JPH0795595A - カラー撮像装置 - Google Patents
カラー撮像装置Info
- Publication number
- JPH0795595A JPH0795595A JP5234580A JP23458093A JPH0795595A JP H0795595 A JPH0795595 A JP H0795595A JP 5234580 A JP5234580 A JP 5234580A JP 23458093 A JP23458093 A JP 23458093A JP H0795595 A JPH0795595 A JP H0795595A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- color
- circuit
- image pickup
- image
- Prior art date
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- Pending
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- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高品位な輝度・色信号を生成するカラー撮像
装置を提供する。 【構成】 色信号抽出回路150は、対応点抽出回路1
09で得られた対応点情報を用い、CCD撮像素子10
1,105の画素出力信号との演算で色信号分離処理
(輝度信号と色差信号の生成)を行なう。これら輝度信
号と色差信号からマトリックス回路151と色信号処理
回路152を経て所定のRGB信号または輝度色差信号
が得られる。
装置を提供する。 【構成】 色信号抽出回路150は、対応点抽出回路1
09で得られた対応点情報を用い、CCD撮像素子10
1,105の画素出力信号との演算で色信号分離処理
(輝度信号と色差信号の生成)を行なう。これら輝度信
号と色差信号からマトリックス回路151と色信号処理
回路152を経て所定のRGB信号または輝度色差信号
が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の撮像素子により
同一被写体を撮影するカメラ、または1つの撮像素子を
用い異なった時刻に被写体に対してわずかに位置をずら
し撮影するカメラにおいてその撮像素子から得られた信
号から1つの映像信号を合成し出力する映像信号処理装
置に関する。
同一被写体を撮影するカメラ、または1つの撮像素子を
用い異なった時刻に被写体に対してわずかに位置をずら
し撮影するカメラにおいてその撮像素子から得られた信
号から1つの映像信号を合成し出力する映像信号処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズとレンズ駆動モーター類とCCD
等の撮像素子の一体になった撮像系を複数系統有し、そ
れぞれを統括的に操作することで、同一被写体を撮影す
るカメラがある。
等の撮像素子の一体になった撮像系を複数系統有し、そ
れぞれを統括的に操作することで、同一被写体を撮影す
るカメラがある。
【0003】図12はそのカメラの構成図である。この
カメラは、カラーCCD素子101,105と、色信号
抽出回路102,106と、マトリックス回路103,
107と、色信号処理回路104,108と、対応点抽
出回路109と、モデル化回路110と、画像生成回路
111と、画像合成回路112と、テクスチャマッピン
グ回路113と、スイッチ114と、2Dディスプレイ
115と、3Dディスプレイ116と、光学ローパスフ
ィルター130,131で構成されている。
カメラは、カラーCCD素子101,105と、色信号
抽出回路102,106と、マトリックス回路103,
107と、色信号処理回路104,108と、対応点抽
出回路109と、モデル化回路110と、画像生成回路
111と、画像合成回路112と、テクスチャマッピン
グ回路113と、スイッチ114と、2Dディスプレイ
115と、3Dディスプレイ116と、光学ローパスフ
ィルター130,131で構成されている。
【0004】まず、このカメラを立体カメラとして使用
するときの処理経路を説明する。それぞれわずかに異な
った位置または角度からの2つの撮像系で被写体を撮影
し、その映像信号、例えばRGBを独立に生成し、立体
テレビに映し出すものである。この視差を持った2つの
映像を立体視可能な3Dディスプレイ116で見ると、
人間は被写体を立体的に感じることができる。輝度信号
及び色信号の生成過程は次節で説明する。この構成の場
合、スイッチ114はA側とする。
するときの処理経路を説明する。それぞれわずかに異な
った位置または角度からの2つの撮像系で被写体を撮影
し、その映像信号、例えばRGBを独立に生成し、立体
テレビに映し出すものである。この視差を持った2つの
映像を立体視可能な3Dディスプレイ116で見ると、
人間は被写体を立体的に感じることができる。輝度信号
及び色信号の生成過程は次節で説明する。この構成の場
合、スイッチ114はA側とする。
【0005】また、本装置では回路109〜113を有
しているため、被写体の立体情報を求めることも可能で
ある。この場合、対応点抽出回路109で相互の映像の
対応点を見つける演算をし、さらにモデル化回路110
で光学系の配置関係及びフォーカス情報から、被写体の
立体情報の距離情報を求め、数学モデルに変換する。こ
のあと、画像生成回路111でワイヤーフレームと呼ば
れる立体画像を生成し、画像合成回路112で合成した
2次元の画像をテクスチャマッピング回路113で張り
合わせる。この映像信号を出力するときは、スイッチ1
14をB側に設定する。このような構成を有することに
より、実際に撮影した角度とは異なるカメラ位置からの
映像に変換することが可能である。対応点抽出回路10
9は、所定の範囲の領域毎に2つの映像信号から同じ被
写体がそれぞれどの画素に写っているかを計算するもの
であり、画面垂直及び水平方向の対応が1画素以下の精
度で求められるものである。
しているため、被写体の立体情報を求めることも可能で
ある。この場合、対応点抽出回路109で相互の映像の
対応点を見つける演算をし、さらにモデル化回路110
で光学系の配置関係及びフォーカス情報から、被写体の
立体情報の距離情報を求め、数学モデルに変換する。こ
のあと、画像生成回路111でワイヤーフレームと呼ば
れる立体画像を生成し、画像合成回路112で合成した
2次元の画像をテクスチャマッピング回路113で張り
合わせる。この映像信号を出力するときは、スイッチ1
14をB側に設定する。このような構成を有することに
より、実際に撮影した角度とは異なるカメラ位置からの
映像に変換することが可能である。対応点抽出回路10
9は、所定の範囲の領域毎に2つの映像信号から同じ被
写体がそれぞれどの画素に写っているかを計算するもの
であり、画面垂直及び水平方向の対応が1画素以下の精
度で求められるものである。
【0006】もう1つ使用法として、2つの撮像系から
得たそれぞれの映像信号から、1つの高画質な映像を得
ることができる。この方法については、特開平4−26
2677号公報に記述がある。これは2つの映像信号の
対応点を計算し、また視差によって生じる台形状の歪を
修正してから対応する画素を重ねるもので、撮像素子で
生じるランダム性のノイズを低減し、高品位な画像を得
るものである。
得たそれぞれの映像信号から、1つの高画質な映像を得
ることができる。この方法については、特開平4−26
2677号公報に記述がある。これは2つの映像信号の
対応点を計算し、また視差によって生じる台形状の歪を
修正してから対応する画素を重ねるもので、撮像素子で
生じるランダム性のノイズを低減し、高品位な画像を得
るものである。
【0007】上記の例は、撮像系の構成や配置は同じ
で、使用者の意志によって信号処理方式と出力形態を切
り換えることで選択することができる。
で、使用者の意志によって信号処理方式と出力形態を切
り換えることで選択することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】各撮像系でカラー撮影
をするには、CCD撮像素子の各画素にカラーフィルタ
ーを設けた単板式カラー撮像素子が使われることが多
い。他にプリズムで色分解し、各色ごとにCCDを設け
る方式もあるが、前者の方が小型に構成できるという点
で優れている。このカラーフィルターの特性、配置につ
いても様々な方式があるが、輝度信号の解像力を得やす
い補色モザイク型または色差線順次方式と呼ばれる構成
のものが最も多く使われている。
をするには、CCD撮像素子の各画素にカラーフィルタ
ーを設けた単板式カラー撮像素子が使われることが多
い。他にプリズムで色分解し、各色ごとにCCDを設け
る方式もあるが、前者の方が小型に構成できるという点
で優れている。このカラーフィルターの特性、配置につ
いても様々な方式があるが、輝度信号の解像力を得やす
い補色モザイク型または色差線順次方式と呼ばれる構成
のものが最も多く使われている。
【0009】この単板式カラー撮像素子を用いた場合、
以下の様な問題があった。色差線順次方式のような単板
式カラー撮像素子では、1つの画素からでは完全な輝度
信号やRGB信号を取り出すことが出来ない。そのた
め、色信号抽出回路102,106で異なる時刻に得ら
れた、近傍の異なる色の画素のデータを1つのタイミン
グに合わせ、マトリックス回路103と107でこの信
号を組み合わせてRGB信号を得る。次段の色信号処理
回路104と108でホワイトバランス処理、必要によ
ってはガンマ補正処理を行い、所定のRGB信号または
色差信号を作る。一方、輝度信号は、ローパスフィルタ
ー117と118によって生成される。
以下の様な問題があった。色差線順次方式のような単板
式カラー撮像素子では、1つの画素からでは完全な輝度
信号やRGB信号を取り出すことが出来ない。そのた
め、色信号抽出回路102,106で異なる時刻に得ら
れた、近傍の異なる色の画素のデータを1つのタイミン
グに合わせ、マトリックス回路103と107でこの信
号を組み合わせてRGB信号を得る。次段の色信号処理
回路104と108でホワイトバランス処理、必要によ
ってはガンマ補正処理を行い、所定のRGB信号または
色差信号を作る。一方、輝度信号は、ローパスフィルタ
ー117と118によって生成される。
【0010】この映像信号処理は、2つの撮像系それぞ
れ独立に行うもので、それぞれの撮像素子から得られる
映像信号はプリズムで色分解する方式や白黒カメラに比
べややボケたものとなっていた。また、有彩色の細かい
パターンを撮影した場合、本来とは異なった色がついて
見える現象が発生していた。これらの問題は、単板カラ
ー撮像方式を用いた撮像系が1本の通常のカメラと同様
であるが、これらの問題は単式カラー撮像方式を用いた
撮像系が1本の通常のカメラと同様である。このように
劣化した映像信号を用いて、前記のようなテクスチャマ
ッピング処理、重ね合わせによる高精細化処理を行った
場合、解像力の向上度はわずかしか期待できず、擬似的
に色がついて見える現象においては、悪化する場合があ
る。
れ独立に行うもので、それぞれの撮像素子から得られる
映像信号はプリズムで色分解する方式や白黒カメラに比
べややボケたものとなっていた。また、有彩色の細かい
パターンを撮影した場合、本来とは異なった色がついて
見える現象が発生していた。これらの問題は、単板カラ
ー撮像方式を用いた撮像系が1本の通常のカメラと同様
であるが、これらの問題は単式カラー撮像方式を用いた
撮像系が1本の通常のカメラと同様である。このように
劣化した映像信号を用いて、前記のようなテクスチャマ
ッピング処理、重ね合わせによる高精細化処理を行った
場合、解像力の向上度はわずかしか期待できず、擬似的
に色がついて見える現象においては、悪化する場合があ
る。
【0011】本発明の目的は、上記画質劣化の問題を解
決し、高品位な輝度・色信号を生成するカラー撮像装置
を提供することにある。
決し、高品位な輝度・色信号を生成するカラー撮像装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー撮像装置
は、単板式カラー撮像装置を有し、異なった撮影位置関
係で撮影した2つ以上の映像情報を処理するカラー装置
において、各映像情報から画像の対応点位置関係の情報
を求める手段と、該対応点位置関係の情報と各映像情報
から1つの規定の映像信号を生成する手段を有してい
る。
は、単板式カラー撮像装置を有し、異なった撮影位置関
係で撮影した2つ以上の映像情報を処理するカラー装置
において、各映像情報から画像の対応点位置関係の情報
を求める手段と、該対応点位置関係の情報と各映像情報
から1つの規定の映像信号を生成する手段を有してい
る。
【0013】
【作用】本発明は、色抽出信号が得られた時点で2つの
画像の対応点を考慮し、最適な輝度信号・色信号処理を
行うものである。
画像の対応点を考慮し、最適な輝度信号・色信号処理を
行うものである。
【0014】ここで、カラーフィルターを有する撮像素
子とは、色差線順次方式、純色(RGB)ストライプ方
式、その他、画素毎にカラーフィルターを設けたもの一
般をさす。撮像素子はCCD固体撮像素子の他に、MO
S型固体撮像素子や撮像管でも撮像面にカラーフィルタ
ーを設け、1つの素子でカラー映像を撮影するものをさ
す。2つ以上の撮像素子信号とは、複数の撮像系から得
られる撮像素子信号、または時刻と撮影位置の異なった
1つの撮像素子で得られた撮像素子信号をさす。対応点
情報とは、2つの画像から一致性を比較し、同一被写体
を判断した情報、撮像系を自動的に振動させ、その移動
させた命令値または移動量を検出した情報、予め空間的
に変位を与えて設置された複数の撮像系の変位の情報を
さす。
子とは、色差線順次方式、純色(RGB)ストライプ方
式、その他、画素毎にカラーフィルターを設けたもの一
般をさす。撮像素子はCCD固体撮像素子の他に、MO
S型固体撮像素子や撮像管でも撮像面にカラーフィルタ
ーを設け、1つの素子でカラー映像を撮影するものをさ
す。2つ以上の撮像素子信号とは、複数の撮像系から得
られる撮像素子信号、または時刻と撮影位置の異なった
1つの撮像素子で得られた撮像素子信号をさす。対応点
情報とは、2つの画像から一致性を比較し、同一被写体
を判断した情報、撮像系を自動的に振動させ、その移動
させた命令値または移動量を検出した情報、予め空間的
に変位を与えて設置された複数の撮像系の変位の情報を
さす。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0016】(第1の実施例)図1は第1の実施例のカ
ラー撮像装置の構成図である。
ラー撮像装置の構成図である。
【0017】本実施例は図12の従来例において画像合
成回路112が除去され、色信号抽出回路150とマト
リックス回路151と色信号処理回路152と歪補正回
路155とエンハンス回路153が付加されている。こ
こで、色信号抽出回路150とエンハンス回路153に
は対応点抽出回路109で求められた対応点情報が加え
られている。色信号処理回路152の出力信号は、エン
ハンス回路153と歪補正回路155を通して、直接2
Dディスプレイ115またはテクスチャマッピング回路
113へ供給される。マトリックス回路151と色信号
処理回路152は従来例と同様な動作である。
成回路112が除去され、色信号抽出回路150とマト
リックス回路151と色信号処理回路152と歪補正回
路155とエンハンス回路153が付加されている。こ
こで、色信号抽出回路150とエンハンス回路153に
は対応点抽出回路109で求められた対応点情報が加え
られている。色信号処理回路152の出力信号は、エン
ハンス回路153と歪補正回路155を通して、直接2
Dディスプレイ115またはテクスチャマッピング回路
113へ供給される。マトリックス回路151と色信号
処理回路152は従来例と同様な動作である。
【0018】まず、ここの説明でのCCD撮像素子10
1,105のカラーフィルター配列を図2に示す。各受
光素子毎にそれぞれカラーフィルターが取り付けられて
おり、種類はイエローYe、マゼンタMg、シアンC
y、グリーンGrの4種とする。ここで Ye=R+G Mg=R+B Cy=B+G Gr=G Rは赤、Gは緑、Bは青色の強度
を示す。 である。各フィールドでは上下2画素の信号を加算し、
1ラインとびに出力するようになっており、偶数フィー
ルド,奇数フィールドでは1ライン分読みだしラインが
ずれる。例えば偶数フィールドでは図の左側に示される
ように、第nラインではYe+Mg、Cy+Gr、…と
読み出され、第n+1ラインでは、Ye+Gr、Cy+
Mg、…と読み出される。
1,105のカラーフィルター配列を図2に示す。各受
光素子毎にそれぞれカラーフィルターが取り付けられて
おり、種類はイエローYe、マゼンタMg、シアンC
y、グリーンGrの4種とする。ここで Ye=R+G Mg=R+B Cy=B+G Gr=G Rは赤、Gは緑、Bは青色の強度
を示す。 である。各フィールドでは上下2画素の信号を加算し、
1ラインとびに出力するようになっており、偶数フィー
ルド,奇数フィールドでは1ライン分読みだしラインが
ずれる。例えば偶数フィールドでは図の左側に示される
ように、第nラインではYe+Mg、Cy+Gr、…と
読み出され、第n+1ラインでは、Ye+Gr、Cy+
Mg、…と読み出される。
【0019】ここで、従来の構成では、遅延素子を用い
た色信号抽出回路102,106により、近傍の4種の
異なる色の信号が同じタイミングになるように合わせら
れる。この4種の信号は例えば、 Ye+Mg Cy+Gr Ye+Gr Cy+Mg である。マトリックス回路103,107でこれら信号
の相互の加算・減算処理を行い、RGB信号を生成す
る。また、輝度信号は、水平方向に隣あう画素との移動
平均で求められる。すなわち、 (Ye+Mg)+(Cy+Gr)=2R+3G+2B≒
輝度信号 を計算する。ただし、本実施例におけるR,G,B各信
号の係数は、実際のカラーフィルター特性に応じて異な
った値を使うことがあるが、説明のため整数値を用い
る。
た色信号抽出回路102,106により、近傍の4種の
異なる色の信号が同じタイミングになるように合わせら
れる。この4種の信号は例えば、 Ye+Mg Cy+Gr Ye+Gr Cy+Mg である。マトリックス回路103,107でこれら信号
の相互の加算・減算処理を行い、RGB信号を生成す
る。また、輝度信号は、水平方向に隣あう画素との移動
平均で求められる。すなわち、 (Ye+Mg)+(Cy+Gr)=2R+3G+2B≒
輝度信号 を計算する。ただし、本実施例におけるR,G,B各信
号の係数は、実際のカラーフィルター特性に応じて異な
った値を使うことがあるが、説明のため整数値を用い
る。
【0020】ここで、一般に空間的に位置の異なった映
像の情報を加算すると、空間的なデジタルローパスフィ
ルターを実行したのと同じ効果が現れ、信号の通過帯域
が制限される。図3に映像信号の周波数特性を示す。上
述の例で、輝度信号は常に隣の画素との移動平均演算を
行って求めていることになるため、輝度信号周波数帯域
は301のようになる。この特性は、映像のサンプリン
グ周波数をfsとすると、fs/2で信号が完全にカッ
トされ、またfs/2よりかなり低い周波数でも信号通
過が制限されている。また、カラーフィルターは水平方
向に2組の画素の繰り返し配列である。つまり、色につ
いては2画素間隔のサンプリングになっているため、有
彩色に対してはfs/2の周波数にキャリアがたち、偽
色が発生する。これを防ぐため、CCD撮像素子の前に
設ける光学ローパスフィルター130,131の周波数
特性は、図3の312の様な特性なものを用いる。これ
ら要因により、映像信号は本来同じ画素数の白黒撮像素
子に比べかなり解像力が低下している。
像の情報を加算すると、空間的なデジタルローパスフィ
ルターを実行したのと同じ効果が現れ、信号の通過帯域
が制限される。図3に映像信号の周波数特性を示す。上
述の例で、輝度信号は常に隣の画素との移動平均演算を
行って求めていることになるため、輝度信号周波数帯域
は301のようになる。この特性は、映像のサンプリン
グ周波数をfsとすると、fs/2で信号が完全にカッ
トされ、またfs/2よりかなり低い周波数でも信号通
過が制限されている。また、カラーフィルターは水平方
向に2組の画素の繰り返し配列である。つまり、色につ
いては2画素間隔のサンプリングになっているため、有
彩色に対してはfs/2の周波数にキャリアがたち、偽
色が発生する。これを防ぐため、CCD撮像素子の前に
設ける光学ローパスフィルター130,131の周波数
特性は、図3の312の様な特性なものを用いる。これ
ら要因により、映像信号は本来同じ画素数の白黒撮像素
子に比べかなり解像力が低下している。
【0021】そこで、本装置の特徴である色信号抽出回
路150は以下に述べる動作を行う。まず、対応点抽出
回路109が、2つの映像の対応点を計算する。この出
力値は、ある被写体の1点を、各CCD撮像素子10
1,105のどの画素で光電変換したかの情報を有して
いる。色信号抽出回路150はこの対応点情報を用い、
相対する撮像素子の画素出力信号との演算で色信号分離
処理を行う。
路150は以下に述べる動作を行う。まず、対応点抽出
回路109が、2つの映像の対応点を計算する。この出
力値は、ある被写体の1点を、各CCD撮像素子10
1,105のどの画素で光電変換したかの情報を有して
いる。色信号抽出回路150はこの対応点情報を用い、
相対する撮像素子の画素出力信号との演算で色信号分離
処理を行う。
【0022】1つの例を図4に示す。ここでCCD撮像
素子101の出力信号401は、CCD撮像素子105
の出力信号411と同じ被写体の1点であると求められ
たとする。この場合、本装置では、信号401と信号4
11の和を求めて輝度信号を求める。即ち (Ye+Mg)+(Cy+Gr)=2R+3G+3B (1) 信号401 信号411 輝度信号 402 412 : : 403 413 404 414 : : となる。一方、色差信号は、相対するCCD撮像素子信
号との差を計算することにより得られる。すなわち、 第nライン (Ye+Mg)−(Cy+Gr)=2R−G (2−1) 信号401 信号411 R色差信号1 (Ye+Mg)−(Cy+Gr)=2R−G (2−2) 信号412 信号402 R色差信号2 第n+1ライン (Ye+Gr)−(Cy+Mg)=G−2B (3−1) 信号403 信号413 B色差信号1 (Ye+Gr)−(Cy+Mg)=G−2B (3−2) 信号414 信号404 B色差信号2 で求められる。
素子101の出力信号401は、CCD撮像素子105
の出力信号411と同じ被写体の1点であると求められ
たとする。この場合、本装置では、信号401と信号4
11の和を求めて輝度信号を求める。即ち (Ye+Mg)+(Cy+Gr)=2R+3G+3B (1) 信号401 信号411 輝度信号 402 412 : : 403 413 404 414 : : となる。一方、色差信号は、相対するCCD撮像素子信
号との差を計算することにより得られる。すなわち、 第nライン (Ye+Mg)−(Cy+Gr)=2R−G (2−1) 信号401 信号411 R色差信号1 (Ye+Mg)−(Cy+Gr)=2R−G (2−2) 信号412 信号402 R色差信号2 第n+1ライン (Ye+Gr)−(Cy+Mg)=G−2B (3−1) 信号403 信号413 B色差信号1 (Ye+Gr)−(Cy+Mg)=G−2B (3−2) 信号414 信号404 B色差信号2 で求められる。
【0023】この処理は画素クロック毎に行われる。こ
こで、輝度信号の周波数帯域については、前述の輝度信
号を求める際の移動平均処理がないので、画素サンプリ
ング周波数fsの半分まで得られるようになり、画像の
解像力は飛躍的に改善する。このときの輝度信号周波数
帯域は302となる。また、色差信号のサンプリング周
波数は、従来例の2倍、つまり毎画素得られることにな
る。そのため、有彩色に対しても偽色による妨害が全く
生じない。
こで、輝度信号の周波数帯域については、前述の輝度信
号を求める際の移動平均処理がないので、画素サンプリ
ング周波数fsの半分まで得られるようになり、画像の
解像力は飛躍的に改善する。このときの輝度信号周波数
帯域は302となる。また、色差信号のサンプリング周
波数は、従来例の2倍、つまり毎画素得られることにな
る。そのため、有彩色に対しても偽色による妨害が全く
生じない。
【0024】画素は常に上記の様に完全に重なるとは限
らない。図5は相対する画素が水平垂直ともに1画素以
下ずれた状態である。この場合まず予めCCD撮像素子
105の出力信号を、4種のカラーフィルターの信号ご
とに補間演算し、対応する画素信号の位置での信号強度
を予測する。例えば、信号502(Cy+Gr)に相対
するCCD105側の画素信号502’(Ye+Mg)
を生成する場合、計算式は [信号502’]= (1−KH )(1−KV )[信号513] + KH (1−KV )[信号512] +(1−KH ) KV [信号511] + KH KV [信号510] (4) KH は502と513の水平方向の距離を表す対応点情
報(0≦KH ≦1) KV は502と513の垂直方向の距離を表す対応点情
報(0≦KV ≦1) で求められる。この(4)式は双線形1次補間を用いた
もので、より多くの回路を使える装置では、より広範囲
な画素情報を用い、例えば3次スプライン補間などを行
っても良い。このような演算によって、相対する撮像素
子側で必要となる画素信号を予測してから、輝度信号・
色信号を生成する。この演算は、上述の(1)〜(3−
2)を用いる。
らない。図5は相対する画素が水平垂直ともに1画素以
下ずれた状態である。この場合まず予めCCD撮像素子
105の出力信号を、4種のカラーフィルターの信号ご
とに補間演算し、対応する画素信号の位置での信号強度
を予測する。例えば、信号502(Cy+Gr)に相対
するCCD105側の画素信号502’(Ye+Mg)
を生成する場合、計算式は [信号502’]= (1−KH )(1−KV )[信号513] + KH (1−KV )[信号512] +(1−KH ) KV [信号511] + KH KV [信号510] (4) KH は502と513の水平方向の距離を表す対応点情
報(0≦KH ≦1) KV は502と513の垂直方向の距離を表す対応点情
報(0≦KV ≦1) で求められる。この(4)式は双線形1次補間を用いた
もので、より多くの回路を使える装置では、より広範囲
な画素情報を用い、例えば3次スプライン補間などを行
っても良い。このような演算によって、相対する撮像素
子側で必要となる画素信号を予測してから、輝度信号・
色信号を生成する。この演算は、上述の(1)〜(3−
2)を用いる。
【0025】実際には、この補間処理を両方の映像信号
に対して行う。各映像信号にはレンズの歪差によって生
じる画像の歪曲、視差によって生じる台形状の歪、各レ
ンズの焦点距離の設定値の誤差による画像サイズの違い
があり、高精細な合成画像を行うにはこれらを修正しな
くてはならない。そこでこの画素補間の処理と、歪補正
の処理を同一処理過程で行う。
に対して行う。各映像信号にはレンズの歪差によって生
じる画像の歪曲、視差によって生じる台形状の歪、各レ
ンズの焦点距離の設定値の誤差による画像サイズの違い
があり、高精細な合成画像を行うにはこれらを修正しな
くてはならない。そこでこの画素補間の処理と、歪補正
の処理を同一処理過程で行う。
【0026】このように1画素以下の重なりがある場
合、輝度信号帯域は302よりやや劣り、303のカー
ブとなる。それでも帯域は従来例より高いところまで得
られることになる。また、色信号は、不等間隔サンプリ
ングとなるが、サンプリング数は図4の場合と同様で偽
色信号による妨害は非常に少ない。
合、輝度信号帯域は302よりやや劣り、303のカー
ブとなる。それでも帯域は従来例より高いところまで得
られることになる。また、色信号は、不等間隔サンプリ
ングとなるが、サンプリング数は図4の場合と同様で偽
色信号による妨害は非常に少ない。
【0027】また、撮影の状態によっては、全く同じ色
のフィルターの画素が重なる場合がある。この場合は相
対する撮像素子との演算を行っても、空間的なサンプリ
ング間隔は狭くならない。しかし、両撮像素子でそれぞ
れ輝度信号、色差信号が求められるので、これらを平均
してS/Nの高い信号を得ることができる。そこで、帯
域内の高周波側を持ち上げるエッジエンハンスを行うこ
とで、通過周波数を広げ、解像力を改善する。この信号
はS/N比が良いため、従来のエッジエンハンスよりか
なり強い高域操作を行ってもノイズが目立たない。この
エッジエンハンス操作はエンハンス回路153で行う。
しかし、偽色信号は従来例と同様に発生する。
のフィルターの画素が重なる場合がある。この場合は相
対する撮像素子との演算を行っても、空間的なサンプリ
ング間隔は狭くならない。しかし、両撮像素子でそれぞ
れ輝度信号、色差信号が求められるので、これらを平均
してS/Nの高い信号を得ることができる。そこで、帯
域内の高周波側を持ち上げるエッジエンハンスを行うこ
とで、通過周波数を広げ、解像力を改善する。この信号
はS/N比が良いため、従来のエッジエンハンスよりか
なり強い高域操作を行ってもノイズが目立たない。この
エッジエンハンス操作はエンハンス回路153で行う。
しかし、偽色信号は従来例と同様に発生する。
【0028】このように対応点情報をもとに輝度信号・
色信号を生成したあと、従来と同様な動作のマトリック
ス回路151、色信号処理回路152を介し、所定のR
GB信号または輝度色差信号を得る。この状態ですでに
2つの映像信号の幾何学的な歪の差は修正されているの
で、出力したい撮影角度からの幾何学変形を歪補正回路
155で処理する。上述の例では、CCD撮像素子10
1の画素信号をもとに映像信号を作ったので、CCD撮
像素子101と出力したい撮影方向との幾何学歪補正を
行う。このように合成処理した映像を、最終的にディス
プレイ115または113に出力する。
色信号を生成したあと、従来と同様な動作のマトリック
ス回路151、色信号処理回路152を介し、所定のR
GB信号または輝度色差信号を得る。この状態ですでに
2つの映像信号の幾何学的な歪の差は修正されているの
で、出力したい撮影角度からの幾何学変形を歪補正回路
155で処理する。上述の例では、CCD撮像素子10
1の画素信号をもとに映像信号を作ったので、CCD撮
像素子101と出力したい撮影方向との幾何学歪補正を
行う。このように合成処理した映像を、最終的にディス
プレイ115または113に出力する。
【0029】このような処理を行った映像信号は画面全
体でみると、部分的に解像力が改善する度合いが異なっ
ている。このままでは、繰り返しの多い縞状の被写体や
細かいパターンの多い並木道の様な被写体を撮影した場
合、不自然な映像になってしまう。さらに、上記歪補正
回路155は、一種の補間演算を行うため、やはり解像
度にムラが生じる可能性がある。そこで本装置ではエン
ハンス回路153のエッジエンハンス特性を、対応点の
情報に基づいて強弱させ、この問題を低減している。例
えば、図4の状態ではエンハンスをしない、図5の状態
ではわずかに行う、同じ色のフィルターが重なった場合
は強いエンハンスを行うようにする。そして歪補正で解
像力が低下する場所でも、同様にエッジエンハンスを強
める。
体でみると、部分的に解像力が改善する度合いが異なっ
ている。このままでは、繰り返しの多い縞状の被写体や
細かいパターンの多い並木道の様な被写体を撮影した場
合、不自然な映像になってしまう。さらに、上記歪補正
回路155は、一種の補間演算を行うため、やはり解像
度にムラが生じる可能性がある。そこで本装置ではエン
ハンス回路153のエッジエンハンス特性を、対応点の
情報に基づいて強弱させ、この問題を低減している。例
えば、図4の状態ではエンハンスをしない、図5の状態
ではわずかに行う、同じ色のフィルターが重なった場合
は強いエンハンスを行うようにする。そして歪補正で解
像力が低下する場所でも、同様にエッジエンハンスを強
める。
【0030】本装置の処理で、偽色信号の妨害がでる同
じ色のフィルターが完全に重なる場所は、確率的に少な
く、画面中に何点かしかない。そのため、光学ローパス
フィルター130,131の特性を従来例のものよりか
なり高く設定することが可能である。この場合の光学ロ
ーパスフィルター特性を図3の313に示す。
じ色のフィルターが完全に重なる場所は、確率的に少な
く、画面中に何点かしかない。そのため、光学ローパス
フィルター130,131の特性を従来例のものよりか
なり高く設定することが可能である。この場合の光学ロ
ーパスフィルター特性を図3の313に示す。
【0031】以上に述べた処理によって、画面全体で少
なくとも50%以上解像力が向上し、従来例に比べシャ
ープな映像が得られる。また、偽色の発生もほとんどの
場所で生じない。このような効果は、従来例の様に各撮
像素子で映像信号処理を行った後に合成した場合には得
られない。
なくとも50%以上解像力が向上し、従来例に比べシャ
ープな映像が得られる。また、偽色の発生もほとんどの
場所で生じない。このような効果は、従来例の様に各撮
像素子で映像信号処理を行った後に合成した場合には得
られない。
【0032】さらに、場合によっては、一方または両方
の撮像系の撮影方向をわずかに変動させ、一方のCCD
撮像素子画素に対し、時刻によって異なった色フィルタ
ーが対応するようにするとよい。これにより、完全に同
じ色フィルターが重なる領域が常に移動し、動画として
は目立たなくなる。
の撮像系の撮影方向をわずかに変動させ、一方のCCD
撮像素子画素に対し、時刻によって異なった色フィルタ
ーが対応するようにするとよい。これにより、完全に同
じ色フィルターが重なる領域が常に移動し、動画として
は目立たなくなる。
【0033】また、対応点抽出回路109がエラーをお
こしているか精度が低下している状態を検出したら、相
対する撮像素子の画素信号を使用せず、従来の映像信号
処理方式に切り換えることが望ましい。
こしているか精度が低下している状態を検出したら、相
対する撮像素子の画素信号を使用せず、従来の映像信号
処理方式に切り換えることが望ましい。
【0034】(第2の実施例)本発明の構成は、前記の
色差線順次方式以外にも使用できる。以下に、前記色差
線順次方式に続いて一般的な方式である、RGBストラ
イプ方式の場合の処理内容を示す。図6は、この撮像素
子のカラーフィルター配列である。このカラーフィルタ
ーは、R,G,B各色のフィルターが縦に整然と並んで
おり、水平方向には3画素周期で同じカラーフィルター
が繰り返す。そのため、各画素信号はほぼそのまま、色
信号のRGB信号として扱うことができる。ここで一般
には、以下のようにして輝度信号を生成していた。
色差線順次方式以外にも使用できる。以下に、前記色差
線順次方式に続いて一般的な方式である、RGBストラ
イプ方式の場合の処理内容を示す。図6は、この撮像素
子のカラーフィルター配列である。このカラーフィルタ
ーは、R,G,B各色のフィルターが縦に整然と並んで
おり、水平方向には3画素周期で同じカラーフィルター
が繰り返す。そのため、各画素信号はほぼそのまま、色
信号のRGB信号として扱うことができる。ここで一般
には、以下のようにして輝度信号を生成していた。
【0035】(R+G+B)/3 これは、得られた画素信号と、左画素と、2画素左の信
号を常に足し合わせたものであり、これは重み係数が
(1,1,1)移動平均処理である。このため、この輝
度信号の演算の周波数特性は、図7の特性601のよう
になる。3画素で1組の色が繰り返すので、有彩色に対
してはfs/3の周波数にキャリアがたつ。そのため、
光学ローパスフィルターは、このキャリアをカットする
ために、611の特性を取らなければならない。以上の
理由で、このカラーフィルター方式では、輝度信号の帯
域は画素サンプリング周波数の1/3までしか得られな
い。
号を常に足し合わせたものであり、これは重み係数が
(1,1,1)移動平均処理である。このため、この輝
度信号の演算の周波数特性は、図7の特性601のよう
になる。3画素で1組の色が繰り返すので、有彩色に対
してはfs/3の周波数にキャリアがたつ。そのため、
光学ローパスフィルターは、このキャリアをカットする
ために、611の特性を取らなければならない。以上の
理由で、このカラーフィルター方式では、輝度信号の帯
域は画素サンプリング周波数の1/3までしか得られな
い。
【0036】このカラーフィルター方式の場合、本装置
の構成は図8のようになる。図1の構成に比べ、色差信
号からRGB信号を作るマトリックス回路103,10
7が不要になり、削除されている。
の構成は図8のようになる。図1の構成に比べ、色差信
号からRGB信号を作るマトリックス回路103,10
7が不要になり、削除されている。
【0037】本装置での、輝度信号生成の過程を以下に
説明する。図9は、2つのCCD撮像素子101,10
5が水平方向に3n+1画素(nは整数)ずれていた場
合を示している。この場合、 R G B 第m クロック [信号801]+[信号811]+[信号812] 第m+1クロック [信号801]+[信号802]+[信号812] 第m+2クロック [信号813]+[信号802]+[信号812] : : : というように、相対するCCD撮像素子101,105
の最も近い異なった色フィルターの信号を扱うようにし
て処理を行う。この場合、空間的には狭い範囲の画素信
号しか使わないため、移動平均による輝度信号の通過帯
域は、図7の602まで広がる。さらに、色信号はそれ
ぞれ、 R G B 第m クロック 信号801 信号811 信号812 第m+1クロック 信号801 信号802 信号812 第m+2クロック 信号813 信号802 信号812 : : : : のように処理する。すなわち、相互のCCD撮像素子1
01,105の最も空間的に近い画素から色信号を生成
する。そのためやはり、空間的な色信号のサンプリング
周波数は従来例に比べ高くなり、偽色信号による輝度信
号への妨害がたいへん少ない。
説明する。図9は、2つのCCD撮像素子101,10
5が水平方向に3n+1画素(nは整数)ずれていた場
合を示している。この場合、 R G B 第m クロック [信号801]+[信号811]+[信号812] 第m+1クロック [信号801]+[信号802]+[信号812] 第m+2クロック [信号813]+[信号802]+[信号812] : : : というように、相対するCCD撮像素子101,105
の最も近い異なった色フィルターの信号を扱うようにし
て処理を行う。この場合、空間的には狭い範囲の画素信
号しか使わないため、移動平均による輝度信号の通過帯
域は、図7の602まで広がる。さらに、色信号はそれ
ぞれ、 R G B 第m クロック 信号801 信号811 信号812 第m+1クロック 信号801 信号802 信号812 第m+2クロック 信号813 信号802 信号812 : : : : のように処理する。すなわち、相互のCCD撮像素子1
01,105の最も空間的に近い画素から色信号を生成
する。そのためやはり、空間的な色信号のサンプリング
周波数は従来例に比べ高くなり、偽色信号による輝度信
号への妨害がたいへん少ない。
【0038】図9の例の他に、第1の実施例と同様、1
画素以下のずれの場合、全く同じ色のフィルターが重な
った場合が生じるが、それぞれの場合の処理は同様で、
対応点情報に基づいてエンハンス回路153を制御し、
全体的に映像信号の帯域が広がるように処理している。
そして、光学ローパスフィルター130,131につい
ても、第1の実施例と同様に、広い周波数特性のものを
使用することができ、全体的に広帯域な映像信号を得る
ことができる。
画素以下のずれの場合、全く同じ色のフィルターが重な
った場合が生じるが、それぞれの場合の処理は同様で、
対応点情報に基づいてエンハンス回路153を制御し、
全体的に映像信号の帯域が広がるように処理している。
そして、光学ローパスフィルター130,131につい
ても、第1の実施例と同様に、広い周波数特性のものを
使用することができ、全体的に広帯域な映像信号を得る
ことができる。
【0039】(第3の実施例)上記の2つの実施例は、
2つ以上のCCD撮像素子を有している装置に関して述
べたものだが、カメラを被写体に対して相対的に移動さ
せることができる場合、以下のような構成をとることが
できる。この移動とは、例えば撮影者の手振れや故意に
カメラをシフトさせる行為である。
2つ以上のCCD撮像素子を有している装置に関して述
べたものだが、カメラを被写体に対して相対的に移動さ
せることができる場合、以下のような構成をとることが
できる。この移動とは、例えば撮影者の手振れや故意に
カメラをシフトさせる行為である。
【0040】図10は、本装置の構成のうち、2次元映
像信号を生成する部分を示すもので、メモリ156、メ
モリ読出し制御回路157、動きベクトル検出回路15
8、そのほか同一番号の要素は図1の構成要素と同様で
ある。この動きベクトル検出回路158の出力は、メモ
リ読出し制御回路157と色信号抽出回路150に入力
される。
像信号を生成する部分を示すもので、メモリ156、メ
モリ読出し制御回路157、動きベクトル検出回路15
8、そのほか同一番号の要素は図1の構成要素と同様で
ある。この動きベクトル検出回路158の出力は、メモ
リ読出し制御回路157と色信号抽出回路150に入力
される。
【0041】次に、本装置の動作を説明する。メモリ1
56は、例えば1フレーム分の容量を有するもので、C
CD撮像素子101の出力信号を次々に記憶する。動き
ベクトル検出回路158は、CCD撮像素子101の出
力から、画像が1フレームにどのくらい移動したかを計
算する。この演算には1フレーム分程度の画像メモリが
必要だが、動きベクトル検出回路158はこの分のメモ
リを含んでいるものとする。また、この画像移動量は、
画面を細かく分割した領域毎に求められる。
56は、例えば1フレーム分の容量を有するもので、C
CD撮像素子101の出力信号を次々に記憶する。動き
ベクトル検出回路158は、CCD撮像素子101の出
力から、画像が1フレームにどのくらい移動したかを計
算する。この演算には1フレーム分程度の画像メモリが
必要だが、動きベクトル検出回路158はこの分のメモ
リを含んでいるものとする。また、この画像移動量は、
画面を細かく分割した領域毎に求められる。
【0042】ここで、色信号処理回路150は、CCD
撮像素子101からの信号と1フレーム遅延された同信
号とを演算して映像信号を生成するのだが、このときに
どの画素と演算するかを動きベクトル情報から判断す
る。例えば動きベクトル検出回路158が、カメラまた
は被写体が1フレームでちょうど水平方向に1画素移動
したと検出した場合、図4と同様な画素対応の状態にな
っていることが分かる。そこで、図1の構成と同様、式
(1)〜(3−2)を用い輝度信号と色信号を生成す
る。さらに、ズレが整数画素数でないとき、式(4)を
用いて補間演算を行い、完全に同じ画素の色フィルター
が重なった場合、後段のエンハンス回路153の特性を
変化させる点も、図1の構成と同様である。つまり、C
CD撮像素子は1つであるが、時間的にカメラが移動し
た場合、メモリ156と動きベクトル検出回路158を
用いれば、CCD撮像素子が2つあるのと同様な効果を
もたらすことができ、広帯域な映像信号を得ることがで
きる。
撮像素子101からの信号と1フレーム遅延された同信
号とを演算して映像信号を生成するのだが、このときに
どの画素と演算するかを動きベクトル情報から判断す
る。例えば動きベクトル検出回路158が、カメラまた
は被写体が1フレームでちょうど水平方向に1画素移動
したと検出した場合、図4と同様な画素対応の状態にな
っていることが分かる。そこで、図1の構成と同様、式
(1)〜(3−2)を用い輝度信号と色信号を生成す
る。さらに、ズレが整数画素数でないとき、式(4)を
用いて補間演算を行い、完全に同じ画素の色フィルター
が重なった場合、後段のエンハンス回路153の特性を
変化させる点も、図1の構成と同様である。つまり、C
CD撮像素子は1つであるが、時間的にカメラが移動し
た場合、メモリ156と動きベクトル検出回路158を
用いれば、CCD撮像素子が2つあるのと同様な効果を
もたらすことができ、広帯域な映像信号を得ることがで
きる。
【0043】(第4の実施例)第3の実施例で記述した
構成では、カメラか被写体が所定の移動を行う必要があ
った。図11の本実施例の構成では、カメラと被写体が
移動していなくても、高精細な映像を得ることができ
る。
構成では、カメラか被写体が所定の移動を行う必要があ
った。図11の本実施例の構成では、カメラと被写体が
移動していなくても、高精細な映像を得ることができ
る。
【0044】そのために、本実施例では可変頂角プリズ
ム等の光軸を偏向させることができる光軸偏向器16
2、そのアクチュエーター160、実際の偏向角センサ
ー161、発信器159が設けられている。
ム等の光軸を偏向させることができる光軸偏向器16
2、そのアクチュエーター160、実際の偏向角センサ
ー161、発信器159が設けられている。
【0045】発信器159は、レンズ焦点距離情報に応
じて、光軸偏向器162の偏向角を決定し、アクチュエ
ーター160に出力する。この出力命令値によって、光
軸が高速に偏向し、CCD撮像素子101が受光する画
像が振動する。この作用によって、図10のカメラまた
は被写体の移動と同様な状態を作り出している。この場
合、演算する画素を決定する際に、動きベクトルを使用
する必要はなく、センサー161の偏向検出値を用いて
いる。また、光軸偏向器162の応答が充分に正確な場
合、発信器159の命令値を用いてもよい。
じて、光軸偏向器162の偏向角を決定し、アクチュエ
ーター160に出力する。この出力命令値によって、光
軸が高速に偏向し、CCD撮像素子101が受光する画
像が振動する。この作用によって、図10のカメラまた
は被写体の移動と同様な状態を作り出している。この場
合、演算する画素を決定する際に、動きベクトルを使用
する必要はなく、センサー161の偏向検出値を用いて
いる。また、光軸偏向器162の応答が充分に正確な場
合、発信器159の命令値を用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光学的位
置が異なるCCD撮像素子の映像信号から、常に異なっ
た色フィルターの画素を用いて所定の映像信号を生成す
るので、輝度信号帯域が飛躍的に拡大され、また偽色が
発生しない高精細な映像を得ることができる効果があ
る。
置が異なるCCD撮像素子の映像信号から、常に異なっ
た色フィルターの画素を用いて所定の映像信号を生成す
るので、輝度信号帯域が飛躍的に拡大され、また偽色が
発生しない高精細な映像を得ることができる効果があ
る。
【図1】本発明の第1の実施例のカラー撮像装置の構成
図である。
図である。
【図2】CCD撮像素子101,105のカラーフィル
ターの配列を示す図である。
ターの配列を示す図である。
【図3】映像信号の周波数特性を示す図である。
【図4】演算処理例を示す図である。
【図5】演算処理例を示す図である。
【図6】RGBストライプ方式のフィルター配列を示す
図である。
図である。
【図7】映像信号の周波数特性を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例のカラー撮像装置の構成
図である。
図である。
【図9】演算処理例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例のカラー撮像装置の構
成図である。
成図である。
【図11】本発明の第4の実施例のカラー撮像装置の構
成図である。
成図である。
【図12】カラー撮像装置の従来例の構成図である。
101 CCD撮像素子 102 色信号抽出回路 103 マトリックス回路 104 色信号処理回路 105 CCD撮像素子 106 色信号抽出回路 107 マトリックス回路 108 色信号処理回路 109 対応点抽出回路 110 モデル化回路 111 画像生成回路 113 テクスチャマッピング回路 114 スイッチ 115 2Dディスプレイ 116 3Dディスプレイ 117 ローパスフィルター 118 ローパスフィルター 130 光学ローパスフィルター 131 光学ローパスフィルター 150 色信号抽出回路 151 マトリックス回路 152 色信号処理回路 153 エンハンス回路 155 歪補正回路 156 メモリ 157 メモリ読出し制御回路 158 動きベクトル検出回路 159 発信器 160 アクチュエータ 161 偏向角センサ 162 光軸偏向器
Claims (1)
- 【請求項1】 単板式カラー撮像素子を有し、異なった
撮影位置関係で撮影した2つ以上の映像情報を処理する
カラー撮像装置において各映像情報から画像の対応点位
置関係の情報を求める手段と、該対応点位置関係の情報
と各映像情報から1つの規定の映像信号を生成する手段
を有することを特徴とするカラー映像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234580A JPH0795595A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | カラー撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234580A JPH0795595A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | カラー撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795595A true JPH0795595A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16973248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234580A Pending JPH0795595A (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | カラー撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795595A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001076259A1 (en) * | 2000-04-04 | 2001-10-11 | Sony Corporation | Three-dimensional image producing method and apparatus therefor |
| JP2003079580A (ja) * | 2001-09-17 | 2003-03-18 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
| US7215809B2 (en) | 2000-04-04 | 2007-05-08 | Sony Corporation | Three-dimensional image producing method and apparatus therefor |
| JP2009065695A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-26 | Fujifilm Corp | カメラ及びカメラの制御方法 |
| WO2012056684A1 (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-03 | パナソニック株式会社 | 画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラム |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234580A patent/JPH0795595A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001076259A1 (en) * | 2000-04-04 | 2001-10-11 | Sony Corporation | Three-dimensional image producing method and apparatus therefor |
| US7215809B2 (en) | 2000-04-04 | 2007-05-08 | Sony Corporation | Three-dimensional image producing method and apparatus therefor |
| JP4635403B2 (ja) * | 2000-04-04 | 2011-02-23 | ソニー株式会社 | 立体画像作成方法およびその装置 |
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| JP2009065695A (ja) * | 2008-10-27 | 2009-03-26 | Fujifilm Corp | カメラ及びカメラの制御方法 |
| WO2012056684A1 (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-03 | パナソニック株式会社 | 画像信号処理装置、画像信号処理方法およびプログラム |
| US8682069B2 (en) | 2010-10-26 | 2014-03-25 | Panasonic Corporation | Image signal processing apparatus, image signal processing method, and program |
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