JPH0795099A - 信号処理方法 - Google Patents

信号処理方法

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JPH0795099A
JPH0795099A JP6014924A JP1492494A JPH0795099A JP H0795099 A JPH0795099 A JP H0795099A JP 6014924 A JP6014924 A JP 6014924A JP 1492494 A JP1492494 A JP 1492494A JP H0795099 A JPH0795099 A JP H0795099A
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signal
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JP6014924A
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Christiane G Nill
ガブリエル ニル クリスティアンヌ
Carl-Erik Wilhelm Sundberg
ウィルヘルム サンドバーグ カール−エリック
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American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Inc
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
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    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
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    • H03M13/4146Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors soft-output Viterbi algorithm based decoding, i.e. Viterbi decoding with weighted decisions soft-output Viterbi decoding according to Battail and Hagenauer in which the soft-output is determined using path metric differences along the maximum-likelihood path, i.e. "SOVA" decoding
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号処理用ディジタル信号復号化アルゴリズ
ムの複雑度の改善。 【構成】 拡張汎用ビタビアルゴリズム(GVA)及び
ソフト出力ビタビアルゴリズム(SOVA)の復号器フ
ァミリーが、例えば符号化システム内部復号器25及び
外部復号器27用として、開示される。本発明の一態様
によれば、ソフト出力ビタビアルゴリズム(SOVA)
の構造を用いて、直列汎用ビタビアルゴリズム(SGV
A)を新たに実現している。本発明の別の態様は、汎用
ビタビアルゴリズム(GVA)のリスト出力を用いて、
復号化情報について信頼性尺度を計算する。本発明の更
に別の態様においては、ソフト出力ビタビアルゴリズム
(SOVA)からの信頼性情報を用いて、複雑度の低い
汎用ビタビアルゴリズム(GVA)が開発される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信路上を伝送される
ディジタル情報の符号化及び復号化に関し、詳しくは汎
用ビタビ(Viterbi)アルゴリズムとソフト出力ビタビ
アルゴリズムの拡張版アルゴリズムグループ(ファミ
リ)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるディジタル通信システ
ムのモデルを図1に示す。情報源(ソース)10は、ア
ナログ又は離散的情報のいずれかを生成し、この情報を
ソース符号器11が情報の列(シーケンス)xに符号化
する。チャンネル符号器12が、この情報列を「チャン
ネル符号化」として知られるプロセスによって新しい情
報列に変換する。変調器13が、振幅変調、周波数変
調、位相変調、又はパルス変調のような、標準的変調方
法を用いて、チャンネル符号器12の符号化された出力
(符号化出力)から、伝送路(チャンネル)14上での
伝送用にチャンネル信号を生成する。
【0003】概して、伝送チャンネル14には、雑音及
び他の障害、例えば周波数ひずみ、位相ひずみ、及び種
々のフェーディング(信号強度の時間的変動現象)特
性、が発生する。ディジタルの復調器15は、伝送され
た信号を復調して符号化情報列の推定列を生成する。そ
れから、チャンネル復号器16がこの推定列を入力とし
て受け入れ、冗長ビットを用いて情報列の再現を企図す
る。
【0004】最後に、ソース復号器17が、再構築され
た情報列(xの上に^を付けるか、又はxの前に^を付
けるか(^x)して表す)を情報の宛先18での使用に
適した形式に変換する。(概略的には、マイケルソン
(A.M. Michelson)及びレベスク(A.H. Levesque) の
著書「ディジタル通信についてのエラー制御技術」(ジ
ョン・ウィリー・アンド・サンズ社(米国ニューヨー
ク)1985年)を参照されたい。)
【0005】チャンネル符号化は、伝送の信頼性を上げ
るために冗長をデータ列中に効率的に導入する手段であ
る。冗長情報を用いて受信情報の精度又は信頼性を改善
する方法には少なくとも次に示す3種類がある。
【0006】まず1)誤り(エラー)検出、この場合、
復号器は受信データ列が正しいかどうか又は誤りが発生
しているかどうかだけを定める。次に2)誤り補正。こ
の場合、復号器は冗長情報を用いて受信データ列内の誤
りの検出と補正との両方を行う。そして最後に3)自動
反復要求、この場合、誤りの検出によって、データの繰
り返しについての要求が自動的に起こされる。
【0007】符号化メッセ−ジ内の誤りを単に検出する
だけよりも、誤りを補正する方がより多くの冗長を必要
とする(マスリン(Nicholas Maslin) の著書「高周波
通信、そのシステムアプローチ」(プレナムプレス社
(ニューヨーク)1987年)参照)。
【0008】冗長の導入に用いられる主たる技術として
は、「ブロック符号化」及び「畳込み符号化」の2つが
ある(例えば、リン(S. Lin)及びコステロ(D.J Cost
ello, Jr.) の著書「誤り制御符号化、その基礎及び応
用」(プレンティスホール社(米国ニュージャージー州
エングルウッド・クリフ)1983年)参照)。
【0009】(n,k)ブロック符号は、k個の情報ビ
ットのブロックを取り、予め規定された符号化規則に基
づいてn−kパリティビットを加えることにより、この
ブロックをnビットの符号語(コ−ドワード)に変換す
る。それから、このnビットのブロックは、通信路(チ
ャンネル)上を伝送される。符号レート、Rが、R=k
/nとして定義される。
【0010】チャンネルの受信端において、復号器が、
n−kパリティビットによって導入された冗長を含む受
信データ列を用いて、当初のk個の情報ビットの推定を
行う。ブロック符号は、復号器からの各nビット符号群
出力が現在のkビット情報ブロックにだけ依存するとい
う点で、メモリレスである。
【0011】畳込み符号は概して、情報ビットのストリ
ーム上で作動する。ストリームは、kビットのブロック
に分割される。情報ビットは、kビットのブロック内の
シフトレジスタへ送られる。シフトレジスタのステージ
には、各kビットのブロックからなるv個のブロックグ
ループのが記憶される。ステージは、線形代数機能生成
器に接続される。そして線形代数機能生成器の出力は、
選択的に組み合わされて、nビットの符号化出力を生成
する。
【0012】各符号化出力は、シフトレジスタへの現在
のkビットメッセ−ジブロック入力に依るだけでなく、
前のv個のメッセ−ジブロックにも依る。したがって、
畳込み符号は、vのオーダのメモリを有する。畳込み符
号の符号レート、Rは、R=k/nで、符号の制約長さ
はv+1である。一般に、k及びnは、小さい整数で、
冗長は、シフトレジスタの長さを増加することによって
付加される。
【0013】周知のように、畳込み符号器及び復号器の
動作は、格子図(ダイヤグラム)又は状態図(ダイヤグ
ラム)若しくは状態テーブルによって完全に記述できる
(上記マイケルソン及びレベスクの著書参照)。
【0014】ビタビアルゴリズム(VA)は、畳込み符
号の復号化用として周知の方法である(ビタビ(A.J. V
iterbi) の論文「畳込み符号に対する誤りの限界及び漸
近的に最適な復号化アルゴリズム」(IEEE会報、情
報理論、第IT−13巻、260−269、1967年
4月)参照)。このアルゴリズムは、フォーニー(G.D.
Forney, Jr.)の論文「ビタビアルゴリズム」(IEE
E論文集、第61巻第3号、268−278、1973
年3月)にも詳述されている。
【0015】ビタビアルゴリズムは、メモリレス・チャ
ンネル上を伝送される畳込み符号化されたビタビデータ
列についての、「近似可能性」の最も高い推定という意
味での、最適復号化アルゴリズムである。ビタビアルゴ
リズムの基本的な理論的概念は、可能性ある(あり得
る)全ての伝送符号列を受信符号列と相関させ、それか
ら相関関係が最大である符号列、すなわち最良の計量値
を有するパス、を「残存列」として選択すること、とし
て説明できる。
【0016】連続データ伝送に畳込み符号が用いられる
場合、復号化格子内で扱いやすいウインドウ又は長さ、
δ、になるように、残存列を切り捨てる必要がある。し
たがって、ビタビアルゴリズムは、時点i−δまでの格
子ノードを通る最良のパスについて決定しなければなら
なくなる。
【0017】しかし、データをブロックに構成すること
により、又シフトレジスタの内容を消去する目的で最後
の情報ビットにいくつもの「0」ビットを付けてブロッ
クを終結させることにより、ビタビアルゴリズムを用い
て長さ「N」の非系統的ブロック符号を設計することが
できる。この場合、格子は知られている状態の s0
(0...0)及びsN=(0...0)で始まり、終
る。状態sN=(0...0)における終結は、各情報
ブロックの終止時点ごとににv個の「0」を伝送するこ
とで得られる。
【0018】したがって、ブロックとしてのデータ伝送
についての符号レート、RBLは、次の数式で与えられ
る。 RBL=R・(N−v)/N ここに、Nはブロック長さ、vはメモリ、Rは符号レー
トである。
【0019】ここで述べるビタビアルゴリズム及び拡張
ビタビアルゴリズムの説明は、4個の状態を有するR=
1/2の2進畳込み符号について行う。他のfへの一般
化は容易である。全体を通して説明は、ブロック化した
畳込み符号を用いて(一般性を失うことなく)行う。畳
込み符号に付随する格子は、1個の知られている状態に
終結する。
【0020】メモリv=2を有する、符号レートR=1
/2の畳込み符号の格子の1個のセグメントを図2に示
す。符号がメモリv=2であるので、それぞれビットパ
ターン、u12,00,01,10及び11が付随す
る、可能性ある4つの状態の、si=0,1,2,3が
存在する。格子内のノード30−33の各々が与えられ
た時点iにおける個別の状態si に対応し、ノード34
−37が、時点i+1における状態に対応する。
【0021】枝(ブランチ)40−47の各々は、状態
i から次の時点における次の状態であるsi+1 への遷
移を表し、次の数式で表示される。 ξi=(si+1,si) 格子内の各状態si は、現時点iにおける符号器シフト
レジスタの、可能性ある内容に対応する。各状態から出
る2個のブランチは、可能性ある伝送情報ビットxi
【数2】 に対応する。
【0022】上側ブランチ40−43は、「0」が伝送
されることを、又、下側ブランチ44−47は、「1」
が伝送されることを表示する。したがって、可能性ある
遷移ξi=(si+1,si) に付けられたビットは、状態
iからsi+1へのシフトすなわちsi→si+1、によって
生成されるn個の符号化ビット(ui,1,...ui,n
と同等である。
【0023】各時点i+1において、又状態si+1 にお
いて、ビタビアルゴリズムは、その時点までの累積計量
値Γ(si+1,si)を計算する。この値は、可能性ある
全ての遷移ξi=(si+1,si) に対して、次の数式で
表される。 Γ(si+1,si)=Γ(si)+λ[ξi=(si+1,si)] Γ(si)は時点iまでの累積計量値、λ[ξi=(s
i+1,si)]はこの遷移についての計量値増値分であ
る。
【0024】図2において考えられている2進符号に対
しては、全ての状態の各々、si+1において必ず2つの
道(パス)が合流する。次の復号化ステップについて可
能性ある2個の候補のうち、最大累積計量値
【数3】 を有する候補が選択され、Γ(si+1)と、対応する残
存パス、^x(si+1)とが、後の計算のために記憶さ
れる。
【0025】各復号化ステップの後、時点パラメータi
が値「1」だけ増値され、i=Nになるまで計算プロセ
スが繰り返される。時点i=Nにおいては、最高近似パ
ス、^x、すなわち最良累積計量値を有するパス、だけ
が残る。
【0026】格子を通る最良のパスを定める際にハード
又はソフト決定要綱が用いられる。ハード決定要綱にお
いては、計量値は、受信された語と符号語(コ−ドワー
ド)との間のハミング距離として定義される。ソフト決
定要綱においては、ハミング距離を計量値とはせず、代
わりに、復号器への入力における受信データの確率配分
の知識を与えられて候補パスの近似性を計算する、等の
ソフト決定計量値を用いる。
【0027】一般的には、クラーク(J.C. Clark, J
r.) 及びケイン(J.B. Cain) の著書「ディジタル通
信のための誤り補正符号化」(プレナムプレス社(ニュ
ーヨーク)1982年)、及び上記マイケルソン及びレ
ベスクの著書の303〜305を参照されたい。加法ガ
ウス雑音チャンネル上では、復調器出力のソフト決定復
号化は、ハード決定復号化に比べると約2〜3dBの性
能改善が得られる(上記リン及びコステロの著書の32
9、及び上記クラーク及びケインの著書の227を参
照)。
【0028】ビタビアルゴリズムにおける最高近似性の
アプローチとソフト復号化能力とから、ビタビアルゴリ
ズムは、広範囲の用途に用いられるようになった。実際
にビタビアルゴリズムによって復号化された畳込み符号
は、しばしば、同等の複雑さを有するブロック符号より
も優れている。
【0029】チャンネル符号化の用途のほかに、ビタビ
アルゴリズムは、記号間干渉を有するチャンネル間を等
価するためにも用いられる(フォーニー(G.D. Forney,
Jr.)の論文「記号間干渉の存在下におけるディジタル
信号の、最高近似性方式の列推定」(IEEE会報、情
報理論、第IT−18巻、第3号、363−378、1
972年5月)参照)。
【0030】ビタビアルゴリズムは、部分応答連続位相
変調の復調にも用いられ(アンダーソン(J.B. Anderso
n)、オーリン(T. Aulin)、及びサンドバーグ(C-E.
Sundberg)の著書「ディジタル位相変調」(プレナムプ
レス社(ニューヨーク)1986)参照)、又同様に、
格子符号化変調の復調にも用いられてきた(アンガーボ
ック(G. Ungerbock)の論文「マルチレベル位相/信号
でのチャンネル符号化」(IEEE会報、情報理論、第
IT−28巻、第1号、55−67、1982年1月)
参照)。
【0031】ビタビアルゴリズムは、又テキスト及びパ
ターン認識の問題にも適用可能である。前に述べたよう
に、畳込み符号を用いて非系統的ブロック符号を設計す
ることができ、このブロック符号はビタビアルゴリズム
を用いて最適に復号化できる。このように、畳込み符号
の復号化だけでなく、他の種々の符号及び伝送技術にお
いても、ビタビアルゴリズムを用いることで有利とな
る。これらの用途は全て、格子状の構造を特徴としてい
る。
【0032】ブロック符号と異なり、畳込み符号及び他
の格子を主とする構造に対する最高近似性方式復号器
は、全ての受信列(シーケンス)をそれぞれ復号化する
という点で完全である。したがって、畳込み符号用の復
号器は一般に、潜在的復号化誤りに対して警告信号を発
する能力に欠ける。
【0033】もし内部復号器として用いた場合にビタビ
アルゴリズムが潜在的復号化誤りについて警告信号を外
部処理ステージへ発することができれば、連結符号化シ
ステム(すなわち、マルチレベルの符号化を有するシス
テム)の性能が改善される。いい別の言い方をすれば、
もしビタビアルゴリズムが復号化の信頼性の表示のよう
な付加情報を外部処理ステージへ与えることができれ
ば、システム性能が改善される。これは、外部符号器が
音声(ソース)符号器である場合に特に真実であるとい
える。
【0034】セシャドリ(N. Seshadri) 及びサンドバ
ーグ(C-E.W. Sundberg) の論文「畳込み符号での誤り
検出のための汎用ビタビアルゴリズム」(会議録IEE
E、GLOBECOM'89、 1534〜1538、米
国テキサス州ダラス、1989年11月)、及びセシャ
ドリ(N. Seshadri) 及びサンドバーグ(C-E.W. Sundb
erg) の論文「サブバンド符号化音声における信頼不能
パケットの推定」(会議録IEEE、GLOBECO
M'90、 1979〜1983、米国カリフォルニア州
サンディエゴ、1990年12月)を参照されたい。
【0035】連結符号化アーキテクチャを用いる、従来
技術による通信システムのブロック図を図3に示す。こ
のシステムにおいて、情報源(ソース)20は、アナロ
グ又は離散的情報のいずれかを生成する。外部符号器2
1が、情報ソース20からの信号を情報ビットの列に変
換し、この列を符号化する。インタリーブ器22が、フ
ェーディングや雑音バーストのようなチャンネル障害を
複数のブロックに分配する作業を行い、この分配によっ
て、どれか1個のブロックへの障害の影響を減少させ
る。
【0036】インタリーブ器22は、矩形アレイを用い
て信号を処理する要素と考えることができる。符号化さ
れたデータは、横列によりアレイへ読み込まれ、縦列に
よって読み出される。内部符号器23は、インタリーブ
器22からの列出力を符号化し、変調信号を生成する。
この変調信号は、チャンネル24上を伝送される。
【0037】次に、内部復号器25が、受信信号を復調
し、復号化プロセス中の第1ステージを行う。逆インタ
リーブ器26が、内部復号器24からの出力列の順序を
並べ替える。外部復号器27が、逆インタリーブされた
列を当初の情報列を推定した推定列に変換し、この推定
列を宛先28に伝送する。
【0038】1967年以降、並行並列又は直列処理ユ
ニットをビタビ復号器に付加することによって古典的ビ
タビアルゴリズムを拡張する提案が、いくつも発表され
て来た。これらのユニットにおいては、最良の計量値を
有するパスだけを選択することによって失われた情報が
考慮に入れられ、付加情報が外部処理ステージに与えら
れている。拡張されたビタビアルゴリズムプロセッサに
は2つの総括的グループがある。
【0039】第1のグループは、ソフト記号出力ビタビ
アルゴリズムとして知られるもので、伝送される情報列
の信頼性の尺度として各状態において合流する2つのパ
スの累積計量値の間の差を用いる。第2のグループは、
リスト又は一般出力アルゴリズムとして知られるもの
で、最良のパス又は残存物を見出すのに加えて、最良の
パスの次に最良の(L−1)個のパスを計算する。
【0040】最初のプロセッサグループは、クラーク
(Clark) 及びデービス(Davis) によって1971年
に紹介された。彼らは、拡張ビタビアルゴリズムの一例
について述べ、そこには、復号化情報列に加えて、2値
方式の信頼性表示子^Lが含まれていた。この^Lは、
次の数式で表される。
【数4】
【0041】(クラーク(G. Clark)及びデービス(R.
Davis)の論文「誤り補正符号化の通信システム設計へ
の最近の2適用例」(IEEE会報通信、第COM−1
9、第5号、856〜863、1971年10月)参
照。)
【0042】上記のフォーニーの初期の論文「ビタビア
ルゴリズム」に基づいて、シャウブ(Shaub) 及びモデ
スティーノ(Modestino) によって、抹消宣言ビタビ復
号化アルゴリズム(EDVA)が紹介された。これは、
1個の状態における全ての合流パスについて、それらの
計量値と残存パスの計量値との間の差を計算するもので
ある。もしこの差が定義されたしきい値より小さかった
場合、残存パス内の、これら2つのパスの間に差のある
位置は全て抹消された。
【0043】(シャウブ(T. Shaub)及びモデスティー
ノ(J.W. Modestino)の論文「抹消復号化ビタビ復号器
及びその連結符号化システムへの適用」(ICC '8
6、IEEE会議録No.CH2314−3/186、
1612〜1616、1986年)参照。)
【0044】ハーゲナウエル(Hagenauer)及びヘーエ
ル(Hoeher) は、ソフト出力ビタビアルゴリズム(S
OVA)を開発した(ハーゲナウエル(J. Hagenauer)
及びヘーエル(P. Hoeher) の論文「連結ビタビ復号
化」(情報理論についての第4回共同スエーデン/ソ連
国際ワークショップ、スエーデン国、ゴットランド、ス
テュデントリテラツール(ルント)1989年8月)参
照)。
【0045】このアルゴリズムは、復号化情報ビットの
各々について、アナログの信頼性値^Lを与える。これ
は次の数式で表される。
【数5】
【0046】残存パス^x(si) の全てについて、信
頼性ベクトル^L(si) が存在し、これは全ての位置
において高い値に初期設定される。全ての時点iにおい
て、又どの状態si においても、この点において合流す
る2つのパスの累積計量値の間の絶対差△i(si)が計
算される。
【0047】信頼性ベクトル^L(si) 内の位置であ
って、選択されたアップデートウインドウδup内の2つ
のパスの間に差があるような位置の全て、及び現存する
信頼性値、^Li(si)が△i(si)よりも大きい
(min{△i(si),Li(si)}→^Li(si))
ような位置の全てに絶対差△i(si) が記憶される。
【0048】このアップデート(更新)プロセスによっ
て、復号化情報ビット、^xi の全てについて、最も小
さい信頼性値、^Li が外部処理ステージに与えられる
ことが保証される。ここで重要なのは、ソフト出力ビタ
ビアルゴリズム(SOVA)が、出力ビットの相関関係
を避けるために、常にインタリーブユニット及び逆イン
タリーブユニットを必要とすることである。
【0049】第2のプロセッサグループは、リスト出力
ビタビアルゴリズム(LVA)又は汎用ビタビアルゴリ
ズム(GVA)として知られるグループで、上記のフォ
ーニーによって1973年に初めて紹介され、そこで彼
は、単一の最良パスでなくL個の最良パスを生成するよ
うにビタビアルゴリズムを改変することを提案した。
【0050】又、1987年に、各復号化ステップにお
ける候補リストのうちの各リストからL個の最良残存候
補を選択するビタビアルゴリズムが、ハシモトによって
紹介された(ハシモト(T. Hashimoto)の論文「ビタビ
アルゴリズムのリスト形式縮小制約汎用化」(IEEE
会報、情報理論、第IT−33巻、第6号、866−8
76、1986年11月)参照)。
【0051】セシャドリ(Seshadri)及びサンドバーグ
(Sundberg)は、汎用ビタビアルゴリズムの(GVA)
バージョンとして、格子の探索(サーチ)後、L個のグ
ローバルに最良の候補パスのランク順位付けしたリスト
を生成するバージョンを提供した。並列バージョン(P
GVA)においては、L個の残存候補が、2・L個の候
補(2進符号と仮定)のうちから各復号化ステップにお
いて同時に選択される。これらL個の残存候補は、次の
復号化ステップにおいて拡張される。
【0052】ブロックが伝送された後、外部復号器が、
L個の残存候補のリストから最適候補を選択する。別の
バージョンである直列汎用ビタビアルゴリズム(SGV
A)においては、前に見出された(t−1)個の最良パ
ス(1<t≦L)の知識に基づいて「t番目に最良」の
パスが繰り返し見出される。これについての特許がセシ
ャドリ及びサンドバーグによって1992年3月11日
に米国で出願され(シリアル番号第07/850,23
9) 本発明の被譲渡人に譲渡された。
【0053】汎用ビタビアルゴリズム(GVA)を引用
する際に、最近はより正確な名称「リスト出力ビタビア
ルゴリズム(LVA)が用いられてきている。ここで
は、文献に引用されているような、より一般的な名称
「汎用ビタビアルゴリズム」(GVA)を用いることと
する。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】ビタビアルゴリズム
(VA)の拡張バージョンであるソフト出力ビタビアル
ゴリズム(SOVA)及び汎用ビタビアルゴリズム(G
VA)は、いずれも復号化の性能を改善するものである
が、しかしこれらを用いることによって、復号化システ
ムに複雑さとコストとが更に付加されることになる。
【0055】本発明の目的は、これら従来のバージョン
の欠点の多くを回避できるような、ソフト出力ビタビア
ルゴリズム(SOVA)及び汎用ビタビアルゴリズム
(GVA)の修正拡張バージョンのファミリーを提供す
ることにある。
【0056】
【課題を解決するための手段】本発明では、汎用ビタビ
アルゴリズム(GVA)における、複雑性を低くしたバ
ージョンを実現するために、ソフト出力ビタビアルゴリ
ズム(SOVA)を活用する。又、ソフト出力ビタビア
ルゴリズム(SOVA)における、複雑性を低くしたバ
ージョンを実現するために、汎用ビタビアルゴリズム
(GVA)を活用する。これら拡張バージョンは、ブロ
ック符号及び他の形式の符号、種々の変調技術、及び他
の格子構造にも適用できるが、ここでは、畳込み符号へ
の適用について説明する。
【0057】本発明の一態様によれば、ソフト出力ビタ
ビアルゴリズム(SOVA)の、伝送された可能性のあ
る列(シーケンス)のリストLの長さが適応可能又は制
御可能な構造を用いて、直列汎用ビタビアルゴリズム
(SGVA)を新たに実現している。この実現例におい
ては、格子のノードにおけるパスの累積計量値の間の絶
対差を用いて、復号化格子を通るL個の最良のパスを繰
り返し見出す。前に見出されたt個の最良のパスに基づ
いて「(t+1)番目に最も近似」するパスを計算する
のに、最小絶対差と最良のパスの累積計量値の値とが用
いられる。
【0058】本発明の別の態様においては、汎用ビタビ
アルゴリズム(GVA)に基づく、複雑性の低い、ソフ
ト出力ビタビアルゴリズム(SOVA)が提供される。
この「ソフトGVA」は、汎用ビタビアルゴリズム(G
VA)のリスト出力を受け入れて、各復号化記号(シン
ボル)について出力記号信頼性尺度を計算する。最良の
パスの累積計量値とt番目に最良のパスの累積計量値と
の間の絶対差が、信頼性尺度のソフト初期設定に用いら
れるので有利である。
【0059】本発明の更に別の態様によれば、サイズL
のリストを生成するのに、ソフト出力ビタビアルゴリズ
ム(SOVA)の信頼性情報を用いるので有利な、より
長い同一リストサイズについてのGVAよりも複雑度の
低い、汎用ビタビアルゴリズム(GVA)が開示され
る。この、単一状態の汎用ビタビアルゴリズム(GV
A)は、L個の最良のパスを計算するために、単一状態
の格子においてソフト出力ビタビアルゴリズム(SOV
A)によって計算される信頼性値を用いる。
【0060】
【実施例】I.前書き 連結符号化システムにおいて内部復号器23として作動
するので有利な、本発明の一実施例としての復号器を図
3に示す。この第I項は、拡張リスト出力ビタビアルゴ
リズム及びソフト記号出力ビタビアルゴリズムの技術へ
の導入部となる。次の第II項は、直列汎用ビタビアル
ゴリズム(SGVA)の実現についての実施例を詳しく
述べる。又、第III項及第IV項においては、汎用ビ
タビアルゴリズム(GVA)及びソフト出力ビタビアル
ゴリズム(SOVA)にそれぞれ基づく拡張ビタビアル
ゴリズムの実施例について説明する。
【0061】ソフト出力ビタビアルゴリズム(SOV
A)(又は、ソフト出力VA)及び汎用ビタビアルゴリ
ズム(GVA)(又は、汎用VA)は、ビタビアルゴリ
ズムを拡張又は修正するのに用いられる2種類のプロセ
ッサ又は復号器である。ソフト出力VAは、復号化され
た出力記号(復号化出力記号)、^xi、 についての信
頼性情報、^L、を外部処理ステージへ渡す。
【0062】ソフト出力VAの機能は、誤り率を下げる
ことではなく、復号化出力記号の各々についての信頼性
情報^Lを渡すことにより外部符号に対して相対的な信
号対雑音比を改善することである。これは、連結符号化
システムにおける最適外部プロセッサ(復号器)がソフ
ト入力データを受け入れること、又は信頼性値^Li
後処理する能力を有すること、を意味する。したがっ
て、畳込み符号のような誤り補正符号は、外部符号とみ
なされる。
【0063】これと対照的に、汎用VAにおいては、外
部処理ステージに、伝送されたデータ列のL個の最良推
定値のリストを与える。したがって、外部ステージプロ
セッサは、可能性あるL個の候補のリストから最適の候
補を選択するというタスクを果たさなければならない。
汎用VAについての、可能性ある外部符号は、パリティ
チェックコ−ドのような誤り検出符号である。又、音声
通信システムにおいては、音声予測装置によってこのタ
スクが処理可能である。
【0064】このように、ここでの考慮対象の汎用VA
(GVA)とソフト出力VA(SOVA)とは、構造が
異なるだけでなく、外部処理ステージへ供給する情報も
異なる。
【0065】しかし、汎用VAとソフト出力VAとの間
の概念的及び構造的差にも拘らず、いずれのアルゴリズ
ムも、ビタビ復号器の決定の誤りについての情報を有す
る。ソフト出力VAについては、格子のノードにおける
2つのパスの累積計量値間の絶対差、△i(si)が、ビ
タビアルゴリズムの復号化決定の信頼性の表示子であ
る。この絶対差は、次の数式で定義される。 △i(si)=maxΓ(si+1,si)−minΓ(si+1,si)≧0
【0066】絶対差の値が小さいことは、時点i及び状
態si におけるビタビアルゴリズムの決定の信頼性が低
いことを表示する。これらの差△i(si)によって計算
される、ソフト出力VAの信頼性値^Lは、伝送された
データ列のL個の最良候補についての間接的情報を含
み、したがって、サイズLのリストを生成するために用
いることが可能である。同様に、別の実施例において
は、記号ごとに信頼性情報を渡すために汎用VAのリス
ト出力が用いられる。本発明のこの実施例は、ソフト汎
用VA(ソフトGVA)と称する。
【0067】ここで注記したいのは、リストソフト出力
VAすなわちリストSOVA(ソフトGVA)が、ソフ
ト出力VAすなわちSOVA(GVA)と同じデータ伝
送フォーマット及び構造を有することである。元のバー
ジョンとの差異は、出力フォーマットをソフト出力から
リスト出力へ、又はリスト出力からソフト出力へ変える
直列−後処理ユニット、だけである。
【0068】本発明のこの実施例における復号化作業に
は、ソフト汎用VA(ソフトGVA)とリストソフト出
力VA(リストSOVA)との技術が用いられるので有
利である。次の第II項の説明では、直列汎用ビタビア
ルゴリズムの新たな実現について述べる。第III項
は、汎用VAに基づく、ソフト記号出力ビタビアルゴリ
ズムの実施例を扱う。
【0069】符号化に関する他の説明において格子構造
についての説明の便宜上通常行われているように、オー
ルゼロの列を一般的とみなすと便利である。その場合で
も、それから得られる結果は一般性の点で制限されるも
のではない。本明細書ではその全体を通して、例示の目
的で2進符号を用いるが、ここに述べる実施例について
非2進符号への一般化が容易であることは、当業者に明
かである。
【0070】II.SGVA実現 本項では、「直列汎用ビタビアルゴリズム」(SGV
A)の実施例について述べる。本発明のこの態様では、
SOVA復号化によって計算される各状態において合流
するパス間の絶対差△i(si)を有利に用いて、復号化
格子を通る伝送されたパス列のL個の最良のパスを繰り
返し見出す。まず、処理すべき列(シーケンス)が最大
自由距離2進畳込み符号を用いて符号化されているとき
に便利な、簡単化された計算技術について説明する。次
に、列を総体的に処理するのに便利な、SGVAの実施
例について述べる。
【0071】便利なように畳込み符号を2進構造と仮定
したので、図2の各状態si において合流し又離れる2
個のブランチには、相補的遷移ビットui
(ui,1,...ui,n) が付随する。このことと、符
号の線形性とは、各状態において合流し又離れる2個の
ブランチの計量値増値分λ[ξi=(si+1,si)] も
反転されることを意味する。
【0072】この、2進畳込み符号の対称性を用いて、
必要な計量値増値分の数を減少することができ、2v+1
個の代わりに2v-1個の計量値増値分λだけを計算しさ
えすればよい。これは、計算プロセスにおいては1/4
に減少することに相当する。
【0073】メモリv=2、符号レートR=1/2、状
態総数S=4の符号について、図4に示す状態 ssym=S/2=2v-1 において、図2の格子ステージを通る対称線50が導入
される。この対称線50は、状態si+1 を2つのグルー
プに分割する。
【0074】2v-1 個の最上部の状態si+1 について
は、「0」が伝送され、他については、伝送される情報
ビットは「1」である。この事実は、ビタビアルゴリズ
ム復号器に必要とされる記憶を制限するのに用いられ
る。ビタビアルゴリズムの順方向計算の間、状態si
(現在の残存パス^x(si+1) がそこから得られたそ
この状態)の整数値だけを記憶しさえすればよい。
【0075】後に、決定プロセスにおいて、状態値si
が、対称線ssym と比較され、受信情報ビット^xi
次のように定められる。 si<ssym→^xi=0 si≧ssym→^xi=1
【0076】各状態を離れる2個のブランチは、逆情報
ビットのため、図4に示すように、計量値増値分λ[ξ
i=(si+1,si)] を反転した。したがってこの場
合、状態si<ssymについての計量値増値分λ[ξi
(si+1,si)] だけを計算しさえすればよい。状態
i≧ssymについては、計量値増値分は、つぎのように
反転される。 λ(si+1)=−λ(si+1−ssym,si) これによって計算プロセスは1/2に減少する。
【0077】シフトレジスタsi の内容は最下桁のビッ
トが異なるだけなので、各状態si+ 1 において合流する
2個のパスの計量値増値分λ[ξi=(si+1,si)]
は反転される。
【0078】したがって、計量値増値分、及び累積計量
値について、それぞれ次の新定義が得られる。
【数6】 上記(1)式において、伝送情報ビット「0」について
の計量値増値分だけが考慮される(si=0,2,
4,...,S−2)。
【0079】各復号化ステップにおいて2v+1個の計量
値増値分λ[ξi=(si+1,si)]を計算する代わり
に、2v-1 個の計量値増値分λ(si+1) だけを計算し
さえすればよい。基本的なシフトレジスタ構造を有する
最適2進符号について1/4の減少が得られる。この新
技術を、メモリv=2,符号レートR=1/2の符号の
場合について図5に示す。
【0080】汎用ビタビアルゴリズムの直列バージョン
(SGVA)が1回に1個づつL個の最良の候補を見出
す。前に見出された(t−1)個の最良の候補の知識を
用いて、SGVAがt番目に最も近似性の高い候補を繰
り返し計算する。
【0081】2進符号についてのSGVAの新しい実現
技術について次に説明する。これは、「次に最良」の候
補を識別するのに、各状態si において合流する2個の
パスの累積計量値間の絶対差△i(si)を用いる技術で
ある。長さNの終結データ列{xi} (ブロックによる
データ伝送)だけを考慮すると有利であることが判って
いる。
【0082】各時点i及び各状態si についての標準的
なビタビアルゴリズム順位計算の間、計量値増値分λ
(si)、 累積計量値Γ(si)、 又はオプションとし
て絶対差△i+1(si+1)、が便利に記憶されると仮定す
る。又、主パス状態アレイが利用可能であると仮定する
のも有利であることが判っている。
【0083】時点iにおける2個の累積計量値Γ
(m)(si)の知識と時点i+1における計量値増値分λ
(si+1) の知識とから、各状態si+1について、絶対
差△i+1(si+1) が計算できる。上側ブランチに関連
する累積計量値Γ(1)(si)に、m=1のラベルを付け
るものとする。前に用いられた計量値増値分の表示法と
対称線ssym=2v-1とを用いて、各状態si+1 における
絶対差△i+1(si+1)は、次のように計算される。
【数7】
【0084】この計算ステップを図6に示す。このステ
ップは、結果としてストリームライン化した計算が得ら
れるオプションである。短リスト高信号対雑音比又は、
高複雑度符号(高符号メモリ)については、順位計算の
間、計量値増値分と累積計量値とを記憶し、「次に最
良」のパスが必要とされるときにだけ絶対差を計算する
ことが望ましい。
【0085】絶対差△i(si)は、グローバルに「2番
目に最良」のパス、「3番目に最良」のパス、等につい
ての、次のような間接情報を含んでいる。
【0086】まず、メモリv=2及びブロック長さN=
10を有する符号について、伝送データ列{xi} の最
良の推定が、図7に示すようなオールゼロのパス60で
あると仮定する。各時点iについて、最良のパスに沿っ
ての絶対差△i(si)が知られている。これらのことか
ら、主パス状態アレイは、パス列を識別するのと、上に
述べたように△i(si)を計算するのとに用いられ、又
は、△i(si)値を記憶するのに用いられる。ここで、
最良のパス60に沿って最小差
【数8】 がサーチされる。
【0087】図7中、時点i=5における最小差△min
は、「2番目に最良」のパス61が最良のパスと時点i
=5において再合流することを意味する。図7における
絶対差△i(si)の値は任意である。主パス状態アレイ
を用いて、「2番目に最良」のパス61が、形成され
る。再合流の位置(i=5)が記憶される。
【0088】次に、「3番目に最良」のパス62を生成
するために、図8に示すように、「2番目に最良」のパ
スに沿う絶対差値△i(si) が、最良のパスの絶対差
値△i(si)を用いて初期設定される。これに加えて、
再合流点(i=5) から合流点(i=2)までの差だ
けを計算すればよい。図7と対比されたい。それから、
「3番目に最良」のパスについて別の候補63が、最良
のパスから識別、特定される。
【0089】更に、両方の差列における再合流点が高い
値、△i=5(si=5)=+∞、にセットされる。これは、
この点が、再合流点として識別されるべき両方のパス列
において除外されていることを意味する(図9参照)。
両方のパス列について、最小差△min が見出される。こ
れは、「3番目に最良」のパスについて今、2つの可能
性ある候補、62及び63、が存在することを意味す
る。
【0090】候補を選択するために、可能性ある両方の
候補について、状態 sN=(0...0)における累積
計量値が計算される。それから、状態sN=(0...
0)における高い方の計量値Γ(sN=0) を有する方
の候補が、伝送データ列の「3番目に最良」の推定候補
として選択される。関連する情報列は、主パス状態アレ
イを用いることにより計算できる。
【0091】最小差△min の知識と、状態sNにおける
最良のパスの累積計量値Γbest(sN=0) の値とか
ら、時点sN=(0...0) における「2番目に最
良」のパスの累積計量値Γ2nd best(sN=0) が次の
数式によって計算される。 Γ2nd best(sN=0)=Γbest(sN=0)−△min (2) 尚、このステップは、「t番目に最良のパスの次に最
良」の候補について容易に一般化できる。
【0092】「3番目に最良」の候補63が、図9に示
すように時点i=7において最良パス60と再合流した
と仮定する。「4番目に最良」のパスを識別するため
に、「3番目に最良」のパスに沿う差が、最良のパスの
絶対差で初期設定され、それから合流点と再合流点との
間の差が計算され、両方のパス列における再合流点が除
外される。更に、最良パスと「3番目に最良」のパスと
について、最小差 △minが計算される。これは、「4番
目に最良」のパスについての次に可能性ある候補の再合
流点を意味する。
【0093】数式(2)に基づき、これら2つの候補に
ついて、状態sN=(0...0)における累積計量値
が計算される。グローバルに「2番目に最良」のパスに
基づく「4番目に最良」のパスについての最終候補は、
「3番目に最良」のパスの前候補62である。この候補
パスは既に存在する。したがって、このパスについての
累積計量値は、計算の必要がない。「4番目に最良」の
パスが、最大計量値を有する候補パスである。
【0094】ここで注記したいのは、新しいリスト要素
の各々について、可能性ある2つの新しい候補だけを計
算すればよいことである。したがって、「t番目に最
良」のパスは、前に見出された(t−1)個の最良のパ
スについて「次に最良」の候補と状態sN=(0...
0) におけるその累積計量値とを推定することによっ
て見出される。可能性ある候補のリスト既に存在するパ
スと同一である候補パスは、削除される。
【0095】直列汎用ビタビアルゴリズム(直列GVA
(SGVA))の形成手順の一例は、図10の流れ図に
示すように、次のステップから構成される。
【0096】・ステップ1 サイズ2v×Nの主パス状態アレイ、サイズ2v-1×Nの
計量値増値分アレイ、及びサイズ2×Nの累積計量値ア
レイを形成する。主パス状態アレイにおけるエントリE
ijは、時点jにおいて状態si-1 で終結する最良のパス
の履歴の集約である。更に、サイズL×NのL個の最良
のパスの蓄積記憶としてのアレイ、及びサイズL×Nの
L個の最良のパスに沿っての絶対差、についてのアレイ
を形成する。
【0097】又、各々サイズL×tを有する3つの補助
アレイを形成する。その第1、z(t)は、「t番目に
最良」のパス及びその次の候補パスの再合流点を記憶す
るためのアレイである。第2の補助アレイは、次に可能
性ある候補の状態 sN=(0...0)における累積計
量値についての記憶用として用いられる。又、第3の補
助アレイは、L個のパスの状態sN=(0...0) に
おける累積計量値を記憶する。
【0098】・ステップ2 ビタビアルゴリズムを実行する。そして、各時点iにお
いて又各状態si について、パスの履歴、累積計量値、
及び計量値増値分を記憶する。
【0099】・ステップ3 見出された候補の数、tをt=1に初期設定する。t’
をt’=1に初期設定する。ここに、t’は、「(t+
1)番目に最良」のパスが再合流する相手のパスのリス
ト番号である。最後の再合流点をNに初期設定する、す
なわちz(1)をNにセットする。mを1にセットす
る。ここに、mは補助パラメータである。
【0100】・ステップ4 絶対差を計算して、「m番目に最良」のパスに沿って記
憶する。 ・ステップ5 前に見出された再合流点z(m)を除外する(例えば、
△(si=z(m))=+∞にセットする)。
【0101】・ステップ6 「m番目に最良」のパスに沿って最小絶対差△min=m
inN{△(si)} を見出し、位置を、z(m)に、
そして与えられたアレイに記憶する。 ・ステップ7 ステップ6に述べた再合流点z(m)を通るパスm、の
「次に最良」の候補パスの状態sN=(0...0)に
おける累積計量値Γ(sN=0)を計算して記憶する。
【0102】・ステップ8 候補パスmが「(t+1)番目に最良」のパスについて
提案された候補のリストに存在するかどうかを点検す
る。もし存在する場合、ステップ5からステップ8まで
を繰り返す。 ・ステップ9 もしt≧2の場合、m=t’を有するパスt’につい
て、ステップ5からステップ8までを繰り返す。
【0103】・ステップ10 「(t+1)番目に最良」のパスについての可能性ある
t個の候補の全てに対して、状態sN=(0...0)
における最高の累積計量値Γ(sN=0) を選択する。
この候補は、伝送されたデータ列の「(t+1)番目に
最良」のパスである。「(t+1)番目に最良」のパス
が再合流する相手のパスのリスト番号を、t’として記
憶する。再合流点を、z(t)及びz(t’)に記憶す
る。mをm=1にセットする。
【0104】・ステップ11 tをt+1にセットし、ステップ4からステップ11ま
でを、t=Lになるまで繰り返す。
【0105】III.GVAに基づくソフト記号出力ビ
タビアルゴリズム(ソフトGVA) この項では、複雑度の低い、ソフト記号出力ビタビアル
ゴリズムの実施例を説明する。本アルゴリズムは、汎用
ビタビアルゴリズム(GVA)のリスト出力を受け入れ
て、復号化情報ビットの各々について信頼性値を計算す
るものである。本実施例を、ソフトGVAと称する。本
アルゴリズムは、最良パスと「t番目に最良」のパス
(1<t≦L)との累積計量値における差を、復号化情
報ビットの各々の信頼性の計測値として用いる。
【0106】汎用ビタビアルゴリズムに基づく、ソフト
記号出力ビタビアルゴリズムの原理説明用ブロック図を
図11に示す。上記セシャドリほかによって記述されて
いるような、汎用ビタビアルゴリズム(GVA)100
が、計量値と可能性ある列のリストLとを出力する。ソ
フト記号ユニット101が、このリストを用いて、復号
化された記号及びその記号についての信頼性計測値を生
成する。
【0107】又、ここで説明するソフトGVAについて
は、当初に符号化されたデータ列が、(N−v)個の情
報ビットとブロックを終結するために用いられるv個の
ビットとからなるN個のビットのブロックであることを
注記したい。
【0108】上記のSGVAにおいては、絶対差△
i(si)の知識を用い、(t−1)個(1≦t≦L)の
提案された候補について状態sN=(0...0) にお
ける累積計量値 Γ(sN=0)を求めることによって、
「t番目に最良」のパスが識別された。L個の最良パス
列と、対応するそれらの累積計量値との知識を用いるこ
とによって、ソフト記号出力ビタビアルゴリズム(ソフ
トGVA)をGVAに基づいて構築できる。
【0109】ソフト出力ビタビアルゴリズム(SOV
A)においては、状態si において合流する2つのパス
の累積計量値間の絶対差△i(si)が、ビタビアルゴリ
ズム復号器の決定の信頼性の計測値である。汎用ビタビ
アルゴリズム(GVA)については、ビタビアルゴリズ
ム復号器の決定の信頼性の計測値は、最良パスと「t番
目に最良」のパス(2≦t≦L)との状態sN
(0...0) における累積計量値 Γ(sN=0)間
の差に見出される。この差を、△t *と名付ける。ここ
に、2≦t≦Lである。
【0110】尚、最良のパスと「2番目に最良」のパス
との間の差、△2 *も、ブロックでのデータ伝送において
SOVAによって得られる。復号化された情報ビットに
ついての信頼性値は、次の方法で得られる。同方法にお
いて、ステップ1は、初期設定手順を示し、ステップ2
からステップ5までは、その更新手順を示す。
【0111】1.長さ(N−v)の信頼性ベクトル、
L、の全ての位置を定数値C1 で初期設定する。ここ
に、C1 は次の式で表される。
【数9】 2.パスtについて、状態sN=(0...0) におけ
る累積計量値 Γ(sN=0)が利用可能なことに留意す
る(上記SGVA実現の項参照)。
【0112】3.「t番にの最良」のパスについて、状
態sN におけるその累積計量値を状態sN における最良
のパスの累積計量値から差し引いた差を計算する(次
式)。ここに、2≦t≦Lである。 △t *=Γbest(sN=0)−Γt-th best(sN=0) 得られた差△t *は常に、正の実数の要素である(次
式)。
【数10】
【0113】4.それから、「t番にの最良」のパスの
情報ビット列を、最良のパスの情報ビット列と比較し
て、これら2つのパスの間に差のある情報ビットの位置
を定める。 5.最良のパスと「t番にの最良」のパスとの間に差の
あるこれらの位置の全てにおいて、現存する信頼性値が
差△t *よりも大きいときを記憶する(すなわち、^L←
min{^L,△t *})。
【0114】6.1<t≦Lに対して、ステップ2から
ステップ5までを繰り返す。これは、サイズLのリスト
に対して、復号化された情報ビット当り最高(L−1)
回の更新を意味する。
【0115】定数C1 を用いて初期設定するのに反し、
ソフト初期設定を用いることにより、性能が改善され
る。SGVAが、伝送されたデータ列の「次ぎに最良」
の推定を見出すのに絶対差△i(si)を用いることを想
起して頂きたい。「2番目に最良」のパスについてのサ
ーチの間、これらの絶対差△i(si)は、図12に示す
ように、補助アレイに記憶させておくことができる。
【0116】ソフト初期設定を得るために、この補助ア
レイが、伝送された末尾ビット(ν)の数だけシフトさ
れ、それから信頼性ベクトルが、これらシフトされた値
で初期設定される。図12は、ν=2を有する符号につ
いてのシフトを示す。
【0117】このプロセスは、長さδup=ν+1の更新
ウインドウを用いるSOVAの場合と同等である。信頼
性ベクトルをこれらシフトされたソフト値で初期設定の
後、上記ステップ2からステップ5までを用いて信頼性
ベクトルが更新され、各記号についての信頼性値が生成
される。こお初期設定方法を、「1ー更新SOVA」と
称する。
【0118】尚、他の初期設定方法も可能である。例え
ば、正規化された値での更新プロセスも用いられる。本
実施例においては、差△t *は、上記のように計算され
る。長さNの信頼性ベクトルは、全ての位置において、
値「1」に初期設定される。次に、最良のパスと「t番
目に最良」のパス(2≦t≦L)との情報ビット間に差
が存在する位置が定められる。それから、差は次式のよ
うに正規化される。
【数11】
【0119】更新プロセスは、△t *の代わり正規化値
(△t *の上又は前にオーバライン ̄を置いて表す)を代
入した固定の初期設定値を用いるソフトGVAの場合と
同じである。同様に、可変初期設定値技術も用いられ
る。この技術は、各データブロックについて最大累積計
量値を用い、累積計量値が、ブロックを伝送している間
のチャンネル品質についての間接情報を含むことを認識
する。より高い相関関係(より高いΓbest(sN
0)) は、ブロックの動作がより高い信頼性を有する
ことを示すものである。
【0120】しかし、各ブロックを、チャンネル品質に
無関係に個々に、 初期設定値=ΓL(sN=0)+C2 を用いて初期設定することが可能である。ここに、定数
2 は、正の実数の要素である。信頼性ベクトルの初期
設定値は、ブロックによって異なる。ソフトGVAを得
るための手順は、△t *を用いた固定初期設定値の場合と
同じである。インタリーブ処理の後、もし逆インタリー
ブ器が十分大きく選択されていれば、出力ビットは各
々、異なる信頼性値を有する。
【0121】IV.SOVAを用いるリスト出力ビタビ
アルゴリズム(リストSOVA) この項は、リスト出力ビタビアルゴリズムについて説明
する。このアルゴリズムは、SOVAに比較的複雑度の
低いリスト生成ユニットを有利なように付加したもの
で、サイズLのリストを生成するために、信頼性値^L
を用いる。SOVAは単独で、ソフト出力記号^Li
順次に且つ連続的に生成する。ここにおいて、各記号の
振幅には、その記号についての信頼性情報が含まれる。
SOVAは、かなり複雑度の高いアルゴリズムである。
【0122】しかし、複雑度の低いリスト生成ユニット
を付加することによって、リストSOVA(SOVA及
びリスト生成ユニット)の複雑度は、サイズLを有する
より長いリストについては、対応するGVAよりも複雑
度が一般に低い。SOVA出力を用いてサイズLのリス
トを生成するリスト生成ユニットの、考えられる2つの
技術について述べる。複雑度の低いリスト生成ユニット
を実現するためには、次に述べる事項が重要である。
【0123】1.GVAは一般に、長さNを有する終結
されたデータ列上で作動するが、終結されたデータ列以
外のデータ列も使用できることは、当業者には容易に認
識される。すなわち、GVA出力の各リスト要素は長さ
Nを有する。
【0124】2.上記1項の結果として、リスト生成ユ
ニットは、各々長さNを有するL個の出力列を生成する
ことになる。連続データ伝送システムにおいては、ブロ
ック方式のデータ伝送におけるNビットには、情報を持
たず状態 sN=(0...0) においてデータ列を終
結するために用いられるv個の末尾ビットを有するの
で、長さは又N−vともなり得る。
【0125】3.SOVAは、連続データ伝送に適用さ
れるので、インタリーブユニット(及び逆インタリーブ
ユニット)を必要とする。これは、図13に示すよう
に、SOVA80とリスト生成ユニット82との間にイ
ンタリーブ器81を付加することを意味する。逆インタ
リーブ器の程度は、任意であるが、各長さNの数ブロッ
クにわたって誤りバーストを拡散させるに十分な大きさ
が望ましい。これに対応するインタリーブ器が、畳込み
符号器の前に付加される。
【0126】長さNの終結されたデータ列(ブロック方
式のデータ伝送)上で作動するリストSOVAを見出す
ために、前記2つの技術のうちの1つとして、 「2k
法」と称する技術が開発された。この技術においては、
リストL上の生成されたリスト要素の各々が、ブロック
方式、又はインタリーブされた連続方式のデータ伝送に
おけるSOVA出力の特定の誤りパターンを反映する。
「2k方法」 は、次のステップから構成される。
【0127】・ステップ1 次のパラメータが定義される。 −−最小振幅αk。ここに、1≦k≦L。 −−2進ビットフリッピングアレイzk(L*)の要素。
ここに、
【数12】 且つ、0≦L*≦L−1。
【0128】・ステップ2 図13におけるリスト生成ユニット82への入力列、^
yは長さNで、ここに、各要素は、信頼性値(振幅)^
j (次式で表す)
【数13】 と、復号化された情報ビットの値を表す符号値^xj
符号(^yj)とからなる(1≦j≦N)。振幅^Lj
は、便利なように順位付けされ、対応する情報ビット値
^xj が最低値からL番目に低い値まで次のように並べ
られる。
【数14】
【0129】・ステップ3 サイズ8のリストについて定義された、2進ビットフリ
ッピング方式 (2k方法)を「表1」に示す。ここで、
第1のリスト要素についてL*=0、 第8のリスト要素
についてL*=7 として表記される。理由は、この表記
法においては、L* の整数値が2進ビットフリッピング
方式、z(L*) に直接対応するからである。
【0130】この方式において、要素zk(L*)=1
は、k番目に最小の振幅を有するビットが、リスト要素
* を生成するためにフリップされなければならないこ
とを意味する。言い替えれば、リスト要素L*は、k番
目に最小の振幅αk
【数15】 に対応する情報ビット値^xjを、 +1から−1に、又
は−1から+1に変化させること(ビットフリッピン
グ)により生成される。
【0131】例えば、「表1」のリスト要素L*=5
は、z(5)が位置「1」及び「3」に値「1」を有す
るので、最小の振幅α1 及び3番目に最小の振幅α3
有する情報ビットをフリップすることによって生成され
る。
【表1】
【0132】・ステップ4 注記したいのは、 2k方法(2進ビットフリッピング方
式)には、各リスト要素L* の整数値が、長さNの出力
列内の誤りのあるビットの振幅値を直接に反映するとい
う利点があることである。例えば、もしリスト要素L*
=5 が成功である場合、最小の振幅(α1) 及び3番
目に最小の振幅(α3) を有する情報ビットが、出力に
おける2ビットの誤りを識別することが判る。
【0133】逆インタリーブ後のSOVA出力は、誤り
事象発生の場合、長さNのブロックにおいて主として単
一または2重の誤りから構成される。これらの誤りは、
高い信号対雑音比(SNR)について特に、そのブロッ
クの他の情報ビットよりも小さい振幅を有する。複雑度
の低いリスト生成ユニットを構築するための第2の技術
(「単一状態GVA」と称される)は、この知識を用い
てサイズLのリストを生成するもので、以下にその手順
を説明する。
【0134】・ステップ1k方法 のステップ1及びステップ2に基づき、各ブロ
ック内のL個の最低信頼性値^Lが、識別、特定され、
ランク順に並べられる。最小振幅αk (1≦k≦L)
が、長さNのブロックのL個の最も小さい信頼性値を有
すると仮定する。ここで、指標1(α1) が最小の振幅
に対応し、指標Lが「L番目に最小」の振幅を示す。
【0135】・ステップ2 図14に示すように、これらの最小振幅αk は、単一状
態格子に付随する。それから、SGVAは、前に述べた
ように、受信されたデータ列のL個の最良のパスを計算
するのに有利に用いられる。計量値増値分λ(si
は、最小振幅αkである(kはiに等しい)。
【0136】格子の上部ブランチは、「+1」に対応す
る。これはビットフリッピングがないことを意味する。
そして下部のブランチにおいて、「−1」の伝送は、ビ
ットフリッピングを意味する。尚、最小振幅αk の値
は、常に正である(次式)。
【数16】
【0137】受信されたデータ列のL個の最良のパスに
は、ビットフリッピング方式が次のように含まれる。
「t番目 に最良」のパス列内の位置kにおける「−
1」は、「k番目に最小」の振幅が、リスト要素tを生
成するためにフリップされなければならないことを示
す。尚、4番目のリスト要素の後、ビットフリッピング
方式は2k方法 と異なり、「t番目に最良」のパスが最
良の計量値を有する候補パスとして選択される。
【0138】したがって、「単一状態GVA」技術は、
長さNのブロックについて「L番目に最良」の最大累積
計量値を見出すものとして次式で表現できる。
【数17】
【0139】この技術は、逆インタリーブされたSOV
A出力から長さLのリストを生成するのに便利に使用で
きる。この方法は、L個の最良のパスについてL個の最
小振幅だけを見出せばよいので、複雑度が低い。リスト
は、考慮対象のリスト要素の番号を表すLを表記に用い
る。SOVAとインタリーブ器とは、効果的に符号を除
去する。「単一状態GVA」は、符号化されないデータ
についてのリスト出力GVAである。
【0140】以上、方法及びアルゴリズムについて、具
体的なハードウエア又はソフトウエアを引用せずに述べ
た。その代わりに、個々のステップを、特定の適用につ
いて利用可能な又は好ましいハードウエア又はソフトウ
エアを当業者がすぐに採用できるような仕方で説明し
た。
【0141】又、上記の説明は、本発明に係るSGV
A、リストSOVA、及びソフトGVAを、可能性ある
適用例の1つとして、畳込み符号の復号化について行っ
たが、本発明は、畳込み符号以外に、復号化のプロセス
中の関連時点の各々における処理状態を記述するのに格
子構造を用いる他の事例、にも適用できることを強調し
たい。同様に、上に述べた2進符号も、本発明の適用範
囲を制限するものではない。
【0142】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0143】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、ビ
タビアルゴリズムの拡張バージョンであるソフト出力ビ
タビアルゴリズム(SOVA)及び汎用ビタビアルゴリ
ズム(GVA)にソフト記号ユニット、又はリスト生成
ユニット等を組み合わせたので、従来より複雑度の低い
SOVA及びGVAの修正拡張バージョンアルゴリズム
が得られ、ディジタル通信における復号化プロセスの効
率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル通信システムの一般的ブロック図で
ある。
【図2】符号レートR=1/2の畳込み符号を復号化す
るための格子構造の1個のセグメントを示す説明図であ
る。
【図3】連結符号化を用いる通信システムについての構
造を示すブロック図である。
【図4】縮小計量計算についての対称線を用いて符号レ
ートR=1/2の畳込み符号を復号化するための格子構
造の1個のセグメントを示す説明図である。
【図5】より効率的な累積計量計算を用いて符号レート
R=1/2の畳込み符号を復号化するための格子構造の
1個のセグメントを示す説明図である。
【図6】直列汎用ビタビアルゴリズムを実現するために
絶対差を定める際の計算ステップを示す説明図である。
【図7】格子内の最小絶対差を有する点を識別すること
による格子を通る2番目に最良のパスを示す説明図であ
る。
【図8】合流点と再合流点との間の絶対差を計算するこ
とによる2番目に最良のパスに基づく格子構造を通る3
番目に最良のパスについての、可能性ある1個の候補を
示す説明図である。
【図9】最小絶対差を有する点を識別することによる最
良のパスに基づく格子を通る3番目に最良のパスについ
ての、可能性ある別の候補を示す説明図である。
【図10】ソフト記号出力ビタビアルゴリズムに基づい
て直列汎用ビタビアルゴリズムを形成するために必要な
ステップを示す流れ図である。
【図11】ソフト汎用ビタビアルゴリズムのブロック図
である。
【図12】ソフト汎用ビタビアルゴリズムについてのソ
フト初期設定の原理を示す説明図である。
【図13】リストソフト記号出力ビタビアルゴリズムの
ブロック図である。
【図14】単一状態汎用ビタビアルゴリズムを示す説明
図である。
【符号の説明】
10、20 情報源(ソース) 11、 ソース符号器 12 チャンネル符号器 13 変調器 14 伝送路(チャンネル) 15 復調器 16 チャンネル復号器 17 ソース復号器 18、28 宛先 21 外部符号器 22 インタリーブ器 23 内部符号器 24 チャンネル 25 内部復号器 26 逆インタリーブ器 27 外部復号器 30〜37 ノード 40〜47 枝(ブランチ) 50 対称線 60 最良のパス 61 2番目に最良のパス 62、63 3番目に最良のパス 80 SOVA 81 インタリーブ器 82 リスト生成ユニット 100 汎用ビタビアルゴリズム(GVA) 101 ソフト記号ユニット
フロントページの続き (72)発明者 カール−エリック ウィルヘルム サンド バーグ アメリカ合衆国、07928 ニュージャージ ー、チャットハム、エー11、ヒッコリー プレイス 25

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 候補信号列の各々が長さNの列を表すL
    個の最良の候補信号列からなる信号列セット、を定める
    ために信号列を処理する、信号処理方法において、 前記L個の最良の候補信号列からなる信号列セットのう
    ちの各要素t(1≦t≦L)が、各々複数の状態を有す
    るN個のステージを設けた1個の格子構造を通る1個の
    パスに対応し、 (t+1)番目に最良の候補信号列が、最初のt個の最
    良の候補信号列の知識から導かれ、 前記格子を通る(t=1)の最良のパスが知られてお
    り、 各ステージにおける各状態に入る各パスが、そのパスに
    付随する累積計量値を有し、 各ステージにおける各状態に入る各パスが、次のステー
    ジにおける別の状態への遷移に付随する計量値増値分を
    有し、 各パスについての各ステージにおける状態が知られてお
    り、 t’が、(t+1)番目に最良のパスの再合流相手のパ
    スの番号であり、 前記(t+1)番目に最良のパスが前記t’番目のパス
    と再合流するステージが、再合流点であり、 前記再合流点が、前記格子のN番目のステージに等しく
    初期セットされ、そこにおいてt=t’=1である、 信号列を処理する、信号処理方法であって、 a.そのステージにおいて合流するパスの累積計量値の
    差の大きさを各ステージにおいて表す複数の絶対差を、
    t’番目に最良のパスに沿って計算し記憶するステップ
    と、 b.前に見出された再合流点を排除するステップと、 c.前記t’番目に最良のパスに沿って最小絶対差を見
    出して、その最小絶対差の位置を記憶するステップと、 d.前記合流点を通るt番目のパスに次いで最良の候補
    の最後の状態において累積計量値を計算し記憶するステ
    ップと、 e.もし候補tが、(t+1)番目に最良のパスについ
    ての提案候補者リストに存在する場合に、前記bからd
    までのステップを繰り返すステップと、 f.もしt≧2である場合に、パスt’について前記b
    からdまでのステップを繰り返すステップと、 g.t個の候補パスのうちの、最終状態において最良の
    累積計量値を有する1個の候補パスを、(t+1)番目
    に最良のパスとして選択し、(t+1)番目に最良のパ
    スの再合流相手のパスをt’として記憶し、その再合流
    点を記憶するステップと、 h.tを1だけ増値するステップと、 i.t=Lになるまで前記aからhまでのステップを繰
    り返すステップと、 からなる、 ことを特徴とする信号列を処理する、信号処理方法。
  2. 【請求項2】 前記信号列が畳込み符号によって符号化
    されていることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記畳込み符号器が、連結符号化要綱内
    の内部復号器であることを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 前記(t=1)の最良のパス、前記累積
    計量値、及び前記増値分計量値が、ビタビアルゴリズム
    を用いて計算されることを特徴とする請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記信号列が、最大自由距離2進畳込み
    符号化信号列であることを特徴とする請求項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記計量値増値分が、Sを前記格子にお
    ける状態の総数とした場合に状態ssym=S/2 におけ
    る対称線ssym を用いて計算され、この計算手法におい
    ては、計量値増値分λ[εi=(i+1,i)] が、s
    i+1<ssymの状態においてのみ計算を要し、si+1≧s
    symの状態においては計量値増値分が、λ(si+1
    i)=−λ(si+1−ssym,si) となるように反転
    される、ことを特徴とする請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 累積計量値が、次の数式 【数1】 に示す規則を用いて計算されることを特徴とする請求項
    5の方法。
  8. 【請求項8】 前記絶対差が、ソフト記号出力ビタビア
    ルゴリズムによって計算されることを特徴とする請求項
    1の方法。
  9. 【請求項9】 第2の信号列における各記号についての
    信頼性基準を定めるために第1の信号列を処理する、信
    号処理方法において、 前記第2の信号列のL個の最良の推定値のセットが知ら
    れており、 前記L個の最良の推定値のうちの各要素t(1≦t≦
    L)が、各ステージにおいて複数の状態を有する複数の
    ステージを設けた1個の2進格子構造を通るt番目に最
    良のパスに対応し、 t個(1≦t≦L)の最良のパスの各々が、そのパスに
    付随する累積計量値を有する、 信号列を処理する、信号処理方法であって、 信頼性ベクトルのi番目の要素を、状態iで合流する2
    個のパスの累積計量値間の差に等しい第1の差の値で初
    期設定するステップと、 前記信頼性ベクトル中の要素を、指定された個数νの要
    素だけ左へ変位させ、その指定された個数の最も右側の
    要素を、1個の一定の高い値に入れ換えるステップと、 各パスt(1≦t≦L)について、このパスの累積計量
    値と最良のパスの累積計量値との間の差に等しい第2の
    差の値を計算するステップと、 各パスについて、t番目に最良のパスのビット列を最良
    のパスのビット列と比較し、パス間に差のあるような位
    置をマーク付けするステップと、 前記信頼性ベクトル中の、前記パス間に差のあるような
    位置に、前記第1の差の値と前記第2の差の値とのうち
    の小さい方の値を記憶するステップと、 からなる、 ことを特徴とする信号列を処理する、信号処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の信号列が、畳込み符号を用
    いて符号化され、 個数νが、前記畳込み符号のメモリに等しい、 ことを特徴とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 第2の信号列における各記号について
    の信頼性基準を定めるために第1の信号列を処理する、
    信号処理方法において、 前記第2の信号列のL個の最良の推定値のセットが知ら
    れており、 前記L個の最良の推定値のうちの各要素t(1≦t≦
    L)が、各ステージにおいて複数の状態を有する複数の
    ステージを設けた1個の格子構造を通るt番目に最良の
    パスに対応し、 t個(1≦t≦L)の最良のパスの各々が、そのパスに
    付随する累積計量値を有する、 信号列を処理する、信号処理方法であって、 前記方法が、 前記第2の信号列における記号の数に等しい長さを有す
    る信頼性ベクトルを、第1の定数で初期設定するステッ
    プと、 t個(2≦t≦L)の最良のパスについて第2の値を選
    択するステップと、 t番目に最良のパスの記号列を(t=1)の最良のパス
    の記号列と比較し、それらの記号列間に差のあるような
    位置を定めるステップと、 (t=1)の最良のパスとt番目に最良のパスとの間に
    差のあるような位置に、前記差の値と前記信頼性ベクト
    ル中の前記位置における値とのうちの大きい方の値を記
    憶するステップと、 からなる、 ことを特徴とする信号列を処理する、信号処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第2の値が、前記t番目(2≦t
    ≦L)に最良のパスについての累積計量値と前記最良の
    パスについての累積計量値との間の差として選択される
    ことを特徴とする請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の定数が、1に等しく、 前記第2の値が更に、前記最良のパスの累積計量値によ
    って分割される、ことを特徴とする請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の値が、L番目に最良のパス
    の累積計量値に定数を加えた値に等しく選択され、その
    定数が正の実数であり且つ前記第1の信号列の信号対雑
    音比に依存する値である、ことを特徴とする請求項11
    の方法。
  15. 【請求項15】 符号化情報信号列を処理する、信号処
    理方法であって、 復号化情報記号のセットのうちの各復号化情報記号が信
    頼性値のセットのうちの対応する信頼性値を有するよう
    なN個の復号化情報記号のセットを生成するために前記
    情報信号列を復号化するステップと、 順位付けされた信頼性値のセットを形成するために前記
    信頼性値の大きさを、最小値から最大値へ向かって順位
    付けするステップと、 前記順位付けされた信頼性値のセットにおける前記信頼
    性値のうちの最初のt個(t≦N)の信頼性値を、t個
    のステージを有する単一状態の格子構造に、前記順位付
    けされた信頼性値のセットにおけるi番目の信頼性値が
    この単一状態格子構造のi番目のステージに割り当てら
    れるという規則(1≦i≦t)に基づいて、割り当てる
    ステップと、 復号化情報記号列に対するt個の最良の候補を定めるス
    テップと、 からなり、 前記t個の最良の候補の各々が前記単一状態格子構造を
    通るパスに対応し、 前記単一状態格子構造を通るパスの各々がそのパスに付
    随する累積計量値を有し、 前記t個の最良の候補が、それぞれt個の最良の累積計
    量値を有するパスである、 ことを特徴とする信号列を処理する、信号処理方法。
  16. 【請求項16】 値の列からなる情報信号を処理する、
    信号処理方法であって、 最初のt個の最良の候補値列を表す信号に基づいて、前
    記情報信号を表す(t+1)番目に最良の候補値列を定
    めるステップと、 前記t個の最良のパスのうちで最小計量値が最も小さい
    状態にある、前記t個の最良のパスのうちの1個のパス
    と合流するパスを、(t+1)番目に最良の候補パスと
    して識別特定するステップと、 からなり、 前記定めるステップにおいて、 前記候補値列の各々が、各々複数の状態を有する複数の
    ステージを設けた1個の格子構造を通る1個のパスに対
    応し、 前記ステージの各々における前記状態の各々が、候補値
    列のうちの1個の値に対応し、 前記状態の各々が、それに付随する計量値を有し、 前記計量値が、前記値に対応する信頼性基準であり、 前記定めるステップが更に、 前記t個の最良のパスの各々に沿って最小計量値を有す
    る状態を見出すステップからなる、 ことを特徴とする、値の列からなる情報信号を処理す
    る、信号処理方法。
  17. 【請求項17】 (t=1)の最良の候補値列が、ソフ
    ト出力ビタビアルゴリズムによって生成されることを特
    徴とする請求項16の方法。
  18. 【請求項18】 前記(t+1)番目に最良のパスに沿
    った前記計量値が、前記(t+1)番目に最良のパスが
    前記最も小さい最小計量値を有する前記状態において合
    流した相手のパスの計量値で初期設定される、 ことを特徴とする請求項16の方法。
  19. 【請求項19】 前記最も小さい最小計量値を高い値
    に置き換えるステップをさらに有することを特徴とする
    請求項16の方法。
  20. 【請求項20】 情報信号に含まれる要素列中の各要素
    について信頼性値を定める、信号処理方法であって、 前記要素列を表すL個の最良の候補要素列からなる要素
    列セットを表す信号を受信するステップと、 前記L個の最良の候補要素列からなる要素列セットのう
    ちの各候補要素列についての、その候補要素列と前記L
    個の最良の候補要素列のうちの各候補要素列との間の相
    対的類似性を表示する計量値、を表す信号を受信するス
    テップと、 信頼性ベクトルを初期値で初期設定するステップと、 最良のパスとt番目(t>1)に最良のパスとの互いに
    対応する要素間に差のあるような位置に、前記信頼性ベ
    クトル中の前記初期値と差の値とのうちの大きい方の値
    を記憶するステップと、 からなる、 ことを特徴とする、情報信号に含まれる要素列中の各要
    素について信頼性値を定める、信号処理方法。
  21. 【請求項21】 前記L個の最良の候補要素列からなる
    要素列セットを表す前記信号が、汎用ビタビアルゴリズ
    ムによって生成されることを特徴とする請求項20の方
    法。
  22. 【請求項22】 前記差の値が、前記t番目(t>1)
    に最良のパスの計量値と前記最良のパスの計量値との関
    数であることを特徴とする請求項20の方法。
  23. 【請求項23】 前記初期値がソフト初期設定値である
    ことを特徴とする請求項20の方法。
  24. 【請求項24】 値の列からなる情報信号を処理する、
    信号処理方法であって、 1個の最良の候補値列とこの最良の候補値列内の個々の
    ビットについての信頼性値とを含む信号に基づいて、前
    記情報信号を表すL個(>1)の最良の候補値列のセッ
    トを定めるステップを有し、この決定ステップは、 更に、順位付けされた信頼性値のセットを形成するため
    に前記信頼性値の大きさを、最小値から最大値へ向かっ
    て順位付けするステップと、 前記情報信号を表すL個(>1)の最良の候補値列のセ
    ット、を定めるステップと、 前記順位付けされた信頼性値のセットにおける要素を、
    1個の単一状態の格子構造における互いに連続するステ
    ージについての計量値として割り当てるステップと、 前記単一状態の格子構造を通る、前後に連続するL個
    (>1)の最良のパスのセットを見出すステップと か
    らなり、 前記パスの各々が、前記値列についての1個の候補値列
    に対応し、 前記最良のパスの品質が、前記計量値の和であり、 前記前後に連続する最良のパスの各々の、相対的品質
    が、前記最良のパスの前記和から、前記t個(>1)の
    最良のパスの各々と前記最良のパスとの間に差のあるよ
    うなステージ、に対応する計量値を差し引くことによっ
    て計測される、 ことを特徴とする、値の列からなる情報信号を処理す
    る、信号処理方法。
  25. 【請求項25】 前記情報信号が、ソフト出力ビタビア
    ルゴリズムによって生成されることを特徴とする請求項
    24の方法。
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