JPH0795918A - パイプ棚用物掛け具 - Google Patents

パイプ棚用物掛け具

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JPH0795918A
JPH0795918A JP26592493A JP26592493A JPH0795918A JP H0795918 A JPH0795918 A JP H0795918A JP 26592493 A JP26592493 A JP 26592493A JP 26592493 A JP26592493 A JP 26592493A JP H0795918 A JPH0795918 A JP H0795918A
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pipe
hanging
hook
pipes
holding
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手の良いパイプ棚用物掛け具を提供す
る。 【構成】 パイプ棚のパイプP1,P2に跨って取り付
けられる取付部20と、これと一体に連結された物掛け
部30とを備え、取付部はパイプP1を巻き込むように
形成された第1のパイプ保持部21と、パイプP2を前
後で挟む第2のパイプ保持部22とを有している。物掛
け部30の下端には物を掛けるためのフック33が回動
可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ棚用物掛け具に関
する。より詳しくは、台所等に設置されたパイプ棚のパ
イプに取り付けて使用し、たわし等の物品を掛けること
のできるパイプ棚用物掛け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ棚のパイプに取り付けて使
用する物掛け具としては、図13に示すように、側面視
ほぼS字形のものが知られている。
【0003】このものは、その上フック1をパイプPに
掛けて使用し、下フック2にたわし等の物品を引っ掛け
て吊るすことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の物掛け
具では、上フック1を1本のパイプPに掛ける構造とな
っていたので、下フックに物品を引っ掛けあるいは取り
外す際、パイプP回りに物掛け具が回動してしまし、使
い勝手が悪いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解決
し、使い勝手の良いパイプ棚用物掛け具を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のパイプ棚用物掛け具は、平行する少な
くとも2本のパイプを有するパイプ棚に取り付けて使用
する物掛け具であって、前記パイプ棚の少なくとも2本
のパイプに跨って取り付けられる取付部と、この取付部
と一体に連結された物掛け部とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項1記載のパイプ棚用物掛け具において、前記取付部
は、2本のパイプのうちの一方のパイプを少なくとも上
下方向から保持する第1のパイプ保持部と、他方のパイ
プを少なくとも前後方向から保持する第2のパイプ保持
部とを有していることを特徴とする。
【0008】請求項3記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項1記載のパイプ棚用物掛け具において、前記取付部
は、2本のパイプのうちの一方のパイプを少なくとも上
下方向から保持する第1のパイプ保持部と、他方のパイ
プを少なくとも前後方向から保持する第2のパイプ保持
部とを有していおり、かつこれらパイプの軸線方向に沿
ってスライド可能に構成されていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項1または3記載のパイプ棚用物掛け具において、前
記取付部は、少なくとも2本のパイプの上方に載置され
る天板と、この天板から一体的に、一方のパイプを巻き
込むように形成された第1のパイプ保持部と、前記天板
から一体的に、他方のパイプを前後で挟むように垂下形
成された一対の垂下部からなる第2のパイプ保持部とを
有していることを特徴とする。
【0010】請求項5記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項4記載のパイプ棚用物掛け具において、前記一対の
垂下部のうち少なくとも一方の垂下部には、パイプの下
方と当接する押圧する突条が形成されていることを特徴
とする。
【0011】請求項6記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項4または5記載のパイプ棚用物掛け具において、前
記第1のパイプ保持部におけるパイプとの対向面のうち
少なくとも一面には、パイプの軸線方向に伸びるローレ
ットが形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項7記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項1から6のうちのいずれか1項に記載のパイプ棚用
物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部から一
体的に垂下形成されていることを特徴とする。
【0013】請求項8記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項4から6のうちのいずれか1項に記載のパイプ棚用
物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部から一
体的に垂下形成されており、この物掛け部が第2のパイ
プ保持部を構成する一対の垂下部のうち一方の垂下部を
構成していることを特徴とする。
【0014】請求項9記載のパイプ棚用物掛け具は、請
求項2または3記載のパイプ棚用物掛け具において、前
記取付部は、2本のパイプを上下から挟むように配置さ
れる上板および下板と、これら上板および下板と一体的
に形成され、上板と下板とを中央部で連結する連結部と
を備え、この連結部およびこの連結部の前後における上
板および下板とで前記第1、第2のパイプ保持部が構成
されていることを特徴とする。
【0015】請求項10記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項9記載のパイプ棚用物掛け具において、前記上板
および下板はそれぞれ可撓性を有しており、前記第1、
第2のパイプ保持部を構成する上板および下板の少なく
とも一端には、パイプを包むように対向して延設された
鈎部が一体的に形成されていることを特徴とする。
【0016】請求項11記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項9または10記載のパイプ棚用物掛け具におい
て、前記鈎部が形成されている側と反対側に位置する上
板および下板のパイプとの対向面のうち少なくとも一面
には、パイプの軸線方向に伸びるローレットが形成され
ていることを特徴とする。
【0017】請求項12記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項9から11のうちのいずれか1項に記載のパイプ
棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部か
ら一体的に垂下形成されていることを特徴とする。
【0018】請求項13記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項1から12のうちのいずれか1項に記載のパイプ
棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部か
ら一体的に垂下形成されており、この物掛け部の下端に
物を掛けるためのフックが設けられていることを特徴と
する。
【0019】請求項14記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項13記載のパイプ棚用物掛け具において、前記フ
ックは、水平方向に回動可能に設けられていることを特
徴とする。
【0020】請求項15記載のパイプ棚用物掛け具は、
請求項13または14記載のパイプ棚用物掛け具におい
て、前記フックは、複数本設けられていることを特徴と
する。
【0021】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0022】請求項1記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、物掛け部が一体的に連結された取付部が、平行する
少なくとも2本のパイプを有するパイプ棚の少なくとも
2本のパイプに跨って取り付けられるので、物掛け部に
物品を掛けあるいは取り外す際、取付部がパイプの軸回
りには回動しない。
【0023】したがって、使い勝手の良いパイプ棚用物
掛け具が得られる。
【0024】請求項2記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項1記載のパイプ棚用物掛け具において、前記
取付部が、2本のパイプのうちの一方のパイプを少なく
とも上下方向から保持する第1のパイプ保持部と、他方
のパイプを少なくとも前後方向から保持する第2のパイ
プ保持部とを有しているので、取付部は、パイプに対
し、上下および前後方向に安定した状態で取り付けられ
る。
【0025】したがって、一層使い勝手の良いパイプ棚
用物掛け具が得られる。
【0026】請求項3記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項1記載のパイプ棚用物掛け具において、前記
取付部は、2本のパイプのうちの一方のパイプを少なく
とも上下方向から保持する第1のパイプ保持部と、他方
のパイプを少なくとも前後方向から保持する第2のパイ
プ保持部とを有していおり、かつこれらパイプの軸線方
向に沿ってスライド可能に構成されているので、取付部
は、パイプに対して安定した状態で取り付けられるとと
もに、物品を掛けて吊るす位置を、パイプの軸線方向に
おいて自由に選択することができる。
【0027】したがって、一層使い勝手の良いパイプ棚
用物掛け具が得られる。
【0028】請求項4記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項1または3記載のパイプ棚用物掛け具におい
て、前記取付部は、少なくとも2本のパイプの上方に載
置される天板と、この天板から一体的に、一方のパイプ
を巻き込むように形成された第1のパイプ保持部と、前
記天板から一体的に、他方のパイプを前後で挟むように
垂下形成された一対の垂下部からなる第2のパイプ保持
部とを有しているので、第1のパイプ保持部を一方のパ
イプに引っ掛け、第2のパイプ保持部を他方のパイプに
対して上方からはめ合わせることにより容易に取り付け
ることができる。
【0029】そして、取り付けられた状態では、天板が
パイプの上方に載置された状態となるから、仮に重たい
物品を物掛け部に掛けたとしても、安定した取付状態が
得られる。
【0030】また、天板がパイプの上方に位置するか
ら、第1、第2のパイプ保持部におけるパイプは天板で
覆われた状態となり、優れた外観が得られる。
【0031】請求項5記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項4記載のパイプ棚用物掛け具において、前記
一対の垂下部のうち少なくとも一方の垂下部には、パイ
プの下方と当接する突条が形成されているので、第2の
パイプ保持部をパイプに対して上方からはめ合わせる
際、クリック感が得られ、ユーザーにおける確実な取付
作業を喚起することができる。
【0032】そして、取り付けられた後は、パイプに対
し突条が下方から当接するので、取付部のパイプに対す
るガタツキが防止される。
【0033】請求項6記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項4または5記載のパイプ棚用物掛け具におい
て、前記第1のパイプ保持部におけるパイプとの対向面
のうち少なくとも一面には、パイプの軸線方向に伸びる
ローレットが形成されているので、取付部をパイプに取
り付けた際、パイプの間隔に適合した、第1のパイプ保
持部による安定した保持状態が得られる。
【0034】請求項7記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項1から6のうちのいずれか1項に記載のパイ
プ棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部
から一体的に垂下形成されているので、物掛け部による
物品の安定した吊り下げ状態が得られる。
【0035】請求項8記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項4から6のうちのいずれか1項に記載のパイ
プ棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取付部
から一体的に垂下形成されており、この物掛け部が第2
のパイプ保持部を構成する一対の垂下部のうち一方の垂
下部を構成しているので、物掛け部を一対の垂下部と別
に形成した場合に比べ、構造が簡単で、しかもコンパク
トな物掛け具が得られる。
【0036】請求項9記載のパイプ棚用物掛け具によれ
ば、請求項2または3記載のパイプ棚用物掛け具におい
て、前記取付部は、2本のパイプを上下から挟むように
配置される上板および下板と、これら上板および下板と
一体的に形成され、上板と下板とを中央部で連結する連
結部とを備え、この連結部およびこの連結部の前後にお
ける上板および下板とで前記第1、第2のパイプ保持部
が構成されているので、取付部をパイプと平行な状態に
して2本のパイプの間にもってゆき、第1、第2のパイ
プ保持部をパイプに向かうように回動させてパイプには
め合わせることにより、容易に取り付けることができ
る。
【0037】請求項10記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項9記載のパイプ棚用物掛け具において、前
記上板および下板はそれぞれ可撓性を有しており、前記
第1、第2のパイプ保持部を構成する上板および下板の
少なくとも一端には、パイプを包むように対向して延設
された鈎部が一体的に形成されているので、上述のよう
にして第1、第2のパイプ保持部をパイプにはめ合わせ
た後は、少なくとも一方のパイプ保持部においてはパイ
プが鈎部によって包囲された状態となる。
【0038】したがって、安定した取付状態が得られ
る。
【0039】請求項11記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項9または10記載のパイプ棚用物掛け具に
おいて、前記鈎部が形成されている側と反対側に位置す
る上板および下板のパイプとの対向面のうち少なくとも
一面には、パイプの軸線方向に伸びるローレットが形成
されているので、取付部をパイプに取り付けた際、パイ
プの間隔に適合した、安定した保持状態が得られる。
【0040】請求項12記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項9から11のうちのいずれか1項に記載の
パイプ棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取
付部から一体的に垂下形成されているので、物掛け部に
よる物品の安定した吊り下げ状態が得られる。
【0041】請求項13記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項1から12のうちのいずれか1項に記載の
パイプ棚用物掛け具において、前記物掛け部は、前記取
付部から一体的に垂下形成されており、この物掛け部の
下端に物を掛けるためのフックが設けられているので、
物掛け部による物品の安定した吊り下げ状態が得られ
る。
【0042】請求項14記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項13記載のパイプ棚用物掛け具において、
前記フックは、水平方向に回動可能に設けられているの
で、物品を掛けて吊るす位置を、フックの回動範囲にお
いて自由に選択することができる。
【0043】請求項15記載のパイプ棚用物掛け具によ
れば、請求項13または14記載のパイプ棚用物掛け具
において、前記フックは、複数本設けられているので、
複数の物品を吊るすことができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0045】<第1実施例>図1から図7は本発明に係
るパイプ棚用物掛け具の第1実施例を示す図で、図1は
パイプに取り付けた状態を示す斜視図、図2は正面図、
図3は底面図、図4は右側面図、図5は図2におけるA
−A断面図、図6は背面図、図7は平面図である。
【0046】図1において、P1,P2はパイプ棚を構
成する平行な複数本のパイプのうち2本のパイプを示し
ている。パイプ棚は、台所等に設置されている。
【0047】10はパイプ棚用物掛け具であり、2本の
パイプP1,P2に跨って取り付けられる取付部20
と、この取付部20の前端部から一体的に垂下形成され
物掛け部30とを備えている。
【0048】取付部20は、2本のパイプP1,P2の
うちの一方のパイプP1を少なくとも上下方向から保持
する第1のパイプ保持部21と、他方のパイプP2を少
なくとも前後方向から保持する第2のパイプ保持部22
とを有しており、これらパイプP1,P2の軸線方向
(図中矢印X方向)に沿ってスライド可能に構成されて
いる。
【0049】取付部20は、パイプP1,P2の上方に
載置される天板23を有しており、この天板23から一
体的に、一方のパイプP1を巻き込むようなフック形状
に前記第1のパイプ保持部21が形成され、また、天板
23から一体的に、他方のパイプP2を前後で挟むよう
に、前記第2のパイプ保持部22が垂下形成されてい
る。そして、第1のパイプ保持部21におけるフック状
の折り返し部(図1でパイプP1の下方に位置する部
分)21aは、パイプの直径よりも大きな長さL(図9
参照)を有している。
【0050】第2のパイプ保持部22は、図4,図5に
も示すように、一対の垂下部22a、22bで構成され
ており、一方の垂下部22aは物掛け部30で構成され
ている。また、他方の垂下部22bの下部には、パイプ
P2に対し下方から当接する突条22cが形成されてい
る。22dは垂下部22を補強しているリブである(図
3参照)。
【0051】図5に示すように、物掛け部30の下端に
は、ポケット状に形成された受け部31が設けられてお
り、この受け部31に、ブッシュ32を介して3本のフ
ック33の基部33aがそれぞれ回動可能に取り付けら
れている。3本のフック33は、それぞれ基部33aを
軸としてほぼ180度の範囲で回動可能となっている。
【0052】34は、物掛け部30の前面を覆うカバー
である。
【0053】以上のようなパイプ棚用物掛け具10をパ
イプP1,P2に取り付けるには、図8矢印aで示すよ
うに、先ず、第1のパイプ保持部21を一方のパイプP
1に引っ掛け、次いで、矢印bで示すように第2のパイ
プ保持部22を他方のパイプP2に対して上方からはめ
合わせることにより容易に取り付けることができる。
【0054】また、図9に示すように、本実施例では、
第1のパイプ保持部21におけるフック状の折り返し部
21aがパイプの直径Dよりも大きな長さLを有してい
るので、パイプP1,P2の間隔がW1(パイプP1が
折り返し部21aから外れないぎりぎりの位置にある場
合のパイプP1とP2との距離)からW1+L−D/2
までのパイプ棚に取り付けることが可能である。
【0055】さらに、図10に示すように、パイプ棚の
どのパイプに取り付けるかはユーザーにおいて自由に選
択することができる。
【0056】なお、垂下部22bの下部には突条22c
が形成されているので、第2のパイプ保持部22をパイ
プP2に対して上方からはめ合わせる際、クリック感が
得られ、ユーザーにおける確実な取付作業が喚起され
る。
【0057】そして、取り付けられた状態では、次のよ
うな作用効果が得られる。
【0058】(i) 取付部20が、2本のパイプP
1,P2に跨って取り付けられた状態となるので、物掛
け部30のフック33にたわし等の物品を掛けあるいは
取り外す際、取付部20がパイプの軸回りには回動せ
ず、使い勝手がよい。
【0059】(ii) 第1のパイプ保持部21が一方
のパイプP1を上下方向から保持し、第2のパイプ保持
部22が他方のパイプP2を前後方向から保持するの
で、取付部20はパイプに対し、上下および前後方向に
安定した状態で取り付けられ、一層使い勝手の良いもの
となっている。
【0060】(iii) 取付部20は、パイプの軸線
方向に沿ってスライド可能に構成されているので、物品
を掛けて吊るす位置を、パイプの軸線方向において自由
に選択することができる。
【0061】(iv) 天板23がパイプP1,P2の
上方に載置された状態となるから、仮に重たい物品を物
掛け部に掛けたとしても、安定した取付状態が得られ
る。すなわち、第1、第2のパイプ保持部21、22を
天板23の上方に形成して且つ保持部21、22の前後
を逆にし、天板23がパイプの下方に位置するように構
成した場合に比べて優れた取付状態が得られる。
【0062】(v) 天板23がパイプの上方に位置す
るから、第1、第2のパイプ保持部21,22における
パイプP1,P2は天板23で覆われた状態となり、優
れた外観が得られる。すなわち、第1、第2のパイプ保
持部21、22を天板23の上方に形成して且つ保持部
21、22の前後を逆にし、天板23がパイプの下方に
位置するように構成した場合に比べて優れた外観が得ら
れる。
【0063】(vi) パイプP2に対して、垂下部の
弾性力に基づいた突条22bによる押圧力が作用するの
で、取付部20のパイプに対するガタツキが防止され
る。
【0064】(vii) 図8に示すように、第1のパ
イプ保持部21におけるパイプとの対向面のうち少なく
とも一面(図では上面)に、パイプの軸線方向に伸びる
ローレット24を形成した場合には、パイプの間隔に適
合した、第1のパイプ保持部21による安定した保持状
態が得られる。
【0065】(iix) 物掛け部30は、取付部20
から一体的に垂下形成されているので、物掛け部30に
よる物品の安定した吊り下げ状態が得られる。
【0066】(ix) 物掛け部30が第2のパイプ保
持部22を構成する一対の垂下部のうち一方の垂下部を
構成しているので、物掛け部30を一対の垂下部と別に
形成した場合に比べ、構造が簡単で、しかもコンパクト
な物掛け具が得られる。
【0067】(x) フック33は、水平方向に回動可
能に設けられているので、物品を掛けて吊るす位置を、
フックの回動範囲において自由に選択することができ
る。
【0068】<第2実施例>図11は本発明に係るパイ
プ棚用物掛け具の第2実施例を示す図で、パイプに取り
付けた状態を示す斜視図である。
【0069】この実施例が前述した第1実施例と異なる
点は、取付部の構造にあり、他の部分に変わりはない。
【0070】この実施例の取付部40は、2本のパイプ
P1,P2を上下から挟むように配置される上板41お
よび下板42と、これら上板41および下板42と一体
的に形成され、上板41と下板42とを中央部で連結す
る連結部43,43とを備えている。そして、連結部4
3およびこの連結部43の前後における上板41および
下板42とで第1、第2のパイプ保持部51,52が構
成されている。
【0071】上板41および下板42はそれぞれ可撓性
を有しており、第1、第2のパイプ保持部51,52を
構成する上板41および下板42の前端には、パイプP
2を包むように対向して延設された鈎部41a,42a
が一体的に形成されている。
【0072】また、後端側に位置する下板42のパイプ
P1との対向面には、パイプの軸線方向に伸びるローレ
ット42bが形成されている。
【0073】以上のようなパイプ棚用物掛け具をパイプ
P1,P2に取り付けるには、先ず、取付部40をパイ
プと平行な状態にして2本のパイプP1,P2の間にも
ってゆき、次いで、図12の矢印cで示すように第1、
第2のパイプ保持部51,52をパイプP1,P2に向
かうように回動させてパイプP1,P2にはめ合わせる
ことにより、容易に取り付けることができる。
【0074】また、本実施例では、第1、第2のパイプ
保持部51,52のパイプと直交する方向の長さL1
(図12参照)をパイプの直径D(図9参照)よりも大
きく設定してあるので、種々のパイプ間隔を有するパイ
プ棚に取り付けることが可能である。パイプ棚のどのパ
イプに取り付けるのかもユーザーにおいて自由に選択す
ることができる。
【0075】なお、上板41および下板42の前端には
鈎部41a,42aが形成されているので、これら鈎部
41a、42aがパイプP2を乗り越える際、クリック
感が得られ、ユーザーにおける確実な取付作業が喚起さ
れる。
【0076】そして、取り付けられた状態では、次のよ
うな本実施例特有の作用効果が得られる。
【0077】(i) 第2のパイプ保持部52において
はパイプP2が鈎部41a,42aによって包囲された
状態となるので安定した取付状態が得られる。
【0078】(ii) 下板42のパイプとの対向面に
は、ローレット42bが形成されているので、取付部4
0をパイプに取り付けた際、パイプの間隔に適合した、
安定した保持状態が得られる。
【0079】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0080】例えば、物掛け部30は取付部の前端に垂
下形成するのに限らず、取付部20または40の中央部
から垂下形成することもできる。この場合、第1実施例
における第2のパイプ保持部22の垂下部22aは物掛
け部30とは別に形成される。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパイプ棚用物掛け具の第1実施例
を示す図で、パイプに取り付けた状態を示す斜視図。
【図2】同上実施例の正面図。
【図3】同じく底面図。
【図4】同じく右側面図。
【図5】図2におけるA−A断面図。
【図6】背面図。
【図7】平面図。
【図8】第1実施例の取付操作説明斜視図。
【図9】同じく取付操作説明図。
【図10】同じく取付操作説明図。
【図11】本発明に係るパイプ棚用物掛け具の第2実施
例を示す図で、パイプに取り付けた状態を示す斜視図。
【図12】第2実施例の取付操作説明斜視図。
【図13】従来技術の説明図。
【符号の説明】
10 パイプ棚用物掛け具 P1 パイプ P2 パイプ 20 取付部 21 第1のパイプ保持部 22 第2のパイプ保持部 22a 垂下部 22b 垂下部 22c 突条 23 天板 24 ローレット 30 物掛け部 33 フック 40 取付部 41 上板 41a 鈎部 42 下板 42a 鈎部 42b ローレット 43 連結部 51 第1のパイプ保持部 52 第2のパイプ保持部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行する少なくとも2本のパイプを有す
    るパイプ棚に取り付けて使用する物掛け具であって、前
    記パイプ棚の少なくとも2本のパイプに跨って取り付け
    られる取付部と、この取付部と一体に連結された物掛け
    部とを備えたことを特徴とするパイプ棚用物掛け具。
  2. 【請求項2】 前記取付部は、2本のパイプのうちの一
    方のパイプを少なくとも上下方向から保持する第1のパ
    イプ保持部と、他方のパイプを少なくとも前後方向から
    保持する第2のパイプ保持部とを有していることを特徴
    とする請求項1記載のパイプ棚用物掛け具。
  3. 【請求項3】 前記取付部は、2本のパイプのうちの一
    方のパイプを少なくとも上下方向から保持する第1のパ
    イプ保持部と、他方のパイプを少なくとも前後方向から
    保持する第2のパイプ保持部とを有していおり、かつこ
    れらパイプの軸線方向に沿ってスライド可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のパイプ棚用物掛
    け具。
  4. 【請求項4】 前記取付部は、少なくとも2本のパイプ
    の上方に載置される天板と、この天板から一体的に、一
    方のパイプを巻き込むように形成された第1のパイプ保
    持部と、前記天板から一体的に、他方のパイプを前後で
    挟むように垂下形成された一対の垂下部からなる第2の
    パイプ保持部とを有していることを特徴とする請求項1
    または3記載のパイプ棚用物掛け具。
  5. 【請求項5】 前記一対の垂下部のうち少なくとも一方
    の垂下部には、パイプの下方と当接する突条が形成され
    ていることを特徴とする請求項4記載のパイプ棚用物掛
    け具。
  6. 【請求項6】 前記第1のパイプ保持部におけるパイプ
    との対向面の少なくとも一面には、パイプの軸線方向に
    伸びるローレットが形成されていることを特徴とする請
    求項4または5記載のパイプ棚用物掛け具。
  7. 【請求項7】 前記物掛け部は、前記取付部から一体的
    に垂下形成されていることを特徴とする請求項1から6
    のうちのいずれか1項に記載のパイプ棚用物掛け具。
  8. 【請求項8】 前記物掛け部は、前記取付部から一体的
    に垂下形成されており、この物掛け部が第2のパイプ保
    持部を構成する一対の垂下部のうち一方の垂下部を構成
    していることを特徴とする請求項4から6のうちのいず
    れか1項に記載のパイプ棚用物掛け具。
  9. 【請求項9】 前記取付部は、2本のパイプを上下から
    挟むように配置される上板および下板と、これら上板お
    よび下板と一体的に形成され、上板と下板とを中央部で
    連結する連結部とを備え、この連結部およびこの連結部
    の前後における上板および下板とで前記第1、第2のパ
    イプ保持部が構成されていることを特徴とする請求項2
    または3記載のパイプ棚用物掛け具。
  10. 【請求項10】 前記上板および下板はそれぞれ可撓性
    を有しており、前記第1、第2のパイプ保持部を構成す
    る上板および下板の少なくとも一端には、パイプを包む
    ように対向して延設された鈎部が一体的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項9記載のパイプ棚用物掛け
    具。
  11. 【請求項11】 前記鈎部が形成されている側と反対側
    に位置する上板および下板のパイプとの対向面のうち少
    なくとも一面には、パイプの軸線方向に伸びるローレッ
    トが形成されていることを特徴とする請求項9または1
    0記載のパイプ棚用物掛け具。
  12. 【請求項12】 前記物掛け部は、前記取付部から一体
    的に垂下形成されていることを特徴とする請求項9から
    11のうちのいずれか1項に記載のパイプ棚用物掛け
    具。
  13. 【請求項13】 前記物掛け部は、前記取付部から一体
    的に垂下形成されており、この物掛け部の下端に物を掛
    けるためのフックが設けられていることを特徴とする請
    求項1から12のうちのいずれか1項に記載のパイプ棚
    用物掛け具。
  14. 【請求項14】 前記フックは、水平方向に回動可能に
    設けられていることを特徴とする請求項13記載のパイ
    プ棚用物掛け具。
  15. 【請求項15】 前記フックは、複数本設けられている
    ことを特徴とする請求項13または14記載のパイプ棚
    用物掛け具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100948379B1 (ko) * 2008-02-22 2010-03-22 주식회사 인투온 트러스 조명 지지장치

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JPS5649543U (ja) * 1979-09-22 1981-05-01
JPS5965649U (ja) * 1982-10-26 1984-05-01 サンウエーブ工業株式会社 吊掛具

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