JPH0795340B2 - 情報記憶カードの識別方法及び識別構造 - Google Patents

情報記憶カードの識別方法及び識別構造

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JPH0795340B2
JPH0795340B2 JP3111157A JP11115791A JPH0795340B2 JP H0795340 B2 JPH0795340 B2 JP H0795340B2 JP 3111157 A JP3111157 A JP 3111157A JP 11115791 A JP11115791 A JP 11115791A JP H0795340 B2 JPH0795340 B2 JP H0795340B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リーダライタにて情報
の授受が行われる磁気カード、ICカード、光カード等
の情報記憶カードが偽造されることを防止するべく、リ
ーダライタにセットされたカードが正規のカードである
ことを識別するための方法及び識別構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば磁気カードが偽造され
ることを防止するべくバーコード若しくは磁気バーコー
ドをカードの表面に設けたり、また再使用しない磁気カ
ードにあっては磁気記録面に使用後にパンチ孔を穿設す
る等の方法が実施されていたが、上記各方法では偽造す
る側が比較的容易にその構造を解析し得ると共に比較的
安価な装置を用いてカードを偽造することができると云
う問題があった。
【0003】そこで、本願と同一出願人による特願平1
−209065号明細書には、カード表面に固有の反射
方向特性を有するホログラム反射面部を設け、リーダラ
イタに上記カードの反射面部に向けて照明光を照射する
手段と、反射面部からの回折反射光をその反射方向特性
に対応する位置にて受光する受光手段と、この受光手段
にて受光した光の強度からリーダライタにセットされた
カードが正規のカードであるか否かを識別する手段とか
ら構成されるカードの識別構造が記載されている。ま
た、上記反射面部として回折格子を用いた構造が特願平
1−209066号明細書に、上記反射面部として平行
な多数のV字またはU字溝を用いた構造が特願平1−2
09067号明細書に記載されている。
【0004】上記各明細書に於ける識別構造では、リー
ダライタにカードがセットされると、カードの反射面部
に向けて照明光を照射し、その反射光を受光面部にて受
光し、その受光強度が所定値以上であれば正規のカード
であると識別するようになっている。
【0005】この識別構造によれば、カードの偽造を目
的とする上記反射面部の解析は困難であるばかりでな
く、回折格子、ホログラム等からなる反射面部を作成す
るには多大なコストを要することから、正規のカードと
同様なカードを偽造することが実質的に不可能となる。
また、カードを識別するのは、反射面部に照明光を照射
し、受光手段にて受光した光の強度を光電変換して所定
の閾値電圧と比較するのみの簡単な構造であり、リーダ
ライタに設けられる設備が大型化/複雑化することがな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記識
別構造ではリーダライタにセットされたカードが正規の
カードであっても汚れ等により反射面部の反射効率が低
くなっていると、受光手段にて受光した光の強度が所定
値よりも高くならず、場合によってはこのカードは正規
のカードではないと誤認することが考えられる。また、
逆にリーダライタにセットされたカードが正規のカード
でなくても例えばカードの表面全体が白色などの反射率
の高い色をなす場合、照明光を乱反射するため、場合に
よってはこのカードを正規のカードであると誤認するこ
とも考えられる。そこで、実際の識別処理、即ちスキャ
ニングの前にプリスキャンしてその結果を記憶し、これ
を評価してバックグラウンドの影響による読取り誤差を
補償したり、実際のスキャニングを行った後の生データ
を一度記憶し、そのスキャニング結果全体を一度評価し
た後、バックグラウンドの影響による読取り誤差を補償
して識別することも考えられるが、膨大なメモリ及び複
雑な評価回路を必要とし、また出力も遅くなるという問
題があった。
【0007】そこで、本発明者らは反射面部の反射効率
が低下しているカードは反射面部以外の部分も汚れによ
り反射効率が低下する点、また照明光をカードの表面全
体が乱反射するようなカードは、正規のカードに於ける
反射面部の反射方向特性に対応する方向以外の方向への
反射光強度も高くなる点に着目し、反射面部の反射方向
特性に対応する位置に反射した光の強度のみでなく同時
反射面部の反射方向特性に対応しない位置に反射した
光の強度をも考慮すれば、リーダライタにセットされ
カードが正規のカードであるか否かを確実に、かつ早期
識別し得ることを考えるに至った。
【0008】このような従来技術の課題に鑑み、本発明
の主な目的は、カードの偽造防止効果が高く、リーダラ
イタにセットされたカードが正規のカードであることを
膨大なメモリ及び複雑な評価回路を必要とすることな
く、かつ処理が低速化することなく確実に識別可能な情
報記憶カードの識別方法及び識別構造を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は本発明
によれば、固有の反射方向特性を有する反射面部を表面
に有する情報記憶カードとの間で情報の授受を行うリー
ダライタにて、前記カードが正規のカードであることを
識別するための情報記憶カードの識別方法であって、前
記反射面部に向けて照明光を照射し、該反射面部の反射
方向特性に対応する位置及び対応しない位置に設けられ
た複数の受光面部にて受光し、前記反射面部の反射方向
特性に対応する位置にて受光した光の強度が、それと同
時に前記各受光面部にて受光した光の強度の平均値に所
定の値を加えた閾値よりも高ければ前記カードが正規の
カードであると識別することを特徴とする情報記憶カー
ドの識別方法、または固有の反射方向特性を有する反射
面部を表面に有する情報記憶カードとの間で情報の授受
を行うリーダライタにて前記カードが正規のカードであ
ることを識別するための情報記憶カードの識別構造であ
って、前記反射面部に向けて照明光を照射する手段と、
前記反射面部の反射方向特性に対応する位置及び対応し
ない位置に設けられた複数の受光面部にて受光する手段
と、前記各受光面部にて受光した光の強度の平均値に所
定の値を加えて閾値を設定する手段と、前記反射面部の
反射方向特性に対応する位置にて受光した光の強度がそ
れと同時に設定された前記閾値よりも高ければ前記カー
ドが正規のカードであると識別する手段とを有すること
を特徴とする情報記憶カードの識別構造を提供すること
により達成される。
【0010】
【作用】上述の構成によれば、カードの表面色、または
汚れの状態に関わらず各受光面部の受光強度を測定する
のみでリーダライタにセットされたカードが正規のカー
ドであるか否かを識別できる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0012】図1は本発明が適用された実施例であり、
磁気カード1及びカードリーダライタ内の要部構造を模
式的に示す斜視図である。
【0013】カード1は、カードリーダライタ内にて矢
印の方向、即ち図1に於ける略左右方向に図示されない
搬送ローラ等により駆動され、磁気ヘッド3によりカー
ド1の主面1aに設けられた磁気ストライプ2に対して
情報の書込みまたは/読出しが行われるようになってい
る。
【0014】カード1の主面1aの磁気ストライプ2と
並列な位置には受光面部としてのホログラム部4が設け
られている。このホログラム部4は、カード1の搬送方
向に沿って配列された4つのホログラム反射面4a、4
b、4c、4dからなる。これらホログラム反射面4
a、4b、4c、4dは、該ホログラムに正対する方向
から照射された所定波長の照明光を、各々固有の方向に
反射し、かつ回折して集光させる反射方向特性としての
回折方向特性を有する反射式ホログラムからなる。
【0015】一方、カードリーダライタ側に於てカード
1が図1の実線に示す位置にあるときにその主面1aに
於けるホログラム反射面4aに正対する位置には、該ホ
ログラム反射面4aに対して所定の間隔をもってレーザ
光の照射手段としての発光素子5が設けられている。こ
の発光素子5はカード1が搬送されるのに伴い、各ホロ
グラム反射面4a、4b、4c、4dに順番に正対する
ようになっている。発光素子5から照射された光が各ホ
ログラム反射面4a、4b、4c、4dにてその回折方
向特性により反射、回折して集光する各位置にはフォト
ダイオードからなる4つの受光面部としての受光素子7
〜10が設けられている。
【0016】従って、反射面4aと受光素子7、反射面
4bと受光素子8、反射面4cと受光素子9、反射面4
dと受光素子10とが各々対応しており、例えば図1に
於て、発光素子5からの照明光をホログラム反射面4a
は受光素子7に向けて反射、回折して集光させるが、図
2に示すように、発光素子5からの照明光をホログラム
反射面4bは受光素子8に向けて反射、回折して集光さ
せる。
【0017】各受光素子7〜10はカード1が正規のカ
ードであるか否かを識別する識別ユニット11に接続さ
れている。図3に示すように、識別ユニット11は各受
光素子7〜10の出力側に接続されたアンプ13〜16
と、これらアンプ13〜16からの出力電圧を平均し
て、その電圧を出力する平均算出回路17と、平均算出
回路17からの出力電圧に所定のオフセット電圧を加え
るオフセット電圧付加回路18とから構成される閾値設
定手段と、各アンプ13〜16からの出力電圧とオフセ
ット電圧付加回路18からの出力電圧即ち閾値電圧とを
比較するコンパレータ19〜22と、各コンパレータ1
9〜22の出力側に設けられた識別回路23とを有して
いる。この識別回路23にて各コンパレータ19〜22
の出力値をもって実際にカード1が正規のカードである
か否かを識別することとなる。
【0018】実際にカード1の識別を行うには、カード
リーダライタ内に挿入されたカード1を搬送しつつ、発
光素子5から照明光を照射する。そして、その反射光を
各受光素子7〜10にて受光する。これら受光素子7〜
10の出力電圧をアンプ13〜16により増幅して出力
電圧V1〜V4とし、平均算出回路17とオフセット電
圧付加回路18とにより閾値電圧Vsを求め、閾値電圧
Vsと各アンプ13〜16からの出力電圧V1〜V4と
を各コンパレータ19〜22にて比較してアンプ側の電
圧の方が高ければ、その受光素子に対応する反射面部の
回折方向特性に基づく信号であるとして識別回路23に
電圧V1H〜V4Hを出力する。そして、識別回路23
にて全ての各コンパレータ19〜22の電圧を加算して
図4に実線に示す識別信号VJを算出し、カード1が正
規のカードであることを識別する。即ち、ホログラム反
射面4aと発光素子5とが対向する位置(図1の実線の
位置)にて反射面4aを認識し、同様にして各反射面4
b、4c、4dを各コンパレータ19〜22からの出力
電圧から認識し、カード1が正規のカードであることを
識別する。
【0019】ここで、閾値電圧Vsを、各受光素子7〜
10(実際には各アンプ13〜16)からの出力電圧V
1〜V4を平均し(Va)、これにオフセット電圧Vo
を加えることにより設定していることから、例えば図5
に於ける想像線に示すように、汚れなどにより各反射面
4a、4b、4c、4dの反射効率が低くなっている場
合には、平均電圧が低くなり、即ち閾値電圧Vs(L)
も低くなることから、出力電圧V1〜V4のいずれかが
相対的に他の出力電圧よりも高ければ容易に各反射面4
a、4b、4c、4dの回折方向特性に基づく信号を認
識できる。また、例えば図5に於ける想像線に示すよう
に、上記とは逆に例えばカード1の主面1a全体が白色
などの反射率の高い色をなす場合、照明光を乱反射する
場合には、平均電圧が高くなり、閾値電圧Vs(M)も
高くなることから、出力電圧V1〜V4のいずれかが相
対的に他の出力電圧よりも高く、かつ閾値電圧Vs
(M)よりも高ければ上記同様、容易に各反射面4a、
4b、4c、4dの回折方向特性に基づく信号を認識で
きる。
【0020】尚、本実施例では受光素子7〜10を各個
別の受光素子としたが、実際には1個の多分割フォトダ
イオードを用いることもできる。また、反射面及び受光
部は4つに限定されず、カード表面に互いに異なる回折
方向特性を有する受光面を任意の数だけ設け、各々に対
応する数の受光部をカードリータライタ側に設けて良
い。更に、本実施例では固有の回折方向特性を有する反
射面を反射型ホログラムにより構成したが、これに限定
されず、回折格子や固有の反射方向特性を有する多数の
U字またはV字溝により構成しても良い。
【0021】本発明は上記実施例に限定されず様々な応
用が可能なであることは云うまでもなく、例えば上記各
実施例では発光素子からホログラム部にレンズを介し
て、または直接照明光を照射したが、その光路中にミラ
ー、プリズム等を挿入し、光路を変向しても良い。ま
た、上記各実施例では受光素子にフォトダイオードを用
いたが、ポジショニング・センシング・デバイス(PS
D)を用いても良い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
によれば、情報記憶カード表面に設けられた固有の反射
方向特性を有する反射面部に向けて照明光を照射し、こ
の反射面部の反射方向特性に対応する位置及び対応しな
い位置に設けられた複数の受光面部にて受光し、反射面
部の反射方向特性に対応する位置にて受光した光の強度
が、それと同時に各受光面部にて受光した光の強度の平
均値に所定の値を加えた閾値よりも高ければ前記カード
が正規のカードであると識別するようにすることで、カ
ードの表面色、または汚れの状態に関わらず各受光面部
の受光強度を測定比較するのみで、リーダライタにセッ
トされたカードが正規のカードであるか否かを早期に、
かつ確実に識別できることからカードの識別信頼性が向
上すると共にその構造が複雑化することもない。以上の
ことから本発明の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好適実施例を示す磁気カード及び
カードリーダライタの要部構成斜視図である。
【図2】本発明による実施例に於ける作動要領を示す図
1と同様な図である。
【図3】図1の識別ユニットの回路構成を示す模式的回
路図である。
【図4】本発明による実施例に於ける作動要領を示すタ
イムチャートである。
【図5】本発明による実施例に於ける作動要領を示す図
4と同様なタイムチャートである。
【図6】本発明による実施例に於ける作動要領を示す図
4及び図5と同様なタイムチャートである。
【符号の説明】
1 カード 1a 主面 2 磁気ストライプ 3 磁気ヘッド 4 ホログラム部 4a、4b、4c、4d ホログラム反射面 5 発光素子 7〜10 受光素子 11 識別ユニット 13〜16 アンプ 17 平均算出回路 18 オフセット電圧付加回路 19〜22 コンパレータ 23 識別回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の反射方向特性を有する反射面部
    を表面に有する情報記憶カードとの間で情報の授受を行
    うリーダライタにて、前記カードが正規のカードである
    ことを識別するための情報記憶カードの識別方法であっ
    て、前記反射面部に向けて照明光を照射し、該反射面部
    の反射方向特性に対応する位置及び対応しない位置に設
    けられた複数の受光面部にて受光し、前記反射面部の反
    射方向特性に対応する位置にて受光した光の強度が、そ
    れと同時に前記各受光面部にて受光した光の強度の平均
    値に所定の値を加えた閾値よりも高ければ前記カードが
    正規のカードであると識別することを特徴とする情報記
    憶カードの識別方法。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶カードの前記反射面部が
    各々互いに異なる反射方向特性を有する複数の反射面部
    からなり、かつ前記複数の受光面部が前記各反射面部の
    反射方向特性に対応する複数の受光面部からなり、前記
    各反射面部に向けて順番に照明光を照射し、前記各受光
    面部にて受光し、照明光を照射した前記各反射面部の反
    射方向特性に対応する位置にて受光した光の強度が、そ
    れと同時に前記各受光面部にて受光した光の強度の平均
    値に所定の値を加えた閾値よりも、各反射面部への照明
    光の照射時点で全て高ければ前記カードが正規のカード
    であると識別することを特徴とする請求項1に記載の情
    報記憶カードの識別方法。
  3. 【請求項3】 固有の反射方向特性を有する反射面部
    を表面に有する情報記憶カードとの間で情報の授受を行
    うリーダライタにて前記カードが正規のカードであるこ
    とを識別するための情報記憶カードの識別構造であっ
    て、前記反射面部に向けて照明光を照射する手段と、前
    記反射面部の反射方向特性に対応する位置及び対応しな
    い位置に設けられた複数の受光面部にて受光する手段
    と、前記各受光面部にて受光した光の強度の平均値に所
    定の値を加えて閾値を設定する手段と、前記反射面部の
    反射方向特性に対応する位置にて受光した光の強度がそ
    れと同時に設定された前記閾値よりも高ければ前記カー
    ドが正規のカードであると識別する手段とを有すること
    を特徴とする情報記憶カードの識別構造。
  4. 【請求項4】 前記情報記憶カードの前記反射面部が
    各々互いに異なる反射方向特性を有する複数の反射面部
    からなり、前記複数の受光面部が前記各反射面部の反射
    方向特性に対応する位置に設けられた複数の受光面部か
    らなり、前記照明光照射手段が前記各反射面部に向けて
    順番に照明光を照射する手段からなり、前記識別手段
    は、照明光を照射した前記各反射面部の反射方向特性に
    対応する受光面部にて受光した光の強度が、それと同時
    に前記閾値設定手段により設定された閾値よりも高けれ
    ば前記カードが正規のカードであると識別する手段から
    なることを特徴とする請求項3に記載の情報記憶カード
    の識別構造。
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KR101626730B1 (ko) * 2015-11-26 2016-06-01 이광현 금속망 신발

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