JPH0794793B2 - 拡大シールド工法および装置 - Google Patents
拡大シールド工法および装置Info
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- JPH0794793B2 JPH0794793B2 JP8167592A JP8167592A JPH0794793B2 JP H0794793 B2 JPH0794793 B2 JP H0794793B2 JP 8167592 A JP8167592 A JP 8167592A JP 8167592 A JP8167592 A JP 8167592A JP H0794793 B2 JPH0794793 B2 JP H0794793B2
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- JP
- Japan
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- shield
- excavation
- unit
- excavator
- main
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は拡大シールド工法および
装置に係り、特にトンネル掘削に際してマンホールや待
避所等の用途に供される拡径断面部を同時掘削できるよ
うにした拡大シールド工法および装置に関する。
装置に係り、特にトンネル掘削に際してマンホールや待
避所等の用途に供される拡径断面部を同時掘削できるよ
うにした拡大シールド工法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マンホール等の地下構造物を構
築する場合、通常は開削工法が採用される。これは既設
の地下構造物を包含する広い作業領域を地上に確保し、
地上側から掘削して地下構造物を構築し、連絡とう道と
の接続を図り、埋め戻しを行って作業を完了するように
している。また、トンネルの途中に待機所等の拡大掘削
部を施工する場合もほぼ同様に行われ、開削工法により
既設トンネルの周囲に拡大掘削を施して待機所等を構築
するようにしていた。ところが、上記のような開削工法
では、地上に広い作業領域を確保しなければならず、都
市等の市街化地域では路面を占有してしまう等の問題が
あり、実際上開削工法が不可能な場合がある。
築する場合、通常は開削工法が採用される。これは既設
の地下構造物を包含する広い作業領域を地上に確保し、
地上側から掘削して地下構造物を構築し、連絡とう道と
の接続を図り、埋め戻しを行って作業を完了するように
している。また、トンネルの途中に待機所等の拡大掘削
部を施工する場合もほぼ同様に行われ、開削工法により
既設トンネルの周囲に拡大掘削を施して待機所等を構築
するようにしていた。ところが、上記のような開削工法
では、地上に広い作業領域を確保しなければならず、都
市等の市街化地域では路面を占有してしまう等の問題が
あり、実際上開削工法が不可能な場合がある。
【0003】このようなことから、近年、拡大シールド
工法が提案されている。これは一次シールド施工時に拡
大予定部に円周シールドの施工に使用するガイドリング
を予め組立てておく。そして拡大予定部の一次トンネル
下部に発進基地として下部セグメント底部ピースを撤去
し、山留めを行いながら手掘り作業によって掘削する。
その後、発進基地内で円周シールドをガイドリングにセ
ットし、円周シールド掘進と円周セグメントの組立てを
繰り返して拡大シールド発進基地を造る。円周シールド
により切広げた基地内で、分割搬入した拡大シールドを
組立てた後、拡大シールドのトンネル軸方向への掘進、
拡大セグメントの組立ておよび一次セグメントの解体・
撤去という一連の作業を繰り返して拡大シールドを前進
させて所定の範囲をリング状に掘削するようにしてい
る。
工法が提案されている。これは一次シールド施工時に拡
大予定部に円周シールドの施工に使用するガイドリング
を予め組立てておく。そして拡大予定部の一次トンネル
下部に発進基地として下部セグメント底部ピースを撤去
し、山留めを行いながら手掘り作業によって掘削する。
その後、発進基地内で円周シールドをガイドリングにセ
ットし、円周シールド掘進と円周セグメントの組立てを
繰り返して拡大シールド発進基地を造る。円周シールド
により切広げた基地内で、分割搬入した拡大シールドを
組立てた後、拡大シールドのトンネル軸方向への掘進、
拡大セグメントの組立ておよび一次セグメントの解体・
撤去という一連の作業を繰り返して拡大シールドを前進
させて所定の範囲をリング状に掘削するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の拡
大シールド工法では、一次トンネルの下部に発進基地を
手掘り作業によって掘削施工する必要があるため、発進
基地の築造が非常に困難であるばかりか、予め発進基地
の施工箇所を定めておかなければならない不都合があっ
た。したがって、設計変更によりシールド掘進作業の途
中で拡大掘削することは非常に困難なこととなってお
り、主シールド掘削作業に並行して拡大掘削することが
できないという問題があった。
大シールド工法では、一次トンネルの下部に発進基地を
手掘り作業によって掘削施工する必要があるため、発進
基地の築造が非常に困難であるばかりか、予め発進基地
の施工箇所を定めておかなければならない不都合があっ
た。したがって、設計変更によりシールド掘進作業の途
中で拡大掘削することは非常に困難なこととなってお
り、主シールド掘削作業に並行して拡大掘削することが
できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に着目し、主
シールド掘削を行いながら任意の位置で並行して拡大シ
ールド掘削を行わせることができるようにした拡大シー
ルド工法および装置を提供することを目的とする。
シールド掘削を行いながら任意の位置で並行して拡大シ
ールド掘削を行わせることができるようにした拡大シー
ルド工法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る拡大シールド工法は、主シールド掘削
機による掘進途中でシールド壁からスライドカッタを備
えた側方拡張ユニットにより張り出し掘削させた後、こ
の側方拡張ユニットにおける張り出し掘削胴の側壁に予
め収納されスライドカッタが備えられた周回掘削ユニッ
トを当該側壁から発進させ、この周回掘削ユニットを前
記側方拡張ユニットに設けたガイドに沿って周回掘削さ
せることにより拡大シールドを構築するように構成し
た。
に、本発明に係る拡大シールド工法は、主シールド掘削
機による掘進途中でシールド壁からスライドカッタを備
えた側方拡張ユニットにより張り出し掘削させた後、こ
の側方拡張ユニットにおける張り出し掘削胴の側壁に予
め収納されスライドカッタが備えられた周回掘削ユニッ
トを当該側壁から発進させ、この周回掘削ユニットを前
記側方拡張ユニットに設けたガイドに沿って周回掘削さ
せることにより拡大シールドを構築するように構成し
た。
【0007】また、本発明に係る拡大シールド装置は、
主シールド掘削機の後端部に内挿されセグメント先端と
主シールド掘削機の間を閉塞する側方拡張ユニット装置
を設け、この側方拡張ユニット装置には側方に張り出し
可能に収容するとともに張り出し先端面にスライドカッ
タを有する側方張り出し掘削胴を備え、かつこの側方張
り出し掘削胴にはその側面にスライドカッタを臨ませ前
記主シールド掘削機およびセグメントの周方向に発進可
能に収容された周回掘削ユニットを備えた構成としたも
のである。
主シールド掘削機の後端部に内挿されセグメント先端と
主シールド掘削機の間を閉塞する側方拡張ユニット装置
を設け、この側方拡張ユニット装置には側方に張り出し
可能に収容するとともに張り出し先端面にスライドカッ
タを有する側方張り出し掘削胴を備え、かつこの側方張
り出し掘削胴にはその側面にスライドカッタを臨ませ前
記主シールド掘削機およびセグメントの周方向に発進可
能に収容された周回掘削ユニットを備えた構成としたも
のである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、主シールド掘削機によって
通常のトンネル掘削を行うが、拡大掘削部に到達した場
合には側方拡張ユニットから側方張り出し掘削胴によっ
て側方に張り出し掘削させる。これは側方張り出し掘削
胴の前端面に設けたスライドカッタによって拡張ユニッ
トの側方に突出させながら掘進させることで実現され
る。所定の張り出し掘削が終了した後、側方張り出し掘
削胴の内部に予め収容していた周回掘削ユニットを当該
掘削胴の側壁面から発進させる。周回掘削ユニットも掘
削前面にスライドカッタを備えた構造とし、これを側方
拡張ユニットの外周面に形成したガイドを案内として周
回するようにしておく。周回掘削ユニットの掘進に同期
させてその後方の側方拡張ユニットの内部から拡大セグ
メントを押出し、拡大掘削部のセグメント構築をなすの
である。そして周回した掘削ユニットは側方張り出し掘
削胴の反対側壁面から内部に収容することにより主シー
ルドの断面より拡大された空間が構築される。したがっ
て、水平掘削時には地中線ケーブル接合部や、トンネル
内非常駐車帯等を構築でき、立坑掘削時には地上開削を
行うことなく、地中内でマンホールを直接構築できる。
通常のトンネル掘削を行うが、拡大掘削部に到達した場
合には側方拡張ユニットから側方張り出し掘削胴によっ
て側方に張り出し掘削させる。これは側方張り出し掘削
胴の前端面に設けたスライドカッタによって拡張ユニッ
トの側方に突出させながら掘進させることで実現され
る。所定の張り出し掘削が終了した後、側方張り出し掘
削胴の内部に予め収容していた周回掘削ユニットを当該
掘削胴の側壁面から発進させる。周回掘削ユニットも掘
削前面にスライドカッタを備えた構造とし、これを側方
拡張ユニットの外周面に形成したガイドを案内として周
回するようにしておく。周回掘削ユニットの掘進に同期
させてその後方の側方拡張ユニットの内部から拡大セグ
メントを押出し、拡大掘削部のセグメント構築をなすの
である。そして周回した掘削ユニットは側方張り出し掘
削胴の反対側壁面から内部に収容することにより主シー
ルドの断面より拡大された空間が構築される。したがっ
て、水平掘削時には地中線ケーブル接合部や、トンネル
内非常駐車帯等を構築でき、立坑掘削時には地上開削を
行うことなく、地中内でマンホールを直接構築できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明に係る拡大シールド工法および
装置の具体的実施例を立坑を深層下部の既設トンネルか
ら上方に向けて立坑を掘削し、立坑先端に拡大シールド
掘削を行ってマンホールを構築する場合について図面を
参照して詳細に説明する。
装置の具体的実施例を立坑を深層下部の既設トンネルか
ら上方に向けて立坑を掘削し、立坑先端に拡大シールド
掘削を行ってマンホールを構築する場合について図面を
参照して詳細に説明する。
【0010】図1は本工法の概念図である。この図に示
すように、この工法では水平シールド掘削機10によっ
て掘削された既設水平トンネル12を発進基地として上
方に向けて主シールド掘削機14によって立坑16を掘
削し、この立坑16の掘削先端にマンホールのための拡
大掘削部18を構築するようにしたものである。すなわ
ち、地中の深層部分にて水平シールド掘削機10による
水平とう道掘削の一次覆工作業中に、水平とう道セグメ
ント20に対し予め箱抜き部を形成して組立てる。これ
はセグメント20の天板部に立坑用主シールド掘削機1
4のシールド本体22の外周を囲繞するように、シール
ド本体と同形状に垂下されたエントランス24を構成さ
せる。そして、箱抜き部のエントランス24の内周面に
エントランスシールを装着した状態で立坑用主シールド
掘削機14を組込み、当該掘削機22の下部と一次覆工
セグメントとの間に推進ジャッキ26等を配置するので
ある。そして、立坑用主シールド掘削機14を駆動して
箱抜き部を貫通させ、水平トンネルを反力支持部材とし
て立坑セグメント28を組み上げ推進させつつ上方に掘
進させ、地上側に向けて掘り上げることができる。
すように、この工法では水平シールド掘削機10によっ
て掘削された既設水平トンネル12を発進基地として上
方に向けて主シールド掘削機14によって立坑16を掘
削し、この立坑16の掘削先端にマンホールのための拡
大掘削部18を構築するようにしたものである。すなわ
ち、地中の深層部分にて水平シールド掘削機10による
水平とう道掘削の一次覆工作業中に、水平とう道セグメ
ント20に対し予め箱抜き部を形成して組立てる。これ
はセグメント20の天板部に立坑用主シールド掘削機1
4のシールド本体22の外周を囲繞するように、シール
ド本体と同形状に垂下されたエントランス24を構成さ
せる。そして、箱抜き部のエントランス24の内周面に
エントランスシールを装着した状態で立坑用主シールド
掘削機14を組込み、当該掘削機22の下部と一次覆工
セグメントとの間に推進ジャッキ26等を配置するので
ある。そして、立坑用主シールド掘削機14を駆動して
箱抜き部を貫通させ、水平トンネルを反力支持部材とし
て立坑セグメント28を組み上げ推進させつつ上方に掘
進させ、地上側に向けて掘り上げることができる。
【0011】ここで、上記立坑用主シールド掘削機14
は、図2〜3に示しているように、断面が長円形状のシ
ールド本体22を有し、その前端面に一対の円盤カッタ
30を取付けて回転掘削可能としているとともに、両円
盤カッタ30の間に配置されるスライドカッタ32を備
え、これを水平往復駆動することにより円盤カッタ30
の間の掘削を行うことができるようにしている。この場
合において、シールド本体28は円盤カッタ30とスラ
イドカッタ32による立坑の掘削作業は、カッタによる
掘削土砂を本体内部のチャンバ内に導入させるが、この
ときカッタによりチャンバへの土砂流入口を間欠的に開
閉させ、閉鎖時にチャンバ内容積を縮小させるようにす
ることでシールド前端面に加わる土圧を前面保持させつ
つ、排土処理を行わせ、もって上方に向けての立坑掘進
が実現されるようにしている。このため、シールド本体
22の前部にはカッタ30、32の下面に沿ってスリッ
トプレート34を設けるとともに、シールド本体22の
後端部に保持プレート36を設け、両プレート34、3
6の間に配置されてチャンバ容積を可変とするバルクヘ
ッド38をスリットプレート34に対して接離駆動可能
に取付けている。これによりスリットプレート34とバ
ルクヘッド38により区画されるチャンバ40の内容積
を可変にしている。したがって、カッタ30、32の駆
動によって間欠的にスリットプレートの土砂流入口が開
閉され、チャンバ40は間欠的に密閉状態となり、上方
からシールド掘削機に加わる土圧を保持できるようにな
る。そして、チャンバ40の閉塞時にチャンバ40の内
容積をバルクヘッド38の前進移動等により縮小させる
ことができるので、内部土砂を強制排土させることがで
きる。これにより排土作業に際して、上部土圧による影
響が排土経路に及ぶことを防止でき、もって継続的に立
坑掘削を行うことができる。また、チャンバを形成した
掘削処理ができるため、軟弱地盤に対しての上向き立坑
シールド掘削が可能となる。
は、図2〜3に示しているように、断面が長円形状のシ
ールド本体22を有し、その前端面に一対の円盤カッタ
30を取付けて回転掘削可能としているとともに、両円
盤カッタ30の間に配置されるスライドカッタ32を備
え、これを水平往復駆動することにより円盤カッタ30
の間の掘削を行うことができるようにしている。この場
合において、シールド本体28は円盤カッタ30とスラ
イドカッタ32による立坑の掘削作業は、カッタによる
掘削土砂を本体内部のチャンバ内に導入させるが、この
ときカッタによりチャンバへの土砂流入口を間欠的に開
閉させ、閉鎖時にチャンバ内容積を縮小させるようにす
ることでシールド前端面に加わる土圧を前面保持させつ
つ、排土処理を行わせ、もって上方に向けての立坑掘進
が実現されるようにしている。このため、シールド本体
22の前部にはカッタ30、32の下面に沿ってスリッ
トプレート34を設けるとともに、シールド本体22の
後端部に保持プレート36を設け、両プレート34、3
6の間に配置されてチャンバ容積を可変とするバルクヘ
ッド38をスリットプレート34に対して接離駆動可能
に取付けている。これによりスリットプレート34とバ
ルクヘッド38により区画されるチャンバ40の内容積
を可変にしている。したがって、カッタ30、32の駆
動によって間欠的にスリットプレートの土砂流入口が開
閉され、チャンバ40は間欠的に密閉状態となり、上方
からシールド掘削機に加わる土圧を保持できるようにな
る。そして、チャンバ40の閉塞時にチャンバ40の内
容積をバルクヘッド38の前進移動等により縮小させる
ことができるので、内部土砂を強制排土させることがで
きる。これにより排土作業に際して、上部土圧による影
響が排土経路に及ぶことを防止でき、もって継続的に立
坑掘削を行うことができる。また、チャンバを形成した
掘削処理ができるため、軟弱地盤に対しての上向き立坑
シールド掘削が可能となる。
【0012】このような立坑用主シールド掘削機14に
よって地上側に向けて掘進し、マンホール構築位置まで
掘進する。マンホールの構築位置に達した時点で掘削径
を拡大するために、当該主シールド掘削機14の後部に
は側方拡張ユニット42が備えられている。この側方拡
張ユニット42は、シールド本体22の後方に連続する
シールド胴44を設け、シールド胴44によって立坑セ
グメント28との間を閉塞するようにしている。そし
て、このシールド胴44の内部には矩形断面の側方張り
出し掘削胴としての箱型シールド46が装備されてお
り、シールド胴44の側面から箱型シールド46を側方
に張り出し可能に装着するようにしているのである。箱
型シールド46はその先端面に側方スライドカッタ48
を設けたもので、主シールド掘削機14のスライドカッ
タ32と同様な構造とされ、側方スライドカッタ48を
箱型シールド46の先端面で往復スライド駆動させるこ
とにより掘削作業をなし、箱型シールド46を内部から
押圧して掘進させるようにしている。このような箱型シ
ールド46は、図4〜5に示すように、シールド胴44
の一方の側面から掘進によって張り出した後、他方の側
面部分にも装着して張り出し掘削を施し、シールド胴4
6の両側部に箱型シールド46を張り出させるようにし
ている。
よって地上側に向けて掘進し、マンホール構築位置まで
掘進する。マンホールの構築位置に達した時点で掘削径
を拡大するために、当該主シールド掘削機14の後部に
は側方拡張ユニット42が備えられている。この側方拡
張ユニット42は、シールド本体22の後方に連続する
シールド胴44を設け、シールド胴44によって立坑セ
グメント28との間を閉塞するようにしている。そし
て、このシールド胴44の内部には矩形断面の側方張り
出し掘削胴としての箱型シールド46が装備されてお
り、シールド胴44の側面から箱型シールド46を側方
に張り出し可能に装着するようにしているのである。箱
型シールド46はその先端面に側方スライドカッタ48
を設けたもので、主シールド掘削機14のスライドカッ
タ32と同様な構造とされ、側方スライドカッタ48を
箱型シールド46の先端面で往復スライド駆動させるこ
とにより掘削作業をなし、箱型シールド46を内部から
押圧して掘進させるようにしている。このような箱型シ
ールド46は、図4〜5に示すように、シールド胴44
の一方の側面から掘進によって張り出した後、他方の側
面部分にも装着して張り出し掘削を施し、シールド胴4
6の両側部に箱型シールド46を張り出させるようにし
ている。
【0013】また、掘進によって側方に張り出される一
方の箱型シールド46には、その側壁部分から発進し、
シールド胴44の円弧部分を周回掘削して他方の箱型シ
ールド46の側壁に到達する周回掘削ユニット50が内
蔵されている。これは扇形シールド52を有し、その先
端面にスライドカッタ54を取付けたもので、側方スラ
イドカッタ48と同様に往復スライド駆動により掘削
し、後方からシールドジャッキにより押圧することによ
り掘進可能に構成されている。扇形シールド52は主シ
ールド掘削機14の後部に連接されているシールド胴4
4の外周面に形成したガイドレール56を案内にして周
回移動されるように構成され、掘進に伴って箱型シール
ド46内で拡張セグメント58を組付けつつ掘進される
ようになっている。拡張セグメント58は扇型シールド
52と同様に断面扇形に形成されており、掘進の進行に
伴って発進側の箱型シールド46からシールド胴44の
外周部分に拡張セグメント58による拡大掘削部18が
形成されるのである。扇形シールド52が反対側の箱型
シールド46に到達したときには、この内部に引き込ん
で収容し、拡大掘削部18の全体を拡張セグメント58
によって閉塞して拡大掘削を完了する。
方の箱型シールド46には、その側壁部分から発進し、
シールド胴44の円弧部分を周回掘削して他方の箱型シ
ールド46の側壁に到達する周回掘削ユニット50が内
蔵されている。これは扇形シールド52を有し、その先
端面にスライドカッタ54を取付けたもので、側方スラ
イドカッタ48と同様に往復スライド駆動により掘削
し、後方からシールドジャッキにより押圧することによ
り掘進可能に構成されている。扇形シールド52は主シ
ールド掘削機14の後部に連接されているシールド胴4
4の外周面に形成したガイドレール56を案内にして周
回移動されるように構成され、掘進に伴って箱型シール
ド46内で拡張セグメント58を組付けつつ掘進される
ようになっている。拡張セグメント58は扇型シールド
52と同様に断面扇形に形成されており、掘進の進行に
伴って発進側の箱型シールド46からシールド胴44の
外周部分に拡張セグメント58による拡大掘削部18が
形成されるのである。扇形シールド52が反対側の箱型
シールド46に到達したときには、この内部に引き込ん
で収容し、拡大掘削部18の全体を拡張セグメント58
によって閉塞して拡大掘削を完了する。
【0014】このような構成に係る拡大シールド装置で
は、既設水平トンネル12を発進基地として主シールド
掘削機14により上方に向けて掘り上げ、これが所定深
度すなわちマンホールの構築深さに達した時点で掘進を
停止させる。そして図4に示すようにシールド胴44の
一方の側壁に箱型シールド46を装着し、これを側方に
図示しないジャッキにより押圧するとともに側方スライ
ドカッタ48によって掘進させる。これにより箱型シー
ルド46が側方に張り出すものとなる。一方の箱型シー
ルド46の張り出しが終了した後、図5に示すように他
方のシールド胴44の側面部にもう一つの側方拡張ユニ
ット42を装着し、同様に箱型シールド46を張り出さ
せる。
は、既設水平トンネル12を発進基地として主シールド
掘削機14により上方に向けて掘り上げ、これが所定深
度すなわちマンホールの構築深さに達した時点で掘進を
停止させる。そして図4に示すようにシールド胴44の
一方の側壁に箱型シールド46を装着し、これを側方に
図示しないジャッキにより押圧するとともに側方スライ
ドカッタ48によって掘進させる。これにより箱型シー
ルド46が側方に張り出すものとなる。一方の箱型シー
ルド46の張り出しが終了した後、図5に示すように他
方のシールド胴44の側面部にもう一つの側方拡張ユニ
ット42を装着し、同様に箱型シールド46を張り出さ
せる。
【0015】その後、図6に示すように、一方の箱型シ
ールド46の側壁部分に対応して設けた周回掘削ユニッ
ト50を側壁から発進させる。これはスライドカッタ5
4による掘削を行わせつつジャッキにより扇形シールド
52を押出して掘進させ、その後方に拡張セグメント5
8を接続しつつ送り出す。扇形シールド52はガイドレ
ール56に案内されてシールド胴44の円弧部を周回
し、反対側にて張り出されている他方の箱型シールド4
6の側壁面に到達する。そして最終的に扇形シールド5
2が到達箱型シールド46内に収容されるまで掘進さ
せ、円弧部分を拡張セグメント58によって構築するの
である。
ールド46の側壁部分に対応して設けた周回掘削ユニッ
ト50を側壁から発進させる。これはスライドカッタ5
4による掘削を行わせつつジャッキにより扇形シールド
52を押出して掘進させ、その後方に拡張セグメント5
8を接続しつつ送り出す。扇形シールド52はガイドレ
ール56に案内されてシールド胴44の円弧部を周回
し、反対側にて張り出されている他方の箱型シールド4
6の側壁面に到達する。そして最終的に扇形シールド5
2が到達箱型シールド46内に収容されるまで掘進さ
せ、円弧部分を拡張セグメント58によって構築するの
である。
【0016】これによって主シールド掘削機14によっ
て掘削された径よりも拡大された掘削部18が箱型シー
ルド46および拡張セグメント58によって構築される
ことになる。この構築作業は地上側からの掘削作業を必
要とせず、地中側から上方に向けての立坑掘削に継続し
て行うので、拡大掘削のための発進基地を新たに築造す
る必要がなく、任意の箇所で拡大掘削ができるので、設
計変更によりシールド掘進作業の途中で拡大掘削するも
簡単にできるものとなる。
て掘削された径よりも拡大された掘削部18が箱型シー
ルド46および拡張セグメント58によって構築される
ことになる。この構築作業は地上側からの掘削作業を必
要とせず、地中側から上方に向けての立坑掘削に継続し
て行うので、拡大掘削のための発進基地を新たに築造す
る必要がなく、任意の箇所で拡大掘削ができるので、設
計変更によりシールド掘進作業の途中で拡大掘削するも
簡単にできるものとなる。
【0017】なお、上記実施例では立坑掘削時に拡大掘
削部18を構築する例を説明したが、これは水平トンネ
ルの掘削の場合にも適用できるのはいうまでもない。ま
た、前記箱型シールド46の前端面および扇形シールド
52の前端面に設けたスライドカッタ48、54を図7
に示した構造とすることもできる。これはシールド4
6、52の前端部にスリット板60を固定しておき、こ
れに積層するようにプレートカッタ62を取付ける。そ
してこのプレートカッタ62に一対の円盤カッタ64を
填め込んで回転できるようにしておき、円盤カッタ64
の各々の背面部には駆動シャフト66を偏心(偏心量
e)して取付けたものである。したがって、一対の駆動
シャフト66を回転駆動することにより、プレートカッ
タ62はスリット板60に対する摺動運動を行って掘削
を行うとともに、円盤カッタ64は回転掘削をなすもの
となる。このようなスライドカッタ構造を採用すること
により掘削範囲はeだけオーバカットすることができ、
より有効な掘削を行わせることができる。このような構
造のカッタは主シールド掘削機のスライドカッタ32に
も適用できる。
削部18を構築する例を説明したが、これは水平トンネ
ルの掘削の場合にも適用できるのはいうまでもない。ま
た、前記箱型シールド46の前端面および扇形シールド
52の前端面に設けたスライドカッタ48、54を図7
に示した構造とすることもできる。これはシールド4
6、52の前端部にスリット板60を固定しておき、こ
れに積層するようにプレートカッタ62を取付ける。そ
してこのプレートカッタ62に一対の円盤カッタ64を
填め込んで回転できるようにしておき、円盤カッタ64
の各々の背面部には駆動シャフト66を偏心(偏心量
e)して取付けたものである。したがって、一対の駆動
シャフト66を回転駆動することにより、プレートカッ
タ62はスリット板60に対する摺動運動を行って掘削
を行うとともに、円盤カッタ64は回転掘削をなすもの
となる。このようなスライドカッタ構造を採用すること
により掘削範囲はeだけオーバカットすることができ、
より有効な掘削を行わせることができる。このような構
造のカッタは主シールド掘削機のスライドカッタ32に
も適用できる。
【0018】上記実施例では側方拡張ユニット42を主
シールドの後部に接続して拡張掘削を行わせるようにし
ているが、これは掘削によって施工される鋼管やセグメ
ントの途中に配置して拡張掘削を行わせてもよい。
シールドの後部に接続して拡張掘削を行わせるようにし
ているが、これは掘削によって施工される鋼管やセグメ
ントの途中に配置して拡張掘削を行わせてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主シールド掘削機の後端部に内挿されセグメント先端と
主シールド掘削機の間を閉塞する側方拡張ユニット装置
を設け、この側方拡張ユニット装置には側方に張り出し
可能に収容するとともに張り出し先端面にスライドカッ
タを有する側方張り出し掘削胴を備え、かつこの側方張
り出し掘削胴にはその側面にスライドカッタを臨ませ前
記主シールド掘削機およびセグメントの周方向に発進可
能に収容された周回掘削ユニットを備えた掘削機によっ
て、主シールド掘削機による掘進途中でシールド壁から
スライドカッタを備えた側方張り出し掘削胴を張り出し
掘削させた後、この側方張り出し掘削胴の側壁に予め収
納されスライドカッタが備えられた周回掘削ユニットを
当該側壁から発進させ、この周回掘削ユニットを前記側
方拡張ユニットのシールド胴に設けたガイドに沿って周
回掘削させることにより拡大シールドを構築するように
構成したので、主シールド掘削を行いながら任意の位置
で並行して拡大シールド掘削を行わせることができると
いう優れた効果が得られる。
主シールド掘削機の後端部に内挿されセグメント先端と
主シールド掘削機の間を閉塞する側方拡張ユニット装置
を設け、この側方拡張ユニット装置には側方に張り出し
可能に収容するとともに張り出し先端面にスライドカッ
タを有する側方張り出し掘削胴を備え、かつこの側方張
り出し掘削胴にはその側面にスライドカッタを臨ませ前
記主シールド掘削機およびセグメントの周方向に発進可
能に収容された周回掘削ユニットを備えた掘削機によっ
て、主シールド掘削機による掘進途中でシールド壁から
スライドカッタを備えた側方張り出し掘削胴を張り出し
掘削させた後、この側方張り出し掘削胴の側壁に予め収
納されスライドカッタが備えられた周回掘削ユニットを
当該側壁から発進させ、この周回掘削ユニットを前記側
方拡張ユニットのシールド胴に設けたガイドに沿って周
回掘削させることにより拡大シールドを構築するように
構成したので、主シールド掘削を行いながら任意の位置
で並行して拡大シールド掘削を行わせることができると
いう優れた効果が得られる。
【図1】実施例に係る拡大シールド工法による掘削作業
状態の全体斜視図である。
状態の全体斜視図である。
【図2】実施例による拡大掘削部の作業状態の説明図で
ある。
ある。
【図3】主シールド掘削機の要部断面図である。
【図4】側方拡張ユニットを収容した状態のシールド胴
部分の断面図である。
部分の断面図である。
【図5】一方の側方拡張ユニットを張り出し掘削させた
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図6】周回掘削ユニットによる掘削状態の説明図であ
る。
る。
【図7】スライドカッタの変形例を示す断面図とカッタ
部背面斜視図である。
部背面斜視図である。
10 水平シールド掘削機 12 水平トンネル 14 立坑用主シールド掘削機 16 立坑 18 拡大掘削部 22 主シールド本体 28 立坑セグメント 30 円盤カッタ 32 スライドカッタ 42 側方拡張ユニット 44 シールド胴 46 箱型シールド 48 側方スライドカッタ 50 周回掘削ユニット 52 扇形シールド 54 スライドカッタ 56 ガイドレール 58 拡張セグメント
Claims (2)
- 【請求項1】 主シールド掘削機による掘進途中でシー
ルド壁からスライドカッタを備えた側方拡張ユニットに
より張り出し掘削させた後、この側方拡張ユニットにお
ける張り出し掘削胴の側壁に予め収納されスライドカッ
タが備えられた周回掘削ユニットを当該側壁から発進さ
せ、この周回掘削ユニットを前記側方拡張ユニットに設
けたガイドに沿って周回掘削させることにより拡大シー
ルドを構築することを特徴とする拡大シールド工法。 - 【請求項2】 主シールド掘削機の後端部に内挿されセ
グメント先端と主シールド掘削機の間を閉塞する側方拡
張ユニット装置を設け、この側方拡張ユニット装置には
側方に張り出し可能に収容するとともに張り出し先端面
にスライドカッタを有する側方張り出し掘削胴を備え、
かつこの側方張り出し掘削胴にはその側面にスライドカ
ッタを臨ませ前記主シールド掘削機およびセグメントの
周方向に発進可能に収容された周回掘削ユニットを備え
たことを特徴とする拡大シールド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167592A JPH0794793B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 拡大シールド工法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167592A JPH0794793B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 拡大シールド工法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248167A JPH05248167A (ja) | 1993-09-24 |
| JPH0794793B2 true JPH0794793B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=13752931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8167592A Expired - Lifetime JPH0794793B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 拡大シールド工法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794793B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6711714B2 (ja) * | 2016-07-12 | 2020-06-17 | Jimテクノロジー株式会社 | 異形断面上向きシールド工法 |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP8167592A patent/JPH0794793B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05248167A (ja) | 1993-09-24 |
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