JPH0795076A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JPH0795076A
JPH0795076A JP5238634A JP23863493A JPH0795076A JP H0795076 A JPH0795076 A JP H0795076A JP 5238634 A JP5238634 A JP 5238634A JP 23863493 A JP23863493 A JP 23863493A JP H0795076 A JPH0795076 A JP H0795076A
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JP
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signal
digital signal
bit
digital
processing circuit
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JP5238634A
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Kunio Muramatsu
邦雄 村松
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路規模が小さく、リンギングが生じないビッ
ト数拡張機能をもつディジタル信号処理回路を提供す
る。 【構成】アナログ信号は、AD変換器30によりNビッ
トのディジタル信号に変換される。AD変換器30の出
力について、信号処理回路31により所定の処理が行わ
れる。信号処理回路31の出力であるNビットの時系列
信号41は、差分検出回路32に入力される。差分検出
回路32は、時系列信号41の前後の値の差を検出し、
所定の選択信号を出力する。セレクタ33は、当該選択
信号の種類に基づいて時系列信号41に加算すべきNビ
ットよりも重みの小さな補助信号42を発生する。加算
器35は、時系列信号41に補助信号42を加算し、N
+Mビットの時系列信号44を出力する。この時系列信
号44は、信号処理回路37を通り、DA変換器38に
よりアナログ信号に変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号処理をディジ
タル的に行うディジタル信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理技術の進歩に
伴い、映像信号処理は、ディジタル信号処理が主流とな
ってきている。しかし、全ての信号処理がディジタル的
に行われている訳ではないので、アナログディジタル変
換器(AD変換器)やディジタルアナログ変換器(DA
変換器)が必要になる。
【0003】そして、ディジタル信号のビット数が多い
程、鮮明な映像が得られるが、回路規模や価格などによ
る制約のため、現在は、主として8ビット程度の処理が
行われている。
【0004】特に、AD変換器は、DA変換器に比べ、
ビット数を増やすことが困難である。このため、AD変
換器のビット数は、ディジタル信号処理回路の全体のビ
ット数を制限している。
【0005】そこで、NビットのAD変換器の出力をN
+Mビットに拡張し、ビット分解能による画質劣化を改
善する回路が必要となる。図9は、当該回路の一例を示
すものである。この回路は、8ビットのディジタル信号
を10ビットのディジタル信号に拡張する回路である。
そのしくみについて簡単に説明する。
【0006】アナログ入力信号は、AD変換器10にお
いて8ビットのディジタル信号に変換される。8ビット
のディジタル信号は、信号処理回路11において各種の
処理が行われる。
【0007】そして、信号処理回路11の出力信号21
は、低域通過フィルタ12において低域周波数成分が抽
出され、整数部8ビット、小数部2ビットの合計10ビ
ットのディジタル信号22になる。
【0008】加算器13において、信号処理回路11の
出力信号21から10ビットのディジタル信号22が減
算され、10ビットの高域周波数成分が出力される。加
算器13の出力信号23は、コアリング回路14に入力
される。コアリング回路14では、10ビットの出力信
号23の小数部をまるめ、整数部8ビットのディジタル
信号24が得られる。
【0009】この信号24は、8ビットの高域周波数成
分となっている。整数部8ビットのディジタル信号24
は、加算器15において低域通過フィルタ12の出力信
号22と加算される。
【0010】その結果、加算器15からは、高域周波数
成分が保持されたまま、低域周波数成分のビット数の拡
張が行われた10ビットのディジタル信号25が得られ
る。当該ディジタル信号25は、信号処理回路16にお
いて各種の処理が行われる。信号処理回路16の出力信
号26は、DA変換器17においてアナログ信号に変換
される。
【0011】しかし、上述のディジタル信号処理回路で
は、低域通過フィルタ12の特性によって当該ディジタ
ル信号処理回路の特性が変わる。従って、実用的な特性
を得るためには、5タップ程度のフィルタとする必要が
あり、回路規模が大きくなる欠点がある。
【0012】また、信号処理回路11の出力信号21の
レベルが急に変化したような場合、どうしても低域通過
フィルタ12によってある程度のリンギング(変化点の
前後で波形が乱れる)が生じてしまう欠点がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のデ
ィジタル信号処理回路は、低域通過フィルタの特性によ
って当該ディジタル信号処理回路の特性が変わり、実用
的な特性を得るためには、5タップ程度のフィルタとす
る必要があり、回路規模が大きくなる欠点がある。ま
た、信号処理回路の出力信号のレベルが急に変化する
と、低域通過フィルタによってある程度のリンギングが
生じる欠点がある。
【0014】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、回路規模が小さく、信号処理回路
の出力信号のレベルが急変してもリンギングが生じるこ
とがない階調改善回路、即ちビット数拡張機能をもった
ディジタル信号処理回路を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディジタル信号処理回路は、アナログ信号
をNビットのディジタル信号に変換するアナログディジ
タル変換器と、前記アナログディジタル変換器の出力で
あるNビットの時系列信号の前後の値の差を検出し、そ
の結果によって当該Nビットの時系列信号に加算すべき
Nビットよりも重みの小さな補助信号を発生させる第1
の手段と、前記Nビットの時系列信号に前記補助信号を
加算してN+Mビットの信号を得るための第2の手段
と、前記第2の手段からの出力であるN+Mビットのデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換するディジタルアナ
ログ変換器とを備えている。
【0016】前記第1の手段は、前記第1の信号処理回
路の出力であるNビットの時系列信号の前後の値の差を
検出し、所定の選択信号を出力する差分検出回路と、前
記選択信号に基づいて前記Nビットの時系列信号に加算
すべきNビットよりも重みの小さな補助信号を出力する
セレクタとから構成され、前記第2の手段は、前記Nビ
ットの時系列信号と前記補助信号のタイミングを調節す
る遅延回路と、前記Nビットの時系列信号に前記補助信
号を加算してN+Mビットの時系列信号を出力する加算
器とから構成されている。
【0017】
【作用】上記構成によれば、Nビットのディジタル信号
をN+Mビットのディジタル信号に拡張し、滑らかな出
力波形を得ることができる。しかも、従来のように、デ
ィジタル時系列信号のレベルの変化点においてリンギン
グが発生することもない。また、高域周波数成分の劣化
もない。さらに、差分検出回路とセレクタは、回路規模
を大きくすることもない。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明のディジ
タル信号処理回路ついて詳細に説明する。図1は、本発
明の第1の実施例に係わるディジタル信号処理回路を示
すものである。この回路は、8ビットのディジタル信号
を10ビットのディジタル信号に拡張する回路である。
【0019】アナログ入力信号は、周期Tのクロックで
動作するAD変換器30において、デ−タレ−ト1/T
の8ビットのディジタル時系列信号に変換される。ま
た、この8ビットのディジタル信号は、信号処理回路3
1において各種の処理が行われる。
【0020】信号処理回路31の出力信号41は、差分
検出回路32に入力される。この差分検出器32は、以
下のような動作を行う。差分検出回路32の入力信号4
1を時間T毎に、A(0)、A(1)、…A(n)、
(但し、A(n)は、時刻nTでの8ビットのディジタ
ル信号であり、0から255の値をとる。)と変化する
ディジタル時系列信号とする。
【0021】そして、 B(0)=A(n)−A(n−1) …(1) B(1)=A(n+1)−A(n) …(2) を計算する。
【0022】その結果、 B(0)= 0、B(1)= 1 ならば、+1/4選
択信号を出力する。 B(0)= 1、B(1)= 0 ならば、−1/4選
択信号を出力する。
【0023】 B(0)= 0、B(1)=−1 ならば、−1/4選
択信号を出力する。 B(0)=−1、B(1)= 0 ならば、+1/4選
択信号を出力する。また、B(0)及びB(1)が、上
記4つの組み合わせ以外の他の組み合わせである場合に
は、±0選択信号を出力する。
【0024】これら選択信号は、セレクタ33に入力さ
れる。セレクタ33は、選択信号の種類に応じて、8ビ
ットのディジタル時系列信号に加算すべき8ビットより
も重みの小さな補助信号を出力する。この補助信号は、
+1/4選択信号に対しては+1/4、−1/4選択信
号に対しては−1/4、±0選択信号に対しては±0と
なる。
【0025】補助信号42は、加算器35に入力され
る。また、信号処理回路31の出力である8ビットのデ
ィジタル時系列信号41は、遅延回路36を介して加算
器35に入力される。加算器35では、ディジタル時系
列信号(A(n))41に補助信号42が加算される。
その結果、加算器35の出力信号44は、1/4きざみ
の10ビットのディジタル時系列信号となる。
【0026】そして、加算器35の出力信号44は、信
号処理回路37により各種の処理が行われる。また、信
号処理回路37の出力信号は、DA変換器38において
アナログ信号に変換される。
【0027】図2及び図3を参照して、本発明の第1の
実施例に係わるディジタル信号処理回路の動作の具体例
を説明する。なお、図2は、時間とディジタル信号41
のレベルの関係を示すものである。図3は、時間とディ
ジタル信号44のレベルの関係を示すものである。
【0028】ディジタル信号41のレベルが時間T毎
に、A(0)、A(1)、…A(7)と変化する場合を
考える。まず、ディジタル信号A(1)について検討す
る。ディジタル信号A(1)のレベルは49である。ま
た、A(0)のレベルは、49、A(2)のレベルは、
50である。従って、上記(1)式及び(2)式を用い
ると、B(0)=0、B(1)=1が得られるので、差
分検出回路32は、+1/4選択信号を出力する。よっ
て、加算器35では、ディジタル信号A(1)のレベル
49に補助信号42のレベル+1/4が加算され、ディ
ジタル信号44のレベルは、49+1/4となる。
【0029】次に、ディジタル信号A(2)について検
討する。ディジタル信号A(2)のレベルは50であ
る。また、A(1)のレベルは、49、A(3)のレベ
ルは、50である。従って、上記(1)式及び(2)式
を用いると、B(0)=1、B(1)=0が得られるの
で、差分検出回路32は、−1/4選択信号を出力す
る。よって、加算器35では、ディジタル信号A(2)
のレベル50に補助信号42のレベル−1/4が加算さ
れ、ディジタル信号44のレベルは、50−1/4とな
る。
【0030】同様に、ディジタル信号A(3)…A
(6)についても所定の補助信号を加算すると、図3に
示すように、ディジタル信号44は、1/4きざみの1
0ビットのディジタル時系列信号となり、8ビットのデ
ィジタル信号41よりも波形が滑らかになる。
【0031】図4及び図5は、ディジタル時系列信号の
レベルが急変する場合(2以上変動する場合)の本発明
のディジタル信号処理回路の動作を示すものである。な
お、図4は、時間とディジタル信号41のレベルの関係
を示すものである。図5は、時間とディジタル信号44
のレベルの関係を示すものである。
【0032】いま、ディジタル信号41のレベルが時間
T毎に、A(10)、A(11)、…A(14)と変化
していると仮定する。まず、ディジタル信号A(11)
について検討する。ディジタル信号A(11)のレベル
は49である。また、A(10)のレベルは、49、A
(12)のレベルは、52である。従って、上記(1)
式及び(2)式を用いると、B(0)=0、B(1)=
3が得られるので、差分検出回路32は、±0選択信号
を出力する。よって、加算器35は、ディジタル信号A
(11)のレベル49をそのまま出力する。
【0033】次に、ディジタル信号A(12)について
検討する。ディジタル信号A(12)のレベルは52で
ある。また、A(11)のレベルは、49、A(13)
のレベルは、52である。従って、上記(1)式及び
(2)式を用いると、B(0)=3、B(1)=0が得
られるので、差分検出回路32は、±0選択信号を出力
する。よって、加算器35は、ディジタル信号A(1
2)のレベル52をそのまま出力する。
【0034】同様に、ディジタル信号A(13)につい
ては、B(0)=0、B(1)=−2であり、A(1
4)については、B(0)=−2、B(1)=0であ
る。従って、補助信号は、0であり、図5に示すよう
に、ディジタル信号44は、レベルの変化点においてリ
ンギングがなく、高域周波数成分の劣化もない時系列信
号となる。
【0035】以上のように、本発明のディジタル信号処
理回路では、ディジタル時系列信号41において、同じ
レベルの信号(例えば図2のA(2),A(3))が2
つ以上続き、かつ、当該信号のレベルと当該信号に連続
する他の信号のレベルとの差が±1という条件を満たし
たときのみ、補助信号(+1/4,−1/4)を発生し
得るような構成となっている。また、上記条件を満たさ
ない場合には、補助信号(0)を発生するため、高域周
波数成分の劣化がなく、ディジタル信号のレベルの変化
点においてリンギングも生じない。
【0036】なお、本発明は、上記実施例に限られるも
のではなく、N(Nは任意の自然数)ビットのディジタ
ル信号をN+M(Mは任意の自然数)ビットのディジタ
ル信号に拡張するディジタル信号処理回路に適用できる
ものである。そこで、本発明の他の実施例について以下
に説明する。
【0037】図6は、本発明の第2の実施例に係わるデ
ィジタル信号処理回路を示すものである。この回路は、
8ビットのディジタル信号を9ビットのディジタル信号
に拡張する回路である。
【0038】アナログ入力信号は、周期Tのクロックで
動作するAD変換器30において、デ−タレ−ト1/T
の8ビットのディジタル時系列信号に変換される。ま
た、この8ビットのディジタル信号は、信号処理回路3
1において各種の処理が行われる。
【0039】信号処理回路31の出力信号41は、差分
検出回路32に入力される。この差分検出器32は、以
下のような動作を行う。差分検出回路32の入力信号4
1を時間T毎に、A(0)、A(1)、…A(n)、
(但し、A(n)は、時刻nTでの8ビットのディジタ
ル信号であり、0から255の値をとる。)と変化する
ディジタル時系列信号とする。
【0040】そして、 B(n)=A(n+1)−A(n) …(3) を計算する。
【0041】その結果、B(n)= 1 ならば、+1
/2選択信号を出力する。 B(n)=−1 ならば、−1/2選択信号を出力す
る。 また、B(n)が、上記2つの組み合わせ以外の他の組
み合わせである場合には、±0選択信号を出力する。
【0042】これら選択信号は、セレクタ33に入力さ
れる。セレクタ33は、選択信号の種類に応じて、8ビ
ットのディジタル時系列信号に加算すべき8ビットより
も重みの小さな補助信号を出力する。この補助信号は、
+1/2選択信号に対しては+1/2、−1/2選択信
号に対しては−1/2、±0選択信号に対しては±0と
なる。
【0043】補助信号42は、加算器35に入力され
る。また、信号処理回路31の出力である8ビットのデ
ィジタル時系列信号41は、遅延回路36を介して加算
器35に入力される。加算器35では、ディジタル時系
列信号(A(n))41に補助信号42が加算される。
その結果、加算器35の出力信号44は、1/2きざみ
の9ビットのディジタル時系列信号となる。
【0044】そして、加算器35の出力信号44は、信
号処理回路37により各種の処理が行われる。また、信
号処理回路37の出力信号は、DA変換器38において
アナログ信号に変換される。
【0045】図7及び図8を参照して、本発明の第2の
実施例に係わるディジタル信号処理回路の動作の具体例
を説明する。なお、図7は、時間とディジタル信号41
のレベルの関係を示すものである。図8は、時間とディ
ジタル信号44のレベルの関係を示すものである。
【0046】いま、ディジタル信号41のレベルが時間
T毎に、A(0)、A(1)、…A(7)と変化すると
仮定する。まず、ディジタル信号A(3)について検討
する。ディジタル信号A(3)のレベルは、50であ
る。また、A(4)のレベルは、51である。従って、
上記(3)式を用いると、B(3)=1が得られるの
で、差分検出回路32は、+1/2選択信号を出力す
る。よって、加算器35では、ディジタル信号A(3)
のレベル50に補助信号42のレベル+1/2が加算さ
れ、ディジタル信号44のレベルは、50+1/2とな
る。
【0047】次に、ディジタル信号A(4)について検
討する。ディジタル信号A(4)のレベルは、51であ
る。また、A(5)のレベルは、51である。従って、
上記(3)式を用いると、B(4)=0が得られるの
で、差分検出回路32は、±0選択信号を出力する。よ
って、加算器35では、ディジタル信号A(4)のレベ
ル51に補助信号42のレベル0が加算され、ディジタ
ル信号44のレベルは、ディジタル信号41のレベルと
同じ51となる。
【0048】同様に、ディジタル信号A(0)…A
(2)、A(5),A(6)についても所定の補助信号
を加算すると、図3に示すように、ディジタル信号44
は、1/2きざみの9ビットのディジタル時系列信号と
なり、8ビットのディジタル信号41よりも波形が滑ら
かになる。
【0049】なお、ディジタル時系列信号のレベルが急
変する場合(2以上変動する場合)には、第1の実施例
と同様に、レベルの変化点においてリンギングがなく、
高域周波数成分の劣化もない時系列信号となる。
【0050】そこで、図4及び図5を参照してそのしく
みを簡単に説明する。ディジタル信号41のレベルが時
間T毎に、A(10)、A(11)、…A(14)と変
化していると仮定する。まず、ディジタル信号A(1
1)について検討する。ディジタル信号A(11)のレ
ベルは49である。また、A(12)のレベルは、52
である。従って、上記(3)式を用いると、B(11)
=3が得られるので、差分検出回路32は、±0選択信
号を出力する。よって、加算器35は、ディジタル信号
A(11)のレベル49をそのまま出力する。
【0051】次に、ディジタル信号A(12)について
検討する。ディジタル信号A(12)のレベルは、52
である。また、ディジタル信号A(13)のレベルは、
52である。従って、上記(3)式を用いると、B(1
2)=0が得られるので、差分検出回路32は、±0選
択信号を出力する。よって、加算器35は、ディジタル
信号A(12)のレベル52をそのまま出力する。
【0052】同様に、ディジタル信号A(13)につい
ては、B(13)=−2であり、A(14)について
は、B(14)=0である。従って、補助信号は、0で
あり、図5に示すように、ディジタル信号44は、レベ
ルの変化点においてリンギングがなく、高域周波数成分
の劣化もない時系列信号となる。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のディジ
タル信号処理回路によれば、次のような効果を奏する。
ディジタル時系列信号において、ある信号のレベルとそ
の信号に連続する他の信号のレベルとの差が±1という
条件を満たしたときのみ、所定の補助信号を当該ディジ
タル時系列信号に加算するように構成している。
【0054】これにより、Nビットのディジタル信号を
N+Mビットのディジタル信号に拡張し、滑らかな出力
波形を得ることができる。しかも、従来のように、ディ
ジタル時系列信号のレベルの変化点においてリンギング
が発生することもない。また、高域周波数成分の劣化も
ない。さらに、差分検出回路とセレクタは、加算器2
個、フリップフロップ10個、及びその他10数ゲ−ト
程度で構成することができるため、回路規模を大きくす
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるディジタル信号
処理回路を示すブロック図。
【図2】図1の回路の動作を説明するためのタイムチャ
−ト。
【図3】図1の回路の動作を説明するためのタイムチャ
−ト。
【図4】図1及び図6の回路の動作を説明するためのタ
イムチャ−ト。
【図5】図1及び図6の回路の動作を説明するためのタ
イムチャ−ト。
【図6】本発明の第2の実施例に係わるディジタル信号
処理回路を示すブロック図。
【図7】図6の回路の動作を説明するためのタイムチャ
−ト。
【図8】図6の回路の動作を説明するためのタイムチャ
−ト。
【図9】従来のディジタル信号処理回路を示すブロック
図。
【符号の説明】
10,30 …AD変換器、 11,16,31,37 …信号処理回路、 12 …低域通過フィルタ、 13,15,35 …加算器、 14 …コアリング回路、 17,38 …DA変換器、 32 …差分検出回路、 33 …セレクタ、 36 …遅延回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をNビットのディジタル信
    号に変換するアナログディジタル変換器と、前記アナロ
    グディジタル変換器の出力であるNビットの時系列信号
    の前後の値の差を検出し、その結果によって当該Nビッ
    トの時系列信号に加算すべきNビットよりも重みの小さ
    な補助信号を発生させる第1の手段と、前記Nビットの
    時系列信号に前記補助信号を加算してN+Mビットの信
    号を得るための第2の手段と、前記第2の手段からの出
    力であるN+Mビットのディジタル信号をアナログ信号
    に変換するディジタルアナログ変換器とを具備すること
    を特徴とするディジタル信号処理回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の手段は、前記第1の信号処理
    回路の出力であるNビットの時系列信号の前後の値の差
    を検出し、所定の選択信号を出力する差分検出回路と、
    前記選択信号に基づいて前記Nビットの時系列信号に加
    算すべきNビットよりも重みの小さな補助信号を出力す
    るセレクタとから構成され、前記第2の手段は、前記N
    ビットの時系列信号と前記補助信号のタイミングを調節
    する遅延回路と、前記Nビットの時系列信号に前記補助
    信号を加算してN+Mビットの時系列信号を出力する加
    算器とから構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のディジタル信号処理回路。
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