JPH0796093A - オーバーロックミシン - Google Patents
オーバーロックミシンInfo
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- JPH0796093A JPH0796093A JP24491293A JP24491293A JPH0796093A JP H0796093 A JPH0796093 A JP H0796093A JP 24491293 A JP24491293 A JP 24491293A JP 24491293 A JP24491293 A JP 24491293A JP H0796093 A JPH0796093 A JP H0796093A
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- thread tension
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 67
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 30
- 208000002513 Flank pain Diseases 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000415 inactivating effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】オーバーロックミシンによる巻き縫いが面倒
な張力の調整作業を要することなく簡易に行えるように
する。 【構 成】下ルーパ糸に縁かゞり縫いを形成するのに必
要な糸張力を付与する主糸調子器とは別にその近くに補
助糸調子器を設ける。送り量調節用のダイヤル12の軸
13に端面カム25を設け、下爪24が端面カム25の
高リフト部に係合するときは、上爪23が調子皿20の
周縁の一カ所を押込み、それに対向する側を拡開させて
調子皿間を通る下ルーパ糸への張力付与を解除し、主糸
調子器のみにより張力を付与して通常の縁かゞり縫いを
行う。巻き縫い時には、ダイヤル12の回動操作により
下爪24を端面カム25の低リフト部に係合させ、上爪
24を調子皿20より外す。これにより下ルーパ糸には
主糸調子器のほか補助糸調子器によって付与される張力
が加わり、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換時に張力調整
を行う必要がないようにする。
な張力の調整作業を要することなく簡易に行えるように
する。 【構 成】下ルーパ糸に縁かゞり縫いを形成するのに必
要な糸張力を付与する主糸調子器とは別にその近くに補
助糸調子器を設ける。送り量調節用のダイヤル12の軸
13に端面カム25を設け、下爪24が端面カム25の
高リフト部に係合するときは、上爪23が調子皿20の
周縁の一カ所を押込み、それに対向する側を拡開させて
調子皿間を通る下ルーパ糸への張力付与を解除し、主糸
調子器のみにより張力を付与して通常の縁かゞり縫いを
行う。巻き縫い時には、ダイヤル12の回動操作により
下爪24を端面カム25の低リフト部に係合させ、上爪
24を調子皿20より外す。これにより下ルーパ糸には
主糸調子器のほか補助糸調子器によって付与される張力
が加わり、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換時に張力調整
を行う必要がないようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の縁かヾり縫いと
巻き縫いとの切換えが容易に出来るオーバーロックミシ
ンに関する。
巻き縫いとの切換えが容易に出来るオーバーロックミシ
ンに関する。
【0002】
【従来技術】巻き縫いは通常、一本針三本糸のオーバー
ロックミシン或いは鉤ルーパーを備えた一本針二本糸の
オーバーロックミシンを用い、押え金及び針板を巻き縫
い用のものと取換え、かつ下ルーパ糸或いはルーパ糸
(以下、下糸という)の張力を大に、送り量を小にする
ことによって形成される。図1は一本針三本糸のオーバ
ーロックミシンによって形成される通常の縁かヾり縫い
を示すものであり、図2は、下糸張力を大(通常の縁か
ヾり縫い時の倍程度)、送り量を小にして上ルーパ糸を
布裏側に引込ませ、かつ縫い目ピッチを小さくした巻き
縫いを示すものである。
ロックミシン或いは鉤ルーパーを備えた一本針二本糸の
オーバーロックミシンを用い、押え金及び針板を巻き縫
い用のものと取換え、かつ下ルーパ糸或いはルーパ糸
(以下、下糸という)の張力を大に、送り量を小にする
ことによって形成される。図1は一本針三本糸のオーバ
ーロックミシンによって形成される通常の縁かヾり縫い
を示すものであり、図2は、下糸張力を大(通常の縁か
ヾり縫い時の倍程度)、送り量を小にして上ルーパ糸を
布裏側に引込ませ、かつ縫い目ピッチを小さくした巻き
縫いを示すものである。
【0003】こうした巻き縫いは生地が薄い場合、布縁
がロール状となって丈夫で美麗となることから、ハンカ
チ等の縁かヾり縫いに多く用いられている。
がロール状となって丈夫で美麗となることから、ハンカ
チ等の縁かヾり縫いに多く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般の多くのオーバー
ロックミシンでは、巻き縫いを行う際には、上述するよ
うに、押え金や針板等の部品を巻き縫い専用部分に交換
すると共に、下糸の張力を強くせねばならないが、張力
の調整は、複数の糸の複雑な絡みによる縫い目のため、
好ましい張力のバランスを得るまでの調整作業が容易で
なく、かなりな時間を要する。巻き縫いから通常の縁か
ヾり縫いに戻すときも同様で、押え金や針板等を通常の
標準部品に変えると共に、縁かヾり縫いに適した好まし
い張力バランスを得るための面倒な調整作業を必要とす
る。
ロックミシンでは、巻き縫いを行う際には、上述するよ
うに、押え金や針板等の部品を巻き縫い専用部分に交換
すると共に、下糸の張力を強くせねばならないが、張力
の調整は、複数の糸の複雑な絡みによる縫い目のため、
好ましい張力のバランスを得るまでの調整作業が容易で
なく、かなりな時間を要する。巻き縫いから通常の縁か
ヾり縫いに戻すときも同様で、押え金や針板等を通常の
標準部品に変えると共に、縁かヾり縫いに適した好まし
い張力バランスを得るための面倒な調整作業を必要とす
る。
【0005】本発明は、上述するような張力の面倒な調
整作業を行うことなく縁かヾり縫いより巻き縫いへ、或
いはその逆の切換えが容易にできるオーバーロックミシ
ンを提供することを目的とする。
整作業を行うことなく縁かヾり縫いより巻き縫いへ、或
いはその逆の切換えが容易にできるオーバーロックミシ
ンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段及び作用】本発明のオーバーロックミ
シンはそのため、下糸に通常の縁かヾり縫いを形成する
のに必要な糸張力を付与する糸調子器と、下糸に巻き縫
いを形成するのに必要な糸張力を主糸調子器と共に付与
する補助糸調子器を有することを特徴とする。
シンはそのため、下糸に通常の縁かヾり縫いを形成する
のに必要な糸張力を付与する糸調子器と、下糸に巻き縫
いを形成するのに必要な糸張力を主糸調子器と共に付与
する補助糸調子器を有することを特徴とする。
【0007】本説明のオーバーロックミシンにおいて、
巻き縫い時には下糸は主糸調子器と補助糸調子器に掛け
られ、二つの糸調子器から糸張力が付与されるが、縁か
ヾり縫い時には下糸は主糸調子器のみに掛けられ、巻き
縫い時とは糸経路を異にして補助糸調子器には通さない
ようにするか、或いは巻き縫い時と同じ経路で補助糸調
子器に通され、その張力付与を解除する。この場合には
したがって補助糸調子器は、ミシン外側に設けたダイヤ
ル、レバー、押しボタン、足踏ペダル等の手動操作部材
の操作によって作用、不作用の切換え、すなわち張力の
付与とその解除の切換えがおこなわれる。この切換えを
行うには、例えば従前の糸調子器と同様、バネによって
弾接される一対の調子皿のうちの一方を糸弛めピンによ
り、バネの作用に抗して他方より引離す方法、一対の調
子皿のうちの一方の皿周縁の一か所を爪により押込んで
調子皿を傾斜させ、糸調子軸を挟んで対抗する側を拡開
させる方法、バネを押込み、或いはバネへの押込みを解
除して調子皿にバネ圧を付与し、或いはその付与を解除
する方法などを用いることができる。
巻き縫い時には下糸は主糸調子器と補助糸調子器に掛け
られ、二つの糸調子器から糸張力が付与されるが、縁か
ヾり縫い時には下糸は主糸調子器のみに掛けられ、巻き
縫い時とは糸経路を異にして補助糸調子器には通さない
ようにするか、或いは巻き縫い時と同じ経路で補助糸調
子器に通され、その張力付与を解除する。この場合には
したがって補助糸調子器は、ミシン外側に設けたダイヤ
ル、レバー、押しボタン、足踏ペダル等の手動操作部材
の操作によって作用、不作用の切換え、すなわち張力の
付与とその解除の切換えがおこなわれる。この切換えを
行うには、例えば従前の糸調子器と同様、バネによって
弾接される一対の調子皿のうちの一方を糸弛めピンによ
り、バネの作用に抗して他方より引離す方法、一対の調
子皿のうちの一方の皿周縁の一か所を爪により押込んで
調子皿を傾斜させ、糸調子軸を挟んで対抗する側を拡開
させる方法、バネを押込み、或いはバネへの押込みを解
除して調子皿にバネ圧を付与し、或いはその付与を解除
する方法などを用いることができる。
【0008】本発明のオーバーロックミシンによれば、
縁かヾり縫いと巻き縫いの切換え時には、糸経路を変え
るか、或いは補助糸調子器の作用、不作用の切換えを行
えばよく、両糸調子器共、縫いの切換時に張力調整を行
う必要がない。補助糸調子器が作用と不作用の切換えを
行えるようにした場合、この切換操作に連動して送り量
を調整できるようにすること、すなわち補助糸調子器を
不作用にして縁かヾり縫いを行うときには、送り量が大
となり、補助糸調子器を作用させて巻き縫いを行うとき
には送り量が小となるように、補助糸調子器の切換機構
と送り量調整機講とを連動させるのが望ましい、それに
は例えば、送り量調整のためのダイヤルの軸に補助糸調
子器の切換用端面カムを設け、該カムによって上述の糸
弛めピンや爪を作動させるようにするか、或いはバネの
押込み若しくは押込み解除を行わせるようにするとよ
い。
縁かヾり縫いと巻き縫いの切換え時には、糸経路を変え
るか、或いは補助糸調子器の作用、不作用の切換えを行
えばよく、両糸調子器共、縫いの切換時に張力調整を行
う必要がない。補助糸調子器が作用と不作用の切換えを
行えるようにした場合、この切換操作に連動して送り量
を調整できるようにすること、すなわち補助糸調子器を
不作用にして縁かヾり縫いを行うときには、送り量が大
となり、補助糸調子器を作用させて巻き縫いを行うとき
には送り量が小となるように、補助糸調子器の切換機構
と送り量調整機講とを連動させるのが望ましい、それに
は例えば、送り量調整のためのダイヤルの軸に補助糸調
子器の切換用端面カムを設け、該カムによって上述の糸
弛めピンや爪を作動させるようにするか、或いはバネの
押込み若しくは押込み解除を行わせるようにするとよ
い。
【0009】補助糸調子器の切換機構と送り量調整機構
とを連動させるようにした場合、縁かヾり縫いと巻き縫
いでそれぞれ送り量の調整が行えるようにするのが望ま
しい。それには例えば、上述のダイヤルの軸に設けら
れ、切換用端面カムを高低の二種類のリフトを有する二
段カムとし、張力付与或いは解除の状態を変えないでそ
れぞれ一定量、ダイヤルの軸を回動できるようにし、各
回動範囲で送り量調整が行われるようにするとよい。
とを連動させるようにした場合、縁かヾり縫いと巻き縫
いでそれぞれ送り量の調整が行えるようにするのが望ま
しい。それには例えば、上述のダイヤルの軸に設けら
れ、切換用端面カムを高低の二種類のリフトを有する二
段カムとし、張力付与或いは解除の状態を変えないでそ
れぞれ一定量、ダイヤルの軸を回動できるようにし、各
回動範囲で送り量調整が行われるようにするとよい。
【0010】したがって別のオーバーロックミシンで
は、補助糸調子器を作用若しくは不作用に切換える切換
機構が設けられ、この切換機構と送り量調整機構が連動
するように構成され、更に別のオーバーロックミシンで
は、補助糸調子器の切換機構と送り量調整機構とを連動
させたオーバーロックミシンにおいて、縁かゞり縫いと
巻き縫いの切換時に、それぞれ送り量の調整が行えるよ
うにされる。
は、補助糸調子器を作用若しくは不作用に切換える切換
機構が設けられ、この切換機構と送り量調整機構が連動
するように構成され、更に別のオーバーロックミシンで
は、補助糸調子器の切換機構と送り量調整機構とを連動
させたオーバーロックミシンにおいて、縁かゞり縫いと
巻き縫いの切換時に、それぞれ送り量の調整が行えるよ
うにされる。
【0011】更に別のオーバーロックミシンでは、補助
糸調子器を作用若しくは不作用に切換えるためのカムが
高低二種類のリフトを有する二段の端面カムとして構成
され、送り調整機構のダイヤルの軸に取付けられる。主
糸調子器と補助糸調子器は、両糸調子器への糸通しが容
易に行えるように、各糸調子器の糸経路が同一平面内に
位置するように配置するのが望ましい。このミシンによ
れば、上記面上で糸を一方向に操作することにより糸通
しが行えるようになる。
糸調子器を作用若しくは不作用に切換えるためのカムが
高低二種類のリフトを有する二段の端面カムとして構成
され、送り調整機構のダイヤルの軸に取付けられる。主
糸調子器と補助糸調子器は、両糸調子器への糸通しが容
易に行えるように、各糸調子器の糸経路が同一平面内に
位置するように配置するのが望ましい。このミシンによ
れば、上記面上で糸を一方向に操作することにより糸通
しが行えるようになる。
【0012】したがって別のオーバーロックミシンで
は、糸調子器と補助糸調子器は、各糸経路が同一平面内
に位置するように配置される。
は、糸調子器と補助糸調子器は、各糸経路が同一平面内
に位置するように配置される。
【0013】
【実施例】図3は、一本針三本糸のオーバーロックミシ
ンについて示すもので、ミシンカバー1の前面上部に針
糸用糸調子器2、上ルーパ糸用糸調子器3及び下ルーパ
糸用糸調子器4がそれぞれ配置され、図示省略した糸巻
きより糸調子器2に通した針糸5が針6に、糸調子器3
に通した上ルーパ糸7が上ルーパ8に、糸調子器4に通
した下ルーパ糸9が下ルーパ10に、それぞれ所定の糸
経路を辿って通されるようになっており、ミシン本体1
1の側面には、送り量調整用のダイヤル12が突設さ
れ、ダイヤル12の回動操作により調り量が調整される
ようになっている。
ンについて示すもので、ミシンカバー1の前面上部に針
糸用糸調子器2、上ルーパ糸用糸調子器3及び下ルーパ
糸用糸調子器4がそれぞれ配置され、図示省略した糸巻
きより糸調子器2に通した針糸5が針6に、糸調子器3
に通した上ルーパ糸7が上ルーパ8に、糸調子器4に通
した下ルーパ糸9が下ルーパ10に、それぞれ所定の糸
経路を辿って通されるようになっており、ミシン本体1
1の側面には、送り量調整用のダイヤル12が突設さ
れ、ダイヤル12の回動操作により調り量が調整される
ようになっている。
【0014】以上のような一本針3本糸のオーバーロッ
クミシンにおいて、図3に示す実施例では、糸調子器4
の近くに糸経路上の下ルーパ糸9が通される補助糸調子
器15を設けると共に、ダイヤル12に隣接して補助糸
調子器15の作用、不作用を切換える切換レバー16を
設けたもので、補助糸調子器15は図5及び図6に示さ
れるように、取付台18と、取付台18に止着されて側
方に突出するネジ軸19と、ネジ軸19に摺動可能に嵌
合する一対の調子皿20と、ネジ軸19に螺着されるバ
ネ座21と、バネ座21と調子皿20の間のネジ軸19
に遊嵌され、調子皿21を押付けるコイルバネ22とよ
りなり、取付台18には更に上爪23と下爪24が一体
に軸着され、上爪23は調子皿20の周縁に向けられる
一方、下爪24は切換レバー16と同軸に固着された切
換用の端面カム25に係合している。そして縁かゞり縫
い時においては、下爪24が端面カム25の高リフト部
に係合することによって、上爪23が調子皿周縁を押し
込んで調子皿20を傾斜させ、ミシンカバー前面側の調
子皿間を拡開させ、調子皿間を通る下ルーパ糸9 へ押え
圧が加わらないようになっており(図5)、巻き縫い時
においては、下爪24が端面カム25の低リフト部に係
合し、上爪23を調子皿20より離脱させ、調子皿間を
通る下ルーパ糸9に張力を付与するようになっている
(図6)。
クミシンにおいて、図3に示す実施例では、糸調子器4
の近くに糸経路上の下ルーパ糸9が通される補助糸調子
器15を設けると共に、ダイヤル12に隣接して補助糸
調子器15の作用、不作用を切換える切換レバー16を
設けたもので、補助糸調子器15は図5及び図6に示さ
れるように、取付台18と、取付台18に止着されて側
方に突出するネジ軸19と、ネジ軸19に摺動可能に嵌
合する一対の調子皿20と、ネジ軸19に螺着されるバ
ネ座21と、バネ座21と調子皿20の間のネジ軸19
に遊嵌され、調子皿21を押付けるコイルバネ22とよ
りなり、取付台18には更に上爪23と下爪24が一体
に軸着され、上爪23は調子皿20の周縁に向けられる
一方、下爪24は切換レバー16と同軸に固着された切
換用の端面カム25に係合している。そして縁かゞり縫
い時においては、下爪24が端面カム25の高リフト部
に係合することによって、上爪23が調子皿周縁を押し
込んで調子皿20を傾斜させ、ミシンカバー前面側の調
子皿間を拡開させ、調子皿間を通る下ルーパ糸9 へ押え
圧が加わらないようになっており(図5)、巻き縫い時
においては、下爪24が端面カム25の低リフト部に係
合し、上爪23を調子皿20より離脱させ、調子皿間を
通る下ルーパ糸9に張力を付与するようになっている
(図6)。
【0015】以上のように、切換レバー16の回動操作
により補助糸調子器が縁かゞり縫い時には不作用、巻き
縫い時には作用するように切換えられ、不作用時におい
ては下ルーパ糸9は、縁かゞり縫いに適した張力に設定
された糸調子器4により張力を付与され、作用的におい
ては、下ルーパ糸9に糸調子器4により付与される張力
と、補助糸調子器15により付与される張力が加わり、
巻き縫いに適した張力が付与される。
により補助糸調子器が縁かゞり縫い時には不作用、巻き
縫い時には作用するように切換えられ、不作用時におい
ては下ルーパ糸9は、縁かゞり縫いに適した張力に設定
された糸調子器4により張力を付与され、作用的におい
ては、下ルーパ糸9に糸調子器4により付与される張力
と、補助糸調子器15により付与される張力が加わり、
巻き縫いに適した張力が付与される。
【0016】巻き縫いに切換えるときには、上述するよ
うに補助糸調子器を作用させて下ルーパ糸9に付与され
る張力を大にするほか、押え金及び針板が巻き縫い用の
部品に変えられ、更に送り量が通常小に調節される。本
実施例において、送り量の調節は、ダイヤル12を回動
操作してダイヤル軸13に固着の送り量調節カム27に
より調子函26の傾きを変えることによって行う。すな
わち図7において、一端に調子函26に嵌合するスライ
ダー28を有し、偏心軸29の回転駆動でスライダー2
8が調子函26を往復摺動することによって、図の左右
方向に往復動する水平送り腕31の往復動量が調子函2
6の傾きによって変化し、送り歯32の往復運動量、す
なわち送り量が変化するようになっている。
うに補助糸調子器を作用させて下ルーパ糸9に付与され
る張力を大にするほか、押え金及び針板が巻き縫い用の
部品に変えられ、更に送り量が通常小に調節される。本
実施例において、送り量の調節は、ダイヤル12を回動
操作してダイヤル軸13に固着の送り量調節カム27に
より調子函26の傾きを変えることによって行う。すな
わち図7において、一端に調子函26に嵌合するスライ
ダー28を有し、偏心軸29の回転駆動でスライダー2
8が調子函26を往復摺動することによって、図の左右
方向に往復動する水平送り腕31の往復動量が調子函2
6の傾きによって変化し、送り歯32の往復運動量、す
なわち送り量が変化するようになっている。
【0017】上記実施例では、切換レバー16による補
助糸調子器15の作用、不作用への切換えと、ダイヤル
12の回動操作による送り量の調整が別個に独立して行
われ、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換えに、切換レバー
16とダイヤル12の操作が必要であるが、ダイヤルの
操作のみによって補助糸調子器の作用、不作用への切換
えと、送り量の変更が同時に行えるようにすることもで
きる。
助糸調子器15の作用、不作用への切換えと、ダイヤル
12の回動操作による送り量の調整が別個に独立して行
われ、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換えに、切換レバー
16とダイヤル12の操作が必要であるが、ダイヤルの
操作のみによって補助糸調子器の作用、不作用への切換
えと、送り量の変更が同時に行えるようにすることもで
きる。
【0018】図8〜図10は、その一例を示すもので、
上述の端面カム25がダイヤル12のダイヤル軸13に
取付けられている。本実施例においてはまた、縁かゞり
縫いを行うときと巻き縫いを行うときとで、それぞれ送
り量が調整できるようになっている。すなわち、送り量
調節カム27に形成されるカム溝34には、連結板35
に突設されるピン36が嵌合し、送り量調節カム27の
回動により連結板35及びレバー37を介して調子軸3
8が回動し、調子函26の傾きが変えられるようになっ
ているが、ピン36がカム溝部分aからeの範囲にある
ときまでは、下爪24は端面カム25の高リフト部に係
合して縁かゞり縫いが行われ、送り量0のa点よりb、
c、d点に向かうにつれ送り量が増し、e点で送り量が
最大となるなるようになっている。一方ピン36がカム
溝部分AからBの範囲にあるときまでは、下爪24は端
面カム25の低リフト部に係合して巻き縫いが行われ、
AよりBに向かって送り量が大きくなるようになってい
る。図中40は、送り量調節カム27の周面に形成され
るノッチ溝41に嵌合係止し、縁かゞり縫い及び巻き縫
い時の代表的な送り量に調整するための位置決め用バネ
である。
上述の端面カム25がダイヤル12のダイヤル軸13に
取付けられている。本実施例においてはまた、縁かゞり
縫いを行うときと巻き縫いを行うときとで、それぞれ送
り量が調整できるようになっている。すなわち、送り量
調節カム27に形成されるカム溝34には、連結板35
に突設されるピン36が嵌合し、送り量調節カム27の
回動により連結板35及びレバー37を介して調子軸3
8が回動し、調子函26の傾きが変えられるようになっ
ているが、ピン36がカム溝部分aからeの範囲にある
ときまでは、下爪24は端面カム25の高リフト部に係
合して縁かゞり縫いが行われ、送り量0のa点よりb、
c、d点に向かうにつれ送り量が増し、e点で送り量が
最大となるなるようになっている。一方ピン36がカム
溝部分AからBの範囲にあるときまでは、下爪24は端
面カム25の低リフト部に係合して巻き縫いが行われ、
AよりBに向かって送り量が大きくなるようになってい
る。図中40は、送り量調節カム27の周面に形成され
るノッチ溝41に嵌合係止し、縁かゞり縫い及び巻き縫
い時の代表的な送り量に調整するための位置決め用バネ
である。
【0019】図11及び図12は、別の例を示すもの
で、端面カム25が送り量調節カム27の周縁に形成さ
れ、また補助糸調子器15の軸44にはコイルバネ22
のバネ押え45が摺動自在に嵌挿されている。ダイヤル
軸13に止め輪49によって軸方向の動きを規制されて
遊嵌される支持ブロック46には、バネ押え45を押さ
える押え板47が回動可能に軸支され、その一側には端
面カム25に係合するピン48が突設されている。
で、端面カム25が送り量調節カム27の周縁に形成さ
れ、また補助糸調子器15の軸44にはコイルバネ22
のバネ押え45が摺動自在に嵌挿されている。ダイヤル
軸13に止め輪49によって軸方向の動きを規制されて
遊嵌される支持ブロック46には、バネ押え45を押さ
える押え板47が回動可能に軸支され、その一側には端
面カム25に係合するピン48が突設されている。
【0020】しかして縁かゞり縫いを行うときには、ピ
ン48が端面カム25の低リフト部に係合して押え板4
7を図の左方に傾斜させ、コイルバネ22の作用により
バネ押え45を左方に移動させてコイルバネ22を十分
に伸び切った状態にし、そのバネ圧が調子皿20に作用
せず、したがって調子皿間を通る下ルーパ糸に張力を付
与しないようになっている。そしてピン48が端面カム
25の低リフト部に係合する範囲内でダイヤル12の操
作により送り量調節カム27を回動すると、縁かゞり縫
いにおける送り量が調整されるようになっている。
ン48が端面カム25の低リフト部に係合して押え板4
7を図の左方に傾斜させ、コイルバネ22の作用により
バネ押え45を左方に移動させてコイルバネ22を十分
に伸び切った状態にし、そのバネ圧が調子皿20に作用
せず、したがって調子皿間を通る下ルーパ糸に張力を付
与しないようになっている。そしてピン48が端面カム
25の低リフト部に係合する範囲内でダイヤル12の操
作により送り量調節カム27を回動すると、縁かゞり縫
いにおける送り量が調整されるようになっている。
【0021】一方、巻き縫いを行うときには、ピン48
を端面カム25の高リフト部に係合して押え板47を図
の右方に傾斜させ、バネ押え45をコイルバネ22の作
用に抗して右方に移動させる。これにより調子皿間を通
る下ルーパ糸に張力が付与される。この場合において
も、ピン48が端面カム25の高リフト部に係合する範
囲内で巻縫いにおける送り量の調節が可能である。
を端面カム25の高リフト部に係合して押え板47を図
の右方に傾斜させ、バネ押え45をコイルバネ22の作
用に抗して右方に移動させる。これにより調子皿間を通
る下ルーパ糸に張力が付与される。この場合において
も、ピン48が端面カム25の高リフト部に係合する範
囲内で巻縫いにおける送り量の調節が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、次のよ
うな効果を奏する。請求項1記載のオーバーロックミシ
ンによれば、巻き縫いを行うとき、或いは巻き縫いより
通常の縁かゞり縫いに戻すときに一々、糸張力の調整を
行う必要がなく、一度得られた張力のバランスを変えな
くてもよいので、縁かゞり縫いより巻き縫いへ、或いは
その逆の切換えが容易となるほか、一つの糸調子器で縁
かゞり縫いから巻き縫いの広い範囲で張力調整を行うも
のと比べ、主及び補助糸調子器共、張力調整範囲を狭く
することができるので、糸調子器の設計上の自由度が増
す利点がある。
うな効果を奏する。請求項1記載のオーバーロックミシ
ンによれば、巻き縫いを行うとき、或いは巻き縫いより
通常の縁かゞり縫いに戻すときに一々、糸張力の調整を
行う必要がなく、一度得られた張力のバランスを変えな
くてもよいので、縁かゞり縫いより巻き縫いへ、或いは
その逆の切換えが容易となるほか、一つの糸調子器で縁
かゞり縫いから巻き縫いの広い範囲で張力調整を行うも
のと比べ、主及び補助糸調子器共、張力調整範囲を狭く
することができるので、糸調子器の設計上の自由度が増
す利点がある。
【0023】請求項2記載のオーバーロックミシンにお
いては、補助糸調子器を不作用にする機構を設けなくて
もよいので、補助糸調子器の機構をシンプルにすること
ができる。請求項3記載のオーバーロックミシンにおい
ては、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換時に糸経路を変え
なくてもよい。
いては、補助糸調子器を不作用にする機構を設けなくて
もよいので、補助糸調子器の機構をシンプルにすること
ができる。請求項3記載のオーバーロックミシンにおい
ては、縁かゞり縫いと巻き縫いの切換時に糸経路を変え
なくてもよい。
【0024】請求項4記載のオーバーロックミシンによ
れば、一つの手動操作部材の操作によって補助糸調子器
の作用或いは不作用の切換えと、送り量の調整が行える
ようになる。請求項5及び6記載のオーバーロックミシ
ンにおいては、縁かゞり縫いのほか、巻き縫いにおいて
も送り量を調整することができる。
れば、一つの手動操作部材の操作によって補助糸調子器
の作用或いは不作用の切換えと、送り量の調整が行える
ようになる。請求項5及び6記載のオーバーロックミシ
ンにおいては、縁かゞり縫いのほか、巻き縫いにおいて
も送り量を調整することができる。
【0025】請求項7記載のオーバーロックミシンによ
れば、送り量調整機構を利用して端面カムを回動操作す
ることができる。請求項8記載のオーバーロックミシン
においては、糸を一方向に操作すれば、糸通しが可能
で、糸通しが容易となる。
れば、送り量調整機構を利用して端面カムを回動操作す
ることができる。請求項8記載のオーバーロックミシン
においては、糸を一方向に操作すれば、糸通しが可能
で、糸通しが容易となる。
【図1】 通常の一本針三本糸の縁かゞり縫いを示す斜
視図。
視図。
【図2】 一本針三本糸の巻き縫いを示す斜視図。
【図3】 一本針三本糸のオーバーロックミシンを示す
正面図。
正面図。
【図4】 同オーバーロックミシンの側面図。
【図5】 縁かゞり縫い時における補助糸調子器の部分
断面平面図。
断面平面図。
【図6】 巻き縫いに切換えたときの補助糸調子器の部
分断面平面図。
分断面平面図。
【図7】 送り機構の側面図。
【図8】 切換機構の別の例を示す斜視図。
【図9】 同機構を備えたオーバーロックミシンの正面
図。
図。
【図10】 同側面図。
【図11】 更に別の切換機構を備えたオーバーロック
ミシンの正面図。
ミシンの正面図。
【図12】 図11に示す切換機構の斜視図。
2・・・針糸用糸調子器 3・・・上ル
ーパ糸用糸調子器 4・・・下ルーパ糸用糸調子器 9・・・下ル
ーパ糸 12・・・ダイヤル 13・・・ダ
イヤル軸 15・・・補助糸調子器 16・・・切
換えレバー 18・・・取付台 19・・・ネ
ジ軸 20・・・調子皿 21・・・調
節撮み 22・・・コイルバネ 23・・・上
爪 24・・・下爪 25・・・端
面カム 26・・・調子函 27・・・送
り量調節カム 34・・・カム溝 44・・・軸 45・・・バネ押え 47・・・押
え板 48・・・ピン
ーパ糸用糸調子器 4・・・下ルーパ糸用糸調子器 9・・・下ル
ーパ糸 12・・・ダイヤル 13・・・ダ
イヤル軸 15・・・補助糸調子器 16・・・切
換えレバー 18・・・取付台 19・・・ネ
ジ軸 20・・・調子皿 21・・・調
節撮み 22・・・コイルバネ 23・・・上
爪 24・・・下爪 25・・・端
面カム 26・・・調子函 27・・・送
り量調節カム 34・・・カム溝 44・・・軸 45・・・バネ押え 47・・・押
え板 48・・・ピン
Claims (8)
- 【請求項1】 下ルーパ糸或いはルーパ糸に通常の縁か
ヾり縫いを形成するのに必要な糸張力を付与する糸調子
器と、下ルーパ糸或いはルーパ糸に巻き縫いを形成する
のに必要な糸張力を主糸調子器と共に付与する補助糸調
子器を有することを特徴とするオーバーロックミシン。 - 【請求項2】 下ルーパ糸或いはルーパ糸の糸経路は、
縁かヾり縫い時においては補助糸調子器を通らず、巻き
縫い時において通される請求項1記載のオーバーロック
ミシン。 - 【請求項3】 手動操作により補助糸調子器を作用と不
作用とに切換える切換え機構が設けられる請求項1記載
のオーバーロックミシン。 - 【請求項4】 送り量調整機構が切換機講に連動するよ
うに構成される請求項3記載のオーバーロックミシン。 - 【請求項5】 縁かヾり縫いと巻き縫いにおいてそれぞ
れ、送り量が調整可能である請求項4記載のオーバーロ
ックミシン。 - 【請求項6】 送り量調整機構の送り量調節カムに縁か
ヾり縫い用の送り量調節カム部と、巻き縫い用の送り量
調節カム部が形成される請求項5記載のオーバーロック
ミシン。 - 【請求項7】 補助糸調子器を作用若しくは不作用に切
換えるための端面カムが送り量調整機構のダイヤルの軸
に取付けられる請求項4記載のオーバーロックミシン。 - 【請求項8】 主糸調子器と補助糸調子器は、各糸経路
が同一平面内に位置するように配置される請求項1記載
のオーバーロックミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24491293A JPH0796093A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーロックミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24491293A JPH0796093A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーロックミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796093A true JPH0796093A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17125823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24491293A Pending JPH0796093A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | オーバーロックミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796093A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5711238A (en) * | 1995-03-30 | 1998-01-27 | Jaguar Co., Ltd. | Overlock sewing machine |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24491293A patent/JPH0796093A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5711238A (en) * | 1995-03-30 | 1998-01-27 | Jaguar Co., Ltd. | Overlock sewing machine |
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