JPH0796558B2 - 修飾ポリペプチド - Google Patents

修飾ポリペプチド

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JPH0796558B2
JPH0796558B2 JP1079748A JP7974889A JPH0796558B2 JP H0796558 B2 JPH0796558 B2 JP H0796558B2 JP 1079748 A JP1079748 A JP 1079748A JP 7974889 A JP7974889 A JP 7974889A JP H0796558 B2 JPH0796558 B2 JP H0796558B2
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基生 山崎
義春 横尾
眞 森本
正実 岡部
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協和醗酵工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒト顆粒球コロニー刺激因子(以下hG−CSF
と略記する)活性を有するポリペプチドの分子中の少な
くとも1個のアミノ基を化学修飾して得られる化学修飾
hG−CSFポリペプチドおよびその製造法に関する。
hG−CSFは、造血幹細胞を増殖・分化させ種々の血球を
形成させる際に必須なポリペプチドの1種で、主として
顆粒球、なかでも好中球の増加を促進する効果をもつ。
好中球は生体の感染防御において重要な役割を担ってい
るが寿命が短く、前駆細胞の恒常的な増殖・分化によっ
て常に補給されていなければならない。近年広く行われ
ている増殖性腫瘍に対する治療は、同時に好中球前駆細
胞の増殖を阻止するため、担癌患者の感染防御機能を低
下させるという重篤副作用をもつ。hG−CSFは、好中球
の増加を促進することにより、この副作用を軽減し、他
方、感染症を予防・治療する効果を持つものと期待され
る。さらに、hG−CSFには、白血病細胞株をin vitroに
おいて分化させる活性があり、白血病に対する治療薬と
なる可能性もあるものとみられる。本発明の化学修飾hG
−CSFポリペプチドは、既知のhG−CSFよりすぐれたhG−
CSF活性を有しており、医薬品としての利用が期待され
る。
従来の技術 近年急速に発展してきた組換えDNA技術により、血球の
増殖・分化に係わるタンパク質性の因子の遺伝子が次々
と単離されてきた。それらの因子は、微生物や動物細胞
を利用して遺伝子工学の手法で生産されている。
hG−CSFは、長田らがヒト扁平上皮癌細胞株CHU−IIより
cDNAを単離してその塩基配列を決定し、COS細胞での発
現を報告している〔長田ら:ネイチャー(Nature)319,
415(1986)〕。また、スーザ(Souza)らはヒト膀胱癌
細胞株5637よりcDNAを単離してその塩基配列を決定し、
大腸菌での発現を報告している〔スーザら:サイエンス
(Science)232,61(1986)〕。
このようにして得られたhG−CSFは、生体内に投与した
場合、効果の持続には連続投与が必要であり、投与を中
止すると効果はすみやかに消失するという報告がある
〔ジャーナル・オブ・エックスペリメンタル・メディス
ン(J.Exp.Med.)165,941−948(1984)〕。これは、hG
−CSFの血中における持続性が低いためと考えられる。
また、アスパラギナーゼ〔Inada,Y.,et al.,トレンズ・
イン・バイオテクノロジー(Trends in Biotechnolog
y),4,68−73(1986)〕,アルギナーゼ〔Savoca,K.
V.,et al.,バイオケミカ・エト・バイオフィジカ・アク
タ(Biochemica et Biophysica Acta),578,47−53,
(1979)〕,バトロキソビン〔Nishimura,H.,et al.,ラ
イフ・サイエンス(Life Science),33,1467−1473,
(1983)〕などの酵素類について、ポリエチレングリコ
ールで化学修飾を行うことにより血中持続性の向上、抗
原性の減弱が認められている。
一般にタンパク質を医薬として用いる場合、凍結乾燥剤
として供給されることが多い。ところが、凍結乾燥時あ
るいは凍結乾燥後に温度、湿度、酸素、紫外線等の外的
因子により影響を受け、会合、重合あるいは酸化などの
物理的、化学的変化を受け、活性の低下を招く場合があ
る。いくつかの添加剤による凍結乾燥時の安定化が試み
られている(hG−CSFについては、例えば特開昭63−146
826、特開昭63−146829等に添加剤の例がある)が、実
用上更に安定化された製剤が望まれている。
発明が解決しようとする課題 医薬品としてhG−CSFを用いる場合、生体内に投与され
たhG−CSFが、その活性を保持したまま、血中での安定
性が高く、高い持続性を有し、さらにその抗原性が減弱
されたものであることが望ましい。また、hG−CSFを医
薬として用いる場合、通常凍結乾燥製剤として供給され
るので、凍結乾燥時ならびに凍結乾燥後に安定性を向上
させることは有用である。しかしながら、そのような性
質を有するhG−CSFおよびその製造法は開発されていな
い。
課題を解決するための手段 本発明者は、hG−CSF活性を有するポリペプチドの分子
中の少なくとも1個のアミノ基を化学修飾することによ
り、未修飾のhG−CSFに比して、血中における持続性を
向上させることができることおよび凍結乾燥時ならびに
凍結乾燥後において安定性を向上させることができるこ
とを見出し、本発明を完成した。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明は、hG−CSF活性を有するポリペプチドの分子中
の少なくとも1個のアミノ基に 式 R1−(OCH2CH2 nX−R2− (I) {式中R1はアルキル基またはアルカノイル基、nは任意
に変わりうる正の整数、XはO,NHまたはS、R2〔式中R3はOH,Cl,O−(CH2CH2O)n−R1(式中R1,nは前
記と同意義を表す)を表し、Yは存在しないか、または
Z−(CH2)pCO(式中ZはO,SまたはNHを表し、pは任
意に変わりうる正の整数を表す)を表す〕または (CO)m−(CH2lCO(式中、mは0または1、lは任
意に変わりうる正の整数を表す)を表す}で表される基
を結合してなる修飾ポリペプチドを提供する。
本発明に使用するhG−CSF活性を有するポリペプチド
は、第1表に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチ
ドや、第2表に代表されるような、第1表のアミノ酸配
列中で少なくとも1個のアミノ酸が他種のアミノ酸に置
換されたポリペプチドまたはN末端アミノ酸が1〜11個
欠失したポリペプチドでhG−CSF活性を有するものであ
ればよい。さらに特開昭63−299,特公表63−500636に記
載のhG−CSF誘導体も用いることができる。
本発明に用いられる化学修飾基に関し、R1で示される末
端酸素の保護基としてのアルキル基、アルカノイル基と
しては、具体的にはアルキル基はC1〜18(メチル,エ
チル,プロピルなど)のもの、アルカノイル基はC
1〜18のもの(ホルミル,アセチル,プロピオニルな
ど)があげられる。
nで表される正の整数は、500以下である。とりわけ7
〜230が好ましい。
lで表される正の整数は、100以下であり、好ましく
は、0〜6である。pは表される正の整数は1〜18、好
ましくは1〜6である。本発明の化学修飾基の分子量
は、30,000以下であり、好ましくは300〜10,000の範囲
内にあるものである。
本発明の化学修飾hG−CSFは、例えばhG−CSFと (R1,n,X,R3は前記と同意義である)で示されるハロゲ
ン化物との縮合あるいはhG−CSFと、R1−(OCH2CH2
−X−(CO)(CH2−COOH (III)(R1,n,X,m,l
は前記と同意義である)で示されるカルボン酸との縮合
あるいはhG−CSFと (式中R1,n,X,R3,Z,pは前記と同意義である)で示され
るカルボン酸との縮合により製造される。
式(II)のハロゲン化物は、R1−(OCH2CH2)n−XH(R
1,n,Xは前記と同意義である)と塩化シアヌルとの縮合
で得られる〔例えば、Matsushrma,A.,et al.,ケミスト
リイ・レターズ(Chemistry,Letters),773−776,(198
0),Abuchowski,A.,et al.,ジャーナル・オブ・バイオ
ロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.),252,(12)
3578−3581(1977)〕。このハロゲン化物は反応性を有
するので、hG−CSF活性を有するポリペプチドと直接反
応させることができる。
式(III)のカルボン酸は、R1−(OCH2CH2−XH
(R1,n,Xは前記と同意義である)とアルカンジカルボン
酸のカルボキシル基の脱水縮合によりカルボキシル基を
導入するか、ハロゲン化モノカルボン酸によりカルボキ
シル基を導入するか、あるいは末端の水酸基を酸化し、
カルボキシル基に変換することにより得られる。このカ
ルボン酸は反応性を有さないので、活性化して用いる必
要である。カルボン酸の活性化法としては、例えばN−
ヒドロキシコハク酸イミド,N−ヒドロキシフタル酸イミ
ド,1−ヒドロキシベンゾトリアゾール,p−ニトロフェノ
ールなどとの活性エステルとする方法、イソブチルクロ
ロホルメート,エチルクロロホルメートとの混合酸無水
物とする方法、または塩化チオニルなどのハロゲン化剤
を作用させて、酸ハロゲン化物とする方法〔いずれも
「ペプチド合成」(泉屋信夫ほか著、丸善刊)参照〕な
どがあげられる。
前述の式(IV)のカルボン酸は式(II)の塩化物とHZ−
(CH2)p−CO2H(Z、pは前記と同義である)との縮
合により得られる。この式(IV)のカルボン酸は式(II
I)のカルボン酸と同様に、活性化して用いる。
これらのハロゲン化物あるいはカルボン酸活性化物を、
hG−CSF活性を有するポリペプチドの分子中に存在する
アミノ基の2〜100倍量(モル比)加え、4〜37℃、好
ましくは4〜10℃,pH7〜10で1時間〜2日間好ましくは
1〜24時間反応させることにより目的とする化学修飾hG
−CSFを製造することができる。
化学修飾hG−CSFまたは化学修飾hG−CSF誘導体におい
て、式IIのハロゲン化物との反応物をII型、式IIIのカ
ルボン酸との反応物をIII型、式IVのカルボン酸との反
応物をIV型と、それぞれ称する。
化学修飾の程度は遊離アミノ基の減少量をトリニトロベ
ンゼンスルホン酸で定量することにより、あるいは、ド
デシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳
動法を用いて、化学修飾hG−CSFの移動度の変化を追う
ことにより確認される。
化学修飾hG−CSFおよび化学修飾hG−CSF誘導体は水また
は適当な緩衝液に溶解した液剤または凍結乾燥剤として
医薬用途に供される。
凍結乾燥の条件はとくに限定しないが、通常は−50℃以
下で1〜5時間凍結し、棚温−20℃〜0℃、真空度50〜
150mTorrで24〜48時間乾燥し、ついで棚温10〜30℃、真
空度50〜100mTorrで16〜24時間乾燥し、凍結乾燥品を得
る。
液剤はそのまま無菌過して注射剤として用い凍結乾燥
剤は水または適当な緩衝液に溶解した後無菌過して注
射剤として使用する。
なお、本発明において使用するhG−CSFは:通常の各種
製薬担体、賦形剤、希釈剤、安定化剤あるいは吸着防止
剤などを含むことができる。
本誘導体の投与量は、その対象となる疾患および患者の
病状にあわせて決められるが、通常の成人一人当り0.1
〜500μg、好ましくは0.5〜200μgの化学修飾hG−CSF
および化学修飾hG−CSF誘導体含有製剤を1週間当り1
〜7回投与する。
化学修飾hG−CSFおよび化学修飾hG−CSF誘導体にはポリ
エチレングリコール誘導体が一分子〜三分子結合する。
したがって、本修飾hG−CSFならびに修飾hG−CSF誘導体
は一分子結合体〜三分子結合体の混合物で用いるか、あ
るいは一分子結合体〜三分子結合体をそれぞれ分離して
用いる。
本発明における蛋白質量の測定は以下に記載する実験方
法によって測定する。
実験方法1. オ・エッチ・ローリーの方法〔Lowry,O.H.,et al.,ジャ
ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー(J.Bio
l.Chem.),193,265(1951)〕により行う。
実験方法2. レムリの方法〔U.K.Laemmli:ネイチャー(Nature)227,
680(1970)〕によりSDS−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動を行った後、クロマトスキャナー(CS−930 島津
製作所)で測定する。
本発明におけるG−CSF活性の測定は以下のように行っ
た。8〜12週令のC3H/He雄マウス(静岡実験動物協同組
合)の大腿骨より骨髄細胞を無菌的にとり出し、牛胎児
血清(FBS)を10%添加したα−Minimum Essential Med
ium(Flow Laboratories,以下α−MEM培地と略す)に懸
濁した。この細胞(約5×107個)懸濁液1.5mlをナイロ
ン・ウール(Nylon woll)(和光純薬、Nylon Fiber 14
6−04231)をつめたカラム(0.3g)に浸漬し、5%CO2
インキュベーター内にて37℃90分間反応させた。次いで
予め37℃に加温したα−MEM培地をカラムに流し、溶出
してくるナイロン・ウール非吸着性の骨髄細胞を得た。
この細胞をα−MEM培地で一回洗浄し、所定の濃度に調
製した。
次いで、岡部らの方法〔Okabe T.et al.,キャンサー・
リサーチ(Cancer Research)44,4503−4506(1986)〕
に準じて骨髄造血幹細胞コロニー形成能を測定した。す
なわち、α−MEM培地0.2ml,FBS 0.4mlおよび2段階希
釈した各サンプル0.2mlの混液に、上記の方法で調製し
た骨髄細胞(2×106個/ml)の0.2mlを混和した。これ
に42℃に保温した0.6%寒天(Difco,Agar purified #
0560−01)溶液を等量(1.0ml)混和し、その0.5mlを24
穴マルチディッシュ(Nunc社製、# 143982)に播種し
た(5×104個/well,n=3)。5%CO2インキュベータ
ー中で37℃7日間培養し、40個以上の細胞からなるコロ
ニーの数を顕微鏡(Olympus社製、×40)で計数した。
コロニー計数後、注意深くスライドグラス上にとり出
し、アセトン・ホルマリン混液で30秒間固定後、Kubota
らの方法〔Kubota K.,et al.,エックスペリメンタル・
ヘマトロジィ(Exp.Hematology),339−344(198
0)〕でエステラーゼ2重染色を施し、各コロニーの同
定を行った。
各サンプルの力価は、コロニー形成試験の2段階稀釈に
於ける計数結果から以下のように算出した。スタンダー
ドとして用いたインタクトG−CSFのコロニー形成の最
大値の1/2値を与える活性を50単位と定義し、これに各
サンプルの稀釈率および単位ml当りの活性に換算するた
め、20を乗じて力価(単位)とした。比活性は、単位蛋
白質(mg)当りの力価(単位/mg)で表示した。
以下に実施例,参考例,実験例を示す。
実施例1. 第1表のアミノ酸配列を有するhG−CSF186μg/mlを含む
0.1Mホウ酸緩衝液(pH10)3mlに後述の参考例1で得ら
れたクロル化物56mgを添加し、撹拌しながら4℃で24時
間反応させた。
限外過(分画分子量3万)により、未反応のクロル化
物を除去後、YMC−PackAM−312ODS(栗田工業社製)を
用いるアセトニトリル0−70%の直線勾配による逆相HP
LCを行った。化学修飾hG−CSFポリペプチドは、アセト
ニトリル約50%の溶出分画に溶出された(収量30μg,収
率5%)。得られた化学修飾hG−CSFポリペプチドは、h
G−CSF1分子に対し、クロル化物1分子結合しているこ
とが、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動で確認さ
れた。純度は90%以上であった。
実施例2. 第1表のアミノ酸配列を有するhG−CSF570μg/mlを含む
50mMリン酸緩衝液(pH7.2)50mlに、後述の参考例2で
得られた活性エステル240mgを添加し、撹拌しながら4
℃で6時間反応させた。
10mMトリス塩酸緩衝液−0.7M硫酸アンモニウム(pH8.
0)50mlを加えた後、10mMトリス・塩酸−0.35M硫酸アン
モニウム(pH8.0)で充たされたブチル−トヨパール650
M(東ソー製)(2.2cm×26cm)に100ml/hrの流速で通塔
した。次いで10mMトリス・塩酸−0.35M硫酸アンモニウ
ム(pH8.0)100mlを100ml/hrの流速で通塔して洗浄後、
10mMトリス・塩酸(pH8.0)系に直線勾配で0.35M硫酸ア
ンモニウムから0M硫酸アンモニウムを総量400mlかけて
加え、100ml/hrの流速で溶出を行った。目的物は、硫酸
アンモニウム50mMから130mMで溶出された。溶出画分130
mlを限外過〔分子量分画1万:膜YM10(アミコン社
製)〕し、7mlまで濃縮した。次いで、濃縮液を10mMリ
ン酸緩衝液−生理食塩水(pH7.2)(PBS)で充たされた
セファクリルS−200(ファルマシア社製)(2.8cm×70
cm)に120ml/hrの流速で通塔した。次いで、同流速でPB
Sを通塔した。
化学修飾hG−CSFポリペプチドはポリエチレングリコー
ル誘導体三分子結合体(Tri体)がPBSを流し始めて150m
lから160mlあたりに溶出された(収量2mg 収量7
%)。次いで、ポリエチレングリコール誘導体二分子結
合体(Di体)が165mlから185mlあたりに溶出された(収
量1.5mg 収率5%)。次いで、ポリエチレングリコー
ル誘導体一分子結合体(Mono体)が190mlから210mlあた
りに溶出された(収量4.5mg 収率16%)。得られたポ
リペプチドはMono体ではhG−CSF一分子に対し、ポリエ
チレングリコール誘導体のカルボン酸が一分子結合して
おり、Di体では二分子結合しており、Tri体では三分子
結合していることがSDS−ポリアクリルアミドゲル電気
泳動で確認された。それぞれの純度は90%以上であっ
た。
実施例3. 後述の参考例3で得られたhG−CSF誘導体(570μg/ml)
を含む0.1Mホウ酸緩衝液(pH9)10mlに、後述の参考例
2で得られた活性エステル54mgを添加し、4℃で10時間
反応させた。
限外過膜YM30(アミコン社製)を用いて、未反応の活
性エステルおよびその分解物を除去後、同膜を用いて10
mMトリス・塩酸緩衝液(pH8)に内液の交換を行った。
残液を、10mMトリス・塩酸緩衝液(pH8.0)で充たされ
たDEAE−トヨパール650M(東ソー製)(1.7cm×4.4cm)
に10ml/hrの流速で通塔した。次いで10mMトリス・塩酸
緩衝液(pH8)20mlを5ml/hrの流速で通塔して洗浄後、1
0mMトリス・塩酸(pH8)の緩衝液系に、直線勾配で0M
NaClから0.4M NaClを総量100mlかけて加え、5ml/hrの
流速で溶出を行った。化学修飾hG−CSFポリペプチドはN
aCl100〜120mMで溶出された(収量0.85mg,収率15%)。
得られたポリペプチドは、hG−CSF誘導体1分子に対
し、ポリエチレングリコール誘導体のカルボン酸1分子
結合していることが、SDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動で確認された。純度は90%以上であった。
実施例4. 参考例3で得られたhG−CSF誘導体(570μg/ml)を含む
50mMリン酸緩衝液(pH7.2)50mlに、参考例2で得られ
た活性エステル300mgを添加し、4℃で6時間反応させ
た。
10mMトリス塩酸緩衝液−0.7M硫酸アンモニウム(pH8.
0)50mlを加えた後10mMトリス塩酸緩衝液−0.35M硫酸ア
ンモニウム(pH8.0)で充たされたブチル−トヨパール6
50M(東ソー製)(2.2cm×26cm)に100ml/hrの流速で通
塔した。次いで10mMトリス塩酸緩衝液−0.35M硫酸アン
モニウム(pH8.0)100mlを100ml/hrの流速で通塔して洗
浄後、10mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)に直線勾配で0.3
5M硫酸アンモニウムから0M硫酸アンモニウムを総量400m
lかけて加え、100ml/hrの流速で溶出を行った。目的物
は、硫酸アンモニウム50mMから150mMで溶出された。溶
出画分150mlを限外過〔分子量分画1万:YM10(アミコ
ン社製)〕し、10mlまで濃縮した。ついで、濃縮液をPB
Sで充たされたセファクリルS−200(ファルマシア製)
(2.8cm×70cm)に120ml/hrの流速で通塔した。次い
で、同流速でPBSを通塔した。化学修飾hG−CSFポリペプ
チドはポリエチレングリコール誘導体三分子結合体(Tr
i体)がPBSを流し始めて150mlから160mlあたりに溶出さ
れた(収量1.5mg 収率5%)。次いで、ポリエチレン
グリコール誘導体二分子結合体(Di体)が165mlから185
mlあたりに溶出された(収量3mg 収率11%)。次い
で、ポリエチレングリコール誘導体一分子結合体(Mono
体)が190mlから210mlあたりに溶出された(収量4mg
収率14%)。得られたポリペプチドはMono体ではhG−CS
F一分子に対し、ポリエチレングリコール誘導体のカル
ボン酸が一分子結合しており、Di体では二分子結合して
おり、Tri体では3分子結合していることがSDS−ポアク
リルアミドゲル電気泳動で確認された。それぞれの純度
は90%以上であった。
実施例5. 参考例3で得られたhG−CSF誘導体(300μg/ml)を含む
50mMリン酸緩衝液(pH7.2)100mlに、参考例4で得られ
た活性エステル800mgを添加し、4℃で24時間反応させ
た。
10mMトリス塩酸緩衝液−0.7M硫酸アンモニウム(pH8.
0)100mlを加えた後、10mMトリス塩酸緩衝液−0.35M硫
酸アンモニウム(pH8.0)で充たされたブチル−トヨパ
ール650M(東ソー製)2.2cm×26cm)に100ml/hrの流速
で通塔した。次いで10mMトリス塩酸緩衝液−0.35M硫酸
アンモニウム(pH8.0)100mlを100ml/hrの流速で通塔し
て洗浄後、10mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)系に直線勾
配で0.35M硫酸アンモニウムから0M硫酸アンモニウムを
総量400mlかけて加え、100ml/hrの流速で溶出を行っ
た。目的物は、硫酸アンモニウム0mMから250mMで溶出さ
れた。溶出画分250mlを限外過〔分子量分画1万:YM10
(アミコン社製)〕し、10mlまで濃縮した。ついで、PB
Sで充たされたセファクリルS−200(ファルアシア製)
(5.6cm×40cm)に160ml/hrの流速で通塔した。次い
で、同流速でPBSを通塔した。化学修飾hG−CSFポリペプ
チドはポリエチレングリコール誘導体三分子結合体(Tr
i体)がPBSを流し始めて360mlから400mlあたりに溶出さ
れた(収量2.1mg収率7%)。次いで、ポリエチレング
リコール誘導体二分子結合体(Di体)が420mlから450ml
あたりに溶出された(収量1.5mg収率5%)。次いで、
ポリエチレングリコール誘導体一分子結合体(Mono体)
が500mlから530mlあたりに溶出された(収量1.5mg 収
量5%)。得られたポリペプチドはMono体ではhG−CSF
一分子に対し、ポリエチレングリコール誘導体のカルボ
ン酸が一分子結合しており、Di体では二分子結合してお
り、Tri体では三分子結合していることがSDS−ポリアク
リルアミドゲル電気泳動で確認された。それぞれの純度
は90%以上であった。
実施例6. 化学修飾hG−CSF凍結乾燥標品の製造およびその保存安
定性 実施例2と同様の方法で、hG−CSFと活性エステルとを
反応させ、限外過膜を用いて未反応の活性エステルお
よびその分解物を除去した。同膜を用いて、1M塩化ナト
リウム含有50mMリン酸緩衝液(pH7.2)で内液の交換を
行った。得られた修飾hG−CSF200μg/ml含有溶液を凍結
乾燥し凍結乾燥剤を製造した。対照としてhG−CSFとポ
リエチレングリコールとの混液の凍結乾燥を同様に行い
凍結乾燥剤を製造した。それぞれの凍結乾燥剤を65℃で
放置後、経時的に溶解し、hG−CSFの残存活性を前述の
活性測定法に従い測定した。結果を第3表に示す。
残存活性(%)は、凍結乾燥前の初期活性に対する相対
割合であり、以下の式で定義される。
凍結乾燥条件:未修飾hG−CSF溶液、修飾hG−CSF溶液と
も以下の条件で行う。hG−CSF溶液をガラスバイヤルに
入れ、−50℃以下で2時間凍結する。次いで、棚温−20
℃下真空度100Torrで24時間乾燥する。次いで、20℃下
真空度80mTorrで24時間乾燥し、凍結乾燥品を得る。
実施例7. 化学修飾hG−CSF誘導体の凍結乾燥標品の製造およびそ
の保存安定性 実施例3と同様の方法で、hG−CSF誘導体と活性エステ
ルとを反応させ、限外過膜を用いて未反応の活性エス
テルおよびその分解物を除去した。同膜を用いて、1M塩
化ナトリウム含有50mMリン緩衝液(pH7.2)で内液の交
換を行った。得られた修飾hG−CSF誘導体200μg/ml含有
溶液を凍結乾燥し、凍結乾燥剤を製造した。また、対照
としてhG−CSF誘導体およびポリエチレングリコール添
加溶液の凍結乾燥を同様に行い凍結乾燥剤を製造した。
それぞれ凍結乾燥剤を37℃で7日間放置し、経時的に溶
液中のhG−CSFの残存活性を前述の活性測定法に従い測
定した。結果は第4表に示す。表中残存活性(%)およ
び凍結乾燥条件は実施例5と同じである。
参考例1. 2,4−ビス(O−メトキシポリエチレングリコール)−
6−クロル−S−トリアジンの製造 10gを無水炭酸ナトリウムを含む100mlの無水トルエンに
平均分子量4000のモノメトキシポリエチレングリコール
(日本油脂社製)20gを溶解し、110℃で30分間加熱した
後、塩化シアヌル500mgを加え、24時間,110℃で加熱し
た。反応残留物を去し、石油エーテル300mlを加え
て、沈澱を生じさせ、その沈澱を数回石油エーテルで洗
浄し、2,4−ビス(O−メトキシポリエチレングリコー
ル)−6−クロル−S−トリアジンを10g取得した(収
率50%)。
参考例2. モノメトキシポリエチレングリコールサクシニル−N−
ヒドロキシサクシンイミドエステルの合成 充分脱水した平均分子量5000のモノメトキシポリエチレ
ングリコール(Union Carbide社製)20g,無水コハク酸2
gを無水トルエン50mlに加え、150℃に加熱し5時間還流
した。トルエンを減圧下留去した残渣に塩化メチレン30
ml添加し、完全可溶化後、無水エチルエーテル400mlを
加えて、沈澱を生じさせた。この沈澱物を塩化メチレ
ン:エチルエーテル系(1:3容量比)で再結晶を行い、
サクシニル化モノメトキチポリエチレングリコール10g
(収率約50%)を得た。このサクシニル化物3.3gとN−
ヒドロキシコハク酸イミド100mgを無水塩化メチレン5ml
に可溶化し、氷冷下ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)200mgを添加後、室温下20時間撹拌した。生じた
ジシクロヘキシルウレア(DCU)を別し、液にエチ
ルエーテルを加えて沈澱を生じさせた。得られた沈澱物
を塩化メチレン:エチルエーテル系で再結晶を行い、モ
ノメトキシポリエチレングリコール−サクシニル−N−
ヒドロキシサクシンイミドエステル2.5g(収率72%)を
得た。
参考例3. 第1表に示したアミノ酸配列を有するhG−CSFの1番目
のスレオニンをアラニンに、3番目のロイシンをスレオ
ニンに、4番目のグリシンをチロシンに、5番目のプロ
リンをアルギニンに、17番目のシスチンをセリンにそれ
ぞれ置換したhG−CSF誘導体を以下のようにして得た。
上記のhG−CSF誘導体をコードするDNAを含むプラスミド
pCfBD28を保有する大腸菌W3110 strA株(Escherichia c
oli ECfBD28 FERM BP−1479)をLG培地〔バクトトリプ
トン10g,酵母エキス5g,NaCl5g,グルコース1gを水1に
溶かし、NaOHにてpHを7.0とする。〕で37℃,18時間培養
し、この培養液5mlを25μg/mlのトリプトファンと50μg
/mlのアンピシリンを含むMCG培地(Na2HPO40.6%,KH2PO
40.3%,NaCl0.5%,カザミノ酸0.5%,MgSO41mM,ビタミ
ンB14μg/ml,pH7.2)100mlに接種し、30℃で4〜8時間
培養後、トリプトファンの誘導物質である3β−インド
ールアクリル酸(3β−indoleacrylic acid,以下IAAと
略す)を10μg/ml加え、さらに2〜12時間培養を続け
た。培養液を8,000rpm,10分間遠心して集菌し、30mM N
aCl,30mMトリス・塩酸緩衝液(pH7.5)で洗浄した。洗
浄菌体を上記緩衝液30mlに懸濁し、0℃で超音波破砕
(BRANSON SONIC POWER COMPANY社SONIFIER CELL DISRU
PTOR 200,OUTPUT CONTROL2,10分間処理)した。これを
9,000rpm,30分間遠心して菌体残渣を得た。この菌体残
渣からマーストンらの方法〔F.A.O.Marstonら:バイオ
・テクノロジィ(BIO/TECHNOLOGY),800(1984)〕に
よりhG−CSF誘導体を抽出・精製・可溶化・再生した。
参考例4. 2,4−ビス(O−メトキシポリエチレングリコール)−
6−(3−カルポキシプロピルアミノ)−s−トリアジ
ン(IV a)のN−ヒドロキシサクシンイミドエステル
(IV b)の製造 参考例1で得られた塩化物500mgを無水テトラヒドロフ
ラン9mlに溶解した。一方、γ−アミノ酪酸10mg、トリ
エチルアミン28μを無水ジメチルアミド1mlに溶解し
た液に上記溶液を添加後、室温下16時間撹拌した。次い
で、減圧乾固の後、塩化メチレン30ml、10mMリン酸緩衝
液(pH10)15mlを加え分配した。上層を2NHClでpH1にし
た後、塩化メチレン30mlを加え、再び分配した。下層を
分画し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、別し、減圧濃
縮を行い、上記カルボン酸(IV a)15mg(収率30%)を
得た。次いで乾燥したカルボン酸(IV a)150mgとN−
ヒドロキシサクシンイミド3mgを無水塩化メチレン1mlに
可溶化し、氷冷下ジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)6mgを添加後、室温下12時間撹拌した。生じたジシク
ロヘキシルウレア(DCU)を別し、液にエチルエー
テルを加えて、沈澱を生じさせた。次いで、沈澱を別
後、減圧乾燥し、目的のエステル(IV b)100mg(収率6
7%)を得た。
実験例1. 化学修飾hG−CSF誘導体の比活性及びマウス白血病細胞N
FS60の増殖促進活性 実施例3と同様の方法で、hG−CSF誘導体と活性エステ
ルを反応させ、限外過膜を用いて未反応の活性エステ
ルおよびその分解物を除去した。同膜を用いて、PBSに
内液の交換を行い、得られた残液中の化学修飾hG−CSF
誘導体のG−CSF活性及びNFS60細胞に対する増殖促進活
性〔K.L.Holmes,et al.,プロシーディング・オブ・ザ・
ナショナル・アカデミィ・オブ・サイエンス(Proc.Nat
l.Acad.Sci.USA)82,6687(1985)〕を測定し、結果を
第5表に示した。
化学修飾hG−CSF誘導体は、マウス骨髄幹細胞に対して
あきらかにCSF活性を保持していた。さらに、G−CSF依
存性の増殖を示すNFS60細胞に対しても増殖促進活性を
有していた。
実験例2. 白血球(顆粒球)増加効果 実験例1で用いた化学修飾hG−CSF誘導体をC3H/Heマウ
ス(雄,n=3)の皮下に単回または一日一回6日間投与
し、以下経時的に採血して末梢血中の白血球(WBC)を
計数した。その結果を第6表(単回投与)及び第7表
(連日投与)に示した。
単回投与では、投与後8時間をピークとする白血球数の
増加が認められたが、その後hG−CSF誘導体では48時間
でほぼ正常レベルに低下したのに対して、化学修飾hG−
CSF誘導体では48時間においても有意に高値の白血球増
加の持続効果を示した。
連日投与では、特に低用量投与群において、化学修飾hG
−CSF誘導体はhG−CSF誘導体に比べてあきらかに有意な
白血球増加効果を示した。
実験例3. 血中濃度の推移 実験例1で用いた化学修飾hG−CSF誘導体をC3H/Heマウ
ス(雄,n=3)の皮下に単回または連日6回投与し、以
下経時的に採血し血漿中のG−CSF濃度を測定した。そ
の結果を第8表(単回投与)及び第9表(連日投与)に
示した。また、一部の実験では静脈内に単回投与(第10
表)した実験も行った。
単回投与(皮下)の場合、hG−CSF誘導体では1時間を
ピークとして以下急速に血中濃度が低下したのに対し、
化学修飾hG−CSF誘導体では5〜7時間にかけて徐々に
血中濃度が上がり24時間でも比較的高値を維持した(第
8表)。一方、連日投与の実験では、1時間後血中濃度
はいずれもhG−CSF誘導体の方が高値であったが、24時
間では低値であり、3日目以降は検出できなかった。こ
れに対して、化学修飾hG−CSF誘導体では24時間後でも
検出可能であり、かつhG−CSF誘導体よりも高値であっ
た。
一方、静脈内投与の場合は、第10表に示したように化学
修飾hG−CSF誘導体の方があきらかに高い血中濃度を示
した。
実験例4. 化学修飾hG−CSFおよび化学修飾hG−CSF誘導体の比活性
及びマウス白血病細胞NFS60の増殖促進活性 (1) 実施例2で得られた化学修飾hG−CSF(III型)
を用い、実験例1と同様の方法で比活性及び増殖促進活
性を測定した。結果を第11表に示す。
(2) 実施例4で得られた化学修飾hG−CSF誘導体(I
II型)および実施例5で得られた化学修飾hG−CSF誘導
体(IV型)を用い、実験例1と同様の方法で比活性及び
増殖促進活性を測定した。結果を第12表に示す。
実験例5 白血球(顆粒球)増加効果 (1) 実施例2で得られた化学修飾hG−CSF(III型)
(2.5μg/匹)をBALB/Cマウス(雄3匹,対照群は4
匹)の皮下に単回投与し、以下経時的に採血して末梢血
中の白血球(WBC)数を係数した。その結果を第13表に
示す。
(2) 実施例4で得られた化学修飾hG−CSF誘導体(I
II型)および実施例5で得られた化学修飾hG−CSF誘導
体(IV型)を2.5μg/匹用い上記(1)と同様にして白
血球(WBC)数を計数した。その結果を第14表に示す。
発明の効果 本発明の化学修飾hG−CSF及び化学修飾hG−CSF誘導体
は、末梢白血球(顆粒球)の増多効果が増大され、血中
での安定性及び持続性が向上しており、凍結乾燥製剤と
して安定性が向上しているので、治験薬として有利に使
用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−192435(JP,A) 特開 昭62−115280(JP,A) 特開 昭63−60938(JP,A) 特開 昭63−146828(JP,A) 特公 昭47−24679(JP,B1)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト顆粒球コロニー刺激因子活性を有する
    ポリペプチドの分子中の少なくとも1個のアミノ基に式
    (1)で表される基を結合してなる修飾ポリペプチド。 式 R1−(OCH2CH2−X−R2− (I) 式中R1はアルキル基またはアルカノイル基、nは任意に
    変わりうる正の整数、XはO,NHまたはS、R2〔式中、R3はOH,Cl,O−(OCH2CH2−R1 (式中、R1,nは前記と同意義を表す)を表し、Yは存在
    しないか、またはZ−(CH2pCO(式中ZはO,SまたはN
    Hを表し、pは任意に変わりうる正の整数を表す)を表
    す〕または(CO)−(CH2lCO(式中、mは0または
    1,lは任意に変わりうる正の整数を表す)を表す。
  2. 【請求項2】請求項1記載の修飾ポリペプチドを含有す
    る凍結乾燥標品。
  3. 【請求項3】請求項1記載の修飾ポリペプチドを含む白
    血球細胞増殖促進剤。
  4. 【請求項4】下式で示される新規カルボン酸 (式中、R1、nおよびXは前記と同意義を表し、ZはO
    またはSを表し、pは任意に変わりうる正の整数を表
    す)
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