JPH0795614A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JPH0795614A
JPH0795614A JP5257487A JP25748793A JPH0795614A JP H0795614 A JPH0795614 A JP H0795614A JP 5257487 A JP5257487 A JP 5257487A JP 25748793 A JP25748793 A JP 25748793A JP H0795614 A JPH0795614 A JP H0795614A
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JP
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signal
recording
output
vtr
switch
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JP5257487A
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Inventor
Yukio Fujii
藤井  由紀夫
Tomomitsu Azeyanagi
朝光 畔柳
Hiroki Mizozoe
博樹 溝添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録対象となる信号の形式がMUSEである
かNTSCであるかをユーザに意識させることなく、従
来のNTSCの信号記録と同様の簡単な手順で記録およ
びモニタを行えるようにしてユーザが行うべき操作を簡
素化する。 【構成】 M/Nコンバータ12をVTR5に内蔵し、
M/Nコンバータ12、内部チューナ4a、外部チュー
ナ(検波入力)、ならびに記録/再生処理部9相互間の
配線を固定すると共に、チューナ4aでの選局状態や記
録/再生処理部9の動作状態に応じて各種切り換えスイ
ッチ8、10、11を制御し、配線内での信号経路が自
動的に選択されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号等の
映像信号を記録・再生するビデオテープレコーダに係
り、特に、ハイビジョン放送の伝送信号(HDTV信
号)に代表される高精細映像信号を現行のテレビジョン
方式に変換する装置を内蔵したビデオテープレコーダに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にHDTV信号と呼ばれる高精細テ
レビジョン信号は、走査線が現行のNTSC方式等の2
倍であるばかりでなく、アスペクト比すなわち画面の横
縦比が現行の4:3に対して16:9と横長になってお
り、精細度の向上に加えて臨場感の高揚に大きな役割を
果している。このような広帯域信号を現行帯域で伝送す
るための圧縮方式の一つにMUSE方式があり、放送用
として実用化されている。これを受けて、現行のテレビ
ジョン受像機においてもMUSE信号を見られるように
する信号変換器、すなわちMUSE/NTSCコンバー
タ(以下、M/Nコンバータと略記する)の開発も進め
られてきた。例えば、テレビジョン学会誌Vol.44, No.
6, pp.705-712(1990)に記載のようなM/Nコンバータ
が開発され、コンバータ単体として商品化されるに至っ
ている。
【0003】ここで、上記M/NコンバータとVTRお
よびTVとを組み合わせた映像記録のためのシステムの
従来例について説明する。
【0004】図8は、単体型M/Nコンバータを含む映
像記録システムの従来例を示すブロック図である。TV
1およびVTR2はそれぞれチューナ4b、4aを具備
し、NTSC信号を復調してそれぞれモニタ7への表示
および記録処理回路9によるテープへの記録を行うほ
か、チューナ4b、4aでの検波出力信号SG1 、SG
2 を外部の単体型M/Nコンバータ3に供給する。
【0005】M/Nコンバータ3は、TV1またはVT
R2のチューナ4においてMUSE放送のチャネルが選
択され、かつMUSE信号が受信されているときに、こ
れをMUSE/NTSC変換回路12でNTSC信号に
ダウンコンバートして出力する。後述するように、MU
SE/NTSC変換回路12は、外部からの制御信号に
より画面表示モードを選択する。そして、同図に示した
ように、複数の出力端子からTV1およびVTR2に信
号が供給されるように接続することで、モニタと記録と
の双方が同時に可能となる。
【0006】TV1およびVTR2の内部には、それぞ
れ入力信号の切り換えスイッチ6、8が設けられてお
り、モニタ用および記録用の信号を独立的に選択できる
ようになっている。同図に示したように各機器が接続さ
れていれば、ユーザはNTSCおよびMUSE放送のモ
ニタと記録とを独立的に行うことはもとより、NTSC
放送をモニタしながらMUSE放送を記録する、いわゆ
る裏番組記録も可能である。さらに、表番組/裏番組の
組み合わせ変更も、各機器の入力切り替えスイッチを適
宜に設定することにより、配線変更することなしに行う
ことができる。
【0007】次に、M/Nコンバータ3の機能について
説明する。M/Nコンバータ3の出力には、『通常フル
モード(またはスクイーズモード)』、『ワイドモード
(またはレターボックスモード)』、および『ズームモ
ード』の3種類の画面表示モードが設定されている。図
9に各モードの概要を示す。
【0008】『フルモード』では、MUSE信号の走査
線1125本を525本に間引き、さらに画面の水平方
向を3/4に圧縮することにより、MUSE原画が縦長
に歪んだNTSC信号が出力される。また、他の2モー
ドでは原画の歪みがなく真円率が保たれるが、『ワイド
モード』では画面の上下が無画部とされ、『ズームモー
ド』では画面の左右が切り捨てられる。すなわち、いず
れのモードでも、解像度や映像情報そのものを犠牲にし
て4:3モニタにおける映像の歪みを無くすようにして
いる。
【0009】ただし、『フルモード』における縦長の歪
みはアスペクト比16:9のHDTVモニタまたはワイ
ドNTSCモニタ(走査線はNTSC同等でアスペクト
比が16:9であるモニタ)における水平方向の拡大機
能によって容易に補正することができる。この場合、垂
直方向の補間処理を介することなく出力が得られるた
め、M/Nコンバータの出力映像を見る中では最も画質
が良い。したがって、『フルモード』の出力は、画質の
面で上記16:9モニタとの整合性が高いと言うことが
できる。
【0010】一方、『ワイドモード』で出力した映像を
ワイドNTSCモニタで受像する場合には、横長画面
(レターボックスサイズ)を形成する際に間引いた走査
線を用いて再び垂直方向に補間する必要があり、これが
画質の劣化を引き起こす原因となる。さらに『ズームモ
ード』では、ワイド型テレビジョンの画面上で左右の絵
が切れてしまい、ワイド型のアスペクト比を活かすこと
ができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、HD
TVと現行TV方式との互換性を確保するうえで有用な
M/Nコンバータには、映像の記録を考えてVTRとの
組み合わせを図ると、以下のような問題点が浮上してく
る。
【0012】第1に、TV、VTRおよびM/Nコンバ
ータの各機器間での配線やスイッチ操作が複雑であり、
記録する信号に応じて、その配線状態を考慮したスイッ
チの設定・選択をしなければならないという問題があ
る。すなわち、図8に示したような配線状態であれば、
MUSE放送をVTR2に記録しながらNTSC放送を
TV1でモニタする場合、以下のような操作を行わなけ
ればならない。 (1a)VTR2のチューナ4aでMUSEを選局。 (2a)M/Nコンバータ3のスイッチ11で入力2
(IN2 )を選択。 (3a)VTR2のスイッチ8で入力2(IN2 )を選
択。 (4a)TV1のチューナ4bでNTSCを選局。 (5a)TV1のスイッチ6でチューナ(TU)を選択 また、図8の配線状態でNTSC放送を記録しながらM
USE放送をモニタする場合には、以下のような操作を
行わなければならない。 (1b)VTR2のチューナ4aでNTSCを選局。 (2b)M/Nコンバータ3のスイッチ11で入力1
(IN1 )を選択。 (3b)TV1のチューナ4bでMUSEを選局。 (4b)TV1のスイッチ6で入力1(IN1 )を選
択。 (5b)VTR2のスイッチ8でチューナ(TU)を選
択。
【0013】このように、記録対象やモニタ対象となる
TV信号を切り替えるために5つもの手順が必要にな
る。しかも、M/Nコンバータ3の2入力IN1 、IN
2 を区別して配線するのはユーザ自身であり、もしも入
力IN1 、IN2 の配線が逆転していると、上記手順
(2a)、(2b)は逆にしなければならない。
【0014】さらに、予約録画を試みるとなれば、スイ
ッチ8およびスイッチ11の設定をするためにVTR2
およびM/Nコンバータ3の双方をプログラムする必要
がある。このように操作が煩雑であると、ユーザはMU
SE放送の記録を現行放送の記録とは使い勝手が全く異
なるものとして認識せざるを得ず、無意識に心理的圧迫
を受けるという問題があった。
【0015】第2に、記録時におけるM/Nコンバータ
3の出力モードの問題がある。つまり、ユーザがMUS
E放送を記録しようとする時、現行のアスペクト比4:
3のモニタに出力することを前提として『ワイドモー
ド』または『ズームモード』で記録するか、あるいはア
スペクト比16:9のHDTVモニタやワイドNTSC
モニタに出力することを前提として『フルモード』で記
録するかの選択を迫られるということである。
【0016】『ワイドモード』または『ズームモード』
で記録された映像は、4:3モニタで見るのであれば問
題ない。しかしながら、いったん上記モードで記録して
しまうと将来16:9モニタで見る機会が生じたとして
も、フルモードで記録された映像と同等の画質は得られ
ない。逆に、フルモードで記録しておけば16:9モニ
タへの発展には対応しているが、4:3モニタ上では、
図9で示したような縦長に歪んだ映像を見ることにな
る。このため、4:3モニタのみを持つユーザは現時点
での絵柄を優先すべきか、あるいは将来の画質を優先す
べきかという難しい二者択一を強いられることになる。
【0017】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、記録あるいはモニタの対象となるTV信号
の形式がMUSEであるかNTSCであるかをユーザに
意識させることなく、従来のNTSCの信号記録と同様
の手順で記録およびモニタを行えるようにして、ユーザ
が行うべき操作を簡素化することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、M/NコンバータをVTRに内蔵
し、M/Nコンバータ、内部および外部チューナ、なら
びに記録/再生処理部相互間の配線を固定すると共に、
チューナでの選局状態や記録/再生処理部の動作状態に
応じて配線内での信号経路が自動的に選択されるように
した。
【0019】
【作用】M/NコンバータをVTR内部に設けることに
より、内部および外部のチューナとM/Nコンバータと
の接続関係を固定させることが可能になる。一方、配線
内での信号経路は、チューナでの選局状態や記録/再生
部の動作状態に応じて一義的に決まるので、前記選局状
態等に応じて配線内での信号経路を自動的に選択できる
ようになる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例であるVTRの
ブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等
部分を表している。
【0021】図中、破線で囲まれたブロック5がVTR
であり、通常はTVモニタ等に接続されて使用される。
当該VTR5は、入力系として外部チューナが接続され
る検波入力端子、および任意のビデオ機器が接続される
ビデオ入力端子を具備している。また、出力系としてM
/N出力端子およびビデオ出力端子を具備している。こ
れら2つの出力はTVモニタに接続されることを仮定し
ており、それぞれ独立した2台のモニタに接続しても良
いし、前記図8に示したように、1台のモニタの第1お
よび第2の入力端子に接続しても良い。
【0022】検波入力端子には、TVなどの外部チュー
ナからMUSE信号等の映像信号が入力される。検波入
力信号SG3 は信号検出回路13および切り換えスイッ
チ11に供給される。信号検出回路13は信号の有無を
判別し、判別結果をシステム制御回路15に送る。スイ
ッチ11は、システム制御回路15から供給されるM/
N入力選択信号SG4 に応じて、内部チューナ4aから
の検波出力(INT)および前記検波入力端子からの信
号(EXT)のいずれか一方を選択する。
【0023】システム制御回路15はマイコン等で構成
され、チューナ4aで選局されているチャネル番号(選
局情報)やVTRの動作状態(動作情報)などの状態信
号を受けて各種の選択信号を生成する。具体的には、た
とえばスイッチ11に対しては、チューナ4aでMUS
E放送のチャネルが選局されている場合にはINT入力
(チューナ4aからの検波信号)を選び、逆にMUSE
放送以外のチャネルが選局されていて、かつ外部検波入
力が存在する場合にはEXT入力(外部検波入力信号)
を選ぶような選択信号を生成する。スイッチ11によっ
て選択された信号はMUSE/NTSC変換回路12へ
供給される。
【0024】M/N変換回路12でNTSCに変換され
た信号SG5 は、M/N出力端子を介して外部へ出力さ
れると同時に切り換えスイッチ8へも供給される。スイ
ッチ8では、上記M/N変換後の信号SG5 、チューナ
4aからの検波信号SG1 、および外部ビデオ入力端子
に入力される信号SG6 の中から記録の対象となる信号
を選択する。
【0025】システム制御回路15からスイッチ8へ供
給されるVTR入力選択信号SG7は、チューナ4aか
らシステム制御回路15へ供給される選局情報によって
決定され、チューナ4aによってMUSE放送が選局さ
れていると、スイッチ8ではMUSE端子が選択され、
MUSE放送以外の他の放送が選局されていればTU端
子が選択され、いずれの放送も選択されていなければL
INE端子が選択される。
【0026】出力スイッチ10では、記録/再生処理回
路9から出力されるテープの再生信号(PB)または入
力スイッチ8で選択された入力信号(EE)のいずれか
一方をVTRの状態に合わせてビデオ出力端子へ供給す
る。
【0027】このような構成のVTRにおいて、MUS
E放送を記録/再生処理回路9で記録しながら同時にN
TSC放送を裏番組として見るときには、以下の操作だ
けを行えば良い。 (1a)VTR5のチューナ4aでMUSE放送を選
局。 (4a)TV(図示せず)のチューナでNTSC放送を
選局。 (5a)TVのスイッチで自己のチューナを選択。
【0028】すなわち本実施例では、チューナ4aでM
USE放送が選択されると、システム制御回路15によ
ってスイッチ8、11が自動的にそれぞれMUSE、I
NTに切り換えられるので、これらのスイッチの切り換
え操作が不要となって手順が簡単化される。
【0029】また、NTSC放送を記録しながら同時に
MUSE放送を裏番組として見るときには、上記と同様
に、以下の操作だけを行えば良く、従来に比べて手順が
簡単化される。 (1b)VTR5のチューナ4aでNTSC放送を選
局。 (3b)TVのチューナでMUSE放送を選局。 (4b)TVのスイッチでM/N出力の接続された外部
入力を選択。
【0030】このように、本実施例ではM/N変換装置
12をVTRに内蔵し、M/N変換装置12、チューナ
4a、および記録/再生処理回路9相互間の配線を固定
すると共に、チューナ4aでの選局状態に応じて配線内
での信号経路が自動的に選択されるようにしたので、ユ
ーザが行うべき操作を簡素化して使い勝手を向上させる
ことができる。
【0031】図2は、本発明の第2実施例であるVTR
一体型TVの構成を示したブロック図であり、前記と同
一の符号は同一または同等部分を表している。本実施例
では、M/N変換装置12をVTR一体型TV16に内
蔵した点に特徴がある。
【0032】本実施例によれば、TVの入力切り換えス
イッチ17をシステム制御回路15によって制御し、そ
の選局状態に応じて信号経路を決定することができる。
したがって、例えばNTSC放送を記録しながら同時に
MUSE放送を裏番組として見るときには、以下の操作
だけを行えば良い。 (1b)VTR5のチューナ4aでNTSCを選局。 (2b)TVのチューナ4bでMUSEを選局。
【0033】すなわち、VTR一体型TVでは、TV用
チューナ4bでMUSE放送が選局されれば、モニタ7
には必然的にM/N変換回路12の出力を供給する必要
がある。したがって、チューナ4bでMUSE放送が選
局されるとスイッチ17ではMUSE入力が自動的に選
択されるようにすることで、第1実施例では必要であっ
た前記(4b)の操作が不要となる。したがって、操作
手順がさらに簡単化され、ユーザの使い勝手がさらに向
上する。
【0034】図3は、本発明の第3実施例であるVTR
の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は
同一または同等部分を表している。本実施例では、フル
モード専用のMUSE/NTSC変換回路21を採用す
ると共に、アスペクト変換回路18を内蔵した点に特徴
がある。
【0035】アスペクト変換回路18は、M/N変換回
路21から出力されるフルモードの映像を、4:3モニ
タ用にワイドモードまたはズームモードに変換する。ア
スペクト変換回路18の入力部に設けられた切り換えス
イッチ17は、M/N変換回路21の出力(フルモー
ド)およびスイッチ10の出力のいずれか一方を、シス
テム制御回路15から出力される選択信号に応じて選択
する。
【0036】本実施例では、アスペクト変換機能をアス
ペクト変換回路18が受け持つため、M/N変換回路2
1の出力モードは前述の実施例とは異なり『フルモー
ド』に固定することができ、これにより変換回路21の
構成を簡略化できる。アスペクト変換回路18の後段に
はバイパス用スイッチ19、20が接続されており、そ
れぞれシステム制御回路15からの指示に応じてM/N
出力端子およびビデオ出力端子へ適宜の信号を供給す
る。
【0037】このような構成において、VTRが再生状
態にあり、記録/再生処理回路9から出力される再生映
像がフルモードに相当するものである場合、スイッチ1
7はシステム制御回路15からの指示に応じて再生側
(PB)を選択し、それ以外の場合にはM/N変換回路
21側(EE)を選択する。スイッチ17で選択された
信号はアスペクト変換回路18に入り、フルモードの映
像がワイドモードまたはズームモードに変換される。そ
の後、後段に接続されたバイパス用スイッチ19、20
により、アスペクト変換された信号、あるいはアスペク
ト変換されない信号のいずれか一方が、モニタのアスペ
クト比やテープ複製等の用途にしたがって選択的に出力
される。
【0038】一方、フルモード以外の映像がスイッチ1
7に入力されている時には、スイッチ19、20によっ
てバイパス側(BYP)が選択され、M/Nコンバータ
18を介さない信号が出力される。ここで、MUSE信
号やアスペクト比の判定は、チューナ4aからの選局情
報やM/N変換回路21のモード選択情報を用いて行わ
れるが、信号内に判別信号が含まれている場合には、こ
れらを利用するようにしても良い。
【0039】例えば、スイッチ17がシステム制御回路
15からの指示で再生側(PB)を選択しているとき、
4:3の映像を望む場合はユーザがスイッチ20を強制
的に切り換えて変換出力(ASP)を選択し、縦長に歪
んだフルモードを望む場合にはバイパス信号側(BY
P)を選択することにより、フルモードの再生映像の出
力アスペクト比をユーザが選択できるようになる。しか
も、このときスイッチ19を強制的に切り換えてバイパ
ス側(BYP)を選択すれば、スイッチ17の記録側
(EE)の信号をバイパス経路からM/N出力端子へ出
力させることもできる。
【0040】したがって、このようなスイッチ制御を行
えば、フルモードの再生映像の出力アスペクト比をユー
ザが選択できると同時に、チューナや外部からのMUS
E信号をM/N出力端子でモニタすることが可能にな
る。
【0041】また、これとは逆にVTRが再生状態では
なく、スイッチ17が記録側(EE)、すなわちM/N
変換回路21の出力を選択しているときにはスイッチ1
9でモニタ映像を切り換える。4:3の映像を望む場合
は変換出力(ASP)を選択し、縦長に歪んだフルモー
ドを望む場合にはバイパス信号側(BYP)を選択する
ことができる。このとき、スイッチ20を強制的にバイ
パス側(BYP)に切り換えれば、スイッチ8で選ばれ
た記録信号(EE)がスイッチ10およびスイッチ20
を介してビデオ出力端子へ表れる。
【0042】したがって、このようなスイッチ制御を行
えば、チューナや外部からの非MUSE信号を記録しな
がら、一方ではチューナや外部からのMUSE信号を所
望のアスペクト比でモニタすることができる。またMU
SE信号をフルモードで記録しながら、同時に所望のア
スペクト比でモニタすることもできる。
【0043】このように、本実施例ではアスペクト変換
回路18を内蔵したので、ユーザはM/N変換されたM
USE信号を記録する場合、アスペクト比のモードを意
識することなく記録することができ、また再生時には、
スイッチを適宜に切り換えることにより、所望のアスペ
クト比に変換された再生画を得られるようになる。
【0044】図4は、本発明の第4実施例であるVTR
の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は
同一または同等部分を表している。
【0045】上記した第3実施例では、MUSE信号の
記録モードをフルモードに固定し、操作の簡単化による
使い勝手の向上を図っていたが、業務用VTRなどにお
いては、操作が多少複雑であっても記録モードの自由度
が優先される場合もある。そこで、本実施例では『ワイ
ドモード』および『ズームモード』での記録を可能に
し、かつ回路規模を増やさない工夫をした。
【0046】すなわち本実施例では、スイッチ8のMU
SE入力の前段にスイッチ22を設け、アスペクト変換
回路18の出力を選択的に記録/再生処理装置へ供給で
きるようにしている。本実施例によれば、『フルモー
ド』と共に『ワイドモード』および『ズームモード』の
選択的な記録も可能になるので、記録に関する自由度が
拡がる。
【0047】図5は、本発明の第5実施例であるVTR
の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は
同一または同等部分を表している。本実施例では、VT
RにM/N変換回路12を内蔵した第1実施例に、さら
に3次元フィルタ24を設けた点に特徴がある。
【0048】3次元フィルタ24は、内部にフレームメ
モリまたはフィールドメモリを持ち、映像の時間方向の
相関性を利用して演算を行い、輝度/色度信号の分離や
無相関ノイズの抑圧を行うものである。ところで、M/
N変換回路12には簡易型と呼ばれる形式のものが存在
し、メモリ等を削減した比較的小規模の回路でM/N変
換を行う。この簡易型M/N変換回路では、時間方向に
周期を持つ、MUSE特有の折り返し妨害信号が発生
し、画質を劣化させる。ここで、3次元フィルタ24は
この折り返し妨害信号の低減に有効であるので、簡易型
M/N変換回路を内蔵したVTRに3次元フィルタを設
けることは有意義である。
【0049】このような構成において、本実施例では3
次元フィルタ24と併せてスイッチ23が新たに追加さ
れている。スイッチ10は、ビデオ出力を記録(EE)
/再生(PB)のいずれか一方に切り換えるもので、第
1実施例においては出力端に設置されていたが、ここで
は、入力選択スイッチ8の出力および記録/再生処理回
路9の出力のいずれか一方を、システム制御回路15か
ら供給される選択信号に応じて選択し、3次元フィルタ
24へ供給する。
【0050】3次元フィルタ24は、入力信号の形態に
応じてその処理を切り換える。すなわち、M/N変換回
路12の出力がスイッチ8を介して入力された場合に
は、上述したように折り返し妨害を低減するフィルタと
して働き、NTSCコンポジット信号が入力された場合
には輝度/色度信号の分離フィルタとして働く。また、
それ以外の記録信号または記録/再生処理回路9からV
TRの再生信号が入力された場合には無相関ノイズの抑
圧フィルタとして働く。このようにしてフィルタリング
された出力はビデオ出力として送り出されるほか、スイ
ッチ23へも供給される。
【0051】スイッチ23は、M/N変換回路12から
の出力(THRU)および前記フィルタ出力(FIL)
のいずれか一方を選択してM/N出力とする。例えば、
システム制御回路15からの指示によって、M/N変換
された信号がスイッチ8、10で選択されている場合に
はフィルタ出力(FIL)側を選ぶ。したがって、M/
Nコンバータ出力の記録時にはビデオ出力とM/N出力
の両者で折り返し妨害の少ない映像をモニタすることが
できる。
【0052】このように、本実施例ではM/N変換回路
12および3次元フィルタ24をVTRに内蔵したの
で、第1実施例の場合と同様にユーザの裏番組記録/モ
ニタ操作が簡単化されるばかりか、各出力信号に応じた
画質を全種類にわたって向上させることが可能となる。
【0053】図6は、本発明の第6実施例であるVTR
の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は
同一または同等部分を表している。本実施例では、上記
第5実施例の構成にアスペクト変換回路18を増設した
構成となっている。
【0054】本実施例でも、第3、第4実施例と同様に
M/N変換回路21の出力はフルモード固定である。ア
スペクト変換回路18に付随するスイッチは入力切り換
えスイッチ17とバイパス用スイッチ19、20であ
る。個々の動作は上記の通りであるので説明は省略す
る。
【0055】本実施例の特徴は、VTRにM/N変換回
路21、アスペクト変換回路18および3次元フィルタ
24を内蔵させたことにより、以下の3つの効果が同時
に達成されることにある。 MUSE放送の裏番組記録/モニタの手順が簡単化さ
れる。 M/N信号の記録モードに関してユーザの使い勝手が
向上する。 記録信号または再生信号の画質が改善される。
【0056】また副次的な効果として、アスペクト変換
回路18の入力段が共にディジタル回路の3次元フィル
タ24およびM/N変換回路21であることから、スイ
ッチ17の入出力経路を全てディジタル化することが可
能である。
【0057】図7は、本発明の第7実施例であるVTR
の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は
同一または同等部分を表している。本実施例では、前記
第6実施例のスイッチ17の入出力経路を全てディジタ
ル化した点に特徴がある。
【0058】太い線で描かれた箇所がディジタル化され
た信号経路を表す。本実施例によれば、信号を一旦アナ
ログに戻す必要がなく、ディジタル/アナログ(A/
D)変換とアナログ/ディジタル(D/A)変換に伴う
画質劣化を回避できるほか、アスペクト変換回路18内
部のA/D変換回路が削除可能となる。さらに、クロッ
ク周波数の共通化によりPLL回路など周辺部の回路規
模の削減を図ることもできる。
【0059】なお、前記第3ないし第7実施例は、いず
れもVTR一体型TVに適用することが可能であり、そ
れぞれ同様の効果が得られる。また、上記した実施例で
は、高精細映像信号としてMUSE信号を例にして説明
したが、信号方式はこれに限定されるものではなく、ア
スペクト比や圧縮方法などの諸元が異なる信号と、それ
を現行方式に変換する変換回路との組合せであれば、ど
のような組み合わせにも本発明は有効であり、同様の効
果が得られるものである。
【0060】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば以下の
ような効果が達成される。 (1) M/NコンバータをVTRに内蔵し、M/Nコンバ
ータ、内部および外部チューナ、ならびに記録/再生処
理部相互間の配線を固定すると共に、チューナでの選局
状態や記録/再生処理部の動作状態に応じて配線内での
信号経路が自動的に選択されるようにしたので、ユーザ
は記録対象となる信号の形式がMUSEかNTSCかを
意識する必要がない。したがって、従来のNTSCの信
号記録と同様の簡単な手順で映像記録およびモニタを行
えるようになり、ユーザが行うべき操作が簡素化されて
使い勝手が向上する。 (2) VTR内部にアスペクト変換回路を設け、M/Nコ
ンバータの出力信号をアスペクト比4:3のモニタに歪
みなく出力したり、あるいはフルモードで記録された信
号を4:3モニタ上に歪みなく再生できるようにした。
したがって、ユーザは現有のモニタのアスペクト比に係
わらず、常にフルモードでM/Nコンバータ信号の記録
をしておけばよいので、ユーザが記録時のモードに関し
て困惑することがない。 (3) VTR内部にM/Nコンバータやアスペクト変換回
路と共に3次元フィルタを設けたので、記録信号の種類
に係わらずその記録および再生時の高画質化が達成され
る。また、回路の共有化によりさらなる画質向上と回路
規模の削減が同時に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例であるVTRのブロック
図である。
【図2】 本発明の第2実施例であるVTR一体型テレ
ビのブロック図である。
【図3】 本発明の第3実施例であるVTRのブロック
図である。
【図4】 本発明の第4実施例であるVTRのブロック
図である。
【図5】 本発明の第5実施例であるVTRのブロック
図である。
【図6】 本発明の第6実施例であるVTRのブロック
図である。
【図7】 本発明の第7実施例であるVTRのブロック
図である。
【図8】 従来技術のブロック図である。
【図9】 MUSE/NTSCコンバータの機能を説明
した図である。
【符号の説明】
4a、4b…チューナ、5…‥VTR、9…記録/再生
処理回路、8、10、11、17…切り換えスイッチ、
12…M/N変換回路、13…信号検出回路、15…シ
ステム制御回路、16…VTR一体型TV、18…アス
ペクト変換回路、19、20、22…バイパス用スイッ
チ、21…M/N変換回路(フルモード固定出力)、2
4…3次元フィルタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕様が相互に異なる少なくとも2種類の
    TV信号を受信可能な第1の受信手段と、 外部からTV信号を入力する手段と、 各仕様のTV信号を予定の仕様に変換する仕様変換手段
    と、 予定の仕様に変換されたTV信号を出力する第1の出力
    手段と、 前記予定の仕様のTV信号のみを記録・再生する手段
    と、 記録・再生手段で再生されたTV信号を出力する第2の
    出力手段と、 受信されたTV信号および入力されたTV信号のいずれ
    か一方を前記仕様変換手段へ選択的に供給する第1の選
    択手段と、 受信されたTV信号および予定の仕様に変換されたTV
    信号のいずれか一方を前記記録・再生手段へ選択的に供
    給する第2の選択手段と、 前記受信手段で受信されているTV信号の仕様および記
    録・再生手段で再生されているTV信号の仕様の少なく
    とも一方に基づいて、前記第1および第2の選択手段を
    制御する選択制御手段とを具備したことを特徴とするビ
    デオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 仕様が相互に異なる少なくとも2種類の
    TV信号を受信可能な第2の受信手段と、 前記予定の仕様の画像を表示する手段と、 第2の受信手段から出力されたTV信号、前記記録・再
    生手段で再生されたTV信号、および前記仕様変換手段
    から出力されたTV信号のいずれかを前記表示手段へ選
    択的に供給する第3の選択手段とを具備し、 前記第3の選択手段は、前記選択制御手段によって制御
    されることを特徴とする請求項1記載のビデオテープレ
    コーダ。
  3. 【請求項3】 前記仕様変換手段および第1の出力手段
    間に設けられ、TV信号の画面上でのアスペクト比を変
    換するアスペクト変換手段と、 前記記録・再生手段で再生されたTV信号および前記仕
    様変換手段から出力されたTV信号のいずれか一方を前
    記アスペクト変換手段へ選択的に供給する第4の選択手
    段とを具備したことを特徴とする請求項1または2記載
    のビデオテープレコーダ。
  4. 【請求項4】 前記アスペクト変換されたTV信号を記
    録・再生手段へ選択的に供給する第5の選択手段を具備
    したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のビデオテープレコーダ。
  5. 【請求項5】 TV信号のフレームバッファおよびフィ
    ールドバッファのいずれか一方を内部に有してフレーム
    間およびフィールド間のいずれか一方の演算を行う3次
    元フィルタ手段を具備し、 前記3次元フィルタ手段は、輝度/色度分離手段および
    非相関信号除去手段のいずれか一方として機能すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のビデ
    オテープレコーダ。
JP5257487A 1993-09-22 1993-09-22 ビデオテープレコーダ Pending JPH0795614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5974221A (en) * 1996-11-01 1999-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Playback device
US6240245B1 (en) 1996-09-02 2001-05-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording/reproducing device for various formats

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6240245B1 (en) 1996-09-02 2001-05-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Recording/reproducing device for various formats
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