JPH079452Y2 - 低域クリップ防止回路 - Google Patents
低域クリップ防止回路Info
- Publication number
- JPH079452Y2 JPH079452Y2 JP3140389U JP3140389U JPH079452Y2 JP H079452 Y2 JPH079452 Y2 JP H079452Y2 JP 3140389 U JP3140389 U JP 3140389U JP 3140389 U JP3140389 U JP 3140389U JP H079452 Y2 JPH079452 Y2 JP H079452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- low
- circuit
- frequency
- amplifier
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、可聴周波増幅器の低域信号成分によるクリ
ップを防止するための低域クリップ防止回路に関する。
ップを防止するための低域クリップ防止回路に関する。
[従来の技術] 一般的な音楽信号は楽器音や音声等さまざまな周波数成
分を含んでいる。また、音楽信号はそのエネルギーバラ
ンスから、低域は中高域に比べ大振幅の信号を含む場合
が多く、ドラム等の大音量の楽器も多い。
分を含んでいる。また、音楽信号はそのエネルギーバラ
ンスから、低域は中高域に比べ大振幅の信号を含む場合
が多く、ドラム等の大音量の楽器も多い。
また、トランジスタ増幅器のような増幅器は、一般に、
所定のレベル(無歪最大入力レベル)を越えるレベルの
信号が入力すると、出力信号がクリップしてしまう。
所定のレベル(無歪最大入力レベル)を越えるレベルの
信号が入力すると、出力信号がクリップしてしまう。
ところが、このような増幅器においては、入力信号の低
域成分のレベルが増幅器をクリップさせる程大きいと、
この低域成分に関しては、たとえ歪が軽微で、音響とし
て大した問題とはならない程度であるとしても、入力信
号に中高域成分も含まれている場合、これらの中高域成
分がこの低域成分のクリップにより欠損し、音響として
多大の影響を被るという問題があった。
域成分のレベルが増幅器をクリップさせる程大きいと、
この低域成分に関しては、たとえ歪が軽微で、音響とし
て大した問題とはならない程度であるとしても、入力信
号に中高域成分も含まれている場合、これらの中高域成
分がこの低域成分のクリップにより欠損し、音響として
多大の影響を被るという問題があった。
すなわち、増幅器に、第7図(a)に示すような低、中
および高域の3成分を含み、特に低域成分のレベルが該
増幅器の無歪最大入力レベルより大きな第7図(b)に
示すような波形の信号が入力されたとすると、該増幅器
の出力波形は第7図(c)に示すような波形となる。こ
の場合、第7図(d)に示すように、低域成分はクリッ
プしているものの、一応再生されるのに対し、中域およ
び高域成分は、第7図(d)に示すようなX印の部分が
欠損している。そして、このような欠損は、音響として
見た場合、大きな欠陥となる。
および高域の3成分を含み、特に低域成分のレベルが該
増幅器の無歪最大入力レベルより大きな第7図(b)に
示すような波形の信号が入力されたとすると、該増幅器
の出力波形は第7図(c)に示すような波形となる。こ
の場合、第7図(d)に示すように、低域成分はクリッ
プしているものの、一応再生されるのに対し、中域およ
び高域成分は、第7図(d)に示すようなX印の部分が
欠損している。そして、このような欠損は、音響として
見た場合、大きな欠陥となる。
特に、音楽信号においては、中高域成分が聴感上音楽情
報の中心をなすものであるため、その中高域成分の連続
性に欠損が生じることは音楽的には破綻に値する程に決
定的なダメージとなる。
報の中心をなすものであるため、その中高域成分の連続
性に欠損が生じることは音楽的には破綻に値する程に決
定的なダメージとなる。
増幅器におけるクリップを防止する回路としては、従来
より、いわゆるAGC(自動音利得制御)回路が知られて
いる。第8図は、このようなAGC回路を用いた例を示
す。同図において、スピーカ駆動用のパワーアンプ1の
入力回路に直列に電子アッテネータ8を接続し、コント
ロール回路9により入力信号Viのレベルに応じてアッテ
ネータ8における減衰量を制御し、パワーアンプ1への
入力信号レベルをパワーアンプ1のクリップレベル以下
としている。
より、いわゆるAGC(自動音利得制御)回路が知られて
いる。第8図は、このようなAGC回路を用いた例を示
す。同図において、スピーカ駆動用のパワーアンプ1の
入力回路に直列に電子アッテネータ8を接続し、コント
ロール回路9により入力信号Viのレベルに応じてアッテ
ネータ8における減衰量を制御し、パワーアンプ1への
入力信号レベルをパワーアンプ1のクリップレベル以下
としている。
しかしながら、このようなAGC回路を用いた場合は、 全帯域でアッテネートするため、音量感が損なわれ
る。
る。
コントロール回路に時定数が入るため、音響効果が不
自然になる場合がある。
自然になる場合がある。
ステレオの場合、片チャンネルにのみ大振幅の入力が
あったときも、音源の位置感を不安定にしないためには
もう一方のチャンネルにも同様の減衰効果を与える必要
がある。
あったときも、音源の位置感を不安定にしないためには
もう一方のチャンネルにも同様の減衰効果を与える必要
がある。
などの欠点があった。
[考案が解決しようとする課題] この考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、大
振幅低域信号成分による増幅器のクリップを防止し、も
って音楽信号の破綻に至るような決定的なダメージとな
る中高域成分の欠損を防止することが可能な低域クリッ
プ防止回路を提供することを課題としている。
振幅低域信号成分による増幅器のクリップを防止し、も
って音楽信号の破綻に至るような決定的なダメージとな
る中高域成分の欠損を防止することが可能な低域クリッ
プ防止回路を提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、この考案では、対象となる増
幅器より前段において、可聴周波信号を低域成分と中高
域成分とに分割し、低域成分のみを非線形かつ滑らかに
圧縮し、この圧縮した低域成分と前記中高域成分とを再
度合成することにより、前記増幅器へ入力される信号の
低域成分によるピーク値を該増幅器のクリップレベルよ
り小さく抑えている。
幅器より前段において、可聴周波信号を低域成分と中高
域成分とに分割し、低域成分のみを非線形かつ滑らかに
圧縮し、この圧縮した低域成分と前記中高域成分とを再
度合成することにより、前記増幅器へ入力される信号の
低域成分によるピーク値を該増幅器のクリップレベルよ
り小さく抑えている。
[作用] この考案の低域クリップ防止回路は、低域クリップを防
止しようとする増幅器(対象増幅器)の前段または前々
段など、該増幅器より前段に設けられる。そして、この
低域クリップ防止回路は、可聴周波入力信号のレベルが
対象増幅器のクリップレベル(無歪最大入力レベル)以
下となるように前記入力信号を加工して対象増幅器へ供
給する。
止しようとする増幅器(対象増幅器)の前段または前々
段など、該増幅器より前段に設けられる。そして、この
低域クリップ防止回路は、可聴周波入力信号のレベルが
対象増幅器のクリップレベル(無歪最大入力レベル)以
下となるように前記入力信号を加工して対象増幅器へ供
給する。
[効果] したがって、この考案によれば、対象増幅器における低
域成分によるクリップを防止することができ、低域成分
の振幅過大に起因する中高域成分の欠損を防止すること
ができる。
域成分によるクリップを防止することができ、低域成分
の振幅過大に起因する中高域成分の欠損を防止すること
ができる。
また、この低域クリップ防止回路においては、低域成分
のみを加工するため、中高音域の信号レベルは全く影響
されない。したがって、音楽情報の中心である中高域の
音量感は損なわれない。
のみを加工するため、中高音域の信号レベルは全く影響
されない。したがって、音楽情報の中心である中高域の
音量感は損なわれない。
また、この低域成分の振幅制限は非線形に行なわれる。
このため、低域信号はピークのみが抑えられるので、低
域成分のエネルギー感も損なわれにくい。また、非線形
圧縮のため、時定数を含める必要がなく、音楽信号とし
ての不自然感も少ない。
このため、低域信号はピークのみが抑えられるので、低
域成分のエネルギー感も損なわれにくい。また、非線形
圧縮のため、時定数を含める必要がなく、音楽信号とし
ての不自然感も少ない。
また、上記のように、低域信号の圧縮によるエネルギー
感のロスが少ないため、ステレオ等の場合にも各チャン
ネルごとに単独で信号処理を行なうことができる。これ
と、前記の中高域レベルを操作しないことと合せて信号
処理に基づく中高域成分の欠損も発生しない。
感のロスが少ないため、ステレオ等の場合にも各チャン
ネルごとに単独で信号処理を行なうことができる。これ
と、前記の中高域レベルを操作しないことと合せて信号
処理に基づく中高域成分の欠損も発生しない。
さらに、低域成分を滑らかに圧縮することによりこの圧
縮による高次の歪成分の発生を抑えているため、低域成
分の圧縮に伴なう歪感を少なくすることができる。
縮による高次の歪成分の発生を抑えているため、低域成
分の圧縮に伴なう歪感を少なくすることができる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係る低域クリップ防止
回路の基本構成を示す。同図の低域クリップ防止回路2
は、スピーカ10を駆動するパワーアンプ1の低域クリッ
プを防止するためのもので、帯域分割回路を構成するロ
ーパスフィルタ(LPF)3およびハイパスフイルタ(HP
F)4、位相シフト回路5、低域信号成分の振幅を制限
するためのソフトクリップ回路6ならびに帯域合成のた
めの加算器7を具備している。位相シフト回路5は、帯
域合成が好適に行なわれるように低域成分と中高域成分
との位相関係を補正するためのもので、必要に応じて配
設される。この位相シフト回路5を配設する場合、この
回路5は、図示の位置の他、LPF3の前段もしくはソフト
クリップ回路6の後段、あるいは中高域成分側のHPF4の
前段もしくは後段に接続することができる。
回路の基本構成を示す。同図の低域クリップ防止回路2
は、スピーカ10を駆動するパワーアンプ1の低域クリッ
プを防止するためのもので、帯域分割回路を構成するロ
ーパスフィルタ(LPF)3およびハイパスフイルタ(HP
F)4、位相シフト回路5、低域信号成分の振幅を制限
するためのソフトクリップ回路6ならびに帯域合成のた
めの加算器7を具備している。位相シフト回路5は、帯
域合成が好適に行なわれるように低域成分と中高域成分
との位相関係を補正するためのもので、必要に応じて配
設される。この位相シフト回路5を配設する場合、この
回路5は、図示の位置の他、LPF3の前段もしくはソフト
クリップ回路6の後段、あるいは中高域成分側のHPF4の
前段もしくは後段に接続することができる。
第2図は、第1図の低域クリップ防止回路の動作説明の
ための動作概念図を示す。次に、第2図の動作概念図を
参照しながら、第1図の回路の動作を説明する。
ための動作概念図を示す。次に、第2図の動作概念図を
参照しながら、第1図の回路の動作を説明する。
第1図の低域クリップ防止回路2において、可聴周波入
力信号Viは、先ず、HPF4とLPF3とを通過することによっ
て中高域成分(第2図)と低域成分(第2図)とに
帯域を分割される。そして、低域成分は、HPF4の位相特
性と整合するように位相シフト回路5を通り、次に、ソ
フトクリップ回路6を通ることによって大振幅信号時の
ピークがソフトクリップされる(第2図)。このソフ
トクリップ回路6は低域成分のピークをパワーアンプ1
の電源±Vccに依存するクリップ(ハードクリップ)レ
ベルより低いレベルに制限するもので、振幅制限したこ
とによる高次の歪が耳につかないようにソフトクリップ
としている。この振幅制限された低域成分は、別途にHP
F4を通っただけで何も加工されなかった中高域成分と加
算器7において合成され、1つの信号(第2図)とな
ってパワーアンプ1に入力される。
力信号Viは、先ず、HPF4とLPF3とを通過することによっ
て中高域成分(第2図)と低域成分(第2図)とに
帯域を分割される。そして、低域成分は、HPF4の位相特
性と整合するように位相シフト回路5を通り、次に、ソ
フトクリップ回路6を通ることによって大振幅信号時の
ピークがソフトクリップされる(第2図)。このソフ
トクリップ回路6は低域成分のピークをパワーアンプ1
の電源±Vccに依存するクリップ(ハードクリップ)レ
ベルより低いレベルに制限するもので、振幅制限したこ
とによる高次の歪が耳につかないようにソフトクリップ
としている。この振幅制限された低域成分は、別途にHP
F4を通っただけで何も加工されなかった中高域成分と加
算器7において合成され、1つの信号(第2図)とな
ってパワーアンプ1に入力される。
第3図は、第1図に示す基本構成の具体的回路例を示
す。同図において、LPF3およびHPF4としてはこれらの出
力を後段でミキシングして合成したとき、ゲインおよび
位相が整合するように、遮断周波数f0が同じでQ値も同
じQ=0.5の二次フィルタを形成している。LPF3を通っ
た信号(低域成分)は、反転アンプ61に入力される。こ
の反転アンプ61の負帰還系には逆並列接続されたダイオ
ード62,63が接続されており、全体として対数増幅器を
形成している。これにより、大きな信号が入ってきたと
きのピークのゲインが押さえられ、ソフトクリップした
波形が得られる。この場合、クリップさせる素子(クリ
ップレベル)と、後続のパワーアンプ1のゲインおよび
最大出力とに応じて、パワーアンプ1の出力がクリップ
しないように反転アンプ61のゲインと、ミキシング(加
算)用の抵抗71,72の値を設定すればよい。例えば、パ
ワーアンプ1の最大出力が小さい場合にはこの低域クリ
ップ回路で早くクリップするように反転アンプ61のゲイ
ンを大きく設定するとともに、小信号時のf特(周波数
特性)がフラット(平坦)になるように抵抗71の抵抗値
を抵抗72の抵抗値より大きく設定する。
す。同図において、LPF3およびHPF4としてはこれらの出
力を後段でミキシングして合成したとき、ゲインおよび
位相が整合するように、遮断周波数f0が同じでQ値も同
じQ=0.5の二次フィルタを形成している。LPF3を通っ
た信号(低域成分)は、反転アンプ61に入力される。こ
の反転アンプ61の負帰還系には逆並列接続されたダイオ
ード62,63が接続されており、全体として対数増幅器を
形成している。これにより、大きな信号が入ってきたと
きのピークのゲインが押さえられ、ソフトクリップした
波形が得られる。この場合、クリップさせる素子(クリ
ップレベル)と、後続のパワーアンプ1のゲインおよび
最大出力とに応じて、パワーアンプ1の出力がクリップ
しないように反転アンプ61のゲインと、ミキシング(加
算)用の抵抗71,72の値を設定すればよい。例えば、パ
ワーアンプ1の最大出力が小さい場合にはこの低域クリ
ップ回路で早くクリップするように反転アンプ61のゲイ
ンを大きく設定するとともに、小信号時のf特(周波数
特性)がフラット(平坦)になるように抵抗71の抵抗値
を抵抗72の抵抗値より大きく設定する。
第3図の回路において、LPF3の特性は、 但し、s=jω ωは角周波数であるから また、HPF4の特性は、 となり、LPF3の出力TLP(s)とHPF4の出力THP(s)と
は位相が180°ずれていることが分る。
は位相が180°ずれていることが分る。
したがって、これらの出力をミキシング比1:1で合成す
ると、その合成出力SMIXは、 ここでは、Q=0.5であるから すなわち、第3図の回路においては、LPF3の出力とHPF4
の出力とをミキシング比が1:1となるように混合すれば
ゲインは周波数に依らず一定となることが分る。
ると、その合成出力SMIXは、 ここでは、Q=0.5であるから すなわち、第3図の回路においては、LPF3の出力とHPF4
の出力とをミキシング比が1:1となるように混合すれば
ゲインは周波数に依らず一定となることが分る。
第4図は、第1図の回路の第2の具体例を示す。第4図
の回路は、第3図のものに対し、LPF3ならびにHPF4のバ
ッファアンプ31および41を除去し、かつ出力用のバッフ
ァアンプ73を付加したもので、これによってオペアンプ
を1個省略したものである。また、第4図の回路は、別
の見方をすれば、第3図のものに対し、LPF3のバッファ
アンプ31に、さらに位相反転およびソフトクリップの機
能を持たせたものと考えることもできる。
の回路は、第3図のものに対し、LPF3ならびにHPF4のバ
ッファアンプ31および41を除去し、かつ出力用のバッフ
ァアンプ73を付加したもので、これによってオペアンプ
を1個省略したものである。また、第4図の回路は、別
の見方をすれば、第3図のものに対し、LPF3のバッファ
アンプ31に、さらに位相反転およびソフトクリップの機
能を持たせたものと考えることもできる。
第5図は、第1図の回路の第3の具体例を示す。第3お
よび第4図の回路ではリミッタ用のダイオード62,63を
反転アンプ61の負帰還系に接続しているが、これらを第
5図に示すように反転アンプ61の出力回路に直列に接続
された可変抵抗器64の摺動端子とアースとの間に接続す
ることにより、リミッタ効果の大小すなわちソフトクリ
ップレベルを可変することができる。
よび第4図の回路ではリミッタ用のダイオード62,63を
反転アンプ61の負帰還系に接続しているが、これらを第
5図に示すように反転アンプ61の出力回路に直列に接続
された可変抵抗器64の摺動端子とアースとの間に接続す
ることにより、リミッタ効果の大小すなわちソフトクリ
ップレベルを可変することができる。
以上のように、この考案の低域クリップ防止回路を用い
ることにより増幅器への低域信号の許容入力を大きくす
ることができる。すなわち、増幅器への入力信号の低域
を予めブーストしても低域クリップによる中高域信号へ
の悪影響は無いかまたは少ない。したがって、この考案
は、小形スピーカを用い、低域をブーストすることによ
り低音不足の解消を図るような装置、例えばラジカセ等
のスピーカ回路に好適に適用することができる。
ることにより増幅器への低域信号の許容入力を大きくす
ることができる。すなわち、増幅器への入力信号の低域
を予めブーストしても低域クリップによる中高域信号へ
の悪影響は無いかまたは少ない。したがって、この考案
は、小形スピーカを用い、低域をブーストすることによ
り低音不足の解消を図るような装置、例えばラジカセ等
のスピーカ回路に好適に適用することができる。
[実施例の変形例] なお、この考案は、上述の実施例に限定されることな
く、適宜変形して実施することができる。例えば、LPF3
およびHPF4は、処理しようとする可聴波信号を低域成分
と中高域成分とに分割するものであれば良く、一方また
は双方をバンドパスフィルタ等の他の低域通過手段およ
び中高域通過手段に置き換えることも可能である。
く、適宜変形して実施することができる。例えば、LPF3
およびHPF4は、処理しようとする可聴波信号を低域成分
と中高域成分とに分割するものであれば良く、一方また
は双方をバンドパスフィルタ等の他の低域通過手段およ
び中高域通過手段に置き換えることも可能である。
第9図は、第1図の構成中、HPF4を他の中高域通過手
段、すなわちLPF3を通過した低域成分を入力信号Viから
除去するような回路と置き換えたものである。第9図に
おいて、オペアンプ等からなる差動アンプ41は非反転入
力端子(+端子)に可聴周波入力信号Viを供給され、反
転入力端子(−端子)に第2図にで示すような低域成
分を供給される。これにより、差動アンプ41の出力とし
て、(可聴周波入力信号Vi)−(LPF3の出力)なる信
号、すなわち第2図にで示すような中高域成分が得ら
れる。
段、すなわちLPF3を通過した低域成分を入力信号Viから
除去するような回路と置き換えたものである。第9図に
おいて、オペアンプ等からなる差動アンプ41は非反転入
力端子(+端子)に可聴周波入力信号Viを供給され、反
転入力端子(−端子)に第2図にで示すような低域成
分を供給される。これにより、差動アンプ41の出力とし
て、(可聴周波入力信号Vi)−(LPF3の出力)なる信
号、すなわち第2図にで示すような中高域成分が得ら
れる。
また、上述においては、この考案を主にパワーアンプの
低域クリップ防止用として適用する場合について説明し
たが、この考案は、いわゆるラインアンプ等のような電
圧または電流増幅器の低域クリップ防止用として適用す
ることも可能である。特に、3Vのバッテリ等、低電圧の
電源を用いるアンプではそのクリップレベルも1V程度と
低いため、この考案を有効に適用することができる。
低域クリップ防止用として適用する場合について説明し
たが、この考案は、いわゆるラインアンプ等のような電
圧または電流増幅器の低域クリップ防止用として適用す
ることも可能である。特に、3Vのバッテリ等、低電圧の
電源を用いるアンプではそのクリップレベルも1V程度と
低いため、この考案を有効に適用することができる。
第1図は、この考案の一実施例に係る低域クリッブ防止
回路の基本構成を示すブロック図、 第2図は、第1図の回路の動作概念説明図、 第3図は、第1図の回路の第1の具体例を示す回路図、 第4図は、第1図の回路の第2の具体例を示す回路図、 第5図は、第3および第4図の回路の変形例を示す回路
図、 第6図は、第3〜第5図の変形例を説明するための周波
数特性図、 第7図は、従来における増幅器の低域クリップを説明す
るための波形図、そして、 第8図は、AGC回路を用いた従来のクリップ防止回路の
一例を示す回路図、そして、 第9図は、第1図の回路の変形例を示す回路図である。 1:パワーアンプ 2:低域クリップ防止回路 3:低域通過手段(ローパスフイルタ) 4:高域通過手段(ハイパスフイルタ) 5:位相補正回路 6:ソフトクリップ回路 7:加算回路
回路の基本構成を示すブロック図、 第2図は、第1図の回路の動作概念説明図、 第3図は、第1図の回路の第1の具体例を示す回路図、 第4図は、第1図の回路の第2の具体例を示す回路図、 第5図は、第3および第4図の回路の変形例を示す回路
図、 第6図は、第3〜第5図の変形例を説明するための周波
数特性図、 第7図は、従来における増幅器の低域クリップを説明す
るための波形図、そして、 第8図は、AGC回路を用いた従来のクリップ防止回路の
一例を示す回路図、そして、 第9図は、第1図の回路の変形例を示す回路図である。 1:パワーアンプ 2:低域クリップ防止回路 3:低域通過手段(ローパスフイルタ) 4:高域通過手段(ハイパスフイルタ) 5:位相補正回路 6:ソフトクリップ回路 7:加算回路
Claims (1)
- 【請求項1】可聴周波増幅器より前段に接続され、低域
信号成分による該増幅器の出力信号のクリップを防止す
る回路であって、 可聴周波入力信号を低域成分と中高域成分とに分割する
帯域分割回路と、前記低域成分の振幅を前記増幅器の入
力レベルが無歪最大入力レベル以下となるように非線形
かつ滑らかに圧縮する振幅制限回路と、振幅制限された
低域成分と前記中高域成分とを合成する帯域合成回路と を具備することを特徴とする低域クリップ防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3140389U JPH079452Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低域クリップ防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3140389U JPH079452Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低域クリップ防止回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02123120U JPH02123120U (ja) | 1990-10-09 |
| JPH079452Y2 true JPH079452Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31257242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3140389U Expired - Fee Related JPH079452Y2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 低域クリップ防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079452Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6604728B2 (ja) * | 2015-03-12 | 2019-11-13 | キヤノン株式会社 | 音声処理装置及び音声処理方法 |
-
1989
- 1989-03-22 JP JP3140389U patent/JPH079452Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02123120U (ja) | 1990-10-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8565448B2 (en) | Dynamic bass equalization with modified Sallen-Key high pass filter | |
| US9060223B2 (en) | Method and circuitry for processing audio signals | |
| US10069471B2 (en) | System and method for digital signal processing | |
| TW200404474A (en) | Bass compressor | |
| US7233833B2 (en) | Method of modifying low frequency components of a digital audio signal | |
| US7388959B2 (en) | Harmonic generator and pre-amp | |
| US20050069155A1 (en) | Audio pre-amp and mid-band compressor circuit | |
| JPH04365210A (ja) | 車載音響再生装置 | |
| JP2001507912A (ja) | オーディオ信号処理回路を有するオーディオシステム | |
| JPH07226992A (ja) | 低音域成分補償方法 | |
| JPS6049918B2 (ja) | 電子的に音を処理するための装置 | |
| JPH0761192B2 (ja) | 車載用音響再生装置 | |
| JPH0611632Y2 (ja) | 自動ラウドネス制御回路 | |
| JPH1131934A (ja) | 音声信号処理装置 | |
| JP3102727B2 (ja) | ミキシング装置 | |
| JPH05145991A (ja) | 低音域特性補正回路 | |
| JP3063268B2 (ja) | 音声信号増幅回路 | |
| JP2875409B2 (ja) | 音声信号再生装置 | |
| JPS5912746Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ等におけるノイズ低減装置 | |
| JPH05266582A (ja) | 音響装置 | |
| JPH082119B2 (ja) | 音響再生装置 | |
| JPH0326720Y2 (ja) | ||
| JP2893856B2 (ja) | 重低音再生装置 | |
| JP3140283B2 (ja) | オーディオ装置 | |
| JPH04119708A (ja) | 増幅器の自動雑音抑圧方法及び自動雑音抑圧装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |