JPH0796712A - 二輪自動車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
二輪自動車用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0796712A JPH0796712A JP5245092A JP24509293A JPH0796712A JP H0796712 A JPH0796712 A JP H0796712A JP 5245092 A JP5245092 A JP 5245092A JP 24509293 A JP24509293 A JP 24509293A JP H0796712 A JPH0796712 A JP H0796712A
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- wheeled vehicle
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 37
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 37
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状プライを螺旋状に巻き回してなるベルト
層を有するタイヤにおける優れた直進安定性を犠牲にす
ることなしに、高速回転時のトレッド面の迫り出しの極
めて少ない、しかも耐久性に優れた、二輪自動車用タイ
ヤを提供する。 【構成】 1対のビード部間でトロイド状に延びるラジ
アル配列コードのプライからなるカーカス2を骨格と
し、このカーカス2のクラウン部の少なくとも一部分
に、1本または複数本のコードをゴムで被覆した帯状プ
ライを螺旋状に巻き回してなるベルト層3をそなえる二
輪自動車用空気入りラジアルタイヤであって、該ベルト
層3は、1または2本のスチールフィラメントからなる
コアのまわりに、1〜4本のスチールフィラメントから
なるシースを撚り合わせてなる、5kg荷重下の伸びが0.
8 〜4%のスチールコードで構成し、該スチールコード
は、コードの長手方向と直交する断面において、シース
フィラメントがコードの周面に沿って近接して並ぶ配置
にする。
層を有するタイヤにおける優れた直進安定性を犠牲にす
ることなしに、高速回転時のトレッド面の迫り出しの極
めて少ない、しかも耐久性に優れた、二輪自動車用タイ
ヤを提供する。 【構成】 1対のビード部間でトロイド状に延びるラジ
アル配列コードのプライからなるカーカス2を骨格と
し、このカーカス2のクラウン部の少なくとも一部分
に、1本または複数本のコードをゴムで被覆した帯状プ
ライを螺旋状に巻き回してなるベルト層3をそなえる二
輪自動車用空気入りラジアルタイヤであって、該ベルト
層3は、1または2本のスチールフィラメントからなる
コアのまわりに、1〜4本のスチールフィラメントから
なるシースを撚り合わせてなる、5kg荷重下の伸びが0.
8 〜4%のスチールコードで構成し、該スチールコード
は、コードの長手方向と直交する断面において、シース
フィラメントがコードの周面に沿って近接して並ぶ配置
にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直進安定性および耐
久性に優れる二輪自動車用空気入りラジアルタイヤに関
する。
久性に優れる二輪自動車用空気入りラジアルタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】二輪自動車用空気入りラジアルタイヤに
おいては、カーカスのクラウン部を、複数本のコードを
ゴムで被覆して帯状に成形したプライを螺旋状に巻き回
してなる、少なくとも1層のベルト層で補強することに
よって、直進安定性を向上したタイヤが開発されてい
る。
おいては、カーカスのクラウン部を、複数本のコードを
ゴムで被覆して帯状に成形したプライを螺旋状に巻き回
してなる、少なくとも1層のベルト層で補強することに
よって、直進安定性を向上したタイヤが開発されてい
る。
【0003】このベルト層を構成するコードには、ポリ
アミドなどの有機繊維が用いられるのが通例であり、従
って、この種ベルト層をそなえるタイヤは、2枚のスチ
ールコードによるベルトプライをコードが上下で交差す
る配置で積層した、従前のベルト構造と比較すると、高
速回転に伴って生じる遠心力による、トレッド表面の迫
り出しに対する抑制が不十分で、この迫り出しに起因し
た磨耗および偏磨耗を発生し易い問題を残していた。
アミドなどの有機繊維が用いられるのが通例であり、従
って、この種ベルト層をそなえるタイヤは、2枚のスチ
ールコードによるベルトプライをコードが上下で交差す
る配置で積層した、従前のベルト構造と比較すると、高
速回転に伴って生じる遠心力による、トレッド表面の迫
り出しに対する抑制が不十分で、この迫り出しに起因し
た磨耗および偏磨耗を発生し易い問題を残していた。
【0004】一方、特開平4−362402号公報には、N×
M構造のスチールコードを上記の帯状プライの螺旋巻き
になるベルト層に適用した二輪自動車用タイヤが開示さ
れている。このタイヤは、スチールコードをベルト層に
適用することによって、高速回転に伴うトレッド面の迫
り出しを抑制することが可能である。
M構造のスチールコードを上記の帯状プライの螺旋巻き
になるベルト層に適用した二輪自動車用タイヤが開示さ
れている。このタイヤは、スチールコードをベルト層に
適用することによって、高速回転に伴うトレッド面の迫
り出しを抑制することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該スチ
ールコードは、そのフィラメント間でのゴムの侵入性お
よびコード伸びの制御を所期して弾性率を芳香族ポリア
ミド並みにするため、上記公報の図3に示されるよう
に、各フィラメントに適度の癖付けを施して弾性率を低
下しているが、癖付けによってフィラメント間での点接
触部が増加し、フレッティング磨耗が発生し易くなるた
め、コードの耐疲労性が悪化し、タイヤの耐久性に劣る
ところに問題が残る。特に、コーナリング走行中のトレ
ッド溝底付近には、過大な入力が繰り返して加わるた
め、フレッティング磨耗が早期に進行してコード破断が
発生し、この破断が隣接コードに拡大すると、トレッド
溝底を核としたクラックに容易に進展し、タイヤ故障と
なる。
ールコードは、そのフィラメント間でのゴムの侵入性お
よびコード伸びの制御を所期して弾性率を芳香族ポリア
ミド並みにするため、上記公報の図3に示されるよう
に、各フィラメントに適度の癖付けを施して弾性率を低
下しているが、癖付けによってフィラメント間での点接
触部が増加し、フレッティング磨耗が発生し易くなるた
め、コードの耐疲労性が悪化し、タイヤの耐久性に劣る
ところに問題が残る。特に、コーナリング走行中のトレ
ッド溝底付近には、過大な入力が繰り返して加わるた
め、フレッティング磨耗が早期に進行してコード破断が
発生し、この破断が隣接コードに拡大すると、トレッド
溝底を核としたクラックに容易に進展し、タイヤ故障と
なる。
【0006】そこで、この発明の目的は、帯状プライを
螺旋状に巻き回してなるベルト層を有するタイヤにおけ
る優れた直進安定性を犠牲にすることなしに、高速回転
時のトレッド面の迫り出しの極めて少ない、しかも耐久
性に優れた、二輪自動車用タイヤを提供しようとするも
のである。
螺旋状に巻き回してなるベルト層を有するタイヤにおけ
る優れた直進安定性を犠牲にすることなしに、高速回転
時のトレッド面の迫り出しの極めて少ない、しかも耐久
性に優れた、二輪自動車用タイヤを提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、1対のビー
ド部間でトロイド状に延びるラジアル配列コードのプラ
イからなるカーカスを骨格とし、このカーカスのクラウ
ン部の少なくとも両側部域に、1本または複数本のコー
ドをゴムで被覆した帯状プライを螺旋状に巻き回してな
るベルト層をそなえる二輪自動車用空気入りラジアルタ
イヤであって、該ベルト層は、1または2本のスチール
フィラメントからなるコアのまわりに、1〜4本のスチ
ールフィラメントからなるシースを撚り合わせてなる、
5kg荷重下の伸びが0.8 〜4%のスチールコードで構成
し、該スチールコードは、コードの長手方向と直交する
断面において、シースフィラメントがコードの周面に沿
って近接して並ぶ配置になることを特徴とする、二輪自
動車用空気入りラジアルタイヤである。
ド部間でトロイド状に延びるラジアル配列コードのプラ
イからなるカーカスを骨格とし、このカーカスのクラウ
ン部の少なくとも両側部域に、1本または複数本のコー
ドをゴムで被覆した帯状プライを螺旋状に巻き回してな
るベルト層をそなえる二輪自動車用空気入りラジアルタ
イヤであって、該ベルト層は、1または2本のスチール
フィラメントからなるコアのまわりに、1〜4本のスチ
ールフィラメントからなるシースを撚り合わせてなる、
5kg荷重下の伸びが0.8 〜4%のスチールコードで構成
し、該スチールコードは、コードの長手方向と直交する
断面において、シースフィラメントがコードの周面に沿
って近接して並ぶ配置になることを特徴とする、二輪自
動車用空気入りラジアルタイヤである。
【0008】さて図1に、この発明に従う二輪自動車用
空気入りラジアルタイヤの断面を示す。図において、1
は1対のビードコアであり、これらビードコア1間にト
ロイド状に延びるラジアル配列コードのプライからなる
カーカス2を配置し、さらにこのカーカス2のクラウン
部のタイヤ径方向の外側に、ベルト層3およびトレッド
4を順に配置してなる。そして、ベルト層3は、1本ま
たは複数本、図2に示す例では2本のスチールコードを
引き揃えてゴムを被覆した、帯状プライ5を、カーカス
2のクラウン部の周上に螺旋状に巻き回して、図3に示
すようにカーカス2上に積層してなる。なお、ベルト層
3は、例えば図4(a) または(b) に示すように、カーカ
ス2のクラウン部の少なくとも一部分に設置すればよ
く、さらには図5に示すように、カーカス2のクラウン
部の両側部域に2層を配置することも可能である。
空気入りラジアルタイヤの断面を示す。図において、1
は1対のビードコアであり、これらビードコア1間にト
ロイド状に延びるラジアル配列コードのプライからなる
カーカス2を配置し、さらにこのカーカス2のクラウン
部のタイヤ径方向の外側に、ベルト層3およびトレッド
4を順に配置してなる。そして、ベルト層3は、1本ま
たは複数本、図2に示す例では2本のスチールコードを
引き揃えてゴムを被覆した、帯状プライ5を、カーカス
2のクラウン部の周上に螺旋状に巻き回して、図3に示
すようにカーカス2上に積層してなる。なお、ベルト層
3は、例えば図4(a) または(b) に示すように、カーカ
ス2のクラウン部の少なくとも一部分に設置すればよ
く、さらには図5に示すように、カーカス2のクラウン
部の両側部域に2層を配置することも可能である。
【0009】次に、上記ベルト層3に適用するスチール
コードについて、図6を参照して説明する。同図におい
て、6はコアフィラメントであり、このコアフィラメン
ト6に波形の癖付けを施してから、そのまわりに、同径
のシースフィラメント7〜10を撚り合わせて成る。ま
た、断面を図7に示すコードは、2本のコアフィラメン
ト6を有する例である。
コードについて、図6を参照して説明する。同図におい
て、6はコアフィラメントであり、このコアフィラメン
ト6に波形の癖付けを施してから、そのまわりに、同径
のシースフィラメント7〜10を撚り合わせて成る。ま
た、断面を図7に示すコードは、2本のコアフィラメン
ト6を有する例である。
【0010】これらのコードのシースフィラメント7〜
10は、コードの長手方向と直交する断面のいずれにおい
ても、コードの周面に沿って近接して並ぶ配置になるこ
とが肝要である。すなわち、4本のシースフィラメント
7〜10がわずかな間隙または間隙なしにコードの周面に
沿って並びかつ残りのコードの周面に大きな空隙が形成
される配置で、このシースフィラメントによってシース
に所定の型付けを施した際に、各シースフィラメント間
の位相は実質的に同一となり、耐コード破断性が改善さ
れるのである。ここで、コアフィラメントに施す癖付け
は、上記した波形に限らず螺旋状であってもよく、また
癖付けを省略してもよい。
10は、コードの長手方向と直交する断面のいずれにおい
ても、コードの周面に沿って近接して並ぶ配置になるこ
とが肝要である。すなわち、4本のシースフィラメント
7〜10がわずかな間隙または間隙なしにコードの周面に
沿って並びかつ残りのコードの周面に大きな空隙が形成
される配置で、このシースフィラメントによってシース
に所定の型付けを施した際に、各シースフィラメント間
の位相は実質的に同一となり、耐コード破断性が改善さ
れるのである。ここで、コアフィラメントに施す癖付け
は、上記した波形に限らず螺旋状であってもよく、また
癖付けを省略してもよい。
【0011】さらに、この発明で用いるコードとして、
5kg荷重下の伸びが0.8 〜4%であることが肝要であ
る。なぜなら、上記伸びが0.8 %未満であると、フィラ
メント間にフレッティングが発生してコードが磨滅して
コード破断に到る、おそれがあり、一方伸びが4%をこ
えると、スチールコード自身の剛性が低下して、高回転
時のトレッド面の迫り出しを抑制することが難しくなる
からである。
5kg荷重下の伸びが0.8 〜4%であることが肝要であ
る。なぜなら、上記伸びが0.8 %未満であると、フィラ
メント間にフレッティングが発生してコードが磨滅して
コード破断に到る、おそれがあり、一方伸びが4%をこ
えると、スチールコード自身の剛性が低下して、高回転
時のトレッド面の迫り出しを抑制することが難しくなる
からである。
【0012】なお、コアフィラメントの径は、シースフ
ィラメント径の1/3 〜2倍の範囲に、より好ましくは1/
2 〜7/4 倍程度とすることが、コードの引張り剛性を向
上し、ひいては、ベルトエンドセパレーションを回避す
る上で好ましい。特に、フレッティングの回避とスチー
ルコード剛性の確保とを両立するため、0.08〜0.18mmの
範囲のフィラメントを用いることが好ましい。また、シ
ースフィラメントの撚りピッチは、6.0 mm未満では経済
的に不利で、一方28mmをこえると耐コード破断性が劣化
するところから、9.0 〜24mmとすることが望ましい。さ
らに、コード構造は1+N構造であれば、コアを中心と
したクローズドタイプおよびオープンタイプのいずれで
あっても、同様に耐コード破断性が得られる。
ィラメント径の1/3 〜2倍の範囲に、より好ましくは1/
2 〜7/4 倍程度とすることが、コードの引張り剛性を向
上し、ひいては、ベルトエンドセパレーションを回避す
る上で好ましい。特に、フレッティングの回避とスチー
ルコード剛性の確保とを両立するため、0.08〜0.18mmの
範囲のフィラメントを用いることが好ましい。また、シ
ースフィラメントの撚りピッチは、6.0 mm未満では経済
的に不利で、一方28mmをこえると耐コード破断性が劣化
するところから、9.0 〜24mmとすることが望ましい。さ
らに、コード構造は1+N構造であれば、コアを中心と
したクローズドタイプおよびオープンタイプのいずれで
あっても、同様に耐コード破断性が得られる。
【0013】ここに、この発明のスチールコードを製造
するにあたり、必要とする型付量をプレフォーマーにて
付与し、4本のシースフィラメントを、その位相を実質
的に同一にして、コアフィラメントのまわりに撚り合わ
せてもよいし、4本の束線に所定の型付量をプレフォー
マーにて付与して、コアフィラメントのまわりに撚って
も製造可能である。
するにあたり、必要とする型付量をプレフォーマーにて
付与し、4本のシースフィラメントを、その位相を実質
的に同一にして、コアフィラメントのまわりに撚り合わ
せてもよいし、4本の束線に所定の型付量をプレフォー
マーにて付与して、コアフィラメントのまわりに撚って
も製造可能である。
【0014】
【作用】この発明の二輪自動車用タイヤに適用するコー
ドにおいて、その断面において、シースフィラメントが
コードの周面に沿って近接して並ぶ配置とするのは、以
下の理由による。従来の1×4や3×3構造などのN×
M撚り構造のスチールコード、すなわち上述の特開平4
−362402号公報に開示のスチールコードでは、圧縮曲げ
入力があると、図8に示すように、大きな曲げ変形があ
る臨界点で起こる、圧縮座屈現象が認められるのに対
し、図6に示した、この発明で用いるコードの場合は、
図8に示すように座屈現象は認められない。
ドにおいて、その断面において、シースフィラメントが
コードの周面に沿って近接して並ぶ配置とするのは、以
下の理由による。従来の1×4や3×3構造などのN×
M撚り構造のスチールコード、すなわち上述の特開平4
−362402号公報に開示のスチールコードでは、圧縮曲げ
入力があると、図8に示すように、大きな曲げ変形があ
る臨界点で起こる、圧縮座屈現象が認められるのに対
し、図6に示した、この発明で用いるコードの場合は、
図8に示すように座屈現象は認められない。
【0015】これは、図6に示すシースフィラメントの
配置とすることによって、各シースフィラメント間の位
相は実質的に同一となるため、コードに圧縮曲げ入力が
あっても、4本のシースフィラメントは座屈を起こさず
に、該入力を吸収できるところから、座屈現象が発生し
ないと考えられる。特に、コアフィラメントに癖付けを
施したコードでは、シースフィラメントの変形に、コア
フィラメントが追随可能で、従ってコアフィラメントも
座屈を起こさずに、圧縮曲げ入力を吸収可能である。
配置とすることによって、各シースフィラメント間の位
相は実質的に同一となるため、コードに圧縮曲げ入力が
あっても、4本のシースフィラメントは座屈を起こさず
に、該入力を吸収できるところから、座屈現象が発生し
ないと考えられる。特に、コアフィラメントに癖付けを
施したコードでは、シースフィラメントの変形に、コア
フィラメントが追随可能で、従ってコアフィラメントも
座屈を起こさずに、圧縮曲げ入力を吸収可能である。
【0016】
【実施例】図6に示したスチールコードおよび図9〜14
に示すスチールコード、さらに比較として図15〜17に示
すスチールコード、をそれぞれ用いて、以下の試験に供
した。すなわち、上記のスチールコードを、サイズ170/
60ZR 17 の二輪自動車用ラジアルタイヤのベルト層に、
それぞれ表1および2に示す仕様の下に適用した。そし
て内圧を規定の1/2 程度としたタイヤを排気量750 ccの
二輪自動車に装着し、約5000km走行させた後、タイヤを
分解してベルト層内の破断コードの有無について調査し
た。
に示すスチールコード、さらに比較として図15〜17に示
すスチールコード、をそれぞれ用いて、以下の試験に供
した。すなわち、上記のスチールコードを、サイズ170/
60ZR 17 の二輪自動車用ラジアルタイヤのベルト層に、
それぞれ表1および2に示す仕様の下に適用した。そし
て内圧を規定の1/2 程度としたタイヤを排気量750 ccの
二輪自動車に装着し、約5000km走行させた後、タイヤを
分解してベルト層内の破断コードの有無について調査し
た。
【0017】次に、同様のタイヤに規定内圧を充填し、
このタイヤをドラム上にセットしてドラム上での走行速
度を徐々に上昇させ、各速度域でのトレッド踏面部をテ
レビカメラで撮影し、その迫り出し量を測定し、各速度
域での迫り出し量の比較によって、迫り出しの程度を総
合評価した。この場合は、比較例2の結果を100 とした
ときの指数で示し、数字が大きいほど良好な結果を示
す。
このタイヤをドラム上にセットしてドラム上での走行速
度を徐々に上昇させ、各速度域でのトレッド踏面部をテ
レビカメラで撮影し、その迫り出し量を測定し、各速度
域での迫り出し量の比較によって、迫り出しの程度を総
合評価した。この場合は、比較例2の結果を100 とした
ときの指数で示し、数字が大きいほど良好な結果を示
す。
【0018】さらに、上記した二輪自動車の後輪に装着
し、旋回時の通常走行およびギャップ乗り越し直後の走
行におけるグリップ力と、直進走行における外乱による
車体揺れの収まり方(直進性)とを、ドライバーがフィ
ーリング評価し、そして一般路を3000kmにわたり通常走
行させた後、トレッドの溝深さを測定することによって
磨耗量を算出し、それぞれ比較例3の結果を100 とした
ときの指数で表し、数字が大きいほど良好な結果を示
す。各評価結果を表1および2に併記する。
し、旋回時の通常走行およびギャップ乗り越し直後の走
行におけるグリップ力と、直進走行における外乱による
車体揺れの収まり方(直進性)とを、ドライバーがフィ
ーリング評価し、そして一般路を3000kmにわたり通常走
行させた後、トレッドの溝深さを測定することによって
磨耗量を算出し、それぞれ比較例3の結果を100 とした
ときの指数で表し、数字が大きいほど良好な結果を示
す。各評価結果を表1および2に併記する。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、コードに加わる圧縮
変形に対する耐久性が向上するため、高い直進安定性を
有する二輪自動車用タイヤの耐久性を著しく改善するこ
とができる。
変形に対する耐久性が向上するため、高い直進安定性を
有する二輪自動車用タイヤの耐久性を著しく改善するこ
とができる。
【図1】この発明のタイヤの断面図である。
【図2】帯状プライの斜視図である。
【図3】ベルト層の配置を示す説明図である。
【図4】この発明のタイヤの断面図である。
【図5】この発明のタイヤの断面図である。
【図6】この発明に従うスチールコードの説明図であ
る。
る。
【図7】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図8】コードの圧縮歪(%)と圧縮応力(kgf )との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
【図9】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図10】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図11】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図12】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図13】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図14】この発明に従うスチールコードの断面図であ
る。
る。
【図15】スチールコードの断面図である。
【図16】スチールコードの断面図である。
【図17】スチールコードの断面図である。
1 ビードコア 2 カーカス 3 ベルト層 4 トレッド 5 帯状プライ 6 コアフィラメント 7 シースフィラメント 8 シースフィラメント 9 シースフィラメント 10 シースフィラメント
Claims (1)
- 【請求項1】 1対のビード部間でトロイド状に延びる
ラジアル配列コードのプライからなるカーカスを骨格と
し、このカーカスのクラウン部の少なくとも一部分に、
1本または複数本のコードをゴムで被覆した帯状プライ
を螺旋状に巻き回してなるベルト層をそなえる二輪自動
車用空気入りラジアルタイヤであって、該ベルト層は、
1または2本のスチールフィラメントからなるコアのま
わりに、1〜4本のスチールフィラメントからなるシー
スを撚り合わせてなる、5kg荷重下の伸びが0.8 〜4%
のスチールコードで構成し、該スチールコードは、コー
ドの長手方向と直交する断面において、シースフィラメ
ントがコードの周面に沿って近接して並ぶ配置になるこ
とを特徴とする、二輪自動車用空気入りラジアルタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5245092A JPH0796712A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 二輪自動車用空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5245092A JPH0796712A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 二輪自動車用空気入りラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0796712A true JPH0796712A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17128488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5245092A Pending JPH0796712A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 二輪自動車用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796712A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007303032A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤ |
| JP2009023508A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Bridgestone Corp | タイヤおよびその製造方法 |
| JP2015506303A (ja) * | 2011-12-27 | 2015-03-02 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 二輪車用タイヤ |
| US10357999B2 (en) * | 2011-12-27 | 2019-07-23 | Pirelli Tyre S.P.A. | Tyre for motorcycles |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5245092A patent/JPH0796712A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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