JPH0794934A - 小型平面パッチアンテナ - Google Patents
小型平面パッチアンテナInfo
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- JPH0794934A JPH0794934A JP5236180A JP23618093A JPH0794934A JP H0794934 A JPH0794934 A JP H0794934A JP 5236180 A JP5236180 A JP 5236180A JP 23618093 A JP23618093 A JP 23618093A JP H0794934 A JPH0794934 A JP H0794934A
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- dielectric
- oxide
- patch antenna
- planar patch
- antenna
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯性に優れるともに、周波数温度特性が高
く、共振周波数のばらつきが小さく信頼性に優れた小型
平面パッチアンテナの提供を目的とする。 【構成】 誘電体2′と、誘電体2′の一面に積層され
た放射電極3と、放射電極3に対して平行に誘電体2′
の他面に積層された接地導体4と、を備えた小型平面パ
ッチアンテナ1′であって、誘電体2′が酸化マグネシ
ウム−酸化カルシウム−酸化チタンを主成分とし、酸化
マグネシウムと酸化カルシウムの組成比を95:5とし
たときに、セラミックスにニオブ酸リチウムを0.5〜
1.0wt%、アルミナを0.1〜0.5wt%、酸化マン
ガンを0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アンテナの共
振周波数の温度係数が±15ppm/℃、共振周波数の
ばらつきが±5MHzである構成を有している。
く、共振周波数のばらつきが小さく信頼性に優れた小型
平面パッチアンテナの提供を目的とする。 【構成】 誘電体2′と、誘電体2′の一面に積層され
た放射電極3と、放射電極3に対して平行に誘電体2′
の他面に積層された接地導体4と、を備えた小型平面パ
ッチアンテナ1′であって、誘電体2′が酸化マグネシ
ウム−酸化カルシウム−酸化チタンを主成分とし、酸化
マグネシウムと酸化カルシウムの組成比を95:5とし
たときに、セラミックスにニオブ酸リチウムを0.5〜
1.0wt%、アルミナを0.1〜0.5wt%、酸化マン
ガンを0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アンテナの共
振周波数の温度係数が±15ppm/℃、共振周波数の
ばらつきが±5MHzである構成を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグローバル・ポジショニ
ング・システム(GPS)等に用いられる小型平面パッ
チアンテナに関するものである。
ング・システム(GPS)等に用いられる小型平面パッ
チアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信等の発達に伴い、小型
のGPS機器が開発されており、これに伴いGPS用の
アンテナもより小型化が要求されるようになった。
のGPS機器が開発されており、これに伴いGPS用の
アンテナもより小型化が要求されるようになった。
【0003】以下に従来の小型平面パッチアンテナにつ
いて説明する。図3は一般的な小型平面パッチアンテナ
の斜視図である。1は従来の小型平面パッチアンテナ、
2は樹脂やセラミックス材料で形成された誘電体、3は
誘電体2の片面に形成された放射電極、4は誘電体2の
他面に形成された接地導体、5は給電点である。
いて説明する。図3は一般的な小型平面パッチアンテナ
の斜視図である。1は従来の小型平面パッチアンテナ、
2は樹脂やセラミックス材料で形成された誘電体、3は
誘電体2の片面に形成された放射電極、4は誘電体2の
他面に形成された接地導体、5は給電点である。
【0004】以上のように構成された小型平面パッチア
ンテナ1について、以下その誘電体2とアンテナの大き
さの関係について説明する。誘電体2の材質はテフロ
ン,エポキシ等をはじめとする樹脂系の誘電体2や、フ
ォルステライト,アルミナ等をはじめとする比誘電率の
低いセラミック誘電体2が用いられており、これらの誘
電体2の比誘電率は約3〜10である。このような小型
平面パッチアンテナ1における共振周波数と比誘電率,
放射電極3の寸法との関係を(数1)に示す。
ンテナ1について、以下その誘電体2とアンテナの大き
さの関係について説明する。誘電体2の材質はテフロ
ン,エポキシ等をはじめとする樹脂系の誘電体2や、フ
ォルステライト,アルミナ等をはじめとする比誘電率の
低いセラミック誘電体2が用いられており、これらの誘
電体2の比誘電率は約3〜10である。このような小型
平面パッチアンテナ1における共振周波数と比誘電率,
放射電極3の寸法との関係を(数1)に示す。
【0005】
【数1】
【0006】(数1)より明らかなように、従来の小型
パッチアンテナ1では、比誘電率が式の分母側にあるた
めに、放射電極3の寸法は、誘電体2の比誘電率に大き
く依存する。
パッチアンテナ1では、比誘電率が式の分母側にあるた
めに、放射電極3の寸法は、誘電体2の比誘電率に大き
く依存する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、誘電体の比誘電率が約3〜10であるため
に、平面パッチアンテナを小型化しようとしても放射電
極寸法は30〜50mmに規制され、GPS受信機器に平
面パッチアンテナを搭載したときに受信機器自体が大き
くなってしまい、携帯性に欠けるという問題点を有して
いた。また、受信機器全体を小型化しようとすると、一
定のアンテナ特性を得るために、平面パッチアンテナ自
体を小型化できないために、操作部や表示部等の方を更
に小さくしなければならず操作性に欠けるという問題点
を有していた。また、比誘電率の低い誘電体を使って1
/4λ型の平面パッチアンテナを作製することもできる
が、放射電極の端面と接地導体との間をショートさせる
等の複雑な加工が必要で生産性に欠けるとともに、小型
化することで高周波特性が劣化してしまい信頼性に欠け
るという問題点を有していた。更に、酸化マグネシウム
−酸化カルシウム−酸化チタンからなる19という高い
比誘電率を有するチタン酸マグネシウム系セラミックの
誘電体を使用した場合、アンテナを小型化することがで
きるが、共振周波数の温度特性が−20℃から75℃の
範囲において100ppm以上あり、使用する温度によ
っては共振周波数が20MHz程度ばらつくために、周
波数帯域幅を広くしなければならず周波数帯域幅を広く
すると利得が下がり感度が低下して信頼性に欠けるとい
う問題点を有していた。また、比誘電率のばらつきによ
って共振周波数が±1MHzばらつくために、同じ放射
電極の寸法の平面アンテナを作製しても共振周波数が±
30の範囲でばらつくという問題点があった。
の構成では、誘電体の比誘電率が約3〜10であるため
に、平面パッチアンテナを小型化しようとしても放射電
極寸法は30〜50mmに規制され、GPS受信機器に平
面パッチアンテナを搭載したときに受信機器自体が大き
くなってしまい、携帯性に欠けるという問題点を有して
いた。また、受信機器全体を小型化しようとすると、一
定のアンテナ特性を得るために、平面パッチアンテナ自
体を小型化できないために、操作部や表示部等の方を更
に小さくしなければならず操作性に欠けるという問題点
を有していた。また、比誘電率の低い誘電体を使って1
/4λ型の平面パッチアンテナを作製することもできる
が、放射電極の端面と接地導体との間をショートさせる
等の複雑な加工が必要で生産性に欠けるとともに、小型
化することで高周波特性が劣化してしまい信頼性に欠け
るという問題点を有していた。更に、酸化マグネシウム
−酸化カルシウム−酸化チタンからなる19という高い
比誘電率を有するチタン酸マグネシウム系セラミックの
誘電体を使用した場合、アンテナを小型化することがで
きるが、共振周波数の温度特性が−20℃から75℃の
範囲において100ppm以上あり、使用する温度によ
っては共振周波数が20MHz程度ばらつくために、周
波数帯域幅を広くしなければならず周波数帯域幅を広く
すると利得が下がり感度が低下して信頼性に欠けるとい
う問題点を有していた。また、比誘電率のばらつきによ
って共振周波数が±1MHzばらつくために、同じ放射
電極の寸法の平面アンテナを作製しても共振周波数が±
30の範囲でばらつくという問題点があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、携帯性に優れるとともに、周波数温度特性が高く、
共振周波数のばらつきが小さく信頼性に優れ、極めて容
易に製造することができる生産性に優れた小型平面パッ
チアンテナを提供することを目的とする。
で、携帯性に優れるとともに、周波数温度特性が高く、
共振周波数のばらつきが小さく信頼性に優れ、極めて容
易に製造することができる生産性に優れた小型平面パッ
チアンテナを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載された小型平面パッチアンテ
ナは、誘電体と、前記誘電体の一面に積層された放射電
極と、前記放射電極に対して平行に前記誘電体の他面に
積層された接地導体と、を備えた小型平面パッチアンテ
ナであって、前記誘電体の比誘電率が18〜20である
構成を有しており、請求項2に記載された小型平面パッ
チアンテナは、請求項1において、前記誘電体が、酸化
マグネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチ
タン酸マグネシウム系セラミックスを主成分とし、前記
酸化マグネシウムと前記酸化カルシウムの組成比が9
0:10〜97:3好ましくは95:5としたときに、
前記セラミックにニオブ酸リチウムを0.1〜1.5wt
%好ましくは0.5〜1.0wt%含有し、かつ、アンテ
ナの共振周波数の温度係数が±15ppm/℃である構
成を有しており、請求項3に記載された小型平面パッチ
アンテナは、請求項1において、前記誘電体が、酸化マ
グネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチタ
ン酸マグネシウム系セラミックスを主成分とし、前記酸
化マグネシウムと前記酸化カルシウムの組成比が90:
10〜97:3好ましくは95:5としたときに、前記
セラミックスにアルミナを0.1〜1.0wt%好ましく
は0.1〜0.5wt%、酸化マンガンを0.1〜1.5
wt%好ましくは0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アン
テナの共振周波数のばらつきが±10MHz好ましくは
±5MHzである構成を有しており、請求項4に記載さ
れた小型平面パッチアンテナは、請求項1において、前
記誘電体が、酸化マグネシウム−酸化カルシウム−酸化
チタンからなるチタン酸マグネシウム系セラミックスを
主成分とし、前記酸化マグネシウムと前記酸化カルシウ
ムの組成比が90:10〜97:3好ましくは95:5
としたときに、前記セラミックスにニオブ酸リチウムを
0.1〜1.5wt%好ましくは0.5〜1.0wt%、ア
ルミナを0.1〜1.0wt%好ましくは0.1〜0.5
wt%、酸化マンガンを0.1〜1.5wt%好ましくは
0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アンテナの共振周波
数の温度係数が±25ppm/℃好ましくは±15pp
m/℃、共振周波数のばらつきが±10MHz好ましく
は±5MHzである構成を有している。
に本発明の請求項1に記載された小型平面パッチアンテ
ナは、誘電体と、前記誘電体の一面に積層された放射電
極と、前記放射電極に対して平行に前記誘電体の他面に
積層された接地導体と、を備えた小型平面パッチアンテ
ナであって、前記誘電体の比誘電率が18〜20である
構成を有しており、請求項2に記載された小型平面パッ
チアンテナは、請求項1において、前記誘電体が、酸化
マグネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチ
タン酸マグネシウム系セラミックスを主成分とし、前記
酸化マグネシウムと前記酸化カルシウムの組成比が9
0:10〜97:3好ましくは95:5としたときに、
前記セラミックにニオブ酸リチウムを0.1〜1.5wt
%好ましくは0.5〜1.0wt%含有し、かつ、アンテ
ナの共振周波数の温度係数が±15ppm/℃である構
成を有しており、請求項3に記載された小型平面パッチ
アンテナは、請求項1において、前記誘電体が、酸化マ
グネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチタ
ン酸マグネシウム系セラミックスを主成分とし、前記酸
化マグネシウムと前記酸化カルシウムの組成比が90:
10〜97:3好ましくは95:5としたときに、前記
セラミックスにアルミナを0.1〜1.0wt%好ましく
は0.1〜0.5wt%、酸化マンガンを0.1〜1.5
wt%好ましくは0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アン
テナの共振周波数のばらつきが±10MHz好ましくは
±5MHzである構成を有しており、請求項4に記載さ
れた小型平面パッチアンテナは、請求項1において、前
記誘電体が、酸化マグネシウム−酸化カルシウム−酸化
チタンからなるチタン酸マグネシウム系セラミックスを
主成分とし、前記酸化マグネシウムと前記酸化カルシウ
ムの組成比が90:10〜97:3好ましくは95:5
としたときに、前記セラミックスにニオブ酸リチウムを
0.1〜1.5wt%好ましくは0.5〜1.0wt%、ア
ルミナを0.1〜1.0wt%好ましくは0.1〜0.5
wt%、酸化マンガンを0.1〜1.5wt%好ましくは
0.3〜1.0wt%含有し、かつ、アンテナの共振周波
数の温度係数が±25ppm/℃好ましくは±15pp
m/℃、共振周波数のばらつきが±10MHz好ましく
は±5MHzである構成を有している。
【0010】
【作用】この構成によって、誘電体に比較的比誘電率が
高いチタン酸マグネシウム系のセラミックスを用いてい
るので、放射電極の寸法を従来のアルミナやフォルステ
ライト等に比べ1/4〜1/2に小型化することができ
る。また、ベースとなるチタン酸マグネシウム系セラミ
ックスにニオブ酸リチウム,アルミナ,酸化マンガン等
を所定量添加することでチタン酸マグネシウム系セラミ
ックスの周波数温度特性,共振周波数のばらつきを改善
することができる。
高いチタン酸マグネシウム系のセラミックスを用いてい
るので、放射電極の寸法を従来のアルミナやフォルステ
ライト等に比べ1/4〜1/2に小型化することができ
る。また、ベースとなるチタン酸マグネシウム系セラミ
ックスにニオブ酸リチウム,アルミナ,酸化マンガン等
を所定量添加することでチタン酸マグネシウム系セラミ
ックスの周波数温度特性,共振周波数のばらつきを改善
することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における小
型平面パッチアンテナの全体斜視図であり、図2は本発
明の一実施例における小型平面パッチアンテナの要部断
面図である。3は放射電極、4は接地導体、5は給電点
であり、これらは従来例と同様なものなので同一の符号
を付して説明を省略する。1′は本発明の小型平面パッ
チアンテナ、2′はチタン酸マグネシウム系セラミック
スにニオブ酸リチウム,アルミナ,酸化マンガン等を所
定量添加して高い比誘電率を有しながら周波数特性が改
善された誘電体、6は同軸コネクタ、7は半田である。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における小
型平面パッチアンテナの全体斜視図であり、図2は本発
明の一実施例における小型平面パッチアンテナの要部断
面図である。3は放射電極、4は接地導体、5は給電点
であり、これらは従来例と同様なものなので同一の符号
を付して説明を省略する。1′は本発明の小型平面パッ
チアンテナ、2′はチタン酸マグネシウム系セラミック
スにニオブ酸リチウム,アルミナ,酸化マンガン等を所
定量添加して高い比誘電率を有しながら周波数特性が改
善された誘電体、6は同軸コネクタ、7は半田である。
【0012】以上のように構成された小型平面パッチア
ンテナ1′について、以下その製造方法を説明する。ま
ず、誘電体2′の成形工程について説明する。酸化マグ
ネシウムと酸化カルシウムの組成比が95:5の酸化マ
グネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチタ
ン酸マグネシウム系セラミックスを主材料とし、ニオブ
酸リチウム,アルミナ,酸化マンガンを添加物として、
(表1)に示すような所定量,秤量をして配合し、ボー
ルミルにて20時間混合した後、一昼夜乾燥する。次
に、乾燥した粉体にバインダー,水等を加えて混合し、
適度な粘度を持たせた後にスプレードライヤーで造粒し
て乾燥を行う。次に、油圧プレスを用いて1000kg/
cm2 の圧力で所定の形状に成形する。次に、この成形体
をバッチ式の高温用電気炉に入れ、所定の焼成パターン
にて、1350〜1400℃の範囲で2時間焼成して誘
電体2′を得る。次に、電極形成工程について説明す
る。誘電体2′の一方の面に放射電極3を、他方面に接
地導体4を設ける。放射電極3の寸法は前述の(数1)
により求めた後、スクリーン印刷用のマスクを作製し、
このマスクを用いて、誘電体2′の所定部に塗布して乾
燥後、800℃で5分間焼成して形成する。また、接地
導体4も同様に積層して形成する。
ンテナ1′について、以下その製造方法を説明する。ま
ず、誘電体2′の成形工程について説明する。酸化マグ
ネシウムと酸化カルシウムの組成比が95:5の酸化マ
グネシウム−酸化カルシウム−酸化チタンからなるチタ
ン酸マグネシウム系セラミックスを主材料とし、ニオブ
酸リチウム,アルミナ,酸化マンガンを添加物として、
(表1)に示すような所定量,秤量をして配合し、ボー
ルミルにて20時間混合した後、一昼夜乾燥する。次
に、乾燥した粉体にバインダー,水等を加えて混合し、
適度な粘度を持たせた後にスプレードライヤーで造粒し
て乾燥を行う。次に、油圧プレスを用いて1000kg/
cm2 の圧力で所定の形状に成形する。次に、この成形体
をバッチ式の高温用電気炉に入れ、所定の焼成パターン
にて、1350〜1400℃の範囲で2時間焼成して誘
電体2′を得る。次に、電極形成工程について説明す
る。誘電体2′の一方の面に放射電極3を、他方面に接
地導体4を設ける。放射電極3の寸法は前述の(数1)
により求めた後、スクリーン印刷用のマスクを作製し、
このマスクを用いて、誘電体2′の所定部に塗布して乾
燥後、800℃で5分間焼成して形成する。また、接地
導体4も同様に積層して形成する。
【0013】次に、放射電極3及び接地導体4を形成し
た誘電体2′に、受信機器(図示せず)と接続するため
のSMA型の同軸コネクタ6の外装部を、接地導体4に
半田7等を用いて接着する。一方、同軸コネクタ6の芯
線は接地導体4より絶縁し、誘電体2′を貫通して放射
電極3の給電点5(インピーダンス整合点)に半田7等
で接着して、小型平面パッチアンテナ1′を完成させ
る。
た誘電体2′に、受信機器(図示せず)と接続するため
のSMA型の同軸コネクタ6の外装部を、接地導体4に
半田7等を用いて接着する。一方、同軸コネクタ6の芯
線は接地導体4より絶縁し、誘電体2′を貫通して放射
電極3の給電点5(インピーダンス整合点)に半田7等
で接着して、小型平面パッチアンテナ1′を完成させ
る。
【0014】以上のように製造された各々の小型平面パ
ッチアンテナ1′について、温度特性及び周波数のばら
つきの測定を行った。その結果を(表1)に示す。ま
た、誘電体材料にアルミナ,フォルステライトをそれぞ
れ用いたものを作製して、同様の温度特性及び周波数の
ばらつきの測定を行った。その結果を(表1)に示す。
ッチアンテナ1′について、温度特性及び周波数のばら
つきの測定を行った。その結果を(表1)に示す。ま
た、誘電体材料にアルミナ,フォルステライトをそれぞ
れ用いたものを作製して、同様の温度特性及び周波数の
ばらつきの測定を行った。その結果を(表1)に示す。
【0015】
【表1】
【0016】(表1)から明らかなように、本実施例に
よれば、従来のアルミナやフォルステライトの誘電体
2′を用いた平面アンテナに比べ、チタン酸マグネシウ
ム系セラミックスの誘電体2′を用いた平面アンテナの
方が放射電極3の寸法が1/4〜1/2と小型化でき
る。また、19という比較的比誘電率の高いチタン酸マ
グネシウム系のセラミックスにニオブ酸リチウム,アル
ミナ,酸化マンガン等を適量、個別にあるいは組み合わ
せて添加することにより比誘電率が3〜10の低い誘電
体2′と同等の優れたアンテナ特性を有した小型平面パ
ッチアンテナ1′を得ることができた。
よれば、従来のアルミナやフォルステライトの誘電体
2′を用いた平面アンテナに比べ、チタン酸マグネシウ
ム系セラミックスの誘電体2′を用いた平面アンテナの
方が放射電極3の寸法が1/4〜1/2と小型化でき
る。また、19という比較的比誘電率の高いチタン酸マ
グネシウム系のセラミックスにニオブ酸リチウム,アル
ミナ,酸化マンガン等を適量、個別にあるいは組み合わ
せて添加することにより比誘電率が3〜10の低い誘電
体2′と同等の優れたアンテナ特性を有した小型平面パ
ッチアンテナ1′を得ることができた。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、誘電体材料に比
誘電率が19と比較的高いチタン酸マグネシウム系セラ
ミックスを主材料とし、これにニオブ酸リチウム,アル
ミナ,酸化マンガン等を適量,個別あるいは組み合わせ
て添加して成形された誘電体を用いることにより、放射
電極の寸法が従来の放射電極に比べ、1/4〜1/2程
度小型化することができ携帯性に優れ、周波数温度特性
を安定させることができるとともに、共振周波数のばら
つきを小さくすることができ信頼性に優れ、容易に製造
することができる生産性に優れた小型平面パッチアンテ
ナを実現できるものである。
誘電率が19と比較的高いチタン酸マグネシウム系セラ
ミックスを主材料とし、これにニオブ酸リチウム,アル
ミナ,酸化マンガン等を適量,個別あるいは組み合わせ
て添加して成形された誘電体を用いることにより、放射
電極の寸法が従来の放射電極に比べ、1/4〜1/2程
度小型化することができ携帯性に優れ、周波数温度特性
を安定させることができるとともに、共振周波数のばら
つきを小さくすることができ信頼性に優れ、容易に製造
することができる生産性に優れた小型平面パッチアンテ
ナを実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例における小型平面パッチアン
テナの全体斜視図
テナの全体斜視図
【図2】本発明の一実施例における小型平面パッチアン
テナの要部断面図
テナの要部断面図
【図3】一般的な小型平面パッチアンテナの斜視図
1,1′ 小型平面パッチアンテナ 2,2′ 誘電体 3 放射電極 4 接地導体 5 給電点 6 同軸コネクタ 7 半田
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 大充 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】誘電体と、前記誘電体の一面に積層された
放射電極と、前記放射電極に対して平行に前記誘電体の
他面に積層された接地導体と、を備えた小型平面パッチ
アンテナであって、前記誘電体の比誘電率が18〜20
であることを特徴とする小型平面パッチアンテナ。 - 【請求項2】前記誘電体が、酸化マグネシウム−酸化カ
ルシウム−酸化チタンからなるチタン酸マグネシウム系
セラミックスを主成分とし、前記酸化マグネシウムと前
記酸化カルシウムの組成比が90:10〜97:3とし
たときに、前記セラミックスにニオブ酸リチウムを0.
1〜1.5wt%好ましくは0.5〜1.0wt%含有し、
かつ、アンテナの共振周波数の温度係数が±15ppm
/℃であることを特徴とする請求項1記載の小型平面パ
ッチアンテナ。 - 【請求項3】前記誘電体が、酸化マグネシウム−酸化カ
ルシウム−酸化チタンからなるチタン酸マグネシウム系
セラミックスを主成分とし、前記酸化マグネシウムと前
記酸化カルシウムの組成比が90:10〜97:3とし
たときに、前記セラミックスにアルミナを0.1〜1.
0wt%好ましくは0.1〜0.5wt%、酸化マンガンを
0.1〜1.5wt%好ましくは0.3〜1.0wt%含有
し、かつ、アンテナの共振周波数のばらつきが±10M
Hz好ましくは±5MHzであることを特徴とする請求
項1記載の小型平面パッチアンテナ。 - 【請求項4】前記誘電体が、酸化マグネシウム−酸化カ
ルシウム−酸化チタンからなるチタン酸マグネシウム系
セラミックスを主成分とし、前記酸化マグネシウムと前
記酸化カルシウムの組成比が90:10〜97:3とし
たときに、前記セラミックスにニオブ酸リチウムを0.
1〜1.5wt%好ましくは0.5〜1.0wt%、アルミ
ナを0.1〜1.0wt%好ましくは0.1〜0.5wt
%、酸化マンガンを0.1〜1.5wt%好ましくは0.
3〜1.0wt%含有し、かつ、アンテナの共振周波数の
温度係数が±25好ましくは±15ppm/℃、共振周
波数のばらつきが±10MHz好ましくは±5MHzで
あることを特徴とする請求項1記載の小型平面パッチア
ンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236180A JPH0794934A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 小型平面パッチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236180A JPH0794934A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 小型平面パッチアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0794934A true JPH0794934A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16996961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5236180A Pending JPH0794934A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 小型平面パッチアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794934A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7019698B2 (en) | 2003-11-11 | 2006-03-28 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Gap feeding type antenna unit |
| US7042399B2 (en) | 2003-11-04 | 2006-05-09 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Patch antenna having a non-feeding element formed on a side surface of a dielectric |
| US7053835B2 (en) | 2003-11-06 | 2006-05-30 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit having a non-feeding conductor wall so as to enclose a patch antenna |
| US7081859B2 (en) | 2003-09-18 | 2006-07-25 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit having a wide band |
| JP2006210971A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Furuno Electric Co Ltd | アンテナ |
| US7091909B2 (en) | 2004-04-02 | 2006-08-15 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit adaptable to a wideband |
| US7741999B2 (en) | 2006-06-15 | 2010-06-22 | Kathrein-Werke Kg | Multilayer antenna of planar construction |
| US7821460B2 (en) | 2006-08-17 | 2010-10-26 | Kathrein-Werke Kg | Tunable patch antenna of planar construction |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236180A patent/JPH0794934A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7081859B2 (en) | 2003-09-18 | 2006-07-25 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit having a wide band |
| US7042399B2 (en) | 2003-11-04 | 2006-05-09 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Patch antenna having a non-feeding element formed on a side surface of a dielectric |
| US7053835B2 (en) | 2003-11-06 | 2006-05-30 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit having a non-feeding conductor wall so as to enclose a patch antenna |
| US7019698B2 (en) | 2003-11-11 | 2006-03-28 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Gap feeding type antenna unit |
| US7091909B2 (en) | 2004-04-02 | 2006-08-15 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Antenna unit adaptable to a wideband |
| JP2006210971A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Furuno Electric Co Ltd | アンテナ |
| US7741999B2 (en) | 2006-06-15 | 2010-06-22 | Kathrein-Werke Kg | Multilayer antenna of planar construction |
| US7821460B2 (en) | 2006-08-17 | 2010-10-26 | Kathrein-Werke Kg | Tunable patch antenna of planar construction |
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