を形成
する工程は、前記基板全面に対して行う工程であること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記金属元素を含む第2の導電層を形成
する工程は、熱処理によって行うことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23704693A JPH0794445A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23704693A JPH0794445A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0794445A true JPH0794445A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17009609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23704693A Pending JPH0794445A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794445A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23704693A patent/JPH0794445A/ja active Pending
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