JPH0794887A - 電磁波シールドパネルの隅角部構造 - Google Patents

電磁波シールドパネルの隅角部構造

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JPH0794887A
JPH0794887A JP25625893A JP25625893A JPH0794887A JP H0794887 A JPH0794887 A JP H0794887A JP 25625893 A JP25625893 A JP 25625893A JP 25625893 A JP25625893 A JP 25625893A JP H0794887 A JPH0794887 A JP H0794887A
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electromagnetic shielding
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康雄 橋本
Nobuyuki Ono
信幸 小野
Yasushi Ikeda
泰 池田
Toshinobu Shiokawa
年伸 塩川
Hisanori Isotani
尚徳 磯谷
Michiyoshi Wada
通美 和田
Shojiro Kishida
正二郎 岸田
Motoo Suzuki
元生 鈴木
Toshihiro Une
敏弘 宇根
Hidetada Yoshihara
英忠 葭原
Tetsuo Okabe
哲郎 岡部
Seiji Magara
清司 真柄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物の隅角部に電磁波シールドパネルを確
実に設けることができるようにすることにある。 【構成】 柱・梁・屋根等からなる構造物2の隅角部に
臨む一対の骨組2a間に、屈曲可能な断面L状の電磁波
シールドパネル12 を跨設し、該電磁波シールドパネル
2 の端部を、壁や天井等を形成する面状の電磁波シー
ルドパネル11の端部に連結してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電波暗室等における電
磁波シールドパネルの隅角部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電波暗室を構築する場合、サンド
イッチボード等よりなる芯材に電磁波シールド板を取り
付けて電磁波シールド効果を持たせた複合パネルを工場
で製作する一方、予め構築された建物等の構造物より控
えをとって該構造物内に内装材の下地(鉄骨で作られた
枠組)を自立させ、該下地の内側に前記電磁波シールド
パネルを取り付けて組み立てることが一般的であった。
【0003】しかしながら、構造物内に内装材の下地を
自立させ、更にその内側に電磁波シールドパネルを配置
しているので、電波暗室の内面を構成する電磁波シール
ド板の内方寸法は前記構造物の内方寸法より大幅に小さ
くなる。このため、必要な内方寸法をもつ電波暗室とす
るためには、その分大きな構造物を構築することが必要
となり、不経済である。また、電波暗室の構築に当たっ
て、パネル継手部のシールド作業、更に電磁波吸収体
(フェライトタイル等)の取付けに手間が掛かって作業
能率が悪く、工期が長くなると共に、コスト高となる。
【0004】そこで、この発明者は、枠体に電磁波吸収
体から外壁まで取り付けた電磁波シールドパネルを工場
で製作する一方、建設現場に柱・梁・屋根等からなる構
造物の骨組を予め構築し、該構造物の骨組に前記電磁波
シールドパネルを直接取り付けて構築する電波暗室を発
明した。これによれば、電磁波シールドパネルの取付け
及び相互の連結で電波暗室を容易かつスムーズに構築で
き、施工能率の向上と工期の短縮と施工費の低減を図る
ことができる。電磁波シールドパネルの芯材で構造物の
骨組の一部を構成して、該構造物の骨組を簡単なものに
することができる。電磁波シールドパネルの相互連結で
パネル継手部のシールド作業を完了でき、かつシールド
性能の均一化を図ることができる。また、構造物の骨組
に電磁波シールドパネルを直接連結して電磁波シールド
板を近付け、これにより電波暗室の内方寸法を構造物の
内方寸法に近くして、電波暗室の構築に必要な構造物の
建築面積を従来に比べて低減することができる等の優れ
た効果が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記発
明に係る電波暗室では、構造物の骨組間に電磁波シール
ドパネルを跨設して構造物の骨組の一部とするために
は、前記骨組の製作及び建方の精度を高くすることが必
要となる。このような場合には、構造物の隅角部、特に
妻面や側面との間の隅角部等に上記骨組の製作及び建方
の誤差が集積されて前記隅角部に臨む一対の骨組間の間
隔が狂うこととなる。この結果、従来は状況に合せて一
々電磁波シールド板を加工したり電磁波吸収体の取付け
を行っていた。たとえ隅角部用の電磁波シールドパネル
を予め工場で製作していても、該電磁波シールドパネル
は前記一対の骨組間に跨設し難かった。
【0006】この発明は上記課題を解決するためになし
たもので、その目的とするところは、構造物の隅角部に
電磁波シールドパネルを確実に設けることができるよう
にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、柱・梁・屋根等からなる構造物の隅角
部に臨む一対の骨組間に、屈曲可能な断面L状の電磁波
シールドパネルを跨設し、該電磁波シールドパネルの端
部を、壁や天井等を形成する面状の電磁波シールドパネ
ルの端部に連結してあるものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、構造物の隅角部に臨む一対
の骨組の間隔に応じて、断面L状の電磁波シールドパネ
ルを構成する2つ又は3つの片の交差角度を適宜変化さ
せた状態で、該電磁波シールドパネルの端部を、壁や天
井等を形成する面状の電磁波シールドパネルの端部に連
結して、前記断面L状の電磁波シールドパネルを前記一
対の骨組間に跨設する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面により説明
する。
【0010】図1は電磁波シールドパネルの隅角部構造
を示す平断面図、図2は電磁波シールドパネルの屈曲部
位付近を示す図1の部分拡大詳細図、図3は図1のA−
A線に沿う拡大断面図、図4は電磁波シールドパネル同
士の連結構造を示す図1の部分拡大詳細図、図5は構造
物の骨組を概略的に示す斜視図、図6は電波暗室内から
視た2つの壁と天井面との隅角部を示す斜視図である。
【0011】これらの図において11 は面状の電磁波シ
ールドパネル、12 は断面L状の電磁波シールドパネ
ル、2は柱・梁・屋根等からなる構造物である。
【0012】前記面状の電磁波シールドパネル11 は、
構造部材で構成する芯材31 の一方の面に電磁波シール
ド板41 を設け、該電磁波シールド板41 の表面に、電
磁波吸収体を構成する多数のフェライトタイル5を設け
ると共に、前記芯材31 の他方の面に外壁6を設けた構
成となっている。
【0013】前記芯材31 は矩形に枠組みしたものであ
り、該芯材31 の両端部には各々一対の取付金具7が固
定されている。
【0014】また、前記電磁波シールド板41 は前記芯
材31 の外周部より外方まで張り出しており、該電磁波
シールド板41 の外周部には、電磁波シールド板41
裏側に折曲させることによって、電磁波シールド板41
の外周側に表面が臨む連続した枠部4aが形成され、該
枠部4aの表面には、一対の対向片4bを備えた段状の
凸部4cが折曲加工により前記電磁波シールド板41
表面より引込んだ状態で形成されている。
【0015】このような面状の電磁波シールドパネル1
1 は壁や天井等を形成するもので、両端部に設けた前記
取付金具7が前記構造物2の隣合う一対の骨組2aに設
けた取付板8に各々ボルト9により連結されることで前
記骨組2a間に跨設されている。
【0016】また、前記断面L状の電磁波シールドパネ
ル12 は、2つ又は3つの片で構成する断面L状の電磁
波シールド板42 の前記各片の表面にフェライトタイル
5を設けると共に、1つの片裏面のみに芯材32 を設け
た構成で、芯材32 を設けた1つのパネル片1aと、芯
材を設けない他の1つ又は2つのパネル片1bとよりな
っている。この電磁波シールドパネル12 は、前記電磁
波シールド板42 の弾性変形によりパネル片1aに対す
るパネル片1bの交差角度を変化させるように屈曲可能
となっている。
【0017】前記芯材32 は矩形に枠組みされて一端部
がパネル片1b側に突出しており、該芯材32 の前記一
端部には一対の取付金具10Bの一端部がボルト11に
より回転自在に取り付けられ、他端部には一対の取付金
具10Aが固定されている。
【0018】また、前記電磁波シールド板42 は、パネ
ル片1aでは芯材32 の一端部を除き該芯材32 の外周
部より外方まで張り出し、パネル片1bではその裏面に
想定した前記芯材32 とL状をなす図示しない芯材の外
周部より外方まで張り出している。この電磁波シールド
板42 の外周部には、電磁波シールド板42 を裏側に折
曲させることによって、電磁波シールド板42 の外周側
に表面が臨む連続した枠部4aが形成され、該枠部4a
の表面には、一対の対向片4bを備えた段状の凸部4c
が折曲加工により前記電磁波シールド板42 の表面より
引込んだ状態で形成されている。
【0019】このような断面L状の電磁波シールドパネ
ル12 は、前記取付金具10Aが前記構造物2の隅角部
に臨む一対の骨組2aの一方の骨組2aに設けた取付板
8に、また前記取付金具10Bが他方の骨組2aに設け
た取付板8に各々ボルト9により連結されることで前記
骨組2a間に跨設されている
【0020】そして、図4に詳細に示すように、前記相
隣合う面状の電磁波シールドパネル11 と断面L状の電
磁波シールドパネル12 の凸部4cの一方の対向片4b
間には、細い銅線を平紐状に編織してなる導電性の編組
体12及び内目板13が、また他方の対向片4b間には
外目板14が各々跨設され、該外目板14にはボルト1
5がタップ止め又は溶接等により取り付けられている。
このボルト15が前記凸部4c間の隙間16,編組体1
2,内目板13に挿通され、該ボルト15に螺合したナ
ット17が締め付けられることで、前記外目板14と内
目板13間には前記凸部4c及び編組体12が挟持され
ている。
【0021】このように、相隣合う面状の電磁波シール
ドパネル11 と断面L状の電磁波シールドパネル12
凸部4c同士が連結されてパネル継手部が形成されると
共に、電磁波シールド板41 ,42 の枠部4a間には、
表面側に開口するU状の溝部18が形成され、該溝部1
8の開口部は図外の蓋体で塞がれている。前記溝部18
内には前記パネル継手部の編組体12及び内目板13が
収容されている。
【0022】前記蓋体には、電磁波吸収体を構成するフ
ェライトタイル5Aが貼着固定され、該フェライトタイ
ル5Aは、隣合う面状の電磁波シールドパネル11 と断
面L状の電磁波シールドパネル12 の各々の電磁波シー
ルド板41 ,42 の周辺部4d間に跨設されて、該電磁
波シールド板41 ,42 に設けたフェライトタイル5と
隣接配置されている。
【0023】上記構成によれば、まず断面L状の電磁波
シールドパネル12 のパネル片1aを取付金具10Aを
介して、構造物2の隅角部に臨む一方の骨組2aに設け
た取付板8にボルト9により連結し、かつパネル片1a
に設けた凸部4cを、隣合う面状の電磁波シールドパネ
ル11 に設けた凸部4cに連結した後、パネル片2bの
端部に設けた凸部4cを、隣合う面状の電磁波シールド
パネル11 の端部に設けた凸部4cに連結する。次い
で、前記パネル片1aの芯材32 に設けた取付金具10
Bを他方の骨組2aに設けた取付板8にボルト9により
連結する。しかる後、隣合う断面L状の電磁波シールド
パネル12 の凸部4c同士を連結する。
【0024】前記構造物2の隅角部に臨む一対の骨組2
aの間隔が該骨組2aの製作又は建方の誤差により、或
いは前記骨組2aに各々連結された面状の電磁波シール
ドパネル11 の端部の間隔が建付けの悪さにより例えば
広がっている場合には、上記間隔に応じてL状の電磁波
シールドパネル12 の弾性変形によりパネル片1a,1
bの交差角度を適宜大きく変化させた状態で上記連結作
業を行う。
【0025】尚、面状の電磁波シールドパネル11 の芯
材31 を構造部材で構成したが、構造部材でなくても良
い。
【0026】
【発明の効果】以上の通り、この発明は、柱・梁・屋根
等からなる構造物の隅角部に臨む一対の骨組間に、屈曲
可能な断面L状の電磁波シールドパネルを跨設し、該電
磁波シールドパネルの端部を、壁や天井等を形成する面
状の電磁波シールドパネルの端部に連結してあるため、
構造物の隅角部に臨む一対の骨組の間隔等に応じて、断
面L状の電磁波シールドパネルを構成する2つ又は3つ
のパネル片の交差角度を適宜変化させて、前記断面L状
の電磁波シールドパネルを前記一対の骨組間に跨設する
ことができる。従って、電波暗室等の隅角部を短期間に
しかも確実に構築できる。
【0027】また、特に力を伝達する必要がない構造物
の隅角部に前記断面L状の電磁波シールドパネルを設け
るので、該電磁波シールドパネルの芯材を構造部材で堅
牢に製作しなくて済み、それだけ上記電波暗室等の隅角
部の構築が安価に行える。
【0028】更に、上記電波暗室等の隅角部の外側に、
梁等が存在しない空き空間を形成できるので、該空き空
間を空調や電気ケーブル等の取付けに有効に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になる電磁波シールドパネ
ルの隅角部構造を示す平断面図である。
【図2】電磁波シールドパネルの屈曲部位付近を示す図
1の部分拡大詳細図である。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】電磁波シールドパネル同士の連結構造を示す図
1の部分拡大詳細図である。
【図5】構造物の骨組と、一部電磁波シールドパネルが
取り付けられたところを概略的に示す斜視図である。
【図6】電波暗室内から視た2つの壁と天井面との隅角
部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 面状の電磁波シールドパネル 12 断面L状の電磁波シールドパネル 2 構造物 2a 骨組 31 芯材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 泰 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 塩川 年伸 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 磯谷 尚徳 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 和田 通美 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 岸田 正二郎 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 鈴木 元生 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 宇根 敏弘 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 葭原 英忠 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 岡部 哲郎 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内 (72)発明者 真柄 清司 東京都中央区銀座6丁目2番10号 株式会 社巴コーポレーション内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱・梁・屋根等からなる構造物の隅角部
    に臨む一対の骨組間に、屈曲可能な断面L状の電磁波シ
    ールドパネルを跨設し、該電磁波シールドパネルの端部
    を、壁や天井等を形成する面状の電磁波シールドパネル
    の端部に連結してあることを特徴とする電磁波シールド
    パネルの隅角部構造。
JP5256258A 1993-09-21 1993-09-21 電磁波シールドパネルの隅角部構造 Expired - Fee Related JP2777963B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150400A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Takenaka Komuten Co Ltd パネル式シールドルーム
JPH03199546A (ja) * 1989-12-27 1991-08-30 Meiwa Kk 電波シールドパネル構造体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH03199546A (ja) * 1989-12-27 1991-08-30 Meiwa Kk 電波シールドパネル構造体

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