JPH079539U - かしめ検査装置 - Google Patents

かしめ検査装置

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JPH079539U
JPH079539U JP3606393U JP3606393U JPH079539U JP H079539 U JPH079539 U JP H079539U JP 3606393 U JP3606393 U JP 3606393U JP 3606393 U JP3606393 U JP 3606393U JP H079539 U JPH079539 U JP H079539U
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caulking
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rivet
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明 片桐
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Toukai Spring Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】かしめ加工と同時に、かしめ状態の良否を検出
するとともに、異常の有無を知らせる。 【構成】上かしめピン9を下死点まで下動させることに
より、ワークの小孔に挿通されたリベットをかしめるか
しめ装置1には、接点かしめ品質管理装置21が装備さ
れている。この接点かしめ品質管理装置21には、かし
め装置1の上かしめピン9が下死点まで移動して、リベ
ットが正常にかしめられた場合にワークが位置する範囲
に、ワークがあるか否かを検出する第1のセンサ30
と、前記範囲より下方にワークがあるか否かを検出する
第2のセンサ33とが備えられている。更に、接点かし
め品質管理装置21には、前記第1,第2のセンサ3
0,33からの検出信号に基づいてリベットが正常にか
しめられたか否かを報知する表示装置が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、かしめ装置にて、ワークの小孔にかしめられたリベット(接点)の かしめ状態を検査するためのかしめ検査装置に係り、詳しくは薄板ばねに接点を かしめるかしめ装置に装備して接点のかしめ状態を検査するかしめ検査装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワークに形成された小孔にリベットをかしめるための装置として、図1 1に示すかしめ装置1が提案されている。
【0003】 このかしめ装置1は、その本体2の下部にアーム3が取着され、アーム3には 円筒状の下かしめ部4が挿通固着されている。この下かしめ部4の上部及び下部 はそれぞれ上面部4a及び下面部(図示せず)により閉塞された状態となってい る。図12に示すように、この下かしめ部4内には下かしめピン5が上面部4a から上方に突出するように配設されるとともに、その上端部には突起部6が形成 されている。又、下かしめピン5の下端には、下かしめ部4内において、ピスト ン7が固着されている。該下かしめ部4内にはバネ8が介在されており、その下 端は前記かしめ部4の下面部に固着されるとともに、上端はピストン7の下面に 固着されている。即ち、下かしめピン5はバネ8にて常には上方に付勢されてい る。従って、下かしめピン5を上方から押圧することにより下かしめピン5は下 方に移動するとともに、その押圧を中止することにより、ピストン7が下かしめ 部4と当接するまで上方に移動するようになっている。
【0004】 又、前記本体2の上部には、前記下かしめピン5と同一直線上に上かしめピン 9が上下動可能に設けられている。このとき、上かしめピン9は予め定められた 所定の位置としての下死点まで下動するようになっており、その下死点は図示し ない下死点検出センサにて検出されるようになっている。更に、前記本体2の上 部には、前記リベットを把持するためのキャッチャ10が前記上かしめピン9と は別個に上下動可能に設けられている。このキャッチャ10には一対の把持片1 1が設けられている。この把持片11は互いに拡開可能に設けられ、常には、図 示しない付勢手段により閉じた状態に保持されている。更に、把持片11には、 それぞれ対応する位置に半円形状の切欠孔12が形成されている。この切欠孔1 2は前記下かしめピン5と上かしめピン9とを結ぶ同一直線上に形成され、図示 しないリベット供給装置からリベットが切欠孔12に供給されるとともに、該切 欠孔12にて把持されるようになっている。
【0005】 続いて、このように構成されたかしめ装置1に使用されるワーク及びリベット について説明する。 図9は、かしめ装置1にて、かしめ作業が行われるワークWの一例を示してい る。このワークWには4箇所に円形状の小孔13が形成されている。
【0006】 又、図10は、かしめ装置1にてかしめられるリベットRの一例を示している 。このリベットRには、軸部14が設けられるとともに、その上部には該軸部1 4より径の大きい頭部15が形成されている。更に、軸部14の下面の略中央部 には、凹部16が形成されている。このとき、リベットRはワークWの小孔13 に挿通されかしめられる。
【0007】 次に、上記のように構成されたかしめ装置1にて、ワークWにかしめ作業を行 う場合について説明する。 図11,図12に示すように、まず、作業者はワークWの小孔13を下かしめ ピン5に挿通する。そして、図示しないリベット供給装置からリベットRが供給 されると、リベットRはキャッチャ10の切欠孔12に挿通把持される。次に、 キャッチャ10を下動させ、リベットRが下かしめピン5と当接させる。このと き、リベットRの凹部16が下かしめピン5の上部の突起部6と係合することに より、リベットRは下かしめピン5上に係止される。この状態から、上かしめピ ン9を下動させ、リベットRの上面に当接させるとともに、その状態からさらに 下動させると、キャッチャ10の各把持片11は拡開し、リベットRは下かしめ ピン5とともに下動する。
【0008】 このとき、リベットRが小孔13に挿通され、該リベットRの頭部15がワー クWと当接する。 この状態から更に、上かしめピン9を下死点まで下動させることにより、リベ ットRは下かしめ部4の上面4aと上かしめピン9との間でかしめられる。
【0009】 そして、作業者は各4箇所の小孔13を順次下かしめピン5に挿通して、各4 箇所の小孔13全てに、リベットRをかしめることにより、そのワークWにおけ るかしめ作業は終了する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かしめ作業が終了したワークWを検査するためには、一度かし め装置からワークWを取り外した後、別工程の検査治具にて検査しなければなら ず、工数及び手間がかかるという問題がある。又、従来の検査治具では、誤って 2枚のワークWを重ねた状態でかしめられているか否かの検査ができなかった。
【0011】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的はかし め加工と同時に、かしめ状態の良否を検出するとともに、異常の有無を知らせる かしめ検査装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、上かしめピンを所定の位置まで下動させ ることにより、ワークの小孔に挿通されたリベットをかしめるかしめ装置におい て、前記かしめ装置の上かしめピンが前記所定の位置まで移動して、リベットが 正常にかしめられた場合にワークが位置する範囲に、ワークがあるか否かを検出 する第1の検出手段と、前記範囲より下方にワークがあるか否かを検出する第2 の検出手段とを備え、第1,第2の検出手段からの検出信号に基づいてリベット が正常にかしめられたか否かを報知する報知手段を設けたことをその要旨とする 。
【0013】
【作用】
従って、本考案によれば、かしめ装置にて、上かしめピンを所定の位置まで下 動させることにより、ワークの小孔に挿通されたリベットがかしめられる。この とき、前記ワークの位置を検出した第1,第2の検出手段からの検出信号に基づ いて報知手段は前記リベットが正常にかしめられたか否かを報知する。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜図10に従って説明する。尚、か しめ装置1、ワークW及びリベットRの各構成は従来の技術と同一とし、同一の 構成においては同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
【0015】 図1は、かしめ装置1にかしめ検査装置としての接点かしめ品質管理装置21 を装備した状態を示している。 この接点かしめ品質管理装置21には、基台22が設けられ、該基台22の略 中央部には円形状の貫通穴23が形成されている。基台22の一端側には長板状 のワーク台24が設けられている。このワーク台24の両側にはブロック25が それぞれ載置されている。このとき、ワーク台24及びブロック25間に形成さ れた凹部空間により、かしめ作業を行うワークW(図9参照)を載置するための ワーク載置部24aが形成される。このブロック25には前記ワーク台24の長 手方向に延びる長孔26が形成されている。この長孔26にはボルト27が挿通 され、該ボルト27はワーク台24を貫通して基台22に螺着されている。そし て、ボルト27には基台22とワーク台24との間にバネ28が介在されており 、該バネ28によりワーク台24を常には上方に付勢するようになっている。
【0016】 このとき、ボルト27を基台22に締めつける方向に回転させることにより、 ワーク台24は下方に移動する。又、ボルト27を緩める方向に回転させること により、ワーク台24は上方に移動する。即ち、ボルト27を回転させることに よりワーク台24の高さを調整するようになっている。又、ワーク台24に載置 されたブロック25を長孔26の範囲内で移動させることにより前記ワーク載置 部24aの範囲を調整するようになっている。
【0017】 更に、基台22上において、ワーク台24の貫通穴23側には、凹部29aを 有する固定板29が固着されている。この固定板29の凹部29aには接触式の 第1のセンサ30が取着されている。そして、この第1のセンサ30の先端部に は突起状の感知部30aが設けられている。第1の検出センサ30は、該感知部 30aにワークWが接触することにより、ワークWを検出した検出信号を出力す るようになっている。
【0018】 又、基台22の側部において、固定板29と前記貫通孔23との間に位置する 部位には側板31が取着されている。この側板31には、ボルト等より構成され る棒材32が立設されており、この棒材32には、薄板状の可撓性を有する接触 式の第2のセンサ33が取着されている。即ち、この第2のセンサ33は基台2 2の側部から中心方向に向かって延びるとともに、固定板29と前記貫通孔23 との間に配置されるようになっている。第2のセンサ33はワークWと接触する ことにより、検出信号を出力するようになっている。又、第2のセンサ33はワ ークWと接触した状態で、該ワークWにより下方に押圧された場合には、ワーク Wに従って下方に撓むとともに、検出信号を出力するようになっている(例えば 図3参照)。
【0019】 このように構成された接点かしめ品質管理装置21は、前記かしめ装置1の下 かしめ部4を貫通穴23に挿通した状態で、基台22の他端(ワーク台24が取 着された側とは反対側)を該かしめ装置1の本体2に固着することによりかしめ 装置1に装備される。
【0020】 図2は、かしめ装置1に接点かしめ品質管理装置21を装備した場合において 、下かしめ部4と各センサ30,33との上下方向における位置関係を示してい る。
【0021】 即ち、第1のセンサ30は第2のセンサ33より下方に位置し、下かしめ部4 の上面部4aは第1のセンサ30と第2のセンサ33との間において、第1のセ ンサ30の若干上方に位置している。更に、下かしめピン5の上端部は、下方に 押圧されていない状態においては、第2のセンサ33よりも上方に位置している 。
【0022】 この状態において、図1,図3に示すように、図9に示すワークWの小孔13 を下かしめピン5に挿通し、上かしめピン9を下死点まで下動させることにより 、キャッチャ10に把持されたリベットRが小孔13にかしめられる。このとき 、リベットRが正常にかしめられたワークWは図2に示す第1のセンサ30の感 知部30aの上部から第2のセンサ33の上面までの範囲内に位置するようにな っている。
【0023】 即ち、正常にリベットRが小孔13にかしめられた場合には、図3に示すよう に、ワークWは第1のセンサ30に接触せず、第2のセンサ33のみに接触した 状態となっている。
【0024】 又、図4に示すように、リベットRが供給されず、リベットRにて小孔13を かしめることができなかった場合には、ワークWは第1,第2のセンサ30,3 3のいずれにも接触しないようになっている。このとき、かしめ状態は不良とな る。
【0025】 更に、図5に示すように、ワークWが2枚供給され、2枚同時にリベットRを 小孔13にかしめた場合には、ワークWは第1,第2のセンサ30,33共に接 触するようになっている。このとき、かしめ状態は不良となる。
【0026】 更に又、図6に示すように、リベットR等の供給状態が悪くリベットRに浮き が発生した場合にも、ワークWは第1,第2のセンサ30,33共に接触するよ うになっている。このとき、かしめ状態は不良となる。
【0027】 又、図7は、本接点かしめ品質管理装置21に設けられた表示装置34を示し ている。 この表示装置34には、製品加工数トータルカウンタ35、かしめカウンタ3 6、第1のNGランプ37、第2のNGランプ38、NGブザー39及びかしめ 終了ブザー40が設けられている。
【0028】 製品加工数トータルカウンタ35には、表示部35aが設けられ、かしめ作業 を完了したワークWの数を表示するようになっている。例えば表示部35aには 、かしめ作業が完了したワークWの数が15枚であれば、「15」が表示される ようになっている。
【0029】 かしめカウンタ36には、一枚のワークWにおけるかしめを行う全数(本実施 例では、ワークWにおいて、全部で4箇所にかしめを行うため、「4」)を表示 する「かしめ全数」表示部36a及び、一枚のワークWにおいて、現在何個目の かしめを行っているかを示す「かしめ数」表示部36bが形成されている。
【0030】 第1のNGランプ37は、かしめ状態の不良を表示し、かしめ時において、ワ ークWが第1,第2のセンサ30,33のいずれにも接触しなかった場合に点灯 するようになっている。即ち、リベットRが供給されず、リベットRにて小孔1 3をかしめることができなかった場合に点灯するようになっている。
【0031】 第2のNGランプ38は、かしめ状態の不良を表示し、かしめ時において、ワ ークWが第1,第2のセンサ30,33の両方に接触した場合に点灯するように なっている。即ち、ワークWを2枚供給し、2枚同時にリベットRを小孔13に かしめた場合及びリベットR等の供給状態が悪くリベットRに浮きが発生した場 合に点灯するようになっている。
【0032】 NGブザー39は、かしめ状態の不良を知らせるため、第1のNGランプ37 又は第2のNGランプ38の少なくとも1つが点灯した場合に警告音を発生させ るようになっている。
【0033】 終了ブザー40は一枚のワークWにおいて、全ての小孔13に正常な状態でか しめを行うことができた場合に完了音を発生させるようになっている。 次に、上記のように構成された接点かしめ品質管理装置21の電気的構成につ いて説明する。
【0034】 図8に示すように、コントローラCの入力側には、第1のセンサ30、第2の センサ33、下死点検出センサ41及びリセットボタン42が接続されている。 即ち、第1のセンサ30は、該第1のセンサ30の感知部30aにワークWが 接触した場合に、ワークWを検出したとして検出信号をコントローラCに出力す る。
【0035】 第2のセンサ33は該第2のセンサ33にワークWが接触した場合にワークW を検出したとして検出信号をコントローラCに出力する。 下死点検出センサ41は上かしめピン9が下死点に到達したことを検出すると 、その検出信号をコントローラCに出力する。
【0036】 リセットボタン42は、例えば作業者等が該リセットボタンを押すことにより 、その旨の信号をコントローラCに出力するようになっている。 コントローラCは下死点検出センサ41からの検出信号に基づいて上かしめピ ン9が下死点に位置していると判断すると、第1,第2のセンサ30,33から の検出信号に基づいてかしめ状態を判断するようになっている。
【0037】 即ち、第1のセンサ30から検出信号が出力されず、第2のセンサ33からの み検出信号がコントローラCに出力されている場合には、コントローラCはかし め状態が正常な状態にあると判断して、正常信号を出力する。
【0038】 又、第1のセンサ30及び第2のセンサ33共に検出信号をコントローラCに 出力しない場合には、コントローラCはかしめ状態が不良であると判断して、第 1の異常信号を出力する。
【0039】 同様に、第1のセンサ30及び第2のセンサ33が共に検出信号を出力してい る場合には、コントローラCはかしめ状態が不良であると判断して、第2の異常 信号を出力する。
【0040】 更に、リセットボタン42からの信号に基づいてコントローラCはリセット信 号を出力する。 又、コントローラCの出力側にはかしめカウンタ36が接続され、該かしめカ ウンタ36には、製品加工数トータルカウンタ35及び終了ブザー40が接続さ れている。更に、コントローラCの出力側には第1のNGランプ37、第2のN Gランプ38及びNGブザー39が接続されている。
【0041】 かしめカウンタ36は正常信号の数をカウントすることにより、一枚のワーク Wにおいて、何個目のかしめを行っているかをカウントし、「かしめ数」表示部 36bに表示する。即ち、「かしめ数」表示部36bには、「0」〜「4」まで の数字が表示され、かしめカウンタ36が4個目のかしめをカウントした場合、 つまり、「かしめ数」表示部36bに「4」が表示された場合、そのワークWの かしめ作業が完了したと判断して、「かしめ数」表示部36bの数が「0」に自 動的にプリセットされるとともに、完了信号を出力するようになっている。
【0042】 製品加工数トータルカウンタ35は、完了信号の数をカウントして、かしめ作 業が完了したワークWの数をカウントし、表示部35aにその数を表示するよう になっている。
【0043】 終了ブザー40は完了信号に基づいて一枚のワークWのかしめ作業が完了する 毎に完了音を発生するようになっている。 第1のNGランプ37は第1の異常信号に基づいて点灯するようになっている 。このとき、第1のNGランプ37はリセット信号により消灯される。
【0044】 第2のNGランプ38は第2の異常信号に基づいて点灯するようになっている 。このとき、第2のNGランプ38はリセット信号により消灯される。 NGブザー39は第1,第2の異常信号に基づいて警告音を発生させるように なっている。このとき、NGブザー39はリセット信号により消音される。
【0045】 次に、上記のように構成された接点かしめ品質管理装置21における作用及び 効果について説明する。 まず、かしめ装置1において、下かしめピン5にワークWの小孔13を挿通す るとともに、キャッチャ10にはリベットRが把持された状態で、上かしめピン 9を下死点まで下動させることによりリベットRは小孔13にかしめられる。こ のとき、下死点検出センサ41は上かしめピン9を検出して、コントローラCに 検出信号を出力する。
【0046】 この状態において、図3に示すように、正常にリベットRが小孔13にかしめ られた場合には、ワークWは第1のセンサ30とは接触せず、第2のセンサ33 のみに接触する。即ち、下死点検出センサ41が検出信号をコントローラCに出 力したとき、第2のセンサ33のみが検出信号をコントローラCに出力する。す ると、コントローラCはかしめ状態は正常であると判断して、正常信号を出力す る。このとき、表示装置34のかしめカウンタ36はこの正常信号の数をカウン トし、一枚のワークWにおいて、何個目のかしめを行ったかを「かしめ数」表示 部36bに表示する。そして、本実施例では、「かしめ全数」表示部36aに表 示された数、即ち、「4」が「かしめ数」表示部36bに表示された場合に、そ のワークWにおけるかしめ作業が完了したとして「かしめ数」表示部36bの表 示を「0」とするとともに、完了信号を出力する。
【0047】 このとき、製品加工数トータルカウンタ35は完了信号をカウントすることに より、かしめ作業が完了したワークWの数をその表示部35aに表示する。更に 、完了信号に基づいて終了ブザー40は所定時間(例えば約3秒間)完了音を発 生させる。
【0048】 又、図4に示すように、リベットRが供給されず、リベットRにて小孔13を かしめることができなかった場合には、ワークWは第1,第2のセンサ30,3 3のいずれにも接触しない。即ち、下死点検出センサ41が検出信号をコントロ ーラCに検出信号を出力しても、第1,第2のセンサ30,33のいずれも検出 信号をコントローラCに出力しない。すると、コントローラCはかしめ状態が不 良であると判断して、第1の異常信号を出力する。このとき、該第1の異常信号 に基づいて表示装置34の第1のNGランプ37が点灯するとともに、NGブザ ー39が警告音を発生させる。そして、これら第1のNGランプ37及びNGブ ザー39は、作業者がリセットボタン42を押すことによりコントローラCから 出力されるリセット信号に基づいて消灯及び消音される。
【0049】 更に、図5に示すように、ワークWが2枚供給され、2枚同時にリベットRを 小孔13にかしめた場合には、ワークWは第1,第2のセンサ30,33の両方 に接触する。同様に、図6に示すように、リベットR等の供給状態が悪く、リベ ットRに浮きが発生した場合にも、ワークWは第1,第2のセンサ30,33の 両方に接触する。即ち、下死点検出センサ41が検出信号をコントローラCに検 出信号を出力したとき、第1,第2のセンサ30,33の両方が検出信号をコン トローラCに出力する。すると、コントローラCはかしめ状態が不良であると判 断して、第2の異常信号を出力する。このとき、該第2の異常信号に基づいて表 示装置34の第2のNGランプ38が点灯するとともに、NGブザー39が警告 音を発生させる。そして、これら第2のNGランプ38及びNGブザー39は、 作業者がリセットボタン42を押すことによりコントローラCから出力されるリ セット信号に基づいて消灯及び消音される。
【0050】 尚、前記第1,第2の異常信号が出力された後は、リセット信号が出力される までかしめ作業が再開できないようになっている。又、「かしめ数」表示部36 bの表示はリセット信号によりリセットされる。
【0051】 以上詳述したように本実施例によれば、接点かしめ品質管理装置21をかしめ 装置1に装備したことにより、ワークWの小孔13にかしめられたリベットRを 、該リベットをかしめると同時に検査することができる。このため、検査のため の工程を特に設ける必要がなく、工数及びコスト等を低減することができるとと もに、作業効率を上げることができる。よって、生産性を低下させることなく、 ワークWの品質管理を行うことができる。更に、検査の工程のために必要なスペ ースを節約することができる。
【0052】 又、表示装置34には、終了ブザー40が設けられ、ワークWにおいて、正常 な状態で全て(4個)の小孔13にリベットRがかしめられた場合には、終了ブ ザー40が完了音を発生し、作業者に知らせることができる。このため、作業者 は、小孔13の全てにリベットRがかしめられたことを迅速に知ることができ、 作業性を向上することができる。
【0053】 更に、かしめの不良状態に基づいて表示装置34の第1のNGランプ37及び 第2のNGランプ38が点灯するため、作業者は該第1,第2のNGランプ37 38の点灯状態を視認することにより、いかなる不良が生じたかを直ちに知るこ とができる。
【0054】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない 範囲で、構成の一部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施例では、薄板状よりなる第2のセンサ33を使用したが、断面 円形状よりなる第2のセンサ33を使用してもよい。
【0055】 (2)上記実施例では、上かしめピン9は下死点検出センサ41にて規定され る下死点まで移動して、リベットRをかしめたが、例えば上かしめピン9がスト ロークエンドまで移動したときにリベットRがかしめられるよう構成してもよい 。
【0056】 (3)上記実施例では、図9に示すように、4箇所に小孔13が形成されたワ ークWを使用したが、2箇所の小孔13が形成されたワークを使用してもよい。 勿論、2箇所及び4箇所以外の個数の小孔13が形成されたワークを使用しても よい。
【0057】 (4)上記実施例では、第1,第2の検出手段として接触式の第1,第2のセ ンサ30,33を使用したが、非接触式のセンサを使用してもよい。 又、レーザ等による測長器によりワークWの基台22からの距離を測長し、そ の距離に基づいてリベットRのかしめが正常に行われたか否かを判断してもよい 。即ち、予めかしめが正常に行われた場合のワークの位置を規定する上限及び下 限を基台22からの距離で設定しておき、測長されたワークWの距離がその上限 及び下限内にあるか否かによりかしめの状態が判断される。このとき、上限及び 下限を検出する第1,第2の検出手段は前記測長器のみで構成することができる 。
【0058】 (5)上記実施例では、第1,第2のセンサをコントローラCを介して報知手 段としての表示装置34に接続し、ワークWの小孔13に挿通されたリベットR のかしめ状態等の各種情報を表示した。これを、例えば第1,第2のセンサ30 ,33にそれぞれ別個に報知手段としての第1,第2のランプを接続し、それぞ れ第1,第2のセンサ30,33からの検出信号に基づいて第1,第2のランプ が点灯するよう構成してもよい。このとき、各々の第1,第2のランプの点灯状 態に基づいてかしめ状態が判別される。
【0059】 即ち、第1のランプが消灯した状態であって、第2のランプが点灯している場 合には、図3に示すように、ワークWが第2のセンサ33のみに接触し、第2の 検出センサ33からのみ検出信号が出力されている。このため、作業者はかしめ 状態は正常であると判断する。
【0060】 第1,第2のランプが共に消灯されている場合には、図4に示すように、ワー クWは第1,第2のセンサ30,33のいずれにも接触していないために、第1 ,第2のセンサ30,33はいずれも検出信号を出力しない。このとき、作業者 は、リベットRが供給されず、リベットRを小孔13にてかしめることができな かったとして、かしめ状態は不良であると判断する。
【0061】 第1,第2のランプが共に点灯している場合には、図5,図6に示すように、 ワークWは第1,第2のセンサ30,33のいずれにも接触しているために、第 1,第2のセンサ30,33はいずれも検出信号を出力している。このとき、作 業者は、ワークWを2枚同時にリベットRにてかしめた状態(図5参照)又はリ ベットRに浮きのある状態(図6参照)のいずれかが発生したとして、かしめ状 態は不良であると判断する。
【0062】 (6)上記実施例では、ワークWの小孔13を下かしめピン5に挿通したり、 かしめ作業の終了したワークWを交換したりする作業を作業者が手作業で行うか しめ装置1に接点かしめ品質管理装置21を装備した。
【0063】 これを、これらワークWの小孔13を下かしめピン5に挿通したり、かしめ作 業の終了したワークWを交換する作業を自動で行うかしめ装置に応用してもよい 。
【0064】 (7)上記実施例において、各小孔13にリベットRが正常にかしめられる毎 に終了ブザー40から瞬間的に音を発生させて、作業者の注意を喚起するよう構 成してもよい。
【0065】 (8)上記実施例において、コントローラCにて、一枚のワークWにおいて、 何個目のかしめを行っているかをカウントしたり、かしめ作業の完了したワーク Wの数をカウントするよう構成してもよい。
【0066】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、かしめ加工と同時に、かしめの良否及び 不良状態の種別を検査することができ、生産性を低下させずに品質管理ができる 優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した一実施例における接点かし
め品質管理装置をかしめ装置に装備した状態を示す斜視
図である。
【図2】一実施例において、第1,第2のセンサ及び下
かしめ部等の位置関係を示す側面図である。
【図3】一実施例において、小孔にリベットが正常にか
しめられたときのワークを検出する第1,第2のセンサ
の検出状態を示す側面図である。
【図4】一実施例において、小孔にリベットが正常にか
しめられなかったときのワークを検出する第1,第2の
センサの検出状態を示す側面図である。
【図5】一実施例において、小孔にリベットが正常にか
しめられなかったときのワークを検出する第1,第2の
センサの検出状態を示す側面図である。
【図6】一実施例において、小孔にリベットが正常にか
しめられなかったときのワークを検出する第1,第2の
センサの検出状態を示す側面図である。
【図7】一実施例において、表示装置を示す正面図であ
る。
【図8】一実施例において、接点かしめ品質管理装置の
電気ブロック図である。
【図9】一実施例において、ワークを示す概略斜視図で
ある。
【図10】一実施例において、リベットを示す斜視図で
ある。
【図11】従来例において、ワークに形成された小孔に
リベットをかしめるかしめ装置を示す斜視図である。
【図12】従来例において、かしめ装置の下かしめ部内
の構造を示すとともに、上かしめピンと下かしめピンと
の間にリベットを介在させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…かしめ装置、9…上かしめピン、13…小孔、21
…かしめ装置としての接点かしめ品質管理装置、30…
第1の検出手段としての第1のセンサ、33…第2の検
出手段としての第2のセンサ、W…ワーク、R…リベッ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上かしめピンを所定の位置まで下動させ
    ることにより、ワークの小孔に挿通されたリベットをか
    しめるかしめ装置において、 前記かしめ装置の上かしめピンが前記所定の位置まで移
    動して、リベットが正常にかしめられた場合にワークが
    位置する範囲に、ワークがあるか否かを検出する第1の
    検出手段と、前記範囲より下方にワークがあるか否かを
    検出する第2の検出手段とを備え、第1,第2の検出手
    段からの検出信号に基づいてリベットが正常にかしめら
    れたか否かを報知する報知手段を設けたことを特徴とす
    るかしめ検査装置。
JP3606393U 1993-06-30 1993-06-30 かしめ検査装置 Pending JPH079539U (ja)

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