JPH0796169A - 熱処理装置の温度制御方法 - Google Patents
熱処理装置の温度制御方法Info
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- JPH0796169A JPH0796169A JP24992193A JP24992193A JPH0796169A JP H0796169 A JPH0796169 A JP H0796169A JP 24992193 A JP24992193 A JP 24992193A JP 24992193 A JP24992193 A JP 24992193A JP H0796169 A JPH0796169 A JP H0796169A
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- signal
- processing chamber
- heat treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部温度センサのみで制御応答の高い温度制
御行うことが可能な温度制御方法を提供する。 【構成】 本発明によれば、式(1)で表されるFF信
号f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)と所望の設定温度信号とを合成し、その合成設定温
度信号に基づいて、外部温度を一旦オーバーシュートさ
せるように制御するので、内部温度の制御応答を従来の
方法に比較して高めることが可能である。その場合に、
その合成設定温度信号と外部温度センサによる検出値が
一致するように制御すれば十分なので、内部温度センサ
を用いずとも正確かつ迅速な温度制御を行うことが可能
である。
御行うことが可能な温度制御方法を提供する。 【構成】 本発明によれば、式(1)で表されるFF信
号f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)と所望の設定温度信号とを合成し、その合成設定温
度信号に基づいて、外部温度を一旦オーバーシュートさ
せるように制御するので、内部温度の制御応答を従来の
方法に比較して高めることが可能である。その場合に、
その合成設定温度信号と外部温度センサによる検出値が
一致するように制御すれば十分なので、内部温度センサ
を用いずとも正確かつ迅速な温度制御を行うことが可能
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置に関し、特
に熱処理装置のフィードフォワード温度制御方法に関す
る。
に熱処理装置のフィードフォワード温度制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体製造工程においては、
被処理体である半導体ウェハの表面に薄膜や酸化膜を積
層したり、あるいは不純物の拡散を行うためにCVD装
置、酸化膜形成装置、あるいは拡散装置などが用いられ
ており、最近では、精度の高い処理を行うために、縦型
の熱処理炉が使用されている。この縦型の熱処理炉は、
一般に加熱用の管状炉を垂直に配置し、この管状炉の中
に石英などからなる反応管を(処理室)設け、多数の半
導体ウェハなどの被処理体を水平状態で縦方向に収容し
たボートを適当な昇降装置によって上昇させて上記反応
管内に搬入し、処理室内に導入される適当な反応ガスに
より、酸化膜形成などの所定の熱処理を炉内で実施する
ように構成されている。
被処理体である半導体ウェハの表面に薄膜や酸化膜を積
層したり、あるいは不純物の拡散を行うためにCVD装
置、酸化膜形成装置、あるいは拡散装置などが用いられ
ており、最近では、精度の高い処理を行うために、縦型
の熱処理炉が使用されている。この縦型の熱処理炉は、
一般に加熱用の管状炉を垂直に配置し、この管状炉の中
に石英などからなる反応管を(処理室)設け、多数の半
導体ウェハなどの被処理体を水平状態で縦方向に収容し
たボートを適当な昇降装置によって上昇させて上記反応
管内に搬入し、処理室内に導入される適当な反応ガスに
より、酸化膜形成などの所定の熱処理を炉内で実施する
ように構成されている。
【0003】ところで、集積回路の高速化、高集積化に
伴って半導体ウェハ表面の処理を高精度で制御する必要
があるが、そのためには加熱処理時の温度制御の精度を
高めることが重要である。例えば、被処理体である半導
体ウェハを短時間で所定温度例えば500℃から所定温
度例えば1000℃まで上昇させるとともに、処理中は
所定温度例えば1000℃に保持し、処理終了後には再
び短時間で所定温度例えば500℃まで下降させてやる
必要がある。
伴って半導体ウェハ表面の処理を高精度で制御する必要
があるが、そのためには加熱処理時の温度制御の精度を
高めることが重要である。例えば、被処理体である半導
体ウェハを短時間で所定温度例えば500℃から所定温
度例えば1000℃まで上昇させるとともに、処理中は
所定温度例えば1000℃に保持し、処理終了後には再
び短時間で所定温度例えば500℃まで下降させてやる
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
縦型加熱炉の構成では、被処理体は処理室外部に設置さ
れた加熱手段により加熱されるため、加熱手段から被処
理体への伝熱は、石英などからなる処理室の壁体あるい
は均一に温度伝搬させるための均熱手段などを介して間
接的に行われていた。したがって、処理室の外部と内部
では所定温度到達時間に差が生じるため、処理室外部に
おいて加熱手段の近傍に設置された外部温度検出手段に
よる温度制御のみでは、処理室内温度の制御応答が遅
く、処理室内の正確かつ迅速な温度制御を行うことがで
きなかった。特に処理室内にウェハを載置したボートを
挿入する際に、一旦処理室内の温度が下がることがある
が、従来の温度制御方法では制御応答が遅く、処理室内
の温度の回復(温度リカバリー)が遅くなることも問題
であった。
縦型加熱炉の構成では、被処理体は処理室外部に設置さ
れた加熱手段により加熱されるため、加熱手段から被処
理体への伝熱は、石英などからなる処理室の壁体あるい
は均一に温度伝搬させるための均熱手段などを介して間
接的に行われていた。したがって、処理室の外部と内部
では所定温度到達時間に差が生じるため、処理室外部に
おいて加熱手段の近傍に設置された外部温度検出手段に
よる温度制御のみでは、処理室内温度の制御応答が遅
く、処理室内の正確かつ迅速な温度制御を行うことがで
きなかった。特に処理室内にウェハを載置したボートを
挿入する際に、一旦処理室内の温度が下がることがある
が、従来の温度制御方法では制御応答が遅く、処理室内
の温度の回復(温度リカバリー)が遅くなることも問題
であった。
【0005】そのため、従来の温度制御システムでは、
被処理体近傍の温度を検出するための内部温度検出手段
を処理室内に設置し、その内部温度検出手段により検出
された内部温度に応じて温度制御を行い、温度リカバリ
ーを速める方法が試みられている。しかしこの方法で
は、温度検出手段自体が処理室内に設置されるため、処
理中に温度検出手段にプロセスの膜が付着し、正確な温
度制御を行うことができず問題であった。
被処理体近傍の温度を検出するための内部温度検出手段
を処理室内に設置し、その内部温度検出手段により検出
された内部温度に応じて温度制御を行い、温度リカバリ
ーを速める方法が試みられている。しかしこの方法で
は、温度検出手段自体が処理室内に設置されるため、処
理中に温度検出手段にプロセスの膜が付着し、正確な温
度制御を行うことができず問題であった。
【0006】さらに最近では、折線近似技法により得ら
れた設定温度レシピに従って、外部温度検出手段のみに
よって処理室内温度の制御を行う方法も開発されている
が、設定温度レシピを作成するために必要な入力パラメ
ータも多く、また作成に熟練を要するため実用上問題が
あった。
れた設定温度レシピに従って、外部温度検出手段のみに
よって処理室内温度の制御を行う方法も開発されている
が、設定温度レシピを作成するために必要な入力パラメ
ータも多く、また作成に熟練を要するため実用上問題が
あった。
【0007】本発明は上記のような従来の温度制御方法
の有する様々な問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、非常に簡単な方法で求めた補正
信号により設定温度の制御レシピを補正することによ
り、内部温度検出手段を用いずに外部温度検出手段のみ
でも、正確かつ迅速な処理室内温度制御を行うことが可
能な新規かつ改良された熱処理装置のフィードフォワー
ド温度制御方法を提供することである。
の有する様々な問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、非常に簡単な方法で求めた補正
信号により設定温度の制御レシピを補正することによ
り、内部温度検出手段を用いずに外部温度検出手段のみ
でも、正確かつ迅速な処理室内温度制御を行うことが可
能な新規かつ改良された熱処理装置のフィードフォワー
ド温度制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1の観点に基づく熱処理装置の温度制御方
法は、処理室内に配列された被処理体を、その処理室の
外部に設置された外部温度検出手段により検出された外
部温度に基づいて、その処理室の外部に設置された温調
手段により昇温するにあたり、その外部温度の昇温設定
温度信号を予め与え、その設定温度信号に基づく昇温に
先立って、所定時間予備昇温する予備昇温信号を作成
し、前記昇温設定温度信号と前記予備昇温信号とを合成
して、合成設定温度信号を求め、その合成設定温度信号
と前記処理室の外部温度とに基づいて前記温調手段の出
力を制御することを特徴としている。
に本発明の第1の観点に基づく熱処理装置の温度制御方
法は、処理室内に配列された被処理体を、その処理室の
外部に設置された外部温度検出手段により検出された外
部温度に基づいて、その処理室の外部に設置された温調
手段により昇温するにあたり、その外部温度の昇温設定
温度信号を予め与え、その設定温度信号に基づく昇温に
先立って、所定時間予備昇温する予備昇温信号を作成
し、前記昇温設定温度信号と前記予備昇温信号とを合成
して、合成設定温度信号を求め、その合成設定温度信号
と前記処理室の外部温度とに基づいて前記温調手段の出
力を制御することを特徴としている。
【0009】さらに本発明の第2の観点に基づく熱処理
装置の温度制御方法は、処理室内に配列された被処理体
を、その処理室の外部に設置された外部温度検出手段に
より検出された外部温度に基づいて、その処理室の外部
に設置された加熱手段などの温調手段により熱処理する
にあたり、その外部温度の設定温度信号を予め求め、そ
の設定温度信号と、次式(1)により予め求められた少
なくとも1つの予備昇温信号f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)とを合成して、合成設定温度信号を求め、その合成
設定温度信号と前記処理室の外部温度とに基づいて加熱
手段などの温調手段の出力を制御することを特徴として
いる。
装置の温度制御方法は、処理室内に配列された被処理体
を、その処理室の外部に設置された外部温度検出手段に
より検出された外部温度に基づいて、その処理室の外部
に設置された加熱手段などの温調手段により熱処理する
にあたり、その外部温度の設定温度信号を予め求め、そ
の設定温度信号と、次式(1)により予め求められた少
なくとも1つの予備昇温信号f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)とを合成して、合成設定温度信号を求め、その合成
設定温度信号と前記処理室の外部温度とに基づいて加熱
手段などの温調手段の出力を制御することを特徴として
いる。
【0010】さらに本発明によれば、上記熱処理装置の
温度制御方法を、被処理体加熱領域を少なくとも3つの
加熱手段で加熱処理する装置を備えた熱処理装置に適用
し、前記各加熱手段ごとに前記予備昇温信号を与えて昇
温する構成にすることも可能である。
温度制御方法を、被処理体加熱領域を少なくとも3つの
加熱手段で加熱処理する装置を備えた熱処理装置に適用
し、前記各加熱手段ごとに前記予備昇温信号を与えて昇
温する構成にすることも可能である。
【0011】
【作用】本発明によれば、外部温度の昇温設定温度信号
と予備昇温信号とを合成し、外部温度と内部温度との時
間遅れを予め補正した信号により昇温を行うことによ
り、内部温度の制御応答を速めることが可能である。特
に本願発明者の知見によれば、処理室の外部温度と内部
温度の伝達関数は一次遅れ系で良好に近似することがで
きるため、式(1)に示すような指数関数f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)を所望の設定温度に加えることにより、容易かつ迅
速に遅れを補正することが可能である。すなわち外部温
度を補正された合成設定温度に従って一旦オーバーシュ
ートさせることにより、内部温度の制御応答を速めるこ
とが可能である。しかもその際に、従来の方法のように
多くの制御パラメータを必要とせずに、補正に必要な最
大振幅温度および時定数を実験的にあるいはシミュレー
ションにより予め求め温度制御器に入力するだけで、し
かも内部温度検出手段を使用せずに外部温度検出手段に
より検出された外部温度の変化を監視するだけで、容易
に処理室の内部温度の制御反応速度を高めることができ
る。その結果、被処理体表面のより微細な加工が可能と
なり、さらに熱処理装置の制御性能を高めることにより
製品の歩留まりやスループットを向上させることができ
る。
と予備昇温信号とを合成し、外部温度と内部温度との時
間遅れを予め補正した信号により昇温を行うことによ
り、内部温度の制御応答を速めることが可能である。特
に本願発明者の知見によれば、処理室の外部温度と内部
温度の伝達関数は一次遅れ系で良好に近似することがで
きるため、式(1)に示すような指数関数f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)を所望の設定温度に加えることにより、容易かつ迅
速に遅れを補正することが可能である。すなわち外部温
度を補正された合成設定温度に従って一旦オーバーシュ
ートさせることにより、内部温度の制御応答を速めるこ
とが可能である。しかもその際に、従来の方法のように
多くの制御パラメータを必要とせずに、補正に必要な最
大振幅温度および時定数を実験的にあるいはシミュレー
ションにより予め求め温度制御器に入力するだけで、し
かも内部温度検出手段を使用せずに外部温度検出手段に
より検出された外部温度の変化を監視するだけで、容易
に処理室の内部温度の制御反応速度を高めることができ
る。その結果、被処理体表面のより微細な加工が可能と
なり、さらに熱処理装置の制御性能を高めることにより
製品の歩留まりやスループットを向上させることができ
る。
【0012】
【実施例】以下に添付図面を参照しながら、本発明に基
づいて構成された熱処理装置の温度制御方法を半導体ウ
ェハの縦型高速熱処理炉に適用した一実施例について詳
細に説明する。
づいて構成された熱処理装置の温度制御方法を半導体ウ
ェハの縦型高速熱処理炉に適用した一実施例について詳
細に説明する。
【0013】図1に示す縦型熱処理炉は、水平に固定さ
れた基台1上に垂直に支持された断熱性の頂部を有する
略円筒形状の管状炉2と、その管状炉2の内側に所定の
間隔3を空けて挿入された石英などからなる頂部を有す
る略円筒形状の反応管4と、上記管状炉2の内周壁に螺
旋状に配設された例えば抵抗発熱体などのヒータよりな
る加熱手段5と、複数の被処理体、例えば半導体ウェハ
Wを水平状態で垂直方向に多数配列保持することが可能
な石英などからなるウェハボート6と、このウェハボー
ト6を昇降するための昇降機構7とから主要部が構成さ
れている。
れた基台1上に垂直に支持された断熱性の頂部を有する
略円筒形状の管状炉2と、その管状炉2の内側に所定の
間隔3を空けて挿入された石英などからなる頂部を有す
る略円筒形状の反応管4と、上記管状炉2の内周壁に螺
旋状に配設された例えば抵抗発熱体などのヒータよりな
る加熱手段5と、複数の被処理体、例えば半導体ウェハ
Wを水平状態で垂直方向に多数配列保持することが可能
な石英などからなるウェハボート6と、このウェハボー
ト6を昇降するための昇降機構7とから主要部が構成さ
れている。
【0014】さらに上記管状炉2の底部には上記間隔3
に連通する吸気口8が設置されており、適当なマニホル
ド9を介して接続された給気ファン10により上記間隔
3内に冷却空気を供給することが可能である。また上記
管状炉2の頂部には同じく上記間隔3に連通する排気口
11が設置されており、上記間隔3内の空気を排気する
ことが可能なように構成されている。
に連通する吸気口8が設置されており、適当なマニホル
ド9を介して接続された給気ファン10により上記間隔
3内に冷却空気を供給することが可能である。また上記
管状炉2の頂部には同じく上記間隔3に連通する排気口
11が設置されており、上記間隔3内の空気を排気する
ことが可能なように構成されている。
【0015】また上記反応管4の底部には図示しないガ
ス源に流量制御装置を介して接続された反応ガス供給管
路12が設けられており、上記反応管4の内部の処理室
13に所定の反応ガスを導入することが可能である。さ
らに上記反応管4の底部には図示しない真空ポンプなど
の排気手段に接続された排気管路14が接続されてお
り、上記処理室13内を所定の圧力に真空引きすること
が可能なように構成されている。
ス源に流量制御装置を介して接続された反応ガス供給管
路12が設けられており、上記反応管4の内部の処理室
13に所定の反応ガスを導入することが可能である。さ
らに上記反応管4の底部には図示しない真空ポンプなど
の排気手段に接続された排気管路14が接続されてお
り、上記処理室13内を所定の圧力に真空引きすること
が可能なように構成されている。
【0016】また上記ウェハボート6は、半導体ウェハ
Wを多段状に保持する保持部6aの下に保温筒15を介
して蓋体16を備えており、上記昇降機構7により上記
ウェハボート6を上昇させることにより、上記蓋体16
が上記反応管4の底部の開口を気密に封止することが可
能なので、処理時には上記処理室13内を上記排気管路
14を用いて真空引きし、さらに上記排気管路10から
の排気を行いつつ上記反応ガス供給管路12から所定の
反応ガスを上記処理室13内に導入することが可能なよ
うに構成されている。
Wを多段状に保持する保持部6aの下に保温筒15を介
して蓋体16を備えており、上記昇降機構7により上記
ウェハボート6を上昇させることにより、上記蓋体16
が上記反応管4の底部の開口を気密に封止することが可
能なので、処理時には上記処理室13内を上記排気管路
14を用いて真空引きし、さらに上記排気管路10から
の排気を行いつつ上記反応ガス供給管路12から所定の
反応ガスを上記処理室13内に導入することが可能なよ
うに構成されている。
【0017】次に上記のように構成された縦型熱処理炉
の温度制御系について説明する。温度制御系は、半導体
ウェハWの配列方向に沿って複数(図示の例では上部、
中央部、下部)に分割配置される上部ヒータ5a、中央
部ヒータ5bおよび下部ヒータ5cと、上記管状炉2の
上記各ヒータに対応した複数箇所(図示の例では上部、
中央部および下部)に配置される温度検出手段、例えば
熱電対などから構成される温度センサ17a、17b、
17cを備えている。このように、本発明によれば温度
センサ17a、17b、17cは、上記反応管4の外部
においてヒータ5a、5b、5cの近傍に設置するだけ
で十分であり、従来の温度制御方法のように上記反応管
4の内部に温度センサを設置する必要がない。なお図示
の例では、1つの温度センサ17a、17b、17cを
3つ上部、中央部および下部に配しているが、温度セン
サの数及び設置場所はこの実施例に限定されない。温度
のゾーン制御を行わない場合には単一の温度センサによ
り温度制御を行うことも可能である。また図示の例で
は、外部温度センサ17のみで内部温度センサを設けて
いないが、必要に応じて適宜内部センサを設け、例えば
補正信号のパラメータを得る構成とすることも可能であ
る。
の温度制御系について説明する。温度制御系は、半導体
ウェハWの配列方向に沿って複数(図示の例では上部、
中央部、下部)に分割配置される上部ヒータ5a、中央
部ヒータ5bおよび下部ヒータ5cと、上記管状炉2の
上記各ヒータに対応した複数箇所(図示の例では上部、
中央部および下部)に配置される温度検出手段、例えば
熱電対などから構成される温度センサ17a、17b、
17cを備えている。このように、本発明によれば温度
センサ17a、17b、17cは、上記反応管4の外部
においてヒータ5a、5b、5cの近傍に設置するだけ
で十分であり、従来の温度制御方法のように上記反応管
4の内部に温度センサを設置する必要がない。なお図示
の例では、1つの温度センサ17a、17b、17cを
3つ上部、中央部および下部に配しているが、温度セン
サの数及び設置場所はこの実施例に限定されない。温度
のゾーン制御を行わない場合には単一の温度センサによ
り温度制御を行うことも可能である。また図示の例で
は、外部温度センサ17のみで内部温度センサを設けて
いないが、必要に応じて適宜内部センサを設け、例えば
補正信号のパラメータを得る構成とすることも可能であ
る。
【0018】上記温度センサ17a、17b、17cに
より検出された温度信号は、適宜温度制御器18に送信
され、後述するように本発明に基づいて補正された設定
温度レシピに基づいて加工され、制御信号としてヒータ
電源19に送られヒータ5a、5b、5cの出力を制御
したり、あるいはインバータ20に送られ給気ファン1
0を周波数制御することが可能なように構成されてい
る。なお図示の例ではヒータ電源19およびインバータ
20はそれぞれ1つが設置されているに過ぎないが、本
発明はかかる実施例に限定されない。例えば上述のよう
に温度をゾーン制御する場合にはそれぞれのゾーンに設
置されたヒータに対応する複数のヒータ電源を設置する
ことも可能であり、あるいは冷却性能を向上させるため
に排気口11に図示しない強制排気ファンを設置する場
合にはその排気ファンの回転数を制御するためのインバ
ータを設けることも可能である。
より検出された温度信号は、適宜温度制御器18に送信
され、後述するように本発明に基づいて補正された設定
温度レシピに基づいて加工され、制御信号としてヒータ
電源19に送られヒータ5a、5b、5cの出力を制御
したり、あるいはインバータ20に送られ給気ファン1
0を周波数制御することが可能なように構成されてい
る。なお図示の例ではヒータ電源19およびインバータ
20はそれぞれ1つが設置されているに過ぎないが、本
発明はかかる実施例に限定されない。例えば上述のよう
に温度をゾーン制御する場合にはそれぞれのゾーンに設
置されたヒータに対応する複数のヒータ電源を設置する
ことも可能であり、あるいは冷却性能を向上させるため
に排気口11に図示しない強制排気ファンを設置する場
合にはその排気ファンの回転数を制御するためのインバ
ータを設けることも可能である。
【0019】次に上記のように構成された縦型熱処理炉
を本発明により温度制御する方法について説明する。図
2は本発明方法に使用されるフィードフォワード信号の
波形を示している。図示のように本発明により使用され
るフィードフォワード(FF)信号は式(1)に示すよ
うな指数関数f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)により近似される信号である。すなわち、発明者ら
の知見によれば、処理室の内部温度と外部温度とが一次
遅れ系の伝達関数により近似できるため、上記のような
指数関数で近似されるフィードフォワード信号f(t)
により制御応答を速めることができるのである。
を本発明により温度制御する方法について説明する。図
2は本発明方法に使用されるフィードフォワード信号の
波形を示している。図示のように本発明により使用され
るフィードフォワード(FF)信号は式(1)に示すよ
うな指数関数f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)により近似される信号である。すなわち、発明者ら
の知見によれば、処理室の内部温度と外部温度とが一次
遅れ系の伝達関数により近似できるため、上記のような
指数関数で近似されるフィードフォワード信号f(t)
により制御応答を速めることができるのである。
【0020】その合成の様子を図3に示す。図示のよう
に例えば500℃から1000℃にまで処理室内の設定
温度を上昇させるためのランプ信号Aがあった場合に、
このランプ信号Aをそのまま温度コントローラに印加す
ると、処理室の外部から内部への伝熱遅れのために、処
理室内の温度制御応答は遅く、ランプ信号に示される所
望の立ち上がりを得ることはできない。そこで、本発明
により求めたフィードフォワード信号f(t)Bを上記
ランプ信号Aに合成し、合成設定温度Cを求め、その信
号を温度コントローラに印加した場合には、時定数Tと
最大振幅温度Eにより一義的に決定されるフィードフォ
ワード信号分だけ前倒しでヒータ出力が高められるの
で、その分だけ処理室内の温度制御応答を速めることが
可能となる。
に例えば500℃から1000℃にまで処理室内の設定
温度を上昇させるためのランプ信号Aがあった場合に、
このランプ信号Aをそのまま温度コントローラに印加す
ると、処理室の外部から内部への伝熱遅れのために、処
理室内の温度制御応答は遅く、ランプ信号に示される所
望の立ち上がりを得ることはできない。そこで、本発明
により求めたフィードフォワード信号f(t)Bを上記
ランプ信号Aに合成し、合成設定温度Cを求め、その信
号を温度コントローラに印加した場合には、時定数Tと
最大振幅温度Eにより一義的に決定されるフィードフォ
ワード信号分だけ前倒しでヒータ出力が高められるの
で、その分だけ処理室内の温度制御応答を速めることが
可能となる。
【0021】なおフィードフォワード信号f(t)を求
めるための最大振幅温度Eおよび時定数Tは、実験的に
あるいはシミュレーションにより求めることが可能であ
る。また上記例ではランプ信号Aに対して1つのフィー
ドフォワード信号Bを加えているが、本発明はかかる実
施例に限定されない。例えばウェハボート挿入時に温度
が低下した時点で、あるいはランプ信号の立ち上がり時
点で、あるいはランプ信号の終点時点で、適宜最適なフ
ィードフォワード信号Bを加えて、設定温度をフィード
フォワード制御することが可能である。さらに複数のゾ
ーン毎に温度制御を行う場合には、複数のランプ信号A
1、ランプ信号A2…に対して、同一のあるいは異なる
フィードフォワード信号B1、B2…を印加して、最適
な制御条件を求めることが可能である。
めるための最大振幅温度Eおよび時定数Tは、実験的に
あるいはシミュレーションにより求めることが可能であ
る。また上記例ではランプ信号Aに対して1つのフィー
ドフォワード信号Bを加えているが、本発明はかかる実
施例に限定されない。例えばウェハボート挿入時に温度
が低下した時点で、あるいはランプ信号の立ち上がり時
点で、あるいはランプ信号の終点時点で、適宜最適なフ
ィードフォワード信号Bを加えて、設定温度をフィード
フォワード制御することが可能である。さらに複数のゾ
ーン毎に温度制御を行う場合には、複数のランプ信号A
1、ランプ信号A2…に対して、同一のあるいは異なる
フィードフォワード信号B1、B2…を印加して、最適
な制御条件を求めることが可能である。
【0022】図4には、本発明に基づく温度制御方法の
流れを示すブロック図が示されている。図示のように予
め設定されている所望の設定温度41に対して、フィー
ドフォワード信号発生器(FF信号発生器)42により
形成されたフィードフォワード信号(FF信号)を合成
し、合成設定温度を形成する。なおFF信号を作り出す
タイミングと設定温度は例えば図示しないプロセスコン
トローラのレシピに予め指定することが可能である。ま
たFF信号を作り出すための最大振幅値Eと時定数T
は、例えば上記FF信号発生器42に1組以上のデータ
パターンとして記憶しておくことが可能である。さらに
この上記FF信号発生器42は、後述する温度コントロ
ーラ44の一部として、あるいは上記プロセスコントロ
ーラの一部として、あるいは独立した装置として構成す
ることが可能である。
流れを示すブロック図が示されている。図示のように予
め設定されている所望の設定温度41に対して、フィー
ドフォワード信号発生器(FF信号発生器)42により
形成されたフィードフォワード信号(FF信号)を合成
し、合成設定温度を形成する。なおFF信号を作り出す
タイミングと設定温度は例えば図示しないプロセスコン
トローラのレシピに予め指定することが可能である。ま
たFF信号を作り出すための最大振幅値Eと時定数T
は、例えば上記FF信号発生器42に1組以上のデータ
パターンとして記憶しておくことが可能である。さらに
この上記FF信号発生器42は、後述する温度コントロ
ーラ44の一部として、あるいは上記プロセスコントロ
ーラの一部として、あるいは独立した装置として構成す
ることが可能である。
【0023】上記のようにしてFF信号と設定温度とを
合成した合成設定温度は、実際の温度制御の設定温度と
して上記温度コントローラ44に与えられ、そこから制
御信号が電力制御機器45に送られ、ヒータ46の出力
が調整される。このヒータ46による加熱温度は外部温
度センサ47により適宜検出され、上記温度コントロー
ラ44にフィードバックされ、その温度信号と上記合成
設定温度を一致させるように上記温度コントローラ44
は上記電力制御機器45および上記ヒータ46を制御す
る。
合成した合成設定温度は、実際の温度制御の設定温度と
して上記温度コントローラ44に与えられ、そこから制
御信号が電力制御機器45に送られ、ヒータ46の出力
が調整される。このヒータ46による加熱温度は外部温
度センサ47により適宜検出され、上記温度コントロー
ラ44にフィードバックされ、その温度信号と上記合成
設定温度を一致させるように上記温度コントローラ44
は上記電力制御機器45および上記ヒータ46を制御す
る。
【0024】本発明による温度制御の結果を図5に示
す。図示のように通常の温度制御を行った場合には外部
温度Bがオーバーシュート生じないように制御されて目
標温度、例えば700℃にランプアップされる。これに
伴い内部温度(b)は緩やかに、すなわち遅い制御応答
で目標温度に漸近していく。しかしながら、本発明に基
づく温度制御を行った場合には、外部温度Aが達成温度
よりも一旦オーバーシュートし、そのオーバーシュート
に応じて内部温度(a)も従来の方法よりも迅速に応答
して目標温度にまで到達することが分かる。このよう
に、本発明方法によれば、簡単に形成可能な補正信号を
設定温度信号に加えてやるだけで、外部温度センサによ
る検出温度を監視するだけで処理室の内部温度の応答性
を高めることが可能である。
す。図示のように通常の温度制御を行った場合には外部
温度Bがオーバーシュート生じないように制御されて目
標温度、例えば700℃にランプアップされる。これに
伴い内部温度(b)は緩やかに、すなわち遅い制御応答
で目標温度に漸近していく。しかしながら、本発明に基
づく温度制御を行った場合には、外部温度Aが達成温度
よりも一旦オーバーシュートし、そのオーバーシュート
に応じて内部温度(a)も従来の方法よりも迅速に応答
して目標温度にまで到達することが分かる。このよう
に、本発明方法によれば、簡単に形成可能な補正信号を
設定温度信号に加えてやるだけで、外部温度センサによ
る検出温度を監視するだけで処理室の内部温度の応答性
を高めることが可能である。
【0025】最後に本発明に基づく温度制御方法を図1
に記載した縦型熱処理装置に適用し酸化膜形成処理を行
った場合について簡単に説明する。まず上記吸気口9お
よび上記排気口11のそれぞれのシャッタ21および2
2を閉止し、上記ウェハボート6を上昇させて半導体ウ
ェハWを上記反応管4内に収容する。次いで上記ヒータ
5a、5b、5cにより上記反応管4内の上記処理室1
3を所定温度、例えば1000℃に加熱するが、その場
合に、本発明によれば、予め設定された設定温度信号に
対してFF信号が加えられ、上記ヒータ5a、5b、5
cの出力が一旦オーバーシュートされ、内部温度の応答
性が高められるので、迅速に所望の温度にまで上記処理
室13の内部温度を上昇させることが可能である。
に記載した縦型熱処理装置に適用し酸化膜形成処理を行
った場合について簡単に説明する。まず上記吸気口9お
よび上記排気口11のそれぞれのシャッタ21および2
2を閉止し、上記ウェハボート6を上昇させて半導体ウ
ェハWを上記反応管4内に収容する。次いで上記ヒータ
5a、5b、5cにより上記反応管4内の上記処理室1
3を所定温度、例えば1000℃に加熱するが、その場
合に、本発明によれば、予め設定された設定温度信号に
対してFF信号が加えられ、上記ヒータ5a、5b、5
cの出力が一旦オーバーシュートされ、内部温度の応答
性が高められるので、迅速に所望の温度にまで上記処理
室13の内部温度を上昇させることが可能である。
【0026】その後、上記反応ガス導入管路12から所
定の反応ガス、例えば酸素が上記処理室13内に導入さ
れ、半導体ウェハW表面に酸化膜を形成することが可能
である。処理終了後には、上記排気管路14から反応ガ
スを排気するとともに、炉内の温度を迅速に下げるため
に、上記シャッタ21および22を開放し、上記給気フ
ァン10により上記管状炉2と上記反応管4との間の間
隔3に冷却空気を供給することが可能である。このよう
にして処理室13内の温度が所定温度まで低下した後、
上記昇降機構7を下降させて半導体ウェハWを取り出
し、熱処理装置による酸化膜形成処理は終了する。
定の反応ガス、例えば酸素が上記処理室13内に導入さ
れ、半導体ウェハW表面に酸化膜を形成することが可能
である。処理終了後には、上記排気管路14から反応ガ
スを排気するとともに、炉内の温度を迅速に下げるため
に、上記シャッタ21および22を開放し、上記給気フ
ァン10により上記管状炉2と上記反応管4との間の間
隔3に冷却空気を供給することが可能である。このよう
にして処理室13内の温度が所定温度まで低下した後、
上記昇降機構7を下降させて半導体ウェハWを取り出
し、熱処理装置による酸化膜形成処理は終了する。
【0027】なお上記実施例では、ランプアップ信号す
なわち加熱信号にFF信号を合成し補正した場合を例に
挙げて説明したが、本発明方法はかかる実施例に限定さ
れない。本発明方法は、ランプダウン信号すなわち冷却
信号にFF信号を合成し補正することも可能である。す
なわち上記例に即して説明すれば、炉内の冷却時に上記
給気ファン10をインバータ20により周波数制御する
が、その際に、本発明方法によればインバータ20に送
るランプダウン信号に本発明に基づいて形成されたFF
信号を合成付加することにより、炉内の冷却応答を速め
ることも可能である。ただし、この場合には、FF信号
を形成するために使用される最大振幅温度値は加熱の場
合と異なりマイナス値となることに留意する必要があ
る。このように本発明方法では、最大振幅値をマイナス
値からプラス値まで制御対象に応じて適宜選択すること
により、加熱時にも冷却時にも最適な温度制御を達成す
ることが可能である。
なわち加熱信号にFF信号を合成し補正した場合を例に
挙げて説明したが、本発明方法はかかる実施例に限定さ
れない。本発明方法は、ランプダウン信号すなわち冷却
信号にFF信号を合成し補正することも可能である。す
なわち上記例に即して説明すれば、炉内の冷却時に上記
給気ファン10をインバータ20により周波数制御する
が、その際に、本発明方法によればインバータ20に送
るランプダウン信号に本発明に基づいて形成されたFF
信号を合成付加することにより、炉内の冷却応答を速め
ることも可能である。ただし、この場合には、FF信号
を形成するために使用される最大振幅温度値は加熱の場
合と異なりマイナス値となることに留意する必要があ
る。このように本発明方法では、最大振幅値をマイナス
値からプラス値まで制御対象に応じて適宜選択すること
により、加熱時にも冷却時にも最適な温度制御を達成す
ることが可能である。
【0028】さらに上記実施例では、本発明方法を半導
体ウェハの縦型熱処理装置に適用した場合について説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されない。このほ
かにも特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲で、半導体ウェハ以外の例えばガラス
基盤、LCD基盤などの被処理体の熱処理装置の温度制
御にも応用することが可能である。
体ウェハの縦型熱処理装置に適用した場合について説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されない。このほ
かにも特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲で、半導体ウェハ以外の例えばガラス
基盤、LCD基盤などの被処理体の熱処理装置の温度制
御にも応用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
わずか2つのパラメータにより一義的に決定されるFF
信号と所望の設定温度信号とを合成し、外部温度を一旦
オーバーシュートさせるので内部温度の制御応答を従来
の方法に比較して高めることが可能である。その場合
に、その合成設定温度信号と外部温度センサによる検出
値が一致するように制御すれば十分なので、内部温度セ
ンサを用いずとも正確かつ迅速な温度制御を行うことが
可能である。
わずか2つのパラメータにより一義的に決定されるFF
信号と所望の設定温度信号とを合成し、外部温度を一旦
オーバーシュートさせるので内部温度の制御応答を従来
の方法に比較して高めることが可能である。その場合
に、その合成設定温度信号と外部温度センサによる検出
値が一致するように制御すれば十分なので、内部温度セ
ンサを用いずとも正確かつ迅速な温度制御を行うことが
可能である。
【図1】本発明方法を適用可能な縦型熱処理装置の概略
的な断面図である。
的な断面図である。
【図2】本発明に基づいて形成されたフィードフォワー
ド信号(FF信号)の波形を示す説明図である。
ド信号(FF信号)の波形を示す説明図である。
【図3】本発明に基づいて設定温度信号とFF信号とを
合成して求めた合成設定温度信号の様子を示す説明図で
ある。
合成して求めた合成設定温度信号の様子を示す説明図で
ある。
【図4】本発明を実施するための制御流れを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明に基づく温度制御の結果と従来の温度制
御の結果を比較するグラフである。
御の結果を比較するグラフである。
2 管状炉 3 間隔 4 反応管 5 ヒータ 6 ウェハボート 17 温度センサ 18 温度制御器 19 ヒータ電源
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 23/19 G 9132−3H J 9132−3H G06F 19/00 H01L 21/22 9278−4M 21/324 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 処理室内に配列された被処理体を、その
処理室の外部に設置された外部温度検出手段により検出
された外部温度に基づいて、その処理室の外部に設置さ
れた温調手段により昇温するにあたり、 その外部温度の昇温設定温度信号を予め与え、 その設定温度信号に基づく昇温に先立って、所定時間予
備昇温する予備昇温信号を作成し、前記昇温設定温度信
号と前記予備昇温信号とを合成して、合成設定温度信号
を求め、 その合成設定温度信号と前記処理室の外部温度とに基づ
いて前記温調手段の出力を制御することを特徴とする、
熱処理装置の温度制御方法。 - 【請求項2】 処理室内に配列された被処理体を、その
処理室の外部に設置された外部温度検出手段により検出
された外部温度に基づいて、その処理室の外部に設置さ
れた加熱手段などの温調手段により熱処理するにあた
り、 その外部温度の設定温度信号を予め求め、 その設定温度信号と、次式(1)により予め求められた
少なくとも1つの予備昇温信号f(t) f(t)=E*exp(−t/T) …(1) (ここで、Eは最大振幅温度を表し、Tは時定数を表
す)とを合成して、合成設定温度信号を求め、 その合成設定温度信号と前記処理室の外部温度とに基づ
いて加熱手段などの温調手段の出力を制御することを特
徴とする熱処理装置の温度制御方法。 - 【請求項3】 被処理体加熱領域を少なくとも3つの加
熱手段で加熱処理する装置を備え、前記各加熱手段ごと
に前記予備昇温信号を与えて昇温することを特徴とす
る、請求項1または2に記載の熱処理装置の温度制御方
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24992193A JPH0796169A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 熱処理装置の温度制御方法 |
| TW083107967A TW266230B (ja) | 1993-09-09 | 1994-08-30 | |
| KR1019940022311A KR100282464B1 (ko) | 1993-09-09 | 1994-09-06 | 열처리장치의 온도제어방법 및 장치 |
| US08/303,747 US5593608A (en) | 1993-09-09 | 1994-09-09 | Temperature control method and apparatus for use in thermal processing equipment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24992193A JPH0796169A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 熱処理装置の温度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796169A true JPH0796169A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17200171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24992193A Pending JPH0796169A (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 熱処理装置の温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796169A (ja) |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP24992193A patent/JPH0796169A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |